JPH10336145A - 衛星放送システムおよび放送衛星 - Google Patents
衛星放送システムおよび放送衛星Info
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- JPH10336145A JPH10336145A JP9141901A JP14190197A JPH10336145A JP H10336145 A JPH10336145 A JP H10336145A JP 9141901 A JP9141901 A JP 9141901A JP 14190197 A JP14190197 A JP 14190197A JP H10336145 A JPH10336145 A JP H10336145A
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- 230000005540 biological transmission Effects 0.000 claims abstract description 49
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Classifications
-
- H—ELECTRICITY
- H04—ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
- H04B—TRANSMISSION
- H04B7/00—Radio transmission systems, i.e. using radiation field
- H04B7/14—Relay systems
- H04B7/15—Active relay systems
- H04B7/204—Multiple access
-
- H—ELECTRICITY
- H04—ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
- H04H—BROADCAST COMMUNICATION
- H04H20/00—Arrangements for broadcast or for distribution combined with broadcast
- H04H20/65—Arrangements characterised by transmission systems for broadcast
- H04H20/71—Wireless systems
- H04H20/74—Wireless systems of satellite networks
-
- H—ELECTRICITY
- H04—ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
- H04B—TRANSMISSION
- H04B7/00—Radio transmission systems, i.e. using radiation field
- H04B7/14—Relay systems
- H04B7/15—Active relay systems
- H04B7/185—Space-based or airborne stations; Stations for satellite systems
- H04B7/18523—Satellite systems for providing broadcast service to terrestrial stations, i.e. broadcast satellite service
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- Astronomy & Astrophysics (AREA)
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- Radio Relay Systems (AREA)
- Two-Way Televisions, Distribution Of Moving Picture Or The Like (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】システム構成が簡易で、かつサービスエリアを
放送信号毎に変化させることを可能とする。 【解決手段】放送衛星は、複数の通信チャネルが設定さ
れた上り伝送路を介して到来する信号をKaバンド用ア
ンテナによって受信する。これによりKaバンド用アン
テナの一次放射器42から出力された信号から、バンド
パスフィルタ12によって各通信チャネルにて到来した
放送信号を抽出する。このように抽出した各放送信号
は、Sバンド用アンテナが有する複数の一次放射器53
のそれぞれに対応する通信チャネルを介して到来したも
のどうしが合成器15によって合成するとともに、高出
力増幅器16によって電力増幅が施したのち、一次放射
器53のそれぞれに与え、Sバンド用アンテナによって
各一次放射器53に対応する所定領域のそれぞれに向け
て送信する。
放送信号毎に変化させることを可能とする。 【解決手段】放送衛星は、複数の通信チャネルが設定さ
れた上り伝送路を介して到来する信号をKaバンド用ア
ンテナによって受信する。これによりKaバンド用アン
テナの一次放射器42から出力された信号から、バンド
パスフィルタ12によって各通信チャネルにて到来した
放送信号を抽出する。このように抽出した各放送信号
は、Sバンド用アンテナが有する複数の一次放射器53
のそれぞれに対応する通信チャネルを介して到来したも
のどうしが合成器15によって合成するとともに、高出
力増幅器16によって電力増幅が施したのち、一次放射
器53のそれぞれに与え、Sバンド用アンテナによって
各一次放射器53に対応する所定領域のそれぞれに向け
て送信する。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、赤道上空の静止軌
道に配置される放送衛星を利用して、映像、音声、デー
タ等の放送を提供する衛星放送システムおよびこの衛星
放送システムに用いられる放送衛星に関する。
道に配置される放送衛星を利用して、映像、音声、デー
タ等の放送を提供する衛星放送システムおよびこの衛星
放送システムに用いられる放送衛星に関する。
【0002】
【従来の技術】近時、放送サービスの多様化への要求と
通信技術の発展に伴い、地上放送に加えて衛星放送が開
始されている。この衛星放送は、地上に大掛かりなイン
フラを整備しなくても広範囲な地域にサービスを提供で
きるため、よりいっそうニーズに対応可能なメディアと
して注目されている。
通信技術の発展に伴い、地上放送に加えて衛星放送が開
始されている。この衛星放送は、地上に大掛かりなイン
フラを整備しなくても広範囲な地域にサービスを提供で
