JPH10297719A - 搬送車割付方法 - Google Patents
搬送車割付方法Info
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- JPH10297719A JPH10297719A JP9111399A JP11139997A JPH10297719A JP H10297719 A JPH10297719 A JP H10297719A JP 9111399 A JP9111399 A JP 9111399A JP 11139997 A JP11139997 A JP 11139997A JP H10297719 A JPH10297719 A JP H10297719A
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- Y02—TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
- Y02P—CLIMATE CHANGE MITIGATION TECHNOLOGIES IN THE PRODUCTION OR PROCESSING OF GOODS
- Y02P90/00—Enabling technologies with a potential contribution to greenhouse gas [GHG] emissions mitigation
- Y02P90/30—Computing systems specially adapted for manufacturing
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- Time Recorders, Dirve Recorders, Access Control (AREA)
- Forklifts And Lifting Vehicles (AREA)
- Control Of Position, Course, Altitude, Or Attitude Of Moving Bodies (AREA)
- Multi-Process Working Machines And Systems (AREA)
- Warehouses Or Storage Devices (AREA)
- Management, Administration, Business Operations System, And Electronic Commerce (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 複数搬送車の全体的効率の改善。作業要求に
対する即応性の向上。割付処理時間の短縮。工場内物流
スケジュ−ルをリアルタイムで行なう。 【解決手段】 複数点に荷受け又は荷降ろし場が分散す
る、複数ブロックに区分された物体搬送エリア上の荷受
け点,荷降ろし点および優先度を含む搬送命令を、該命
令中の荷受け点が属するブロックに区分し同一区分内で
は優先度順とし、各ブロックに設定された上限数以内
の、高い優先度順の搬送命令から、該搬送命令の中の荷
受け点に最も早く到達できる搬送車を該搬送命令の実行
に割付ける。〔各ブロックに設定された上限数−現在該
ブロック内で実行中の命令数〕以内の命令を割付ける。
割付けは現在空車の搬送車のみとし、先行して割付され
た命令を実行中の搬送車への割付は保留する。
対する即応性の向上。割付処理時間の短縮。工場内物流
スケジュ−ルをリアルタイムで行なう。 【解決手段】 複数点に荷受け又は荷降ろし場が分散す
る、複数ブロックに区分された物体搬送エリア上の荷受
け点,荷降ろし点および優先度を含む搬送命令を、該命
令中の荷受け点が属するブロックに区分し同一区分内で
は優先度順とし、各ブロックに設定された上限数以内
の、高い優先度順の搬送命令から、該搬送命令の中の荷
受け点に最も早く到達できる搬送車を該搬送命令の実行
に割付ける。〔各ブロックに設定された上限数−現在該
ブロック内で実行中の命令数〕以内の命令を割付ける。
割付けは現在空車の搬送車のみとし、先行して割付され
た命令を実行中の搬送車への割付は保留する。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、次々に発生する搬
送命令に搬送車を割り当てる搬送スケジュ−リング方法
に関し、特に、これに限定する意図ではないが、工場,
倉庫あるいはヤ−ド又はフィ−ルドに、複数台の車両を
常備し、次々に発生する物体搬送命令に各車両を割付け
る物流スケジュ−リング方法に関する。
送命令に搬送車を割り当てる搬送スケジュ−リング方法
に関し、特に、これに限定する意図ではないが、工場,
倉庫あるいはヤ−ド又はフィ−ルドに、複数台の車両を
常備し、次々に発生する物体搬送命令に各車両を割付け
る物流スケジュ−リング方法に関する。
【0002】
【従来の技術】例えば鋼板(鋼コイル)製造において
は、原板の冷間圧延,焼鈍,亜鉛メッキ,コイル梱包等
々、各種の加工が行なわれ、各設備間あるいは設備/ヤ
−ド間で鋼コイルの受渡しが行なわれる。各設備および
ヤ−ドには、搬送されて来る鋼コイルを受ける入側スキ
ッドと、搬出する鋼コイルを受ける出側スキッドがあ
り、入側スキッドに降された鋼コイルは入側クレ−ンで
設備内の処理ラインに送り込まれ、処理を終えた鋼コイ
ルは出側クレ−ンで処理ラインから出側スキッドに排出
される。設備間の鋼コイル搬送は車両で行なわれる。あ
る設備で処理を終えた鋼コイルは、その設備の出側スキ
ッドから車両に移され、他の設備に搬送されてその入側
スキッドに降ろされる。設備,ヤ−ド間での鋼コイルの
搬送ル−ト(発送元と受け側の組合せ数)は比較的に少
いが、各設備が次々に鋼コイルを排出し、設備およびヤ
−ドの全体として見ると、鋼コイル搬送要求が各所から
次々に発生する。これに対処するために複数台の搬送車
両があり、鋼コイル搬送要求のそれぞれに順次に搬送車
両が割り当てられる。
は、原板の冷間圧延,焼鈍,亜鉛メッキ,コイル梱包等
々、各種の加工が行なわれ、各設備間あるいは設備/ヤ
−ド間で鋼コイルの受渡しが行なわれる。各設備および
ヤ−ドには、搬送されて来る鋼コイルを受ける入側スキ
ッドと、搬出する鋼コイルを受ける出側スキッドがあ
り、入側スキッドに降された鋼コイルは入側クレ−ンで
設備内の処理ラインに送り込まれ、処理を終えた鋼コイ
ルは出側クレ−ンで処理ラインから出側スキッドに排出
される。設備間の鋼コイル搬送は車両で行なわれる。あ
る設備で処理を終えた鋼コイルは、その設備の出側スキ
ッドから車両に移され、他の設備に搬送されてその入側
スキッドに降ろされる。設備,ヤ−ド間での鋼コイルの
搬送ル−ト(発送元と受け側の組合せ数)は比較的に少
いが、各設備が次々に鋼コイルを排出し、設備およびヤ
−ドの全体として見ると、鋼コイル搬送要求が各所から
