JPH10324019A - 画像形成装置 - Google Patents
画像形成装置Info
- Publication number
- JPH10324019A JPH10324019A JP9134823A JP13482397A JPH10324019A JP H10324019 A JPH10324019 A JP H10324019A JP 9134823 A JP9134823 A JP 9134823A JP 13482397 A JP13482397 A JP 13482397A JP H10324019 A JPH10324019 A JP H10324019A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- electrostatic latent
- latent image
- potential
- light
- image
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
Landscapes
- Dot-Matrix Printers And Others (AREA)
- Laser Beam Printer (AREA)
- Mechanical Optical Scanning Systems (AREA)
- Exposure Or Original Feeding In Electrophotography (AREA)
- Control Or Security For Electrophotography (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】この発明は、光ビームの間隔が理想的な間隔で
ないと画像濃度の粗密が生ずるという課題を解決しよう
とするものである。 【解決手段】 この発明は、感光体11を走査して静電
潜像を形成するための複数の光ビームを発光する複数の
発光素子21、22と、発光素子21、22をパターン
信号で発光させて感光体11を少なくとも2つの所定の
パターンで露光するためのパターン発生手段34と、感
光体11上の静電潜像電位を検出する電位検出手段20
と、この電位検出手段20の検出結果に基づいて複数の
光ビームの間隔を調整する制御手段35とを備えたもの
である。
ないと画像濃度の粗密が生ずるという課題を解決しよう
とするものである。 【解決手段】 この発明は、感光体11を走査して静電
潜像を形成するための複数の光ビームを発光する複数の
発光素子21、22と、発光素子21、22をパターン
信号で発光させて感光体11を少なくとも2つの所定の
パターンで露光するためのパターン発生手段34と、感
光体11上の静電潜像電位を検出する電位検出手段20
と、この電位検出手段20の検出結果に基づいて複数の
光ビームの間隔を調整する制御手段35とを備えたもの
である。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明はレーザビームプリン
タ、デジタル複写機、レーザファクシミリなどの画像形
成装置に関する。
タ、デジタル複写機、レーザファクシミリなどの画像形
成装置に関する。
【0002】
【従来の技術】近年、レーザビームプリンタは、高速、
高画質の要求を満たすものとして広く使用されるように
なってきている。このレーザビームプリンタは、感光体
ドラム等の感光体を副走査方向に移動させて帯電器によ
り一様に帯電させ、レーザからの1本のレーザビームを
ポリゴンミラー等の回転多面鏡によって感光体上で主走
査方向に走査して感光体を露光することにより、感光体
に画像を書き込んで静電潜像を形成し、この静電潜像を
現像装置により現像して転写紙へ転写装置により転写し
ている。ここに、回転多面鏡はモータにより所定の回転
数で回転させている。
高画質の要求を満たすものとして広く使用されるように
なってきている。このレーザビームプリンタは、感光体
ドラム等の感光体を副走査方向に移動させて帯電器によ
り一様に帯電させ、レーザからの1本のレーザビームを
ポリゴンミラー等の回転多面鏡によって感光体上で主走
査方向に走査して感光体を露光することにより、感光体
に画像を書き込んで静電潜像を形成し、この静電潜像を
現像装置により現像して転写紙へ転写装置により転写し
ている。ここに、回転多面鏡はモータにより所定の回転
数で回転させている。
【0003】ところで、この種のレーザビームプリンタ
をさらに高速化するには、レーザビームを走査する回転
多面鏡を高速で回転させる必要がある。しかし、回転多
面鏡を高速で回転させることは、技術的に非常に難し
く、回転多面鏡は高速になるに従って回転ムラ、耐久性
の低下、騒音の上昇等が発生し、安定した高品位の画像
が得られなくなるという問題があった。
をさらに高速化するには、レーザビームを走査する回転
多面鏡を高速で回転させる必要がある。しかし、回転多
面鏡を高速で回転させることは、技術的に非常に難し
く、回転多面鏡は高速になるに従って回転ムラ、耐久性
の低下、騒音の上昇等が発生し、安定した高品位の画像
が得られなくなるという問題があった。
【0004】そこで、この問題点を解決するため、レー
ザからの複数本のレーザビームをポリゴンミラー等の回
転多面鏡によって感光体上で同時に主走査方向に走査す
る、いわなるマルチビーム型のレーザビームプリンタが
提案されている。このようなマルチビーム型のレーザビ
ームプリンタは、高速化が可能であり、しかも、回転多
面鏡の回転速度はレーザビームの本数に応じて低下させ
ることができ、例えばレーザビームの本数が2本である
場合にはレーザビームの本数が1本であるレーザビーム
プリンタに比べて回転多面鏡の回転速度が半分で済む。
このため、回転多面鏡は、回転ムラが低減し、耐久性の
向上や騒音の低下を実現できる。
