JPH10310955A - 織機の経糸供給装置およびその経糸ボビンの経糸巻取装置 - Google Patents
織機の経糸供給装置およびその経糸ボビンの経糸巻取装置Info
- Publication number
- JPH10310955A JPH10310955A JP12483797A JP12483797A JPH10310955A JP H10310955 A JPH10310955 A JP H10310955A JP 12483797 A JP12483797 A JP 12483797A JP 12483797 A JP12483797 A JP 12483797A JP H10310955 A JPH10310955 A JP H10310955A
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- bobbins
- bobbin
- warps
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 多数の経糸ボビン1を垂直方向および水平方
向に配列し、経糸ボビンの経糸3を織機本体4に供給す
る織機の経糸供給装置において、経糸ボビンの数を増加
せず、その所要スペースを増大させず、織機本体に供給
する経糸の数を任意に増加し、織物の密度を大幅に高め
る。 【解決手段】 各経糸ボビンとしてそれぞれ複数の経糸
を巻き取ったボビンが使用され、その各経糸が織機本体
に供給される。
向に配列し、経糸ボビンの経糸3を織機本体4に供給す
る織機の経糸供給装置において、経糸ボビンの数を増加
せず、その所要スペースを増大させず、織機本体に供給
する経糸の数を任意に増加し、織物の密度を大幅に高め
る。 【解決手段】 各経糸ボビンとしてそれぞれ複数の経糸
を巻き取ったボビンが使用され、その各経糸が織機本体
に供給される。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、織機の経糸供給装置
およびその経糸ボビンの経糸巻取装置に関するものであ
る。
およびその経糸ボビンの経糸巻取装置に関するものであ
る。
【0002】
【従来技術とその問題点】いわゆるクリール方式の織機
では、一般に、多数の経糸ボビンが垂直方向および水平
方向に配列され、経糸ボビンの経糸が織機本体に供給さ
れる。経糸としてステンレスなどの金属からなる金属糸
が使用され、それが織機本体に供給されることもある。
これによって織物が製織されるものであるが、その織物
の密度を高めるには、織機本体に供給する経糸の数を増
加する必要があり、経糸ボビンの数を増加する必要があ
る。この場合、問題は経糸ボビンの所要スペースであ
る。多数の経糸ボビンを垂直方向および水平方向に配列
するには、その配列方向に大きいスペースが要求され、
普通、それは織機本体の数倍の大きさに達する。このた
め、スペース上、経糸ボビンの数が制限され、織物の密
度を大幅に高めることはできないという問題があったも
のである。
では、一般に、多数の経糸ボビンが垂直方向および水平
方向に配列され、経糸ボビンの経糸が織機本体に供給さ
れる。経糸としてステンレスなどの金属からなる金属糸
が使用され、それが織機本体に供給されることもある。
これによって織物が製織されるものであるが、その織物
の密度を高めるには、織機本体に供給する経糸の数を増
加する必要があり、経糸ボビンの数を増加する必要があ
る。この場合、問題は経糸ボビンの所要スペースであ
る。多数の経糸ボビンを垂直方向および水平方向に配列
するには、その配列方向に大きいスペースが要求され、
普通、それは織機本体の数倍の大きさに達する。このた
め、スペース上、経糸ボビンの数が制限され、織物の密
度を大幅に高めることはできないという問題があったも
のである。
【0003】
【発明の目的】したがって、この発明は、多数の経糸ボ
ビンを垂直方向および水平方向に配列し、経糸ボビンの
経糸を織機本体に供給する織機の経糸供給装置におい
て、経糸ボビンの数を増加せず、その所要スペースを増
大させず、織機本体に供給する経糸の数を任意に増加
し、織物の密度を大幅に高めることを目的としてなされ
たものである。
ビンを垂直方向および水平方向に配列し、経糸ボビンの
経糸を織機本体に供給する織機の経糸供給装置におい
