JPH10329781A - 操作力検出手段及びこれを用いた二輪車用アシスト装置 - Google Patents
操作力検出手段及びこれを用いた二輪車用アシスト装置Info
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Abstract
検出でき、且つこの操作力によって容易に二輪車を押す
ことができる二輪車用アシスト装置を提供すること。 【解決手段】 二輪車の運転者が操作するハンドルバー
10と、このハンドルバー10を支持するステー11と
を備え、ハンドルバー10とステー11a,11bとの
相互間に、所定の荷重センサ1aを設けること。
Description
係り、特に、二輪車のハンドルに付勢される操作力を検
出する操作力検出手段及びこれを用いた二輪車用アシス
ト装置に関する。
に出し入れする場合や、歩道を押して通行する場合に
は、運転者(ライダー)が直接ハンドルに操作力を付勢
して二輪車を移動させている。これは、二輪車が大型で
重量がある場合には困難であり、また、比較的軽量な二
輪車であっても、女性の運転者の場合には二輪車を直接
押して移動させることは特に困難であった。
の中には後退方向にのみ電動モータのアシスト駆動力
で、運転者の操作を補助するものがある。これは、図8
に示すように、ハンドルバーの端部領域であって、運転
の際に運転者が握持する部分に所定の後退用スイッチ5
1を設け、この後退用スイッチ51を運転者自らが指で
操作することにより、アシストモータ53を回転させて
アシスト駆動力を発生させるものである。即ち、当該後
退用スイッチ51の操作により、アシストモータ53が
二輪車の駆動輪に後退方向のアシスト駆動力を付与し、
後方への移動を補助するものである。
来例には以下のような不都合があった。即ち、運転者は
アシスト駆動力を得るために、後退用スイッチを操作し
なければならないが、重量のある二輪車を略直立状態と
し、同時にハンドルを握りながら後退用スイッチを操作
するのは非常に困難である、という不都合を生じてい
た。また、後退方向のみアシスト駆動力が発生するの
で、歩道を押して歩く場合や狭い路地を押して歩く場合
等に不便であった。
を改善し、特に、特別な操作をすることなく運転者の操
作力を検出でき、且つこの操作力によって容易に二輪車
を押すことができる二輪車用アシスト装置を提供するこ
とを、その目的とする。
ために、請求項1記載の発明では、二輪車の運転者が操
作するハンドルバーと、このハンドルバーを支持するス
テーとを備え、ハンドルバーとステーとの相互間に、所
定の荷重センサを設ける、という構成を採っている。以
上のように構成されたことにより、運転者がハンドルバ
ーを握ってこれを押した場合には、荷重センサがその運
転者が押した操作力を検出することができる。このた
め、荷重センサの検出値を二輪車の制御に用いることが
できる。
バーをステーに対して微動可能に支持すると共に、荷重
センサとステーとの相互間に、ハンドルバーを原位置に
復帰させる方向に作用する所定の弾性部材を配設すると
いう構成を採り、その他の構成は請求項1記載の発明と
同様である。以上のように構成したことにより、ハンド
ルバーの微動に伴って弾性部材から荷重センサに加わる
荷重が変化する。このため、より正確に荷重を検出する
ことができる。
弾性部材を、運転者がハンドルを操作して二輪車を押す
際の操作方向の前方及び後方に設ける、という構成を採
り、その他の構成は請求項2記載の発明と同様である。
以上のように構成されたことにより、運転者がハンドル
バーを押す操作力の方向及び大きさによって、各荷重セ
ンサの検出値が相互に異なる。従ってこれを比較すれ
ば、運転者が二輪車を前方後方いずれの方向に押そうと
しているのかを判断することができる。また、その時の
押す操作力も算出することができる。更に、荷重センサ
と弾性部材を前方及び後方に2箇所設け、これらの値よ
り運転者が二輪車を押す操作力を算出する構成とするこ
とにより、荷重センサの周囲の温度変化、部品の寸法誤
差の影響を受けにくくでき、操作力を精度良く検出する
ことができる。
出手段と、操作力検出手段の出力に基づいて所定の制御
