JPH10285655A - 無線通信システム - Google Patents
無線通信システムInfo
- Publication number
- JPH10285655A JPH10285655A JP9096587A JP9658797A JPH10285655A JP H10285655 A JPH10285655 A JP H10285655A JP 9096587 A JP9096587 A JP 9096587A JP 9658797 A JP9658797 A JP 9658797A JP H10285655 A JPH10285655 A JP H10285655A
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- Japan
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- signal
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- Pending
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- 238000010586 diagram Methods 0.000 description 6
- 230000005236 sound signal Effects 0.000 description 4
- 230000005540 biological transmission Effects 0.000 description 3
- 230000003203 everyday effect Effects 0.000 description 1
- 238000000034 method Methods 0.000 description 1
Landscapes
- Mobile Radio Communication Systems (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 秘話性を要する無線通信を行う場合に盗聴を
防止することができる無線通信システムを提供する。 【解決手段】 基地局と複数の無線機との間で秘話コー
ドを統一させ、その秘話コードによって変復調を行って
無線通信を行う様にした無線通信システムであって、上
記基地局と無線機間とを有線で接続し、その有線を介し
て秘話コードの指定信号を上記基地局から無線機へ供給
する構成となっている。
防止することができる無線通信システムを提供する。 【解決手段】 基地局と複数の無線機との間で秘話コー
ドを統一させ、その秘話コードによって変復調を行って
無線通信を行う様にした無線通信システムであって、上
記基地局と無線機間とを有線で接続し、その有線を介し
て秘話コードの指定信号を上記基地局から無線機へ供給
する構成となっている。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、基地局無線機と複
数の携帯無線機を用いて無線通信を行う無線通信システ
ムに関し、特に、秘話性を要する無線通信を行う場合に
盗聴を防止することができる無線通信システムに関す
る。
数の携帯無線機を用いて無線通信を行う無線通信システ
ムに関し、特に、秘話性を要する無線通信を行う場合に
盗聴を防止することができる無線通信システムに関す
る。
【0002】
【従来の技術】一般に、基地局無線機と複数の携帯無線
機を用いて無線通信を行う無線通信システムが知られて
おり、警察無線、自衛隊の無線等の秘話性を要する無線
通信システムの場合、複数の秘話パターンを有し、それ
らを無線機本体のディップスイッチ等で切り換えて、複
数の無線機の秘話コードを同一にした時のみ通話できる
様にしていた。図4は、上記の様な複数の秘話パターン
をディップスイッチで切り換える従来の無線通信システ
ムの構成図である。なお、図4においては、1つの基地
局に対し1つの携帯無線機(端末)のみを例示してお
り、他の端末は省略されている。図4に示す様に、この
無線通信システムは、無線通信を行う基地局1および携
帯無線機(端末)2を有しており、上記基地局1は音声
を入力するマイク3と、上記マイク3に接続されたA/
D変換器4と、音声を出力するスピーカ5と、上記スピ
ーカ5に接続されたD/A変換器6と、上記A/D変換
器4および上記D/A変換器6に接続されたデジタル変
復調器7と、上記デジタル変復調器7に接続された送信
部8と、上記送信部8に接続されたアンテナ9と、上記
アンテナ9およびデジタル変復調器7に接続された受信
部10とを有すると共に、上記デジタル変復調器7に接
