JPH10336418A - ファクシミリ装置 - Google Patents
ファクシミリ装置Info
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- JPH10336418A JPH10336418A JP9160547A JP16054797A JPH10336418A JP H10336418 A JPH10336418 A JP H10336418A JP 9160547 A JP9160547 A JP 9160547A JP 16054797 A JP16054797 A JP 16054797A JP H10336418 A JPH10336418 A JP H10336418A
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- 238000000034 method Methods 0.000 description 41
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- 238000011084 recovery Methods 0.000 description 1
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-
- H—ELECTRICITY
- H04—ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
- H04M—TELEPHONIC COMMUNICATION
- H04M11/00—Telephonic communication systems specially adapted for combination with other electrical systems
- H04M11/06—Simultaneous speech and data transmission, e.g. telegraphic transmission over the same conductors
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- Communication Control (AREA)
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 送信側ファクシミリ装置において、JMを検
出できなかった場合に、V.17へフォールバックする
手順を用い、通信フェールとなるのを防ぎ、品質のよい
ファクシミリ送信を可能とする。 【解決手段】 通信フェールが発生した場合、送信側で
は、例えば、CMを3秒間送出したのにJMを検出でき
ないような回線ではV.8手順が成功する確率は低いと
思われる。そこで、JM非検出のままCM送出がタイム
アウト(約3秒)した場合は、この時点でT.30へフ
ォールバックし、V.17以下で送信する仕様とする。
そして、「V.8有り」のDIS/NSFを受信しても
CIを送出することなく(V.8を再起動することな
く)、DCS/NSSを送出する。
出できなかった場合に、V.17へフォールバックする
手順を用い、通信フェールとなるのを防ぎ、品質のよい
ファクシミリ送信を可能とする。 【解決手段】 通信フェールが発生した場合、送信側で
は、例えば、CMを3秒間送出したのにJMを検出でき
ないような回線ではV.8手順が成功する確率は低いと
思われる。そこで、JM非検出のままCM送出がタイム
アウト(約3秒)した場合は、この時点でT.30へフ
ォールバックし、V.17以下で送信する仕様とする。
そして、「V.8有り」のDIS/NSFを受信しても
CIを送出することなく(V.8を再起動することな
く)、DCS/NSSを送出する。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、ファクシミリ装
置、より詳細には、ITU−T勧告V.8/V.34に基
づくファクシミリ装置における送受信技術に関する。
置、より詳細には、ITU−T勧告V.8/V.34に基
づくファクシミリ装置における送受信技術に関する。
【0002】
【従来の技術】1994年、ITU−Tにおいて、勧告
V.8が成立し、V.8に規定される手順を全二重通信で
実行するように決定している。このV.8手順は、伝送
モードの決定などに用いられ、V.8手順で規定される
信号としては、CM(発呼メニュー信号),JM(共通
メニュー信号),CJ(JMの検出確認及びCM終了を
示す信号)の各信号がある。各信号の伝送には全二重伝
送方式または半二重伝送方式が用いられ、それらの伝送
方式は、伝送状況に応じて選択される。V.8手順を全