次々に発生する。これに対処するために複数台の搬送車
両があり、鋼コイル搬送要求のそれぞれに順次に搬送車
両が割り当てられる。
【0003】鋼コイル搬送要求が発生してから搬送を完
了するまでの所要時間を短くすることが、各設備の稼働
効率を高くする観点から必要である。このためには搬送
車両数を多くすればよいが、これは維持コストの上昇を
招く。また搬送ル−トが複数であるので、少数の搬送車
両で、どの搬送ル−トであってもタイミング良く、次々
に発生する鋼コイル搬送要求に対応していくかが問題と
なっている(最適化問題)。
了するまでの所要時間を短くすることが、各設備の稼働
効率を高くする観点から必要である。このためには搬送
車両数を多くすればよいが、これは維持コストの上昇を
招く。また搬送ル−トが複数であるので、少数の搬送車
両で、どの搬送ル−トであってもタイミング良く、次々
に発生する鋼コイル搬送要求に対応していくかが問題と
なっている(最適化問題)。
【0004】特開平7−219920号公報には、複数
台のトラックで複数箇所の配送先に荷物を混載配送する
場合の最適化問題を、遺伝的アルゴリズムを用いて解く
一手法を提示している。これは、工場間あるいは企業間
の荷物搬送を行うトラック運送などのように、あらかじ
め1日分といったようなある程度の搬送ロットが与えら
れた場合に、それを効率よく搬送するための配車計画を
バッチ処理的に行なうものと思われる。
台のトラックで複数箇所の配送先に荷物を混載配送する
場合の最適化問題を、遺伝的アルゴリズムを用いて解く
一手法を提示している。これは、工場間あるいは企業間
の荷物搬送を行うトラック運送などのように、あらかじ
め1日分といったようなある程度の搬送ロットが与えら
れた場合に、それを効率よく搬送するための配車計画を
バッチ処理的に行なうものと思われる。
【0005】遺伝的アルゴリズムを用いる従来のスケジ
ュ−リングには、遺伝的アルゴニズムによって生成する
複搬の搬送命令リスト(仮スケジュ−ル)のそれぞれの
適否を評価するための評価関数を、複数のペナルティの
和とし、それぞれに重みを持たせたものとし、各搬送命
令リストの各ペナルティの値はテーブルを参照して決定
して、評価関数値が最小値の搬送命令リストを選択する
方法(以下テーブルルックアップ評価法と称す)、なら
びに、遺伝的アルゴリズムで生成する搬送命令リストす
べてをシミュレーションし、シミュレーション結果から
評価関数値を算出し、評価関数値に基づいて最適な搬送
命令リストを選択する方法(以下シミュレーション評価
法と称す)がある。
ュ−リングには、遺伝的アルゴニズムによって生成する
複搬の搬送命令リスト(仮スケジュ−ル)のそれぞれの
適否を評価するための評価関数を、複数のペナルティの
和とし、それぞれに重みを持たせたものとし、各搬送命
令リストの各ペナルティの値はテーブルを参照して決定
して、評価関数値が最小値の搬送命令リストを選択する
方法(以下テーブルルックアップ評価法と称す)、なら
びに、遺伝的アルゴリズムで生成する搬送命令リストす
べてをシミュレーションし、シミュレーション結果から
評価関数値を算出し、評価関数値に基づいて最適な搬送
命令リストを選択する方法(以下シミュレーション評価
法と称す)がある。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】特開平7−21992
0号公報に開示のスケジュ−リング方法は、解算出(ス
ケジュ−ル決定)時間の短縮を主たる目的として、決定
論的な手法によって解の一部を決定することによって、
遺伝的アルゴリズムで処理する解の数(仮スケジュ−ル
の数)を少くするので、最適解の精度が低く、解算出時
間の短縮と最適解の精度とが相反する。この問題は、一
台のトラックに複数箇所の配送先への荷物を混載するた
め、トラック対荷物の組合せ数が膨大になり、したがっ
て、適応評価値算出に膨大な演算を要することが主因と
思われる。
0号公報に開示のスケジュ−リング方法は、解算出(ス
ケジュ−ル決定)時間の短縮を主たる目的として、決定
論的な手法によって解の一部を決定することによって、
遺伝的アルゴリズムで処理する解の数(仮スケジュ−ル
の数)を少くするので、最適解の精度が低く、解算出時
間の短縮と最適解の精度とが相反する。この問題は、一
台のトラックに複数箇所の配送先への荷物を混載するた
め、トラック対荷物の組合せ数が膨大になり、したがっ
て、適応評価値算出に膨大な演算を要することが主因と
思われる。
【0007】ところが、上述の鋼コイルの搬送のように
単一送り先に搬送する場合(これを一般化して表現する
と、各搬送車が各一単位の作業を処理する場合)には、
作業に対する搬送車の割付の最適解算出時間の短縮と最
適解精度の向上を同時に満して、ニ−ズ(作業要求)に
即応するのが好ましい。
単一送り先に搬送する場合(これを一般化して表現する
と、各搬送車が各一単位の作業を処理する場合)には、
作業に対する搬送車の割付の最適解算出時間の短縮と最
適解精度の向上を同時に満して、ニ−ズ(作業要求)に
即応するのが好ましい。
【0008】テーブルルックアップ評価法では、計算時
間は速いが複数の搬送車間の作業追行上の干渉(例えば
自動搬送台車運行時の複数の台車間の走行ル−ト上の干
渉)が考慮されていないため、実際にその搬送命令リス
トにしたがって自動搬送台車を運行した場合、必ずしも
最適な運行が実現するとは限らない。
間は速いが複数の搬送車間の作業追行上の干渉(例えば
自動搬送台車運行時の複数の台車間の走行ル−ト上の干
渉)が考慮されていないため、実際にその搬送命令リス
トにしたがって自動搬送台車を運行した場合、必ずしも
最適な運行が実現するとは限らない。
【0009】シミュレーション評価法では、自動搬送台
車運行時の干渉が考慮されているが、遺伝的アルゴリズ
ムが組み替えを行うすべての搬送命令リストに対するシ
ミュレーションを行うため、最適な搬送命令リストを作
成するために膨大な時間を要する。このため、実時間で
の作業に対しての搬送リストを作成することが困難であ
る。
車運行時の干渉が考慮されているが、遺伝的アルゴリズ
ムが組み替えを行うすべての搬送命令リストに対するシ
ミュレーションを行うため、最適な搬送命令リストを作
成するために膨大な時間を要する。このため、実時間で
の作業に対しての搬送リストを作成することが困難であ
る。
【0010】また、テーブルルックアップ評価法および
シミュレーション評価法とも重み付けを行う際には、あ
る特定条件のもとでシミュレーションを行うため、作業
状況に応じた最適な搬送命令リストが得られるとは限ら
ない。
シミュレーション評価法とも重み付けを行う際には、あ
る特定条件のもとでシミュレーションを行うため、作業
状況に応じた最適な搬送命令リストが得られるとは限ら
ない。
【0011】本発明は、複数の搬送車それぞれの作業追
行の、全体的な効率を改善することを第1の目的とし、