続された秘話コード記憶部11と、上記秘話コード記憶
部11に接続されたディップスイッチ12とを有してい
る。
機を用いて無線通信を行う無線通信システムが知られて
おり、警察無線、自衛隊の無線等の秘話性を要する無線
通信システムの場合、複数の秘話パターンを有し、それ
らを無線機本体のディップスイッチ等で切り換えて、複
数の無線機の秘話コードを同一にした時のみ通話できる
様にしていた。図4は、上記の様な複数の秘話パターン
をディップスイッチで切り換える従来の無線通信システ
ムの構成図である。なお、図4においては、1つの基地
局に対し1つの携帯無線機(端末)のみを例示してお
り、他の端末は省略されている。図4に示す様に、この
無線通信システムは、無線通信を行う基地局1および携
帯無線機(端末)2を有しており、上記基地局1は音声
を入力するマイク3と、上記マイク3に接続されたA/
D変換器4と、音声を出力するスピーカ5と、上記スピ
ーカ5に接続されたD/A変換器6と、上記A/D変換
器4および上記D/A変換器6に接続されたデジタル変
復調器7と、上記デジタル変復調器7に接続された送信
部8と、上記送信部8に接続されたアンテナ9と、上記
アンテナ9およびデジタル変復調器7に接続された受信
部10とを有すると共に、上記デジタル変復調器7に接
続された秘話コード記憶部11と、上記秘話コード記憶
部11に接続されたディップスイッチ12とを有してい
る。
【0003】また、上記端末2も、音声を入力するマイ
ク13と、上記マイク13に接続されたA/D変換器1
4と、音声を出力するスピーカ15と、上記スピーカ1
5に接続されたD/A変換器16と、上記A/D変換器
14および上記D/A変換器16に接続されたデジタル
変復調器17と、上記デジタル変復調器17に接続され
た送信部18と、上記送信部18に接続されたアンテナ
19と、上記アンテナ19およびデジタル変復調器17
に接続された受信部20とを有し、さらに、上記デジタ
ル変復調器17に接続された秘話コード記憶部21と、
上記秘話コード記憶部21に接続されたディップスイッ
チ22とを有している。そして、上記秘話コード記憶部
11、21は、ROM等のメモリから成っており、それ
ぞれ同じ複数の秘話コードを記憶しており、切り換え自
在のディップスイッチ12、22の設定値に対応した秘
話コードを上記デジタル変復調器7、17に出力する様
になっている。
ク13と、上記マイク13に接続されたA/D変換器1
4と、音声を出力するスピーカ15と、上記スピーカ1
5に接続されたD/A変換器16と、上記A/D変換器
14および上記D/A変換器16に接続されたデジタル
変復調器17と、上記デジタル変復調器17に接続され
た送信部18と、上記送信部18に接続されたアンテナ
19と、上記アンテナ19およびデジタル変復調器17
に接続された受信部20とを有し、さらに、上記デジタ
ル変復調器17に接続された秘話コード記憶部21と、
上記秘話コード記憶部21に接続されたディップスイッ
チ22とを有している。そして、上記秘話コード記憶部
11、21は、ROM等のメモリから成っており、それ
ぞれ同じ複数の秘話コードを記憶しており、切り換え自
在のディップスイッチ12、22の設定値に対応した秘
話コードを上記デジタル変復調器7、17に出力する様
になっている。
【0004】次に、動作について説明すると、まず、上
記ディップスイッチ12、22を切り換えて、その各設
定値を予め一致させ、上記各秘話コード記憶部11、2
1から上記各デジタル変復調器7、17へ同じ秘話コー
ドが供給される様にしておく。そうすれば、上記基地局
1から上記端末2へ無線通信を行う場合、上記基地局1
のマイク3より入力された音声信号が上記A/D変換器
4によりデジタル信号に変換され、そのデジタル信号が
上記デジタル変復調器7によって上記秘話コードに従っ
てスクランブル(変調)を施され、上記送信部8および
アンテナ9から無線信号として上記端末2へ送信され
る。そして、上記基地局1よりの無線信号は、上記端末
2のアンテナ19および受信部20により受信され、そ
の受信信号は、上記デジタル変復調器17により上記基
地局1と同じ秘話コードでデースクランブル(復調)さ
れ、上記D/A変換器16およびスピーカ15を介して
音声として出力される。なお、同様に、上記端末2から
基地局1へ無線通信を行う場合は上述した基地局1から
端末2への無線通信の場合と逆の動作となる。すなわ
ち、上記端末2のマイク13より入力された音声信号が
上記A/D変換器14によりデジタル信号に変換され、
そのデジタル信号が上記デジタル変復調器17によって
上記秘話コードに従ってスクランブル(変調)を施さ
