JPH10305914A - 天井吊下げ式巻糸パッケージ搬送装置 - Google Patents
天井吊下げ式巻糸パッケージ搬送装置Info
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- JPH10305914A JPH10305914A JP12788997A JP12788997A JPH10305914A JP H10305914 A JPH10305914 A JP H10305914A JP 12788997 A JP12788997 A JP 12788997A JP 12788997 A JP12788997 A JP 12788997A JP H10305914 A JPH10305914 A JP H10305914A
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Landscapes
- Chain Conveyers (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 繊維処理工場などで使用される巻糸パッケー
ジ搬送装置のパッケージハンガーへの綿塵・ゴミなどの
付着に起因する環境汚染や機器の誤作動を防止する。 【解決手段】 天井吊下げ式巻糸パッケージ搬送装置の
ハンガー走行経路に、空気噴射装置を配設し、ハンガー
上部付近に堆積する綿塵を吹き飛ばすようにしたこと。
ジ搬送装置のパッケージハンガーへの綿塵・ゴミなどの
付着に起因する環境汚染や機器の誤作動を防止する。 【解決手段】 天井吊下げ式巻糸パッケージ搬送装置の
ハンガー走行経路に、空気噴射装置を配設し、ハンガー
上部付近に堆積する綿塵を吹き飛ばすようにしたこと。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は紡績、紡織工場な
どにおいて使用される巻糸パッケージの搬送装置に関す
る。
どにおいて使用される巻糸パッケージの搬送装置に関す
る。
【0002】
【発明が解決しようとする課題】例えば、精紡工程で得
られたボビンやこのボビンの糸を自動ワインダーなどで
巻返して得られたチーズ、仮撚機で得られたパッケージ
など(以下本明細書では巻糸パッケージという)は、こ
れを直接出荷する場合には検査、梱包などの作業場へ、
また、更なる加工をする場合には次段の加工作業場へ搬
送される。通常この搬送は、スペースの有効利用のため
に天井などに敷設したエンドレスレールに吊下げ式にハ
ンガーを装架し、これに巻糸パッケージを1個ずつ、ま
たは複数個同時に載せ、適宜の駆動機械でハンガーごと
目的の作業場へ運び、ここでパッケージだけ降して空の
ハンガーはエンドレスレールに沿って元の位置へ戻すよ
うなシステムが採用されている。
られたボビンやこのボビンの糸を自動ワインダーなどで
巻返して得られたチーズ、仮撚機で得られたパッケージ
など(以下本明細書では巻糸パッケージという)は、こ
れを直接出荷する場合には検査、梱包などの作業場へ、
また、更なる加工をする場合には次段の加工作業場へ搬
送される。通常この搬送は、スペースの有効利用のため
に天井などに敷設したエンドレスレールに吊下げ式にハ
ンガーを装架し、これに巻糸パッケージを1個ずつ、ま
たは複数個同時に載せ、適宜の駆動機械でハンガーごと
目的の作業場へ運び、ここでパッケージだけ降して空の
ハンガーはエンドレスレールに沿って元の位置へ戻すよ
うなシステムが採用されている。
【0003】この場合、ハンガーは、紡績工場や紡織工
場など多数の糸処理機械が同時に稼働している中を常時
巡回するので、糸屑や風綿などを含む綿塵がこのハンガ
ーに付着することは避けられず、ハンガー上に堆積した
綿塵やゴミが走行レールやその駆動チェーンなどからの
油滴によってし固形化し、これが走行中に剥離して落下
し、製品や器物の汚損を招くなど工場内環境管理上問題
となる。
場など多数の糸処理機械が同時に稼働している中を常時
巡回するので、糸屑や風綿などを含む綿塵がこのハンガ
ーに付着することは避けられず、ハンガー上に堆積した
綿塵やゴミが走行レールやその駆動チェーンなどからの
油滴によってし固形化し、これが走行中に剥離して落下
し、製品や器物の汚損を招くなど工場内環境管理上問題
となる。
【0004】また、複数台のワインダーが同時に稼働し
ているときなどではワインダーごとに生産されるパッケ
ージの糸の番手や品種が異なる場合があり、そのために
品種の異なったパッケージが交互に入れ混って次々と搬
送装置に送り込まれることがある。このような品種の異
なったパッケージが入れ混って搬送されるケースでは、
ハンガーごとにこれに載置されるパッケージの品種を識
別メモリーするための品種判別装置を設けておき、特定
の品種のパッケージはこれに対応した識別メモリーをも
