JPH10295695A - 無呼吸検出器 - Google Patents
無呼吸検出器Info
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- JPH10295695A JPH10295695A JP9112827A JP11282797A JPH10295695A JP H10295695 A JPH10295695 A JP H10295695A JP 9112827 A JP9112827 A JP 9112827A JP 11282797 A JP11282797 A JP 11282797A JP H10295695 A JPH10295695 A JP H10295695A
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- apnea
- recording
- sleep
- detector
- recorder
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- Pending
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- Measurement Of The Respiration, Hearing Ability, Form, And Blood Characteristics Of Living Organisms (AREA)
- Measuring And Recording Apparatus For Diagnosis (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 携帯可能で、被検者に電極類の装着が全くな
く、安全で、取り扱いが容易な睡眠時無呼吸検出器を提
供する。 【解決手段】 圧力感知型の呼吸・体動センサ1と、音
センサ2と、前記呼吸・体動センサ1及び前記音センサ
2から得られるデータを記録する記録器3とを備える無
呼吸検出器。
く、安全で、取り扱いが容易な睡眠時無呼吸検出器を提
供する。 【解決手段】 圧力感知型の呼吸・体動センサ1と、音
センサ2と、前記呼吸・体動センサ1及び前記音センサ
2から得られるデータを記録する記録器3とを備える無
呼吸検出器。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、無呼吸検出器に関
し、より詳しくは携帯型の睡眠時無呼吸検出器に関す
る。
し、より詳しくは携帯型の睡眠時無呼吸検出器に関す
る。
【0002】
【従来の技術】睡眠時無呼吸症候群などの診断に必要な
無呼吸の検出には、ポリソムノグラフィー(polysomnogr
aph)(以下、PSGともいう)が用いられている。PS
Gにおいては、基本的に、脳波、筋電図、眼球電図、横
隔膜・腹筋の呼吸運動(胸部に装着したストレインゲー
ジにより測定される)、換気状態(鼻孔部に装着したサ
ーミスタにより測定される)、動脈血酸素濃度(一側耳
朶に装着したイヤーオキシメータにより測定される)な
どの生体情報を、同時かつ連続的に終夜にわたり検査室
で記録しなければならず、被検者及び検者の負担が少な
くない。例えば、被検者には多くの電極類を装着させて
検査室にて測定するため、自然の睡眠時の記録が取りが
たい場合があるほか、被検者に対する心理的、肉体的な
負担が少なくない。また、PSG記録のためには、検査
室と各種の検査機器、それを扱う一定レベル以上の技術
を持つ技術者が必要であり、技術者は終夜にわたる監視
を余儀なくされる場合もある。記録に要する費用はかな
り高額になり、また一定時間内に記録が可能な被検者数
にも限度がある。
無呼吸の検出には、ポリソムノグラフィー(polysomnogr
aph)(以下、PSGともいう)が用いられている。PS
Gにおいては、基本的に、脳波、筋電図、眼球電図、横
隔膜・腹筋の呼吸運動(胸部に装着したストレインゲー
ジにより測定される)、換気状態(鼻孔部に装着したサ
ーミスタにより測定される)、動脈血酸素濃度(一側耳
朶に装着したイヤーオキシメータにより測定される)な
どの生体情報を、同時かつ連続的に終夜にわたり検査室
で記録しなければならず、被検者及び検者の負担が少な
くない。例えば、被検者には多くの電極類を装着させて
検査室にて測定するため、自然の睡眠時の記録が取りが
たい場合があるほか、被検者に対する心理的、肉体的な
負担が少なくない。また、PSG記録のためには、検査
室と各種の検査機器、それを扱う一定レベル以上の技術
を持つ技術者が必要であり、技術者は終夜にわたる監視
を余儀なくされる場合もある。記録に要する費用はかな
り高額になり、また一定時間内に記録が可能な被検者数
にも限度がある。
【0003】従って、PSGを行う前に、より簡便で、
家庭での記録も可能で、しかも信頼性の高いスクリーニ
ングの方法があれば益するところは大である。このよう
な簡便な方法としては、イヤオキシメータのみによる記
録に基づくもの、心電図と咽頭に装着したマクロフォン
からの呼吸音とに基づくもの、パルスオキシメトリと臨
床評価に基づくものが報告されている。しかし、これら
の方法の大部分では、何らかの電極類を身体に装着しな
ければならず、一部の方法では家庭での記録も可能であ
るが、その他では検査室での記録が必要であり、さらに
記録後のデータ解析に時間を要するものがあり、簡易型
として満足できる方法は現在のところ画定されていな
い。さらに無呼吸は閉塞型、中枢型及び末梢型の3型に
分けられているが、簡易型機器の大部分は閉塞型の検出
を目的としており、中枢型との鑑別は不十分である。
家庭での記録も可能で、しかも信頼性の高いスクリーニ
ングの方法があれば益するところは大である。このよう
な簡便な方法としては、イヤオキシメータのみによる記
録に基づくもの、心電図と咽頭に装着したマクロフォン
からの呼吸音とに基づくもの、パルスオキシメトリと臨
床評価に基づくものが報告されている。しかし、これら
の方法の大部分では、何らかの電極類を身体に装着しな
ければならず、一部の方法では家庭での記録も可能であ
るが、その他では検査室での記録が必要であり、さらに
記録後のデータ解析に時間を要するものがあり、簡易型
として満足できる方法は現在のところ画定されていな
い。さらに無呼吸は閉塞型、中枢型及び末梢型の3型に
