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JPH10304320A - ディジタル放送受信機 - Google Patents

ディジタル放送受信機

Info

Publication number
JPH10304320A
JPH10304320A JP9121573A JP12157397A JPH10304320A JP H10304320 A JPH10304320 A JP H10304320A JP 9121573 A JP9121573 A JP 9121573A JP 12157397 A JP12157397 A JP 12157397A JP H10304320 A JPH10304320 A JP H10304320A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
program
data
icon
epg
digital broadcast
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP9121573A
Other languages
English (en)
Inventor
Hiroshi Kawabata
博 川幡
Yuichi Okubo
雄一 大久保
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Kenwood KK
Original Assignee
Kenwood KK
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Kenwood KK filed Critical Kenwood KK
Priority to JP9121573A priority Critical patent/JPH10304320A/ja
Publication of JPH10304320A publication Critical patent/JPH10304320A/ja
Pending legal-status Critical Current

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  • Television Systems (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 誰にも簡単かつ即座に分かるようなEPG(番
組表)を作成する機能を備えたディジタル放送受信機20
を提供する。 【解決手段】 画像取込み手段80はビデオ信号から番組
の1画面の静止画データを取込み、番組対応画像アイコ
ン記憶手段82は、それを、その番組との対応が分かるよ
うにして、オリジナルアイコン94として記憶する。番組
表作成手段84は、ユーザよりEPGの表示要求があると、
番組対応画像アイコン記憶手段82からオリジナルアイコ
ン94と共にそれが何の番組に対応しているかの情報を読
み出し、さらに、SDTデータから放送中及び放送予定の
番組データも入力し、それらに基づいて、オリジナルア
イコンを対応番組位置に貼り着けたEPGを作成する。こ
のEPGは番組表表示手段86によりユーザに表示される。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、衛星やケーブル
等を介して伝送されるディジタル放送の受信機に係り、
詳しくはディジタル放送の伝送データで送られて来る番
組データにより番組表を作成する機能を有しているディ
ジタル放送受信機に関するものである。
【0002】
【従来の技術】ディジタル放送の伝送信号には、番組の
オーディオデータ及びビデオデータと共に、放送中及び
放送予定の番組の番組名、チャンネル、放送日、及び放
送時間等の番組データが含まれており、この番組データ
に基づいて番組表を適宜作成できるようになっている。
【0003】ディジタル放送受信機の作成する従来の番
組表は、文字だけのものか、又は特定の番組用のアイコ
ンデータとして放送局側から送られて来たものより作成
したアイコン(例:ロゴマーク程度のアイコン)が文字
と共に一部付け加わったものであった。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】文字だけの番組表の場
合、漢字の読めない子供等では、何の番組なのか分から
ないし、大人にも直感し難い。また、アイコンが番組表
に含まれていても、他人が作ったアイコンであるので、
容易に理解できない問題がある。
【0005】この発明の目的は、表示されている各番組
を誰にも簡単かつ即座に分かるようにすることができる
番組表作成機能を備えるディジタル放送受信機を提供す
ることである。
【0006】
【課題を解決するための手段】この発明のディジタル放
送受信機(20)は次の(a)〜(d)を有している。 (a)放送番組の1画面に関する1画面を静止画データ
として取込む画像取込み手段(80) (b)画像取込み手段(80)により取込まれた静止画デー
タをその放送番組と関連付けた番組対応画像アイコン(9
4)として記憶する番組対応画像アイコン記憶手段(82) (c)ディジタル放送の伝送信号から取込んだ番組デー
タ及び番組対応画像アイコン記憶手段(82)から読み出し
た番組対応画像アイコン(94)に基づいて番組表を作成す
る番組表作成手段(84) (d)番組表作成手段(84)により作成された番組表を表
示する番組表表示手段(86)
【0007】画像取込み手段(80)は、テレビモニター(2
2)のオン又はオフ中に、放送番組の画面の全部又は一部
を静止画データとして取込む。画像取込み手段(80)が静
止画データとして取込む放送番組の画面は、その番組の
特徴的なシーンや印象的なシーン等が好ましい。例え
ば、司会者や主演者の映っているシーン、あるいは番組
