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JPH10293223A - 光導波路素子 - Google Patents

光導波路素子

Info

Publication number
JPH10293223A
JPH10293223A JP9117566A JP11756697A JPH10293223A JP H10293223 A JPH10293223 A JP H10293223A JP 9117566 A JP9117566 A JP 9117566A JP 11756697 A JP11756697 A JP 11756697A JP H10293223 A JPH10293223 A JP H10293223A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
optical waveguide
substrate
light
optical
main surface
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP9117566A
Other languages
English (en)
Inventor
Yasuhiro Yasuma
康浩 安間
Tomonori Ichikawa
智徳 市川
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
FDK Corp
Original Assignee
FDK Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by FDK Corp filed Critical FDK Corp
Priority to JP9117566A priority Critical patent/JPH10293223A/ja
Publication of JPH10293223A publication Critical patent/JPH10293223A/ja
Pending legal-status Critical Current

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  • Optical Integrated Circuits (AREA)
  • Optical Couplings Of Light Guides (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 基板中の不必要偏光が再び光導波路に結合す
るのを防止し、消光比の高い特性を実現し、且つ作製や
取り扱いも容易となるようにする。 【解決手段】 電気光学効果をもつ基板10の主面に、
1つ以上のY字状分岐部とそれに連続する複数の直線状
部を有する光導波路を形成すると共に、その1つ以上の
直線状部の光導波路に並行して基板表面に電極16を形
成した光導波路素子である。光導波路以外の部分に、該
光導波路から放射する不必要光の除去手段を設ける。こ
の除去手段としては、チタン熱拡散光導波路12を用い
た場合におけるプロトン交換光導波膜14や金属の光吸
収膜、プロトン交換光導波路を用いた場合における金属
の光吸収膜やチタン熱拡散光導波膜などがある。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、光計測や光通信シ
ステムなどに用いる光導波路素子に関し、更に詳しく述
べると、電気光学効果を有する基板にY字状分岐部を有
する光導波路を設け、光導波路を伝搬する光のうち光導
波路から外に漏れる不必要光を除去して不必要光が光導
波路に戻らないような不必要光の除去手段を設けた光導
波路素子に関するものである。この光導波路素子は、例
えば光ファイバジャイロ用の光集積回路などに有用であ
る。
【0002】
【従来の技術】光ファイバを用いたセンシング技術とし
て、閉じた光ループをそれぞれ逆回りに伝搬した2光波
間に回転に比例した位相差が生じるというサニャック効
果を利用して回転角速度を検出する光ファイバジャイロ
がある。この光ファイバジャイロには幾つかの方式があ
るが、その一つに干渉方式とよばれるものがあり、これ