れ、上記送信部18およびアンテナ19から無線信号と
して上記基地局1へ送信される。そして、上記端末2よ
りの無線信号は、上記基地局1のアンテナ9および受信
部10により受信され、その受信信号は、上記デジタル
変復調器7により上記端末2と同じ秘話コードでデース
クランブル(復調)され、上記D/A変換器6およびス
ピーカ5を介して音声として出力される。
記ディップスイッチ12、22を切り換えて、その各設
定値を予め一致させ、上記各秘話コード記憶部11、2
1から上記各デジタル変復調器7、17へ同じ秘話コー
ドが供給される様にしておく。そうすれば、上記基地局
1から上記端末2へ無線通信を行う場合、上記基地局1
のマイク3より入力された音声信号が上記A/D変換器
4によりデジタル信号に変換され、そのデジタル信号が
上記デジタル変復調器7によって上記秘話コードに従っ
てスクランブル(変調)を施され、上記送信部8および
アンテナ9から無線信号として上記端末2へ送信され
る。そして、上記基地局1よりの無線信号は、上記端末
2のアンテナ19および受信部20により受信され、そ
の受信信号は、上記デジタル変復調器17により上記基
地局1と同じ秘話コードでデースクランブル(復調)さ
れ、上記D/A変換器16およびスピーカ15を介して
音声として出力される。なお、同様に、上記端末2から
基地局1へ無線通信を行う場合は上述した基地局1から
端末2への無線通信の場合と逆の動作となる。すなわ
ち、上記端末2のマイク13より入力された音声信号が
上記A/D変換器14によりデジタル信号に変換され、
そのデジタル信号が上記デジタル変復調器17によって
上記秘話コードに従ってスクランブル(変調)を施さ
れ、上記送信部18およびアンテナ19から無線信号と
して上記基地局1へ送信される。そして、上記端末2よ
りの無線信号は、上記基地局1のアンテナ9および受信
部10により受信され、その受信信号は、上記デジタル
変復調器7により上記端末2と同じ秘話コードでデース
クランブル(復調)され、上記D/A変換器6およびス
ピーカ5を介して音声として出力される。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上述の
様な従来の無線通信システムでは、上記携帯無線機(端
末)2が盗難にあった場合などに、その盗まれた端末2
のディップスイッチ22を切り換えることによって会話
を盗聴されてしまう可能性があった。すなわち、上記端
末2が盗まれた時点で、盗聴を防止するため、上記基地
局1および残った端末2でディップスイッチ12、22
を切り換えて、その秘話コードを他の秘話コードへ変え
ても、上記盗まれた端末2のディップスイッチ21を色
々と切り換えていれば上記変えた秘話コードに到達して
しまうことがあった。上記秘話コードの数を増やして盗
聴を防止する方法もあるが、上記変えた秘話コードに当
たる確率が減るだけで、時間をかければ盗聴は可能であ
った。例えば、具体的には、8ケタの2進ディップスイ
ッチを使用した場合は28=256通りの秘話コードし
か扱うことができず、盗聴の可能性が高かった。本発明
は、上記事情に鑑みてなされたものであって、秘話性を
要する無線通信を行う場合に盗聴を防止することができ
る無線通信システムを提供することを目的とする。
様な従来の無線通信システムでは、上記携帯無線機(端
末)2が盗難にあった場合などに、その盗まれた端末2
のディップスイッチ22を切り換えることによって会話
を盗聴されてしまう可能性があった。すなわち、上記端
末2が盗まれた時点で、盗聴を防止するため、上記基地
局1および残った端末2でディップスイッチ12、22
を切り換えて、その秘話コードを他の秘話コードへ変え
ても、上記盗まれた端末2のディップスイッチ21を色
々と切り換えていれば上記変えた秘話コードに到達して
しまうことがあった。上記秘話コードの数を増やして盗
聴を防止する方法もあるが、上記変えた秘話コードに当
たる確率が減るだけで、時間をかければ盗聴は可能であ
った。例えば、具体的には、8ケタの2進ディップスイ
ッチを使用した場合は28=256通りの秘話コードし
か扱うことができず、盗聴の可能性が高かった。本発明
は、上記事情に鑑みてなされたものであって、秘話性を
要する無線通信を行う場合に盗聴を防止することができ
る無線通信システムを提供することを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するた
め、本発明は、基地局と複数の無線機との間で秘話コー
ドを統一させることによって無線通信を行う様にした無
線通信システムにおいて、上記基地局と無線機間とを有
線で接続し、その有線を介して秘話コードの指定信号を
