JPH10307434A - 画像形成装置 - Google Patents
画像形成装置Info
- Publication number
- JPH10307434A JPH10307434A JP9119335A JP11933597A JPH10307434A JP H10307434 A JPH10307434 A JP H10307434A JP 9119335 A JP9119335 A JP 9119335A JP 11933597 A JP11933597 A JP 11933597A JP H10307434 A JPH10307434 A JP H10307434A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- toner
- developer
- image forming
- forming apparatus
- reading
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
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- Control Or Security For Electrophotography (AREA)
- Dry Development In Electrophotography (AREA)
Abstract
(57)【要約】 (修正有)
【課題】 現像剤の撹拌時間を短縮して現像剤の疲労を
防止する画像形成装置であって、流動する現像剤の正確
なトナー濃度を得て、正確なトナー濃度に基づいて補給
制御値を決定する事の可能な画像形成装置を供給する。 【解決手段】 現像剤を流動させる現像剤流動機構と、
1つの主駆動モータM4と、主駆動モータに遅れて前記
現像剤流動機構に動力を供給する現像駆動機構M3とを
備えていて電子写真プロセスを実行する画像形成装置に
おいて、電子写真プロセスの動作の履歴に応じた履歴デ
ータを出力する履歴データ出力手段と、現像駆動機構の
動作開始からトナー濃度信号の読み込みまでの時間間隔
を示すタイミングデータを、履歴データに応じてそれぞ
れ記憶するタイミング記憶手段と、履歴データを取り込
み、取り込んだ履歴データに対応したタイミングデータ
の示すタイミングでトナー濃度信号を読み込む制御手段
310とを備えることを特徴とする画像形成装置。
防止する画像形成装置であって、流動する現像剤の正確
なトナー濃度を得て、正確なトナー濃度に基づいて補給
制御値を決定する事の可能な画像形成装置を供給する。 【解決手段】 現像剤を流動させる現像剤流動機構と、
1つの主駆動モータM4と、主駆動モータに遅れて前記
現像剤流動機構に動力を供給する現像駆動機構M3とを
備えていて電子写真プロセスを実行する画像形成装置に
おいて、電子写真プロセスの動作の履歴に応じた履歴デ
ータを出力する履歴データ出力手段と、現像駆動機構の
動作開始からトナー濃度信号の読み込みまでの時間間隔
を示すタイミングデータを、履歴データに応じてそれぞ
れ記憶するタイミング記憶手段と、履歴データを取り込
み、取り込んだ履歴データに対応したタイミングデータ
の示すタイミングでトナー濃度信号を読み込む制御手段
310とを備えることを特徴とする画像形成装置。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、電子写真プロセス
によって画像形成を行う画像形成装置に関し、特に2成
分現像剤中のトナー濃度を正確に制御できる画像形成装
置に関する。
によって画像形成を行う画像形成装置に関し、特に2成
分現像剤中のトナー濃度を正確に制御できる画像形成装
置に関する。
【0002】
【従来の技術】2成分現像剤を用いた電子写真プロセス
によって画像形成を実行する画像形成装置では、2成分
現像剤中に含まれるトナーの濃度を一定に保たないと原
稿に応じた正確なトナー画像を形成できなくなることが
知られている。そこで、現像で消費したトナーの量に見
合ったトナーを新しく補給する技術が種々提案されてい
る。これらの一例として、2成分現像剤中のトナーの濃
度に応じて透磁率が変化することに着目して、トナー濃
度検出回路の検出部としてコイルを使用して、インダク
タンスの変化を検出してトナー濃度を測定する技術が知
られている。特開昭62−24286号には、現像ユニ
ットの実現像時間率を検出し、この実現像時間率に基づ
いて画像濃度調整手段を制御する画像濃度制御方式に関
する技術が記載されている。
によって画像形成を実行する画像形成装置では、2成分
現像剤中に含まれるトナーの濃度を一定に保たないと原
稿に応じた正確なトナー画像を形成できなくなることが
知られている。そこで、現像で消費したトナーの量に見
合ったトナーを新しく補給する技術が種々提案されてい
る。これらの一例として、2成分現像剤中のトナーの濃
度に応じて透磁率が変化することに着目して、トナー濃
度検出回路の検出部としてコイルを使用して、インダク
タンスの変化を検出してトナー濃度を測定する技術が知
られている。特開昭62−24286号には、現像ユニ
ットの実現像時間率を検出し、この実現像時間率に基づ
いて画像濃度調整手段を制御する画像濃度制御方式に関
する技術が記載されている。
【0003】また特開昭62−28780号には、トナ
ー濃度を検出された現像剤がトナー濃度検出手段の配置
された位置からトナー補給部に搬送されるまでの時間を
遅延させて、検出されたトナー濃度の不足分に応じた量
のトナーを補給する静電潜像現像装置に関する技術が記
載されている。
ー濃度を検出された現像剤がトナー濃度検出手段の配置
された位置からトナー補給部に搬送されるまでの時間を
遅延させて、検出されたトナー濃度の不足分に応じた量
のトナーを補給する静電潜像現像装置に関する技術が記
載されている。
【0004】しかしながら、2成分現像剤のトナー濃度
をトナー濃度に応じた透磁率の変化に基づいて検出する
と、現像剤の疲労や、使用環境により、センサー出力が
安定するまでの所用時間が変化する。現像剤の疲労はコ
ピー数の履歴や、ドラムカートリッジの駆動時間に従っ
て進む。
をトナー濃度に応じた透磁率の変化に基づいて検出する
と、現像剤の疲労や、使用環境により、センサー出力が
安定するまでの所用時間が変化する。現像剤の疲労はコ
ピー数の履歴や、ドラムカートリッジの駆動時間に従っ
て進む。
【0005】トナーを新たに補給した後には、トナー濃
度を均一にさせて、またトナーを帯電させるために撹拌
を行う。また、撹拌によりせっかく濃度を均一にした現
像剤でも、ひとたび現像プロセスを実行すれば、現像剤
中のトナーが偏在してトナー濃度が不均一となる事はよ
く知られている。そこで、現像プロセスを実行する毎に
トナーの補給量をトナー濃度検出回路で求めて、適量の
トナーを補給し、十分に撹拌している。
度を均一にさせて、またトナーを帯電させるために撹拌
を行う。また、撹拌によりせっかく濃度を均一にした現
像剤でも、ひとたび現像プロセスを実行すれば、現像剤
中のトナーが偏在してトナー濃度が不均一となる事はよ
く知られている。そこで、現像プロセスを実行する毎に
トナーの補給量をトナー濃度検出回路で求めて、適量の
トナーを補給し、十分に撹拌している。
【0006】従来は現像剤の撹拌は主駆動モータの駆動
によって行っていた。主駆動モータは現像剤流動機構の
ほかに、給紙搬送機構、感光体ドラム等にも駆動力を同
時に供給していた。そして従来の複写機などではコピー
開始スイッチが操作されて、給紙、搬送などが開始した
時点で現像剤の撹拌が開始されていた。従って現像が開
始される以前に現像剤を十分に撹拌できた。十分に撹拌
することでトナー濃度は均一になり、安定した流速でト
ナーが流動するので主駆動モータの駆動開始から所定時
間が経過した時点で、トナー濃度検出回路は確実に正確
なトナー濃度を検出できた。このため、補給が必要なト
ナー量を正確に判断することが可能であった。
によって行っていた。主駆動モータは現像剤流動機構の
ほかに、給紙搬送機構、感光体ドラム等にも駆動力を同
時に供給していた。そして従来の複写機などではコピー
開始スイッチが操作されて、給紙、搬送などが開始した
時点で現像剤の撹拌が開始されていた。従って現像が開
始される以前に現像剤を十分に撹拌できた。十分に撹拌
することでトナー濃度は均一になり、安定した流速でト
ナーが流動するので主駆動モータの駆動開始から所定時
間が経過した時点で、トナー濃度検出回路は確実に正確
なトナー濃度を検出できた。このため、補給が必要なト
ナー量を正確に判断することが可能であった。
【0007】ところが、現像剤は撹拌されるほどに疲労
が進む事がよく知られている。つまり、トナー濃度を均
一にするために十分に撹拌すれば現像剤の疲労が進行し
て、現像性が劣化してしまっていた。
が進む事がよく知られている。つまり、トナー濃度を均
一にするために十分に撹拌すれば現像剤の疲労が進行し
て、現像性が劣化してしまっていた。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】発明者らは、現像剤の
劣化を防止しようとして、主駆動モータの駆動開始から
遅れて現像剤流動機構の駆動を開始させる現像駆動機構
を備えた画像形成装置を試みた。この画像形成装置では
現像剤の疲労の進行は防止することができたが、一方
で、トナー濃度を正確に読み込めないという新たな問題
が生じてしまった。
劣化を防止しようとして、主駆動モータの駆動開始から
遅れて現像剤流動機構の駆動を開始させる現像駆動機構
を備えた画像形成装置を試みた。この画像形成装置では
現像剤の疲労の進行は防止することができたが、一方
で、トナー濃度を正確に読み込めないという新たな問題
が生じてしまった。
【0009】トナー濃度センサーは、流動する現像剤に
関してトナー濃度を正確に検出するようにしてあり、さ
らに詳しくは、現像剤流動機構によって撹拌されつつ流
動する現像剤の透磁率の変化を検出する。ところが、現
像剤の撹拌の開始を遅らせたために、現像剤の撹拌時間
が不十分となってしまった。この結果、主駆動モータの
駆動開始から所定期間が経過した時点では、現像剤の流
動状態が安定せず、トナー検出センサーの検出信号が不
安定となり、ひいては正確なトナー濃度制御ができなく
なってしまった。
関してトナー濃度を正確に検出するようにしてあり、さ
らに詳しくは、現像剤流動機構によって撹拌されつつ流
動する現像剤の透磁率の変化を検出する。ところが、現
像剤の撹拌の開始を遅らせたために、現像剤の撹拌時間
が不十分となってしまった。この結果、主駆動モータの
駆動開始から所定期間が経過した時点では、現像剤の流
動状態が安定せず、トナー検出センサーの検出信号が不
安定となり、ひいては正確なトナー濃度制御ができなく
なってしまった。
【0010】そこで本発明は、現像剤の撹拌時間を短縮
して現像剤の疲労を防止する画像形成装置であって、流
動する現像剤の正確なトナー濃度を得て、正確なトナー
濃度に基づいて補給制御値を決定する事の可能な画像形
成装置を供給する事を目的とする。
して現像剤の疲労を防止する画像形成装置であって、流
動する現像剤の正確なトナー濃度を得て、正確なトナー
濃度に基づいて補給制御値を決定する事の可能な画像形
成装置を供給する事を目的とする。
【0011】
【課題を解決するための手段】本発明の課題は、請求項
1に記載の画像形成装置によって解決できた。
1に記載の画像形成装置によって解決できた。
【0012】この画像形成装置では、現像剤流動機構が
主駆動モータの駆動開始より遅れて駆動を開始するの
で、現像剤の疲労の進行を遅くすることができる。ま
た、トナー濃度信号の読み込みタイミングは、現像駆動
機構の駆動開始、すなわち撹拌開始のタイミングからの
時間間隔として設定される。その上、読み込みタイミン
グは、現像剤の疲労度に対応した履歴データに応じて変
更している。このように読み込みタイミングを設定した
うえでトナー濃度検出手段のトナー濃度信号を読み込ん
でいるので、現像剤流動機構の駆動開始が主駆動モータ
の駆動開始よりも遅らせてあるにもかかわらずに、現像
剤の流動が安定してからトナー濃度信号を読み込むこと
が可能となった。従って正確なトナー濃度を得ることが
可能となった。
主駆動モータの駆動開始より遅れて駆動を開始するの
で、現像剤の疲労の進行を遅くすることができる。ま
た、トナー濃度信号の読み込みタイミングは、現像駆動
機構の駆動開始、すなわち撹拌開始のタイミングからの
時間間隔として設定される。その上、読み込みタイミン
グは、現像剤の疲労度に対応した履歴データに応じて変
更している。このように読み込みタイミングを設定した
うえでトナー濃度検出手段のトナー濃度信号を読み込ん
