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JPH10331733A - 自動二輪車の吸気装置 - Google Patents

自動二輪車の吸気装置

Info

Publication number
JPH10331733A
JPH10331733A JP13849197A JP13849197A JPH10331733A JP H10331733 A JPH10331733 A JP H10331733A JP 13849197 A JP13849197 A JP 13849197A JP 13849197 A JP13849197 A JP 13849197A JP H10331733 A JPH10331733 A JP H10331733A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
outside air
end opening
engine
box
introduction duct
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP13849197A
Other languages
English (en)
Inventor
Koji Sakura
康二 佐倉
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Yamaha Motor Co Ltd
Original Assignee
Yamaha Motor Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Yamaha Motor Co Ltd filed Critical Yamaha Motor Co Ltd
Priority to JP13849197A priority Critical patent/JPH10331733A/ja
Publication of JPH10331733A publication Critical patent/JPH10331733A/ja
Pending legal-status Critical Current

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  • Cooling, Air Intake And Gas Exhaust, And Fuel Tank Arrangements In Propulsion Units (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 走行風の動圧を静圧に転換して動圧による影
響を解消でき、かつ吸気抵抗を低減して吸気量を安定的
に増大できる自動二輪車の吸気装置を提供する。 【解決手段】 前輪の後方に配置されたエンジンユニッ
トと該エンジンユニットの上方に配設された燃料タンク
との間に動圧を静圧に転換するに十分な容積を有する略
密閉状のボックス24を配置し、該ボックス24内を外
気が導入される導入領域24dと該ボックス24内の空
気がエンジンに吸い込まれる吸入領域24cとに、かつ
互いに連通可能に画成し、該吸入領域24c内にエンジ
ンの吸気口13aを位置させ、上記外気導入ダクト25
の後端開口25aを接続し、該外気導入ダクトの前端開
口25dをエンジン前方に位置させるとともに、該外気
導入ダクト25を上記後端開口25aから前端開口25
dに渡って徐々に小径となるテーパ状に形成し、該テー
パ角を10°以内に設定した。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、走行風の圧力によ
りエンジンに吸入される空気量を増大できるようにした
自動二輪車の吸気装置に関する。
【0002】
【従来の技術】エンジンの吸気量を増加するために走行
風の圧力を利用するようにした吸気装置として、例え
ば、比較的大径の外気導入ダクトを車体側方に略水平に
配置し、該ダクトの前端開口をフロントフォークの側方
かつ前輪の側方に位置させ、後端開口をエンジンの側部
に形成された吸気口に連通させたものがある。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ところが上記吸気装置
では、走行風の動圧(=ρv2 /2 : ρは流体密度,
vは流速) の影響を受け易く、また管損失(吸気抵抗)