上記基地局から無線機へ供給することを特徴とする。本
発明の他の特徴は、上記基地局に接続された有線が、上
記無線機の充電器を介して上記無線機に接続されること
である。本発明の他の特徴は、上記基地局が、所定時間
に上記秘話コードの指定信号としての乱数を発生させる
乱数発生手段と、複数の秘話コードを記憶すると共に上
記発生された乱数に対応した秘話コードを出力する秘話
コード記憶手段と、上記秘話コードに従って変復調を行
う変復調手段とを有し、上記無線機が、複数の秘話コー
ドを記憶すると共に上記基地局より有線を介して送られ
てきた乱数に対応した秘話コードを出力する秘話コード
記憶手段と上記秘話コードに従って変復調を行う変復調
手段とを有することである。
め、本発明は、基地局と複数の無線機との間で秘話コー
ドを統一させることによって無線通信を行う様にした無
線通信システムにおいて、上記基地局と無線機間とを有
線で接続し、その有線を介して秘話コードの指定信号を
上記基地局から無線機へ供給することを特徴とする。本
発明の他の特徴は、上記基地局に接続された有線が、上
記無線機の充電器を介して上記無線機に接続されること
である。本発明の他の特徴は、上記基地局が、所定時間
に上記秘話コードの指定信号としての乱数を発生させる
乱数発生手段と、複数の秘話コードを記憶すると共に上
記発生された乱数に対応した秘話コードを出力する秘話
コード記憶手段と、上記秘話コードに従って変復調を行
う変復調手段とを有し、上記無線機が、複数の秘話コー
ドを記憶すると共に上記基地局より有線を介して送られ
てきた乱数に対応した秘話コードを出力する秘話コード
記憶手段と上記秘話コードに従って変復調を行う変復調
手段とを有することである。
【0007】
【発明の実施の形態】以下、本発明を図示した実施形態
に基づいて説明する。図1は、本発明による無線通信シ
ステムの一実施形態の全体図であり、図2は、図1に示
した基地局および携帯無線機(端末)のブロック構成図
である。まず、図1に示す様に、この無線通信システム
は、1つの基地局24に対して複数の携帯無線機(端
末)25が設けられる構成となっている。そして、図2
に示す様に、上記基地局24は、音声を入力するマイク
26と、上記マイク26に接続されたA/D変換器27
と、音声を出力するスピーカ28と、上記スピーカ28
に接続されたD/A変換器29と、上記A/D変換器2
7および上記D/A変換器29に接続されたデジタル変
復調器30と、上記デジタル変復調器30に接続された
送信部31と、上記送信部31に接続されたアンテナ3
2と、上記アンテナ32およびデジタル変復調器30に
接続された受信部33とを有すると共に、上記デジタル
変復調器30に接続された秘話コード記憶部34と、上
記秘話コード記憶部34に接続された乱数発生部35
と、上記乱数発生部35に接続された時計36と、上記
乱数発生部35に接続されたインターフェース37と、
上記インターフェース37に接続されたコネクタ38−
1とを有している。
に基づいて説明する。図1は、本発明による無線通信シ
ステムの一実施形態の全体図であり、図2は、図1に示
した基地局および携帯無線機(端末)のブロック構成図
である。まず、図1に示す様に、この無線通信システム
は、1つの基地局24に対して複数の携帯無線機(端
末)25が設けられる構成となっている。そして、図2
に示す様に、上記基地局24は、音声を入力するマイク
26と、上記マイク26に接続されたA/D変換器27
と、音声を出力するスピーカ28と、上記スピーカ28
に接続されたD/A変換器29と、上記A/D変換器2
7および上記D/A変換器29に接続されたデジタル変
復調器30と、上記デジタル変復調器30に接続された
送信部31と、上記送信部31に接続されたアンテナ3
2と、上記アンテナ32およびデジタル変復調器30に
接続された受信部33とを有すると共に、上記デジタル
変復調器30に接続された秘話コード記憶部34と、上
記秘話コード記憶部34に接続された乱数発生部35
と、上記乱数発生部35に接続された時計36と、上記
乱数発生部35に接続されたインターフェース37と、
上記インターフェース37に接続されたコネクタ38−
1とを有している。
【0008】そして、上記携帯無線機(端末)25は、
音声を入力するマイク39と、上記マイク39に接続さ
れたA/D変換器40と、音声を出力するスピーカ41
と、上記スピーカ41に接続されたD/A変換器42
と、上記A/D変換器40および上記D/A変換器42
に接続されたデジタル変復調器43と、上記デジタル変
復調器43に接続された送信部44と、上記送信部44
に接続されたアンテナ45と、上記アンテナ45および
