JPH10296126A - 空気清浄器 - Google Patents
空気清浄器Info
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- JPH10296126A JPH10296126A JP10647397A JP10647397A JPH10296126A JP H10296126 A JPH10296126 A JP H10296126A JP 10647397 A JP10647397 A JP 10647397A JP 10647397 A JP10647397 A JP 10647397A JP H10296126 A JPH10296126 A JP H10296126A
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- Electrostatic Separation (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 放電極、特に対極部を容易にしかも隅々まで
完全に洗浄できて洗い残しをなくす。騒音の発生を防止
する。 【解決手段】 本体下部に設けた吸い込み口から本体上
部に設けた吹き出し口に向かう風路内に放電極15と、
その上方に位置する集塵手段とが配置された空気清浄器
である。放電極15は電極枠30と、電極枠30に固定
される放電部3と、放電部3と平行に配置される対極部
4とから成る。該電極枠30は対極部4の両端を挟み込
んで着脱自在に保持するための保持手段を備えている。
対極部4を電極枠30から取り外して洗浄可能とする。
完全に洗浄できて洗い残しをなくす。騒音の発生を防止
する。 【解決手段】 本体下部に設けた吸い込み口から本体上
部に設けた吹き出し口に向かう風路内に放電極15と、
その上方に位置する集塵手段とが配置された空気清浄器
である。放電極15は電極枠30と、電極枠30に固定
される放電部3と、放電部3と平行に配置される対極部
4とから成る。該電極枠30は対極部4の両端を挟み込
んで着脱自在に保持するための保持手段を備えている。
対極部4を電極枠30から取り外して洗浄可能とする。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、室内の空気の清
浄化を行う空気清浄器に関するものである。
浄化を行う空気清浄器に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来より、この種の空気清浄器には、室
内の空気を吸い込んで電気的集塵手段などで清浄化し、
これを吹き出すための送風部が必要になるが、送風部と
してはファンを回転させるタイプのものとコロナ放電に
よりイオン風を誘起するタイプのものとがある。
内の空気を吸い込んで電気的集塵手段などで清浄化し、
これを吹き出すための送風部が必要になるが、送風部と
してはファンを回転させるタイプのものとコロナ放電に
よりイオン風を誘起するタイプのものとがある。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ところで、前者のファ
ンを回転させるタイプのものは、送風量が多く取れるが
騒音が大きいため、寝室などの騒音が問題になりやすい
場所で使用する場合には後者のイオン風誘起タイプのも
のを使用することが望ましい。しかし後者のイオン風誘
起タイプのものは、放電部に埃等が付着した場合、無音
のグローコロナ放電から音を伴うストリーマコロナ放電
に変化するため、放電極を洗浄再生する必要が生じる。
このような放電極の洗浄は放電部と対極部の両方につい
て行う必要があるが、従来の放電極は放電部、対極部及
び電極枠が一体であったため、ブラシ等が入り難く、特
に対極部を隅々まで完全に洗浄するのが困難となり、洗
浄のやり残しが生じ易く、洗浄後も放電音が発生すると
いう問題があった。
ンを回転させるタイプのものは、送風量が多く取れるが
騒音が大きいため、寝室などの騒音が問題になりやすい
場所で使用する場合には後者のイオン風誘起タイプのも
のを使用することが望ましい。しかし後者のイオン風誘
起タイプのものは、放電部に埃等が付着した場合、無音
のグローコロナ放電から音を伴うストリーマコロナ放電
に変化するため、放電極を洗浄再生する必要が生じる。
このような放電極の洗浄は放電部と対極部の両方につい
て行う必要があるが、従来の放電極は放電部、対極部及
び電極枠が一体であったため、ブラシ等が入り難く、特
に対極部を隅々まで完全に洗浄するのが困難となり、洗
浄のやり残しが生じ易く、洗浄後も放電音が発生すると
いう問題があった。
【0004】本発明は、上記の点に鑑みてなされたもの
で、放電極、特に対極部を容易にしかも隅々まで完全に
洗浄できて洗い残しをなくすことができ、騒音の発生を
防止することができる空気清浄器を提供することを課題
とする。
で、放電極、特に対極部を容易にしかも隅々まで完全に
洗浄できて洗い残しをなくすことができ、騒音の発生を
防止することができる空気清浄器を提供することを課題
とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
に、本発明は、本体2下部に設けた吸い込み口11から
本体2上部に設けた吹き出し口12に向かう風路内に放
