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JPH10282938A - 表示制御回路及び画像表示装置並びにそれを備えた電子機器 - Google Patents

表示制御回路及び画像表示装置並びにそれを備えた電子機器

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JPH10282938A
JPH10282938A JP9103908A JP10390897A JPH10282938A JP H10282938 A JPH10282938 A JP H10282938A JP 9103908 A JP9103908 A JP 9103908A JP 10390897 A JP10390897 A JP 10390897A JP H10282938 A JPH10282938 A JP H10282938A
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display
display data
unit
data
signal
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JP9103908A
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Tomokazu Kono
友和 河野
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Seiko Epson Corp
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Seiko Epson Corp
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 表示データの転送方式を改善し、低消費電力
で、動作速度、アクセススピードの高速化が図れる表示
制御回路及び画像表示装置並びにそれを備えた電子機器
を提供すること。 【解決手段】 MPU10側のシステムより表示データ
LDnが転送され、表示部に表示データを表示制御する
表示制御回路である。MPU10からのコマンドに従い
表示データがMPUからアクセス要求される第1の期間
にライトされ、直後の1フレーム期間内にリードされる
RAM18を有する。リードされた表示データを、リー
ドライトする表示データRAM100を含む駆動手段4
0・50を有する。RAM18のリードライト制御する
制御手段20を有する。制御手段20は、MPU10の
アクセス要求に応じて常時VRAM12からRAM18
へ表示データをライトする第1のモード、RAM18か
ら表示データRAM100へ表示データの転送を行う第
2のモード、のいずれかのモードに切換選択する選択手
段25を有する。これにより、MPU10に制限は加わ
らず、高速動作が可能となる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、マイクロプロセッ
シングユニット(MPU)により表示データが転送さ
れ、液晶表示部等の表示部に表示データを表示制御する
表示制御回路並びにそれを用いた画像表示装置及び電子
機器に関する。
【0002】
【背景技術及び発明が解決しようとする課題】従来よ
り、この種の液晶表示装置において、MPU側から表示
データをLCDモジュール(LCDパネル)、走査電極
駆動回路(Yドライバ)、信号電極駆動回路(Xドライ
バ)等へ転送する方式として、マトリックス型液晶表示
素子モジュール・コントローラ(以下モジュールコント
ローラと言う)を用いる方式と、RAM(読み出し専用
メモリ)内蔵型Xドライバを用いる方式と、に大別でき
る。
【0003】前者の方式は、CRTを用いた表示装置と
同様、システムバスに繋がるモジュールコントローラが
表示データを記憶しているビデオRAM(VRAM)か
ら表示データを読出し、これをLCDモジュールに対し
高周波のクロックで転送して表示リフレッシュ動作を行
うものである。
【0004】後者の方式は、Xドライバ内に内蔵RAM
(フレームメモリ)を持ち、MPUがデータバス、コン
トロールバス又はアドレスバスを介して表示タイミング
と無関係に直接内蔵RAMにアクセスし、1フレーム分
の表示データを内蔵RAMに転送し、RAM内の表示デ
ータを変更し、Xドライバ内で所要の制御信号を生成し
て、内蔵RAMから表示データを順次読出し、表示リフ
レッシュ動作を行うものである。
【0005】また、前者の方式の変形例として、MPU
とドライバとの間のMPU側にフレームバッファを持つ
場合が考えられる。この場合、フレームバッファからL
CDドライバへデータを転送する際に、LCDドライバ
側の動作クロックに基づいて転送させていた。
【0006】しかしながら、表示リフレッシュ動作に
は、前者の方式あってはVRAMに対して、後者の方式
にあっては内蔵RAMに対して、前者の変形の方式にあ
っては、フレームバッファに対して、LCDからのアク
セスとMPU側からのアクセスとが競合する。
【0007】この点について詳述すると、図21(C)
に示すように、RAMが1ポートの場合に、MPU側の
ポートの接続とLCD側のポートの接続とをスイッチを
用いて時分割に切換る。ここで、図21(A)のT期間
のように、LCDアクセスとMPUアクセスとが競合し
た場合には、いずれかのアクセスを優先的に処理するい
わゆる調定が必要となる。
【0008】具体的には、例えば前者の方式の変形例の
場合を例に採ると、図21(B)に示すように、MPU
アクセスは、MPU側にて設定された動作周波数(例え
ばt1=500ns)を用い、期間t1の間に一ライン
分のRAMへの書込がなされる。RAMからLCD側へ
データを読出して、データ転送を行う場合は、LCD側
にて設定された動作周波数(例えばt2=66.6μ
s)に基づいたクロックを用い、一ライン分読み出す。
そして、最初のMPUアクセス終了後、期間t3の間隔
をおいてLCDアクセスを実施し、LCDへのデータ転
送が期間t2にて行われ、データ転送処理が完了するま
で待って、次のMPUアクセスを実施する。この期間t
3は、上記動作周波数の相違により生じるものである。
また、MPUのアクセスがある場合とは、表示画面上の
スクロール又は新たな情報が更新される場合等を言う。
【0009】このような上記時分割駆動の場合には、M
PUアクセス終了後、次のMPUアクセスを実施するま
でに、t2+t3のかなり多くの時間がかかる。特に、
1フィールド期間ともなると、その期間は膨大となり、
更新が遅れ表示処理を高速化できないという課題があ
る。
【0010】また、このような処理では、MPU処理能
力に制約が付くと共に、MPUの性能(高周波数化)が
向上すると、LCDの動作クロックとの格差(上記時間
t2+t3)が増大し、MPUの処理能力を低下させて
しまう。しかも、MPUの性能が向上しても、処理速度
等の表示性能が変わらず、MPUの高性能化に追従でき
ない。さらに、上記のように処理時間が長くなるため、
消費電力が大きくなるという問題点がある。
【0011】一方、上記いずれの方式であっても、ML
S駆動等では、PCの場合と表示マッピングが違うた
め、VRAM内のアドレス空間とRAMのアドレス空間
とが異なるマッピング状態にあり、RAM構造が、図2
0に示すように、MPUからのW/Rの方向とLCD側
へリードするR方向とが同じであると、メモリセルの選
択効率が悪く、時間がかかると共に、消費電力が大きく
なる。
【0012】また、内蔵RAMドライバをICチップと
して構成する場合、表示パネルの大型化と共に横方向に
チップが長くなる為、内蔵RAMの構成上、B、/Bの
