JPH10285894A - コントローラ一体型ブラシレスモータ - Google Patents
コントローラ一体型ブラシレスモータInfo
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- JPH10285894A JPH10285894A JP7966197A JP7966197A JPH10285894A JP H10285894 A JPH10285894 A JP H10285894A JP 7966197 A JP7966197 A JP 7966197A JP 7966197 A JP7966197 A JP 7966197A JP H10285894 A JPH10285894 A JP H10285894A
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Landscapes
- Brushless Motors (AREA)
- Insulation, Fastening Of Motor, Generator Windings (AREA)
- Motor Or Generator Frames (AREA)
- Motor Or Generator Current Collectors (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 同時に通電するコイルの複数本のコイル端末
線のプリント基板への半田付けの信頼性を向上させる。 【解決手段】 環状のステータ3の軸心方向の一方側の
端部に、コントローラを備えたプリント基板をスペーサ
5を介して支持させる。ステータ3のステータ鉄心1の
各突極1a〜1lにステータコイル2a〜2lを、複数
の突極1a〜1lに巻装したステータコイル2a〜2l
のグループに同時に通電できるように並列通電巻きで巻
装する。各ステータコイル2a〜2lの並列通電巻きで
一緒に通電する複数本のコイル端末線2tを、同じ位置
でプリント基板の所定の導体層にステータ3に対向する
面側とは反対側で半田付け部7により接続する。スペー
サ5には一緒に通電する複数本のコイル端末線2tを撚
り合わせない状態で一緒に把持する把持部11を設け
る。
線のプリント基板への半田付けの信頼性を向上させる。 【解決手段】 環状のステータ3の軸心方向の一方側の
端部に、コントローラを備えたプリント基板をスペーサ
5を介して支持させる。ステータ3のステータ鉄心1の
各突極1a〜1lにステータコイル2a〜2lを、複数
の突極1a〜1lに巻装したステータコイル2a〜2l
のグループに同時に通電できるように並列通電巻きで巻
装する。各ステータコイル2a〜2lの並列通電巻きで
一緒に通電する複数本のコイル端末線2tを、同じ位置
でプリント基板の所定の導体層にステータ3に対向する
面側とは反対側で半田付け部7により接続する。スペー
サ5には一緒に通電する複数本のコイル端末線2tを撚
り合わせない状態で一緒に把持する把持部11を設け
る。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、ステータ鉄心の各
突極にステータコイルが複数の突極に巻装されている該
ステータコイルのグループ毎に同時に通電できるように
並列通電巻きで巻装されているコントローラ一体型ブラ
シレスモータに関するものである。
突極にステータコイルが複数の突極に巻装されている該
ステータコイルのグループ毎に同時に通電できるように
並列通電巻きで巻装されているコントローラ一体型ブラ
シレスモータに関するものである。
【0002】
【従来の技術】コントローラ一体型ブラシレスモータに
おいては、図4(A)(B)〜図6に示すように、環状
のステータ鉄心1の外周に設けられた複数の突極1a〜
1lにステータコイル2a〜2lからなるコイル体2が
巻装された構造のステータ3を備え、このステータ3の
軸心方向の一方側の端部にはコントローラを備えた環状
のプリント基板4が環状のスペーサ5を介して同軸状に
支持されている。この場合、スペーサ5はステータ鉄心
1の溝に嵌め込み支持された樹脂により形成され、プリ
ント基板4はネジ6でスペーサ5に固定されている。ス
テータコイル2a〜2lの各コイル端末線2tは、プリ
ント基板4の所定の導体層にステータ3に対向する面4
a側とは反対側の面4bで半田付け部7で接続されてい
る。このように半田付け部7を、プリント基板4のステ
ータ3に対向する面4a側とは反対側の面4b側に設け
ているのは、ブラシレスモータを小形化するためステー
タ3とプリント基板4との間隔をできるだけ狭くしてい