電極15と、その上方に位置する集塵手段6とが配置さ
れた空気清浄器であって、上記放電極15は電極枠30
と、電極枠30に固定される放電部3と、放電部3と平
行に配置される対極部4とから成り、該電極枠30は対
極部4の両端を挟み込んで着脱自在に保持するための保
持手段72を備えていることを特徴としており、このよ
うに構成することで、対極部4を電極枠30から取り外
し易い構造となり、従って、対極部4や放電部3にブラ
シ等が入り易くなり、特に対極部4を容易にしかも隅々
まで完全に洗浄できるので、洗浄のやり残しがなくな
り、洗浄後も放電音が発生するという問題が解消され
る。
に、本発明は、本体2下部に設けた吸い込み口11から
本体2上部に設けた吹き出し口12に向かう風路内に放
電極15と、その上方に位置する集塵手段6とが配置さ
れた空気清浄器であって、上記放電極15は電極枠30
と、電極枠30に固定される放電部3と、放電部3と平
行に配置される対極部4とから成り、該電極枠30は対
極部4の両端を挟み込んで着脱自在に保持するための保
持手段72を備えていることを特徴としており、このよ
うに構成することで、対極部4を電極枠30から取り外
し易い構造となり、従って、対極部4や放電部3にブラ
シ等が入り易くなり、特に対極部4を容易にしかも隅々
まで完全に洗浄できるので、洗浄のやり残しがなくな
り、洗浄後も放電音が発生するという問題が解消され
る。
【0006】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施形態の一例を
説明する。図6はイオン風誘起タイプの空気清浄器1の
全体の斜視図を示している。本体2の下面には吸い込み
口11が設けられ、本体2の上面には吹き出し口12が
設けられ、後述するイオン風の流れは下面より吸い込ん
で上面より吹き出されるものである。本体2の前後両面
には、本体カバー13,13が夫々装着されており、本
体2の側面に設けたカバー着脱ボタン95を押すことに
より本体カバー13が本体2から外れるようになってい
る。尚図7は本体カバー13を外した状態を示してお
り、図8は第一及び第二放電極15,16を取り出した
状態を示している。
説明する。図6はイオン風誘起タイプの空気清浄器1の
全体の斜視図を示している。本体2の下面には吸い込み
口11が設けられ、本体2の上面には吹き出し口12が
設けられ、後述するイオン風の流れは下面より吸い込ん
で上面より吹き出されるものである。本体2の前後両面
には、本体カバー13,13が夫々装着されており、本
体2の側面に設けたカバー着脱ボタン95を押すことに
より本体カバー13が本体2から外れるようになってい
る。尚図7は本体カバー13を外した状態を示してお
り、図8は第一及び第二放電極15,16を取り出した
状態を示している。
【0007】本体2内には、図9に示すように、吸い込
み口11から吹き出し口12に向かって、プレフィルタ
ー20と、放電部3と対極部4とを備えた第一放電極1
5と、電気的集塵手段6と、第一放電極3と同じ構造の
放電部3と対極部4とを備えた第二放電極16とがこの
順に配置されており、電気的集塵手段6の両側には一対
の消臭部7が対向配置されている。
み口11から吹き出し口12に向かって、プレフィルタ
ー20と、放電部3と対極部4とを備えた第一放電極1
5と、電気的集塵手段6と、第一放電極3と同じ構造の
放電部3と対極部4とを備えた第二放電極16とがこの
順に配置されており、電気的集塵手段6の両側には一対
の消臭部7が対向配置されている。
【0008】先ずプレフィルター20は、比較的大きな
粉塵を捕集するためのものであり、図13に示すよう
に、枠体21とこの枠体21によって保持されている例
えば合成樹脂製のネット22とから成る。このプレフィ
ルター20は、本体2に対して着脱自在に装着されてい
る。図中の23は着脱の際のための把手である。第一放
電極15は、粉塵荷電手段及びイオン風誘起手段5を構
成しており、図1及び図2に示すように、上下に開口す
る矩形状の電極枠30と、この電極枠30内の下部に固
定された放電線31と、電極枠30内の上部に平行に並
べて配置される複数枚の導電性薄鋼板から成る対極板3
5とで構成されている。放電線31は、その両端がコイ
ルバネ32により張力が加えられた状態で電極枠30に
固定されている。また放電線31の中間部の電極枠30
との接触部には、絶縁保護用のチューブ33が被せられ
ている。放電線31は、例えば線径の細いタングステン
線或いはピアノ線で形成されており、放電線用端子部3
4に電気的に接続されている。
粉塵を捕集するためのものであり、図13に示すよう
に、枠体21とこの枠体21によって保持されている例
えば合成樹脂製のネット22とから成る。このプレフィ
ルター20は、本体2に対して着脱自在に装着されてい
る。図中の23は着脱の際のための把手である。第一放
電極15は、粉塵荷電手段及びイオン風誘起手段5を構
成しており、図1及び図2に示すように、上下に開口す
る矩形状の電極枠30と、この電極枠30内の下部に固
定された放電線31と、電極枠30内の上部に平行に並
べて配置される複数枚の導電性薄鋼板から成る対極板3
5とで構成されている。放電線31は、その両端がコイ
ルバネ32により張力が加えられた状態で電極枠30に
固定されている。また放電線31の中間部の電極枠30