作業要求に対する即応性を向上することを第2の目的と
し、作業要求に対する搬送車の割付処理時間を短縮する
ことを第3の目的とし、工場内物流スケジュ−ルをリア
ルタイムで行なうことを第4の目的とする。
行の、全体的な効率を改善することを第1の目的とし、
作業要求に対する即応性を向上することを第2の目的と
し、作業要求に対する搬送車の割付処理時間を短縮する
ことを第3の目的とし、工場内物流スケジュ−ルをリア
ルタイムで行なうことを第4の目的とする。
【0012】
(1)複数点に荷受け又は荷降ろし点が分散する、複数
ブロックに区分された物体搬送エリア上の荷受け点,荷
降ろし点および優先度を含む搬送命令を、該命令中の荷
受け点が属するブロックに区分し同一区分内では優先度
順とし、各ブロックに設定された上限数以内の、高い優
先度順の搬送命令から、該搬送命令の中の荷受け点に最
も早く到達できる搬送車を該搬送命令の実行に割付け
る、搬送車割付方法。
ブロックに区分された物体搬送エリア上の荷受け点,荷
降ろし点および優先度を含む搬送命令を、該命令中の荷
受け点が属するブロックに区分し同一区分内では優先度
順とし、各ブロックに設定された上限数以内の、高い優
先度順の搬送命令から、該搬送命令の中の荷受け点に最
も早く到達できる搬送車を該搬送命令の実行に割付け
る、搬送車割付方法。
【0013】これによれば、物体搬送エリアを複数ブロ
ックに区分し各ブロック内で搬送車に割付けて同時に実
行できる搬送命令数に上限を設けたので、各ブロックに
上限数以上の搬送車が集中することによる搬送車の干渉
が少くなり、搬送効率が向上する。優先度が高い命令か
ら順に搬送車を割付けるので、プロセスの減産や停止の
確率が減少する。
ックに区分し各ブロック内で搬送車に割付けて同時に実
行できる搬送命令数に上限を設けたので、各ブロックに
上限数以上の搬送車が集中することによる搬送車の干渉
が少くなり、搬送効率が向上する。優先度が高い命令か
ら順に搬送車を割付けるので、プロセスの減産や停止の
確率が減少する。
【0014】
(2)複数点に荷受け又は荷降ろし点が分散する、複数
ブロックに区分された物体搬送エリア上の荷受け点,荷
降ろし点および優先度を含む、搬送車割付が未定の搬送
命令を、該命令中の荷受け点が属するブロックに区分し
同一区分内では優先度順とし、〔各ブロックに設定され
た上限数−現在該ブロック内で実行中の命令数〕以内
の、高い優先度順の搬送命令から、該搬送命令の中の荷
受け点に最も早く到達できる搬送車を該搬送命令の実行
に割付ける、搬送車割付方法。
ブロックに区分された物体搬送エリア上の荷受け点,荷
降ろし点および優先度を含む、搬送車割付が未定の搬送
命令を、該命令中の荷受け点が属するブロックに区分し
同一区分内では優先度順とし、〔各ブロックに設定され
た上限数−現在該ブロック内で実行中の命令数〕以内
の、高い優先度順の搬送命令から、該搬送命令の中の荷
受け点に最も早く到達できる搬送車を該搬送命令の実行
に割付ける、搬送車割付方法。
【0015】各ブロックに、そのブロックを荷受け点と
する現在実行中の命令数を上限値から差し引いた命令数
を宛てるので、搬送車の干渉確率が更に低減し搬送効率
が更に向上する。
する現在実行中の命令数を上限値から差し引いた命令数
を宛てるので、搬送車の干渉確率が更に低減し搬送効率
が更に向上する。
【0016】(3)搬送命令の割付けは現在空車の搬送
車のみとし、先行して割付された命令を実行中の搬送車
への割付は保留する。
車のみとし、先行して割付された命令を実行中の搬送車
への割付は保留する。
【0017】これによれば、搬送作業の遂行を完了して
いる搬送車のみの割付けであるので、割付処理が簡易に
なり、また割付後の運行状況の変化に対するその後の誤
差が少く、割付処理速度が高くかつ割付信頼性が高い。
いる搬送車のみの割付けであるので、割付処理が簡易に
なり、また割付後の運行状況の変化に対するその後の誤
差が少く、割付処理速度が高くかつ割付信頼性が高い。
【0018】本発明の他の目的および特徴は、図面を参
照した以下の実施例の説明より明らかになろう。
照した以下の実施例の説明より明らかになろう。
【0019】
【実施例】図1に、鋼コイルをバッテリ搭載の電動搬送
車で搬送する搬送路VRの分布を示す。図1において、
A〜Gは、鋼コイルを受けるスキッド又は充電器がある
場所であり、これらの場所の1つから他の1つに搬送車
が走行するための搬送路VRが張りめぐらされている。
なおスキッドは、略門型であって、上面が鋼コイルを安
定して受けるように谷型に傾斜している。その谷底部
は、下方からコイル受けブロックを上昇させてスキッド
上の鋼コイルを下支持して上方に持ち上げ、そしてコイ
ルの内穴軸の延びる方向に移動しうるように、スリット
状に開いている。つまり、スキッドは、逆レ型の支持脚
2つを、それらの上斜辺を相対向させて両者間に空隙を
置いて相対向させた形状である。搬送路VRには、搬送
車の退避場がある。
車で搬送する搬送路VRの分布を示す。図1において、
A〜Gは、鋼コイルを受けるスキッド又は充電器がある
場所であり、これらの場所の1つから他の1つに搬送車
が走行するための搬送路VRが張りめぐらされている。
なおスキッドは、略門型であって、上面が鋼コイルを安
定して受けるように谷型に傾斜している。その谷底部
は、下方からコイル受けブロックを上昇させてスキッド
上の鋼コイルを下支持して上方に持ち上げ、そしてコイ
ルの内穴軸の延びる方向に移動しうるように、スリット
状に開いている。つまり、スキッドは、逆レ型の支持脚
2つを、それらの上斜辺を相対向させて両者間に空隙を
置いて相対向させた形状である。搬送路VRには、搬送
車の退避場がある。
【0020】搬送路VRには、磁気誘導型無人車両走行
システムの、誘導磁石が敷設されており、また、搬送路
VR,退避場,スキッド位置および充電器位置の路側端
には、搬送車と近距離リモ−ト通信を行なうための赤外
線通信装置を装備したポストP1〜P12が立ってい
る。各ポストの赤外線通信装置は、搬送車が放射する赤
外線を検知すると、搬送車No.デ−タを摘出し、これ
を後述するAGV計算機3(図3)に接続された通信装
置に転送し、そしてAGV計算機3が与える制御信号お
よびデ−タを搬送車に送信し、搬送車が与えるデ−タを
AGV計算機3に転送する。
システムの、誘導磁石が敷設されており、また、搬送路
VR,退避場,スキッド位置および充電器位置の路側端
には、搬送車と近距離リモ−ト通信を行なうための赤外
線通信装置を装備したポストP1〜P12が立ってい
る。各ポストの赤外線通信装置は、搬送車が放射する赤
外線を検知すると、搬送車No.デ−タを摘出し、これ
を後述するAGV計算機3(図3)に接続された通信装
置に転送し、そしてAGV計算機3が与える制御信号お
よびデ−タを搬送車に送信し、搬送車が与えるデ−タを
AGV計算機3に転送する。
【0021】搬送車AGVi(i=1〜n:図3)は、