ライン構成が複雑になり、アクセス、動作速度が遅くな
る問題点がある。さらに、高耐圧に形成しなければなら
ず、自ずとデバイス構造においてチャネル長の長い構造
となるため、高電圧駆動となり消費電力が大きくなる。
加えて、単純なLOGICICと異なり周辺回路もIC中に組
み込まれていることから、低電圧対応の最新のメモリを
該IC内に組み込むことができず、高速化に限界があっ
た。
【0013】本発明は、上記した技術の課題を解決する
ためになされたものであり、その目的とするところは、
表示データの転送方式を改善し、低消費電力でありなが
ら、動作速度、アクセススピードの高速化を図ることの
できる表示制御回路及び画像表示装置並びにそれを備え
た電子機器を提供することにある。
【0014】
【課題を解決するための手段】請求項1に記載の発明に
係る表示制御回路は、マイクロプロセッサユニットとの
間で表示データが入出力され、表示部に表示データを表
示制御する表示制御回路であって、前記マイクロプロセ
ッサユニット側からの前記表示データがリードライトさ
れる第1の記憶手段と、前記第1の記憶手段よりリード
された前記表示データがライトされ、ライトされた前記
表示データが前記表示部へ向けてリードされる第2の記
憶手段と、前記第2の記憶手段のリードライト制御及び
前記表示データを前記表示部に表示駆動制御する駆動手
段と、前記マイクロプロセッサユニットからのコマンド
に基づいて、前記マイクロプロセッサユニット側からの
前記表示データを前記第1の記憶手段へ向けてリード制
御し、前記第1の記憶手段の表示データを前記第2の記
憶手段へ向けてライト制御する制御手段と、を有し、前
記制御手段は、前記マイクロプロセッサユニットから前
記第1の記憶手段へのアクセスが、所定の時期に要求さ
れる第1の期間に、前記第1の記憶手段に前記表示デー
タをライトする第1のモードと、所定の時期に前記アク
セスが要求されなかった時であって前記第1の記憶手段
内の前記表示データがリードされる第2の期間中に、前
記第1の記憶手段から前記第2の記憶手段への前記表示
データの転送を行う第2のモードと、のいずれかのモー
ドに切換選択する選択手段を有することを特徴とする。
【0015】請求項1に記載の発明によれば、制御手段
は、第1の期間において、表示部を更新させる場合等の
マイクロプロセッサユニット(以下MPUという)のア
クセス要求をすべて実施し、この期間内で表示データを
例えば1フレーム分すべて第1の記憶手段へ記憶させて
しまう。その後、選択手段の切換により、前記アクセス
要求がなされた第1の期間の後の第2の期間例えば1フ
レーム期間内で、第1の記憶手段にライトされた表示デ
ータを全て駆動手段へ転送させることができる。このた
め、従来のような、スイッチングを1回のアクセス要求
毎に切換る調定作業が一切不要となる。
【0016】また、従来のように例えば第2の記憶手段
が1ポートの入出力ポートの場合であって、MPUから
のアクセスとLCDからのアクセスとが競合するケース
は一切存在しなくなる。
【0017】さらに、従来のような待ち時間もなくなる
ことから、処理速度が大幅に向上し、消費電力も大幅に
低減できる。この時、第1の記憶手段のリード・ライト
は、MPUのクロックに基づいて行われ、従来のような
表示部側への転送にも表示部側のクロックを用いていな
いので、従来のようなアクセスの遅延を低減して、MP
Uの処理の高速化を確保できる。従って、MPUの高速
化に伴い、MPUの動作速度が変化しても使用可能とな
る。
【0018】また、いわゆるフレームバッファとして機
能する第1の記憶手段が駆動手段と独立して形成される
ので、第1の記憶手段の構成は、例えばLOGIC I
Cのみで形成できる。このため、第2の記憶手段より高
速化を図ることができ、例えば第1の記憶手段を外付け
の増設用のRAMを用いたとするならば、最新の高速、
低電圧化が図られたメモリを用いることができ、LOG
IC ICの世代交代に伴い、第1の記憶手段として使
用可能となる。
【0019】請求項2に記載の発明に係る表示制御回路
は、請求項1において、前記制御手段の前記第2のモー
ドは、前記マイクロプロセッサユニットから出力されて
前記表示データの転送を開始させる転送開始命令に基づ
いて開始されることを特徴とする。
【0020】請求項2に記載の発明によれば、転送制御
手段をMPUの命令に基づいて制御することで、MPU
対応の表示制御回路が提供でき、表示部の動作クロック
に拘わらずデータ更新のデータ転送ができる。
【0021】請求項3に記載の発明に係る表示制御回路
は、請求項2において、前記制御手段は、前記転送開始
命令を受領するフラグレジスタと、前記転送開始命令に
よる前記フラグレジスタに基づいて、前記第1の記憶手
段のアドレスを指定するアドレス指定信号を出力し、前
記選択手段を前記第2のモードに設定して、前記第1の
記憶手段より前記表示データをリードしてデータ転送す
る転送制御手段と、を有することを特徴とする。
【0022】請求項3に記載の発明によれば、表示デー
タの転送を制御する転送制御手段は、MPUの転送開始
命令に応じて、アクティブ動作を行い、選択手段を第2
のモードに切換ることができる。そして、アドレス指定
信号を出力することで、第1のモード時に、第1の記憶
手段へMPUから供給されるアドレスは停止され、アド
レス選択をMPUの制御に基づいて、容易にかつ高速に
行うことができる。
【0023】請求項4に記載の発明に係る表示制御回路
は、請求項2又は請求項3において、前記制御手段は、
前記表示部への表示走査を一フレーム毎に開始せしめる
フレームスタート信号を生成する信号生成手段を有し、
前記第2のモードは、前記転送開始命令及び前記フレー
ムスタート信号に基づいて開始されることを特徴とす
る。
【0024】請求項4に記載の発明によれば、第2のモ
ードの開始は、MPUの転送開始命令にて行われるが、
これに加えてフレームスタート信号を基準として第2モ
ードの開始を行うことで、少なくともフレーム単位で定
期的に第2の記憶手段へのデータ転送を行うことがで
き、更新等の遅延を防止している。尚、通常、更新に伴
い転送されるデータ量は、1フレーム期間内で充分に転
送できるデータ量であることから、第2の期間として1
フレームを設定することが好ましい。
【0025】請求項5に記載の発明に係る表示制御回路
は、請求項4において、前記制御手段は、前記第1のモ
ードがn(nは1以上の整数)フレーム期間を要する場
合、前記転送開始命令を出力させる割込信号を、前記マ
イクロプロセッサユニットに向けて生成出力する割込信
号出力手段を有することを特徴とする。
【0026】請求項5に記載の発明によれば、第1のモ
ードから第2のモードに切換る前に、割込信号をMPU
に向けて送信し、これを受けたMPUは転送開始命令を
制御手段へ向け送る。命令を受取ると、制御手段は、選
択手段を第2のモードに切換る。
【0027】このように、第1のモードから第2のモー
ドへの切換を、周期的に発振される制御信号に基づいた
クロックで生成された割込信号を用いて行うことで、万
が一、制御手段が第1の記憶手段のライト制御を実行せ
しめている場合でも、強制的にデータ転送に切換ること
ができる。尚、この割込信号の基準となる基準クロック
は、データ転送用の高周波の発振手段等を用いる必要は
なく、フレーム信号等を生成する低周波の発振手段で足
りる。
【0028】請求項6に記載の発明に係る表示制御回路
は、請求項5において、前記割込信号出力手段の前記割
込信号は、前記フレームスタート信号に基づいて出力さ
れることを特徴とする。
【0029】請求項6に記載の発明よれば、割込信号を
フレームスタート信号を基準として生成することで、各
フレーム単位で第1の記憶手段に書き込まれた表示デー