との接触部には、絶縁保護用のチューブ33が被せられ
ている。放電線31は、例えば線径の細いタングステン
線或いはピアノ線で形成されており、放電線用端子部3
4に電気的に接続されている。
【0009】放電線31の上方に配置される複数枚の対
極板35は、両端の絶縁被覆が施された絶縁被覆部36
から一体に延びていると共に、電極枠30の端面に至る
対極板端子部37が設けられている。ここで、電極枠3
0の長さ方向の端部側には、対極部4を両側から挟み込
んで電極枠30に着脱自在に保持するための保持手段7
2が設けられている。この実施形態では保持手段72
は、図4に示すように、対極部4を両側から挟み込んで
保持する一対の挟み部75を備えた構造となっている。
挟み部75は電極枠30側に取付けられる絶縁基台76
の両側部に夫々突設されており、挟み部75の上部に設
けた突起75aが絶縁基台76の側面に弾接するように
なっている。これにより、対極部4を電極枠30内に挿
入した時には、対極部4の両外側の対極板35,35が
挟み部75と絶縁基台76の側面との間で所定圧力で挟
み込まれて保持されるようになる。さらに、絶縁基台7
6の上部には対極部4の一端側の連結枠36を載置する
載置面76aが設けられており、この載置面76a上に
位置決めボス81が複数突設されており、対極部4の連
結枠36には該位置決めボス81が嵌合する位置決め用
の孔部82が複数穿設されている。図4中の76aは中
央側の対極板35の一端側が挿入される凹所であり、7
6bは両側の対極板35の一端側が夫々挿入される凹所
である。
極板35は、両端の絶縁被覆が施された絶縁被覆部36
から一体に延びていると共に、電極枠30の端面に至る
対極板端子部37が設けられている。ここで、電極枠3
0の長さ方向の端部側には、対極部4を両側から挟み込
んで電極枠30に着脱自在に保持するための保持手段7
2が設けられている。この実施形態では保持手段72
は、図4に示すように、対極部4を両側から挟み込んで
保持する一対の挟み部75を備えた構造となっている。
挟み部75は電極枠30側に取付けられる絶縁基台76
の両側部に夫々突設されており、挟み部75の上部に設
けた突起75aが絶縁基台76の側面に弾接するように
なっている。これにより、対極部4を電極枠30内に挿
入した時には、対極部4の両外側の対極板35,35が
挟み部75と絶縁基台76の側面との間で所定圧力で挟
み込まれて保持されるようになる。さらに、絶縁基台7
6の上部には対極部4の一端側の連結枠36を載置する
載置面76aが設けられており、この載置面76a上に
位置決めボス81が複数突設されており、対極部4の連
結枠36には該位置決めボス81が嵌合する位置決め用
の孔部82が複数穿設されている。図4中の76aは中
央側の対極板35の一端側が挿入される凹所であり、7
6bは両側の対極板35の一端側が夫々挿入される凹所
である。
【0010】なお、図5に示すように、対極板35,3
5の外側面に凸状の嵌合部74,74を突設させると共
に、絶縁基台76の両外側面からフック73,73を突
設させ、フック73が嵌合部74に係止することで対極
部4を絶縁基台76を介して電極枠30に着脱自在に保
持できるようにしてもよいものである。もちろん、嵌合
部74は凸状に限られるものではなく、凹状であっても
よい。
5の外側面に凸状の嵌合部74,74を突設させると共
に、絶縁基台76の両外側面からフック73,73を突
設させ、フック73が嵌合部74に係止することで対極
部4を絶縁基台76を介して電極枠30に着脱自在に保
持できるようにしてもよいものである。もちろん、嵌合
部74は凸状に限られるものではなく、凹状であっても
よい。
【0011】このように形成された第一放電極15は、
本体カバー13を外すことによって本体2に対して着脱
可能となっている。本体2に装着した時には、本体2の
内部の両側に配置された支持部材によって本体2に支持
されるものであり、両支持部材には接点バネ39a,3
9bが夫々設けられており、接点バネ39a,39bの
一方に放電線用端子部34が接触し、他方に対極板端子
部37が接触しており、接点バネ39a,39bを通じ
て放電線31には例えば+6.5kVの電圧が印加さ
れ、対極板35には例えば−6.5kVの電圧が印加さ
れるようになっている。
本体カバー13を外すことによって本体2に対して着脱
可能となっている。本体2に装着した時には、本体2の
内部の両側に配置された支持部材によって本体2に支持
されるものであり、両支持部材には接点バネ39a,3
9bが夫々設けられており、接点バネ39a,39bの
一方に放電線用端子部34が接触し、他方に対極板端子
部37が接触しており、接点バネ39a,39bを通じ
て放電線31には例えば+6.5kVの電圧が印加さ
れ、対極板35には例えば−6.5kVの電圧が印加さ
れるようになっている。
【0012】図14は集塵部6aを示す。集塵部6a
は、導電性の薄鋼板からなり、イオン風の流れ方向A
(図9)と略平行な略平板状に形成されている。この集
塵部6aは、本体2内の前後方向の中央部に配置される
集塵電極40と、集塵電極40の前後両面に配置される
集塵紙41と、集塵紙41を集塵電極40に固定するた
めに集塵電極40の下端部にヒンジ部43aを介して上
下に回動自在に配置された押さえ部43とで構成され、
