JPH10283703A - ディスククランパ及び前記ディスククランパを備えたディスク駆動装置 - Google Patents
ディスククランパ及び前記ディスククランパを備えたディスク駆動装置Info
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- JPH10283703A JPH10283703A JP9099800A JP9980097A JPH10283703A JP H10283703 A JPH10283703 A JP H10283703A JP 9099800 A JP9099800 A JP 9099800A JP 9980097 A JP9980097 A JP 9980097A JP H10283703 A JPH10283703 A JP H10283703A
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Classifications
-
- G—PHYSICS
- G11—INFORMATION STORAGE
- G11B—INFORMATION STORAGE BASED ON RELATIVE MOVEMENT BETWEEN RECORD CARRIER AND TRANSDUCER
- G11B33/00—Constructional parts, details or accessories not provided for in the other groups of this subclass
- G11B33/12—Disposition of constructional parts in the apparatus, e.g. of power supply, of modules
- G11B33/121—Disposition of constructional parts in the apparatus, e.g. of power supply, of modules the apparatus comprising a single recording/reproducing device
-
- G—PHYSICS
- G11—INFORMATION STORAGE
- G11B—INFORMATION STORAGE BASED ON RELATIVE MOVEMENT BETWEEN RECORD CARRIER AND TRANSDUCER
- G11B17/00—Guiding record carriers not specifically of filamentary or web form, or of supports therefor
- G11B17/02—Details
- G11B17/022—Positioning or locking of single discs
- G11B17/028—Positioning or locking of single discs of discs rotating during transducing operation
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-
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- G11B—INFORMATION STORAGE BASED ON RELATIVE MOVEMENT BETWEEN RECORD CARRIER AND TRANSDUCER
- G11B17/00—Guiding record carriers not specifically of filamentary or web form, or of supports therefor
- G11B17/02—Details
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- G11B17/05—Feeding or guiding single record carrier to or from transducer unit specially adapted for discs not contained within cartridges
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-
- G—PHYSICS
- G11—INFORMATION STORAGE
- G11B—INFORMATION STORAGE BASED ON RELATIVE MOVEMENT BETWEEN RECORD CARRIER AND TRANSDUCER
- G11B7/00—Recording or reproducing by optical means, e.g. recording using a thermal beam of optical radiation by modifying optical properties or the physical structure, reproducing using an optical beam at lower power by sensing optical properties; Record carriers therefor
- G11B7/08—Disposition or mounting of heads or light sources relatively to record carriers
- G11B7/085—Disposition or mounting of heads or light sources relatively to record carriers with provision for moving the light beam into, or out of, its operative position or across tracks, otherwise than during the transducing operation, e.g. for adjustment or preliminary positioning or track change or selection
- G11B7/0857—Arrangements for mechanically moving the whole head
- G11B7/08582—Sled-type positioners
-
- G—PHYSICS
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- G11B17/0288—Positioning or locking of single discs of discs rotating during transducing operation by means for moving the turntable or the clamper towards the disk
Landscapes
- Holding Or Fastening Of Disk On Rotational Shaft (AREA)
- Moving Of Heads (AREA)
- Transmission Devices (AREA)
- Gears, Cams (AREA)
- Feeding And Guiding Record Carriers (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】軽量で、構造及び組立が簡単で、しかもディス
ク上面を広い範囲で押さえることができるディスククラ
ンパを提供することを課題とする。 【解決手段】上昇位置と下降位置との間で変位可能なタ
ーンテーブル46により回転させられるディスク3に記
録された情報の再生又は記録再生を行うディスク駆動装
置で用いられ、ターンテーブル上方に設けられた支持部
材81に回動可能かつ上下方向に変位可能に支持され、
上昇位置に変位したターンテーブル46との間でディス
ク3を挟持するためのディスククランパ80であって、
支持部材の開口に挿嵌される略円筒状の円筒状部83
と、支持部材の上面に支持される前記円筒状部の上部周
囲に一体に設けられたフランジ部84とを有するディス
ククランパ本体82と、ディスククランパ本体82に設
けられ、ターンテーブル4吸着される吸着手段85と、
ディスククランパ本体82の円筒状部83の下部周囲に
一体に形成された径方向に突出する複数のディスク押さ
え突起88とを有する。
ク上面を広い範囲で押さえることができるディスククラ
ンパを提供することを課題とする。 【解決手段】上昇位置と下降位置との間で変位可能なタ
ーンテーブル46により回転させられるディスク3に記
録された情報の再生又は記録再生を行うディスク駆動装
置で用いられ、ターンテーブル上方に設けられた支持部
材81に回動可能かつ上下方向に変位可能に支持され、
上昇位置に変位したターンテーブル46との間でディス
ク3を挟持するためのディスククランパ80であって、
支持部材の開口に挿嵌される略円筒状の円筒状部83
と、支持部材の上面に支持される前記円筒状部の上部周
囲に一体に設けられたフランジ部84とを有するディス
ククランパ本体82と、ディスククランパ本体82に設
けられ、ターンテーブル4吸着される吸着手段85と、
ディスククランパ本体82の円筒状部83の下部周囲に
一体に形成された径方向に突出する複数のディスク押さ
え突起88とを有する。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、ディスク駆動装置
においてターンテーブルとの間でディスクを挟持するデ
ィスククランパ及び該ディスククランパを用いたディス
ク駆動装置に関する。
においてターンテーブルとの間でディスクを挟持するデ
ィスククランパ及び該ディスククランパを用いたディス
ク駆動装置に関する。
【0002】
【従来技術】例えば、CD−ROMドライブやCD−R
ドライブのようなディスク駆動装置にあっては、最近、
光ディスクの回転速度の高速化が図られており、4倍
速、8倍速、12倍速といった高速化が実現している。
ドライブのようなディスク駆動装置にあっては、最近、
光ディスクの回転速度の高速化が図られており、4倍
速、8倍速、12倍速といった高速化が実現している。
【0003】このようなディスク駆動装置にあっては、
光ディスクを再生又は記録再生する場合には、ディスク
の下側から上昇してくるターンテーブルにディスクを載
置し、ターンテーブルの上側に対向して回転可能に設け
られたディスククランパとの間でディスクを挟持して回
転させる。
光ディスクを再生又は記録再生する場合には、ディスク
の下側から上昇してくるターンテーブルにディスクを載
置し、ターンテーブルの上側に対向して回転可能に設け
られたディスククランパとの間でディスクを挟持して回
転させる。
【0004】このようなディスク駆動装置のディスクク
ランパは、従来は、回転時におけるディスクのばたつき
を押さえ、ディスク面が安定した回転を得るために、タ
ーンテーブルの径より大きな径を有するディスククラン
パが用いられていた。
ランパは、従来は、回転時におけるディスクのばたつき
を押さえ、ディスク面が安定した回転を得るために、タ
ーンテーブルの径より大きな径を有するディスククラン
パが用いられていた。
【0005】しかしながら、上述したように、ディスク
の回転が高速になってくると、大きな径のディスククラ
ンパを用いた場合には、ディスククランパの僅かな偏芯
などがディスク駆動装置の振動の原因となってくる。ま
た、ディスクの再生を行う場合には、内周側トラックの
再生と外周側トラックの再生とでディスクの回転速度を
変化させるが、ディスククランパの径が大きくて重量が
大きいと、慣性のために回転速度の円滑な制御ができな
いという問題もある。
の回転が高速になってくると、大きな径のディスククラ
ンパを用いた場合には、ディスククランパの僅かな偏芯
などがディスク駆動装置の振動の原因となってくる。ま
た、ディスクの再生を行う場合には、内周側トラックの
再生と外周側トラックの再生とでディスクの回転速度を
変化させるが、ディスククランパの径が大きくて重量が
大きいと、慣性のために回転速度の円滑な制御ができな
いという問題もある。
【0006】そのため、高速化されたディスク駆動装置
にあっては、ディスククランパの径は、ターンテーブル
の径と同じかそれ以下であることが望ましいとされてい
る。なお、この場合、ターンテーブルの径は、規格とな
っているディスクの記録面との関係から一定の大きさに
限られている。
にあっては、ディスククランパの径は、ターンテーブル
の径と同じかそれ以下であることが望ましいとされてい
る。なお、この場合、ターンテーブルの径は、規格とな
っているディスクの記録面との関係から一定の大きさに
限られている。
【0007】その一方で、回転時におけるディスクのば
たつきを押さえ、ディスク面が安定した回転を得るため
には、依然として、ターンテーブルよりも大きな径のデ
ィスククランパを用いてディスクを上側から押さえるよ
うにしたいという要請もある。
たつきを押さえ、ディスク面が安定した回転を得るため
には、依然として、ターンテーブルよりも大きな径のデ
ィスククランパを用いてディスクを上側から押さえるよ
うにしたいという要請もある。
【0008】
【発明が解決しょうとする課題】本発明は、以上のよう
な要請に鑑みなされたものであり、ディスククランパの
径を大きくすることなく、軽量に維持しつつも、安定し
たディスクの回転が得られるディスククランパ及びその
ようなディスククランパを用いたディスク駆動装置を提
供することを目的とする。
な要請に鑑みなされたものであり、ディスククランパの
径を大きくすることなく、軽量に維持しつつも、安定し
たディスクの回転が得られるディスククランパ及びその
ようなディスククランパを用いたディスク駆動装置を提
供することを目的とする。
【0009】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本発明に係るディスククランパは、上昇位置と下降
位置との間で変位可能なターンテーブルにより回転させ
られるディスクに記録された情報の再生又は記録再生を
行うディスク駆動装置で用いられ、前記ターンテーブル
上方に設けられた支持部材に回動可能かつ上下方向に変
位可能に支持され、上昇位置に変位した前記ターンテー
ブルとの間でディスクを挟持するためのディスククラン
パであって、前記支持部材の開口内に挿嵌される前記タ
ーンテーブルの径とほぼ等しい径を有する略円筒状の円
筒状部と、前記支持部材上面に支持される前記円筒状部
の上部周囲に一体に設けられたフランジ部と、を有する
ディスククランパ本体と、前記ディスククランパ本体に
設けられ、ターンテーブルに吸着される吸着手段と、前
記ディスククランパ本体の円筒状部の下部周囲から径方
向に突出する複数のディスク押さえ突起と、を有するこ
とを特徴とする。
に、本発明に係るディスククランパは、上昇位置と下降
位置との間で変位可能なターンテーブルにより回転させ
られるディスクに記録された情報の再生又は記録再生を
行うディスク駆動装置で用いられ、前記ターンテーブル
上方に設けられた支持部材に回動可能かつ上下方向に変
位可能に支持され、上昇位置に変位した前記ターンテー
ブルとの間でディスクを挟持するためのディスククラン
パであって、前記支持部材の開口内に挿嵌される前記タ
ーンテーブルの径とほぼ等しい径を有する略円筒状の円
筒状部と、前記支持部材上面に支持される前記円筒状部
の上部周囲に一体に設けられたフランジ部と、を有する
ディスククランパ本体と、前記ディスククランパ本体に
設けられ、ターンテーブルに吸着される吸着手段と、前
記ディスククランパ本体の円筒状部の下部周囲から径方
向に突出する複数のディスク押さえ突起と、を有するこ
とを特徴とする。
【0010】以上の構成を有するディスククランパによ
れば、小径かつ軽量のディスククランパでありながら、
ディスク上面を実質的に大きな面積で押さえることがで
き、ディスクのばたつきを防止し、安定したディスクの
回転を可能にすることができる。
れば、小径かつ軽量のディスククランパでありながら、
ディスク上面を実質的に大きな面積で押さえることがで
き、ディスクのばたつきを防止し、安定したディスクの
回転を可能にすることができる。
【0011】また、ディスククランパ本体を一体成形で
形成できるので、製造が容易であり、またディスククラ
ンパを構成する部品点数も2個なので、組立も容易に行
える。
形成できるので、製造が容易であり、またディスククラ
ンパを構成する部品点数も2個なので、組立も容易に行
える。
【0012】この場合、前記複数のディスク押さえ突起
は、円周方向に等間隔で設けられた3個の突起から構成
することが好ましい。また、前記ディスクランパ本体の