二重伝送方式で行うときは、被呼端末がANSam信号
(全二重伝送方式を指定する信号)を送信し、発呼端末
は、ANSam信号を検出すると、CM信号を送信する
と同時に被呼端末からのJM信号を受信し、このJM信
号の受信終了後、CJ信号を送信し、被呼端末は、CM
信号を検出すると、JM信号の送信と同時にCJ信号の
受信を行い、V.8手順を終了する。
V.8が成立し、V.8に規定される手順を全二重通信で
実行するように決定している。このV.8手順は、伝送
モードの決定などに用いられ、V.8手順で規定される
信号としては、CM(発呼メニュー信号),JM(共通
メニュー信号),CJ(JMの検出確認及びCM終了を
示す信号)の各信号がある。各信号の伝送には全二重伝
送方式または半二重伝送方式が用いられ、それらの伝送
方式は、伝送状況に応じて選択される。V.8手順を全
二重伝送方式で行うときは、被呼端末がANSam信号
(全二重伝送方式を指定する信号)を送信し、発呼端末
は、ANSam信号を検出すると、CM信号を送信する
と同時に被呼端末からのJM信号を受信し、このJM信
号の受信終了後、CJ信号を送信し、被呼端末は、CM
信号を検出すると、JM信号の送信と同時にCJ信号の
受信を行い、V.8手順を終了する。
【0003】電話回線で結ばれたモデム間の通信では、
Vシリーズモデム勧告と呼ばれる一連の通信プロトコル
を使用するが、これは、物理層をカバーする通信プロト
コルで、通信速度によりいくつかの規格に分かれてい
る。Vシリーズモデム勧告の通信プロトコルとしては、
通信速度が300bpsの場合のV.21、1200bpsの
場合のV.22、2400bpsの場合のV.22bis、96
00bpsの場合のV.32、14400の場合のV.32b
is、最大28800bpsまでの通信で使用するV.34な
どがある。
Vシリーズモデム勧告と呼ばれる一連の通信プロトコル
を使用するが、これは、物理層をカバーする通信プロト
コルで、通信速度によりいくつかの規格に分かれてい
る。Vシリーズモデム勧告の通信プロトコルとしては、
通信速度が300bpsの場合のV.21、1200bpsの
場合のV.22、2400bpsの場合のV.22bis、96
00bpsの場合のV.32、14400の場合のV.32b
is、最大28800bpsまでの通信で使用するV.34な
どがある。
【0004】現在、普及しているモデムは、このVシリ
ーズモデム勧告に基づいて作られており、V.34に基
づいたモデム間の通信では、通信速度が28800bp
s、26400bps、21600bps、19200bps、1
6800bps、14400bpsから選択される。この場
合、通信を開始するにあたって、送信側モデムと受信側
モデムが回線の状況を考慮して、最大の通信速度になる
ように自動的に選択される。
ーズモデム勧告に基づいて作られており、V.34に基
づいたモデム間の通信では、通信速度が28800bp
s、26400bps、21600bps、19200bps、1
6800bps、14400bpsから選択される。この場
合、通信を開始するにあたって、送信側モデムと受信側
モデムが回線の状況を考慮して、最大の通信速度になる
ように自動的に選択される。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、上述のごと
きV.8/V.34を制御する通信制御部を有するファク
シミリ装置において、V.8手順で送信してエラーとな
るケース(例えば、送信側ファクシミリでのJM非検
出,受信側ファクシミリでのCJ非検出)が発生した場
合、送信側ファクシミリ装置は、JMを受信できないと
CMを出し続け、通信フェールとなってしまい、また、
受信側ファクシミリ装置は、CJを検出できないと、J
Mを出し続け通信フェールとなってしまう。
きV.8/V.34を制御する通信制御部を有するファク
シミリ装置において、V.8手順で送信してエラーとな
るケース(例えば、送信側ファクシミリでのJM非検
出,受信側ファクシミリでのCJ非検出)が発生した場
合、送信側ファクシミリ装置は、JMを受信できないと
CMを出し続け、通信フェールとなってしまい、また、
受信側ファクシミリ装置は、CJを検出できないと、J
Mを出し続け通信フェールとなってしまう。
【0006】本発明は、上述のごとき実情に鑑みてなさ
れたもので、送信側ファクシミリ装置の場合、例えば、
CMを3秒間送出したのにJMを検出できないような回
線では、V.8手順が成功する確率は低いと思われ、ま
た、受信側ファクシミリ装置の場合、例えば、JMを3
秒間送出したのにCJを検出できないということは、
V.8手順が成功する確率は低いと思われるので、この