信号を出力する制御部と、この制御部からの制御信号に
応じて所定のアシスト駆動力を出力するアシストモータ
と、このアシストモータのアシスト駆動力を二輪車の駆
動輪側に伝達する所定のアシストモータ用クラッチとを
備えるという構成を採り、その他の構成は請求項1,2
又は3記載の発明と同様である。以上のように構成され
たことにより、荷重センサの検出値から運転者が二輪車
を前方に押していることが判断されたら、前進方向にア
シスト駆動力を付与できる。一方、運転者が後方に押し
ていることが判断されたら、後退方向にアシスト駆動力
を付与できる。
いて説明する。本発明の操作力検出手段は、図1に示す
ように、二輪車の運転者が操作するハンドルバー10
と、このハンドルバー10を支持するステー11とを備
え、ハンドルバー10とステー11a,11bとの相互
間に、所定の荷重センサ1aを設ける、という構成を採
っている。
は棒状の部材を一部曲折させたものであり、その断面形
状は円形となっている。ハンドルバー10の両端部には
運転者が握るグリップ10aが装着されている。また、
ハンドルバー10は中央部領域において2箇所で所定の
ステー11a,11bに支持されている。このステー1
1a,11bは、ハンドルバー10を上下方向から挟持
するように構成されたものであり。上側ステー11aと
下側ステー11bとからなる(図1(B)参照)。そし
て。このステー11a,11bは、二輪車のトップブリ
ッジ21に所定の2本のボルト23で固定される。
うにハンドルバー10を上下方向から挟持する構造であ
るので、上下の各ステー11a,11bはその接触領域
に略半円筒状の凹部25が形成されている。但しこの凹
部25は、完全な半円筒状ではなく、略水平方向に僅か
に長い形状(楕円に近似している)となっている。これ
は、後述するように、ステー11a,11bに対してハ
ンドルバー10を微動可能とするためである。尚、図1
(B)において各ステー11a,11b及びトップブリ
ッジ21は僅かに傾斜している。これは、トップブリッ
ジ21がフロントフォーク27(図2参照)の上端部に
装着されるものであり、フロントフォーク27自体に所
定のキャスター角が設定されているからである。
11bとの相互間には、所定の荷重センサ1a,1b,
1c,1d及び弾性部材9が配設されている。荷重セン
サ1a,1b,1c,1dは、例えば歪みゲージであ
り、加わる荷重の大きさに応じて所定の電気信号を出力
するものである。この荷重センサ1a,1b,1c,1
dは、ハンドルバー10の表面に直接接触して配設され
ている。本実施形態では、二輪車の進行方向の前方及び
後方の両側に荷重センサ1a,1b,1c,1dがそれ
ぞれ装備されている。尚、荷重センサ1a,1b,1
c,1dの種類は特に限定されるものではなく、ハンド
ルバーに加わる荷重が正確に測定できるものであれば、
圧力センサのようなものでもよい。尚、図1(A)は操
作力検出手段1の平面図を示すが、実際には荷重センサ
1a,1b,1c,1dはステー11a,11bの内部
に収納されているので、外部からは見えないようになっ
ている。
b,1c,1dとステー11a,11bとの相互間に配
設されている。より詳しくは、ステー11a,11bに
形成された各凹部25の内、水平方向の両端部に所定の
弾性部材用穴29が形成され、この弾性部材用穴29に
弾性部材9としての圧縮バネが装備されている。このよ
うに弾性部材用穴29を形成して弾性部材9を固定する
ので、所定の荷重が加わった場合でも弾性部材9が座屈
等することがない。尚、弾性部材は圧縮バネに限定され
るものではなく、ゴム等の部材であってもよい。
輪車の進行方向の前方及び後方にそれぞれ設けられてい
る。そして各弾性部材9はハンドルバー10を原位置に
復帰させるように、常時所定の弾性力をハンドルバー1
0に対して付勢している。ここで、本実施形態にかかる
操作力検出手段1では、進行方向の前方側の弾性部材は
下側ステー11bに収納され、後方側の弾性部材は上側
ステー11aにそれぞれ収納されている。但し、弾性部
材用穴29を上側ステー11aと下側ステー11bの境
界領域に形成し、上下両ステー11a,11bで相互に