る関係で、ステータ3とプリント基板4との間には半田
鏝を挿入して半田付け作業がし難いためである。プリン
ト基板4の面4bの他の部分には、給電や制御信号を与
えるため等の用途の複数本のリード線8が接続され、こ
れらリード線8はクランプ具9でクランプされ、プリン
ト基板4に支持されている。
おいては、図4(A)(B)〜図6に示すように、環状
のステータ鉄心1の外周に設けられた複数の突極1a〜
1lにステータコイル2a〜2lからなるコイル体2が
巻装された構造のステータ3を備え、このステータ3の
軸心方向の一方側の端部にはコントローラを備えた環状
のプリント基板4が環状のスペーサ5を介して同軸状に
支持されている。この場合、スペーサ5はステータ鉄心
1の溝に嵌め込み支持された樹脂により形成され、プリ
ント基板4はネジ6でスペーサ5に固定されている。ス
テータコイル2a〜2lの各コイル端末線2tは、プリ
ント基板4の所定の導体層にステータ3に対向する面4
a側とは反対側の面4bで半田付け部7で接続されてい
る。このように半田付け部7を、プリント基板4のステ
ータ3に対向する面4a側とは反対側の面4b側に設け
ているのは、ブラシレスモータを小形化するためステー
タ3とプリント基板4との間隔をできるだけ狭くしてい
る関係で、ステータ3とプリント基板4との間には半田
鏝を挿入して半田付け作業がし難いためである。プリン
ト基板4の面4bの他の部分には、給電や制御信号を与
えるため等の用途の複数本のリード線8が接続され、こ
れらリード線8はクランプ具9でクランプされ、プリン
ト基板4に支持されている。
【0003】このようなコントローラ一体型ブラシレス
モータにおいては、隣接する突極間にδの間隔(図5B
参照)で存在するスロット開口部の制約により、各突極
1a〜1lに巻装するステータコイル2a〜2lの線径
が制限されている。
モータにおいては、隣接する突極間にδの間隔(図5B
参照)で存在するスロット開口部の制約により、各突極
1a〜1lに巻装するステータコイル2a〜2lの線径
が制限されている。
【0004】その対応策として、従来は図6に示すよう
に、ステータ鉄心1の各突極1a〜1lにステータコイ
ル2a〜2lを、複数の突極(1a,1d,1g,1
j),(1b,1e,1h,1k),(1c,1f,1
i,1l)に巻装されているステータコイルのグループ
(2a,2d,2g,2j),(2b,2e,2h,2
k),(2c,2f,2i,2l)に同時に通電できる
ように並列通電巻きで巻装し、実効線径を大きくしてい
る。なお、ここで各コイル端末線2tのグループ(u
1,u2),(v1,v2),(w1,w2)は、グル
ープ毎に同時に通電するステータコイルのグループ(2
a,2d,2g,2j),(2b,2e,2h,2
k),(2c,2f,2i,2l)の各コイル端末線2
tのグループである。
に、ステータ鉄心1の各突極1a〜1lにステータコイ
ル2a〜2lを、複数の突極(1a,1d,1g,1
j),(1b,1e,1h,1k),(1c,1f,1
i,1l)に巻装されているステータコイルのグループ
(2a,2d,2g,2j),(2b,2e,2h,2
k),(2c,2f,2i,2l)に同時に通電できる
ように並列通電巻きで巻装し、実効線径を大きくしてい
る。なお、ここで各コイル端末線2tのグループ(u
1,u2),(v1,v2),(w1,w2)は、グル
ープ毎に同時に通電するステータコイルのグループ(2
a,2d,2g,2j),(2b,2e,2h,2
k),(2c,2f,2i,2l)の各コイル端末線2
tのグループである。
【0005】前述した図5(A)(B)は、グループ毎
に同時に通電するステータコイルのグループ(2a,2
d,2g,2j),(2b,2e,2h,2k),(2
c,2f,2i,2l)における各コイル端末線2tの
グループ(u1,u2),(v1,v2),(w1,w
2)の状態を示している。これらコイル端末線2tのグ
ループ(u1,u2),(v1,v2),(w1,w
2)においては、結線すべきコイルが別々のスロットか
ら出ているために、ステータ単品にてコイル試験機等で
チェックする際に支障のないように、グループ毎に同時
に通電する2本のコイル端末線2tの各端部では、これ
ら2本のコイル端末線2tは相互に撚り合わされて予備
半田付けされている。
に同時に通電するステータコイルのグループ(2a,2
d,2g,2j),(2b,2e,2h,2k),(2
c,2f,2i,2l)における各コイル端末線2tの
グループ(u1,u2),(v1,v2),(w1,w
2)の状態を示している。これらコイル端末線2tのグ
ループ(u1,u2),(v1,v2),(w1,w