でいるので、現像剤流動機構の駆動開始が主駆動モータ
の駆動開始よりも遅らせてあるにもかかわらずに、現像
剤の流動が安定してからトナー濃度信号を読み込むこと
が可能となった。従って正確なトナー濃度を得ることが
可能となった。
【0013】この画像形成装置は、さらに前記履歴デー
タは、コピー数の累計または現像剤流動機構の駆動時間
の累計としても良い。
タは、コピー数の累計または現像剤流動機構の駆動時間
の累計としても良い。
【0014】また、本発明の課題は請求項3に記載の画
像形成装置によっても解決できた。
像形成装置によっても解決できた。
【0015】この画像形成装置では、現像駆動機構が主
駆動モータの駆動開始より遅れて現像剤流動機構の駆動
を開始するので、現像剤の疲労の進行を遅くすることが
できる。また、トナー濃度信号の読み込みタイミング
は、現像駆動機構の駆動開始、すなわち現像剤の撹拌開
始のタイミングからの時間間隔として設定される。その
うえ第一のトナー濃度信号と第二のトナー濃度信号とを
互いに時間をずらして読み込み、第一及び第二のトナー
濃度信号の信頼性を判断している。判断の結果が、第一
及び第二のトナー濃度信号が信頼できるものとの結果で
あれば前記第一及び第二のトナー濃度信号の平均値によ
ってトナー補給量に対応した補給制御値を設定する。こ
のように信頼できるトナー濃度信号に従っているので、
現像剤流動機構の駆動開始が主駆動モータの駆動開始よ
りも遅らしてあるにもかかわらずに、現像剤の流動状態
が不安定な場合のトナー濃度信号を基に補給制御値が決
定されることはなく、正確なトナー濃度を得ることがで
きた。
駆動モータの駆動開始より遅れて現像剤流動機構の駆動
を開始するので、現像剤の疲労の進行を遅くすることが
できる。また、トナー濃度信号の読み込みタイミング
は、現像駆動機構の駆動開始、すなわち現像剤の撹拌開
始のタイミングからの時間間隔として設定される。その
うえ第一のトナー濃度信号と第二のトナー濃度信号とを
互いに時間をずらして読み込み、第一及び第二のトナー
濃度信号の信頼性を判断している。判断の結果が、第一
及び第二のトナー濃度信号が信頼できるものとの結果で
あれば前記第一及び第二のトナー濃度信号の平均値によ
ってトナー補給量に対応した補給制御値を設定する。こ
のように信頼できるトナー濃度信号に従っているので、
現像剤流動機構の駆動開始が主駆動モータの駆動開始よ
りも遅らしてあるにもかかわらずに、現像剤の流動状態
が不安定な場合のトナー濃度信号を基に補給制御値が決
定されることはなく、正確なトナー濃度を得ることがで
きた。
【0016】また、本発明の課題は請求項4に記載の画
像形成装置によっても解決できた。
像形成装置によっても解決できた。
【0017】この画像形成装置では、前記第一のトナー
濃度信号が信頼できないものと判断されると、さらに前
記第二の読み込みに遅れてさらに第三の読み込みを実行
して第三のトナー濃度信号を得て、第二と第三のトナー
濃度信号の信頼性を判断する。例えば、第二回目と第三
回目の読み込み信号から、第二回目のトナー濃度信号が
信頼できないと判断されたら、第四回目の読み込みを実
行して、第三回目と第四回目のトナー濃度が信頼できる
ものと判断されれば、第三回目と第四回目のトナー濃度
信号の平均値を得る。この例の第四回目のトナー濃度信
号は、本発明の第三のトナー濃度信号の一例である。こ
のようにして信頼できるトナー濃度信号が得られるまで
トナー濃度信号の読み込みを繰り返すので、現像剤流動
機構の駆動開始が主駆動モータの駆動開始よりも遅らし
てあるにもかかわらずに、信頼できるトナー濃度信号に
基づき補給制御値を決定し、正確なトナー濃度に基づい
てトナー濃度制御を行うことができた。
濃度信号が信頼できないものと判断されると、さらに前
記第二の読み込みに遅れてさらに第三の読み込みを実行
して第三のトナー濃度信号を得て、第二と第三のトナー
濃度信号の信頼性を判断する。例えば、第二回目と第三
回目の読み込み信号から、第二回目のトナー濃度信号が
信頼できないと判断されたら、第四回目の読み込みを実
行して、第三回目と第四回目のトナー濃度が信頼できる
ものと判断されれば、第三回目と第四回目のトナー濃度
信号の平均値を得る。この例の第四回目のトナー濃度信
号は、本発明の第三のトナー濃度信号の一例である。こ
のようにして信頼できるトナー濃度信号が得られるまで
トナー濃度信号の読み込みを繰り返すので、現像剤流動
機構の駆動開始が主駆動モータの駆動開始よりも遅らし
てあるにもかかわらずに、信頼できるトナー濃度信号に
基づき補給制御値を決定し、正確なトナー濃度に基づい
てトナー濃度制御を行うことができた。
【0018】この画像形成装置は、さらに前記現像駆動
手段の停止指令信号を出力する停止指令信号出力手段
と、前記第三のトナー濃度信号を読み込み終了するまで
は前記停止指令信号の出力を遅延させる制御手段とを備
えてもよい。
手段の停止指令信号を出力する停止指令信号出力手段
と、前記第三のトナー濃度信号を読み込み終了するまで
は前記停止指令信号の出力を遅延させる制御手段とを備
えてもよい。
【0019】また、本発明の課題は請求項6に記載の画
像形成装置によっても解決できた。
像形成装置によっても解決できた。
【0020】この画像形成装置では、前記現像駆動機構
の駆動開始から所定のタイミングで、第一回目のトナー
濃度信号の読み込みを開始する。続いて時間間隔をおい
て第二回目以降のトナー濃度信号の読み込みを実行す
る。こうして得た複数のトナー濃度信号に基づいて補給
制御値を設定するので、各回の読み込みで得たトナー濃
度信号のそれぞれの影響を小さくすることができる。た
とえ読み込んだトナー濃度信号に信頼性が低いものが含
まれていたとしても、その影響を小さくすることができ
る。また、複数のトナー濃度信号は、それぞれ時間間隔
を置いて読み込まれる。このため新しく読み込んだトナ
ー濃度信号ほどに信頼性は高まり、信頼性の低いトナー
濃度信号を数多く読み込む心配が少ない。従って信頼性
の低いトナー濃度信号の影響をきわめて小さくした上
で、正確なトナー濃度制御を行うことができた。
の駆動開始から所定のタイミングで、第一回目のトナー
濃度信号の読み込みを開始する。続いて時間間隔をおい
て第二回目以降のトナー濃度信号の読み込みを実行す
る。こうして得た複数のトナー濃度信号に基づいて補給
制御値を設定するので、各回の読み込みで得たトナー濃
度信号のそれぞれの影響を小さくすることができる。た
とえ読み込んだトナー濃度信号に信頼性が低いものが含
まれていたとしても、その影響を小さくすることができ
る。また、複数のトナー濃度信号は、それぞれ時間間隔
を置いて読み込まれる。このため新しく読み込んだトナ
ー濃度信号ほどに信頼性は高まり、信頼性の低いトナー
濃度信号を数多く読み込む心配が少ない。従って信頼性
の低いトナー濃度信号の影響をきわめて小さくした上
で、正確なトナー濃度制御を行うことができた。
【0021】また前記の各画像形成装置は、前記感光体
と前記現像器を同じケーシングに取り付けたドラムカー
トリッジを備え、前記現像駆動機構は前記感光体にも駆
動力を供給してもよい。
と前記現像器を同じケーシングに取り付けたドラムカー
トリッジを備え、前記現像駆動機構は前記感光体にも駆
動力を供給してもよい。
【0022】また前記各画像形成装置は、前記トナー像
を転写させる転写紙を給紙し搬送する給紙搬送機構と、
前記転写紙のトナー像を定着させる定着器と、前記定着
器でトナー像を定着された記録紙を画像形成装置の装置
外部へ排出する排紙機構とを備えていて、前記主駆動モ
ータは、前記給紙搬送機構、前記定着器、前記排紙機構
の少なくとも一つに駆動力を供給してもよい。
を転写させる転写紙を給紙し搬送する給紙搬送機構と、
前記転写紙のトナー像を定着させる定着器と、前記定着
器でトナー像を定着された記録紙を画像形成装置の装置
外部へ排出する排紙機構とを備えていて、前記主駆動モ
ータは、前記給紙搬送機構、前記定着器、前記排紙機構
の少なくとも一つに駆動力を供給してもよい。
【0023】また、前記画像形成装置は、前記感光体を
帯電せしめる帯電器と、前記感光体表面であってトナー
像の現像が行われない領域の電荷を除去する現像前露光
機構と、前記感光体から前記転写紙へ転写されずに感光
体表面に残留するトナーを払拭するクリーニング機構
と、クリーニングされた感光体表面の電荷を均一に除去
する帯電前露光機構とを備えていて、前記ドラムカート
リッジは前記帯電器、前記現像前露光機構、前記クリー
ニング機構、前記帯電前露光機構の少なくとも一つを備
えていてもよい。
帯電せしめる帯電器と、前記感光体表面であってトナー
像の現像が行われない領域の電荷を除去する現像前露光
機構と、前記感光体から前記転写紙へ転写されずに感光
体表面に残留するトナーを払拭するクリーニング機構
と、クリーニングされた感光体表面の電荷を均一に除去
する帯電前露光機構とを備えていて、前記ドラムカート
リッジは前記帯電器、前記現像前露光機構、前記クリー
ニング機構、前記帯電前露光機構の少なくとも一つを備
えていてもよい。
【0024】また前記各画像形成装置は、前記制御値に
応じて前記現像器にトナーを補給するトナー補給手段を
備えていてもよい。
応じて前記現像器にトナーを補給するトナー補給手段を
備えていてもよい。
【0025】
【発明の実施の形態】図1は本実施の形態における画像
形成装置の全体構成を示す正面図である。
形成装置の全体構成を示す正面図である。
【0026】本実施の形態の複写機100は本発明の画
像形成装置の一例であり、電子写真プロセスを実行して
記録紙に原稿に対応した画像を形成する。複写機100
は自動原稿搬送装置(以下、これをRADFと略称す
る。)、読取走査部120、画像形成部130、給紙機
構140等を備えている。
像形成装置の一例であり、電子写真プロセスを実行して
記録紙に原稿に対応した画像を形成する。複写機100
は自動原稿搬送装置(以下、これをRADFと略称す
る。)、読取走査部120、画像形成部130、給紙機
構140等を備えている。
【0027】RADFは、原稿セット台111上に読み
取り原稿を複数枚重ねてセットし、コピースタートボタ
ンを押すと、原稿の各ページを原稿送りローラ117で
順次給送してプラテンガラス121上の所定位置に自動
搬送する。加えて、読み取りの終了した原稿をプラテン
ガラス121上から取除いて原稿排出台116上に排出
し、あるいは、両面原稿を1枚取り出してプラテンガラ
ス121上に送り込んで片面の画像読み取りを終えると
原稿を逆方向に移動させ、原稿を駆動ローラ115によ
り反転経路を通過させて裏返してプラテンガラス121
の所定位置に送り込むものである。このようにRADF
は両面原稿と片面原稿の取り扱いが可能で、駆動ローラ
112及び従動ローラ113と、駆動ローラ112及び
従動ローラ113に巻回された搬送ベルト114等を図
示せぬモータで適宜正転、逆転させて動作する。
取り原稿を複数枚重ねてセットし、コピースタートボタ
ンを押すと、原稿の各ページを原稿送りローラ117で
順次給送してプラテンガラス121上の所定位置に自動
搬送する。加えて、読み取りの終了した原稿をプラテン
ガラス121上から取除いて原稿排出台116上に排出
し、あるいは、両面原稿を1枚取り出してプラテンガラ
ス121上に送り込んで片面の画像読み取りを終えると
原稿を逆方向に移動させ、原稿を駆動ローラ115によ
り反転経路を通過させて裏返してプラテンガラス121
の所定位置に送り込むものである。このようにRADF
は両面原稿と片面原稿の取り扱いが可能で、駆動ローラ
112及び従動ローラ113と、駆動ローラ112及び
従動ローラ113に巻回された搬送ベルト114等を図
示せぬモータで適宜正転、逆転させて動作する。
【0028】読取走査部120は、原稿を載置するプラ
テンガラス121と、プラテンガラス121の下方であ
って、装置本体内に露光ランプ122、第1ミラー12
3、第2ミラー124、第3ミラー125、反射ミラー
127、結像レンズ126を備えている。露光ランプ1
22はハロゲンランプを用いている。
テンガラス121と、プラテンガラス121の下方であ
って、装置本体内に露光ランプ122、第1ミラー12
3、第2ミラー124、第3ミラー125、反射ミラー
127、結像レンズ126を備えている。露光ランプ1
22はハロゲンランプを用いている。
【0029】露光ランプ122は発光してプラテンガラ
ス121に載置された原稿を照射する。原稿表面で反射
した光が露光光となり、図1で二点鎖線で表示した光路
を経由して感光体ドラム131を照射する。なお光路と
併せて照射光も二点鎖線でしめした。露光ランプ122