きるため、よりいっそうニーズに対応可能なメディアと
して注目されている。
【0003】ところで、我が国における従来の衛星放送
システムには、BS(BroadcastingSatellite)放送、
CS(Communication Satellite )放送が既に実用化さ
れており、デジタル放送も開始されている。他の諸外国
にあってもほぼ同様の規模の衛星放送システムが開発、
実用化されている。
システムには、BS(BroadcastingSatellite)放送、
CS(Communication Satellite )放送が既に実用化さ
れており、デジタル放送も開始されている。他の諸外国
にあってもほぼ同様の規模の衛星放送システムが開発、
実用化されている。
【0004】しかしながら、これらのいずれの衛星放送
システムにあっても、複数チャネルの放送信号を特定の
送信局で収集し、多重化した上で放送衛星に向かう上り
伝送路へと送出するものとなっている。そして放送衛星
では、上り伝送路を介して到来した信号を、地上に向か
う下り伝送路に応じた周波数への周波数変換および電力
増幅を行った上で所定のサービスエリアに向けて送出す
るものとなっている。このため、複数チャネルの放送信
号の全てが、所定のサービスエリアに向けて送出される
ものとなっており、単一のサービスエリアに対する放送
しか行うことができない。
システムにあっても、複数チャネルの放送信号を特定の
送信局で収集し、多重化した上で放送衛星に向かう上り
伝送路へと送出するものとなっている。そして放送衛星
では、上り伝送路を介して到来した信号を、地上に向か
う下り伝送路に応じた周波数への周波数変換および電力
増幅を行った上で所定のサービスエリアに向けて送出す
るものとなっている。このため、複数チャネルの放送信
号の全てが、所定のサービスエリアに向けて送出される
ものとなっており、単一のサービスエリアに対する放送
しか行うことができない。
【0005】また、複数チャネルの放送信号を収集して
上り伝送路へと送出するためのフィーダリンク局が必要
であるとともに、放送信号を放送局からリアルタイムで
収集する場合には、放送局とフィーダリンク局との間に
地上系の伝送路を確保する必要があり、システムが複雑
となっている。
上り伝送路へと送出するためのフィーダリンク局が必要
であるとともに、放送信号を放送局からリアルタイムで
収集する場合には、放送局とフィーダリンク局との間に
地上系の伝送路を確保する必要があり、システムが複雑
となっている。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】以上のように従来の衛
星放送システムでは、放送衛星への信号送信は特定のフ
ィーダリンク局が集中的に担うものとなっており、かつ
放送衛星はフィーダリンク局から送信された信号を中継
送信するだけであったため、システム構成が複雑であ
り、しかもサービスエリアが単一で柔軟性に乏しいもの
となっていた。
星放送システムでは、放送衛星への信号送信は特定のフ
ィーダリンク局が集中的に担うものとなっており、かつ
放送衛星はフィーダリンク局から送信された信号を中継
送信するだけであったため、システム構成が複雑であ
り、しかもサービスエリアが単一で柔軟性に乏しいもの
となっていた。
【0007】本発明はこのような事情を考慮してなされ
たものであり、その目的とするところは、システム構成
が簡易で、かつサービスエリアを放送信号毎に変化させ
ることが可能な衛星通信システムおよびこのような衛星
通信システムを実現可能とする放送衛星を提供すること
にある。
たものであり、その目的とするところは、システム構成
が簡易で、かつサービスエリアを放送信号毎に変化させ
ることが可能な衛星通信システムおよびこのような衛星
通信システムを実現可能とする放送衛星を提供すること
にある。
【0008】
【課題を解決するための手段】以上の目的を達成するた
めに本発明は、例えば放送局などの複数の送信局から、
赤道上空の静止軌道に配置される放送衛星を用いて放送
を提供する放送システムであって、前記放送衛星に、複
数の通信チャネルが設定された所定の上り伝送路を介し
て到来する信号を受信する例えばKaバンド用アンテナ
などの受信アンテナと、複数の放射器を有し、複数の所
定領域のそれぞれに向けて送信ビームを形成する例えば
Sバンド用アンテナなどの送信アンテナと、前記受信ア
ンテナで受信された信号から各通信チャネルの信号をそ
れぞれ抽出する例えばバンドパスフィルタなどのチャネ
ル分離手段と、前記複数の放射器のそれぞれに対応付け
て設けられ、前記チャネル分離手段により抽出された各
通信チャネルの信号のうちの所定の信号を多重化すると
ともに電力増幅して得た信号を対応する放射器へと与え
る、例えば合成器および高出力増幅器などからなる信号
処理手段とを備えるとともに、前記複数の送信局のそれ
ぞれが、前記上り伝送路に設定された複数の通信チャネ
ルのうちの自局に割り当てられたもののうちで所望放送
領域に対応する通信チャネルにて前記上り伝送路へと放
送信号を送出するようにした。
めに本発明は、例えば放送局などの複数の送信局から、
赤道上空の静止軌道に配置される放送衛星を用いて放送
を提供する放送システムであって、前記放送衛星に、複
数の通信チャネルが設定された所定の上り伝送路を介し
て到来する信号を受信する例えばKaバンド用アンテナ
などの受信アンテナと、複数の放射器を有し、複数の所
定領域のそれぞれに向けて送信ビームを形成する例えば
Sバンド用アンテナなどの送信アンテナと、前記受信ア
ンテナで受信された信号から各通信チャネルの信号をそ
れぞれ抽出する例えばバンドパスフィルタなどのチャネ
ル分離手段と、前記複数の放射器のそれぞれに対応付け
て設けられ、前記チャネル分離手段により抽出された各
通信チャネルの信号のうちの所定の信号を多重化すると
ともに電力増幅して得た信号を対応する放射器へと与え
る、例えば合成器および高出力増幅器などからなる信号
処理手段とを備えるとともに、前記複数の送信局のそれ
ぞれが、前記上り伝送路に設定された複数の通信チャネ
ルのうちの自局に割り当てられたもののうちで所望放送
領域に対応する通信チャネルにて前記上り伝送路へと放
送信号を送出するようにした。
【0009】このような手段を講じたことにより、上り
伝送路を介して放送衛星に到達した信号は、受信アンテ
ナによって受信されたのち、チャネル分離手段によって
前記上り伝送路に設定されている複数の通信チャネル毎
に分離される。そしてこのように分離された各通信チャ
ネルの信号は、送信アンテナが有する複数の放射器のそ
れぞれに対応付けられた信号処理手段のそれぞれにより
所定の通信チャネルの信号どうしが多重化されるととも
に電力増幅されたのち、各信号処理手段に対応した放射
