JPH1032851A - 携帯無線受令機 - Google Patents
携帯無線受令機Info
- Publication number
- JPH1032851A JPH1032851A JP8183893A JP18389396A JPH1032851A JP H1032851 A JPH1032851 A JP H1032851A JP 8183893 A JP8183893 A JP 8183893A JP 18389396 A JP18389396 A JP 18389396A JP H1032851 A JPH1032851 A JP H1032851A
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- JP
- Japan
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- time
- message
- information code
- received signal
- decoder
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- Pending
Links
- 238000000034 method Methods 0.000 abstract description 20
- 238000010586 diagram Methods 0.000 description 10
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 1
- 239000004973 liquid crystal related substance Substances 0.000 description 1
Landscapes
- Mobile Radio Communication Systems (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 送信側からメッセージの表示時刻を指定でき
ず、不便であるという問題点があり、送信側から時刻を
指定して呼び出しを行うことができ、利便性を向上させ
ることができる携帯無線受令機を提供する。 【解決手段】 受信信号にメッセージと時刻情報を示す
時刻情報コードと指定時刻とが含まれており、デコーダ
3が、受信信号から、時刻情報コードを読み取った場合
に、時刻情報コードに続く指定時刻を読み取ってメモリ
部9に記憶しておき、定期的に現在時刻とメモリ部9に
記憶されている指定時刻とを比較する時刻比較処理を行
い、現在時刻と指定時刻とが一致した時に、呼出音を出
力して、対応するメッセージを表示する携帯無線受令機
である。
ず、不便であるという問題点があり、送信側から時刻を
指定して呼び出しを行うことができ、利便性を向上させ
ることができる携帯無線受令機を提供する。 【解決手段】 受信信号にメッセージと時刻情報を示す
時刻情報コードと指定時刻とが含まれており、デコーダ
3が、受信信号から、時刻情報コードを読み取った場合
に、時刻情報コードに続く指定時刻を読み取ってメモリ
部9に記憶しておき、定期的に現在時刻とメモリ部9に
記憶されている指定時刻とを比較する時刻比較処理を行
い、現在時刻と指定時刻とが一致した時に、呼出音を出
力して、対応するメッセージを表示する携帯無線受令機
である。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、無線呼出システム
において用いられる携帯無線受令機に係り、特に指定し
た時刻にメッセージを表示させて、利便性を向上させる
ことができる携帯無線受令機に関する。
において用いられる携帯無線受令機に係り、特に指定し
た時刻にメッセージを表示させて、利便性を向上させる
ことができる携帯無線受令機に関する。
【0002】
【従来の技術】まず、従来の携帯無線受令機について図
6を使って説明する。図6は、従来の携帯無線受令機の
構成ブロック図である。従来の携帯無線受令機は、図6
に示すように、信号を受信するアンテナ1と、受信信号
を復調する無線部2と、受信信号中の呼出番号と自己の
呼出番号とを照合するデコーダ3′と、自己の呼出番号
