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JPH10336656A - 画像符号化装置および方法 - Google Patents

画像符号化装置および方法

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Publication number
JPH10336656A
JPH10336656A JP14549997A JP14549997A JPH10336656A JP H10336656 A JPH10336656 A JP H10336656A JP 14549997 A JP14549997 A JP 14549997A JP 14549997 A JP14549997 A JP 14549997A JP H10336656 A JPH10336656 A JP H10336656A
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JP
Japan
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image
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coefficient
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quantization
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Application number
JP14549997A
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Kazuhiro Suzuki
一弘 鈴木
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Fujifilm Business Innovation Corp
Original Assignee
Fuji Xerox Co Ltd
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Publication date
Application filed by Fuji Xerox Co Ltd filed Critical Fuji Xerox Co Ltd
Priority to JP14549997A priority Critical patent/JP3617253B2/ja
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 直交変換符号化により現れるブロックノイズ
をその変換符号化の過程で得られる情報を用いて検出す
る。 【解決手段】 グループ番号検出部511は、直前のブ
ロックとのDC成分の差分が+1または−1となる場
合、すなわちグループ化部504の出力するグループ番
号が1となる場合を検出し、1ビットの検出信号をAN
D513に出力する。ランレングス検出部512は、ラ
ンレングスカウンタ508の出力するランレングスが6
3の場合を検出し、検出を示す1ビットの検出信号をA
ND513に出力する。AND513は、グループ番号
検出部511とランレングス検出部512の検出信号の
論理積をブロックノイズ検出情報として出力端子601
に出力する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、画像符号化装置よ
び方法に関し、とくに符号化の過程で発生するブロック
ノイズを復号する前に検出できるようにするものであ
る。
【0002】
【従来の技術】連続調の画像を高能率に符号化する方式
として、直交変換符号化方式が広く利用されている。と
りわけ、直交変換に離散コサイン変換(Discret
e Cosine Transform,以下DCTと
記す)を用いたアルゴリズムは、静止画像符号化の国際
標準であるJPEG(Joint Photograp
hic ExpertGroup)にも採用されてい
る。
【0003】図16は、JPEGベースラインシステム
と呼ばれるJPEGの基本アルゴリズムの構成を説明す
るブロック図である。
【0004】図において、100は画像が入力される入
力端子、200は入力された画像を8×8画素の矩形領
域である画素ブロックに分割するブロック分割部、30
0は画素ブロック単位にDCTを施し、変換係数を出力
するDCT変換部、400は変換係数をそれぞれの周波
数ごとに設定された量子化ステップ幅を用いて線形量子
化して量子化係数を出力する量子化部、500は量子化
係数を所定の手順で可変長符号化して符号データを出力
する可変長符号化部、600は符号データを出力する出
力端子である。
【0005】図17は、可変長符号化部500の構成を
説明するブロック図である。図17において、101は