器から放射されて、当該放射器が送信ビームを形成する
地域に向けて送信される。従って、送信局が送信した放
送信号は、その放送信号を送信するために用いた通信チ
ャネルに対応する放射器から、その放射器が送信ビーム
を形成する地域に向けて送信される。つまり、放送信号
を送信するために用いる通信チャネルを適宜選択するこ
とで、放送領域を送信局側で任意に決定することが可能
となる。
伝送路を介して放送衛星に到達した信号は、受信アンテ
ナによって受信されたのち、チャネル分離手段によって
前記上り伝送路に設定されている複数の通信チャネル毎
に分離される。そしてこのように分離された各通信チャ
ネルの信号は、送信アンテナが有する複数の放射器のそ
れぞれに対応付けられた信号処理手段のそれぞれにより
所定の通信チャネルの信号どうしが多重化されるととも
に電力増幅されたのち、各信号処理手段に対応した放射
器から放射されて、当該放射器が送信ビームを形成する
地域に向けて送信される。従って、送信局が送信した放
送信号は、その放送信号を送信するために用いた通信チ
ャネルに対応する放射器から、その放射器が送信ビーム
を形成する地域に向けて送信される。つまり、放送信号
を送信するために用いる通信チャネルを適宜選択するこ
とで、放送領域を送信局側で任意に決定することが可能
となる。
【0010】また本発明は、上記構成における上り伝送
路に設定された複数の通信チャネルは、複数の放射器の
それぞれに対応した通信チャネルと、複数の放射器のう
ちの複数に対応した通信チャネルとを含むものとし、か
つ信号処理手段は、対応付けられた放射器に対応する通
信チャネルの信号が複数存在する場合に、これらの信号
を多重化するものとした。
路に設定された複数の通信チャネルは、複数の放射器の
それぞれに対応した通信チャネルと、複数の放射器のう
ちの複数に対応した通信チャネルとを含むものとし、か
つ信号処理手段は、対応付けられた放射器に対応する通
信チャネルの信号が複数存在する場合に、これらの信号
を多重化するものとした。
【0011】このような手段を講じたことにより、複数
の放射器のうちの複数に対応した通信チャネルにて放送
衛星へと到達した信号は、この通信チャネルに対応する
複数の放射器のそれぞれから、複数の地域に向けて送信
される。従って、放送領域を各放射器が送信ビームを形
成する地域単位のみでなく、複数の放射器が送信ビーム
を形成する地域を合成してなる地域をも1単位として放
送領域の選択が行えるようになり、運用の柔軟性が向上
する。
の放射器のうちの複数に対応した通信チャネルにて放送
衛星へと到達した信号は、この通信チャネルに対応する
複数の放射器のそれぞれから、複数の地域に向けて送信
される。従って、放送領域を各放射器が送信ビームを形
成する地域単位のみでなく、複数の放射器が送信ビーム
を形成する地域を合成してなる地域をも1単位として放
送領域の選択が行えるようになり、運用の柔軟性が向上
する。
【0012】また本発明は、上記構成における複数の送
信局のそれぞれが、スペクトラム拡散変調を施した放送
信号を送出するものとし、かつ信号処理手段は、対応付
けられた放射器に対応する通信チャネルの信号が複数存
在する場合に、これらの信号を合成することで多重化を
行うようにした。
信局のそれぞれが、スペクトラム拡散変調を施した放送
信号を送出するものとし、かつ信号処理手段は、対応付
けられた放射器に対応する通信チャネルの信号が複数存
在する場合に、これらの信号を合成することで多重化を
行うようにした。
【0013】このような手段を講じたことにより、スペ
クトラム拡散変調を施した信号どうしでは干渉が生じな
いので、信号処理手段が行う合成の処理は比較的単純な
処理で済む。従って、信号処理手段での処理が簡易とな
り、構成の簡略化を図ることが可能となる。
クトラム拡散変調を施した信号どうしでは干渉が生じな
いので、信号処理手段が行う合成の処理は比較的単純な
処理で済む。従って、信号処理手段での処理が簡易とな
り、構成の簡略化を図ることが可能となる。
【0014】
【発明の実施の形態】以下、図面を参照して本発明の一
実施形態につき説明する。図1は本実施形態に係る衛星
放送システムの概略構成を示す図である。この衛星放送
システムは、複数(ここでは2つ)の放送局BC1,B
C2と、放送衛星SATとを備えている。放送局BC
1,BC2は、各放送事業者等により作成・編集された
番組信号を、Kaバンドの上り伝送路を介して放送衛星
SATへ送信する。放送衛星SATは衛星追跡管制局S
TCCによって、例えば赤道上空の静止軌道の所定位置
で静止するように管理される。
実施形態につき説明する。図1は本実施形態に係る衛星
放送システムの概略構成を示す図である。この衛星放送
システムは、複数(ここでは2つ)の放送局BC1,B
C2と、放送衛星SATとを備えている。放送局BC
1,BC2は、各放送事業者等により作成・編集された
番組信号を、Kaバンドの上り伝送路を介して放送衛星
SATへ送信する。放送衛星SATは衛星追跡管制局S
TCCによって、例えば赤道上空の静止軌道の所定位置
で静止するように管理される。
【0015】ここで、放送衛星SATは、例えば図2に
示すように構成される。図2において、符号1で示され
るものが衛星本体である。この衛星本体1には、電力源
とする太陽電池パネル2,3と、Kaバンド用アンテナ
4と、Sバンド用アンテナ5とが取りつけられている。
なおKaバンド用アンテナ4は、例えば2.5m級の口
径を有する反射鏡41および一次放射器42からなる。
またSバンド用アンテナ5は、例えば15m級の口径を
有する反射鏡51および一次放射器群52からなる。
示すように構成される。図2において、符号1で示され
るものが衛星本体である。この衛星本体1には、電力源
とする太陽電池パネル2,3と、Kaバンド用アンテナ
4と、Sバンド用アンテナ5とが取りつけられている。
なおKaバンド用アンテナ4は、例えば2.5m級の口
径を有する反射鏡41および一次放射器42からなる。
またSバンド用アンテナ5は、例えば15m級の口径を
有する反射鏡51および一次放射器群52からなる。
【0016】そして、各放送局BC1,BC2から送信
された放送信号を、Kaバンド用アンテナ4で受信し、
衛星本体1の内部に設けられた信号処理装置(後述す
る)によって復調・増幅した後、Sバンドの信号に変換
する。そして、この変換された放送信号をSバンド用ア
ンテナ5からSバンドの下り伝送路を介してサービスエ
リアに向けて送信する。
された放送信号を、Kaバンド用アンテナ4で受信し、
衛星本体1の内部に設けられた信号処理装置(後述す
る)によって復調・増幅した後、Sバンドの信号に変換
する。そして、この変換された放送信号をSバンド用ア
ンテナ5からSバンドの下り伝送路を介してサービスエ
リアに向けて送信する。