て、経糸ボビンの数を増加せず、その所要スペースを増
大させず、織機本体に供給する経糸の数を任意に増加
し、織物の密度を大幅に高めることを目的としてなされ
たものである。
【0004】
【発明の構成】この発明によれば、各経糸ボビンとして
それぞれ複数の経糸を巻き取ったボビンが使用され、そ
の各経糸が織機本体に供給される。
それぞれ複数の経糸を巻き取ったボビンが使用され、そ
の各経糸が織機本体に供給される。
【0005】さらに、この発明によれば、経糸ボビンの
経糸を巻き取るとき、複数の第1ボビンに経糸が巻き取
られ、各第1ボビンが互いに平行に配列され、回転可能
に支持され、各第1ボビン毎にブレーキ手段が設けら
れ、各第1ボビンにおいて、そのブレーキ手段が第1ボ
ビンの回転軸に連結される。さらに、単一の第2ボビン
が第1ボビンに平行に配置され、回転可能に支持され、
駆動モータによって第2ボビンが回転駆動され、各経糸
が第2ボビンに導かれ、巻き取られる。さらに、各経糸
が第2ボビンに巻き取られるとき、各ブレーキ手段が各
第1ボビンに作用し、各経糸に均一のテンションが与え
られる。
経糸を巻き取るとき、複数の第1ボビンに経糸が巻き取
られ、各第1ボビンが互いに平行に配列され、回転可能
に支持され、各第1ボビン毎にブレーキ手段が設けら
れ、各第1ボビンにおいて、そのブレーキ手段が第1ボ
ビンの回転軸に連結される。さらに、単一の第2ボビン
が第1ボビンに平行に配置され、回転可能に支持され、
駆動モータによって第2ボビンが回転駆動され、各経糸
が第2ボビンに導かれ、巻き取られる。さらに、各経糸
が第2ボビンに巻き取られるとき、各ブレーキ手段が各
第1ボビンに作用し、各経糸に均一のテンションが与え
られる。
【0006】ブレーキ手段はヒステリシスブレーキであ
ることが好ましい。経糸はステンレスなどの金属からな
る金属糸であってもよい。
ることが好ましい。経糸はステンレスなどの金属からな
る金属糸であってもよい。
【0007】
【実施例の説明】以下、この発明の実施例を説明する。
【0008】図1において、これはクリール方式の織機
の経糸供給装置であり、その構造自体は一般に知られて
いるところのものである。経糸ボビン1の架台2におい
て、多数の経糸ボビン1が垂直方向および水平方向に配
列され、回転可能に支持されており、経糸ボビン1の経
糸3が織機本体4に供給される。さらに、織機本体4内
において、各経糸3がアゼに通され、整列され、開口装
置に通され、織前に導かれ、開口装置によって各経糸3
が開口され、緯糸がそれに通され、おさ打ちによって織
物が製織されるものである。
の経糸供給装置であり、その構造自体は一般に知られて
いるところのものである。経糸ボビン1の架台2におい
て、多数の経糸ボビン1が垂直方向および水平方向に配
列され、回転可能に支持されており、経糸ボビン1の経
糸3が織機本体4に供給される。さらに、織機本体4内
において、各経糸3がアゼに通され、整列され、開口装
置に通され、織前に導かれ、開口装置によって各経糸3
が開口され、緯糸がそれに通され、おさ打ちによって織
物が製織されるものである。
【0009】各経糸ボビン1については、その配列方向
に大きいスペースが要求され、それは織機本体4の数倍
の大きさに達するが、この織機の場合、各経糸ボビン1
としてそれぞれ複数の経糸3を巻き取ったボビンが使用
されている。経糸3はステンレスなどの金属からなる金
属糸である。そして、その各経糸3が織機本体4に供給
される。したがって、経糸ボビン1の数を増加せず、そ
の所要スペースを増大させず、織機本体4に供給する経
糸3の数を任意に増加し、織物の密度を大幅に高めるこ
とができる。この実施例では、各経糸ボビン1としてそ
れぞれ4本の経糸3を巻き取ったボビンが使用され、各
経糸ボビン1において、4本の経糸3が合糸状に巻き取
られており、その各経糸3が織機本体4に供給される。
したがって、経糸ボビン1の所要スペースを増大させ
ず、織機本体4に供給する経糸3の数を4倍に増加し、
織物の密度を4倍に高めることができる。
に大きいスペースが要求され、それは織機本体4の数倍
の大きさに達するが、この織機の場合、各経糸ボビン1
としてそれぞれ複数の経糸3を巻き取ったボビンが使用
されている。経糸3はステンレスなどの金属からなる金