フランジ部の前記ディスク押さえ突起と対応する位置に
開口を形成し、それによりディスククランパ本体を一体
成形可能にすることが好ましい。
は、円周方向に等間隔で設けられた3個の突起から構成
することが好ましい。また、前記ディスクランパ本体の
フランジ部の前記ディスク押さえ突起と対応する位置に
開口を形成し、それによりディスククランパ本体を一体
成形可能にすることが好ましい。
【0013】また、本発明の他の態様は、上昇位置と下
降位置との間で変位可能に構成され、ディスクを回転駆
動するためのターンテーブルを備えたディスク装置本体
と;前記ディスク装置本体に対して、ディスク再生位置
とディスク着脱との間で移動可能に設けられ、ディスク
が載置されるディスク載置面を有するディスクトレイ
と;前記ディスク装置本体内で前記ターンテーブルの上
方に該ターンテーブルと間隔を置いて設けられた支持部
材と、前記支持部材に回動可能かつ上下方向に変位可能
に支持され、上昇位置に変位した前記ターンテーブルと
の間で前記ディスクトレイによりディスク再生位置に運
ばれてきたディスクを挟持するディスククランパと、を
有するディスク駆動装置において、前記ディスククラン
パが、前記支持部材の開口に挿嵌される前記ターンテー
ブルの径とほぼ等しい径を有する略円筒状の円筒状部
と、前記支持部材上面に支持される前記円筒状部の上部
周囲に一体に設けられたフランジ部と、を有するディス
ククランパ本体と、前記ディスククランパ本体内に収容
され、ターンテーブルに吸着される吸着手段と、を有す
るディスク駆動装置において、前記ディスククランパ本
体の円筒状部の下部周囲に、径方向に突出する円周方向
に等間隔で設けられた複数のディスク押さえ突起を一体
に形成したことを特徴とする。
降位置との間で変位可能に構成され、ディスクを回転駆
動するためのターンテーブルを備えたディスク装置本体
と;前記ディスク装置本体に対して、ディスク再生位置
とディスク着脱との間で移動可能に設けられ、ディスク
が載置されるディスク載置面を有するディスクトレイ
と;前記ディスク装置本体内で前記ターンテーブルの上
方に該ターンテーブルと間隔を置いて設けられた支持部
材と、前記支持部材に回動可能かつ上下方向に変位可能
に支持され、上昇位置に変位した前記ターンテーブルと
の間で前記ディスクトレイによりディスク再生位置に運
ばれてきたディスクを挟持するディスククランパと、を
有するディスク駆動装置において、前記ディスククラン
パが、前記支持部材の開口に挿嵌される前記ターンテー
ブルの径とほぼ等しい径を有する略円筒状の円筒状部
と、前記支持部材上面に支持される前記円筒状部の上部
周囲に一体に設けられたフランジ部と、を有するディス
ククランパ本体と、前記ディスククランパ本体内に収容
され、ターンテーブルに吸着される吸着手段と、を有す
るディスク駆動装置において、前記ディスククランパ本
体の円筒状部の下部周囲に、径方向に突出する円周方向
に等間隔で設けられた複数のディスク押さえ突起を一体
に形成したことを特徴とする。
【0014】
【発明の実施の形態】以下、本発明のディスククランパ
及び該ディスククランパを用いたディスク駆動装置の好
適実施形態について、添付図面に基づいて説明する。
及び該ディスククランパを用いたディスク駆動装置の好
適実施形態について、添付図面に基づいて説明する。
【0015】図1は、本発明に係るディスククランパが
適用されるディスク駆動装置の全体構成を示す斜視図で
あり、図2は、このディスク駆動装置の分解斜視図であ
り、図3は、ディスク駆動装置本体からケーシングを取
り除いた平面図であり、機構ユニットが下降位置(下側
位置)にある状態を示しており、また図4は、同実施例
の別の平面図であり、機構ユニットが上昇位置(上側位
置)にある状態を示している。
適用されるディスク駆動装置の全体構成を示す斜視図で
あり、図2は、このディスク駆動装置の分解斜視図であ
り、図3は、ディスク駆動装置本体からケーシングを取
り除いた平面図であり、機構ユニットが下降位置(下側
位置)にある状態を示しており、また図4は、同実施例
の別の平面図であり、機構ユニットが上昇位置(上側位
置)にある状態を示している。
【0016】図1に示すように、ディスク駆動装置1
は、光ディスク3を再生又は記録・再生するCD−RO
MドライブやCD−Rドライブなどの装置であって、装
置本体2と、該装置本体2に対し前後方向(水平方向)
に移動する光ディスク3の搬送用のディスクトレイ5と
から構成されている。
は、光ディスク3を再生又は記録・再生するCD−RO
MドライブやCD−Rドライブなどの装置であって、装
置本体2と、該装置本体2に対し前後方向(水平方向)
に移動する光ディスク3の搬送用のディスクトレイ5と
から構成されている。
【0017】図2に示すように、この装置本体2は、概
略、プリント回路基板11と、該プリント回路基板11
の上に設けられた機構組立体13とを有しており、それ
らがケーシング10に収容されている。このケーシング
10は、プリント回路基板11の下側に設けられた底板
10aと、前記機構組立体13の周囲を覆う前面及び下
面が開放された筺形の上ケース10bとから構成されて
おり、それぞれ薄い金属板などから形成され、機構組立
体13にネジなどで固定されている。また、このケーシ
ング10の前方部分には、開口15aを有するフロント
ベゼル15が取り付けられている。
略、プリント回路基板11と、該プリント回路基板11
の上に設けられた機構組立体13とを有しており、それ
らがケーシング10に収容されている。このケーシング
10は、プリント回路基板11の下側に設けられた底板
10aと、前記機構組立体13の周囲を覆う前面及び下
面が開放された筺形の上ケース10bとから構成されて
おり、それぞれ薄い金属板などから形成され、機構組立
体13にネジなどで固定されている。また、このケーシ
ング10の前方部分には、開口15aを有するフロント
ベゼル15が取り付けられている。
【0018】図2に示すように、プリント回路基板11
には、コンピュータ本体と接続するためのインターフェ
イスコネクタや、マイクロプロセッサ、メモリ、モータ
ドライバなどの各種ICや、抵抗やコンデンサやスイッ
チなどの各種電子部品が実装されている。そして、これ
らを介して、後述するスピンドルモータ、ローディング
モータ、スレッドモータや光ピックアップ等の制御を行
うようになっている。
には、コンピュータ本体と接続するためのインターフェ
イスコネクタや、マイクロプロセッサ、メモリ、モータ
ドライバなどの各種ICや、抵抗やコンデンサやスイッ
チなどの各種電子部品が実装されている。そして、これ
らを介して、後述するスピンドルモータ、ローディング
モータ、スレッドモータや光ピックアップ等の制御を行
うようになっている。
【0019】図2ないし図4に示すように、前記ケーシ
ング10に内蔵されている機構組立体13は、硬質樹脂
等で形成されたシャーシ40を有している。このシャー
シ40は、ほぼ長方形の開口41が形成された底部40
aと、該底部40aの左右及び後方縁部に沿ってコの字
状に立設された壁部40bとから構成されている。
ング10に内蔵されている機構組立体13は、硬質樹脂
等で形成されたシャーシ40を有している。このシャー
シ40は、ほぼ長方形の開口41が形成された底部40
aと、該底部40aの左右及び後方縁部に沿ってコの字
状に立設された壁部40bとから構成されている。
【0020】このシャーシ40の前方側には、壁部は形
成されておらず、開放された状態になっている。そし
て、機構組立体13がケーシング10内に組み込まれた
際に、このシャーシ40の開放部分がケーシング10に
取り付けられたフロントベゼル15の開口15aと整合
し、前記開口15aを介してディスクトレイ5が出し入
れされるようになっている。
成されておらず、開放された状態になっている。そし
て、機構組立体13がケーシング10内に組み込まれた
際に、このシャーシ40の開放部分がケーシング10に
取り付けられたフロントベゼル15の開口15aと整合
し、前記開口15aを介してディスクトレイ5が出し入
れされるようになっている。
【0021】このディスクトレイ5は、図1及び図2に
示すように、浅い凹状のディスク載置部5aを有してお
り、光ディスク3は、このディスクトレイ5のディスク
載置部5a上に載置され、所定位置に位置規制された状
態でディスク装填位置(ディスク再生位置)まで搬送さ
れる。また、このディスクトレイのディスク載置部5a
のほぼ中央から後方に向かって略長方形の開口20が形
成されており、この開口を通じて後述するターンテーブ
ルが上昇するとともに、光ピックアップによる走査が行
われるようになっている。
示すように、浅い凹状のディスク載置部5aを有してお
り、光ディスク3は、このディスクトレイ5のディスク
載置部5a上に載置され、所定位置に位置規制された状
態でディスク装填位置(ディスク再生位置)まで搬送さ
れる。また、このディスクトレイのディスク載置部5a
のほぼ中央から後方に向かって略長方形の開口20が形
成されており、この開口を通じて後述するターンテーブ
ルが上昇するとともに、光ピックアップによる走査が行
われるようになっている。
【0022】図5に示すように、ディスクトレイ5の裏
面の左右両側には、シャーシ40の底部40aの左右に
突設されたガイド部材40g(図3及び図4参照)とそ
れぞれ係合するガイド溝5L、5Rが前後方向に形成さ
れている。
面の左右両側には、シャーシ40の底部40aの左右に
突設されたガイド部材40g(図3及び図4参照)とそ
れぞれ係合するガイド溝5L、5Rが前後方向に形成さ
れている。
【0023】また、このディスクトレイ5の裏面には、
さらに、一方のガイド溝5Lに沿ってディスクトレイ5
の前後方向に伸びる直線状の第1のラック6aと、この
第1のラック6aの前方端部(ディスクトレイ5の前方
側(図5中下側))に連続するように形成された約90
度の角度の円弧状の第2のラック6bとを有するラック
ギヤ6が形成されている。
さらに、一方のガイド溝5Lに沿ってディスクトレイ5
の前後方向に伸びる直線状の第1のラック6aと、この
第1のラック6aの前方端部(ディスクトレイ5の前方
側(図5中下側))に連続するように形成された約90
度の角度の円弧状の第2のラック6bとを有するラック
ギヤ6が形成されている。
【0024】さらに、図5に示すように、ディスクトレ
イ5の裏面の前記第1のラック6aの反対側には、ガイ
ド溝5Rに沿ってカム部材移動規制溝7が設けられてい
る。このカム部材移動規制溝7は、前記第1のラック6
aと平行に伸びる第1の移動規制溝7aと、第1の移動
規制溝7aに対してほぼ45度の角度で傾斜する第2の
移動規制溝7bと、該第2の移動規制溝7bに対してほ
ぼ45度の角度で傾斜する第3の移動規制溝7cとから
構成されている。従って、第1の移動規制溝7aに対し
て第3の移動規制溝7cは、直角をなすように設けられ
ている。
イ5の裏面の前記第1のラック6aの反対側には、ガイ
ド溝5Rに沿ってカム部材移動規制溝7が設けられてい
る。このカム部材移動規制溝7は、前記第1のラック6
aと平行に伸びる第1の移動規制溝7aと、第1の移動
規制溝7aに対してほぼ45度の角度で傾斜する第2の
移動規制溝7bと、該第2の移動規制溝7bに対してほ
ぼ45度の角度で傾斜する第3の移動規制溝7cとから
構成されている。従って、第1の移動規制溝7aに対し
て第3の移動規制溝7cは、直角をなすように設けられ
ている。
【0025】なお、図中符号5cで示すリブ(突起部)
は、後述するカム部材55に形成したディスクトレイロ
ック部55dと係合して、ディスクトレイ5の水平方向
(前後方向)の移動を規制するためのものである。
は、後述するカム部材55に形成したディスクトレイロ
ック部55dと係合して、ディスクトレイ5の水平方向
(前後方向)の移動を規制するためのものである。
【0026】図2ないし図4に示すように、前記シャー
シ40には、光ディスク3を載置するターンテーブル4
6と、ディスク3を再生又は記録・再生するための光ピ
ックアップ47などが設けられた機構ユニット42が設
けられている。
シ40には、光ディスク3を載置するターンテーブル4
6と、ディスク3を再生又は記録・再生するための光ピ
ックアップ47などが設けられた機構ユニット42が設
けられている。
【0027】この機構ユニット42は、シャーシ40の
底部40aに形成されたほぼ長方形の開口41内に収ま
るように配置されており、機構ユニット42の前方部が
前記ターンテーブル46上に光ディスク3が支持される
上昇位置(上側位置/図4)と該上昇位置より下方の下
降位置(下側位置/図3)との間で変位できるように後
方部が前記シャーシ40に回動可能に支持されている。
底部40aに形成されたほぼ長方形の開口41内に収ま
るように配置されており、機構ユニット42の前方部が
前記ターンテーブル46上に光ディスク3が支持される
上昇位置(上側位置/図4)と該上昇位置より下方の下
降位置(下側位置/図3)との間で変位できるように後
方部が前記シャーシ40に回動可能に支持されている。
【0028】より詳しくは、図2ないし図4に示すよう
に、機構ユニット42は、好ましくは硬質樹脂で構成さ
れたベースフレーム43と、該ベースフレーム43に対
し弾性部材(インシュレータ)441を介して支持され
た保持部材44とを有している。
に、機構ユニット42は、好ましくは硬質樹脂で構成さ
れたベースフレーム43と、該ベースフレーム43に対
し弾性部材(インシュレータ)441を介して支持され
た保持部材44とを有している。
【0029】ベースフレーム43は、前方部及び後方部
を有するほぼ四角形の枠状に形成されている。このベー
スフレーム43は、長方形の外枠部43aと、外枠部4
3aの内側に位置し、外枠部43aより一回り小さいサ
イズを有し角部が円弧状に形成された略長方形状の内枠
部43bと、それらの外枠部43aと内枠部43bとを
高さ方向の略中間位置で一体に連結する連結部43c
と、連結部43c上に全周にわたって所定の間隔を置い
て一体に設けられた複数の補強リブ43dとを有してお
り、その結果このベースフレームは外枠部43aと内枠
部43bの間に凹部と補強部が交互に位置するいわゆる
ラダーフレームとして構成されている。
を有するほぼ四角形の枠状に形成されている。このベー
スフレーム43は、長方形の外枠部43aと、外枠部4
3aの内側に位置し、外枠部43aより一回り小さいサ
イズを有し角部が円弧状に形成された略長方形状の内枠
部43bと、それらの外枠部43aと内枠部43bとを
高さ方向の略中間位置で一体に連結する連結部43c
と、連結部43c上に全周にわたって所定の間隔を置い
て一体に設けられた複数の補強リブ43dとを有してお
り、その結果このベースフレームは外枠部43aと内枠
部43bの間に凹部と補強部が交互に位置するいわゆる
ラダーフレームとして構成されている。
【0030】このベースフレーム43を、単に肉厚の硬
質樹脂により形成すると、成形後の冷却時に変形が生じ
ることがあるが、このようなラダーフレームとして構成
することにより、そのような変形を避けることができ、
樹脂成形により軽量で高強度のフレームを提供できる。
質樹脂により形成すると、成形後の冷却時に変形が生じ
ることがあるが、このようなラダーフレームとして構成
することにより、そのような変形を避けることができ、
樹脂成形により軽量で高強度のフレームを提供できる。
【0031】このベースフレーム43の後方(装置本体
2の奥部)の左右両側部には、それぞれ、機構ユニット
42のシャーシ40に対する回動支持部としての軸43
1、432が突出形成されている。これらの軸431、
432は、それぞれ、シャーシ40側に形成された軸孔
433、434に挿入されている。これにより、機構ユ
ニット42は、その後方部がシャーシ40に対し回動可
能に軸支されている。そして、機構ユニット42(ベー
スフレーム43)が軸431、432を中心に回動する
と、機構ユニット42の前方部がシャーシ40に対し、
図3に示す下降位置と図4に示す上昇位置との間で上下
に変位するようになっている。
2の奥部)の左右両側部には、それぞれ、機構ユニット
42のシャーシ40に対する回動支持部としての軸43
1、432が突出形成されている。これらの軸431、
432は、それぞれ、シャーシ40側に形成された軸孔
433、434に挿入されている。これにより、機構ユ
ニット42は、その後方部がシャーシ40に対し回動可
能に軸支されている。そして、機構ユニット42(ベー
スフレーム43)が軸431、432を中心に回動する
と、機構ユニット42の前方部がシャーシ40に対し、
図3に示す下降位置と図4に示す上昇位置との間で上下
に変位するようになっている。
【0032】このベースフレーム43の前方には、一対
のガイドピン430a、430bが突設されている(図
15及び図16参照)。これらのガイドピン430a、