ザからの複数本のレーザビームをポリゴンミラー等の回
転多面鏡によって感光体上で同時に主走査方向に走査す
る、いわなるマルチビーム型のレーザビームプリンタが
提案されている。このようなマルチビーム型のレーザビ
ームプリンタは、高速化が可能であり、しかも、回転多
面鏡の回転速度はレーザビームの本数に応じて低下させ
ることができ、例えばレーザビームの本数が2本である
場合にはレーザビームの本数が1本であるレーザビーム
プリンタに比べて回転多面鏡の回転速度が半分で済む。
このため、回転多面鏡は、回転ムラが低減し、耐久性の
向上や騒音の低下を実現できる。
【0005】また、マルチビーム型のレーザビームプリ
ンタなどの画像形成装置において、複数本のレーザビー
ムの間隔を正確に調整するための各種の調整手段が特開
昭61ー15118号公報、特開昭61ー15119号
公報、特開平2ー10212号公報、特開平7ー181
410号公報に記載されている。
ンタなどの画像形成装置において、複数本のレーザビー
ムの間隔を正確に調整するための各種の調整手段が特開
昭61ー15118号公報、特開昭61ー15119号
公報、特開平2ー10212号公報、特開平7ー181
410号公報に記載されている。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】上記マルチビーム型の
レーザビームプリンタなどの画像形成装置においては、
複数のレーザビームの間隔は感光体上では正確に書き込
み密度(解像度)に応じた間隔に調整する必要がある。
例えば特開平7ー181410号公報に記載されている
ような2本のレーザビームで感光体上を走査して画像を
書き込む画像形成装置においては、書き込み密度が40
0dpiである場合には、2本のレーザビームの間隔は
正確に63.5μmでなければならないが、例えば2本
のレーザビームの間隔が50μmであったとすると、図
4に示すように2本のレーザビームB1、B2で感光体
上に書き込まれた2本の主走査方向に伸びる直線1、2
の間隔は63.5μmの理想的な間隔に比べて50μ
m、77μmというように粗密が生ずることになる。そ
の結果、画像濃度に細かい縞状の濃淡が生ずることにな
り、画質の劣化が生じてしまう。
レーザビームプリンタなどの画像形成装置においては、
複数のレーザビームの間隔は感光体上では正確に書き込
み密度(解像度)に応じた間隔に調整する必要がある。
例えば特開平7ー181410号公報に記載されている
ような2本のレーザビームで感光体上を走査して画像を
書き込む画像形成装置においては、書き込み密度が40
0dpiである場合には、2本のレーザビームの間隔は
正確に63.5μmでなければならないが、例えば2本
のレーザビームの間隔が50μmであったとすると、図
4に示すように2本のレーザビームB1、B2で感光体
上に書き込まれた2本の主走査方向に伸びる直線1、2
の間隔は63.5μmの理想的な間隔に比べて50μ
m、77μmというように粗密が生ずることになる。そ
の結果、画像濃度に細かい縞状の濃淡が生ずることにな
り、画質の劣化が生じてしまう。
【0007】間隔が理想的な間隔より狭い2本のレーザ
ビームで感光体の領域Aに画像を書き込むと、各レーザ
ビームで感光体上の領域Aに形成された静電潜像1、2
は、重なりが多くなり、それぞれ線が太り、濃度が高く
なる。逆に間隔が理想的な間隔より広い2本のレーザビ
ームで感光体上の領域Bに画像を書き込むと、各レーザ
ビームで感光体上に形成された静電潜像1、2は、重な
りが少なくなり、それぞれ線が細り、濃度が低くなる。
このため、画像濃度に粗密が生ずることになる。本来、
2本のレーザビームの間隔が理想的な間隔に正確に調整
されている場合には、このような画像濃度の粗密は生じ
ないはずであり、レーザビームの間隔を理想的な間隔に
正確に調整する必要がある。
ビームで感光体の領域Aに画像を書き込むと、各レーザ
ビームで感光体上の領域Aに形成された静電潜像1、2
は、重なりが多くなり、それぞれ線が太り、濃度が高く
なる。逆に間隔が理想的な間隔より広い2本のレーザビ
ームで感光体上の領域Bに画像を書き込むと、各レーザ
ビームで感光体上に形成された静電潜像1、2は、重な
りが少なくなり、それぞれ線が細り、濃度が低くなる。
このため、画像濃度に粗密が生ずることになる。本来、
2本のレーザビームの間隔が理想的な間隔に正確に調整
されている場合には、このような画像濃度の粗密は生じ
ないはずであり、レーザビームの間隔を理想的な間隔に
正確に調整する必要がある。
【0008】本発明は、複数の光ビームの間隔を正確に
且つ簡単に調整することができて画像濃度の粗密を防止
することができ、高品質な画像を得ることができる画像
形成装置を提供することを目的とする。
且つ簡単に調整することができて画像濃度の粗密を防止
することができ、高品質な画像を得ることができる画像
形成装置を提供することを目的とする。
【0009】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するた
め、請求項1に係る発明は、感光体と、この感光体を一
様に帯電する帯電手段と、前記感光体の一様に帯電した
表面を走査して静電潜像を形成するための複数の光ビー
ムを発光する複数の発光素子とを有する画像形成装置に
おいて、前記複数の発光素子をパターン信号で発光させ
て前記感光体を少なくとも2つの所定のパターンで露光
するためのパターン発生手段と、前記感光体上の静電潜
像電位を検出する電位検出手段と、この電位検出手段の
検出結果に基づいて前記複数の光ビームの間隔を調整す
る制御手段とを備えたものであり、複数の光ビームの間
隔が正確に且つ簡単に調整され、画像濃度の粗密が防止
され、高品質な画像が得られる。
め、請求項1に係る発明は、感光体と、この感光体を一
様に帯電する帯電手段と、前記感光体の一様に帯電した
