JPH10324142A - 車載用エアコンの空気吹き出し口制御装置 - Google Patents
車載用エアコンの空気吹き出し口制御装置Info
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- JPH10324142A JPH10324142A JP13812697A JP13812697A JPH10324142A JP H10324142 A JPH10324142 A JP H10324142A JP 13812697 A JP13812697 A JP 13812697A JP 13812697 A JP13812697 A JP 13812697A JP H10324142 A JPH10324142 A JP H10324142A
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Abstract
が低下するのを防止する。 【解決手段】 ダッシュボード1やコンソールボックス
に開口されたエアコンの空気吹き出し口21より前方に
機器本体3bをセットして使用する車載用機器3が搭載
された自動車において、上記機器本体3bが使用位置に
セットされたのを検出する検出手段5と、上記検出手段
5より入力された検出信号6により、上記空気吹き出し
口21より吹き出される空気の吹き出しを遮断もしくは
低減すると共に、その分他の空気の吹き出し口22〜2
4より吹き出す空気の風量が増加するよう各空気吹き出
し口22〜24を制御する制御手段4とより構成したも
のである。
Description
ショナ(以下単に車載用エアコンという)の吹き出し口
より前方に、車載用機器の機器本体をセットした場合、
空気吹き出し口より吹き出される空気の風量や風向を自
動的に制御する車載用エアコンの空気吹き出し口制御装
置に関する。
ンは、ダッシュボードやコンソールボックスなどに空気
吹き出し口が開口されていて、エアコンにより冷却また
は加熱された空気を、これら空気吹き出し口より室内へ
吹き出すことにより、室内を冷暖房するように構成され
ているが、ダッシュボードやコンソールボックスには、
車載用オーディオ機器や車載用テレビジョンなどの車載
用機器も装備されている。
ョンなどは、例えば特開平7−266845号公報に記
載されているように、ダッシュボードやコンソールボッ
クス内に装着しやすいように1DIN収納型に構成され
ていて、不使用時は図5の(イ)及び(ロ)に示すよう
にダッシュボード(またはコンソールボックス)a内に
格納されており、使用時にはモニタなどの機器本体bを
ダッシュボードa内より図5の(ハ)に示すように引き
出して、見やすい角度にセットしている。
ョンなどが、ダッシュボードaに開口されたエアコンの
空気吹き出し口cの近傍に設置されている場合、機器本
体bを使用位置にセットすると、空気吹き出し口cより
吹き出された冷風や熱風を機器本体bが遮断するため、
冷暖房効果が損なわれるなどの不具合が生じたり、冷風
や熱風が直接機器本体bに当たることによって、機器本
体bの性能や寿命が早期に低下するなどの不具合が生じ
る。
にセットした場合、空気吹き出し口より吹き出される空
気の風量を低減したり、風向を調整するなどの調整を行
っているが、これら調整作業は煩雑な上、運転中に運転
者がこれらの操作を行った場合、事故を起こす危険があ
った。
気の風量を低減したり、風向を変更した場合、冷暖房効
果が低下するなどの不具合もあった。
ためになされたもので、機器本体を使用位置にセットす
ると、自動的に空気吹き出し口より吹き出される空気の
風量や風向を調整する車載用エアコンの空気吹き出し口
制御装置を提供することを目的とするものである。
成するため、ダッシュボードやコンソールボックスに開
口されたエアコンの空気吹き出し口より前方に機器本体
をセットして使用する車載用機器が搭載された自動車に
おいて、上記機器本体が使用位置にセットされたのを検
出する検出手段と、上記検出手段より入力された検出信
号により、上記空気吹き出し口より吹き出される空気の
吹き出しを遮断もしくは低減すると共に、その分他の空
気の吹き出し口より吹き出す空気の風量が増加するよう
各空気吹き出し口を制御する制御手段とより構成したも
ので、機器本体を使用位置にセットした場合でも、空気
吹き出し口より吹き出される空気の風量や風向を調整す
る面倒な手間が不要になると共に、機器本体の近傍に開
口する空気吹き出し口より吹き出される空気の風量が減
少した分、他の空気吹き出し口より吹き出される空気の
風量が増加するため、冷暖房効果が損なわれることもな
い。
記載の発明は、ダッシュボードやコンソールボックスに
開口されたエアコンの空気吹き出し口より前方に機器本
体をセットして使用する車載用機器が搭載された自動車
において、上記機器本体が使用位置にセットされたのを
