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JPH1033912A - 濾過方法、および濾過装置 - Google Patents

濾過方法、および濾過装置

Info

Publication number
JPH1033912A
JPH1033912A JP8200135A JP20013596A JPH1033912A JP H1033912 A JPH1033912 A JP H1033912A JP 8200135 A JP8200135 A JP 8200135A JP 20013596 A JP20013596 A JP 20013596A JP H1033912 A JPH1033912 A JP H1033912A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
filtration
washing water
peripheral surface
water
raw water
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP8200135A
Other languages
English (en)
Inventor
Yoshitaka Yamada
吉隆 山田
Nario Maruyama
約百 丸山
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
ASAHI KIKAI SEISAKUSHO KK
Original Assignee
ASAHI KIKAI SEISAKUSHO KK
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by ASAHI KIKAI SEISAKUSHO KK filed Critical ASAHI KIKAI SEISAKUSHO KK
Priority to JP8200135A priority Critical patent/JPH1033912A/ja
Publication of JPH1033912A publication Critical patent/JPH1033912A/ja
Pending legal-status Critical Current

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  • Filtration Of Liquid (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】原水を濾過するための濾過エレメントが容易に
目詰まりすることを解消し、もって原水の濾過処理作業
効率の向上、ならびに濾過エレメントの清掃作業の労力
負担の軽減を図る。 【解決手段】周面部4Aに多数の透孔40が設けられて
いる濾過エレメント4によって原水Wを濾過する濾過方
法であって、上記濾過エレメント4によって原水Wを濾
過しているときに、上記濾過エレメント4に対向して配
置されている洗浄水噴射ノズル8から上記濾過エレメン
ト4の周面部4Aに対して洗浄水を噴射させながら、上
記濾過エレメント4が上記洗浄水噴射ノズル8に対して
上記周面部4Aの周方向へ相対回転するように上記濾過
エレメント4と洗浄水噴射ノズル8との少なくとも一方
を回転させる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【技術分野】本願発明は、異物を含有する産業排水、下
水、雪解け水、あるいは衣類などの洗濯用途に使用され
た洗濯水などの各種の水(原水)の濾過処理を効率良く
行うための技術に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、濾過装置の具体例としては、特公
平2−18890号公報、実公平5−10884号公
報、あるいは実公昭63−13777号公報などに記載
されたものがある。これらの公報に記載された従来の濾
過装置は、いずれのものも、円筒状や籠状などの適当な
形状に形成された濾過エレメントを利用して、所望の原
水の濾過処理を行うものである。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記従
来の濾過装置では、次のような不具合を生じていた。
【0004】すなわち、濾過エレメントによって原水の
濾過処理を適切に行わせるには、濾過エレメントに設け
られている透孔をある程度の微小径にする必要がある
が、原水の濾過処理を行うと、濾過エレメントの微小な