タを、好適タイミングで駆動手段に内蔵された第2の記
憶手段にデータ転送できる。
【0030】こうすると、MPUアクセス終了後の、1
フレーム期間を利用し、表示データを転送することで、
表示部の表示画面の更新が遅れずに表示できる。
【0031】請求項7及び請求項8に記載の発明は、請
求項1乃至6のいずれかに記載の表示制御回路を用いた
画像表示装置及び電子機器を定義している。
【0032】特に、請求項7では、第3の記憶手段及び
第1の記憶手段が、MPU内の各記憶手段上のアドレス
に順次指定される構成であるため、MPU側から見た場
合には、第1の記憶手段をMPUシステム内のアドレス
として容易に受領でき、MPUのアドレス指定に基づい
て、フレームバッファとして機能する第1の記憶手段を
制御でき、表示制御を完全にMPUに従属でき、MPU
の動作速度が低下することはない。
【0033】
【発明の実施の形態】以下、本発明を液晶表示装置に適
用した実施の形態について、図面を参照して具体的に説
明する。
【0034】[実施の形態1] (システムの全体構成)図1は、液晶表示パネル及びそ
の表示制御回路を含む液晶表示装置を示している。本例
の液晶表示装置は、大別してマイクロコンピュータ1と
表示制御回路2よりなる。表示制御回路2は、外付けR
AM18(第1の記憶手段)、制御手段(モジュールコ
ントローラ)20、信号線ドライバ40及び走査線ドラ
イバ50(駆動手段)、液晶表示パネル60(表示
部)、電源回路80及び発振用外付け回路70よりな
る。尚、駆動手段及び液晶表示パネルとをLCDモジュ
ールとしても良い。
【0035】また、各ドライバ40、50は、液晶表示
パネル60のMLS駆動のための専用のICを一又は複
数配設して構成され、液晶表示パネル60が搭載される
電子機器に内蔵されるマイクロコンピュータ1と接続さ
れて使用される。このマイクロコンピュータ1も半導体
集積回路化されている。
【0036】図1において、マイクロコンピュータ1
は、プログラムされた8ビットのMPU(Microcompute
r Processing Unit)10と、データが転送されるデー
タバス10Aと、アドレス又は制御信号が転送されるア
ドレスバス10Bと、MPU10のワーキングメモリで
あってプログラム命令が格納されるシステムメモリ11
及びROM14と、システムメモリ11と同一のアドレ
ス空間に表示データを格納するビデオRAM(VRA
M)12と、データ及び音声情報等を記憶する補助記憶
装置13等を有する。尚、システムメモリ11、VRA
M12、補助記憶装置13、ROM14をまとめて、又
はいずれかを第3の記憶手段として良い。
【0037】図1の液晶表示装置は、このマイクロコン
ピュータに加え、データバス10A及びアドレスバス1
0Bに繋がる制御手段20と、制御手段20により表示
制御される液晶表示パネル60と、液晶表示パネル60
の複数の走査電極Y1〜Ymを選択する走査線ドライバ
50と、液晶表示パネル60の複数の信号電極X1〜X
nに表示データを供給する信号線ドライバ40とを有す
る。尚、データバス10Aには、通信制御装置や他の表
示装置等の周辺装置を必要に応じて接続できる。
【0038】システムメモリ11(第3の記憶手段)
は、MPU10と表示制御回路との間を接続するデータ
バス10Aに接続されて、MPU10を動作させるプロ
グラム命令が格納される。尚、MPU10は、スクロー
ル動作等の表示画面全体の更新時には、アドレスの連続
性を確保する為、アドレス対応付けの処理を高速で行
う。この時、図4(B)に示すように、MPU10の内
部メモリ空間上のアドレスは、最上位ビットにシステム
メモリ11に対応するアドレスが指定され、中位ビット
にRAM18及び内蔵RAM100(後述)に対応する
アドレスが指定され、最下位ビットにROM14に対応
するアドレスが指定される。
【0039】また、液晶表示パネル60上には、例え
ば、電磁式の入力用タッチセンサ16が設けられてお
り、MPU10は、タッチセンサコントロール回路15
を介してタッチ検出ができる。このタッチ検出は、液晶
に電圧が印加されないブランク期間に、高精度に行え
る。
【0040】各ドライバ40、50は、液晶表示パネル
60の大きさに応じてXY各々一又は複数例えば2個形
成され、表示データを表示部に表示駆動制御し、その内
部には第2の記憶手段としての表示データRAM100
(フレームバッファ)が内蔵されている。表示データR
AM100は、リードされた表示部の少なくとも一部に
対応する表示データを、フレーム信号YD等に基づい
て、リードライトされる。
【0041】また、表示データLDnは、シフトクロッ
クXSCLにより順次信号線ドライバ40に転送され、
この表示データを一旦内蔵の表示データRAM100に
書込む。この表示データRAM100から一又は複数走
査ライン分の表示データを同時に読出して表示動作が行
われる。このため、表示変化がない場合、信号線ドライ
バ40に新たに表示データを転送しなくても、内蔵RA
Mから表示データを読出すことで表示リフレッシュが行
え、低消費電力となる。
【0042】さらに、制御手段20の外部には、第1の
記憶手段としてのRAM18(SRAM)が接続されて
いる。尚、RAM18は、その構成上、表示データRA
M100よりも動作速度が高速になるよう通常のLOG
IC ICにて構成される。すなわち、外付のRAMで
ある為、低消費電力化、高速化された最新のRAMを取
付けることができる。
【0043】RAM18は、MPU10からのコマンド
に従って、表示データがMPU10からアクセス要求さ
れる第1の期間(図8のT1 )にライトされ、第1の期
間直後に生成するフレーム信号YDの少なくとも1フレ
ームの第2の期間(図8のT2 )内にリードされる。
【0044】RAM18にMPU10からの表示データ
が記憶される場合、MPU10からの更新命令(ライト
開始命令)に基づいて、制御手段20は、RAM18へ
向けてアドレスを指定するようアドレッシングを行う。
表示データRAM100にRAM18からの表示データ
が記憶される場合、MPU10からの転送開始命令に基
づいて、制御手段20は、表示データRAM100へデ
ータ転送を行う。
【0045】このように本例装置では、RAM18への
リード制御を、MPU10の動作に依存して行うことが
できる。しかも、MPU10の性能例えば高周波数化し
て動作速度の高速化が図られたとしても、その性能を制
限することなく追従させて、液晶表示パネル60の駆動
をMPU10の性能に拘わらず駆動できる。
【0046】ここで、各ドライバ内蔵の表示データRA
M100は、高耐圧化にて形成されるため動作速度はや
や遅くなる。しかし、本例では、外部のRAM18を用
い、これにいわゆるフレームバッファとしての機能を持
たせ、表示データRAM100自体は、MLS駆動のた
めの分散計算等に用いることができる。そして、MPU
10側からRAM18のメモリ上のアドレス空間を見た
場合、MPU内のアドレス空間の中に組み込まれて、完
全にMPUに従属させることができ、フレームバッファ
が完全にSRAMにように見える。このため、ドライバ
のクロックを用いず、LCDアクセスとMPUアクセス
とが競合することなくライト及びデータ転送を行うこと
ができる。
【0047】尚、本例のRAM18は、図7に示すよう
に、MPUアクセスのメモリセルの選択順序(W/Rの
方向)と、LCDアクセスのメモリセルの選択順序(リ
ードR方向)とが90度異なる方向にある為、MLS駆
動における選択での、表示マッピングを変更する場合に
おいて、好都合となる。
【0048】乃ち、MLS駆動では、図20に示す従来
装置では、MPUアクセスで選択される順序(R/W方