と第1ミラー123とは矢印Aで示す向きに平行移動す
る。さらに露光ランプ122および第1ミラー123に
対向する第2ミラー124及び第3ミラー125は一体
的に第1ミラー123に対して1/2の速度で同じ向き
に追随移動する。プラテンガラス121上に載置された
原稿の画像は、露光ランプ122、第1ミラー123、
第2ミラー124、第3ミラー125の動作によって先
端から尾端に向けて走査され、第1ミラー123、第2
ミラー124、第3ミラー125及び結像レンズ126
を経て反射ミラー127で反射して感光体ドラム131
上へ結像される。結像した露光光の像により潜像が形成
される。走査が終わると第1ミラー123と第2ミラー
124及び第3ミラー125は元の位置に戻り、次の画
像形成まで待機する。
ス121に載置された原稿を照射する。原稿表面で反射
した光が露光光となり、図1で二点鎖線で表示した光路
を経由して感光体ドラム131を照射する。なお光路と
併せて照射光も二点鎖線でしめした。露光ランプ122
と第1ミラー123とは矢印Aで示す向きに平行移動す
る。さらに露光ランプ122および第1ミラー123に
対向する第2ミラー124及び第3ミラー125は一体
的に第1ミラー123に対して1/2の速度で同じ向き
に追随移動する。プラテンガラス121上に載置された
原稿の画像は、露光ランプ122、第1ミラー123、
第2ミラー124、第3ミラー125の動作によって先
端から尾端に向けて走査され、第1ミラー123、第2
ミラー124、第3ミラー125及び結像レンズ126
を経て反射ミラー127で反射して感光体ドラム131
上へ結像される。結像した露光光の像により潜像が形成
される。走査が終わると第1ミラー123と第2ミラー
124及び第3ミラー125は元の位置に戻り、次の画
像形成まで待機する。
【0030】複写機100は変倍複写が可能となってい
る。変倍複写とは原稿の画像寸法に対して記録画像の寸
法を変更することである。前記光路中の結像レンズ12
6の位置や光路長を変更すると感光体ドラム131の表
面で結像する像が拡大もしくは縮小するので、変倍複写
を実行する際には結像レンズ126の位置を変倍率に応
じた所定位置に変更し、読取走査部120の各部材の移
動速度を変更する。
る。変倍複写とは原稿の画像寸法に対して記録画像の寸
法を変更することである。前記光路中の結像レンズ12
6の位置や光路長を変更すると感光体ドラム131の表
面で結像する像が拡大もしくは縮小するので、変倍複写
を実行する際には結像レンズ126の位置を変倍率に応
じた所定位置に変更し、読取走査部120の各部材の移
動速度を変更する。
【0031】画像形成部130は、感光体ドラム131
と帯電前露光器PCLと帯電器132と現像前露光器C
ELと現像装置200と転写器134と分離器135と
クリーニング装置136と定着装置137とを備えてい
て、電子写真プロセスの露光プロセス以後の各プロセス
を実行する。感光体ドラム131、帯電前露光器PC
L、現像前露光器CEL、帯電器132、現像装置20
0及びクリーニング装置136はカートリッジに収納し
てジャム処理や各プロセス部材のメンテナンスに際して
本体から一体的に取り出せるようにした。
と帯電前露光器PCLと帯電器132と現像前露光器C
ELと現像装置200と転写器134と分離器135と
クリーニング装置136と定着装置137とを備えてい
て、電子写真プロセスの露光プロセス以後の各プロセス
を実行する。感光体ドラム131、帯電前露光器PC
L、現像前露光器CEL、帯電器132、現像装置20
0及びクリーニング装置136はカートリッジに収納し
てジャム処理や各プロセス部材のメンテナンスに際して
本体から一体的に取り出せるようにした。
【0032】感光体ドラム131は負帯電がなされるO
PC(Organic PhotoConducto
r)感光体を塗布したドラムである。感光体ドラム13
1は線速145.5mm/secで回転する。線速は、
複写機100全体の画像形成の速度であり、感光体ドラ
ム131の周速と一致するし、記録紙の搬送速度等も線
速と一致させてある。
PC(Organic PhotoConducto
r)感光体を塗布したドラムである。感光体ドラム13
1は線速145.5mm/secで回転する。線速は、
複写機100全体の画像形成の速度であり、感光体ドラ
ム131の周速と一致するし、記録紙の搬送速度等も線
速と一致させてある。
【0033】帯電器132はスコロトロン帯電器を用い
た。帯電器132は潜像形成プロセスに先立ち感光体ド
ラム131を所定電圧に均一帯電する帯電プロセスを分
担する。
た。帯電器132は潜像形成プロセスに先立ち感光体ド
ラム131を所定電圧に均一帯電する帯電プロセスを分
担する。
【0034】現像前露光器CELは均一に帯電した感光
体ドラム131の表面における、潜像を形成しない領域
を露光するLEDアレイである。現像前露光器CELは
記録紙の寸法に合わせてして照射領域を変更し、潜像が
形成されない領域の帯電電位を略0Vとし、無用な現像
を防止する。
体ドラム131の表面における、潜像を形成しない領域
を露光するLEDアレイである。現像前露光器CELは
記録紙の寸法に合わせてして照射領域を変更し、潜像が
形成されない領域の帯電電位を略0Vとし、無用な現像
を防止する。
【0035】現像装置200は、トナーとキャリアとを
所定濃度(重量%)に制御した2成分現像剤を撹拌スク
リュウで撹拌してトナーを所定電荷に帯電させ、マグネ
ットローラの外側で回転する現像スリーブの外周に磁気
ブラシを形成し、現像スリーブに所定のバイアス電圧を
印加して、感光体ドラム131に対向した現像領域の潜
像をトナー像に顕像化する。
所定濃度(重量%)に制御した2成分現像剤を撹拌スク
リュウで撹拌してトナーを所定電荷に帯電させ、マグネ
ットローラの外側で回転する現像スリーブの外周に磁気
ブラシを形成し、現像スリーブに所定のバイアス電圧を
印加して、感光体ドラム131に対向した現像領域の潜
像をトナー像に顕像化する。
【0036】転写器134は、周知のように感光体ドラ
ム131上に静電的に担持したトナー像に記録紙を重
ね、記録紙の裏側から電荷を放電する。これにより、記
録紙上にトナーを転写するものである。転写器134は
電子写真プロセスの転写プロセスを分担する。本実施の
形態ではスコロトロン放電器を用いたが、これに限定さ
れるものでなく、コロトロン放電器或いは帯電ローラに
より記録紙上にトナー像を静電的に転写するものを用い
ることができる。
ム131上に静電的に担持したトナー像に記録紙を重
ね、記録紙の裏側から電荷を放電する。これにより、記
録紙上にトナーを転写するものである。転写器134は
電子写真プロセスの転写プロセスを分担する。本実施の
形態ではスコロトロン放電器を用いたが、これに限定さ
れるものでなく、コロトロン放電器或いは帯電ローラに
より記録紙上にトナー像を静電的に転写するものを用い
ることができる。
【0037】分離器135は、周知の如く感光体ドラム
131に静電的に吸着した記録紙から除電することによ
り、記録紙を分離するものである。分離器135は電子
写真プロセスの分離プロセスを分担するものである。本
実施の形態ではスコロトロン放電器を用いたが、コロト
ロン放電器、帯電ローラ等を用いることも可能である。
131に静電的に吸着した記録紙から除電することによ
り、記録紙を分離するものである。分離器135は電子
写真プロセスの分離プロセスを分担するものである。本
実施の形態ではスコロトロン放電器を用いたが、コロト
ロン放電器、帯電ローラ等を用いることも可能である。
【0038】帯電前露光器PCLは感光体ドラム131
に残留した電荷を除去するものである。
に残留した電荷を除去するものである。
【0039】クリーニング装置136は、図1に示すよ
うにクリーニングブレードを転写プロセス後でさらに回
転する感光体ドラム131の表面に圧接し、感光体ドラ
ム131の表面に残留したトナーを除去清掃する。クリ
ーニング装置136は電子写真プロセスのうちのクリー
ニングプロセスを分担する。
うにクリーニングブレードを転写プロセス後でさらに回
転する感光体ドラム131の表面に圧接し、感光体ドラ
ム131の表面に残留したトナーを除去清掃する。クリ
ーニング装置136は電子写真プロセスのうちのクリー
ニングプロセスを分担する。
【0040】定着装置137は、周知の如く熱若しくは
熱及び圧力をトナー像を担持した記録紙に加えることに
より、トナー像を記録紙上に固定するための装置であ
る。定着装置137は画像形成部130を構成する部材
のひとつとして電子写真プロセスの定着プロセスを担当
するとともに、給紙機構140の一部でもある。
熱及び圧力をトナー像を担持した記録紙に加えることに
より、トナー像を記録紙上に固定するための装置であ
る。定着装置137は画像形成部130を構成する部材
のひとつとして電子写真プロセスの定着プロセスを担当
するとともに、給紙機構140の一部でもある。
【0041】排気装置138は複写機100内部に滞留
する空気を排気する装置である。排気装置138は駆動
モータとファンを備えていて、ファンの回転により気流
を発生させる。排気装置138は画像形成部130の内
部で、定着装置137の間近に備えてある。複写機10
0の内部に滞留している空気は読取走査部の露光ランプ
122より発生する熱と、複写機100内に設けた定着
装置137より発生する熱により、加熱されて高温にな
っている。
する空気を排気する装置である。排気装置138は駆動
モータとファンを備えていて、ファンの回転により気流
を発生させる。排気装置138は画像形成部130の内
部で、定着装置137の間近に備えてある。複写機10
0の内部に滞留している空気は読取走査部の露光ランプ
122より発生する熱と、複写機100内に設けた定着
装置137より発生する熱により、加熱されて高温にな
っている。
【0042】排気通路138bは読取走査部120から
画像形成部130への気流の通路である。読取走査部1
20と画像形成部130はともに遮光の必要から密閉性
の高い構成を採用しているために空気が流出しにくい。
従って排気通路138bを設けて気流の通路を設けて、
読取走査部120と画像形成部130に空気が流通する
ようにした。排気通路138bを設けてあり、一つのフ
ァンで読取走査部120と画像形成部130の排熱を行
う。
画像形成部130への気流の通路である。読取走査部1
20と画像形成部130はともに遮光の必要から密閉性
の高い構成を採用しているために空気が流出しにくい。
従って排気通路138bを設けて気流の通路を設けて、
読取走査部120と画像形成部130に空気が流通する
ようにした。排気通路138bを設けてあり、一つのフ
ァンで読取走査部120と画像形成部130の排熱を行
う。
【0043】排気ダクト138aは複写機100の機内
の空気を機外へ排出するダクトである。排気装置138
の排気作用により帯電器132の帯電作用で発生するオ
ゾンもともに排気され感光体ドラム131を保護してい
る。
の空気を機外へ排出するダクトである。排気装置138
の排気作用により帯電器132の帯電作用で発生するオ
ゾンもともに排気され感光体ドラム131を保護してい
る。
【0044】給紙機構140は、感光体ドラム131に
担持したトナー画像と同期するように記録紙を転写部に
給紙して定着装置137から排出するものであり、給紙
カセット141,142,143から記録紙を取り出し
て搬送する第1給紙ローラ141a,142a,143
aとガイド部材141b,142b,143bと搬出ロ
ーラ141c,142c,143cとシャッタ前センサ
250とレジストシャッタ145と集積反転部149と
定着装置137の排出ローラの手前に配置したジャム検
知用の排紙センサ260等とを備える。
担持したトナー画像と同期するように記録紙を転写部に
給紙して定着装置137から排出するものであり、給紙
カセット141,142,143から記録紙を取り出し
て搬送する第1給紙ローラ141a,142a,143
aとガイド部材141b,142b,143bと搬出ロ
ーラ141c,142c,143cとシャッタ前センサ
250とレジストシャッタ145と集積反転部149と
定着装置137の排出ローラの手前に配置したジャム検
知用の排紙センサ260等とを備える。
【0045】レジストシャッタ145は、図示しないソ
レノイドS1の励磁動作により突出して記録紙の給送を
停止するものである。これにより、記録紙の斜行を補正
して感光体ドラム131に担持したトナー像との同期を
確実にするものである。
レノイドS1の励磁動作により突出して記録紙の給送を
停止するものである。これにより、記録紙の斜行を補正