つ特定のハンガーに載置するか、またはパッケージをハ
ンガーに載置する段階でその品種情報をハンガーの品種
判別装置にインプットしておき、これが必要な作業場に
到達したとき、前記品種判別装置の品種情報を読取るこ
とにより、どの品種のパッケージが到達したかを判別す
ることも行われる。
ているときなどではワインダーごとに生産されるパッケ
ージの糸の番手や品種が異なる場合があり、そのために
品種の異なったパッケージが交互に入れ混って次々と搬
送装置に送り込まれることがある。このような品種の異
なったパッケージが入れ混って搬送されるケースでは、
ハンガーごとにこれに載置されるパッケージの品種を識
別メモリーするための品種判別装置を設けておき、特定
の品種のパッケージはこれに対応した識別メモリーをも
つ特定のハンガーに載置するか、またはパッケージをハ
ンガーに載置する段階でその品種情報をハンガーの品種
判別装置にインプットしておき、これが必要な作業場に
到達したとき、前記品種判別装置の品種情報を読取るこ
とにより、どの品種のパッケージが到達したかを判別す
ることも行われる。
【0005】この品種判別装置は、常に正確な情報伝達
・発信機能を保つためにできるだけ前記綿塵などの付着
の影響を受けないようハンガーの最上部のフレームに設
けるなどの配慮がなされるが、それでも長時間稼働する
間に綿塵の付着による誤差動や感度の劣化は免れない。
・発信機能を保つためにできるだけ前記綿塵などの付着
の影響を受けないようハンガーの最上部のフレームに設
けるなどの配慮がなされるが、それでも長時間稼働する
間に綿塵の付着による誤差動や感度の劣化は免れない。
【0006】特に近来この品種判別装置には複雑多様な
情報発信機能を要求されるようになっているので、その
精度、感度及び耐久性の維持は重要な課題である。
情報発信機能を要求されるようになっているので、その
精度、感度及び耐久性の維持は重要な課題である。
【0007】本発明はこのような問題を簡単な構成で解
決しようとするものである。
決しようとするものである。
【0008】
【課題を解決するための手段】天井付近に敷設したレー
ルに、巻糸パッケージを保持するための多数のハンガー
を走行自在に吊持し、パッケージをこのハンガーによっ
て所定の位置から次段の作業位置まで搬送する機構にお
いて、このハンガーの走行経路の少なくとも一箇所にハ
ンガーの上部付近に向かって空気を噴射する空気噴射装
置を併設したことを特徴とする天井吊下げ式巻糸パッケ
ージ搬送装置を提供したものである。
ルに、巻糸パッケージを保持するための多数のハンガー
を走行自在に吊持し、パッケージをこのハンガーによっ
て所定の位置から次段の作業位置まで搬送する機構にお
いて、このハンガーの走行経路の少なくとも一箇所にハ
ンガーの上部付近に向かって空気を噴射する空気噴射装
置を併設したことを特徴とする天井吊下げ式巻糸パッケ
ージ搬送装置を提供したものである。
【0009】
【発明の実施の形態】図1は、本発明の1つの実施例の
全体概念図で、1は工場などの天井付近に敷設されたエ
ンドレスレール、2はこのレールに吊持されたパッケー
ジを保持するためのハンガー、Pはこのハンガーに載置
された巻糸パッケージで、パッケージはリフター部3に
おいてハンガーに載置され矢印方向に走行し、検査台4
付近に設けられた第1、第2の荷降し装置5、5′の位
置まで搬送される。図中6はリフター部3へパッケージ
を移送するコンベアー、7はこのコンベアーの制御装置
でコンベアーの駆動とリフトの昇降制御の外、パッケー
ジの計数・計測や後述するパッケージの品種などの識別
情報をハンガーに備え付けた品種判別装置へ入力する機
能などを備えている。8、8′は本発明によって提供さ
れる空気噴射ノズルをもつクリーニング装置、9、
9′、9″はハンガーに設けられた品種判別装置(図
2、3)に入力されたパッケージに関する情報を検知す
る読取り装置でハンガーの走行路の上部に敷設される。
なお、ハンガーの走行駆動機構は図示を省略したが、レ
ール内に設けられたチェーンスプロケット機構など適宜
の駆動手段が用いられる。10はこのハンガーの走行や
荷降しを制御する集中制御盤、Cはクリーニング装置へ
圧縮空気を送るためのコンプレッサである。
全体概念図で、1は工場などの天井付近に敷設されたエ
ンドレスレール、2はこのレールに吊持されたパッケー
ジを保持するためのハンガー、Pはこのハンガーに載置
された巻糸パッケージで、パッケージはリフター部3に
おいてハンガーに載置され矢印方向に走行し、検査台4
付近に設けられた第1、第2の荷降し装置5、5′の位
置まで搬送される。図中6はリフター部3へパッケージ
を移送するコンベアー、7はこのコンベアーの制御装置
でコンベアーの駆動とリフトの昇降制御の外、パッケー
ジの計数・計測や後述するパッケージの品種などの識別
