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JPH10327321A - 画像読み取り装置及び画像読み取り方法 - Google Patents

画像読み取り装置及び画像読み取り方法

Info

Publication number
JPH10327321A
JPH10327321A JP9148445A JP14844597A JPH10327321A JP H10327321 A JPH10327321 A JP H10327321A JP 9148445 A JP9148445 A JP 9148445A JP 14844597 A JP14844597 A JP 14844597A JP H10327321 A JPH10327321 A JP H10327321A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
mtf
image reading
shading correction
low
smoothing coefficient
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP9148445A
Other languages
English (en)
Inventor
Junnosuke Kataoka
淳之介 片岡
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Canon Inc
Original Assignee
Canon Inc
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Canon Inc filed Critical Canon Inc
Priority to JP9148445A priority Critical patent/JPH10327321A/ja
Publication of JPH10327321A publication Critical patent/JPH10327321A/ja
Pending legal-status Critical Current

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Abstract

(57)【要約】 【課題】 メカ部品の精度を高くせずに且つコンタクト
センサの表面から原稿置き台ガラス表面までの距離を個
体毎に調整せずに、当該距離が多少ばらついても、MT
Fが低くなり過ぎず画像がぼけない画像読み取りを可能
とした画像読み取り装置及び画像読み取り方法を提供す
る。 【解決手段】 原稿からの反射光を光電変換しビデオ信
号を出力するラインイメージセンサ10と、ラインイメ
ージセンサ出力をシェーディング補正データに基づきシ
ェーディング補正するシェーディング補正回路14と、
シェーディング補正データの生成後で原稿読み取り前
に、ストライプ帯22から読み取られた画像データの最
大値及び最小値に基づきMTFを演算するMTF値演算
回路16と、演算結果に基づきエッジ強調ゲイン及びス
ムージング係数を決定するエッジ強調&スムージング回
路17とを有する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、画像読み取り装置
及び画像読み取り方法に係り、更に詳しくは、ファクシ
ミリ装置や複写装置における原稿の読み取りを行う場合
に好適な画像読み取り装置及び画像読み取り方法に関す
る。
【0002】
【従来の技術】従来、原稿台に置かれた本等を走査し読
み取るブック原稿読み取りモードを有するファクシミリ
装置や複写装置には、原稿の読み取りを行うための画像
読み取り装置が搭載されている。この種の画像読み取り
装置において、原稿からの反射光を光電変換しビデオ信
号を出力する1次元光電変換手段として特にコンタクト
センサを用いた画像読み取り装置では、焦点深度が短
く、装置を構成するメカ部品の交差が無視できないた
め、コンタクトセンサの表面から原稿面までの距離、即
ち原稿置き台ガラス表面までの距離を個体毎に合わせ込
む必要がある。このため、製造工程が増加しコストアッ
プにつながっている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上述し
た従来の画像読み取り装置においては、コンタクトセン
サの表面から原稿面までの距離、即ち原稿置き台ガラス
表面までの距離を個体毎に合わせ込む必要があるため、
製造工程が増加しコストアップとなっていたが、もし上
記の距離を正確に合わせ込まないと、MTF(Modulat
ion Transfer Function:正弦波パターン像のコント
ラストの変化を空間周波数の関数として表したもの)が
悪化し画像がぼけてしまうという問題があった。また、