【0017】サービスエリアでは図1に示すように、例
えばオフィスや家庭に設置された固定局および車載受信
装置や携帯端末装置などの移動局MSが、放送衛星SA
Tからの放送信号を受信する。
えばオフィスや家庭に設置された固定局および車載受信
装置や携帯端末装置などの移動局MSが、放送衛星SA
Tからの放送信号を受信する。
【0018】なお、Sバンドの下り伝送路では、例えば
64〜256kbps/チャンネルの伝送速度を有する
複数のチャンネルが最大900チャンネル程度多重化さ
れる。また、各チャンネルにより映像信号を伝送する場
合には映像符号化方式としては、例えばMPEG4(Mo
ving Picture Expert Group 4 )が用いられる。
64〜256kbps/チャンネルの伝送速度を有する
複数のチャンネルが最大900チャンネル程度多重化さ
れる。また、各チャンネルにより映像信号を伝送する場
合には映像符号化方式としては、例えばMPEG4(Mo
ving Picture Expert Group 4 )が用いられる。
【0019】ところで、Sバンド用アンテナ5の一次放
射器群52は、複数(本実施形態では4つ)の一次放射
器を有しており、サービスエリア内を複数分割(本実施
形態では4分割)して個別に送信ビームを形成するもの
となっている。サービスエリアを4分割した場合のビー
ム配置の一例を図3に示す。図3において、#1〜#4
は互いに異なる送信ビームで形成される受信地域を示し
ている。
射器群52は、複数(本実施形態では4つ)の一次放射
器を有しており、サービスエリア内を複数分割(本実施
形態では4分割)して個別に送信ビームを形成するもの
となっている。サービスエリアを4分割した場合のビー
ム配置の一例を図3に示す。図3において、#1〜#4
は互いに異なる送信ビームで形成される受信地域を示し
ている。
【0020】図4は衛星本体1の内部に設けられた信号
処理装置の構成を示す機能ブロック図である。この図に
おいて符号10で示すものが信号処理装置であり、低雑
音増幅器11、5つのバンドパスフィルタ12(12-1〜
12-5)、5つのミキサ13(13-1〜13-5)、5つの発振
器14(14-1〜14-5)、4つの合成器15(15-1〜15-
4)および4つの高出力増幅器16(16-1〜16-4)を有
している。
処理装置の構成を示す機能ブロック図である。この図に
おいて符号10で示すものが信号処理装置であり、低雑
音増幅器11、5つのバンドパスフィルタ12(12-1〜
12-5)、5つのミキサ13(13-1〜13-5)、5つの発振
器14(14-1〜14-5)、4つの合成器15(15-1〜15-
4)および4つの高出力増幅器16(16-1〜16-4)を有
している。
【0021】Kaバンド用アンテナ4の一次放射器42
により受信された放送信号は、低雑音増幅器11に与え
られ、この低雑音増幅器11にて増幅されたのちにバン
ドパスフィルタ12-1〜12-5のそれぞれに分岐入力され
る。
により受信された放送信号は、低雑音増幅器11に与え
られ、この低雑音増幅器11にて増幅されたのちにバン
ドパスフィルタ12-1〜12-5のそれぞれに分岐入力され
る。
【0022】バンドパスフィルタ12-1では、所定の周波
数f1を中心周波数として±Bの帯域幅の信号成分が通
過する。このバンドパスフィルタ12-1を通過した信号
は、ミキサ13-1にて、発振器14-1が発生したf1−fs
なる周波数の信号がミキシングされることで、中心周波
数がfsである信号に変換されたのち、合成器15-1に与
えられる。バンドパスフィルタ12-2、ミキサ13-2および
発振器14-2、バンドパスフィルタ12-3、ミキサ13-3およ
び発振器14-3、バンドパスフィルタ12-4、ミキサ13-4お
よび発振器14-4のそれぞれでも、バンドパスフィルタ12
-1、ミキサ13-1および発振器14-1におけるのと同様にし
て低雑音増幅器11の出力信号が中心周波数がfsであ
る信号に変換され、合成器15-2〜15-4にそれぞれ与えら
れる。さらにバンドパスフィルタ12-5、ミキサ13-5およ
び発振器14-5でも、バンドパスフィルタ12-1、ミキサ13
-1および発振器14-1におけるのと同様にして低雑音増幅
器11の出力信号が中心周波数がfsである信号に変換
され、合成器15-1〜15-4の全てに与えられる。ただし、
バンドパスフィルタ12-2〜12-5は、それぞれバンドパス
フィルタ12-1とは異なる周波数f2〜f5を中心周波数
として±Bの帯域幅の信号成分が通過する。また発振器
14-2〜14-5では、対応するバンドパスフィルタ12-2〜12
-5での通過信号の中心周波数と周波数fsとの差に相当
する周波数を有する信号が発生される。
数f1を中心周波数として±Bの帯域幅の信号成分が通
過する。このバンドパスフィルタ12-1を通過した信号
は、ミキサ13-1にて、発振器14-1が発生したf1−fs
なる周波数の信号がミキシングされることで、中心周波
数がfsである信号に変換されたのち、合成器15-1に与
えられる。バンドパスフィルタ12-2、ミキサ13-2および
発振器14-2、バンドパスフィルタ12-3、ミキサ13-3およ
び発振器14-3、バンドパスフィルタ12-4、ミキサ13-4お
よび発振器14-4のそれぞれでも、バンドパスフィルタ12
-1、ミキサ13-1および発振器14-1におけるのと同様にし
て低雑音増幅器11の出力信号が中心周波数がfsであ
る信号に変換され、合成器15-2〜15-4にそれぞれ与えら
れる。さらにバンドパスフィルタ12-5、ミキサ13-5およ
び発振器14-5でも、バンドパスフィルタ12-1、ミキサ13
-1および発振器14-1におけるのと同様にして低雑音増幅
器11の出力信号が中心周波数がfsである信号に変換
され、合成器15-1〜15-4の全てに与えられる。ただし、
バンドパスフィルタ12-2〜12-5は、それぞれバンドパス
フィルタ12-1とは異なる周波数f2〜f5を中心周波数
として±Bの帯域幅の信号成分が通過する。また発振器
14-2〜14-5では、対応するバンドパスフィルタ12-2〜12
-5での通過信号の中心周波数と周波数fsとの差に相当
する周波数を有する信号が発生される。
【0023】合成器15-1〜15-4では、ミキサ13-1〜13-4
のそれぞれから出力された信号にミキサ13-5から出力さ
れた信号がそれぞれ合成される。この合成器15-1〜15-4
のそれぞれでから出力される合成後の信号は、高出力増
幅器16-1〜16-4のそれぞれで増幅された後に、Sバンド
用アンテナ5の一次放射器群52を構成する4つの一次
放射器53-1〜53-4にそれぞれ供給される。
のそれぞれから出力された信号にミキサ13-5から出力さ
れた信号がそれぞれ合成される。この合成器15-1〜15-4