押さえ部43には集塵電極40に磁気吸着する永久磁石
49が設けられている。ここにおける集塵電極40の表
面全面にはエポキシ樹脂系の塗装などが施されることに
よって絶縁被覆42が設けられている。また、集塵紙4
1は、集塵電極40の上部に載せた後、両端を下方に折
り曲げ、次いで押さえ部43を回動させて集塵紙41の
両端を押さえて止めることで、集塵電極40に装着され
る。そして、電源が投入された時、集塵電極40には例
えば−6.5kVの電圧が印加される。なお、集塵紙4
1には、一般家庭で使用されているキッチンペーパー等
を用いることができる。
は、導電性の薄鋼板からなり、イオン風の流れ方向A
(図9)と略平行な略平板状に形成されている。この集
塵部6aは、本体2内の前後方向の中央部に配置される
集塵電極40と、集塵電極40の前後両面に配置される
集塵紙41と、集塵紙41を集塵電極40に固定するた
めに集塵電極40の下端部にヒンジ部43aを介して上
下に回動自在に配置された押さえ部43とで構成され、
押さえ部43には集塵電極40に磁気吸着する永久磁石
49が設けられている。ここにおける集塵電極40の表
面全面にはエポキシ樹脂系の塗装などが施されることに
よって絶縁被覆42が設けられている。また、集塵紙4
1は、集塵電極40の上部に載せた後、両端を下方に折
り曲げ、次いで押さえ部43を回動させて集塵紙41の
両端を押さえて止めることで、集塵電極40に装着され
る。そして、電源が投入された時、集塵電極40には例
えば−6.5kVの電圧が印加される。なお、集塵紙4
1には、一般家庭で使用されているキッチンペーパー等
を用いることができる。
【0013】図16は消臭部7を示す。消臭部7は導電
性を有する消臭枠9の中央に隔壁部7aが設けられ、こ
の隔壁部7aの両側面に例えば活性炭のような消臭剤7
bを収納する収納部が設けられており、さらに消臭枠9
の両側面には、消臭剤7bを消臭枠9に固定するための
ネット状の消臭カバー50が夫々設けられている。さら
に各消臭カバー50の外側は外気遮断カバー8で夫々覆
われており、各外気遮断カバー8によって消臭部7の未
使用時に消臭剤7bの劣化防止が図られる。さらに、各
消臭部7は、外気遮断カバー8側を本体カバー13の裏
面に夫々密着させた状態で、図15に示すように、本体
カバー13に設けた支承部51によって本体カバー13
に固定されると共に、導電性を有する消臭枠9が導電材
(例えば銅線等)により回路の接地側に接続されてい
る。ここで導電性を有する消臭枠9の両側に存在してい
る外気遮断カバー8の一方を取外し、その取外した側が
本体2の内側(空気通路)を向くようにして一対の消臭
部7を本体カバー13,13に夫々セットすることによ
って、一方の消臭剤7bのみを空気通路側に露出させて
使用できると共に、他方の消臭剤7bを外気遮断カバー
8によって覆うことができ、この消臭剤7bの劣化を防
いで、消臭能力を長く持続させることができるものであ
る。
性を有する消臭枠9の中央に隔壁部7aが設けられ、こ
の隔壁部7aの両側面に例えば活性炭のような消臭剤7
bを収納する収納部が設けられており、さらに消臭枠9
の両側面には、消臭剤7bを消臭枠9に固定するための
ネット状の消臭カバー50が夫々設けられている。さら
に各消臭カバー50の外側は外気遮断カバー8で夫々覆
われており、各外気遮断カバー8によって消臭部7の未
使用時に消臭剤7bの劣化防止が図られる。さらに、各
消臭部7は、外気遮断カバー8側を本体カバー13の裏
面に夫々密着させた状態で、図15に示すように、本体
カバー13に設けた支承部51によって本体カバー13
に固定されると共に、導電性を有する消臭枠9が導電材
(例えば銅線等)により回路の接地側に接続されてい
る。ここで導電性を有する消臭枠9の両側に存在してい
る外気遮断カバー8の一方を取外し、その取外した側が
本体2の内側(空気通路)を向くようにして一対の消臭
部7を本体カバー13,13に夫々セットすることによ
って、一方の消臭剤7bのみを空気通路側に露出させて
使用できると共に、他方の消臭剤7bを外気遮断カバー
8によって覆うことができ、この消臭剤7bの劣化を防
いで、消臭能力を長く持続させることができるものであ
る。
【0014】上記消臭部7の下流側には、第二放電極1
6が配置される。この第二放電極16は、前記第一放電
極15と同様、イオン風を誘起する機能を有する放電部
3と対極部4とこれらを固定する電極枠30とを備えて
おり、対応する箇所には同一の符号を付してその説明を
省略する。第二放電極16の下流側には、マイナスイオ
ンを放出するためのイオン化部60が配置されている。
このイオン化部60は、図10〜図12に示すように、
上方を向いた3本のイオン化針61と、その上方に所定
の間隔で配置されたイオン化針対極板62とで構成され
ている。イオン化針61には例えば−6.5kVの電圧
が印加され、イオン化針対極板62はグランドに接地さ
れている。
6が配置される。この第二放電極16は、前記第一放電
極15と同様、イオン風を誘起する機能を有する放電部
3と対極部4とこれらを固定する電極枠30とを備えて
おり、対応する箇所には同一の符号を付してその説明を
省略する。第二放電極16の下流側には、マイナスイオ
ンを放出するためのイオン化部60が配置されている。
