JPH10310314A - シート処理装置及びこれを備える画像形成装置 - Google Patents
シート処理装置及びこれを備える画像形成装置Info
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- JPH10310314A JPH10310314A JP9117274A JP11727497A JPH10310314A JP H10310314 A JPH10310314 A JP H10310314A JP 9117274 A JP9117274 A JP 9117274A JP 11727497 A JP11727497 A JP 11727497A JP H10310314 A JPH10310314 A JP H10310314A
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- sheet
- tray
- sheets
- processing apparatus
- discharge
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- Folding Of Thin Sheet-Like Materials, Special Discharging Devices, And Others (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 排出されるシートを、排出時間を短縮してト
レイ上に排出すると共にシートの積載性を向上させたシ
ート処理装置を実現する。 【解決手段】 排出ローラ対32,33によりトレイ2
3〜25上に排出されるシートの後端部に、排出ローラ
対の上方に配設したエアー供給源61によってエアーを
吹き付けることで、シート後端部をトレイ側に落とし込
む。これにより、シートの積載時間が短縮されると共
に、シート後端部を規制する後端規制部材20にシート
が引っかかるのを防止してシートの積載性が向上する。
レイ上に排出すると共にシートの積載性を向上させたシ
ート処理装置を実現する。 【解決手段】 排出ローラ対32,33によりトレイ2
3〜25上に排出されるシートの後端部に、排出ローラ
対の上方に配設したエアー供給源61によってエアーを
吹き付けることで、シート後端部をトレイ側に落とし込
む。これにより、シートの積載時間が短縮されると共
に、シート後端部を規制する後端規制部材20にシート
が引っかかるのを防止してシートの積載性が向上する。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、画像形成装置によ
って画像形成されたシートの積載手段への排出時に、シ
ートの積載性・整合性を向上させたシート処理装置に関
する。
って画像形成されたシートの積載手段への排出時に、シ
ートの積載性・整合性を向上させたシート処理装置に関
する。
【0002】
【従来の技術】従来、画像形成装置におけるシート処理
装置は、画像形成されたシートを受け取ったのち、排出
手段から積載トレイにシートを排出する際、排出シート
が排出方向上流側部の支持する規制板(ガイド)への乗
り上げ、引っ掛かり、及び排出シートのカール等により
排出口を塞がないように、排出手段の上側よりシート上
流側を下方向に押える後端落し部材等を設け、排出シー
ト上流側を下方に下げるようにしていた。
装置は、画像形成されたシートを受け取ったのち、排出
手段から積載トレイにシートを排出する際、排出シート
が排出方向上流側部の支持する規制板(ガイド)への乗
り上げ、引っ掛かり、及び排出シートのカール等により
排出口を塞がないように、排出手段の上側よりシート上
流側を下方向に押える後端落し部材等を設け、排出シー
ト上流側を下方に下げるようにしていた。
【0003】図21は、シート処理装置のこの種の排出
部を示している。同図において、画像形成装置から搬入
されたシートSは、排出ローラ32と揺動ガイド31に
装着された移動排出ローラ33とにより積載トレイ24
上に排出され、このシートSの後端部は、シート処理装
置の規制板27aにより規制されて整合される。揺動ガ
イド31には、自由端が積載トレイ24上に延出してい
る後端落とし部材45の基部が支軸45aにより回動自
在に装着されており、シートSが積載トレイ24に排出
されるとき、後端落とし部材45はシートSにより、実
線位置から矢印方向に持ち上げられながら排出され、か
つ、シート後端部が排出ローラ対32,33から抜け出
すときに、シート後端部は、後端落とし部材45により
積載トレイ24上に抑え込まれて、規制板27aへの引
っかかり、乗り上げ等が防止されている。
部を示している。同図において、画像形成装置から搬入
されたシートSは、排出ローラ32と揺動ガイド31に
装着された移動排出ローラ33とにより積載トレイ24
上に排出され、このシートSの後端部は、シート処理装
置の規制板27aにより規制されて整合される。揺動ガ
イド31には、自由端が積載トレイ24上に延出してい
る後端落とし部材45の基部が支軸45aにより回動自
在に装着されており、シートSが積載トレイ24に排出
されるとき、後端落とし部材45はシートSにより、実
線位置から矢印方向に持ち上げられながら排出され、か
つ、シート後端部が排出ローラ対32,33から抜け出
すときに、シート後端部は、後端落とし部材45により
積載トレイ24上に抑え込まれて、規制板27aへの引
っかかり、乗り上げ等が防止されている。
【0004】図22は、従来の排出部の別の例を示して
いる。本例においては、揺動ガイド31に支軸46aに
より装着されている後端落とし部材46は、その先端部
が排出ローラ対32,33の近傍に位置して、積載トレ
イ24の上下動を可能にしたシート処理装置に適用する
ようにしたものである。
いる。本例においては、揺動ガイド31に支軸46aに
より装着されている後端落とし部材46は、その先端部
が排出ローラ対32,33の近傍に位置して、積載トレ
イ24の上下動を可能にしたシート処理装置に適用する
ようにしたものである。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記シ
ート処理装置においては、排出シートの上流側を下方に
下げようとする後端落し部材と、排出されようとするシ
ートとが、常に接触しているため、これが抵抗となって
安定したシート排出が出来ず、シートの積載・整合性が
悪くなる問題があった。従って、従来の方法では、シー
ト状態及びサイズでの積載・整合性向上の対応は困難で
ある。
ート処理装置においては、排出シートの上流側を下方に
下げようとする後端落し部材と、排出されようとするシ
ートとが、常に接触しているため、これが抵抗となって
安定したシート排出が出来ず、シートの積載・整合性が
悪くなる問題があった。従って、従来の方法では、シー
ト状態及びサイズでの積載・整合性向上の対応は困難で
ある。
【0006】また、積載トレイを上下移動するようにし
たシート処理装置では、後端落し部材を積載トレイ上ま
で長くすることができず短いため、排出シートを下方に
下げる効果がなくなり、積載シートの積載・整合性が粗
悪になる。
たシート処理装置では、後端落し部材を積載トレイ上ま
で長くすることができず短いため、排出シートを下方に
下げる効果がなくなり、積載シートの積載・整合性が粗
悪になる。
【0007】本発明は、排出されるシートの状態や、シ
ート処理装置の排出手段の構成に左右されることなく、
安定したシート排出、及びシートの多数枚積載での整合
性向上を図り、積載される時間を短縮させたシート処理
装置を提供することを目的とするものである。
ート処理装置の排出手段の構成に左右されることなく、
安定したシート排出、及びシートの多数枚積載での整合
性向上を図り、積載される時間を短縮させたシート処理
装置を提供することを目的とするものである。
【0008】
【課題を解決するための手段】請求項1に係る発明は、
シートを排出する排出手段と、該排出手段により排出さ
れたシートを積載する積載手段と、該積載手段上のシー
トの後端部を規制して整合する規制手段と、を有するシ
ート処理装置において、前記積載手段上に排出されるシ
ートの後端部に上方からエアーを吹き付け可能であっ
て、前記排出手段の上方に配設されたエアー吹き付け手
段と、を有することを特徴とする。
シートを排出する排出手段と、該排出手段により排出さ
れたシートを積載する積載手段と、該積載手段上のシー
トの後端部を規制して整合する規制手段と、を有するシ
ート処理装置において、前記積載手段上に排出されるシ
ートの後端部に上方からエアーを吹き付け可能であっ
て、前記排出手段の上方に配設されたエアー吹き付け手
段と、を有することを特徴とする。
【0009】請求項2に係る発明は、前記排出手段から
シートの後端部が抜ける瞬間に前記エアー吹き付け手段
がシートにエアーを吹き付けるように制御する制御手段
を有することを特徴とする。
シートの後端部が抜ける瞬間に前記エアー吹き付け手段
がシートにエアーを吹き付けるように制御する制御手段
を有することを特徴とする。
【0010】請求項3に係る発明は、前記エアー吹き付
け手段のエアー吹き付け力は、調整可能であることを特
徴とする。
け手段のエアー吹き付け力は、調整可能であることを特
徴とする。
