JPH10320612A - 自動販売機 - Google Patents
自動販売機Info
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- JPH10320612A JPH10320612A JP12766197A JP12766197A JPH10320612A JP H10320612 A JPH10320612 A JP H10320612A JP 12766197 A JP12766197 A JP 12766197A JP 12766197 A JP12766197 A JP 12766197A JP H10320612 A JPH10320612 A JP H10320612A
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- Japan
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- vending machine
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 扉を開いて作業を行う際に扉の内面側から突
出する硬貨誘導通路板が作業者の邪魔にならないような
自動販売機の提供する。 【解決手段】 内部に少なくとも硬貨選別装置1を具備
する自動販売機本体3と、その開口部5を開閉する扉7
と、その外面7a側に硬貨投入部11が形成され、扉7
の内面7b側から突出して硬貨投入部11から投入され
た硬貨を硬貨選別装置1に導く硬貨誘導通路15を有す
る硬貨誘導通路板17が設けられた自動販売機Bにおい
て、硬貨誘導通路板17が扉7を回動させて開いた際に
は、その回動と連動して扉の内面7b側に倒伏し、扉7
を回動させて閉じた際には、その回動と連動して扉の内
面7b側から起立する。
出する硬貨誘導通路板が作業者の邪魔にならないような
自動販売機の提供する。 【解決手段】 内部に少なくとも硬貨選別装置1を具備
する自動販売機本体3と、その開口部5を開閉する扉7
と、その外面7a側に硬貨投入部11が形成され、扉7
の内面7b側から突出して硬貨投入部11から投入され
た硬貨を硬貨選別装置1に導く硬貨誘導通路15を有す
る硬貨誘導通路板17が設けられた自動販売機Bにおい
て、硬貨誘導通路板17が扉7を回動させて開いた際に
は、その回動と連動して扉の内面7b側に倒伏し、扉7
を回動させて閉じた際には、その回動と連動して扉の内
面7b側から起立する。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、自動販売機の構造
に関するものであり、特に、硬貨を投入した際にこれを
自動販売機内部の硬貨選別装置まで誘導する硬貨誘導通
路板の構造に関するものである。
に関するものであり、特に、硬貨を投入した際にこれを
自動販売機内部の硬貨選別装置まで誘導する硬貨誘導通
路板の構造に関するものである。
【0002】
【従来の技術】図8及び図9に一般的な自動販売機の概
略構成図を示す。この自動販売機Aには、その内部に少
なくとも硬貨選別装置1を具備する自動販売機本体3
と、この自動販売機本体3側の開口部5を開閉する扉7
とを備えている。硬貨選別装置1は、投入された硬貨の
適否を判定し、また、おつりの有無を指示する他、投入
された硬貨の種類に応じて選別して内部に収納したりす
る機能を有している。
略構成図を示す。この自動販売機Aには、その内部に少
なくとも硬貨選別装置1を具備する自動販売機本体3
と、この自動販売機本体3側の開口部5を開閉する扉7
とを備えている。硬貨選別装置1は、投入された硬貨の
適否を判定し、また、おつりの有無を指示する他、投入
された硬貨の種類に応じて選別して内部に収納したりす
る機能を有している。
【0003】扉7の外面7a側には、商品を購買する際
に硬貨を投入するための硬貨投入部11が形成されてい
る。一方、扉7の内面7b側には、この内面7bから突
出して硬貨投入部11から投入された硬貨を硬貨選別装