を記憶するROM4と、スピーカ及びLCDを駆動する
駆動回路5と、呼出音を出力するスピーカ6と、メッセ
ージ等を表示するLCD(Liquid Crystal Display)7
と、現在時刻を管理する時計8とから構成されている。
6を使って説明する。図6は、従来の携帯無線受令機の
構成ブロック図である。従来の携帯無線受令機は、図6
に示すように、信号を受信するアンテナ1と、受信信号
を復調する無線部2と、受信信号中の呼出番号と自己の
呼出番号とを照合するデコーダ3′と、自己の呼出番号
を記憶するROM4と、スピーカ及びLCDを駆動する
駆動回路5と、呼出音を出力するスピーカ6と、メッセ
ージ等を表示するLCD(Liquid Crystal Display)7
と、現在時刻を管理する時計8とから構成されている。
【0003】次に、上記構成の従来の携帯無線受令機に
おける動作について図6を用いて説明する。アンテナ1
において受信された信号が、無線部2において復調さ
れ、デコーダ3′に入力されると、デコーダ3′は、受
信信号中の呼出番号と、ROM4に記憶されている自己
の呼出番号とを比較し、一致した場合には、駆動回路5
を介してスピーカ6から呼び出しを報知する呼出音を出
力し、受信信号中のメッセージデータを復号して、駆動
回路5を介してLCD7にメッセージを表示する。
おける動作について図6を用いて説明する。アンテナ1
において受信された信号が、無線部2において復調さ
れ、デコーダ3′に入力されると、デコーダ3′は、受
信信号中の呼出番号と、ROM4に記憶されている自己
の呼出番号とを比較し、一致した場合には、駆動回路5
を介してスピーカ6から呼び出しを報知する呼出音を出
力し、受信信号中のメッセージデータを復号して、駆動
回路5を介してLCD7にメッセージを表示する。
【0004】更に、デコーダ3′は、待ち受け時やメッ
セージ表示の際には、時計8が示す現在時刻を読み取っ
て駆動回路5を介してLCD7に表示する。このように
して従来の携帯無線受令機における動作が行われるよう
になっていた。
セージ表示の際には、時計8が示す現在時刻を読み取っ
て駆動回路5を介してLCD7に表示する。このように
して従来の携帯無線受令機における動作が行われるよう
になっていた。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記従
来の携帯無線受令機では、自己宛の信号を受信すると直
ちに呼出音を出力し、メッセージを表示するようになっ
ており、時刻を指定して呼出音及びメッセージの出力を
行うことはできず、不便であるという問題点があった。
来の携帯無線受令機では、自己宛の信号を受信すると直
ちに呼出音を出力し、メッセージを表示するようになっ
ており、時刻を指定して呼出音及びメッセージの出力を
行うことはできず、不便であるという問題点があった。
【0006】例えば、メッセージを伝えたい相手が1
7:00まで重要な会議があり、迷惑をかけないために
17:30にメッセージを伝えたいと考えた場合、1
7:30になるまで待って、呼び出しを行わなければな
らず、数時間も待つ場合では、その間に忘れてしまう恐
れがある。
7:00まで重要な会議があり、迷惑をかけないために
17:30にメッセージを伝えたいと考えた場合、1
7:30になるまで待って、呼び出しを行わなければな
らず、数時間も待つ場合では、その間に忘れてしまう恐
れがある。
【0007】本発明は上記実情に鑑みて為されたもの
で、送信側から呼出信号に時刻を指定する情報を付加し
て送信し、受信側の携帯無線受令機において、受信した
メッセージを一旦記憶しておき、指定された時刻になっ
たら呼出音及びメッセージの出力を行うようにして、利
便性を向上させることができる携帯無線受令機を提供す
ることを目的とする。
で、送信側から呼出信号に時刻を指定する情報を付加し
て送信し、受信側の携帯無線受令機において、受信した
メッセージを一旦記憶しておき、指定された時刻になっ
たら呼出音及びメッセージの出力を行うようにして、利
便性を向上させることができる携帯無線受令機を提供す
ることを目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】上記従来例の問題点を解