【0011】請求項4に係る発明は、前記積載手段を上
下動させる移動手段を有し、前記積載手段の下降時に前
記エアー吹き付け手段によるシートへのエアーの吹き付
けを行うように制御する制御手段を有することを特徴と
する。
下動させる移動手段を有し、前記積載手段の下降時に前
記エアー吹き付け手段によるシートへのエアーの吹き付
けを行うように制御する制御手段を有することを特徴と
する。
【0012】請求項5に係る発明は、前記エアー吹き付
け手段の下流側に前記排出手段の一部を支持する揺動ガ
イドを有し、該揺動ガイドは前記エアー吹き付け手段か
ら吹き付けられたエアーが挿通するエアー吹き出し穴を
備えることを特徴とする。
け手段の下流側に前記排出手段の一部を支持する揺動ガ
イドを有し、該揺動ガイドは前記エアー吹き付け手段か
ら吹き付けられたエアーが挿通するエアー吹き出し穴を
備えることを特徴とする。
【0013】[作用]以上構成に基づき、排出手段から
排出されたシートの上流側(後端部)に、エアー吹き付
け手段により排出手段の上方からエアーを吹き付ける
と、シートは排出手段を離間したとき、エアーに抑え込
まれて積載手段上に素早く積載される。また、シートを
積載手段に抑え込む動作を、後端落とし部材等のように
シートに接触することなくエアーで行うことで、後端落
とし部材を用いたときのシートとの接触、及びシートの
損傷等が回避される。更に、積載されたシートのカール
部分に上側からエアーを吹き付けることで、シートのカ
ール部分を下方に押し下げることができ、積載手段への
シートの多枚数積載が可能となる。
排出されたシートの上流側(後端部)に、エアー吹き付
け手段により排出手段の上方からエアーを吹き付ける
と、シートは排出手段を離間したとき、エアーに抑え込
まれて積載手段上に素早く積載される。また、シートを
積載手段に抑え込む動作を、後端落とし部材等のように
シートに接触することなくエアーで行うことで、後端落
とし部材を用いたときのシートとの接触、及びシートの
損傷等が回避される。更に、積載されたシートのカール
部分に上側からエアーを吹き付けることで、シートのカ
ール部分を下方に押し下げることができ、積載手段への
シートの多枚数積載が可能となる。
【0014】また、シートの上流側が排出手段を抜ける
瞬間にシート排出手段のエアー吹き付けを行わせること
で、シートの排出動作及びシートの積載手段への抑え込
み動作の両方が安定して行われる。
瞬間にシート排出手段のエアー吹き付けを行わせること
で、シートの排出動作及びシートの積載手段への抑え込
み動作の両方が安定して行われる。
【0015】また、エアー吹き付け手段のエアー吹き付
け力を調整可能にしたことで、シートの種類、及びシー
トサイズに対応した安定した状態でシートが積載手段へ
積載・整合される。
け力を調整可能にしたことで、シートの種類、及びシー
トサイズに対応した安定した状態でシートが積載手段へ
積載・整合される。
【0016】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態につい
て図面を用いて説明する。
て図面を用いて説明する。
【0017】図1は、本発明を適用できる画像形成装置
500の一例である複写装置の内部構成を示す図であ
る。
500の一例である複写装置の内部構成を示す図であ
る。
【0018】同図において、1は本発明におけるシート
処理装置の本体、100は画像形成部である複写装置本
体(画像形成装置本体)、200はサイズの異なる複数
のシートを積載するカセット、300は原稿の自動給送
を行う原稿給送装置(以下「ADF」という)である。
処理装置の本体、100は画像形成部である複写装置本
体(画像形成装置本体)、200はサイズの異なる複数
のシートを積載するカセット、300は原稿の自動給送
を行う原稿給送装置(以下「ADF」という)である。
【0019】ところで、シート処理装置1の上部には、
ストッパ部材2が設けられており、シート処理装置1を
複写装置本体100に接続する際は、このストッパ部材
2によって複写装置本体100の側面に形成されている
ホールド部133に位置決め取り付けられている。さら
に、シート処理装置1の下部には、折り機ユニットもし
くは取付台70が配設され、この取付台70には移動可
能なようにキャスター80が取り付けられている。
ストッパ部材2が設けられており、シート処理装置1を
複写装置本体100に接続する際は、このストッパ部材
2によって複写装置本体100の側面に形成されている
ホールド部133に位置決め取り付けられている。さら
に、シート処理装置1の下部には、折り機ユニットもし
くは取付台70が配設され、この取付台70には移動可
能なようにキャスター80が取り付けられている。
【0020】したがって、複写装置本体100の排紙部
付近でのジャム処理や、シート処理装置1と複写装置本
体100の受け渡し部でのジャム処理等を行う際は、ス
トッパ部材2を図2に示すX方向に回動してホールド部
との係合を解除し、次にシート処理装置1を水平方向に
移動して複写装置本体100から離間させることにより
容易に行うことができるようになっている。
付近でのジャム処理や、シート処理装置1と複写装置本
体100の受け渡し部でのジャム処理等を行う際は、ス
トッパ部材2を図2に示すX方向に回動してホールド部
との係合を解除し、次にシート処理装置1を水平方向に
移動して複写装置本体100から離間させることにより
容易に行うことができるようになっている。
【0021】一方、画像形成されたシートは、その後の
処理に応じてシート処理装置1もしくは取付台70の内
部に配設されている図示しない折り装置のどちらかに搬
送されるようになっている。
処理に応じてシート処理装置1もしくは取付台70の内
部に配設されている図示しない折り装置のどちらかに搬
送されるようになっている。
【0022】即ち、シート処理装置1でシートを処理す
る場合は、図2に示す複写装置本体100(図1)に近
い側の第1フラッパ3の上流側端部を下方向へ位置さ
せ、第1フラッパ3の下流側の第2フラッパ4の上流側
端部を上方向へ位置させることにより、シートはローラ
対5を通して第1搬送パス6へ送られ、第1搬送パス6
からさらに下流側へ送られるようになる。なお、折り装
置へシートを搬送する場合は、第1フラッパ3の上流側
端部を、図2に示すように上方向へ位置させることによ
り、シートは第3搬送パス7を通って図示の破線矢印方
向の先に位置する折り装置へ送られる。
る場合は、図2に示す複写装置本体100(図1)に近
い側の第1フラッパ3の上流側端部を下方向へ位置さ
せ、第1フラッパ3の下流側の第2フラッパ4の上流側
端部を上方向へ位置させることにより、シートはローラ
対5を通して第1搬送パス6へ送られ、第1搬送パス6
からさらに下流側へ送られるようになる。なお、折り装
置へシートを搬送する場合は、第1フラッパ3の上流側
端部を、図2に示すように上方向へ位置させることによ
り、シートは第3搬送パス7を通って図示の破線矢印方
向の先に位置する折り装置へ送られる。
【0023】ところで、図2において、8は第2搬送パ
ス(バッファーパス)、9はバッファーローラ、14,
15,16はバッファーコロ、10,11,12,13
はシート検知センサ(シート検知手段)であって、通過
シートの検知及び滞留シートの検知等を行う。17は第
1の排出ローラ、18は押えコロ、19は排出整合ベル
トである。この排出整合ベルト19は、第1の排出ロー
ラ17と、押えコロ18の間に挟持されて回転し、か
つ、ベルト外れ防止策としてベルト内側の中央部付近に
図示しないエンドレスのリブを設け、前記第1の排出ロ
ーラ17と係合して回転する構成である。
ス(バッファーパス)、9はバッファーローラ、14,
15,16はバッファーコロ、10,11,12,13
はシート検知センサ(シート検知手段)であって、通過
シートの検知及び滞留シートの検知等を行う。17は第
1の排出ローラ、18は押えコロ、19は排出整合ベル
トである。この排出整合ベルト19は、第1の排出ロー
ラ17と、押えコロ18の間に挟持されて回転し、か
つ、ベルト外れ防止策としてベルト内側の中央部付近に
図示しないエンドレスのリブを設け、前記第1の排出ロ
ーラ17と係合して回転する構成である。
【0024】また、21は幅よせ板であり、整合トレイ
であるステイプルトレイ38の下端に設けられ、シート
整合の際にシートの整合を行うためのものである(図
3)。20は後端規制部材(規制手段)であり、シート
を順次積載する際のホームポジションと、ステイプラ2
2が前後動する際、支軸20aを支点に退避する位置を
とることができるように構成され、ステイプラ22の位
置を変更する際には、ステイプラ22と同一位相にある
前記後端規制部材20は、破線で示す位置へ回動して退
避することができるようになっている。
であるステイプルトレイ38の下端に設けられ、シート
整合の際にシートの整合を行うためのものである(図
3)。20は後端規制部材(規制手段)であり、シート
を順次積載する際のホームポジションと、ステイプラ2
2が前後動する際、支軸20aを支点に退避する位置を
とることができるように構成され、ステイプラ22の位
置を変更する際には、ステイプラ22と同一位相にある
前記後端規制部材20は、破線で示す位置へ回動して退