は、長尺の偏波面保存ファイバ又は単一モード光ファイ
バをコイル状に巻いてセンシングループとし、その中を
逆回りに伝搬した2光波の位相差(サニャックシフト)
を干渉検出する方式である。この位相差を効果的に検出
する技術として、例えば位相変調法がある。
【0003】この種の光ファイバジャイロの基本構成を
図9に示す。光源(例えばSLD:スーパルミネッセン
トダイオード)80からの放射光を3dBカプラ81で
2等分配し、一方の光を偏光子82によって直線偏光化
して光分岐・結合部83で分岐させ、それぞれ光ファイ
バコイル84の両端から入射させる。2等分配した他方
の光は捨てるか、あるいはモニタ光として利用する。光
ファイバコイル84を逆回りした光は光分岐・結合部8
3で結合し、偏光子82を通り、3dBカプラ81で2
等分配され、一方が受光器(PD:フォトダイオード)
85に入って電気信号として検出される。光分岐・結合
部83と光ファイバコイル84との間には位相変調部8
6を設けて光波に位相変調をかけるように構成する。
【0004】ここで光分岐・結合部83は、電気光学効
果を有する基板88に形成したY字状分岐部をもつ光導
波路であり、位相変調部86は、同じ基板88に形成し
た直線状部の光導波路に並行に設けた複数個(ここでは
4個)の電極89からなる。基板材料としては、例えば
ニオブ酸リチウム(LiNbO3 )結晶などが用いられ
る。光導波路は、チタン熱拡散法やプロトン交換法によ
って形成する。通常、この種の光導波路素子では、偏光
依存性を持つために、取り扱う光は直線偏光となる。特
に、光ファイバジャイロ用の光導波路素子の場合には、
要求される特性上、高消光比の直線偏光が伝搬するよう
に偏光子82による偏光調整機能が備えられている。
【0005】サニャックシフトの検出は、例えば次のよ
うにして行う。位相変調部86の電極に正弦波発振回路
91から正弦波を印加して変調すると共に、鋸歯状波発
生回路92から鋸歯状波を供給して重畳する。鋸歯状波
の振幅を適当な値に設定すると、その周波数だけ光波周
波数をシフトさせたのと等価にできる。このようにする
と、2つの光導波路を通る両光は光ファイバコイル84
中を異なる周波数で伝搬することとなり、受光器85で
は位相差をもつ。受光器85からの受光信号と正弦波発
振回路91からの参照信号とを用いて、デモジュレータ
93により、前記の位相差でサニャックシフトを打ち消
すように、上記鋸歯状波の周波数に帰還をかける。それ
によって入力回転角速度に比例した周波数が得られ、そ
れがジャイロ出力となる。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】従来の光導波路素子で
は、単一偏光のみを光導波路で導波しているために、分
離された不必要な偏光成分は基板中に放射光として放射
される。この放射光が基板内で干渉し合って再び光導波
路や接続すべき光ファイバに結合した場合には、それが
ノイズとなり、消光比を劣化させる。例えば、光ファイ
バジャイロに適用した場合には、ジャイロ信号にノイズ
が乗り、測定精度の劣化をもたらすことになる。
【0007】このような課題を解決する対策として、基
板に光導波路に対して直交する溝を設けて基板の内部を
伝搬する光を遮断する技術が提案されている(特開平7
−181045号公報参照)。しかし基板の厚みは通常
1mm程度と薄く、それに光の伝搬を阻止するような深さ
の溝加工を施すことは煩瑣で且つ困難であるし、しかも
基板の機械的強度が著しく低下するため破損し易くな
る。
【0008】本発明の目的は、基板中の不必要偏光が再
び光導波路に結合するのを防止し、消光比の高い特性を
実現でき、作製や取り扱いも容易な光導波路素子を提供
することである。本発明の他の目的は、高精度な角速度
の測定が実現できるように、光導波路から放射される不
必要光が戻り光となってジャイロ信号にノイズとして重
畳されないように、不必要光の除去機能をもたせた光フ
ァイバジャイロ用の光導波路素子を提供することであ
る。
【0009】
【課題を解決するための手段】本発明は、電気光学効果
をもつ基板の主面に、1つ以上のY字状分岐部とそれに
連続する複数の直線状部を有する光導波路を形成すると