のそれぞれでから出力される合成後の信号は、高出力増
幅器16-1〜16-4のそれぞれで増幅された後に、Sバンド
用アンテナ5の一次放射器群52を構成する4つの一次
放射器53-1〜53-4にそれぞれ供給される。
【0024】次に以上のように構成された衛星放送シス
テムの動作につき説明する。ここで、Sバンド用アンテ
ナ5の一次放射器群52を構成する4つの一次放射器53
-1〜53-4は、それぞれ図3における受信地域#1〜#4
に対する送信ビームを形成するものとする。そして、上
り伝送路には中心周波数をf1〜f5とする通信チャネ
ル(以下、それぞれ第1通信チャネル〜第5通信チャネ
ルと称する)を周波数分割により設定するものとし、こ
れらの各通信チャネルのうちで第1〜第4の各通信チャ
ネルは受信地域#1〜#4のそれぞれに対応付けてあ
り、各受信地域に放送範囲を限定すべき放送信号を送信
するための通信チャネルとして決めておく。また第5通
信チャネルは、受信地域#1〜#4の全て(サービスエ
リア全域)を放送範囲とすべき放送信号を送信するため
の通信チャネルとして決めておく。
テムの動作につき説明する。ここで、Sバンド用アンテ
ナ5の一次放射器群52を構成する4つの一次放射器53
-1〜53-4は、それぞれ図3における受信地域#1〜#4
に対する送信ビームを形成するものとする。そして、上
り伝送路には中心周波数をf1〜f5とする通信チャネ
ル(以下、それぞれ第1通信チャネル〜第5通信チャネ
ルと称する)を周波数分割により設定するものとし、こ
れらの各通信チャネルのうちで第1〜第4の各通信チャ
ネルは受信地域#1〜#4のそれぞれに対応付けてあ
り、各受信地域に放送範囲を限定すべき放送信号を送信
するための通信チャネルとして決めておく。また第5通
信チャネルは、受信地域#1〜#4の全て(サービスエ
リア全域)を放送範囲とすべき放送信号を送信するため
の通信チャネルとして決めておく。
【0025】さて、本実施形態の衛星放送システムに
は、各放送局BC1,BC2から放送信号を収集して放
送衛星SATに向けて送信するためのフィーダリンク局
を有しておらず、放送局BC1,BC2は、上り伝送路
への放送信号の送信をおのおの独自に行う。また、放送
信号の送信に用いる通信チャネルは、その放送信号の放
送対象となる放送範囲に応じたものとする。さらに各放
送局BC1,BC2が送信する放送信号は、受信端末側
でその放送信号の受信を選択するための選択番号(いわ
ゆるチャネル番号)に応じた拡散符号を用いてスペクト
ラム拡散変調を施した信号とする。
は、各放送局BC1,BC2から放送信号を収集して放
送衛星SATに向けて送信するためのフィーダリンク局
を有しておらず、放送局BC1,BC2は、上り伝送路
への放送信号の送信をおのおの独自に行う。また、放送
信号の送信に用いる通信チャネルは、その放送信号の放
送対象となる放送範囲に応じたものとする。さらに各放
送局BC1,BC2が送信する放送信号は、受信端末側
でその放送信号の受信を選択するための選択番号(いわ
ゆるチャネル番号)に応じた拡散符号を用いてスペクト
ラム拡散変調を施した信号とする。
【0026】このように放送局BC1,BC2からそれ
ぞれ送信された放送信号は、Kaバンド用アンテナ4に
よって受信されるが、このKaバンド用アンテナ4で
は、放送局BC1,BC2からそれぞれ送信された放送
信号が合成された信号として受信される。
ぞれ送信された放送信号は、Kaバンド用アンテナ4に
よって受信されるが、このKaバンド用アンテナ4で
は、放送局BC1,BC2からそれぞれ送信された放送
信号が合成された信号として受信される。
【0027】このKaバンド用アンテナ4で受信された
信号は、低雑音増幅器11で増幅されたのちにバンドパ
スフィルタ12-1〜12-5にそれぞれ与えられ、このバンド
パスフィルタ12-1〜12-5によって、各通信チャネルの放
送信号(スペクトラム拡散変調に用いた拡散符号が互い
に異なる複数の放送信号を含む場合もある)に分離され
る。そして、バンドパスフィルタ12-1〜12-5によって分
離された各放送信号は、ミキサ13および発振器14に
よって中心周波数をfsに統一するようにおのおの周波
数変換が施される。
信号は、低雑音増幅器11で増幅されたのちにバンドパ
スフィルタ12-1〜12-5にそれぞれ与えられ、このバンド
パスフィルタ12-1〜12-5によって、各通信チャネルの放
送信号(スペクトラム拡散変調に用いた拡散符号が互い
に異なる複数の放送信号を含む場合もある)に分離され
る。そして、バンドパスフィルタ12-1〜12-5によって分
離された各放送信号は、ミキサ13および発振器14に
よって中心周波数をfsに統一するようにおのおの周波
数変換が施される。
【0028】続いて、周波数変換がなされたのちの放送
信号は、第1〜第4の通信チャネルにて到来した信号に
対して、第5通信チャネルにて到来した信号がそれぞれ
合成器15にて合成される。
信号は、第1〜第4の通信チャネルにて到来した信号に
対して、第5通信チャネルにて到来した信号がそれぞれ
合成器15にて合成される。
【0029】そして、第1通信チャネルにて到来した放
送信号と第5通信チャネルにて到来した放送信号とを合
成してなる放送信号は、高出力増幅器16-1にて電力増幅
されたのちに一次放射器53-1に供給され、これによりS
バンド用アンテナ5によって受信地域#1に向けて送信
される。第2通信チャネルにて到来した放送信号と第5
通信チャネルにて到来した放送信号とを合成してなる放
送信号は、高出力増幅器16-2にて電力増幅されたのちに
一次放射器53-2に供給され、これによりSバンド用アン
テナ5によって受信地域#2に向けて送信される。第3
通信チャネルにて到来した放送信号と第5通信チャネル
にて到来した放送信号とを合成してなる放送信号は、高
出力増幅器16-3にて電力増幅されたのちに一次放射器53
-3に供給され、これによりSバンド用アンテナ5によっ
て受信地域#3に向けて送信される。また第4通信チャ
ネルにて到来した放送信号と第5通信チャネルにて到来
した放送信号とを合成してなる放送信号は、高出力増幅
器16-4にて電力増幅されたのちに一次放射器53-4に供給
され、これによりSバンド用アンテナ5によって受信地
域#4に向けて送信される。
送信号と第5通信チャネルにて到来した放送信号とを合
成してなる放送信号は、高出力増幅器16-1にて電力増幅
されたのちに一次放射器53-1に供給され、これによりS
バンド用アンテナ5によって受信地域#1に向けて送信
される。第2通信チャネルにて到来した放送信号と第5
通信チャネルにて到来した放送信号とを合成してなる放
送信号は、高出力増幅器16-2にて電力増幅されたのちに
一次放射器53-2に供給され、これによりSバンド用アン