バッテリを搭載した無人電気自動車であり、ポストを介
してAGV計算機3から受信した制御信号およびデ−タ
に従って、スキッドから鋼コイルを受取りそして保持
し、また、保持している鋼コイルをスキッドに渡すとい
う、荷受けおよび荷渡しを行なう鋼コイル移送機構と、
ポストを介してAGV計算機3から受信した行先情報
(道順情報)に従って、路上の誘導磁石を探索しその通
過を計数して、誘導磁石の配列に沿って行先に達する無
人運転システムが搭載されている。同一仕様の搬送車が
n台、上述の搬送路VRおよび引込み路にあり、鋼コイ
ルをスキッドから受け又はスキッドに渡す作業中の搬送
車は、引込み路に入ってスキッド直下にあり、搬送指示
待ちの待機車は、搬送路VR上の退避場又は充電場(充
電器がある場所)にある。各スキッド,退避場および充
電場には、そこにある搬送車と通信するためのポストが
存在する。
バッテリを搭載した無人電気自動車であり、ポストを介
してAGV計算機3から受信した制御信号およびデ−タ
に従って、スキッドから鋼コイルを受取りそして保持
し、また、保持している鋼コイルをスキッドに渡すとい
う、荷受けおよび荷渡しを行なう鋼コイル移送機構と、
ポストを介してAGV計算機3から受信した行先情報
(道順情報)に従って、路上の誘導磁石を探索しその通
過を計数して、誘導磁石の配列に沿って行先に達する無
人運転システムが搭載されている。同一仕様の搬送車が
n台、上述の搬送路VRおよび引込み路にあり、鋼コイ
ルをスキッドから受け又はスキッドに渡す作業中の搬送
車は、引込み路に入ってスキッド直下にあり、搬送指示
待ちの待機車は、搬送路VR上の退避場又は充電場(充
電器がある場所)にある。各スキッド,退避場および充
電場には、そこにある搬送車と通信するためのポストが
存在する。
【0022】スキッドがある位置には、図2に示すよう
に、自動又はオペレ−タ操作のクレ−ンCra,Crbがあ
る。ある設備(前工程)から鋼コイル出し(生産実績)
がビジコン(原材料,製品管理コンピュ−タ)1に報知さ
れると、ビジコン1は、該鋼コイルの、出側スキッドへ
の排出すなわち配替がビジコン1からクレ−ンCraに指
示される。クレ−ンCraはこの指示に応答して、自動又
はオペレ−タ操作で、鋼コイルをスキッド(From)に移
す。この移送が完了すると、クレ−ンCraからビジコン
1に配替完了が報知され、ビジコン1がこれに応答し
て、その鋼コイルの、送り先設備(次工程)への搬送を、
AGV計算機3に指示する(搬送命令の発生)。AGV
計算機3は、詳細は後述する物流スケジュ−リングによ
り、該鋼コイルを搬送すべき搬送車AGViを決定し
て、上述のポストを介して該搬送車AGViに、スキッ
ド(From)への道順情報とそこへの移動を指示する。
に、自動又はオペレ−タ操作のクレ−ンCra,Crbがあ
る。ある設備(前工程)から鋼コイル出し(生産実績)
がビジコン(原材料,製品管理コンピュ−タ)1に報知さ
れると、ビジコン1は、該鋼コイルの、出側スキッドへ
の排出すなわち配替がビジコン1からクレ−ンCraに指
示される。クレ−ンCraはこの指示に応答して、自動又
はオペレ−タ操作で、鋼コイルをスキッド(From)に移
す。この移送が完了すると、クレ−ンCraからビジコン
1に配替完了が報知され、ビジコン1がこれに応答し
て、その鋼コイルの、送り先設備(次工程)への搬送を、
AGV計算機3に指示する(搬送命令の発生)。AGV
計算機3は、詳細は後述する物流スケジュ−リングによ
り、該鋼コイルを搬送すべき搬送車AGViを決定し
て、上述のポストを介して該搬送車AGViに、スキッ
ド(From)への道順情報とそこへの移動を指示する。
【0023】これに応答して搬送車AGViは待機位置
からスキッド(From)へ移動する(図2の要求走行(回
送))。そしてそこのポストを介してAGV計算機3と
通信して該スキッド(From)の鋼コイルを受取り、かつ行
先の道順情報とそこへの移動を指示されて、行先のスキ
ッド(To)に行く(図2の積載走行)。そして該スキッ
ド(To)のポストを介してAGV計算機3と通信して搬送
した鋼コイルを該スキッド(To)に降ろし、かつ行先(退
避場)の道順情報とそこへの移動を指示されて、そこへ
移動し、そこに到着するとそこのポストがAGV計算機
3に、該AGViの到着を報知する。
からスキッド(From)へ移動する(図2の要求走行(回
送))。そしてそこのポストを介してAGV計算機3と
通信して該スキッド(From)の鋼コイルを受取り、かつ行
先の道順情報とそこへの移動を指示されて、行先のスキ
ッド(To)に行く(図2の積載走行)。そして該スキッ
ド(To)のポストを介してAGV計算機3と通信して搬送
した鋼コイルを該スキッド(To)に降ろし、かつ行先(退
避場)の道順情報とそこへの移動を指示されて、そこへ
移動し、そこに到着するとそこのポストがAGV計算機
3に、該AGViの到着を報知する。
【0024】一方、AGV計算機3は、搬送車AGVi
からスキッド(To)への鋼コイルの降ろしが終了し、搬送
車AGViが該スキッド(To)から離れると、ビジコン1
に搬送完了を報知する。ビジコン1は、クレ−ンCrbに
配替を指示し、該クレ−ンCrbの自動又はオペレ−タ操
作でスキッド(To)から行先設備(次工程)の入側コイル
置場に鋼コイルが降ろされる。これが完了するとクレ−
ンCrbがビジコン1に配替完了を報知する。
からスキッド(To)への鋼コイルの降ろしが終了し、搬送
車AGViが該スキッド(To)から離れると、ビジコン1
に搬送完了を報知する。ビジコン1は、クレ−ンCrbに
配替を指示し、該クレ−ンCrbの自動又はオペレ−タ操
作でスキッド(To)から行先設備(次工程)の入側コイル
置場に鋼コイルが降ろされる。これが完了するとクレ−
ンCrbがビジコン1に配替完了を報知する。
【0025】図3に、AGV計算機3の機能構成を示
す。この計算機3には、搬送命令管理(プログラム)3
1,運行制御(プログラム)32,前処理(プログラ
ム)39、および、割付処理(プログラム)40が組込
まれている。
す。この計算機3には、搬送命令管理(プログラム)3
1,運行制御(プログラム)32,前処理(プログラ
ム)39、および、割付処理(プログラム)40が組込
まれている。
【0026】搬送命令管理31はビジコン1から与えら
れる搬送命令(図2)を、搬送命令テ−ブル33(メ
モリの1領域)に書込み、そして「前処理」を指示す
る。「前処理」39はこれに応じて前処理を終了すると
「割付処理」を指示する。
れる搬送命令(図2)を、搬送命令テ−ブル33(メ
モリの1領域)に書込み、そして「前処理」を指示す
る。「前処理」39はこれに応じて前処理を終了すると
「割付処理」を指示する。
【0027】搬送命令は、命令No.,搬送始点(Fro
m:搬送元スキッドNo.),搬送終点(To:搬送先スキッ