430bは、シャーシ40の開口41を規定する前方壁
にそれぞれのガイドピンに対応して形成された一対の垂
直方向のガイドスロット(図示せず)を通って、後述す
るカム機構51のカム部材55のカム溝58a、58b
と係合し、該カム部材55の変位によりベースフレーム
43の前方部を上下方向に案内するようになっている。
のガイドピン430a、430bが突設されている(図
15及び図16参照)。これらのガイドピン430a、
430bは、シャーシ40の開口41を規定する前方壁
にそれぞれのガイドピンに対応して形成された一対の垂
直方向のガイドスロット(図示せず)を通って、後述す
るカム機構51のカム部材55のカム溝58a、58b
と係合し、該カム部材55の変位によりベースフレーム
43の前方部を上下方向に案内するようになっている。
【0033】以上のように構成されたベースフレーム4
3と開口41を規定するシャーシ40の間には、所定の
間隙41Gが形成されている。この間隙41Gは、ベー
スフレーム43のほぼ全周にわたって形成され、その幅
は、シャーシ40が最大限変形してもベースフレーム4
3の回動が阻害されない程度に設定されている。
3と開口41を規定するシャーシ40の間には、所定の
間隙41Gが形成されている。この間隙41Gは、ベー
スフレーム43のほぼ全周にわたって形成され、その幅
は、シャーシ40が最大限変形してもベースフレーム4
3の回動が阻害されない程度に設定されている。
【0034】前記保持部材44は、ほぼ四角形の底部4
4aとその周囲に形成された壁部44bとから構成され
ている。この壁部44bは、ベースフレーム43の枠内
に所定の間隙43Gを介して収まるように、ベースフレ
ーム43の内枠部43bよりも一回り小さいサイズに形
成されている。この保持部材44は、ベースフレーム4
3の内枠部43bの後方部ほぼ中央に内向きに突出形成
されたタブ43Tと、ベースフレーム43の内枠部43
bの前方部左右角部に形成されたタブ43Tとにそれぞ
れ設けられた弾性部材(インシュレータ)441を介し
てベースフレーム43に支持されている。すなわち、保
持部材44は、ほぼ二等辺三角形をなす3点において、
弾性部材441を介してベースフレーム43に支持され
ている。
4aとその周囲に形成された壁部44bとから構成され
ている。この壁部44bは、ベースフレーム43の枠内
に所定の間隙43Gを介して収まるように、ベースフレ
ーム43の内枠部43bよりも一回り小さいサイズに形
成されている。この保持部材44は、ベースフレーム4
3の内枠部43bの後方部ほぼ中央に内向きに突出形成
されたタブ43Tと、ベースフレーム43の内枠部43
bの前方部左右角部に形成されたタブ43Tとにそれぞ
れ設けられた弾性部材(インシュレータ)441を介し
てベースフレーム43に支持されている。すなわち、保
持部材44は、ほぼ二等辺三角形をなす3点において、
弾性部材441を介してベースフレーム43に支持され
ている。
【0035】各弾性部材441は、図6に示すように、
軸方向の中心孔441aを有するほぼ円筒状の形状を有
しており、ゴムなどの弾性材料から形成されている。ま
た、その外周には円周方向に凹溝441bが形成されて
いる。そして、その中心孔441aを前記ベースフレー
ム43のそれぞれのタブ43Tに設けられた軸に挿通さ
せるとともに、保持部材44の対応する位置に形成され
た切り欠きを前記凹溝441bに嵌合させることによ
り、保持部材44をベースフレーム43上に支持してい
る。これにより、スピンドルモータの回転により発生す
る振動がシャーシに伝わらないようにしている。
軸方向の中心孔441aを有するほぼ円筒状の形状を有
しており、ゴムなどの弾性材料から形成されている。ま
た、その外周には円周方向に凹溝441bが形成されて
いる。そして、その中心孔441aを前記ベースフレー
ム43のそれぞれのタブ43Tに設けられた軸に挿通さ
せるとともに、保持部材44の対応する位置に形成され
た切り欠きを前記凹溝441bに嵌合させることによ
り、保持部材44をベースフレーム43上に支持してい
る。これにより、スピンドルモータの回転により発生す
る振動がシャーシに伝わらないようにしている。
【0036】また、この保持部材44には、図2ないし
図4に示すように、ターンテーブル回転用のスピンドル
モータ(図示せず)と、該スピンドルモータの回転軸4
5aに固定されたターンテーブル46と、光ピックアッ
プ47と、該光ピックアップ47を光ディスク3の半径
方向に移動するスライド送り機構としての光ピックアッ
プ移動機構48とが設けられている。
図4に示すように、ターンテーブル回転用のスピンドル
モータ(図示せず)と、該スピンドルモータの回転軸4
5aに固定されたターンテーブル46と、光ピックアッ
プ47と、該光ピックアップ47を光ディスク3の半径
方向に移動するスライド送り機構としての光ピックアッ
プ移動機構48とが設けられている。
【0037】このスピンドルモータは、保持部材44に
固定された金属の板状のモータ支持部45bに取り付け
られている。このスピンドルモータは、高速回転可能な
ものであり、例えば光ディスク3を180〜3000rp
m 程度で回転することができるものである。また、この
スピンドルモータからは、その制御用信号を入出力する
ためのフラットケーブル45cが延出している。このフ
ラットケーブル45cは、図2に示すように、プリント
回路基板11に形成した開口11aを通って、該回路基
板11の下面に設けた所定のコネクタ45dに接続され
ている。
固定された金属の板状のモータ支持部45bに取り付け
られている。このスピンドルモータは、高速回転可能な
ものであり、例えば光ディスク3を180〜3000rp
m 程度で回転することができるものである。また、この
スピンドルモータからは、その制御用信号を入出力する
ためのフラットケーブル45cが延出している。このフ
ラットケーブル45cは、図2に示すように、プリント
回路基板11に形成した開口11aを通って、該回路基
板11の下面に設けた所定のコネクタ45dに接続され
ている。
【0038】前記ターンテーブル46は、円盤状の部材
であって、その中心部には、リング状突部よりなるセン
ターハブ46aが突出形成されている。このセンターハ
ブ46aは、光ディスク3の中心孔3aに嵌合するもの
であり、嵌合の際の位置ズレを吸収するために、先端部
から基端部にかけてテーパーが形成され、また内部にバ
ネが入っており、センターハブ46aが上下に動くよう
になっている。また、このセンターハブ46aの内側で
あって前記スピンドルモータの回転軸45aの周囲に
は、後述するディスククランパを吸着するためのリング
状の永久磁石46bが設けられている。
であって、その中心部には、リング状突部よりなるセン
ターハブ46aが突出形成されている。このセンターハ
ブ46aは、光ディスク3の中心孔3aに嵌合するもの
であり、嵌合の際の位置ズレを吸収するために、先端部
から基端部にかけてテーパーが形成され、また内部にバ
ネが入っており、センターハブ46aが上下に動くよう
になっている。また、このセンターハブ46aの内側で
あって前記スピンドルモータの回転軸45aの周囲に
は、後述するディスククランパを吸着するためのリング
状の永久磁石46bが設けられている。
【0039】また、ターンテーブル46の上面側(ディ
スク3を挟持する側)のセンターハブ46aの周囲の部
分には、リング状のパッド46cが接着されている。こ
のパッド46cは、各種ゴム、軟質樹脂、多孔質材料
(発泡体)のような、弾性を有し、摩擦係数の比較的大
きな材料で構成されており、これにより、光ディスク3
を挟持して回転させる際に、光ディスク3の滑りを防止
する機能を有する。
スク3を挟持する側)のセンターハブ46aの周囲の部
分には、リング状のパッド46cが接着されている。こ
のパッド46cは、各種ゴム、軟質樹脂、多孔質材料
(発泡体)のような、弾性を有し、摩擦係数の比較的大
きな材料で構成されており、これにより、光ディスク3
を挟持して回転させる際に、光ディスク3の滑りを防止
する機能を有する。
【0040】前記保持部材44には、さらに、光ディス
ク3からデータを読み出しあるいは光ディスク3にデー
タを書き込むための光ピックアップ47を光ディスク3
の半径方向に移動させるスライド送り機構として構成さ
れた光ピックアップ移動機構48が設けられている。
ク3からデータを読み出しあるいは光ディスク3にデー
タを書き込むための光ピックアップ47を光ディスク3
の半径方向に移動させるスライド送り機構として構成さ
れた光ピックアップ移動機構48が設けられている。
【0041】この光ピックアップ移動機構48は、図7
に詳しく示されているように、正転/逆転可能なDCモ
ータ(以下、「スレッドモータ」とする)480と、ス
レッドモータ480の回転軸480aに固定され左ネジ
状の歯が形成されたウォーム(以下、「リードスクリュ
ー」とする)481と、このリードスクリュー481と
噛合するウォームホイール482aと、ウォームホイー
ル482aの下面に同軸上に一体に形成された小径のピ
ニオンギヤ482bと、ピニオンギヤ482bと噛合す
るラックギヤ483と、ラックギヤ483が固定された
被駆動手段としてのスライダ484と、スライダ484
の移動方向を案内するガイドロッド485と、スライダ
484に取り付けられた光ピックアップ47が設けられ
たヘッド支持台486とで構成されている。
に詳しく示されているように、正転/逆転可能なDCモ
ータ(以下、「スレッドモータ」とする)480と、ス
レッドモータ480の回転軸480aに固定され左ネジ
状の歯が形成されたウォーム(以下、「リードスクリュ
ー」とする)481と、このリードスクリュー481と
噛合するウォームホイール482aと、ウォームホイー
ル482aの下面に同軸上に一体に形成された小径のピ
ニオンギヤ482bと、ピニオンギヤ482bと噛合す
るラックギヤ483と、ラックギヤ483が固定された
被駆動手段としてのスライダ484と、スライダ484
の移動方向を案内するガイドロッド485と、スライダ
484に取り付けられた光ピックアップ47が設けられ
たヘッド支持台486とで構成されている。
【0042】これらのリードスクリュー481、ウォー
ムホイール482a及びピニオンギヤ482b、ラック
ギヤ483は、それぞれプラスチックから形成されてい
る。このラックギヤ483は、図7に示すように、両端
を略コ字状のアームで支持する構造となっており、ガイ
ドロッド485の方向へ撓むことができるようになって
いる。また、前記リードスクリュー481及びガイドロ
ッド485は、それぞれ、その長手方向がディスク駆動
装置1Aの前後方向となるように平行に配置されてい
る。
ムホイール482a及びピニオンギヤ482b、ラック
ギヤ483は、それぞれプラスチックから形成されてい
る。このラックギヤ483は、図7に示すように、両端
を略コ字状のアームで支持する構造となっており、ガイ
ドロッド485の方向へ撓むことができるようになって
いる。また、前記リードスクリュー481及びガイドロ
ッド485は、それぞれ、その長手方向がディスク駆動
装置1Aの前後方向となるように平行に配置されてい
る。
【0043】これらのリードスクリュー481、ウォー
ムホイール482a及びピニオンギヤ482b、ラック
ギヤ483の組合せにより、光ピックアップ移動機構
(スライド送り機構)における減速ギヤ機構を構成し、
スレッドモータ480の回転を減速した上で光ピックア
ップ47の直線運動に変換している。それにより、光ピ
ックアップ47は、スレッドモータ480を正逆いずれ
かに回転させることにより、光ディスク3の半径方向に
移動可能に構成されている。
ムホイール482a及びピニオンギヤ482b、ラック
ギヤ483の組合せにより、光ピックアップ移動機構
(スライド送り機構)における減速ギヤ機構を構成し、
スレッドモータ480の回転を減速した上で光ピックア
ップ47の直線運動に変換している。それにより、光ピ
ックアップ47は、スレッドモータ480を正逆いずれ
かに回転させることにより、光ディスク3の半径方向に
移動可能に構成されている。
【0044】より詳しく説明すると、スレッドモータ4
80がその回転軸480aの先端側から見て時計回りに
回転すると、左ネジ状の歯が形成されたリードスクリュ
ー481を介してウォームホイル482aも軸方向上側
から見て時計回りに回転し、ラックギヤ483が前方
(ターンテーブルの方向)に送られる。その結果、光り
ピックアップ47は、ディスクの外周側から内周側に向
かって移動する。一方、スレッドモータ480が逆向き
に回転すると、光ピックアップ47は、ディスクの内周
側から外周側に向かって移動する。なお、リードスクリ
ュー481及びウォームホイール482aには、右ネジ
状の歯が形成されたものを用いることもでき、その場合
には、以上のピックアップ47の動きは逆になることに
留意されたい。
80がその回転軸480aの先端側から見て時計回りに
回転すると、左ネジ状の歯が形成されたリードスクリュ
ー481を介してウォームホイル482aも軸方向上側
から見て時計回りに回転し、ラックギヤ483が前方
(ターンテーブルの方向)に送られる。その結果、光り
ピックアップ47は、ディスクの外周側から内周側に向
かって移動する。一方、スレッドモータ480が逆向き
に回転すると、光ピックアップ47は、ディスクの内周
側から外周側に向かって移動する。なお、リードスクリ
ュー481及びウォームホイール482aには、右ネジ
状の歯が形成されたものを用いることもでき、その場合
には、以上のピックアップ47の動きは逆になることに
留意されたい。
【0045】ところで、このスレッドモータ480の回
転軸480aには、モータの回転をスムーズに行うため
に、軸方向に若干の遊びが設けられており、その遊びの
範囲内で軸方向に僅かに変位するようになっている。そ
のため、スレッドモータ480が該モータのシャフト側
(回転軸先端側)から見て反時計回り(光ピックアップ
47がディスクの外周側に移動する方向)に回転する
と、ウォームホイール482aの回転により、モータ4
80の回転軸480aが遊びの範囲内で先端側に引っ張
られるように変位する。
転軸480aには、モータの回転をスムーズに行うため
に、軸方向に若干の遊びが設けられており、その遊びの
範囲内で軸方向に僅かに変位するようになっている。そ
のため、スレッドモータ480が該モータのシャフト側
(回転軸先端側)から見て反時計回り(光ピックアップ
47がディスクの外周側に移動する方向)に回転する
と、ウォームホイール482aの回転により、モータ4
80の回転軸480aが遊びの範囲内で先端側に引っ張
られるように変位する。
【0046】そのため、本実施形態では、スレッドモー
タ480の回転軸480aがリードスクリュー481の
回転に伴い遊びの範囲内で先端方向に移動することを最
小限にするために、回転軸480aの先端側に、該回転
軸480aが軸方向に先端に向かって変位した場合に、
該回転軸の先端が当接しそれ以上の移動を規制する回転
軸移動規制手段487を設けている。
タ480の回転軸480aがリードスクリュー481の
回転に伴い遊びの範囲内で先端方向に移動することを最
小限にするために、回転軸480aの先端側に、該回転
軸480aが軸方向に先端に向かって変位した場合に、
該回転軸の先端が当接しそれ以上の移動を規制する回転
軸移動規制手段487を設けている。
【0047】この回転軸移動規制手段487は、図8
(a)(b)に示すように、回転軸480aが遊びの範
囲内で基端側に位置している状態で、該回転軸480a
の先端から所定間隔dを置いて設けられたストッパ片4
87から構成されている。このストッパ片487は、保
持部材44の底部44aから突出するように一体形成さ
れており、リードスクリュー481の回転に伴って回転
軸480aが先端側に移動した場合に、回転軸480a
の先端が当接するようになっている。
(a)(b)に示すように、回転軸480aが遊びの範
囲内で基端側に位置している状態で、該回転軸480a
の先端から所定間隔dを置いて設けられたストッパ片4
87から構成されている。このストッパ片487は、保
持部材44の底部44aから突出するように一体形成さ
れており、リードスクリュー481の回転に伴って回転
軸480aが先端側に移動した場合に、回転軸480a
の先端が当接するようになっている。
【0048】このため、前記所定間隔dは、回転軸48
0aの遊び以下の寸法になるように設定される。例え
ば、CD−Rドライブの光ピックアップ移動機構に用い
られるような小型モータの場合には、所定間隔dは0.
02mm〜0.05mm程度に設定される。
0aの遊び以下の寸法になるように設定される。例え
ば、CD−Rドライブの光ピックアップ移動機構に用い
られるような小型モータの場合には、所定間隔dは0.
