JPH10336147A - Cdma送受信装置および送信レート可変方法 - Google Patents
Cdma送受信装置および送信レート可変方法Info
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- JPH10336147A JPH10336147A JP9144804A JP14480497A JPH10336147A JP H10336147 A JPH10336147 A JP H10336147A JP 9144804 A JP9144804 A JP 9144804A JP 14480497 A JP14480497 A JP 14480497A JP H10336147 A JPH10336147 A JP H10336147A
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- H04W52/18—TPC being performed according to specific parameters
- H04W52/26—TPC being performed according to specific parameters using transmission rate or quality of service QoS [Quality of Service]
- H04W52/267—TPC being performed according to specific parameters using transmission rate or quality of service QoS [Quality of Service] taking into account the information rate
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- H04L1/0002—Systems modifying transmission characteristics according to link quality, e.g. power backoff by adapting the transmission rate
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- H04L1/0056—Systems characterized by the type of code used
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- H04B2201/00—Indexing scheme relating to details of transmission systems not covered by a single group of H04B3/00 - H04B13/00
- H04B2201/69—Orthogonal indexing scheme relating to spread spectrum techniques in general
- H04B2201/707—Orthogonal indexing scheme relating to spread spectrum techniques in general relating to direct sequence modulation
- H04B2201/70703—Orthogonal indexing scheme relating to spread spectrum techniques in general relating to direct sequence modulation using multiple or variable rates
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- Engineering & Computer Science (AREA)
- Computer Networks & Wireless Communication (AREA)
- Signal Processing (AREA)
- Quality & Reliability (AREA)
- Error Detection And Correction (AREA)
- Detection And Prevention Of Errors In Transmission (AREA)
- Compression, Expansion, Code Conversion, And Decoders (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 サンプルバイサンプルで符号化された音声に
対する送信レートを可変にする。 【解決手段】 送信する音声信号28を音声符号化部11に
よりサンプルバイサンプルで符号化し、符号化したディ
ジタル信号を情報振り分け部12により、制御部10からの
送信レート情報30に従って誤り訂正符号化部13とインタ
リーブ変換部14とに振り分け、送信レート情報30が示す
送信レートに応じて誤り訂正符号化を施すビット数を増
減して送信する総ビット数を増減する。誤り訂正符号化
が施されたディジタル信号および誤り訂正符号化が施さ
れないディジタル信号を、インタリーブ変換部14〜RF送
信部17を通して相手に送信する。RF送信部17から出力さ
れるRF送信信号の送信パワを、制御部10からの送信レー
ト情報30に従って送信パワ制御部18により増減する。
対する送信レートを可変にする。 【解決手段】 送信する音声信号28を音声符号化部11に
よりサンプルバイサンプルで符号化し、符号化したディ
ジタル信号を情報振り分け部12により、制御部10からの
送信レート情報30に従って誤り訂正符号化部13とインタ
リーブ変換部14とに振り分け、送信レート情報30が示す
送信レートに応じて誤り訂正符号化を施すビット数を増
減して送信する総ビット数を増減する。誤り訂正符号化
が施されたディジタル信号および誤り訂正符号化が施さ
れないディジタル信号を、インタリーブ変換部14〜RF送
信部17を通して相手に送信する。RF送信部17から出力さ
れるRF送信信号の送信パワを、制御部10からの送信レー
ト情報30に従って送信パワ制御部18により増減する。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、送信レートを可変
とするCDMA(Code Division Multiple Access) 送受信装
置に関するものである。
とするCDMA(Code Division Multiple Access) 送受信装
置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】CDMA方式の通信システムは、加入者が同
じ周波数帯域を使用して通信を行うため、システムの加
入者容量を増やすためには1チャネル当たりの送信パワ
をできるだけ小さくする必要がある。
じ周波数帯域を使用して通信を行うため、システムの加
入者容量を増やすためには1チャネル当たりの送信パワ
をできるだけ小さくする必要がある。
【0003】従来のCDMA方式、例えば、北米で勧告化(I
S-95) されているCDMA方式では、音声符号化に、音声符
号化自身のビットレートを可変とするブロック符号化方
式を採用することにより1チャネル当たりの送信レート
を可変とし、その送信レートに応じて送信パワを調整し
ていた。
S-95) されているCDMA方式では、音声符号化に、音声符
号化自身のビットレートを可変とするブロック符号化方
式を採用することにより1チャネル当たりの送信レート
を可変とし、その送信レートに応じて送信パワを調整し
ていた。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、このよ
うな従来のCDMA方式では、PCM(Pulse Code Modulation)
符号化、ADPCM(Adaptive Differential PCM)符号化など
のブロック符号化によらない音声符号に対しては使用す
ることができないという欠点があった。また、従来のCD
MA方式における音声ブロック化方式の符号・復号処理
は、非常に複雑なものであった。
うな従来のCDMA方式では、PCM(Pulse Code Modulation)