透孔に原水中の異物が進入し、いわゆる濾過エレメント
の目詰まりを生じてしまう。とくに、このような目詰ま
りは、糸くずなどの繊維類を多く含む使用済みの洗濯水
などを濾過する場合に一層顕著となる。
【0005】ところが、従来の濾過装置では、上記のよ
うな濾過エレメントの目詰まりを防止するための手段は
何ら講じられていないのが実情である。したがって、従
来では、原水の濾過処理をある程度実行し、濾過エレメ
ントに目詰まりが生じると、濾過処理作業を中断し、濾
過エレメントを清掃する必要があった。その結果、従来
では、濾過エレメントの目詰まりに原因して頻繁に濾過
処理作業を中断せざるを得ず、原水の濾過処理作業効率
が悪くなっていた。また、濾過エレメントの目詰まりを
解消するための清掃作業も非常に面倒であり、その労力
負担も大きなものとなっていた。
【0006】本願発明は、このような事情のもとで考え
出されたものであって、原水を濾過するための濾過エレ
メントが容易に目詰まりすることを解消し、もって原水
の濾過処理作業効率の向上、ならびに濾過エレメントの
清掃作業の労力負担の軽減が図れるようにすることをそ
の課題としている。
【0007】
【発明の開示】上記の課題を解決するため、本願発明で
は、次の技術的手段を講じている。
【0008】本願発明の第1の側面によれば、周面部に
多数の透孔が設けられている濾過エレメントによって原
水を濾過する濾過方法であって、上記濾過エレメントに
よって原水を濾過しているときに、上記濾過エレメント
に対向して配置されている洗浄水噴射ノズルから上記濾
過エレメントの周面部に対して洗浄水を噴射させなが
ら、上記濾過エレメントが上記洗浄水噴射ノズルに対し
て上記周面部の周方向へ相対回転するように上記濾過エ
レメントと洗浄水噴射ノズルとの少なくとも一方を回転
させることを特徴としている。
【0009】本願発明においては、濾過エレメントによ
って原水を濾過しているときに、濾過エレメントの周面
部に洗浄水を噴射させているために、原水の濾過処理作
業を何ら中断することなく、濾過エレメントの透孔に進
入している異物を洗浄水の噴射作用によって取り除くこ
とができ、濾過エレメントの目詰まりを防止することが
できる。また、洗浄水が濾過エレメントの周面部に噴射
されているときには、濾過エレメントが洗浄水噴射ノズ
ルに対して周方向へ相対回転しているために、上記洗浄
水を濾過エレメントの周面部の全周囲にわたって順次噴
射させてゆくことができ、濾過エレメントの周面部のい
ずれの箇所においても目詰まりが生じることを防止する
ことができる。
【0010】このように、本願発明によれば、原水の濾
過処理作業を実行しつつ、濾過エレメントの目詰まり防
止を図ることができるために、従来とは異なり、短期間
で濾過エレメントが容易に目詰まりすることが回避で
き、原水の濾過処理を長時間にわたって連続して行うこ
とができる。したがって、本願発明によれば、原水の濾
過処理作業効率を高めることができるという格別な効果
が得られる。また、濾過エレメントを清掃する手間も少
なくでき、清掃作業の労力負担の軽減をも図ることがで
きる。さらに、本願発明では、濾過エレメントの周面部
の全周囲の目詰まりを防止する手段として、濾過エレメ
ントを洗浄水噴射ノズルに相対させて回転させているた
めに、洗浄水噴射ノズルを濾過エレメントの周囲に沿っ
て多数設ける必要はなく、洗浄水噴射ノズルの部品コス
トも廉価にできる。また、濾過エレメントの周面部のう
ち洗浄水が噴射されていない領域においては、原水の適
切な濾過処理を行わせることができる。
【0011】本願発明の好ましい実施の形態では、上記
洗浄水噴射ノズルは、原水が上記濾過エレメントの透孔
を通過する方向とは反対方向に洗浄水を噴射するように
設けられている構成とすることができる。
【0012】このような構成によれば、洗浄水噴射ノズ
ルから噴射される洗浄水の噴射方向は、原水が濾過エレ
メントの透孔を通過する方向とは反対方向であるから、
濾過エレメントの透孔に進入している異物をその進入方
向とは逆方向に押し戻すように洗浄水を作用させること
ができる。また、透孔に引っ掛かりなどを生じている異
物に対しても同様である。したがって、濾過エレメント
に目詰まりした異物の除去効率を良好にすることができ
る。さらに、上記したように濾過エレメントに目詰まり
した異物を、透孔への進入方向とは逆方向に押し戻すよ
うにすれば、この異物が濾過エレメントによって濾過さ
れた処理水内に混じってしまうことも適切に防止するこ
とができる。
【0013】本願発明の第2の側面によれば、周面部に