02mm〜0.05mm程度に設定される。
【0049】このストッパ片487は、回転軸480a
が当接すると押圧されるので、その強度を得るために補
強手段を設けることができる。例えば、図8(b)に示
すように、その後面(回転軸に面していない側の面)に
補強手段としての補強リブ487aをストッパ片487
と一体に形成することができる。なお、前面のリブ48
7bは、スレッドモータ480の回転軸480aが当接
する部分を避けて設けられている。
が当接すると押圧されるので、その強度を得るために補
強手段を設けることができる。例えば、図8(b)に示
すように、その後面(回転軸に面していない側の面)に
補強手段としての補強リブ487aをストッパ片487
と一体に形成することができる。なお、前面のリブ48
7bは、スレッドモータ480の回転軸480aが当接
する部分を避けて設けられている。
【0050】スレッドモータ480は、図9に示すよう
に、保持部材44の底部44aに一体に形成された一対
の支持部488によって下側から支持されており、さら
に上側から金属板等で構成される固定板489によって
固定されている。固定板489の一端は、保持部材44
の壁部44bの形状に沿うようにコの字状に折曲げられ
ており、この折曲部が壁部44bの下縁に係止されてい
る。また、固定板489の他端は、底部44aの取付部
44cにネジ等で止められている。
に、保持部材44の底部44aに一体に形成された一対
の支持部488によって下側から支持されており、さら
に上側から金属板等で構成される固定板489によって
固定されている。固定板489の一端は、保持部材44
の壁部44bの形状に沿うようにコの字状に折曲げられ
ており、この折曲部が壁部44bの下縁に係止されてい
る。また、固定板489の他端は、底部44aの取付部
44cにネジ等で止められている。
【0051】このスレッドモータ480を取り付ける際
には、まずスレッドモータ480の回転軸480a先端
とストッパ片487との間に所定の厚さ(モータの回転
軸の軸方向の遊び以下の寸法であって、例えば0.02
mm〜0.05mmの厚さ)を有する金属片等を挟んだ
状態で、モータ480を位置決めする。次に、固定板4
89を用いてモータ480を固定し、最後に回転軸48
0aの先端とストッパ片487との間に挟んでおいた金
属片を抜き取る。このようにして回転軸480aの先端
とストッパ片487との間隔は、所定間隔dに正確に設
定される。
には、まずスレッドモータ480の回転軸480a先端
とストッパ片487との間に所定の厚さ(モータの回転
軸の軸方向の遊び以下の寸法であって、例えば0.02
mm〜0.05mmの厚さ)を有する金属片等を挟んだ
状態で、モータ480を位置決めする。次に、固定板4
89を用いてモータ480を固定し、最後に回転軸48
0aの先端とストッパ片487との間に挟んでおいた金
属片を抜き取る。このようにして回転軸480aの先端
とストッパ片487との間隔は、所定間隔dに正確に設
定される。
【0052】また、このスレッドモータ480のリード
スクリュー481とウォームホイール482aとは、一
般に、図10(a)に示すように、相互の軸が直交する
ように配置される。また、光ピックアップ47の光ディ
スク3の半径方向の移動を正確に高い精度で行うため
に、リードスクリュー481とウォームホイール482
aは、歯のモジュールが小さくかつリードアングル(進
み角)が小さく設定されている。しかしながら、このよ
うなリードスクリュー481とウォームホイール482
aを用いると、ラックの構造によっては、リードスクリ
ュー481とウォームホイール482aとがロックし
て、モータを逆転しただけでは、復帰できない事態が生
じることがある。
スクリュー481とウォームホイール482aとは、一
般に、図10(a)に示すように、相互の軸が直交する
ように配置される。また、光ピックアップ47の光ディ
スク3の半径方向の移動を正確に高い精度で行うため
に、リードスクリュー481とウォームホイール482
aは、歯のモジュールが小さくかつリードアングル(進
み角)が小さく設定されている。しかしながら、このよ
うなリードスクリュー481とウォームホイール482
aを用いると、ラックの構造によっては、リードスクリ
ュー481とウォームホイール482aとがロックし
て、モータを逆転しただけでは、復帰できない事態が生
じることがある。
【0053】このようなリードスクリュー481とウォ
ームホイール482aとの間のロックは、前述したよう
にラックギヤ483をガイドロッド485の方へ撓み可
能に構成することにより回避することができるが、その
他にも、図10(b)に示すように、ウォームホイール
482aのリードアングル(γ1)をスレッドモータ4
80のリードスクリュー481のリードアングル(γ
2)より大きく設定するとともに、スレッドモータ48
0のリードスクリュー481がウォームホイール482
aに噛み合うようにモータの回転軸480aを水平に対
して角度θだけ上向きに傾けてスレッドモータ480を
取り付けてもよい。なお、このリードスクリュー481
には、前述したように、左ネジ状の歯が形成されてい
る。
ームホイール482aとの間のロックは、前述したよう
にラックギヤ483をガイドロッド485の方へ撓み可
能に構成することにより回避することができるが、その
他にも、図10(b)に示すように、ウォームホイール
482aのリードアングル(γ1)をスレッドモータ4
80のリードスクリュー481のリードアングル(γ
2)より大きく設定するとともに、スレッドモータ48
0のリードスクリュー481がウォームホイール482
aに噛み合うようにモータの回転軸480aを水平に対
して角度θだけ上向きに傾けてスレッドモータ480を
取り付けてもよい。なお、このリードスクリュー481
には、前述したように、左ネジ状の歯が形成されてい
る。
【0054】以上のように回転軸480aが傾くように
スレッドモータ480を取り付けることにより、図10
(a)と同じリードスクリュー481を用いているにも
かかわらず、ウォームホイール482aのリードアング
ルを図10(a)の場合に比べて大きくすることができ
る。それにより、リードスクリュー481の見掛け上の
リードアングルを大きくすることができ、リードスクリ
ューとウォームホイールのかみ合いの際のすべりが減少
し、リードスクリューとウォームホイールとがロックす
る事態を簡単な構成により効果的に防止できる。
スレッドモータ480を取り付けることにより、図10
(a)と同じリードスクリュー481を用いているにも
かかわらず、ウォームホイール482aのリードアング
ルを図10(a)の場合に比べて大きくすることができ
る。それにより、リードスクリュー481の見掛け上の
リードアングルを大きくすることができ、リードスクリ
ューとウォームホイールのかみ合いの際のすべりが減少
し、リードスクリューとウォームホイールとがロックす
る事態を簡単な構成により効果的に防止できる。
【0055】また、リードスクリュー481は図10
(a)の場合と同じであり、またウォームホイールの条
数も変わらないので、スレッドモータ480の回転軸4
80aの一回転あたりの光ピックアップ47の移動量を
変えることもない。
(a)の場合と同じであり、またウォームホイールの条
数も変わらないので、スレッドモータ480の回転軸4
80aの一回転あたりの光ピックアップ47の移動量を
変えることもない。
【0056】さらに、この実施形態によれば、図10
(b)に示すように、スレッドモータ480の後部を下
げることができるので、その分だけスレッドモータ48
0の後部上方にスペースができ、設計上の自由度も広が
る。
(b)に示すように、スレッドモータ480の後部を下
げることができるので、その分だけスレッドモータ48
0の後部上方にスペースができ、設計上の自由度も広が
る。
【0057】なお、上記実施形態では、リードスクリュ
ー481に左ネジ状の歯が形成されている場合について
説明したが、リードスクリュー481は右ネジ状の歯が
形成されたものでもよく、その場合には、図10(c)
に示すように、スレッドモータ480の回転軸480a
が下向きに傾くように取り付ければよい。
ー481に左ネジ状の歯が形成されている場合について
説明したが、リードスクリュー481は右ネジ状の歯が
形成されたものでもよく、その場合には、図10(c)
に示すように、スレッドモータ480の回転軸480a
が下向きに傾くように取り付ければよい。
【0058】以上の光ピックアップ移動機構48によ
り、スライダ484に載置された光ピックアップ47が
光ディスク3の半径方向に移動する。この光ピックアッ
プ47は、光ディスク3からの反射光をミラー(又はプ
リズム)等でほぼ直角に屈曲して受光素子へ導く構成の
横型の光ピックアップであり、対物レンズ47a及びア
クチュエータ(図示せず)を有している。
り、スライダ484に載置された光ピックアップ47が
光ディスク3の半径方向に移動する。この光ピックアッ
プ47は、光ディスク3からの反射光をミラー(又はプ
リズム)等でほぼ直角に屈曲して受光素子へ導く構成の
横型の光ピックアップであり、対物レンズ47a及びア
クチュエータ(図示せず)を有している。
【0059】図2、図3、図4及び図11に示されてい
るように、この光ピックアップ47には、光ディスク3
が読み出された信号の他にフォーカスサーボやトラッキ
ングサーボなどの各種制御信号の入出力を行うためのフ
レキシブルプリント基板470が接続されている。この
フレキシブルプリント基板470には、上記各種信号が
供給される複数の導体が配設されており、比較的幅の広
い構造となっている。
るように、この光ピックアップ47には、光ディスク3
が読み出された信号の他にフォーカスサーボやトラッキ
ングサーボなどの各種制御信号の入出力を行うためのフ
レキシブルプリント基板470が接続されている。この
フレキシブルプリント基板470には、上記各種信号が
供給される複数の導体が配設されており、比較的幅の広
い構造となっている。
【0060】図2、図11及び図12に示すように、こ
のフレキシブルプリント基板470の先端部には、コネ
クタ470aが形成されており、保持部材44の底部4
4aに形成された開口445及びプリント回路基板11
に形成した開口11bを通ってプリント回路基板11の
下面に設けられた相手方コネクタ472に接続されるよ
うになっている。
のフレキシブルプリント基板470の先端部には、コネ
クタ470aが形成されており、保持部材44の底部4
4aに形成された開口445及びプリント回路基板11
に形成した開口11bを通ってプリント回路基板11の
下面に設けられた相手方コネクタ472に接続されるよ
うになっている。
【0061】また、図11及び図12に示すように、こ
のフレキシブルプリント基板470のほぼ中央部の左右
両側には、一対の係合部474が形成されており、それ
ぞれ凹状の突出部として形成されている。この係合部4
74の位置は、フレキシブルプリント基板470のほぼ
中央であり、そこから光ピックアップ47までのフレキ
シブルプリント基板の部分に図11に示すような湾曲形
状を与えることができるように設定される。フレキシブ
ルプリント基板470にこのような湾曲形状を与えるこ
とにより、光ピックアップ47の移動の際に負荷を与え
ることなくその動きに追従することができ、また光ピッ
クアップ47の移動に伴い一定の変形を繰り返すだけな
ので、他の部材に引っかかったりすることもない。
のフレキシブルプリント基板470のほぼ中央部の左右
両側には、一対の係合部474が形成されており、それ
ぞれ凹状の突出部として形成されている。この係合部4
74の位置は、フレキシブルプリント基板470のほぼ
中央であり、そこから光ピックアップ47までのフレキ
シブルプリント基板の部分に図11に示すような湾曲形
状を与えることができるように設定される。フレキシブ
ルプリント基板470にこのような湾曲形状を与えるこ
とにより、光ピックアップ47の移動の際に負荷を与え
ることなくその動きに追従することができ、また光ピッ
クアップ47の移動に伴い一定の変形を繰り返すだけな
ので、他の部材に引っかかったりすることもない。
【0062】このフレキシブルプリント基板470が挿
通する保持部材44の開口445は、図7及び図11に
示すように、保持部材44の底部44aに形成された凹
部447に形成されている。この開口445は、細長い
スリット状に形成されており、フレキシブルプリント基
板470の横幅より若干大きな幅を有している。この開
口445のピックアップ47とは反対側の近傍には、前
記凹部447を規定する左右の壁部に、図7及び図11
に示すように、一対の突起448が一体に形成されてい
る。そして、これらの突起448に、前述したフレキシ
ブルプリント基板470の左右両側に形成した係合部4
74がそれぞれ係合するようになっている。
通する保持部材44の開口445は、図7及び図11に
示すように、保持部材44の底部44aに形成された凹
部447に形成されている。この開口445は、細長い
スリット状に形成されており、フレキシブルプリント基
板470の横幅より若干大きな幅を有している。この開
口445のピックアップ47とは反対側の近傍には、前
記凹部447を規定する左右の壁部に、図7及び図11
に示すように、一対の突起448が一体に形成されてい
る。そして、これらの突起448に、前述したフレキシ
ブルプリント基板470の左右両側に形成した係合部4
74がそれぞれ係合するようになっている。
【0063】また、この開口445には、図2及び図1
1に示すような開口遮蔽部材476が着脱自在に装着さ
れるようになっている。この開口遮蔽部材476は、図
13(a)ないし(c)に示すように、前記保持部材4
4の底部44aの凹部447に嵌合する板状部材476
aと該板状部材476aの左右両側から下方に向けて突
出するように一体に形成された一対の脚部476bから
形成されている。これらの脚部476bは、相互に接近
する方向に弾性変形可能になっており、その先端部に
は、係止突起が形成されている。
1に示すような開口遮蔽部材476が着脱自在に装着さ
れるようになっている。この開口遮蔽部材476は、図
13(a)ないし(c)に示すように、前記保持部材4
4の底部44aの凹部447に嵌合する板状部材476
aと該板状部材476aの左右両側から下方に向けて突
出するように一体に形成された一対の脚部476bから
形成されている。これらの脚部476bは、相互に接近
する方向に弾性変形可能になっており、その先端部に
は、係止突起が形成されている。
【0064】そして、フレキシブルプリント基板470
の左右の係合部474を上記凹部447の左右の壁部の
一対の突起448に係合させて開口445にフレキシブ
ルプリント基板470が挿通した状態で、開口遮蔽部材
476の一対の脚部476bをそれぞれフレキシブルプ
リント基板470の両側で開口445に挿入することに
より、この開口遮蔽部材476が開口445に着脱自在
に装着できるようになっている。
の左右の係合部474を上記凹部447の左右の壁部の
一対の突起448に係合させて開口445にフレキシブ
ルプリント基板470が挿通した状態で、開口遮蔽部材
476の一対の脚部476bをそれぞれフレキシブルプ
リント基板470の両側で開口445に挿入することに
より、この開口遮蔽部材476が開口445に着脱自在
に装着できるようになっている。
【0065】その結果、フレキシブルプリント基板47
0は、前記係合部474が前記突起484と係合するこ
とにより、シャーシ(保持部材)に対して正確に位置決
めされる。その結果、ピックアップ47が移動しても長
手方向の位置ズレが生じることはなく、図11及び図1
4(a)(b)に示すような湾曲形状が維持できる。ま
た、ピックアップ47の光ディスク3の内周側への移動
によりフレキシブルプリント基板470が引っ張られて
も、プリント回路基板11側まで伝わることはなく、そ
のためコネクタ470aが外れるような事態を防止でき