このイオン化部60は、図10〜図12に示すように、
上方を向いた3本のイオン化針61と、その上方に所定
の間隔で配置されたイオン化針対極板62とで構成され
ている。イオン化針61には例えば−6.5kVの電圧
が印加され、イオン化針対極板62はグランドに接地さ
れている。
【0015】次に図9を参照して空気清浄器1の動作を
説明する。上記構成の空気清浄器1の電源スイッチを投
入すれば、第一放電極15(第二放電極16も同様)の
各放電線31と対極板35、及び集塵電極40に上記の
ような電圧が印加される。このとき、放電線31の近傍
の空気が電離されてプラスイオンが発生し、このプラス
イオンはマイナス電位となっている対極板35に向かっ
て移動する。そして、移動の途中でプラスイオンが空気
中の分子に衝突し、プラスイオンの運動エネルギーが空
気中の分子に与えられ、空気が移動する。これがイオン
風と呼ばれる風であり、分子の移動により上方に向かう
イオン風が発生する。
説明する。上記構成の空気清浄器1の電源スイッチを投
入すれば、第一放電極15(第二放電極16も同様)の
各放電線31と対極板35、及び集塵電極40に上記の
ような電圧が印加される。このとき、放電線31の近傍
の空気が電離されてプラスイオンが発生し、このプラス
イオンはマイナス電位となっている対極板35に向かっ
て移動する。そして、移動の途中でプラスイオンが空気
中の分子に衝突し、プラスイオンの運動エネルギーが空
気中の分子に与えられ、空気が移動する。これがイオン
風と呼ばれる風であり、分子の移動により上方に向かう
イオン風が発生する。
【0016】このようにして生じるイオン風により、図
9に示す矢印Aの方向に本体2の下面の吸い込み口11
から上面の吹き出し口12へと向かう風の流れが生じ、
室内の汚れた空気は本体の下面より吸い込まれ、プレフ
ィルター20を通過する際に大きな粉塵が捕集され、そ
の後、第一放電極15において、空気中の粉塵Bは上記
プラスイオンと衝突してプラスに帯電される。このプラ
スに帯電された粉塵Bは、イオン風により上方に移動し
て、マイナス電位となっている集塵部6aの集塵電極4
0に静電気力により引き寄せられ、集塵電極40を覆っ
ている集塵紙41に付着する。また、空気に含まれる臭
気分子は、消臭部7を通過する際に消臭剤7bで物理吸
着又は化学分解されることにより消臭、脱臭される。
9に示す矢印Aの方向に本体2の下面の吸い込み口11
から上面の吹き出し口12へと向かう風の流れが生じ、
室内の汚れた空気は本体の下面より吸い込まれ、プレフ
ィルター20を通過する際に大きな粉塵が捕集され、そ
の後、第一放電極15において、空気中の粉塵Bは上記
プラスイオンと衝突してプラスに帯電される。このプラ
スに帯電された粉塵Bは、イオン風により上方に移動し
て、マイナス電位となっている集塵部6aの集塵電極4
0に静電気力により引き寄せられ、集塵電極40を覆っ
ている集塵紙41に付着する。また、空気に含まれる臭
気分子は、消臭部7を通過する際に消臭剤7bで物理吸
着又は化学分解されることにより消臭、脱臭される。
【0017】その後、第二放電極16において、第一放
電極と同様な原理でイオン風が加速され、さらに吹き出
し口12近傍に設けられているイオン化部60のイオン
化針61によってマイナスイオンが添加される。このイ
オン化部60においては、イオン化針61の先端付近の
空気が電離されてマイナスイオンが発生し、イオン化針
61と接地されたイオン化針対極板62との間に発生し
た電気力線に沿って吹き出し口12へイオン風が導か
れ、更に吹き出し側ルーバー70から室内に放出され
る。
電極と同様な原理でイオン風が加速され、さらに吹き出
し口12近傍に設けられているイオン化部60のイオン
化針61によってマイナスイオンが添加される。このイ
オン化部60においては、イオン化針61の先端付近の
空気が電離されてマイナスイオンが発生し、イオン化針
61と接地されたイオン化針対極板62との間に発生し
た電気力線に沿って吹き出し口12へイオン風が導か
れ、更に吹き出し側ルーバー70から室内に放出され
る。
【0018】このように室内の汚れた空気を吸い込み口
11から本体2内に吸い込んで消臭及び集塵を行い、さ
らにイオン化部60によって、人間の体に良いとされて
いるマイナスイオンを添加することで、清浄な空気を室
内に充満させることができる。また、集塵部6a及び消
臭部7は、イオン風の流れ方向Aと平行に配置されてい
るので、風の流れが妨げられるようなことがなく、イオ
ン風の風速の低下を抑えることができると共に、板状の
集塵電極40の前後両面に集塵紙41が配置されている
ため、その粉塵の捕集量はきわめて多い。さらに集塵紙
41は集塵電極40の前後両面に配置されているため、
その粉塵Bの捕集量がきわめて多くなる。そのうえ一般
家庭における室内のハウスダストは、主に床面近傍を漂
っていることから、空気清浄器の吸い込み口11を本体
2の下面に設けて床面近傍の空気を吸い込むようにして
いるので、ハウスダストの吸入効率の向上に最も効果的
となっている。
11から本体2内に吸い込んで消臭及び集塵を行い、さ
らにイオン化部60によって、人間の体に良いとされて
いるマイナスイオンを添加することで、清浄な空気を室
内に充満させることができる。また、集塵部6a及び消
臭部7は、イオン風の流れ方向Aと平行に配置されてい
