JPH10336662A - ピクチャ中央の画質を最適化するためのビデオ符号化方法、システムおよびコンピュータ・プログラム製品 - Google Patents
ピクチャ中央の画質を最適化するためのビデオ符号化方法、システムおよびコンピュータ・プログラム製品Info
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- JPH10336662A JPH10336662A JP10135276A JP13527698A JPH10336662A JP H10336662 A JPH10336662 A JP H10336662A JP 10135276 A JP10135276 A JP 10135276A JP 13527698 A JP13527698 A JP 13527698A JP H10336662 A JPH10336662 A JP H10336662A
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Abstract
して画質を高める。 【解決手段】複数のマクロブロックを有するピクチャの
符号化を強化したデジタル・ビデオ符号化方法、装置お
よびコンピュータ・プログラム製品を記載する。手法
は、ピクチャを少なくとも二つの領域に分割したのち、
ピクチャ中でマクロブロックが位置する領域に基づい
て、ピクチャのマクロブロックごとに少なくとも一つの
符号化パラメータを設定または調節する。一つの具体的
な実施態様として、ピクチャを中央領域と少なくとも一
つの外寄り領域とに分割し、少なくとも一つの外寄り領
域の画質を犠牲にして中央領域の画質を高めるように少
なくとも一つの符号化パラメータを設定する。符号化パ
ラメータは、たとえば、動き推定パラメータ、量子化値
またはマクロブロックあたりの目標ビットである。
Description
視イメージの圧縮に関し、より詳細には、ピクチャ間の
冗長度を減らす時間圧縮に関する。ピクチャ間の冗長度
を、動きベクトルの使用により、減らしたり除いたりす
る。本発明は、画質を最適化するため、ピクチャ内のマ
クロブロックの位置に基づく調節可能な動き推定パラメ
ータおよびビット割り当てを備えた符号化器を提示す
る。
子通信システムの到来が、人々が情報を送受信すること
ができる方法を進歩させた。特に、近年、リアルタイム
のビデオおよびオーディオ・システムが大幅に改善され
た。ビデオ・オン・デマンドおよびテレビ会議のような
サービスを加入者に提供するためには、膨大な量のネッ
トワーク帯域幅が必要である。実際、ネットワーク帯域
幅がそのようなシステムの有用性における主要な阻害要
因であることが多い。
するため、圧縮システムが出現した。これらのシステム
は、ピクチャシーケンスにおける冗長度を除くことによ
り、伝送しなければならないビデオおよびオーディオ・
データの量を減らす。受け側でピクチャシーケンスを圧
縮解除すると、それをリアルタイムで表示することがで
きる。
G規格である。MPEG規格では、ビデオ圧縮は、ピク
チャ内およびピクチャ間の両方で定義される。ピクチャ
内のビデオ圧縮は、離散コサイン変換、量子化、可変長
符号化およびハフマン符号化によってデジタル・イメー
ジを時間領域から周波数領域に変換することによって達
成される。ピクチャ間のビデオ圧縮は、「動き推定」と
呼ばれるプロセスにより達成される。動き推定では、動
きベクトルを差分データとともに使用して一つのピクチ
ャから別のピクチャへの画素の集合の変換を記述する。
ームの構文(シンタックス)およびデコード処理の意味
(セマンティクス)のみを指定する。符号化パラメータ
および性能対複雑さのトレードオフの選択は、符号化器
開発者に委ねられる。
は、大規模な数値演算にある。720×480画素のピ
クチャサイズで毎秒30フレームならば、一つのピクチ
ャを33.3ミリ秒で処理しなければならない。16×
16画素のマクロブロック(ピクチャあたり1350マ
クロブロック)を平均24.7マイクロ秒未満で処理し
なければならない。マクロブロック処理時間の大部分
は、時間冗長度を利用してピクチャを効率的に圧縮する
ことを目標とする動き推定処理に費やされる。このよう
に、25マイクロ秒未満でマクロブロックを処理するこ
とが、画質を制限する要因である。
徴は、符号化ビデオ・ストリームに指定されるビット・
レートである。ビット・レートは、1秒あたりのビット
数で定義される。フレーム・レートおよび符号化される
ピクチャのタイプに基づき、ピクチャあたりのビット数
が割り当てられる。たとえば、毎秒6,000,000
ビット(6Mbps)で毎秒30フレームのピクチャでは、
ビットが均一に割り当てられると仮定すると、各ピクチ
ャが200,000ビットを割り当てられることにな
る。1350個のマクロブロックを有する720×48
0ピクチャでは、マクロブロックあたり148ビットが
割り当てられると換算される。上述の動き推定処理の制
約と同様、マクロブロックあたり割り当てられるビット
数もまた、画質に影響を及ぼす。
のリアルタイム・ビデオ符号化処理の場合と比較して画
質を高めることを目的とする。
明は、一つの態様では、複数のマクロブロックを有する
ピクチャを処理する方法を含む。この方法は、ピクチャ
を少なくとも二つの領域に分割するステップと、マクロ
ブロックが、ピクチャの少なくとも二つの領域のうち、
どの領域に位置するかに基づいて、ピクチャのマクロブ
ロックごとに少なくとも一つの符号化パラメータを設定
するステップとを含む。機能強化として、ピクチャの少
なくとも二つの領域は、ピクチャの中央領域と、少なく
とも一つの外寄り領域とを含むことができる。符号化パ
ラメータは、ピクチャの少なくとも一つの外寄り領域の
画質を犠牲にして、ピクチャの中央領域の画質が改善さ
れるように設定する。本発明にしたがって操作するため
の種々の符号化パラメータが論じられる。
ロブロックを有するピクチャを処理するためのデジタル
・ビデオ符号化システムを含む。デジタル・ビデオ符号
化システムは、ピクチャを少なくとも二つの領域に分割
するための手段と、ピクチャのマクロブロックごとに少
なくとも一つの符号化パラメータを設定するための手段
とを含む。ピクチャの分割から得られる少なくとも二つ
の領域は、マクロブロックが、ピクチャの少なくとも二
つの領域のうち、どの領域に位置するかに基づいて、マ