る。さらに、開口445が開口遮蔽部材476の板状部
材476aによりふさがれるので、下側の回路基板11
側から塵や埃が進入することを防止できる。
0は、前記係合部474が前記突起484と係合するこ
とにより、シャーシ(保持部材)に対して正確に位置決
めされる。その結果、ピックアップ47が移動しても長
手方向の位置ズレが生じることはなく、図11及び図1
4(a)(b)に示すような湾曲形状が維持できる。ま
た、ピックアップ47の光ディスク3の内周側への移動
によりフレキシブルプリント基板470が引っ張られて
も、プリント回路基板11側まで伝わることはなく、そ
のためコネクタ470aが外れるような事態を防止でき
る。さらに、開口445が開口遮蔽部材476の板状部
材476aによりふさがれるので、下側の回路基板11
側から塵や埃が進入することを防止できる。
【0066】また、このフレキシブルプリント基板47
0とピックアップ47との接続個所には、フレキシブル
プリント基板470の延出方向を規制し、所定の湾曲し
た形状を与えるための押さえ部材479が設けられてい
る。この押さえ部材479は、フレキシブルプリント基
板470の幅よりも若干ひろい幅の金属板から形成さ
れ、ピックアップ47の上面に固定された平板部と該平
板部から斜め下側に延びる傾斜部とを有しており、該傾
斜部の先端は略水平に折り曲げられている。
0とピックアップ47との接続個所には、フレキシブル
プリント基板470の延出方向を規制し、所定の湾曲し
た形状を与えるための押さえ部材479が設けられてい
る。この押さえ部材479は、フレキシブルプリント基
板470の幅よりも若干ひろい幅の金属板から形成さ
れ、ピックアップ47の上面に固定された平板部と該平
板部から斜め下側に延びる傾斜部とを有しており、該傾
斜部の先端は略水平に折り曲げられている。
【0067】この押さえ部材479がフレキシブルプリ
ント基板470を上側から押さえつけているので、フレ
キシブルプリント基板470は、光ピックアップ47と
の接続個所からやや下側に向いて延出することになり、
さらに傾斜部の先端部で押さえられる。それにより、光
ピックアップ47が図14(a)に示す内周側位置から
図14(b)に示す外周側位置に移動しても、常にフレ
キシブルプリント基板470を理想的な湾曲形状に保つ
ことができ、ディスクの記録面に当たったりすることを
防止できる。また、光ピックアップ47の移動によりフ
レキシブルプリント基板470にかかる負荷も押さえ部
材479で緩和され、フレキシブルプリント基板470
にかかる負荷が直接ピックアップとの接続部に及ぶこと
はない。
ント基板470を上側から押さえつけているので、フレ
キシブルプリント基板470は、光ピックアップ47と
の接続個所からやや下側に向いて延出することになり、
さらに傾斜部の先端部で押さえられる。それにより、光
ピックアップ47が図14(a)に示す内周側位置から
図14(b)に示す外周側位置に移動しても、常にフレ
キシブルプリント基板470を理想的な湾曲形状に保つ
ことができ、ディスクの記録面に当たったりすることを
防止できる。また、光ピックアップ47の移動によりフ
レキシブルプリント基板470にかかる負荷も押さえ部
材479で緩和され、フレキシブルプリント基板470
にかかる負荷が直接ピックアップとの接続部に及ぶこと
はない。
【0068】なお、上述した光ピックアップの移動機構
48のスレッドモータ480は、スピンドルモータ及び
後述するローディングモータ61と合わせて、プリント
回路基板11に設けられた制御手段(CPU)により制
御される。
48のスレッドモータ480は、スピンドルモータ及び
後述するローディングモータ61と合わせて、プリント
回路基板11に設けられた制御手段(CPU)により制
御される。
【0069】この場合、このスレッドモータ480は、
始動時に小さな電圧で駆動できるように、コイルに所定
間隔で正又は負のパルス電圧を加えて、回転軸480a
を微小に振動させておくように制御することが望まし
い。このようにすれば、モータの始動時に大きな電圧を
加える必要がなく、特に光ピックアップ47による読み
出し又は書き込み時において微少送りが必要とされる場
合に効果的である。本実施例のCD−Rドライブの光ピ
ックアップ移動機構に用いられるような小型モータの場
合には、約40Hzのパルス電圧が加えられる。
始動時に小さな電圧で駆動できるように、コイルに所定
間隔で正又は負のパルス電圧を加えて、回転軸480a
を微小に振動させておくように制御することが望まし
い。このようにすれば、モータの始動時に大きな電圧を
加える必要がなく、特に光ピックアップ47による読み
出し又は書き込み時において微少送りが必要とされる場
合に効果的である。本実施例のCD−Rドライブの光ピ
ックアップ移動機構に用いられるような小型モータの場
合には、約40Hzのパルス電圧が加えられる。
【0070】図3及び図4に示すように、前記機構ユニ
ット42の前方には、機構ユニット42を下降位置(図
3)と上昇位置(図4)との間で変位させるとともに、
ディスクトレイ5を装填位置と排出位置との間で移動さ
せるためのローディング機構50が設けられている。こ
のローディング機構50は、前記機構ユニット42と連
動するように設けられ、第1位置(図3)と第2位置
(図4)との間で移動可能に構成されたカム機構51
と、ディスクトレイ5及びカム機構51を駆動するため
の駆動機構60とを有している。
ット42の前方には、機構ユニット42を下降位置(図
3)と上昇位置(図4)との間で変位させるとともに、
ディスクトレイ5を装填位置と排出位置との間で移動さ
せるためのローディング機構50が設けられている。こ
のローディング機構50は、前記機構ユニット42と連
動するように設けられ、第1位置(図3)と第2位置
(図4)との間で移動可能に構成されたカム機構51
と、ディスクトレイ5及びカム機構51を駆動するため
の駆動機構60とを有している。
【0071】カム機構51は、図3に示す第1位置で
は、機構ユニット42を下降位置に位置せしめ、図3に
示す第2位置では機構ユニット42を上昇位置に位置せ
しめるように動作するものであり、より詳しく説明する
と、図15及び図16に示すように、シャーシ40に対
し、横方向(ディスクトレイ5の移動方向と直交する方
向)に第1位置(図15)と第2位置(図16)との間
でスライド可能に設置されたカム部材55を有してい
る。このカム部材55は、概略、板状の水平部55aと
該水平部55aの下面の後縁寄り(機構ユニット側)に
直角に一体に形成された板状の垂直部55bとを有して
おり、断面がほぼT字型をなす部材から構成されてい
る。このような形状により、樹脂材料で成形した際の冷
却時における反りが防止できる。
は、機構ユニット42を下降位置に位置せしめ、図3に
示す第2位置では機構ユニット42を上昇位置に位置せ
しめるように動作するものであり、より詳しく説明する
と、図15及び図16に示すように、シャーシ40に対
し、横方向(ディスクトレイ5の移動方向と直交する方
向)に第1位置(図15)と第2位置(図16)との間
でスライド可能に設置されたカム部材55を有してい
る。このカム部材55は、概略、板状の水平部55aと
該水平部55aの下面の後縁寄り(機構ユニット側)に
直角に一体に形成された板状の垂直部55bとを有して
おり、断面がほぼT字型をなす部材から構成されてい
る。このような形状により、樹脂材料で成形した際の冷
却時における反りが防止できる。
【0072】このカム部材55の水平部55aには、シ
ャーシ40の前方部上面に突設された一対の突起52
a、52bにそれぞれ係合する横方向の案内溝56a、
56bが形成されており、カム部材55を前記第1位置
と第2位置との間で案内している。また、この水平部5
5aの裏面には、シャーシ40の前方部上面に形成され
た横方向の長孔に挿入される係合ピン(図示せず)が設
けられている。この係合ピンは、後述する非常排出機構
90と連動するものである。
ャーシ40の前方部上面に突設された一対の突起52
a、52bにそれぞれ係合する横方向の案内溝56a、
56bが形成されており、カム部材55を前記第1位置
と第2位置との間で案内している。また、この水平部5
5aの裏面には、シャーシ40の前方部上面に形成され
た横方向の長孔に挿入される係合ピン(図示せず)が設
けられている。この係合ピンは、後述する非常排出機構
90と連動するものである。
【0073】また、このカム部材55の水平部55aに
は、第1位置から第2位置へ移動した際に、前記ディス
クトレイ5の裏面に形成したリブ5cと係合して、ディ
スクトレイ5の移動を規制するディスクトレイロック部
55dが形成されている。
は、第1位置から第2位置へ移動した際に、前記ディス
クトレイ5の裏面に形成したリブ5cと係合して、ディ
スクトレイ5の移動を規制するディスクトレイロック部
55dが形成されている。
【0074】また、カム部材55の垂直部55bは、シ
ャーシ40の開口41を規定する前方壁に対向して位置
するものである。この垂直部55bには、一対の同形状
のカム溝58a、58bが形成されている。両カム溝5
8a、58bは、それぞれ水平方向に延びる上溝581
及び下溝583と、上溝581と下溝583とを接続す
る傾斜溝582とで構成されている。
ャーシ40の開口41を規定する前方壁に対向して位置
するものである。この垂直部55bには、一対の同形状
のカム溝58a、58bが形成されている。両カム溝5
8a、58bは、それぞれ水平方向に延びる上溝581
及び下溝583と、上溝581と下溝583とを接続す
る傾斜溝582とで構成されている。
【0075】これらのカム溝58a、58bには、前述
した機構ユニット42のベースフレーム43の前面に設
けられたガイドピン(従動部材)430a、430bが
それぞれ挿入されている。これらのガイドピン430
a、430bは、カム部材55が第1位置と第2位置と
の間で移動するとカム溝58a、58bに沿って摺動
し、上下方向に移動する。
した機構ユニット42のベースフレーム43の前面に設
けられたガイドピン(従動部材)430a、430bが
それぞれ挿入されている。これらのガイドピン430
a、430bは、カム部材55が第1位置と第2位置と
の間で移動するとカム溝58a、58bに沿って摺動
し、上下方向に移動する。
【0076】すなわち、カム部材55が第1位置に位置
する場合、ガイドピン430a、430bは下溝583
と係合しており(図15)、機構ユニット42の前方部
は図3に示す下降位置にある。カム部材55が第1位置
から第2位置に向かって移動すると、ガイドピン430
a、430bは、傾斜溝582に沿って上昇し、それに
伴い機構ユニット42の前方部も下降位置から上昇位置
へ向けて持ち上げられる。そして、カム部材55が第2
位置に達すると、ガイドピン430a、430bは上溝
581に係合し(図16)、機構ユニット42の前方部
は図4に示す上昇位置に変位する。
する場合、ガイドピン430a、430bは下溝583
と係合しており(図15)、機構ユニット42の前方部
は図3に示す下降位置にある。カム部材55が第1位置
から第2位置に向かって移動すると、ガイドピン430
a、430bは、傾斜溝582に沿って上昇し、それに
伴い機構ユニット42の前方部も下降位置から上昇位置
へ向けて持ち上げられる。そして、カム部材55が第2
位置に達すると、ガイドピン430a、430bは上溝
581に係合し(図16)、機構ユニット42の前方部
は図4に示す上昇位置に変位する。
【0077】また、前記カム部材55の水平部55aの
端部には、前記ディスクトレイ5の裏面に形成したカム
部材移動規制溝7に係合する突起59が一体に形成され
ている。そのため、このカム部材55は、前記突起59
がディスクトレイ5の第1の移動規制溝7aに係合して
いる間は、横方向の移動が規制され、第1位置に保持さ
れる。そして、ディスクトレイ5の移動に伴い、この突
起59が第1の移動規制溝内7aを摺動して第2の移動
規制溝7bまで達すると、突起59は第2の移動規制溝
7bの傾斜溝に沿って移動し、カム部材55をカム溝5
8a、58bの下溝583の範囲で変位させる。そし
て、突起59が第3の移動規制溝7cの位置まで達する
と、カム部材55が第2位置へ移動できるように構成さ
れている。
端部には、前記ディスクトレイ5の裏面に形成したカム
部材移動規制溝7に係合する突起59が一体に形成され
ている。そのため、このカム部材55は、前記突起59
がディスクトレイ5の第1の移動規制溝7aに係合して
いる間は、横方向の移動が規制され、第1位置に保持さ
れる。そして、ディスクトレイ5の移動に伴い、この突
起59が第1の移動規制溝内7aを摺動して第2の移動
規制溝7bまで達すると、突起59は第2の移動規制溝
7bの傾斜溝に沿って移動し、カム部材55をカム溝5
8a、58bの下溝583の範囲で変位させる。そし
て、突起59が第3の移動規制溝7cの位置まで達する
と、カム部材55が第2位置へ移動できるように構成さ
れている。
【0078】なお、カム部材55がこの第2位置に移動
すると、前述したように、カム部材55の水平部55a
に形成したディスクトレイロック部55dがディスクト
レイ5の裏面に形成したリブ5cに係合し、ディスクト
レイ5の水平方向の移動を規制してロックする。
すると、前述したように、カム部材55の水平部55a
に形成したディスクトレイロック部55dがディスクト
レイ5の裏面に形成したリブ5cに係合し、ディスクト
レイ5の水平方向の移動を規制してロックする。
【0079】また、ローディング機構50の駆動機構6
0は、図15及び図16に示すように、シャーシ40の
前方部裏面に設けられた正転/逆転可能な直流(DC)
モータからなるローディングモータ61と、該ローディ
ングモータ61の回転軸61aに取り付けられたピニオ
ンギヤ62と、ピニオンギヤ62と噛合する中径の第2
ギヤ63と、第2ギヤ63の下部に同軸で固定された小
ギヤ(図示せず)と噛合する大径の第3ギヤ64とを有
している。この第3ギヤ64の上部には小径の円筒部が
同軸上に一体に形成されており、その円筒部の上部には
小ギヤ64aが同軸上に一体に形成されている。この第
3ギヤ64の小ギヤ64aには、ディスクトレイ5の第
1及び第2のラック6a、6bと噛合する作動ギヤ65
が噛合している。この作動ギヤ65は、前記第3ギヤ6
4の小ギヤ64aと噛合する下側ギヤ65aと、該下側
ギヤ65aと同軸上に一体に形成されディスクトレイ5
のラックと噛合する上側ギヤ65bとから構成されてい
る。
0は、図15及び図16に示すように、シャーシ40の
前方部裏面に設けられた正転/逆転可能な直流(DC)
モータからなるローディングモータ61と、該ローディ
ングモータ61の回転軸61aに取り付けられたピニオ
ンギヤ62と、ピニオンギヤ62と噛合する中径の第2
ギヤ63と、第2ギヤ63の下部に同軸で固定された小
ギヤ(図示せず)と噛合する大径の第3ギヤ64とを有
している。この第3ギヤ64の上部には小径の円筒部が
同軸上に一体に形成されており、その円筒部の上部には
小ギヤ64aが同軸上に一体に形成されている。この第
3ギヤ64の小ギヤ64aには、ディスクトレイ5の第
1及び第2のラック6a、6bと噛合する作動ギヤ65
が噛合している。この作動ギヤ65は、前記第3ギヤ6
4の小ギヤ64aと噛合する下側ギヤ65aと、該下側
ギヤ65aと同軸上に一体に形成されディスクトレイ5
のラックと噛合する上側ギヤ65bとから構成されてい
る。
【0080】本実施形態では、これらの各ギヤ62〜6
5は、いずれも平歯車で構成されており、これらのギヤ
の組合せにより、ローディング機構50におけるローデ
ィングモータ61の減速機構を構成している。
5は、いずれも平歯車で構成されており、これらのギヤ
の組合せにより、ローディング機構50におけるローデ
ィングモータ61の減速機構を構成している。
【0081】前記作動ギヤ65は、第3ギヤ64の回転
軸64bに回動可能に取り付けられた遊星アーム66に
設けられた回転軸67に回転可能に設けられている。こ