るので、風の流れが妨げられるようなことがなく、イオ
ン風の風速の低下を抑えることができると共に、板状の
集塵電極40の前後両面に集塵紙41が配置されている
ため、その粉塵の捕集量はきわめて多い。さらに集塵紙
41は集塵電極40の前後両面に配置されているため、
その粉塵Bの捕集量がきわめて多くなる。そのうえ一般
家庭における室内のハウスダストは、主に床面近傍を漂
っていることから、空気清浄器の吸い込み口11を本体
2の下面に設けて床面近傍の空気を吸い込むようにして
いるので、ハウスダストの吸入効率の向上に最も効果的
となっている。
【0019】次に、第一放電極15(第二放電極16の
場合も同様)を洗浄再生する場合の一例を説明する。第
一放電極15が汚れた場合(騒音が発生し始めた時)に
は、本体2から第一放電極15を取り出し、その後、図
3(a)に示すように、手で対極部4を電極枠30から
引き上げると、対極部4を挟んでいる挟み部75(図
4)から対極部4が簡単に外れ、図3(a)の矢印方向
に抜き取ることができる。その後、図3(b)のように
ブラシ96と水道水等で対極部4の金属部(特に対極板
35)全体の汚れを洗浄する。このとき対極板35の端
面には汚れが付きやすいので念入りに洗浄するのが望ま
しく、洗浄後は、対極板35の端面を綿棒等でこするの
が望ましい。また電極枠30から対極部4を取外すこと
で放電線31の洗浄も容易に行うことができる。その
後、上記と逆の手順で対極部4を電極枠30に装着す
る。このとき、図4(a)(b)に示すように、電極枠
30の絶縁基台76の凹部76a,76bに対極板35
をはめ込むと、絶縁基台76に設けた挟み部75が対極
部4を両側から挟み込むことにより、対極部4は電極枠
30に対して固定される。その後、第一放電極15全体
を水道水でよく濯ぎ、十分に水切りした後に本体2内に
セットする。
場合も同様)を洗浄再生する場合の一例を説明する。第
一放電極15が汚れた場合(騒音が発生し始めた時)に
は、本体2から第一放電極15を取り出し、その後、図
3(a)に示すように、手で対極部4を電極枠30から
引き上げると、対極部4を挟んでいる挟み部75(図
4)から対極部4が簡単に外れ、図3(a)の矢印方向
に抜き取ることができる。その後、図3(b)のように
ブラシ96と水道水等で対極部4の金属部(特に対極板
35)全体の汚れを洗浄する。このとき対極板35の端
面には汚れが付きやすいので念入りに洗浄するのが望ま
しく、洗浄後は、対極板35の端面を綿棒等でこするの
が望ましい。また電極枠30から対極部4を取外すこと
で放電線31の洗浄も容易に行うことができる。その
後、上記と逆の手順で対極部4を電極枠30に装着す
る。このとき、図4(a)(b)に示すように、電極枠
30の絶縁基台76の凹部76a,76bに対極板35
をはめ込むと、絶縁基台76に設けた挟み部75が対極
部4を両側から挟み込むことにより、対極部4は電極枠
30に対して固定される。その後、第一放電極15全体
を水道水でよく濯ぎ、十分に水切りした後に本体2内に
セットする。
【0020】このように対極部4を電極枠30から着脱
自在とし、その着脱構造として対極部4の両側を挟み部
75で挟むようにしたから、電極枠30からの対極部4
の取外しが容易にでき、特に対極部4にブラシ等が入り
易くなり、埃等を容易にしかも隅々まで完全に除去でき
るようになる。従って、洗浄のやり残しがなくなるた
め、洗浄後も放電音が発生するという問題が解消される
と共に、第一放電極15及び第二放電極16の洗浄再生
を頻繁に行うことができることで、ストリーマコロナ放
電による騒音の発生を防ぐことができる結果、寝室など
の騒音が問題になりやすい場所での使用に最適となる。
自在とし、その着脱構造として対極部4の両側を挟み部
75で挟むようにしたから、電極枠30からの対極部4
の取外しが容易にでき、特に対極部4にブラシ等が入り
易くなり、埃等を容易にしかも隅々まで完全に除去でき
るようになる。従って、洗浄のやり残しがなくなるた
め、洗浄後も放電音が発生するという問題が解消される
と共に、第一放電極15及び第二放電極16の洗浄再生
を頻繁に行うことができることで、ストリーマコロナ放
電による騒音の発生を防ぐことができる結果、寝室など
の騒音が問題になりやすい場所での使用に最適となる。
【0021】さらに図5に示すように、対極板35に凸
状の突起74を突設し、この突起74に挟み部75のフ
ック73を嵌合させるようにすれば、電極枠30に対す
る対極部4の保持力を高めることができ、空気清浄器1
の落下や倒れ時において対極部4の脱落の可能性を一層
少なくすることができる。しかも対極板35には上記フ
ック73に対応する位置に凸状(又は凹状)の突起74
を設けるだけでよいので、対極板35の構造が複雑化す
るのを防止できるという利点もある。
状の突起74を突設し、この突起74に挟み部75のフ
ック73を嵌合させるようにすれば、電極枠30に対す
る対極部4の保持力を高めることができ、空気清浄器1
の落下や倒れ時において対極部4の脱落の可能性を一層
少なくすることができる。しかも対極板35には上記フ
ック73に対応する位置に凸状(又は凹状)の突起74
を設けるだけでよいので、対極板35の構造が複雑化す
るのを防止できるという利点もある。
【0022】なお、消臭性能が低下した場合は、図15
