JPH10290501A - 車両用静止形補助電源装置 - Google Patents
車両用静止形補助電源装置Info
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- JPH10290501A JPH10290501A JP9556097A JP9556097A JPH10290501A JP H10290501 A JPH10290501 A JP H10290501A JP 9556097 A JP9556097 A JP 9556097A JP 9556097 A JP9556097 A JP 9556097A JP H10290501 A JPH10290501 A JP H10290501A
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- 238000007493 shaping process Methods 0.000 claims description 3
- 239000003990 capacitor Substances 0.000 claims description 2
- 230000001131 transforming effect Effects 0.000 claims description 2
- 238000000034 method Methods 0.000 claims 1
- 238000010586 diagram Methods 0.000 description 6
- 230000005389 magnetism Effects 0.000 description 3
- 230000005347 demagnetization Effects 0.000 description 2
- 239000013642 negative control Substances 0.000 description 1
- 239000013641 positive control Substances 0.000 description 1
Landscapes
- Electric Propulsion And Braking For Vehicles (AREA)
- Control Of Electrical Variables (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】車両用静止形補助電源装置のインバータ装置の
出力電圧が正負アンバランスし、変圧器が偏磁した際、
変圧器の偏磁を補正する。 【解決手段】偏磁電流検知制御1で、二相の偏磁電流を
検知し、偏磁電流検知後、変調波の零点を正方向あるい
は負方向に移動し、インバータ装置の出力電圧の正負ア
ンバランスを補正し、変圧器の偏磁を補正する。
出力電圧が正負アンバランスし、変圧器が偏磁した際、
変圧器の偏磁を補正する。 【解決手段】偏磁電流検知制御1で、二相の偏磁電流を
検知し、偏磁電流検知後、変調波の零点を正方向あるい
は負方向に移動し、インバータ装置の出力電圧の正負ア
ンバランスを補正し、変圧器の偏磁を補正する。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は車両用静止形補助電
源装置に関する。
源装置に関する。
【0002】
【従来の技術】インバータ装置のハードウェア及びソフ
トウェアにおいて正負の制御に誤差があると、インバー
タ装置の出力する正側パルスと負側パルスの面積が異な
り、出力電圧は正負アンバランスし、出力側に接続して
いる変圧器が偏磁する。インバータ装置の出力電流の瞬
時値と実効値をを比較し、変圧器の偏磁を検知し、イン
バータ装置の出力電圧の正負アンバランスを補正し、変
圧器の偏磁を補正する制御は無い。
トウェアにおいて正負の制御に誤差があると、インバー
タ装置の出力する正側パルスと負側パルスの面積が異な
り、出力電圧は正負アンバランスし、出力側に接続して
いる変圧器が偏磁する。インバータ装置の出力電流の瞬
時値と実効値をを比較し、変圧器の偏磁を検知し、イン
バータ装置の出力電圧の正負アンバランスを補正し、変
圧器の偏磁を補正する制御は無い。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】従来は、インバータ装
置の出力電圧が正負アンバランスし、変圧器が偏磁し、
偏磁電流が流れても、インバータ装置の出力電圧の正負
アンバランスを補正する制御がないため変圧器の偏磁を
補正できない。
置の出力電圧が正負アンバランスし、変圧器が偏磁し、
偏磁電流が流れても、インバータ装置の出力電圧の正負
アンバランスを補正する制御がないため変圧器の偏磁を
補正できない。
【0004】本発明の目的は、インバータ装置の出力電
圧の正負アンバランスを補正し、変圧器の偏磁を補正す
る制御を行うことにある。
圧の正負アンバランスを補正し、変圧器の偏磁を補正す
る制御を行うことにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
の本発明の手段は以下の通りである。
の本発明の手段は以下の通りである。
【0006】インバータ装置の出力電圧が正負アンバラ
ンスし、変圧器が偏磁し、偏磁電流が流れる。インバー
タ装置の出力電流の瞬時値と実効値を比較し、偏磁電流
を検知する。正側の偏磁電流を検知すると、正側の出力
パルスを小さく、負側の出力パルスを大きくする。逆
に、負側の偏磁電流を検知すると、正側の出力パルスを
大きく、負側の出力パルスを小さくすることによって、
インバータ装置の出力電圧の正負アンバランスを補正
し、変圧器の偏磁を補正する。
ンスし、変圧器が偏磁し、偏磁電流が流れる。インバー
タ装置の出力電流の瞬時値と実効値を比較し、偏磁電流