原稿置き台ガラス表面までの距離を個体毎に合わせ込ま
なくても済むようにメカ部品の精度を高くすると、その
部品自体がコストアップとなってしまうという問題があ
った。
【0004】本発明は、上述した点に鑑みなされたもの
であり、メカ部品の精度を高くせずに且つコンタクトセ
ンサの表面から原稿置き台ガラス表面までの距離を個体
毎に調整せずに、当該距離が多少ばらついても、MTF
が低くなり過ぎず画像がぼけない画像読み取りを可能と
した画像読み取り装置及び画像読み取り方法を提供する
ことを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するた
め、請求項1の発明は、原稿の反射光を光電変換して得
たビデオ信号をシェーディング補正データに基づきシェ
ーディング補正する画像読み取り装置において、前記シ
ェーディング補正データの生成後で原稿読み取り前に、
MTF(Modulation Transfer Function)測定用の
ストライプ帯から読み取られた画像データの最大値及び
最小値に基づき前記MTFを演算する演算手段と、該演
算結果に基づきエッジ強調ゲイン及びスムージング係数
を決定する決定手段とを有することを特徴とする。
【0006】上記目的を達成するため、請求項2の発明
は、前記決定手段は、前記MTFが低い場合はエッジ強
調ゲインを高くスムージング係数を低くし、前記MTF
が高い場合はエッジ強調ゲインを低くスムージング係数
を高くするようにソフトウエア制御を行うことを特徴と
する。
【0007】上記目的を達成するため、請求項3の発明
は、前記決定手段は、前記MTFが低い場合はエッジ強
調ゲインを高くスムージング係数を低くし、前記MTF
が高い場合はエッジ強調ゲインを低くスムージング係数
を高くするように制御するハードウエア回路として構成
されていることを特徴とする。
【0008】上記目的を達成するため、請求項4の発明
は、原稿の反射光を光電変換して得たビデオ信号をシェ
ーディング補正データに基づきシェーディング補正する
画像読み取り方法において、前記シェーディング補正デ
ータの生成後で原稿読み取り前に、MTF(Modulatio
n Transfer Function)測定用のストライプ帯から読
み取られた画像データの最大値及び最小値に基づき前記
MTFを演算する演算ステップと、該演算結果に基づき
エッジ強調ゲイン及びスムージング係数を決定する決定
ステップとを有することを特徴とする。
【0009】上記目的を達成するため、請求項5の発明
は、前記決定ステップでは、前記MTFが低い場合はエ
ッジ強調ゲインを高くスムージング係数を低くし、前記
MTFが高い場合はエッジ強調ゲインを低くスムージン
グ係数を高くするように制御することを特徴とする。
【0010】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を図面
を参照して説明する。
【0011】図2は本実施の形態に係る画像読み取り装
置の外部構成を示す外観斜視図である。画像読み取り装
置は、読み取り対象の原稿が載置される原稿台ガラス2
1と、後述するシェーディング補正回路によるシェーデ
ィング補正値の生成及びMTF演算回路によるMTF値
の測定・演算に使用される白基準板及びストライプ帯2
2とを、装置本体20に備える構成となっている。尚、
画像読み取り装置の他の構成については本発明の本質と
は関係ないため説明は省略する。
【0012】図1は本実施の形態に係る画像読み取り装
置の内部構成を示すブロック図である。画像読み取り装
置は、ラインイメージセンサ10と、サンプルホールド
・オフセット補正回路11と、A/D変換回路12と、
オートゲインコントロール(AGC)回路13と、シェ
ーディング補正回路14と、ラインメモリ15と、MT
F値演算回路16と、エッジ強調&スムージング回路1
7と、レジスタ18と、2値化回路19とを備える構成
となっている。
【0013】画像読み取り装置各部の機能を詳述する
と、ラインイメージセンサ10は、1次元光電変換素子
(CCDまたはコンタクトセンサ)であり、原稿からの
反射光を光電変換しビデオ(VDO)信号を出力する。
サンプルホールド・オフセット補正回路11は、ライン
イメージセンサ10から出力されるビデオ信号のサンプ
ルホールドを行うと共にオフセット補正を行う。A/D
変換回路12は、サンプルホールド・オフセット補正回
路11から出力されるアナログ信号をデジタル信号に変
換する。
【0014】オートゲインコントロール(AGC:Aut
o Gain Control)回路13は、A/D変換回路12か
ら出力される信号のレンジを調整する。シェーディング
補正回路14は、オートゲインコントロール回路13か
ら出力される信号に対して、ラインメモリ15にストア
されたシェーディング補正データに基づきシェーディン
グ補正(ラインイメージセンサ10で生じる入力画像の