デジタル変復調器43に接続された受信部46とを有
し、さらに、上記デジタル変復調器43に接続された秘
話コード記憶部47と、上記秘話コード記憶部47に接
続されたインターフェース48と、上記インターフェー
ス48に接続されたコネクタ49−1とを有している。
そして、上記基地局24のコネクタ38−1と接続可能
なコネクタ38−2と上記端末25のコネクタ49−1
接続可能なコネクタ49−2とが有線50で接続される
様になっている。この実施形態では、図3に示す様に、
上記端末25のコネクタ49−1が充電器51の内底面
のコネクタ49−2を介して上記有線50に着脱自在に
接続される様になっており、上記基地局24のコネクタ
38−1と連接するコネクタ38−2と有線50とが直
接に接続されている。すなわち、通常、上記端末25は
1日 少なくとも1回は上記充電器51に取り付けて充
電を行う様になっているので、上記端末25は上記充電
器51を介して上記有線50に1日1回は接続される。
そして、上記秘話コード記憶部34、47は、ROM等
のメモリから成っており、それぞれ同じ複数の秘話コー
ドを記憶しており、上記乱数発生部35よりの乱数に対
応した秘話コードを上記デジタル変復調器30、43に
出力する様になっている。
音声を入力するマイク39と、上記マイク39に接続さ
れたA/D変換器40と、音声を出力するスピーカ41
と、上記スピーカ41に接続されたD/A変換器42
と、上記A/D変換器40および上記D/A変換器42
に接続されたデジタル変復調器43と、上記デジタル変
復調器43に接続された送信部44と、上記送信部44
に接続されたアンテナ45と、上記アンテナ45および
デジタル変復調器43に接続された受信部46とを有
し、さらに、上記デジタル変復調器43に接続された秘
話コード記憶部47と、上記秘話コード記憶部47に接
続されたインターフェース48と、上記インターフェー
ス48に接続されたコネクタ49−1とを有している。
そして、上記基地局24のコネクタ38−1と接続可能
なコネクタ38−2と上記端末25のコネクタ49−1
接続可能なコネクタ49−2とが有線50で接続される
様になっている。この実施形態では、図3に示す様に、
上記端末25のコネクタ49−1が充電器51の内底面
のコネクタ49−2を介して上記有線50に着脱自在に
接続される様になっており、上記基地局24のコネクタ
38−1と連接するコネクタ38−2と有線50とが直
接に接続されている。すなわち、通常、上記端末25は
1日 少なくとも1回は上記充電器51に取り付けて充
電を行う様になっているので、上記端末25は上記充電
器51を介して上記有線50に1日1回は接続される。
そして、上記秘話コード記憶部34、47は、ROM等
のメモリから成っており、それぞれ同じ複数の秘話コー
ドを記憶しており、上記乱数発生部35よりの乱数に対
応した秘話コードを上記デジタル変復調器30、43に
出力する様になっている。
【0009】次に、上述の如き構成の無線通信システム
の動作について説明する。まず、秘話コードの設定の動
作について説明すると、上記基地局24において上記時
計36によって1日毎の所定時間を計測し、その所定時
間に上記時計36より上記乱数発生部35に乱数発生指
示信号が供給される。上記乱数発生指示信号を入力した
乱数発生部35は、その入力時点の乱数信号を出力し、
その乱数信号は、上記基地局24の秘話コード記憶部3
4へ送られると共に、上記インターフェース37および
コネクタ38および有線50およびコネクタ49および
インターフェース48を介して上記端末25の秘話コー
ド記憶部47へも送られる。そして、上記各秘話コード
記憶部34、47は上記乱数に対応した秘話コードを選
択して各デジタル変復調器30、43へ出力する。従っ
て、上記基地局側と端末側で一致した秘話コードでの変
復調が達成される。
の動作について説明する。まず、秘話コードの設定の動
作について説明すると、上記基地局24において上記時
計36によって1日毎の所定時間を計測し、その所定時
間に上記時計36より上記乱数発生部35に乱数発生指
示信号が供給される。上記乱数発生指示信号を入力した
乱数発生部35は、その入力時点の乱数信号を出力し、
その乱数信号は、上記基地局24の秘話コード記憶部3
4へ送られると共に、上記インターフェース37および
コネクタ38および有線50およびコネクタ49および
インターフェース48を介して上記端末25の秘話コー
ド記憶部47へも送られる。そして、上記各秘話コード
記憶部34、47は上記乱数に対応した秘話コードを選
択して各デジタル変復調器30、43へ出力する。従っ