避することができるようになっている。
【0025】ところで、本実施の形態において、シート
の幅方向の整合は、図3、図4に示す幅よせガイド21
によって行なわれる。また、ステイプラ22は、2ケ所
とじ、手前側1ケ所とじ及び奥側1ケ所綴じを行うよう
に、図3の矢印で示す範囲を移動してステイプルを行う
ようになっている。
の幅方向の整合は、図3、図4に示す幅よせガイド21
によって行なわれる。また、ステイプラ22は、2ケ所
とじ、手前側1ケ所とじ及び奥側1ケ所綴じを行うよう
に、図3の矢印で示す範囲を移動してステイプルを行う
ようになっている。
【0026】なお、ここでは、ステイプラ22の動作説
明は省略するが、ステイプラ22自体は、通常市販され
ている電動(ソレノイド)あるいはモータ駆動の自動ス
テイプル装置の構成とほぼ同一のもので、シートに対し
てステイプル針を打ち込んでシートを綴じる構成のもの
である。なお、図3、図4において、21aは整合基準
板である。
明は省略するが、ステイプラ22自体は、通常市販され
ている電動(ソレノイド)あるいはモータ駆動の自動ス
テイプル装置の構成とほぼ同一のもので、シートに対し
てステイプル針を打ち込んでシートを綴じる構成のもの
である。なお、図3、図4において、21aは整合基準
板である。
【0027】一方、図2において、23,24,25は
シート処理装置本体1の側壁面1aに形成されている排
出口50から排出されるシートを積載するための第1,
第2第3のトレイ(積載手段)であり、26はこれらト
レイ23,24,25を上下方向にかつ本体1側に傾斜
した状態で取り付けているトレイユニット(移動手段)
である。ここで、このトレイユニット26は、シート処
理装置本体1の側壁面1aに上下方向に移動可能に取り
付けられると共に、その下部に内蔵される図示しない駆
動源によって上下方向に移動するようになっている。
シート処理装置本体1の側壁面1aに形成されている排
出口50から排出されるシートを積載するための第1,
第2第3のトレイ(積載手段)であり、26はこれらト
レイ23,24,25を上下方向にかつ本体1側に傾斜
した状態で取り付けているトレイユニット(移動手段)
である。ここで、このトレイユニット26は、シート処
理装置本体1の側壁面1aに上下方向に移動可能に取り
付けられると共に、その下部に内蔵される図示しない駆
動源によって上下方向に移動するようになっている。
【0028】また、シート処理装置1の側壁面1aに
は、前記トレイ23,24,25に積載されたシートの
傾斜端部に当接して排出されたシートの上流側への逆流
を防止又は支持するための上下の規制部材(以下上部ス
ノコガイド及び下部スノコガイドという)27,27a
が設けられている。
は、前記トレイ23,24,25に積載されたシートの
傾斜端部に当接して排出されたシートの上流側への逆流
を防止又は支持するための上下の規制部材(以下上部ス
ノコガイド及び下部スノコガイドという)27,27a
が設けられている。
【0029】次いで、複写装置本体100の構成につい
て説明する。画像形成部である複写装置本体100にお
いて、101は原稿を積載する原稿台ガラス、103,
104はそれぞれ原稿の反射光の光路を変更する走査用
反射ミラー(走査ミラー)、105は合焦及び変倍機能
を有するレンズ、106はADF300より送られた原
稿を読み取るための照明ランプ及びミラーを持つ第1走
査ミラー、107はレジストローラ、108,110は
感光ドラム及び加圧ローラ、111は画像記録されたシ
ートを定着側へ搬送する搬送ベルト、112は搬送され
てきたシートを熱圧着させる定着器である。
て説明する。画像形成部である複写装置本体100にお
いて、101は原稿を積載する原稿台ガラス、103,
104はそれぞれ原稿の反射光の光路を変更する走査用
反射ミラー(走査ミラー)、105は合焦及び変倍機能
を有するレンズ、106はADF300より送られた原
稿を読み取るための照明ランプ及びミラーを持つ第1走
査ミラー、107はレジストローラ、108,110は
感光ドラム及び加圧ローラ、111は画像記録されたシ
ートを定着側へ搬送する搬送ベルト、112は搬送され
てきたシートを熱圧着させる定着器である。
【0030】113,117はシートを搬送する搬送ロ
ーラ、114は搬送されてきたシートの搬送方向を切り
換えるためのフラッパ、115はシートをシート後処理
装置1の方向へ搬送する搬送ローラ、116はシートの
表裏を反転する反転パス、118は給紙カセットからの
を感光ドラムユニット部へ搬送する搬送ローラ、11
9,120,121は手さしユニットからを搬送するロ
ーラ、手差しトレイ及び分離パッドである。122,1
23,125は感光ドラム上に画像を形成するためのレ
ーザー及びポリゴンミラー、光路を変更するミラーであ
り、124はポリゴンミラー123を駆動するためのモ
ータである。
ーラ、114は搬送されてきたシートの搬送方向を切り
換えるためのフラッパ、115はシートをシート後処理
装置1の方向へ搬送する搬送ローラ、116はシートの
表裏を反転する反転パス、118は給紙カセットからの
を感光ドラムユニット部へ搬送する搬送ローラ、11
9,120,121は手さしユニットからを搬送するロ
ーラ、手差しトレイ及び分離パッドである。122,1
23,125は感光ドラム上に画像を形成するためのレ
ーザー及びポリゴンミラー、光路を変更するミラーであ
り、124はポリゴンミラー123を駆動するためのモ
ータである。
【0031】200は各サイズのシートを種類別に積載
し、複写装置本体100からの信号により種類別にを本
体へ供給する給紙カセットであり、201はカセットか
らシートを引き出す搬送ローラ、202はカセットから
引き出されたシートを上方へ受け渡す中間ローラであ
る。ところで、感光ドラム108の表面は光導電体と導
電体を用いたシームレス感光体からなり、このドラム1
08は回動可能に軸支されて、複写開始キーの押下に応
答して作動するメインモータ(図示せず)により、同図
の矢印の方向に回転を開始するようになっている。な
お、ドラム108の所定回転制御及び電位制御処理(前
処理)が終了すると、原稿台ガラス101上に置かれた
原稿は第1走査ミラー106と一体に構成された照明ラ
ンプにより照明され、その原稿の反射光は走査ミラー1
03,104を経てレンズ105を通り、レンズユニッ
ト内部の受光素子にて結像するようになっている。
し、複写装置本体100からの信号により種類別にを本
体へ供給する給紙カセットであり、201はカセットか
らシートを引き出す搬送ローラ、202はカセットから
引き出されたシートを上方へ受け渡す中間ローラであ
る。ところで、感光ドラム108の表面は光導電体と導
電体を用いたシームレス感光体からなり、このドラム1
08は回動可能に軸支されて、複写開始キーの押下に応
答して作動するメインモータ(図示せず)により、同図
の矢印の方向に回転を開始するようになっている。な
お、ドラム108の所定回転制御及び電位制御処理(前
処理)が終了すると、原稿台ガラス101上に置かれた
原稿は第1走査ミラー106と一体に構成された照明ラ
ンプにより照明され、その原稿の反射光は走査ミラー1
03,104を経てレンズ105を通り、レンズユニッ
ト内部の受光素子にて結像するようになっている。
【0032】ここで、この原稿からの反射光像は受光素
子において電気信号に変換されて画像処理部(図示せ
ず)へ送られる一方、この画像処理部においてユーザー
より本体が受けた所定のデータ処理が行われた後、レー
ザー112へ送られるようになっている。そして、この
データ処理が行われた電気信号はレーザー部112で光
に変換された後、ポリゴンミラー123、ミラー125
によって反射されて感光ドラム108上で静電潜像とな
ると共にトナーにより可視化されて後述するようにシー
ト上に転写されるようになっている。
子において電気信号に変換されて画像処理部(図示せ
ず)へ送られる一方、この画像処理部においてユーザー
より本体が受けた所定のデータ処理が行われた後、レー
ザー112へ送られるようになっている。そして、この
データ処理が行われた電気信号はレーザー部112で光
に変換された後、ポリゴンミラー123、ミラー125
によって反射されて感光ドラム108上で静電潜像とな
ると共にトナーにより可視化されて後述するようにシー
ト上に転写されるようになっている。
【0033】また、カセット200もしくは手差しトレ
イ120にセットされたシートは、給紙ローラ118,
119,201,202により複写装置本体100内に
送られ、レジストローラ109により、正確なタイミン
グをもって感光ドラム108の方向へ送られ、潜像先端
とシートの先端とが一致される。その後、感光ドラム1
08とローラ110との間をシートが通過することによ
り、ドラム108上のトナー像がシート上へ転写され
る。
イ120にセットされたシートは、給紙ローラ118,
119,201,202により複写装置本体100内に
送られ、レジストローラ109により、正確なタイミン
グをもって感光ドラム108の方向へ送られ、潜像先端
とシートの先端とが一致される。その後、感光ドラム1
08とローラ110との間をシートが通過することによ
り、ドラム108上のトナー像がシート上へ転写され
る。
【0034】なお、この後、シートはドラム108より