決するための請求項1記載の発明は、受信信号からメッ
セージを読み取って表示する携帯無線受令機において、
前記受信信号にはメッセージと指定時刻が含まれてお
り、前記受信信号から指定時刻とメッセージとを読み取
って、前記指定時刻に前記メッセージを表示することを
特徴としており、送信側において指定した時刻にメッセ
ージを表示させることができ、利便性を向上させること
ができる。
決するための請求項1記載の発明は、受信信号からメッ
セージを読み取って表示する携帯無線受令機において、
前記受信信号にはメッセージと指定時刻が含まれてお
り、前記受信信号から指定時刻とメッセージとを読み取
って、前記指定時刻に前記メッセージを表示することを
特徴としており、送信側において指定した時刻にメッセ
ージを表示させることができ、利便性を向上させること
ができる。
【0009】上記従来例の問題点を解決するための請求
項2記載の発明は、受信信号のメッセージを記憶する記
憶部と、前記メッセージを表示する表示部と、前記受信
信号中の呼出番号と自己の呼出番号とが一致した場合
に、前記受信信号からメッセージを読み取って前記表示
部に出力するデコーダとを備えた携帯無線受令機におい
て、前記受信信号には時刻情報を指定する時刻情報コー
ドと指定時刻とが含まれており、前記デコーダが、前記
受信信号からメッセージと前記時刻情報コードを読み取
った場合に、前記メッセージと前記時刻情報コードに続
く指定時刻とを前記記憶部に記憶し、現在時刻が前記指
定時刻に一致した時に、前記指定時刻に対応するメッセ
ージを前記記憶部から読み出して、前記表示部に出力す
るデコーダであることを特徴としており、送信側におい
てメッセージに加えて、時刻情報コードと所望の時刻を
入力することにより、指定した時刻にメッセージを表示
させることができ、利便性を向上させることができる。
項2記載の発明は、受信信号のメッセージを記憶する記
憶部と、前記メッセージを表示する表示部と、前記受信
信号中の呼出番号と自己の呼出番号とが一致した場合
に、前記受信信号からメッセージを読み取って前記表示
部に出力するデコーダとを備えた携帯無線受令機におい
て、前記受信信号には時刻情報を指定する時刻情報コー
ドと指定時刻とが含まれており、前記デコーダが、前記
受信信号からメッセージと前記時刻情報コードを読み取
った場合に、前記メッセージと前記時刻情報コードに続
く指定時刻とを前記記憶部に記憶し、現在時刻が前記指
定時刻に一致した時に、前記指定時刻に対応するメッセ
ージを前記記憶部から読み出して、前記表示部に出力す
るデコーダであることを特徴としており、送信側におい
てメッセージに加えて、時刻情報コードと所望の時刻を
入力することにより、指定した時刻にメッセージを表示
させることができ、利便性を向上させることができる。
【0010】
【発明の実施の形態】本発明の実施の形態について図面
を参照しながら説明する。本発明の実施の形態に係る携
帯無線受令機(本装置)は、予め時刻情報を示すコード
(時刻情報コード)を設定しておき、受信信号中から、
時刻情報コードを読み取った場合には、当該コードに続
くデータを指定時刻としてメッセージ等のデータと共に
記憶しておき、現在時刻と指定時刻とを比較して、一致
した時に、呼出音を出力し、メッセージを読み出して表
示するようにしたものである。
を参照しながら説明する。本発明の実施の形態に係る携
帯無線受令機(本装置)は、予め時刻情報を示すコード
(時刻情報コード)を設定しておき、受信信号中から、
時刻情報コードを読み取った場合には、当該コードに続
くデータを指定時刻としてメッセージ等のデータと共に
記憶しておき、現在時刻と指定時刻とを比較して、一致
した時に、呼出音を出力し、メッセージを読み出して表
示するようにしたものである。
【0011】次に、本装置の構成を図1を用いて説明す
る。図1は、本発明の実施の形態に係る携帯無線受令機
(本装置)の構成ブロック図である。尚、図6と同様の
構成をとる部分については同一の符号を付して説明す
る。図1に示すように、本発明の実施の形態に係る携帯
無線受令機は、従来と同様の部分として、アンテナ1
と、無線部2と、ROM4と、駆動回路5と、スピーカ
6と、LCD7と、時計8とを備え、本装置の特徴部分