分けられているが、簡易型機器の大部分は閉塞型の検出
を目的としており、中枢型との鑑別は不十分である。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】本発明はこのような従
来の技術の問題点に鑑みてなされたものであり、携帯可
能で被検者に電極類の装着が全くなく、安全で、取り扱
いが容易な睡眠時無呼吸検出器を提供することを課題と
する。
来の技術の問題点に鑑みてなされたものであり、携帯可
能で被検者に電極類の装着が全くなく、安全で、取り扱
いが容易な睡眠時無呼吸検出器を提供することを課題と
する。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明は、前記課題を解
決するために特定のセンサを採用した無呼吸検出器を提
供する。
決するために特定のセンサを採用した無呼吸検出器を提
供する。
【0006】すなわち、本発明の無呼吸検出器は、圧力
感知型の呼吸・体動センサと、音センサと、前記呼吸・
体動センサ及び前記音センサから得られるデータを記録
する記録器とを備えることを特徴とする。
感知型の呼吸・体動センサと、音センサと、前記呼吸・
体動センサ及び前記音センサから得られるデータを記録
する記録器とを備えることを特徴とする。
【0007】本発明の無呼吸検出器は、上記記録器に記
録されたデータから睡眠時無呼吸の診断に有効な指標を
算出するデータ処理装置をさらに備えることが好まし
い。圧力感知型の呼吸・体動センサと音センサとを採用
することにより、被検者に電極類を全く装着する必要が
なく、家庭でも手軽に記録でき、また、携帯可能にで
き、さらに閉塞型と中枢型との鑑別が或る程度可能にな
る。また、データ処理装置を用いれば、記録後の資料の
整理も短時間で可能である。
録されたデータから睡眠時無呼吸の診断に有効な指標を
算出するデータ処理装置をさらに備えることが好まし
い。圧力感知型の呼吸・体動センサと音センサとを採用
することにより、被検者に電極類を全く装着する必要が
なく、家庭でも手軽に記録でき、また、携帯可能にで
き、さらに閉塞型と中枢型との鑑別が或る程度可能にな
る。また、データ処理装置を用いれば、記録後の資料の
整理も短時間で可能である。
【0008】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を説明
する。図1は、本発明の無呼吸検出器の一実施態様の構
成を示すブロック図である。圧力感知型の呼吸・体動セ
ンサ1と、音センサ2とが記録器3に接続される。ま
た、任意にデータ処理装置4が記録器3に接続される。
図2は、圧力感知型の呼吸・体動センサ1、音センサ2
及び記録器3の配置の一例を示す。
する。図1は、本発明の無呼吸検出器の一実施態様の構
成を示すブロック図である。圧力感知型の呼吸・体動セ
ンサ1と、音センサ2とが記録器3に接続される。ま
た、任意にデータ処理装置4が記録器3に接続される。
図2は、圧力感知型の呼吸・体動センサ1、音センサ2
及び記録器3の配置の一例を示す。
【0009】以下、各構成要素毎に説明をする。 (1)圧力感知型の呼吸・体動センサ 圧力感知型の呼吸・体動センサ1は、該センサにかかる
圧力の変化によって、呼吸運動及び体動を検知するもの
である。圧力感知型の呼吸・体動センサ1は公知のもの
を使用でき、例えば、圧力の変化を検出する手段として
圧電素子を用いたものなどが使用される。圧電素子を用
いたセンサは、軽量であるため持ち運びに有利であり、
また、静電容量の微小な変化を感知する仕組みであるた
め電流はほとんど流れず、被検者がコード等に触れても
感電のおそれがなく安全である。
圧力の変化によって、呼吸運動及び体動を検知するもの
である。圧力感知型の呼吸・体動センサ1は公知のもの
を使用でき、例えば、圧力の変化を検出する手段として
圧電素子を用いたものなどが使用される。圧電素子を用
いたセンサは、軽量であるため持ち運びに有利であり、
また、静電容量の微小な変化を感知する仕組みであるた
め電流はほとんど流れず、被検者がコード等に触れても
感電のおそれがなく安全である。
【0010】呼吸・体動センサ1は、通常、臥床状態に
おける被検者の胸部の下に配置される。従って、呼吸・
体動センサ1の形状は、シーツや毛布の下に容易に配置
でき、その存在が被検者に違和感を与えないという点か
ら、平板状であることが好ましい。呼吸・体動センサ1
は、被検者の体位が寝返り等により変化した場合にも呼
吸運動を確実に検出するために十分な幅にわたって圧力
変化が検知可能なような大きさ及び配置とする。例え
ば、10cm×80〜90cmの大きさとし、ベッドを横断す
る方向に配置する。持ち運びの便宜からは、適宜の大き
さ(例えば、10cm×20cm)のものを複数個好ましく
は3個用いることが好ましく、それらを幅方向に配置す
る(図2)。複数個のセンサは相互に折り畳み可能に接
続されていてもよい。
おける被検者の胸部の下に配置される。従って、呼吸・
体動センサ1の形状は、シーツや毛布の下に容易に配置
でき、その存在が被検者に違和感を与えないという点か
ら、平板状であることが好ましい。呼吸・体動センサ1
は、被検者の体位が寝返り等により変化した場合にも呼
吸運動を確実に検出するために十分な幅にわたって圧力
変化が検知可能なような大きさ及び配置とする。例え
ば、10cm×80〜90cmの大きさとし、ベッドを横断す
る方向に配置する。持ち運びの便宜からは、適宜の大き
さ(例えば、10cm×20cm)のものを複数個好ましく
は3個用いることが好ましく、それらを幅方向に配置す
る(図2)。複数個のセンサは相互に折り畳み可能に接
続されていてもよい。
【0011】本発明の無呼吸検出器に用いる呼吸・体動
センサ1は圧力感知型であるので、被検者の身体に電極
類を装着することなく、呼吸運動及び体動が検知でき
る。
センサ1は圧力感知型であるので、被検者の身体に電極
類を装着することなく、呼吸運動及び体動が検知でき
る。
【0012】(2)音センサ 音センサ2は、いびきなどの呼吸音を検知するものであ
る。例えば、マイクとサウンドコンディショナにより構
成される。マイクは公知のものを使用できるが、無指向
性のものが好ましく、例えば無指向性コンデンサマイク
を使用する。マイクは、20Hz〜20,000Hzの音をほぼ