多数の透孔が設けられている濾過エレメントと、この濾
過エレメントを内部に収容するケーシングと、上記濾過
エレメント内に原水を流入させる原水導入口と、上記濾
過エレメントの内部から上記透孔を通過した水を上記ケ
ーシングの外部へ排出させるための処理水排出口と、を
備えた濾過装置であって、上記濾過エレメントの周面部
の外周面に洗浄水を噴射する少なくとも1以上の洗浄水
噴射ノズルと、上記濾過エレメントをその周方向に回転
させる濾過エレメント用駆動手段と、を備えていること
を特徴としている。
【0014】本願発明においては、ケーシング内に収容
された濾過エレメント内に原水導入口から原水を流入さ
せることにより、この原水を上記濾過エレメントによっ
て濾過することができ、濾過された処理水を処理水排出
口を介して上記ケーシングの外部へ排出させることがで
きる。そして、このような一連の濾過処理を実行しつ
つ、上記濾過エレメントをその周方向に回転させなが
ら、洗浄水噴射ノズルから上記濾過エレメントの周面部
の外周面に対して洗浄水を噴射させることができる。し
たがって、上記洗浄水の噴射作用によって濾過エレメン
トの周面部の目詰まり防止を図りつつ、濾過エレメント
を利用した原水の濾過処理を連続して実行することがで
き、上述した本願発明に係る濾過方法によって得られる
のと同様な効果が期待できる。また、上記原水は濾過エ
レメントの透孔を通過して濾過エレメントの内部から外
部へ流れ出ることによって濾過されるのに対し、濾過エ
レメントの周面部の外周面に噴射される洗浄水の噴射方
向は、それとは逆方向であるから、濾過エレメントに目
詰まりした異物を洗浄水によって濾過エレメントの内部
へ逆戻りさせることができ、濾過された処理水内への異
物の混入防止が図れる。さらには、濾過エレメントに目
詰まりした異物の除去効率をも良好なものにできる。
【0015】本願発明の好ましい実施の形態では、上記
洗浄水噴射ノズルは、タイマー設定によって所定時間間
隔毎に洗浄水を噴射可能に構成されたものとすることが
できる。
【0016】このような構成によれば、濾過エレメント
に対する洗浄水の噴射は、タイマー設定された所定時間
間隔毎に断続的になされることとなる。したがって、洗
浄水を常時噴射させる場合と比較すると、洗浄水の消費
量を少なくし、経済的に有利となる。また、作業者が手
動操作で洗浄水の噴射を行わせる場合と比較すると、作
業者による作業管理の手間が省けることとなって、作業
の自動化が図れるという利点も得られる。
【0017】本願発明の他の好ましい実施の形態では、
上記洗浄水噴射ノズルは、上記濾過エレメントの周面部
の外周囲に上記濾過エレメントによって濾過された処理
水が存在するときに上記濾過エレメントの周面部に洗浄
水の水流を衝突させるように洗浄水を噴射するものであ
る構成とすることができる。
【0018】このような構成によれば、ケーシング内に
処理水が溜められるようにして濾過装置が使用される場
合に好適となる。すなわち、たとえば処理水排出口にポ
ンプの吸入側を接続するなどしてケーシング内に吸引負
圧を作用させることによって原水導入口からケーシング
内へ原水を導入させるようにな場合には、上記吸引負圧
作用によってケーシング内への原水導入を適切に行える
ようにケーシング内に原水や処理水を満杯または略満杯
状態に収容させたまま濾過装置を運転する必要があり、
このような場合には濾過エレメントの周面部の外周囲に
上記濾過エレメントによって濾過された処理水が満たさ
れている場合がある。ところが、このような場合であっ
ても、上記洗浄水噴射ノズルから噴射された洗浄水は、
上記濾過エレメントの周面部に衝突する水流を生じさせ
ることとなって、濾過エレメントを適切に洗浄し、その
目詰まりを防止することができる。
【0019】本願発明の他の好ましい実施の形態では、
上記原水導入口は、原水に含まれている異物を上記濾過
エレメントの内側中央部に集める渦巻流を上記濾過エレ
メントの内側に発生させるように上記濾過エレメントの
周面部の接線方向から上記濾過エレメント内に原水を流
入させるように構成されているとともに、上記濾過エレ
メントの底部の略中央部には開閉バルブを備えたドレン
抜きパイプの管路と連通するドレン抜き用の開口部が設
けられている構成とすることができる。
【0020】このような構成によれば、濾過エレメント
の内側においては原水に含まれている異物を濾過エレメ
ントの内側中央部に集める作用を発揮する渦巻流を発生
させながら、上記原水を濾過エレメントによって連続し
て濾過することができる。上記渦巻流の発生によって、