置1に導く硬貨誘導通路15を備えた硬貨誘導通路板1
7が設けられている。作業者が商品の出し入れや硬貨の
取り出し・つり銭の補充等を行う際には、上記扉7を開
くことにより作業を行うことになる。
に硬貨を投入するための硬貨投入部11が形成されてい
る。一方、扉7の内面7b側には、この内面7bから突
出して硬貨投入部11から投入された硬貨を硬貨選別装
置1に導く硬貨誘導通路15を備えた硬貨誘導通路板1
7が設けられている。作業者が商品の出し入れや硬貨の
取り出し・つり銭の補充等を行う際には、上記扉7を開
くことにより作業を行うことになる。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】上記のような従来から
ある自動販売機において、商品や硬貨等の取り出し作業
においては、次のような問題点があった。すなわち、図
8に示すように扉7を開けて作業を行う際に、扉の内面
7b側から硬貨誘導通路板17が垂直方向に突出してい
るため、作業の邪魔になったり、安全性が確保できなか
ったりする。また、作業者が誤ってこの硬貨誘導通路板
17に当たり、これを破損するような問題点も生じてい
た。
ある自動販売機において、商品や硬貨等の取り出し作業
においては、次のような問題点があった。すなわち、図
8に示すように扉7を開けて作業を行う際に、扉の内面
7b側から硬貨誘導通路板17が垂直方向に突出してい
るため、作業の邪魔になったり、安全性が確保できなか
ったりする。また、作業者が誤ってこの硬貨誘導通路板
17に当たり、これを破損するような問題点も生じてい
た。
【0005】この際、扉7が180度以上回転できれば
良いが、通常の自動販売機Aは、狭いスペースに設置さ
れるため、扉の開閉角度はほぼ90度以内に制限されて
いる。そこで、扉7の開閉角度を小さくせざるを得ない
ような制限されたスペースにおいても、作業性に支障を
生じさせない自動販売機の構造が望まれていた。上記の
ような問題点に鑑みて、本発明の自動販売機において
は、扉を開いて作業を行う際に作業者の邪魔にならず、
安全性も確保されるような自動販売機の提供を目的とす
る。さらにこれと関連して、作業者がこの硬貨誘導通路
板を誤って破損しないようにする自動販売機を提供する
ことも目的とする。
良いが、通常の自動販売機Aは、狭いスペースに設置さ
れるため、扉の開閉角度はほぼ90度以内に制限されて
いる。そこで、扉7の開閉角度を小さくせざるを得ない
ような制限されたスペースにおいても、作業性に支障を
生じさせない自動販売機の構造が望まれていた。上記の
ような問題点に鑑みて、本発明の自動販売機において
は、扉を開いて作業を行う際に作業者の邪魔にならず、
安全性も確保されるような自動販売機の提供を目的とす
る。さらにこれと関連して、作業者がこの硬貨誘導通路
板を誤って破損しないようにする自動販売機を提供する
ことも目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記のような課題を解決
するために、本発明の自動販売機では次のような手段を
講じた。すなわち、請求項1記載の自動販売機において
は、内部に少なくとも硬貨選別装置を具備する自動販売
機本体と、該自動販売機本体の開口部を開閉する扉とを
備えてなり、前記扉の外面側には硬貨投入部が形成さ
れ、該扉の内面側には、該内面から突出して前記硬貨投
入部から投入された硬貨を前記硬貨選別装置に導く硬貨
誘導通路を備えた硬貨誘導通路板が設けられてなる自動
販売機において、前記硬貨誘導通路板が、前記扉を回動
させて開いた際には、該扉の回動と連動して該扉の内面
側に倒伏し、前記扉を回動させて閉じた際には、該扉の
回動と連動して該扉の内面側から起立して前記硬貨誘導
通路を前記硬貨選別装置に連通させることを特徴とす
る。
するために、本発明の自動販売機では次のような手段を
講じた。すなわち、請求項1記載の自動販売機において
は、内部に少なくとも硬貨選別装置を具備する自動販売
機本体と、該自動販売機本体の開口部を開閉する扉とを