同一のレベルで感知する特性を有することが好ましい。
サウンドコンディショナはマイクからの音のアナログ信
号出力をデジタル信号に変換するものであり、公知のも
のが使用できる。マイクへの電力供給はサウンドコンデ
ィショナによってもよい。また、マイクの出力が記録器
3への入力に合致するものであれば、サウンドコンディ
ショナを省略してもよい。また、マイク及びサウンドコ
ンディショナに流れる電流は微弱であり、被検者がコー
ド等に触れても感電のおそれがなく安全である。
る。例えば、マイクとサウンドコンディショナにより構
成される。マイクは公知のものを使用できるが、無指向
性のものが好ましく、例えば無指向性コンデンサマイク
を使用する。マイクは、20Hz〜20,000Hzの音をほぼ
同一のレベルで感知する特性を有することが好ましい。
サウンドコンディショナはマイクからの音のアナログ信
号出力をデジタル信号に変換するものであり、公知のも
のが使用できる。マイクへの電力供給はサウンドコンデ
ィショナによってもよい。また、マイクの出力が記録器
3への入力に合致するものであれば、サウンドコンディ
ショナを省略してもよい。また、マイク及びサウンドコ
ンディショナに流れる電流は微弱であり、被検者がコー
ド等に触れても感電のおそれがなく安全である。
【0013】マイクは、十分な強度(例えば約−55d
B)の音を周波数の高低に関係なく確実に記録できるよ
うに設置する。例えば、臥床状態における頭部から約4
0cm上方に設置することができるが、マイクと鼻部の
間の距離はマイクの感度等にあわせ適宜調整する。ま
た、マイクはそれを支える支持体に固定されていてもよ
く、この支持体は枕元灯のような形状であることが、被
験者に違和感を与えないという点から好ましい。
B)の音を周波数の高低に関係なく確実に記録できるよ
うに設置する。例えば、臥床状態における頭部から約4
0cm上方に設置することができるが、マイクと鼻部の
間の距離はマイクの感度等にあわせ適宜調整する。ま
た、マイクはそれを支える支持体に固定されていてもよ
く、この支持体は枕元灯のような形状であることが、被
験者に違和感を与えないという点から好ましい。
【0014】本発明の無呼吸検出器には音センサが使用
されるので、被検者の身体に電極類を装着することな
く、換気に関する情報を取得できる。
されるので、被検者の身体に電極類を装着することな
く、換気に関する情報を取得できる。
【0015】(3)記録器 記録器3は、呼吸・体動センサ1及び音センサ2から得
られるデータを記録する。記録器3としては、複数のチ
ャンネルを有する公知の記録紙記録型の記録器を使用す
ることができるが、携帯可能なものが好ましい。記録紙
記録型の場合、記録器を被験者の近くに置いても睡眠に
支障を与えないように、作動音が静かなサーマル方式の
ものが好ましい。記録紙の紙送り速度は、例えば2.5 cm
/分程度の呼吸音や体動が確認できる速度にする。この
場合、8時間の連続記録で、記録紙の長さは12mとな
る。
られるデータを記録する。記録器3としては、複数のチ
ャンネルを有する公知の記録紙記録型の記録器を使用す
ることができるが、携帯可能なものが好ましい。記録紙
記録型の場合、記録器を被験者の近くに置いても睡眠に
支障を与えないように、作動音が静かなサーマル方式の
ものが好ましい。記録紙の紙送り速度は、例えば2.5 cm
/分程度の呼吸音や体動が確認できる速度にする。この
場合、8時間の連続記録で、記録紙の長さは12mとな
る。
【0016】また、記録器3は、ディスク又はメモリカ
ードのような磁気記憶媒体又は電気記憶媒体に記録する
ものであってもよい。磁気記憶媒体又は電気記憶媒体に
記録されたデータは、後述のデータ処理装置4によっ
て、記録中又は記録後に印刷し、あるいはディスプレイ
等に表示させて確認することができる。
ードのような磁気記憶媒体又は電気記憶媒体に記録する
ものであってもよい。磁気記憶媒体又は電気記憶媒体に
記録されたデータは、後述のデータ処理装置4によっ
て、記録中又は記録後に印刷し、あるいはディスプレイ
等に表示させて確認することができる。
【0017】呼吸・体動センサの出力及び音センサの出
力が記録器3に入力される。記録感度は、各センサから
の信号が最適に記録できるよう、記録を開始する前に各
被験者ごと、各チャンネルごとに微調節する。必要があ
れば、呼吸・体動センサと記録器の間に平滑回路及び帯
域フィルター(例えばHCF(high cut filter))を設
けてもよい。これらの平滑回路及び帯域フィルターは圧
電素子と共に一体にして呼吸・体動センサとしてもよ
い。
力が記録器3に入力される。記録感度は、各センサから
の信号が最適に記録できるよう、記録を開始する前に各
被験者ごと、各チャンネルごとに微調節する。必要があ
れば、呼吸・体動センサと記録器の間に平滑回路及び帯
域フィルター(例えばHCF(high cut filter))を設
けてもよい。これらの平滑回路及び帯域フィルターは圧
電素子と共に一体にして呼吸・体動センサとしてもよ
い。
【0018】記録器3と、呼吸・体動センサ1及び音セ
ンサ2との間の接続は、ケーブルによる有線接続でもよ
いし、電波等による無線接続であってもよい。有線接続
の場合には、ケーブルを巻き取り式にすると持ち運びに
有利である。
ンサ2との間の接続は、ケーブルによる有線接続でもよ
いし、電波等による無線接続であってもよい。有線接続
の場合には、ケーブルを巻き取り式にすると持ち運びに
有利である。
【0019】次に、本発明の無呼吸検出器による記録方
法について説明する。呼吸・体動センサ1は前もってシ
ーツの下に設置し、被検者を臥床させ、被検者の鼻部と
音センサの距離を調節する。本発明検出器の記録器の感
度は先に述べた方法で調節する。記録開始時刻は各被検
者の就床時間に合わせるが、通常には21時から24時の間
である。記録は必要な機器の電源を入れることによって
開始する。
法について説明する。呼吸・体動センサ1は前もってシ
ーツの下に設置し、被検者を臥床させ、被検者の鼻部と
音センサの距離を調節する。本発明検出器の記録器の感
度は先に述べた方法で調節する。記録開始時刻は各被検
者の就床時間に合わせるが、通常には21時から24時の間
である。記録は必要な機器の電源を入れることによって
開始する。