クロブロックごとに少なくとも一つの符号化パラメータ
を設定するための手段によって用いられる。また、デジ
タル・ビデオ符号化システムに対する種々の機能強化が
本明細書に記載され、特許請求される。
ロブロックを有するピクチャを処理するのに使用するた
めの、コンピュータ読み取り可能なプログラム・コード
手段を中に備えたコンピュータ使用可能媒体を有するコ
ンピュータ・プログラム製品を含む。コンピュータ・プ
ログラム製品におけるコンピュータ読み取り可能なプロ
グラム・コード手段は、コンピュータをしてピクチャを
少なくとも二つの領域に分割させるためのコンピュータ
読み取り可能なプログラム・コード手段と、コンピュー
タをして、マクロブロックが、ピクチャの少なくとも二
つの領域のうち、どの領域に位置するかに基づいて、ピ
クチャのマクロブロックごとに少なくとも一つの符号化
パラメータを設定させるためのコンピュータ読み取り可
能なプログラム・コード手段とを含む。コンピュータを
して少なくとも一つの符号化パラメータを設定させるた
めのコンピュータ読み取り可能なプログラム・コード手
段は、ピクチャの少なくとも一つの外寄り領域の画質を
犠牲にして、ピクチャの中央領域の画質を改善するよう
に符号化されている。種々のパラメータ、たとえば動き
推定パラメータやそのままマクロブロックあたりの目標
ビット数を調節して、この目的を達成することができ
る。
のは、デジタル・ビデオ符号化器に用いられる符号化パ
ラメータの選択の制御に基づいて、視認画質を高めるた
めの手法である。この手法によると、まずピクチャを複
数の領域、たとえば中央領域および周辺領域に分割す
る。次いで、それらの領域内のマクロブロックの位置に
基づいて、符号化パラメータ、たとえば動き推定パラメ
ータまたはマクロブロックあたりの目標ビット数をマク
ロブロックごとに調節する。本発明は、領域の境界また
は調節すべき特定の符号化パラメータを定義することは
しない。そのような詳細は、ソース資料、アプリケーシ
ョンまたは他の規準に基づいて定義することができる。
動き推定と目標調節とは互いに独立している。しかし、
両方の概念を併用して、画質を選択的に最適化するため
のより高い能力を提供することができる。
V準拠符号化器および符号化方法に関する。符号化器に
よって実施される符号化機能には、データ入力、空間圧
縮、動き推定、マクロブロック・タイプ生成、データ復
元、エントロピー符号化およびデータ出力がある。空間
圧縮は、離散コサイン変換(DCT)、量子化およびエ
ントロピー符号化を含む。時間圧縮は、集中復元処理、
たとえば逆離散コサイン変換、逆量子化および動き補償
を含む。動き推定および補償は時間圧縮機能である。空
間および時間圧縮は、高い計算要件を伴う反復機能であ
る。
換、量子化、エントロピー符号化、動き推定、動き補償
および予測を含む空間および時間圧縮を実行するための
プロセッサに関し、さらに詳細には、空間および時間圧
縮を達成するためのシステムに関する。
去、たとえば、「I」フレームピクチャの静止画におけ
る空間冗長度の除去である。空間冗長度とは、ピクチャ
内の冗長度である。以下に説明する動き補償処理のブロ
ック指向のため、MPEG2規格草案にとって、空間冗
長度を減少するブロックベースの方法を使用することが
望ましかった。選択する方法は、離散コサイン変換およ
びピクチャの離散コサイン変換符号化である。離散コサ
イン変換符号化を加重スカラ量子化およびランレングス
符号化と組み合わせて、さらなるレベルの圧縮を達成す
る。
変換は、周波数領域解釈を有するため、フィルタ・バン
ク指向性である。離散コサイン変換はまた、局所化され
る。すなわち、符号化処理は、64個の変換係数または
サブバンドを計算するのに十分である8×8空間ウィン
ドウでサンプリングする。
速の符号化および復号アルゴリズムが利用できることで
ある。さらには、離散コサイン変換のサブバンド分解
は、心理視覚的規準の有効利用を可能にする。
い空間周波数の係数はゼロである。これらの係数は、ジ
グザグパターンに編成され、ラン−振幅(ラン−レベ
ル)対に変換される。各対は、ゼロ係数の数および非ゼ
ロ係数の振幅を示す。これを可変長符号で符号化する。
か、さらには除くために使用される。動き補償は、現ピ
クチャをブロック、たとえばマクロブロックに分割した
のち、同様な内容を有する近接ブロックを求めて先に伝
送したピクチャの中を探索することにより、時間冗長度
を利用する。実際には、現ブロック画素と、参照ピクチ
ャから抽出した予測ブロック画素との差分だけを圧縮し
て伝送する。
は、「I」ピクチャにおける画素ごとの輝度およびクロ
ミナンス、すなわち強さおよび色を記録したのち、後続
のピクチャにおける特定の画素ごとの輝度およびクロミ
ナンスの変化を記録する方法である。しかし、物体がピ
クチャの間で移動する、すなわち、画素コンテンツがあ
るピクチャにおけるある場所から後続のピクチャにおけ
る異なる場所に移動するため、これは、伝送媒体帯域
幅、メモリ、プロセッサ能力および処理時間の点で非経
済的である。より進んだ概念は、前または後のピクチャ
を使用して、たとえば動きベクトルによって画素のブロ
ックが後または前のピクチャの中でどこにくるかを予測
し、結果を「予測ピクチャ」すなわち「P」ピクチャと
して書き込む方法である。より詳細には、これは、i番
目のピクチャの画素または画素のマクロブロックがi−
1番目またはi+1番目のピクチャの中でどこにくるか
の最良の推定または予測を行うことを含む。さらに一歩
進んだ方法は、後および前のピクチャの両方を使用し
て、画素のブロックが中間ピクチャすなわち「B」ピク
チャの中でどこにくるかを予測する方法である。
ピクチャ伝送順序がピクチャ表示順序とは必ずしも合致
しないということである。図2を参照すること。I−P
−B系では、入力ピクチャ伝送順序は符号化順序とは異
なり、入力ピクチャは、符号化に使用されるまで一時的
にバッファに記憶されなければならない。
的な流れを図1に示す。この流れ図では、i番目のピク
チャおよびi+1番目のピクチャのイメージを処理して
動きベクトルを生成する。動きベクトルは、画素のマク
ロブロック(MB)が前および/または後のピクチャの
中でどこにくるかを予測する。全イメージの代わりに動
きベクトルを使用することが、MPEGおよびHDTV
規格における時間圧縮の主要な側面である。図1に示す