備えてなり、前記扉の外面側には硬貨投入部が形成さ
れ、該扉の内面側には、該内面から突出して前記硬貨投
入部から投入された硬貨を前記硬貨選別装置に導く硬貨
誘導通路を備えた硬貨誘導通路板が設けられてなる自動
販売機において、前記硬貨誘導通路板が、前記扉を回動
させて開いた際には、該扉の回動と連動して該扉の内面
側に倒伏し、前記扉を回動させて閉じた際には、該扉の
回動と連動して該扉の内面側から起立して前記硬貨誘導
通路を前記硬貨選別装置に連通させることを特徴とす
る。
【0007】この自動販売機においては、前記扉の回動
と連動して前記硬貨誘導通路板が前記扉の内面側から起
伏・倒立するため、扉を開けて作業を行う際の邪魔にな
らず、さらに、作業を終了して扉を閉めた際には、硬貨
誘導通路板が起立して硬貨選別装置と連通し硬貨投入口
から投入された硬貨を硬貨選別装置に導く。
と連動して前記硬貨誘導通路板が前記扉の内面側から起
伏・倒立するため、扉を開けて作業を行う際の邪魔にな
らず、さらに、作業を終了して扉を閉めた際には、硬貨
誘導通路板が起立して硬貨選別装置と連通し硬貨投入口
から投入された硬貨を硬貨選別装置に導く。
【0008】請求項2に記載された自動販売機において
は、請求項1に記載されている自動販売機において、前
記扉の内面側には、前記硬貨誘導通路板が該扉の内面側
に倒伏した際に、これを収納する通路板収納部が設けら
れていることを特徴とする。
は、請求項1に記載されている自動販売機において、前
記扉の内面側には、前記硬貨誘導通路板が該扉の内面側
に倒伏した際に、これを収納する通路板収納部が設けら
れていることを特徴とする。
【0009】この自動販売機においては、扉を開けた際
に硬貨誘導通路板が前記収納部内に収納されるため、作
業の邪魔にならず、硬貨誘導通路も作業時の破損等から
保護される。
に硬貨誘導通路板が前記収納部内に収納されるため、作
業の邪魔にならず、硬貨誘導通路も作業時の破損等から
保護される。
【0010】
【発明の実施の形態】以下、本発明の自動販売機の一実
施の形態について、図面を参照して説明する。以下の図
面において、従来の自動販売機Aと同一部分については
同一符号を付してその説明を省略する。
施の形態について、図面を参照して説明する。以下の図
面において、従来の自動販売機Aと同一部分については
同一符号を付してその説明を省略する。
【0011】図1は、本発明の一実施の形態として示し
た自動販売機の斜視図である。この図は扉を開いた状態
を示しているが、この自動販売機Bにおいて、従来の自
動販売機Aと異なる点は扉7を回動させて開いた際に
は、、硬貨誘導通路板17が扉7の回動と連動して扉の
内面7b側へ倒伏し、扉7を回動させて閉じた際には、
扉7の回動と連動して扉の内面7b側から起立するよう
になっている点である。また扉7の内面7b側には、硬
貨誘導通路板17が扉の内面7b側へ倒伏した際に、こ
れを収納する凹部である通路板収納部21が設けられて
いる。
た自動販売機の斜視図である。この図は扉を開いた状態
を示しているが、この自動販売機Bにおいて、従来の自
動販売機Aと異なる点は扉7を回動させて開いた際に
は、、硬貨誘導通路板17が扉7の回動と連動して扉の
内面7b側へ倒伏し、扉7を回動させて閉じた際には、
扉7の回動と連動して扉の内面7b側から起立するよう
になっている点である。また扉7の内面7b側には、硬
貨誘導通路板17が扉の内面7b側へ倒伏した際に、こ
れを収納する凹部である通路板収納部21が設けられて
いる。
【0012】次にこの自動販売機Bの動作について図1
から図4までを参照して説明する。この自動販売機Bに
おいては、図1に示すように、扉7を回動させて開いた
際には、硬貨誘導通路板17がこの扉7の回動と連動し
て扉の内面7a側に倒伏し通路板収納部21に収納され
る。
から図4までを参照して説明する。この自動販売機Bに
おいては、図1に示すように、扉7を回動させて開いた
際には、硬貨誘導通路板17がこの扉7の回動と連動し
て扉の内面7a側に倒伏し通路板収納部21に収納され