表面を走査して静電潜像を形成するための複数の光ビー
ムを発光する複数の発光素子とを有する画像形成装置に
おいて、前記複数の発光素子をパターン信号で発光させ
て前記感光体を少なくとも2つの所定のパターンで露光
するためのパターン発生手段と、前記感光体上の静電潜
像電位を検出する電位検出手段と、この電位検出手段の
検出結果に基づいて前記複数の光ビームの間隔を調整す
る制御手段とを備えたものであり、複数の光ビームの間
隔が正確に且つ簡単に調整され、画像濃度の粗密が防止
され、高品質な画像が得られる。
【0010】請求項2に係る発明は、請求項1記載の画
像形成装置において、前記パターン発生手段は第1のパ
ターン信号で前記複数の発光素子を発光させて前記感光
体上に第1の静電潜像を形成させると共に第2のパター
ン信号で前記複数の発光素子を発光させて前記感光体上
に第2の静電潜像を形成させ、前記制御手段は前記第1
の静電潜像に対する前記電位検出手段の検出結果と前記
第2の静電潜像に対する前記電位検出手段の検出結果と
が略一致するように前記複数の光ビームの間隔を調整す
るものであり、複数の光ビームの間隔が正確に且つ簡単
に調整され、画像濃度の粗密が防止され、高品質な画像
が得られる。
像形成装置において、前記パターン発生手段は第1のパ
ターン信号で前記複数の発光素子を発光させて前記感光
体上に第1の静電潜像を形成させると共に第2のパター
ン信号で前記複数の発光素子を発光させて前記感光体上
に第2の静電潜像を形成させ、前記制御手段は前記第1
の静電潜像に対する前記電位検出手段の検出結果と前記
第2の静電潜像に対する前記電位検出手段の検出結果と
が略一致するように前記複数の光ビームの間隔を調整す
るものであり、複数の光ビームの間隔が正確に且つ簡単
に調整され、画像濃度の粗密が防止され、高品質な画像
が得られる。
【0011】
【発明の実施の形態】図2は本発明の一実施形態を示
す。この実施形態は請求項1に係る発明の一実施形態で
ある。感光体11は、例えばアモルファスシリコンの感
光体層を表面に有する感光体ドラムが用いられ、回転駆
動部により回転駆動されて副走査方向へ移動する。この
感光体ドラム11は、前露光ランプ12により全面的に
露光された後に帯電チャージャからなる帯電手段13に
より一様に帯電され、光書き込み装置14により露光さ
れて画像が書き込まれることにより静電潜像が形成され
る。
す。この実施形態は請求項1に係る発明の一実施形態で
ある。感光体11は、例えばアモルファスシリコンの感
光体層を表面に有する感光体ドラムが用いられ、回転駆
動部により回転駆動されて副走査方向へ移動する。この
感光体ドラム11は、前露光ランプ12により全面的に
露光された後に帯電チャージャからなる帯電手段13に
より一様に帯電され、光書き込み装置14により露光さ
れて画像が書き込まれることにより静電潜像が形成され
る。
【0012】感光体ドラム11上の静電潜像は現像手段
としての現像器15により顕像化されてトナー像とな
り、この感光体ドラム11上のトナー像は給紙装置から
給送された転写紙からなる転写材へ転写帯電器からなる
転写手段16により転写される。その転写紙は、分離帯
電器17により感光体ドラム11から分離されて定着器
18によりトナー像が定着され、外部へ排出される。ま
た、感光体ドラム11は転写紙分離後にクリーナ19に
よりクリーニングされる。表面電位計からなる電位検出
手段20は、光書き込み装置14と現像器15との間に
配置され、感光体ドラム11上の静電潜像電位を検出す
る。
としての現像器15により顕像化されてトナー像とな
り、この感光体ドラム11上のトナー像は給紙装置から
給送された転写紙からなる転写材へ転写帯電器からなる
転写手段16により転写される。その転写紙は、分離帯
電器17により感光体ドラム11から分離されて定着器
18によりトナー像が定着され、外部へ排出される。ま
た、感光体ドラム11は転写紙分離後にクリーナ19に
よりクリーニングされる。表面電位計からなる電位検出
手段20は、光書き込み装置14と現像器15との間に
配置され、感光体ドラム11上の静電潜像電位を検出す
る。
【0013】光書き込み装置14においては、複数本の
光ビームを発光する発光素子は例えば2つの半導体レー
ザからなるレーザ光源21、22が用いられ、このレー
ザ光源21、22からの2本のレーザビームは1つの回
転多面鏡としてのポリゴンミラー23により偏向走査さ
れ、折り返しミラー24により反射されて感光体ドラム
11上に照射される。このように、光書き込み装置14
は、レーザ光源21、22、ポリゴンミラー23、折り
返しミラー24等からなる光学手段を備え、図3に示す
ようにレーザ光源21、22からの2本のレーザビーム
B1、B2により感光体ドラム11上を2行にわたって
主走査方向に同時に走査する。
光ビームを発光する発光素子は例えば2つの半導体レー
ザからなるレーザ光源21、22が用いられ、このレー
ザ光源21、22からの2本のレーザビームは1つの回
転多面鏡としてのポリゴンミラー23により偏向走査さ
れ、折り返しミラー24により反射されて感光体ドラム
11上に照射される。このように、光書き込み装置14
は、レーザ光源21、22、ポリゴンミラー23、折り
返しミラー24等からなる光学手段を備え、図3に示す
ようにレーザ光源21、22からの2本のレーザビーム
B1、B2により感光体ドラム11上を2行にわたって
主走査方向に同時に走査する。
【0014】図1はレーザビームB1、B2の間隔を調
整する制御系及び光書き込み装置14を示す。光書き込
み装置14においては、具体的にはレーザ光源21、2
2からの2本のレーザビームはコリメータレンズやアパ
ーチャ部材などを含む波形整形レンズ25、26を通
り、波形整形レンズ25からのレーザビームは反射ミラ
ー27で反射される。可動部28は、反射ミラー27が