2)においては、結線すべきコイルが別々のスロットか
ら出ているために、ステータ単品にてコイル試験機等で
チェックする際に支障のないように、グループ毎に同時
に通電する2本のコイル端末線2tの各端部では、これ
ら2本のコイル端末線2tは相互に撚り合わされて予備
半田付けされている。
【0006】これら予備半田付けされた2本のコイル端
末線2tは、図4(B)(C)に示すようにプリント基
板4の内周の溝10を経てステータ3に対向する面4a
側とは反対側の面4bで所定の導体層に半田付け部7で
接続されている。
末線2tは、図4(B)(C)に示すようにプリント基
板4の内周の溝10を経てステータ3に対向する面4a
側とは反対側の面4bで所定の導体層に半田付け部7で
接続されている。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、前述し
た構造では、2本のコイル端末線2tが相互に撚り合わ
されて予備半田付けされているため、図4(C)に示す
ようにこれら2本のコイル端末線2tをプリント基板4
の面4b側に密着するように折り曲げることがし難く、
半田付けの作業性が悪く、半田付け部7の品質のバラツ
キも生じ易く、半田付けの信頼性が低い問題点があっ
た。
た構造では、2本のコイル端末線2tが相互に撚り合わ
されて予備半田付けされているため、図4(C)に示す
ようにこれら2本のコイル端末線2tをプリント基板4
の面4b側に密着するように折り曲げることがし難く、
半田付けの作業性が悪く、半田付け部7の品質のバラツ
キも生じ易く、半田付けの信頼性が低い問題点があっ
た。
【0008】本発明の目的は、同時に通電するコイルの
複数本のコイル端末線のプリント基板への半田付けの信
頼性を向上させることができるコントローラ一体型ブラ
シレスモータを提供することにある。
複数本のコイル端末線のプリント基板への半田付けの信
頼性を向上させることができるコントローラ一体型ブラ
シレスモータを提供することにある。
【0009】本発明の他の目的は、複数本のコイル端末
線を把持する把持部の形成を容易に行なえるコントロー
ラ一体型ブラシレスモータを提供することにある。
線を把持する把持部の形成を容易に行なえるコントロー
ラ一体型ブラシレスモータを提供することにある。
【0010】
【課題を解決するための手段】本発明で改良しようとし
ているコントローラ一体型ブラシレスモータは、環状の
ステータの軸心方向の一方側の端部に、コントローラを
備えたプリント基板がスペーサを介して支持され、ステ
ータのステータ鉄心の各突極にステータコイルが、複数
の突極に巻装されている該ステータコイルのグループ毎
に同時に通電できるように並列通電巻きで巻装され、各
ステータコイルの並列通電巻きで一緒に通電する複数本
のコイル端末線が同じ位置でプリント基板の所定の導体
層にステータに対向する面側とは反対側で半田付け接続
されている構造のものである。
ているコントローラ一体型ブラシレスモータは、環状の
ステータの軸心方向の一方側の端部に、コントローラを
備えたプリント基板がスペーサを介して支持され、ステ
ータのステータ鉄心の各突極にステータコイルが、複数
の突極に巻装されている該ステータコイルのグループ毎
に同時に通電できるように並列通電巻きで巻装され、各
ステータコイルの並列通電巻きで一緒に通電する複数本
のコイル端末線が同じ位置でプリント基板の所定の導体
層にステータに対向する面側とは反対側で半田付け接続
されている構造のものである。
【0011】本発明では、スペーサには一緒に通電する
複数本のコイル端末線を撚り合わせない状態で一緒に把
持する把持部が設けられている。
複数本のコイル端末線を撚り合わせない状態で一緒に把
持する把持部が設けられている。
【0012】このような把持部で、複数本のコイル端末
線を撚り合わせない状態で一緒に把持すると、これら複
数本のコイル端末線は相互に撚り合わせて予備半田付け
する必要がなくなるため、これら一緒に通電する複数本
のコイル端末線はプリント基板の面に密着するように折
り曲げることが容易にできるようになり、半田付けの作
業性が良くなり、半田付け部の品質のバラツキも生じ難
くなり、半田付けの信頼性を向上させることができる。
線を撚り合わせない状態で一緒に把持すると、これら複
数本のコイル端末線は相互に撚り合わせて予備半田付け
する必要がなくなるため、これら一緒に通電する複数本
のコイル端末線はプリント基板の面に密着するように折
り曲げることが容易にできるようになり、半田付けの作
業性が良くなり、半田付け部の品質のバラツキも生じ難
くなり、半田付けの信頼性を向上させることができる。