共に、その1つ以上の直線状部の光導波路に並行して基
板表面に電極を形成した光導波路素子である。ここで本
発明では、光導波路以外の部分に、該光導波路から放射
する不必要光の除去手段を設ける。この除去手段として
は、チタン熱拡散光導波路を用いた場合におけるプロト
ン交換光導波膜や金属の光吸収膜、プロトン交換光導波
路を用いた場合における金属の光吸収膜やチタン熱拡散
光導波膜などがある。
【0010】電気光学効果をもつ基板としては、例えば
ニオブ酸リチウム(LiNbO3 )結晶やタンタル酸リ
チウム(LiTaO3 )の結晶が好適である。光導波路
素子に入射する偏光は25dB程度であるが、例えば光
ファイバジャイロが高精度で機能するためには、50d
B程度の偏光を作り出す必要がある。本発明では、不必
要光を除去することで、要求性能を満たし得る高消光比
を実現している。
【0011】
【発明の実施の形態】本発明の一実施形態を図1及び図
2に示す。図1は光導波路素子の平面図、図2のAはそ
のx1 −x1 断面図、Bはx2 −x2 断面図である。こ
れは、電気光学効果をもつ基板10の主面に、チタン熱
拡散法によってY字状分岐部及び直線状部の光導波路1
2を形成し、それ以外の基板主面の一部もしくは全部に
前記チタン熱拡散光導波路に近接してプロトン交換法に
より前記光導波路からの漏洩光用の二次元光導波領域1
4(図1及び図2において点々を付して表す)を形成し
た構成の光導波路素子である。光導波路12の直線状部
に並行して複数個(ここでは4個)の変調用電極16を
形成する。ここでプロトン交換法による二次元光導波領
域14は、入出射端側ではチタン熱拡散光導波路12か
ら離れているが、それ以外の大部分ではチタン熱拡散光
導波路12に接するようなパターンで形成する。なお基
板10は、その両端面を適度の角度に斜切した形状とす
ることで、光が入出射する際の端部での反射戻り光を防
止している。
【0012】XカットLiNbO3 基板10に形成した
チタン熱拡散光導波路12は、低消光比である入射光
(TEモード光及びTMモード光)をそのまま伝搬する
のに対し、プロトン交換光導波領域14はTEモード光
のみを伝搬する。チタン熱拡散光導波路12の一端より
入射した光のうちTMモード光はそのままチタン熱拡散
光導波路12のパターン通りに伝搬するが、TEモード
光は、隣接して形成されているプロトン交換光導波領域
14の影響で横方向の閉じ込めが無いままチタン熱拡散
光導波路12の外に放射される。そしてプロトン交換光
導波領域14を伝搬し、光ファイバに結合することな
く、基板10の外に放射されることになる。このため、
プロトン交換光導波領域14は偏光子として機能すると
共に、不必要光の除去機能を果たすことになる。なお前
述のように、プロトン交換光導波領域14がチタン熱拡
散光導波路12の入出射端近傍で該チタン熱拡散光導波
路12から離れるように形成しているのは、プロトン交
換光導波領域14を伝搬する光が光ファイバに結合しな
いようにするためである。
【0013】TMモード光は、チタン熱拡散光導波路1
2のみを伝搬することになるため、プロトン交換光導波
領域14の伝搬に比較して伝搬損失が小さく、またプロ
トン交換法で見られるような材料物性値(電気光学定
数)の低下も無いため、低電圧で駆動することが可能と
なる。また、光導波路長全体が偏光子として機能するた
めに、素子を小型化することが可能である。なおZカッ
ト基板を用いる場合にはTEモード光を利用することに
なる。
【0014】本発明の他の実施形態を図3及び図4に示
す。図3は光導波路素子の平面図、図4のAはそのx3
−x3 断面図、Bはx4 −x4 断面図である。これは、
電気光学効果をもつ基板20の主面に、チタン熱拡散法
又はプロトン交換法によりY字状分岐部とそれに連続す
る複数の直線状部とを有する光導波路22を形成し、金
属薄膜による光吸収膜24(図3及び図4において斜線
を付して表す)を、電極を兼ねるように形成した光導波
路素子である。光吸収膜24は、基板20の主面の大部
分を覆うように設ける。一方の端部からY字状分岐部ま
ではほぼ全面に設け、直線状部(他方の端部まで)では
直線状部近傍を除くようにし、合計3個のパターンに分
離することで変調用電極として機能できるようにしてい