ドNo.)および搬送完了予定(指令)時刻を含む。搬
送命令管理31は、搬送命令テ−ブル33の、すでに書
込んでいる搬送命令(割付が未定の搬送命令)の末尾の
次に、最新に受信した搬送命令を命令No.を与えて、
書込む。
m:搬送元スキッドNo.),搬送終点(To:搬送先スキッ
ドNo.)および搬送完了予定(指令)時刻を含む。搬
送命令管理31は、搬送命令テ−ブル33の、すでに書
込んでいる搬送命令(割付が未定の搬送命令)の末尾の
次に、最新に受信した搬送命令を命令No.を与えて、
書込む。
【0028】運行制御32は、割付処理40からの割付
情報ならびにポストを介して搬送車AGV1〜AGVn
から受信した情報に基づいて、作業状態テ−ブル34上
の、各搬送車宛ての、現状態(空車/搬送命令実行中/
充電中/故障),現在実行中の搬送命令,現在位置およ
び現充電量(バッテリ残充電量)を更新する。また、割
付けられた搬送命令の作業を搬送車が完了し該搬送車が
待機(空車:次の作業待ち)になると、搬送命令管理3
1が、搬送命令テ−ブル33上の、該搬送車が実行した
搬送命令を消去し、「前処理」39に処理を指示する。
なお、搬送命令管理31は、上述のように空車が発生し
たときに加えて、新しい搬送命令が発生したときならび
に定周期(30sec)で、「前処理」39に処理を指示す
る。
情報ならびにポストを介して搬送車AGV1〜AGVn
から受信した情報に基づいて、作業状態テ−ブル34上
の、各搬送車宛ての、現状態(空車/搬送命令実行中/
充電中/故障),現在実行中の搬送命令,現在位置およ
び現充電量(バッテリ残充電量)を更新する。また、割
付けられた搬送命令の作業を搬送車が完了し該搬送車が
待機(空車:次の作業待ち)になると、搬送命令管理3
1が、搬送命令テ−ブル33上の、該搬送車が実行した
搬送命令を消去し、「前処理」39に処理を指示する。
なお、搬送命令管理31は、上述のように空車が発生し
たときに加えて、新しい搬送命令が発生したときならび
に定周期(30sec)で、「前処理」39に処理を指示す
る。
【0029】図4に、図3に示すビジコン1およびAG
V計算機3の機能と、搬送車の作業の制御項目との関連
を示す。
V計算機3の機能と、搬送車の作業の制御項目との関連
を示す。
【0030】次に、図3および図5,図6を参照して、
搬送命令管理31が「前処理」を指示したときの、「前
処理」39および「割付処理」40の機能を説明する。
図5に示す「スケジュ−リング」は、空車が発生したと
き,新しい搬送命令が発生したときならびに定周期(例
えば30sec)で、搬送命令管理31が「前処理」を指示
したときに、AGV計算機3(の「前処理」39および
「割付処理」40)が行なうものである。
搬送命令管理31が「前処理」を指示したときの、「前
処理」39および「割付処理」40の機能を説明する。
図5に示す「スケジュ−リング」は、空車が発生したと
き,新しい搬送命令が発生したときならびに定周期(例
えば30sec)で、搬送命令管理31が「前処理」を指示
したときに、AGV計算機3(の「前処理」39および
「割付処理」40)が行なうものである。
【0031】図5を参照すると、「スケジュ−リング」
では、AGV計算機3はまず、「前処理」39を実行す
る。ここでは、各AGVの作業状態デ−タを作業状態テ
−ブル34から読出して、物理的に作業が不可能なAG
V(例えば故障車)を除き、作業が可能なAGVを設定
する。すなわち、作業状態テ−ブル34に登録されてい
るAGVの、物理的に作業が可能なAGVを摘出して、
それに処理対象可を意味する情報(フラグ)を与えて、
該AGVの作業状態情報と共に、作業状態予測テ−ブル
38(T3)に書込む。作業状態予測テ−ブル38(T
3)のデ−タ項目を表1に示す。
では、AGV計算機3はまず、「前処理」39を実行す
る。ここでは、各AGVの作業状態デ−タを作業状態テ
−ブル34から読出して、物理的に作業が不可能なAG
V(例えば故障車)を除き、作業が可能なAGVを設定
する。すなわち、作業状態テ−ブル34に登録されてい
るAGVの、物理的に作業が可能なAGVを摘出して、
それに処理対象可を意味する情報(フラグ)を与えて、
該AGVの作業状態情報と共に、作業状態予測テ−ブル
38(T3)に書込む。作業状態予測テ−ブル38(T
3)のデ−タ項目を表1に示す。
【0032】
【表1】
【0033】次に搬送命令テ−ブル33の未割付の搬送
命令のそれぞれを読み、搬送命令中の荷受け(以下Fr
omと称す)スキッドと荷降ろし(以下Toと称す)ス
キッドから、パラメ−タテ−ブル35(P1)の、優先
度テ−ブル(表2)を参照して、該Fromスキッドか
らToスキッドへのコイル搬送の優先度デ−タを読出し
て、これを搬送命令に付加して割付対象搬送命令テ−ブ
ル37(T2)に書込む。
命令のそれぞれを読み、搬送命令中の荷受け(以下Fr
omと称す)スキッドと荷降ろし(以下Toと称す)ス
キッドから、パラメ−タテ−ブル35(P1)の、優先
度テ−ブル(表2)を参照して、該Fromスキッドか
らToスキッドへのコイル搬送の優先度デ−タを読出し
て、これを搬送命令に付加して割付対象搬送命令テ−ブ
ル37(T2)に書込む。
【0034】
【表2】
【0035】以上の処理により、優先度付の未割付搬送
命令が割付対象搬送命令テ−ブル37(T2)にあり、
作業状態予測テ−ブル38(T3)には、物理的に作業
が可能なAGVの作業状態デ−タがあることになる。こ
の状態で「割付処理」40が起動される。
命令が割付対象搬送命令テ−ブル37(T2)にあり、
作業状態予測テ−ブル38(T3)には、物理的に作業
が可能なAGVの作業状態デ−タがあることになる。こ
の状態で「割付処理」40が起動される。
【0036】AGV計算機3は「割付処理」40でま
ず、割付対象搬送命令テ−ブル37(T2)の各搬送命
令を、その中のFromスキッドが属するブロックに仕
分けする(ステップ1)。パラメ−タテ−ブル35(P
1)には、Fromスキッドが属するブロック情報を格
納したブロック情報テ−ブル(表3)があり、このテ−
ブルを参照してブロック情報を読出して、該ブロック情
報に対応するブロック別搬送命令テ−ブル36(T1)
の各ブロックテ−ブル(表4)に、搬送命令を書込む。
ず、割付対象搬送命令テ−ブル37(T2)の各搬送命
令を、その中のFromスキッドが属するブロックに仕
分けする(ステップ1)。パラメ−タテ−ブル35(P
1)には、Fromスキッドが属するブロック情報を格
納したブロック情報テ−ブル(表3)があり、このテ−
ブルを参照してブロック情報を読出して、該ブロック情
報に対応するブロック別搬送命令テ−ブル36(T1)
の各ブロックテ−ブル(表4)に、搬送命令を書込む。
【0037】
【表3】
【0038】
【表4】
【0039】次に、ブロック宛てに搬送命令の上限値を
設定する(ステップ2)。パラメ−タテ−ブル35(P