ような場合に、V.8手順からV.17手順にフォールバ
ックするようにしたものである。
れたもので、送信側ファクシミリ装置の場合、例えば、
CMを3秒間送出したのにJMを検出できないような回
線では、V.8手順が成功する確率は低いと思われ、ま
た、受信側ファクシミリ装置の場合、例えば、JMを3
秒間送出したのにCJを検出できないということは、
V.8手順が成功する確率は低いと思われるので、この
ような場合に、V.8手順からV.17手順にフォールバ
ックするようにしたものである。
【0007】請求項1の発明は、送信側ファクシミリ装
置において、JMを検出できなかった場合に、通信フェ
ールとなるのを防ぐために、V.17へフォールバック
する手順を用い、品質のよいファクシミリ送信を可能と
することを目的とするものである。
置において、JMを検出できなかった場合に、通信フェ
ールとなるのを防ぐために、V.17へフォールバック
する手順を用い、品質のよいファクシミリ送信を可能と
することを目的とするものである。
【0008】請求項2の発明は、請求項1の発明におい
て、無駄にV.8手順を繰り返さないように制御するこ
とで、更なる品質向上を可能とすることを目的とするも
のである。
て、無駄にV.8手順を繰り返さないように制御するこ
とで、更なる品質向上を可能とすることを目的とするも
のである。
【0009】請求項3の発明は、受信側ファクシミリ装
置において、CJを検出できなかった場合に、通信フェ
ールとなるのを防ぐために、V.17へフォールバック
する手順を用い、品質のよいファクシミリ受信を可能と
することを目的とするものである。
置において、CJを検出できなかった場合に、通信フェ
ールとなるのを防ぐために、V.17へフォールバック
する手順を用い、品質のよいファクシミリ受信を可能と
することを目的とするものである。
【0010】請求項4の発明は、請求項3の発明におい
て、無駄にV.34手順を繰り返さないようにすること
を目的としてなされたものである。
て、無駄にV.34手順を繰り返さないようにすること
を目的としてなされたものである。
【0011】
【課題を解決するための手段】請求項1の発明は、発側
V.34マシンにて、任意の時間CMを送出したにもか
かわらず、JMを受信できなかった場合、CMの送出を
中断し、DISを受信することを特徴とし、もって、送
信側ファクシミリ装置において、JMを検出できなかっ
た場合に、V.17へフォールバックする手順を用い
て、通信フェールとなるのを防ぎ、品質のよいファクシ
ミリ送信を可能とするようにしたものである。
V.34マシンにて、任意の時間CMを送出したにもか
かわらず、JMを受信できなかった場合、CMの送出を
中断し、DISを受信することを特徴とし、もって、送
信側ファクシミリ装置において、JMを検出できなかっ
た場合に、V.17へフォールバックする手順を用い
て、通信フェールとなるのを防ぎ、品質のよいファクシ
ミリ送信を可能とするようにしたものである。
【0012】請求項2の発明は、請求項1の発明におい
て、CM送出中断の履歴があった場合、DIS/NSF
のV.8ビットがONでもCIを送出せずDCSを送出
することを特徴とし、もって、無駄にV.8手順を繰り
返さないように制御することで、更なる品質向上を可能
とするようにしたものである。
て、CM送出中断の履歴があった場合、DIS/NSF
のV.8ビットがONでもCIを送出せずDCSを送出
することを特徴とし、もって、無駄にV.8手順を繰り
返さないように制御することで、更なる品質向上を可能
とするようにしたものである。
【0013】請求項3の発明は、着側V.34マシンに
て、任意の時間JMを送出したにもかかわらず、CJを
受信できなかった場合、JMの送出を中断し、DISを
送出することを特徴とし、もって、受信側ファクシミリ
装置において、CJを検出できなかった場合に、V.1
7へフォールバックする手順を用いて、通信フェールと
なるのを防ぎ、品質のよいファクシミリ受信を可能とす
るようにしたものである。
て、任意の時間JMを送出したにもかかわらず、CJを
受信できなかった場合、JMの送出を中断し、DISを
送出することを特徴とし、もって、受信側ファクシミリ
装置において、CJを検出できなかった場合に、V.1
7へフォールバックする手順を用いて、通信フェールと
なるのを防ぎ、品質のよいファクシミリ受信を可能とす
るようにしたものである。
【0014】請求項4の発明は、請求項3の発明におい
て、DISを送出するとともに、DIS/NSFのV.
8ビットをOFFすることを特徴とし、もって、無駄に
V.34手順を繰り返さないようにしたものである。
て、DISを送出するとともに、DIS/NSFのV.