として、受信信号から指定時刻データを読み取るデコー
ダ3と、指定時刻データ及びメッセージを記憶するメモ
リ部9とを備えている。また、デコーダ3には、時刻比
較部31が設けられている。
る。図1は、本発明の実施の形態に係る携帯無線受令機
(本装置)の構成ブロック図である。尚、図6と同様の
構成をとる部分については同一の符号を付して説明す
る。図1に示すように、本発明の実施の形態に係る携帯
無線受令機は、従来と同様の部分として、アンテナ1
と、無線部2と、ROM4と、駆動回路5と、スピーカ
6と、LCD7と、時計8とを備え、本装置の特徴部分
として、受信信号から指定時刻データを読み取るデコー
ダ3と、指定時刻データ及びメッセージを記憶するメモ
リ部9とを備えている。また、デコーダ3には、時刻比
較部31が設けられている。
【0012】次に、本装置の特徴部分について具体的に
説明する。デコーダ3は、従来のデコーダ3′と同様に
自己受信時に呼出音を出力してメッセージを表示する呼
出処理を行う他、受信信号中に時刻情報コードがある場
合には、時刻情報コードに続く指定時刻データを読み取
ってメッセージデータと共にメモリ部9に記憶するもの
である。
説明する。デコーダ3は、従来のデコーダ3′と同様に
自己受信時に呼出音を出力してメッセージを表示する呼
出処理を行う他、受信信号中に時刻情報コードがある場
合には、時刻情報コードに続く指定時刻データを読み取
ってメッセージデータと共にメモリ部9に記憶するもの
である。
【0013】時刻情報コードは、予めデコーダ3に設定
されており、デコーダ3は、時刻情報コードを受信した
場合に、これに続くデータを指定時刻として読み取るよ
うになっている。そして、時刻指定のあるメッセージに
ついては、受信時に直ちに呼出音を出力して表示する呼
出処理を行うのではなく、指定時刻になった場合に、呼
出処理を行うようにしている。
されており、デコーダ3は、時刻情報コードを受信した
場合に、これに続くデータを指定時刻として読み取るよ
うになっている。そして、時刻指定のあるメッセージに
ついては、受信時に直ちに呼出音を出力して表示する呼
出処理を行うのではなく、指定時刻になった場合に、呼
出処理を行うようにしている。
【0014】特に、デコーダ3の時刻比較手段31は、
定期的に時計8から現在時刻を読み取って、メモリ部9
に記憶されている指定時刻をチェックし、現在時刻と一
致するかどうかを比較するものである。尚、デコーダ3
の処理については、後で詳細に説明する。
定期的に時計8から現在時刻を読み取って、メモリ部9
に記憶されている指定時刻をチェックし、現在時刻と一
致するかどうかを比較するものである。尚、デコーダ3
の処理については、後で詳細に説明する。
【0015】次に、本装置のメモリ部9の構成について
図2を用いて簡単に説明する。図2は、メモリ部9の模
式説明図である。図2に示すように、メモリ部9は、デ
コーダ3において読み取った情報を記憶するものであ
り、受信番号と、電話番号(発信者の電話番号)と、メ
ッセージと、指定時刻とを記憶するものである。
図2を用いて簡単に説明する。図2は、メモリ部9の模
式説明図である。図2に示すように、メモリ部9は、デ
コーダ3において読み取った情報を記憶するものであ
り、受信番号と、電話番号(発信者の電話番号)と、メ
ッセージと、指定時刻とを記憶するものである。
【0016】ここで、本装置を用いた無線呼出システム
(本システム)における呼出信号について説明する。本
システムでは、時刻を指定して呼出を行う場合には、送
信側から、発信者の電話番号やメッセージデータに加え
て、受信側の携帯無線受令機に予め設定されている時刻
情報コードと、指定時刻とを入力して、呼出信号に指定
時刻データを付加するようにしている。
(本システム)における呼出信号について説明する。本
システムでは、時刻を指定して呼出を行う場合には、送
信側から、発信者の電話番号やメッセージデータに加え
て、受信側の携帯無線受令機に予め設定されている時刻
情報コードと、指定時刻とを入力して、呼出信号に指定
時刻データを付加するようにしている。
【0017】図3は、本システムにおける呼出信号の模
式説明図であり、(a)は、時刻を指定しない場合の呼
出信号の模式説明図であり、(b)及び(c)は、時刻