情報をハンガーに備え付けた品種判別装置へ入力する機
能などを備えている。8、8′は本発明によって提供さ
れる空気噴射ノズルをもつクリーニング装置、9、
9′、9″はハンガーに設けられた品種判別装置(図
2、3)に入力されたパッケージに関する情報を検知す
る読取り装置でハンガーの走行路の上部に敷設される。
なお、ハンガーの走行駆動機構は図示を省略したが、レ
ール内に設けられたチェーンスプロケット機構など適宜
の駆動手段が用いられる。10はこのハンガーの走行や
荷降しを制御する集中制御盤、Cはクリーニング装置へ
圧縮空気を送るためのコンプレッサである。
【0010】図2は、ハンガー2の側面図、図3はその
正面図で、ハンガーは下部にパッケージを支承する水平
アーム部11(図2)をもつ逆U字形のアーム12(図
3)で構成され、両者でパッケージPをそのホルダーH
と一緒に保持する。13はアーム12を支持する略水平
な板状の支持部材で、アームはこの上部支持部材の下面
に若干の回動を許容するようにヒンジ結合される。14
はこの支持部材13の中央部に縦方向に接合されたフレ
ームで、このフレームの前後2箇所(図2)に吊下げ用
レバー15が連結ピン16を介して取付けられ、また、
このレバー15の上部には軸19を介してレール1内を
滑動する滑車17が回転自在に取り付けられる。これに
よりハンガー2はレール1に沿って矢印方向に走行でき
る。
正面図で、ハンガーは下部にパッケージを支承する水平
アーム部11(図2)をもつ逆U字形のアーム12(図
3)で構成され、両者でパッケージPをそのホルダーH
と一緒に保持する。13はアーム12を支持する略水平
な板状の支持部材で、アームはこの上部支持部材の下面
に若干の回動を許容するようにヒンジ結合される。14
はこの支持部材13の中央部に縦方向に接合されたフレ
ームで、このフレームの前後2箇所(図2)に吊下げ用
レバー15が連結ピン16を介して取付けられ、また、
このレバー15の上部には軸19を介してレール1内を
滑動する滑車17が回転自在に取り付けられる。これに
よりハンガー2はレール1に沿って矢印方向に走行でき
る。
【0011】18はアームの上部支持部材13の上に設
けられた品種判別装置で、例えばカム群a1 、a2 、a3
・・・・a8(図3)で構成され、このハンガーに保持
されたパッケージの品種に応じて何れかのカムが上に突
出するようになっている(図3ではカムa3が作動状
態)。このカム突出の有無は別の場所に設けられた読取
り装置9(図3の仮想線)例えばリミットスイッチなど
で検出され、荷降し装置5の近辺にパッケージの品種を
表示するか、またはその品種に応じて第1の荷降し装置
5でパッケージを荷降しするか、第2の荷降し装置5′
で取出すか、などの制御を行う。また、カムの突出の有
無でなく、カムそのものの有無により、読取り装置9で
検出するようにしてもよい。
けられた品種判別装置で、例えばカム群a1 、a2 、a3
・・・・a8(図3)で構成され、このハンガーに保持
されたパッケージの品種に応じて何れかのカムが上に突
出するようになっている(図3ではカムa3が作動状
態)。このカム突出の有無は別の場所に設けられた読取
り装置9(図3の仮想線)例えばリミットスイッチなど
で検出され、荷降し装置5の近辺にパッケージの品種を
表示するか、またはその品種に応じて第1の荷降し装置
5でパッケージを荷降しするか、第2の荷降し装置5′
で取出すか、などの制御を行う。また、カムの突出の有
無でなく、カムそのものの有無により、読取り装置9で
検出するようにしてもよい。
【0012】20はエアーパイプ、21はこのエアーパ
イプから下方に分岐された空気噴射ノズル(図1のクリ
ーニング装置8を構成する)で、コンプレッサ(C)
(図1)から供給される圧縮空気が送気管22およびエ
アーパイプ20を介してノズル21から下方に噴射さ
れ、ハンガー2の上部支持部材13上に堆積した綿塵な
どを吹き飛ばして、これが固着しないようにクリーニン
グする。また併せて、カム群18の作動面への綿塵の付
着を防止する。上記ノズル21の先端は図のようにハン
ガーの進行方向と直角方向に偏平状23に形成されてい
るので、カム群に向かって平均的に空気流が分散噴射さ
れる外、空気の消費量も節約できるなどクリーニング効
率が高まる。
イプから下方に分岐された空気噴射ノズル(図1のクリ
ーニング装置8を構成する)で、コンプレッサ(C)
(図1)から供給される圧縮空気が送気管22およびエ
アーパイプ20を介してノズル21から下方に噴射さ
れ、ハンガー2の上部支持部材13上に堆積した綿塵な
どを吹き飛ばして、これが固着しないようにクリーニン
グする。また併せて、カム群18の作動面への綿塵の付
着を防止する。上記ノズル21の先端は図のようにハン
ガーの進行方向と直角方向に偏平状23に形成されてい