検出する検出手段と、上記検出手段より入力された検出
信号により、上記空気吹き出し口より吹き出される空気
の吹き出しを遮断もしくは低減すると共に、その分他の
空気の吹き出し口より吹き出す空気の風量が増加するよ
う各空気吹き出し口を制御する制御手段とより構成した
ものである。
全体の風量が減少しないので冷暖房効果が損なわれるこ
とがないと共に、空気吹き出し口より吹き出される空気
の風量や風向を調整するなどの面倒な操作も必要としな
い。
明は、機器本体の近傍に開口された空気の吹き出し口よ
り吹き出される空気の風量を低減すると同時に、吹き出
される空気が機器本体に当たらないよう吹き出し方向を
制御するようにしたものである。
出される冷風や熱風が直接機器本体に当るのを防止する
ことができる。
明は、他の空気吹き出し口より吹き出される空気の風量
を増加させると同時に、空気の風向も制御するようにし
たものである。
暖房できるようになる。次にこの発明の実施の形態を図
1ないし図4に示す図面を参照して詳述する。
テレビジョンのような車載用機器の正面図、図2は同断
面図、図3はこの発明の空気吹き出し口制御装置を示す
ブロック図、図4は車載用機器の使用状態を示す説明図
である。
に設置されたダッシュボードで、図示しないエアコンに
より冷却または加熱された空気を運転室内へ吹き出す複
数の空気吹き出し口2が中央部や両側部などに開口され
ている。
された車載用テレビジョンなどの車載用機器で、ダッシ
ュボード1内に収容できるよう1DIN収納型に形成さ
れていて、使用時には、ダッシュボード1内に固定され
たケース3a内より機器本体3bを空気吹き出し口2よ
り前方へ引き出した後、図に示すように見やすい角度に
セットすることにより使用できるようになっている。
もので、制御手段4を有しており、この制御手段4に
は、上記車載用機器3に設けられた検出手段5より検出
信号6が入力されるようになっている。
たのを検出して、検出信号を上記制御手段4へ出力する
もので、制御手段4は検出手段5より検出信号6が入力
されると、出力側に接続された風量調整手段8や風向調
整手段9へ制御信号10を出力して、これらを制御する
ようになっている。
は、ダッシュボード1や運転席の後方などに設けられた
複数の空気吹き出し口21、22、23、24にそれぞ
れ設けられていて、制御手段4により次のように制御さ
れるようになっている。
ンなどの車載用機器3を使用しない場合は、機器本体3
bがダッシュボード1内のケース3a内に格納されてい
て、検出手段5から制御手段4へ検出信号6が入力され
ないため、各空気吹き出し口21〜24らは、予め手動
で調整された方向へ所定の風量が吹き出されて、室内が
冷暖房される。
ボード1より機器本体3bを引き出して図4に示すよう
に使用位置にセットすると、検出手段5がこれを検出し
て検出信号6を制御手段4へ出力する。
後方に開口された空気吹き出し口21の風量調整手段8
へ制御信号10を出力して、空気吹き出し口21より吹
き出される空気を遮断し、もしくは風量を低減する。
9にも制御信号10を出力して、吹き出される空気が機
器本体3bに直接当たらないように風向を調整する。
4の風量調整手段8及び風向調整手段9に制御信号10
を出力して、上記空気吹き出し口21より吹き出される
風量の減少分だけ、他の空気吹き出し口22〜24より
吹き出される風量が増加するよう各風量調整手段8を制
御すると共に、風向調整手段9により風向も調整する。
き出し口21より吹き出される空気の風量が減少して
も、他の空気吹き出し口22〜24より吹き出される空
気の風量が増加するため、室内の冷暖房効果を損ねるこ
となく、機器本体3bを使用することができる。
車載用テレビジョンの場合について説明したが、車載用
オーディオやその他の車載用機器であっても勿論よい。
機器の機器本体を、ダッシュボードに開口された空気吹
き出し口より前方へ引き出して使用位置にセットする
と、機器本体後方の空気吹き出し口より吹き出される空
気の風量が遮断もしくは低減され、その分他の空気吹き
出し口より吹き出される空気の風量が自動的に増加され
るため、機器本体の使用中でも室内の冷暖房効果が損な
われることがない。
の風量や風向が自動的に調整されるため、機器本体を使
用位置にセットする毎にこれらを手動で調整する必要が
なく、これによって面倒な調整作業が不要になると共
に、運転中にこれらの調整をして、事故を起こすなどの
不具合も未然に防止することができる。
がないので、機器本体の性能や寿命が早期に低下するな
どの不具合も解消することができる。
空気吹き出し口及び車載用機器の設けられたダッシュボ
ードの正面図
空気吹き出し口及び車載用機器の設けられたダッシュボ
ードの断面図
空気吹き出し口制御装置のブロック図
状態を示す説明図
ュボードの正面図 (ロ) 同断面図 (ハ) 同作用説明図