して感光体ドラム131に担持したトナー像との同期を
確実にするものである。
【0046】シャッタ前センサ250は例えばアクチュ
エータとフォトカプラとからなる。アクチュエータは軸
で軸支してあり、記録紙の通過により回動する。これに
より、フォトカプラの光路を遮るようになっている。従
って、フォトカプラは記録紙の通過の有無により出力を
オン/オフすることになる。
エータとフォトカプラとからなる。アクチュエータは軸
で軸支してあり、記録紙の通過により回動する。これに
より、フォトカプラの光路を遮るようになっている。従
って、フォトカプラは記録紙の通過の有無により出力を
オン/オフすることになる。
【0047】給紙カセット141,142,143は各
種サイズの記録紙を収納できるユニバーサルカセットで
ある。
種サイズの記録紙を収納できるユニバーサルカセットで
ある。
【0048】主モータM4(図5参照)は給紙機構14
0、定着装置137を駆動するモータである。
0、定着装置137を駆動するモータである。
【0049】給紙機構140は、上記構成を備えること
により、給紙カセット141,142,143からは指
定のサイズの記録紙を1枚ずつ第1給紙ローラ141
a,142a,143aによって搬出し、搬出ローラ1
41c,142c,143c及びガイド部材141b,
142b,143bを介して画像の転写部に向かって給
紙する。かかる記録紙は、感光体ドラム131上のトナ
ー像と同期して作動するレジストシャッタ145によっ
て感光体ドラム131上に送出される。この記録紙に
は、転写器134の作用により、感光体ドラム131上
のトナー像が転写され、分離器135の除電作用によっ
て感光体ドラム131上から分離されたのち、定着装置
137へ送られ、加熱ローラ及び加圧ローラによって溶
融定着された後、片面複写の場合に排紙ローラにより装
置外の排紙トレイ139へ排出する。
により、給紙カセット141,142,143からは指
定のサイズの記録紙を1枚ずつ第1給紙ローラ141
a,142a,143aによって搬出し、搬出ローラ1
41c,142c,143c及びガイド部材141b,
142b,143bを介して画像の転写部に向かって給
紙する。かかる記録紙は、感光体ドラム131上のトナ
ー像と同期して作動するレジストシャッタ145によっ
て感光体ドラム131上に送出される。この記録紙に
は、転写器134の作用により、感光体ドラム131上
のトナー像が転写され、分離器135の除電作用によっ
て感光体ドラム131上から分離されたのち、定着装置
137へ送られ、加熱ローラ及び加圧ローラによって溶
融定着された後、片面複写の場合に排紙ローラにより装
置外の排紙トレイ139へ排出する。
【0050】一方、記録紙に両面複写を行う場合には、
記録紙は循環搬送部148に搬送され集積反転部149
に収納される。所定枚数の記録紙が集積反転部149に
収納されると、反転給紙ローラ149aによって搬出さ
れる。搬出された記録紙は、搬送されて再びレジストシ
ャッタ145位置に搬送され、感光体ドラム131に形
成されたトナー画像と一致するように給紙されて記録が
なされる。
記録紙は循環搬送部148に搬送され集積反転部149
に収納される。所定枚数の記録紙が集積反転部149に
収納されると、反転給紙ローラ149aによって搬出さ
れる。搬出された記録紙は、搬送されて再びレジストシ
ャッタ145位置に搬送され、感光体ドラム131に形
成されたトナー画像と一致するように給紙されて記録が
なされる。
【0051】複写条件入力パネル150は、オペレータ
ーが複写条件を選択する入力部と現在選択されている複
写条件を表示する表示部が設けられている。複写機10
0の備える複写条件には、画質の切り換え選択、変倍複
写の倍率選択、複写枚数の選択等があり、その他の複写
条件も備えている。
ーが複写条件を選択する入力部と現在選択されている複
写条件を表示する表示部が設けられている。複写機10
0の備える複写条件には、画質の切り換え選択、変倍複
写の倍率選択、複写枚数の選択等があり、その他の複写
条件も備えている。
【0052】続いて、本実施の形態における現像装置2
00の構成を図2から図4を参照して説明する。
00の構成を図2から図4を参照して説明する。
【0053】図2は現像装置200の構成を示す縦断面
図、図3は現像装置200のA−A断面図、図4は現像
装置200の斜視図である。
図、図3は現像装置200のA−A断面図、図4は現像
装置200の斜視図である。
【0054】図2で、現像器ハウジング221はトナー
とキャリアとから成る二成分現像剤を収容する筺体であ
る。蓋体222は現像器ハウジング221の上部開口を
閉止する蓋である。マグネットロール224は磁極を交
互に固定した磁石体を有する。現像スリーブ223は内
部にマグネットロール224を備えていて、マグネット
ロール224の外周に沿って回転する。供給ローラ22
5は現像装置200内の現像剤を現像スリーブ223に
供給する部材である。現像剤層厚規制部材226は現像
スリーブ223上の現像剤層厚を所定量に規制する部材
である。現像剤撹拌スクリュー227と228は本発明
の現像剤流動機構の一例で、現像剤を撹拌し、流動させ
る。
とキャリアとから成る二成分現像剤を収容する筺体であ
る。蓋体222は現像器ハウジング221の上部開口を
閉止する蓋である。マグネットロール224は磁極を交
互に固定した磁石体を有する。現像スリーブ223は内
部にマグネットロール224を備えていて、マグネット
ロール224の外周に沿って回転する。供給ローラ22
5は現像装置200内の現像剤を現像スリーブ223に
供給する部材である。現像剤層厚規制部材226は現像
スリーブ223上の現像剤層厚を所定量に規制する部材
である。現像剤撹拌スクリュー227と228は本発明
の現像剤流動機構の一例で、現像剤を撹拌し、流動させ
る。
【0055】撹拌スクリュー227と撹拌スクリュー2
28とは、現像器ハウジング221の底部から直立した
仕切り壁221Aを挟んで両側に形成された第1の撹拌
室221B及び第2の撹拌室221C内にそれぞれ平行
に配置されている。
28とは、現像器ハウジング221の底部から直立した
仕切り壁221Aを挟んで両側に形成された第1の撹拌
室221B及び第2の撹拌室221C内にそれぞれ平行
に配置されている。
【0056】現像領域Eは感光体ドラム131と現像ス
リーブ223とが近接して対向する長手方向の空間で、
感光体ドラム131上に形成された静電潜像を現像スリ
ーブ223により搬送された現像剤により現像する領域
である。
リーブ223とが近接して対向する長手方向の空間で、
感光体ドラム131上に形成された静電潜像を現像スリ
ーブ223により搬送された現像剤により現像する領域
である。
【0057】トナー補給口部229(図3、4参照)は
現像器ハウジング221の上部に開口していて、図示し
ないトナーカートリッジからトナー貯蔵手段、トナー搬
送手段を経て補給されたトナーを受け入れて第1の撹拌
室221Bに投入する。
現像器ハウジング221の上部に開口していて、図示し
ないトナーカートリッジからトナー貯蔵手段、トナー搬
送手段を経て補給されたトナーを受け入れて第1の撹拌
室221Bに投入する。
【0058】図3で、現像スリーブ223は両軸端近傍
の、軸受230A、230Bにより回転可能に支持され
ている。また、現像スリーブ223の両軸端付近には、
突き当てコロ231A,231Bが回転可能に支持され
ている。突き当てコロ231A,231Bの外周面は、
図示しないドラムカートリッジ突き当て面に突き当て、
感光体ドラム131と現像スリーブ223との間隙を一
定に保つ。複数の磁極を有するマグネットロール224
の両軸端は固定支持されている。現像駆動機構の例であ
るモータM3(図5参照)に接続する原動歯車G0は、
供給ローラ225の一方の軸端に固定された歯車G1,
G2を駆動回転させる。歯車G1は現像スリーブ223
の軸端に固定された歯車G3に駆動を伝達する。歯車G
2は撹拌スクリュー228の回転軸に固定された歯車G
4に駆動を達する。G4と同軸上に固定された歯車G5
は撹拌スクリュー227の回転軸に固定された歯車G6
に駆動を伝達する。このようにして、原動歯車G0の駆
動回転により、現像スリーブ223、供給ローラ22
5、撹拌スクリュー227,228がそれぞれ図2に示
した矢印方向に同時に回転される。なお、現像スリーブ
223の表面は、感光体ドラム131との対向位置にお
いて、感光体ドラム131と同方向に回転される。
の、軸受230A、230Bにより回転可能に支持され
ている。また、現像スリーブ223の両軸端付近には、
突き当てコロ231A,231Bが回転可能に支持され
ている。突き当てコロ231A,231Bの外周面は、
図示しないドラムカートリッジ突き当て面に突き当て、
感光体ドラム131と現像スリーブ223との間隙を一
定に保つ。複数の磁極を有するマグネットロール224
の両軸端は固定支持されている。現像駆動機構の例であ
るモータM3(図5参照)に接続する原動歯車G0は、
供給ローラ225の一方の軸端に固定された歯車G1,
G2を駆動回転させる。歯車G1は現像スリーブ223
の軸端に固定された歯車G3に駆動を伝達する。歯車G
2は撹拌スクリュー228の回転軸に固定された歯車G
4に駆動を達する。G4と同軸上に固定された歯車G5
は撹拌スクリュー227の回転軸に固定された歯車G6
に駆動を伝達する。このようにして、原動歯車G0の駆
動回転により、現像スリーブ223、供給ローラ22
5、撹拌スクリュー227,228がそれぞれ図2に示
した矢印方向に同時に回転される。なお、現像スリーブ
223の表面は、感光体ドラム131との対向位置にお
いて、感光体ドラム131と同方向に回転される。
【0059】トナーカートリッジからトナー貯蔵手段、
トナー搬送手段を経て、現像装置200のトナー補給口
部229に投入されたトナーは粉体であるから、駆動回
転する撹拌スクリュー227により流動して図3に示し
た第2の撹拌室221Cでは矢印X、第1の撹拌室22
1BではYの方向に搬送され、仕切り壁221A末端の
開口部221Dを通過して第2の撹拌室221C内に送
り込まれる。第2の撹拌室221C内に送り込まれたト
ナーは、撹拌スクリュー227、228により流動して
図示矢印方向に搬送され、第2の撹拌室221C内に収
容された現像剤と撹拌、混合され、供給ローラ225に
供給される。
トナー搬送手段を経て、現像装置200のトナー補給口
部229に投入されたトナーは粉体であるから、駆動回
転する撹拌スクリュー227により流動して図3に示し
た第2の撹拌室221Cでは矢印X、第1の撹拌室22
1BではYの方向に搬送され、仕切り壁221A末端の
開口部221Dを通過して第2の撹拌室221C内に送
り込まれる。第2の撹拌室221C内に送り込まれたト
ナーは、撹拌スクリュー227、228により流動して
図示矢印方向に搬送され、第2の撹拌室221C内に収
容された現像剤と撹拌、混合され、供給ローラ225に
供給される。
【0060】現像器ハウジング221の底部には、トナ
ー濃度センサ40が固定されている。トナー濃度センサ
40は、現像器ハウジング221の第2の撹拌室221
C又は第1の撹拌室221Bに取り付けられ、該トナー
濃度センサ40による検出結果に基づいて、トナー補給
口部229から現像装置200内にトナーが補給され
る。
ー濃度センサ40が固定されている。トナー濃度センサ
40は、現像器ハウジング221の第2の撹拌室221
C又は第1の撹拌室221Bに取り付けられ、該トナー
濃度センサ40による検出結果に基づいて、トナー補給
口部229から現像装置200内にトナーが補給され
る。
【0061】図5は本実施の形態における制御回路を示
すブロック図である。
すブロック図である。
【0062】本実施の形態における制御回路は、電子写
真プロセスを実行することによりコピー画像を記録する
ために各プロセス部材の駆動状態を制御するものであ
る。
真プロセスを実行することによりコピー画像を記録する
ために各プロセス部材の駆動状態を制御するものであ
る。
【0063】CPU310は、本発明の制御部の一例
で、電子写真プロセスに関する全体制御を実行するもの
である。CPU310にはROM311と不揮発性のR
AM312とA/Dコンバータ50と複写条件入力パネ
ル150とメイン電源330と高圧電源340とシャッ
タ前センサ250と排紙センサ260とシャッタソレノ
イドSD5と、モータM1からM4とを接続してある。
で、電子写真プロセスに関する全体制御を実行するもの
である。CPU310にはROM311と不揮発性のR
AM312とA/Dコンバータ50と複写条件入力パネ
