JPH1028739A - 医療用穿刺具 - Google Patents
医療用穿刺具Info
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Abstract
射針を関係者が傷付けられ二次感染を受ける心配なく安
全に廃棄させる。 【解決手段】 保持部材1に内部前後を遮断または連通
する停止部材11を取付け、一端の突起5と停止部材1
1とに内針ハブ28を挟み固定して留置針21を保持部
材1の前方へ突出させ、保護カバー体16で包んだ。保
護カバー体16を保持部材1の後端部につけ替えて施術
し、停止部材11を動かして内針体25を保護カバー体
16に落とし込み封入状態で廃棄するものである。
Description
管などへ径皮的に穿刺する留置用または注射用の穿刺
具、詳しくは使用後に血液などが付着している内針体ま
たは注射針を安全な状態で廃棄することができる機能を
具えた穿刺具に関するものである。
ら抜取った留置針における内針、或いは目的部位に穿刺
し注射や採血を行ってから抜取った注射器における注射
針には被療者の血液や体液が溜まっている。これらに含
まれている細菌やウイルスが次の被療者に感染するのを
防止するため、内針や注射針は使い捨てとされるが、感
染防止は被療者に限らず施術者やその補助者から廃棄物
回収業者に至る全ての関係者に対して配慮しなければな
らない。
は、施術のための留置針を取り外して空となっている包
装ケースに再び収納して廃棄することが広く行われてい
る。この場合、収納以後は安全であるが、収納のため内
針および包装ケースのそれぞれを別の手に持って扱うの
で、内針を包装ケースに近づけて差込もうとするとき、
手元が狂って先端の刃によって包装ケースを持っている
手を傷付ける心配が多分にある。
体と内針体との二重構造である留置針のカニューレ体を
人体に留置して内針体を抜取ったとき、内針先端をキャ
ップで自動的に覆うことにより指先などを傷付ける機会
をなくすことが特開平3−191965号公報に提示さ
れている。即ち、このものは蛇腹状、テレスコープ状ま
たはコイルばね状の伸縮体の先端にキャップを取り付け
てカニューレハブに係合するとともに、伸縮体の基端を
内針ハブに固着した構成であって、伸縮体を収縮させた
状態で施術を行うものである。
用意に伸長することがないように充分に注意しながら取
り扱わなければならず、そのために施術に注意を集中さ
せにくい、という問題がある。また、伸長させたとき内
針とほぼ同じ長さとなる伸縮体を収縮させると外径がか
なり大きいものとなり、ハブの全外周から大きく突出す
る。このため、カニューレハブや内針ハブの附近を持っ
て穿刺を行うとき、伸縮体が邪魔になって操作性がよく
ない、という不都合がある。
の針基を引掛けて注射筒を引張ることにより注射針を分
離する手段をふた体に設け、分離した注射針がそのまま
容器体に落下収容されるようにした硬質の廃棄容器が特
開平1−52480号公報、特開平1−136665号
公報に提示されている。そして、この廃棄容器を使用す
ると、注射針を手に触れることなく分離することがで
き、且つ収容した注射針は容器体を突き破らないので関
係者の安全を期することができる、とされている。
に分離収容するまでの間、付着血液が触れたり指などを
傷付けたりする機会が皆無でなく、依然として感染の危
険が残っている。また、多数本の注射針が溜まるまで長
い期間放置すると、誤って倒したときふた体の開口から
注射針がとび出す、という心配がある。
において使用済みの内針を包装ケースに戻して廃棄する
という広く行われている方法はきわめて危険であり、そ
の対応として提案されている前記特開平3−19196
5号公報記載のものは施術時の操作性に難点がある。ま
た、注射器において使用済みの注射針を専用の廃棄容器
に分離収容させるという前記特開平1−52480号公
報などに記載のものは、使用を終ってから分離収容する
までの間の安全性などに問題がある。
題としてなされたものであり、留置針の内針体および注