量子化係数が入力される入力端子、501は量子化係数
を図10に示す順序に並べ換え(ジグザグスキャン)、
DC(直流)成分とAC(交流)成分を個別に出力する
スキャン変換部、502はDC成分を1画素ブロックの
処理時間の間遅延するブロック遅延部、503はDC成
分より1つ前のブロックのDC成分を減算してDC成分
の差分を出力する減算器、504は入力されるDC成分
の差分を図6に示すような絶対値によるグループ分けを
してグループ番号SSSSと差分がグループ内のどの数
値かを示す付加ビットを出力するグループ化部、505
は図8(a)に示すような1次元のハフマン符号表を用
いてDC成分のグループ番号SSSSを可変長符号して
DCハフマン符号を出力する1次元ハフマン符号化部で
ある。
【0006】一方、507は入力されるAC成分が零で
あるか非零であるかを判定してAC成分の出力先を切り
替える零判定部、508は零係数の連続する長さを係数
してランレングスNNNNを出力するランレングスカウ
ンタ、509は、DC成分の場合と同様に非零の交流係
数の大きさを図7の表にしたがってグループ判定し、グ
ループ番号SSSSと交流係数がグループ内のどの数値
かを示す付加ビットを出力するグループ化部、510は
ランレングスNNNNとグループ番号SSSSの組合せ
を図8(b)の2次元ハフマン符号表を用いて符号化
し、ACハフマン符号を出力する2次元ハフマン符号化
部、506は、DCハフマン符号と、ACハフマン符号
とDC成分とAC成分のそれぞれの付加ビットを多重化
して符号データを出力する多重化部、600は符号デー
タが出力される出力端子である。
【0007】以下、図16にしたがってJPEGベース
ラインシステムの動作を説明する。図16において、入
力端子100から入力された画像は、ブロック分割部2
00によって8×8画素の矩形領域である画素ブロック
に分割される。図5(a)に画素ブロックの1例を示
す。画素ブロックは、DCT変換部300においてDC
Tが施され、8×8のマトリクスとして変換係数が得ら
れる。変換係数は、画素ブロック内に含まれる2次元周
波数成分の電力に相当する情報である。
【0008】図4は、変換係数の各要素と周波数との対
応を示す図である。マトリクス内の最も左上にある要素
がDC成分と呼ばれ、画素ブロック内の平均値に相当す
る。他の要素はAC成分と呼ばれ、右のものほど水平方
向の、また、下のものほど垂直方向の高い周波数に対応
している。図5(b)は、図5(a)の画素ブロックに
DCTを施して得られる変換行列である。
【0009】続いて量子化部400では、変換係数が各
要素ごとに定められた量子化特性で線形に量子化され
る。
【0010】図13は、線形量子化を説明する図であ
り、入力を量子化幅Qで量子化し、間隔Qで配置された
離散的な出力が得られることを示している。JPEGで
の量子化特性は、例えば図5(c)に示すマトリクスと
して与えられ、これらの値で対応する位置の変換係数を
除算して丸めることで量子化する。図5(d)は、図5
(b)の変換係数を図5(c)の量子化マトリクスで量
子化して得られた量子化後の係数である。
【0011】可変長符号化部500では、図5(d)の
量子化係数が可変長符号化され、出力端子600に符号
データが出力される。
【0012】以下、図17にしたがって可変長符号化部
500の動作について説明する。
【0013】スキャン変換部501は、入力される量子
化係数の交流係数を、図10に示す順序で1次元化して
出力する。DC成分は、何も処理されずにそのまま出力
される。
【0014】ブロック遅延部502は、1画素ブロック
が符号化される期間、DC成分を記憶する。
【0015】減算器503では、現在の画素ブロックの
DC成分と、ブロック遅延部502に記憶された1つ前
のDC成分との差分が計算される。
【0016】グループ化部504では、図6のようにD
C成分の差分を絶対値の大きさでグループ分けし、グル
ープ番号と差分がグループ内のどの数値かを示す付加ビ
ットを出力する。
【0017】1次元ハフマン符号化部505は、図8
(a)の1次元ハフマン符号表によってグループ番号に
対応するDCハフマン符号を出力する。DCハフマン符
号は付加ビットとともに多重化部506に入力される。
【0018】一方、スキャン変換部501から出力され
たAC成分は、零判定部507において零であるか非零
であるかによって出力先が切り替えられる。
【0019】零と判定されたAC成分は、ランレングス
カウンタ508において、非零のAC成分が現れるまで
零のAC成分の連続する長さが計数され、ランレングス
が出力される。
【0020】グループ化部509では、DC成分と同様
に図7のように非零のAC成分のグループが決定され、
グループ番号とAC成分がグループ内のどの数値かを示
す付加ビットが出力される。
【0021】2次元ハフマン符号化部510は、図9に
示されるように、ランレングスとグループ番号の組合せ