向)と、LCDアクセスで選択される順序(リードR方
向)とが同じであった。このため、MLS駆動では、図
20では、ライトされたA1、A2、A3・・のメモリ
セルを、リード時にA1、B1、C1・・のように選択
する必要があり、このために、A1、A2、A3・・を
走査してA1を選択し、B1、B2、B3・・を走査し
てB1を選択し、という具合に、1ライン毎にメモリセ
ル選択位置まで走査を待ねばならず、大幅な処理時間が
かかっていた。
【0049】これに対し、本例では、R/W方向と、R
方向とが異なる方向にあることから、図7に示すA1、
B1、C1・・でライトされたメモリセルを、A1、A
2、A3・・のように効率良く選択でき、処理速度の向
上及び消費電力の低減が図れる。
【0050】液晶表示パネル60は、例えば320×2
40の画素を備え、320本の信号線と240本の走査
線との交差によって形成される画素位置には、例えばス
ッチング素子と液晶とが直列に接続されて画素が形成さ
れる。尚、液晶表示パネル60は、画素位置の各液晶層
に例えばTFT等の3端子型スイッチング素子、又はM
IM等の2端子型スイッチング素子を接続したアクティ
ブマトリックス型でも、単純マトリックス型でもよい。
【0051】信号線ドライバ40は、320本の信号線
にデータ信号を供給するもので、第1、第2の信号線ド
ライブIC42、44を有する。第1の信号線ドライブ
IC42は1〜160本目の信号線に、第2の信号線ド
ライブIC44は161〜320本目の信号線に、デー
タ信号を供給する。尚、最大で4つの信号線ドライブI
Cがカスケード接続可能であり、最大で640本の信号
線を駆動できる。
【0052】第1,第2の信号線ドライブIC42,4
4は共に同一の構成を有する。カスケード接続可能な最
大4つの信号線ドライブICを第1段〜第4段にて使い
分けるために、各ICにLR0,LR1の2つの外部端
子を設け、各外部端子の印加電位の組合せを異ならせて
いる。第1段目の第1の信号線ドライブIC42を、L
R0=LR1=L、第2段目の第2の信号線ドライブI
C44を、LR0=L、LR1=Hに設定する。図1で
は示していないが、第3段目の信号線ドライブICは、
LR0=H、LR1=Lに、第4段目の信号線ドライブ
ICは、LR0=LR1=Hに設定される。
【0053】走査線ドライバ(Yドライバ)50は、2
40本の走査線に走査信号を供給するもので、第1、第
2の走査線ドライブIC52、54を有する。第1の走
査線ドライブIC52は1〜120本目の走査線に、第
2の走査線ドライブIC54は121〜240本目の走
査線に走査信号を供給する。尚、図1中、走査線ドライ
バ50,信号線ドライバ40は、各々同じ機能をもつ複
数のICをカスケード接続して構成しているが、一つの
ICとして構成しても良い。複数のICをカスケード接
続して一つのドライバとする場合、各ICの表示データ
RAMのメモリ容量は、1個のICが担当する表示領域
分の容量であり、信号線駆動電圧は、一つのICが担当
する表示領域の信号線についての駆動電圧となる。これ
ら信号線ドライバ40及び走査線ドライバ50には、電
源回路80より電力が供給され、制御手段20からの表
示データLDnが供給される。
【0054】(制御手段の説明)マルチライン駆動法を
採用し、外部接続RAM18へのライト及び内蔵RAM
100へのデータ転送を適宜切換ることができる制御手
段の構成について、図2を用い説明する。図2は、制御
手段の概略を示すブロック図である。
【0055】制御手段20は、MPU10からのコマン
ドに基づいて、RAM18のリードライトを制御する機
能を有し、32kHz〜512kHz程度の振動子を持
ち低周波クロックを常時発振する低周波発振手段21
と、その低周波クロックを基に、信号線ドライバ40に
必要な走査スタート信号(フレーム開始信号)YD、転
送表示データの直並列変換用のラインラッチ信号(ラッ
チパルス)LP、液晶交流化信号FR等のタイミング制
御信号を生成する信号生成手段23と、低周波クロック
に位相同期する高周波クロックを作成する高周波発振手
段22と、MPUと10の間の情報の授受を行うインタ
ーフェース回路26と、MPU10がVRAM12のう
ち信号線ドライバ40のRAM100の該当領域に表示
データの変更を加えた時、MPU10によって転送指示
フラグが立つフラグレジスタ27と、高速のクロックX
SCLを専用バスに出力して、フラグレジスタ27に当
該フラグアドレス信号及びフラグリセット信号を送り、
VRAM12内の書換えアドレスの表示データをバス1
0Aを介して読出データとして取込み、読出データをシ
フトクロックXSCLを用いてデータバスのビット数又
はフォーマットに変換して得られた表示データLDn及
びシフトクロックXSCLをデータバスを介して信号線
ドライバ40へ転送する制御部24(転送制御手段)
と、選択手段25と、割込信号出力手段28とを有す
る。
【0056】制御手段20は、MPU10からのアクセ
ス要求を受けると、VRAM12からシステムバス10
Aを介して、アクセス要求分例えば1フレーム分の表示
データを、RAM18に送る。
【0057】信号生成手段23は、MPU10からの表
示部の表示データを更新する更新命令に基づいて、各種
制御信号YD等を生成する機能を有し、低周波クロック
を基に1フレーム期間内にN例えば240発のラッチパ
ルス(ラインラッチ信号)LPを生成する分周器と、ラ
ッチパルスLPを計数して走査電極の順番(行アドレ
ス)を指定するための行アドレス信号、フレーム開始信
号YD等を生成する垂直カウンタ23−1と、フレーム
開始信号YD及び垂直カウンタのカウント値に基づき、
液晶交流化信号FRを生成するフレームカウンタ23−
2を有している。また、信号生成手段23より、該当す
る信号線の駆動出力を電圧レベルVcに固定し、表示オ
フモードの画面に制御する表示制御信号を出力しても良
い。尚、電源回路80、信号線ドライバ40、走査線ド
ライバ50に所定の電圧も供給する。
【0058】インタフェース回路26に入力されたMP
U10からの更新命令、転送開始命令等は、コマンドデ
コーダ(コマンド解読回路)で解読され、その内容や必
要な制御データ等が制御部24に送られる。
【0059】制御部24(転送制御手段)は、制御デー
タ例えばイネーブル信号等に基づいて、RAM18のア
ドレス指定信号を出力し、選択手段25を第1のモード
に設定制御し、転送開始命令に基づいて、RAM18へ
ライトする表示データを入力し、RAM18より表示デ
ータをリードしてデータ転送する。
【0060】選択手段25は、MPU10のアクセス要
求に応じて常時MPUからのコマンドに従って、第1の
期間(図8T1 )中に、MPU10側からRAM18へ
表示データをライトする第1のモードと、第1の期間の
後の第2の期間中(図8T2)に、RAM18から表示
データRAM100への表示データの転送を行う第2の
モードと、のいずれかのモードに切換選択する機能を有
する。そして、MPU10のアクセスに応じて表示デー
タを一時的にライトし、ライト後の1フレーム期間を利
用してデータ転送を行う。
【0061】フラグレジスタ27は、第1のモード終了
直前に第2のモードを開始させるMPU10のコマンド
の受領を許容する。また、MPU10からのライト開始
命令に基づいて、イネーブル信号を出力する。
【0062】割込信号出力手段28は、表示データのR
AM18へのライト終了直前に、MPU10から出力さ
れ、RAM18から表示データRAM100への表示デ
ータの転送を開始させる転送開始命令を、出力させる割
込信号を、制御信号に基づいてMPU10に向けて生成
出力する。MPU10は、割込を受けた時点で転送命令
を送る。また、データ転送に際し、バスホールダを適宜