て、上記基地局側と端末側で一致した秘話コードでの変
復調が達成される。
【0010】次に、上記無線通信システムにおける通信
動作について説明する。上記基地局24から上記端末2
5へ無線通信を行う場合、上記基地局24のマイク26
より入力された音声信号が上記A/D変換器27により
デジタル信号に変換され、そのデジタル信号が上記デジ
タル変復調器30によって上記秘話コードに従ってスク
ランブル(変調)を施され、上記送信部31およびアン
テナ32から無線信号として上記端末25へ送信され
る。そして、上記基地局24よりの無線信号は、上記端
末25のアンテナ45および受信部46により受信さ
れ、その受信信号は、上記デジタル変復調器43により
上記基地局24と同じ秘話コードでデースクランブル
(復調)され、上記D/A変換器42およびスピーカ4
1を介して音声として出力される。次に、上記端末25
から基地局24へ無線通信を行う場合は、上記端末25
のマイク39より入力された音声信号が上記A/D変換
器40によりデジタル信号に変換され、そのデジタル信
号が上記デジタル変復調器43によって上記秘話コード
に従ってスクランブル(変調)を施され、上記送信部4
4およびアンテナ45から無線信号として上記基地局2
4へ送信される。そして、上記端末25よりの無線信号
は、上記基地局24のアンテナ32および受信部33に
より受信され、その受信信号は、上記デジタル変復調器
30により上記端末25と同じ秘話コードでデースクラ
ンブル(復調)され、上記D/A変換器29およびスピ
ーカ28を介して音声として出力される。
動作について説明する。上記基地局24から上記端末2
5へ無線通信を行う場合、上記基地局24のマイク26
より入力された音声信号が上記A/D変換器27により
デジタル信号に変換され、そのデジタル信号が上記デジ
タル変復調器30によって上記秘話コードに従ってスク
ランブル(変調)を施され、上記送信部31およびアン
テナ32から無線信号として上記端末25へ送信され
る。そして、上記基地局24よりの無線信号は、上記端
末25のアンテナ45および受信部46により受信さ
れ、その受信信号は、上記デジタル変復調器43により
上記基地局24と同じ秘話コードでデースクランブル
(復調)され、上記D/A変換器42およびスピーカ4
1を介して音声として出力される。次に、上記端末25
から基地局24へ無線通信を行う場合は、上記端末25
のマイク39より入力された音声信号が上記A/D変換
器40によりデジタル信号に変換され、そのデジタル信
号が上記デジタル変復調器43によって上記秘話コード
に従ってスクランブル(変調)を施され、上記送信部4
4およびアンテナ45から無線信号として上記基地局2
4へ送信される。そして、上記端末25よりの無線信号
は、上記基地局24のアンテナ32および受信部33に
より受信され、その受信信号は、上記デジタル変復調器
30により上記端末25と同じ秘話コードでデースクラ
ンブル(復調)され、上記D/A変換器29およびスピ
ーカ28を介して音声として出力される。
【0011】以上の様に、本実施形態によれば、有線で
秘話コードの設定のための乱数信号を基地局および各端
末へ送って秘話コードの設定を行っているので、従来の
様にディップスイッチを設ける必要がなく、盗まれた場
合にも盗聴の心配もないものである。なお、日付が変わ
る時(夜中の0時)に秘話コードも変更される様にした
場合において、夜中の0時をまたいで端末を使用すると
き、0時以降は基地局からの乱数情報を受けとれず無線
通信が不可となる。そこで、基地局から送出する乱数情
報は、その日と翌日分の2日分を送出するようにしても
よい。
秘話コードの設定のための乱数信号を基地局および各端
末へ送って秘話コードの設定を行っているので、従来の
様にディップスイッチを設ける必要がなく、盗まれた場
合にも盗聴の心配もないものである。なお、日付が変わ
る時(夜中の0時)に秘話コードも変更される様にした
場合において、夜中の0時をまたいで端末を使用すると
き、0時以降は基地局からの乱数情報を受けとれず無線
通信が不可となる。そこで、基地局から送出する乱数情
報は、その日と翌日分の2日分を送出するようにしても
よい。
【0012】また、上述の実施形態では乱数に基づいて
秘話コードを選択するよう構成したが乱数を直接に秘話
コードとして利用してもよい。また、乱数発生器を用い
ずに予め多数用意した秘話コードを順番にあるいはラン
ダムに選択するよう構成してもよい。また、端末局毎に
異なる秘話コードを使用することもでき、基地局側でコ
ードを管理することも容易にできる。それにより、端末
同志でも秘話性を高めることができ、端末の一台が盗ま