に示すように、消臭部7を本体カバー13から取外し
て、消臭カバー50の裏面を覆っている外気遮断カバー
8を取外し、その取外した側を本体2の内側(空気通
路)を向くように消臭部7の表裏を逆にして再び本体カ
バー13の支持部51にセットすることによって、消臭
部7の裏側の消臭剤7bを使用できる。このように消臭
部7を表裏反転して両面使用できる構造にすることによ
り、消臭部7の長寿命化を図ることができ、しかも、交
換の手間が少なくなると同時に交換用の消臭部を保管し
ておく必要がなくなる。
に示すように、消臭部7を本体カバー13から取外し
て、消臭カバー50の裏面を覆っている外気遮断カバー
8を取外し、その取外した側を本体2の内側(空気通
路)を向くように消臭部7の表裏を逆にして再び本体カ
バー13の支持部51にセットすることによって、消臭
部7の裏側の消臭剤7bを使用できる。このように消臭
部7を表裏反転して両面使用できる構造にすることによ
り、消臭部7の長寿命化を図ることができ、しかも、交
換の手間が少なくなると同時に交換用の消臭部を保管し
ておく必要がなくなる。
【0023】また本実施形態では、消臭部の消臭枠9を
導電性を有する材料で形成してあるので第一及び第二放
電極15,16、集塵電極40及びイオン化部60で発
生する電界による本体2及び本体カバー13の帯電を減
少させることが可能となり、本体2や本体2周辺の壁に
埃等が付着するのを防止できる。さらに活性炭等の導電
性を有する消臭剤7bを使用すると共に、上記導電性を
有する消臭枠9をグランドに接地してあるので、本体2
及び本体カバー13の帯電をほとんど無くすことができ
るものである。
導電性を有する材料で形成してあるので第一及び第二放
電極15,16、集塵電極40及びイオン化部60で発
生する電界による本体2及び本体カバー13の帯電を減
少させることが可能となり、本体2や本体2周辺の壁に
埃等が付着するのを防止できる。さらに活性炭等の導電
性を有する消臭剤7bを使用すると共に、上記導電性を
有する消臭枠9をグランドに接地してあるので、本体2
及び本体カバー13の帯電をほとんど無くすことができ
るものである。
【0024】
【発明の効果】以上説明したように、請求項1記載の発
明は、本体下部に設けた吸い込み口から本体上部に設け
た吹き出し口に向かう風路内に放電極と、その上方に位
置する集塵手段とが配置された空気清浄器であって、上
記放電極は電極枠と、電極枠に固定される放電部と、放
電部と平行に配置される対極部とから成り、該電極枠は
対極部の両端を挟み込んで着脱自在に保持するための保
持手段を備えているから、対極部を電極枠から取り外し
易い構造となり、従って、対極部や放電部にブラシ等が
入り易くなり、特に対極部を容易にしかも隅々まで完全
に洗浄できるので、洗浄のやり残しがなくなり、洗浄後
もストリーマコロナ放電による騒音の発生を防いで、寝
室などの騒音が問題になりやすい場所での使用に最適と
なる。しかも、対極部を両側から挟み込んで電極枠に保
持してあるので、電極枠に対する対極部の着脱操作がき
わめて容易となり、放電極の洗浄再生を頻繁に行うこと
ができると共に、対極部を両側から挟み込むだけである
から、保持手段の構造が簡単になり、放電極の構造の簡
素化を図ることができるものである。
明は、本体下部に設けた吸い込み口から本体上部に設け
た吹き出し口に向かう風路内に放電極と、その上方に位
置する集塵手段とが配置された空気清浄器であって、上
記放電極は電極枠と、電極枠に固定される放電部と、放
電部と平行に配置される対極部とから成り、該電極枠は
対極部の両端を挟み込んで着脱自在に保持するための保
持手段を備えているから、対極部を電極枠から取り外し
易い構造となり、従って、対極部や放電部にブラシ等が
入り易くなり、特に対極部を容易にしかも隅々まで完全
に洗浄できるので、洗浄のやり残しがなくなり、洗浄後
もストリーマコロナ放電による騒音の発生を防いで、寝
室などの騒音が問題になりやすい場所での使用に最適と
なる。しかも、対極部を両側から挟み込んで電極枠に保
持してあるので、電極枠に対する対極部の着脱操作がき
わめて容易となり、放電極の洗浄再生を頻繁に行うこと
ができると共に、対極部を両側から挟み込むだけである
から、保持手段の構造が簡単になり、放電極の構造の簡
素化を図ることができるものである。
【図1】本発明の実施の形態の一例を示す斜視図であ
る。
る。
【図2】(a)は同上の放電極の側面図、(b)は平面
図である。
図である。
【図3】(a)は対極部を取り出す際の動作説明図、
(b)は対極部をブラシで洗浄する動作説明図である。
(b)は対極部をブラシで洗浄する動作説明図である。
【図4】(a)は同上の対極部を取外した状態の断面
図、(b)は対極部を取付けた状態の断面図である。
図、(b)は対極部を取付けた状態の断面図である。
【図5】同上の保持手段の他の実施形態を示し、(a)
は対極部を取付けた状態の断面図、(b)は対極部を取
外した状態の断面図である。
は対極部を取付けた状態の断面図、(b)は対極部を取
外した状態の断面図である。
【図6】同上の空気清浄器の斜視図である。
【図7】同上の本体カバーを取外した状態の斜視図であ
る。
る。
【図8】同上の第一放電極及び第二放電極を取外した状
態の斜視図である。
態の斜視図である。