符号化、ADPCM(Adaptive Differential PCM)符号化など
のブロック符号化によらない音声符号に対しては使用す
ることができないという欠点があった。また、従来のCD
MA方式における音声ブロック化方式の符号・復号処理
は、非常に複雑なものであった。
【0005】本発明はこのような従来技術の欠点を解消
し、サンプルバイサンプルで符号化された音声符号に対
して送信レートを可変することができるCDMA送受信装置
を提供することを目的とする。
し、サンプルバイサンプルで符号化された音声符号に対
して送信レートを可変することができるCDMA送受信装置
を提供することを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明は上述の課題を解
決するために、入力音声をサンプルバイサンプルで符号
化する音声符号化手段と、音声符号化手段で符号化され
た信号を誤り訂正符号化の対象とするビットと対象外と
するビットとに分ける情報振り分け手段と、情報振り分
け手段で誤り訂正符号化の対象とされたビットに対して
誤り訂正符号化を施す誤り訂正符号化手段と、送信ビッ
ト数を表わす送信レート情報を生成する制御手段とを含
み、情報振り分け手段は、送信レート情報が表わす送信
ビット数の増減に応じて誤り訂正符号化の対象とするビ
ット数を増減することを特徴とする。
決するために、入力音声をサンプルバイサンプルで符号
化する音声符号化手段と、音声符号化手段で符号化され
た信号を誤り訂正符号化の対象とするビットと対象外と
するビットとに分ける情報振り分け手段と、情報振り分
け手段で誤り訂正符号化の対象とされたビットに対して
誤り訂正符号化を施す誤り訂正符号化手段と、送信ビッ
ト数を表わす送信レート情報を生成する制御手段とを含
み、情報振り分け手段は、送信レート情報が表わす送信
ビット数の増減に応じて誤り訂正符号化の対象とするビ
ット数を増減することを特徴とする。
【0007】また、本発明は、誤り訂正能力が互いに異
なる誤り訂正符号により入力データに対して誤り訂正符
号化を施す複数の誤り訂正符号化手段と、この複数の誤
り訂正符号化手段の少なくとも一つを選択して動作させ
る選択手段と、送信ビット数を表わす送信レート情報を
生成する制御手段とを含み、選択手段は、送信レート情
報が指示する送信ビット列に対して誤り訂正符号化手段
を選択して動作させることを特徴とする。
なる誤り訂正符号により入力データに対して誤り訂正符
号化を施す複数の誤り訂正符号化手段と、この複数の誤
り訂正符号化手段の少なくとも一つを選択して動作させ
る選択手段と、送信ビット数を表わす送信レート情報を
生成する制御手段とを含み、選択手段は、送信レート情
報が指示する送信ビット列に対して誤り訂正符号化手段
を選択して動作させることを特徴とする。
【0008】
【発明の実施の形態】次に添付図面を参照して本発明に
よるCDMA送受信装置の実施例を詳細に説明する。
よるCDMA送受信装置の実施例を詳細に説明する。
【0009】図1は、第1の実施例のCDMA送受信装置の
ブロック図である。この装置は、音声信号に誤り訂正符
号化を施して送信する際に、基地局から指示された送信
レートに従って、誤り訂正符号化の対象とするビット数
を減らすことにより総送信ビット数を抑え、送信パワー
を低減するものである。
ブロック図である。この装置は、音声信号に誤り訂正符
号化を施して送信する際に、基地局から指示された送信
レートに従って、誤り訂正符号化の対象とするビット数
を減らすことにより総送信ビット数を抑え、送信パワー
を低減するものである。
【0010】図1において、音声符号化部11から送信パ
ワ制御部18までは、音声信号28をRF信号により通信相手
に送信する送信側であり、RF受信部21から音声復号部27
までは、通信相手からのRF信号を受信して音声信号29を
出力する受信側である。また、アンテナ共用器(DUP)19
は、送信RF信号と受信RF信号とを分離するものであり、
制御部10は、送信側および受信側の各部にレート情報、
制御信号等を供給して装置全体の動作を制御するもので
ある。
ワ制御部18までは、音声信号28をRF信号により通信相手
に送信する送信側であり、RF受信部21から音声復号部27
までは、通信相手からのRF信号を受信して音声信号29を
出力する受信側である。また、アンテナ共用器(DUP)19
は、送信RF信号と受信RF信号とを分離するものであり、
制御部10は、送信側および受信側の各部にレート情報、
制御信号等を供給して装置全体の動作を制御するもので
ある。
【0011】送信側について更に説明する。音声符号化
部11は、入力された音声信号28をサンプリングし、ディ
ジタル信号に変換して情報振り分け部12に出力するもの
である。ディジタル信号への変換には、PCM 符号化、AD
PCM 符号化、その他のサンプルバイサンプル符号化が用
いられる。情報振り分け部12は、音声符号化部11からの
ディジタル信号を送信ブロック(例えば、10ms)毎にバ
ッファリングし、送信レート情報30に従って誤り訂正符
号化部13に出力するビットとインタリーブ変換部14に出
力するビットとに分けるものである。
部11は、入力された音声信号28をサンプリングし、ディ
ジタル信号に変換して情報振り分け部12に出力するもの
である。ディジタル信号への変換には、PCM 符号化、AD
PCM 符号化、その他のサンプルバイサンプル符号化が用
いられる。情報振り分け部12は、音声符号化部11からの
ディジタル信号を送信ブロック(例えば、10ms)毎にバ
ッファリングし、送信レート情報30に従って誤り訂正符
号化部13に出力するビットとインタリーブ変換部14に出
力するビットとに分けるものである。
【0012】誤り訂正符号化部13は、情報振り分け部12
からのディジタル信号に対して、ブロック符号、あるい
は、たたみ込み符号を用いて誤り訂正符号化を施し、イ
ンタリーブ変換部14に出力するものである。インタリー
ブ変換部14は、誤り訂正符号化部13からのディジタル信
号と情報振り分け部12からのディジタル信号に対してイ
ンタリーブ変換を施し、これを送信多重部15に出力すも
のである。
からのディジタル信号に対して、ブロック符号、あるい
は、たたみ込み符号を用いて誤り訂正符号化を施し、イ
ンタリーブ変換部14に出力するものである。インタリー
ブ変換部14は、誤り訂正符号化部13からのディジタル信
号と情報振り分け部12からのディジタル信号に対してイ
ンタリーブ変換を施し、これを送信多重部15に出力すも
のである。
【0013】送信多重部15は、インタリーブ変換部14か
らのディジタル信号にレート情報を付加してRF送信部17
に出力するものである。RF送信部17は、送信多重部15か
らのディジタル信号をアナログベースバンド信号に変換
して所定の拡散符号により拡散符号化を施し、送信アン
プにより電力増幅して送信RF信号としてアンテナ共用器
19に出力するものである。送信パワ制御部18は、RF送信
部17から出力される送信RF信号の送信パワを制御するも
のである。
らのディジタル信号にレート情報を付加してRF送信部17
に出力するものである。RF送信部17は、送信多重部15か
らのディジタル信号をアナログベースバンド信号に変換
して所定の拡散符号により拡散符号化を施し、送信アン
プにより電力増幅して送信RF信号としてアンテナ共用器
19に出力するものである。送信パワ制御部18は、RF送信
部17から出力される送信RF信号の送信パワを制御するも
のである。
【0014】次に、受信側について更に説明する。RF受
信部21は、アンテナ共用器19からの受信RF信号に対して
所定の逆拡散符号を用いて逆拡散を施すことによりベー
スバンド信号を生成し、この生成したベースバンド信号
をA/D 変換を施すことによりディジタル信号に変換する
ものである。受信分解部23は、そのディジタル信号から
受信レート情報31を取り出して制御部10に出力すると共
に、受信レート情報31を除いたディジタル信号をデイン
タリーブ変換部24に出力するものである。なお、制御部
10は、受信分解部23からの受信レート情報31を受信側の
各部に送出するものであるが、この受信レート情報31を
受信分解部23から受信側の各部に直接送出するするよう
にしてもよい。
信部21は、アンテナ共用器19からの受信RF信号に対して