る。
【0013】これに対して図2及び図3は、扉7を閉め
て開口部5を閉塞させた際の扉7及び自動販売機Bの様
子を示したものである。これらの図において明かなよう
に扉7を閉めた状態においては、硬貨誘導通路板17
が、扉7の内面7b側に設けられている誘導板収納部2
1から起伏して突出している。そして、硬貨誘導通路1
5は、硬貨選別装置側の連絡口1aと連通する。
て開口部5を閉塞させた際の扉7及び自動販売機Bの様
子を示したものである。これらの図において明かなよう
に扉7を閉めた状態においては、硬貨誘導通路板17
が、扉7の内面7b側に設けられている誘導板収納部2
1から起伏して突出している。そして、硬貨誘導通路1
5は、硬貨選別装置側の連絡口1aと連通する。
【0014】次に、上記のように硬貨誘導通路板17
が、扉7の回動と連動して回動する連動回動機構31の
構造について、図4及び図5を参照して説明する。図5
に示すように連動回動機構31は、扉7に取り付けられ
た扉側回動軸33と、この扉側回動軸33をその周囲か
ら把持するように自動販売機本体3側に取り付けられた
蝶番機構35と、硬貨誘導通路板17をその端部37を
中心として回動させるための誘導板回動軸41と、前記
扉側回動軸33の先端部に取り付けられた扉側プーリー
45と、前記誘導板回動軸41の先端部に取り付けられ
た誘導板側プーリー47と、これら2つのプーリー45
及び47間に掛けられたベルト51とから構成されてい
る。そして、これら2つのプーリー45及び47の径
は、扉7を開閉した際に、硬貨誘導通路板17がうまく
起立・倒伏するように予め調整されている。
が、扉7の回動と連動して回動する連動回動機構31の
構造について、図4及び図5を参照して説明する。図5
に示すように連動回動機構31は、扉7に取り付けられ
た扉側回動軸33と、この扉側回動軸33をその周囲か
ら把持するように自動販売機本体3側に取り付けられた
蝶番機構35と、硬貨誘導通路板17をその端部37を
中心として回動させるための誘導板回動軸41と、前記
扉側回動軸33の先端部に取り付けられた扉側プーリー
45と、前記誘導板回動軸41の先端部に取り付けられ
た誘導板側プーリー47と、これら2つのプーリー45
及び47間に掛けられたベルト51とから構成されてい
る。そして、これら2つのプーリー45及び47の径
は、扉7を開閉した際に、硬貨誘導通路板17がうまく
起立・倒伏するように予め調整されている。
【0015】この連動回動機構31を中心とした、自動
販売機Bの動作について説明すると、まず、扉7が開口
部5を閉塞した状態においては、図4(a)に示すよう
に、硬貨誘導通路板17は扉の内面7b側から起立(突
出)しており、硬貨誘導通路15と硬貨選別装置1側の
連絡口とは連通している。ここで扉7を開口していく
と、図5に示す扉側回動軸33が扉7の開口方向と同方
向に回動し、扉側プーリー45を同方向に回動させる。
すると、この回動力はベルト51によって誘導板側プー
リー47を同方向へ回動させて、誘導板回動軸41を同
方向に回動させる。これにより、図4(b)に示すよう
に、硬貨誘導通路板17は半開きの状態まで誘導板収納
部21側へ傾く。さらに扉7を開口させると、ついに
は、図4(c)に示すように硬貨誘導通路板17は扉7
の内面7b側に完全に倒伏し、誘導板収納部21内に収
納される。
販売機Bの動作について説明すると、まず、扉7が開口
部5を閉塞した状態においては、図4(a)に示すよう
に、硬貨誘導通路板17は扉の内面7b側から起立(突
出)しており、硬貨誘導通路15と硬貨選別装置1側の
連絡口とは連通している。ここで扉7を開口していく
と、図5に示す扉側回動軸33が扉7の開口方向と同方
向に回動し、扉側プーリー45を同方向に回動させる。
すると、この回動力はベルト51によって誘導板側プー
リー47を同方向へ回動させて、誘導板回動軸41を同
方向に回動させる。これにより、図4(b)に示すよう
に、硬貨誘導通路板17は半開きの状態まで誘導板収納
部21側へ傾く。さらに扉7を開口させると、ついに
