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JPH10324142A - 車載用エアコンの空気吹き出し口制御装置 - Google Patents

車載用エアコンの空気吹き出し口制御装置

Info

Publication number
JPH10324142A
JPH10324142A JP13812697A JP13812697A JPH10324142A JP H10324142 A JPH10324142 A JP H10324142A JP 13812697 A JP13812697 A JP 13812697A JP 13812697 A JP13812697 A JP 13812697A JP H10324142 A JPH10324142 A JP H10324142A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
air
air outlet
vehicle
dashboard
amount
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP13812697A
Other languages
English (en)
Inventor
Toshiaki Seki
俊明 関
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Panasonic Holdings Corp
Original Assignee
Matsushita Electric Industrial Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Matsushita Electric Industrial Co Ltd filed Critical Matsushita Electric Industrial Co Ltd
Priority to JP13812697A priority Critical patent/JPH10324142A/ja
Publication of JPH10324142A publication Critical patent/JPH10324142A/ja
Pending legal-status Critical Current

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Abstract

(57)【要約】 【課題】 車載用機器を使用状態にしても、冷暖房効果
が低下するのを防止する。 【解決手段】 ダッシュボード1やコンソールボックス
に開口されたエアコンの空気吹き出し口21より前方に
機器本体3bをセットして使用する車載用機器3が搭載
された自動車において、上記機器本体3bが使用位置に
セットされたのを検出する検出手段5と、上記検出手段
5より入力された検出信号6により、上記空気吹き出し
口21より吹き出される空気の吹き出しを遮断もしくは
低減すると共に、その分他の空気の吹き出し口22〜2
4より吹き出す空気の風量が増加するよう各空気吹き出
し口22〜24を制御する制御手段4とより構成したも
のである。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は車載用エアコンデ
ショナ(以下単に車載用エアコンという)の吹き出し口
より前方に、車載用機器の機器本体をセットした場合、
空気吹き出し口より吹き出される空気の風量や風向を自
動的に制御する車載用エアコンの空気吹き出し口制御装
置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来自動車に搭載された車載用のエアコ
ンは、ダッシュボードやコンソールボックスなどに空気
吹き出し口が開口されていて、エアコンにより冷却また
は加熱された空気を、これら空気吹き出し口より室内へ
吹き出すことにより、室内を冷暖房するように構成され
ているが、ダッシュボードやコンソールボックスには、
車載用オーディオ機器や車載用テレビジョンなどの車載
用機器も装備されている。
【0003】これら車載用機器のうち、車載用テレビジ
ョンなどは、例えば特開平7−266845号公報に記
載されているように、ダッシュボードやコンソールボッ
クス内に装着しやすいように1DIN収納型に構成され
ていて、不使用時は図5の(イ)及び(ロ)に示すよう
にダッシュボード(またはコンソールボックス)a内に
格納されており、使用時にはモニタなどの機器本体bを
ダッシュボードa内より図5の(ハ)に示すように引き
出して、見やすい角度にセットしている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかし車載用テレビジ
ョンなどが、ダッシュボードaに開口されたエアコンの
空気吹き出し口cの近傍に設置されている場合、機器本
体bを使用位置にセットすると、空気吹き出し口cより
吹き出された冷風や熱風を機器本体bが遮断するため、
冷暖房効果が損なわれるなどの不具合が生じたり、冷風
や熱風が直接機器本体bに当たることによって、機器本
体bの性能や寿命が早期に低下するなどの不具合が生じ
る。
【0005】このため従来では、機器本体bを使用位置
にセットした場合、空気吹き出し口より吹き出される空
気の風量を低減したり、風向を調整するなどの調整を行
っているが、これら調整作業は煩雑な上、運転中に運転
者がこれらの操作を行った場合、事故を起こす危険があ
った。
【0006】また空気吹き出し口cより吹き出される空
気の風量を低減したり、風向を変更した場合、冷暖房効
果が低下するなどの不具合もあった。
【0007】この発明はかかる従来の不具合を改善する
ためになされたもので、機器本体を使用位置にセットす
ると、自動的に空気吹き出し口より吹き出される空気の
風量や風向を調整する車載用エアコンの空気吹き出し口
制御装置を提供することを目的とするものである。
【0008】
【課題を解決するための手段】この発明は上記目的を達
成するため、ダッシュボードやコンソールボックスに開
口されたエアコンの空気吹き出し口より前方に機器本体
をセットして使用する車載用機器が搭載された自動車に
おいて、上記機器本体が使用位置にセットされたのを検
出する検出手段と、上記検出手段より入力された検出信
号により、上記空気吹き出し口より吹き出される空気の
吹き出しを遮断もしくは低減すると共に、その分他の空
気の吹き出し口より吹き出す空気の風量が増加するよう
各空気吹き出し口を制御する制御手段とより構成したも
ので、機器本体を使用位置にセットした場合でも、空気
吹き出し口より吹き出される空気の風量や風向を調整す
る面倒な手間が不要になると共に、機器本体の近傍に開
口する空気吹き出し口より吹き出される空気の風量が減
少した分、他の空気吹き出し口より吹き出される空気の
風量が増加するため、冷暖房効果が損なわれることもな
い。
【0009】
【発明の実施の形態】上記目的を達成するため請求項1