を検知する。正側の偏磁電流を検知すると、正側の出力
パルスを小さく、負側の出力パルスを大きくする。逆
に、負側の偏磁電流を検知すると、正側の出力パルスを
大きく、負側の出力パルスを小さくすることによって、
インバータ装置の出力電圧の正負アンバランスを補正
し、変圧器の偏磁を補正する。
【0007】本発明では、インバータ装置の出力電圧が
正負アンバランスし、変圧器が偏磁した際、変圧器の偏
磁電流を検知し、インバータ装置の出力電圧の正負アン
バランスを補正し、変圧器の偏磁を補正する。
正負アンバランスし、変圧器が偏磁した際、変圧器の偏
磁電流を検知し、インバータ装置の出力電圧の正負アン
バランスを補正し、変圧器の偏磁を補正する。
【0008】
【発明の実施の形態】以下、本発明の車両用静止形補助
電源装置の一実施例を図面を用いて詳細に説明する。
電源装置の一実施例を図面を用いて詳細に説明する。
【0009】図3は本発明の静止形補助電源装置の主回
路図である。この静止形補助電源装置は、直流電力を交
流電力に変換するインバータ装置24と、インバータ装
置24の出力電圧を変圧する変圧器25と、出力電圧を
正弦波に波形整形する波形整形フィルタを構成する交流
リアクタンス26,交流コンデンサ27と、インバータ
装置24の出力電流を検出する電流検出器29,30,
31から構成される。静止形補助電源装置の出力に車両
の負荷28が接続されている。
路図である。この静止形補助電源装置は、直流電力を交
流電力に変換するインバータ装置24と、インバータ装
置24の出力電圧を変圧する変圧器25と、出力電圧を
正弦波に波形整形する波形整形フィルタを構成する交流
リアクタンス26,交流コンデンサ27と、インバータ
装置24の出力電流を検出する電流検出器29,30,
31から構成される。静止形補助電源装置の出力に車両
の負荷28が接続されている。
【0010】図2は偏磁電流検知の制御ブロック図であ
る。三相交流の電流電圧は三相の和が零となるため、二
相を制御すれば良い。例としてU相とV相を制御する事
で説明する。U相の偏磁電流検知について説明する。電
流検出器29,30,31で検出したU相電流13,V
相電流14,W相電流15から実行値検出器16で実行
値を検出する。
る。三相交流の電流電圧は三相の和が零となるため、二
相を制御すれば良い。例としてU相とV相を制御する事
で説明する。U相の偏磁電流検知について説明する。電
流検出器29,30,31で検出したU相電流13,V
相電流14,W相電流15から実行値検出器16で実行
値を検出する。
【0011】U相電流13から、実効値に任意の係数1
7を乗算した値を減算した値が正の時、U相の偏磁電流
の正値18を検知し、U相電流13と実効値に任意の係
数17を乗算した値を加算した値が負の時、U相の偏磁
電流の負値19を検知する。カウンタ22は、U相の偏
磁電流の正値18を検知すると1を加算し、U相の偏磁
電流の負値19を検知すると1を減算し、U相の偏磁電
流検知のカウント値32を出力する。
7を乗算した値を減算した値が正の時、U相の偏磁電流
の正値18を検知し、U相電流13と実効値に任意の係
数17を乗算した値を加算した値が負の時、U相の偏磁
電流の負値19を検知する。カウンタ22は、U相の偏
磁電流の正値18を検知すると1を加算し、U相の偏磁
電流の負値19を検知すると1を減算し、U相の偏磁電
流検知のカウント値32を出力する。
【0012】V相の偏磁電流の検知はU相と同様に、V
相電流14と実効値に任意の係数17を乗算した値を減
算及び加算し、V相の偏磁電流の正値20及び、V相の
偏磁電流の負値21を検知する。カウンタ23はカウン
ト22と同様に、V相の偏磁電流のカウント値33を出
力する。
相電流14と実効値に任意の係数17を乗算した値を減
算及び加算し、V相の偏磁電流の正値20及び、V相の
偏磁電流の負値21を検知する。カウンタ23はカウン
ト22と同様に、V相の偏磁電流のカウント値33を出
力する。
【0013】図1は本発明のインバータ装置の正負出力
パルス発生の制御ブロック図である。U相の出力パルス
発生について説明する。偏磁電流検知制御1で検知した
U相偏磁電流のカウント値32とカウント値32の前回
値2の差分をとり、他の制御要素で制御したインバータ
周波数4と変調率5から求めた変調波6の零点を正方向
あるいは負方向に移動させ、正側の三角波7,負側の三
角波8と比較し、正側パルス9と負側パルス10を発生
させる。差分が零の時はカウント値32と前回値2が同
値であるので、変調波の零点は移動しない。差分が正の
時はカウント値32が前回値2より、大きいので、偏磁
電流の正値をカウントしたことになり、変圧器は正側に
偏磁しているので、変調波の零点は負方向に移動する。
逆に差分が負の時はカウント値32が前回値2より、小
さいので、偏磁電流の負値をカウントしたことになり、
変圧器は負側に偏磁しているので、変調波の零点は正方
向に移動する。変調波の零点を正方向に移動させると正
側パルスが大きくなり、変調波の零点を負側に移動させ
ると、負側パルスが大きくなり、インバータ装置27の
出力電圧の正負アンバランスを補正し、変圧器の偏磁を
補正することができる。
パルス発生の制御ブロック図である。U相の出力パルス
発生について説明する。偏磁電流検知制御1で検知した
U相偏磁電流のカウント値32とカウント値32の前回
値2の差分をとり、他の制御要素で制御したインバータ
周波数4と変調率5から求めた変調波6の零点を正方向
あるいは負方向に移動させ、正側の三角波7,負側の三
角波8と比較し、正側パルス9と負側パルス10を発生
させる。差分が零の時はカウント値32と前回値2が同
値であるので、変調波の零点は移動しない。差分が正の