の遊星アーム66は、前記第3ギヤ64の円筒部に回転
可能に嵌合する回転部66aと、該回転部66aから伸
びる第1のアーム66bと第2のアーム66cとを有
し、全体としてほぼ“く”の字状に形成されている。
軸64bに回動可能に取り付けられた遊星アーム66に
設けられた回転軸67に回転可能に設けられている。こ
の遊星アーム66は、前記第3ギヤ64の円筒部に回転
可能に嵌合する回転部66aと、該回転部66aから伸
びる第1のアーム66bと第2のアーム66cとを有
し、全体としてほぼ“く”の字状に形成されている。
【0082】この遊星アーム66の第1のアーム66b
の一端に前記回転軸67が突設されており、この回転軸
67に作動ギヤ65が回動自在に取り付けられている。
すなわち、この作動ギヤ65は、第3ギヤ64の回転軸
64bを公転軸とし、第1のアーム66bの回転軸67
を自転軸とし、第2のラック6bに沿って転動する遊星
ギヤとして構成されており、第3ギヤ64の小ギヤ64
aが太陽ギヤとして機能するようになっている。また、
この遊星アーム66の第2のアーム66cの先端には下
向きにピン68が突設され、前記カム部材55に形成さ
れた係合部55cに嵌合している。
の一端に前記回転軸67が突設されており、この回転軸
67に作動ギヤ65が回動自在に取り付けられている。
すなわち、この作動ギヤ65は、第3ギヤ64の回転軸
64bを公転軸とし、第1のアーム66bの回転軸67
を自転軸とし、第2のラック6bに沿って転動する遊星
ギヤとして構成されており、第3ギヤ64の小ギヤ64
aが太陽ギヤとして機能するようになっている。また、
この遊星アーム66の第2のアーム66cの先端には下
向きにピン68が突設され、前記カム部材55に形成さ
れた係合部55cに嵌合している。
【0083】なお、前記遊星アーム66の回転部66a
の一部は、図15及び図16に示すように、部分的に切
り欠かれており、第3ギヤ64の小ギヤ64aがその切
り欠き部から露出し、その部分で作動ギヤ65の下側ギ
ヤ65aと噛合するようになっている。
の一部は、図15及び図16に示すように、部分的に切
り欠かれており、第3ギヤ64の小ギヤ64aがその切
り欠き部から露出し、その部分で作動ギヤ65の下側ギ
ヤ65aと噛合するようになっている。
【0084】以上のような構成を有することから、この
作動ギヤ65は、ディスクトレイ5の第1のラック6a
と係合する場合は、所定位置に保持された状態でディス
クトレイ5をディスク排出位置とディスク装填位置との
間で移動させる第1動作を行い、ディスクトレイ5の第
2のラック6bと係合する場合は、カム部材55を前記
第1位置と第2位置との間で移動させる第2動作を行う
ようになっている。
作動ギヤ65は、ディスクトレイ5の第1のラック6a
と係合する場合は、所定位置に保持された状態でディス
クトレイ5をディスク排出位置とディスク装填位置との
間で移動させる第1動作を行い、ディスクトレイ5の第
2のラック6bと係合する場合は、カム部材55を前記
第1位置と第2位置との間で移動させる第2動作を行う
ようになっている。
【0085】より詳しく説明すると、前述したように、
カム部材55は、該カム部材55の水平部55aの上面
に設けた突起59がディスクトレイ5の裏面の第1の移
動規制溝7aに係合している間は、第1位置から第2位
置への移動が規制される。従って、その間、すなわちデ
ィスクトレイ5が排出位置と装填位置との間で移動する
間は、遊星アーム66の第2のアーム66cのピン68
がカム部材55の係合部55cと係合しているので、遊
星アーム66は回転できない状態にある。そのため、作
動ギヤ65は、カム部材55の突起59がディスクトレ
イ5の第1の移動規制溝7aに係合している間は、所定
位置に保持された状態にある。そして、その状態では、
作動ギヤ65は、図3に点線で示すように、ディスクト
レイ5の第1の直線状ラック6aと係合しており、ロー
ディングモータ61の回転により、ディスクトレイ5を
ディスク排出位置とディスク装填位置との間で移動させ
るディスクトレイ5の駆動ギヤとして機能する。
カム部材55は、該カム部材55の水平部55aの上面
に設けた突起59がディスクトレイ5の裏面の第1の移
動規制溝7aに係合している間は、第1位置から第2位
置への移動が規制される。従って、その間、すなわちデ
ィスクトレイ5が排出位置と装填位置との間で移動する
間は、遊星アーム66の第2のアーム66cのピン68
がカム部材55の係合部55cと係合しているので、遊
星アーム66は回転できない状態にある。そのため、作
動ギヤ65は、カム部材55の突起59がディスクトレ
イ5の第1の移動規制溝7aに係合している間は、所定
位置に保持された状態にある。そして、その状態では、
作動ギヤ65は、図3に点線で示すように、ディスクト
レイ5の第1の直線状ラック6aと係合しており、ロー
ディングモータ61の回転により、ディスクトレイ5を
ディスク排出位置とディスク装填位置との間で移動させ
るディスクトレイ5の駆動ギヤとして機能する。
【0086】一方、ディスクトレイ5がディスク装填位
置直前まで移動すると、前記カム部材55の突起59は
ディスクトレイ5の第1の移動規制溝7aから第2の移
動規制溝7bに移動し、カム部材55を横方向(第2位
置側)へわずかに変位させる。そして、ディスクトレイ
5がさらに移動し、前記突起59が第3の移動規制溝7
cに達すると、カム部材55は第2位置への移動が可能
となる。この状態においては、図4に点線で示すよう
に、作動ギヤ65は第2の円弧状ラック6bと係合して
おり、またカム部材55が第2位置へ移動可能な状態に
あり遊星アーム66が回転できることから、作動ギヤ6
5はローディングモータ61の回転に伴い第2の円弧状
ラック6bに沿って移動し、遊星ギヤとして機能する。
置直前まで移動すると、前記カム部材55の突起59は
ディスクトレイ5の第1の移動規制溝7aから第2の移
動規制溝7bに移動し、カム部材55を横方向(第2位
置側)へわずかに変位させる。そして、ディスクトレイ
5がさらに移動し、前記突起59が第3の移動規制溝7
cに達すると、カム部材55は第2位置への移動が可能
となる。この状態においては、図4に点線で示すよう
に、作動ギヤ65は第2の円弧状ラック6bと係合して
おり、またカム部材55が第2位置へ移動可能な状態に
あり遊星アーム66が回転できることから、作動ギヤ6
5はローディングモータ61の回転に伴い第2の円弧状
ラック6bに沿って移動し、遊星ギヤとして機能する。
【0087】この作動ギヤ65の移動に伴い、遊星アー
ム66は公転軸64bを中心に図15に示す位置から図
16に示す位置まで時計方向に回転し、それにより遊星
アーム66の第2のアーム66cも同様に回転する。こ
の第2のアーム66cの回転に伴い、カム部材55は係
合部55cに連結されたピン68を介して駆動され、図
15に示す第1位置から図16に示す第2位置に向かっ
て移動する。このカム部材55の第1位置から第2位置
への移動に伴い、機構ユニット42のベースフレーム4
3前方のガイドピン430a、430bは、傾斜溝58
2、582に沿って上昇し、機構ユニット42の前方部
は図3に示す下降位置から図4に示す上昇位置に変位す
る。
ム66は公転軸64bを中心に図15に示す位置から図
16に示す位置まで時計方向に回転し、それにより遊星
アーム66の第2のアーム66cも同様に回転する。こ
の第2のアーム66cの回転に伴い、カム部材55は係
合部55cに連結されたピン68を介して駆動され、図
15に示す第1位置から図16に示す第2位置に向かっ
て移動する。このカム部材55の第1位置から第2位置
への移動に伴い、機構ユニット42のベースフレーム4
3前方のガイドピン430a、430bは、傾斜溝58
2、582に沿って上昇し、機構ユニット42の前方部
は図3に示す下降位置から図4に示す上昇位置に変位す
る。
【0088】また、このディスク駆動装置は、図1に示
すように、ディスク駆動装置本体2内のシャーシ40の
上部に、前記ターンテーブル46との間で光ディスク3
を挟持するためのディスククランパ80が設置されてい
る。
すように、ディスク駆動装置本体2内のシャーシ40の
上部に、前記ターンテーブル46との間で光ディスク3
を挟持するためのディスククランパ80が設置されてい
る。
【0089】このディスククランパ80は、図17に示
すように、中央部に開口81aが形成された板状の支持
部材81に回転可能かつ上下方向に変位可能に支持され
ている。この支持部材81は、その両端をそれぞれシャ
ーシ40の取付部40cにボス(又はリベット)で止め
ることにより、シャーシ40の上部に横方向に架設され
ている。
すように、中央部に開口81aが形成された板状の支持
部材81に回転可能かつ上下方向に変位可能に支持され
ている。この支持部材81は、その両端をそれぞれシャ
ーシ40の取付部40cにボス(又はリベット)で止め
ることにより、シャーシ40の上部に横方向に架設され
ている。
【0090】一方、ディスククランパ80は、図18な
いし図21に詳しく示されているように、支持部材81
の開口81aに挿嵌される有底の扁平な円筒状の円筒状
部83と、該円筒状部83の上部外周に形成され支持部
材81の上面に係止されるフランジ部84とを有するデ
ィスククランパ本体82と、前記ターンテーブル46に
埋設された永久磁石46bに吸着される吸着手段として
の円形状の鉄製の被吸着部材(鉄板)85とから構成さ
れている。このディスククランパ本体82の円筒状部8
3は、ターンテーブル46の上面側(光ディスク3を挟
持する側)のセンターハブ46aの周囲に設けられたリ
ング状のパッド46cとほぼ同じ径に設定されている。
いし図21に詳しく示されているように、支持部材81
の開口81aに挿嵌される有底の扁平な円筒状の円筒状
部83と、該円筒状部83の上部外周に形成され支持部
材81の上面に係止されるフランジ部84とを有するデ
ィスククランパ本体82と、前記ターンテーブル46に
埋設された永久磁石46bに吸着される吸着手段として
の円形状の鉄製の被吸着部材(鉄板)85とから構成さ
れている。このディスククランパ本体82の円筒状部8
3は、ターンテーブル46の上面側(光ディスク3を挟
持する側)のセンターハブ46aの周囲に設けられたリ
ング状のパッド46cとほぼ同じ径に設定されている。
【0091】以下、図18ないし図21に基づいてこの
ディスククランパの構造についてより詳しく説明する。
ここで、図18はこのディスククランパの分解斜視図で
あり、図19はディスクランパの平面図であり、図20
はディスククランパの底面図であり、図21はターンテ
ーブルに載置されディスクを挟持した状態を示す図19
のA−A線における断面図である。
ディスククランパの構造についてより詳しく説明する。
ここで、図18はこのディスククランパの分解斜視図で
あり、図19はディスクランパの平面図であり、図20
はディスククランパの底面図であり、図21はターンテ
ーブルに載置されディスクを挟持した状態を示す図19
のA−A線における断面図である。
【0092】図18に示すように、このディスククラン
パ本体82の円筒状部83の内側は、底部を有する凹状
に形成されている。この底部は、外側からリング状の底
面部83aと、該リング状底面部83aの内側に形成さ
れた該底面部83aよりやや高くなったリング状の被吸
着部材支持部83bとから成る。また、この支持部83
bの中央には、開口86が形成されている。
パ本体82の円筒状部83の内側は、底部を有する凹状
に形成されている。この底部は、外側からリング状の底
面部83aと、該リング状底面部83aの内側に形成さ
れた該底面部83aよりやや高くなったリング状の被吸
着部材支持部83bとから成る。また、この支持部83
bの中央には、開口86が形成されている。
【0093】上記リング状の底面部83aには、所定の
スペースSを介して円周方向に等間隔で設けられた3個
の円弧状の鉄板位置決め用リブ83cが一体に形成され
ている。また、各鉄板位置決め用リブ83cの外側に
は、径方向に凹部の内周面まで伸びる2本のリブ83d
が一体に形成されている。さらに、各円弧状鉄板位置決
め用リブ83cの円周方向の一端部には、被吸着部材
(鉄板)85を保持するための突出部83eが前記支持
部83bの上面との間に所定間隔を有する高さに一体に
突出形成されている。また、これらの突出部83eの下
側の底面部83aには、成形の際に金型が入り込むため
の開口83fがそれぞれ形成されている。
スペースSを介して円周方向に等間隔で設けられた3個
の円弧状の鉄板位置決め用リブ83cが一体に形成され
ている。また、各鉄板位置決め用リブ83cの外側に
は、径方向に凹部の内周面まで伸びる2本のリブ83d
が一体に形成されている。さらに、各円弧状鉄板位置決
め用リブ83cの円周方向の一端部には、被吸着部材
(鉄板)85を保持するための突出部83eが前記支持
部83bの上面との間に所定間隔を有する高さに一体に
突出形成されている。また、これらの突出部83eの下
側の底面部83aには、成形の際に金型が入り込むため
の開口83fがそれぞれ形成されている。
【0094】一方、前記被吸着部材85は、前記位置決
め用リブ83cで規定された円の中に入る寸法に形成さ
れており、その周囲からは、位置決め用リブ83cの間
のスペースSに対応した間隔で該スペースSに収まるサ
イズの3個の係止突起85aが径方向に一体に突出形成
されている。また、この被吸着部材85の周囲の係止突
起85aの間の位置には、治具と係合するための凹部8
5bが形成されている。
め用リブ83cで規定された円の中に入る寸法に形成さ
れており、その周囲からは、位置決め用リブ83cの間
のスペースSに対応した間隔で該スペースSに収まるサ
イズの3個の係止突起85aが径方向に一体に突出形成
されている。また、この被吸着部材85の周囲の係止突
起85aの間の位置には、治具と係合するための凹部8
5bが形成されている。
【0095】以上の構造を有する被吸着部材85をディ
スククランパ本体82に組み込む場合には、まず被吸着
部材85の3個の係止突起85aが鉄板位置決め用リブ
83c間のスペースSにそれぞれ入るようにして被吸着
部材85を前記支持部83bの上に載置する。その上
で、図示しない治具を凹部85bに係合させて係止突起
85aが各円弧状補強リブ83cの突出部83eの下側
に位置するように回転させる。それにより、図19及び
図20に示すように、被吸着部材85は、3個の係止突
起85aがそれぞれ補強リブの突出部83eにより保持
されて、ディスククランパ本体82に一体に組み込まれ
る。
スククランパ本体82に組み込む場合には、まず被吸着
部材85の3個の係止突起85aが鉄板位置決め用リブ
83c間のスペースSにそれぞれ入るようにして被吸着
部材85を前記支持部83bの上に載置する。その上
で、図示しない治具を凹部85bに係合させて係止突起
85aが各円弧状補強リブ83cの突出部83eの下側
に位置するように回転させる。それにより、図19及び
図20に示すように、被吸着部材85は、3個の係止突
起85aがそれぞれ補強リブの突出部83eにより保持
されて、ディスククランパ本体82に一体に組み込まれ
る。
【0096】このディスククランパ本体82の円筒状部
83の外側の底面には、図20に示すように、外周側か
らリング状のディスク当接部87aと、該ディスク当接
部87aの内側に形成され前記ディスク当接部87aよ
り若干低くなったリング状凹部87bと、該リング状凹
部87bの内側に形成され、前述した開口86に連なる
リング状のテーパー部87cとが形成されている。この
テーパー部87cは、図21に示すように、前記ターン
テーブル46のセンターハブ46aのテーパー部に対応
しており、ターンテーブル46に吸着される際の案内面
をなすものである。
83の外側の底面には、図20に示すように、外周側か
らリング状のディスク当接部87aと、該ディスク当接
部87aの内側に形成され前記ディスク当接部87aよ
り若干低くなったリング状凹部87bと、該リング状凹