で構成される2次元のハフマン符号表で符号化される。
表の各要素には、図8(b)のようなACハフマン符号
が割当てられている。ランレングスとグループ番号の組
合せに対応するACハフマン符号が出力され、グループ
化部509の出力する付加ビットとともに多重化部50
6に出力される。
【0022】図11(a)は、図4(d)の量子化係数
のDC成分ハフマン符号と付加ビットを表している。同
様に図11(b)は、AC成分ハフマン符号と付加ビッ
トを表し、図11(c)は、多重化部506より得られ
る符号データを表している。
【0023】以上の手順で、JPEGベースラインシス
テムによる画像の符号化が完了する。
【0024】一般に、変換符号化方式では、復号された
画像が元の画像と同じにならない非可逆符号化である。
これは、量子化の過程で情報が失われるためであり、圧
縮率を高くしていくとブロックノイズなどのノイズが発
生することが知られている。
【0025】図12は、ブロックノイズを説明する図で
ある。ブロックノイズの発生は以下のように説明するこ
とができる。変換符号化方式では、画素ブロックごとに
符号化されるので、粗い量子化ですべてのAC成分が零
に量子化されると、平均値だけのブロックが復号される
ことになる。これが周囲の画素ブロックの平均値と段差
をもって接続されるためにブロック境界が目立つように
なるためである。
【0026】ブロックノイズは、画素の振幅変化の激し
い領域ではそれほど目立たないが、階調変化の緩やかな
領域では、矩形の階段上の階調変化となるため、大きな
画質劣化の原因となることが知られている。
【0027】こうしたブロックノイズの改善手法につい
てはこれまでに様々な検討がなされている。
【0028】符号化側の改善手法としては、例えば、特
開平4−220083号公報の手法は、DC成分のみの
ブロックをブロックノイズとして検出する手段を備え、
検出した場合は1ビットのフラグを付加し、復号の際に
このブロックに平滑化処理を施すものである。
【0029】また、特開平5−328329号公報で
は、符号化の際に、画素ブロックの平坦度とAC成分に
対応して量子化特性を切り替える。
【0030】特開平7−50758号公報では、単一色
の原稿を読み込む場合に読取誤差による濃度変動で発生
するブロック歪を検出し、周辺ブロックとの段差を平滑
化する。さらにAC係数の絶対値が全て所定値以下の場
合、AC係数を全て零にして符号化するものである。
【0031】復号側の改善手法としては、特開平5−6
3997号公報では、復号の際にブロックごとの変換係
数の分布によってノイズ除去フィルタの特性を決定する
ものである。DC成分のみのブロックが連続する場合、
ブロックのDC成分の差が量子化ステップ以下の時だけ
ノイズを除去するというものである。
【0032】
【発明が解決しようとする課題】従来の技術における、
ブロックノイズの検出フラグや可変量子化を用いた手法
は、これらの機能を備えた特定の端末間でのみ実現可能
であり、JPEGベースラインアルゴリズムを使用した
画像伝送、例えば、カラーファクシミリなどの不特定多
数の受信端末を想定するアプリケーションには適用でき
ないという問題があった。
【0033】また、従来の技術における、送信時の画像
の補正処理や復号後の適応フィルタを用いた手法では、
復号画像の画質改善を目的としたものであり、必ずしも
原画像に忠実な画像が再現されるとは限らなかった。
【0034】このため、原稿や用途によっては、送信側
で符号化された画像を一旦復号して操作者が画質を確認
し、ブロックノイズが発生している場合はより高画質な
パラメータで再符号化して伝送することが最も確実な方
法として考えられるが、人手を要することが問題とな
る。
【0035】これらの問題は、そもそも符号化アルゴリ
ズムにブロックノイズの発生を検出する機能を持たない
ことに起因すると考えられる。
【0036】このため、本発明では、ブロック歪みの発
生しない符号化を実現するために、ブロックノイズを検
出機能を有する画像の符号化装置及び方法を提供するこ
とを目的としている。
【0037】また、従来技術では、ブロックノイズの検
出には、 (1)画素ブロック内の変換係数が量子化されてDC成
分のみとなり、平均値のみが復号される画素ブロックを
検出すること。 (2)画素ブロックの平均値が、周辺の画素ブロックの
平均値と段差をもって隣接していること。 の二つの条件のいずれか、または両方を利用したものが
多いが、これらを検出するための新たな回路を必要とし
たり、演算量が増加するという問題があった。
【0038】本発明においては、JPEGベースライン
システムに代表される変換符号化の過程で得られる情報
を用いてブロックノイズを検出することを第2の目的と
している。
【0039】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
に、本発明の請求項1に記載の画像の符号化装置は、画
像を分割してN×M(N,Mは正整数)画素の矩形領域