を指定して呼出を行う場合の呼出信号の模式説明図であ
る。図3(a)に示すように、時刻指定を行わない場合
(従来と同様)には、呼出番号等のヘッダ部(図示せ
ず)に続いて送信側の電話番号と、メッセージとを送信
する。また、(b)に示すように、時刻指定を行う場合
には、電話番号、メッセージに続いて、時刻情報コード
と、指定時刻データとを送信する。
式説明図であり、(a)は、時刻を指定しない場合の呼
出信号の模式説明図であり、(b)及び(c)は、時刻
を指定して呼出を行う場合の呼出信号の模式説明図であ
る。図3(a)に示すように、時刻指定を行わない場合
(従来と同様)には、呼出番号等のヘッダ部(図示せ
ず)に続いて送信側の電話番号と、メッセージとを送信
する。また、(b)に示すように、時刻指定を行う場合
には、電話番号、メッセージに続いて、時刻情報コード
と、指定時刻データとを送信する。
【0018】時刻情報コードは、定型伝言文の指定等と
同様に、予め受信側の携帯無線受令機のデコーダ3に設
定されているものであり、例えば、時刻情報コードを
「*01」とすると、送信側では「*01」に続いて指
定時刻を入力して送信する。そして、受信側の携帯無線
受令機では、「*01」を読み取った場合に、「*0
1」以下に続くデータを指定時刻として識別するように
なっている。
同様に、予め受信側の携帯無線受令機のデコーダ3に設
定されているものであり、例えば、時刻情報コードを
「*01」とすると、送信側では「*01」に続いて指
定時刻を入力して送信する。そして、受信側の携帯無線
受令機では、「*01」を読み取った場合に、「*0
1」以下に続くデータを指定時刻として識別するように
なっている。
【0019】指定時刻データは、ここでは、4桁データ
として入力するようにしており、例えば、「1700」
は、17:00のことである。従って、送信側のキー入
力部から、電話番号とメッセージに続いて、「*011
700」と入力すれば、17:00に呼出音を出力して
メッセージを表示するように時刻指定を行うことができ
るものである。
として入力するようにしており、例えば、「1700」
は、17:00のことである。従って、送信側のキー入
力部から、電話番号とメッセージに続いて、「*011
700」と入力すれば、17:00に呼出音を出力して
メッセージを表示するように時刻指定を行うことができ
るものである。
【0020】また、図3(c)に示すように、時刻情報
コード及び指定時刻は、メッセージの前に入力すること
も可能であり、この場合も、携帯無線受令機は、時刻情
報コードに続く4桁のデータを指定時刻として読み取る
ようになっている。
コード及び指定時刻は、メッセージの前に入力すること
も可能であり、この場合も、携帯無線受令機は、時刻情
報コードに続く4桁のデータを指定時刻として読み取る
ようになっている。
【0021】更に、ここでは、指定時刻を「時刻」を指
定する4桁のデータとしているが、6桁として「日時」
を指定することも可能であり、また、2桁として「時」
又は「分」等を指定するようにしても良い。
定する4桁のデータとしているが、6桁として「日時」
を指定することも可能であり、また、2桁として「時」
又は「分」等を指定するようにしても良い。
【0022】次に、図1に示した携帯無線受令機(本装
置)のデコーダ3の動作について具体的に説明する。本
装置のデコーダ3では、受信時に受信データをメモリ部
9に記憶する処理と、定期的に現在時刻とメモリ部9に
記憶されている指定時刻とを比較する時刻比較処理とが
行われるようになっている。
置)のデコーダ3の動作について具体的に説明する。本
装置のデコーダ3では、受信時に受信データをメモリ部
9に記憶する処理と、定期的に現在時刻とメモリ部9に
記憶されている指定時刻とを比較する時刻比較処理とが
行われるようになっている。
【0023】まず、デコーダ3の受信時の処理について
図4を用いて具体的に説明する。図4は、デコーダ3の
受信時の処理を示すフローチャート図である。図4に示
すように、デコーダ3は、無線部2から信号が入力され
ると、呼出番号を、ROM4に記憶されている自己の呼
出番号と照合して、自己受信かどうかを判断し(10
2)、自己受信であれば、データを読み取って時刻情報