に用いて転送タイミングを微調整することができる。こ
のため、MPU10は、内部と外部を特に意識すること
なく表示データの転送開始命令を出すことができる。
【0063】尚、本例では、図示しない出力制御手段を
有しても良い。出力制御手段は、第2のモードがnフレ
ーム期間を要する場合、MPU10のクロックタイマー
に基づいて、少なくとも2フレーム期間終了前毎に、n
番目のフレーム期間中でのデータ転送を終了させ、MP
U10からの更新命令を出力させるように制御する。こ
れにより、万が一、更新命令があったにも拘わらず、何
フレームもデータ転送(第2のモード)状態であった場
合には、出力制御手段によりMPUより更新命令を出さ
せて、RAM18へのライト動作を行うことができる。
【0064】次に制御手段20の動作について図2、図
8〜図10を用いて説明する。
【0065】制御手段20のうち、低周波発振手段21
及び信号発生手段43は常時動作しているが、高周波発
振手段22は、データ転送時に間欠動作する。低周波発
振手段21は、低周波クロックを常時出力し、信号発生
手段23の分周器は、低周波クロックを所定の分周比で
分周してラッチパルスLPを生成する。ラッチパルスL
Pは、1水平期間でN回発生し、32〜80kHz程度
である。尚、垂直カウンタ23−1は、ラッチパルスL
Pを計数して行アドレス信号及びフレーム開始信号YD
を生成し、フレームカウンタ23−2は、フレーム開始
信号YDを計数して液晶交流化信号FR等を作成する。
クロックXSCLは、高周波クロックであり、制御部2
4からの表示データの読込及び転送に利用される。MP
Uアクセスは、500nSであり、2MHzのアクセス
周波数とする。
【0066】MPU10がVRAM12の表示データを
リフレッシュ動作時に全体的に変更する時や、フレーム
間引き方式で階調表示する際に部分的に変更する時は、
MPU10から更新命令(ライト開始命令)が入力さ
れ、MPU10は、随時データバス10A及びアドレス
バス10Bを介してアドレス信号及び表示データをRA
M18にライトする。この時、選択手段25は第1のモ
ードに設定されている。これにより、VRAM12内の
書換アドレスの表示データ(更新データ)が、読出デー
タとして取込れる。
【0067】そして、第1のモードから第2のモードに
切換る図8の期間T1 の終了前に、定期的に出力する信
号YDに基づいて割込信号出力手段28は、割込信号I
RをMPU10へ向け出力する。これを受けたMPU1
0は転送開始命令を制御手段20へ向け送る。この転送
開始命令により、MPU10がインターフェース26を
介してフラグレジスタ27の該当アドレスに転送指示フ
ラグを立てる。また、制御部24は、加算器及びオフセ
ットカウンターを有し、アドレスとデータの転送を行う
機能を有し、転送開始命令が入ると、このフラグを叩い
て制御部24よりアドレス指定信号がRAM18の選択
手段25に向け出力される。
【0068】すると、制御部20は、選択手段25を第
2のモードに切換て、読出用のアドレス指定信号により
RAM18内の表示データを高速クロックでリードし、
RAM18より制御部24を介し、表示データLDnを
ドライバ40へと転送させる。
【0069】ここで、アドレスの発生により、MPU1
0からのアドレスは伝達されず、MPU10からのデー
タはライトされない。この時、制御部24は、信号生成
手段23のシフトクロックXSCLを高速クロックで出
力する。そして、データバスのビット数又はフォーマッ
トに変換され、1フレーム期間(図8のT2 )の間、高
速クロックのXSCLに基づいて表示データLDnを専
用バスへ出力して転送し、ドライバ40内のRAM10
0へライトする。尚、2フレームの間を転送期間として
も良い。
【0070】ここで、図9(A)に示すように、MPU
アクセスがYDの立上りの前で終了した場合には、次の
立上りまで待機することとなる。また、図9(B)に示
すように、仮にデータ転送が1フレームを超え、なおか
つMPUアクセスが生じた場合には、MPUアクセスが
優先し、データ転送を切っても良い。
【0071】加えて、本例では、第1のモードから第2
のモードへの切換を、周期的に発振される制御信号例え
ばYDに基づいたクロックで生成された割込信号IRを
用いて行うこともできる。この場合、万が一、制御手段
20がRAM18のライト制御を実行せしめている場合
でも、強制的にデータ転送に切換ることができる。
【0072】また、1フレーム期間が完了すると、フラ
グレジスタ27にフラグアドレス信号及びフラグリセッ
ト信号を送り、フラグアドレス内の転送指示フラグを倒
すようにしても良い。そして、次のアドレス指定信号が
発生すると、高速クロックによって上記動作が繰り換え
され、1フレーム期間でN走査ライン分の表示データL
Dnの転送が完了する。尚、1ライン選択の場合は、L
P1を1H(1フィールド期間)とし、2ライン同時選
択の場合は、LP1・LP2を1Hとし、3ラインの場
合は、LP1・LP2・LP3を1Hとする。LP1内
は、360本の線に併せて360発のXSCL、LP2
40発を発生させる。
【0073】1フレーム期間の表示データLDnの転送
中は、表示動作が一時中止されるが、シフトクロックX
SCLを1フレーム期間停止しても、表示に影響を及ぼ
すことはない。乃ち、1〜2フレームの画面の抜けは、
16msと人間の目に確認できず、表示に影響を及ぼさ
ず、かえって無駄な画面を省く分低消費電力化が図れ
る。
【0074】このように、制御手段20により、MPU
アクセス時(VRAM12の表示データの変更時)に
は、常時表示データをRAM18にライトできる。これ
により、MPU10は、内部バスに接続された自己が管
理するメモリやレジスタ等にデータ転送をするのと同様
に、RAM18等のマルチライン駆動用の表示データメ
モリや制御回路にデータ転送できる。マルチライン駆動
の処理もMPU内部と同様に行われるため、パイプライ
ン的処理が実現され、データ転送のタイミング制御に関
する整合性もよく、MPU10に特別な負担がかからな
い。
【0075】尚、本例の制御手段内には、図示しないM
PU内部データバスに直結され、表示データの授受を行
う入出力バッファと、データを一時的に蓄積するバスホ
ールダと、コマンドの解読を行うコマンドデコーダとを
有することが好ましい。
【0076】(信号線ドライバの説明)複数の信号線ド
ライブIC42、44は共に同一構成の半導体集積回路
で、相互にチップイネーブル出力CEOとチップイネー
ブル入力CEIを介してカスケード接続されている。い
ずれの信号線ドライブICも、MPU10に直結するシ
ステムバスを共有せず、データバスを介して制御手段2
0に繋がるだけである。
【0077】この第1,第2の信号線ドライブIC4
2,44の具体的構成について、図3を参照して説明す
る。図3は信号線ドライブICに共通な構成を示してい
る。
【0078】信号線ドライブIC42は、表示データを
記憶するスタティックRAM及びその周辺回路で構成さ
れ、例えば160セグメント×240ラインの容量で形
成された表示データRAM100と、表示データRAM
100に対して例えば1バイト単位で表示データのリー
ドライトを制御し、表示データRAM100より例えば
4ライン分の表示データを読出し、4ライン同時選択の
MLS駆動を可能とするLCD制御回路130、カラム
アドレス制御回路120、ロウアドレス制御回路14
0、I/Oバッファ122及びラッチ回路132と、選
択電圧パターンと表示データの不一致を検出して印加電
圧を決定するマルチライン用のデコード回路134及び
レベルシフタ135と、決定された電圧を選択して出力
する電圧セレクタとしての液晶駆動回路136と、制御