属糸である。そして、その各経糸3が織機本体4に供給
される。したがって、経糸ボビン1の数を増加せず、そ
の所要スペースを増大させず、織機本体4に供給する経
糸3の数を任意に増加し、織物の密度を大幅に高めるこ
とができる。この実施例では、各経糸ボビン1としてそ
れぞれ4本の経糸3を巻き取ったボビンが使用され、各
経糸ボビン1において、4本の経糸3が合糸状に巻き取
られており、その各経糸3が織機本体4に供給される。
したがって、経糸ボビン1の所要スペースを増大させ
ず、織機本体4に供給する経糸3の数を4倍に増加し、
織物の密度を4倍に高めることができる。
【0010】反対に、織物の密度をそれほど高める必要
のない場合、それだけ経糸ボビン1の数を減少させるこ
ともできる。したがって、その所要スペースを大幅に減
少させることができる。経糸ボビン1の所要スペースを
大幅に減少させ、織物の密度を大幅に高めることもでき
る。
のない場合、それだけ経糸ボビン1の数を減少させるこ
ともできる。したがって、その所要スペースを大幅に減
少させることができる。経糸ボビン1の所要スペースを
大幅に減少させ、織物の密度を大幅に高めることもでき
る。
【0011】図2は図1の経糸ボビン1の経糸巻取装置
を示す。この装置では、複数の第1ボビン5に経糸3が
巻き取られ、第1ボビン5は水平方向にのび、同一面内
に設けられている。さらに、各第1ボビン5が水平方向
に間隔を置いて配置され、4つ1組に組分けされてお
り、各組において、4つの第1ボビン5が上下段違いに
配置され、互いに平行に配列されている。さらに、図4
に示すように、第1ボビン5の回転軸6にベアリング7
が設けられ、これが第1ボビン5の架台8に取り付けら
れ、各第1ボビン5が回転可能に支持されている。さら
に、各第1ボビン5毎にブレーキ手段9が設けられ、各
第1ボビン5において、そのブレーキ手段9が架台8に
取り付けられ、第1ボビン5の回転軸6に連結されてい
る。この実施例では、ギヤ10によってブレーキ手段9
と回転軸6が連結されている。ブレーキ手段9はヒステ
リシスブレーキである。
を示す。この装置では、複数の第1ボビン5に経糸3が
巻き取られ、第1ボビン5は水平方向にのび、同一面内
に設けられている。さらに、各第1ボビン5が水平方向
に間隔を置いて配置され、4つ1組に組分けされてお
り、各組において、4つの第1ボビン5が上下段違いに
配置され、互いに平行に配列されている。さらに、図4
に示すように、第1ボビン5の回転軸6にベアリング7
が設けられ、これが第1ボビン5の架台8に取り付けら
れ、各第1ボビン5が回転可能に支持されている。さら
に、各第1ボビン5毎にブレーキ手段9が設けられ、各
第1ボビン5において、そのブレーキ手段9が架台8に
取り付けられ、第1ボビン5の回転軸6に連結されてい
る。この実施例では、ギヤ10によってブレーキ手段9
と回転軸6が連結されている。ブレーキ手段9はヒステ
リシスブレーキである。
【0012】さらに、4つ1組の第1ボビン5におい
て、単一の第2ボビン11が各第1ボビン5と組み合わ
され、その下方に設けられている。第2ボビン11は第
1ボビン5に平行に配置され、回転可能に支持されてい
る。この実施例では、図3に示すように、第2ボビン1
1の回転軸12がブラケット13に取り付けられ、回転
可能に支持されている。さらに、ベルトまたはチェーン
14によって駆動モータ15と回転軸12が連結されて
いる。そして、駆動モータ15によって第2ボビン11
が回転駆動され、各経糸3が第2ボビン11に導かれ、
合糸状に巻き取られる。経糸3はトラバースガイド16
を通り、第2ボビン11に導かれ、トラバースガイド1
6は第2ボビン11の軸方向に往復移動する。したがっ
て、その経糸3を的確に巻き取ることができる。経糸3
はステンレスなどの金属からなる金属糸である。トラバ
ースガイド16は知られているところのものであり、そ
の構造の説明は省略する。
て、単一の第2ボビン11が各第1ボビン5と組み合わ
され、その下方に設けられている。第2ボビン11は第
1ボビン5に平行に配置され、回転可能に支持されてい
る。この実施例では、図3に示すように、第2ボビン1
1の回転軸12がブラケット13に取り付けられ、回転
可能に支持されている。さらに、ベルトまたはチェーン
14によって駆動モータ15と回転軸12が連結されて