所定の逆拡散符号を用いて逆拡散を施すことによりベー
スバンド信号を生成し、この生成したベースバンド信号
をA/D 変換を施すことによりディジタル信号に変換する
ものである。受信分解部23は、そのディジタル信号から
受信レート情報31を取り出して制御部10に出力すると共
に、受信レート情報31を除いたディジタル信号をデイン
タリーブ変換部24に出力するものである。なお、制御部
10は、受信分解部23からの受信レート情報31を受信側の
各部に送出するものであるが、この受信レート情報31を
受信分解部23から受信側の各部に直接送出するするよう
にしてもよい。
【0015】デインタリーブ変換部24は、受信分解部23
からのディジタル信号に対してデインタリーブ変換を施
してインタリーブ変換前のディジタル信号を再生し、こ
れを受信レート情報31に従って誤り訂正復号部25に出力
するビットと情報結合部26に出力するビットとに分けて
出力するものである。誤り訂正復号部25は、デインタリ
ーブ変換部24からのディジタル信号に対して誤り訂正処
理を施し、情報結合部26に出力するものである。情報結
合部26は、誤り訂正復号部25とデインタリーブ変換部24
からのディジタル信号を結合し、サンプルバイサンプル
で音声復号部27に出力するものである。音声復号部27
は、情報結合部26からのディジタル信号を復号して音声
信号を再生し、外部に出力するものである。
からのディジタル信号に対してデインタリーブ変換を施
してインタリーブ変換前のディジタル信号を再生し、こ
れを受信レート情報31に従って誤り訂正復号部25に出力
するビットと情報結合部26に出力するビットとに分けて
出力するものである。誤り訂正復号部25は、デインタリ
ーブ変換部24からのディジタル信号に対して誤り訂正処
理を施し、情報結合部26に出力するものである。情報結
合部26は、誤り訂正復号部25とデインタリーブ変換部24
からのディジタル信号を結合し、サンプルバイサンプル
で音声復号部27に出力するものである。音声復号部27
は、情報結合部26からのディジタル信号を復号して音声
信号を再生し、外部に出力するものである。
【0016】なお、図1に示すCDMA送受信装置の各機能
は、DSP(Digital Signal Processor) 内におけるソフト
ウエア処理で実現することができる。また、各機能に対
応する処理の全てあるいは一部を、それぞれ別のハード
ウエア(ゲートアレイ)、あるいは、DSP 付属のアクセ
ラレータ等で実現する構成としてもよい。
は、DSP(Digital Signal Processor) 内におけるソフト
ウエア処理で実現することができる。また、各機能に対
応する処理の全てあるいは一部を、それぞれ別のハード
ウエア(ゲートアレイ)、あるいは、DSP 付属のアクセ
ラレータ等で実現する構成としてもよい。
【0017】次に、図1に示す装置の動作について説明
する。制御部10は、通信に先立って送信レートを決定
し、送信レートを示す送信レート情報30を送信側の各部
に送出する。この送信レートは、呼設定時に制御チャネ
ルを用いて通信相手とのネゴシェーションにより決定し
てもよいし、通話中に基地局からの指示により逐次変え
てもよいし、更には、呼設定時と通話中の両方で行って
もよい。
する。制御部10は、通信に先立って送信レートを決定
し、送信レートを示す送信レート情報30を送信側の各部
に送出する。この送信レートは、呼設定時に制御チャネ
ルを用いて通信相手とのネゴシェーションにより決定し
てもよいし、通話中に基地局からの指示により逐次変え
てもよいし、更には、呼設定時と通話中の両方で行って
もよい。
【0018】まず、通信相手に送信すべき外部のマイク
ロホンからの音声信号28は、音声符号化部11に入力さ
れ、サンプルバイサンプルで符号化が施される。例え
ば、8KHz 毎にサンプリングされ、PCM 符号化により8
ビットのディジタル信号に変換される。このディジタル
信号は、情報振り分け部12に入力され、送信ブロック
(例えば、10ms)毎に内部のバッファに一旦蓄積され
て、誤り訂正符号部13に送られるビットとインタリーブ
変換部14に送られるビットとに分けられる。
ロホンからの音声信号28は、音声符号化部11に入力さ
れ、サンプルバイサンプルで符号化が施される。例え
ば、8KHz 毎にサンプリングされ、PCM 符号化により8
ビットのディジタル信号に変換される。このディジタル
信号は、情報振り分け部12に入力され、送信ブロック
(例えば、10ms)毎に内部のバッファに一旦蓄積され
て、誤り訂正符号部13に送られるビットとインタリーブ
変換部14に送られるビットとに分けられる。
【0019】このビット振り分けは、制御部10からの送
信レート情報30に従って実行される。ところで、音声信
号を表わすディジタルデータのMSB(Most Significant B
it)は、LSB(Least Significant Bit)よりも音声品質に
与える影響が大きい。そこで、本実施例では、CDMAシス
テムの同時利用者数が所定の範囲内にあって送信レート
情報30が高いレートを示すときには、音声信号を表わす
ディジタル信号8ビットの全てを誤り訂正符号化部13に
送り、CDMAシステムの同時利用者数が所定の範囲を超え
て送信レート情報30が低レートを示すときには、例え
ば、8ビットの中のMSB 6ビットを誤り訂正符号化部13
に、残りの2ビットをインタリーブ変換部14にそれぞれ
送出する。
信レート情報30に従って実行される。ところで、音声信
号を表わすディジタルデータのMSB(Most Significant B
it)は、LSB(Least Significant Bit)よりも音声品質に
与える影響が大きい。そこで、本実施例では、CDMAシス
テムの同時利用者数が所定の範囲内にあって送信レート
情報30が高いレートを示すときには、音声信号を表わす
ディジタル信号8ビットの全てを誤り訂正符号化部13に
送り、CDMAシステムの同時利用者数が所定の範囲を超え
て送信レート情報30が低レートを示すときには、例え
ば、8ビットの中のMSB 6ビットを誤り訂正符号化部13
に、残りの2ビットをインタリーブ変換部14にそれぞれ
送出する。
【0020】誤り訂正符号化部13に入力されたディジタ
ル信号は、伝送誤りから保護するため、ブロック符号、
たたみ込み符号等による誤り訂正符号化が施され、所定
長の冗長ビットが付加される。したがって、誤り訂正符
号化部13から出力される総ビット数は、誤り訂正符号化
の対象となるビット数に応じて増減する。例えば、音声
符号化データのMSB 6ビットのみが誤り訂正符号化の対
象となるとき、誤り訂正符号化の対象となる総ビット数
は、音声符号化データの8ビット全てが誤り訂正符号化
の対象となるときの総ビット数に比べて6/8 に減少す
る。したがって、付加される冗長ビット数もそれだけ少
なくなり、誤り訂正符号化部13から出力される総ビット
数が減少することになる。
ル信号は、伝送誤りから保護するため、ブロック符号、
たたみ込み符号等による誤り訂正符号化が施され、所定
長の冗長ビットが付加される。したがって、誤り訂正符
号化部13から出力される総ビット数は、誤り訂正符号化
の対象となるビット数に応じて増減する。例えば、音声
符号化データのMSB 6ビットのみが誤り訂正符号化の対
象となるとき、誤り訂正符号化の対象となる総ビット数
は、音声符号化データの8ビット全てが誤り訂正符号化
の対象となるときの総ビット数に比べて6/8 に減少す
る。したがって、付加される冗長ビット数もそれだけ少
なくなり、誤り訂正符号化部13から出力される総ビット
数が減少することになる。
【0021】このように、本実施例では、CDMAシステム
の加入者容量に余裕があるときは、音声符号化部11から
出力されるディジタル信号の全ビットに対して誤り訂正
符号化を施して送信し、CDMAシステムへのアクセス数が
増加して加入者容量に余裕がなくなったときは、そのデ
ィジタル信号の全ビットの中の重要な一部のビットに対
してのみ誤り訂正符号化を施すことより冗長ビット数を
少なくして総送信ビット数を低減させている。これによ
り、加入者容量に余裕がなくなったときに、送信RF信号
の送信パワを低減させることが可能となる。
の加入者容量に余裕があるときは、音声符号化部11から
出力されるディジタル信号の全ビットに対して誤り訂正