一面側に固着されて他面側に圧電素子29が固着され、
回転軸30に回転可能に支持される。
整する制御系及び光書き込み装置14を示す。光書き込
み装置14においては、具体的にはレーザ光源21、2
2からの2本のレーザビームはコリメータレンズやアパ
ーチャ部材などを含む波形整形レンズ25、26を通
り、波形整形レンズ25からのレーザビームは反射ミラ
ー27で反射される。可動部28は、反射ミラー27が
一面側に固着されて他面側に圧電素子29が固着され、
回転軸30に回転可能に支持される。
【0015】波形整形レンズ26からのレーザビームB
2と反射ミラー27で反射されたレーザビームB1と
は、ビーム合成素子としての光学素子31により合成さ
れてポリゴンミラー23により偏向走査され、fθ光学
系32及び折り返しミラー24を介して感光体ドラム1
1上に照射される。レーザ変調手段33は画像形成時に
は画像データにより半導体レーザからなるレーザ光源2
1、22を変調駆動し、感光体ドラム11はレーザビー
ムB1、B2で走査されることにより画像が書き込まれ
て静電潜像が形成される。
2と反射ミラー27で反射されたレーザビームB1と
は、ビーム合成素子としての光学素子31により合成さ
れてポリゴンミラー23により偏向走査され、fθ光学
系32及び折り返しミラー24を介して感光体ドラム1
1上に照射される。レーザ変調手段33は画像形成時に
は画像データにより半導体レーザからなるレーザ光源2
1、22を変調駆動し、感光体ドラム11はレーザビー
ムB1、B2で走査されることにより画像が書き込まれ
て静電潜像が形成される。
【0016】また、パターン発生手段34は非画像形成
時に所定のタイミングで複数のパターン信号を発生し、
例えばレーザビームB1、B2で書き込むべき第1のパ
ターン信号(図4に示すように感光体ドラム11上の領
域Aの如く濃度が高くなるラインペアパターン状のパタ
ーン信号)と、レーザビームB2、B1で書き込むべき
第2のパターン信号(図4に示すように感光体ドラム1
1上の領域Bの如く濃度が低くなるラインペアパターン
状のパターン信号)とを交互にを発生する。レーザ変調
手段33はパターン発生手段34からの各パターン信号
によりレーザ光源21、22をそれぞれ変調駆動し、感
光体ドラム11は前露光ランプ12により全面的に露光
された後に帯電チャージャ13により一定の電位Voに
帯電される。
時に所定のタイミングで複数のパターン信号を発生し、
例えばレーザビームB1、B2で書き込むべき第1のパ
ターン信号(図4に示すように感光体ドラム11上の領
域Aの如く濃度が高くなるラインペアパターン状のパタ
ーン信号)と、レーザビームB2、B1で書き込むべき
第2のパターン信号(図4に示すように感光体ドラム1
1上の領域Bの如く濃度が低くなるラインペアパターン
状のパターン信号)とを交互にを発生する。レーザ変調
手段33はパターン発生手段34からの各パターン信号
によりレーザ光源21、22をそれぞれ変調駆動し、感
光体ドラム11は前露光ランプ12により全面的に露光
された後に帯電チャージャ13により一定の電位Voに
帯電される。
【0017】従って、感光体ドラム11は、レーザビー
ムB1、B2で書き込むべき第1のパターン信号がレー
ザビームB1、B2で書き込まれて第1のパターン信号
に対応したラインペアパターン状の第1の静電潜像が形
成され、レーザビームB2、B1で書き込むべき第2の
パターン信号がレーザビームB1、B2で書き込まれて
第2のパターン信号に対応したラインペアパターン状の
第2の静電潜像が形成される。表面電位計20は感光体
ドラム11上のラインペアパターン状の第1の静電潜像
の電位とラインペアパターン状の第2の静電潜像の電位
を検出して制御手段としての制御回路35に入力する。
ムB1、B2で書き込むべき第1のパターン信号がレー
ザビームB1、B2で書き込まれて第1のパターン信号
に対応したラインペアパターン状の第1の静電潜像が形
成され、レーザビームB2、B1で書き込むべき第2の
パターン信号がレーザビームB1、B2で書き込まれて
第2のパターン信号に対応したラインペアパターン状の
第2の静電潜像が形成される。表面電位計20は感光体
ドラム11上のラインペアパターン状の第1の静電潜像
の電位とラインペアパターン状の第2の静電潜像の電位
を検出して制御手段としての制御回路35に入力する。
【0018】制御回路35は、表面電位計20からの電
位検出信号に基づいて、表面電位計20が1回で検出し
た感光体ドラム11上の第1の静電潜像の電位と第2の
静電潜像の電位との平均値を求めてこの平均値と目標値
Vtd1との差が所定の値以内となるように(上記平均
値が目標値Vtd1と略等しくなるように)圧電素子2
9を制御してレーザビームB1、B2の発光間隔(副走
査方向間隔)を略理想的な間隔に調整し、或いは圧電素
子29を制御してレーザビームB1、B2の副走査方向
間隔を変化させながら感光体ドラム11上にラインペア
パターン状の第1の静電潜像とラインペアパターン状の
第2の静電潜像を2回以上繰り返して形成させ、これら
の静電潜像に対する表面電位計20からの電位検出信号
を取り込んでこの電位検出信号に基づいて、表面電位計
20が2回以上検出した感光体ドラム11上の第1の静
電潜像の電位と第2の静電潜像の電位との平均値を各回
の第1の静電潜像の電位及び第2の静電潜像の電位の検
出毎に求めてこの平均値と目標値Vtd1との差が所定
の値以下となるように(上記平均値が目標値Vtd1と
略等しくなるように)圧電素子29を制御することによ
りレーザビームB1、B2の発光間隔(副走査方向間
隔)を調整する。
位検出信号に基づいて、表面電位計20が1回で検出し
た感光体ドラム11上の第1の静電潜像の電位と第2の
静電潜像の電位との平均値を求めてこの平均値と目標値
Vtd1との差が所定の値以内となるように(上記平均