いる。そして、駆動モータ15によって第2ボビン11
が回転駆動され、各経糸3が第2ボビン11に導かれ、
合糸状に巻き取られる。経糸3はトラバースガイド16
を通り、第2ボビン11に導かれ、トラバースガイド1
6は第2ボビン11の軸方向に往復移動する。したがっ
て、その経糸3を的確に巻き取ることができる。経糸3
はステンレスなどの金属からなる金属糸である。トラバ
ースガイド16は知られているところのものであり、そ
の構造の説明は省略する。
【0013】さらに、図5に示すように、各第1ボビン
5毎にガイドローラ17が設けられており、経糸3がガ
イドローラ17を通り、ガイドローラ17は経糸3のテ
ンションを受ける。さらに、ガイドローラ17が検出装
置18に連結され、制御装置19が検出装置18および
ブレーキ手段9に接続されており、検出装置18によっ
て経糸3のテンションが検出され、その検出信号にもと
づき、制御装置19によってブレーキ手段9の励磁電流
がフィードバック制御される。
5毎にガイドローラ17が設けられており、経糸3がガ
イドローラ17を通り、ガイドローラ17は経糸3のテ
ンションを受ける。さらに、ガイドローラ17が検出装
置18に連結され、制御装置19が検出装置18および
ブレーキ手段9に接続されており、検出装置18によっ
て経糸3のテンションが検出され、その検出信号にもと
づき、制御装置19によってブレーキ手段9の励磁電流
がフィードバック制御される。
【0014】したがって、各第2ボビン11において、
4本の経糸3を第2ボビン11に巻き取り、これを図1
の経糸ボビン1として使用することができる。さらに、
第2ボビン11に巻き取るとき、各経糸3のテンション
が変動すると、それによって各経糸3が伸縮し、これを
的確に巻き取ることができない。特に、経糸3はステン
レスなどの金属からなる金属糸であることは前述したと
おりであり、テンションによって経糸4が伸縮しやす
く、問題は大きい。したがって、各経糸3に均一のテン
ションを与える必要があるが、この装置では、各ブレー
キ手段9が各第1ボビン5に作用する。さらに、検出装
置18によって経糸3のテンションが検出され、制御装
置19によってブレーキ手段9の励磁電流がフィードバ
ックされ、各第1ボビン5に均一のブレーキ力が加えら
れる。したがって、4本の経糸3を第2ボビン11に巻
き取るとき、各経糸3に均一のテンションを与え、これ
を的確に巻き取ることができる。この結果、その第2ボ
ビン11を織機の経糸ボビン1として使用することがで
きるものである。
4本の経糸3を第2ボビン11に巻き取り、これを図1
の経糸ボビン1として使用することができる。さらに、
第2ボビン11に巻き取るとき、各経糸3のテンション
が変動すると、それによって各経糸3が伸縮し、これを
的確に巻き取ることができない。特に、経糸3はステン
レスなどの金属からなる金属糸であることは前述したと
おりであり、テンションによって経糸4が伸縮しやす
く、問題は大きい。したがって、各経糸3に均一のテン
ションを与える必要があるが、この装置では、各ブレー
キ手段9が各第1ボビン5に作用する。さらに、検出装
置18によって経糸3のテンションが検出され、制御装
置19によってブレーキ手段9の励磁電流がフィードバ
ックされ、各第1ボビン5に均一のブレーキ力が加えら
れる。したがって、4本の経糸3を第2ボビン11に巻
き取るとき、各経糸3に均一のテンションを与え、これ
を的確に巻き取ることができる。この結果、その第2ボ
ビン11を織機の経糸ボビン1として使用することがで
きるものである。
【0015】なお、この実施例では、各ブレーキ手段9
にヒストリシスブレーキを使用し、検出装置18によっ
て経糸3のテンションを検出し、制御装置19によって
ブレーキ手段9の励磁電流をフィードバック制御するよ
うにしたものを説明したが、必ずしもその必要はない。
適当な手段によって第1ボビン5の巻出径を検出し、そ
の検出信号にもとづき、制御装置によってブレーキ手段
9の励磁電流をオープンループ制御しても、各経糸3に
均一のテンションを与え、同様の作用効果を得ることが
できる。ヒストリシスブレーキに代えて他の種類のブレ
ーキを使用してもよい。各ブレーキ手段9にトルクモー
タを使用し、それを各第1ボビン5に作用させてもよ