記載の発明は、ダッシュボードやコンソールボックスに
開口されたエアコンの空気吹き出し口より前方に機器本
体をセットして使用する車載用機器が搭載された自動車
において、上記機器本体が使用位置にセットされたのを
検出する検出手段と、上記検出手段より入力された検出
信号により、上記空気吹き出し口より吹き出される空気
の吹き出しを遮断もしくは低減すると共に、その分他の
空気の吹き出し口より吹き出す空気の風量が増加するよ
う各空気吹き出し口を制御する制御手段とより構成した
ものである。
【0010】上記構成により、機器本体の使用中でも、
全体の風量が減少しないので冷暖房効果が損なわれるこ
とがないと共に、空気吹き出し口より吹き出される空気
の風量や風向を調整するなどの面倒な操作も必要としな
い。
【0011】上記目的を達成するため請求項2記載の発
明は、機器本体の近傍に開口された空気の吹き出し口よ
り吹き出される空気の風量を低減すると同時に、吹き出
される空気が機器本体に当たらないよう吹き出し方向を
制御するようにしたものである。
【0012】上記構成により、空気吹き出し口より吹き
出される冷風や熱風が直接機器本体に当るのを防止する
ことができる。
【0013】上記目的を達成するため請求項3記載の発
明は、他の空気吹き出し口より吹き出される空気の風量
を増加させると同時に、空気の風向も制御するようにし
たものである。
【0014】上記構成により、室内全体をほぼ均一に冷
暖房できるようになる。次にこの発明の実施の形態を図
1ないし図4に示す図面を参照して詳述する。
【0015】図1はダッシュボードに装着された車載用
テレビジョンのような車載用機器の正面図、図2は同断
面図、図3はこの発明の空気吹き出し口制御装置を示す
ブロック図、図4は車載用機器の使用状態を示す説明図
である。
【0016】これら図において1は自動車の運転席前方
に設置されたダッシュボードで、図示しないエアコンに
より冷却または加熱された空気を運転室内へ吹き出す複
数の空気吹き出し口2が中央部や両側部などに開口され
ている。
【0017】また3はダッシュボード1の中央部に装着
された車載用テレビジョンなどの車載用機器で、ダッシ
ュボード1内に収容できるよう1DIN収納型に形成さ
れていて、使用時には、ダッシュボード1内に固定され
たケース3a内より機器本体3bを空気吹き出し口2よ
り前方へ引き出した後、図に示すように見やすい角度に
セットすることにより使用できるようになっている。
【0018】一方図3は空気吹き出し口制御装置を示す
もので、制御手段4を有しており、この制御手段4に
は、上記車載用機器3に設けられた検出手段5より検出
信号6が入力されるようになっている。
【0019】上記検出手段5は、機器本体3bが使用し
たのを検出して、検出信号を上記制御手段4へ出力する
もので、制御手段4は検出手段5より検出信号6が入力
されると、出力側に接続された風量調整手段8や風向調
整手段9へ制御信号10を出力して、これらを制御する
ようになっている。
【0020】上記風量調整手段8及び風向調整手段9
は、ダッシュボード1や運転席の後方などに設けられた
複数の空気吹き出し口21、22、23、24にそれぞ
れ設けられていて、制御手段4により次のように制御さ
れるようになっている。
【0021】次に作用を説明すると、車載用テレビジョ
ンなどの車載用機器3を使用しない場合は、機器本体3
bがダッシュボード1内のケース3a内に格納されてい
て、検出手段5から制御手段4へ検出信号6が入力され
ないため、各空気吹き出し口21〜24らは、予め手動
で調整された方向へ所定の風量が吹き出されて、室内が
冷暖房される。
【0022】次に車載用機器3を使用すべく、ダッシュ
ボード1より機器本体3bを引き出して図4に示すよう
に使用位置にセットすると、検出手段5がこれを検出し
て検出信号6を制御手段4へ出力する。
【0023】これによって制御手段4は機器本体3bの
後方に開口された空気吹き出し口21の風量調整手段8
へ制御信号10を出力して、空気吹き出し口21より吹
き出される空気を遮断し、もしくは風量を低減する。
【0024】また風量を低減した場合は、風向調整手段
9にも制御信号10を出力して、吹き出される空気が機
器本体3bに直接当たらないように風向を調整する。
【0025】そして同時に他の空気吹き出し口22〜2
4の風量調整手段8及び風向調整手段9に制御信号10
を出力して、上記空気吹き出し口21より吹き出される
風量の減少分だけ、他の空気吹き出し口22〜24より
吹き出される風量が増加するよう各風量調整手段8を制
御すると共に、風向調整手段9により風向も調整する。
【0026】これによって機器本体3bの後方の空気吹
き出し口21より吹き出される空気の風量が減少して
も、他の空気吹き出し口22〜24より吹き出される空
気の風量が増加するため、室内の冷暖房効果を損ねるこ
となく、機器本体3bを使用することができる。
【0027】なお上記実施の形態では、車載用機器3が
車載用テレビジョンの場合について説明したが、車載用
オーディオやその他の車載用機器であっても勿論よい。
【0028】
【発明の効果】この発明は以上詳述したように、車載用
機器の機器本体を、ダッシュボードに開口された空気吹
き出し口より前方へ引き出して使用位置にセットする
と、機器本体後方の空気吹き出し口より吹き出される空
気の風量が遮断もしくは低減され、その分他の空気吹き
出し口より吹き出される空気の風量が自動的に増加され
るため、機器本体の使用中でも室内の冷暖房効果が損な
われることがない。
【0029】また空気吹き出し口より吹き出される空気
の風量や風向が自動的に調整されるため、機器本体を使
用位置にセットする毎にこれらを手動で調整する必要が
なく、これによって面倒な調整作業が不要になると共
に、運転中にこれらの調整をして、事故を起こすなどの
不具合も未然に防止することができる。
【0030】また機器本体に直接冷風や熱風が当ること
がないので、機器本体の性能や寿命が早期に低下するな
どの不具合も解消することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の実施の形態になる車載用エアコンの
空気吹き出し口及び車載用機器の設けられたダッシュボ
ードの正面図
【図2】この発明の実施の形態になる車載用エアコンの
空気吹き出し口及び車載用機器の設けられたダッシュボ
ードの断面図
【図3】この発明の実施の形態になる車載用エアコンの
空気吹き出し口制御装置のブロック図
【図4】この発明の実施の形態になる車載用機器の使用
状態を示す説明図
【図5】(イ) 従来の車載用機器の設けられたダッシ
ュボードの正面図 (ロ) 同断面図 (ハ) 同作用説明図
【符号の説明】
1 ダッシュボード 2 空気吹き出し口 3 車載用機器 3a ケース 3b 機器本体 4 制御手段 5 検出手段 6 検出信号 8 風量調整手段 9 風向調整手段 10 制御信号 21、22、23、24 空気吹き出し口