原水に含まれている異物を濾過エレメントの内側中央部
に集めれば、原水に含まれている異物が濾過エレメント
の周面部に接触する機会を少なくすることが可能とな
り、濾過エレメントに目詰まりが生じる虞れを一層少な
くし、長期間にわたって効率の良い濾過処理を行うこと
ができるという効果が得られる。また、このような一連
の濾過処理を行うときには、ドレン抜きパイプに設けら
れている開閉バルブを閉状態にしておくが、上記原水の
濾過処理を所定時間実行し、ある程度の量の異物が濾過
エレメントの内側中央部に溜まったときには、上記開閉
バルブを開状態にすることにより、この異物を上記ドレ
ン抜きパイプから纏めて取り出すこともできる。したが
って、異物の収集、廃棄処理も容易となる。
【0021】
【発明の実施の形態】以下、本願発明の好ましい実施の
形態について、図面を参照しつつ具体的に説明する。
【0022】図1は、本願発明に係る濾過装置Aの一例
を示す正面断面図である。図2は、図1のX1−X1線
断面図である。図3は、図1のX2−X2線要部断面図
である。
【0023】図1において、この濾過装置Aは、原水導
入口1と処理水排出口2とを有するケーシング3、この
ケーシング3内に設けられた漏斗状の濾過エレメント
4、この濾過エレメント4の底部に接続されたドレン抜
きパイプ5、上記濾過エレメント4を回転させるための
回転駆動機構7、上記ケーシング3の周壁部にたとえば
計2箇所設けられた洗浄水噴射ノズル8、およびその他
後述の各部を具備して構成されている。
【0024】上記ケーシング3は、たとえば防錆性など
に優れたステンレス製であり、略円筒状に形成された上
下2つのケーシング本体3a,3bを仕切板30を介し
て相互に連結することにより構成されている。また、こ
のケーシング3の上部には、このケーシング3の上部開
口部を閉塞する蓋体31が取付けられている。これによ
り、上記ケーシング3の内部のうち上記仕切板30より
も上方の空間室32は、上記原水導入口1と処理水排出
口2とを除き、外部とは区画された密閉または略密閉状
態に設定することが可能である。空間室32を密閉また
は略密閉状態に設定すれば、後述するように、処理水排
出口2にポンプPのポンプ吸入負圧を作用させることに
よって、原水導入口1からケーシング3内に原水Wを吸
入させることができる。
【0025】ただし、上記蓋体31には、エア抜き用バ
ルブ33が設けられている。このエア抜き用バルブ33
は常時は閉状態にあるが、このエア抜き用バルブ33を
開状態とすれば、上記ケーシング3内の空間室32の密
閉または略密閉状態を解除することが可能である。これ
は、空間室32内の水をドレン抜きパイプ5から排出さ
せる場合に、その排水を促進するのに役立つ。
【0026】上記原水導入口1は、処理対象となる所望
の原水Wをケーシング3内に導入させるための部位であ
り、ケーシング3の上部内周壁面に開口している。具体
的には、その開口位置は、上記濾過エレメント4よりも
上方である。この原水導入口1の形成位置には、原水W
の供給用配管B1を接続するためのフランジ10aを備
えた短管状の管体部10が接続されている。したがっ
て、原水Wは上記供給用配管B1および管体部10を介
して上記原水導入口1からケーシング3内に導入され
る。
【0027】図2に示すように、上記管体部10の軸長
方向は、円筒状のケーシング3の接線方向と略一致する
ように設けられている。このため、原水導入口1から一
定の流速でケーシング3内に導入された原水Wは、後述
するようにケーシング3の内部、とくに濾過エレメント
4の内側領域において所定の渦巻流となる。
【0028】図1において、上記処理水排出口2は、濾
過エレメント4を通過して濾過された処理水をケーシン
グ3の外部に排出させるための部位であり、ケーシング
3の内周壁部に開口している。この処理水排出口2の形
成位置には、電動式の開閉バルブ21を備えた短管状の
管体部20が接続されており、この管体部20はポンプ
Pの吸入口Paと配管接続されている。
【0029】上記濾過エレメント4は、好ましくはステ
ンレス鋼などの防錆性に優れた材質からなり、ケーシン
グ3よりも小径の円筒状に形成された円筒部4aと、こ
の円筒部4aの下部に繋がった逆円錐状のテーパ部4b
とを具備している。上記濾過エレメント4の周面部4A
のうち、一定の幅領域Wには、たとえば直径が0.5m
m程度の透孔40が多数穿設されている。これに対し、
上記以外の領域には、透孔40は設けられていない。上
記濾過エレメント4の上部は、ケーシング3の内周壁に
突設された段部34に係止されており、この段部34に