【0020】記録中、排尿などのため、検査室を離れる
場合、PSGに関しては電極ボックスと脳波計を切り離
すなどの操作が必要であるが、本発明検出器の場合には
何ら操作を要さない。記録の終了は、被検者が覚醒した
時とし、通常には5時から9時の間である。
場合、PSGに関しては電極ボックスと脳波計を切り離
すなどの操作が必要であるが、本発明検出器の場合には
何ら操作を要さない。記録の終了は、被検者が覚醒した
時とし、通常には5時から9時の間である。
【0021】睡眠は、体動が連続して30秒以上認められ
ない時間帯とする。全睡眠時間は、睡眠と判定された時
間を加算して求める。Guilleminaultら(Ann. Rev. Me
d., 27: 465-484, 1976)の定義に従い、睡眠中に10秒以
上続く無呼吸を睡眠時無呼吸とする。無呼吸指数(apnea
index)は、睡眠1時間当たりの睡眠時無呼吸の回数
(睡眠時無呼吸の回数/全睡眠時間)とする。無呼吸の
うち、閉塞型は、呼吸運動は認められるが前後の記録と
比較して抑制されており、しかも呼吸音がとぎれている
ものとする。中枢型は、呼吸運動及び呼吸音のいずれも
が認められないものとする。混合型は、換気が全くな
く、呼吸運動も完全に停止しているが、その前後に呼吸
運動の抑制のあるものとする。このようにすると、後記
実施例に示したように、PSGによって得られる結果と
ほぼ一致する結果が得られる。この一致の程度は本発明
の無呼吸検出器による検査をスクリーニング法として用
いるのに十分なものである。また、閉塞型と中枢型との
鑑別もPSGとほぼ同様に可能である。
ない時間帯とする。全睡眠時間は、睡眠と判定された時
間を加算して求める。Guilleminaultら(Ann. Rev. Me
d., 27: 465-484, 1976)の定義に従い、睡眠中に10秒以
上続く無呼吸を睡眠時無呼吸とする。無呼吸指数(apnea
index)は、睡眠1時間当たりの睡眠時無呼吸の回数
(睡眠時無呼吸の回数/全睡眠時間)とする。無呼吸の
うち、閉塞型は、呼吸運動は認められるが前後の記録と
比較して抑制されており、しかも呼吸音がとぎれている
ものとする。中枢型は、呼吸運動及び呼吸音のいずれも
が認められないものとする。混合型は、換気が全くな
く、呼吸運動も完全に停止しているが、その前後に呼吸
運動の抑制のあるものとする。このようにすると、後記
実施例に示したように、PSGによって得られる結果と
ほぼ一致する結果が得られる。この一致の程度は本発明
の無呼吸検出器による検査をスクリーニング法として用
いるのに十分なものである。また、閉塞型と中枢型との
鑑別もPSGとほぼ同様に可能である。
【0022】次に、記録器3に任意に接続される、記録
器3に記録されたデータを処理して睡眠時無呼吸の診断
に有効な指標を算出するデータ処理装置4について説明
する。
器3に記録されたデータを処理して睡眠時無呼吸の診断
に有効な指標を算出するデータ処理装置4について説明
する。
【0023】データ処理装置4を接続する場合には、記
録器3として、ディスク又はメモリカードのような記憶
媒体に記録するものを使用する。記憶媒体は、MOディ
スクやPCMCIAメモリカード等の取り外し可能なも
のであってもよい。データ処理装置4は、記録器3に記
録されたデータを上記の判定基準に従って処理し各指標
を算出する。データ処理装置4は出力手段を備え、それ
によって各指標を出力する。データ処理装置4は、キー
ボード等の入力手段や印刷手段を備えていてもよい。
録器3として、ディスク又はメモリカードのような記憶
媒体に記録するものを使用する。記憶媒体は、MOディ
スクやPCMCIAメモリカード等の取り外し可能なも
のであってもよい。データ処理装置4は、記録器3に記
録されたデータを上記の判定基準に従って処理し各指標
を算出する。データ処理装置4は出力手段を備え、それ
によって各指標を出力する。データ処理装置4は、キー
ボード等の入力手段や印刷手段を備えていてもよい。
【0024】記録器3とデータ処理装置4との接続は、
記録が終了した後であってもよい。この場合における接
続とは、取り外し可能な記憶媒体を記録器3からデータ
処理装置4に移すことも包含する。
記録が終了した後であってもよい。この場合における接
続とは、取り外し可能な記憶媒体を記録器3からデータ
処理装置4に移すことも包含する。
【0025】データ処理装置4が用いられる場合、記録
器3及びデータ処理装置4を一体としてもよい。これら
は、演算を行うCPU5と、メモリやディスク等の記憶
装置6と、キーボード等の入力装置7と、ディスプレイ
等の出力装置8と、データの入出力を仲介するI/O装
置9a,9b,9cとを備える携帯型コンピュータによ
り構成することができる。ここで、CPU5、記憶装置
6及びI/O装置9a、9bが記録器3に相当し、CP
U5、記憶装置6及び出力装置8がデータ処理装置4に
相当する。
器3及びデータ処理装置4を一体としてもよい。これら
は、演算を行うCPU5と、メモリやディスク等の記憶
装置6と、キーボード等の入力装置7と、ディスプレイ
等の出力装置8と、データの入出力を仲介するI/O装
置9a,9b,9cとを備える携帯型コンピュータによ
り構成することができる。ここで、CPU5、記憶装置
6及びI/O装置9a、9bが記録器3に相当し、CP
U5、記憶装置6及び出力装置8がデータ処理装置4に
相当する。
【0026】記憶装置6は、MOディスクやPCMCI
Aメモリカード等の取り外し可能な記憶媒体を備えるこ
とが好ましい。I/O装置9a、9b、9cは、アナロ
グ−デジタル変換等の必要な信号の変換を行うものであ
ってもよく、その全て又は一部をPCMCIA規格のカ
ードに構成してもよい。
Aメモリカード等の取り外し可能な記憶媒体を備えるこ
とが好ましい。I/O装置9a、9b、9cは、アナロ
グ−デジタル変換等の必要な信号の変換を行うものであ
ってもよく、その全て又は一部をPCMCIA規格のカ
ードに構成してもよい。
【0027】I/O装置9aは、呼吸・体動センサ1に
接続され、I/O装置9bは音センサ2に接続される。
また、必要により別のI/O装置9cに印刷装置10を
接続してもよい。
接続され、I/O装置9bは音センサ2に接続される。
また、必要により別のI/O装置9cに印刷装置10を
接続してもよい。