い。
にヒストリシスブレーキを使用し、検出装置18によっ
て経糸3のテンションを検出し、制御装置19によって
ブレーキ手段9の励磁電流をフィードバック制御するよ
うにしたものを説明したが、必ずしもその必要はない。
適当な手段によって第1ボビン5の巻出径を検出し、そ
の検出信号にもとづき、制御装置によってブレーキ手段
9の励磁電流をオープンループ制御しても、各経糸3に
均一のテンションを与え、同様の作用効果を得ることが
できる。ヒストリシスブレーキに代えて他の種類のブレ
ーキを使用してもよい。各ブレーキ手段9にトルクモー
タを使用し、それを各第1ボビン5に作用させてもよ
い。
【0016】さらに、この実施例では、4本の経糸3を
第2ボビン11に巻き取るようにしたものを説明した
が、それ以上の数の経糸3を第2ボビン11に巻き取
り、これを織機の経糸ボビン1として使用してもよい。
2本または3本の経糸3を第2ボビン11に巻き取り、
これを織機の経糸ボビン1として使用してもよい。しか
しながら、織機本体4内において、各経糸3をアゼに通
し、整列させる必要がある関係上、偶数の経糸3を第2
ボビン11に巻き取り、それを織機の経糸ボビン1とし
て使用することが好ましい。経糸3はステンレスなどの
金属からなる金属糸ではなく、一般繊維の糸であっても
よい。
第2ボビン11に巻き取るようにしたものを説明した
が、それ以上の数の経糸3を第2ボビン11に巻き取
り、これを織機の経糸ボビン1として使用してもよい。
2本または3本の経糸3を第2ボビン11に巻き取り、
これを織機の経糸ボビン1として使用してもよい。しか
しながら、織機本体4内において、各経糸3をアゼに通
し、整列させる必要がある関係上、偶数の経糸3を第2
ボビン11に巻き取り、それを織機の経糸ボビン1とし
て使用することが好ましい。経糸3はステンレスなどの
金属からなる金属糸ではなく、一般繊維の糸であっても
よい。
【0017】
【発明の効果】以上説明したように、この発明によれ
ば、各経糸ボビン1としてそれぞれ複数の経糸3を巻き
取ったボビンが使用され、その各経糸3が織機本体4に
供給される。この結果、経糸ボビン1の数を増加せず、
その所要スペースを増大させず、織機本体に供給する経
糸3の数を任意に増加し、織物の密度を大幅に高めるこ
とができる。
ば、各経糸ボビン1としてそれぞれ複数の経糸3を巻き
取ったボビンが使用され、その各経糸3が織機本体4に
供給される。この結果、経糸ボビン1の数を増加せず、
その所要スペースを増大させず、織機本体に供給する経
糸3の数を任意に増加し、織物の密度を大幅に高めるこ
とができる。
【0018】さらに、この発明によれば、複数の第1ボ
ビン5に経糸3が巻き取られ、各経糸3が第2ボビン1
1に導かれ、巻き取られる。さらに、各第1ボビン5毎
にブレーキ手段9が設けられ、各ブレーキ手段9が各第
1ボビン5に作用し、各経糸3に均一のテンションが与
えられる。したがって、各経糸3を的確に巻き取り、こ
れを織機の経糸ボビン1として使用することができ、所
期の目的を達成することができるものである。
ビン5に経糸3が巻き取られ、各経糸3が第2ボビン1
1に導かれ、巻き取られる。さらに、各第1ボビン5毎
にブレーキ手段9が設けられ、各ブレーキ手段9が各第
1ボビン5に作用し、各経糸3に均一のテンションが与
えられる。したがって、各経糸3を的確に巻き取り、こ
れを織機の経糸ボビン1として使用することができ、所
期の目的を達成することができるものである。
【図1】この発明の実施例を示す側面図である。
【図2】図1の経糸ボビンの経糸巻取装置を示す正面図
である。
である。
【図3】図2の装置の側面図である。
【図4】図2の第1ボビンの断面図である。
【図5】図2の装置の説明図である。
1 経糸ボビン 3 経糸 4 織機本体 5 第1ボビン 6 回転軸 9 ブレーキ手段 11 第2ボビン 15 駆動モータ
Claims (3)
- 【請求項1】 多数の経糸ボビンを垂直方向および水平
方向に配列し、前記経糸ボビンの経糸を織機本体に供給
するようにした装置において、前記各経糸ボビンとして
それぞれ複数の経糸を巻き取ったボビンを使用し、その
各経糸を前記織機本体に供給するようにしたことを特徴
とする織機の経糸供給装置。 - 【請求項2】 複数の第1ボビンに経糸を巻き取り、各