弾性部材9を固定するようにしてもよい。
態の操作力検出手段1では、合計4組の荷重センサ1
a,1b,1c,1dと弾性部材9が設けられている。
しかし、荷重検出の精度を向上させる場合には、更に別
のステーを設け、このステーの中に荷重センサ及び弾性
部材を設けるようにしてもよい。尚、ステー11a,1
1bに対するハンドルバー10の移動量は、運転者に違
和感を与えない程度に微小なものである。従って、運転
者は通常の操作においては、ハンドルバー10の微動を
認識できないようになっている。図1(B)で隙間を大
きく記載しているのは、説明の便宜のためである。
構成されるが、本発明はこれに限定されるものではな
い。即ち、ハンドルバー10を支持する2組のステーの
内、一方側にのみ荷重センサを設けるようにしてもよ
い。また、ステーに支持される領域のハンドルバーの断
面形状を角柱形状にして、且つ各ステーの凹部を矩形状
としてもよい。このようにすることにより、ハンドルバ
ーがステーに対して回動することが有効に防止される。
更には、特に弾性部材を設けず、直接ハンドルバーとス
テーとの相互間に荷重センサを設けるような構成にして
もよい。
二輪車用アシスト装置について説明する。図2に示すよ
うに、二輪車のハンドルバー10は上記したステーに支
持されており、このステーはフロントフォーク27の上
端部のトップブリッジに固定されている。ここで、トッ
プブリッジとは、2本のフロントフォーク27をその上
端部で相互に固定するものである。また、二輪車のエン
ジンの近傍には、アシストモータ4及びアシストモータ
用クラッチ5が装備されている。アシストモータ4は二
輪車の駆動輪31にアシスト駆動力を付与するものであ
り、アシストモータ用クラッチ5はアシスト駆動力の伝
達及び停止を切り替えるものである。
シストモータ4に電力を供給するためのアシスト用バッ
テリ7が装備されている。このアシスト用バッテリ7
は、通常の鉛電池等が用いられる。尚、アシスト用バッ
テリ7は、アシスト専用として設けてもよいが、補機類
への通常の電力供給のために既に装備されて車体用のバ
ッテリと共用してもよい。但しこの場合には、比較的容
量の大きなバッテリを用いる必要がある。また、二輪車
の車体には、エンジンの回転数を検出するエンジン回転
数センサ2,変速機の状態を検出するシフトポジション
センサ3が及び車速を検出する車速センサ8が設けられ
ている。エンジン回転数センサ2はエンジンの出力軸
(図示略)の回転数を直接検出するものである。例え
ば、ロータリエンコーダのようなものであっても良い。
アシスト駆動力を付与するための構成について説明す
る。図3に示すように、図示しないエンジン側からは、
トランスミッション出力軸14が延設されている。トラ
ンスミッション出力軸14は、変速機(図示略)によっ
て変速された後の回転数で回転し、通常の走行時に駆動
輪31に駆動力を付与するものである。また、トランス
ミッション出力軸14の端部には、所定のドライブスプ
ロケット15が装着されている。そしてこのドライブス
プロケット15にドライブチェーン16が巻装されてい
る。ドライブチェーン16は、駆動輪31のスプロケッ
ト(図示略)まで延設され、二輪車の駆動輪31を駆動
するようになっている。
傍には、上記したアシストモータ4が配設されている。
このアシストモータ4には所定のアシストモータ用クラ
ッチ5が一体的に装備されると共に、アシストモータ4
の出力軸の端部に、第1のアシスト用歯車12が装着さ
れている。アシストモータ用クラッチ5は、制御部6か
らの指令によりアシストモータ4と第1のアシスト用歯
車12との接続及び切離しを切り替えるものである。そ
して、このアシストモータ用クラッチ5を介してアシス
ト駆動力が付与される。また、そして、第1のアシスト
用歯車12は、上記トランスミッション出力軸14に装
着された第2のアシスト用歯車13と噛合している。
ック図を示す。この図に示すように、制御部6には各荷
重センサからの検出値が入力される。また、車速センサ
8、シフトポジションセンサ3及びエンジン回転センサ
2からのそれぞれの検出値が入力される。そして、制御
部6では、これらの検出値に基づいて、アシスト駆動力