射器の注射針のいずれに適用しても指などを傷付ける心
配なく安全に廃棄することができる手段を提供すること
を目的とする。
筒状であって先端の開口部分に内向きの突起を有する保
持部材に、その内部の少なくとも一部を前後に遮断する
位置と開放する位置とに可動の停止部材を取付け、針部
材の針基を突起と停止部材との間に挟み固定して針体を
保持部材の前方へ突出させるとともに、保持部材の先端
部に針体を包んで保護カバー体を結合し、この保護カバ
ー体は先端部から取外して後端部に結合可能とした。
針の内針体、注射器の注射針のいずれかであり、後二者
の場合はそれらの注射筒の先端部を保持部材の後端部に
取外し可能に嵌込んで針取付部を停止部材を貫通して針
基に結合させた。
保護カバー体で包んだ状態で出荷、流通、保管を行い、
施術の際は保護カバー体を外して前記前者の場合は保持
部材の後端部に結合し、前記後二者の場合は近くに置
き、露出した針体を目的部位に穿刺するものである。後
端部に結合されている保護カバー体または注射筒は施術
者が持つことのできる部分を大幅に拡張し、操作性を向
上させる。また、停止部材は全外周から突出していない
ので操作性を損なうことがない。
き、前記前者のものはそのまま、前記後二者の場合は注
射筒を分離して保護カバー体を保持部材の後端部に結合
し、停止部材を開放位置に動かして針体が上向きとなる
ように直立させる。これにより、針体は自重で保護ケー
ス体に落ち込むので、停止部材を再び閉鎖位置に動かし
て封入することにより、手などを傷付ける心配なく使用
済みの内針や注射針を安全な状態で処理し廃棄すること
ができるものである。
形態のいくつかを説明する。
持部材1は硬質合成樹脂製の短い円筒形に作られてお
り、両端が開口3,4しているとともに先端の開口3に
は周壁2から内向きに突設した環状の突起5が設けられ
ており、周壁2の後端部外側周面はローレットまたは多
数の凹凸を有する結合部6を形成している。また、この
保持部材1の中央部分において、周壁2には軸心に直角
の面上に位置させて各二つの案内溝7と溝状孔8とがそ
れぞれ向かい合い且つ互いに直角方向に設けられてい
る。
円形板状であって、保持部材1の内径とほぼ等しい径の
通孔12と保持部材1の内部を前後に遮断する閉止壁1
3とを有しており、短径側の両側縁を案内溝7に嵌込ん
で溝状孔8から保持部材1に差込まれている。この停止
部材11は保持部材1の内部を通孔12によって前後に
完全に連通させる位置と、閉止壁13によって前後を完
全に遮断する位置との間を往復移動可能である。
であって、周壁17の先端が頂壁18によって塞がれて
いるとともに基端部に拡径された差込口19を有してい
る。
形態を示しており、合成樹脂製の柔軟な細管からなるカ
ニューレ23およびその基端に一体成形された硬質筒状
のカニューレハブ24によって形成されたカニューレ体
22と、カニューレ23にほぼ隙間なく挿通される径と
され先端に穿刺刃27を有する金属製の内針26および
その基端を固定させた硬質合成樹脂製の内針ハブ28に
よって形成された内針体25とによって構成された留置
針21に適用したものである。
これよりも大径の基端部28bとを有しており、先端部
28aにカニューレハブ24が嵌装して穿刺刃27を先
端から突出させた状態で内針26をカニューレ23に挿
通させている。また、基端部28bには空気を通過させ
るが血液や体液は通過させないフイルタ29が装入固定
されている。
端部28bが保持部材1に挿入されて突起5と閉止壁1
3とに前後隙間なく挟まれることによって保持部材1に
固定され、差込口19を保持部材1の先端部に嵌装した
保護カバー体16によって前方へ突出している内針26
とカニューレ体22とが包まれた状態でフイルム包装さ
れ出荷、流通、保管が行われるものである。
6を外してその差込口19を結合部6に嵌装してそのロ
ーレットまたは凹凸に喰付かせることにより、保持部材
1の後端部につけ替え結合し、内針26とカニューレ体
22とを露出する(図3のA参照)。
針ハブ28を親指と人差し指とで挟み持って穿刺を行う