分離され、搬送ベルト111により定着器112へ導か
れ、加圧及び加熱により転写される。そして、このよう
にして画像形成されたシートはフラッパ114により、
排紙ローラ115の方向へ進行させられ、印字面を上向
きにして、シート後処理装置1へ排出されるようになっ
ている。
分離され、搬送ベルト111により定着器112へ導か
れ、加圧及び加熱により転写される。そして、このよう
にして画像形成されたシートはフラッパ114により、
排紙ローラ115の方向へ進行させられ、印字面を上向
きにして、シート後処理装置1へ排出されるようになっ
ている。
【0035】一方、ADF300において、301は原
稿束302をセットする積載トレイであり、例えば、片
面原稿時は半月ローラ304及び分離ローラ303によ
って、原稿束最下部から1枚ずつ分離し、搬送ローラ3
05及び全面ベルト306により原稿台ガラス101の
露光位置までパスI〜IIを介して搬送した後停止し、複
写動作のスタートに備えるようにしている。
稿束302をセットする積載トレイであり、例えば、片
面原稿時は半月ローラ304及び分離ローラ303によ
って、原稿束最下部から1枚ずつ分離し、搬送ローラ3
05及び全面ベルト306により原稿台ガラス101の
露光位置までパスI〜IIを介して搬送した後停止し、複
写動作のスタートに備えるようにしている。
【0036】なお、複写終了後、原稿はパスIVを介して
搬送大ローラ307によりパスVIに送られ、更に排紙ロ
ーラ308により再び原稿束302の上面に戻される。
また、309は原稿の一循環を検知するリサイクルレバ
ーであり、原稿給送開始時に原稿束の上部に載せられ、
原稿が順次給送されて最終原稿の後端がリサイクルレバ
ー309を抜ける時に自重で落下することで原稿の一循
環を検知するようになっている。
搬送大ローラ307によりパスVIに送られ、更に排紙ロ
ーラ308により再び原稿束302の上面に戻される。
また、309は原稿の一循環を検知するリサイクルレバ
ーであり、原稿給送開始時に原稿束の上部に載せられ、
原稿が順次給送されて最終原稿の後端がリサイクルレバ
ー309を抜ける時に自重で落下することで原稿の一循
環を検知するようになっている。
【0037】一方、両面原稿時は、原稿を一旦パスI、
IIからIII に導き、そこで回動可能な切換フラッパ31
0を切換ることで原稿の先端をパスIVに導き、搬送ロー
ラ305によりパスIIを通って全面ベルト306で原稿
台ガラス101上に搬送した後停止させる。つまり、搬
送大ローラ307により、パスIII 〜IV〜IIのルートで
原稿の反転がなされる構成となっている。
IIからIII に導き、そこで回動可能な切換フラッパ31
0を切換ることで原稿の先端をパスIVに導き、搬送ロー
ラ305によりパスIIを通って全面ベルト306で原稿
台ガラス101上に搬送した後停止させる。つまり、搬
送大ローラ307により、パスIII 〜IV〜IIのルートで
原稿の反転がなされる構成となっている。
【0038】次いで、図5ないし図13に沿って、シー
ト処理装置1の構成について詳細に説明する。
ト処理装置1の構成について詳細に説明する。
【0039】図5において、31は揺動部材としての揺
動ガイドであり、移動排出ローラ33を回転自在に保持
すると共に、シート排出時、図6に示すカム351が駆
動源Mにて同図の矢印方向に回転することにより揺動軸
31aを支点として下方に揺動し、図5に示すように前
記移動排出ローラ33を排出ローラ32に圧接させるた
めのものである。上記排出ローラ32,移動排出ローラ
33からなる排出ローラ対により、シートをトレイ2
3,24,25に排出する排出手段が構成されている。
動ガイドであり、移動排出ローラ33を回転自在に保持
すると共に、シート排出時、図6に示すカム351が駆
動源Mにて同図の矢印方向に回転することにより揺動軸
31aを支点として下方に揺動し、図5に示すように前
記移動排出ローラ33を排出ローラ32に圧接させるた
めのものである。上記排出ローラ32,移動排出ローラ
33からなる排出ローラ対により、シートをトレイ2
3,24,25に排出する排出手段が構成されている。
【0040】なお、この揺動ガイド31は、後述するス
テイプルモードの際には、移動排出ローラ33を排出ロ
ーラ32から離間させるよう上方に揺動して、移動排出
ローラ33及び排出ローラ32をシート搬出可能状態か
らシート搬出不能状態とする切り替え手段としての役割
を果たすようになっている。
テイプルモードの際には、移動排出ローラ33を排出ロ
ーラ32から離間させるよう上方に揺動して、移動排出
ローラ33及び排出ローラ32をシート搬出可能状態か
らシート搬出不能状態とする切り替え手段としての役割
を果たすようになっている。
【0041】また、前記揺動ガイド31のシートつき当
て面31bには、リブ311が形成され、更にエアー吹
き出し用の穴60が設けられていると共に、その上部に
配設されているエアー供給源(エアー吹き付け手段)6
1によってエアーを吹き出すようになっている。
て面31bには、リブ311が形成され、更にエアー吹
き出し用の穴60が設けられていると共に、その上部に
配設されているエアー供給源(エアー吹き付け手段)6
1によってエアーを吹き出すようになっている。
【0042】また、図5において、30はストッパ及び
シャッタ部であり、トレイ移動時に、リンク36は回動
軸36aを支点として回動し、端部に形成されているシ
ャッタ部30bを上昇させることにより、図7の実線に
て示すように排出口50を塞いでトレイ24が排出口5
0を通過する際、トレイ24に積載されているシートS
aが排出口50に逆流するのを防ぐためのものである。
なお、このストッパ30は、シートを排出する場合に
は、リンク36が図5に示すY方向に回動することによ
り、排出口50を解放するようになっており、また後述
するステイプルモードの際には、図8に示すように揺動
ガイド31と同様に排出口50を解放する方向に回動す
るようになっている。
シャッタ部であり、トレイ移動時に、リンク36は回動
軸36aを支点として回動し、端部に形成されているシ
ャッタ部30bを上昇させることにより、図7の実線に
て示すように排出口50を塞いでトレイ24が排出口5
0を通過する際、トレイ24に積載されているシートS
aが排出口50に逆流するのを防ぐためのものである。
なお、このストッパ30は、シートを排出する場合に
は、リンク36が図5に示すY方向に回動することによ
り、排出口50を解放するようになっており、また後述
するステイプルモードの際には、図8に示すように揺動
ガイド31と同様に排出口50を解放する方向に回動す
るようになっている。
【0043】さらに、図9において、271は下部スノ
コガイド27aに形成されたリブである。また、32a
は排出ローラ32が固定されると共に、図示しない駆動
手段により回転する駆動軸である。
コガイド27aに形成されたリブである。また、32a
は排出ローラ32が固定されると共に、図示しない駆動
手段により回転する駆動軸である。
【0044】次に、このように構成されたシート処理装
置1及び当該装置を備えた画像形成装置500の作用に
ついて説明する。
置1及び当該装置を備えた画像形成装置500の作用に
ついて説明する。
【0045】例えば、ステイプルを行わずにシートを排
出する際には、前記第3,第2,第1のトレイ23,2
4,25に直接排出するようにしている。図11は、前
記第2のトレイ24にシートを排出する場合を示す。と
ころで、ユーザによってノンステイプルモードが選択さ
れると、カム351(図6参照)により、揺動ガイド3
1が図5に示すように移動排出ローラ33を排出ローラ
32に圧接させる位置まで揺動する。なお、この際、ス
トッパ30はY方向に回動して停止している。
出する際には、前記第3,第2,第1のトレイ23,2
4,25に直接排出するようにしている。図11は、前
記第2のトレイ24にシートを排出する場合を示す。と
ころで、ユーザによってノンステイプルモードが選択さ
れると、カム351(図6参照)により、揺動ガイド3
1が図5に示すように移動排出ローラ33を排出ローラ
32に圧接させる位置まで揺動する。なお、この際、ス
トッパ30はY方向に回動して停止している。
【0046】この状態で複写装置本体100から排出さ
れてきたシートは、図2に示す搬送パス6を通ってロー
ラ対5,17に渡され、ローラ対5,17によりさらに
下流側へ排出された後、前記揺動ガイド31によってト
レイ24の方向へ向けられ、排出ローラ32,33を経
て排出口50から排出されて、トレイ24上へ順次積載
される(図5)。
れてきたシートは、図2に示す搬送パス6を通ってロー
ラ対5,17に渡され、ローラ対5,17によりさらに
下流側へ排出された後、前記揺動ガイド31によってト
レイ24の方向へ向けられ、排出ローラ32,33を経
て排出口50から排出されて、トレイ24上へ順次積載
される(図5)。
【0047】なお、このシート排出時、シートSの状態
によりシートSが帯電していたり、カールしていたりシ
ートS間の摩擦係数が高く、はき出しが悪い場合がある
が、揺動ガイド31に設けられたエアー吹き出し穴60
より、エアー供給源61(例えば、ファン等)から送ら
れて来るエアー61aをシートSの排出方向の上流部分
(後端部分)に吹き付けることで、排出ローラ32や下