が大きく、そのため吸気量を安定的に増大するのは困難
であるという問題がある。
【0004】本発明は、上記従来の問題点に鑑みてなさ
れたもので、走行風の動圧を静圧に転換して動圧による
影響を解消でき、かつ吸気抵抗を低減して吸気量を安定
的に増大できる自動二輪車の吸気装置を提供することを
目的としている。
【0005】
【課題を解決するための手段】請求項1の発明は、外気
を導入する外気導入ダクトの前端開口をエンジンより前
方に位置させるとともに該外気導入ダクトの後端開口を
エンジンの吸気口に連通した自動二輪車の吸気装置にお
いて、前輪の後方に配置されたエンジンユニットと該エ
ンジンユニットの上方に配設された燃料タンクとの間に
動圧を静圧に転換するに十分な容積を有する略密閉状の
ボックスを配置し、該ボックス内にエンジンの吸気口を
位置させるとともに、上記外気導入ダクトの後端開口を
接続し、該外気導入ダクトを上記後端開口から前端開口
に渡って徐々に小径となるテーパ状に形成し、該テーパ
角を10°以内に設定したことを特徴としている。
【0006】ここで本発明におけるボックスは、それ自
体が略密閉状に形成されている場合だけでなく、例えば
燃料タンクを該ボックスの一部に利用しつつ略密閉状に
形成されている場合を含む。また、略密閉状とは、例え
ば燃料タンクの一部をボックスの構成面として利用する
場合等に、両者の間のシールが完全でなく僅かに空気の
出入りがある場合も含むとの意味である。
【0007】請求項2の発明は、請求項1において、上
記ボックス内を外気が導入される導入領域と該ボックス
内の空気がエンジンに吸い込まれる吸込領域とに、かつ
互いに連通可能に画成し、上記導入領域は、シリンダブ
ロックの側方に位置する車幅方向寸法が他の部分より狭
い導入室を有しており、上記外気導入ダクトの後端開口
は上記導入室に車幅方向に向けて接続されていることを
特徴としている。
【0008】請求項3の発明は、請求項1又は2におい
て、上記外気導入ダクトの前端開口が前輪のディスクプ
レート及びキャリパが配置された側と反対側に配置され
ていることを特徴としている。
【0009】
【発明の作用効果】請求項1の発明によれば、動圧を静
圧に転換するに十分な容積を有する略密閉のボックスを
配置し、該ボックスに外気導入ダクトを接続したので、
該外気導入ダクトを介して導入された外気は、ボックス
内においてその流速が無視できる程度まで低下し、動圧
は確実に静圧に転換される。その結果、動圧の影響を受
けることなく、吸気量を安定的に増大できる効果があ
る。
【0010】また上記外気導入ダクトを後端開口から前
端開口に渡って徐々に小径となるテーパ状に形成し、該
テーパ角を10°以下としたので、外気導入ダクトの吸
気抵抗を最小限にすることができ、この点からも吸気量
を増大できる。
【0011】請求項2の発明によれば、上記ボックス内
を外気が導入される導入領域と該ボックス内の空気がエ
ンジンに吸入される吸込領域とに画成し、上記導入領域
に、シリンダブロックの側方に位置することから車幅方
向寸法が他の部分より狭い導入室を設け、上記外気導入
ダクトの後端開口を該導入室に車幅方向に向けて接続し
たので、外気の流れは導入室の内側壁に衝突し、これに
より流速を確実に低下させることができ、より一層確実
に動圧を静圧に転換でき、動圧の影響を解消して安定的
に吸気量を増大できる効果がある。
【0012】また請求項3の発明によれば、外気導入ダ
クトの前端開口を前輪のディスクプレート及びキャリパ
と反対側に位置させたので、キャリパによる走行風の乱
れに起因する吸気量の変動を回避でき、またブレーキパ
ッドから発生する粉塵が外気導入ダクトを介してエンジ
ン内に吸引される問題を回避できる効果がある。
【0013】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を添付
図面に基づいて説明する。図1〜図5は本発明の一実施
形態による自動二輪車の吸気装置を説明するための図で
あり、図1は該吸気装置を備えた自動二輪車の左側面
図、図2は吸気装置の一部断面左側面図、図3はボック
スの斜視図、図4はボックスの平面図、図5は導入ダク
トのテーパ角と吸気抵抗との関係を示す特性図である。
なお、本実施形態における前後,左右とは乗車状態でみ
た場合を意味する。
【0014】図において、1は本実施形態の吸気装置2