1)には、ブロック宛ての命令上限数を格納した上限数
テ−ブル(表5)がある。ここでは、各ブロックの命令
上限数を上限数テ−ブル(表5)から読出し、各ブロッ
ク内の現作業中の搬送車の数(現在該ブロック内で実行
中の命令数)を作業状態予測テ−ブル38(T3)の各
搬送車の作業状態デ−タより摘出し、各ブロック宛ての
命令上限数を、〔上限数テ−ブル上の上限値−現在該ブ
ロック内で実行中の命令数〕に定める。この「現在該ブ
ロック内で実行中の命令数=該ブロック内で現作業中の
搬送車の数である。
設定する(ステップ2)。パラメ−タテ−ブル35(P
1)には、ブロック宛ての命令上限数を格納した上限数
テ−ブル(表5)がある。ここでは、各ブロックの命令
上限数を上限数テ−ブル(表5)から読出し、各ブロッ
ク内の現作業中の搬送車の数(現在該ブロック内で実行
中の命令数)を作業状態予測テ−ブル38(T3)の各
搬送車の作業状態デ−タより摘出し、各ブロック宛ての
命令上限数を、〔上限数テ−ブル上の上限値−現在該ブ
ロック内で実行中の命令数〕に定める。この「現在該ブ
ロック内で実行中の命令数=該ブロック内で現作業中の
搬送車の数である。
【0040】
【表5】
【0041】次に、ブロック別搬送命令テ−ブル36
(T1)の各ブロックテ−ブル(表4)の搬送命令を優
先度順に並べ替えて、各ブロック宛ての命令上限数分の
搬送命令のみを高位優先度のものから各ブロックテ−ブ
ル(表4)に残し、他は消去する(ステップ3)。そし
て各ブロックテ−ブル(表4)に残した搬送命令の全体
を、高位優先度の順に再集成して、割付対象搬送命令テ
−ブル37(T2)に書込む。つまり、割付対象搬送命
令テ−ブル37(T2)より、各ブロックテ−ブル(表
4)に残らなかった搬送命令を消去し、残した搬送命令
を優先度順に再配列する。 次に、割付対象搬送命令テ
−ブル37(T2)の各搬送命令にAGVを割付ける
(ステップ4)。この内容を図6に示す。
(T1)の各ブロックテ−ブル(表4)の搬送命令を優
先度順に並べ替えて、各ブロック宛ての命令上限数分の
搬送命令のみを高位優先度のものから各ブロックテ−ブ
ル(表4)に残し、他は消去する(ステップ3)。そし
て各ブロックテ−ブル(表4)に残した搬送命令の全体
を、高位優先度の順に再集成して、割付対象搬送命令テ
−ブル37(T2)に書込む。つまり、割付対象搬送命
令テ−ブル37(T2)より、各ブロックテ−ブル(表
4)に残らなかった搬送命令を消去し、残した搬送命令
を優先度順に再配列する。 次に、割付対象搬送命令テ
−ブル37(T2)の各搬送命令にAGVを割付ける
(ステップ4)。この内容を図6に示す。
【0042】図6を参照すると、ここでは、まず割付対
象搬送命令テ−ブル37(T2)の最高優先度の搬送命
令jを選択し(ステップ41)、待ち時間レジスタTf
に最大時間(図1に示す搬送エリアでは有り得ない大き
な値)を書込み(ステップ42)、作業状態予測テ−ブ
ル38(T3)の1つの搬送車AGViを仮割付けする
(ステップ43)。
象搬送命令テ−ブル37(T2)の最高優先度の搬送命
令jを選択し(ステップ41)、待ち時間レジスタTf
に最大時間(図1に示す搬送エリアでは有り得ない大き
な値)を書込み(ステップ42)、作業状態予測テ−ブ
ル38(T3)の1つの搬送車AGViを仮割付けする
(ステップ43)。
【0043】そして、この搬送車AGViが現在空車で
あると、現位置から搬送命令jのFromステッドに回
送(要求走行)するに要する時間Tfiを算出し、現
在作業中(過去に割付けられた搬送命令を実行中)であ
ると、 Tfi=残り作業時間+回送時間 を算出する(ステップ44)。「残り作業時間」は、現
時点から現在作業を完了するまでの時間であり、「回送
時間」は、現在作業を完了する位置から搬送命令jのF
romスキッドに回送するに要する時間である。
あると、現位置から搬送命令jのFromステッドに回
送(要求走行)するに要する時間Tfiを算出し、現
在作業中(過去に割付けられた搬送命令を実行中)であ
ると、 Tfi=残り作業時間+回送時間 を算出する(ステップ44)。「残り作業時間」は、現
時点から現在作業を完了するまでの時間であり、「回送
時間」は、現在作業を完了する位置から搬送命令jのF
romスキッドに回送するに要する時間である。
【0044】パラメ−タテ−ブル35(P1)には、各
ポストから他のポストに移動するに要する時間を格納し
た所要時間テ−ブル(表6)があり、また、スキッド位
置(A〜G)とそこにあるポストNo.との対応テ−ブ
ル(表7)がある。作業状態予測テ−ブル38(T3)
の作業状態情報には、搬送車の現在位置を示すポストN
o.があるので、ステップ44では、搬送車AGViが
空車であれば、搬送命令jのFromスキッドを対応テ
−ブル(表7)を用いてFromスキッドのポストN
o.に変換し、搬送車AGViの現在位置(ポストN
o.)からFromスキッドのポストNo.に移動する
に要する時間を、所要時間テ−ブル(表6)を参照し読
み出して、これを回送所要時間Tfiとする。
ポストから他のポストに移動するに要する時間を格納し
た所要時間テ−ブル(表6)があり、また、スキッド位
置(A〜G)とそこにあるポストNo.との対応テ−ブ
ル(表7)がある。作業状態予測テ−ブル38(T3)
の作業状態情報には、搬送車の現在位置を示すポストN
o.があるので、ステップ44では、搬送車AGViが
空車であれば、搬送命令jのFromスキッドを対応テ
−ブル(表7)を用いてFromスキッドのポストN
o.に変換し、搬送車AGViの現在位置(ポストN
o.)からFromスキッドのポストNo.に移動する
に要する時間を、所要時間テ−ブル(表6)を参照し読
み出して、これを回送所要時間Tfiとする。
【0045】
【表6】
【0046】
【表7】
【0047】搬送車AGViが現在作業中であって、
積載走行中であるときには、現在実行中の搬送命令の中
のToスキッドのポストNo.を対応テ−ブル(表7)
から読出し、現在位置からそこに移動する所要時間を所
要時間テ−ブル(表6)から読出してこれに荷降ろし時
間(固定値)を加算した和を残り作業時間とし、該To
スキッドのポストNo.から搬送命令jのFromスキ
ッドのポストNo.に移動する所要時間を所要時間テ−
ブル(表6)から読出してこれを回送時間とする。
積載走行中であるときには、現在実行中の搬送命令の中
のToスキッドのポストNo.を対応テ−ブル(表7)
から読出し、現在位置からそこに移動する所要時間を所
要時間テ−ブル(表6)から読出してこれに荷降ろし時
間(固定値)を加算した和を残り作業時間とし、該To
スキッドのポストNo.から搬送命令jのFromスキ
ッドのポストNo.に移動する所要時間を所要時間テ−
ブル(表6)から読出してこれを回送時間とする。
【0048】搬送車AGViが現在作業中であって、F
romスキッドに向けて要求走行中であったときに