符号化を施して送信し、CDMAシステムへのアクセス数が
増加して加入者容量に余裕がなくなったときは、そのデ
ィジタル信号の全ビットの中の重要な一部のビットに対
してのみ誤り訂正符号化を施すことより冗長ビット数を
少なくして総送信ビット数を低減させている。これによ
り、加入者容量に余裕がなくなったときに、送信RF信号
の送信パワを低減させることが可能となる。
【0022】誤り訂正符号化部13から出力されたディジ
タル信号と情報振り分け部12から出力されたディジタル
信号は、インタリーブ変換部14に入力され、伝送路上で
生ずるバースト誤りをランダム化することにより誤り訂
正復号に与えるバースト誤りの影響を低減させるために
インタリーブ変換が施される。この場合、インタリーブ
変換の対象となるビット数は、送信レートに応じて増減
するので、バースト誤りを効果的に軽減できるようにそ
のビット数に適応したインタリーブ変換が実行される。
なお、インタリーブ変換の対象となるビット数は、制御
部10からの送信レート情報30により知ることができる。
タル信号と情報振り分け部12から出力されたディジタル
信号は、インタリーブ変換部14に入力され、伝送路上で
生ずるバースト誤りをランダム化することにより誤り訂
正復号に与えるバースト誤りの影響を低減させるために
インタリーブ変換が施される。この場合、インタリーブ
変換の対象となるビット数は、送信レートに応じて増減
するので、バースト誤りを効果的に軽減できるようにそ
のビット数に適応したインタリーブ変換が実行される。
なお、インタリーブ変換の対象となるビット数は、制御
部10からの送信レート情報30により知ることができる。
【0023】インタリーブ変換部14でインタリーブ変換
が施されたディジタル信号は、送信多重部15に入力さ
れ、制御部10からの送信レート情報30に対応するレート
情報が付加される。なお、このレート情報は、送信ブロ
ック毎に付加され、通信相手は、このレート情報に基づ
いて受信信号に対するデインタリーブ変換、情報の振り
分け等を実行することになる。レート情報が付加された
ディジタル信号は、複数のスロットに割り当てられ、RF
送信部17に送出される。
が施されたディジタル信号は、送信多重部15に入力さ
れ、制御部10からの送信レート情報30に対応するレート
情報が付加される。なお、このレート情報は、送信ブロ
ック毎に付加され、通信相手は、このレート情報に基づ
いて受信信号に対するデインタリーブ変換、情報の振り
分け等を実行することになる。レート情報が付加された
ディジタル信号は、複数のスロットに割り当てられ、RF
送信部17に送出される。
【0024】なお、送信多重部15では、送信ブロック
を、例えば、16スロットに分割し(0.625ms/slot)、制
御部10からの送信レート情報に従って使用するスロット
数を選択する。そして、選択したスロットにレート情報
が付加されたディジタル信号を割り当てる。送信レート
によって総送信ビット数が変化し、必要となるスロット
数が変わるためである。なお、総送信ビット数が減少
し、例えば、8スロットで総送信ビットを送信できる場
合に、最初の8スロットと、残りの8スロットで同一情
報を繰り返し送信し、RF送信信号の送信パワを低減させ
てもよい。この場合、送信パワ低下に伴う伝送品質劣化
をこの繰り返し送信を利用して補償するための機能を受
信側に設けることになる。
を、例えば、16スロットに分割し(0.625ms/slot)、制
御部10からの送信レート情報に従って使用するスロット
数を選択する。そして、選択したスロットにレート情報
が付加されたディジタル信号を割り当てる。送信レート
によって総送信ビット数が変化し、必要となるスロット
数が変わるためである。なお、総送信ビット数が減少
し、例えば、8スロットで総送信ビットを送信できる場
合に、最初の8スロットと、残りの8スロットで同一情
報を繰り返し送信し、RF送信信号の送信パワを低減させ
てもよい。この場合、送信パワ低下に伴う伝送品質劣化
をこの繰り返し送信を利用して補償するための機能を受
信側に設けることになる。
【0025】送信多重部15からRF送信部17に入力された
ディジタル信号は、所定の周波数のアナログベースバン
ド信号に変換され、次いで、所定の拡散符号を用いて拡
散符号化が施され、さらに、所定周波数の送信RF信号に
変調される。この送信RF信号は、送信アンプにより電力
増幅された後、アンテナ共用器19およびアンテナ20を通
して通信相手に送信される。このとき、RF送信部17から
出力される送信RF信号の送信パワは、送信パワ制御部18
により制御される。送信パワ制御部18は、制御部10から
の送信レート情報30に基づいて送信パワを制御し、送信
レート情報30が低いレート示す場合には、送信パワを低
減させる。これにより、CDMAシステムに対して多くの加
入者がアクセスすることが可能となる。
ディジタル信号は、所定の周波数のアナログベースバン
ド信号に変換され、次いで、所定の拡散符号を用いて拡
散符号化が施され、さらに、所定周波数の送信RF信号に
変調される。この送信RF信号は、送信アンプにより電力
増幅された後、アンテナ共用器19およびアンテナ20を通
して通信相手に送信される。このとき、RF送信部17から
出力される送信RF信号の送信パワは、送信パワ制御部18
により制御される。送信パワ制御部18は、制御部10から
の送信レート情報30に基づいて送信パワを制御し、送信
レート情報30が低いレート示す場合には、送信パワを低
減させる。これにより、CDMAシステムに対して多くの加
入者がアクセスすることが可能となる。
【0026】一方、アンテナ20で受信された受信RF信号
は、アンテナ共用器19を通してRF受信部21に入力され、
復調の後、所定の逆拡散符号を用いて逆拡散が施され
る。この逆拡散により、以後の処理で使用されるベース
バンド信号が得られる。次いで、このベースバンド信号
は、A/D 変換によりディジタル信号に変換され、受信分
解部23に入力される。受信分解部23では、入力されたデ
ィジタル信号からレート情報が取り出され、そのレート
情報は、受信レート情報31として制御部10に送出され
る。また、レート情報が取り出された後のディジタル信
号は、デインタリーブ変換部24に送出される。
は、アンテナ共用器19を通してRF受信部21に入力され、
復調の後、所定の逆拡散符号を用いて逆拡散が施され
る。この逆拡散により、以後の処理で使用されるベース
バンド信号が得られる。次いで、このベースバンド信号
は、A/D 変換によりディジタル信号に変換され、受信分
解部23に入力される。受信分解部23では、入力されたデ
ィジタル信号からレート情報が取り出され、そのレート
情報は、受信レート情報31として制御部10に送出され
る。また、レート情報が取り出された後のディジタル信
号は、デインタリーブ変換部24に送出される。
【0027】制御部10は、受信分解部23からの受信レー
ト情報31をデインタリーブ変換部24、誤り訂正復号部2
5、および情報結合部26に出力すると共に、受信レート
情報31に基づいて各部を制御するための制御信号を生成
して各部に供給する。受信分解部23から出力されたディ
ジタル信号は、デインタリーブ変換部24に入力され、イ
ンタリーブ変換とは逆の手順によりデインタリーブ変換
が施される。これにより、インタリーブ変換前のディジ
タル信号が再生される。そして、このディジタル信号
は、誤り訂正符号化が施された信号である場合は誤り訂
正復号部25に、誤り訂正符号化が施されていない信号で
ある場合は情報結合部26にそれぞれ送出される。なお、
その振り分けは、制御部10からの受信レート情報31に従
って実行される。
ト情報31をデインタリーブ変換部24、誤り訂正復号部2
5、および情報結合部26に出力すると共に、受信レート
情報31に基づいて各部を制御するための制御信号を生成
して各部に供給する。受信分解部23から出力されたディ
ジタル信号は、デインタリーブ変換部24に入力され、イ
ンタリーブ変換とは逆の手順によりデインタリーブ変換
が施される。これにより、インタリーブ変換前のディジ
タル信号が再生される。そして、このディジタル信号
は、誤り訂正符号化が施された信号である場合は誤り訂
正復号部25に、誤り訂正符号化が施されていない信号で
ある場合は情報結合部26にそれぞれ送出される。なお、
その振り分けは、制御部10からの受信レート情報31に従