色ムラの補正)を行う。ラインメモリ15には、シェー
ディング補正データがストアされている。
【0015】MTF値演算回路16は、1ラインの画像
データ中の最大値と最小値からMTF(Modulation T
ransfer Function:正弦波パターン像のコントラスト
の変化を空間周波数の関数として表したもの)値を演算
する。エッジ強調&スムージング回路17は、エッジ強
調ゲインやスムージング係数(スムージング:線にギザ
ギザが出来るだけ生じないように平滑化する処理)を選
択する。レジスタ18には、MTF値演算回路16で演
算されたMTF値がストアされる。2値化回路19は、
γ変換や誤差拡散処理により画像データを2値化する。
【0016】図3は上述したストライプ帯22を示す説
明図である。ストライプ帯22は、同図に示すごとく白
黒交互の線であり、その線密度は、ラインイメージセン
サ(コンタクトセンサ)10の解像度が例えば400d
pi(dot per inch)であれば、ストライプは例えば3
96dpiにすれば100画素に1回モアレが発生す
る。また、図4はストライプ帯22の読み取り時におけ
るラインイメージセンサ(コンタクトセンサ)10から
のビデオ画像出力を示す説明図である。即ち、ラインイ
メージセンサ(コンタクトセンサ)10のビデオ画像出
力には、同図に示すごとくうねりが生じる。
【0017】次に、上記のごとく構成してなる本実施の
形態に係る画像読み取り装置の動作について説明する。
原稿を読み取る前に先ず、シェーディング補正回路14
によりシェーディング補正値を生成し、次にラインイメ
ージセンサ(コンタクトセンサ)10によりストライプ
帯22を読み取ることにより、MTF値演算回路16に
よりMTF値を演算し生成する。シェーディング補正値
の生成についてはここでは省略する。上記MTF値を生
成するために、駆動手段(図示略)により、ラインイメ
ージセンサ(コンタクトセンサ)10をストライプ帯2
2の位置に移動する。ここで以下のように読み取り動作
を行う。
【0018】即ち、ラインイメージセンサ(コンタクト
センサ)10からのビデオ画像出力は、サンプルホール
ド・オフセット補正回路11によりサンプルホールド及
びオフセット補正が行われ、A/D変換回路12により
A/D変換が行われる。更に、オートゲインコントロー
ル(AGC)回路13によりレンジを調整され、シェー
ディング補正回路14により、ラインメモリ15にスト
アされているシェーディング補正データに基づきシェー
ディング補正が行われる。更に、MTF値演算回路16
によりその1ラインの画像データ中の最大値と最小値か
らMTF値が演算され、該MTF値がレジスタ18にス
トアされる。
【0019】該MTF値は、MTF=(max−mi
n)/(max+min) で表される式に基づき演算
する(max:最大値、min:最小値)。ラインイメ
ージセンサ(コンタクトセンサ)10のアパーチャ(a
perture:光が通過しやすい領域、開口)が広い
場合は、MTF値が小さくなり画像がぼけ、ラインイメ
ージセンサ(コンタクトセンサ)10のアパーチャが狭
い場合は、MTF値が大きくなり画像がシャープにな
る。また、ラインイメージセンサ(コンタクトセンサ)
10の表面から原稿台ガラス21の表面までの距離が設
計値からずれた場合は、MTF値が低くなり画像がぼけ
ることになる。
【0020】次に、画像読み取り装置により原稿を読み
取る時は、画像読み取り装置は以下のように動作する。
即ち、駆動手段(図示略)により、ラインイメージセン
サ(コンタクトセンサ)10を白基準板22の横の原稿
読み取り基準位置に移動する。該スタート位置から原稿
の読み取り処理を行いながら、駆動手段(図示略)によ
り、ラインイメージセンサ(コンタクトセンサ)10を
原稿台ガラス21に沿って図2の右手前方向に移動して
いく。
【0021】ラインイメージセンサ(コンタクトセン
サ)10からのビデオ画像出力は、サンプルホールド・
オフセット補正回路11によりサンプルホールド及びオ
フセット補正が行われ、A/D変換回路12によりA/
D変換が行われる。更に、オートゲインコントロール
(AGC)回路13によりレンジを調整され、シェーデ
ィング補正回路14により、ラインメモリ15にストア
されているシェーディング補正データに基づきシェーデ
ィング補正が行われる。更に、レジスタ18にストアさ
れたMTF値に従って、エッジ強調&スムージング回路
17により、処理を行う際のエッジ強調ゲインやスムー
ジング係数が選択される。
【0022】ここで、例えばMTF値が低い場合は、エ
ッジ強調のゲインを高く設定することにより、画像のぼ
けを補正する。MTF値が高い場合は、エッジ強調のゲ
インを低く設定することにより、エッジ強調のし過ぎに
よる画像の荒れを防止する。また、MTF値が低い場合
は、スムージングの係数を低く設定することにより、画