【0028】以下、動作の一例を説明する。入力装置7
による操作により記録が開始及び終了する。記録が開始
されると、I/O装置9a、9bを介して入力されたデ
ータがCPU5の制御下に記憶装置6に格納される。記
録終了後、データを上記の判定基準に従ってデータを処
理し各指標を算出するプログラムが記憶装置6から読み
出され、CPU5によってデータ処理が実行される。こ
のプログラムは記憶装置6中のデータを格納する部分と
異なる部分に格納されている。算出された各指標は出力
装置8により出力又はI/O装置9cを介して印刷装置
により出力される。また、データを記録紙記録型記録器
で記録されるようなグラフにして出力してもよい。
による操作により記録が開始及び終了する。記録が開始
されると、I/O装置9a、9bを介して入力されたデ
ータがCPU5の制御下に記憶装置6に格納される。記
録終了後、データを上記の判定基準に従ってデータを処
理し各指標を算出するプログラムが記憶装置6から読み
出され、CPU5によってデータ処理が実行される。こ
のプログラムは記憶装置6中のデータを格納する部分と
異なる部分に格納されている。算出された各指標は出力
装置8により出力又はI/O装置9cを介して印刷装置
により出力される。また、データを記録紙記録型記録器
で記録されるようなグラフにして出力してもよい。
【0029】本発明の無呼吸検出器を構成する各要素と
して、軽量で移動可能なものを用いれば携帯可能にな
り、また、家庭用交流100Vで動作するものを用いれ
ば経済的になる。また、記録紙記録型の記録器を用いれ
ば、動作の確認が容易であり、一方、データ処理装置を
用いれば、各指標の算出が容易に行える。
して、軽量で移動可能なものを用いれば携帯可能にな
り、また、家庭用交流100Vで動作するものを用いれ
ば経済的になる。また、記録紙記録型の記録器を用いれ
ば、動作の確認が容易であり、一方、データ処理装置を
用いれば、各指標の算出が容易に行える。
【0030】
【実施例】以下に、本発明を実施例によりさらに具体的
に説明する。なお、実施例においては、便宜のため、本
発明の実施例の無呼吸検出器を「本発明検出器」とい
う。
に説明する。なお、実施例においては、便宜のため、本
発明の実施例の無呼吸検出器を「本発明検出器」とい
う。
【0031】1.対象 対象は、平成4年9月から平成6年2月までの期間に琉
球大学医学部付属病院精神科神経科及び浦添総合病院睡
眠障害センターにて、睡眠時無呼吸症候群が疑われたた
め、その精査を目的として受診した者400人のうち、
本発明の装置による検査とPSGを同時に施行された者
50名であった。男性は42人、女性は8人、年齢は1
8〜89歳、年齢の平均と標準偏差は47.0±2.1歳であ
った。なお、被検者には本試験について説明を行い、同
意の得られた者について記録をした。
球大学医学部付属病院精神科神経科及び浦添総合病院睡
眠障害センターにて、睡眠時無呼吸症候群が疑われたた
め、その精査を目的として受診した者400人のうち、
本発明の装置による検査とPSGを同時に施行された者
50名であった。男性は42人、女性は8人、年齢は1
8〜89歳、年齢の平均と標準偏差は47.0±2.1歳であ
った。なお、被検者には本試験について説明を行い、同
意の得られた者について記録をした。
【0032】2.方法 (1) 本発明検出器による検査 以下の様に、本発明検出器を呼吸・体動センサ、音セン
サ及び記録器から構成し、検査を実施した。
サ及び記録器から構成し、検査を実施した。
【0033】呼吸・体動センサは、圧電型呼吸・体動セ
ンサ(日本電気三栄社製 SPR104)を3個使用した。1
個の大きさは縦9cm、横18cm、厚3mmである。図2に
示すように呼吸・体動センサをベッド上のマットの上に
置き、その上にパッドとシーツを被せ、その上に被検者
を臥床させた。3個の呼吸・体動センサは、被検者が臥
床した際、左右の乳頭を結ぶ線にセンサの中心部がおよ
そ一致する位置に横に並べた。呼吸・体動センサの存在
は被検者にはほとんど感じられなかった。
ンサ(日本電気三栄社製 SPR104)を3個使用した。1
個の大きさは縦9cm、横18cm、厚3mmである。図2に
示すように呼吸・体動センサをベッド上のマットの上に
置き、その上にパッドとシーツを被せ、その上に被検者
を臥床させた。3個の呼吸・体動センサは、被検者が臥
床した際、左右の乳頭を結ぶ線にセンサの中心部がおよ
そ一致する位置に横に並べた。呼吸・体動センサの存在
は被検者にはほとんど感じられなかった。
【0034】音センサは、マイクとサウンドコンディシ
ョナから構成した。マイクは無指向性コンデンサマイク
(シューア社製 SM90A)を用いた。大きさは縦12.9cm、
横9.5cm、厚1.5cmで、重量は600gである。このマイク
は20〜20000Hzの音を、ほぼ同一のレベルで感知する特
性を持っている。さらに音のアナログ信号をデジタル信
号に変換するためにサウンドコンディショナ(セルクス
社製)を用いた。大きさは縦12.5cm、横8.0cm、厚3.2cm
であり、重量は280gである。サウンドコンディショナ
からの出力は、直接記録器に入力した。マイクへの電力
はサウンドコンディショナから供給された。記録時に
は、マイクを臥床時の姿勢で頭部から約40cm上方に設置
した。この条件で約−55dB以上の音を周波数の高低に関
係なく確実に記録できた。
ョナから構成した。マイクは無指向性コンデンサマイク
(シューア社製 SM90A)を用いた。大きさは縦12.9cm、
横9.5cm、厚1.5cmで、重量は600gである。このマイク
は20〜20000Hzの音を、ほぼ同一のレベルで感知する特
性を持っている。さらに音のアナログ信号をデジタル信
号に変換するためにサウンドコンディショナ(セルクス
社製)を用いた。大きさは縦12.5cm、横8.0cm、厚3.2cm
であり、重量は280gである。サウンドコンディショナ
からの出力は、直接記録器に入力した。マイクへの電力
はサウンドコンディショナから供給された。記録時に
は、マイクを臥床時の姿勢で頭部から約40cm上方に設置
した。この条件で約−55dB以上の音を周波数の高低に関
係なく確実に記録できた。
【0035】記録器は4チャンネル汎用型円弧書きイン
クレスレコーダ(日本電気三栄社製ハンディレコーダ8K