名等の文字が含まれていても、文字自体に色彩的な特徴
があったり、文字の背景等に特徴があって、字の読めな
い子供でもその番組を他の番組から識別できるようなシ
ーンである。番組対応画像アイコン記憶手段(82)は、画
像取込み手段(80)の取込んだ静止画データの全部又は一
部(一部とは、1画面全部の静止画データではなく、1
画面の中から特徴的な所定範囲の部分を抜き出したとい
う意味。抜き出しはユーザが編集できるようにしてもよ
いし、画像取込み手段(80)が自動的に中央の限定された
所定範囲を抜き出すようにしてもよい.)を、その放送
番組と関連付けた番組対応画像アイコン(94)として記憶
する。番組対応画像アイコン記憶手段(82)に記憶された
番組対応画像アイコン(94)は、適宜読み出して、後処理
により拡大、縮小等により任意の縮尺で表示できる。番
組表作成手段(84)は、番組対応画像アイコン記憶手段(8
2)から番組対応画像アイコン(94)を読み出すとともに、
その番組対応画像アイコン(94)に係る番組を知得し、一
方、ディジタル放送の伝送信号から番組データを取込ん
で、その番組対応画像アイコン(94)を、放送中及び/又
は放送予定の番組に関連付けて、番組表を作成する。こ
の番組表は番組表表示手段(86)によりテレビモニター(2
2)等に表示される。このように、放送番組の実際のシー
ンが番組対応画像アイコン(94)として番組表に付加され
ているので、番組表における番組を誰もが簡単かつ即座
に理解できる。
【0008】この発明の他のディジタル放送受信機(20)
によれば、静止画データは、放送番組の1画面の一部で
ある。
【0009】番組表に貼り込む番組対応画像アイコン(9
4)の寸法は限られており、また、番組対応画像アイコン
記憶手段(82)における番組対応画像アイコン(94)の記憶
量は小さい方が有利であるので、番組対応画像アイコン
(94)は、放送番組の画面の全体でなく、特徴的な画像部
分のみが有利である。
【0010】この発明の他のディジタル放送受信機(20)
によれば、画像取込み手段(80)は、静止画データとして
取込む1画面をユーザからの指示に従う。
【0011】ユーザは、自分自身が番組表における番組
対応画像アイコン(94)として適切と思える1画面を選択
できる。
【0012】この発明の他のディジタル放送受信機(20)
によれば、画像取込み手段(80)は、静止画データとして
取込む1画面を自動選択する。
【0013】番組対応画像アイコン(94)の基礎となる放
送番組の1画面は、ユーザが一々テレビモニター(22)等
を見て、取込みの指定操作をすることなく、自動化され
ているので、ユーザの手間を省くことができる。
【0014】
【発明の実施の形態】以下、発明の実施の形態について
図面を参照して説明する。図4はディジタル放送受信方
式を示している。ディジタル放送の伝送信号は、人工衛
星(図示せず)及びケーブル放送局からの電波又は電気
信号等を、パラボラアンテナ10及びケーブル12を介して
各家庭14等のディジタル放送受信機20へ入力され、ディ
ジタル放送受信機20において受信信号を信号処理し、テ
レビモニター22に供給される。
【0015】図5及び図5はディジタル放送受信機20の
ブロック図をバスを境に上下に分けて示す上側部分図及
び下側部分図である。チューナーモジュール26は、受信
したディジタル放送の伝送信号の周波数を選択し、チャ
ンネルレシーバ28へ出力する。チャンネルレシーバ28
は、QPSK(QAM)復調、アナログ/ディジタル変
換(ADC)及びFEC(Forward Error Correctio
n)エラー訂正等を行うディジタルデータ復調回路であ
り、トランスポートストリーム(図7)と呼ばれる形式
のデータ列を生成する。MPEG2トランスポートデマ
ルチプレクサ32は入力されたトランスポートストリーム
をMPEG2のVideoトランスポートパケット、A
udioトランスポートパケット、及びPSI(Progra
m SpecificInformation)と呼ばれるシステムトランス
ポートパケットに分割し、再構成する。一つのトランス
ポートストリームには4〜8チャンネルの番組が多重化
されており、放送事業者からはそのトランスポートスト
リームが複数送信されている。チャンネルを選択するに
は、PSIから任意のチャンネルが、どのトランスポー
トストリームで送信されているか、トランスポートスト
リーム中のどのパケットIDで多重化されているかとい
ったデータを取り出して選択する。MPEG2デコーダ
&OSD(OnScreenDisplay)34はMPEG2ビデオストリ
ーム、MPEG2オーディオストリームをそれぞれデコ
ードし、映像信号及び音声信号をそれぞれビデオエンコ
ーダ36及びDAC38に出力する。OSD34は、EPGの文字デ
ータ等を映像信号に変換し、ビデオエンコーダ36に出力
する。ビデオエンコーダ36よりNTSC信号等の映像信
号が出力され、テレビモニター22で映像が再生(出力)
される。
【0016】各チャンネルや番組はそれぞれ契約するこ
とにより再生(出力)が可能となっており、それらの情
報はトランスポートストリームにあるデータ(EMMや
ECM)をICカードインターフェース44に送り、IC
カードインターフェース44は、ICカードから読み込ん
だデータに照らして所定データをトランスポートデスク
ランブラ30へ送り、条件が合えばトランスポートデスク
ランブラ30により映像と音声がデコードできるようにな
る。CPU40は、ディジタル放送受信機20の各構成装置
を制御するためのものである。ユーザインターフェース
42は、EPG画面よりチャンネルを選択、操作するための
ものであり、リモコンやキーボードが接続される。モデ
ム46は有料番組の利用の履歴データを放送事業者へ転送
する。
【0017】ディジタル放送では、MPEG2の画像圧