像のぼけを防止し、MTF値が高い場合は、スムージン
グの係数を高く設定することにより、モアレの防止やラ
インイメージセンサ(コンタクトセンサ)10の感度ば
らつきによる画像の荒れを防止する。
【0023】上記のようにエッジ強調&スムージング回
路17によりエッジ強調ゲインやスムージング係数が選
択された後は、2値化回路19によりγ変換(γ:画像
の明るさの変化と入出力電圧の比)や誤差拡散処理に基
づき画像データが2値化される。
【0024】上述したように、本実施の形態によれば、
原稿からの反射光を光電変換しビデオ信号を出力するラ
インイメージセンサ10と、ラインイメージセンサ10
の出力をシェーディング補正データに基づきシェーディ
ング補正するシェーディング補正回路14と、シェーデ
ィング補正データ生成用の白基準板及びMTF測定用の
ストライプ帯22と、シェーディング補正データの生成
後で原稿読み取り前に、ストライプ帯22から読み取ら
れた画像データの最大値及び最小値に基づきMTFを演
算するMTF値演算回路16と、MTFが低い場合はエ
ッジ強調ゲインを高くスムージング係数を低くし、MT
Fが高い場合はエッジ強調ゲインを低くスムージング係
数を高く設定するエッジ強調&スムージング回路17と
を有するため、メカ部品の精度を高くせずに且つライン
イメージセンサ(コンタクトセンサ)10表面から原稿
台ガラス21表面までの距離を個体毎に調整せずに、当
該距離が多少ばらついても、MTFが低くなり過ぎず画
像がぼけない画像読み取りを行うことが可能となる。
【0025】尚、本発明は、複数の機器から構成される
システムに適用しても、1つの機器からなる装置に適用
してもよい。前述した実施形態の機能を実現するソフト
ウエアのプログラムコードを記憶した記憶媒体を、シス
テム或いは装置に供給し、そのシステム或いは装置のコ
ンピュータ(またはCPUやMPU)が記憶媒体に格納
されたプログラムコードを読み出し実行することによっ
ても、達成されることは言うまでもない。
【0026】この場合、記憶媒体から読み出されたプロ
グラムコード自体が前述した実施形態の機能を実現する
ことになり、そのプログラムコードを記憶した記憶媒体
は本発明を構成することになる。
【0027】プログラムコードを供給するための記憶媒
体としては、例えば、フロッピディスク、ハードディス
ク、光ディスク、光磁気ディスク、CD−ROM、CD
−R、磁気テープ、不揮発性のメモリカード、ROMな
どを用いることができる。
【0028】また、コンピュータが読出したプログラム
コードを実行することにより、前述した実施形態の機能
が実現されるだけでなく、そのプログラムコードの指示
に基づき、コンピュータ上で稼働しているOSなどが実
際の処理の一部または全部を行い、その処理によって前
述した実施形態の機能が実現される場合も含まれること
は言うまでもない。
【0029】更に、記憶媒体から読出されたプログラム
コードが、コンピュータに挿入された機能拡張ボードや
コンピュータに接続された機能拡張ユニットに備わるメ
モリに書込まれた後、そのプログラムコードの指示に基
づき、その機能拡張ボードや機能拡張ユニットに備わる
CPUなどが実際の処理の一部または全部を行い、その
処理によって前述した実施形態の機能が実現される場合
も含まれることは言うまでもない。
【0030】
【発明の効果】以上説明したように、請求項1の発明に
よれば、原稿の反射光を光電変換して得たビデオ信号を
シェーディング補正データに基づきシェーディング補正
する画像読み取り装置において、前記シェーディング補
正データの生成後で原稿読み取り前に、MTF(Modul
ation Transfer Function)測定用のストライプ帯か
ら読み取られた画像データの最大値及び最小値に基づき
前記MTFを演算する演算手段と、該演算結果に基づき
エッジ強調ゲイン及びスムージング係数を決定する決定
手段とを有するため、メカ部品の精度を高くせずに、且
つ、原稿の反射光を光電変換しビデオ信号を出力する光
電変換手段の表面から原稿置き台ガラス表面までの距離
を個体毎に調整せずに、当該距離が多少ばらついても、
MTFが低くなり過ぎず画像がぼけない画像読み取りを
行うことが可能となる。
【0031】請求項2の発明によれば、前記決定手段
は、前記MTFが低い場合はエッジ強調ゲインを高くス
ムージング係数を低くし、前記MTFが高い場合はエッ
ジ強調ゲインを低くスムージング係数を高くするように
ソフトウエア制御を行うため、上記請求項1の発明と同
様に、画像がぼけない画像読み取りを行うことが可能と
なる。
【0032】請求項3の発明によれば、前記決定手段
は、前記MTFが低い場合はエッジ強調ゲインを高くス
ムージング係数を低くし、前記MTFが高い場合はエッ
ジ強調ゲインを低くスムージング係数を高くするように
制御するハードウエア回路として構成されているため、