は、現在位置からFromスキッドに移動する所要時
間,Fromスキッドで鋼コイルを受ける荷受け時間
(固定値),FromスキッドからToスキッドへの
積載走行時間および荷降ろし時間を加算した和を残り作
業時間とする。
romスキッドに向けて要求走行中であったときに
は、現在位置からFromスキッドに移動する所要時
間,Fromスキッドで鋼コイルを受ける荷受け時間
(固定値),FromスキッドからToスキッドへの
積載走行時間および荷降ろし時間を加算した和を残り作
業時間とする。
【0049】次に、上述のように算出した時間Tfi
が、待ち時間レジスタTfの時間Tfより小さいかをチ
ェックして(ステップ45)、Tfi<Tfであると、
待ち時間レジスタTfのデ−タをTfiに更新して(ス
テップ46)、AGViを搬送命令jに仮割付けして割
付対象搬送命令テ−ブル37(T2)に書込む(ステッ
プ47)。
が、待ち時間レジスタTfの時間Tfより小さいかをチ
ェックして(ステップ45)、Tfi<Tfであると、
待ち時間レジスタTfのデ−タをTfiに更新して(ス
テップ46)、AGViを搬送命令jに仮割付けして割
付対象搬送命令テ−ブル37(T2)に書込む(ステッ
プ47)。
【0050】そして、搬送命令jに対する割付け候補搬
送車グル−プから搬送車iを除去する(ステップ4
8)。そして割付け候補搬送車グル−プの中に、まだ上
述のような処理を実行していない搬送車があるかをチェ
ックして(49)、あると、それを対象車として上述の
ステップ43〜49の処理を行ない、これを割付け候補
搬送車グル−プの中に上述のような処理を実行していな
い搬送車が無くなるまで繰返す。この繰返しにより、T
fiが最短の搬送車が搬送命令jに仮割付けされ、最短
でなかった搬送車は仮割付を解除され、最短であったT
fiがレジスタTfに格納されており、最短の搬送車の
みが割付対象搬送命令テ−ブル37(T2)上の搬送命
令jに仮割付けされていることになる。
送車グル−プから搬送車iを除去する(ステップ4
8)。そして割付け候補搬送車グル−プの中に、まだ上
述のような処理を実行していない搬送車があるかをチェ
ックして(49)、あると、それを対象車として上述の
ステップ43〜49の処理を行ない、これを割付け候補
搬送車グル−プの中に上述のような処理を実行していな
い搬送車が無くなるまで繰返す。この繰返しにより、T
fiが最短の搬送車が搬送命令jに仮割付けされ、最短
でなかった搬送車は仮割付を解除され、最短であったT
fiがレジスタTfに格納されており、最短の搬送車の
みが割付対象搬送命令テ−ブル37(T2)上の搬送命
令jに仮割付けされていることになる。
【0051】次に、このように仮割付けした搬送車を除
く残りの搬送車を割付対象に設定して(ステップ5
0)、割付対象搬送車グル−プの中に現在空車のものが
あるかをチェックする(51)。
く残りの搬送車を割付対象に設定して(ステップ5
0)、割付対象搬送車グル−プの中に現在空車のものが
あるかをチェックする(51)。
【0052】空車のものがあると、割付対象搬送命令テ
−ブル37(T2)の次の順位の優先度の搬送命令を選
択する(ステップ41)。そしてこの選択した搬送命令
に関して、上述の割付処理(42〜50)を実行する。
なお、ここでは、先順位の優先度の搬送命令に仮割付け
された搬送車は、処理対象から除外されているので、今
回の「スケジュ−リング」の割付処理ですでに仮割付け
が定まった搬送車には、後順位の優先度の搬送命令は割
付けられない。表8に、割付対象搬送命令テ−ブル37
(T2)のデ−タ項目を示す。
−ブル37(T2)の次の順位の優先度の搬送命令を選
択する(ステップ41)。そしてこの選択した搬送命令
に関して、上述の割付処理(42〜50)を実行する。
なお、ここでは、先順位の優先度の搬送命令に仮割付け
された搬送車は、処理対象から除外されているので、今
回の「スケジュ−リング」の割付処理ですでに仮割付け
が定まった搬送車には、後順位の優先度の搬送命令は割
付けられない。表8に、割付対象搬送命令テ−ブル37
(T2)のデ−タ項目を示す。
【0053】
【表8】
【0054】このようにして、空車のすべてのAGVが
いずれかの搬送命令に仮割付けされるか、あるいは、割
付対象搬送命令テ−ブル37(T2)上の搬送命令のす
べてに仮割付けが完了するまで、ステップ41〜51の
処理が繰返えされる。
いずれかの搬送命令に仮割付けされるか、あるいは、割
付対象搬送命令テ−ブル37(T2)上の搬送命令のす
べてに仮割付けが完了するまで、ステップ41〜51の
処理が繰返えされる。
【0055】そして、空車のすべてのAGVがいずれか
の搬送命令に仮割付けされるか、あるいは、割付対象搬
送命令テ−ブル37(T2)上の搬送命令のすべてに仮
割付けが完了すると、AGV計算機3は、図5の「割付
出力」(ステップ5)を実行する。
の搬送命令に仮割付けされるか、あるいは、割付対象搬
送命令テ−ブル37(T2)上の搬送命令のすべてに仮
割付けが完了すると、AGV計算機3は、図5の「割付
出力」(ステップ5)を実行する。
【0056】この「割付出力」(ステップ5)では、割
付対象搬送命令テ−ブル37(T2)の仮割付けが済ん
だ搬送命令を摘出し、仮割付けされた搬送車が現在空車
であるかをチェックして、空車であると、空車の搬送車
のみに、仮割付けされた搬送命令を確定割付けとして与
え、この搬送命令は搬送命令テ−ブル33から削除して
作業状態テ−ブル34の該確定割付けとした搬送車宛て
に書込む。すなわち、現在作業中(今回の「スケジュ−
リング」の処理に入る前に割付けられている搬送命令を
実行中)の搬送車への割付けは保留する。このように保
留しても、該搬送車が現在実行中の作業を完了して空車
となったときに、上述のように、その時点に未割付の搬
送命令が割付けられることになる。
付対象搬送命令テ−ブル37(T2)の仮割付けが済ん
だ搬送命令を摘出し、仮割付けされた搬送車が現在空車
であるかをチェックして、空車であると、空車の搬送車
のみに、仮割付けされた搬送命令を確定割付けとして与
え、この搬送命令は搬送命令テ−ブル33から削除して
作業状態テ−ブル34の該確定割付けとした搬送車宛て
に書込む。すなわち、現在作業中(今回の「スケジュ−
リング」の処理に入る前に割付けられている搬送命令を
実行中)の搬送車への割付けは保留する。このように保
留しても、該搬送車が現在実行中の作業を完了して空車
となったときに、上述のように、その時点に未割付の搬
送命令が割付けられることになる。
【0057】以上に説明したように、物体搬送エリア
(図1)を複数ブロック(No.1〜3)に区分し各ブ
ロック内で搬送車AGV1〜nに割付けて同時に実行で
きる搬送命令数に上限を設けたので、各ブロックに上限
数以上の搬送車が集中することによる搬送車の干渉が少
くなり、搬送効率が向上する。優先度が高い搬送命令か