1を備えた自動二輪車であり、該自動二輪車1は、車体
フレーム2の前端のヘッドパイプ2aにより下端で前輪
3を軸支するフロントフォーク4を左右操向自在に支持
し、左右一対のメインフレーム2b,2bの後端に形成
されたリヤフォークブラケット2c,2cにより後端で
後輪5を軸支するリヤアーム6を上下揺動自在に枢支
し、上記メインフレーム2b,2b及びダウンチューブ
2dによりエンジンユニット7を懸架支持し、該メイン
フレーム2b,2bを跨ぐように燃料タンク8を搭載
し、該燃料タンク8の後方にシート9を搭載した概略構
造のものである。なお、10は前輪3の上方かつ操向ハ
ンドル4aの前方からエンジンユニット7の周囲に渡っ
てこれらを囲むカウリング、11はシート9の左,右下
側から後方の周囲を囲むサイドカバー、18は後輪懸架
装置のクッションユニットである。
【0015】また上記前輪3の右側にはディスクブレー
キ装置を構成するディスクプレート19及び該ディスク
プレート19を制動時にパッドで挟持する油圧式キャリ
パ20が配設されている。なお、ディスクプレート19
は前輪3のホイールハブに取り付けられ、キャリパ20
は該ディスクプレート19の後側かつ上部の周縁を挟持
するように配置され、フロントフォーク4の下部に取り
付けられている。
【0016】上記エンジンユニット7は、水冷式2サイ
クル単気筒のものであり、変速装置を内蔵するクランク
ケース12の前部上面にシリンダボディ13,シリンダ
ヘッド14を積層してボルトでクランクケースに締結
し、該シリンダボディ13のシリンダボア内に摺動自在
に挿入されたピストンをコンロッドを介してクランク軸
に連結した概略構造のものである。そして上記シリンダ
ボディ13の前壁に開口するように形成された排気ポー
トには排気装置15のエキゾーストパイプ16が接続さ
れている。なお、該エキゾーストパイプ16は上記クラ
ンクケース12の下側を通って後方に延びるように配置
され、該エキゾーストパイプ16の後端には消音器17
が接続されており、該消音器17は後輪5の右側に配置
されている。
【0017】また上記シリンダボディ13,シリンダヘ
ッド14の前方には、ラジエータ26が車幅方向に横切
るようにかつ少し前傾させて配置されている。該ラジエ
ータ26はリターンホース26aを介して上記クランク
ケース12の左側壁に配設された冷却水ポンプ26bに
接続されており、該冷却水ポンプ26bの吐出口は給水
ホース26cにより上記シリンダボディ13の冷却ジャ
ケットに接続されている。
【0018】上記クランクケース12の上壁とシリンダ
ボディ13の後壁とのコーナ部には上記クランク軸が配
置されたクランク室内に連通する吸気口13aが形成さ
れている。該吸気口13aには上記吸気装置21の気化
器22がジョイント23を介して接続されている。該気
化器22は本実施形態の特徴をなすボックス24内に位
置しており、従って該気化器22の吸込口22aは該ボ
ックス24内に開口している。
【0019】また上記気化器22のフロート室に連通す
る燃料供給口22cには給油ホース22dを介して燃料
タンク8の底部に取り付けられた燃料コック28が接続
されている。また上記フロート室には、圧力導入ホース
22bによりボックス24内の圧力が導入されている。
さらにまたこのボックス24内の圧力はホース27c,
吹き出した燃料を貯留するタンク27b,ホース27a
を介して燃料タンク8内に導入されている。このように
してボックス24内の圧力が大気圧よりも高くなった状
態でも燃料タンク8から気化器22のフロート室に燃料
が支障なく供給されるようになっている。
【0020】上記ボックス24は上記エンジンユニット
7の上部,燃料タンク8の底部,及び左,右のメインフ
レーム2b,2bの内面で囲まれた空間内に配置されて
いる。該ボックス24は概略バスタブ状の外観を有する
樹脂成形品であり、その上端開口の周縁にはシール用フ
ランジ部24a,及び24a′が外方に折り曲げ形成さ
れている。そしてこのフランジ部24a,24a′の上
面上には上記燃料タンク8の下部外周面にオーバーハン
グをなすように形成されたシール段部8a,底面8a′
がシール材25,25′を介在させて当接しており、こ
のようにして該ボックス24の上端開口は燃料タンク8
の底部で略気密に覆われ、その結果該ボックス24は略
密閉状になっており、かつ動圧を静圧に転換するに十分
な容積及び通路断面積を有している。