【0013】この場合、把持部は、環状をなすスペーサ
の周面に設けることが好ましい。このようにすると、複
数本のコイル端末線の立ち上げ部の途中で容易にこれら
複数本のコイル端末線を把持することができる。
の周面に設けることが好ましい。このようにすると、複
数本のコイル端末線の立ち上げ部の途中で容易にこれら
複数本のコイル端末線を把持することができる。
【0014】また、把持部はスペーサに一体成形で設け
ることが好ましい。このようにすると、スペーサの成形
時に一緒に該把持部を成形することができる。
ることが好ましい。このようにすると、スペーサの成形
時に一緒に該把持部を成形することができる。
【0015】
【発明の実施の形態】図1(A)(B)(C)及び図2
(A)(B)(C)は本発明に係るコントローラ一体型
ブラシレスモータにおける実施の形態の一例を示したも
ので、図1(A)は本例でのステータとスペーサとの取
り付け状態を示す一部破断正面図、図1(B)は図1
(A)の右側面図、図1(C)は図1(A)のK部の拡
大図、図2(A)は本例でのステータに対するスペーサ
を介してのプリント基板の取り付け状態を示す一部破断
正面図、図2(B)は図2(A)の右側面図,図2
(C)は図2(B)のX−X線断面図である。なお、前
述した図4(A)〜(C)乃至図6と対応する部分には
同一符号を付けて示している。
(A)(B)(C)は本発明に係るコントローラ一体型
ブラシレスモータにおける実施の形態の一例を示したも
ので、図1(A)は本例でのステータとスペーサとの取
り付け状態を示す一部破断正面図、図1(B)は図1
(A)の右側面図、図1(C)は図1(A)のK部の拡
大図、図2(A)は本例でのステータに対するスペーサ
を介してのプリント基板の取り付け状態を示す一部破断
正面図、図2(B)は図2(A)の右側面図,図2
(C)は図2(B)のX−X線断面図である。なお、前
述した図4(A)〜(C)乃至図6と対応する部分には
同一符号を付けて示している。
【0016】このコントローラ一体型ブラシレスモータ
においては、環状をなす樹脂製のスペーサ5の外周面
に、各コイル端末線2tのグループ(u1,u2),
(v1,v2),(w1,w2)の立ち上げ部(引き出
し部)に対応して、これらコイル端末線2tの6つのグ
ループ(u1,u2),(v1,v2),(w1,w
2)を撚り合わせない状態でグループ単位で把持する把
持部11が該スペーサ5に一体成形で設けられている。
把持部11は、図1(C)に示すように、スペーサ5か
ら各コイル端末線を抱き抱えるように片持ち支持で突設
された弾性をもつ1対の湾曲した把持片11a,11b
と、これら把持片11a,11bの間に形成された線挿
入間隙部11cとで構成されている。各把持片11a,
11bは、スペーサ5側が凹面となるように湾曲されて
いる。線挿入間隙部11cの間隙幅は、1本のコイル端
末線2tの直径より若干狭く形成されている。
においては、環状をなす樹脂製のスペーサ5の外周面
に、各コイル端末線2tのグループ(u1,u2),
(v1,v2),(w1,w2)の立ち上げ部(引き出
し部)に対応して、これらコイル端末線2tの6つのグ
ループ(u1,u2),(v1,v2),(w1,w
2)を撚り合わせない状態でグループ単位で把持する把
持部11が該スペーサ5に一体成形で設けられている。
把持部11は、図1(C)に示すように、スペーサ5か
ら各コイル端末線を抱き抱えるように片持ち支持で突設
された弾性をもつ1対の湾曲した把持片11a,11b
と、これら把持片11a,11bの間に形成された線挿
入間隙部11cとで構成されている。各把持片11a,
11bは、スペーサ5側が凹面となるように湾曲されて
いる。線挿入間隙部11cの間隙幅は、1本のコイル端
末線2tの直径より若干狭く形成されている。
【0017】このような把持部11を備えたスペーサ5
はステータ鉄心1の溝に嵌め込み支持され、プリント基
板4はネジ6でスペーサ5に固定されている。ステータ
コイル2a〜2lの各コイル端末線2tは、一緒に通電
するグループ単位で撚り合わせない状態で把持部11で
把持されて立ち上げられ、図2(B)(C)に示すよう
にプリント基板4の内周の溝10を経てステータ3に対
向する面4a側とは反対側の面4bで所定の導体層に半
田付け部7で接続されている。その他の構成は、従来例
と同様である。
はステータ鉄心1の溝に嵌め込み支持され、プリント基
板4はネジ6でスペーサ5に固定されている。ステータ
コイル2a〜2lの各コイル端末線2tは、一緒に通電
するグループ単位で撚り合わせない状態で把持部11で
把持されて立ち上げられ、図2(B)(C)に示すよう