を発生させるか否かの判断及び、アシスト駆動力を発生
させる場合のその大きさ等の計算が行われる。計算が行
われた後には、所定の制御信号が生成され、この制御信
号がアシストモータ4及びアシストモータ用クラッチ5
に送信されるようになっている。
アシスト駆動力を発生させる場合の制御フローについて
説明する。先ず、各種センサの出力から、制御部6にお
いてシフトポジションがニュートラルであり、且つエン
ジンが停止しており、更に車速が所定値a以下であるか
否かが判断される(図5のステップS1)。これは、ア
シスト駆動力を付与するか否かの判断のためである。そ
して、これらの条件が全て満たされている場合には、ア
シスト駆動力を付与する前準備として、アシストモータ
用クラッチ5が接続される(図5のステップS2)。逆
に、これらの条件が1つでも満たされてない場合には、
アシストモータ用クラッチ5は切り離される(図5のス
テップS5)。アシストモータ用クラッチ5が切り離さ
れている場合には、トランスミッション出力軸14の回
転に対して、アシストモータ4は負荷とならない。
場合には、次に各荷重センサからの信号に基づいてアシ
スト駆動力の大きさが計算される。具体的には、運転者
が車庫入れや歩道通行等のために、二輪車のハンドルバ
ー10を押した場合に、このハンドルバー10に付与さ
れた操作力を各荷重センサ1a,1b,1c,1dで検
出する。このときの各荷重センサ1a,1b,1c,1
dの出力を、図6に示すように、S1F,S1R,S2
F及びS2Rとする。これらの情報から運転者が二輪車
を押すことにより、ハンドルバー10に加えている操作
力Fを下の数式で計算する。
けられた荷重センサ1a,1b,1c,1dの出力の
内、片側の前後1組の荷重センサ1a,1b,1c,1
dの検出値の差をとり、これを両側について加えた値を
基に計算するものである。そして、式中に含まれている
Kは荷重センサ1a,1b,1c,1dの出力値に対す
るFの比例定数である。制御部6でFが計算された後
は、このFに対応するアシスト駆動力の大きさを決定す
る(図5のステップS3)。尚、Fを算出する場合に上
式を用いると、以下のような有利な点がある。即ち、例
えば、温度変化によってハンドルバーの寸法が変化した
場合には、荷重センサに加わる荷重が僅かに変化する場
合がある。その時の荷重の変化量の値をNとすると、各
荷重は以下のように変化する。
り、荷重の変化量は消去されることになる。このため、
荷重センサの周囲の温度変化、部品の寸法誤差の影響を
受けにくくでき、操作力を精度良く検出することができ
る。
に示すマップを用いる。即ち、操作力Fの絶対値がある
所定値b以下である場合には、アシスト駆動力はゼロで
ある。即ち、ハンドルバー10に加わる操作力が小さい
場合にはアシスト駆動力を付与しない。これは、通常の
ハンドル操作時にアシスト駆動力が発生するのを防止す
るためである。一方、操作力Fが所定値bを超えた場合
には、操作力Fの値に対応させてアシスト駆動力を発生
させる。具体的には、操作力Fの増大に伴ってアシスト
駆動力を直線的に増大させる。そして、操作力Fの絶対
値がある程度大きくなって上限値cを超えた場合には、
アシスト駆動力はそれ以上大きくせず最大アシスト駆動
力Acとする。
スト駆動力の情報に基づいて、制御部6はアシストモー
タ4に制御信号を送出する。アシストモータ4は制御信
号に応じて必要なアシスト駆動力を発生し、これを二輪
車の駆動輪31に伝達する。これにより、運転者はハン
ドルバー10に所定の操作力を付勢することにより、軽
い操作力で重量のある二輪車を押すことができる。
前進及び後退について、操作力Fに対するアシスト駆動
力の大きさを等しく設定している。しかしながら、本発
明はこれに限定されるものではなく、例えば後退側のア
シスト駆動力を前進側より小さくしたり、逆に後退側の
アシスト駆動力を前進側より大きくする等の制御を行う
ことも可能である。また、運転者からハンドルバーに付
勢される操作力に対して、アシスト駆動力を曲線的に上
限値に近接させるような制御を行ってもよい。
明では、二輪車の運転者が操作するハンドルバーと、こ