縮技術の利用により、100チャンネル以上の番組を、
広範囲にわたって放送できるメリットがある。この場
合、多チャンネル化によって、新聞や雑誌のような印刷
媒体による番組表から当日、翌日、1週間後などの番組
を探し出してチャンネル選択や録画予約をすることは、
多くのユーザにとって非常に繁雑なものとなる。そこ
で、その対策としてユーザがTV画面上で番組検索や選
択をできるように、番組情報などの、番組表を作るため
に必要なデータもMPEG2のトランスポートストリー
ム(MPEG2のトランスポートストリームについては
後の図5で説明する。)に多重されて放送される。この
番組表のことをEPG(Electronic Program Guide)とい
う。
【0018】EPGを構成するのに必要なデータは、MPEG2
Systemで規定されるデータ構造で伝送され、テーブルと
記述子によって構成される。そのデータ構造のSDT(Ser
viceDescription Table)、EIT(Event Information Ta
ble)と呼ばれる(なお、SDT及びEITは、ディジタル放
送で汎用的に使用されている用語ではなく、PerfecTV!
特有の用語である。)、チャンネルに関する付加情報や
番組に関する付加情報のデータをMPEG2トランスポ
ートデマルチプレクサ32により抽出して、マイコンなど
で処理し、EPGを構成する(SDTとEITのデータ構造は後
述)。EPGはTV画面上や受信機本体の表示器、あるい
はリモコンの表示器などによって表示される。TV画面
上に表示する場合は、OSD(On Screen Display)の機能
を持ったICが必要になるが、ほとんどの場合図5のM
PEG2デコーダ34のオーディオ・ビデオデコーダに内
蔵されている。ここでデコードしたMPEG2映像とオ
ーバーレイされて出力する。
【0019】ディジタル衛星放送の一例としての Perfe
cTV! は、伝送信号をMPEG2-TSによって、伝送する。図
7は PerfecTV! に採用されているMPEG2のトラン
スポートストリームの構造図である。図7において、
(1)〜(5)及びPIDの定義は次のとおりである。 (1) ユニット開始表示 新たなパケットがこのトランスポートストリームのペイ
ロードから始まることを意味する。 (2) トランスポートパケットプライオリティ このパケットの重要度を示す。 (3) スクランブル制御 このパケットのスクランブルの有無と種別を示す。 (4) アダプテーションフィールド制御 このパケットでのアダプテーションフィールドの有無及
びペイロードの有無を示す。上記の(1)〜(4)は、アダプ
テーションフィールド無し、ペイロード有りで示してい
る。 (5) 巡回カウンター 同じPIDを持つパケットが途中で一部棄却されたかど
うかの検出をするための情報。カウントの連続性から検
出する。 PID プログラムID 図5のトランスポートパケットのペイロード(PID=プ
ログラムID)に、前記したEIT等が1番組表作成手段84
バイトを越える場合は、2つ以上のトランスポートパケ
ットに分割されて送信される。目的のPIDを持つトラン
スポートパケットのペイロードを複数の場合はつなぎ合
わせることにより、目的のEIT等のビットストリームを
得ることができる。
【0020】PerfecTV! に採用されているSDT(Service
Description Table)の構造は下記のとおりである。衛星
から送信されるトランスポートストリームからPIDが、0
x0011のトランスポートパケットを拾い集めてくると以
下のフォーマットに沿ったビットストリームをできあが
る。SDTには各Serviceつまり各チャンネルについての情
報が含まれている。このテーブル(セクション)はトラ
ンスポートストリームごとに構成される。
【0021】SDTはtable_id によって以下のような意味
を持つ。 table_id =0x42 (SDT_a) 現在受信しているトランスポートストリーム内のチャ ンネルに関する情報 =0x46 (SDT_o) 他のトランスポートストリーム内のチャンネルに関す る情報
【0022】上記データ構造のdescriptor() に含まれ
る情報には次に示すものがある。 DM_name_descriptor() サービス名(チャンネル名)が記述 されている。 DM_content_descriptor() サービス内容 DM_logo_descriptor() そのチャンネルのロゴがビットマッ プの画像 NVOD_reference_descriptor() nearビデオ・オン・デマンドのサー ビスに関する情報 time_shifted_service_descriptor() NVODの元になっているチャンネルのs ervice_id mosaic_descriptor() 分割画面表示に関する情報 DM_service_type_descriptor() 映像、音声、データなどサービスの タイプ DM_event_range_descriptor() 同じTS内に存在するschedule_EITに 関する情報
【0023】一例としてのPerfecTV!におけるEIT(Event
Information Table)のデータ構造は下記の通りであ
る。PIDが0x0012 のトランスポートパケットを拾い集め
てくると以下のフォーマットに沿ったビットストリーム
ができあがる。EITには各Eventつまり各番組についての
情報が含まれている。このテーブル(セクション)はサ
ービス(チャンネル)ごとに構成される。
【0024】EITはtable_idによって以下のような意味