である画素ブロックを得る分割手段と、前記画素ブロッ
クに直交変換を施して変換係数を得る変換手段と、前記
変換係数を所定の量子化特性で量子化して量子化係数を
得る量子化手段と、前記量子化係数のDC(直流)成分
を直前の画素ブロックのDC成分との間の差分により可
変長符号化し、前記量子化係数のAC(交流)成分を、
零となるAC係数の連続する長さと、これに続く非零の
AC係数の大きさの組合せにより可変長符号化する2次
元可変長符号化手段とを備えており、特に、前記差分の
特定の値を検出して第1の検出信号を出力する第1の検
出手段と、前記AC係数の連続する長さの特定の値を検
出して第2の検出信号を出力する第2の検出手段と、前
記第1の検出信号と前記第2の検出信号の論理積をブロ
ックごとの検出結果として出力する判定手段とを備え、
前記ブロックごとの検出結果に基づいて、前記量子化特
性を変更した再符号化を実行することを特徴とする。
【0040】この構成においては、従前の符号化の過程
で生成される情報に基づいてブロックノイズを検出する
ことができる。
【0041】また、本発明の請求項2に記載の画像の符
号化装置は、請求項1に記載の画像の符号化装置におい
て、直前の画素ブロックでの前記第2の検出信号を記憶
する記憶手段を備え、前記第1の検出信号と前記第2の
検出信号と前記記憶手段に記憶された内容の論理積をブ
ロックごとの検出結果として出力する判定手段と、を備
え、前記ブロックごとの検出結果に基づいて、前記量子
化特性を変更した再符号化の実行を決定することを特徴
とする。
【0042】また、本発明の請求項3に記載の画像の符
号化装置は、請求項1または2に記載の画像の符号化装
置において、前記差分の特定の値が+1または−1であ
ることを特徴とする。
【0043】また、本発明の請求項4に記載の画像の符
号化装置は、請求項1または2に記載の画像の符号化装
置において、前記零となるAC係数の連続する長さの特
定の値が(N×M−1)であることを特徴とする。
【0044】また、本発明の請求項5に記載の画像の符
号化装置は、請求項1または2に記載の画像の符号化装
置において、前記判定手段がAND素子であることを特
徴とする。
【0045】また、本発明の請求項6に記載の画像の符
号化装置は、請求項1または2に記載の画像の符号化装
置において、前記直交変換が離散コサイン変換であるこ
とを特徴とする。
【0046】また、本発明の請求項7に記載の画像の符
号化装置は、請求項1または2に記載の画像の符号化装
置において、前記画素ブロックが8×8画素で構成され
ることを特徴とする。
【0047】また、本発明の請求項8に記載の画像の符
号化装置は、請求項1または2に記載の画像の符号化装
置において、前記第2の検出手段が前記AC係数の連続
する長さの特定の値を検出する代わりに、前記2次元可
変長符号化手段の出力する特定の符号を検出して第2の
検出信号を出力することを特徴とする。
【0048】また、本発明の請求項9に記載の画像の符
号化装置は、請求項1または2に記載の画像の符号化装
置において、前記ブロックごとの検出結果を計数する計
数手段を備え、前記画像の符号化動作が完了した時に、
前記計数手段の計数結果と前記画像の全画素数、もしく
は、前記画像に含まれる全画素ブロック数とを比較し
て、前記計数結果が所定の比率以上となる場合に前記量
子化特性を変更した再符号化を実行することを特徴とす
る。
【0049】また、本発明の請求項10に記載の画像の
符号化装置は、請求項1または2に記載の画像の符号化
装置において、前記量子化手段における所定の量子化特
性のDC成分の量子化閾値が所定の値よりも小さい場合
には、前記量子化特性を変更した再符号化を実行しない
ことを特徴とする。
【0050】また、本発明の請求項11に記載の画像の
符号化装置は、請求項1または2に記載の画像の符号化
装置において、前記所定の値が、復号された画像を出力
する出力手段の階調再現特性に応じて決定されることを
特徴とする。
【0051】また、本発明の請求項12に記載の画像符
号化方法は、画像を分割してN×M(N,Mは正整数)
画素の矩形領域である画素ブロックを得、前記画素ブロ
ックに直交変換を施して変換係数を求め、前記変換係数
を所定の量子化特性で量子化して量子化係数を得、前記
量子化係数のDC(直流)成分を直前の画素ブロックの
DC成分との間の差分により可変長符号化し、前記量子
化係数のAC(交流)成分を、零となるAC係数の連続
する長さと、これに続く非零のAC係数の大きさの組合
せにより可変長符号化するものであり、とくに、前記差
分の特定の値を検出して第1のフラグをセットし、前記
AC係数の連続する長さの特定の値を検出して第2のフ
ラグをセットし、前記第1のフラグと前記第2のフラグ
からブロックごとの検出結果を求め、前記ブロックごと
の検出結果に基づいて、前記量子化特性を変更した再符
号化を実行することを特徴とする。
【0052】この構成においても、従前の符号化の過程