手段20から供給される信号を基に所要のタイミング信
号等を形成する内部発振回路150を有する。
【0079】IC内部のバスライン110には、バス接
続用端子として、D7〜D0が入出力回路111を介し
て接続されている。入出力回路111を介して入出力さ
れる制御データ、表示データは、バスライン111を介
して図示しないバスホールダにて保持可能である。制御
データは、LCD制御回路130内に供給される。
【0080】LCD制御回路130は、外部端子LP、
YD、/DOFF、FR、XSCL、CA、/CS及び
M/Sと接続され、内部発振回路150に接続されてい
る。
【0081】このLCD制御回路130は、カラムアド
レス制御回路120、ロウアドレス制御回路140、R
AM用I/Oバッファを制御して表示データRAM10
0に対してライトするライト制御手段として機能すると
共に、ラッチ回路132及びデコード回路134をも駆
動制御して表示データをリードするリード制御手段とし
ても機能する。すなわち、ライトする場合、XSCLの
立下る度に、制御手段20から転送される表示データ
(1バイト)をI/Oバッファ122へ順次取り込み、
リードする場合、4ライン分の表示データをRAM1O
Oより読出し、液晶駆動回路136を介して、液晶表示
パネル60の信号線に、MLS駆動用のデータ信号を供
給する。また、LCD制御回路130は、印加電圧の決
定動作タイミング、セルフリフレッシュモードの判定、
デコード回路134のフィールド等も制御する。
【0082】I/Oバッファ122は、1走査ライン分
の表示データLDnをラッチパルスLPの立ち下がりで
一括ラッチし、1シフトクロックXSCL以上の書込時
間で表示データRAM100に書込む。尚、ラッチする
順番を例えばSHL信号にて規定するよう構成しても良
い。
【0083】ロウアドレス制御回路140は、書込制御
信号WR又は読出制御信号RDの印加の度に、RAM1
00内の配置に合わせたロウアドレスを出力し、走査ス
タート信号YDにより選択アドレスを初期化し、ロウア
ドレスに基づいてワード線を順次選択する。選択アドレ
スは、LP信号の立ち下がりエッジ後、表示データRA
M100へのデータ書込が終了するとインクリメントさ
れる。
【0084】ラッチ回路132は、ローアドレス制御回
路140で選択されたローアドレスの表示データを、L
P信号の立ち下がりエッジで表示データRAM100か
ら読出す。デコード回路134は、表示データRAM1
00よりの表示データと走査線の列パターンとの組から
対応する信号線の駆動電圧情報を割出す信号パルス割出
回路として機能し、MLS駆動を行うために必要なドラ
イバ制御信号を出力する。制御信号は、表示データとF
R、/DOFF及びLCD制御回路320から与えられ
るフィールド情報により決定される。また、信号電圧レ
ベルをロジック系電源レベル(VDD、VSS)から、液晶
駆動系電源レベル(V0〜V5)に変換する回路である。
レベルシフタ135は、デコード回路134からの低論
理振幅レベルの信号を高論理振幅レベルの信号に変換す
るレベル変換を行うレベルインターフェース回路であ
る。
【0085】液晶駆動回路136は、デコード回路13
4から出力される高論理振幅レベルの電圧選択コード信
号により電圧V2、V1、Vc(例えば0)、−V1、
−V2のいずれかを選択して各信号線X1〜Xnに液晶
印加電圧を印加する。いずれを選択するかは、表示デー
タと液晶駆動を交流化するための信号であるFR信号と
により決定される。
【0086】ドライブIC42(44)は、MPU10
の内部データバスに直結しており、8ビットのMPU1
0から表示データRAM100へのデータ転送は、MP
U10内におけるデータ転送と同じように、8ビット単
位(MPUがデータを並列処理できる単位)で行われ、
外部のMPU10とドライブIC42との間にデータ転
送ラインを構築する。データ転送に際し、バスホールダ
を適宜に用いて転送タイミングを微調整できる。
【0087】必要な情報が与えられたLCD制御回路1
30は、I/Oバッファ122、カラム、ロウアドレス
制御回路120、140を制御し、I/0バッファ12
2から表示データRAM100へデータを書込む。この
書込は、同時選択の走査線数をh本(hは2以上の自然
数)とした場合、1本のデータ線に印加する電圧を決定
するのに必要なh個の表示データを含むmビットの表示
データを単位として行なうことが好ましい。
【0088】LCD制御回路130は、データ取込用ク
ロックにより、バスライン110を介して送られてくる
8ビット(1バイト)の制御データをレジスタ(不図
示)に取込み、その制御データに基づいて、独立に表示
データRAM100からデータをリードする。尚、LC
D制御回路130におけるカウンタ等のロジック回路の
動作クロックは、内部発振回路150から供給される。
【0089】図示しない出力選択回路により、MLS駆
動に必要な表示データを選択して読出す。表示データ
は、ラッチ回路132に一時的に保持された後、デコー
ド回路136に送られる。デコード回路136の一致・
不一致判定の結果、決定された電圧情報は液晶駆動回路
136に伝達され、電圧を選択して、液晶表示パネル6
0の信号線に供給する。上述の各端子の説明は下記の表
1の通りである。
【0090】
【表1】 尚、ドライバチップ単位に、自動パワーセーブを行い、
イネーブルとなるチップのみが表示データを取込むよう
データ入力を制御する手段を設けてよい。この場合、L
Pの入力により、カスケードされた全てのドライバーを
スタンバイ状態にし、N個のドライバをカスケード接続
しても、表示データが入るドライバは、常時1個限ら
れ、消費電力を低減できる。
【0091】また、ドライバ40は、表示内容が不変の
場合、制御手段20から信号線ドライバ40へのデータ
転送を停止し、これを自動検出してパワーダウン表示に
するセルフリフレッシュモードに設定する機能を有す
る。表示データの入力終了時点から、シフトクロックX
SCLをLに保持して設定され、XSCLの停止中は、
RAM100へは書込まれない。この時、ドライバ40
は、制御手段20からの信号LP、YD、FRを入力
し、内蔵RAMから表示データを周期的に読出して表示
リフレッシュを行う。セルフリフレッシュモードでもデ
ィスプレイオフ機能は動作可能である。セルフリフレッ
シュモードの解除は、制御手段20は、信号LPの立下
がりからデータ転送時のタイミングでシフトクロックX
SCLを信号線ドライバ40に入力して実行される。カ
スケード接続されている場合、カスケード接続に対応し
たXSCLクロック数を入力しないと全ドライバ40の
セルフリフレッシュモードは解除されない。
【0092】(RAM、表示データRAM及びその周辺
回路の説明)本例は、4ライン同時選択のMLS駆動の
ため、図5(A)の液晶表示パネル60の320×24
0画素の表示アドレス空間に対し、一つの信号線ドライ
ブIC42内のRAM100のメモリアドレス空間が図
5(B)の通り異なる。図6(B)のメモリアドレス空
間は、ロウ方向のメモリセルの数が、240(本)÷8
(ビット)=30個に対し、カラム方向では320
(本)×8(ビット)÷2(ICの数)=1280個に
なる。尚、図5(B)のメモリアドレス空間において、
ロウアドレスを[0,1…29]とする。また、本例が
1バイト単位でデータのリード・ライトを行う為、カラ
ムアドレスの数は、1280÷8=160である。尚、
1段目の信号線ドライブIC42内のRAM100のカ
ラムアドレスを[0,1,…159]、2段目の信号線
ドライブIC44内のRAM100のカラムアドレスを
[160,…319]とする。また、最大4個の信号線
ドライブICをカスケード接続した場合、カラムアドレ