部87bの内側に形成され、前述した開口86に連なる
リング状のテーパー部87cとが形成されている。この
テーパー部87cは、図21に示すように、前記ターン
テーブル46のセンターハブ46aのテーパー部に対応
しており、ターンテーブル46に吸着される際の案内面
をなすものである。
【0097】また、このディスククランパ本体82の円
筒状部83の下部の外周部には、等間隔(120゜間
隔)で径方向に突出する3本のディスク押さえ突起88
が一体に形成されている。このディスク押さえ突起は、
円周方向の幅が約3mmで径方向に約1mm程度突出す
るように構成されている。この押さえ突起88の下面
は、前記ディスク当接部87aと連続する共通面をなす
ようになっている。なお、このディスク押さえ突起88
のサイズやの数及び設置位置は、回転時に偏心が生じな
いものであれば、特に以上のようなサイズや数や位置に
限定されるものではないことはいうまでもない。例え
ば、押さえ突起を90゜間隔で4本設けたり、72゜間
隔で5本設けることもできる。
筒状部83の下部の外周部には、等間隔(120゜間
隔)で径方向に突出する3本のディスク押さえ突起88
が一体に形成されている。このディスク押さえ突起は、
円周方向の幅が約3mmで径方向に約1mm程度突出す
るように構成されている。この押さえ突起88の下面
は、前記ディスク当接部87aと連続する共通面をなす
ようになっている。なお、このディスク押さえ突起88
のサイズやの数及び設置位置は、回転時に偏心が生じな
いものであれば、特に以上のようなサイズや数や位置に
限定されるものではないことはいうまでもない。例え
ば、押さえ突起を90゜間隔で4本設けたり、72゜間
隔で5本設けることもできる。
【0098】さらに、前記ディスククランパ本体82の
フランジ部84には、図18ないし図20に示されてい
るように、これらのディスク押さえ突起88に対応する
位置に、成形の際に金型が入り込むための開口84aが
形成されている。
フランジ部84には、図18ないし図20に示されてい
るように、これらのディスク押さえ突起88に対応する
位置に、成形の際に金型が入り込むための開口84aが
形成されている。
【0099】上記構成を有するディスククランパ80に
よれば、図21に示すように、ターンテーブル46のリ
ング状のパッド46c上に光ディスク3が支持された状
態でディスククランパ80の被吸着部材85がターンテ
ーブルの磁石46bに吸着されると、ディスククランパ
80のディスク当接部87aとターンテーブル46のリ
ング状のパッド46cとの間で光ディスク3を挟持す
る。この場合、前記ディスク押さえ突起88は、ターン
テーブル46の外径より外側の地点において光ディスク
3の上面に当接する。そのため、光ディスク3の上面を
より広い範囲で安定させて押さえることができ、大径の
ディスクランパを用いた場合の偏心回転による振動を防
止できる一方、光ディスクが回転した際にばたつきが生
じることを効果的に防止することができる。
よれば、図21に示すように、ターンテーブル46のリ
ング状のパッド46c上に光ディスク3が支持された状
態でディスククランパ80の被吸着部材85がターンテ
ーブルの磁石46bに吸着されると、ディスククランパ
80のディスク当接部87aとターンテーブル46のリ
ング状のパッド46cとの間で光ディスク3を挟持す
る。この場合、前記ディスク押さえ突起88は、ターン
テーブル46の外径より外側の地点において光ディスク
3の上面に当接する。そのため、光ディスク3の上面を
より広い範囲で安定させて押さえることができ、大径の
ディスクランパを用いた場合の偏心回転による振動を防
止できる一方、光ディスクが回転した際にばたつきが生
じることを効果的に防止することができる。
【0100】また、このディスククランパ80は、上述
したような構成としたことから、軽量に形成でき、光デ
ィスク3の回転速度の制御を円滑に行うことができる。
また、上述したような構成としたことから、ディスクク
ランパ本体82を一体成形により形成することができ、
しかも部品数が2つであり、またそれらの組み付けも容
易にできることから、製造工程や製造コストの面でも有
利である。
したような構成としたことから、軽量に形成でき、光デ
ィスク3の回転速度の制御を円滑に行うことができる。
また、上述したような構成としたことから、ディスクク
ランパ本体82を一体成形により形成することができ、
しかも部品数が2つであり、またそれらの組み付けも容
易にできることから、製造工程や製造コストの面でも有
利である。
【0101】なお、上記実施形態では、ターンテーブル
46に永久磁石を設置するとともに、ディスククランパ
80には吸着手段として鉄製のディスクからなる被吸着
部材を設けているが、これを逆にしてディスククランパ
80に永久磁石を設けることも可能である。
46に永久磁石を設置するとともに、ディスククランパ
80には吸着手段として鉄製のディスクからなる被吸着
部材を設けているが、これを逆にしてディスククランパ
80に永久磁石を設けることも可能である。
【0102】上述したディスク駆動装置は、さらに、図
2ないし図4で符号90で示すディスクトレイのエマー
ジェンシー排出機構を有している。このディスクトレイ
のエマージェンシー排出機構90は、ディスクトレイ5
が再生位置にある状態で停電などにより、ローディング
モータ61が作動しなくなった場合に、装置本体から治
具を挿入してこのカムを回動させることにより、カム部
材55を第2位置から第1位置へ移動させ、それにより
ディスクトレイ5の先端を装置本体2内部から外側に排
出させるものである。
2ないし図4で符号90で示すディスクトレイのエマー
ジェンシー排出機構を有している。このディスクトレイ
のエマージェンシー排出機構90は、ディスクトレイ5
が再生位置にある状態で停電などにより、ローディング
モータ61が作動しなくなった場合に、装置本体から治
具を挿入してこのカムを回動させることにより、カム部
材55を第2位置から第1位置へ移動させ、それにより
ディスクトレイ5の先端を装置本体2内部から外側に排
出させるものである。
【0103】次に、ディスク駆動装置1Aの動作につい
て説明する。ディスク駆動装置1Aの非使用時には、空
のディスクトレイ5は、ケーシング10内(装置本体2
内)に収納された状態(ディスク装填位置)にある。こ
の状態では、図4に示すように、機構ユニット42は上
昇位置にあり、またカム部材55は図15に示す第2位
置にあり、カム部材55の水平面55aの突起59は第
3の移動規制溝7cに位置する。さらに、駆動機構60
の作動ギヤ65は、図4に点線で示すように、ディスク
トレイ5裏面の第2のラック6bの第1のラック6aと
反対側の端部にて、該ラック6bと係合した状態にあ
る。
て説明する。ディスク駆動装置1Aの非使用時には、空
のディスクトレイ5は、ケーシング10内(装置本体2
内)に収納された状態(ディスク装填位置)にある。こ
の状態では、図4に示すように、機構ユニット42は上
昇位置にあり、またカム部材55は図15に示す第2位
置にあり、カム部材55の水平面55aの突起59は第
3の移動規制溝7cに位置する。さらに、駆動機構60
の作動ギヤ65は、図4に点線で示すように、ディスク
トレイ5裏面の第2のラック6bの第1のラック6aと
反対側の端部にて、該ラック6bと係合した状態にあ
る。
【0104】この状態でイジェクト操作を行うと、ロー
ディングモータ61が所定方向に回転し、減速機構を介
して作動ギア65が図4中時計方向に回転する。この状
態では、作動ギヤ65は軸64bを公転軸とする遊星ギ
ヤとして機能し、その回転に伴い第2のラック6bに沿
って第1のラック6aの方へ移動する。この作動ギヤ6
5の移動に伴い、遊星アーム66は公転軸64bを中心
として反時計方向に回動する。この遊星アーム66の回
動に従い、第2のアーム66cはピン68を介してカム
部材55を図4(図16)に示す第2位置から図3(図
15)に示す第1位置へ移動させ、それにより機構ユニ
ット42も上昇位置から下降位置へ移動する。このカム
部材55の第2位置から第1位置への移動の間は、カム
部材55の水平部55a上面の突起59は第3の移動規
制溝7cに沿って摺動し、第2の移動規制溝7bを経て
第1の移動規制溝7aに達する。
ディングモータ61が所定方向に回転し、減速機構を介
して作動ギア65が図4中時計方向に回転する。この状
態では、作動ギヤ65は軸64bを公転軸とする遊星ギ
ヤとして機能し、その回転に伴い第2のラック6bに沿
って第1のラック6aの方へ移動する。この作動ギヤ6
5の移動に伴い、遊星アーム66は公転軸64bを中心
として反時計方向に回動する。この遊星アーム66の回
動に従い、第2のアーム66cはピン68を介してカム
部材55を図4(図16)に示す第2位置から図3(図
15)に示す第1位置へ移動させ、それにより機構ユニ
ット42も上昇位置から下降位置へ移動する。このカム
部材55の第2位置から第1位置への移動の間は、カム
部材55の水平部55a上面の突起59は第3の移動規
制溝7cに沿って摺動し、第2の移動規制溝7bを経て
第1の移動規制溝7aに達する。
【0105】その時点では、作動ギヤ65は第2の円弧
状ラック6bから第1の直線状ラック6aに移動してお
り、またカム部材55の突起59も第2の移動規制溝7
bから第1の移動規制溝7aに移動している。このカム
部材55の突起59が第1の移動規制溝7aに移動する
と、カム部材55は横方向の移動が規制され、それに伴
い遊星アーム66も回転できない状態となり、作動ギヤ
65はその位置でディスクトレイ5の駆動ギヤとして作
動する。そのため、作動ギヤ65は、図3に点線で示す
ように、ディスクトレイ5の第1のラック6aと係合
し、ディスクトレイ5を装填位置(再生位置)から排出
位置へ移動させる。この状態では、機構ユニット42は
既に下降位置に変位しており、ディスククランパ80か
ら所定距離離間している。そのため、ディスククランパ
80やターンテーブル46がディスクトレイ5の排出動
作を妨げることはない。
状ラック6bから第1の直線状ラック6aに移動してお
り、またカム部材55の突起59も第2の移動規制溝7
bから第1の移動規制溝7aに移動している。このカム
部材55の突起59が第1の移動規制溝7aに移動する
と、カム部材55は横方向の移動が規制され、それに伴
い遊星アーム66も回転できない状態となり、作動ギヤ
65はその位置でディスクトレイ5の駆動ギヤとして作
動する。そのため、作動ギヤ65は、図3に点線で示す
ように、ディスクトレイ5の第1のラック6aと係合
し、ディスクトレイ5を装填位置(再生位置)から排出
位置へ移動させる。この状態では、機構ユニット42は
既に下降位置に変位しており、ディスククランパ80か
ら所定距離離間している。そのため、ディスククランパ
80やターンテーブル46がディスクトレイ5の排出動
作を妨げることはない。
【0106】フロントベゼル15の開口15aから引き
出されたディスクトレイ5のディスク載置部5aに光デ
ィスク3を載置し、ローディング操作を行うと、ローデ
ィングモータ61が前記と逆方向に回転し、減速機構を
介して作動ギヤ65が図3中反時計方向に回転(逆回
転)する。これに伴い、ディスクトレイ5が後方(ディ
スク駆動装置の奥側)へ移動し、開口15aを通過し
て、前記ディスク装填位置まで移動する。これにより、
ディスクトレイ5上に位置決めされた状態で載置された
光ディスク3も、装置本体2内のディスク装填位置(再
生位置)へ搬送される。
出されたディスクトレイ5のディスク載置部5aに光デ
ィスク3を載置し、ローディング操作を行うと、ローデ
ィングモータ61が前記と逆方向に回転し、減速機構を
介して作動ギヤ65が図3中反時計方向に回転(逆回
転)する。これに伴い、ディスクトレイ5が後方(ディ
スク駆動装置の奥側)へ移動し、開口15aを通過し
て、前記ディスク装填位置まで移動する。これにより、
ディスクトレイ5上に位置決めされた状態で載置された
光ディスク3も、装置本体2内のディスク装填位置(再
生位置)へ搬送される。
【0107】ディスクトレイ5のローディング中、すな
わち後方への移動中は、作動ギヤ65はディスクトレイ
5裏面の第1のラック6aと係合しており、またカム部
材上部の突起59は第1移動規制溝7aに沿って案内さ
れる。従って、カム部材55は、第1位置に保持され、
第2位置の方へ移動することができない。その結果、遊
星アーム66も回転することができずに所定位置に保持
され、作動ギヤ65はその所定位置において回転し、デ
ィスクトレイ5の駆動ギヤとして機能する。そして、機
構ユニット42は、その前方部が下降位置にある状態を
維持する。
わち後方への移動中は、作動ギヤ65はディスクトレイ
5裏面の第1のラック6aと係合しており、またカム部
材上部の突起59は第1移動規制溝7aに沿って案内さ
れる。従って、カム部材55は、第1位置に保持され、
第2位置の方へ移動することができない。その結果、遊
星アーム66も回転することができずに所定位置に保持
され、作動ギヤ65はその所定位置において回転し、デ
ィスクトレイ5の駆動ギヤとして機能する。そして、機
構ユニット42は、その前方部が下降位置にある状態を
維持する。
【0108】ディスクトレイ5がディスク再生位置に接
近すると、カム部材55に形成された突起59が第1の
移動規制溝7aから第2の移動規制溝7bに移動し、カ
ム部材55はわずかに横方向にシフトされる。そして、
ディスクトレイ5がディスク装填位置まで到達すると、
カム部材55の突起59は第2の移動規制溝7bを経て
第3の移動規制溝7cへ移動しており、カム部材55は
第2位置への移動が可能な状態となり、遊星アーム66
も回転できる状態になる。また、この状態では、作動ギ
ヤ65は第1のラック6aから第2のラック6bへの移
行点に位置している。
近すると、カム部材55に形成された突起59が第1の
移動規制溝7aから第2の移動規制溝7bに移動し、カ
ム部材55はわずかに横方向にシフトされる。そして、
ディスクトレイ5がディスク装填位置まで到達すると、
カム部材55の突起59は第2の移動規制溝7bを経て
第3の移動規制溝7cへ移動しており、カム部材55は
第2位置への移動が可能な状態となり、遊星アーム66
も回転できる状態になる。また、この状態では、作動ギ
ヤ65は第1のラック6aから第2のラック6bへの移
行点に位置している。
【0109】そのため、この状態では、ディスクトレイ
5の移動が規制されている一方、遊星アーム66の回転
が可能なことから、ローディングモータ61の回転によ
り作動ギヤ65が回転すると、作動ギヤ65は第2の円
弧状ラック6bに沿って回転しながら移動し、遊星ギヤ
として機能することになる。
5の移動が規制されている一方、遊星アーム66の回転
が可能なことから、ローディングモータ61の回転によ
り作動ギヤ65が回転すると、作動ギヤ65は第2の円
弧状ラック6bに沿って回転しながら移動し、遊星ギヤ
として機能することになる。
【0110】この作動ギヤ65が遊星ギヤとして機能し
て第2の円弧状ラック6bに沿って移動すると、作動ギ
ヤ65の移動に伴って遊星アーム66が公転軸64bを
中心として、図3中時計方向に回転する。遊星アーム6
6がそのように回転すると、遊星アーム66の第2のア
ーム66cも同様に時計方向に回転し、それによりカム
部材55は第1位置から第2位置に移動する。
て第2の円弧状ラック6bに沿って移動すると、作動ギ
ヤ65の移動に伴って遊星アーム66が公転軸64bを
中心として、図3中時計方向に回転する。遊星アーム6
6がそのように回転すると、遊星アーム66の第2のア
ーム66cも同様に時計方向に回転し、それによりカム
部材55は第1位置から第2位置に移動する。
【0111】このカム部材55の移動に伴って、機構ユ
ニット42のベースフレーム43先端のガイドピン43
0a、430bがカム溝58a、58bの傾斜溝582
に沿って上溝581まで押し上げられる。それによっ
て、機構ユニット42は下降位置から上昇位置に変位
し、ディスクトレイ5上に載置されてディスク装填位置