32)を使用した。この記録器は大きさが縦20cm、横37c
m、高さ11.5cm、重量が7.5kgであり、携帯は容易であ
る。電源は家庭用の100V交流を使用した。記録はサ
ーマル方式であり、紙送りはモーターで行われるが駆動
音は静かであり、本レコーダ被検者のベッドの近くに置
いても睡眠に支障をほとんど与えなかった。記録感度
は、各センサからの信号が最適に記録できるよう、記録
を開始する前に各被検者ごと、各チャンネルごとに微調
節した。記録紙の紙送り速度は2.5cm/分とし、8時間
の連続記録で、記録紙の長さは12mであった。
クレスレコーダ(日本電気三栄社製ハンディレコーダ8K
32)を使用した。この記録器は大きさが縦20cm、横37c
m、高さ11.5cm、重量が7.5kgであり、携帯は容易であ
る。電源は家庭用の100V交流を使用した。記録はサ
ーマル方式であり、紙送りはモーターで行われるが駆動
音は静かであり、本レコーダ被検者のベッドの近くに置
いても睡眠に支障をほとんど与えなかった。記録感度
は、各センサからの信号が最適に記録できるよう、記録
を開始する前に各被検者ごと、各チャンネルごとに微調
節した。記録紙の紙送り速度は2.5cm/分とし、8時間
の連続記録で、記録紙の長さは12mであった。
【0036】睡眠の判定は、体動が連続して30秒以上認
められない時間帯とした。全睡眠時間は、睡眠と判定さ
れた時間を加算して求めた。Guilleminaultら(Ann. Re
v. Med., 27: 465-484, 1976)の定義に従い、睡眠中に1
0秒以上続く無呼吸を睡眠時無呼吸とした。無呼吸指数
(apnea index)は、睡眠1時間当たりの睡眠時無呼吸の
回数(睡眠時無呼吸の回数/全睡眠時間)とした。無呼
吸のうち、閉塞型は、呼吸運動は認められるが前後の記
録と比較して抑制されており、しかも呼吸音がとぎれて
いるものとした。中枢型は、呼吸運動及び呼吸音のいず
れもが認められないものとした。混合型は、換気が全く
なく、呼吸運動も完全に停止しているが、その前後に呼
吸運動の抑制のあるものとした。
められない時間帯とした。全睡眠時間は、睡眠と判定さ
れた時間を加算して求めた。Guilleminaultら(Ann. Re
v. Med., 27: 465-484, 1976)の定義に従い、睡眠中に1
0秒以上続く無呼吸を睡眠時無呼吸とした。無呼吸指数
(apnea index)は、睡眠1時間当たりの睡眠時無呼吸の
回数(睡眠時無呼吸の回数/全睡眠時間)とした。無呼
吸のうち、閉塞型は、呼吸運動は認められるが前後の記
録と比較して抑制されており、しかも呼吸音がとぎれて
いるものとした。中枢型は、呼吸運動及び呼吸音のいず
れもが認められないものとした。混合型は、換気が全く
なく、呼吸運動も完全に停止しているが、その前後に呼
吸運動の抑制のあるものとした。
【0037】(2) PSGによる検査 PSGは、病院の検査室(半防音)にて日本脳波・筋電
図学会臨床脳波検査基準検討委員会による臨床脳波検査
基準に従い記録された。
図学会臨床脳波検査基準検討委員会による臨床脳波検査
基準に従い記録された。
【0038】すなわち、国際脳波学会連合標準電極配置
法(10-20法)に従い、左中心部(C3)と右中心部(C4)か
ら時定数0.3で両側耳朶を基準電極とし単極で脳波を導
出した。上眼瞼および眼窩外縁2cmに装着した電極と、
それぞれの対側の耳朶に装着した電極から左右の眼球運
動を、また頤筋から筋電図を導出した。鼻孔と口部にサ
ーミスタを装着し換気の有無を、胸腹部にストレインゲ
ージを装着して呼吸運動の有無を、両側鎖骨中心部付近
に装着した電極から心電図を記録した。そのほか測定が
可能な被検者にはパルスオキシメーターを用いて動脈血
酸素飽和度の記録も行った。記録器の紙送り速度は15mm
/秒または10mm/秒とし、原則として記録中は速度の変
更を行わなかった。
法(10-20法)に従い、左中心部(C3)と右中心部(C4)か
ら時定数0.3で両側耳朶を基準電極とし単極で脳波を導
出した。上眼瞼および眼窩外縁2cmに装着した電極と、
それぞれの対側の耳朶に装着した電極から左右の眼球運
動を、また頤筋から筋電図を導出した。鼻孔と口部にサ
ーミスタを装着し換気の有無を、胸腹部にストレインゲ
ージを装着して呼吸運動の有無を、両側鎖骨中心部付近
に装着した電極から心電図を記録した。そのほか測定が
可能な被検者にはパルスオキシメーターを用いて動脈血
酸素飽和度の記録も行った。記録器の紙送り速度は15mm
/秒または10mm/秒とし、原則として記録中は速度の変
更を行わなかった。
【0039】PSGの記録からRechtshaffenとKales(A
manual of standardized terminology, techniques and
scoring system stages of human subjects. Public H
ealth Service U.S. Government Printing Office, Was
hington D.C., 1967)の基準に従い、20秒ごとに視察的
に、睡眠段階の判定に5年の経験を有する検者が1名で
睡眠段階を判定した。その結果をもとに、1分間毎の睡
眠段階を判定した。睡眠に関する指標は、(1)の本発明
の検出器による検査との比較のため、全睡眠時間ならび
に睡眠時無呼吸(睡眠中に10秒以上続く無呼吸)の有
無、一夜における回数および持続時間を求め、さらに、
睡眠時無呼吸を、閉塞型(鼻孔および口部の換気は全く
ないが、呼吸運動は抑制されていても完全には停止して
いないもの)、中枢型(換気が全くなく、呼吸運動も完
全に停止しているもの)および混合型(換気が全くな
く、呼吸運動も完全に停止しているが、その前後に呼吸
運動の抑制のあるもの)に分け、それぞれの回数と持続
時間を求めた。そのほか、低換気状態(睡眠中に認めら
れる10秒以上続く50%以上の呼吸運動の抑制)の回数と
持続時間を求めた。これらの結果から睡眠1時間当たり
の睡眠時無呼吸と低換気状態を合わせた回数(無呼吸・
低換気指数(apnea-hypopnea index))を算出した。
manual of standardized terminology, techniques and
scoring system stages of human subjects. Public H