は、図4(c)に示すように硬貨誘導通路板17は扉7
の内面7b側に完全に倒伏し、誘導板収納部21内に収
納される。
【0016】開口させた扉7を、逆閉鎖する方向へ回動
させると、前記開口動作と逆の動作により硬貨誘導通路
板17は、誘導板収納部21から出て最終的に扉7が閉
じた(開口部5を閉塞した)状態において起立し、元の
状態に戻ることになる。このような動作を繰り返すこと
により、作業者が扉を開口してメンテナンス等を行う際
には、硬貨誘導通路板が邪魔にならず、扉を閉じた際に
は正常に硬貨を硬貨選別装置に誘導させることが可能と
なる。
させると、前記開口動作と逆の動作により硬貨誘導通路
板17は、誘導板収納部21から出て最終的に扉7が閉
じた(開口部5を閉塞した)状態において起立し、元の
状態に戻ることになる。このような動作を繰り返すこと
により、作業者が扉を開口してメンテナンス等を行う際
には、硬貨誘導通路板が邪魔にならず、扉を閉じた際に
は正常に硬貨を硬貨選別装置に誘導させることが可能と
なる。
【0017】次に本発明の自動販売機の第1の変形例に
ついて図6を参照して説明する。図6に示した構造にお
ける連動回動機構31は、扉7に取り付けられた扉側回
動軸33と、この扉側回動軸をその周囲から把持するよ
うに自動販売機本体3側に取り付けられた図示しない蝶
番機構と、硬貨誘導通路板17をその端部37を中心と
して回動させるための誘導板回動軸41と、前記扉側回
動軸33の先端部に取り付けられた扉側傘歯車61と、
前記誘導板回動軸41の先端部に取り付けられた誘導板
側傘歯車63と、これら2つの傘歯車61・63間を連
結する傘歯車65・67及び歯竿71とから構成されて
いる
ついて図6を参照して説明する。図6に示した構造にお
ける連動回動機構31は、扉7に取り付けられた扉側回
動軸33と、この扉側回動軸をその周囲から把持するよ
うに自動販売機本体3側に取り付けられた図示しない蝶
番機構と、硬貨誘導通路板17をその端部37を中心と
して回動させるための誘導板回動軸41と、前記扉側回
動軸33の先端部に取り付けられた扉側傘歯車61と、
前記誘導板回動軸41の先端部に取り付けられた誘導板
側傘歯車63と、これら2つの傘歯車61・63間を連
結する傘歯車65・67及び歯竿71とから構成されて
いる
【0018】ここで扉7を開口していくと、扉側回動軸
33が扉7の開口方向と同方向に回動し、扉側傘歯車6
1を同方向に回動させる。すると、この回動力は傘歯車
65・歯竿71・傘歯車67を通して誘導板側傘歯車6
3を同方向へ回動させて、誘導板回動軸41を同方向に
回動させることができる。
33が扉7の開口方向と同方向に回動し、扉側傘歯車6
1を同方向に回動させる。すると、この回動力は傘歯車
65・歯竿71・傘歯車67を通して誘導板側傘歯車6
3を同方向へ回動させて、誘導板回動軸41を同方向に
回動させることができる。
【0019】次に本発明の自動販売機の第2の変形例に
ついて図7を参照して説明する。図7に示した構造にお
ける連動回動機構31は、扉7に取り付けられた扉側回
動軸33と、この扉側回動軸をその周囲から把持するよ
うに自動販売機本体3側に取り付けられた図示しない蝶
番機構35と、硬貨誘導通路板17をその端部37を中
心として回動させるための誘導板回動軸41と、前記扉
側回動軸33の先端部に取り付けられた扉側平歯車81
と、前記誘導板回動軸41の先端部に取り付けられた誘
導板側平歯車85と、これら2つの平歯車81・85間
を連結する平歯車83で構成されている
ついて図7を参照して説明する。図7に示した構造にお
ける連動回動機構31は、扉7に取り付けられた扉側回
動軸33と、この扉側回動軸をその周囲から把持するよ
うに自動販売機本体3側に取り付けられた図示しない蝶
番機構35と、硬貨誘導通路板17をその端部37を中
心として回動させるための誘導板回動軸41と、前記扉
側回動軸33の先端部に取り付けられた扉側平歯車81
と、前記誘導板回動軸41の先端部に取り付けられた誘