摺動しながら上記濾過エレメント4はその周方向に回転
可能となっている。
【0030】上記ドレン抜きパイプ5は、上記濾過エレ
メント4の底部開口部41に連通する管路50を一連に
形成したものであり、上記濾過エレメント4に直結され
た直管状の第1パイプ5aと、この第1パイプ5aに連
結された曲管状の第2パイプ5bとから構成されてい
る。上記ドレン抜きパイプ5には、管路50の開閉を行
うための開閉バルブ6が設けられており、この開閉バル
ブ6は原水Wの濾過処理を実行している通常時において
は閉状態に設定される。
【0031】上記回転駆動機構7は、ドレン抜きパイプ
5の第1パイプ5aに回転力を付与することによって、
この第1パイプ5aに連結されている濾過エレメント4
を周方向に回転させるための機構である。具体的には、
この回転駆動機構7は、ケーシング3の外部に取付けら
れたモータMを有しており、このモータMの駆動軸のス
プロケット70の回転駆動力が、チェーン72を介して
上記第1パイプ5aに取付けられたスプロケット71に
伝達されるようになっている。上記第1パイプ5aは、
上下2つの軸受部材51,51aによってこの第1パイ
プ5aの長手方向(鉛直方向)の中心軸周りに回転可能
に支持されている。これに対し、ドレン抜きパイプ5の
第2パイプ5bは、上記第1パイプ5aの回転に伴って
回転しないように取付けられている。
【0032】上記回転駆動機構7は、図3に示すよう
に、濾過エレメント4内において原水Wが流れる方向
(矢印N1方向)とは逆の方向(矢印N2方向)に濾過
エレメント4を回転させるように設定されている。ま
た、上記回転駆動機構7は、図示しないタイマー設定装
置によって予め設定された一定時間間隔毎に所定時間だ
け駆動することが可能に構成されている。
【0033】上記洗浄水噴射ノズル8は、配管80を介
して一定の水圧で供給されてくる洗浄水を吐出するもの
であり、濾過エレメント4の周面部4Aの外周面に対し
て洗浄水を噴射するように、ケーシング3の周壁部に固
定して取付けられている。上記洗浄水噴射ノズル8は、
上記回転駆動機構7と同様に、やはりタイマー設定装置
によって予め設定された一定時間間隔毎に所定時間だけ
洗浄水を噴射することが可能に構成されており、上記回
転駆動機構7が駆動して濾過エレメント4が回転すると
きにのみこれに同期させて洗浄水を吐出することが可能
に設定されている。
【0034】本実施形態では、2つの洗浄水噴射ノズル
8を上下に位置ずれさせて設けており、透孔40の形成
幅Wの全域に対してこれら2つの洗浄水噴射ノズル8に
よって洗浄水を噴射できるように構成されている。ただ
し、本願発明においては、洗浄水噴射ノズル8の具体的
な数は問わず、上記透孔40の形成幅Wが大きいほど洗
浄水噴射ノズル8の個数を増加させる必要がある。ま
た、洗浄水としては不純物の少ない一般の水道水、ある
いはこの濾過装置Aによって濾過処理を実行して得られ
た処理水などを適宜用いることが可能であり、洗浄水の
具体的な種類はとくに限定されない。なお、上記洗浄水
噴射ノズル8から噴射される洗浄水の水圧は、たとえば
約6Kg/cm2であり、また洗浄水噴射ノズル8の先端開口
径は約2mmである。洗浄水噴射ノズル8の先端から濾
過エレメント4の周面部4Aまでの距離は、たとえば約
20mmに設定されている。
【0035】次に、上記構成の濾過装置Aを用いて原水
Wを濾過する方法について説明するて説明する。
【0036】まず、濾過装置Aの開閉バルブ6を閉じた
状態において、ポンプPを作動させる。ポンプPは、濾
過装置Aの後段側に設けられているが、この濾過装置A
の空間室32を密閉または略密閉状態に設定しているこ
とにより、上記ポンプPのポンプ吸入負圧を原水導入口
1や原水Wの供給用配管Bに的確に作用させることがで
きる。したがって、上記ポンプPの駆動により、原水W
を原水導入口1からケーシング3内へ適切に導入させる
ことができる。
【0037】上記のようにしてケーシング3内に導入さ
れた原水Wの流入方向は、円筒状のケーシング3および
漏斗状の濾過エレメント4の接線方向に沿うために、こ
の原水Wはケーシング3の上部内周面および濾過エレメ
ント4の内周面に沿って螺旋状に流れる高速の渦巻流と
なる。したがって、この渦巻流を形成する原水Wは、順
次、濾過エレメント4の透孔40を通過して濾過され、
濾過された処理水は処理水排出口2を通過してポンプP
へ送られる。ポンプPには、濾過処理を終えた処理液が
送られることとなるために、原水に含まれていた異物が
このポンプP内に入り込む虞れを解消し、ポンプPの故