【図9】同上の空気清浄器の概略断面図である。
【図10】同上の放電極を説明する平面図である。
【図11】同上の本体の側面断面図である。
【図12】同上の本体の正面断面図である。
【図13】(a)は同上のプレフィルターの概略正面
図、(b)は側面図である。
図、(b)は側面図である。
【図14】同上の集塵部の斜視図である。
【図15】同上の消臭部の取付け状態を説明する斜視図
である。
である。
【図16】同上の消臭部の一部破断した分解斜視図であ
る。
る。
2 本体 3 放電部 4 対極部 6 集塵手段 11 吸い込み口 12 吹き出しし口 15 放電極 30 電極枠 72 保持手段
Claims (1)
- 【請求項1】 本体下部に設けた吸い込み口から本体上
部に設けた吹き出し口に向かう風路内に放電極と、その
上方に位置する集塵手段とが配置された空気清浄器であ
って、上記放電極は電極枠と、電極枠に固定される放電
部と、放電部と平行に配置される対極部とから成り、該
電極枠は対極部の両端を挟み込んで着脱自在に保持する
ための保持手段を備えていることを特徴とする空気清浄
器。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP10647397A JPH10296126A (ja) | 1997-04-23 | 1997-04-23 | 空気清浄器 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP10647397A JPH10296126A (ja) | 1997-04-23 | 1997-04-23 | 空気清浄器 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH10296126A true JPH10296126A (ja) | 1998-11-10 |
Family
ID=14434499
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP10647397A Withdrawn JPH10296126A (ja) | 1997-04-23 | 1997-04-23 | 空気清浄器 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH10296126A (ja) |
Cited By (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
KR20030085206A (ko) * | 2002-04-29 | 2003-11-05 | 엘지전자 주식회사 | 전기식 집진필터의 전리부 구조 |
WO2004108294A1 (ja) * | 2003-06-05 | 2004-12-16 | Daikin Industries, Ltd. | 放電装置及び空気浄化装置 |
JP2013010060A (ja) * | 2011-06-28 | 2013-01-17 | Daikin Industries Ltd | 空気調和機 |
KR102300125B1 (ko) * | 2020-04-06 | 2021-09-07 | 김철 | 이온풍 공기 정화기 |
KR20230006751A (ko) * | 2021-07-04 | 2023-01-11 | 김철 | 리프팅 타입의 이온풍 공기정화기 |
-
1997
- 1997-04-23 JP JP10647397A patent/JPH10296126A/ja not_active Withdrawn
Cited By (6)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
KR20030085206A (ko) * | 2002-04-29 | 2003-11-05 | 엘지전자 주식회사 | 전기식 집진필터의 전리부 구조 |
WO2004108294A1 (ja) * | 2003-06-05 | 2004-12-16 | Daikin Industries, Ltd. | 放電装置及び空気浄化装置 |
US7270698B2 (en) | 2003-06-05 | 2007-09-18 | Daikin Industries, Ltd. | Discharge device and air purifier |
JP2013010060A (ja) * | 2011-06-28 | 2013-01-17 | Daikin Industries Ltd | 空気調和機 |
KR102300125B1 (ko) * | 2020-04-06 | 2021-09-07 | 김철 | 이온풍 공기 정화기 |
KR20230006751A (ko) * | 2021-07-04 | 2023-01-11 | 김철 | 리프팅 타입의 이온풍 공기정화기 |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A300 | Withdrawal of application because of no request for examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A300 Effective date: 20040706 |