で生成される情報に基づいてブロックノイズを検出する
ことができる。
【0053】また、請求項13に記載の画像符号化方法
は、請求項12に記載の画像符号化方法において、直前
の画素ブロックでの前記第2のフラグの値を第3のフラ
グにセットし、前記第1のフラグと前記第2のフラグと
前記3のフラグからブロックごとの検出結果を求め、前
記ブロックごとの検出結果に基づいて、前記量子化特性
を変更した再符号化を実行することを特徴とする。
【0054】
【発明の実施の形態】以下、本発明について詳細に説明
する。
【0055】本発明のブロックノイズの検出機能を有す
る画像の符号化装置及び方法では、符号化の過程で得ら
れる情報に基づいてブロックノイズを検出するものであ
り、より詳細には、この符号化過程の情報により、
(1)平均値だけの画素ブロックの検出、(2)周辺ブ
ロックとの段差の検出を行うものである。
【0056】以下、それぞれの検出方法について説明す
る。
【0057】平均値だけの画素ブロックは、全てのAC
成分が零であるかどうかで判定する。図17に示される
従来技術の可変長符号化部500においては、ランレン
グスカウンタ508で零のAC成分のランレングスを計
数しているので、ランレングスカウンタ508から出力
されるランレングスが63であれば全てのAC成分が零
であることがわかる。
【0058】一方、周辺画素ブロックとの段差は、DC
成分の差分のグループ番号から判定することができる。
【0059】ブロックノイズが問題となる緩やかな階調
変化を持つ画像領域では、連続する画素ブロックにDC
Tを施し、量子化して得られるDC成分は、同一のレベ
ルか隣合うレベルに量子化される。隣合うレベルに量子
化された場合には、レベル間の差、すなわち量子化のス
テップ幅が量子化誤差となり、復号された画素ブロック
の境界に段差が発生する。
【0060】もともとの画素ブロックの境界にエッジが
重なっていた場合には、エッジをはさむ画素ブロックの
DC成分は、必ずしも隣り合うレベルに量子化されると
は限らない。
【0061】このため、連続する画素ブロック間のDC
成分の差が+1または−1の場合をブロックノイズ発生
の条件とみなすことができる。これは、図6によれば、
グループ番号が1となることを検出することにほかなら
ない。
【0062】図17に示される従来技術の可変長符号化
部500においては、グループ化部504から出力され
るグループ番号が1である場合、現在の画素ブロックを
復号した時に、左隣の画素ブロックとの境界に段差が発
生する可能性があるとみなすことができる。
【0063】以上述べてきたように、本発明ではこれら
の2つのブロックノイズ検出方法を併用することで原稿
中の緩やかな階調変化を持つ画像領域に発生するブロッ
クノイズを検出するものである。
【0064】以下、本発明の実施例について説明する。 [第1の実施例]図1は、本発明の第1の実施例を全体
として示すものであり、この図において、図16に対応
する個所には対応する符号を付して詳細な説明を省略す
る。図1においては、可変長符号化部500によりブロ
ックノイズの検出を行い、この検出結果を量子化部40
0にフィードバックし量子化特性を適合化するようにし
ている。
【0065】つぎに、可変長符号化部500によるブロ
ックノイズの検出について説明する。図2はこの実施例
の可変長符号化部500を示すものであり、この図にお
いて図11と対応する個所には対応する符号を付して詳
細な説明を省略する。
【0066】図において、511はグループ化部504
の出力するグループ番号SSSSから特定のグループ番
号を検出して検出信号を出力するグループ番号検出部、
512はランレングスカウンタ508の出力するランレ
ングスNNNNから特定のランレングスを検出して検出
信号を出力するランレングス検出部、513はグループ
番号検出部511とランレングス検出部512の出力す
るそれぞれの検出信号の論理積をブロックノイズ検出信
号として出力するAND、601はブロックノイズ検出
信号が出力される出力端子である。
【0067】グループ番号検出部511は、直前のブロ
ックとのDC成分の差分が+1または−1となる場合、
すなわちグループ化部504の出力するグループ番号が
1となる場合を検出し、1ビットの検出信号をAND5
13に出力する。
【0068】また、ランレングス検出部512は、ラン
レングスカウンタ508の出力するランレングスが63
の場合を検出し、検出を示す1ビットの検出信号をAN
D513に出力する。
【0069】AND513は、グループ番号検出部51
1とランレングス検出部512の検出信号の論理積をブ
ロックノイズ検出情報として出力端子601に出力す
る。
【0070】本発明の第1の実施例においてブロックノ
イズが出力端子601より検出された場合は、量子化部
400の量子化特性を変更して再符号化する。量子化特
性の変更については、あらかじめ粗い量子化特性が設定
されている場合は細かな量子化特性となるように、また