テナ5によって受信地域#2に向けて送信される。第3
通信チャネルにて到来した放送信号と第5通信チャネル
にて到来した放送信号とを合成してなる放送信号は、高
出力増幅器16-3にて電力増幅されたのちに一次放射器53
-3に供給され、これによりSバンド用アンテナ5によっ
て受信地域#3に向けて送信される。また第4通信チャ
ネルにて到来した放送信号と第5通信チャネルにて到来
した放送信号とを合成してなる放送信号は、高出力増幅
器16-4にて電力増幅されたのちに一次放射器53-4に供給
され、これによりSバンド用アンテナ5によって受信地
域#4に向けて送信される。
【0030】かくして、放送衛星SATに、図5に示す
ように第1〜第5の各通信チャネルにてそれぞれ1つず
つの放送信号s1〜s5が到達するのだとすれば、一次
放射器53-1からは、すなわち受信地域#1に向けては、
図5に示すように放送信号s1と放送信号s5とが同一
の周波数帯域(中心周波数はfs)で合成された放送信
号が送信されることになる。また一次放射器53-2から
は、すなわち受信地域#2に向けては、図5に示すよう
に放送信号s2と放送信号s5とが同一の周波数帯域
(中心周波数はfs)で合成された放送信号が送信され
ることになる。また一次放射器53-3からは、すなわち受
信地域#3に向けては、図5に示すように放送信号s3
と放送信号s5とが同一の周波数帯域(中心周波数はf
s)で合成された放送信号が送信されることになる。ま
た一次放射器53-4からは、すなわち受信地域#4に向け
ては、図5に示すように放送信号s4と放送信号s5と
が同一の周波数帯域(中心周波数はfs)で合成された
放送信号が送信されることになる。
ように第1〜第5の各通信チャネルにてそれぞれ1つず
つの放送信号s1〜s5が到達するのだとすれば、一次
放射器53-1からは、すなわち受信地域#1に向けては、
図5に示すように放送信号s1と放送信号s5とが同一
の周波数帯域(中心周波数はfs)で合成された放送信
号が送信されることになる。また一次放射器53-2から
は、すなわち受信地域#2に向けては、図5に示すよう
に放送信号s2と放送信号s5とが同一の周波数帯域
(中心周波数はfs)で合成された放送信号が送信され
ることになる。また一次放射器53-3からは、すなわち受
信地域#3に向けては、図5に示すように放送信号s3
と放送信号s5とが同一の周波数帯域(中心周波数はf
s)で合成された放送信号が送信されることになる。ま
た一次放射器53-4からは、すなわち受信地域#4に向け
ては、図5に示すように放送信号s4と放送信号s5と
が同一の周波数帯域(中心周波数はfs)で合成された
放送信号が送信されることになる。
【0031】一方、放送衛星SATに、図6に示すよう
に第1通信チャネルのみにて1つのみの放送信号s1が
到達するのだとすれば、図6に示すように放送信号s1
を中心周波数がfsである周波数帯域とした放送信号が
一次放射器53-1から、すなわち受信地域#1に向けて送
信されることになり、他の一次放射器53-2〜53-4から
は、すなわち受信地域#2〜#4に向けては何も送信さ
れない。
に第1通信チャネルのみにて1つのみの放送信号s1が
到達するのだとすれば、図6に示すように放送信号s1
を中心周波数がfsである周波数帯域とした放送信号が
一次放射器53-1から、すなわち受信地域#1に向けて送
信されることになり、他の一次放射器53-2〜53-4から
は、すなわち受信地域#2〜#4に向けては何も送信さ
れない。
【0032】また、放送衛星SATに、図7に示すよう
に第1通信チャネルのみにて2つの放送信号s11,s
12が到達するのだとすれば、図7に示すように放送信
号s11,s12を中心周波数がfsである周波数帯域
とした放送信号が一次放射器53-1から、すなわち受信地
域#1に向けて送信されることになり、他の一次放射器
53-2〜53-4からは、すなわち受信地域#2〜#4に向け
ては何も送信されない。
に第1通信チャネルのみにて2つの放送信号s11,s
12が到達するのだとすれば、図7に示すように放送信
号s11,s12を中心周波数がfsである周波数帯域
とした放送信号が一次放射器53-1から、すなわち受信地
域#1に向けて送信されることになり、他の一次放射器
53-2〜53-4からは、すなわち受信地域#2〜#4に向け
ては何も送信されない。
【0033】また、放送衛星SATに、図8に示すよう
に第5通信チャネルのみにて1つのみの放送信号s5が
到達するのだとすれば、図8に示すように放送信号s5
を中心周波数がfsである周波数帯域とした放送信号
が、一次放射器53-1〜53-4のそれぞれから、すなわち受
信地域#1〜#4のそれぞれに向けて送信されることに
なる。
に第5通信チャネルのみにて1つのみの放送信号s5が
到達するのだとすれば、図8に示すように放送信号s5
を中心周波数がfsである周波数帯域とした放送信号
が、一次放射器53-1〜53-4のそれぞれから、すなわち受
信地域#1〜#4のそれぞれに向けて送信されることに
なる。
【0034】以上のように本実施形態によれば、放送局
BC1,BC2にて第5の通信チャネルを用いて送信さ
れた放送信号は、受信地域#1〜#4の全てに向けて送
信される。従って、放送局BC1,BC2が第5の通信
チャネルを用いることにより、放送範囲を受信地域#1
〜#4の全て、すなわちサービスエリア全域とすること
ができる。
BC1,BC2にて第5の通信チャネルを用いて送信さ
れた放送信号は、受信地域#1〜#4の全てに向けて送
信される。従って、放送局BC1,BC2が第5の通信
チャネルを用いることにより、放送範囲を受信地域#1
〜#4の全て、すなわちサービスエリア全域とすること
ができる。
【0035】また、放送局BC1,BC2にて第1〜第
4の各通信チャネルを用いて送信された放送信号は、受
信地域#1〜#4のいずれかのみに向けて送信される。
従って、放送局BC1,BC2が第1〜第4の各通信チ
ャネルのいずれを用いるかにより、放送範囲を受信地域
#1〜#4のいずれかとすることができる。
4の各通信チャネルを用いて送信された放送信号は、受
信地域#1〜#4のいずれかのみに向けて送信される。
従って、放送局BC1,BC2が第1〜第4の各通信チ
ャネルのいずれを用いるかにより、放送範囲を受信地域
#1〜#4のいずれかとすることができる。
【0036】このように、放送衛星SATが放送信号を
送信する地域を、各放送局BC1,BC2がおのおの任
意に制御することができるので柔軟な運用が可能である
とともに、フィーダリンク局および地上系の通信設備が
不要であるのでシステム構成の簡略化が図れる。
送信する地域を、各放送局BC1,BC2がおのおの任
意に制御することができるので柔軟な運用が可能である
とともに、フィーダリンク局および地上系の通信設備が