値が目標値Vtd1と略等しくなるように)圧電素子2
9を制御してレーザビームB1、B2の発光間隔(副走
査方向間隔)を略理想的な間隔に調整し、或いは圧電素
子29を制御してレーザビームB1、B2の副走査方向
間隔を変化させながら感光体ドラム11上にラインペア
パターン状の第1の静電潜像とラインペアパターン状の
第2の静電潜像を2回以上繰り返して形成させ、これら
の静電潜像に対する表面電位計20からの電位検出信号
を取り込んでこの電位検出信号に基づいて、表面電位計
20が2回以上検出した感光体ドラム11上の第1の静
電潜像の電位と第2の静電潜像の電位との平均値を各回
の第1の静電潜像の電位及び第2の静電潜像の電位の検
出毎に求めてこの平均値と目標値Vtd1との差が所定
の値以下となるように(上記平均値が目標値Vtd1と
略等しくなるように)圧電素子29を制御することによ
りレーザビームB1、B2の発光間隔(副走査方向間
隔)を調整する。
【0019】なお、レーザビームの発光間隔(副走査方
向間隔)を直接的に測定するのは、技術的に非常に難し
く、また、専用のジグが必要になるので、特に市場でレ
ーザビームの発光間隔(副走査方向間隔)を調整する
(レーザ光源がユーザ先で破損した場合などに必要とな
る)のは不可能に近い。本実施形態では、レーザビーム
の発光間隔(副走査方向間隔)を直接的に測定するので
はなく、静電潜像を代用値として使うことにより、レー
ザビームの発光間隔(副走査方向間隔)を最終的な画像
濃度ムラとして現われない程度に調整することができ、
均一に所望の濃度の画像を得ることができる。
向間隔)を直接的に測定するのは、技術的に非常に難し
く、また、専用のジグが必要になるので、特に市場でレ
ーザビームの発光間隔(副走査方向間隔)を調整する
(レーザ光源がユーザ先で破損した場合などに必要とな
る)のは不可能に近い。本実施形態では、レーザビーム
の発光間隔(副走査方向間隔)を直接的に測定するので
はなく、静電潜像を代用値として使うことにより、レー
ザビームの発光間隔(副走査方向間隔)を最終的な画像
濃度ムラとして現われない程度に調整することができ、
均一に所望の濃度の画像を得ることができる。
【0020】この実施形態は、請求項1に係る発明の一
実施形態であって、感光体11と、この感光体11を一
様に帯電する帯電手段13と、前記感光体11の一様に
帯電した表面を走査して静電潜像を形成するための複数
の光ビームを発光する複数の発光素子としてのレーザ光
源21、22とを有する画像形成装置において、前記複
数の発光素子21、22をパターン信号で発光させて前
記感光体11を少なくとも2つの所定のパターンで露光
するためのパターン発生手段34と、前記感光体11上
の静電潜像電位を検出する電位検出手段20と、この電
位検出手段20の検出結果に基づいて前記複数の光ビー
ムの間隔を調整する制御手段としての制御回路35とを
備えたので、複数の光ビームの間隔を正確に且つ簡単に
調整することができ、画像濃度の粗密を防止することが
できて高品質な画像を得ることができる。
実施形態であって、感光体11と、この感光体11を一
様に帯電する帯電手段13と、前記感光体11の一様に
帯電した表面を走査して静電潜像を形成するための複数
の光ビームを発光する複数の発光素子としてのレーザ光
源21、22とを有する画像形成装置において、前記複
数の発光素子21、22をパターン信号で発光させて前
記感光体11を少なくとも2つの所定のパターンで露光
するためのパターン発生手段34と、前記感光体11上
の静電潜像電位を検出する電位検出手段20と、この電
位検出手段20の検出結果に基づいて前記複数の光ビー
ムの間隔を調整する制御手段としての制御回路35とを
備えたので、複数の光ビームの間隔を正確に且つ簡単に
調整することができ、画像濃度の粗密を防止することが
できて高品質な画像を得ることができる。
【0021】なお、この実施形態は2種類のパターンを
使ったが、パターンの種類はこの限りでなく3種類以上
のパターンを使ってもよい。また、上記パターンは、変
調のパターンだけでなく変調パターンに発光量パターン
を組み合わせた複数のパターンであってもよい。また、
上記実施形態は2つのパターン信号による2つの静電潜
像の電位の平均値が目標値と略等しくなるようにレーザ
ビームの副走査方向間隔を制御したが、レーザビームの
副走査方向間隔の制御に関しては、この限りでないこと
は言うまでもない。また、上記実施形態は光ビームが2
本の場合であるが、光ビームの数はこれに限らない。光
ビームが2本より多い場合には、各光ビームの間隔を検
出できるようにパターンの数を増やしてもよい。
使ったが、パターンの種類はこの限りでなく3種類以上
のパターンを使ってもよい。また、上記パターンは、変
調のパターンだけでなく変調パターンに発光量パターン
を組み合わせた複数のパターンであってもよい。また、
上記実施形態は2つのパターン信号による2つの静電潜
像の電位の平均値が目標値と略等しくなるようにレーザ
ビームの副走査方向間隔を制御したが、レーザビームの
副走査方向間隔の制御に関しては、この限りでないこと
は言うまでもない。また、上記実施形態は光ビームが2
本の場合であるが、光ビームの数はこれに限らない。光
ビームが2本より多い場合には、各光ビームの間隔を検
出できるようにパターンの数を増やしてもよい。
【0022】本発明の他の実施形態は、請求項2に係る
発明の実施形態であり、上記実施形態において、次のよ
うにレーザビームB1、B2の発光間隔(副走査方向間
隔)を調整する。すなわち、パターン発生手段34は非
画像形成時に所定のタイミングでレーザビームB1、B
2で書き込むべき第1のパターン信号(図4に示すよう
に感光体ドラム11上の領域Aの如く濃度が高くなるラ
インペアパターン状のパターン信号)を発生する。レー