る。
【0015】偏波面保存ファイバから入射した楕円偏光
は、XカットLiNbO3 基板20上に形成されたプロ
トン交換光導波路22内をTEモード光のみが伝搬す
る。光導波路22から漏れ出た不必要光は、金属薄膜か
らなる光吸収膜24で吸収される。これは、金属薄膜を
形成した光導波路内の伝搬光の損失をTMモード光とT
Eモード光について比較すると、TMモード光の伝搬損
失がTEモード光の伝搬損失よりも著しく増大するため
である。このようにしてTMモード光は吸収除去され、
偏光子として機能し、且つ不必要光は迷光とならず、従
って光導波路や光ファイバに戻ることはない。なお、Z
カット基板を用いる場合も同様に、TEモード光を利用
する。
【0016】金属薄膜からなる光吸収膜は、図4に示す
ように光導波路と同じ主面のみに形成してもよいが、図
5に示すように両方の主面に設けてもよく、図6に示す
ように側面にも設けてもよい。各図において、光吸収膜
を符号24で示す。
【0017】ここで金属薄膜としては、例えば金などが
好ましい。光導波路外への光波の電磁界分布(漏れ)を
考慮すると、1000Å程度で光吸収は飽和するため、
膜厚は1000Å程度以上あれば十分である。金薄膜の
下地としてクロム薄膜を設けてもよい。これら金属薄膜
は蒸着法やスパッタ法などで形成できる。
【0018】本発明の更に他の実施形態を図7及び図8
に示す。図7は光導波路素子の平面図、図8のAはその
5 −x5 断面図、Bはx6 −x6 断面図である。これ
は、電気光学効果をもつ基板30の主面に、プロトン交
換法によりY字状分岐部とそれに連続する複数の直線状
部とを有する光導波路32を形成し、その光導波路32
内の伝搬光とエネルギー的に結合しない距離だけ分離し
て、チタン熱拡散法により漏洩光用の光導波領域34
(図7及び図8において点々を付して表す)を形成する
構成である。光導波路32の直線状部の近傍には位相変
調用電極36を形成する。
【0019】偏波面保存ファイバから入射した楕円偏光
は、XカットLiNbO3 基板30上に形成されたプロ
トン交換光導波路32によりTEモード光のみが該光導
波路32内を伝搬する。光導波路32から漏れ出た不必
要光(TMモード光)は、チタン熱拡散光導波領域34
に閉じ込められる。これは、TMモード光にとっては、
プロトン交換光導波路の有無は伝搬に影響せず、それが
基板30に漏れ出て、チタン熱拡散光導波領域34に達
すると、そこはTMモード光にとっては伝搬するのに好
ましい領域であるので閉じ込められたまま漏れ出ないた
めである。このようにしてTMモード光は除去され、偏
光子として機能し、且つ不必要光は閉じ込められて光導
波路や光ファイバに戻ることはない。なお、Zカット基
板を用いる場合には、TMモード光を利用することにな
る。
【0020】プロトン交換光導波路32とチタン熱拡散
光導波領域34とのギャップは、使用波長にもよるが、
通常、10〜20μm程度に設定すればよい。使用波長
(例えば0.8〜1.55μm)に対して、その3〜5
倍程度以上は必要である。
【0021】
【実施例】図1及び図2に示す構成の光導波路素子を、
次のような手順で作製した。電気光学効果をもつ基板と
して厚さ1mmのXカットLiNbO3 ウエハを用意し
た。フォトリソグラフィ技術を利用して光導波路パター
ンに幅3μm、厚さ500Åのチタン薄膜を形成し、そ
のウエハを電気炉内に収容して温度1000℃、保持時
間6時間の条件で基板中にチタンを熱拡散させること
で、チタン熱拡散光導波路を形成した。次にフォトリソ
グラフィ技術を用いて、チタン熱拡散光導波路の部分
と、該光導波路の入出射端面近傍を除いたほぼ全面に、
安息香酸溶液を用いて250℃、2時間のプロトン交換
を行い、その後、400℃で2時間アニールを行うこと
でプロトン交換光導波領域を形成した。その後、チタン
熱拡散光導波路の直線状部に並行して2対の金電極を蒸
着により形成した。
【0022】このようにして作製した光導波路素子は、
伝搬損失が0.1dB/cm、消光比が50dBの優れた
特性を呈するものであった。
【0023】
【発明の効果】本発明は上記のように構成した光導波路
素子であるから、光導波路によって単一偏光のみを導波