が、残りの指を保持部材1や保護カバー体16に引掛け
るか、或いは全ての指で保持部材1と保護カバー体16
とを挟み持つことによって安定よく操作することができ
る。このとき、停止部材11は板状であって一側方へ突
出しているだけであるので操作の邪魔にならない。
置したまま内針体25を抜去したとき、通孔12が保持
部材1の内部を前後に完全に連通させる位置に停止部材
11を押して移動させ、内針体25が上向きとなるよう
に保護カバー体16を直立させる。内針体25は自重で
通孔12を通って保持部材1を通過し、保護カバー体1
6に落ち込む(図3のB参照)。
カバー体16の内径とは小さい寸法差とされており、こ
のことにより僅かに傾けて基端部28bを周壁17に接
触させることにより、内針体25はゆっくりと落下す
る。
したとき、閉止壁13が保持部材1の内部を前後に完全
に遮断する位置に停止部材11を押し戻して内針体25
を保護カバー体16にとび出し不可に収納する(図3の
C参照)。そして、この状態で廃棄するものである。
1,2に記載した発明に対応するものであり、内針体2
5,内針26,内針ハブ28は本発明における針部材,
針体,針基に相当する。そして、この形態によると、保
持部材1および保護カバー体16を留置針21の包装ケ
ースと使用済み内針体25の廃棄容器とに兼用し有効に
活用しているので経済的である。また、保護カバー体1
6を外すだけの簡単な操作で留置針21が穿刺可能な状
態となり、且つ停止部材11を押して往復動させ保護カ
バー体16を直立させる、というきわめて簡単な手順で
使用済みの内針体25に手などを近づけ或いは触れるこ
となく、片手のみの操作で廃棄可能な状態とすることが
でき安全である。
形態を示しており、シリンダ筒32,ピストン34から
なる注射筒31のシリンダ筒32の先端部が保持部材1
に後方の開口4から密に嵌込まれ、シリンダ筒32の先
端から突出した針取付部33が内針ハブ28の基端部2
8bに嵌込まれている。停止部材11は通孔12と閉止
壁13との間に針取付部33を貫通させる小孔14を有
しており、基端部28bが小孔14の周縁部と突起5と
に前後隙間なく嵌込まれることによって留置針21が保
持部材1に固定されている。
明を適用したものであって、保持部材1,保護カバー体
16,留置針21の形状、構造および機能は第一の実施
の形態のものと同じであるので、共通個所に同一符号を
付して示し、その説明は省略する。但し、内針体25は
フイルタ29を有していない。
1に留置針21と注射筒31とを反対方向へ突出させて
取付け、留置針21を保護カバー体16で包んだ状態で
フイルム包装され出荷、流通、保管が行われる。
6を外して紛失しないように身近に置き、露出した留置
針21を目的部位に穿刺する。そして、ピストン34を
引いて血液、体液がシリンダ筒32に吸引されることに
よって穿刺を確認したとき、カニューレ体22を残置し
て内針体25を抜去し、注射筒31を保持部材1から抜
去する。
端部に結合し、通孔12が保持部材1の内部を前後に完
全に連通させる位置に停止部材11を押して移動させ、
内針体25が上向きとなるように保護カバー体16を直
立させる。内針体25は自重で通孔12を通って保持部
材1を通過し、保護カバー体16に落ち込む(図6のA
参照)。
したとき、閉止壁13が保持部材1の内部を前後に完全
に遮断する位置に停止部材11を押し移動させて内針体
25を保護カバー体16にとび出し不可に収納する(図
6のB参照)。そして、この状態で廃棄するものであ
る。注射筒31は人を傷付ける危険な部分を持たないの
で、一般に行われている手段で廃棄することができる。
ーレハブ24,内針ハブ28,保持部材1,注射筒31
の任意の個所を持つことができるので安定よく持って操
作することができる。このとき、停止部材11は板状で
あって直径方向へ突出しているので、操作の著しい邪魔
とならない。また、内針ハブ28の基端部28bの外径
と保護カバー体16の内径とは小さい寸法差とされてい
るので、使用済みの内針体25を保護カバー体16の中