のハンドルバーを支持するステーとを備え、前記ハンド
ルバーとステーとの相互間に、所定の荷重センサを設け
た。このため、運転者がハンドルバーに所定の操作力を
付勢した場合には、この操作力を自動的に検出すること
ができ、この検出値を二輪車の制御に利用することがで
きる、という優れた効果を生じる。
ドルバーをステーに対して微動可能に支持すると共に、
前記荷重センサとステーとの相互間に、前記ハンドルバ
ーを原位置に復帰させる方向に作用する所定の弾性部材
を配設した。このため、ハンドルバーの微動に起因する
弾性部材の弾性力の変化によって、荷重センサがより正
確にハンドルバーに付勢された操作力を検出することが
できる、という優れた効果を生じる。
及び弾性部材を、運転者がハンドルを操作して二輪車を
押す際の操作方向の前方及び後方に設けた。このため、
ハンドルバーに付勢される操作力の向きを検出でき、こ
れを二輪車の制御に利用できる、という優れた効果を生
じる。更に、荷重センサと弾性部材を前方及び後方に2
箇所設け、それらの値より運転者が二輪車を押す操作力
を算出する構成とすることにより、荷重センサの周囲の
温度変化、部品の寸法誤差の影響を受けにくくでき、操
作力を精度良く検出することができる、という優れた効
果を生じる。
力検出手段の出力に基づいて所定の制御信号を出力する
制御部と、この制御部からの制御信号に応じて所定のア
シスト駆動力を出力するアシストモータと、このアシス
トモータのアシスト駆動力を二輪車の駆動輪に伝達する
所定のアシストモータ用クラッチとを備えた。このた
め、操作力検出手段によって検出された操作力に基づい
て二輪車にアシスト駆動力が付与され、スイッチ操作等
の特別の操作をすることなく、適切なアシスト駆動力が
付与され、二輪車の取り扱いが容易となる、という優れ
た効果を生じる。
(A)は操作力検出手段の平面図であり、図1(B)は
図1(A)のA−A線における断面図を示し、図1
(C)は図1(B)の荷重センサの装着領域における拡
大断面図を示す。
を示す説明図である。
ータを示す一部省略した平面図である。
図を示す。
ャートを示す図である。
操作力Fを算出する場合を説明する説明図である。
ある。
Claims (4)
- 【請求項1】 二輪車の運転者が操作するハンドルバー
と、このハンドルバーを支持するステーとを備え、 前記ハンドルバーとステーとの相互間に、所定の荷重セ
ンサを設けたことを特徴とする操作力検出手段。 - 【請求項2】 前記ハンドルバーをステーに対して微動
可能に支持すると共に、前記荷重センサとステーとの相
互間に、前記ハンドルバーを原位置に復帰させる方向に
常時作用する所定の弾性部材を配設したことを特徴とす
る請求項1記載の操作力検出手段。 - 【請求項3】 前記荷重センサ及び弾性部材を、運転者
がハンドルを操作して二輪車を押す際の操作方向の前方
及び後方に設けたことを特徴とする請求項2記載の操作
力検出手段。 - 【請求項4】 前記操作力検出手段の出力に基づいて所
定の制御信号を出力する制御部と、この制御部からの制
御信号に応じて所定のアシスト駆動力を出力するアシス
トモータと、このアシストモータのアシスト駆動力を二
輪車の駆動輪側に伝達する所定のアシストモータ用クラ
ッチとを備えたことを特徴とする請求項1,2又は3記
載の操作力検出手段を用いた二輪車用アシスト装置。
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JP16043497A JP3952541B2 (ja) | 1997-06-03 | 1997-06-03 | 二輪車用アシスト装置 |
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-
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- 1997-06-03 JP JP16043497A patent/JP3952541B2/ja not_active Expired - Fee Related
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