にプリント基板4の内周の溝10を経てステータ3に対
向する面4a側とは反対側の面4bで所定の導体層に半
田付け部7で接続されている。その他の構成は、従来例
と同様である。
【0018】上記のように把持部11で、複数本のコイ
ル端末線2tを撚り合わせない状態で一緒に把持する
と、これら複数本のコイル端末線2tは相互に撚り合わ
せて予備半田付けする必要がなくなる。このため、これ
ら一緒に通電する複数本のコイル端末線2tは図2
(C)に示すようにプリント基板4の面4bに密着する
ように折り曲げることが容易にできるようになり、半田
付けの作業性が良くなり、半田付け部7の品質のバラツ
キも生じ難くなり、半田付けの信頼性を向上させること
ができる。
ル端末線2tを撚り合わせない状態で一緒に把持する
と、これら複数本のコイル端末線2tは相互に撚り合わ
せて予備半田付けする必要がなくなる。このため、これ
ら一緒に通電する複数本のコイル端末線2tは図2
(C)に示すようにプリント基板4の面4bに密着する
ように折り曲げることが容易にできるようになり、半田
付けの作業性が良くなり、半田付け部7の品質のバラツ
キも生じ難くなり、半田付けの信頼性を向上させること
ができる。
【0019】この場合、本例のように把持部11が環状
をなすスペーサ5の周面に図示のように設けられている
と、複数本のコイル端末線2tの立ち上げ部の途中で容
易にこれら複数本のコイル端末線2tを把持することが
できる。
をなすスペーサ5の周面に図示のように設けられている
と、複数本のコイル端末線2tの立ち上げ部の途中で容
易にこれら複数本のコイル端末線2tを把持することが
できる。
【0020】また、本例のように把持部11はスペーサ
5に一体成形されていると、スペーサ5の成形時に一緒
に該把持部11を成形することができる。
5に一体成形されていると、スペーサ5の成形時に一緒
に該把持部11を成形することができる。
【0021】図3は、把持部11の他の例を示したもの
である。この把持部11においては、スペーサ5から片
持ち支持で1つの把持片11dが立ち上げられ、この把
持片11dはスペーサ5側が凹面となるように湾曲さ
れ、その先端がスペーサ5の外面に線挿入間隙部11c
を隔てて対向するように形成されている。
である。この把持部11においては、スペーサ5から片
持ち支持で1つの把持片11dが立ち上げられ、この把
持片11dはスペーサ5側が凹面となるように湾曲さ
れ、その先端がスペーサ5の外面に線挿入間隙部11c
を隔てて対向するように形成されている。
【0022】このような構造の把持部11でも、前述し
た例と同様の効果を得ることができる。
た例と同様の効果を得ることができる。
【0023】
【発明の効果】本発明に係るコントローラ一体型ブラシ
レスモータでは、一緒に通電する複数本のコイル端末線
を一緒に把持する把持部をスペーサに設けているので、
これら複数本のコイル端末線は相互に撚り合わせて予備
半田付けする必要がなくなり、このためこれら一緒に通
電する複数本のコイル端末線はプリント基板の面に密着
するように折り曲げることが容易にできるようになり、
従って半田付けの作業性が良くなり、半田付け部の品質
のバラツキも生じ難くなり、半田付けの信頼性を向上さ
せることができる。
レスモータでは、一緒に通電する複数本のコイル端末線
を一緒に把持する把持部をスペーサに設けているので、
これら複数本のコイル端末線は相互に撚り合わせて予備
半田付けする必要がなくなり、このためこれら一緒に通
電する複数本のコイル端末線はプリント基板の面に密着
するように折り曲げることが容易にできるようになり、
従って半田付けの作業性が良くなり、半田付け部の品質
のバラツキも生じ難くなり、半田付けの信頼性を向上さ
せることができる。
【図1】(A)(B)(C)は本発明に係るコントロー
ラ一体型ブラシレスモータにおける実施の形態の一例を
示したもので、(A)は本例でのステータとスペーサと
の取り付け状態を示す一部破断正面図、(B)は(A)
の右側面図、(C)は(A)のK部の拡大図である。
ラ一体型ブラシレスモータにおける実施の形態の一例を
示したもので、(A)は本例でのステータとスペーサと
の取り付け状態を示す一部破断正面図、(B)は(A)
の右側面図、(C)は(A)のK部の拡大図である。
【図2】(A)(B)(C)は本発明に係るコントロー
ラ一体型ブラシレスモータにおける実施の形態の一例を
示したもので、(A)は本例でのステータに対するスペ
ーサを介してのプリント基板の取り付け状態を示す一部
破断正面図、(B)は(A)の右側面図、(C)は
(A)のX−X線断面図である。