ように、動きベクトルは、ひとたび生成されると、画素
のマクロブックをi番目のピクチャからi+1番目のピ
クチャに変換するのに使用される。
は、i番目のピクチャおよびi+1番目のピクチャのイ
メージを符号化器11で処理して、動きベクトルを生成
する。たとえば、i+1番目以降のピクチャはこの動き
ベクトルの形で符号化され、伝送される。後のピクチャ
の入力イメージ111が符号化器の動き推定装置43に
送られる。この動き推定装置43の出力として動きベク
トル113が形成される。これらのベクトルは、動き補
償装置41により、「参照」データと呼ばれるマクロブ
ロック・データを前および/または未来のピクチャから
検索して出力するのに使用される。動き補償装置41の
一方の出力は動き推定装置43からの出力から減算さ
れ、離散コサイン変換器21の入力に送られる。離散コ
サイン変換器21の出力は量子化器23で量子化され
る。量子化器23は二つの出力121および131を有
する。一方の出力121は、伝送前のさらなる圧縮およ
び処理のために、ランレングス符号化器のような可変長
符号化器25に送られる。他方の出力131は、画素の
符号化マクロブロックの復元を受けたのち、フレーム・
メモリ42に記憶される。例として示す符号化器におい
ては、この第二の出力131は逆量子化29および逆離
散コサイン変換31を受けて、損失のある差分マクロブ
ロックを返す。このデータが動き補償装置41の出力に
加算され、損失のあるピクチャがフレーム・メモリ42
に返される。
イプがある。まず、全体が符号化され、伝送され、動き
ベクトルを定義する必要のないイントラ・ピクチャまた
は「I」ピクチャがある。このような「I」ピクチャは
動きベクトルのソースとして働く。そして、前のピクチ
ャからの動きベクトルによって形成され、さらなるピク
チャの動きベクトルのソースとして働くことができる
「予測ピクチャ」または「P」ピクチャがある。最後
に、他の二つのピクチャ(一つは過去のもの、一つは未
来のもの)からの動きベクトルによって形成され、動き
ベクトルのソースとして働くことができない「双方向ピ
クチャ」または「B」ピクチャがある。動きベクトル
は、「I」および「P」ピクチャから生成され、「P」
および「B」ピクチャを形成するのに使用される。
は、i番目のピクチャのマクロブロック211を次のピ
クチャの区域の中で探索して、最良一致マクロブロック
213を見いだす方法である。この方法でマクロブロッ
クを変換すると、図4に示すように、i+1番目のピク
チャのマクロブロックのパターンが得られる。このよう
にして、i番目のピクチャをたとえば動きベクトルおよ
び差分データによってわずかに変更して、i+1番目の
ピクチャを生成する。符号化されるものは、動きベクト
ルおよび差分データであり、i+1番目のピクチャその
ものではない。動きベクトルはイメージの位置をピクチ
ャ間で変換し、差分データは、クロミナンス、輝度およ
び彩度における変化、すなわち、明暗および照度におけ
る変化を示す。
て、i+1番目のピクチャと同じ場所から出発すること
により、良好な一致を求める。i番目のピクチャの中に
探索ウィンドウが生成される。この探索ウィンドウの中
で最良一致を求めて探索する。ひとたび見つかったなら
ば、マクロブロックの最良一致動きベクトルを符号化す
る。最良一致マクロブロックの符号化は、動きベクト
ル、すなわち、次のピクチャで最良一致を得るためのx
方向およびy方向の画素変位を含む。同様に、現マクロ
ブロックと最良一致参照マクロブロックとの間のクロミ
ナンスおよび輝度における差である、「予測誤差」とも
呼ばれる差分データを符号化する。
997年4月1日に出願された米国特許出願第08/8
31157号に詳細に論じられている。
クチャの周辺部の画質を犠牲にしてピクチャ中央の画質
を改善することにより、知覚画質を高めることができ
る。以下、境界または領域を定義して、たとえばピクチ
ャの中央領域、中間領域および周辺領域を設定すること
ができるフレキシブルなビデオ符号化器を説明する。こ
の符号化器は、たとえば、マクロブロックの動き推定パ
ラメータおよびビット割り当てを調整して、マクロブロ
ックがどの領域に位置するのかに基づいて画質を最適化
することができる。
数値計算を必要とする。720×480画素のピクチャ
サイズで毎秒30フレームならば、一つのピクチャを3
3.3ミリ秒で処理しなければならない。ピクチャあた
り1350個のマクロブロックがあると仮定すると、1
6×16画素のマクロブロックを平均24.7マイクロ
秒未満で処理しなければならない。
理時間の大部分は、時間冗長度を利用してピクチャを効
率的に圧縮することを目標とする動き推定処理43(図
1)に費やされる。このように、本発明にしたがって画
質を最大限にする一つの方法は、ピクチャの重要な部分
により多くの動き推定処理時間を費やすことである。視
認にとってもっとも重要なピクチャ区域は、発明者によ
ると、ピクチャの中央であると考えられる。通常この部
分が見る人の注意を引き付けるからである。本発明によ
ると、より高い画質を中央部に得るため、ピクチャの縁
に費やす動き推定処理の時間を犠牲にすることができ
る。
ックは、単一の16×16フレーム・マクロブロックま
たは別々のインタレースした2つの16×8フィールド
・ブロック(f1およびf2と指定)として符号化する
ことができる。動き補償ステップは、全画素動き推定、
半画素動き推定およびデュアル・プライム動き推定から
なる。動き推定を完了するまでの時間t(me)は、以
下のように定義することができる。 t(me)=t(fp)+t(hp)+t(dp) ただし、 t(fp)=全画素(fp)動き推定を完了するための時間 t(hp)=半画素(hp)動き推定を完了するための時間 t(dp)=デュアル・プライム(dp)動き推定を完了す
るための時間
プでの各探索を完了するための時間にさらに分割するこ
とができる。たとえば、双方向フレーム・符号化(B)
ピクチャに可能な全画素動き推定探索の最大数を以下に
記す。半画素動き推定は、同じ最大数の探索を有する。 t(fp)=t(fp_cfr_pfr)+t(fp_cfr_ffr)+t(fp_cfr_bfr)+ =t(fp_cf1_pf1)+t(fp_cf1_pf2)+t(fp_cf1_ff1)+ =t(fp_cf1_ff2)+t(fp_cf1_bfx)+ =t(fp_cf2_pf1)+t(fp_cf2_pf2)+t(fp_cf2_ff1)+ =t(fp_cf2_ff2)+t(fp_cf2_bfx) ただし、 t(fp_cfr_pfr)=fp現フレーム(cfr)/過去参照