部スノコガイド27a等にひっかかることなく排出さ
れ、図10に示すように下部スノコガイド27aに形成
された逃げ部Iによりガイドされてスムーズにトレイ2
4上に積載される。
によりシートSが帯電していたり、カールしていたりシ
ートS間の摩擦係数が高く、はき出しが悪い場合がある
が、揺動ガイド31に設けられたエアー吹き出し穴60
より、エアー供給源61(例えば、ファン等)から送ら
れて来るエアー61aをシートSの排出方向の上流部分
(後端部分)に吹き付けることで、排出ローラ32や下
部スノコガイド27a等にひっかかることなく排出さ
れ、図10に示すように下部スノコガイド27aに形成
された逃げ部Iによりガイドされてスムーズにトレイ2
4上に積載される。
【0048】上記のようにエアー供給源61の位置を、
排出ローラ32,33の略上方に設けることで、シート
後端部を、確実にトレイ側に抑え込むことができる。そ
して、シート後端にエアーを吹けてシート後端をトレイ
側に抑え込むことで、シートの状態(例えば、カール状
態,紙質状態)に左右されることなく排出されるシート
を迅速にトレイに積載できて、積載時間の短縮を実現す
ることができる。
排出ローラ32,33の略上方に設けることで、シート
後端部を、確実にトレイ側に抑え込むことができる。そ
して、シート後端にエアーを吹けてシート後端をトレイ
側に抑え込むことで、シートの状態(例えば、カール状
態,紙質状態)に左右されることなく排出されるシート
を迅速にトレイに積載できて、積載時間の短縮を実現す
ることができる。
【0049】また、エアー供給源61によるエアー61
aの吹き付けを、シートSが排出ローラ32より離間す
る瞬間に吹き付けることにより、シートS間の摩擦抵抗
を低く押えてシートをスムーズにトレイ24上に積載す
ることができる。
aの吹き付けを、シートSが排出ローラ32より離間す
る瞬間に吹き付けることにより、シートS間の摩擦抵抗
を低く押えてシートをスムーズにトレイ24上に積載す
ることができる。
【0050】エアー供給源61のエアー吹き付け動作の
制御は、例えば、シート検知センサ13によるシート検
知から、所定時間後にエアー吹き付けを開始するように
制御手段400により制御されている。
制御は、例えば、シート検知センサ13によるシート検
知から、所定時間後にエアー吹き付けを開始するように
制御手段400により制御されている。
【0051】更に、エアー供給源61(ファン等)の風
量が調整可能とすることにより、シートSの状態により
切り換えることで、トレイ24上にスムーズに積載さ
れ、積載性・整合性が向上される。
量が調整可能とすることにより、シートSの状態により
切り換えることで、トレイ24上にスムーズに積載さ
れ、積載性・整合性が向上される。
【0052】このエアー風量の調整は、例えば、シート
サイズやシートの紙質等を考慮して、不図示の風量設定
手段を操作して行うことができる。
サイズやシートの紙質等を考慮して、不図示の風量設定
手段を操作して行うことができる。
【0053】一方、通常のシートSを大量にとる場合
は、まず前記トレイ23,24,25内に設置された紙
有りセンサ23a,24a,25a(図2参照)によ
り、該トレイ23,24,25上にシートが残っていな
いことを確認した後、トレイユニット26は、トレイ2
3の1枚目のシートを受ける所定の位置まで移動する。
さらに、シートの積載枚数が一定数になると、トレイユ
ニット26は積載済のシートの上面が1枚目のシートを
受けた面とほぼ同一になるよう定められた位置まで下降
する。上記動作をくり返して、トレイ内に最大積載量の
シートが積載されたことを検知すると、複写装置本体1
00へ停止信号を出し、シートの排出を一時停止する。
は、まず前記トレイ23,24,25内に設置された紙
有りセンサ23a,24a,25a(図2参照)によ
り、該トレイ23,24,25上にシートが残っていな
いことを確認した後、トレイユニット26は、トレイ2
3の1枚目のシートを受ける所定の位置まで移動する。
さらに、シートの積載枚数が一定数になると、トレイユ
ニット26は積載済のシートの上面が1枚目のシートを
受けた面とほぼ同一になるよう定められた位置まで下降
する。上記動作をくり返して、トレイ内に最大積載量の
シートが積載されたことを検知すると、複写装置本体1
00へ停止信号を出し、シートの排出を一時停止する。
【0054】次に、トレイユニット26は、前記トレイ
24にシートを積載するため、該トレイ24の1枚目の
シートを積載するよう定められた位置まで下降する。こ
の後、複写装置本体100にコピー動作を再開させ、シ
ートの積載を再開する、この後、前述と同じ動作をトレ
イ24が満載になるまでくり返す。なお、トレイ25に
シートを積載する場合も、トレイ23からトレイ24へ
移動する場合と同様である。
24にシートを積載するため、該トレイ24の1枚目の
シートを積載するよう定められた位置まで下降する。こ
の後、複写装置本体100にコピー動作を再開させ、シ
ートの積載を再開する、この後、前述と同じ動作をトレ
イ24が満載になるまでくり返す。なお、トレイ25に
シートを積載する場合も、トレイ23からトレイ24へ
移動する場合と同様である。
【0055】ところで、本実施の形態において、複写装
置本体100は、デジタル方式のものであり、このよう
な複写装置本体100は、原稿の画像を読みとるスキャ
ナ部と画像を再現するプリンタ部とで構成されており、
各々独自に動作することも可能である。即ち、スキャナ
部では原稿をランプで照射し、その反射光を受光素子で
小さな点(画素)に分解すると同時に原稿の濃淡に応じ
た電気信号に変換(光電変換)しており、プリンタ部で
はスキャナ部より送られてきた電気信号をもとに、レー
ザー光でドラムを照射し、ドラム上に静電潜像を作り、
現像剤、転写、定着を経てコピー画像を形成している。
置本体100は、デジタル方式のものであり、このよう
な複写装置本体100は、原稿の画像を読みとるスキャ
ナ部と画像を再現するプリンタ部とで構成されており、
各々独自に動作することも可能である。即ち、スキャナ
部では原稿をランプで照射し、その反射光を受光素子で
小さな点(画素)に分解すると同時に原稿の濃淡に応じ
た電気信号に変換(光電変換)しており、プリンタ部で
はスキャナ部より送られてきた電気信号をもとに、レー
ザー光でドラムを照射し、ドラム上に静電潜像を作り、
現像剤、転写、定着を経てコピー画像を形成している。
【0056】よって、デジタル複写機に図1に示すよう
にインターフェイス501を接続することにより、スキ
ャナ部で読み取った原稿の信号を他のファクシミリ50
2に転送したり、逆に他のファクシミリ502から受け
た電気信号を、インターフェイス501を通してプリン
タ部へ送り画像をシートに写し出すことも可能である。
また、同様にパーソナルコンピュータ(以下「パソコ
ン」と称す)の様なコンピュータ機器503から受けた
画像信号をインターフェイス501を通してプリンタ部
へ送りシートへコピーしたり、スキャナ部で読み取った
画像を、インターフェイス501を通じてパソコンへと
り込んだりすることができるようになっている。
にインターフェイス501を接続することにより、スキ
ャナ部で読み取った原稿の信号を他のファクシミリ50
2に転送したり、逆に他のファクシミリ502から受け
た電気信号を、インターフェイス501を通してプリン
タ部へ送り画像をシートに写し出すことも可能である。
また、同様にパーソナルコンピュータ(以下「パソコ
ン」と称す)の様なコンピュータ機器503から受けた
画像信号をインターフェイス501を通してプリンタ部
へ送りシートへコピーしたり、スキャナ部で読み取った
画像を、インターフェイス501を通じてパソコンへと
り込んだりすることができるようになっている。
【0057】上記したように、現在のデジタル複写機で
は、ADF300から送られた原稿や原稿台ガラス10
1上へ載置された原稿を読み取ってコピーするだけでは
なく、インターフェイス501を介在することにより、
ファクシミリとして使用したり、パソコンのプリンタと
して使用することも可能である。
は、ADF300から送られた原稿や原稿台ガラス10
1上へ載置された原稿を読み取ってコピーするだけでは
なく、インターフェイス501を介在することにより、
ファクシミリとして使用したり、パソコンのプリンタと
して使用することも可能である。
【0058】ところで、このように本装置100を使用
するためには、シートを別々のトレイに分類して積載し
たり、ユーザの希望によっては、トレイの各々に番号づ
けを行って、ユーザの希望のトレイ上へシートを積載す
る必要がある。このため、本実施の形態においては、例
えばトレイ23にはファクシミリの出力紙、トレイ24
にはパソコンからの出力紙、トレイ25にはコピーモー
ド時の出力紙を積載するようにしている。そして、次
に、このように各トレイにシートを排出する動作につい
て説明する。
するためには、シートを別々のトレイに分類して積載し
たり、ユーザの希望によっては、トレイの各々に番号づ
けを行って、ユーザの希望のトレイ上へシートを積載す
る必要がある。このため、本実施の形態においては、例
えばトレイ23にはファクシミリの出力紙、トレイ24
にはパソコンからの出力紙、トレイ25にはコピーモー