Claims (3)
- 【請求項1】 ダッシュボードやコンソールボックスに
開口されたエアコンの空気吹き出し口より前方に機器本
体をセットして使用する車載用機器が搭載された自動車
において、上記機器本体が使用位置にセットされたのを
検出する検出手段と、上記検出手段より入力された検出
信号により、上記空気吹き出し口より吹き出される空気
の吹き出しを遮断もしくは低減すると共に、その分他の
空気の吹き出し口より吹き出す空気の風量が増加するよ
う各空気吹き出し口を制御する制御手段とを具備したこ
とを特徴とする車載用エアコンの空気吹き出し口制御装
置。 - 【請求項2】 機器本体の近傍に開口された空気の吹き
出し口より吹き出される空気の風量を低減すると同時
に、吹き出される空気が機器本体に当たらないよう吹き
出し方向を制御してなる請求項1記載の車載用エアコン
の空気吹き出し口制御装置。 - 【請求項3】 他の空気吹き出し口より吹き出される空
気の風量を増加させると同時に、空気の風向も制御して
なる請求項1記載の車載用エアコンの空気吹き出し口制
御装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP13812697A JPH10324142A (ja) | 1997-05-28 | 1997-05-28 | 車載用エアコンの空気吹き出し口制御装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP13812697A JPH10324142A (ja) | 1997-05-28 | 1997-05-28 | 車載用エアコンの空気吹き出し口制御装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH10324142A true JPH10324142A (ja) | 1998-12-08 |
Family
ID=15214591
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP13812697A Pending JPH10324142A (ja) | 1997-05-28 | 1997-05-28 | 車載用エアコンの空気吹き出し口制御装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH10324142A (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2002005499A (ja) * | 2000-06-23 | 2002-01-09 | Sanken Setsubi Kogyo Co Ltd | 吹出口装置 |
WO2025126511A1 (ja) * | 2023-12-13 | 2025-06-19 | 株式会社デンソーテン | ディスプレイ装置及び情報処理装置 |
-
1997
- 1997-05-28 JP JP13812697A patent/JPH10324142A/ja active Pending
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2002005499A (ja) * | 2000-06-23 | 2002-01-09 | Sanken Setsubi Kogyo Co Ltd | 吹出口装置 |
WO2025126511A1 (ja) * | 2023-12-13 | 2025-06-19 | 株式会社デンソーテン | ディスプレイ装置及び情報処理装置 |
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RD01 | Notification of change of attorney |
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RD01 | Notification of change of attorney |
Effective date: 20050624 Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A7421 |
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Effective date: 20060425 Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 |
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Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02 Effective date: 20060822 |