ザ変調手段33はパターン発生手段34からの第1のパ
ターン信号によりレーザ光源21、22をそれぞれ変調
駆動し、感光体ドラム11は前露光ランプ12により全
面的に露光された後に帯電チャージャ13により一定の
電位Voに帯電される。
発明の実施形態であり、上記実施形態において、次のよ
うにレーザビームB1、B2の発光間隔(副走査方向間
隔)を調整する。すなわち、パターン発生手段34は非
画像形成時に所定のタイミングでレーザビームB1、B
2で書き込むべき第1のパターン信号(図4に示すよう
に感光体ドラム11上の領域Aの如く濃度が高くなるラ
インペアパターン状のパターン信号)を発生する。レー
ザ変調手段33はパターン発生手段34からの第1のパ
ターン信号によりレーザ光源21、22をそれぞれ変調
駆動し、感光体ドラム11は前露光ランプ12により全
面的に露光された後に帯電チャージャ13により一定の
電位Voに帯電される。
【0023】従って、感光体ドラム11は、レーザビー
ムB1、B2で書き込むべき第1のパターン信号がレー
ザビームB1、B2で書き込まれて第1のパターン信号
に対応したラインペアパターン状の第1の静電潜像が形
成される。表面電位計20は、感光体ドラム11上のラ
インペアパターン状の第1の静電潜像の電位を検出し、
その検出値Vtd2を制御回路35に入力する。
ムB1、B2で書き込むべき第1のパターン信号がレー
ザビームB1、B2で書き込まれて第1のパターン信号
に対応したラインペアパターン状の第1の静電潜像が形
成される。表面電位計20は、感光体ドラム11上のラ
インペアパターン状の第1の静電潜像の電位を検出し、
その検出値Vtd2を制御回路35に入力する。
【0024】次に、パターン発生手段34がレーザビー
ムB2、B1で書き込むべき第2のパターン信号(図4
に示すように感光体ドラム11上の領域Bの如く濃度が
低くなるラインペアパターン状のパターン信号)を発生
する。レーザ変調手段33はパターン発生手段34から
の第2のパターン信号によりレーザ光源21、22をそ
れぞれ変調駆動し、感光体ドラム11は前露光ランプ1
2により全面的に露光された後に帯電チャージャ13に
より一定の電位Voに帯電される。
ムB2、B1で書き込むべき第2のパターン信号(図4
に示すように感光体ドラム11上の領域Bの如く濃度が
低くなるラインペアパターン状のパターン信号)を発生
する。レーザ変調手段33はパターン発生手段34から
の第2のパターン信号によりレーザ光源21、22をそ
れぞれ変調駆動し、感光体ドラム11は前露光ランプ1
2により全面的に露光された後に帯電チャージャ13に
より一定の電位Voに帯電される。
【0025】従って、感光体ドラム11は、レーザビー
ムB2、B1で書き込むべき第2のパターン信号がレー
ザビームB1、B2で書き込まれて第2のパターン信号
に対応したラインペアパターン状の第2の静電潜像が形
成される。表面電位計20は、感光体ドラム11上のラ
インペアパターン状の第2の静電潜像の電位を検出し、
その検出値Vtd3を制御回路35に入力する。
ムB2、B1で書き込むべき第2のパターン信号がレー
ザビームB1、B2で書き込まれて第2のパターン信号
に対応したラインペアパターン状の第2の静電潜像が形
成される。表面電位計20は、感光体ドラム11上のラ
インペアパターン状の第2の静電潜像の電位を検出し、
その検出値Vtd3を制御回路35に入力する。
【0026】制御回路35は、表面電位計20の検出値
Vtd2、Vtd3の差を求めてこの差が所定の値以下
であって検出値Vtd2、Vtd3が略等しいか否かを
判断することにより、レーザビームB1、B2の発光間
隔(副走査方向間隔)が目標値と略等しいか否かを判断
し、検出値Vtd2、Vtd3の差が所定の値以下でな
い場合には圧電素子29を制御することによりレーザビ
ームB1、B2の発光間隔(副走査方向間隔)を変更し
て再び上述のようなラインペアパターン状の第1の静電
潜像及び第2の静電潜像の形成、表面電位計20の静電
潜像電位検出を行わせて検出値Vtd2、Vtd3の差
が所定の値以下であるか否かを判断する。
Vtd2、Vtd3の差を求めてこの差が所定の値以下
であって検出値Vtd2、Vtd3が略等しいか否かを
判断することにより、レーザビームB1、B2の発光間
隔(副走査方向間隔)が目標値と略等しいか否かを判断
し、検出値Vtd2、Vtd3の差が所定の値以下でな
い場合には圧電素子29を制御することによりレーザビ
ームB1、B2の発光間隔(副走査方向間隔)を変更し
て再び上述のようなラインペアパターン状の第1の静電
潜像及び第2の静電潜像の形成、表面電位計20の静電
潜像電位検出を行わせて検出値Vtd2、Vtd3の差
が所定の値以下であるか否かを判断する。
【0027】制御回路35は、検出値Vtd2、Vtd
3の差が所定の値以下になるまで上述の動作を繰り返し
て行い、検出値Vtd2、Vtd3の差が所定の値以下
になればレーザビームB1、B2の発光間隔(副走査方
向間隔)が目標値と略等しくなったものと判断してレー
ザビームB1、B2の発光間隔(副走査方向間隔)の調
整を終了する。
3の差が所定の値以下になるまで上述の動作を繰り返し
て行い、検出値Vtd2、Vtd3の差が所定の値以下
になればレーザビームB1、B2の発光間隔(副走査方
向間隔)が目標値と略等しくなったものと判断してレー
ザビームB1、B2の発光間隔(副走査方向間隔)の調
整を終了する。
【0028】この実施形態は、請求項2に係る発明の一
実施形態であって、請求項1記載の画像形成装置におい
て、前記パターン発生手段34は第1のパターン信号で
前記複数の発光素子21、22を発光させて前記感光体
11上に第1の静電潜像を形成させると共に第2のパタ
ーン信号で前記複数の発光素子21、22を発光させて
前記感光体11上に第2の静電潜像を形成させ、前記制