コードがあるかどうかを判断する(104)。
図4を用いて具体的に説明する。図4は、デコーダ3の
受信時の処理を示すフローチャート図である。図4に示
すように、デコーダ3は、無線部2から信号が入力され
ると、呼出番号を、ROM4に記憶されている自己の呼
出番号と照合して、自己受信かどうかを判断し(10
2)、自己受信であれば、データを読み取って時刻情報
コードがあるかどうかを判断する(104)。
【0024】時刻情報コードがある場合には、送信者の
電話番号とメッセージと、時刻情報コードに続く指定時
刻とを読み取ってメモリ部9の対応するエリアに記憶し
て(106)、処理を終わる。すなわち、時刻指定があ
る場合には、受信時には呼び出しやメッセージの表示は
行わない。
電話番号とメッセージと、時刻情報コードに続く指定時
刻とを読み取ってメモリ部9の対応するエリアに記憶し
て(106)、処理を終わる。すなわち、時刻指定があ
る場合には、受信時には呼び出しやメッセージの表示は
行わない。
【0025】また、処理104で時刻情報コードがない
場合には、電話番号及びメッセージをメモり部9の対応
するエリアに記憶して(108)、駆動回路5を介して
スピーカ6及びLCD7を駆動して呼出音を出力し、メ
ッセージ(及び電話番号)を表示する(110)。この
ようにしてデコーダ3の受信時の処理が行われるように
なっている。
場合には、電話番号及びメッセージをメモり部9の対応
するエリアに記憶して(108)、駆動回路5を介して
スピーカ6及びLCD7を駆動して呼出音を出力し、メ
ッセージ(及び電話番号)を表示する(110)。この
ようにしてデコーダ3の受信時の処理が行われるように
なっている。
【0026】次に、デコーダ3において定期的に行われ
る時刻比較処理について図5を用いて説明する。図5
は、デコーダ3の時刻比較処理を示すフローチャート図
である。図5に示すように、タイマ割り込み等により処
理が開始されると、デコーダ3は、時計8から現在時刻
を読み取り(200)、メモリ部9に記憶されている受
信データの指定時刻を読み取る(202)。
る時刻比較処理について図5を用いて説明する。図5
は、デコーダ3の時刻比較処理を示すフローチャート図
である。図5に示すように、タイマ割り込み等により処
理が開始されると、デコーダ3は、時計8から現在時刻
を読み取り(200)、メモリ部9に記憶されている受
信データの指定時刻を読み取る(202)。
【0027】そして、現在時刻とメモリ部9から読み取
った指定時刻とが一致するかどうかを判断する(20
4)。現在時刻と指定時刻とが一致しない場合には、デ
コーダ3は、処理202に戻って、メモリ部9の次の受
信データについてチェックする。
った指定時刻とが一致するかどうかを判断する(20
4)。現在時刻と指定時刻とが一致しない場合には、デ
コーダ3は、処理202に戻って、メモリ部9の次の受
信データについてチェックする。
【0028】処理204において、現在時刻と指定時刻
とが一致した場合には、デコーダ3は、対応するメッセ
ージ(及び電話番号)を読み出し(206)、駆動回路
5を介して呼出音を出力し、メッセージを表示する(2
08)。そして、メモリ部9内の全ての受信データにつ
いてチェックしたかどうかを判断し(210)、チェッ
クしていない場合には処理202に戻って、全ての受信
データについてチェックするまで同様の処理を繰り返
す。このようにしてデコーダ3の時刻比較処理が行われ
る。尚、処理200〜206は、デコーダ3の時刻比較
手段31によって行われるものである。
とが一致した場合には、デコーダ3は、対応するメッセ
ージ(及び電話番号)を読み出し(206)、駆動回路
5を介して呼出音を出力し、メッセージを表示する(2
08)。そして、メモリ部9内の全ての受信データにつ
いてチェックしたかどうかを判断し(210)、チェッ
クしていない場合には処理202に戻って、全ての受信
データについてチェックするまで同様の処理を繰り返
す。このようにしてデコーダ3の時刻比較処理が行われ
る。尚、処理200〜206は、デコーダ3の時刻比較
手段31によって行われるものである。
【0029】本発明の実施の形態に係る携帯無線受令機
によれば、予めデコーダ3に時刻情報を示す時刻情報コ