導板側平歯車85と、これら2つの平歯車81・85間
を連結する平歯車83で構成されている
【0020】ここで扉7を開口していくと、扉側回動軸
33が扉7の開口方向と同方向に回動し、扉側平歯車8
1を同方向に回動させる。するとこの回動力は平歯車8
3を通して誘導板側平歯車85を同方向へ回動させて、
誘導板回動軸41を同方向に回動させることができる。
もちろん上記変形例1及び2は単なる例示であり、この
他にもリンクを用いて扉の回動と硬貨誘導通路板の回動
とを連動させることも可能である。
33が扉7の開口方向と同方向に回動し、扉側平歯車8
1を同方向に回動させる。するとこの回動力は平歯車8
3を通して誘導板側平歯車85を同方向へ回動させて、
誘導板回動軸41を同方向に回動させることができる。
もちろん上記変形例1及び2は単なる例示であり、この
他にもリンクを用いて扉の回動と硬貨誘導通路板の回動
とを連動させることも可能である。
【0021】尚、前記連動回動機構31は、機械的メカ
ニズムを用いたものでなくても電気的メカニズムを用い
たものでも良い。例えば、誘導板回動軸41が電動モー
タにより回転できるように構成しておき、扉付近に設け
られて扉の開閉の状況を光学センサー等でセンシング
し、その状況に応じた指示信号を前記電動モータに付与
して誘導板回動軸の回動の方向及び回動の量を決定する
ような電気的メカニズムを採用しても良い。
ニズムを用いたものでなくても電気的メカニズムを用い
たものでも良い。例えば、誘導板回動軸41が電動モー
タにより回転できるように構成しておき、扉付近に設け
られて扉の開閉の状況を光学センサー等でセンシング
し、その状況に応じた指示信号を前記電動モータに付与
して誘導板回動軸の回動の方向及び回動の量を決定する
ような電気的メカニズムを採用しても良い。
【0022】
【発明の効果】以上説明したように本発明の自動販売機
においては、扉を開いて作業を行う際に、硬貨誘導通路
板が扉の内面側に倒伏するため、作業者の邪魔になら
す、メンテナンス等がスムーズにできるという効果があ
る。一方、扉を閉めた場合には、硬貨誘導通路板が扉の
内面側から起立して、硬貨誘導通路が硬貨選別装置側と
連通するため、簡単に正常の使用状態に戻すことが可能
となる。さらにこれらの効果と関連して、作業者がこの
硬貨誘導通路板を誤って破損することがなくなり、作業
の安全性も確保できるという効果をも発揮する。
においては、扉を開いて作業を行う際に、硬貨誘導通路
板が扉の内面側に倒伏するため、作業者の邪魔になら
す、メンテナンス等がスムーズにできるという効果があ
る。一方、扉を閉めた場合には、硬貨誘導通路板が扉の
内面側から起立して、硬貨誘導通路が硬貨選別装置側と
連通するため、簡単に正常の使用状態に戻すことが可能
となる。さらにこれらの効果と関連して、作業者がこの
硬貨誘導通路板を誤って破損することがなくなり、作業
の安全性も確保できるという効果をも発揮する。
【図1】 本発明の一実施の形態として示した自動販売
機の扉を開いた状態を示す斜視図である。
機の扉を開いた状態を示す斜視図である。
【図2】 本発明の自動販売機の要部拡大図であり、扉
を閉じた状態を示している。
を閉じた状態を示している。
【図3】 本発明の一実施の形態として示した自動販売
機の扉を閉じた状態を示す側面図である。
機の扉を閉じた状態を示す側面図である。
【図4】 本発明の一実施の形態として示した自動販売
機の扉の側面図であり、(a)は扉を閉じた状態、
(b)は扉を半開きにした状態、(c)は扉を開いた状
態を示している。
機の扉の側面図であり、(a)は扉を閉じた状態、
(b)は扉を半開きにした状態、(c)は扉を開いた状
態を示している。
【図5】 本発明の自動販売機の要部拡大図であり、連
動回動機構の構造を説明するための斜視図である。
動回動機構の構造を説明するための斜視図である。
【図6】 連動回動機構の第1の変形例を側面図であ
る。
る。
【図7】 連動回動機構の第2の変形例を側面図であ
る。
る。
【図8】 従来の自動販売機の扉を開いた状態を示す斜