【0021】上記ボックス24は、前後方向略中央に車
幅方向に延びるように配設された隔壁24bによって該
隔壁24より後側の吸込領域24cと前側の導入領域2
4dとに画成されており、かつ該両領域24c,24d
は隔壁24bの上部空間aにより互いに連通している。
ここで、上記導入領域24dの底部24eのシリンダボ
ディ13,シリンダヘッド14上方部分はこれらとの干
渉を避けるために上方に逃げるように形成されている。
一方、上記底部24eのシリンダボディ13,シリンダ
ヘッド14より左側部分は下方に垂れ下がるように膨出
され、これにより車幅方向寸法の狭い平板状の導入室2
4fが形成されている。
【0022】そして上記導入室24fの外側壁24gに
は内側壁24hに対向するように導入孔24iが形成さ
れており、該導入孔24iには外気導入ダクト25の後
端開口25aが連通している。該外気導入ダクト25
は、上記後端開口25aの周囲に形成されたフランジ2
5eを上記外側壁24gにボルト締め締結することによ
り上記ボックス24に固定されている。
【0023】上記外気導入ダクト25は、FRP成形品
であり、全長に渡って円形断面を有し、上記外側面24
gから僅かに車幅方向外側に延びた後、車両前方に緩や
かに屈曲された曲がり管部25bと、ここから上記ラジ
エータ26の左端部の下方かつ上記リターンホース26
aの外側を通って前方に延びる導入部25cとを有する
平面視で概略J字状のものであり、その前端開口25d
は上記カウリング10より前方に突出し、前輪3の左
側、即ち上記ブレーキ装置のディスクプレート19,キ
ャリパ20の配置された側の反対側に位置している。
【0024】また、上記外気導入ダクト25は、上記後
端開口25aが最大径に、前端開口25dが最小径にそ
れぞれ設定され、後端開口25aから前端開口25dま
で徐々に径が小さくなるテーパ状に形成されており、そ
のテーパ角αは10°以下、より望ましくは5〜7°に
設定されている。なお、上記前端開口25d部分に径に
変化のない直管部を設けても良い。
【0025】ここで上記テーパ角αを10°以下とした
のは、吸気抵抗を最小とするためである。即ち、図5に
示すように、外気導入ダクトの吸気抵抗は、テーパ角α
が10°以下の場合には0°、即ち直管の場合よりも小
さく、5〜7°の場合に最小となり、10°を越えると
直管の場合よりも大きくなる。
【0026】また上記外気導入ダクト25は、その内面
がFRP成形におけるゲルコート面又は型の貼込み面と
なるように形成されており、これによりダクトの内面を
平滑にして管抵抗を可能な限り小さくしている。
【0027】さらにまた上記外気導入ダクト25の曲が
り管部25bでは、曲率の小さい側(中心側)の内面R
aは大きい側(外側)の内面Rbよりディンプル面(粗
面)とされており、これにより空気流れの上記内面Ra
からの剥離を防止し、管抵抗の減少が図られている。
【0028】次に本実施形態の作用効果を説明する。本
実施形態の吸気装置21では、該自動二輪車1の走行に
伴って、外気が、前端開口25dから外気導入ダクト2
5内に導入され、曲がり管部25bにより車幅方向に曲
がり、導入室24fの内側壁24hに衝突しつつボック
ス24内に進入する。そして該ボックス24内の空気
が、気化器22の吸込口22aを通り、燃料との混合気
となってエンジンユニット7のクランク室内に吸い込ま
れ、ここで一次圧縮され、掃気行程時にシリンダボア内
に押し込まれ、圧縮行程を経た後に燃焼が行われる。
【0029】上記吸気装置21において、自動二輪車1
の走行速度が高くなるほどボックス24内の圧力が上昇
し、エンジンに吸入される混合気量が増加し、エンジン
出力が増加する。この場合、本実施形態のボックス24
は、空気流速による動圧を静圧に確実に転換するに十分
な容積、つまり該ボックス24内の空気流速を無視でき
る程度の速度に低下させることのできる容積及び流れ方
向と直角の断面関を有しており、しかも上記ボックス2
4を隔壁24bにより、外気が導入される導入領域24
dと気化器22の吸込口22aが位置する吸込領域24
cとに画成したので、動圧を静圧に確実に転換でき、動
圧による影響を解消でき、安定的に吸気量を増大でき
る。
【0030】さらにまた、上記ボックス24のシリンダ
ボディ13,シリンダヘッド14の右側に車幅方向寸法
の小さい導入室24fを設け、外気導入ダクト25の下
端開口を内側壁24hに対向させたので、外気の流れは