るので、カム群に向かって平均的に空気流が分散噴射さ
れる外、空気の消費量も節約できるなどクリーニング効
率が高まる。
【0013】またこの実施例では、各ハンガーの走行中
常時空気噴射を行うようにしてあるので、各ハンガーが
このノズルの下方を通過するごとにハンガー上部やその
品種判別装置付近に付着堆積した綿塵やゴミが吹き飛ば
される。したがって、風綿などがレールや駆動チェーン
などから滴下した油で固化することがなく、これが剥離
落下して、床上の器材製品を汚染することもない。ま
た、判別装置が設けられている場合、その検出端は常に
清浄状態に保持され、その機能が低下する恐れもない。
常時空気噴射を行うようにしてあるので、各ハンガーが
このノズルの下方を通過するごとにハンガー上部やその
品種判別装置付近に付着堆積した綿塵やゴミが吹き飛ば
される。したがって、風綿などがレールや駆動チェーン
などから滴下した油で固化することがなく、これが剥離
落下して、床上の器材製品を汚染することもない。ま
た、判別装置が設けられている場合、その検出端は常に
清浄状態に保持され、その機能が低下する恐れもない。
【0014】
【変形実施例の説明】上記実施例では、パッケージの品
種判別装置として、機械的に変位するカム群とその変位
を接触式に検知する読取り装置の例について説明した
が、リードスイッチやマグネットスイッチなど非接触読
取りが可能な品種判別装置であってもよく、また、電子
メモリーを内蔵させ、これにパッケージの品種や品番、
生産ラインなどの識別情報をキーボードや電磁波、超音
波信号によってインプットする方式のもの、このインプ
ットされた情報をリモートセンシングするものなど各種
の方式のものが適用できる他、パッケージの品種以外の
情報、例えば生産年月日、出荷先コードなど、多様な識
別情報にも対応できるようにしてもよい。したがって本
発明ではこれらを総称して品種識別装置と定義した。
種判別装置として、機械的に変位するカム群とその変位
を接触式に検知する読取り装置の例について説明した
が、リードスイッチやマグネットスイッチなど非接触読
取りが可能な品種判別装置であってもよく、また、電子
メモリーを内蔵させ、これにパッケージの品種や品番、
生産ラインなどの識別情報をキーボードや電磁波、超音
波信号によってインプットする方式のもの、このインプ
ットされた情報をリモートセンシングするものなど各種
の方式のものが適用できる他、パッケージの品種以外の
情報、例えば生産年月日、出荷先コードなど、多様な識
別情報にも対応できるようにしてもよい。したがって本
発明ではこれらを総称して品種識別装置と定義した。
【0015】また実施例では、空気噴射ノズルは下向け
に配置して埃が堆積し易いハンガーの上部をクリーニン
グするようにしたが、斜め下向に向けておきハンガー進
行方向前方から吹きつけるようにしてもよい。
に配置して埃が堆積し易いハンガーの上部をクリーニン
グするようにしたが、斜め下向に向けておきハンガー進
行方向前方から吹きつけるようにしてもよい。
【0016】更に環境によってはハンガーの側部に綿塵
が付着し易いような場合、または品種判別装置がハンガ
ー側部に設けられているような場合には、側方から噴き
付けるようにすることも可能である。
が付着し易いような場合、または品種判別装置がハンガ
ー側部に設けられているような場合には、側方から噴き
付けるようにすることも可能である。
【0017】またこのノズルを揺動できるようにしてお
き、随時場所場所で効率のよいクリーニングを行えるよ
うに揺動を制御してもよい。
き、随時場所場所で効率のよいクリーニングを行えるよ
うに揺動を制御してもよい。
【0018】実施例では、空気噴射はハンガー走行中常
時行うようにしたが、間歇噴射でもよく、また、品種判
別の感度低下や誤作動防止を重視すればよい場合は、品
種情報読取りの直前だけ噴射するようにしてもよい。
時行うようにしたが、間歇噴射でもよく、また、品種判
別の感度低下や誤作動防止を重視すればよい場合は、品
種情報読取りの直前だけ噴射するようにしてもよい。
【0019】
【発明の効果】本発明は、巻糸パッケージの搬送など綿
塵の発生し易い環境で用いられる搬送装置の問題点であ
るハンガーへの綿塵の堆積、付着、これによる油汚染及
び走行中におけるこれら付着物の落下による環境汚染や
製品の損傷が完全に防止できる他、ハンガー上に設けら
れる情報伝達発信機器の誤作動や感度低下を未然に防止
できるなど、搬送機能として特有の効果を期待できるも
のである。また、本発明は空気噴射によりクリーニング
しているため、その他の方法、例えば、ブラシを使用し
てクリーニングした場合に問題となるブラシの清掃等の
メンテナンス作業が不要である。
塵の発生し易い環境で用いられる搬送装置の問題点であ