時はカウント値32が前回値2より、大きいので、偏磁
電流の正値をカウントしたことになり、変圧器は正側に
偏磁しているので、変調波の零点は負方向に移動する。
逆に差分が負の時はカウント値32が前回値2より、小
さいので、偏磁電流の負値をカウントしたことになり、
変圧器は負側に偏磁しているので、変調波の零点は正方
向に移動する。変調波の零点を正方向に移動させると正
側パルスが大きくなり、変調波の零点を負側に移動させ
ると、負側パルスが大きくなり、インバータ装置27の
出力電圧の正負アンバランスを補正し、変圧器の偏磁を
補正することができる。
【0014】V相の出力パルスは、U相と同様に、V相
偏磁電流のカウント値33とカウント値33の前回値3
の差分をとり、U相のパルス発生器11と同様のV相の
パルス発生器12でV相の正負のパルスを発生する。
偏磁電流のカウント値33とカウント値33の前回値3
の差分をとり、U相のパルス発生器11と同様のV相の
パルス発生器12でV相の正負のパルスを発生する。
【0015】
【発明の効果】本発明によれば、インバータ装置の出力
電圧が正負アンバランスし、変圧器が偏磁した際、変圧
器の偏磁電流を検知し、インバータ装置の出力電圧の正
負アンバランスを補正し、変圧器の偏磁を補正する。
電圧が正負アンバランスし、変圧器が偏磁した際、変圧
器の偏磁電流を検知し、インバータ装置の出力電圧の正
負アンバランスを補正し、変圧器の偏磁を補正する。
【図1】インバータ装置の正負出力パルスの制御のブロ
ック図。
ック図。
【図2】偏磁電流検知の制御のブロック図。
【図3】静止形補助電源装置の主回路図。
1…偏磁電流検知制御、2…U相偏磁電流カウント前回
値、3…V相偏磁電流カウント前回値、4…インバータ
周波数、5…変調率、6…変調波、7…正側三角波、8
…負側三角波、9…正側パルス発生器、10…負側パル
ス発生器、11…U相パルス発生器、12…V相パルス
発生器。
値、3…V相偏磁電流カウント前回値、4…インバータ
周波数、5…変調率、6…変調波、7…正側三角波、8
…負側三角波、9…正側パルス発生器、10…負側パル
ス発生器、11…U相パルス発生器、12…V相パルス
発生器。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 櫛田 俊幸 東京都足立区中川四丁目13番17号 日立テ クノエンジニアリング株式会社内
Claims (2)
- 【請求項1】架線から直流電力を集電し、上記直流電力
を交流電力に変換するインバータ装置と、上記インバー
タ装置の出力電圧を変圧する変圧器と、上記インバータ
装置の出力矩形波電圧を正弦波電圧に波形整形する交流
リアクトルと、交流コンデンサから成る車両用静止形補
助電源装置において、 上記インバータ装置の出力電圧の正負アンバランスによ
り発生する上記変圧器の偏磁電流を検知し、偏磁電流を
検知後、上記インバータ装置の変調波の零点を偏磁電流
分だけ正方向あるいは負方向に移動させ、上記インバー
タ装置の出力する正側パルスと負側パルスの面積が等し
くなるように制御し、出力電圧の正負アンバランスを補
正し、上記変圧器の偏磁を補正することを特徴とする車
両用静止形補助電源装置。 - 【請求項2】請求項1において、上記偏磁電流の検知
は、上記インバータ装置の出力電流の瞬時値が正方向に
出力電流の実行値の数倍の電流が流れた時に、正側の偏
磁電流を検知、上記インバータ装置の出力電流の瞬時値
が負方向に出力電流の実行値の数倍の電流が流れた時に
負側の偏磁電流を検知する車両用静止形補助電源装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP9556097A JPH10290501A (ja) | 1997-04-14 | 1997-04-14 | 車両用静止形補助電源装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP9556097A JPH10290501A (ja) | 1997-04-14 | 1997-04-14 | 車両用静止形補助電源装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH10290501A true JPH10290501A (ja) | 1998-10-27 |
Family
ID=14140983
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP9556097A Pending JPH10290501A (ja) | 1997-04-14 | 1997-04-14 | 車両用静止形補助電源装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH10290501A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2013531461A (ja) * | 2010-06-29 | 2013-08-01 | エーシー プロパルジョン, インコーポレッド | 一体型充電を用いたオープンデルタモータ駆動装置 |
-
1997
- 1997-04-14 JP JP9556097A patent/JPH10290501A/ja active Pending
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2013531461A (ja) * | 2010-06-29 | 2013-08-01 | エーシー プロパルジョン, インコーポレッド | 一体型充電を用いたオープンデルタモータ駆動装置 |
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