ド時の出力紙を積載するようにしている。そして、次
に、このように各トレイにシートを排出する動作につい
て説明する。
【0059】まず、図12に示すように、前記パソコン
503からの出力紙をある枚数受けた状態からコピーモ
ードのシートSを積載する場合、即ち第1のトレイ25
を使用する場合について説明する。パソコンからの出力
紙をある枚数受けた状態から前記第1のトレイ25を使
用する場合は、トレイユニット26(図2)が下降して
該トレイ25の1枚目のシートを受ける位置へ移動する
が、この動作は、コピーモード時において、トレイ内の
積載枚数が最大になっていなくとも下降する点を除くと
同一である。
503からの出力紙をある枚数受けた状態からコピーモ
ードのシートSを積載する場合、即ち第1のトレイ25
を使用する場合について説明する。パソコンからの出力
紙をある枚数受けた状態から前記第1のトレイ25を使
用する場合は、トレイユニット26(図2)が下降して
該トレイ25の1枚目のシートを受ける位置へ移動する
が、この動作は、コピーモード時において、トレイ内の
積載枚数が最大になっていなくとも下降する点を除くと
同一である。
【0060】次に、第2のトレイ24にパソコンの出力
紙等をある枚数受けた状態で、ファクシミリ等の出力紙
を積載する場合、即ち第3のトレイ23を使用する場合
について説明する。第2のトレイ24にシートを積載し
たまま、第3のトレイ23にシートを積載するためにト
レイユニット26が上昇する。この際、図5の斜線で示
すF部の空間にシートSが入り込むことのないよう、図
7に示すようにストッパ30が上昇し、シャッタ部30
bにてF部の空間を塞ぐので、第2のトレイ24がシー
トSを積載したままで上方へ移動することが可能とな
る。なお、このシャッタ部30bのシートつき当て面
は、揺動ガイド31のシートつき当て面31b(図6参
照)及び下部スノコガイド27aと同様にシートSが滑
りやすいようにリブ形状となっている。
紙等をある枚数受けた状態で、ファクシミリ等の出力紙
を積載する場合、即ち第3のトレイ23を使用する場合
について説明する。第2のトレイ24にシートを積載し
たまま、第3のトレイ23にシートを積載するためにト
レイユニット26が上昇する。この際、図5の斜線で示
すF部の空間にシートSが入り込むことのないよう、図
7に示すようにストッパ30が上昇し、シャッタ部30
bにてF部の空間を塞ぐので、第2のトレイ24がシー
トSを積載したままで上方へ移動することが可能とな
る。なお、このシャッタ部30bのシートつき当て面
は、揺動ガイド31のシートつき当て面31b(図6参
照)及び下部スノコガイド27aと同様にシートSが滑
りやすいようにリブ形状となっている。
【0061】そして、このような構成をもつことによ
り、シートSが排出口50に逆流することなく通過する
ことが可能となるため、第2のトレイ24はシートSを
積載したまま上方に移動することが可能となる。また、
揺動ガイド31のシートつき当て面31bを上側スノコ
ガイド27の一部として利用することにより、トレイと
トレイの間隔を狭めることが可能であり、トレイユニッ
ト26を小型化することができる。
り、シートSが排出口50に逆流することなく通過する
ことが可能となるため、第2のトレイ24はシートSを
積載したまま上方に移動することが可能となる。また、
揺動ガイド31のシートつき当て面31bを上側スノコ
ガイド27の一部として利用することにより、トレイと
トレイの間隔を狭めることが可能であり、トレイユニッ
ト26を小型化することができる。
【0062】以上説明した動作は、第2のトレイ24か
ら第3のトレイ23に移動する場合の動作であるが、い
ずれのトレイからスタートしても同様である。
ら第3のトレイ23に移動する場合の動作であるが、い
ずれのトレイからスタートしても同様である。
【0063】また、シートSを積載したまま、排出口5
0を下方に移動する際、シャッタ部30bのシートつき
当て面もしくは下部スノコガイド27aのシートつき当
て面にシートSが引っ掛かって積載性を乱すことがない
ように、積載されたシートSの上流側部分へエアー61
aを吹き付けることにより、スムーズにトレイユニット
26が下方に移動することができる。
0を下方に移動する際、シャッタ部30bのシートつき
当て面もしくは下部スノコガイド27aのシートつき当
て面にシートSが引っ掛かって積載性を乱すことがない
ように、積載されたシートSの上流側部分へエアー61
aを吹き付けることにより、スムーズにトレイユニット
26が下方に移動することができる。
【0064】次に、シート処理装置1におけるステイプ
ル動作について説明する。まず、ステイプルを行ってコ
ピーをとるステイプルソート時には、前記トレイ23,
24,25に直接積載せず、まず図2におけるステイプ
ルトレイ38に積載する。なお、ユーザによってステイ
プルソートモードが選択されると、以下に図13に沿っ
て述べるように動作する。
ル動作について説明する。まず、ステイプルを行ってコ
ピーをとるステイプルソート時には、前記トレイ23,
24,25に直接積載せず、まず図2におけるステイプ
ルトレイ38に積載する。なお、ユーザによってステイ
プルソートモードが選択されると、以下に図13に沿っ
て述べるように動作する。
【0065】まず、1枚目のシートが搬送されてくる
際、揺動ガイド31は下降した状態(図13(a))で
待機していて、シートSは、第1の排出ローラ17と第
2の排出ローラ32とにより下流方向(図13において
左方向)に搬送される。前記シートSの後端がシート検
知センサ13を通過して所定時間経過すると、第2の排
出ローラ32は停止する。また、シートSは、その後端
部(図13において右端部)が第1の排出ローラ17と
共に回転している排出整合ベルト19より所定量進行し
た位置で、ステイプルトレイ38に載置されている(図
13(b))。尚、図中破線は、カ−ルしたシートの形
状を示している。次に、前記第2の排出ローラ32が逆
回転を開始して、前記シートSは、搬送方向の上流側方
向(図13において右方向)に引き戻される(図13
(c))。その際、第1の排出ローラ17と共に回転し
ている排出整合ベルト19の回転速度Rは、第2の排出
ローラ32の逆転速度Qよりも速く(高く)なってい
る。したがって、シートが排出整合ベルト19により搬
送される速度は、逆転している第2の排出ローラ32に
より搬送される速度よりも速く(高く)なっている。
尚、前記排出整合ベルト19の内周には、ガイドコロ4
0が接触していて、該排出整合ベルト19が高速で回転
しても変形を防止することができることにより、該排出
整合ベルト19の下方部が常にステイプルトレイ38の
上面に当接するため、シートの整合が確実になされる。
際、揺動ガイド31は下降した状態(図13(a))で
待機していて、シートSは、第1の排出ローラ17と第
2の排出ローラ32とにより下流方向(図13において
左方向)に搬送される。前記シートSの後端がシート検
知センサ13を通過して所定時間経過すると、第2の排
出ローラ32は停止する。また、シートSは、その後端
部(図13において右端部)が第1の排出ローラ17と
共に回転している排出整合ベルト19より所定量進行し
た位置で、ステイプルトレイ38に載置されている(図
13(b))。尚、図中破線は、カ−ルしたシートの形
状を示している。次に、前記第2の排出ローラ32が逆
回転を開始して、前記シートSは、搬送方向の上流側方
向(図13において右方向)に引き戻される(図13
(c))。その際、第1の排出ローラ17と共に回転し
ている排出整合ベルト19の回転速度Rは、第2の排出
ローラ32の逆転速度Qよりも速く(高く)なってい
る。したがって、シートが排出整合ベルト19により搬
送される速度は、逆転している第2の排出ローラ32に
より搬送される速度よりも速く(高く)なっている。
尚、前記排出整合ベルト19の内周には、ガイドコロ4
0が接触していて、該排出整合ベルト19が高速で回転
しても変形を防止することができることにより、該排出
整合ベルト19の下方部が常にステイプルトレイ38の
上面に当接するため、シートの整合が確実になされる。
【0066】そして、前記第2の排出ローラ32が所定
量逆回転して、前記シートSの後端(搬送方向の上流側
方向に逆搬送されている場合の前進端)が前記排出整合
ベルト19に接する位置に達すると、前記揺動ガイド3
1は図6に示す駆動源Mにより上方に揺動して開放し、
前記第2の排出ローラ32と移動排出ローラ33との挟
持から前記シートSを解放する(図13(d))。従っ
て、前記シートSとステイプルトレイ38との摩擦が小
さい場合は、該シートSが自重により該ステイプルトレ
イ38の上面を滑落する状態になる。
量逆回転して、前記シートSの後端(搬送方向の上流側
方向に逆搬送されている場合の前進端)が前記排出整合
ベルト19に接する位置に達すると、前記揺動ガイド3
1は図6に示す駆動源Mにより上方に揺動して開放し、
前記第2の排出ローラ32と移動排出ローラ33との挟
持から前記シートSを解放する(図13(d))。従っ
て、前記シートSとステイプルトレイ38との摩擦が小
さい場合は、該シートSが自重により該ステイプルトレ
イ38の上面を滑落する状態になる。
【0067】次いで、前記第1の排出ローラ17及び排