ス値の最大は[639]となる。
【0093】図6は、RAM100及びその周辺回路の
回路図であり、30本のワードラインWL1〜WL30
と、1280列のビット線対BL,/BLには各々メモ
リセル102が接続される。図3のRAM用I/Oバッ
ファ122に接続された16本のバスライン110は、
図6に示す各々のカラムスイッチ104を介して128
0列のビット線対BL,/BLに接続される。
【0094】図3のカラムアドレス制御回路120は、
図6の一つのトランスファーゲート106に接続された
8つのカラムスイッチ104を同時にオンオフする為の
160個のカラムアドレスデコーダ120Aを有する。
各カラムアドレスデコーダ120Aは、LCD制御回路
130から10ビットのカラムアドレスと、2つの外部
端子LR0,LR1の2ビットの論理とをデコードし、
8つのカラムスイッチ104を同時にオンオフする。各
カラムアドレスデコーダ120Aは、マスクROMとし
て各信号ドライブICで共通し、2つの外部端子LR
0,LR1の設定電位が信号ドライブIC毎に変更され
る。よって、1〜160番目のカラムアドレスを信号線
ドライブIC42にてデコードし、161〜320番目
のカラムアドレスを信号線ドライブIC44にてデコー
ドできる。そして、いずれか一つのカラムデコーダから
Lが出力されると、8つのカラムスイッチ104が同時
にオンする。
【0095】図3のラッチ回路132は、図6のラッチ
信号SELRとその反転信号/SELRによりオンオフ
されるスイッチ132Aと、その出力をラッチするラッ
チ用ゲート回路132Bを有する。ワードラインWL1
がアクティブになると、ラッチ信号SELRがアクティ
ブとなり、図5(A)の表示空間上で第1〜第4ライン
の画素データが同時ラッチされ、同様に、ラッチ反転信
号/SELRがアクティブの時、第5〜第8ラインの画
素データが同時ラッチされる。アクティブワードライン
をロウアドレス制御回路140で切換ることで、全ワー
ドラインのメモリセル102のデータが、順次ラッチさ
れる。
【0096】図3に示すデコーダ回路134は、図6の
PR(デコード回路をプリチャージするための信号)、
FR(液晶交流化信号)及びF1,F2(MLSのパタ
ーンを区別するためのフィールド信号)に基づきラッチ
出力をデコードする。図3の液晶駆動回路136は、図
6のデコーダ回路134の出力と、各種電圧とから、信
号線に印加される信号電圧を決定する。
【0097】(入出力回路111の入出力端をハイイン
ピーダンスとする構成について)図6の160個のカラ
ムアドレスデコーダ120Aは、RAMのデータのリー
ド・ライト時に、各々Lを出力する。カラムアドレスデ
コーダ120Aの出力端には各々インバータ108が1
60個配置される。
【0098】本例では、カラムアドレスデコーダ120
Aの出力に基づいて、RAM100に対してデータのリ
ード・ライトを実施しているか否かをモニタするモニタ
回路200を有する。モニタ回路200は、インバータ
108の出力が各々ベースに印加される160個のN型
トランジスタ202と、1本の共通接続線204を有す
る。いずれか一つのカラムアドレスデコーダ120Aよ
りLが出力すると、一つのインバータ108の出力Hに
より一つのN型トランジスタ202がオンされ、共通接
続線204の電位はLとなる。
【0099】モニタ回路200は、N型トランジスタ2
02が接続された共通接続線204の最終段に、一つの
モニタ用インバータ206を有する。このため、モニタ
回路200の出力としてHが得られた時、2つの信号ド
ライバ22,24のいずれかにて、データのリード・ラ
イトの実施をモニタできる。モニタ回路200は、共通
接続線204の電位をHにプリチャージするプリチャー
ジ回路210を有する。プリチャージ回路210は、2
つのP型トランジスタ214、216から成るトランス
ファゲート212を有する。データのリード・ライトの
前に、カラムコントロール信号CALCTLのLによ
り、共通接続線204がプリチャージされる。この時、
P型トランジスタ216もオンするので、いずれか一つ
のカラムデコーダ122AがLにならない限り、モニタ
出力はLとなり、誤検出を防止できる。
【0100】尚、カラムアドレス制御回路120に、図
6の160個のカラムデコーダ122Aを有するカラム
アドレスデコード回路と、カラムアドレスカウンタ回路
を有し、ロウアドレス制御回路140に、ロウアドレス
デコード回路とロウアドレスカウンタ回路を有し、LC
D制御回路130に、カラム、ロウアドレスカウンタ回
路を各々制御するクロック制御部を設けることが好まし
い。この場合、カラム方向では、カラムアドレスカウン
タ回路がRAMアクセスの度に自動インクリメントし、
ロウ方向では、ロウアドレスカウンタがRAMアクセス
の度に自動インクリメントする。こうすると、RAMの
記憶領域のうち、特定領域に、カラム方向にアクセスし
てデータ書込が行える。尚、ロウアドレスカウンタ回路
は、第3のレジスタ及び第4のレジスタを設け、その後
段に、カスケード接続された第3、第4のビットカウン
タ、ロウアドレスを検出するアドレスエンド検出器を設
けるのが好ましい。
【0101】(内蔵RAMの書込及び読出動作)本例で
は、ラッチ回路でのラッチ周波数は14.4のKHz、
LCDアクセス要求間時間は69.4μSとする。信号
発生手段23によって、図8に示すフレーム開始パルス
YD、ラッチパルスLPは常時発生している。フレーム
開始パルスYDは、1フレーム期間(1F)毎に発生
し、ラッチパルスLPは1水平期間(1H)内にK回発
生する。YDの1フレーム期間内に、制御手段20から
1フレーム分の表示データLDnがシフトクロックXS
CLによって信号線ドライバ40へ転送されて来る。信
号線ドライバ40に対するYD及びXSCLによる表示
データの転送が完了すると、信号線ドライバ40の内部
発振回路150により、各種読出制御信号RD及び書込
制御信号WR等が発生する。
【0102】ドライバ40内では、ラッチパルスLP等
により表示データがI/Oバッファ122に取込まれて
表示データRAM100の該当ロウアドレスに書込まれ
る。尚、更新がない場合は、書込はなく、読出動作が行
われる。また、表示データRAM100への書込は、1
ライン640ドットの時は、I/0バッファ122より
数100ns程度の1シフトクロックXSCLで行って
も、ラッチパルスLPのタイミングで行っても、I/0
バッファ122からそれ以上の十分な時間(数μs)を
かけて1ライン分一挙に書込んでも良い。後者の場合、
大容量表示になるに従い書込速度が高まるので好まし
い。
【0103】その後、表示データRAM100からデー
タの読出動作が行われ、読出されたデータは、ラッチ回
路132に格納されてデコード回路134へ送られる。
そして、偶数ラインのラッチパルスLPの発生により図
示しない不一致数判定回路で得られた不一致数の2ビッ
ト情報がラッチ回路132でラッチされ、液晶駆動回路
でいずれかの信号電圧が選択され、4組の走査ライン分
に関する信号線電位が液晶マトリックスに印加される。
【0104】尚、書込、読出の制御を、1ラッチパルス
期間内に同一のロウアドレスに対する書込モードと読出
モードとに分割し、旧データの読出後、次のラッチパル
スの発生により、新データの書込を実行すると良い。特
に、スクロール時に発生する意味のない表示態様を避け
るには、1フレーム期間後に読出ようにすれば良い。但
し、同時選択本数が少ない時は、1フレーム期間まで必
要なく、1ラッチパルスLPの周期内で、同一のロウア
ドレスに対して読出後に書込動作を行っても良い。ま
た、書込後に、1又は複数回の読出を実行させ、旧デー
タの読出から1フレーム期間後に新データの書込を実行