をもつ。 table_id= 0x4E (EIT_p/a) active_transport_stream 、present_following_EIT 現在受信しているTSの現在又は次に 実行される番組の情報 0x4F (EIT_p/o) other_transport_stream 、present_following_EIT 他のTSの現在又は次に実行される番 組の情報 0x50〜57(EIT_g/a) active_transport_stream、general_ EIT 現在受信しているTSの全ての番組予 定情報(番組内容以外) 0x60〜67(EIT_g/o) other_transport_stream、general_E IT 他のTSの全ての番組予定情報(番組 内容以外) 0x58〜5F(EIT_d/a) active_transport_stream、detail_E IT 現在受信しているTSの全ての番組予 定情報(番組内容のみ) 0x68〜6F(EIT_d/o) other_transport_stream、detail_EI T 他のTSの全ての番組予定情報(番組 内容のみ)
【0025】上図のデータ構造のdescriptor() に含ま
れる情報には次に示すものがある。 DM_name_descriptor 番組名が記述されて
いる。 DM_ts_event_descriptor time_shifted_event
の場合に、その親eventのservice_idとevent_idが記述
されている。 DM_component_descriptor PMTのstream_identif
ier_descriptorのcomponent_tagと一致するストリーム
について記述されている。 content_descriptor 番組ジャンルについ
て記述されている。 parental_rating_descriptor ペアレンタルレベル
について記述されている。 DM_fee_descriptor PPVの料金が記述され
ている。 DM_content_descriptor 番組内容が記述され
ている。 DM_copy_control_descriptor MACROVISIONに関する
情報が記述されている。 DM_function_descriptor 受信機が実現すべき
機能が記述されている。 DM_voting_descriptor votingに関する情報
が記述されている。 DM_series_descriptor その番組が属するシ
リーズ番号を記述されている。
【0026】現在放送中のディジタル衛星放送PerfecTV
!におけるNIT(Network InformationTable)のデータ構造
について説明する。衛星から送信されるトランスポート
ストリームからPIDが0010hのトランスポートパケットを
拾い集めてくると以下のフォーマットに沿ったビットス
トリームができあがる。NITには変調周波数などの伝送
路の物理情報や編成チャンネル情報が含まれている。こ
のテーブルはネットワークごと(現在はネットワークが
一つしかない。つまりPerfecTV!のみ。)に構成され
る。
【0027】
【0028】NITはtable_idによって以下のような意味
を持つ。 table_id = 40h (NIT_a) 現在受信しているネットワークの伝送路の物 理情報や編成、チャンネルに関する情報。 41h (NIT_o) 他のネットワークの伝送路の物理情報や編成 チャンネルに関する情報。
【0029】上図のデータ構造のdescriptor()には、ne
twork_descriptorsとtransport_descriptorsがあり、含
まれる情報には次に示すものがある。 network_descriptors DM_name_descriptor() ネットワーク名が記述され ている。 DM_offset_time_descriptor() 夏時間制度が実施された場 合のオフセット DM_message_descriptor() そのネットワーク受信者全 員に対するメッセージ DM_copy_management_descriptor() MACROVISIONのprocess_conf iguration_data transport_descriptors service_list_descriptor() 存在するservice_idとその タイプが列記されている。 satellite_delivery_system_descriptor() 伝送諸元
【0030】図8はディジタル放送用EPGを表示する従
来の処理のフローチャートである。S50において、デ
ィジタル放送受信機20のユーザインターフェース42、例
えばリモコンなどによりEPGを表示させるための指示が
入力される。S52において、SDTデータを受信して、
番組表の有無の確認、自他ストリームのサービス名等を
取得する。次に、S54では、EITデータを受信して、
自他ストリームの各サービスの中の番組名、その開始時
刻、カテゴリ等の情報を取得する。S56では、これら
の取得したデータよりEPGを構成する。EPGはそのマイコ
ンのプログラムの組み方しだいで、様々な形式で構成可
能である。例えばチャンネル別や番組ジャンル別に表示
することが可能である。
【0031】希望のチャンネルを受信するには、MPEG2S
ystemで規定される、PAT(Program Association Tabl
e)、PMT(Program Map Table)、CAT(Conditional Access
Table)、NIT(Network Information Table)と呼ばれる
データをを必要とする。これらのデータはすべてIDがふ
られている。ある番組で必要になる映像や音声のストリ
ームのID(PID:Packet ID)はPMTに記述されていて、
その番組用のPMTのPIDがPATに記述されている。CATは限
定受信のための鍵である。NITは放送の伝送路に関する
物理的な情報や1本のトランスポートストリームの中に