フレーム探索時間 t(fp_cfr_ffr)=fp現フレーム/未来参照フレーム探
索時間 t(fp_cfr_bfr)=fp現フレーム/双方向参照フレーム
探索時間 t(fp_cf1_pf1)=fp現フィールド1(cf1)/過去
参照フィールド1 探索時間 t(fp_cf1_pf2)=fp現フィールド1/過去参照フィー
ルド2探索時間 t(fp_cf1_ff1)=fp現フィールド1/未来参照フィー
ルド1探索時間 t(fp_cf1_ff2)=fp現フィールド1/未来参照フィー
ルド2探索時間 t(fp_cf1_bfx)=fp現フィールド1/双方向参照フィ
ールド探索時間 t(fp_cf2_pf1)=fp現フィールド2(cf2)/過去
参照フィールド1 探索時間 t(fp_cf2_pf2)=fp現フィールド2/過去参照フィー
ルド2探索時間 t(fp_cf2_ff1)=fp現フィールド2/未来参照フィー
ルド1探索時間 t(fp_cf2_ff2)=fp現フィールド2/未来参照フィー
ルド2探索時間 t(fp_cf2_bfx)=fp現フィールド2/双方向参照フィ
ールド探索時間 "/"=・・・に対して探索 t(hp)=t(hp_cfr_pfr)+t(hp_cfr_ffr)+t(hp_cfr_bfr)+ =t(hp_cf1_pf1)+t(hp_cf1_pf2)+t(hp_cf1_ff1)+ =t(hp_cf1_ff2)+t(hp_cf1_bfx)+ =t(hp_cf2_pf1)+t(hp_cf2_pf2)+t(hp_cf2_ff1)+ =t(hp_cf2_ff2)+t(hp_cf2_bfx) ただし、 t(hp_cfr_pfr)=hp現フレーム/過去参照フレーム探
索時間 t(hp_cfr_ffr)=hp現フレーム/未来参照フレーム探
索時間 t(hp_cfr_bfr)=hp現フレーム/双方向参照フレーム
探索時間 t(hp_cf1_pf1)=hp現フィールド1/過去参照フィー
ルド1探索時間 t(hp_cf1_pf2)=hp現フィールド1/過去参照フィー
ルド2探索時間 t(hp_cf1_ff1)=hp現フィールド1/未来参照フィー
ルド1探索時間 t(hp_cf1_ff2)=hp現フィールド1/未来参照フィー
ルド2探索時間 t(hp_cf1_bfx)=hp現フィールド1/双方向参照フィ
ールド探索時間 t(hp_cf2_pf1)=hp現フィールド2/過去参照フィー
ルド1探索時間 t(hp_cf2_pf2)=hp現フィールド2/過去参照フィー
ルド2探索時間 t(hp_cf2_ff1)=hp現フィールド2/未来参照フィー
ルド1探索時間 t(hp_cf2_ff2)=hp現フィールド2/未来参照フィー
ルド2探索時間 t(hp_cf2_bfx)=hp現フィールド2/双方向参照フィ
ールド探索時間
全画素動き推定探索の以下の最大数を含む。半画素動き
推定は、同じ最大数の探索を有する。 t(fp)=t(fp_cfr_pfr)+ t(fp_cf1_pf1)+t(fp_cf1_pf2)+ t(fp_cf2_pf1)+t(fp_cf2_pf2) t(hp)=t(hp_cfr_pfr)+ t(hp_cf1_pf1)+t(hp_cf1_pf2)+ t(hp_cf2_pf1)+t(hp_cf2_pf2)
化(P)ピクチャに対してしか実施することができず、
以下の探索からなる。 t(dp)=t(dp_cf1_pf2)+t(dp_cf2_pf1) ただし、 t(dp_cf1_pf2)=dp現フレーム1/過去参照フィール
ド2探索時間 t(dp_cf2_pf1)=dp現フレーム2/過去参照フィール
ド1探索時間
間はいくつかの要因によって制御される。一つの要因
は、動き推定を実施するのに使用される回路である。存
在する回路の速度および量ならびに設計の効率(たとえ
ばパイプライン処理、データフローの実現方法など)
が、動き推定を完了するのに要する時間を決定するのに
重要な役割を演じる。符号化器における回路特性はハー
ドウェアで固定されており、したがって、調節すること
はできない。
は、実行される探索の総数および各探索で探索される区
域のサイズに比例する。一般に、探索区域がより大きけ
れば、より良好に一致する参照データを見いだす機会が
大きくなるため、より良い圧縮につながる。しかし、探
索区域のサイズが増すにつれ、参照データの区域を探索
するのに要する時間は増す。
ックあたりの処理時間の要件を満たすため、回路、動き
推定ステップ、ステップあたりの探索数および探索区域
のサイズがすべて均衡していなければならない。従来、
これらの特徴はすべて一つのピクチャで均衡している。
均衡は、各マクロブロックに対して同一の動き推定処理
を実施し、マクロブロックの全処理時間がたとえば2
4.7マイクロ秒未満であることを保証することによっ
て達成される。本発明によると、知覚画質を高めるた
め、マクロブロックが、ピクチャの二つ以上の領域のう
ち、どの領域にあるかに依存して、これらの動き推定パ
ラメータをマクロブロックごとに変化させる。
る例を説明する。この概念は三つの領域に限定されるも
のではなく、むしろ、ピクチャを二つ以上の領域に分割
することに適用される。さらには、領域のサイズ、形状
および場所は可変性であり、特定の領域に望まれる画質
に依存する。一例として、図7は、複数のマクロブロッ
クが格子形状に配置されているピクチャを示す。各マク
ロブロックは、分割されたピクチャの三つの領域の一つ
の中に位置している。この例では、領域R3が中央領域
を構成し、領域R2が中間領域であり、領域R1が周辺
領域である。領域R2およびR1は、領域R3を中心に
して同心的である。
たてる。「領域R1′がピクチャの各縁の一番外のマク
ロブロックを含み、結果として146個のマクロブロッ
クをR1′に含み、領域R2′が領域R1′の内側の2
行および3列のマクロブロック、すなわち230個のマ
クロブロックを含み、残りのマクロブロック、すなわち
947個のマクロブロックが中央領域R3′にある」。
推定処理を調節するステップである。以下の記述は、マ
クロブロック・フレーム符号化Pピクチャにおける全画
素動き推定ステップのみに対する調節を詳述する。全画