って実行される。
【0028】デインタリーブ変換部24から誤り訂正復号
部25に入力されたディジタル信号は、誤り訂正復号化が
施される。これにより、伝送上で生じた誤りが訂正され
る。誤り訂正復号化が施されたディジタル信号と、誤り
訂正復号化が施されないデインタリーブ変換部24からの
ディジタル信号は、情報結合部26に入力され、内部のバ
ッファに一旦蓄積される。そして、制御部10からの受信
レート情報31に従って元のディジタル信号になるよう結
合される。このディジタル信号は、サンプルバイサンプ
ルで音声復号部27に入力されて音声信号に変換され、音
声信号29として外部のスピーカに出力される。
部25に入力されたディジタル信号は、誤り訂正復号化が
施される。これにより、伝送上で生じた誤りが訂正され
る。誤り訂正復号化が施されたディジタル信号と、誤り
訂正復号化が施されないデインタリーブ変換部24からの
ディジタル信号は、情報結合部26に入力され、内部のバ
ッファに一旦蓄積される。そして、制御部10からの受信
レート情報31に従って元のディジタル信号になるよう結
合される。このディジタル信号は、サンプルバイサンプ
ルで音声復号部27に入力されて音声信号に変換され、音
声信号29として外部のスピーカに出力される。
【0029】以上説明したように第1の実施例によれ
ば、音声符号化データに誤り訂正符号化を施す際に、誤
り訂正符号化の対象となるビット数を送信レートに従っ
て変えているので、サンプルバイサンプルの音声符号化
データに対して、総送信ビット数を増減することが可能
となる。また、従来から広く採用されている、符号・復
号処理の簡単な音声符号化方式をそのまま使用すること
ができる。
ば、音声符号化データに誤り訂正符号化を施す際に、誤
り訂正符号化の対象となるビット数を送信レートに従っ
て変えているので、サンプルバイサンプルの音声符号化
データに対して、総送信ビット数を増減することが可能
となる。また、従来から広く採用されている、符号・復
号処理の簡単な音声符号化方式をそのまま使用すること
ができる。
【0030】次に、本発明の第2の実施例について説明
する。図2は、第2の実施例のCDMA送受信装置のブロッ
ク図である。この装置は、送信するデータに対して誤り
訂正を施す際の誤り訂正能力が異なる2つの誤り訂正符
号化部を備え、システムへアクセスする加入者数が増加
したとき、基地局からの指示により、誤り訂正能力の低
い(すなわち、冗長ビット数が少ない)誤り訂正符号化
部を選択して誤り訂正を施すことにより総送信ビット数
を抑え、送信パワーを低減するものである。
する。図2は、第2の実施例のCDMA送受信装置のブロッ
ク図である。この装置は、送信するデータに対して誤り
訂正を施す際の誤り訂正能力が異なる2つの誤り訂正符
号化部を備え、システムへアクセスする加入者数が増加
したとき、基地局からの指示により、誤り訂正能力の低
い(すなわち、冗長ビット数が少ない)誤り訂正符号化
部を選択して誤り訂正を施すことにより総送信ビット数
を抑え、送信パワーを低減するものである。
【0031】図2において、情報振り分け部41から送信
パワ制御部49までは、送信データ60をRF信号により通信
相手に送信する送信側であり、RF受信部52から情報結合
部59までは、通信相手からのRF信号を受信して受信デー
タ61を出力する受信側である。また、アンテナ共用器(D
UP)50 は、送信RF信号と受信RF信号とを分離するもので
あり、制御部40は、送信側および受信側の各部にレート
情報、制御信号等を供給して装置全体の動作を制御する
ものである。
パワ制御部49までは、送信データ60をRF信号により通信
相手に送信する送信側であり、RF受信部52から情報結合
部59までは、通信相手からのRF信号を受信して受信デー
タ61を出力する受信側である。また、アンテナ共用器(D
UP)50 は、送信RF信号と受信RF信号とを分離するもので
あり、制御部40は、送信側および受信側の各部にレート
情報、制御信号等を供給して装置全体の動作を制御する
ものである。
【0032】送信側について更に説明する。情報振り分
け部41は、外部から入力された送信データ60を送信ブロ
ック(例えば、10ms)毎にバッファリングし、送信レー
ト情報に従って誤り訂正符号化部42に出力するビット
と、誤り訂正符号化部43に出力するビットとに分けるも
のである。誤り訂正符号化部42、43は、情報振り分け部
41からのディジタル信号(送信データ)に対して誤り訂
正符号化を施し、信号間引き部44に出力すものである。
け部41は、外部から入力された送信データ60を送信ブロ
ック(例えば、10ms)毎にバッファリングし、送信レー
ト情報に従って誤り訂正符号化部42に出力するビット
と、誤り訂正符号化部43に出力するビットとに分けるも
のである。誤り訂正符号化部42、43は、情報振り分け部
41からのディジタル信号(送信データ)に対して誤り訂
正符号化を施し、信号間引き部44に出力すものである。
【0033】なお、誤り訂正符号化部42と43は、誤り訂
正能力が異なり、付加される冗長ビット数が互いに異な
る。例えば、誤り訂正符号化部42には符号化レート1/3
のたたみ込み符号が使用され、誤り訂正符号化部43には
符号化レート1/2 のたたみ込み符号が使用される。ある
いは、誤り訂正符号化部42には(63,25)BCH符号が使用さ
れ、誤り訂正符号化部43には(63,55)BCH符号が使用され
る。
正能力が異なり、付加される冗長ビット数が互いに異な
る。例えば、誤り訂正符号化部42には符号化レート1/3
のたたみ込み符号が使用され、誤り訂正符号化部43には
符号化レート1/2 のたたみ込み符号が使用される。ある
いは、誤り訂正符号化部42には(63,25)BCH符号が使用さ
れ、誤り訂正符号化部43には(63,55)BCH符号が使用され
る。
【0034】信号間引き部44は、誤り訂正符号化部42、
43で誤り訂正符号化が施されたディジタル信号に対して
所定の手順に従って間引きを行い、その総ビット数を送
信ブロックに対して予め定められているビット数に調整
してインタリーブ変換部45に出力するものである。イン
タリーブ変換部45は、信号間引き部44からのディジタル
信号を、送信レートに適応したインタリーブ変換を施し
て送信多重部46に出力するものである。なお、送信多重
部46、RF送信部48、および送信パワ制御部49は、図1に
示す送信多重部15、RF送信部17、および送信パワ制御部
18とそれぞれ同じものである。
43で誤り訂正符号化が施されたディジタル信号に対して
所定の手順に従って間引きを行い、その総ビット数を送
信ブロックに対して予め定められているビット数に調整
してインタリーブ変換部45に出力するものである。イン
タリーブ変換部45は、信号間引き部44からのディジタル
信号を、送信レートに適応したインタリーブ変換を施し
て送信多重部46に出力するものである。なお、送信多重
部46、RF送信部48、および送信パワ制御部49は、図1に
示す送信多重部15、RF送信部17、および送信パワ制御部
18とそれぞれ同じものである。
【0035】次に、受信側について更に説明する。RF受
信部52、受信分解部54は、図1に示すRF受信部21、受信
分解部23とそれぞれ同じものである。デインタリーブ変
換部55は、受信分解部54からのディジタル信号に対して
デインタリーブ変換を施してインタリーブ変換前のディ
ジタル信号を再生し、これを信号補間部56に出力するも
のである。信号補間部56は、デインタリーブ変換部55か
らのディジタル信号に対して、間引きが行われた位置に
信号を挿入して間引き前のディジタル信号に戻し、これ
を誤り訂正復号部57、58に出力するものである。
信部52、受信分解部54は、図1に示すRF受信部21、受信
分解部23とそれぞれ同じものである。デインタリーブ変
換部55は、受信分解部54からのディジタル信号に対して
デインタリーブ変換を施してインタリーブ変換前のディ
ジタル信号を再生し、これを信号補間部56に出力するも
のである。信号補間部56は、デインタリーブ変換部55か
らのディジタル信号に対して、間引きが行われた位置に
信号を挿入して間引き前のディジタル信号に戻し、これ
を誤り訂正復号部57、58に出力するものである。
【0036】誤り訂正復号部57、58は、信号補間部46か