れても他の端末の会話を傍受することができなくなる。
また、この実施形態では充電器を介して有線を接続する
様にしたが、これに限定されずマイクを載置するための
マイク置きにコネクタを設けて有線を接続する様にして
も良い。また、上記実施形態では時計で乱数発生のタイ
ミングを取っていたが設定スイッチを設けて、この設定
スイッチを押すことによってタイミングを取る様にして
も良い。
秘話コードを選択するよう構成したが乱数を直接に秘話
コードとして利用してもよい。また、乱数発生器を用い
ずに予め多数用意した秘話コードを順番にあるいはラン
ダムに選択するよう構成してもよい。また、端末局毎に
異なる秘話コードを使用することもでき、基地局側でコ
ードを管理することも容易にできる。それにより、端末
同志でも秘話性を高めることができ、端末の一台が盗ま
れても他の端末の会話を傍受することができなくなる。
また、この実施形態では充電器を介して有線を接続する
様にしたが、これに限定されずマイクを載置するための
マイク置きにコネクタを設けて有線を接続する様にして
も良い。また、上記実施形態では時計で乱数発生のタイ
ミングを取っていたが設定スイッチを設けて、この設定
スイッチを押すことによってタイミングを取る様にして
も良い。
【0013】
【発明の効果】本発明は、以上の様に、有線で秘話コー
ドの設定のための乱数信号を基地局および各端末へ送っ
て秘話コードの設定を行っているので、無線機にスイッ
チを付ける必要が無くなり、盗難にあってもシリアル信
号のフォーマットを知らない限り盗まれた無線機のコー
ドを変更することができない。そのため、他の無線機の
コードを変更すれば盗聴される心配がない。すなわち、
仮に盗まれた無線機が付近にあっても、有線のシリアル
信号で接続されない限りコード設定信号を受け取ること
はできず、他の無線機と同一のコードにすることができ
ないので盗聴することはできない。また、コード設定を
スイッチに頼らないため、スイッチの桁数に制限されず
多数の組み合わせを使用することができる。
ドの設定のための乱数信号を基地局および各端末へ送っ
て秘話コードの設定を行っているので、無線機にスイッ
チを付ける必要が無くなり、盗難にあってもシリアル信
号のフォーマットを知らない限り盗まれた無線機のコー
ドを変更することができない。そのため、他の無線機の
コードを変更すれば盗聴される心配がない。すなわち、
仮に盗まれた無線機が付近にあっても、有線のシリアル
信号で接続されない限りコード設定信号を受け取ること
はできず、他の無線機と同一のコードにすることができ
ないので盗聴することはできない。また、コード設定を
スイッチに頼らないため、スイッチの桁数に制限されず
多数の組み合わせを使用することができる。
【図1】本発明による無線通信システムの一実施形態の
全体図である。
全体図である。
【図2】図1に示した基地局および形態無線機(端末)
のブロック構成図である。
のブロック構成図である。
【図3】図2に示した無線通信システムにおける有線の
接続状態を示す説明図である。
接続状態を示す説明図である。
【図4】従来の無線通信システムのブロック構成図であ
る。
る。
1、24…基地局、 2、25…
端末、3、13、26、39…マイク、4、14、2
7、40…A/D変換器、5、15、28、41…スピ
ーカ、6、16、29、42…D/A変換器、7、1
7、30、43…デジタル変復調器、8、18、31、
44…送信部、9、19、32、45…アンテナ、1
0、20、33、46…受信部、11、21、34、4
7…秘話コード記憶部、12、22…ディップスイッ
チ、35…乱数発生部、 36…
時計、37、48…インターフェース、 3
8、49…コネクタ、50…有線、
51…充電器、
端末、3、13、26、39…マイク、4、14、2
7、40…A/D変換器、5、15、28、41…スピ
ーカ、6、16、29、42…D/A変換器、7、1
7、30、43…デジタル変復調器、8、18、31、
44…送信部、9、19、32、45…アンテナ、1
0、20、33、46…受信部、11、21、34、4
7…秘話コード記憶部、12、22…ディップスイッ
チ、35…乱数発生部、 36…
時計、37、48…インターフェース、 3
8、49…コネクタ、50…有線、
51…充電器、
Claims (3)
- 【請求項1】 基地局と無線機との間で秘話コードを統
一させ、その秘話コードによって変復調を行って無線通
信を行う様にした無線通信システムであって、上記基地
局と無線機間とを有線で接続し、その有線を介して秘話
コードの指定信号を上記基地局から無線機へ供給するこ
とを特徴とする無線通信システム。 - 【請求項2】 上記基地局に接続された有線が、上記無