素動き推定に適用することができる代替調節が他にもあ
り、本発明にしたがって同様な調節を半画素および/ま
たはデュアル・プライム動き推定ステップにも応用でき
ることが理解されよう。Bピクチャを処理するとき、種
々の動き推定ステップに適用することができる動き推定
代替方法が数多くある。
秒30フレームであるならば、マクロブロックの平均処
理時間が24.7マイクロ秒未満でなければならない。
この例では、動き推定に利用可能な時間の量t(m)が
マクロブロックあたり18マイクロ秒であると決定され
たと仮定する。すると、合計ピクチャ動き推定時間T
(m)は24,300マイクロ秒である。
メータの均衡は通常、すべての時間単位がマイクロ秒で
あるとして、結果的に以下を実現させるであろう。 ・現フレーム探索のための全画素探索範囲(fp_cf
r)は、水平方向+/−32および垂直方向+/−32
である。 ・現フィールドf1またはf2のための全画素探索範囲
(fp_cf1、fp_cf2)は、垂直方向+/−1
6である。 ・設計の制限により、反対パリティの全画素フィールド
探索を実行するには時間が不十分である。 t(me)<=18 t(me)=t(fp)+t(hp)+t(dp)
定時間がそれぞれ4マイクロ秒に等しいと仮定する。す
ると、全画素動き推定時間は、以下のようにならなけれ
ばならない。 t(fp)<=t(m)-(t(hp)+t(dp)) t(fp)<=18 -( 4 + 4 ) t(fp)<=10
対応する動き推定時間が存在すると仮定する。 探索範囲fp_cfr=+/-32H,+/-32V t(fp_cfr_pfr)=5μs 探索範囲fp_cf1=+/-16H,+/-16V t(fp_cf1_pf1)=t(fp_cf1_pf2)=2μs 探索範囲fp_cf2=+/-16H,+/-16V t(fp_cf2_pf1)=t(fp_cf2_pf2)=2μs
パリティの探索に限定することにより、全画素動き推定
に要する時間がt(fp)<=10マイクロ秒の要件を
満たすようになる。
定パラメータを調節して、ピクチャの中央の画質を高め
ることができる。動き推定時間は、二つの非中央領域で
は減少し、その時間節約分が中央に使用される。
タが設定される。 ・現フレーム探索のための全画素探索範囲(fp_cf
r)は、水平方向+/−8および垂直方向+/−8であ
る。 ・現フィールドf1またはf2については全画素探索範
囲を実行しない。 ・半画素探索は実行しない。 ・デュアル・プライム探索は実行しない。
推定時間t(fpR1)、マクロブロックあたりの合計
R1′動き推定時間t(meR1)およびR1′に対す
る合計動き推定時間T(meR1)は、以下に示すよう
に計算する。
る動き推定時間が存在すると仮定する。
タが設定される。 ・現フレーム探索のための全画素探索範囲(fp_cf
r)は、水平方向+/−16および垂直方向+/−16
である。 ・現フィールドf1またはf2のための全画素探索範囲
(fp_cf1、fp_cf2)は、水平方向+/−8
および垂直方向+/−8である。 ・全画素現フィールド反対パリティ探索は実行しない。 ・半画素探索を実行。 ・デュアル・プライム探索は実行しない。
推定時間t(fpR2)、マクロブロックあたりの合計
R2′動き推定時間t(meR2)およびR2′に対す
る合計動き推定時間T(meR2)は、以下に示すよう
に計算する。
る動き推定時間が存在すると仮定する。
タが設定される。 ・T(meR3)<=24,300−(292+207
0)=21,938 ・t(meR3)<=21,938/974マクロブロ
ック ・t(meR3)<=22.5μs ・すべての探索を実行。 ・t(fpR3)<=22.5−(t(hp)+t(d
p)) ・t(fpR3)<=22.5−(4+4) ・t(fpR3)<=14.5 ・さらなる時間を使用して全画素現フレーム探索の範囲
を拡大することができる。 ・現フレーム探索のための全画素探索範囲(fp_cf
r)は、水平方向+/−48および垂直方向+/−48
である。 ・現フィールドf1またはf2のための全画素探索範囲
(fp_cf1、fp_cf2)は、水平方向+/−1
6および垂直方向+/−16である。 ・すべての全画素現フィールド探索を実行。 ・半画素探索を実行。 ・デュアル・プライム探索を実行。
推定時間t(fpR3)、マクロブロックあたりの合計
R3′動き推定時間t(meR3)およびR3′に対す
る合計動き推定時間T(meR3)は、以下に示すよう
に計算する。
おける376個のマクロブロックの動き推定時間を制限
することにより、ピクチャの中央の974個のマクロブ
ロックについて、二つの追加的な探索、反対パリティ全
画素フィールド探索、および全画素現フレーム探索範囲
拡大を可能にした。これは、ピクチャの中央のより良好
な動き推定および圧縮を可能にする。求められるとお
り、ピクチャの合計動き推定時間は24,300マイク
ロ秒未満である。 T(me)=T(meR1)+T(meR2)+T(meR3) = 292 + 2070 + 21915 = 24,277
クまたはピクチャごとに、ピクチャ上のいくつかの定義
済み領域の一つの中の位置に依存して、種々の符号化パ
ラメータを調節することができる。たとえば、ビット割
り当てが、知覚画質に影響を及ぼすもう一つの符号化パ
ラメータである。ビット割り当ての基本は、符号化ビデ
オ・ストリームに指定されるビット・レートである。ビ
ット・レートは、秒あたりのビット数によって定義され
る。符号化されるピクチャのマクロブロック・フレーム
・レートおよびタイプに基づき、ピクチャあたりのビッ
ト数が割り当てられる。たとえば、毎秒6,000,0
00ビット(6Mbps)で毎秒30フレームのピクチャな
らば、ビットが均一に割り当てられると仮定すると、各
ピクチャが200,000ビットを割り当てられること
になる。720×480ピクチャ(1350マクロブロ
ック)では、マクロブロックあたり148ビットが割り
当てられることになる。
ト制御アルゴリズムは、マクロブロックあたりの割り当
てビットを、マクロブロックを符号化するための目標と
して使用し、適切な量子化値を設定する。簡単なアルゴ
リズムは、目標ビットの値に基づいて量子化値を設定す
ることである。より緻密なアルゴリズムは、前処理およ
びフィードバックを組み込んで、量子化を調節するのに
使用することができるさらなる情報を提供することがで