るハンガーへの綿塵の堆積、付着、これによる油汚染及
び走行中におけるこれら付着物の落下による環境汚染や
製品の損傷が完全に防止できる他、ハンガー上に設けら
れる情報伝達発信機器の誤作動や感度低下を未然に防止
できるなど、搬送機能として特有の効果を期待できるも
のである。また、本発明は空気噴射によりクリーニング
しているため、その他の方法、例えば、ブラシを使用し
てクリーニングした場合に問題となるブラシの清掃等の
メンテナンス作業が不要である。
【図1】本発明の実施例の搬送装置の動作説明用斜視図
である。
である。
【図2】ハンガーと空気噴射装置との関係を示す側面図
である。
である。
【図3】ハンガーと空気噴射装置との関係を示す正面図
である。
である。
【符号の説明】 1 レール 2 ハンガー 3 リフター 5 荷降し装置 8 クリーニング装置(空気噴射装置) P 巻糸パッケージ
Claims (3)
- 【請求項1】 天井付近に敷設したレールに、巻糸パッ
ケージを保持するための多数のハンガーを走行自在に吊
持し、パッケージをこのハンガーによって所定の位置か
ら次段の作業位置まで搬送する機構において、このハン
ガーの走行経路の少なくとも一箇所にハンガーの上部付
近に向かって空気を噴射する空気噴射装置を併設したこ
とを特徴とする天井吊下げ式巻糸パッケージ搬送装置。 - 【請求項2】 天井付近に敷設したレールに、巻糸パッ
ケージを保持するための多数のハンガーを走行自在に吊
持してなる天井走行式搬送装置であって、各ハンガーに
搬送されるべき巻糸パッケージの品種などの識別情報を
記憶又は発信する品種判別装置を備えた装置において、
このハンガーの走行経路の少なくとも一箇所に前記品種
判別装置への付着物を払拭する空気噴射装置を併設した
ことを特徴とする請求項1に記載の天井吊下げ式巻糸パ
ッケージ搬送装置。 - 【請求項3】 前記空気噴射装置は、ハンガーの上部に
配設された送気管と、この送気管から下方に延長された
エアーノズルとからなり、かつ、このエアーノズルの空
気噴射口はハンガーの進行方向に対して略直角方向に偏
平状に開口していることを特徴とする請求項1または請
求項2のいずれかに記載の天井吊下げ式巻糸パッケージ
搬送装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP12788997A JPH10305914A (ja) | 1997-04-30 | 1997-04-30 | 天井吊下げ式巻糸パッケージ搬送装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP12788997A JPH10305914A (ja) | 1997-04-30 | 1997-04-30 | 天井吊下げ式巻糸パッケージ搬送装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH10305914A true JPH10305914A (ja) | 1998-11-17 |
Family
ID=14971175
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP12788997A Pending JPH10305914A (ja) | 1997-04-30 | 1997-04-30 | 天井吊下げ式巻糸パッケージ搬送装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH10305914A (ja) |
Cited By (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2007517741A (ja) * | 2003-09-22 | 2007-07-05 | イートン システムズ アーベー | 製品キャリアおよび輸送デバイス |
CN107913859A (zh) * | 2017-12-11 | 2018-04-17 | 天津宏大纺织机械有限公司 | 一种用于筒纱输送载具的清洁机构 |
CN113428597A (zh) * | 2016-10-05 | 2021-09-24 | 莱特拉姆有限责任公司 | 线性电机输送机系统 |
CN117104832A (zh) * | 2023-09-07 | 2023-11-24 | 安庆新维智能纺织科技有限公司 | 一种筒纱运输吊笼 |
-
1997
- 1997-04-30 JP JP12788997A patent/JPH10305914A/ja active Pending
Cited By (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
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