障を防止する上で有利となる。
【0038】一方、ポンプPの吸引負圧を利用して原水
Wをケーシング3内に導入させる場合には、ケーシング
3内の空間室32内に原水Wや原水Wを濾過した処理水
が満たされた状態となっており、上記濾過エレメント4
の内側中央部Cの近辺では、濾過エレメント4の周面部
4Aの内周面近傍部よりも低速の渦巻流が形成される。
そして、この低速の渦巻流の位置には、原水Wに含まれ
ている固形状などの異物mが集められる。これら異物m
のうち、比重の小さいものは濾過エレメント4の内側中
央部Cにおいて浮遊し、比重の大きいものは下方へ沈
み、底部開口部41を経てドレン抜きパイプ5の管路5
0内に堆積してゆくこととなる。このようにして原水W
中の異物mを濾過エレメント4の内側中央部Cを集める
ことができ、原水W中の異物mによって濾過エレメント
4が目詰まりする虞れを一層少なくすることが可能とな
る。なお、ドレン抜きパイプ5の管路50内に異物mが
充分に集められた場合には、開閉バルブ6を適宜開い
て、これらの異物mを外部へ排出させればよい。
【0039】上記のような原水Wの濾過処理を実行して
いるときには、タイマー設定装置を利用し、定期的に回
転駆動機構7を駆動させて濾過エレメント4をその周方
向に回転させるとともに、この濾過エレメント4の回転
動作中に洗浄水噴射ノズル8から洗浄水を噴射させる。
ケーシング3内の空間室32内のうち、濾過エレメント
4の外方部分には、濾過処理が終了した処理水が存在す
るが、上記洗浄水噴射ノズル8から噴射された洗浄水
は、一定圧を有する洗浄水の水流となって、濾過エレメ
ント4の周面部4Aに衝突することとなる。したがっ
て、濾過エレメント4の透孔40内に進入して目詰まり
状態となっていた異物は、上記水流によって強制的に濾
過エレメント4の内部側に押し戻されることとなり、透
孔40の目詰まり防止が図られることとなる。また、こ
のように洗浄水が噴射されているときには濾過エレメン
ト4が回転するために、この濾過エレメント4の周面部
4Aの全周囲にわたって目詰まり防止が図られることと
なる。
【0040】結局、この濾過装置Aにおいては、図3に
示すように、洗浄水が噴射される一定領域αの範囲で
は、濾過エレメント4の洗浄処理がなされている一方
で、上記領域以外の範囲では、濾過エレメント4によっ
て原水Wの濾過処理がなされており、原水Wの濾過処理
と濾過エレメント4の洗浄処理とが並行して実行される
こととなる。したがって、濾過エレメント4の目詰まり
を防止しつつ、原水Wの濾過処理を長期間にわたって連
続して実行することが可能となる。
【0041】上記濾過処理では、濾過エレメント4の周
面部4Aの内周面には、原水Wが高速の渦巻流の状態で
接触するために、この原水Wの流速が高速である分だけ
この原水W中の異物が濾過エレメント4に目詰まりし難
くなる。また、濾過エレメント4を回転させるときに
は、この濾過エレメント4の回転方向が上記原水Wの渦
巻方向とは逆方向であるために、濾過エレメント4の内
周面に対する原水Wの相対的な流速は一層高速となる。
したがって、濾過エレメント4の回転動作時には、濾過
エレメント4が目詰まりすることを一層徹底して防止す
ることが可能となる。
【0042】図4は、上記構成の濾過装置Aを用いて構
成された水処理システムの一例を示す説明図である。
【0043】同図に示す水処理システムは、衣類やシー
ツ類などをクリーニングするための洗濯槽9に、ポンプ
Pに接続された上記濾過装置Aを配管B1を介して接続
した構成であり、上記ポンプPの後段には水再生処理装
置Dが接続されている。水再生処理装置Dとしては、た
とえば上記濾過装置Aの濾過エレメント4では濾過処理
することが困難な不純物の除去処理を可能とする濾過装
置が適用される。
【0044】上記構成の水処理システムにおいては、洗
濯槽9によって衣類やシーツ類などの洗濯物の洗濯用途
に使用されて汚れた洗濯水(原水)Wを濾過装置Aによ
って濾過することができる。洗濯水には、濾過エレメン
ト4に目詰まりし易い糸くずなどの繊維類が大量に混入
しているが、上述したように濾過装置Aは、このような
洗濯水を処理する場合にも洗浄水の噴射作用によって濾
過エレメント4に目詰まりを容易に生じさせることな
く、上記繊維類などの異物を洗濯水から効率良くかつ適
切に除去することが可能である。洗濯槽9内の洗濯水を
水再生処理装置Dに直接供給したのでは水再生処理装置
Dが極めて短期間で稼働不能な状態となる虞れがある
が、上記濾過装置Aを用いて繊維類などの比較的大きな
異物を予め除去しておけば、水再生処理装置Dに不具合