きる。
び他の符号化パラメータ、たとえば動き推定パラメー
タ)の調節は、ソフトウェア制御の下で必要な値を調節
する能力を有する、符号化器に組み込まれた符号化プロ
セッサ200の機能である。図6では、符号化プロセッ
サ200は、一つ以上の動き推定パラメータを制御する
ために動き推定ユニット43に接続され、また、マクロ
ブロックあたりの設定目標ビットに基づいて量子化値を
制御するために量子化器23に接続されている。本発明
による、ソフトウェアを用いてのプロセッサ200の実
現は、当業者であれば、本明細書での説明に基づいて容
易に実施することができる。プロセッサ200は実質的
に動き推定およびマクロブロックあたりの目標ビットの
値のセットアップを制御する。
り当てられるビットの数は、ピクチャの中のマクロブロ
ックの場所、すなわち、マクロブロックが分割されたピ
クチャのどの領域に位置するかに基づいて調節される。
例で定義した三つの領域の場合、本発明にしたがって、
領域ごとに以下のマクロブロック(MB)あたりのビッ
ト数を割り当てることができる。 領域1−50ビット/MB。領域1合計ビット=7.3
K 領域2−100ビット/MB。領域2合計ビット=23
K 領域3−174ビット/MB。領域3合計ビット=16
9.5K
トは、必要とされる200,000ビットを満たす。し
かし、マクロブロックあたりの目標ビットを選択的に分
布させることにより、本発明を用いない場合よりもほぼ
20%多くのマクロブロックあたりの目標ビットがピク
チャの中央領域に割り当てられる。このより高い目標値
が、ビット割り当てアルゴリズムの要素として組み込ま
れ、より低い量子化、ひいてはより高い画質をピクチャ
の中央領域にもたらすことになる。
・ビデオ符号化器で用いられる選択された符号化パラメ
ータの制御に基づいて画質を高めるためのいくつかの手
法が本明細書によって提示されることを察知するであろ
う。すべての態様で、まずピクチャを複数の領域、たと
えば中央領域および周辺領域に分割する。次に、それら
の領域の中のマクロブロックの場所に基づいて、符号化
パラメータ、たとえば動き推定パラメータまたはマクロ
ビットあたりの目標ビットをマクロブロックごとに調節
する。本発明は、領域の境界または調節すべき特定の符
号化パラメータを定義しようとはしない。そのような詳
細は、ソース資料、アプリケーションまたは他の規準に
基づいて定義することができる。動き推定と目標調節と
は互いに独立している。しかし、両方の概念を併用し
て、画質を選択的に最適化するためのより高い能力を提
供することができる。
能な媒体を有する製品(たとえば、一つ以上のコンピュ
ータ・プログラム製品)に含めることができる。媒体
は、その中に具現化された、たとえば、本発明の能力を
提供し、促進するためのコンピュータ読み取り可能なプ
ログラム・コード手段を有する。製品は、コンピュータ
システムの一部として組み込むこともできるし、別個に
販売することもできる。
ものである。本発明の真髄を逸することなく、これらの
図面またはそれらの中に記載されたステップもしくは動
作に対して変更を加えることもできる。たとえば、場合
によっては、ステップを異なる順序で実施してもよく、
ステップを追加したり、削除したり、変更したりしても
よい。これらの変更はすべて、請求の範囲に定義する本
発明の一部を構成するものとみなされる。
したがって本明細書に詳細に記載したが、当業者であれ
ば、その中で多くの修正および変更を加えることができ
る。したがって、請求の範囲は、本発明の真髄および範
囲に該当するような修正および変更をくまなく包含する
ものである。
の事項を開示する。 (1)複数のマクロブロックを有するピクチャを処理す
る方法であって、ピクチャを少なくとも二つの領域に分
割するステップと、前記マクロブロックが、ピクチャの
前記少なくとも二つの領域のうち、どの領域に位置する
かに基づいて、ピクチャのマクロブロックごとに少なく
とも一つの符号化パラメータを設定するステップと、を
含むことを特徴とする方法。 (2)前記少なくとも二つの領域が、中央領域と、該中
央領域の外側に配置された少なくとも一つの外寄り領域
とを含み、前記設定するステップが、前記中央領域の画
質を前記少なくとも一つの外寄り領域の画質よりも高め
るようにマクロブロックごとに少なくとも一つの符号化
パラメータを設定するステップを含む上記(1)記載の
方法。 (3)前記少なくとも一つの符号化パラメータがマクロ
ブロックの動き推定処理の合計時間を含み、前記設定す
るステップが、前記中央領域のマクロブロックごとの動
き推定処理の合計時間を、前記少なくとも一つの外寄り
領域のマクロブロックごとの動き推定処理の合計時間よ
りも長く設定する上記(2)記載の方法。 (4)前記少なくとも一つの符号化パラメータが、マク
ロブロックの動き推定処理の動き推定探索タイプ、動き
推定探索区域またはマクロブロックの動き推定処理のた
めの動き推定探索の回数を示す動き推定パラメータを含
み、前記設定するステップが、前記中央領域のマクロブ
ロックごとの動き推定パラメータを、前記少なくとも一
つの外寄り領域のマクロブロックごとのそれのよりも完
全に設定する上記(2)記載の方法。 (5)前記少なくとも一つの外寄り領域が二つの外寄り
領域を含み、第一の外寄り領域が前記中央領域を包囲
し、第二の外寄り領域が前記第一の外寄り領域を包囲
し、前記第二の外寄り領域がピクチャの周辺領域を含
み、前記方法が、前記第一の外寄り領域のマクロブロッ
クの画質を前記第二の外寄り領域のマクロブロックの画
質よりも高め、前記中央領域のマクロブロックの画質を
前記第一の外寄り領域のマクロブロックの画質よりも高
めるようにピクチャのマクロブロックごとに少なくとも
一つの符号化パラメータを設定するステップをさらに含
む上記(2)記載の方法。 (6)前記少なくとも一つの符号化パラメータが量子化
値を含み、前記設定するステップが、マクロブロックご
との量子化値を、前記中央領域のマクロブロックが前記
少なくとも一つの外寄り領域のマクロブロックよりも小
さい量子化を受けるように設定する上記(2)記載の方
法。 (7)前記少なくとも一つの符号化パラメータがマクロ
ブロックあたりの目標ビットを含み、前記設定するステ
ップが、前記中央領域のマクロブロックごとの目標ビッ
トを、前記少なくとも一つの外寄り領域のマクロブロッ