らのディジタル信号に対して誤り訂正復号化を施して伝
送誤りを訂正し、情報結合部59に出力するものである。
情報結合部59は、誤り訂正復号部57、58からのディジタ
ル信号を結合し、これを受信データ61として外部に出力
するものである。なお、図2に示すCDMA送受信装置の各
機能は、DSP 内におけるソフトウエア処理で実行しても
よい。また、各機能に対応する処理の全てあるいは一部
を、それぞれ別のハードウエア(ゲートアレイ)あるい
は、DSP 付属のアクセラレータなどで実現する構成とし
てもよい。
らのディジタル信号に対して誤り訂正復号化を施して伝
送誤りを訂正し、情報結合部59に出力するものである。
情報結合部59は、誤り訂正復号部57、58からのディジタ
ル信号を結合し、これを受信データ61として外部に出力
するものである。なお、図2に示すCDMA送受信装置の各
機能は、DSP 内におけるソフトウエア処理で実行しても
よい。また、各機能に対応する処理の全てあるいは一部
を、それぞれ別のハードウエア(ゲートアレイ)あるい
は、DSP 付属のアクセラレータなどで実現する構成とし
てもよい。
【0037】次に、図2に示す装置の動作について説明
する。制御部40は、通信に先立って第1の実施例の場合
と同様にして送信レートを決定し、送信レートを示す送
信レート情報62を送信側の各部に送出する。まず、通信
相手に送信すべき送信データ60は、情報振り分け部41に
入力される。情報振り分け部41に入力されたディジタル
信号(送信データ)は、内部のバッファに送信ブロック
(例えば、10ms)毎に一旦蓄積され、制御部40からの送
信レート情報に従って誤り訂正符号化部42または誤り訂
正符号化部43のいずれかに出力される。
する。制御部40は、通信に先立って第1の実施例の場合
と同様にして送信レートを決定し、送信レートを示す送
信レート情報62を送信側の各部に送出する。まず、通信
相手に送信すべき送信データ60は、情報振り分け部41に
入力される。情報振り分け部41に入力されたディジタル
信号(送信データ)は、内部のバッファに送信ブロック
(例えば、10ms)毎に一旦蓄積され、制御部40からの送
信レート情報に従って誤り訂正符号化部42または誤り訂
正符号化部43のいずれかに出力される。
【0038】本実施例では、送信レート情報が高いレー
ト示すとき(CDMAシステムの加入者容量に余裕があると
き)、ディジタル信号を誤り訂正符号化部42に出力し、
送信レート情報が低いレート示すとき(CDMAシステムの
加入者容量に余裕がないとき)、ディジタル信号を誤り
訂正符号化部43に出力するように設定されている。な
お、送信するデータが重要度の高いビット列と重要度の
低いビット列とからなる場合は、重要度の高いビット列
は誤り訂正符号化部42に出力し、重要度の低いビット列
は誤り訂正符号化部43に出力するように設定してもよ
い。
ト示すとき(CDMAシステムの加入者容量に余裕があると
き)、ディジタル信号を誤り訂正符号化部42に出力し、
送信レート情報が低いレート示すとき(CDMAシステムの
加入者容量に余裕がないとき)、ディジタル信号を誤り
訂正符号化部43に出力するように設定されている。な
お、送信するデータが重要度の高いビット列と重要度の
低いビット列とからなる場合は、重要度の高いビット列
は誤り訂正符号化部42に出力し、重要度の低いビット列
は誤り訂正符号化部43に出力するように設定してもよ
い。
【0039】誤り訂正符号化部42に入力されたディジタ
ル信号は、伝送誤りからデータを保護するために、例え
ば、符号化レート1/3 のたたみ込み符号化が施され、誤
り訂正符号化部43に入力されたディジタル信号は、例え
ば、符号化レート1/2 のたたみ込み符号化が施されてそ
れぞれ信号間引き部44に出力される。この例の場合、誤
り訂正符号化部42から出力される総ビット数は、誤り訂
正符号化部43から出力される総ビット数の2/3 となる。
ル信号は、伝送誤りからデータを保護するために、例え
ば、符号化レート1/3 のたたみ込み符号化が施され、誤
り訂正符号化部43に入力されたディジタル信号は、例え
ば、符号化レート1/2 のたたみ込み符号化が施されてそ
れぞれ信号間引き部44に出力される。この例の場合、誤
り訂正符号化部42から出力される総ビット数は、誤り訂
正符号化部43から出力される総ビット数の2/3 となる。
【0040】したがって、CDMAシステムの同時利用者数
が所定の範囲を超えてシステムの加入者容量に余裕がな
くなったときは、誤り訂正符号化部43を選択して動作さ
せることにより、誤り訂正符号化後の総ビット数を、シ
ステムの加入者容量に余裕があるときの2/3 に低減する
ことが可能となる。なお、本実施例では、付加する冗長
ビット数が互いに異なる2個の誤り訂正符号化部42、43
のいずれかを送信レートに従って選択して使用している
が、付加する冗長ビット数が互いに異なる2個以上の誤
り訂正符号化部を設け、これを送信レートに従って選択
して使用するようにしてもよい。
が所定の範囲を超えてシステムの加入者容量に余裕がな
くなったときは、誤り訂正符号化部43を選択して動作さ
せることにより、誤り訂正符号化後の総ビット数を、シ
ステムの加入者容量に余裕があるときの2/3 に低減する
ことが可能となる。なお、本実施例では、付加する冗長
ビット数が互いに異なる2個の誤り訂正符号化部42、43
のいずれかを送信レートに従って選択して使用している
が、付加する冗長ビット数が互いに異なる2個以上の誤
り訂正符号化部を設け、これを送信レートに従って選択
して使用するようにしてもよい。
【0041】誤り訂正符号化部42、43から出力されたデ
ィジタル信号は、信号間引き部44に入力される。そし
て、ディジタル信号の総ビット数が送信ブロックに対し
て予め定められているビット数を超えている場合には、
予め定められているビット数以内となるように、所定の
手順に従って信号の間引きが行われる。例えば、符号化
レート1/2 のたたみ込み符号化が施されたディジタル信
号に対して10ビット毎に1ビットの間引きを行い、符号
化レートを5/9 としてその総ビット数を低減する。
ィジタル信号は、信号間引き部44に入力される。そし
て、ディジタル信号の総ビット数が送信ブロックに対し
て予め定められているビット数を超えている場合には、
予め定められているビット数以内となるように、所定の
手順に従って信号の間引きが行われる。例えば、符号化
レート1/2 のたたみ込み符号化が施されたディジタル信
号に対して10ビット毎に1ビットの間引きを行い、符号
化レートを5/9 としてその総ビット数を低減する。
【0042】信号間引き部44で信号の間引きが行われた
ディジタル信号は、インタリーブ変換部45に入力され、
制御部40からの送信レート情報に従ってインタリーブ変
換が施され、次いで、送信多重部46、RF送信部48、およ
び送信パワ制御部49により、第1の実施例の場合と同様
な処理が順次施され、RF信号によりアンテナ共用器50、
アンテナ51を通して通信相手に送信される。
ディジタル信号は、インタリーブ変換部45に入力され、
制御部40からの送信レート情報に従ってインタリーブ変
換が施され、次いで、送信多重部46、RF送信部48、およ
び送信パワ制御部49により、第1の実施例の場合と同様
な処理が順次施され、RF信号によりアンテナ共用器50、
アンテナ51を通して通信相手に送信される。
【0043】一方、アンテナ51で受信された通信相手か
らのRF信号は、アンテナ共用器50を通してRF受信部52に
入力され、RF受信部52および受信分解部54により、第1
の実施例の場合と同様な処理が順次施されてディジタル
信号に変換される。なお、制御部40は、受信分解部44か
らの受信レート情報63をデインタリーブ変換部55、信号
補間部56、誤り訂正復号部57、58、および情報結合部59
に出力すると共に、受信レート情報63に基づいて各部を
制御するための制御信号を生成して各部に供給する。
らのRF信号は、アンテナ共用器50を通してRF受信部52に
入力され、RF受信部52および受信分解部54により、第1
の実施例の場合と同様な処理が順次施されてディジタル
信号に変換される。なお、制御部40は、受信分解部44か
らの受信レート情報63をデインタリーブ変換部55、信号
補間部56、誤り訂正復号部57、58、および情報結合部59