を生じさせることなく、水再生処理装置Dの処理能力を
最大限引き出して効率のよい洗濯水の再生処理を行うこ
とができる。水再生処理装置Dによって濾過処理された
水を配管B2を介して洗濯槽9へ戻すようにすれば、洗
濯水の再利用が図れる。したがって、クリーニング業界
において洗濯水の有効利用が図れ、また仮に洗濯水を破
棄する場合にも濾過処理を行ってから行うことができる
ので、自然環境の保護の観点からも好ましいものにでき
る。
【0045】なお、上記水処理システムでは、洗濯水の
濾過処理を行う場合を一例としているが、このような水
処理システムは、これに限らず、たとえばプールや銭湯
などで使用される水や湯の濾過処理を行うためのシステ
ムとして構成することも可能である。本願発明では、濾
過処理対象となる原水の種類は限定されず、各種の産業
排水、下水などの家庭・生活用の排水、泥などの不純物
を含む雪解け水などの種々の水を濾過する場合に適用す
ることが可能である。
【0046】また、上記実施形態では、洗浄水噴射ノズ
ル8からの洗浄水の噴射動作と、濾過エレメント4の回
転動作とをタイマー設定によって断続的に行わせている
が、本願発明はこれに限定されない。本願発明では、タ
イマー設定以外の手段によって上記各動作を断続的に行
わせてもよいことは勿論のこと、洗浄水噴射ノズル8か
らの洗浄水の噴射動作と濾過エレメント4の回転動作と
を常時連続して行わせてもかまわない。
【0047】さらに、上記実施形態では、濾過エレメン
トの周面部の全周囲に洗浄水を均一に噴射させる手段と
して、濾過エレメントを周方向に回転させる一方で、洗
浄水噴射ノズルを所定位置に固定して設けているため
に、濾過エレメントの外方に位置する洗浄水噴射ノズル
を大きな移動軌跡で回転移動させる必要がなく、濾過装
置の構造をコンパクトにすることができるという利点が
得られるが、本願発明はこれに限定されない。本願発明
では、上記実施形態とは逆に、濾過エレメントを固定さ
せておく一方で、洗浄水噴射ノズルを濾過エレメントの
周面部の周方向に回転移動させることによって、濾過エ
レメントの周面部の全周囲に洗浄水を噴射させてもかま
わない。
【0048】さらに、上記実施形態では、円筒部4aを
有する濾過エレメント4内において渦巻流を発生させる
ことによって、原水W中の異物を濾過エレメント4の内
側中央部に集めるようにし、濾過エレメント4の目詰ま
り防止を一層徹底して防止することができるようにした
が、本願発明はこれに限定されない。本願発明では、濾
過エレメント4内に単に原水Wを流入させることによっ
てこの原水Wを濾過させるようにしただけでもよい。ま
た、上記実施形態では、濾過エレメント4の内部から外
部に向けて原水Wが透孔40を通過するようにしている
が、やはり本願発明はこれに限定されず、上記実施形態
とは逆に、濾過エレメント4の外部から内部に向けて原
水Wが透孔40を通過させるようにして原水Wの濾過処
理を行わせるようにしてもかまわない。この場合には、
濾過エレメント4の周面部の外方から内方へ向けて透孔
40に異物が進入する虞れを生じるために、洗浄水噴射
ノズルは濾過エレメント4の内側に設けることによっ
て、濾過エレメント4の周面部の内周面に対して洗浄水
を噴射させることが好ましい。
【0049】さらに、上記実施形態では、濾過エレメン
ト4としては、上部に円筒部4aを有するとともに、下
部には逆円錐状のテーパ部4bを有する形態の濾過エレ
メントを用いているが、本願発明はやはりこれに限定さ
れない。本願発明で用いられる濾過エレメントは、要
は、周面部に多数の透孔を設けた構成であればよい。濾
過エレメントの周面部は、テーパ状、非テーパ状のいず
れであってもよく、またその形状も問わず、円筒状、漏
斗状、角筒状のいずれであってもよい。
【0050】その他、本願発明に係る濾過装置の各部の
具体的な構成は、上記実施形態に限定されず、種々に設
計変更自在である。また同様に、本願発明に係る濾過方
法の具体的な処理工程も上記実施形態に限定されず、種
々に変更自在である。たとえば、上記実施形態では、濾
過装置の後段にポンプを設けているが、これとは逆にポ
ンプを濾過装置の前段に設けることによって、濾過装置
への原水の供給を行わせるようにしてもよい。
【図面の簡単な説明】
【図1】本願発明に係る濾過装置の一例を示す断面図。
【図2】図1のX1−X1線断面図。
【図3】図1のX2−X2線断面図。
【図4】図1に示す濾過装置を用いて構成された水処理
システムの一例を示す説明図。
【符号の説明】