不要であるのでシステム構成の簡略化が図れる。
【0037】なお、各放送信号は、受信端末側でその放
送信号の受信を選択するための選択番号(いわゆるチャ
ネル番号)に応じた拡散符号を用いてスペクトラム拡散
変調を施こしているので、放送局BC1,BC2のそれ
ぞれから、あるいは単一の放送局から同一の放送範囲に
向けた異なる放送信号が同時に送信されていたとして
も、これらの放送信号が干渉しあうことはなく、受信端
末側で正しく受信することができる。また、放送衛星S
ATにおいて、1つの受信地域に向けて送信すべき放送
信号が複数あった場合でも、これらの放送信号がスペク
トラム拡散変調されており干渉の心配がないことから、
合成器15での処理は比較的単純であり、合成器15の
構成を簡易なものとすることができる。
送信号の受信を選択するための選択番号(いわゆるチャ
ネル番号)に応じた拡散符号を用いてスペクトラム拡散
変調を施こしているので、放送局BC1,BC2のそれ
ぞれから、あるいは単一の放送局から同一の放送範囲に
向けた異なる放送信号が同時に送信されていたとして
も、これらの放送信号が干渉しあうことはなく、受信端
末側で正しく受信することができる。また、放送衛星S
ATにおいて、1つの受信地域に向けて送信すべき放送
信号が複数あった場合でも、これらの放送信号がスペク
トラム拡散変調されており干渉の心配がないことから、
合成器15での処理は比較的単純であり、合成器15の
構成を簡易なものとすることができる。
【0038】なお、本発明は上記実施形態に限定される
ものではない。例えば上記実施形態では、フィーダリン
ク局を設けないものとしているが、前記実施形態におけ
る放送局BC1,BC2のそれぞれに、例えば衛星通信
設備を有さない他の放送局から放送信号を収集して送信
する機能を設けるようにしても良い。
ものではない。例えば上記実施形態では、フィーダリン
ク局を設けないものとしているが、前記実施形態におけ
る放送局BC1,BC2のそれぞれに、例えば衛星通信
設備を有さない他の放送局から放送信号を収集して送信
する機能を設けるようにしても良い。
【0039】また上記実施形態では、上り伝送路に設定
した通信チャネルはそれぞれ、受信地域#1〜#4のそ
れぞれと、受信地域#1〜#4の全てとに対応するもの
としているが、この対応付けは任意であって良い。すな
わち例えば、受信地域#1,#2の双方に対応する通信
チャネルと受信地域#3,#4の双方に対応する通信チ
ャネルとをそれぞれ設定しておけば、「東日本」および
「西日本」なる放送範囲を選択できるようになる。
した通信チャネルはそれぞれ、受信地域#1〜#4のそ
れぞれと、受信地域#1〜#4の全てとに対応するもの
としているが、この対応付けは任意であって良い。すな
わち例えば、受信地域#1,#2の双方に対応する通信
チャネルと受信地域#3,#4の双方に対応する通信チ
ャネルとをそれぞれ設定しておけば、「東日本」および
「西日本」なる放送範囲を選択できるようになる。
【0040】また上記実施形態では、放送局が2つで、
かつサービスエリアを4つの受信地域に分割するものと
しているが、放送局数や受信地域数は任意であって良
い。また受信地域の形成状態も、図3に示すような状態
には限定されず、任意であって良い。
かつサービスエリアを4つの受信地域に分割するものと
しているが、放送局数や受信地域数は任意であって良
い。また受信地域の形成状態も、図3に示すような状態
には限定されず、任意であって良い。
【0041】また上記実施形態では、上り伝送路におけ
る通信チャネルは周波数分割により設定するものとして
いるが、時分割やその他の多重化方式によって通信チャ
ネルを設定するようにしても良い。
る通信チャネルは周波数分割により設定するものとして
いるが、時分割やその他の多重化方式によって通信チャ
ネルを設定するようにしても良い。
【0042】また上記実施形態では、下り伝送路ではC
DM(Code Dvision Multiplex)方式による多重化信号
を伝送するものとなっているが、例えばOFDM(Orth
ogonal Frequency Division Mulutiplex)方式、TDM
(Time Dvision Multiplex)方式などの他の多重化方式
を用いることもできる。このように下り伝送路における
多重化方式を変更する場合、放送局が上り伝送路に送信
する信号の形態も下り伝送路における多重化方式に適し
たものにすることが望ましい。すなわち、放送局が上り
伝送路に送信する信号は、スペクトラム拡散変調を施し
たものには限定されない。このほか、本発明の要旨を逸
脱しない範囲で種々の変形実施が可能である。
DM(Code Dvision Multiplex)方式による多重化信号
を伝送するものとなっているが、例えばOFDM(Orth
ogonal Frequency Division Mulutiplex)方式、TDM
(Time Dvision Multiplex)方式などの他の多重化方式
を用いることもできる。このように下り伝送路における
多重化方式を変更する場合、放送局が上り伝送路に送信
する信号の形態も下り伝送路における多重化方式に適し
たものにすることが望ましい。すなわち、放送局が上り
伝送路に送信する信号は、スペクトラム拡散変調を施し
たものには限定されない。このほか、本発明の要旨を逸
脱しない範囲で種々の変形実施が可能である。
【0043】
【発明の効果】本発明によれば、複数の送信局から、赤
道上空の静止軌道に配置される放送衛星を用いて放送を
提供する放送システムであって、前記放送衛星に、複数
の通信チャネルが設定された所定の上り伝送路を介して
到来する信号を受信する受信アンテナと、複数の放射器
を有し、複数の所定領域のそれぞれに向けて送信ビーム
を形成する送信アンテナと、前記受信アンテナで受信さ
れた信号から各通信チャネルの信号をそれぞれ抽出する
チャネル分離手段と、前記複数の放射器のそれぞれに対
応付けて設けられ、前記チャネル分離手段により抽出さ
れた各通信チャネルの信号のうちの所定の信号を多重化
するとともに電力増幅して得た信号を対応する放射器へ
と与える信号処理手段とを備えるとともに、前記複数の
送信局のそれぞれが、前記上り伝送路に設定された複数
の通信チャネルのうちの自局に割り当てられたもののう
ちで所望放送領域に対応する通信チャネルにて前記上り
伝送路へと放送信号を送出するようにしたので、システ
ム構成が簡易で、かつサービスエリアを放送信号毎に変
化させることが可能となる。
道上空の静止軌道に配置される放送衛星を用いて放送を
提供する放送システムであって、前記放送衛星に、複数
の通信チャネルが設定された所定の上り伝送路を介して
到来する信号を受信する受信アンテナと、複数の放射器
を有し、複数の所定領域のそれぞれに向けて送信ビーム