ら順に搬送車を割付けるので、プロセスの減産や停止の
確率が減少する。
(図1)を複数ブロック(No.1〜3)に区分し各ブ
ロック内で搬送車AGV1〜nに割付けて同時に実行で
きる搬送命令数に上限を設けたので、各ブロックに上限
数以上の搬送車が集中することによる搬送車の干渉が少
くなり、搬送効率が向上する。優先度が高い搬送命令か
ら順に搬送車を割付けるので、プロセスの減産や停止の
確率が減少する。
【0058】また、〔各ブロックに設定された上限数−
現在該ブロック内で実行中の命令数〕以内の、高い優先
度順の搬送命令から、該搬送命令の中のFromスキッ
ドに最も早く到達できる搬送車を該搬送命令の実行に割
付けることにより、搬送車の干渉確率が更に低減し搬送
効率が更に向上する。
現在該ブロック内で実行中の命令数〕以内の、高い優先
度順の搬送命令から、該搬送命令の中のFromスキッ
ドに最も早く到達できる搬送車を該搬送命令の実行に割
付けることにより、搬送車の干渉確率が更に低減し搬送
効率が更に向上する。
【0059】更には、割付けは現在空車の搬送車のみと
し、先行して割付された命令を実行中の搬送車への割付
は保留するので、割付処理が簡易であり、また割付後の
運行状況の変化に対するその後の誤差が少く、割付処理
速度が高くかつ割付信頼性が高い。
し、先行して割付された命令を実行中の搬送車への割付
は保留するので、割付処理が簡易であり、また割付後の
運行状況の変化に対するその後の誤差が少く、割付処理
速度が高くかつ割付信頼性が高い。
【図1】 本発明を一態様で実施する鋼コイル加工工場
の設備配置の概要を示す、平面図相当のブロック図であ
る。
の設備配置の概要を示す、平面図相当のブロック図であ
る。
【図2】 図1に示す各設備の鋼コイル出側,出側にあ
るクレ−ンCra,Crbを示す、側面図対応のブロック図
である。
るクレ−ンCra,Crbを示す、側面図対応のブロック図
である。
【図3】 図2に示すビジコン1からの搬送命令に応答
して、図2に示す搬送車AGViで代表される複数台の
搬送車AGV1〜AGVnのそれぞれの運行を制御し管
理するAGV計算機3の機能構成を示すブロック図であ
る。
して、図2に示す搬送車AGViで代表される複数台の
搬送車AGV1〜AGVnのそれぞれの運行を制御し管
理するAGV計算機3の機能構成を示すブロック図であ
る。
【図4】 図3に示すビジコン1およびAGV計算機3
の機能と搬送車の作業との関連を示すブロック図であ
る。
の機能と搬送車の作業との関連を示すブロック図であ
る。
【図5】 図3に示すAGV計算機3の「スケジュ−リ
ング」機能の内容を示すフロ−チャ−トである。
ング」機能の内容を示すフロ−チャ−トである。
【図6】 図3に示すAGV計算機3の、図5に示す
「搬送命令へのAGVの割付け」4の内容を示すフロ−
チャ−トである。
「搬送命令へのAGVの割付け」4の内容を示すフロ−
チャ−トである。
A〜G:スキッド P1〜P1
2:ポスト VR:搬送路
2:ポスト VR:搬送路
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 FI // G06F 17/60 G06F 15/21 L
Claims (3)
- 【請求項1】複数点に荷受け又は荷降ろし点が分散す
る、複数ブロックに区分された物体搬送エリア上の荷受
け点,荷降ろし点および優先度を含む搬送命令を、該命
令中の荷受け点が属するブロックに区分し同一区分内で
は優先度順とし、各ブロックに設定された上限数以内
の、高い優先度順の搬送命令から、該搬送命令の中の荷
受け点に最も早く到達できる搬送車を該搬送命令の実行
に割付ける、搬送車割付方法。 - 【請求項2】複数点に荷受け又は荷降ろし点が分散す
る、複数ブロックに区分された物体搬送エリア上の荷受
け点,荷降ろし点および優先度を含む、搬送車割付が未
定の搬送命令を、該命令中の荷受け点が属するブロック
に区分し同一区分内では優先度順とし、〔各ブロックに
設定された上限数−現在該ブロック内で実行中の命令
数〕以内の、高い優先度順の搬送命令から、該搬送命令
の中の荷受け点に最も早く到達できる搬送車を該搬送命
令の実行に割付ける、搬送車割付方法。 - 【請求項3】搬送命令の割付けは現在空車の搬送車のみ
とし、先行して割付された命令を実行中の搬送車への割
付は保留する、請求項1又は請求項2記載の搬送車割付
方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP9111399A JPH10297719A (ja) | 1997-04-28 | 1997-04-28 | 搬送車割付方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP9111399A JPH10297719A (ja) | 1997-04-28 | 1997-04-28 | 搬送車割付方法 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH10297719A true JPH10297719A (ja) | 1998-11-10 |
Family
ID=14560175
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP9111399A Withdrawn JPH10297719A (ja) | 1997-04-28 | 1997-04-28 | 搬送車割付方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH10297719A (ja) |
Cited By (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2005324278A (ja) * | 2004-05-13 | 2005-11-24 | Honda Motor Co Ltd | ロボット制御装置 |
CN107521894A (zh) * | 2017-08-28 | 2017-12-29 | 智久(厦门)机器人科技有限公司 | 一种基于agv的物流分拨方法 |
WO2018092222A1 (ja) | 2016-11-16 | 2018-05-24 | 株式会社牧野フライス製作所 | 工作機械システム |
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-
1997
- 1997-04-28 JP JP9111399A patent/JPH10297719A/ja not_active Withdrawn
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---|---|---|---|
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