にゆっくりと落下させて収納することができる。
1,3に記載した発明に対応しており、保持部材1と保
護カバー体16とを有効活用し経済的であること、操作
が簡単であること、使用済み内針体25を安全に廃棄可
能な状態にできること、は第一の実施の形態のものと同
じである。
示しており、シリンダ筒42,ピストン44からなる注
射筒41のシリンダ筒42の先端から突出した針取付部
43に注射針45の針基47が嵌装している。針基47
は小径の先端部47aと大径の基端部47bとを有して
いる。
適用したものであって、保持部材1,停止部材11,保
護カバー体26の形状、構造および機能は第二の実施の
形態のものと同じであるので、共通個所に同一符号を付
して示し、その説明は省略する。
の基端部47bが保持部材1に挿入されて突起5と停止
部材11の小孔14の周縁部とに前後隙間なく挟まれる
ことによって注射針45が保持部材1に固定され、シリ
ンダ筒42の先端部が保持部材1に後方から密に嵌込ま
れ針取付部43が小孔14を貫通して基端部47bに嵌
込まれることによって注射筒41が保持部材1に取付け
られ、注射針45を保護カバー体16で包んだ状態でフ
イルム包装され出荷、流通、保管が行われる。
6を外して紛失しないように身近に置き、露出した注射
針45の針体46を目的部位に穿刺し、ピストン44を
押して薬液を人体に注入する。薬液は注射筒41に予め
封入しておく場合と、注射時に注射針45を通して吸引
する場合とがある。
ったとき、注射筒41を保持部材1から抜去して保護カ
バー体16を保持部材1の後端部に結合し、通孔12が
保持部材1の内部を前後に完全に連通する位置に停止部
材11を押して移動させる。
で使用済みの注射針45を廃棄可能な状態とするもので
あり、注射針45は自重で保護カバー体16に落ち込む
図8のAに示す状態を経て、停止部材11の閉止壁13
によってとび出し不可に保護カバー体16に収納された
図8のBに示す状態とされる。
注射器と全く同じ取扱いで操作することができ、停止部
材11は板状であって直径方向へ突出しているだけであ
るので、操作の著しい邪魔とならない。また、針基47
の基端部47bの外径と保護カバー体16の内径とは小
さい寸法差とされているので、使用済みの注射針45は
保護カバー体16の中にゆっくりと落下して収納され
る。
1,4に記載した発明に対応しており、保持部材1と保
護カバー体16とを有効活用し経済的であること、操作
が簡単であること、使用済み注射針45を安全に廃棄可
能な状態にできること、は第一および第二の実施の形態
のものと同じである。
る停止部材11は、通孔12,小孔14,閉止壁13を
順に並べて有しており、施術時に保持部材1の両側方へ
突出しているため邪魔な場合がある。
ものであって、この停止部材51は長円形板状とされ、
保持部材の内径とほぼ等しい径の通孔52と、注射筒の
針取付部を貫通させる小孔53とを有しており、シリコ
ンゴムなどの高弾性材料で作られている薄板状のパッキ
ング54が小孔53を覆って取付けられている。パッキ
ング54は周縁部が停止部材51に固着され、小孔53
と同一中心に放射方向の多数の切込み55を有してい
る。
ッキング54の切込み55で分割された部分を押し拡げ
て内針ハブ28または針基47に嵌込み結合される。ま
た、パッキング54は通常は小孔53を閉鎖しているの
で、使用済みの内針体25または注射針45を保護カバ
ー体16に落とし込んだとき、パッキング54が保持部
材1の内部を前後に完全に遮断する位置とすることによ
り、このパッキング54および停止部材51のこれが取
付けられている部分が閉止壁56として働く。
51は同一位置とされるので、第一の実施の形態におけ
る停止部材11と同様、保持部材1の一側方のみへ突出
していることとなり、操作の邪魔が低減されるものであ
る。
突出させ或いは後方へ通過させるように働く停止部材を
取付けた保持部材の先端部に、その後端部につけ替え可
能とした保護カバー体を結合して針部材を包み込んだ本