御手段35は前記第1の静電潜像に対する前記電位検出
手段20の検出結果と前記第2の静電潜像に対する前記
電位検出手段20の検出結果とが略一致するように前記
複数の光ビームの間隔を調整するので、複数の光ビーム
の間隔を正確に且つ簡単に調整することができ、画像濃
度の粗密を防止することができて高品質な画像を得るこ
とができる。なお、この実施形態は2本のレーザビーム
を用いて感光体を走査したが、3本以上の光ビームを用
いて感光体を走査してもよいことはもちろんである。
実施形態であって、請求項1記載の画像形成装置におい
て、前記パターン発生手段34は第1のパターン信号で
前記複数の発光素子21、22を発光させて前記感光体
11上に第1の静電潜像を形成させると共に第2のパタ
ーン信号で前記複数の発光素子21、22を発光させて
前記感光体11上に第2の静電潜像を形成させ、前記制
御手段35は前記第1の静電潜像に対する前記電位検出
手段20の検出結果と前記第2の静電潜像に対する前記
電位検出手段20の検出結果とが略一致するように前記
複数の光ビームの間隔を調整するので、複数の光ビーム
の間隔を正確に且つ簡単に調整することができ、画像濃
度の粗密を防止することができて高品質な画像を得るこ
とができる。なお、この実施形態は2本のレーザビーム
を用いて感光体を走査したが、3本以上の光ビームを用
いて感光体を走査してもよいことはもちろんである。
【0029】
【発明の効果】以上のように請求項1に係る発明によれ
ば、感光体と、この感光体を一様に帯電する帯電手段
と、前記感光体の一様に帯電した表面を走査して静電潜
像を形成するための複数の光ビームを発光する複数の発
光素子とを有する画像形成装置において、前記複数の発
光素子をパターン信号で発光させて前記感光体を少なく
とも2つの所定のパターンで露光するためのパターン発
生手段と、前記感光体上の静電潜像電位を検出する電位
検出手段と、この電位検出手段の検出結果に基づいて前
記複数の光ビームの間隔を調整する制御手段とを備えた
ので、複数の光ビームの間隔を正確に且つ簡単に調整す
ることができ、画像濃度の粗密を防止することができた
高品質な画像を得ることができる。
ば、感光体と、この感光体を一様に帯電する帯電手段
と、前記感光体の一様に帯電した表面を走査して静電潜
像を形成するための複数の光ビームを発光する複数の発
光素子とを有する画像形成装置において、前記複数の発
光素子をパターン信号で発光させて前記感光体を少なく
とも2つの所定のパターンで露光するためのパターン発
生手段と、前記感光体上の静電潜像電位を検出する電位
検出手段と、この電位検出手段の検出結果に基づいて前
記複数の光ビームの間隔を調整する制御手段とを備えた
ので、複数の光ビームの間隔を正確に且つ簡単に調整す
ることができ、画像濃度の粗密を防止することができた
高品質な画像を得ることができる。
【0030】請求項2に係る発明によれば、請求項1記
載の画像形成装置において、前記パターン発生手段は第
1のパターン信号で前記複数の発光素子を発光させて前
記感光体上に第1の静電潜像を形成させると共に第2の
パターン信号で前記複数の発光素子を発光させて前記感
光体上に第2の静電潜像を形成させ、前記制御手段は前
記第1の静電潜像に対する前記電位検出手段の検出結果
と前記第2の静電潜像に対する前記電位検出手段の検出
結果とが略一致するように前記複数の光ビームの間隔を
調整するので、複数の光ビームの間隔を正確に且つ簡単
に調整することができ、画像濃度の粗密を防止すること
ができて高品質な画像を得ることができる。
載の画像形成装置において、前記パターン発生手段は第
1のパターン信号で前記複数の発光素子を発光させて前
記感光体上に第1の静電潜像を形成させると共に第2の
パターン信号で前記複数の発光素子を発光させて前記感
光体上に第2の静電潜像を形成させ、前記制御手段は前
記第1の静電潜像に対する前記電位検出手段の検出結果
と前記第2の静電潜像に対する前記電位検出手段の検出
結果とが略一致するように前記複数の光ビームの間隔を
調整するので、複数の光ビームの間隔を正確に且つ簡単
に調整することができ、画像濃度の粗密を防止すること
ができて高品質な画像を得ることができる。
【図1】本発明の一実施形態におけるレーザビーム間隔
を調整する制御系及び光書き込み装置を示す概略図であ
る。
を調整する制御系及び光書き込み装置を示す概略図であ
る。
【図2】同実施形態を示す概略図である。
【図3】同実施形態の一部を示す斜視図である。
【図4】従来の画像形成装置を説明するための図であ
る。
る。
11 感光体 13 帯電手段 15 現像器 20 電位検出手段 21、22 レーザ光源 23 ポリゴンミラー 34 パターン発生手段 35 制御回路
Claims (2)
- 【請求項1】感光体と、この感光体を一様に帯電する帯
電手段と、前記感光体の一様に帯電した表面を走査して
静電潜像を形成するための複数の光ビームを発光する複
数の発光素子とを有する画像形成装置において、前記複
数の発光素子をパターン信号で発光させて前記感光体を
少なくとも2つの所定のパターンで露光するためのパタ
ーン発生手段と、前記感光体上の静電潜像電位を検出す
る電位検出手段と、この電位検出手段の検出結果に基づ
いて前記複数の光ビームの間隔を調整する制御手段とを
備えたことを特徴とする画像形成装置。 - 【請求項2】請求項1記載の画像形成装置において、前
記パターン発生手段は第1のパターン信号で前記複数の
発光素子を発光させて前記感光体上に第1の静電潜像を
形成させると共に第2のパターン信号で前記複数の発光
素子を発光させて前記感光体上に第2の静電潜像を形成
させ、前記制御手段は前記第1の静電潜像に対する前記
電位検出手段の検出結果と前記第2の静電潜像に対する
前記電位検出手段の検出結果とが略一致するように前記
複数の光ビームの間隔を調整することを特徴とする画像