は、あらかじめ細かな量子化特性を設定が設定されてい
る場合は粗い量子化特性になるよう変更していく。
【0071】再符号化の実行の決定は、ただ1度のブロ
ックノイズの検出によって行ってもよいし、ブロックノ
イズ検出信号を図示されない計数手段によって計数し、
計数結果を画像の総画素数、または総画素ブロック数と
比較し、ブロックノイズが予め定められた比率以上発生
していることでを決定してもよい。
【0072】以上の構成、および動作により、本発明の
第1の実施例の画像の符号化装置によって画像の符号化
中に発生するブロックノイズを検出することができる。
【0073】[第2の実施例]つぎに本発明の第2の実
施例について説明する。先に説明した第1の実施例で
は、直前の画素ブロックが平均値のみのブロックである
かどうかについては考慮されていなかった。このため、
ブロックノイズの比較的目立たないエッジ領域と緩やか
な階調の境界、例えばエッジの含まれる画素ブロックに
平坦な画素ブロックが続くような場合についてもブロッ
クノイズが検出されていた。
【0074】一方、検出範囲を緩やかな階調領域に制限
する場合には、直前の画素ブロックも平均値のみの画素
ブロックである条件を追加すればよい。
【0075】つまり、平均値のみとなる画素ブロックが
連続し、その境界にDC成分の量子化幅に相当する段差
が発生する場合のみをブロックノイズとして検出する。
【0076】以下、図3にもとづいて、本発明の第2の
実施例の構成について説明する。なお、図11に示す従
来技術、または、図2に示される本発明の第1の実施例
と同一の構成については、同一番号を付して説明を省略
する。
【0077】図において、514は1つ前の画素ブロッ
クについて特定のランレングスが検出されたことを示す
検出情報を記憶する記憶部であり、515はグループ番
号検出部511とランレングス検出部512の出力する
検出信号と、記憶部514に記憶された検出情報の論理
積をブロックノイズ検出信号として出力するANDであ
る。
【0078】ランレングス検出部512の出力する検出
信号は、AND515に出力されるとともに、記憶部5
14で1画素ブロックの符号化に要する期間遅延され
る。この検出情報は、次のブロックにおけるグループ番
号検出部511とランレングス検出部512の出力する
検出信号とともにAND515に入力され、これらの論
理積がブロックノイズ検出信号として出力される。
【0079】以上の構成、および動作により、本発明の
第2の実施例の画像の符号化装置によって画像の符号化
中に発生するブロックノイズを検出することができる。
【0080】なお、JPEGの仕様では、ランレングス
が63の場合は、2次元ハフマン符号化部510は、E
OB(End of Block:ブロック終端)符号
を出力ことになっている。このため、上記実施例におい
て、2次元ハフマン符号化部510が1つの画素ブロッ
クにつきEOB符号だけを出力する場合を検出して、全
てのAC成分が零となると判断するよう構成してもよ
い。
【0081】また、上記実施例では、JPEGと同様に
8×8画素の画素ブロックを前提としているので全AC
係数が零の場合のランレングスとして63を検出してい
るが、この値に限定するものではない。例えば、N×M
(N,Mは正整数)の画素ブロックを使用する場合は、
変換係数の数(N×M)からDC成分を除いた(N×M
−1)のランレングスを検出すればよい。
【0082】また、画像の最も左端に位置する画素ブロ
ックについては、直前のブロックは1つ上のブロックラ
インの最も右に位置するブロックであるので、ブロック
ノイズの検出処理から除外するものとする。
【0083】また、DC成分の量子化幅が比較的小さ
く、ブロックノイズが発生しても視覚上の問題とならな
い場合もあるので、DC成分の量子化幅が所定の値より
も小さい場合は、ブロックノイズ検出機能を停止する、
あるいはブロックノイズ検出信号を無効化するようにし
てもよい。また、この所定の値とは、ディスプレイやプ
リンタ等の復号画像が出力される出力機器の再現特性に
応じて決定される。
【0084】次に本発明の第1の符号化方法について説
明する。図14は、符号化方法の手順について示すフロ
ーチャートである。 [S1] 入力画像から8×8画素ブロックを切り出
す。 [S2] 画素ブロックにDCTを施して変換係数を求
める。 [S3] 変換係数を量子化して量子化係数を求める。 [S4] 量子化係数をジグザグスキャン順に1次元化
する。 [S5] 量子化係数がDC成分の場合はステップS
6、AC成分の場合はステップS11に分岐する。 [S6] 1つ前のブロックのDC成分との差分を計算
する。 [S7] 差分を図6にしたがってグループ化してグル
ープ番号と付加ビットを求める。 [S8] グループ番号が1の場合はステップS9に分
岐する。 [S9] グループ番号1の検出を示すフラグ1をセッ
トする。 [S10] グループ番号をハフマン符号化してDCハ