に出力すると共に、受信レート情報63に基づいて各部を
制御するための制御信号を生成して各部に供給する。
【0044】受信分解部54から出力されたディジタル信
号は、デインタリーブ変換部55に入力され、インタリー
ブ変換とは逆の手順によりデインタリーブ変換が施され
てインタリーブ変換前のディジタル信号に変換される。
デインタリーブ変換部55でデインタリーブ変換が施され
たディジタル信号は、信号補間部56に入力され、間引き
が行われた位置に信号が挿入されて間引き前のディジタ
ル信号に戻され、誤り訂正復号部57または誤り訂正復号
部58に出力される。ディジタル信号を誤り訂正復号部57
に出力するか、誤り訂正復号部58に出力するは制御部40
からの受信レート情報63に従って決められる。
号は、デインタリーブ変換部55に入力され、インタリー
ブ変換とは逆の手順によりデインタリーブ変換が施され
てインタリーブ変換前のディジタル信号に変換される。
デインタリーブ変換部55でデインタリーブ変換が施され
たディジタル信号は、信号補間部56に入力され、間引き
が行われた位置に信号が挿入されて間引き前のディジタ
ル信号に戻され、誤り訂正復号部57または誤り訂正復号
部58に出力される。ディジタル信号を誤り訂正復号部57
に出力するか、誤り訂正復号部58に出力するは制御部40
からの受信レート情報63に従って決められる。
【0045】誤り訂正復号部57、58に入力されたディジ
タル信号は、誤り訂正復号化が施され、誤りが訂正され
たディジタル信号に変換される。このディジタル信号
は、ブロック毎に情報結合部59に入力され、内部のバッ
ファに一旦蓄積される。そして、制御部40からの受信レ
ート情報63に従って元のディジタル信号となるように結
合され、受信データ61として外部に出力される。
タル信号は、誤り訂正復号化が施され、誤りが訂正され
たディジタル信号に変換される。このディジタル信号
は、ブロック毎に情報結合部59に入力され、内部のバッ
ファに一旦蓄積される。そして、制御部40からの受信レ
ート情報63に従って元のディジタル信号となるように結
合され、受信データ61として外部に出力される。
【0046】以上説明したように第2の実施例によれ
ば、送信データに対して誤り訂正符号化を施す際に、冗
長ビット数の異なる2つの誤り訂正符号化部を送信レー
トに従って切り替えて使用しているので、送信レートに
従って総送信ビット数を増減することが可能となる。
ば、送信データに対して誤り訂正符号化を施す際に、冗
長ビット数の異なる2つの誤り訂正符号化部を送信レー
トに従って切り替えて使用しているので、送信レートに
従って総送信ビット数を増減することが可能となる。
【0047】次に、本発明の第3の実施例について説明
する。図3は、第3の実施例のCDMA送受信装置のブロッ
ク図である。この装置は、符号化レートおよび拘束長が
異なる2つのたたみ込み符号化部を備え、システムへア
クセスする加入者数が増加したとき、基地局からの指示
により、符号化レートが小さく拘束長が大きい方のたみ
込み符号化部を選択して送信データに誤り訂正符号化を
施すことにより、総送信ビット数を減少させて送信パワ
ーを低減するものである。この場合、送信パワーの低減
による品質の劣化は、長い拘束長により補償されるの
で、即時性が要求され、再送制御を採用することのでき
ないシステムに好適である。
する。図3は、第3の実施例のCDMA送受信装置のブロッ
ク図である。この装置は、符号化レートおよび拘束長が
異なる2つのたたみ込み符号化部を備え、システムへア
クセスする加入者数が増加したとき、基地局からの指示
により、符号化レートが小さく拘束長が大きい方のたみ
込み符号化部を選択して送信データに誤り訂正符号化を
施すことにより、総送信ビット数を減少させて送信パワ
ーを低減するものである。この場合、送信パワーの低減
による品質の劣化は、長い拘束長により補償されるの
で、即時性が要求され、再送制御を採用することのでき
ないシステムに好適である。
【0048】この装置は、図3に示すように、図2に示
す第2の実施例の装置と同じ構成であり、図2に示す誤
り訂正符号化部42、43、誤り訂正復号部57、58として、
それぞれたたみ込み符号化部72、73、ビタビ復号部87、
88を用いたものである。ここで、たたみ込み符号化部72
は、符号化レート1/N 、拘束長K のたたみ込み符号を用
いて誤り訂正符号化を施すものであり、たたみ込み符号
化部73は、符号化レート1/(N-1) 、拘束長K+1 のたたみ
込み符号を用いて誤り訂正符号化を施すものである。ま
た、ビタビ復号部87は、符号化レート1/N 、拘束長K の
たたみ込み符号を復号するものであり、ビタビ復号部88
は、符号化レート1/(N-1) 、拘束長K+1のたたみ込み符
号を復号するものである。
す第2の実施例の装置と同じ構成であり、図2に示す誤
り訂正符号化部42、43、誤り訂正復号部57、58として、
それぞれたたみ込み符号化部72、73、ビタビ復号部87、
88を用いたものである。ここで、たたみ込み符号化部72
は、符号化レート1/N 、拘束長K のたたみ込み符号を用
いて誤り訂正符号化を施すものであり、たたみ込み符号
化部73は、符号化レート1/(N-1) 、拘束長K+1 のたたみ
込み符号を用いて誤り訂正符号化を施すものである。ま
た、ビタビ復号部87は、符号化レート1/N 、拘束長K の
たたみ込み符号を復号するものであり、ビタビ復号部88
は、符号化レート1/(N-1) 、拘束長K+1のたたみ込み符
号を復号するものである。
【0049】次に図3に示す装置の動作について説明す
る。この装置の動作は、先に説明した図2に示す第2の
実施例の装置の場合と同じである。ただし、本実施例で
は、たたみ込み符号化部の符号化レートおよび拘束長
を、符号化レートを高く設定したときはそれに伴って拘
束長が長くなるように、たたみ込み符号化部72の符号化
レートを1/N 、拘束長をK に設定し、たたみ込み符号化
部73の符号化レートを1/(N-1) 、拘束長をK+1 に設定し
ている。したがって、たたみ込み符号化部72からたたみ
込み符号化部73に切り替えて符号化レートを1/N から1/
(N-1) とし、総送信ビット数を減少させて送信パワを低
減させたとき伝送品質が劣化することになるが、拘束長
がK からK+1 になるので、送信パワの低減による伝送品
質の劣化が補償されることになる。
る。この装置の動作は、先に説明した図2に示す第2の
実施例の装置の場合と同じである。ただし、本実施例で
は、たたみ込み符号化部の符号化レートおよび拘束長
を、符号化レートを高く設定したときはそれに伴って拘
束長が長くなるように、たたみ込み符号化部72の符号化
レートを1/N 、拘束長をK に設定し、たたみ込み符号化
部73の符号化レートを1/(N-1) 、拘束長をK+1 に設定し
ている。したがって、たたみ込み符号化部72からたたみ
込み符号化部73に切り替えて符号化レートを1/N から1/
(N-1) とし、総送信ビット数を減少させて送信パワを低
減させたとき伝送品質が劣化することになるが、拘束長
がK からK+1 になるので、送信パワの低減による伝送品
質の劣化が補償されることになる。
【0050】なお、本実施例では、符号化レート、拘束
長が互いに異なる2個のたたみ込み符号化部72、73を切
り替えて使用しているが、符号化レート、拘束長が互い
に異なる2個以上のたたみ込み符号化部を設け、これを
切り替えて使用するようにしてもよい。
長が互いに異なる2個のたたみ込み符号化部72、73を切
り替えて使用しているが、符号化レート、拘束長が互い
に異なる2個以上のたたみ込み符号化部を設け、これを
切り替えて使用するようにしてもよい。
【0051】以上説明したように第3の実施例によれ
ば、送信データに対して誤り訂正符号化を施す際に、符
号化レート1/N 、拘束長K のたたみ込み符号化部と符号
化レート1/(N-1) 、拘束長K+1 のたたみ込み符号化部と
を送信レートに従って切り替えて使用しているので、送
信パワの低減に伴う伝送品質の劣化を招くことなく、送
信レートに応じて総送信ビット数を増減することが可能
となる。
ば、送信データに対して誤り訂正符号化を施す際に、符
号化レート1/N 、拘束長K のたたみ込み符号化部と符号
化レート1/(N-1) 、拘束長K+1 のたたみ込み符号化部と
を送信レートに従って切り替えて使用しているので、送