まで搬送されてきた光ディスク3の中心孔3aにターン
テーブル46のセンターハブ46aが係合し、光ディス
ク3をディスク載置面から持ち上げる。
ニット42のベースフレーム43先端のガイドピン43
0a、430bがカム溝58a、58bの傾斜溝582
に沿って上溝581まで押し上げられる。それによっ
て、機構ユニット42は下降位置から上昇位置に変位
し、ディスクトレイ5上に載置されてディスク装填位置
まで搬送されてきた光ディスク3の中心孔3aにターン
テーブル46のセンターハブ46aが係合し、光ディス
ク3をディスク載置面から持ち上げる。
【0112】その過程で、ディスククランパ80がター
ンテーブル46の永久磁石46bに吸着され、それらの
間に光ディスク3を挟持する。すなわち、図21に示す
ように、ターンテーブル46のリング状のパッド46c
上に光ディスク3が支持された状態でディスククランパ
80の被吸着部材85がターンテーブルの磁石46bに
吸着され、ディスククランパ80のディスク当接部87
aとターンテーブル46のリング状のパッド46cとの
間で光ディスク3を挟持する。
ンテーブル46の永久磁石46bに吸着され、それらの
間に光ディスク3を挟持する。すなわち、図21に示す
ように、ターンテーブル46のリング状のパッド46c
上に光ディスク3が支持された状態でディスククランパ
80の被吸着部材85がターンテーブルの磁石46bに
吸着され、ディスククランパ80のディスク当接部87
aとターンテーブル46のリング状のパッド46cとの
間で光ディスク3を挟持する。
【0113】この状態で再生スイッチなどが操作される
と、スピンドルモータ45の回転とともにターンテーブ
ル46も回転する。その回転に伴って光りディスク3も
回転し、光ディスクの再生又は光ディスクへの書き込み
が行われる。
と、スピンドルモータ45の回転とともにターンテーブ
ル46も回転する。その回転に伴って光りディスク3も
回転し、光ディスクの再生又は光ディスクへの書き込み
が行われる。
【0114】この場合、ディスク押さえ突起88がター
ンテーブル46の外径より外側の地点において光ディス
ク3の上面に当接する。そのため、光ディスク3の上面
をより広い範囲で安定させて押さえることができ、光デ
ィスク3が回転した際にばたつきが生じることを効果的
に防止することができる。
ンテーブル46の外径より外側の地点において光ディス
ク3の上面に当接する。そのため、光ディスク3の上面
をより広い範囲で安定させて押さえることができ、光デ
ィスク3が回転した際にばたつきが生じることを効果的
に防止することができる。
【0115】また、このディスククランパ80は、前述
したような構成としたことから、軽量に形成でき、光デ
ィスク3の回転速度の制御に影響を与えるようなことは
ない。
したような構成としたことから、軽量に形成でき、光デ
ィスク3の回転速度の制御に影響を与えるようなことは
ない。
【0116】また、光ディスク3の再生が終了しまたは
中止して光ディスクを取り出す場合には、所定のスイッ
チなどを操作して、光ディスクのアンローディング(イ
ジェクト)が行われる。このアンローディングの際に
は、以上の動作が逆に行われる。
中止して光ディスクを取り出す場合には、所定のスイッ
チなどを操作して、光ディスクのアンローディング(イ
ジェクト)が行われる。このアンローディングの際に
は、以上の動作が逆に行われる。
【0117】以上、本発明のディスククランパ及び前記
ディスククランパを備えたディスク駆動装置を図示の実
施形態について説明したが、本発明は、以上の実施形態
に限定されるものではなく、種々の改良や改変が可能で
ある。また、本発明は、CD−Rドライブに限らず、C
D−ROMドライブなど他のディスク駆動装置に応用で
きることは言うまでもない。
ディスククランパを備えたディスク駆動装置を図示の実
施形態について説明したが、本発明は、以上の実施形態
に限定されるものではなく、種々の改良や改変が可能で
ある。また、本発明は、CD−Rドライブに限らず、C
D−ROMドライブなど他のディスク駆動装置に応用で
きることは言うまでもない。
【0118】
【発明の効果】本発明のディスククランパによれば、デ
ィスククランパの径を大きくしなくても光ディスクを上
側から広い範囲で押さえることができ、大径のディスク
クランパを用いた場合に発生する偏心回転による振動を
防止できる一方、ディスクのばたつきなどを効果的に防
止できる。
ィスククランパの径を大きくしなくても光ディスクを上
側から広い範囲で押さえることができ、大径のディスク
クランパを用いた場合に発生する偏心回転による振動を
防止できる一方、ディスクのばたつきなどを効果的に防
止できる。
【0119】また、ディスククランパ本体を一体成形に
より形成することができ、しかも部品数が2つであり、
またそれらの組み付けも容易にできることから、製造工
程や製造コストの面でも有利である。
より形成することができ、しかも部品数が2つであり、
またそれらの組み付けも容易にできることから、製造工
程や製造コストの面でも有利である。
【図1】本発明のディスククランパ及び前記ディスクク
ランパを備えたディスク駆動装置の外観構成を示す斜視
図である。
ランパを備えたディスク駆動装置の外観構成を示す斜視
図である。
【図2】図1に示すディスク駆動装置の分解斜視図であ
る。
る。
【図3】図1に示すディスク駆動装置における装置本体
の平面図であって、機構ユニットが下降位置にある状態
を示している。
の平面図であって、機構ユニットが下降位置にある状態
を示している。
【図4】図1に示すディスク駆動装置における装置本体
の平面図であって、機構ユニットが上昇位置にある状態
を示している。
の平面図であって、機構ユニットが上昇位置にある状態
を示している。
【図5】図1に示すディスク駆動装置のディスクトレイ
の裏面の構成を示す底面図である。
の裏面の構成を示す底面図である。
【図6】図1に示すディスク駆動装置における弾性部材
の構成を示す斜視図である。
の構成を示す斜視図である。
【図7】図1に示すディスク駆動装置における保持部材
(光ピックアップ移動機構48)の構成を示す平面図で
ある。
(光ピックアップ移動機構48)の構成を示す平面図で
ある。
【図8】図8(a)は、上記スライド送り機構における
スレッドモータを示す平面図であり、また図8(b)は
スレッドモータの回転軸先端とストッパ片との間隔を示
す一部拡大図である。
スレッドモータを示す平面図であり、また図8(b)は
スレッドモータの回転軸先端とストッパ片との間隔を示
す一部拡大図である。
【図9】上記スレッドモータの取付状態を示す正面図で
ある。
ある。
【図10】図10(a)(b)(c)は、それぞれ、上
記スライド送り機構におけるリードスクリューとウォー
ムホイールとのかみ合い状態を示す図である。
記スライド送り機構におけるリードスクリューとウォー
ムホイールとのかみ合い状態を示す図である。
【図11】図1に示すディスク駆動装置におけるフレキ
シブルプリント基板の取付構造を示す斜視図である。
シブルプリント基板の取付構造を示す斜視図である。
【図12】上記フレキシブルプリント基板の平面図であ
る。
る。
【図13】図13(a)(b)(C)は、それぞれ開口
遮蔽部材の平面図、側面図及び底面図である。
遮蔽部材の平面図、側面図及び底面図である。
【図14】図14(a)(b)は、ピックアップの移動
に伴うフレキシブルプリント基板の変形状態を示す説明
図である。
に伴うフレキシブルプリント基板の変形状態を示す説明
図である。
【図15】図1に示すディスク駆動装置におけるカム機
構の構成を示す斜視図であって、カム部材が第1位置に
ある状態を示している。
構の構成を示す斜視図であって、カム部材が第1位置に
ある状態を示している。
【図16】図1に示すディスク駆動装置におけるカム機
構の構成を示す斜視図であって、カム部材が第2位置に
ある状態を示している。
構の構成を示す斜視図であって、カム部材が第2位置に
ある状態を示している。
【図17】図1に示すディスク駆動装置におけるディス
ククランパの構成を示す斜視図である。
ククランパの構成を示す斜視図である。
【図18】上記ディスククランパの分解斜視図である。
【図19】上記ディスクランパの平面図である。
【図20】上記ディスククランパの底面図である。
【図21】上記ディスククランパがターンテーブルに載
置されディスクを挟持した状態を示す図19のA−A線
における断面図である。
置されディスクを挟持した状態を示す図19のA−A線
における断面図である。
1A ディスク駆動装置 2 装置本体 3 光ディスク(ディスク) 3a 中心孔 5 ディスクトレイ 5a ディスク載置部 5c リブ(突起部) 5L,5R ガイド溝 6 ラックギヤ 6a 第1のラック 6b 第2のラック 7 カム部材移動規制溝 7a 第1の移動規制溝 7b 第2の移動規制溝 7c 第3の移動規制溝 10 ケーシング 11 プリント回路基板 11a 開口 11b 開口 13 機構組立体 15 フロントベゼル 15a 開口 20 ディスクトレイ開口 40 シャーシ 40a 底部 40b 壁部 40g ガイド部材 40c 取付部 41 開口 41G 間隙 42 機構ユニット 43 ベースフレーム 43a 外枠部 43b 内枠部 43c 連結部 43d 補強部 43G 間隙 43T タブ 430a、430b ガイドピン 431、432 軸 433、434 軸孔 44 保持部材 44a 底部 44b 壁部 44c 取付部 441 弾性部材(インシュレータ) 441a 中心孔 441b 凹溝 445 開口 447 凹部 448 突起 45a スピンドルモータの回転軸 45b モータ支持部(金属板) 46 ターンテーブル 46a センターハブ 46b 永久磁石 46c パッド 47 光ピックアップ(ピックアップ) 47a 対物レンズ 470 フレキシブルプリント基板 470a コネクタ 474 係合部(凹部) 476 開口遮蔽部材 476a 板状部材 476b 脚部 479 押さえ部材 48 光ピックアップ移動機構/スライ
ド送り機構 480 スレッドモータ(DCモータ) 480a モータの回転軸 481 リードスクリュー 482a ウォームホイール 482b ピニオン 483 ラックギヤ 484 スライダ(移動手段) 485 ガイド棒 486 ヘッド支持台 487 ストッパ片(回転軸移動規制手
段) 487a、487b 補強リブ(補強手段) 488 支持部材 489 固定板 50 ローディング機構 51 カム機構 52a、52b 突起 55 カム部材 55a 水平部 55b 垂直部 55c 係合部 55d ディスクトレイロック部 56a、56b 案内溝 58a、58b カム溝 581 上溝 582 傾斜溝 583 下溝 59 突起 60 駆動機構 61 ローディングモータ 61a 回転軸 62 ピニオンギヤ 63 第2ギヤ 64 第3ギヤ 64a 小ギヤ(太陽ギヤ) 64b 回転軸(公転軸) 65 作動ギヤ 65a 下側ギヤ 65b 上側ギヤ 66 遊星アーム 66a 回転部 66b 第1のアーム 66c 第2のアーム 67 回転軸(自転軸) 68 ピン 80 ディスククランパ 81 支持部材 81a 開口 82 ディスククランパ本体 83 円筒状部 83a 底面部 83b 被吸着部材支持部 83c 円弧状補強リブ 83d 補強リブ 83e 突出部 83f 開口 84 フランジ部 84a 開口 85 被吸着部材 85a 係止突起 85b 凹部 86 開口 87a ディスク当接部 87b 凹部 87c テーパー部 88 ディスク押さえ突起 90 エマージェンシー排出機構
ド送り機構 480 スレッドモータ(DCモータ) 480a モータの回転軸 481 リードスクリュー 482a ウォームホイール 482b ピニオン 483 ラックギヤ 484 スライダ(移動手段) 485 ガイド棒 486 ヘッド支持台 487 ストッパ片(回転軸移動規制手
段) 487a、487b 補強リブ(補強手段) 488 支持部材 489 固定板 50 ローディング機構 51 カム機構 52a、52b 突起 55 カム部材 55a 水平部 55b 垂直部 55c 係合部 55d ディスクトレイロック部 56a、56b 案内溝 58a、58b カム溝 581 上溝 582 傾斜溝 583 下溝 59 突起 60 駆動機構 61 ローディングモータ 61a 回転軸 62 ピニオンギヤ 63 第2ギヤ 64 第3ギヤ 64a 小ギヤ(太陽ギヤ) 64b 回転軸(公転軸) 65 作動ギヤ 65a 下側ギヤ 65b 上側ギヤ 66 遊星アーム 66a 回転部 66b 第1のアーム 66c 第2のアーム 67 回転軸(自転軸) 68 ピン 80 ディスククランパ 81 支持部材 81a 開口 82 ディスククランパ本体 83 円筒状部 83a 底面部 83b 被吸着部材支持部 83c 円弧状補強リブ 83d 補強リブ 83e 突出部 83f 開口 84 フランジ部 84a 開口 85 被吸着部材 85a 係止突起 85b 凹部 86 開口 87a ディスク当接部 87b 凹部 87c テーパー部 88 ディスク押さえ突起 90 エマージェンシー排出機構
Claims (4)
- 【請求項1】 上昇位置と下降位置との間で変位可能な
ターンテーブルにより回転させられるディスクに記録さ
れた情報の再生又は記録再生を行うディスク駆動装置で
用いられ、前記ターンテーブル上方に設けられた支持部
材に回動可能かつ上下方向に変位可能に支持され、上昇
位置に変位した前記ターンテーブルとの間でディスクを
挟持するためのディスククランパであって、前記ディス
ククランパが、 前記支持部材の開口に挿嵌される前記ターンテーブルの
径とほぼ等しい径を有する略円筒状の円筒状部と、前記
支持部材の上面に支持される前記円筒状部の上部周囲に
一体に設けられたフランジ部と、を有するディスククラ
ンパ本体と、 前記ディスククランパ本体に設けられ、ターンテーブル
に吸着される吸着手段と、 前記ディスククランパ本体の円筒状部の下部周囲に一体
に形成された径方向に突出する複数のディスク押さえ突
起と、を有することを特徴とするディスククランパ。 - 【請求項2】 前記複数のディスク押さえ突起は、円周
方向に等間隔で設けられた3個の突起からなることを特
徴とする請求項1に記載のディスククランパ。 - 【請求項3】 前記ディスクランパ本体のフランジ部の
前記ディスク押さえ突起と対応する位置に開口が形成さ
れており、それによりディスククランパ本体を一体成形
可能にすることを特徴とする請求項1に記載のディスク
クランパ。 - 【請求項4】 上昇位置と下降位置との間で変位可能に
構成され、ディスクを回転駆動するためのターンテーブ
ルを備えたディスク装置本体と;前記ディスク装置本体
に対して、ディスク再生位置とディスク着脱との間で移
動可能に設けられ、ディスクが載置されるディスク載置
面を有するディスクトレイと;前記ディスク装置本体内
で前記ターンテーブルの上方に該ターンテーブルと間隔
を置いて設けられた支持部材と、 前記支持部材に回動可能かつ上下方向に変位可能に支持
され、上昇位置に変位した前記ターンテーブルとの間で
前記ディスクトレイによりディスク再生位置に運ばれて
きたディスクを挟持するディスククランパと、を有する
ディスク駆動装置において、 前記ディスククランパが、 前記支持部材の開口内に挿嵌される前記ターンテーブル
の径とほぼ等しい径を有する略円筒状の円筒状部と、前
記支持部材の上面に支持される前記円筒状部の上部周囲
に一体に設けられたフランジ部と、を有するディスクク
ランパ本体と、前記ディスククランパ本体に設けられ、
ターンテーブルに吸着される吸着手段と、を有するディ
スク駆動装置において、 前記ディスククランパ本体の円筒状部の下部周囲に、径
方向に突出する円周方向に等間隔で設けられた複数のデ
ィスク押さえ突起を一体に形成したことを特徴とするデ
ィスク駆動装置。
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