この内側壁24hに衝突し、これにより流速を確実に低
下させることができ、より一層確実に動圧を静圧に転換
でき、動圧の影響を解消して安定的に吸気量を増大でき
る。
【0031】また上記外気導入ダクト25のテーパ角α
を10°以下、より望ましくは5〜7°としたので、外
気導入ダクト25の吸気抵抗を最小限にすることがで
き、この点から吸気量を増大できる。また外気導入ダク
ト25の内面をFRP成形におけるゲルコート面として
吸気抵抗を小さくし、さらにまた曲がり管部25bの曲
がり中心側の内面Raを粗面として流れの剥離を防止し
て曲げ損失を減少させたことからも吸気量を増大でき
る。
【0032】また上記外気導入ダクト25の前端開口2
5dを前輪3の上記ディスクプレート19及びキャリパ
20と反対側に位置させたので、走行風の乱れによる吸
気量の変動を回避できる。即ち、上記前端開口25dを
キャリパ20と同じ側に配置した場合には、該キャリパ
20により外気導入ダクトへの走行風に乱れが生じる
が、本実施形態では前端開口25dをキャリパ20の反
対側に配置したのでこのような問題が生じない。
【0033】また前端開口25dをキャリパ20側に配
置した場合には、ブレーキパッドから発生する粉塵が外
気導入ダクトを介してエンジン内に吸引される懸念があ
るが、本実施形態では前端開口25dをキャリパ20の
反対側に配置したのでこのような問題が生じない。
【0034】なお、上記実施形態では、気化器を備えた
エンジンの場合を説明したが、本発明は、燃料噴射弁を
備えたエンジンの場合でも勿論適用可能である。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施形態による吸気装置を備えた自
動二輪車の左側面図である。
【図2】上記実施形態装置の一部断面左側面図である。
【図3】上記実施形態装置のボックスの斜視図である。
【図4】上記実施形態装置のボックスの平面図である。
【図5】上記実施形態装置の外気導入ダクトのテーパ角
と吸気抵抗との関係の実験結果を示す特性図である。
【符号の説明】
1 自動二輪車 3 前輪 7 エンジンユニット 8 燃料タンク 13 シリンダブロック 19 ディスクプレート 20 キャリパ 22a 吸込口(エンジンの吸気口) 24 ボックス 24b 隔壁 24c 吸込領域 24d 導入領域 24f 導入室 25 外気導入ダクト 25a後端開口 25d 前端開口 α テーパ角

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 外気を導入する外気導入ダクトの前端開
    口をエンジンより前方に位置させるとともに該外気導入
    ダクトの後端開口をエンジンの吸気口に連通した自動二
    輪車の吸気装置において、前輪の後方に配置されたエン
    ジンユニットと該エンジンユニットの上方に配設された
    燃料タンクとの間に動圧を静圧に転換するに十分な容積
    を有する略密閉状のボックスを配置し、該ボックス内に
    エンジンの吸気口を位置させるとともに、上記外気導入
    ダクトの後端開口を接続し、該外気導入ダクトを上記後
    端開口から前端開口に渡って徐々に小径となるテーパ状
    に形成し、該テーパ角を10°以下に設定したことを特
    徴とする自動二輪車の吸気装置。
  2. 【請求項2】 請求項1において、上記ボックス内を外
    気が導入される導入領域と該ボックス内の空気がエンジ
    ンに吸い込まれる吸込領域とに、かつ互いに連通可能に
    画成し、上記導入領域は、シリンダブロックの側方に位
    置する車幅方向寸法が他の部分より狭い導入室を有して
    おり、上記外気導入ダクトの後端開口は上記導入室に車
    幅方向に向けて接続されていることを特徴とする自動二
    輪車の吸気装置。
  3. 【請求項3】 請求項1又は2において、上記外気導入
    ダクトの前端開口が前輪のディスクプレート及びキャリ
    パが配置されている側と反対側に配置されていることを
    特徴とする自動二輪車の吸気装置。
JP13849197A 1997-05-28 1997-05-28 自動二輪車の吸気装置 Pending JPH10331733A (ja)

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