を形成する送信アンテナと、前記受信アンテナで受信さ
れた信号から各通信チャネルの信号をそれぞれ抽出する
チャネル分離手段と、前記複数の放射器のそれぞれに対
応付けて設けられ、前記チャネル分離手段により抽出さ
れた各通信チャネルの信号のうちの所定の信号を多重化
するとともに電力増幅して得た信号を対応する放射器へ
と与える信号処理手段とを備えるとともに、前記複数の
送信局のそれぞれが、前記上り伝送路に設定された複数
の通信チャネルのうちの自局に割り当てられたもののう
ちで所望放送領域に対応する通信チャネルにて前記上り
伝送路へと放送信号を送出するようにしたので、システ
ム構成が簡易で、かつサービスエリアを放送信号毎に変
化させることが可能となる。
【図1】本発明の一実施形態に係る衛星放送システムの
概略構成を示す図。
概略構成を示す図。
【図2】図1中の放送衛星SATの外観構成を示す斜視
図。
図。
【図3】サービスエリアを4分割した場合のビーム配置
の一例を示す図。
の一例を示す図。
【図4】図2中の衛星本体1の内部に設けられた信号処
理装置の構成を示す機能ブロック図。
理装置の構成を示す機能ブロック図。
【図5】上り伝送路を介して放送衛星SATに到達する
信号と放送衛星SATが送信する信号との関係の一例を
示す図。
信号と放送衛星SATが送信する信号との関係の一例を
示す図。
【図6】上り伝送路を介して放送衛星SATに到達する
信号と放送衛星SATが送信する信号との関係の一例を
示す図。
信号と放送衛星SATが送信する信号との関係の一例を
示す図。
【図7】上り伝送路を介して放送衛星SATに到達する
信号と放送衛星SATが送信する信号との関係の一例を
示す図。
信号と放送衛星SATが送信する信号との関係の一例を
示す図。
【図8】上り伝送路を介して放送衛星SATに到達する
信号と放送衛星SATが送信する信号との関係の一例を
示す図。
信号と放送衛星SATが送信する信号との関係の一例を
示す図。
BC1,BC2…放送局 SAT…放送衛星 1…衛星本体 2,3…太陽電池パネル 4…Kaバンド用アンテナ 41…反射鏡 42…一次放射器 5…Sバンド用アンテナ 51…反射鏡 52…一次放射器群 10…信号処理装置 11…低雑音増幅器 12(12-1〜12-5)…バンドパスフィルタ 13(13-1〜13-5)…ミキサ 14(14-1〜14-5)…発振器 15(15-1〜15-4)…合成器 16(16-1〜16-4)…高出力増幅器
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 小石 洋一 神奈川県川崎市幸区小向東芝町1番地 株 式会社東芝小向工場内
Claims (6)
- 【請求項1】 複数の送信局から、赤道上空の静止軌道
に配置される放送衛星を用いて放送を提供する衛星放送
システムにおいて、 前記放送衛星に、 複数の通信チャネルが設定された所定の上り伝送路を介
して到来する信号を受信する受信アンテナと、 複数の放射器を有し、複数の所定領域のそれぞれに向け
て送信ビームを形成する送信アンテナと、 前記受信アンテナで受信された信号から各通信チャネル
の信号をそれぞれ抽出するチャネル分離手段と、 前記複数の放射器のそれぞれに対応付けて設けられ、前
記チャネル分離手段により抽出された各通信チャネルの
信号のうちの所定の信号を多重化するとともに電力増幅
して得た信号を対応する放射器へと与える信号処理手段
とを備えるとともに、 前記複数の送信局のそれぞれは、前記上り伝送路に設定
された複数の通信チャネルのうちの自局に割り当てられ
たもののうちで所望放送領域に対応する通信チャネルに
て前記上り伝送路へと放送信号を送出するようにしたこ
とを特徴とする衛星放送システム。 - 【請求項2】 上り伝送路に設定された複数の通信チャ
ネルは、複数の放射器のそれぞれに対応した通信チャネ
ルと、複数の放射器のうちの複数に対応した通信チャネ
ルとを含むものとし、 かつ信号処理手段は、対応付けられた放射器に対応する
通信チャネルの信号が複数存在する場合に、これらの信
号を多重化するものであることを特徴とする請求項1に
記載の衛星放送システム。 - 【請求項3】 複数の送信局のそれぞれは、スペクトラ
ム拡散変調を施した放送信号を送出するものとし、 かつ信号処理手段は、対応付けられた放射器に対応する
通信チャネルの信号が複数存在する場合に、これらの信
号を合成することで多重化を行うことを特徴とする請求
項1または請求項2に記載の衛星放送システム。 - 【請求項4】 複数の通信チャネルが設定された所定の
上り伝送路を介して到来する信号を受信する受信アンテ
ナと、 複数の放射器を有し、複数の所定領域のそれぞれに向け
て送信ビームを形成する送信アンテナと、 前記受信アンテナで受信された信号から各通信チャネル
の信号をそれぞれ抽出するチャネル分離手段と、 前記複数の放射器のそれぞれに対応付けて設けられ、前
記チャネル分離手段により抽出された各通信チャネルの
信号のうちに所定の信号を多重化するとともに、電力増
幅して送信信号を形成し、この送信信号を対応する放射
器へと与える信号処理手段とを具備したことを特徴とす
る放送衛星。 - 【請求項5】 上り伝送路に設定された複数の通信チャ
ネルは、複数の放射器のそれぞれに対応した通信チャネ
ルと、複数の放射器のうちの複数に対応した通信チャネ
ルとを含むものとし、 かつ信号処理手段は、対応付けられた放射器に対応する
通信チャネルの信号が複数存在する場合に、これらの信
号を多重化するものであることを特徴とする請求項4に
記載の放送衛星。 - 【請求項6】 上り伝送路を介して到来する信号はスペ
クトラム拡散変調を施したものであり、 かつ信号処理手段は、対応付けられた放射器に対応する
通信チャネルの信号が複数存在する場合に、これらの信
号を合成することで多重化を行うことを特徴とする請求
項4または請求項5に記載の放送衛星。
Priority Applications (8)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP9141901A JPH10336145A (ja) | 1997-05-30 | 1997-05-30 | 衛星放送システムおよび放送衛星 |
KR19997011129A KR20010013146A (ko) | 1997-05-30 | 1998-05-29 | 위성방송 시스템 및 방송위성 |
CA002291018A CA2291018C (en) | 1997-05-30 | 1998-05-29 | Satellite broadcasting system and broadcasting satellite |
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