信パワの低減に伴う伝送品質の劣化を招くことなく、送
信レートに応じて総送信ビット数を増減することが可能
となる。
【0052】
【発明の効果】以上説明したように本発明によれば、誤
り訂正符号化の対象となるビット数を送信レートに従っ
て増減しているので、サンプルバイサンプルの音声符号
化データに対して総送信ビット数を増減することが可能
となる。また、従来から広く採用されている、符号・復
号処理の簡単な音声符号化方式をそのまま使用すること
ができる。
り訂正符号化の対象となるビット数を送信レートに従っ
て増減しているので、サンプルバイサンプルの音声符号
化データに対して総送信ビット数を増減することが可能
となる。また、従来から広く採用されている、符号・復
号処理の簡単な音声符号化方式をそのまま使用すること
ができる。
【0053】また、本発明によれば、冗長ビット数の異
なる2つの誤り訂正符号化部を送信レートに従って切り
替えているので、データに対して総送信ビット数を増減
することが可能となる。
なる2つの誤り訂正符号化部を送信レートに従って切り
替えているので、データに対して総送信ビット数を増減
することが可能となる。
【図1】本発明の第1の実施例を示すブロック図であ
る。
る。
【図2】本発明の第2の実施例を示すブロック図であ
る。
る。
【図3】本発明の第3の実施例を示すブロック図であ
る。
る。
10、40、70 制御部 11 音声符号化部 12、41、71情報振り分け部 13、42、43 誤り訂正符号化部 14、45、75 インタリーブ変換部 15、46、76 送信多重部 17、48、78 RF送信部 18、49、79 送信パワ制御部 21、52、82 RF受信部 23、54、84 受信分解部 24、55、85 デインタリーブ変換部 25、57、58 誤り訂正復号部 26、59、89 情報結合部 27 音声復号部 44、74信号間引き部 56、86 信号補間部 72、73たたみ込み符号化部 87、88 ビタビ復号部
Claims (10)
- 【請求項1】 入力音声をサンプルバイサンプルで符号
化する音声符号化手段と、 該音声符号化手段で符号化された信号を誤り訂正符号化
の対象とするビットと対象外とするビットとに分ける情
報振り分け手段と、 該情報振り分け手段で誤り訂正符号化の対象とされたビ
ットに対して誤り訂正符号化を施す誤り訂正符号化手段
と、 送信ビット数を表わす送信レート情報を生成する制御手
段とを含み、 前記情報振り分け手段は、前記送信レート情報が表わす
送信ビット数の増減に応じて誤り訂正符号化の対象とす
るビット数を増減することを特徴とするCDMA送受信装
置。 - 【請求項2】 誤り訂正能力が互いに異なる誤り訂正符
号により入力データに対して誤り訂正符号化を施す複数
の誤り訂正符号化手段と、 該複数の誤り訂正符号化手段の少なくとも一つを選択し
て動作させる選択手段と、 送信ビット数を表わす送信レート情報を生成する制御手
段とを含み、 前記選択手段は、前記送信レート情報が指示する送信ビ
ット列に対して前記誤り訂正符号化手段を選択して動作
させることを特徴とするCDMA送受信装置。 - 【請求項3】 請求項2に記載の装置において、前記複
数の誤り訂正符号化手段は、符号化レートが互いに異な
り、符号化レートが高い誤り訂正符号化手段は拘束長が
小さいたたみ込み符号により誤り訂正符号化を実行し、
符号化レートが小さい誤り訂正符号化手段は拘束長が大
きいたたみ込み符号により誤り訂正符号化を実行するこ
とを特徴とするCDMA送受信装置。 - 【請求項4】 請求項2または3に記載の装置におい
て、該装置はさらに、誤り訂正符号化が施されたディジ
タル信号の間引きを行う信号間引き手段を有することを
特徴とするCDMA送受信装置。 - 【請求項5】 請求項1ないし4のいずれかに記載の装
置において、該装置はさらに、送信ビット数を小さくし
た場合に送信パワを下げる送信パワ制御手段を有するこ
とを特徴とするCDMA送受信装置。 - 【請求項6】 サンプルバイサンプルで符号化した音声
信号に誤り訂正符号化を施して送信する場合、前記符号
化した音声信号のビットのうち誤り訂正符号化を施すビ
ット数をMSB ビット側を優先して選択することにより冗
長ビット数を増減して送信ビット数を変えることを特徴
とする送信レート可変方法。 - 【請求項7】 データに誤り訂正符号化を施して送信す
る場合、誤り訂正能力の異なる複数の誤り訂正符号化手
段の少なくとも一つを選択して動作させることにより冗
長ビット数を増減して送信ビット数を変えることを特徴
とする送信レート可変方法。 - 【請求項8】 請求項7に記載の方法において、前記複
数の誤り訂正符号化手段は、符号化レートが互いに異な
り、符号化レートが高い誤り訂正符号化手段は拘束長が
小さいたたみ込み符号により誤り訂正符号化を実行し、
符号化レートが小さい誤り訂正符号化手段は拘束長が大
きいたたみ込み符号により誤り訂正符号化を実行するこ
とを特徴とする送信レート可変方法。 - 【請求項9】 請求項7または8に記載の方法におい
て、該方法はさらに、信号間引き手段によって、誤り訂
正符号化が施されたディジタル信号の間引きを行うこと
を特徴とする送信レート可変方法。 - 【請求項10】 請求項6ないし9のいずれかに記載の
方法において、該方法はさらに、送信パワ制御手段によ
って、送信ビット数を小さくした場合に送信パワを下げ
ることを特徴とする送信レート可変方法。
Priority Applications (2)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP9144804A JPH10336147A (ja) | 1997-06-03 | 1997-06-03 | Cdma送受信装置および送信レート可変方法 |
US09/055,401 US6272123B1 (en) | 1997-06-03 | 1998-04-06 | Variable rate CDMA transmitter-receiver and transmission method |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP9144804A JPH10336147A (ja) | 1997-06-03 | 1997-06-03 | Cdma送受信装置および送信レート可変方法 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH10336147A true JPH10336147A (ja) | 1998-12-18 |
Family
ID=15370860
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP9144804A Pending JPH10336147A (ja) | 1997-06-03 | 1997-06-03 | Cdma送受信装置および送信レート可変方法 |
Country Status (2)
Country | Link |
---|---|
US (1) | US6272123B1 (ja) |
JP (1) | JPH10336147A (ja) |
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JP2006094051A (ja) * | 2004-09-22 | 2006-04-06 | Sony Corp | デジタル伝送システム、送信装置、受信装置及びデジタル伝送方法 |
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JP2012517782A (ja) * | 2009-02-11 | 2012-08-02 | クアルコム,インコーポレイテッド | 可変拘束長畳み込み符号器を使用して電力消費量を低減するためのシステムおよび方法 |
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---|---|
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A02 | Decision of refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02 Effective date: 20020723 |