クごとの目標ビットよりも高く設定する上記(2)記載
の方法。 (8)前記少なくとも一つの外寄り領域が第一の外寄り
領域および第二の外寄り領域を含み、前記第一の外寄り
領域が前記中央領域を包囲し、前記第二の外寄り領域が
前記第一の外寄り領域を包囲し、前記第二の外寄り領域
が周辺領域を含み、前記設定するステップが、前記第一
の外寄り領域のマクロブロックごとの目標ビットを、前
記中央領域のマクロブロックごとの目標ビットと、前記
周辺領域のマクロブロックごとの目標ビットとの中間の
値に設定する上記(7)記載の方法。 (9)前記少なくとも一つの符号化パラメータが動き推
定パラメータおよびマクロブロックあたりの目標ビット
を含み、前記設定するステップは、マクロブロックが、
前記少なくとも二つの領域のうち、どの領域に位置する
かに基づいて、マクロブロックごとの動き推定パラメー
タおよび目標ビットを設定する上記(1)記載の方法。 (10)複数のマクロブロックを有するピクチャを処理
するためのデジタル・ビデオ符号化システムであって、
ピクチャを少なくとも二つの領域に分割するための手段
と、マクロブロックが、前記少なくとも二つの領域のう
ち、どの領域に位置するかに基づいて、マクロブロック
ごとに少なくとも一つの符号化パラメータを設定するた
めの手段と、を含むことを特徴とするデジタル・ビデオ
符号化システム。 (11)前記少なくとも二つの領域が、中央領域と、該
中央領域の外側に配置された少なくとも一つの外寄り領
域とを含み、前記設定するための手段が、前記中央領域
の画質を前記少なくとも一つの外寄り領域の画質よりも
高めるように前記少なくとも一つの符号化パラメータを
設定するための手段を含む上記(10)記載のデジタル
・ビデオ符号化ステム。 (12)前記少なくとも一つの外寄り領域が複数の外寄
り領域を含み、その各外寄り領域が前記中央領域と同心
的であり、前記設定する手段が、画質が、前記中央領域
から前記各外寄り領域を経て周辺部へと低下するように
前記少なくとも一つの符号化パラメータを設定するため
の手段を含む上記(11)記載のデジタル・ビデオ符号
化システム。 (13)前記少なくとも一つの符号化パラメータが、動
き推定パラメータ、マクロブロックあたりの目標ビット
および量子化値の少なくとも一つを含む上記(11)記
載のデジタル・ビデオ符号化システム。 (14)前記動き推定パラメータが、動き推定処理の合
計時間、動き推定探索タイプ、動き推定探索区域および
実行される動き推定探索の回数の一つを含む上記(1
3)記載のデジタル・ビデオ符号化システム。 (15)複数のマクロブロックを有するピクチャを処理
するのに使用するための、コンピュータ読み取り可能な
プログラム・コード手段を中に有するコンピュータ使用
可能な媒体を含むコンピュータ・プログラム製品であっ
て、前記プログラム・コード手段が、コンピュータをし
てピクチャを少なくとも二つの領域に分割させるための
コンピュータ読み取り可能な第一のプログラム・コード
手段と、コンピュータをして、マクロブロックが、前記
少なくとも二つの領域のうち、どの領域に位置するかに
基づいて、マクロブロックごとに少なくとも一つの符号
化パラメータを設定させるためのコンピュータ読み取り
可能な第二のプログラム・コード手段と、を含むことを
特徴とするコンピュータ・プログラム製品。 (16)前記少なくとも二つの領域が、中央領域と、少
なくとも一つの外寄り領域とを含み、前記少なくとも一
つの外寄り領域が前記中央領域の外側に配置され、前記
第二のプログラム・コード手段が、前記中央領域の画質
を前記少なくとも一つの外寄り領域の画質よりも高める
ようにコンピュータをして前記少なくとも一つの符号化
パラメータを設定させるためのコンピュータ読み取り可
能なプログラム・コード手段を含む上記(15)記載の
コンピュータ・プログラム製品。 (17)前記少なくとも一つの符号化パラメータが動き
推定パラメータ、マクロブロックあたりの目標ビット、
および量子化値のうちの少なくとも一つを含む上記(1
5)記載のコンピュータ・プログラム製品。
長符号化器25、逆量子化器29、逆離散コサイン変換
器31、動き補償41、フレーム・メモリ42および動
き推定43を含むMPEG2準拠符号化器11の流れ図
である。データ経路は、i番目のピクチャ入力11、差
分データ112、動きベクトル113、ピクチャ出力1
21、動き推定および補償のフィードバックピクチャ1
31ならびに動き補償されたピクチャ101を含む。こ
の図は、i番目のピクチャがフレーム・メモリ42の中
に存在し、i+1番目のピクチャが動き推定によって符
号化されていると仮定している。
よび伝送順序の例、ならびに前方動き予測および後方動
き予測を示す図である。
ロックから後または前のフレームまたはピクチャにおけ
る最良一致ブロックへの探索を示す図である。要素21
1および211′は両ピクチャにおける同じ場所を表
す。
クトルに従ったブロックの移動と、動きベクトルを使用
して前のピクチャのブロックを調節した後のピクチャを
示す図である。
ック・フレーム参照探索、現フィールド1/過去参照フ
ィールド1探索、現フィールド1/過去参照フィールド
2探索、現フィールド2/過去参照フィールド1探索、
および現フィールド2/過去参照フィールド2探索を含
む、最大数の全画素動き推定探索を示す、予測符号化
(P)ピクチャを示す図である。
ックあたりの目標ビットのセットアップを制御するため
の、符号化プロセッサ200を用いるMPEG2準拠符
号化器の修正流れ図である。
動き推定のための固有探索区域および/またはマクロブ
ロックあたりの固有目標ビットを有する三つの領域に分
割した例を示す図である。
Claims (17)
- 【請求項1】複数のマクロブロックを有するピクチャを
処理する方法であって、 ピクチャを少なくとも二つの領域に分割するステップ
と、 前記マクロブロックが、ピクチャの前記少なくとも二つ
の領域のうち、どの領域に位置するかに基づいて、ピク
チャのマクロブロックごとに少なくとも一つの符号化パ
ラメータを設定するステップと、を含むことを特徴とす
る方法。 - 【請求項2】前記少なくとも二つの領域が、中央領域
と、該中央領域の外側に配置された少なくとも一つの外
寄り領域とを含み、前記設定するステップが、前記中央
領域の画質を前記少なくとも一つの外寄り領域の画質よ
りも高めるようにマクロブロックごとに少なくとも一つ