1 原水導入口 2 処理水排出口 3 ケーシング 4 濾過エレメント 4A 周面部 5 ドレン抜きパイプ 6 開閉バルブ 7 回転駆動機構(濾過エレメント用駆動手段) 8 洗浄水噴射ノズル 40 透孔 41 底部開口部 50 管路
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 B01D 33/80

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 周面部に多数の透孔が設けられている濾
    過エレメントによって原水を濾過する濾過方法であっ
    て、 上記濾過エレメントによって原水を濾過しているとき
    に、上記濾過エレメントに対向して配置されている洗浄
    水噴射ノズルから上記濾過エレメントの周面部に対して
    洗浄水を噴射させながら、上記濾過エレメントが上記洗
    浄水噴射ノズルに対して上記周面部の周方向へ相対回転
    するように上記濾過エレメントと洗浄水噴射ノズルとの
    少なくとも一方を回転させることを特徴とする、濾過方
    法。
  2. 【請求項2】 上記洗浄水噴射ノズルは、原水が上記濾
    過エレメントの透孔を通過する方向とは反対方向に洗浄
    水を噴射するように設けられている、請求項1に記載の
    濾過方法。
  3. 【請求項3】 周面部に多数の透孔が設けられている濾
    過エレメントと、この濾過エレメントを内部に収容する
    ケーシングと、上記濾過エレメント内に原水を流入させ
    る原水導入口と、上記濾過エレメントの内部から上記透
    孔を通過した水を上記ケーシングの外部へ排出させるた
    めの処理水排出口と、を備えた濾過装置であって、 上記濾過エレメントの周面部の外周面に洗浄水を噴射す
    る少なくとも1以上の洗浄水噴射ノズルと、上記濾過エ
    レメントをその周方向に回転させる濾過エレメント用駆
    動手段とを備えていることを特徴とする、濾過装置。
  4. 【請求項4】 上記洗浄水噴射ノズルは、タイマー設定
    によって所定時間間隔毎に洗浄水を噴射可能に構成され
    ている、請求項3に記載の濾過装置。
  5. 【請求項5】 上記洗浄水噴射ノズルは、上記濾過エレ
    メントの周面部の外周囲に上記濾過エレメントによって
    濾過された処理水が存在するときに上記濾過エレメント
    の周面部に洗浄水の水流を衝突させるように洗浄水を噴
    射するものである、請求項3または4に記載の濾過装
    置。
  6. 【請求項6】 上記原水導入口は、原水に含まれている
    異物を上記濾過エレメントの内側中央部に集める渦巻流
    を上記濾過エレメントの内側に発生させるように上記濾
    過エレメントの周面部の接線方向から上記濾過エレメン
    ト内に原水を流入させるように構成されているととも
    に、上記濾過エレメントの底部の略中央部には開閉バル
    ブを備えたドレン抜きパイプの管路と連通するドレン抜
    き用の開口部が設けられている、請求項3ないし5のい
    ずれかに記載の濾過装置。
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Cited By (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2003236315A (ja) * 2002-02-14 2003-08-26 Daiki Kogyo Kk 回転式ドラムスクリーン用洗浄装置
JP2006116503A (ja) * 2004-10-25 2006-05-11 Mitsui Eng & Shipbuild Co Ltd 低濃度ガスハイドレートスラリーの濃縮器およびガスハイドレート製造プラント
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KR100729070B1 (ko) * 2001-06-15 2007-06-14 주식회사 포스코 코크스 오븐 가스 압축기의 오일 필터 장치
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JP2016027054A (ja) * 2009-08-07 2016-02-18 典生 山本 ヒドロキシルラジカル発生剤、ヒドロキシルラジカル発生剤を用いた抗ウイルス材及びヒドロキシルラジカル発生方法

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