形成装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP9134823A JPH10324019A (ja) | 1997-05-26 | 1997-05-26 | 画像形成装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP9134823A JPH10324019A (ja) | 1997-05-26 | 1997-05-26 | 画像形成装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH10324019A true JPH10324019A (ja) | 1998-12-08 |
Family
ID=15137316
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP9134823A Pending JPH10324019A (ja) | 1997-05-26 | 1997-05-26 | 画像形成装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH10324019A (ja) |
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN1303480C (zh) * | 2002-06-20 | 2007-03-07 | 佳能株式会社 | 成像装置 |
JP2007078905A (ja) * | 2005-09-13 | 2007-03-29 | Ricoh Co Ltd | 画像形成装置 |
JP2008145892A (ja) * | 2006-12-12 | 2008-06-26 | Ricoh Co Ltd | 画像記録装置及び画像形成装置 |
-
1997
- 1997-05-26 JP JP9134823A patent/JPH10324019A/ja active Pending
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN1303480C (zh) * | 2002-06-20 | 2007-03-07 | 佳能株式会社 | 成像装置 |
JP2007078905A (ja) * | 2005-09-13 | 2007-03-29 | Ricoh Co Ltd | 画像形成装置 |
JP2008145892A (ja) * | 2006-12-12 | 2008-06-26 | Ricoh Co Ltd | 画像記録装置及び画像形成装置 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
JP3295281B2 (ja) | レーザー走査光学装置 | |
US6587245B2 (en) | Optical scanning device, optical scanning method, and image forming apparatus | |
US6426767B1 (en) | Image forming apparatus for maintaining a constant beam scanning state | |
JPH0432389B2 (ja) | ||
JPH03165176A (ja) | 画像記録装置 | |
US5051757A (en) | Optical scanning with cylindrical lens and beam slit | |
JPS6112260B2 (ja) | ||
JPH10324019A (ja) | 画像形成装置 | |
JP3189097B2 (ja) | カラー画像形成装置 | |
JP2004223754A (ja) | 画像形成装置 | |
JP3182619B2 (ja) | カラー画像形成装置 | |
JP3658487B2 (ja) | 画像形成装置 | |
JP4217019B2 (ja) | マルチビーム記録ヘッド及びそのマルチビーム記録ヘッドを具備する画像形成装置 | |
GB2416946A (en) | Dynamic correction of field curvature | |
JP3762054B2 (ja) | 画像記録装置 | |
JPH0583485A (ja) | カラー画像形成装置 | |
JP4773601B2 (ja) | 感光体上の低速走査線位置を制御する方法 | |
JP4083935B2 (ja) | 画像形成装置 | |
JP3747628B2 (ja) | 光ビーム走査装置 | |
JP3056229B2 (ja) | 画像形成装置 | |
JPH05241087A (ja) | 画像形成装置 | |
JP3720692B2 (ja) | 光走査装置 | |
JP4324371B2 (ja) | 画像形成装置及び画像形成システム | |
JP4677124B2 (ja) | 光走査装置及び画像形成装置 | |
JP4923958B2 (ja) | 画像形成装置 |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A977 | Report on retrieval |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 Effective date: 20041021 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20041026 |
|
A02 | Decision of refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02 Effective date: 20050308 |