含まれているチャンネルなどが記述されている。これら
のデータから選択されたチャンネルの映像や音声などの
ストリームの番号を割り出し、そのPIDのストリームを
受信することによって、映像や音声を受信する。
【0032】図9は希望のチャンネルを受信する処理の
フローチャートである。S60でチャンネル番号が選択
されると、S62でPATを受信し、S64で選択された
チャンネル番号が存在するか否か判断する。存在した場
合、PATの中で記述されていたPIDのPMTを受信する(S
66)。PMTにはその番組で必要になる映像や音声など
のPIDが記述されているので、このPIDを受信しデコード
することで番組を視聴できる(S68)。S60におい
て選択されたチャンネル番号が存在しなかった場合は、
S70でNITを受信し、S72で他のRFに目的のチャン
ネルが存在するか否か判断する。存在した場合はS74
で受信しているRF(Radio Frequency)を変更して再びPAT
を受信する。存在しなかった場合は、通常、デフォルト
のRF、デフォルトのチャンネルを受信する(S76)。
【0033】図1はディジタル放送受信機20におけるオ
リジナルアイコン付きEPG作成機能のブロック図であ
る。画像取込み手段80は、MPEG2デコーダ&OSD34
がデコードしたビデオ信号を入力され、1フレーム分
(1画面)の静止画データを取込む。ユーザは、テレビ
モニター22を視聴中、表示中の番組の中で特徴的又は印
象的なシーン、すなわち、後にそのシーンを見れば、直
ちにこの番組であると分かるシーンが出現したら、その
シーン(=1画面)を選択する指示を画像取込み手段80
に出す。画像取込み手段80が取込む1画面の選択は、ユ
ーザが行う以外に、画像取込み手段80に自動的に行わせ
るようにしてもよい。すなわち、ユーザが視聴している
番組の放送中、所定(開始直後のタイトル表示画面)又
は任意の1画面を選択し、静止画データとして取込む。
さらに、画像取込み手段80は、テレビモニター22がオン
になっていなくても、MPEG2デコーダ&OSD34のデ
コードチャンネルを自動的に順次切替えて、かつ各番組
の所定又は任意の1画面を自動的に取込むようにするこ
ともできる。画像取込み手段80が取込む静止画データ
は、1画面全部でなく、1画面の中央部分のみのもので
あってもよい。EPGに番組対応画像アイコン(94)(以
下、ユーザ側で独自に作成された番組対応画像アイコン
(94)であるので、「オリジナルアイコン94(図3)」と
言う。)を貼り付けるとき、静止画データは縮小されな
ければならないので、1画面の中央部分の画像取込み手
段(80)をオリジナルアイコン94とした方がEPGでの縮小
率が小さくなり、EPGでのオリジナルアイコン94が明瞭
となる。番組対応画像アイコン記憶手段82は、画像取込
み手段80が取込んだ静止画データが何の番組に関するも
のであるかをEITデータより検出し、その静止画データ
をその番組と対応付けてオリジナルアイコン94として記
憶する。画像取込み手段80の記憶は不揮発性である。番
組表作成手段84は、ユーザからEPG表示の指示を受けし
だい、番組対応画像アイコン記憶手段82からオリジナル
アイコンを読み出すとともに、オリジナルアイコンがど
の番組に関わるものであるかを検出する。さらに、番組
表作成手段84は、EITデータより放送中及び放送予定の
番組の番組名、放送チャンネル、放送時間等の情報を受
け、各番組にオリジナルアイコン94を貼り着けてあるEP
Gを作成する。番組表表示手段86は、番組表作成手段84
の作成したEPGをテレビモニター22に表示する。
【0034】図2はディジタル放送用EPGを表示する処
理のフローチャートである。図8と同一のステップは同
符号で指示して、相違点について説明する。S90がS
56とS58との間に加入されている。S90では、S
56で作成されたEPGに、図1の番組対応画像アイコン
記憶手段82からオリジナルアイコン94(図3)を読み出
すとともに、それがどの番組のものであるの情報も番組
対応画像アイコン記憶手段82から読み出し、S56で作
成のEPGの番組対応位置にオリジナルアイコン94を貼り
着け、最終的なEPGを作成する。S58では、S90で
作成された最終的なEPGをテレビモニター22に表示す
る。
【0035】図3はテレビモニター22において表示され
るEPGの一例を示している。このEPGは、新聞等で見る通
常の番組表と同じく、縦横をそれぞれ放送時間及びチャ
ンネルとされている。そして、このEPGの特徴として、
各番組の升欄には、その番組に対応するオリジナルアイ
コン94が貼り込まれて、表示されている。
【図面の簡単な説明】
【図1】ディジタル放送受信機におけるオリジナルアイ
コン付きEPG作成機能のブロック図である。
【図2】ディジタル放送用EPGを表示する処理のフロー
チャートである。
【図3】テレビモニターにおいて表示されるEPGの一例
を示す図である。
【図4】ディジタル放送受信方式を示す図である。
【図5】ディジタル放送受信機のブロック図をバスを境
に上下に分けて示すときの上側部分図である。
【図6】ディジタル放送受信機のブロック図をバスを境
に上下に分けて示すときの下側部分図である。
【図7】PerfeTV! に採用されているMPEG2のトラ
ンスポートストリームの構造図である。
【図8】ディジタル放送用EPGを表示する従来の処理の
フローチャートである。
【図9】希望のチャンネルを受信する処理のフローチャ
ートである。
【符号の説明】
20 ディジタル放送受信機 22 テレビモニター 80 画像取込み手段 82 番組対応画像アイコン記憶手段 84 番組表作成手段 86 番組表表示手段 94 オリジナルアイコン
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 FI H04N 5/44