出整合ベルト19は回転を継続して、前記シートSは、
後端規制部材20の位置まで搬送され、該シートSの前
記後端部が該後端規制部材20に当接することにより整
合される。この際、前記第1の排出ローラ17及び排出
整合ベルト19の回転速度Rは、所定時間経過後、速度
Pに変わる。更に、2枚目以降のシートSが搬送された
場合、該2枚目以降のシートSは、前記ステイプルトレ
イ38の傾斜による自重で前記1枚目のシートの上面を
前記排出整合ベルト19の位置に達するまで滑落し、該
排出整合ベルト19によって滑落方向と同じ方向に搬送
され、確実に前記後端規制部材20により整合される。
この際、前記第1の排出ローラ17及び排出整合ベルト
19の速度変化は、上述の速度変化と同じである。従っ
て、1枚目のシートS及び2枚目以降のシートSが前記
後端規制部材20を基準に整合されるため、整合速度及
び整合精度が向上する。
出整合ベルト19は回転を継続して、前記シートSは、
後端規制部材20の位置まで搬送され、該シートSの前
記後端部が該後端規制部材20に当接することにより整
合される。この際、前記第1の排出ローラ17及び排出
整合ベルト19の回転速度Rは、所定時間経過後、速度
Pに変わる。更に、2枚目以降のシートSが搬送された
場合、該2枚目以降のシートSは、前記ステイプルトレ
イ38の傾斜による自重で前記1枚目のシートの上面を
前記排出整合ベルト19の位置に達するまで滑落し、該
排出整合ベルト19によって滑落方向と同じ方向に搬送
され、確実に前記後端規制部材20により整合される。
この際、前記第1の排出ローラ17及び排出整合ベルト
19の速度変化は、上述の速度変化と同じである。従っ
て、1枚目のシートS及び2枚目以降のシートSが前記
後端規制部材20を基準に整合されるため、整合速度及
び整合精度が向上する。
【0068】このステイプルトレイ38は、シートSが
自重でステイプルトレイ38上に積載されるような角度
で本体1の内部に取り付けられている。また、トレイ2
4は、図14に示すようにシートSの先端を支えて、シ
ートSが排出方向上流側へ戻るのを補助し、この位置は
ノンステイプルモード時よりも上側に位置するようにな
っている。
自重でステイプルトレイ38上に積載されるような角度
で本体1の内部に取り付けられている。また、トレイ2
4は、図14に示すようにシートSの先端を支えて、シ
ートSが排出方向上流側へ戻るのを補助し、この位置は
ノンステイプルモード時よりも上側に位置するようにな
っている。
【0069】また、同図に示すように、ステイプルトレ
イ38上へ排出されたシートSは、ステイプルトレイ3
8の傾斜及びトレイ24のシート落下位置を高めにとる
ことにより、排出方向上流側へ自重落下するのを補助さ
れているが、さらに排出ローラ17と同期して矢印方向
へ回転する排出整合ベルト19によりステイプルトレイ
38上の上流側方向へ付勢されている。よって、シート
Sは後端規制部材20につき当たって排出方向に対して
垂直な方向に対して整合される。またシートSの幅方向
の整合は幅よせガイド21(図3、図4参照)によっ
て、シートSがステイプルトレイ38に落下して、該後
端規制部材20につき当たる所定の時間で動作を開始
し、シートSの幅寸法よりも所定の寸法だけ本体奥側か
ら手前側へ動作することにより、シートSは手前方向に
整合される。以下、2枚目以下のシートSはユーザが設
定した枚数がステイプルトレイ38上にすべて積載され
るまで上記動作がくり返される。
イ38上へ排出されたシートSは、ステイプルトレイ3
8の傾斜及びトレイ24のシート落下位置を高めにとる
ことにより、排出方向上流側へ自重落下するのを補助さ
れているが、さらに排出ローラ17と同期して矢印方向
へ回転する排出整合ベルト19によりステイプルトレイ
38上の上流側方向へ付勢されている。よって、シート
Sは後端規制部材20につき当たって排出方向に対して
垂直な方向に対して整合される。またシートSの幅方向
の整合は幅よせガイド21(図3、図4参照)によっ
て、シートSがステイプルトレイ38に落下して、該後
端規制部材20につき当たる所定の時間で動作を開始
し、シートSの幅寸法よりも所定の寸法だけ本体奥側か
ら手前側へ動作することにより、シートSは手前方向に
整合される。以下、2枚目以下のシートSはユーザが設
定した枚数がステイプルトレイ38上にすべて積載され
るまで上記動作がくり返される。
【0070】そして、図14に示すように、ユーザが設
定した枚数がステイプルトレイ38上に整合されると、
ステイプラ22が動作し(図3)、ユーザの設定した位
置にステイプルする動作を行う。ステイプルが終了する
と、図15に示すように揺動ガイド31が降下し、排出
ローラ32が矢印方向へ回転することで図16に示すよ
うにトレイ38上のステイプル済のシートSが排出され
る。
定した枚数がステイプルトレイ38上に整合されると、
ステイプラ22が動作し(図3)、ユーザの設定した位
置にステイプルする動作を行う。ステイプルが終了する
と、図15に示すように揺動ガイド31が降下し、排出
ローラ32が矢印方向へ回転することで図16に示すよ
うにトレイ38上のステイプル済のシートSが排出され
る。
【0071】一方、ステイプル動作時には、順次、シー
トが複写装置100から排出されてくるため、次のジョ
ブの排出シートの先頭の1枚目を本体1内に滞留させ、
2枚目のシートと重ねて排出するという動作を行う。そ
の動作を図17から図20を用いて説明する。図17は
シートS1が本体1内へ侵入し始めた状態を示す。複写
装置100から排出された1枚目のシートS1はフラッ
パ3,4の上流側端部が下方へ位置することで、バッフ
ァーパス8へ送られる。バッファーパス8へ送られたシ
ートS1はバッファーローラ9に巻きつく形で図示矢印
方向へ送られる。ここで、フラッパ39はシートS1が
ローラ15の方向へ送られるように回動し、センサ11
でシートS1の先端を検知して図18に示すような状態
で停止する。
トが複写装置100から排出されてくるため、次のジョ
ブの排出シートの先頭の1枚目を本体1内に滞留させ、
2枚目のシートと重ねて排出するという動作を行う。そ
の動作を図17から図20を用いて説明する。図17は
シートS1が本体1内へ侵入し始めた状態を示す。複写
装置100から排出された1枚目のシートS1はフラッ
パ3,4の上流側端部が下方へ位置することで、バッフ
ァーパス8へ送られる。バッファーパス8へ送られたシ
ートS1はバッファーローラ9に巻きつく形で図示矢印
方向へ送られる。ここで、フラッパ39はシートS1が
ローラ15の方向へ送られるように回動し、センサ11
でシートS1の先端を検知して図18に示すような状態
で停止する。
【0072】そして、同図に示すように2枚目のシート
S2が侵入してくると、バッファーローラ9は回転を開
始し、図19に示すように1枚目と2枚目のシートS
1,S2を重ねて搬送する。さらに、1枚目のシートS
1の後端がフラッパ39の位置をすぎると、図20に示
すようにフラッパ39は排出ローラ17,18の方向へ
シートSが送られるように回動し、2枚重ねたままステ
イプルトレイ38上へ排出される。以上の動作を行うこ
とで、ステイプラがステイプル動作を行っている時間は
排出ローラ17,18からシートSは排出されず、ステ
イプル動作を実行することが可能であり、かつ複写装置
100の動作も停止することがない。また、ステイプル
動作を行う時間をさらにかせぐために、バッファーロー
ラ9に3枚目以上のシートSを巻きつけることも可能で
ある。
S2が侵入してくると、バッファーローラ9は回転を開
始し、図19に示すように1枚目と2枚目のシートS
1,S2を重ねて搬送する。さらに、1枚目のシートS
1の後端がフラッパ39の位置をすぎると、図20に示
すようにフラッパ39は排出ローラ17,18の方向へ
シートSが送られるように回動し、2枚重ねたままステ
イプルトレイ38上へ排出される。以上の動作を行うこ
とで、ステイプラがステイプル動作を行っている時間は
排出ローラ17,18からシートSは排出されず、ステ
イプル動作を実行することが可能であり、かつ複写装置
100の動作も停止することがない。また、ステイプル
動作を行う時間をさらにかせぐために、バッファーロー
ラ9に3枚目以上のシートSを巻きつけることも可能で
ある。
【0073】以上の動作をくり返すことで、複数のステ
イプルコピー束Saを作成するが、図8及び図10に示
すように、トレイ24上に既にステイプルしたコピー束
Saが有る際には、コピー束Saのたわみやふくらみが
大きい場合に既に積載されているコピー束Saの最上面
のシートSがG点を上側へ越えてしまうと次シートが出
てくる際に引っ掛かってジャムしたり、幅よせガイド2
1が動作して整合する際の負荷となって整合性が悪化す
ることがある。
イプルコピー束Saを作成するが、図8及び図10に示
すように、トレイ24上に既にステイプルしたコピー束
Saが有る際には、コピー束Saのたわみやふくらみが
大きい場合に既に積載されているコピー束Saの最上面
のシートSがG点を上側へ越えてしまうと次シートが出
てくる際に引っ掛かってジャムしたり、幅よせガイド2
1が動作して整合する際の負荷となって整合性が悪化す
ることがある。
【0074】しかし、この際、トレイ24のシート落下
位置を高めにする動作を遅らせることにより、シートの