ル150とメイン電源330と高圧電源340とシャッ
タ前センサ250と排紙センサ260とシャッタソレノ
イドSD5と、モータM1からM4とを接続してある。
【0064】モータM1は読取走査部120を構成する
露光ランプ122、第1ミラー123、第2ミラー12
4、第3ミラー125等の各部材の駆動源である。変倍
複写が選択されると倍率に応じて読取走査部120の走
査速度を変更する。
露光ランプ122、第1ミラー123、第2ミラー12
4、第3ミラー125等の各部材の駆動源である。変倍
複写が選択されると倍率に応じて読取走査部120の走
査速度を変更する。
【0065】モータM2は変倍複写が選択されると倍率
に応じて結像レンズ126を移動させる。反射ミラー1
27はカム機構を介して結像レンズ126の移動に応じ
た適切な位置に移動する。
に応じて結像レンズ126を移動させる。反射ミラー1
27はカム機構を介して結像レンズ126の移動に応じ
た適切な位置に移動する。
【0066】プロセス駆動モータM3は本発明の現像駆
動機構の一例であり、感光体ドラム131、現像スリー
ブ223、供給ローラ225、撹拌スクリュー227、
撹拌スクリュー228の駆動源である。なお、感光体ド
ラム131と現像スリーブ223、供給ローラ225、
撹拌スクリュー227、228の駆動源であるモータM
3を複数のモータに分担させることもある。また、プロ
セス駆動モータM3を廃止して、主モータM4と現像装
置200の間にクラッチ機構を設けて、クラッチの断続
によって現像装置200の駆動開始タイミングを決定し
ても良い。この例では、クラッチが本発明の現像駆動機
構にあたる。
動機構の一例であり、感光体ドラム131、現像スリー
ブ223、供給ローラ225、撹拌スクリュー227、
撹拌スクリュー228の駆動源である。なお、感光体ド
ラム131と現像スリーブ223、供給ローラ225、
撹拌スクリュー227、228の駆動源であるモータM
3を複数のモータに分担させることもある。また、プロ
セス駆動モータM3を廃止して、主モータM4と現像装
置200の間にクラッチ機構を設けて、クラッチの断続
によって現像装置200の駆動開始タイミングを決定し
ても良い。この例では、クラッチが本発明の現像駆動機
構にあたる。
【0067】主モータM4は本発明の主駆動モータの一
例であり、給紙機構140を構成する第1給紙ローラ1
41a,142a,143a、反転給紙ローラ149a
と搬出ローラ141c,142c,143c,149c
と搬送ローラ144や定着装置137の定着ローラ等の
駆動源である。
例であり、給紙機構140を構成する第1給紙ローラ1
41a,142a,143a、反転給紙ローラ149a
と搬出ローラ141c,142c,143c,149c
と搬送ローラ144や定着装置137の定着ローラ等の
駆動源である。
【0068】高圧電源340は、帯電器132と現像ス
リーブ223と転写器134と分離器135とに電力を
供給する。メイン電源330は、高圧電源340とCP
U310とモータM1からM4に電力を供給する。メイ
ン電源330はメインスイッチmsのオン/オフにより
電力の供給を開始したり、停止する。
リーブ223と転写器134と分離器135とに電力を
供給する。メイン電源330は、高圧電源340とCP
U310とモータM1からM4に電力を供給する。メイ
ン電源330はメインスイッチmsのオン/オフにより
電力の供給を開始したり、停止する。
【0069】CPU310は、複写条件入力パネル15
0からコピースタート信号を受けて複写動作の実行を開
始させる。複写動作の実行開始によりモータM1、M2
が駆動開始して、読取走査部120の各部は原稿の走査
を実行し、一方で主モータM4が駆動開始して、給紙機
構140は記録紙の給紙と搬送を実行する。主モータM
4よりも遅れてプロセス駆動モータM3が駆動開始し
て、感光体ドラム131と現像スリーブ223、供給ロ
ーラ225、撹拌スクリュー227、撹拌スクリュー2
28等も回転を開始する。
0からコピースタート信号を受けて複写動作の実行を開
始させる。複写動作の実行開始によりモータM1、M2
が駆動開始して、読取走査部120の各部は原稿の走査
を実行し、一方で主モータM4が駆動開始して、給紙機
構140は記録紙の給紙と搬送を実行する。主モータM
4よりも遅れてプロセス駆動モータM3が駆動開始し
て、感光体ドラム131と現像スリーブ223、供給ロ
ーラ225、撹拌スクリュー227、撹拌スクリュー2
28等も回転を開始する。
【0070】トナー濃度センサ40は、現像剤のインダ
クタンスの変化を直接検出する空芯コイルと、前記空芯
コイルのインダクタンスの変化を電圧値の変化として出
力する回路を樹脂のパッケージに格納したユニット状の
センサである。トナー濃度センサ40は、流動する現像
剤の透磁率の変化を確実に検出するために、空芯コイル
の位置が現像剤の流路に位置するように配置されてい
る。トナー濃度センサ40の出力信号は、トナー濃度が
高い場合は電圧値が低く、トナー濃度が低い場合は出力
信号の電圧値が高くなるものを採用した。トナー濃度セ
ンサ40はアナログの出力信号を連続的に出力する。ト
ナー濃度センサ40は、複写機100の標準トナー濃度
の近傍では、0.6v/wt%の変化をするように設定
した。
クタンスの変化を直接検出する空芯コイルと、前記空芯
コイルのインダクタンスの変化を電圧値の変化として出
力する回路を樹脂のパッケージに格納したユニット状の
センサである。トナー濃度センサ40は、流動する現像
剤の透磁率の変化を確実に検出するために、空芯コイル
の位置が現像剤の流路に位置するように配置されてい
る。トナー濃度センサ40の出力信号は、トナー濃度が
高い場合は電圧値が低く、トナー濃度が低い場合は出力
信号の電圧値が高くなるものを採用した。トナー濃度セ
ンサ40はアナログの出力信号を連続的に出力する。ト
ナー濃度センサ40は、複写機100の標準トナー濃度
の近傍では、0.6v/wt%の変化をするように設定
した。
【0071】A/Dコンバータ50はCPU310の読
み込み指令信号Reを受けると、トナー濃度センサ40
の出力信号をサンプリングして、ディジタルデータに変
換し、ディジタルのトナー濃度データをCPU310に
対して出力する。
み込み指令信号Reを受けると、トナー濃度センサ40
の出力信号をサンプリングして、ディジタルデータに変
換し、ディジタルのトナー濃度データをCPU310に
対して出力する。
【0072】CPU310は所定のタイミングデータテ
ーブルをROM311から読みだす。このタイミングデ
ータテーブルは、トナー濃度検出信号をCPUに読み込
むタイミング、つまり読み込み指令信号Reの出力タイ
ミングのデータがテーブル化されている。読み込み指令
信号Reの出力タイミングは図6以降の各例が採用でき
る。
ーブルをROM311から読みだす。このタイミングデ
ータテーブルは、トナー濃度検出信号をCPUに読み込
むタイミング、つまり読み込み指令信号Reの出力タイ
ミングのデータがテーブル化されている。読み込み指令
信号Reの出力タイミングは図6以降の各例が採用でき
る。
【0073】本実施の形態の複写機100は、撹拌スク
リュー227、228に関して、外径16mm、スクリ
ューのピッチ16mm、回転数216rpmに設定し、
現像剤はキャリア粒径80μm、トナー粒径9.8μ
で、カサ密度1.92g/cm2に設定した。また設定
目標のトナー濃度は現像剤に対して5wt%である。こ
の設定で、トナー濃度検出回路の出力が安定するまでの
時間を測定したところ、1.6secであった。そこ
で、読み込み指令信号Reの出力タイミングT4は、プ
ロセス駆動モータM3の駆動開始から1.6秒後になる
ようにROM311のタイミングデータテーブルを作成
した。またトナー濃度センサ40は撹拌スクリュー22
8の近傍に配置してある。
リュー227、228に関して、外径16mm、スクリ
ューのピッチ16mm、回転数216rpmに設定し、
現像剤はキャリア粒径80μm、トナー粒径9.8μ
で、カサ密度1.92g/cm2に設定した。また設定
目標のトナー濃度は現像剤に対して5wt%である。こ
の設定で、トナー濃度検出回路の出力が安定するまでの
時間を測定したところ、1.6secであった。そこ
で、読み込み指令信号Reの出力タイミングT4は、プ
ロセス駆動モータM3の駆動開始から1.6秒後になる
ようにROM311のタイミングデータテーブルを作成
した。またトナー濃度センサ40は撹拌スクリュー22
8の近傍に配置してある。
【0074】本例では撹拌スクリュー228が一回転す
る時間は約0.28秒である。この0.28秒は、撹拌
スクリュー227、228の設定値から算出でき、一秒
あたりの撹拌スクリューの回転数の逆数となる。CPU
310は、読み込み指令信号Reの出力から0.28秒
間、間欠的にトナー濃度センサ40の出力信号をサンプ
リングして、A/Dコンバータ50でディジタルデータ
に変換し、取り込んだディジタルデータの平均をトナー
濃度値とする。A/Dコンバータ50の出力するディジ
タルデータは、本発明のトナー濃度信号の一例であり、
トナー濃度信号に基づいてトナー濃度値が求められる。
る時間は約0.28秒である。この0.28秒は、撹拌
スクリュー227、228の設定値から算出でき、一秒
あたりの撹拌スクリューの回転数の逆数となる。CPU
310は、読み込み指令信号Reの出力から0.28秒
間、間欠的にトナー濃度センサ40の出力信号をサンプ
リングして、A/Dコンバータ50でディジタルデータ
に変換し、取り込んだディジタルデータの平均をトナー
濃度値とする。A/Dコンバータ50の出力するディジ
タルデータは、本発明のトナー濃度信号の一例であり、
トナー濃度信号に基づいてトナー濃度値が求められる。
【0075】CPU310による間欠的なサンプリング
はインターバルが短いほど良いことは言うまでもない。
また、トナー濃度検出回路の出力は、回転する撹拌スク
リューのピッチに同期して変動する。このためサンプリ
ング期間は撹拌スクリューの回転数の逆数の整数倍とす
ることが良い。上記の例は、回転数の逆数の1倍に設定
したものである。
はインターバルが短いほど良いことは言うまでもない。
また、トナー濃度検出回路の出力は、回転する撹拌スク
リューのピッチに同期して変動する。このためサンプリ
ング期間は撹拌スクリューの回転数の逆数の整数倍とす
ることが良い。上記の例は、回転数の逆数の1倍に設定
したものである。
【0076】タイミングデータテーブルに変えて、条件
式を保持し、諸条件に応じて毎回タイミングデータを算
出して給電開始指令信号を出力する構成であってもよ
い。いずれにしてもタイミングデータはCPU310の
レジスタ部に一旦記憶される。CPU310のレジスタ
部は本発明のタイミング記憶手段の一例である。
式を保持し、諸条件に応じて毎回タイミングデータを算
出して給電開始指令信号を出力する構成であってもよ
い。いずれにしてもタイミングデータはCPU310の
レジスタ部に一旦記憶される。CPU310のレジスタ
部は本発明のタイミング記憶手段の一例である。
【0077】トナー濃度センサ40とA/Dコンバータ
50により、本発明のトナー濃度検出手段の一例である
トナー濃度検出回路が構成される。
50により、本発明のトナー濃度検出手段の一例である
トナー濃度検出回路が構成される。
【0078】トナー濃度検出回路は、回路全体が現像器
ハウジング221に固定されている必要はない。少なく
とも空芯コイルがトナーの流動経路に沿って取り付けら
れていればよい。またトナー濃度検出回路のうちで、空
芯コイルがトナーの流動経路に沿って取り付けられ、空
芯コイルの検出したインダクタンス変化を適当な形でC
PUに取り込ませることができれば、現像器ハウジング
221にトナー濃度検出回路が取り付けられていると言
うことができる。
ハウジング221に固定されている必要はない。少なく
とも空芯コイルがトナーの流動経路に沿って取り付けら
れていればよい。またトナー濃度検出回路のうちで、空
芯コイルがトナーの流動経路に沿って取り付けられ、空
芯コイルの検出したインダクタンス変化を適当な形でC
PUに取り込ませることができれば、現像器ハウジング
221にトナー濃度検出回路が取り付けられていると言
うことができる。
【0079】シャッタソレノイドSD5は前述したよう
にレジストシャッタ145を駆動するものである。排紙
センサ260はフォトカプラーにより記録紙の通過を検
出する。排紙センサ260は記録紙が通過している状態
と通過していない状態で、論理レベルを切り換えて出力
する。
にレジストシャッタ145を駆動するものである。排紙