上記請求項1の発明と同様に、画像がぼけない画像読み
取りを行うことが可能となる。
【0033】請求項4の発明によれば、原稿の反射光を
光電変換して得たビデオ信号をシェーディング補正デー
タに基づきシェーディング補正する画像読み取り方法に
おいて、前記シェーディング補正データの生成後で原稿
読み取り前に、MTF(Modulation Transfer Funct
ion)測定用のストライプ帯から読み取られた画像デー
タの最大値及び最小値に基づき前記MTFを演算する演
算ステップと、該演算結果に基づきエッジ強調ゲイン及
びスムージング係数を決定する決定ステップとを有する
ため、メカ部品の精度を高くせずに、且つ、原稿の反射
光を光電変換しビデオ信号を出力する光電変換手段の表
面から原稿置き台ガラス表面までの距離を個体毎に調整
せずに、当該距離が多少ばらついても、MTFが低くな
り過ぎず画像がぼけない画像読み取りを行うことが可能
となる。
【0034】請求項5の発明によれば、前記決定ステッ
プでは、前記MTFが低い場合はエッジ強調ゲインを高
くスムージング係数を低くし、前記MTFが高い場合は
エッジ強調ゲインを低くスムージング係数を高くするよ
うに制御するため、上記請求項4の発明と同様に、画像
がぼけない画像読み取りを行うことが可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態に係る画像読み取り装置の
内部構成を示すブロック図である。
【図2】本発明の実施の形態に係る画像読み取り装置の
外部構成を示す外観斜視図である。
【図3】本発明の実施の形態に係る画像読み取り装置の
ストライプ帯を示す説明図である。
【図4】本発明の実施の形態に係る画像読み取り装置の
ストライプ帯の読み取り時におけるビデオ画像出力信号
の波形を示す説明図である。
【符号の説明】
10 ラインイメージセンサ 11 サンプルホールドオフセット補正回路 12 A/D変換回路 13 AGC回路 14 シェーディング補正回路 15 ラインメモリ 16 MTF値演算回路 17 エッジ強調&スムージング回路 18 レジスタ 19 2値化回路

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 原稿の反射光を光電変換して得たビデオ
    信号をシェーディング補正データに基づきシェーディン
    グ補正する画像読み取り装置において、 前記シェーディング補正データの生成後で原稿読み取り
    前に、MTF(Modulation Transfer Function)測
    定用のストライプ帯から読み取られた画像データの最大
    値及び最小値に基づき前記MTFを演算する演算手段
    と、該演算結果に基づきエッジ強調ゲイン及びスムージ
    ング係数を決定する決定手段とを有することを特徴とす
    る画像読み取り装置。
  2. 【請求項2】 前記決定手段は、前記MTFが低い場合
    はエッジ強調ゲインを高くスムージング係数を低くし、
    前記MTFが高い場合はエッジ強調ゲインを低くスムー
    ジング係数を高くするようにソフトウエア制御を行うこ
    とを特徴とする請求項1記載の画像読み取り装置。
  3. 【請求項3】 前記決定手段は、前記MTFが低い場合
    はエッジ強調ゲインを高くスムージング係数を低くし、
    前記MTFが高い場合はエッジ強調ゲインを低くスムー
    ジング係数を高くするように制御するハードウエア回路
    として構成されていることを特徴とする請求項1記載の
    画像読み取り装置。
  4. 【請求項4】 原稿の反射光を光電変換して得たビデオ
    信号をシェーディング補正データに基づきシェーディン
    グ補正する画像読み取り方法において、 前記シェーディング補正データの生成後で原稿読み取り
    前に、MTF(Modulation Transfer Function)測
    定用のストライプ帯から読み取られた画像データの最大
    値及び最小値に基づき前記MTFを演算する演算ステッ
    プと、該演算結果に基づきエッジ強調ゲイン及びスムー
    ジング係数を決定する決定ステップとを有することを特
    徴とする画像読み取り方法。
  5. 【請求項5】 前記決定ステップでは、前記MTFが低
    い場合はエッジ強調ゲインを高くスムージング係数を低
    くし、前記MTFが高い場合はエッジ強調ゲインを低く
    スムージング係数を高くするように制御することを特徴
    とする画像読み取り方法。
JP9148445A 1997-05-23 1997-05-23 画像読み取り装置及び画像読み取り方法 Pending JPH10327321A (ja)

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