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ダッシュボードやコンソールボックスに
    開口されたエアコンの空気吹き出し口より前方に機器本
    体をセットして使用する車載用機器が搭載された自動車
    において、上記機器本体が使用位置にセットされたのを
    検出する検出手段と、上記検出手段より入力された検出
    信号により、上記空気吹き出し口より吹き出される空気
    の吹き出しを遮断もしくは低減すると共に、その分他の
    空気の吹き出し口より吹き出す空気の風量が増加するよ
    う各空気吹き出し口を制御する制御手段とを具備したこ
    とを特徴とする車載用エアコンの空気吹き出し口制御装
    置。
  2. 【請求項2】 機器本体の近傍に開口された空気の吹き
    出し口より吹き出される空気の風量を低減すると同時
    に、吹き出される空気が機器本体に当たらないよう吹き
    出し方向を制御してなる請求項1記載の車載用エアコン
    の空気吹き出し口制御装置。
  3. 【請求項3】 他の空気吹き出し口より吹き出される空
    気の風量を増加させると同時に、空気の風向も制御して
    なる請求項1記載の車載用エアコンの空気吹き出し口制
    御装置。
JP13812697A 1997-05-28 1997-05-28 車載用エアコンの空気吹き出し口制御装置 Pending JPH10324142A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP13812697A JPH10324142A (ja) 1997-05-28 1997-05-28 車載用エアコンの空気吹き出し口制御装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP13812697A JPH10324142A (ja) 1997-05-28 1997-05-28 車載用エアコンの空気吹き出し口制御装置

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH10324142A true JPH10324142A (ja) 1998-12-08

Family

ID=15214591

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP13812697A Pending JPH10324142A (ja) 1997-05-28 1997-05-28 車載用エアコンの空気吹き出し口制御装置

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JP (1) JPH10324142A (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2002005499A (ja) * 2000-06-23 2002-01-09 Sanken Setsubi Kogyo Co Ltd 吹出口装置
WO2025126511A1 (ja) * 2023-12-13 2025-06-19 株式会社デンソーテン ディスプレイ装置及び情報処理装置

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