ealth Service U.S. Government Printing Office, Was
hington D.C., 1967)の基準に従い、20秒ごとに視察的
に、睡眠段階の判定に5年の経験を有する検者が1名で
睡眠段階を判定した。その結果をもとに、1分間毎の睡
眠段階を判定した。睡眠に関する指標は、(1)の本発明
の検出器による検査との比較のため、全睡眠時間ならび
に睡眠時無呼吸(睡眠中に10秒以上続く無呼吸)の有
無、一夜における回数および持続時間を求め、さらに、
睡眠時無呼吸を、閉塞型(鼻孔および口部の換気は全く
ないが、呼吸運動は抑制されていても完全には停止して
いないもの)、中枢型(換気が全くなく、呼吸運動も完
全に停止しているもの)および混合型(換気が全くな
く、呼吸運動も完全に停止しているが、その前後に呼吸
運動の抑制のあるもの)に分け、それぞれの回数と持続
時間を求めた。そのほか、低換気状態(睡眠中に認めら
れる10秒以上続く50%以上の呼吸運動の抑制)の回数と
持続時間を求めた。これらの結果から睡眠1時間当たり
の睡眠時無呼吸と低換気状態を合わせた回数(無呼吸・
低換気指数(apnea-hypopnea index))を算出した。
【0040】(3) 記録方法の実際 被検者は、各人の通常の入眠時刻の約1時間前に検査室
へ入り、PSG記録のための電極類を装着した。本発明
検出器の呼吸・体動センサは前もってシーツの下に設置
し、被検者を臥床させ、被検者の鼻部と音センサの距離
を調節した。本発明検出器の記録器の感度は先に述べた
方法で調節した。記録開始時刻は各被検者の就床時間に
合わせ、21時から24時の間であった。
へ入り、PSG記録のための電極類を装着した。本発明
検出器の呼吸・体動センサは前もってシーツの下に設置
し、被検者を臥床させ、被検者の鼻部と音センサの距離
を調節した。本発明検出器の記録器の感度は先に述べた
方法で調節した。記録開始時刻は各被検者の就床時間に
合わせ、21時から24時の間であった。
【0041】PSGと本発明検出器による記録を同時に
開始した。本発明検出器による記録に関しては、音セン
サのサウンドコンディショナと記録器の電源スイッチを
入れるだけの操作であった。記録中、排尿などのため、
検査室を離れる場合、PSGに関しては電極ボックスと
脳波計を切り離すなどの操作が必要であるが、本発明検
出器の場合には何ら操作を要さなかった。記録の終了
は、被検者が覚醒した時とし、5時から9時の間であっ
た。
開始した。本発明検出器による記録に関しては、音セン
サのサウンドコンディショナと記録器の電源スイッチを
入れるだけの操作であった。記録中、排尿などのため、
検査室を離れる場合、PSGに関しては電極ボックスと
脳波計を切り離すなどの操作が必要であるが、本発明検
出器の場合には何ら操作を要さなかった。記録の終了
は、被検者が覚醒した時とし、5時から9時の間であっ
た。
【0042】(4) 統計処理 PSGと本発明検出器の両記録で得られた結果の相関を
検討するため、各指標毎に対応する2変数間の相関表を
作成し、ピアソンの相関係数を求めた。さらに、本発明
検出器による検査のスクリーニング法としての有用性を
検討するため、敏感度および特異度を以下のように求め
た。すなわち、PSGについては無呼吸・低換気指数
を、本発明検出器については、無呼吸指数をとりあげ、
それぞれについて被検者を5未満と5以上で2分し、そ
れぞれ、真陽性、真陰性、偽陽性および偽陰性としてそ
れらの人数を求め、それぞれの人数から、本発明検出器
による睡眠時無呼吸症候群の診断に関する敏感度及び特
異度を以下の式により求めた。
検討するため、各指標毎に対応する2変数間の相関表を
作成し、ピアソンの相関係数を求めた。さらに、本発明
検出器による検査のスクリーニング法としての有用性を
検討するため、敏感度および特異度を以下のように求め
た。すなわち、PSGについては無呼吸・低換気指数
を、本発明検出器については、無呼吸指数をとりあげ、
それぞれについて被検者を5未満と5以上で2分し、そ
れぞれ、真陽性、真陰性、偽陽性および偽陰性としてそ
れらの人数を求め、それぞれの人数から、本発明検出器
による睡眠時無呼吸症候群の診断に関する敏感度及び特
異度を以下の式により求めた。
【0043】
【数1】 敏感度(%)=真陽性/(真陽性+偽陰性)×100 特異度(%)=真陰性/(偽陽性+真陰性)×100
【0044】3.結果 被検者50人について、PSGにより得られた各指標の
平均値と標準偏差を求めた。総睡眠時間は455.8±76.4
分、睡眠時無呼吸の回数は閉塞型63.9±90.6回、中枢型
5.9±10.9回、混合型11.7±34.1回、低換気状態の回数
は38.5±44.8回、無呼吸・低換気指数は15.9±18.5回/
夜であった。
平均値と標準偏差を求めた。総睡眠時間は455.8±76.4
分、睡眠時無呼吸の回数は閉塞型63.9±90.6回、中枢型
5.9±10.9回、混合型11.7±34.1回、低換気状態の回数
は38.5±44.8回、無呼吸・低換気指数は15.9±18.5回/
夜であった。
【0045】本発明検出器による検査では、総睡眠時間
は459.0±76.9分、睡眠時無呼吸の回数は閉塞型97.1±1
03.2回、中枢型4.6±7.5回、混合型17.8±42.3回、無呼
吸指数は15.6±18.1回/夜であった。
は459.0±76.9分、睡眠時無呼吸の回数は閉塞型97.1±1
03.2回、中枢型4.6±7.5回、混合型17.8±42.3回、無呼
吸指数は15.6±18.1回/夜であった。
【0046】各指標ごとにPSGと本発明の検出器で得
られた結果の相関を求めた。総睡眠時間については、相
関係数はr=0.989(p<0.001)で高い相関が見出され
た。睡眠時無呼吸の回数については、相関係数はそれぞ
れ、閉塞型r=0.929(p<0.001)、中枢型r=0.880
(p<0.001)、混合型r=0.952(p<0.001)であ
り、いずれの型についても相関が認められたが、相関は
中枢型でやや低く、混合型で高かった。PSGで得られ
た睡眠時無呼吸と低換気状態を合わせた回数と本発明検
出器で得られた睡眠時無呼吸の合計回数について相関を
求めたところ、相関係数はr=0.966(p<0.001)で相