ードを設定しておき、デコーダ3が、受信信号から、時
刻情報コードを読み取った場合に、時刻情報コードに続
く指定時刻を読み取ってメモリ部9に記憶しておき、定
期的に現在時刻とメモリ部9に記憶されている指定時刻
とを比較する時刻比較処理を行い、現在時刻と指定時刻
とが一致した場合には、呼出音を出力して、対応するメ
ッセージを表示するようにしているので、送信側は時刻
を指定して呼び出しを行うことができ、例えば、相手の
業務の妨げにならないように呼び出すことができ、利便
性を向上させることができる効果がある。
によれば、予めデコーダ3に時刻情報を示す時刻情報コ
ードを設定しておき、デコーダ3が、受信信号から、時
刻情報コードを読み取った場合に、時刻情報コードに続
く指定時刻を読み取ってメモリ部9に記憶しておき、定
期的に現在時刻とメモリ部9に記憶されている指定時刻
とを比較する時刻比較処理を行い、現在時刻と指定時刻
とが一致した場合には、呼出音を出力して、対応するメ
ッセージを表示するようにしているので、送信側は時刻
を指定して呼び出しを行うことができ、例えば、相手の
業務の妨げにならないように呼び出すことができ、利便
性を向上させることができる効果がある。
【0030】また、本装置の別の利用法としては、子供
に携帯無線受令機を持たせておき、母親が朝、まとめて
その日のスケジュールを電話しておくことにより、その
時刻にスケジュールの内容を表示させることができ、そ
の都度電話しなくても子供にスケジュールを連絡するこ
とができるという効果がある。
に携帯無線受令機を持たせておき、母親が朝、まとめて
その日のスケジュールを電話しておくことにより、その
時刻にスケジュールの内容を表示させることができ、そ
の都度電話しなくても子供にスケジュールを連絡するこ
とができるという効果がある。
【0031】更に、呼び出す相手と一緒にいる時間帯に
その時間帯を指定して、メッセージを予め送信しておく
ことにより、一緒にいる相手に本携帯無線受令機でメッ
セージを伝えることができる、というような使用方法も
考えられる。
その時間帯を指定して、メッセージを予め送信しておく
ことにより、一緒にいる相手に本携帯無線受令機でメッ
セージを伝えることができる、というような使用方法も
考えられる。
【0032】
【発明の効果】請求項1記載の発明によれば、受信信号
にメッセージと指定時刻が含まれており、受信信号から
指定時刻とメッセージとを読み取って、指定時刻にメッ
セージを表示する携帯無線受令機としているので、送信
側において指定した時刻にメッセージを表示させること
ができ、利便性を向上させることができる効果がある。
にメッセージと指定時刻が含まれており、受信信号から
指定時刻とメッセージとを読み取って、指定時刻にメッ
セージを表示する携帯無線受令機としているので、送信
側において指定した時刻にメッセージを表示させること
ができ、利便性を向上させることができる効果がある。
【0033】請求項2記載の発明によれば、受信信号に
は時刻情報を指定する時刻情報コードと指定時刻とが含
まれており、デコーダが、受信信号から、メッセージと
共に時刻情報コードを読み取った場合に、時刻情報コー
ドに続く指定時刻とを記憶部に記憶しておき、現在時刻
が指定時刻に一致した時に、メッセージを読み出して表
示する携帯無線受令機としているので、送信側において
メッセージに加えて、時刻情報コードと所望の時刻を入
力することにより、指定した時刻にメッセージを表示さ
せることができ、利便性を向上させることができる効果
がある。
は時刻情報を指定する時刻情報コードと指定時刻とが含
まれており、デコーダが、受信信号から、メッセージと
共に時刻情報コードを読み取った場合に、時刻情報コー
ドに続く指定時刻とを記憶部に記憶しておき、現在時刻
が指定時刻に一致した時に、メッセージを読み出して表
示する携帯無線受令機としているので、送信側において
メッセージに加えて、時刻情報コードと所望の時刻を入
力することにより、指定した時刻にメッセージを表示さ
せることができ、利便性を向上させることができる効果
がある。
【図1】本発明の実施の形態に係る携帯無線受令機(本
装置)の構成ブロック図である。
装置)の構成ブロック図である。
【図2】本装置のメモリ部9の模式説明図である。