センサ260はフォトカプラーにより記録紙の通過を検
出する。排紙センサ260は記録紙が通過している状態
と通過していない状態で、論理レベルを切り換えて出力
する。
【0080】RAM312は本発明の履歴データ出力手
段の一例で、不揮発性のRAMである。RAM312
は、排紙センサ260の一方の論理レベルの出現する回
数をカウントした累積値を蓄積する。すなわち、RAM
312は排紙センサ260を通過した記録紙の枚数を記
憶する。RAM312はCPU310に本発明の履歴デ
ータの一例であるコピー数データを出力する。
段の一例で、不揮発性のRAMである。RAM312
は、排紙センサ260の一方の論理レベルの出現する回
数をカウントした累積値を蓄積する。すなわち、RAM
312は排紙センサ260を通過した記録紙の枚数を記
憶する。RAM312はCPU310に本発明の履歴デ
ータの一例であるコピー数データを出力する。
【0081】本例では、履歴データの一例として、コピ
ー数データを示したが、履歴データは現像装置200の
累積駆動時間を示すデータであっても良い。この場合
は、現像装置200の駆動時間をタイマーで計測し、R
AM312はタイマーの計測値を記憶する。
ー数データを示したが、履歴データは現像装置200の
累積駆動時間を示すデータであっても良い。この場合
は、現像装置200の駆動時間をタイマーで計測し、R
AM312はタイマーの計測値を記憶する。
【0082】次に本実施の形態における複写機100に
おける動作タイミングを図6から図12を参照して説明
する。
おける動作タイミングを図6から図12を参照して説明
する。
【0083】図6は現像剤の疲労度と、トナー濃度検出
回路の出力が安定するまでの所要時間の関係を説明する
グラフである。
回路の出力が安定するまでの所要時間の関係を説明する
グラフである。
【0084】図6は横軸に時間をとり、縦軸にトナー濃
度センサ40の出力電圧VLを取ってある。縦軸の出力
電圧VLは、トナー濃度センサ40の回路構成上、トナ
ー濃度が高いほどに0Vに近く、トナー濃度が低いほど
に高くなる。横軸のタイミングT0はプロセス駆動モー
タM3が駆動開始するタイミング、すなわち撹拌スクリ
ュー227、撹拌スクリュー228が現像剤の撹拌と流
動を開始するタイミングである。タイミングT1からT
3はトナー濃度検出回路の出力が安定域に入るタイミン
グを示している。
度センサ40の出力電圧VLを取ってある。縦軸の出力
電圧VLは、トナー濃度センサ40の回路構成上、トナ
ー濃度が高いほどに0Vに近く、トナー濃度が低いほど
に高くなる。横軸のタイミングT0はプロセス駆動モー
タM3が駆動開始するタイミング、すなわち撹拌スクリ
ュー227、撹拌スクリュー228が現像剤の撹拌と流
動を開始するタイミングである。タイミングT1からT
3はトナー濃度検出回路の出力が安定域に入るタイミン
グを示している。
【0085】ここで安定域について説明する。撹拌スク
リュー227、228が停止している状態では現像剤は
流動しないで静止している。また現像剤は撹拌スクリュ
ー227、228の回転が開始すると、撹拌スクリュー
227、228の回転軸に沿って流動開始する。現像剤
の流動は粉体である現像剤が撹拌スクリュー227、2
28に押し出されて連続的に移動している状態である。
現像剤が流動していない状態では、現像剤が疎の状態で
堆積していることや、密の状態で堆積していることがあ
る。トナー濃度センサ40の出力は、現像剤が密の状態
ではトナー濃度が低い状態に対応し、現像剤が疎の状態
ではトナー濃度が高い状態に対応した出力となる。つま
り、現像装置200中の全現像剤に対するトナーの濃度
が同じであっても、トナー濃度センサ40のそばにたま
たま現像剤が密に堆積していたならば出力電圧は低くな
る。逆にトナー濃度センサ40のそばにたまたま現像剤
が疎に堆積していたならば出力電圧は高くなる。流動が
始まると次第に疎密がならされていき、流動が安定する
と、トナー濃度センサ40の出力は現像装置200中の
全現像剤に対するトナーの濃度を正確に反映する。本実
施の形態の複写機100では、トナー濃度が±0.1w
t%の範囲に制御されると安定した画質の出力画像が得
られる。トナー濃度センサ40の出力は0.6v/wt
%で変化するので、トナー濃度センサ40の出力信号の
変動幅が、±0.06vに収束した状態が、本実施の形
態での安定域となる。
リュー227、228が停止している状態では現像剤は
流動しないで静止している。また現像剤は撹拌スクリュ
ー227、228の回転が開始すると、撹拌スクリュー
227、228の回転軸に沿って流動開始する。現像剤
の流動は粉体である現像剤が撹拌スクリュー227、2
28に押し出されて連続的に移動している状態である。
現像剤が流動していない状態では、現像剤が疎の状態で
堆積していることや、密の状態で堆積していることがあ
る。トナー濃度センサ40の出力は、現像剤が密の状態
ではトナー濃度が低い状態に対応し、現像剤が疎の状態
ではトナー濃度が高い状態に対応した出力となる。つま
り、現像装置200中の全現像剤に対するトナーの濃度
が同じであっても、トナー濃度センサ40のそばにたま
たま現像剤が密に堆積していたならば出力電圧は低くな
る。逆にトナー濃度センサ40のそばにたまたま現像剤
が疎に堆積していたならば出力電圧は高くなる。流動が
始まると次第に疎密がならされていき、流動が安定する
と、トナー濃度センサ40の出力は現像装置200中の
全現像剤に対するトナーの濃度を正確に反映する。本実
施の形態の複写機100では、トナー濃度が±0.1w
t%の範囲に制御されると安定した画質の出力画像が得
られる。トナー濃度センサ40の出力は0.6v/wt
%で変化するので、トナー濃度センサ40の出力信号の
変動幅が、±0.06vに収束した状態が、本実施の形
態での安定域となる。
【0086】さて、トナー濃度検出回路の出力が安定域
に入るタイミングは現像剤の疲労度に応じて変動するの
で、T1からT3の3点で代表させた。VLaとVLb
はタイミングT0以前、すなわち現像剤の撹拌と流動が
開始される前のトナー濃度センサ40の出力であり、V
Laはトナー濃度が低い場合の、VLbはトナー濃度が
高い場合の相対的な出力レベルを表している。
に入るタイミングは現像剤の疲労度に応じて変動するの
で、T1からT3の3点で代表させた。VLaとVLb
はタイミングT0以前、すなわち現像剤の撹拌と流動が
開始される前のトナー濃度センサ40の出力であり、V
Laはトナー濃度が低い場合の、VLbはトナー濃度が
高い場合の相対的な出力レベルを表している。
【0087】VL1からVL6の各曲線は、時間経過と
ともにトナー濃度センサ40の出力が安定域に収束して
くる様子を示している。二点差線で表したVL1とVL
2は、ほとんど疲労していない(以下、疲労度合い1と
も言う。)現像剤を使用した場合の関係を示している。
一点鎖線で表したVL3とVL4は、多少疲労した状態
(以下、疲労度合い2とも言う。)の現像剤を使用した
場合の関係を示している。破線で表したVL5とVL6
は、現像剤の疲労がかなり進んだ状態(以下、疲労度合
い3とも言う。)の関係を表している。また、VL1、
3、5は、トナーの流動が開始する前に現像剤の堆積が
疎の状態から、VL2、4、6は、現像剤の堆積が密の
状態からの変化をしめしている。なお、図6は、トナー
濃度検出回路の出力を単なる曲線で示しているが、実際
には出力は微少な振幅で波打っている。
ともにトナー濃度センサ40の出力が安定域に収束して
くる様子を示している。二点差線で表したVL1とVL
2は、ほとんど疲労していない(以下、疲労度合い1と
も言う。)現像剤を使用した場合の関係を示している。
一点鎖線で表したVL3とVL4は、多少疲労した状態
(以下、疲労度合い2とも言う。)の現像剤を使用した
場合の関係を示している。破線で表したVL5とVL6
は、現像剤の疲労がかなり進んだ状態(以下、疲労度合
い3とも言う。)の関係を表している。また、VL1、
3、5は、トナーの流動が開始する前に現像剤の堆積が
疎の状態から、VL2、4、6は、現像剤の堆積が密の
状態からの変化をしめしている。なお、図6は、トナー
濃度検出回路の出力を単なる曲線で示しているが、実際
には出力は微少な振幅で波打っている。
【0088】図7は、ROM311のタイミングデータ
テーブルに従って実行される読み込み指令信号Reの出
力タイミングを示すタイムチャートである。図7でタイ
ミングTaで主モータM4が駆動開始により本体駆動が
開始された後に、所定時間が経過すると、タイミングT
0でプロセス駆動モータM3が駆動開始する。プロセス
駆動モータM3の駆動開始によりドラムカートリッジが
駆動開始する。現像剤の疲労が疲労度合い1の時は、読
み込み指令信号ReはタイミングT1で出力される。疲
労度合い2の時は、読み込み指令信号Reはタイミング
T2で出力される。疲労度合い3の時は、読み込み指令
信号ReはタイミングT3で出力される。
テーブルに従って実行される読み込み指令信号Reの出
力タイミングを示すタイムチャートである。図7でタイ
ミングTaで主モータM4が駆動開始により本体駆動が
開始された後に、所定時間が経過すると、タイミングT
0でプロセス駆動モータM3が駆動開始する。プロセス
駆動モータM3の駆動開始によりドラムカートリッジが
駆動開始する。現像剤の疲労が疲労度合い1の時は、読
み込み指令信号ReはタイミングT1で出力される。疲
労度合い2の時は、読み込み指令信号Reはタイミング
T2で出力される。疲労度合い3の時は、読み込み指令
信号ReはタイミングT3で出力される。
【0089】ROM311のタイミングデータテーブル
は、プロセス駆動モータM3の駆動開始タイミングか
ら、読み込み指令信号Reの出力タイミングまでの時間
のデータが、電子写真プロセスの履歴に対応させて記憶
されている。CPU310はROM311のタイミング
テーブルを参照して、RAM312に格納した履歴デー
タに対応した読み込み指令信号Reを設定する。そして
プロセス駆動モータM3の駆動開始後、設定したタイミ
ングで読み込み指令信号Reを出力する。読み込み指令
信号Reに応じて得られたA/Dコンバータ50の出力
を読み込めば、現像剤の疲労度に応じてトナー濃度の読
み込みタイミングを設定していることとなる。
は、プロセス駆動モータM3の駆動開始タイミングか
ら、読み込み指令信号Reの出力タイミングまでの時間
のデータが、電子写真プロセスの履歴に対応させて記憶
されている。CPU310はROM311のタイミング
テーブルを参照して、RAM312に格納した履歴デー
タに対応した読み込み指令信号Reを設定する。そして
プロセス駆動モータM3の駆動開始後、設定したタイミ
ングで読み込み指令信号Reを出力する。読み込み指令
信号Reに応じて得られたA/Dコンバータ50の出力
を読み込めば、現像剤の疲労度に応じてトナー濃度の読
み込みタイミングを設定していることとなる。
【0090】次に、本発明の画像形成装置の第二、第
三、第四、第五の実施の形態を説明する。第二乃至第五
の実施の形態の画像形成装置は、第一の実施の形態とは
ROM311に保持されるタイミンクデータテーブルが
変更されている。
三、第四、第五の実施の形態を説明する。第二乃至第五
の実施の形態の画像形成装置は、第一の実施の形態とは
ROM311に保持されるタイミンクデータテーブルが
変更されている。
【0091】図8は、現像剤の撹拌開始時にトナー濃度
センサ40の位置での現像剤堆積が疎である場合のトナ
ー濃度検出回路の出力の変化を示したグラフである。横
軸は時間、縦軸は図6と同じくトナー濃度センサ40の
出力電圧VLとした。読み込み指令信号ReをT4から
T7で振った場合に得られた出力電圧VLを縦軸に示し
た。疲労が進行していない現像剤は一点鎖線Newでし
めし、T4とT5のタイミングで得られた出力電圧VL
をSnew1、Snew2として示した。また疲労が進
行した現像剤は実線Oldでしめし、T4からT7のタ
イミングで得られた出力電圧VLをSold1、Sol
d2、Sold3、Sold4でしめした。タイミング
T0は、プロセス駆動モータM3の駆動開始のタイミン
クである。
センサ40の位置での現像剤堆積が疎である場合のトナ
ー濃度検出回路の出力の変化を示したグラフである。横
軸は時間、縦軸は図6と同じくトナー濃度センサ40の
出力電圧VLとした。読み込み指令信号ReをT4から
T7で振った場合に得られた出力電圧VLを縦軸に示し
た。疲労が進行していない現像剤は一点鎖線Newでし
めし、T4とT5のタイミングで得られた出力電圧VL
をSnew1、Snew2として示した。また疲労が進
行した現像剤は実線Oldでしめし、T4からT7のタ