ラ一体型ブラシレスモータにおける実施の形態の一例を
示したもので、(A)は本例でのステータに対するスペ
ーサを介してのプリント基板の取り付け状態を示す一部
破断正面図、(B)は(A)の右側面図、(C)は
(A)のX−X線断面図である。
【図3】把持部の他の例を示した拡大平面図である。
【図4】(A)は従来のコントローラ一体型ブラシレス
モータにおけるステータに対するスペーサを介してのプ
リント基板の取り付け状態を示す一部破断正面図、
(B)は(A)の右側面図、(C)は(B)のY−Y線
断面図である。
モータにおけるステータに対するスペーサを介してのプ
リント基板の取り付け状態を示す一部破断正面図、
(B)は(A)の右側面図、(C)は(B)のY−Y線
断面図である。
【図5】(A)は従来のコントローラ一体型ブラシレス
モータにおけるステータとスペーサとの取り付け状態を
示す一部破断正面図、(B)は(A)の右側面図であ
る。
モータにおけるステータとスペーサとの取り付け状態を
示す一部破断正面図、(B)は(A)の右側面図であ
る。
【図6】従来のコントローラ一体型ブラシレスモータに
おけるコイルの並列通電巻き状態を示す配線図である。
おけるコイルの並列通電巻き状態を示す配線図である。
1 ステータ鉄心 1a〜1l 突極 2 コイル体 2a〜2l ステータコイル 2t コイル端末線 3 ステータ 4 プリント基板 5 スペーサ 6 ネジ 7 半田付け部 8 リード線 9 クランプ具 10 溝 11 把持部 11a,11b,11d 把持片 11c 線挿入間隙部
Claims (3)
- 【請求項1】 環状のステータの軸心方向の一方側の端
部に、コントローラを備えたプリント基板がスペーサを
介して支持され、前記ステータのステータ鉄心の各突極
にステータコイルが、複数の突極に巻装されている該ス
テータコイルのグループ毎に同時に通電できるように並
列通電巻きで巻装され、前記各ステータコイルの並列通
電巻きで一緒に通電する複数本のコイル端末線が同じ位
置で前記プリント基板の所定の導体層に前記ステータに
対向する面側とは反対側で半田付け接続されているコン
トローラ一体型ブラシレスモータにおいて、 前記スペーサには一緒に通電する複数本のコイル端末線
を撚り合わせない状態で一緒に把持する把持部が設けら
れていることを特徴とするコントローラ一体型ブラシレ
スモータ。 - 【請求項2】 前記把持部は環状をなす前記スペーサの
周面に設けられている請求項1に記載のコントローラ一
体型ブラシレスモータ。 - 【請求項3】 前記把持部は前記スペーサに一体成形で
設けられている請求項1または2に記載のコントローラ
一体型ブラシレスモータ。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP7966197A JPH10285894A (ja) | 1997-03-31 | 1997-03-31 | コントローラ一体型ブラシレスモータ |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP7966197A JPH10285894A (ja) | 1997-03-31 | 1997-03-31 | コントローラ一体型ブラシレスモータ |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH10285894A true JPH10285894A (ja) | 1998-10-23 |
Family
ID=13696349
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP7966197A Withdrawn JPH10285894A (ja) | 1997-03-31 | 1997-03-31 | コントローラ一体型ブラシレスモータ |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH10285894A (ja) |
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Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
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-
1997
- 1997-03-31 JP JP7966197A patent/JPH10285894A/ja not_active Withdrawn
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