ジャム等が生じるのを防ぐことができる。また、トレイ
に積載されたシートSが排出ローラ32に引っ掛からな
いようにすることができる。
位置を高めにする動作を遅らせることにより、シートの
ジャム等が生じるのを防ぐことができる。また、トレイ
に積載されたシートSが排出ローラ32に引っ掛からな
いようにすることができる。
【0075】
【発明の効果】以上説明説明したように、本発明によれ
ば、排出手段により排出されるシートの上流側部分にエ
アー吹き付け手段によりエアーを吹き付けるようにした
ので、シートの上流側部分を排出手段及び規制手段等に
引っかかることなく、迅速に積載手段側へ落とし込むこ
とができて、シートの積載時間が短縮され、かつ、シー
トがスムーズに積載されることからシートの整合性を向
上させることができる。また、積載手段へシートが排出
されるときに、従来用いられていた後端落とし部材の代
わりにエアーによりシートの抑え込みをしているので、
後端落とし部材との当接時の衝撃やこれによるシートの
損傷を防止することができる。
ば、排出手段により排出されるシートの上流側部分にエ
アー吹き付け手段によりエアーを吹き付けるようにした
ので、シートの上流側部分を排出手段及び規制手段等に
引っかかることなく、迅速に積載手段側へ落とし込むこ
とができて、シートの積載時間が短縮され、かつ、シー
トがスムーズに積載されることからシートの整合性を向
上させることができる。また、積載手段へシートが排出
されるときに、従来用いられていた後端落とし部材の代
わりにエアーによりシートの抑え込みをしているので、
後端落とし部材との当接時の衝撃やこれによるシートの
損傷を防止することができる。
【0076】また、トレイを下方に移動させるときに、
シートの上流側部分にエアーを吹き付けるようにしたの
で、シート後端部が、規制手段等の段差に引っかかっ
て、整合性を乱す等の不具合を防止することができる。
シートの上流側部分にエアーを吹き付けるようにしたの
で、シート後端部が、規制手段等の段差に引っかかっ
て、整合性を乱す等の不具合を防止することができる。
【図1】本発明に係るシート処理装置が適用された画像
形成装置の縦断正面図。
形成装置の縦断正面図。
【図2】同じくシート処理装置の縦断正面図。
【図3】同じくステイプルトレイ部の平面図。
【図4】同じくステイプルトレイ部の側面図。
【図5】同じくシート処理装置の要部拡大側面断面図。
【図6】同じく揺動ガイド部の斜視図
【図7】同じくスノコシャッタが空間部Fを塞いだ状態
示す動作図。
示す動作図。
【図8】同じく揺動ガイドが揺動した状態を示す動作
図。
図。
【図9】同じくシート処理装置の排出部の正面図。
【図10】同じくシート処理装置のシート積載時の状態
を示す動作図。
を示す動作図。
【図11】同じくシート処理装置のトレイユニットの下
降状態を示す動作図。
降状態を示す動作図。
【図12】同じくパソコンからの出力紙をトレイに積載
した状態を示す動作図。
した状態を示す動作図。
【図13】同じくステイプルトレイにおけるシートの整
合と積載状態を示す動作図。
合と積載状態を示す動作図。
【図14】同じく設定枚数がステイプルトレイ上に整合
された状態を示す動作図。
された状態を示す動作図。
【図15】同じくステイプル済みのシートが排出される
状態を示す動作図。
状態を示す動作図。
【図16】同じくステイプル済みのシートが排出された
状態を示す動作図。
状態を示す動作図。
【図17】同じくシート処理装置へシートが搬入し始め
る状態を示す動作図。
る状態を示す動作図。
【図18】同じく1枚目のシートがバッファローラに巻
き付けた状態を示す動作図。
き付けた状態を示す動作図。
【図19】同じく1枚目と2枚目のシートS1,S2を
重ねて搬送する状態を示す動作図。
重ねて搬送する状態を示す動作図。
【図20】同じく2枚のシートが重ねられた状態で排出
される状態を示す動作図。
される状態を示す動作図。
【図21】従来のシート処理装置のシート排出部の一例
を示す側面図。
を示す側面図。
【図22】従来のシート処理装置のシート排出部の他の
例を示す側面図。
例を示す側面図。
S シート 1 シート処理装置 23,24,25 トレイ(積載手段) 20 後端規制部材(規制手段) 26 トレイユニット(移動手段) 31 揺動ガイド 32 排出ローラ 33 移動排出ローラ 32,33 排出手段 60 エアー吹き出し穴 61 エアー供給源(エアー吹き付け手
段) 108 感光ドラム(画像形成手段) 115 画像形成装置の排出手段 400 制御手段 500 画像形成装置
段) 108 感光ドラム(画像形成手段) 115 画像形成装置の排出手段 400 制御手段 500 画像形成装置
Claims (6)
- 【請求項1】 シートを排出する排出手段と、該排出手
段により排出されたシートを積載する積載手段と、 該積載手段上のシートの後端部を規制して整合する規制
手段と、を有するシート処理装置において、 前記積載手段上に排出されるシートの後端部に上方から
エアーを吹き付け可能であって、前記排出手段の上方に
配設されたエアー吹き付け手段を有することを特徴とす
るシート処理装置。 - 【請求項2】 前記排出手段からシートの後端部が抜け
る瞬間に前記エアー吹き付け手段がシートにエアーを吹
き付けるように制御する制御手段を有することを特徴と
する請求項1に記載のシート処理装置。 - 【請求項3】 前記エアー吹き付け手段のエアー吹き付
け力は、調整可能であることを特徴とする請求項1又は
2に記載のシート処理装置。 - 【請求項4】 前記積載手段を上下動させる移動手段を
有し、前記積載手段の下降時に前記エアー吹き付け手段
によるシートへのエアーの吹き付けを行うように制御す
る制御手段を有することを特徴とする請求項1ないし3
の何れか1項記載のシート処理装置。 - 【請求項5】 前記エアー吹き付け手段の下流側に前記
排出手段の一部を支持する揺動ガイドを有し、該揺動ガ
イドは前記エアー吹き付け手段から吹き付けられたエア
ーが挿通するエアー吹き出し穴を備えることを特徴とす
る請求項1ないし4何れか1項記載のシート処理装置。 - 【請求項6】 請求項1ないし5の何れか1項記載のシ
ート処理装置と、シートに画像を形成する画像形成手段
と、画像形成したシートを前記シート処理装置に排出す
る排出手段と、を有することを特徴とする画像形成装
置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP9117274A JPH10310314A (ja) | 1997-05-07 | 1997-05-07 | シート処理装置及びこれを備える画像形成装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP9117274A JPH10310314A (ja) | 1997-05-07 | 1997-05-07 | シート処理装置及びこれを備える画像形成装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH10310314A true JPH10310314A (ja) | 1998-11-24 |
Family
ID=14707709
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP9117274A Withdrawn JPH10310314A (ja) | 1997-05-07 | 1997-05-07 | シート処理装置及びこれを備える画像形成装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH10310314A (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2006232557A (ja) * | 2006-06-09 | 2006-09-07 | Ricoh Co Ltd | 用紙積載装置 |
JP2014047047A (ja) * | 2012-08-31 | 2014-03-17 | Ricoh Co Ltd | 排紙装置、用紙処理装置、画像形成システムおよび排紙方法 |
-
1997
- 1997-05-07 JP JP9117274A patent/JPH10310314A/ja not_active Withdrawn
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2006232557A (ja) * | 2006-06-09 | 2006-09-07 | Ricoh Co Ltd | 用紙積載装置 |
JP2014047047A (ja) * | 2012-08-31 | 2014-03-17 | Ricoh Co Ltd | 排紙装置、用紙処理装置、画像形成システムおよび排紙方法 |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A300 | Withdrawal of application because of no request for examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A300 Effective date: 20040803 |