第1ボビンを互いに平行に配列し、回転可能に支持し、
各第1ボビン毎にブレーキ手段を設け、前記各第1ボビ
ンにおいて、そのブレーキ手段を前記第1ボビンの回転
軸に連結し、さらに、単一の第2ボビンを前記第1ボビ
ンに平行に配置し、回転可能に支持し、駆動モータによ
って前記第2ボビンを回転駆動し、前記各経糸を前記第
2ボビンに導き、巻き取り、前記各ブレーキ手段を前記
各第1ボビンに作用させ、前記各経糸に均一のテンショ
ンを与えるようにしたことを特徴とする経糸ボビンの経
糸巻取装置。 - 【請求項3】 前記ブレーキ手段はヒステリシスブレー
キであり、前記経糸はステンレスなどの金属からなる金
属糸であることを特徴とする請求項2に記載の装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP12483797A JPH10310955A (ja) | 1997-04-28 | 1997-04-28 | 織機の経糸供給装置およびその経糸ボビンの経糸巻取装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP12483797A JPH10310955A (ja) | 1997-04-28 | 1997-04-28 | 織機の経糸供給装置およびその経糸ボビンの経糸巻取装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH10310955A true JPH10310955A (ja) | 1998-11-24 |
Family
ID=14895328
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP12483797A Pending JPH10310955A (ja) | 1997-04-28 | 1997-04-28 | 織機の経糸供給装置およびその経糸ボビンの経糸巻取装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH10310955A (ja) |
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO2015019910A1 (ja) * | 2013-08-07 | 2015-02-12 | 小倉クラッチ株式会社 | スピンドルユニット |
JP2020169410A (ja) * | 2019-04-03 | 2020-10-15 | 小倉クラッチ株式会社 | スピンドルユニット |
US11760600B2 (en) | 2020-06-17 | 2023-09-19 | Ogura Clutch Co., Ltd | Spindle unit |
-
1997
- 1997-04-28 JP JP12483797A patent/JPH10310955A/ja active Pending
Cited By (6)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO2015019910A1 (ja) * | 2013-08-07 | 2015-02-12 | 小倉クラッチ株式会社 | スピンドルユニット |
JPWO2015019910A1 (ja) * | 2013-08-07 | 2017-03-02 | 小倉クラッチ株式会社 | スピンドルユニット |
US9783388B2 (en) | 2013-08-07 | 2017-10-10 | Ogura Clutch Co., Ltd. | Spindle unit |
JP2020169410A (ja) * | 2019-04-03 | 2020-10-15 | 小倉クラッチ株式会社 | スピンドルユニット |
US11427432B2 (en) | 2019-04-03 | 2022-08-30 | Ogura Clutch Co., Ltd. | Spindle unit |
US11760600B2 (en) | 2020-06-17 | 2023-09-19 | Ogura Clutch Co., Ltd | Spindle unit |
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