し、不必要な偏光成分は基板中に放射光として放射され
るが、その不必要偏光が除去されて再び光導波路に戻る
のを防止できるため、消光比の高い特性を実現できる。
【0024】また本発明の光導波路素子を光ファイバジ
ャイロに適用すると、光導波路から基板への放射光が再
び光導波路や接続すべき光ファイバに結合することがな
いため、ジャイロ信号に不必要偏光がノイズとして重畳
されることはなく、高精度で角速度の測定を実現でき
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る光導波路素子の一実施形態を示す
平面図。
【図2】そのx1 −x1 及びx2 −x2 断面図。
【図3】本発明に係る光導波路素子の他の実施形態を示
す平面図。
【図4】そのx3 −x3 及びx4 −x4 断面図。
【図5】本発明に係る光導波路素子の他の実施形態を示
す断面図。
【図6】本発明に係る光導波路素子の他の実施形態を示
す断面図。
【図7】本発明に係る光導波路素子の更に他の実施形態
を示す平面図。
【図8】そのx5 −x5 及びx6 −x6 断面図。
【図9】光ファイバジャイロの一例を示す説明図。
【符号の説明】
10 電気光学効果をもつ基板 12 チタン熱拡散光導波路 14 プロトン交換光導波領域 16 変調用電極

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 電気光学効果をもつ基板の主面に、1つ
    以上のY字状分岐部とそれに連続する複数の直線状部と
    を有する光導波路を形成すると共に、その1つ以上の直
    線状部の光導波路に並行して基板表面に電極を形成した
    光導波路素子において、 Y字状分岐部及び直線状部の光導波路はチタン熱拡散法
    によって形成され、該光導波路以外の基板主面の一部も
    しくは全部に、前記光導波路に隣接し且つその入出射端
    からは離れるようなパターンに、前記光導波路からの漏
    洩光用の二次元光導波領域をプロトン交換法により形成
    したことを特徴とする光導波路素子。
  2. 【請求項2】 電気光学効果をもつ基板の主面に、1つ
    以上のY字状分岐部とそれに連続する複数の直線状部と
    を有する光導波路を形成すると共に、その1つ以上の直
    線状部の光導波路に並行して基板表面に電極を形成した
    光導波路素子において、 基板の少なくとも光導波路を形成した方の主面の大部分
    を覆うように、金属からなる光吸収膜を電極を兼ねて形
    成し、前記光導波路からの漏洩光を吸収することを特徴
    とする光導波路素子。
  3. 【請求項3】 光導波路が、チタン熱拡散法又はプロト
    ン交換法により形成されている請求項2記載の光導波路
    素子。
  4. 【請求項4】 電気光学効果をもつ基板の主面に、1つ
    以上のY字状分岐部とそれに連続する複数の直線状部と
    を有する光導波路を形成すると共に、その1つ以上の直
    線状部の光導波路に並行して基板表面に電極を形成した
    光導波路素子において、 光導波路はプロトン交換法で形成され、該光導波路以外
    の基板主面の一部もしくは全部に、前記光導波路内の伝
    搬光とエネルギー的に結合しない距離だけ分離して、前
    記光導波路からの漏洩光用の二次元光導波路をチタン熱
    拡散法によって形成したことを特徴とする光導波路素
    子。
  5. 【請求項5】 基板が、LiNbO3 又はLiTaO3
    からなる請求項1乃至4記載の光導波路素子。
  6. 【請求項6】 光導波路のY字状分岐部の両方の分岐枝
    に連なる直線状部の光導波路に並行して位相変調用電極
    を設け、それら両方の直線状部の端間に光ファイバルー
    プの両端末を接続することで光ファイバジャイロが構成
    される光ファイバジャイロ用である請求項1乃至5記載
    の光導波路素子。
JP9117566A 1997-04-21 1997-04-21 光導波路素子 Pending JPH10293223A (ja)

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