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 (a)放送番組の1画面に関する1画面
    を静止画データとして取込む画像取込み手段(80)、
    (b)前記画像取込み手段(80)により取込まれた静止画
    データをその放送番組と関連付けた番組対応画像アイコ
    ン(94)として記憶する番組対応画像アイコン記憶手段(8
    2)、(c)ディジタル放送の伝送信号から取込んだ番組
    データ及び前記番組対応画像アイコン記憶手段(82)から
    読み出した番組対応画像アイコン(94)に基づいて番組表
    を作成する番組表作成手段(84)、及び(d)前記番組表
    作成手段(84)により作成された番組表を表示する番組表
    表示手段(86)、を有していることを特徴とするディジタ
    ル放送受信機。
  2. 【請求項2】 前記静止画データは、放送番組の1画面
    の一部であることを特徴とする請求項1記載のディジタ
    ル放送受信機。
  3. 【請求項3】 前記画像取込み手段(80)は、静止画デー
    タとして取込む1画面をユーザからの指示に従うことを
    特徴とする請求項1又は2記載のディジタル放送受信
    機。
  4. 【請求項4】 前記画像取込み手段(80)は、静止画デー
    タとして取込む1画面を自動選択することを特徴とする
    請求項1又は2記載のディジタル放送受信機。
JP9121573A 1997-04-25 1997-04-25 ディジタル放送受信機 Pending JPH10304320A (ja)

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JP9121573A JPH10304320A (ja) 1997-04-25 1997-04-25 ディジタル放送受信機

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ID=14814587

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JP9121573A Pending JPH10304320A (ja) 1997-04-25 1997-04-25 ディジタル放送受信機

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JP (1) JPH10304320A (ja)

Cited By (8)

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