8ビットをOFFすることを特徴とし、もって、無駄に
V.34手順を繰り返さないようにしたものである。
【0015】
【発明の実施の形態】図1は、本発明が適用されるシス
テム構成図で、図中、1はCPU、2はROM、3はR
AM、4はスキャナ、5はプロッタ、6はNCU、7は
V.17以下の手順に対する通信制御部、8はV.8/
V.34通信制御部、9はシステムバスで、本発明は、
従来のV.17以下を制御している通信制御部7の他
に、V.8/V.34を制御する通信制御部8を有するこ
とを特徴とするもので、その中でも、特に、V.8手順
で送信した時にエラーとなるケース(例えば、calling
sideでのJM非検出とcalled sideでのCJ非検出)が
発生した時のリカバリー手順に関するものである。
テム構成図で、図中、1はCPU、2はROM、3はR
AM、4はスキャナ、5はプロッタ、6はNCU、7は
V.17以下の手順に対する通信制御部、8はV.8/
V.34通信制御部、9はシステムバスで、本発明は、
従来のV.17以下を制御している通信制御部7の他
に、V.8/V.34を制御する通信制御部8を有するこ
とを特徴とするもので、その中でも、特に、V.8手順
で送信した時にエラーとなるケース(例えば、calling
sideでのJM非検出とcalled sideでのCJ非検出)が
発生した時のリカバリー手順に関するものである。
【0016】図2は、送信側(calling side)から送信
して、該送信側でJMが検出できない場合の例を示す図
で、普通に設計すると、図2に示す通り、送信側でJM
を受信できないと、該送信側はCMを出し続け、所定時
間(T1時間(35秒))経過すると、通信フェールと
なる。
して、該送信側でJMが検出できない場合の例を示す図
で、普通に設計すると、図2に示す通り、送信側でJM
を受信できないと、該送信側はCMを出し続け、所定時
間(T1時間(35秒))経過すると、通信フェールと
なる。
【0017】図3は、上述のごとき通信フェールが発生
した場合の、送信側での対応を説明するための図で、例
えば、CMを3秒間送出したのにJMを検出できないよ
うな回線ではV.8手順が成功する確率は低いと思われ
るので、JM非検出のままCM送出がタイムアウト(約
3秒)した場合は、この時点でT.30へフォールバッ
クし、V.17以下で送信する仕様とする。そして、
「V.8有り」のDIS/NSFを受信してもCIを送
出することなく(V.8を再起動することなく)、DC
S(デジタル命令信号)/NSS(非標準機能設定信
号)を送出する。一番いいのは、CMを送出しながらD
ISを受信できることであるが(全二重動作)、ロック
ウェルモデム/松下モデムとも、この動作は不可能な仕
様となっている。
した場合の、送信側での対応を説明するための図で、例
えば、CMを3秒間送出したのにJMを検出できないよ
うな回線ではV.8手順が成功する確率は低いと思われ
るので、JM非検出のままCM送出がタイムアウト(約
3秒)した場合は、この時点でT.30へフォールバッ
クし、V.17以下で送信する仕様とする。そして、
「V.8有り」のDIS/NSFを受信してもCIを送
出することなく(V.8を再起動することなく)、DC
S(デジタル命令信号)/NSS(非標準機能設定信
号)を送出する。一番いいのは、CMを送出しながらD
ISを受信できることであるが(全二重動作)、ロック
ウェルモデム/松下モデムとも、この動作は不可能な仕
様となっている。
【0018】図4は、ANSamを検出した後のフロー
チャートを示す図で、送信側ファクシミリは、ANSa
mを受信したら、T1タイマーをスタートさせ、CMの
送信を開始し、JM待ちタイマー(T2)をスタートさ
せ、所定時間(例えば、3秒間)内にJMを受信した
ら、CJを送信し、V.34手順へ進む。
チャートを示す図で、送信側ファクシミリは、ANSa
mを受信したら、T1タイマーをスタートさせ、CMの
送信を開始し、JM待ちタイマー(T2)をスタートさ
せ、所定時間(例えば、3秒間)内にJMを受信した
ら、CJを送信し、V.34手順へ進む。
【0019】所定時間(3秒)内にJMを受信しない時
は、CM中断履歴フラグをオンし、DIS/NSF受信
を開始する。所定時間(T1時間)内にDIS/NSF
を受信した時は、V.8ビットのオン,オフに関係な
く、DCS/NSSを送信し、V.17手順に遷移し、
所定時間(T1時間)内にDIS/NSFを受信しない
時は回線を遮断する。
は、CM中断履歴フラグをオンし、DIS/NSF受信
を開始する。所定時間(T1時間)内にDIS/NSF
を受信した時は、V.8ビットのオン,オフに関係な
く、DCS/NSSを送信し、V.17手順に遷移し、
所定時間(T1時間)内にDIS/NSFを受信しない
時は回線を遮断する。
【0020】図5は、CIを送出しながら、V.8手順
のチャンスを伺う時のフローチャートで、図4に示した