フマン符号を求める。 [S11] AC成分が零であるかを判定し、零の場合
はステップS12、非零の場合はステップS14に分岐
する。 [S12] 零のAC成分のランレングスをカウントす
る。 [S13] ランレングスが63の場合はステップS1
5に分岐する。 [S14] AC成分を図7にしたがってグループ化し
てグループ番号と付加ビットを求める。 [S15] ランレングス63の検出を示すフラグ2を
セットする。 [S16] ランレングスとグループ番号の組合せを2
次元ハフマン符号を求める。 [S17] DCハフマン符号,ACハフマン符号,双
方の付加ビットを多重化して符号データを出力する。 [S18] フラグ1とフラグ2がセットされている場
合はステップS19に分岐する。 [S19] ブロックノイズ検出フラグをセットする。
【0085】次に本発明の第2の符号化方法について説
明する。図15は、符号化方法の手順について示すフロ
ーチャートである。ステップS1からS17までは第1
の符号化方法の手順と同じであるので同一番号を付して
説明を省略する。以下、ステップS18以降を説明す
る。 [S18] フラグ1とフラグ2とフラグ3がセットさ
れている場合はステップS19に分岐する。 [S19] ブロックノイズ検出フラグをセットする。 [S20] フラグ2がセットされている場合はステッ
プS21に分岐する。 [S21] フラグ3をセットする。
【0086】
【発明の効果】以上述べてきたように、本発明では、ブ
ロックノイズを検出は、DC成分の差分や、零となるA
C成分のランレングスといった従来技術の符号化動作の
過程で求められる情報に基づくため、従来の画像の符号
化装置に対して、グループ番号検出部510、ラン検出
部511、およびAND513の追加することで実現で
きる。このため、回路規模の制限されるLSIや、ノイ
ズ検出処理の追加で性能が低下しやすいソフトウエアな
どへの実装に適している。
【0087】また、JPEGでは、符号量が原稿の内容
によって変動するために、符号量を一定値に制御するた
めの手法が種々考案されている。例えば、量子化マトリ
クスに一定値a(a>0の実数)を乗じて量子化特性を
変更し、発生する符号量とaの関係から目標符号量とな
るaをニュートン・ラプソン法などの収束演算により決
定する手法がある。この場合、画質は考慮されていない
ために、目標符号量にはなるもののブロックノイズを多
く含む画像が復号されることがある。このような場合に
本発明を適用することにより、ブロックノイズを回避し
ながら符号量を制御することが可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の第1の実施例の全体的な構成を示す
ブロック図である。
【図2】 本発明の第1の実施例の要部構成図である。
【図3】 本発明の第2の実施例の構成図である。
【図4】 変換係数を説明する図である。
【図5】 符号化の例を説明する図である。
【図6】 DC成分のグループ化を説明する図である。
【図7】 AC成分のグループ化を説明する図である。
【図8】 ハフマン符号表を説明する図である。
【図9】 AC成分の2次元ハフマン符号表を説明する
図である。
【図10】 ジグザグスキャンによる1次元化を説明す
るである。
【図11】 可変長符号化の例を説明する図である。
【図12】 ブロックノイズの説明図である。
【図13】 線形量子化の説明図である。
【図14】 本発明の第1の符号化方法の手順について
説明するフローチャート
【図15】 本発明の第2の符号化方法の手順について
説明するフローチャート
【図16】 従来技術の概略の構成図である。
【図17】 従来技術における可変長符号化回路の構成
図である。
【符号の説明】
100,101 入力端子 200 ブロック分割部 300 DCT変換部 400 量子化部 500 可変長符号化部 600 出力端子 601 ブロックノイズ検出信号出力端子 501 スキャン変換部 502 ブロック遅延部 503 減算器 504 グループ化部 505 1次元ハフマン符号化部 506 多重化部 507 零判定部 508 ランレングスカウンタ 509 グループ化部 510 2次元ハフマン符号化部 511 グループ番号検出部 512 ラン検出部 513 AND 514 記憶部 515 AND

Claims (13)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 画像を分割してN×M(N,Mは正整
    数)画素の矩形領域である画素ブロックを得る分割手段
    と、前記画素ブロックに直交変換を施して変換係数を得
    る変換手段と、前記変換係数を所定の量子化特性で量子
    化して量子化係数を得る量子化手段と、前記量子化係数
    のDC(直流)成分を直前の画素ブロックのDC成分と
    の間の差分により可変長符号化し、前記量子化係数のA
    C(交流)成分を零となるAC係数の連続する長さと、