関は高かった。PSGで求めた無呼吸・低換気指数と、
本発明検出器で求めた無呼吸指数について相関を求めた
ところ、相関係数はr=0.966(p<0.001)であり高い
相関が得られた。
られた結果の相関を求めた。総睡眠時間については、相
関係数はr=0.989(p<0.001)で高い相関が見出され
た。睡眠時無呼吸の回数については、相関係数はそれぞ
れ、閉塞型r=0.929(p<0.001)、中枢型r=0.880
(p<0.001)、混合型r=0.952(p<0.001)であ
り、いずれの型についても相関が認められたが、相関は
中枢型でやや低く、混合型で高かった。PSGで得られ
た睡眠時無呼吸と低換気状態を合わせた回数と本発明検
出器で得られた睡眠時無呼吸の合計回数について相関を
求めたところ、相関係数はr=0.966(p<0.001)で相
関は高かった。PSGで求めた無呼吸・低換気指数と、
本発明検出器で求めた無呼吸指数について相関を求めた
ところ、相関係数はr=0.966(p<0.001)であり高い
相関が得られた。
【0047】次に、睡眠時無呼吸症候群の診断における
本発明検出器による記録の敏感度及び特異度を検討し
た。その際、PSGでは、無呼吸指数の代わりに無呼吸
・低換気指数を用いた。その理由は、睡眠時無呼吸症候
群の診断基準はレム睡眠及びノンレム睡眠で10秒以上持
続する無呼吸発作が7時間の睡眠中に30回以上出現する
もの、あるいは無呼吸が睡眠1時間当たり5回以上出現
するものと規定されているが、最近では、無呼吸のみな
らず、無呼吸には至らないが、胸部及び腹部の呼吸運動
が、50%以上抑圧された状態も加えることが多い(Daug
las, N.J., Sleep(Cooper, R.), Chapman & Hall Medic
alm, Staffordshire, 272-273, 1994)からである。
本発明検出器による記録の敏感度及び特異度を検討し
た。その際、PSGでは、無呼吸指数の代わりに無呼吸
・低換気指数を用いた。その理由は、睡眠時無呼吸症候
群の診断基準はレム睡眠及びノンレム睡眠で10秒以上持
続する無呼吸発作が7時間の睡眠中に30回以上出現する
もの、あるいは無呼吸が睡眠1時間当たり5回以上出現
するものと規定されているが、最近では、無呼吸のみな
らず、無呼吸には至らないが、胸部及び腹部の呼吸運動
が、50%以上抑圧された状態も加えることが多い(Daug
las, N.J., Sleep(Cooper, R.), Chapman & Hall Medic
alm, Staffordshire, 272-273, 1994)からである。
【0048】全被検者を、PSGについては無呼吸・低
換気指数(AHI)、本発明検出器については無呼吸指数(A
I)の各値が5未満と5以上で2分したところ、表1に示
す結果が得られた。
換気指数(AHI)、本発明検出器については無呼吸指数(A
I)の各値が5未満と5以上で2分したところ、表1に示
す結果が得られた。
【0049】
【表1】 本発明検出器による検査の敏感度と特異度 ────────────────────────── PSGによる記録 AHI<5 AHI≧5 計 ────────────────────────── 本発明検出器 AI<5 16 0 16 による検査 AI≧5 3 31 34 ────────────────────────── 計 19 31 50 ──────────────────────────
【0050】従って、上記式より、敏感度は100%、
特異度は84.2%と算出された。これらの値は、睡眠
時無呼吸症候群のスクリーニング目的には十分な値であ
った。
特異度は84.2%と算出された。これらの値は、睡眠
時無呼吸症候群のスクリーニング目的には十分な値であ
った。
【0051】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
携帯可能で被検者に電極類の装着が全くなく、安全で、
取り扱いが容易な睡眠時無呼吸検出器が提供される。
携帯可能で被検者に電極類の装着が全くなく、安全で、
取り扱いが容易な睡眠時無呼吸検出器が提供される。
【図1】本発明の検出器の一実施態様の構成を示すブロ
ック図である。
ック図である。
【図2】圧力感知型の呼吸・体動センサ、音センサ及び
記録器の配置の一例を示す模式図である。
記録器の配置の一例を示す模式図である。
【図3】記録器及びデータ処理装置の一例の構成を示す
ブロック図である。
ブロック図である。
1 呼吸・体動センサ 2 音センサ 3 記録器 4 データ処理装置
Claims (2)
- 【請求項1】 圧力感知型の呼吸・体動センサと、音セ
ンサと、前記呼吸・体動センサ及び前記音センサから得
られるデータを記録する記録器とを備えた無呼吸検出
器。 - 【請求項2】 前記記録器に記録されたデータから睡眠
時無呼吸の診断に有効な指標を算出するデータ処理装置
をさらに備えた無呼吸検出器。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP9112827A JPH10295695A (ja) | 1997-04-30 | 1997-04-30 | 無呼吸検出器 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP9112827A JPH10295695A (ja) | 1997-04-30 | 1997-04-30 | 無呼吸検出器 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH10295695A true JPH10295695A (ja) | 1998-11-10 |
Family
ID=14596539
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP9112827A Pending JPH10295695A (ja) | 1997-04-30 | 1997-04-30 | 無呼吸検出器 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH10295695A (ja) |
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