T1タイマーがオーバーしない間は、DIS/NSFを
監視し、DIS/NSFを受信した時は、V.8ビット
がオンでなければ、従来のDCS/NSSを送出し、
V.17へ遷移する。また、V.8ビットオンであれば、
CM中断履歴フラグがオンか否かをみて、オンであれ
ば、従来のDCS/NSS送出へ遷移し、オンでなけれ
ば、T1タイマーをチェックしながらANSamを受信
するまでCIを送出する。
のチャンスを伺う時のフローチャートで、図4に示した
T1タイマーがオーバーしない間は、DIS/NSFを
監視し、DIS/NSFを受信した時は、V.8ビット
がオンでなければ、従来のDCS/NSSを送出し、
V.17へ遷移する。また、V.8ビットオンであれば、
CM中断履歴フラグがオンか否かをみて、オンであれ
ば、従来のDCS/NSS送出へ遷移し、オンでなけれ
ば、T1タイマーをチェックしながらANSamを受信
するまでCIを送出する。
【0021】図6は、受信側ファクシミリ装置の動作例
を説明するための図で、送信ファクシミリから前述のご
ときANSam及びCMが送信されてきた時、受信側フ
ァクシミリ装置は、ANSamを受信し、T1タイマー
をスタートさせた後に、CMを受信できないと、JMを
出し続け、所定時間経過(T1タイマーオーバー)する
と通信フェール(回線断)となる。
を説明するための図で、送信ファクシミリから前述のご
ときANSam及びCMが送信されてきた時、受信側フ
ァクシミリ装置は、ANSamを受信し、T1タイマー
をスタートさせた後に、CMを受信できないと、JMを
出し続け、所定時間経過(T1タイマーオーバー)する
と通信フェール(回線断)となる。
【0022】図7は、上述のごとき場合における受信側
(Called side)の動作手順を示す図で、例えば、JM
を3秒間送出したのにCJを検出できないということ
は、V.8手順が成功する確率は低いと思われるので、
V.17モードにフォールバックしてDIS送信へ遷移
する。JM送出がタイムアウトした場合は、CJの検出
を断念し、T.30へフォールバックする。T.30へフ
ォールバックしてからは、DISのV.8ビットはOF
Fに設定する。但し、CIの検出及びCIを検出した場
合のANSam送出は実行する。この時、送信機が無駄
にV.34を繰り返さないようにDIS/NSFのV.8
ビットはOFFする。
(Called side)の動作手順を示す図で、例えば、JM
を3秒間送出したのにCJを検出できないということ
は、V.8手順が成功する確率は低いと思われるので、
V.17モードにフォールバックしてDIS送信へ遷移
する。JM送出がタイムアウトした場合は、CJの検出
を断念し、T.30へフォールバックする。T.30へフ
ォールバックしてからは、DISのV.8ビットはOF
Fに設定する。但し、CIの検出及びCIを検出した場
合のANSam送出は実行する。この時、送信機が無駄
にV.34を繰り返さないようにDIS/NSFのV.8
ビットはOFFする。
【0023】図8は、受信側ファクシミリ装置における
CM受信後のフローチャートで、CM受信してT1タイ
マーをスタートし、JMの送出を開始し、CJ待ちタイ
マーをスタートする。CJ待ちタイマー時間内にCJを
受信した時は、V.34手順を実行する。CJ待ちタイ
マー時間内にCJを受信しない時は、DIS/NSFの
V.8ビットをオフに設定し、T1タイマーを監視し、
T1タイマーがオーバーしていない間は、DIS/NS
Fを送出し、DCS/NSSの受信を監視し続け、DC
S/NSSを受信した時は、従来のV.17以下の手順
に遷移し、T1タイムオーバーの時は、回線を遮断す
る。
CM受信後のフローチャートで、CM受信してT1タイ
マーをスタートし、JMの送出を開始し、CJ待ちタイ
マーをスタートする。CJ待ちタイマー時間内にCJを
受信した時は、V.34手順を実行する。CJ待ちタイ
マー時間内にCJを受信しない時は、DIS/NSFの
V.8ビットをオフに設定し、T1タイマーを監視し、
T1タイマーがオーバーしていない間は、DIS/NS
Fを送出し、DCS/NSSの受信を監視し続け、DC
S/NSSを受信した時は、従来のV.17以下の手順
に遷移し、T1タイムオーバーの時は、回線を遮断す
る。
【0024】図9は、マニュアル交信時のV.8シーケ
ンスを説明するための図で、発呼側が送信、着呼側が受
信のケースで、マニュアル交信時に、最初のANSam
を受信し損ねた例(Late start:missed ANSam)
である。送信側V.8機は、ANSam非検出でDIS
を受信したら、V.8機能有か否かをチェックし、有り
の場合は、CI信号を送信してV.8シーケンスを再起
動する。既に述べたように、このケースを想定してDI
SにV.8機能がアサインされている。CIを送出した
ら、ANSamとDISの両方を待つが、DISを先に
受信した場合、RIFAXはV.8ビットがONでもV.