    これに続く非零のAC係数の大きさの組合せとして可変
    長符号化する2次元可変長符号化手段とを備えた画像の
    符号化装置において、 前記差分の特定の値を検出して第1の検出信号を出力す
    る第1の検出手段と、 前記AC係数の連続する長さの特定の値を検出して第2
    の検出信号を出力する第2の検出手段と、 前記第1の検出信号と前記第2の検出信号との論理積を
    ブロックごとの検出結果として出力する判定手段とを有
    し、 前記ブロックごとの検出結果に基づいて、前記量子化特
    性を変更した再符号化を実行することを特徴とする画像
    符号化装置。
  2. 【請求項2】 請求項1に記載の画像符号化装置におい
    て、直前の画素ブロックでの前記第2の検出信号を記憶
    する記憶手段と、前記第1の検出信号と前記第2の検出
    信号と前記記憶手段に記憶された内容の論理積をブロッ
    クごとの検出結果として出力する判定手段とを備え、前
    記ブロックごとの検出結果に基づいて、前記量子化特性
    を変更した再符号化の実行を決定することを特徴とする
    画像符号化装置。
  3. 【請求項3】 前記差分の特定の値とは、+1または−
    1であることを特徴とする請求項1または2に記載の画
    像符号化装置。
  4. 【請求項4】 前記零となるAC係数の連続する長さの
    特定の値とは(N×M−1)であることを特徴とする請
    求項1または2に記載の画像符号化装置。
  5. 【請求項5】 前記判定手段がAND素子であることを
    特徴とする請求項1または2に記載の画像符号化装置。
  6. 【請求項6】 前記直交変換とは、離散コサイン変換で
    あることを特徴とする請求項1または2に記載の画像符
    号化装置。
  7. 【請求項7】 前記画素ブロックが8×8画素で構成さ
    れることを特徴とする請求項1または2に記載の画像符
    号化装置。
  8. 【請求項8】 前記第2の検出手段において、前記AC
    係数の連続する長さの特定の値を検出する代わりに、前
    記2次元可変長符号化手段の出力する特定の符号を検出
    して第2の検出信号を出力することを特徴とする請求項
    1または2に記載の画像符号化装置。
  9. 【請求項9】 前記ブロックごとの検出結果を計数する
    計数手段を備え、前記画像の符号化動作が完了した時
    に、前記計数手段の計数結果と前記画像の全画素数、も
    しくは、前記画像に含まれる全画素ブロック数とを比較
    して、前記計数結果が所定の比率以上となる場合に前記
    量子化特性を変更した再符号化を実行することを特徴と
    する請求項1または2に記載の画像符号化装置。
  10. 【請求項10】 前記量子化手段における所定の量子化
    特性において、DC成分の量子化閾値が所定の値よりも
    小さい場合には、前記量子化特性を変更した再符号化を
    実行しないことを特徴とする請求項1または2に記載の
    画像符号化装置。
  11. 【請求項11】 前記所定の値とは、復号された画像を
    出力する出力手段の階調再現特性に応じて決定されるこ
    とを特徴とする請求項1または2に記載の画像符号化装
    置。
  12. 【請求項12】 画像を分割してN×M(N,Mは正整
    数)画素の矩形領域である画素ブロックを得、前記画素
    ブロックに直交変換を施して変換係数を求め、前記変換
    係数を所定の量子化特性で量子化して量子化係数を得、
    前記量子化係数のDC(直流)成分を直前の画素ブロッ
    クのDC成分との間の差分により可変長符号化し、前記
    量子化係数のAC(交流)成分を、零となるAC係数の
    連続する長さと、これに続く非零のAC係数の大きさの
    組合せにより可変長符号化する画像符号化方法におい
    て、 前記差分の特定の値を検出して第1のフラグをセット
    し、前記AC係数の連続する長さの特定の値を検出して
    第2のフラグをセットし、前記第1のフラグと前記第2
    のフラグからブロックごとの検出結果を求め、前記ブロ
    ックごとの検出結果に基づいて、前記量子化特性を変更
    した再符号化を実行することを特徴とする画像符号化方
    法。
  13. 【請求項13】 請求項12に記載の画像符号化方法に
    おいて、直前の画素ブロックでの前記第2のフラグの値
    を第3のフラグにセットし、前記第1のフラグと前記第
    2のフラグと前記3のフラグからブロックごとの検出結
    果を求め、前記ブロックごとの検出結果に基づいて、前
    記量子化特性を変更した再符号化を実行する、ことを特
    徴とする画像符号化方法。
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