【図3】(a)は、時刻を指定しない場合の呼出信号の
模式説明図であり、(b)及び(c)は、時刻を指定し
て呼出を行う場合の呼出信号の模式説明図である。
模式説明図であり、(b)及び(c)は、時刻を指定し
て呼出を行う場合の呼出信号の模式説明図である。
【図4】デコーダ3の受信時の処理を示すフローチャー
ト図である。
ト図である。
【図5】デコーダ3の時刻比較処理を示すフローチャー
ト図である。
ト図である。
【図6】従来の携帯無線受令機の構成ブロック図であ
る。
る。
1…アンテナ、 2…無線部、 3…デコーダ、 4…
ROM、 5…駆動回路、 6…スピーカ、 7…LC
D、 8…時計、 9…メモリ部、 31…時刻比較手
段
ROM、 5…駆動回路、 6…スピーカ、 7…LC
D、 8…時計、 9…メモリ部、 31…時刻比較手
段
Claims (2)
- 【請求項1】 受信信号からメッセージを読み取って表
示する携帯無線受令機において、前記受信信号にはメッ
セージと指定時刻が含まれており、前記受信信号から指
定時刻とメッセージとを読み取って、前記指定時刻に前
記メッセージを表示することを特徴とする携帯無線受令
機。 - 【請求項2】 受信信号のメッセージを記憶する記憶部
と、前記メッセージを表示する表示部と、前記受信信号
中の呼出番号と自己の呼出番号とが一致した場合に、前
記受信信号からメッセージを読み取って前記表示部に出
力するデコーダとを備えた携帯無線受令機において、前
記受信信号には時刻情報を指定する時刻情報コードと指
定時刻とが含まれており、前記デコーダが、前記受信信
号からメッセージと前記時刻情報コードを読み取った場
合に、前記メッセージと前記時刻情報コードに続く指定
時刻とを前記記憶部に記憶し、現在時刻が前記指定時刻
に一致した時に、前記指定時刻に対応するメッセージを
前記記憶部から読み出して、前記表示部に出力するデコ
ーダであることを特徴とする携帯無線受令機。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP8183893A JPH1032851A (ja) | 1996-07-12 | 1996-07-12 | 携帯無線受令機 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP8183893A JPH1032851A (ja) | 1996-07-12 | 1996-07-12 | 携帯無線受令機 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH1032851A true JPH1032851A (ja) | 1998-02-03 |
Family
ID=16143665
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP8183893A Pending JPH1032851A (ja) | 1996-07-12 | 1996-07-12 | 携帯無線受令機 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH1032851A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US6943678B2 (en) | 2000-01-24 | 2005-09-13 | Nextreme, L.L.C. | Thermoformed apparatus having a communications device |
-
1996
- 1996-07-12 JP JP8183893A patent/JPH1032851A/ja active Pending
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US6943678B2 (en) | 2000-01-24 | 2005-09-13 | Nextreme, L.L.C. | Thermoformed apparatus having a communications device |
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