発明によると、保持部材の後端部に結合した保護カバー
体に自重で落とし込んで停止部材で封入する、という簡
単な手順で使用済みの針部材に手などを近づけ或いは触
れることなく、従って留置針および注射器のいずれの取
扱いにおいても手を傷付けて細菌、ウィルスなどに感染
する心配なく収容し安全な状態で廃棄することができる
ものである。
針部材の包装ケースおよび使用済み針部材の廃棄容器の
両方に活用させるので、空の包装ケースを廃棄したり専
用の廃棄容器を準備することがなくなり、きわめて経済
的である。
体または注射筒が長く延びているので、施術者が手に持
つことができる範囲が大幅に広くなって操作性が向上す
るものである。
図。
図。
図。
図。
材,12,52通孔,13,56閉止壁,14,53小
孔,16保護カバー体,21留置針,25内針体,28
内針ハブ,31,41注射筒,33,43針取付部,4
5注射針,47針基,
Claims (4)
- 【請求項1】 両端が開口した筒状であって先端の開口
部分に内向きの突起を有する保持部材と、前記保持部材
に取付けられてその内部の少なくとも一部を前後に遮断
する位置と開放する位置とに可動の停止部材と、針基が
前記突起と停止部材とに挟み固定されて針体が前記保持
部材の前方へ突出させられている針部材と、前記針体を
包んで前記保持部材の先端部に結合されている保護カバ
ー体とを具え、前記保護カバー体は前記保持部材の先端
部から取外して後端部に結合可能とされている、ことを
特徴とする医療用穿刺具。 - 【請求項2】 請求項1に記載した医療用穿刺具におい
て;前記針部材が留置針の内針体であり、前記針基であ
る内針ハブが前記突起と停止部材とに挟み固定されて前
記針体である内針が前記保持部材の前方へ突出させられ
ている、ことを特徴とする医療用穿刺具。 - 【請求項3】 請求項1に記載した医療用穿刺具におい
て;前記針部材が注射筒付き留置針の内針体であり、前
記注射筒の先端部が前記保持部材の後端部に取外し可能
に嵌込まれ針取付部が前記停止部材を貫通して前記針基
である内針ハブに結合されている、ことを特徴とする医
療用穿刺具。 - 【請求項4】 請求項1に記載した医療用穿刺具におい
て;前記針部材が注射器の注射針であり、前記注射器の
注射筒の先端部が前記保持部材の後端部に取外し可能に
嵌込まれ針取付部が前記停止部材を貫通して前記針基に
結合されている、ことを特徴とする医療用穿刺具。
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JPH1028739A true JPH1028739A (ja) | 1998-02-03 |
JP3715379B2 JP3715379B2 (ja) | 2005-11-09 |
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---|---|---|---|
JP20538796A Expired - Lifetime JP3715379B2 (ja) | 1996-07-16 | 1996-07-16 | 医療用穿刺具 |
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JP (1) | JP3715379B2 (ja) |
Cited By (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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KR101940085B1 (ko) * | 2018-03-29 | 2019-01-18 | (주)풍림파마텍 | 주사바늘 재사용 방지캡 |
-
1996
- 1996-07-16 JP JP20538796A patent/JP3715379B2/ja not_active Expired - Lifetime
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