視図である。
視図である。
【図9】 従来の自動販売機の扉を閉じた状態を示す側
面図である。
面図である。
A、B…自動販売機 1…硬貨選別装置 3…自動販売機本体 5…開口部 7…扉 7a…扉の外面側 7b…扉の内面側 11…硬貨投入口 15…硬貨誘導通路 17…硬貨誘導通路板 21…通路板収納部 31…連動回動機構
Claims (2)
- 【請求項1】 内部に少なくとも硬貨選別装置を具備す
る自動販売機本体と、 該自動販売機本体の開口部を開閉する扉とを備えてな
り、 前記扉の外面側には硬貨投入部が形成され、 該扉の内面側には、該内面から突出して前記硬貨投入部
から投入された硬貨を前記硬貨選別装置に導く硬貨誘導
通路を備えた硬貨誘導通路板が設けられてなる自動販売
機において、 前記硬貨誘導通路板が、 前記扉を回動させて開いた際には、該扉の回動と連動し
て該扉の内面側に倒伏し、 前記扉を回動させて閉じた際には、該扉の回動と連動し
て該扉の内面側から起立し前記硬貨誘導通路を前記硬貨
選別装置と連通させることを特徴とする自動販売機。 - 【請求項2】 請求項1に記載されている自動販売機に
おいて、 前記扉の内面側には、 前記硬貨誘導通路板が該扉の内面側に倒伏した際に、こ
れを収納する通路板収納部が設けられていることを特徴
とする自動販売機。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP12766197A JPH10320612A (ja) | 1997-05-16 | 1997-05-16 | 自動販売機 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP12766197A JPH10320612A (ja) | 1997-05-16 | 1997-05-16 | 自動販売機 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH10320612A true JPH10320612A (ja) | 1998-12-04 |
Family
ID=14965607
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP12766197A Withdrawn JPH10320612A (ja) | 1997-05-16 | 1997-05-16 | 自動販売機 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH10320612A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
EP1353542A2 (en) | 2001-12-25 | 2003-10-15 | Ngk Spark Plug Co., Ltd | Multilayered wiring board, and process for its production |
-
1997
- 1997-05-16 JP JP12766197A patent/JPH10320612A/ja not_active Withdrawn
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
EP1353542A2 (en) | 2001-12-25 | 2003-10-15 | Ngk Spark Plug Co., Ltd | Multilayered wiring board, and process for its production |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A300 | Withdrawal of application because of no request for examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A300 Effective date: 20040803 |