8を断念してV.17で交信する。なお、他社機は、V.
8ビットがONだと、V.8手順を継続するものと思わ
れる。
ンスを説明するための図で、発呼側が送信、着呼側が受
信のケースで、マニュアル交信時に、最初のANSam
を受信し損ねた例(Late start:missed ANSam)
である。送信側V.8機は、ANSam非検出でDIS
を受信したら、V.8機能有か否かをチェックし、有り
の場合は、CI信号を送信してV.8シーケンスを再起
動する。既に述べたように、このケースを想定してDI
SにV.8機能がアサインされている。CIを送出した
ら、ANSamとDISの両方を待つが、DISを先に
受信した場合、RIFAXはV.8ビットがONでもV.
8を断念してV.17で交信する。なお、他社機は、V.
8ビットがONだと、V.8手順を継続するものと思わ
れる。
【0025】受信側では、マニュアル受信時、ANSa
m信号はオプションである。つまり、図3,図4の※1
は送出しなくてもよい。しかし、CI信号を受信した
ら、受信モードに関係なく送出する必要があるので(※
2)、従来のRIFAXのCED同様、必ず送出するも
のとする。また、DIS/NSFのV.8ビットは、A
NSam非検出のケースを考慮して、自動受信時もオン
する。
m信号はオプションである。つまり、図3,図4の※1
は送出しなくてもよい。しかし、CI信号を受信した
ら、受信モードに関係なく送出する必要があるので(※
2)、従来のRIFAXのCED同様、必ず送出するも
のとする。また、DIS/NSFのV.8ビットは、A
NSam非検出のケースを考慮して、自動受信時もオン
する。
【0026】
【発明の効果】請求項1の発明は、発側V.34マシン
にて、任意の時間CMを送出したにもかかわらず、JM
を受信できなかった場合、CM送出を中断し、DISを
受信するようにしたので、送信側ファクシミリ装置にお
いて、JMを検出できなかった場合に、V.17へフォ
ールバックする手順を用いて、通信フェールとなるのを
防ぐことができ、品質のよいファクシミリ送信が可能と
なる。
にて、任意の時間CMを送出したにもかかわらず、JM
を受信できなかった場合、CM送出を中断し、DISを
受信するようにしたので、送信側ファクシミリ装置にお
いて、JMを検出できなかった場合に、V.17へフォ
ールバックする手順を用いて、通信フェールとなるのを
防ぐことができ、品質のよいファクシミリ送信が可能と
なる。
【0027】請求項2の発明は、請求項1の発明におい
て、CM送出中断の履歴があった場合は、DIS/NS
FのV.8ビットがONでもCIを送出せずDCSを送
出するようにしたので、無駄にV.8手順を繰り返すこ
とがなく、更なる品質向上が可能となる。
て、CM送出中断の履歴があった場合は、DIS/NS
FのV.8ビットがONでもCIを送出せずDCSを送
出するようにしたので、無駄にV.8手順を繰り返すこ
とがなく、更なる品質向上が可能となる。
【0028】請求項3の発明は、着側V.34マシンに
て、任意の時間JMを送出したにもかかわらず、CJを
受信できなかった場合は、JMの送出を中断し、DIS
を送出するようにしたので、受信側ファクシミリ装置に
おいて、CJを検出できなかった場合に、V.17へフ
ォールバックする手順を用いて、通信フェールとなるの
を防ぐことができ、品質のよいファクシミリ受信が可能
となる。
て、任意の時間JMを送出したにもかかわらず、CJを
受信できなかった場合は、JMの送出を中断し、DIS
を送出するようにしたので、受信側ファクシミリ装置に
おいて、CJを検出できなかった場合に、V.17へフ
ォールバックする手順を用いて、通信フェールとなるの
を防ぐことができ、品質のよいファクシミリ受信が可能
となる。
【0029】請求項4の発明は、請求項3の発明におい
て、DIS/NSFのV.8ビットをOFFするように
したので、無駄にV.34手順を繰り返さないようにす
ることができる。
て、DIS/NSFのV.8ビットをOFFするように
したので、無駄にV.34手順を繰り返さないようにす
ることができる。
【図1】 本発明が適用されるシステム構成図である。
【図2】 送信側(calling side)から送信して、該送
信側でJMが検出できない場合の例を示す図である。
信側でJMが検出できない場合の例を示す図である。
【図3】 通信フェールが発生した場合の送信側での対
応を説明するための図である。
応を説明するための図である。
【図4】 ANSamを検出した後のフローチャートを
示す図である。
示す図である。
【図5】 CIを送出しながらV.8手順のチャンスを
伺う時のフローチャートである。
伺う時のフローチャートである。
【図6】 受信側ファクシミリ装置の動作例を説明する
ための図である。
ための図である。
【図7】 受信側(着呼サイド)の動作手順を示す図で
ある。
ある。
【図8】 受信側ファクシミリ装置におけるCM受信後
のフローチャートである。
のフローチャートである。
【図9】 マニュアル交信時のV.8シーケンスを説明
するための図である。
するための図である。
1…CPU、2…ROM、3…RAM、4…スキャナ、
5…プロッタ、6…NCU、7…V.17以下の手順に
対する通信制御部、8…V.8/V.34通信制御部、9