イミングで得られた出力電圧VLをSold1、Sol
d2、Sold3、Sold4でしめした。タイミング
T0は、プロセス駆動モータM3の駆動開始のタイミン
クである。
【0092】図9は、第二の実施の形態の画像形成装置
で、ROM311のタイミンクデータテーブルに従って
実行される読み込み指令信号Reの出力タイミングを説
明するタイムチャートである。図9の例では、主モータ
M4の駆動開始タイミングTaから所定時間後にプロセ
ス駆動モータM3が駆動開始して現像剤の撹拌、流動が
始まる。プロセス駆動モータM3が駆動開始して、所定
時間後に、2回の読み込み指令信号ReをT4とT5
(図8参照)のタイミングで出力している。CPU31
0は、2回の読み込み指令信号Reに対応して得られた
出力電圧VLのSnew1とSnew2の差を取り、差
に対応したトナー濃度値の差が0.2wt%の範囲にな
ると、トナー濃度値の信頼性が高いと判断する。ここ
で、CPU310は本発明の判断手段の一例である。そ
して信頼性が高いと判断されると2つのトナー濃度値の
平均値をトナー濃度として採用し、トナー補給を実行す
る。トナー濃度の差は、0.2wt%の範囲に限るもの
ではないが、0.2wt%以上の差があるデータを信頼
してトナー補給を実行すると、目標濃度に対する誤差が
大きくなる可能性が無いとは言い切れない。
で、ROM311のタイミンクデータテーブルに従って
実行される読み込み指令信号Reの出力タイミングを説
明するタイムチャートである。図9の例では、主モータ
M4の駆動開始タイミングTaから所定時間後にプロセ
ス駆動モータM3が駆動開始して現像剤の撹拌、流動が
始まる。プロセス駆動モータM3が駆動開始して、所定
時間後に、2回の読み込み指令信号ReをT4とT5
(図8参照)のタイミングで出力している。CPU31
0は、2回の読み込み指令信号Reに対応して得られた
出力電圧VLのSnew1とSnew2の差を取り、差
に対応したトナー濃度値の差が0.2wt%の範囲にな
ると、トナー濃度値の信頼性が高いと判断する。ここ
で、CPU310は本発明の判断手段の一例である。そ
して信頼性が高いと判断されると2つのトナー濃度値の
平均値をトナー濃度として採用し、トナー補給を実行す
る。トナー濃度の差は、0.2wt%の範囲に限るもの
ではないが、0.2wt%以上の差があるデータを信頼
してトナー補給を実行すると、目標濃度に対する誤差が
大きくなる可能性が無いとは言い切れない。
【0093】図9の第二の実施の形態では、現像剤の疲
労が進行するとトナー濃度の差が0.2wt%の範囲か
らはずれるようになる。図8の例では、Sold1とS
old2に対応したトナー濃度の差が0.2wt%以上
となる。
労が進行するとトナー濃度の差が0.2wt%の範囲か
らはずれるようになる。図8の例では、Sold1とS
old2に対応したトナー濃度の差が0.2wt%以上
となる。
【0094】図10は、第三の実施の形態の画像形成装
置で、ROM311のタイミングデータテーブルに従っ
て実行される読み込み指令信号Reの出力タイミングを
示すタイムチャートである。図10の例では、主モータ
M4の駆動開始から所定時間後にプロセス駆動モータM
3が駆動開始して現像剤の撹拌、流動が始まり、プロセ
ス駆動モータM3が駆動開始して、2回の読み込み指令
信号ReをT4とT5(図8参照)のタイミングで出力
し、さらにT5に続けてT6のタイミングで読み込み指
令信号Reを出力する。
置で、ROM311のタイミングデータテーブルに従っ
て実行される読み込み指令信号Reの出力タイミングを
示すタイムチャートである。図10の例では、主モータ
M4の駆動開始から所定時間後にプロセス駆動モータM
3が駆動開始して現像剤の撹拌、流動が始まり、プロセ
ス駆動モータM3が駆動開始して、2回の読み込み指令
信号ReをT4とT5(図8参照)のタイミングで出力
し、さらにT5に続けてT6のタイミングで読み込み指
令信号Reを出力する。
【0095】T4とT5で得たトナー濃度値の差が0.
2wt%を越えると、CPU310は、トナー濃度値の
信頼性が低いと判断する。そして、CPU310は、新
たにT6のタイミングで読み込み指令信号Reを出力す
る。CPU310は、T6とT5のタイミングで得られ
た出力電圧VLに対応したSold2とSold3の差
を取り、Sold2とSold3の差に対応したトナー
濃度が0.2wt%の範囲に収まると、トナー濃度値の
データとしての信頼性が高いと判断する。そして信頼性
が高いと判断されると、Sold2とSold3の2つ
のトナー濃度値の平均値をトナー濃度として採用し、ト
ナー補給を実行する。
2wt%を越えると、CPU310は、トナー濃度値の
信頼性が低いと判断する。そして、CPU310は、新
たにT6のタイミングで読み込み指令信号Reを出力す
る。CPU310は、T6とT5のタイミングで得られ
た出力電圧VLに対応したSold2とSold3の差
を取り、Sold2とSold3の差に対応したトナー
濃度が0.2wt%の範囲に収まると、トナー濃度値の
データとしての信頼性が高いと判断する。そして信頼性
が高いと判断されると、Sold2とSold3の2つ
のトナー濃度値の平均値をトナー濃度として採用し、ト
ナー補給を実行する。
【0096】一方、トナー濃度値Sold2とSold
3差を取り、Sold2とSold3の差が0.2wt
%の範囲からはずれると、トナー濃度値のデータとして
の信頼性が低いと判断する。そして信頼性が低いと判断
されると、T7のタイミングで読み込み指令信号Reを
出力する。このように、得られたトナー濃度値の信頼性
が低い場合は、引き続きトナー濃度の読み込みを実行し
て、例えばN回の読み込みを実行した場合は、N回目と
N−1回目のトナー濃度値からデータの信頼性を判断
し、信頼できる最新の2つのサンプルデータの平均値を
トナー濃度値として採用して、トナー補給を実行する。
3差を取り、Sold2とSold3の差が0.2wt
%の範囲からはずれると、トナー濃度値のデータとして
の信頼性が低いと判断する。そして信頼性が低いと判断
されると、T7のタイミングで読み込み指令信号Reを
出力する。このように、得られたトナー濃度値の信頼性
が低い場合は、引き続きトナー濃度の読み込みを実行し
て、例えばN回の読み込みを実行した場合は、N回目と
N−1回目のトナー濃度値からデータの信頼性を判断
し、信頼できる最新の2つのサンプルデータの平均値を
トナー濃度値として採用して、トナー補給を実行する。
【0097】また、トナー濃度の信頼性の判断は、トナ
ー濃度値の差をとる手法に限らない。
ー濃度値の差をとる手法に限らない。
【0098】図11は、第四の実施の形態の画像形成装
置での読み込み指令信号Reの出力タイミングを示すタ
イムチャートである。第四の実施の形態の画像形成装置
では、ROM311のタイミングデータテーブルには第
3の実施の形態と同じタイミングテーブルを記録してあ
り、さらに、信頼できるトナー濃度値の読み込みが終了
するまでドラムカートリッジの駆動を停止させないもの
である。また、タイミングT8とタイミングT9はプロ
セス駆動モータM3が停止するタイミングを示してあ
る。
置での読み込み指令信号Reの出力タイミングを示すタ
イムチャートである。第四の実施の形態の画像形成装置
では、ROM311のタイミングデータテーブルには第
3の実施の形態と同じタイミングテーブルを記録してあ
り、さらに、信頼できるトナー濃度値の読み込みが終了
するまでドラムカートリッジの駆動を停止させないもの
である。また、タイミングT8とタイミングT9はプロ
セス駆動モータM3が停止するタイミングを示してあ
る。
【0099】図11に示した第四の実施の形態では、T
5での読み込み指令信号Reに応じたトナー濃度の読み
込み動作が修了後、T6での読み込み指令信号Reの出
力前またはトナー濃度の読み込み動作中に、プロセス駆
動モータM3の駆動が終了する可能性がある。例えばA
4サイズの記録紙に1コピーを実行する際の所要時間は
6秒程度である。また現像剤の疲労の進行を遅らせるた
めに、プロセス駆動モータM3は駆動開始から2.9秒
程度で一旦停止する。プロセス駆動モータM3の駆動開
始後、1.6秒後にT4のタイミングで読み込み指令信
号Reを出力し、0.7秒ごとに読み込み指令信号Re
が出力されると、T6はプロセス駆動モータM3の出力
から、3.0秒後となり、3回目のトナー濃度の読み込
み時には、タイミングT8でプロセス駆動モータM3が
停止してしまっている。このようにプロセス駆動モータ
M3が停止すると現像剤は流動せず、トナー濃度センサ
40の出力信号は不正確なものとなってしまう。
5での読み込み指令信号Reに応じたトナー濃度の読み
込み動作が修了後、T6での読み込み指令信号Reの出
力前またはトナー濃度の読み込み動作中に、プロセス駆
動モータM3の駆動が終了する可能性がある。例えばA
4サイズの記録紙に1コピーを実行する際の所要時間は
6秒程度である。また現像剤の疲労の進行を遅らせるた
めに、プロセス駆動モータM3は駆動開始から2.9秒
程度で一旦停止する。プロセス駆動モータM3の駆動開
始後、1.6秒後にT4のタイミングで読み込み指令信
号Reを出力し、0.7秒ごとに読み込み指令信号Re
が出力されると、T6はプロセス駆動モータM3の出力
から、3.0秒後となり、3回目のトナー濃度の読み込
み時には、タイミングT8でプロセス駆動モータM3が
停止してしまっている。このようにプロセス駆動モータ
M3が停止すると現像剤は流動せず、トナー濃度センサ
40の出力信号は不正確なものとなってしまう。
【0100】そこで図11に示した第四の実施の形態で
は、T4とT5で得られたトナー濃度値の信頼性が低い
場合は、CPU310はプロセス駆動モータM3の駆動
時間を延長する。延長時間は、T6のタイミングで出力
された読み込み指令信号Reに従って実行される間欠的
なサンプリングが、十分終了するように設定してある。
タイミングT9は、延長後のプロセス駆動モータM3の
駆動停止のタイミングを示す。従って、T6のタイミン
グで出力された読み込み指令信号Reに応じて実行され
るトナー濃度の読み込みは、現像剤が流動している状態
で実行される。
は、T4とT5で得られたトナー濃度値の信頼性が低い
場合は、CPU310はプロセス駆動モータM3の駆動
時間を延長する。延長時間は、T6のタイミングで出力
された読み込み指令信号Reに従って実行される間欠的
なサンプリングが、十分終了するように設定してある。
タイミングT9は、延長後のプロセス駆動モータM3の
駆動停止のタイミングを示す。従って、T6のタイミン
グで出力された読み込み指令信号Reに応じて実行され
るトナー濃度の読み込みは、現像剤が流動している状態
で実行される。
【0101】図12は、第五の実施の形態の画像形成装
置での読み込み指令信号Reの出力タイミングを示すタ
イムチャートである。第五の実施の形態の画像形成装置
では、ROM311のタイミングデータテーブルに従っ
て実行される読み込み指令信号Reの出力タイミングを
示すタイムチャートである。図12の例では、主モータ
M4の駆動開始から所定時間後にプロセス駆動モータM
3が駆動開始して現像剤の撹拌、流動が始まり、プロセ
ス駆動モータM3が駆動開始して、3回の読み込み指令
信号ReをT4、T5、T6のタイミングで出力する。
置での読み込み指令信号Reの出力タイミングを示すタ
イムチャートである。第五の実施の形態の画像形成装置
では、ROM311のタイミングデータテーブルに従っ
て実行される読み込み指令信号Reの出力タイミングを
示すタイムチャートである。図12の例では、主モータ
M4の駆動開始から所定時間後にプロセス駆動モータM
3が駆動開始して現像剤の撹拌、流動が始まり、プロセ
ス駆動モータM3が駆動開始して、3回の読み込み指令
信号ReをT4、T5、T6のタイミングで出力する。
【0102】CPU310は、T4、T5、T6のタイ
ミングで得られたトナー濃度データSold1、Sol
d2、Sold3(図8参照)の平均値をトナー濃度と
して採用し、トナー補給を実行する。このように、読み
込み回数を増やして、一回あたりの読み込みデータの誤
差の影響を小さくしても良い。
ミングで得られたトナー濃度データSold1、Sol
d2、Sold3(図8参照)の平均値をトナー濃度と
して採用し、トナー補給を実行する。このように、読み
込み回数を増やして、一回あたりの読み込みデータの誤
差の影響を小さくしても良い。
【0103】図13は複写機100のドラムカートリッ
ジ400の断面図である。ドラムカートリッジ400
は、ドラムカートリッジ筐体401に感光体ドラム13