の符号化パラメータを設定するステップを含む請求項1
記載の方法。 - 【請求項3】前記少なくとも一つの符号化パラメータが
マクロブロックの動き推定処理の合計時間を含み、前記
設定するステップが、前記中央領域のマクロブロックご
との動き推定処理の合計時間を、前記少なくとも一つの
外寄り領域のマクロブロックごとの動き推定処理の合計
時間よりも長く設定する請求項2記載の方法。 - 【請求項4】前記少なくとも一つの符号化パラメータ
が、マクロブロックの動き推定処理の動き推定探索タイ
プ、動き推定探索区域またはマクロブロックの動き推定
処理のための動き推定探索の回数を示す動き推定パラメ
ータを含み、前記設定するステップが、前記中央領域の
マクロブロックごとの動き推定パラメータを、前記少な
くとも一つの外寄り領域のマクロブロックごとのそれの
よりも完全に設定する請求項2記載の方法。 - 【請求項5】前記少なくとも一つの外寄り領域が二つの
外寄り領域を含み、第一の外寄り領域が前記中央領域を
包囲し、第二の外寄り領域が前記第一の外寄り領域を包
囲し、前記第二の外寄り領域がピクチャの周辺領域を含
み、前記方法が、前記第一の外寄り領域のマクロブロッ
クの画質を前記第二の外寄り領域のマクロブロックの画
質よりも高め、前記中央領域のマクロブロックの画質を
前記第一の外寄り領域のマクロブロックの画質よりも高
めるようにピクチャのマクロブロックごとに少なくとも
一つの符号化パラメータを設定するステップをさらに含
む請求項2記載の方法。 - 【請求項6】前記少なくとも一つの符号化パラメータが
量子化値を含み、前記設定するステップが、マクロブロ
ックごとの量子化値を、前記中央領域のマクロブロック
が前記少なくとも一つの外寄り領域のマクロブロックよ
りも小さい量子化を受けるように設定する請求項2記載
の方法。 - 【請求項7】前記少なくとも一つの符号化パラメータが
マクロブロックあたりの目標ビットを含み、前記設定す
るステップが、前記中央領域のマクロブロックごとの目
標ビットを、前記少なくとも一つの外寄り領域のマクロ
ブロックごとの目標ビットよりも高く設定する請求項2
記載の方法。 - 【請求項8】前記少なくとも一つの外寄り領域が第一の
外寄り領域および第二の外寄り領域を含み、前記第一の
外寄り領域が前記中央領域を包囲し、前記第二の外寄り
領域が前記第一の外寄り領域を包囲し、前記第二の外寄
り領域が周辺領域を含み、前記設定するステップが、前
記第一の外寄り領域のマクロブロックごとの目標ビット
を、前記中央領域のマクロブロックごとの目標ビット
と、前記周辺領域のマクロブロックごとの目標ビットと
の中間の値に設定する請求項7記載の方法。 - 【請求項9】前記少なくとも一つの符号化パラメータが
動き推定パラメータおよびマクロブロックあたりの目標
ビットを含み、前記設定するステップは、マクロブロッ
クが、前記少なくとも二つの領域のうち、どの領域に位
置するかに基づいて、マクロブロックごとの動き推定パ
ラメータおよび目標ビットを設定する請求項1記載の方
法。 - 【請求項10】複数のマクロブロックを有するピクチャ
を処理するためのデジタル・ビデオ符号化システムであ
って、 ピクチャを少なくとも二つの領域に分割するための手段
と、 マクロブロックが、前記少なくとも二つの領域のうち、
どの領域に位置するかに基づいて、マクロブロックごと
に少なくとも一つの符号化パラメータを設定するための
手段と、を含むことを特徴とするデジタル・ビデオ符号
化システム。 - 【請求項11】前記少なくとも二つの領域が、中央領域
と、該中央領域の外側に配置された少なくとも一つの外
寄り領域とを含み、前記設定するための手段が、前記中
央領域の画質を前記少なくとも一つの外寄り領域の画質
よりも高めるように前記少なくとも一つの符号化パラメ
ータを設定するための手段を含む請求項10記載のデジ
タル・ビデオ符号化ステム。 - 【請求項12】前記少なくとも一つの外寄り領域が複数
の外寄り領域を含み、その各外寄り領域が前記中央領域
と同心的であり、前記設定する手段が、画質が、前記中
央領域から前記各外寄り領域を経て周辺部へと低下する
ように前記少なくとも一つの符号化パラメータを設定す
るための手段を含む請求項11記載のデジタル・ビデオ
符号化システム。 - 【請求項13】前記少なくとも一つの符号化パラメータ
が、動き推定パラメータ、マクロブロックあたりの目標
ビットおよび量子化値の少なくとも一つを含む請求項1
1記載のデジタル・ビデオ符号化システム。 - 【請求項14】前記動き推定パラメータが、動き推定処
理の合計時間、動き推定探索タイプ、動き推定探索区域
および実行される動き推定探索の回数の一つを含む請求
項13記載のデジタル・ビデオ符号化システム。 - 【請求項15】複数のマクロブロックを有するピクチャ
を処理するのに使用するための、コンピュータ読み取り
可能なプログラム・コード手段を中に有するコンピュー
タ使用可能な媒体を含むコンピュータ・プログラム製品
であって、 前記プログラム・コード手段が、 コンピュータをしてピクチャを少なくとも二つの領域に
分割させるためのコンピュータ読み取り可能な第一のプ
ログラム・コード手段と、 コンピュータをして、マクロブロックが、前記少なくと
も二つの領域のうち、どの領域に位置するかに基づい
て、マクロブロックごとに少なくとも一つの符号化パラ
メータを設定させるためのコンピュータ読み取り可能な
第二のプログラム・コード手段と、を含むことを特徴と
するコンピュータ・プログラム製品。 - 【請求項16】前記少なくとも二つの領域が、中央領域
と、少なくとも一つの外寄り領域とを含み、前記少なく
とも一つの外寄り領域が前記中央領域の外側に配置さ
れ、前記第二のプログラム・コード手段が、前記中央領
域の画質を前記少なくとも一つの外寄り領域の画質より
も高めるようにコンピュータをして前記少なくとも一つ
の符号化パラメータを設定させるためのコンピュータ読
み取り可能なプログラム・コード手段を含む請求項15
記載のコンピュータ・プログラム製品。 - 【請求項17】前記少なくとも一つの符号化パラメータ
が動き推定パラメータ、マクロブロックあたりの目標ビ
ット、および量子化値のうちの少なくとも一つを含む請
求項15記載のコンピュータ・プログラム製品。
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