…システムバス。
5…プロッタ、6…NCU、7…V.17以下の手順に
対する通信制御部、8…V.8/V.34通信制御部、9
…システムバス。
Claims (4)
- 【請求項1】 発信側V.34マシンにて、任意の時間
CMを送出したにもかかわらず、JMを受信できなかっ
た場合、CM送出を中断し、DISを受信することを特
徴とするファクシミリ装置。 - 【請求項2】 CM送出中断の履歴があった場合、DI
S/NSFのV.8ビットがONでもCIを送出せずD
CSを送出することを特徴とする請求項1に記載のファ
クシミリ装置。 - 【請求項3】 着信側V.34マシンにて、任意の時間
JMを送出したにもかかわらず、CJを受信できなかっ
た場合、JM送出を中断し、DISを送出することを特
徴とするファクシミリ装置。 - 【請求項4】 DIS/NSFのV.8ビットをOFF
することを特徴とする請求項3に記載のファクシミリ装
置。
Priority Applications (5)
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---|---|---|---|
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US09/088,536 US6163601A (en) | 1997-06-03 | 1998-06-01 | Communications data terminal capable of performing a plurality of communication controls |
CNB98109709XA CN1173538C (zh) | 1997-06-03 | 1998-06-03 | 通信控制方法及使用该方法的通信数据终端装置 |
KR1019980020677A KR100278163B1 (ko) | 1997-06-03 | 1998-06-03 | 다수의 통신제어를 수행할 수 있는 통신데이터 터미널과 그 방법 |
DE19824757A DE19824757B4 (de) | 1997-06-03 | 1998-06-03 | Kommunikations-Datenterminal und Verfahren zur Durchführung einer Anzahl von Kommunikationssteuerungen |
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Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP9160547A JPH10336418A (ja) | 1997-06-03 | 1997-06-03 | ファクシミリ装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH10336418A true JPH10336418A (ja) | 1998-12-18 |
Family
ID=15717356
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
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JP (1) | JPH10336418A (ja) |
KR (1) | KR100278163B1 (ja) |
CN (1) | CN1173538C (ja) |
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KR100726129B1 (ko) * | 2000-10-26 | 2007-06-12 | 엘지.필립스 엘시디 주식회사 | 다결정실리콘 박막트랜지스터 소자 및 그 제조방법 |
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CN100366041C (zh) | 2005-01-21 | 2008-01-30 | 华为技术有限公司 | 一种应用于t.38网关的高速传真降为普通传真的方法 |
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-
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-
1998
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- 1998-06-03 KR KR1019980020677A patent/KR100278163B1/ko not_active IP Right Cessation
- 1998-06-03 DE DE19824757A patent/DE19824757B4/de not_active Expired - Fee Related
- 1998-06-03 CN CNB98109709XA patent/CN1173538C/zh not_active Expired - Fee Related
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