1を回転可能に保持し、さらに感光体ドラム131の周
囲に、帯電前露光器PCL、帯電器132、現像前露光
器CEL、現像装置200、分離爪17B、クリーニン
グ装置136を配置してある。ドラムカートリッジ筐体
401は樹脂製で、複写機100の本体から引き抜くこ
とができる。また、取りだした状態のドラムカートリッ
ジ筐体401は複写機100に装着できる。ドラムカー
トリッジ400にはプロセス駆動モータM3及び主モー
タM4との動力伝達機構が備えられている。
ジ400の断面図である。ドラムカートリッジ400
は、ドラムカートリッジ筐体401に感光体ドラム13
1を回転可能に保持し、さらに感光体ドラム131の周
囲に、帯電前露光器PCL、帯電器132、現像前露光
器CEL、現像装置200、分離爪17B、クリーニン
グ装置136を配置してある。ドラムカートリッジ筐体
401は樹脂製で、複写機100の本体から引き抜くこ
とができる。また、取りだした状態のドラムカートリッ
ジ筐体401は複写機100に装着できる。ドラムカー
トリッジ400にはプロセス駆動モータM3及び主モー
タM4との動力伝達機構が備えられている。
【0104】
【発明の効果】本発明の画像形成装置によれば、現像剤
の撹拌時間を短縮して現像剤の疲労を防止する画像形成
装置であって、流動する現像剤の正確なトナー濃度を得
て、正確なトナー濃度に基づいて補給制御値を決定する
事が可能となった。
の撹拌時間を短縮して現像剤の疲労を防止する画像形成
装置であって、流動する現像剤の正確なトナー濃度を得
て、正確なトナー濃度に基づいて補給制御値を決定する
事が可能となった。
【図1】本実施の形態における画像形成装置の全体構成
を示す正面図である。
を示す正面図である。
【図2】現像装置の構成を示す縦断面図である。
【図3】現像装置のA−A断面図である。
【図4】現像装置の斜視図である。
【図5】制御回路を示すブロック図である。
【図6】現像剤の疲労度と、トナー濃度検出回路の出力
が安定するまでの所要時間の関係を説明するグラフであ
る。
が安定するまでの所要時間の関係を説明するグラフであ
る。
【図7】タイミングデータテーブルに従って実行される
読み込み指令信号Reの出力タイミングを示すタイムチ
ャートである。
読み込み指令信号Reの出力タイミングを示すタイムチ
ャートである。
【図8】現像剤の撹拌開始時にトナー濃度が目標値より
も低かった場合のトナー濃度検出回路の出力の変化を示
したグラフである。
も低かった場合のトナー濃度検出回路の出力の変化を示
したグラフである。
【図9】第二の実施の形態の画像形成装置で、読み込み
指令信号Reの出力タイミングを説明するタイムチャー
トである。
指令信号Reの出力タイミングを説明するタイムチャー
トである。
【図10】第三の実施の形態の画像形成装置で、読み込
み指令信号Reの出力タイミングを示すタイムチャート
である。
み指令信号Reの出力タイミングを示すタイムチャート
である。
【図11】第四の実施の形態の画像形成装置での読み込
み指令信号Reの出力タイミングを示すタイムチャート
である。
み指令信号Reの出力タイミングを示すタイムチャート
である。
【図12】第五の実施の形態の画像形成装置での読み込
み指令信号Reの出力タイミングを示すタイムチャート
である。
み指令信号Reの出力タイミングを示すタイムチャート
である。
【図13】ドラムカートリッジの断面図である。
40 トナー濃度センサ 50 A/Dコンバータ 100 複写機 131 感光体ドラム 140 給紙機構 200 現像装置 227,228 撹拌スクリュー 310 CPU 400 ドラムカートリッジ M3 プロセス駆動モータ M4 主モータ
Claims (10)
- 【請求項1】 現像剤を流動させる現像剤流動機構と、
前記現像剤の流動する経路に沿って配置されていて現像
剤の透磁率を検出してトナー濃度信号を出力するトナー
濃度検出手段とを備えた現像器と、 回動中に前記現像器からトナーの供給を受けてトナー像
を担持する感光体と、 前記現像器と前記感光体を用いた電子写真プロセスを実
行するための駆動力を供給する少なくとも1つの主駆動
モータと、 前記主駆動モータに遅れて前記現像剤流動機構に動力を
供給する現像駆動機構とを備えていて電子写真プロセス
を実行する画像形成装置において、 前記電子写真プロセスの動作の履歴に応じた履歴データ
を出力する履歴データ出力手段と、 前記現像駆動機構の動作開始から前記トナー濃度信号の
読み込みまでの時間間隔を示すタイミングデータを、前
記履歴データに応じてそれぞれ記憶するタイミング記憶
手段と、 前記履歴データを取り込み、取り込んだ履歴データに対
応した前記タイミングデータの示すタイミングで前記ト
ナー濃度信号を読み込む制御手段とを備えることを特徴
とする画像形成装置。 - 【請求項2】 前記履歴データは、コピー数の累計また
は現像剤流動機構の駆動時間の累計であることを特徴と
する請求項1に記載の画像形成装置。 - 【請求項3】 現像剤を流動させる現像剤流動機構と、
前記現像剤の流動する経路に沿って配置されていて現像
剤の透磁率を検出してトナー濃度信号を出力するトナー
濃度検出手段とを備えた現像器と、 回動中に前記現像器からトナーの供給を受けてトナー像
を担持する感光体と、 前記現像器と前記感光体を用いた電子写真プロセスを実
行するための駆動力を供給する少なくとも1つの主駆動
モータと、 前記現像駆動機構の駆動開始に対して所定のタイミング
で前記トナー濃度信号の第一の読み込みを実行して第一
のトナー濃度信号を得て、前記第一の読み込みを実行後
に所定のタイミングで前記トナー濃度信号の第二の読み
込みを実行して第二のトナー濃度信号を得る読み込み制
御手段と、 前記第一及び第二のトナー濃度信号の信頼性を判断する
判断手段と、 前記判断手段が前記第一及び第二のトナー濃度信号が信
頼できるものと判断した場合は、前記第一及び第二のト
ナー濃度信号に基づいてトナー補給量に対応した補給制
御値を設定する制御値設定手段とを備える事を特徴とす
る画像形成装置。 - 【請求項4】 前記第一及び第二のトナー濃度信号が信
頼できないものと判断されると、前記読み込み制御手段
は前記第二の読み込みに遅れてさらに第三の読み込みを
実行して第三のトナー濃度信号を得て、 前記判断手段は前記第三と前記第二のトナー濃度信号の
信頼性を判断し、 前記制御値設定手段は前記第三と前記第二のトナー濃度
信号が信頼できるものと判断されると前記第三と第二の
トナー濃度信号に基づいて前記補給制御値を設定する事
を特徴とする請求項3に記載の画像形成装置。 - 【請求項5】 前記現像駆動機構の停止指令信号を出力
する停止指令信号出力手段と、 前記第三のトナー濃度信号の読み込みを終了するまでは
前記停止指令信号の出力を遅延させる制御手段とを備え
ることを特徴とする請求項4に記載の画像形成装置。 - 【請求項6】 現像剤を流動させる現像剤流動機構と、
前記現像剤の流動する経路に沿って配置されていて現像
剤の透磁率を検出してトナー濃度信号を出力するトナー
濃度検出手段とを備えた現像器と、 回動中に前記現像器からトナーの供給を受けてトナー像
を担持する感光体と、 前記現像器と前記感光体を用いた電子写真プロセスを実
行するための駆動力を供給する少なくとも1つの主駆動
モータと、 前記現像駆動機構の駆動開始に対して所定のタイミング
で複数の前記トナー濃度信号の読み込みを互いに時間間
隔をおいて実行して、複数のトナー濃度信号を得る読み
込み制御手段と、 前記複数のトナー濃度信号に基づいてトナー補給量に対
応した補給制御値を設定する制御値設定手段とを備える
事を特徴とする画像形成装置。 - 【請求項7】 前記感光体と前記現像器を同じケーシン
グに取り付けたドラムカートリッジを備え、 前記現像駆動機構は前記感光体にも駆動力を供給するこ
とを特徴とする請求項1、2、3、4、5または6に記
載の画像形成装置。 - 【請求項8】 前記トナー像を転写させる転写紙を給紙
し搬送する給紙搬送機構と、 前記転写紙のトナー像を定着させる定着器と、 前記定着器でトナー像を定着された記録紙を画像形成装
置の装置外部へ排出する排紙機構とを備えていて、 前記主駆動モータは、前記給紙搬送機構、前記定着器、
前記排紙機構の少なくとも一つに駆動力を供給すること
を特徴とする請求項1、2、3、4、5、6または7に
記載の画像形成装置。 - 【請求項9】 前記画像形成装置は前記感光体を帯電せ
しめる帯電器と、前記感光体表面であってトナー像の現
像が行われない領域の電荷を除去する現像前露光機構
と、前記感光体から前記転写紙へ転写されずに感光体表
面に残留するトナーを払拭するクリーニング機構と、ク
リーニングされた感光体表面の電荷を均一に除去する帯
電前露光機構とを備えていて、 前記ドラムカートリッジは前記帯電器、前記現像前露光
機構、前記クリーニング機構、前記帯電前露光機構の少
なくとも一つを備えていることを特徴とする請求項1、
2、3、4、5、6、7または8に記載の画像形成装
置。 - 【請求項10】 前記制御値に応じて前記現像器にトナ
ーを補給するトナー補給手段を備えることを特徴とする
請求項1、2、3、4、5、6、7、8または9に記載
の画像形成装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP9119335A JPH10307434A (ja) | 1997-05-09 | 1997-05-09 | 画像形成装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP9119335A JPH10307434A (ja) | 1997-05-09 | 1997-05-09 | 画像形成装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH10307434A true JPH10307434A (ja) | 1998-11-17 |
Family
ID=14758941
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP9119335A Pending JPH10307434A (ja) | 1997-05-09 | 1997-05-09 | 画像形成装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH10307434A (ja) |
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US7460800B2 (en) | 2005-03-16 | 2008-12-02 | Sharp Kabushiki Kaisha | Image forming apparatus with adaptive pre-processing and post-processing based on usage history |
US7664409B2 (en) | 2006-11-06 | 2010-02-16 | Murata Machinery, Ltd. | Image forming device |
US9075346B2 (en) | 2011-12-01 | 2015-07-07 | Canon Kabushiki Kaisha | Image forming apparatus having toner supply control |
-
1997
- 1997-05-09 JP JP9119335A patent/JPH10307434A/ja active Pending
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US7460800B2 (en) | 2005-03-16 | 2008-12-02 | Sharp Kabushiki Kaisha | Image forming apparatus with adaptive pre-processing and post-processing based on usage history |
US7664409B2 (en) | 2006-11-06 | 2010-02-16 | Murata Machinery, Ltd. | Image forming device |
US9075346B2 (en) | 2011-12-01 | 2015-07-07 | Canon Kabushiki Kaisha | Image forming apparatus having toner supply control |
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