線機の充電器を介して上記無線機に接続されることを特
徴とする請求項1に記載の無線通信システム。 - 【請求項3】 上記基地局が、所定時間に上記秘話コー
ドの指定信号としての乱数を発生させる乱数発生手段
と、複数の秘話コードを記憶すると共に上記発生された
乱数に対応した秘話コードを出力する秘話コード記憶手
段と、上記秘話コードに従って変復調を行う変復調手段
とを有し、上記無線機が、複数の秘話コードを記憶する
と共に上記基地局より有線を介して送られてきた乱数に
対応した秘話コードを出力する秘話コード記憶手段と上
記秘話コードに従って変復調を行う変復調手段とを有す
ることを特徴とする請求項1に記載の無線通信システ
ム。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP9096587A JPH10285655A (ja) | 1997-03-31 | 1997-03-31 | 無線通信システム |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP9096587A JPH10285655A (ja) | 1997-03-31 | 1997-03-31 | 無線通信システム |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH10285655A true JPH10285655A (ja) | 1998-10-23 |
Family
ID=14169066
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP9096587A Pending JPH10285655A (ja) | 1997-03-31 | 1997-03-31 | 無線通信システム |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH10285655A (ja) |
Cited By (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO2005071858A1 (ja) * | 2004-01-26 | 2005-08-04 | Seiko Epson Corporation | 情報伝送方式、電子装置および無線通信端末 |
JP2005210611A (ja) * | 2004-01-26 | 2005-08-04 | Seiko Epson Corp | 情報伝送方式および電子機器 |
JP2005217799A (ja) * | 2004-01-29 | 2005-08-11 | Seiko Epson Corp | 電子装置 |
JP2008042490A (ja) * | 2006-08-04 | 2008-02-21 | Sharp Corp | 端末認証システム |
US7386324B2 (en) | 2002-04-17 | 2008-06-10 | Lenovo (Singapore) Pte. Ltd. | System and method for dual path terminal connection |
-
1997
- 1997-03-31 JP JP9096587A patent/JPH10285655A/ja active Pending
Cited By (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US7386324B2 (en) | 2002-04-17 | 2008-06-10 | Lenovo (Singapore) Pte. Ltd. | System and method for dual path terminal connection |
WO2005071858A1 (ja) * | 2004-01-26 | 2005-08-04 | Seiko Epson Corporation | 情報伝送方式、電子装置および無線通信端末 |
JP2005210611A (ja) * | 2004-01-26 | 2005-08-04 | Seiko Epson Corp | 情報伝送方式および電子機器 |
JP2005217799A (ja) * | 2004-01-29 | 2005-08-11 | Seiko Epson Corp | 電子装置 |
JP2008042490A (ja) * | 2006-08-04 | 2008-02-21 | Sharp Corp | 端末認証システム |
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