しても良い。また、VRAM12内の表示データLDn
のうち第k走査ライン目の表示データWDkを除き他の
すべての走査ライン目の表示データが変更された場合の
書込、読出動作は、第k走査ライン目の表示データWD
kの転送は新たに行われず、第k走査ライン目の表示デ
ータは、表示データRAM100内の旧データを読出す
ようにしても良い。
【0105】尚、例えば均等分割型n例えば4ライン同
時選択駆動方式を採用する場合であって、表示データR
AM100の列アドレス数とパネルの信号線の本数とが
等しく、行アドレス数と走査線の本数とが等しい場合
は、1水平走査期間内にRAM100内の4行ライン分
の表示データを読出す必要があるので、1水平期間内に
4発のラッチパルスLPが発生するようにしても良い。
また、表示データRAM100の列アドレス数を表示マ
トリックスの信号線の数の2倍で行アドレス数を走査線
の数の半分(ブロック数)としたメモリセル配列のRA
Mを用いる場合には、1水平期間内に1回発生するラッ
チパルスLPを利用することができる。
【0106】この場合、ラッチパルスLPの入力に対す
るRAM100のワード線のアドレス歩進のスピードが
書込より読出方が速くなる為、ロウアドレス制御回路1
40は、書込アドレス発生用Wカウンタと読出アドレス
発生用Rカウンタと独立に持ち、出力をマルチプレクサ
で切換、マルチプレクサの出力をアドレスデコーダへ与
えるようにする。
【0107】尚、表示データRAM100の縦横構成
は、同時選択駆動される走査線の本数をh、自然数を
n、信号線ドライバ1個当りのドライバ出力数(駆動で
きる信号線の本数)をD、ワード線本数Wとした時に、
(h×2n ×D)×Wとするのが好ましい。これは、信
号線ドライバ1個が駆動できる最大表示ドット数に等し
い。
【0108】[実施の形態2]次に、上述の液晶表示装
置を用いた電子機器の実施の形態について図11〜図1
7を用いて説明する。
【0109】上述の液晶表示装置を用いて構成される電
子機器は、図11に示す表示情報出力源1000、表示
情報処理回路1002、表示駆動回路1004、液晶パ
ネルなどの表示パネル1006、クロック発生回路10
08及び電源回路1010を含んで構成される。表示情
報出力源1000は、ROM、RAMなどのメモリ、テ
レビ信号を同調して出力する同調回路などを含んで構成
され、クロック発生回路1008からのクロックに基づ
いて、ビデオ信号などの表示情報を出力する。表示情報
処理回路1002は、クロック発生回路1008からの
クロックに基づいて表示情報を処理して出力する。この
表示情報処理回路1002は、例えば増幅・極性反転回
路、相展開回路、ローテーション回路、ガンマ補正回路
あるいはクランプ回路等を含むことができる。表示駆動
回路1004は、走査側駆動回路及びデータ側駆動回路
を含んで構成され、液晶パネル1006を表示駆動す
る。表示駆動回路1004中のデータ側駆動回路が、上
述の信号線ドライブIC22,24を含んでいる。電源
回路1010は、上述の各回路に電力を供給する。
【0110】このような構成の電子機器として、図12
に示すマルチメディア対応のパーソナルコンピュータ
(PC)及びエンジニアリング・ワークステーション
(EWS)、図13に示すページャ、あるいは携帯電
話、ワードプロセッサ、テレビ、ビューファインダ型又
はモニタ直視型のビデオテープレコーダ、電子手帳、電
子卓上計算機、カーナビゲーション装置、POS端末、
タッチパネルを備えた装置などを挙げることができる。
図12に示すパーソナルコンピュータ1200は、キー
ボード1202を備えた本体部1204と、液晶表示画
面1206とを有する。
【0111】図13に示すページャ1300は、金属製
フレーム1302内に、液晶表示基板1304、バック
ライト1306aを備えたライトガイド1306、回路
基板1308、第1,第2のシールド板1310,13
12、2つの弾性導電体1314,1316、及びフィ
ルムキャリアテープ1318を有する。2つの弾性導電
体1314,1316及びフィルムキャリアテープ13
18は、液晶表示基板1304と回路基板1308とを
接続するものである。
【0112】ここで、液晶表示基板1304は、2枚の
透明基板1304a,1304bの間に液晶を封入した
もので、これにより少なくともドットマトリクス型の液
晶表示パネルが構成される。一方の透明基板に、図12
に示す駆動回路1004、あるいはこれに加えて表示情
報処理回路1002を形成することができる。液晶表示
基板1304に搭載されない回路は、液晶表示基板の外
付け回路とされ、図14の場合には回路基板1308に
搭載できる。
【0113】図13はページャで、液晶表示基板130
4以外に回路基板1308が必要となるが、電子機器の
一部品として液晶表示装置が使用される場合であって、
透明基板に表示駆動回路などが搭載される場合には、液
晶表示装置の最小単位は液晶表示基板1304である。
或いは、液晶表示基板1304を筺体としての金属フレ
ーム1302に固定したものを、電子機器用の一部品で
ある液晶表示装置としても使用できる。更に、バックラ
イト式の場合、金属製フレーム1302内に、液晶表示
基板1304、バックライト1306aを備えたライト
ガイド1306とを組込み、液晶表示装置を構成でき
る。これに代え、図14に示す液晶表示基板1304を
構成する2枚の透明基板1304a,1304bの一方
に、金属の導電膜が形成されたポリイミドテープ132
2に、信号線ドライブIC等のICチップ1324を実
装したTCP(Tape Carrier Packa
ge)1320を接続し、電子機器用の一部品である液
晶表示装置としても使用できる。
【0114】図15では、マイクロコンピュータが、携
帯電話機1400に内蔵されている。この携帯電話機1
400は、入力キー1420及び液晶表示装置1600
を有している。上記電子機器は、例えば、電池(太陽電
池を含む)を用いた携帯用の電子機器である。このよう
な電子機器に内蔵されている液晶表示装置の制御回路の
全体構成の概要を図16に示す。
【0115】図16のマイクロコンピュータ1720
は、CPU1610、発振回路1620、分周回路16
30、入力回路1640、タイマー1642、電源回路
1650、ROM1670、RAM1680、出力回路
1690、制御回路1700、赤外線出力コントローラ
1710等を含む。入力回路1640や出力回路169
0は、入力キー1410等との間の通信インターフェー
ス回路である。制御回路1700は、液晶表示装置16
00を制御して各種の状態表示を行わせる回路である。
赤外線出力コントローラ1710は、スイッチングトラ
ンジスタQ100を介して赤外線発光ダイオードD1を
オンオフ駆動する回路である。
【0116】また、上記液晶表示装置は、図17に示す
ような、電子機器の一つである個人用携帯型情報機器
(Personal Digital Asistance)2000にも使用可能
である。情報機器2000は、ICカード2100、同
時通訳システム2200、手書用スクリーン2300、
テレビ会議システム2400a、2400b、地図情報
システム2500、データ作成システム2660を有
し、これらの画像表示が実施例の液晶表示装置により行
われる。更に、入出力インターフェースユニット260
0において、ビデオカメラ2610、スピーカ262
0、マイクロホン2630、入力用ペン2640、イヤ
ホン2650を有する。
【0117】尚、本発明は上記実施例に限定されるもの
ではなく、本発明の要旨の範囲内で種々の変形実施が可
能である。例えば、本発明は上述の各種の液晶パネルの
駆動に適用されるものに限らず、エレクトロルミネッセ
ンス、プラズマディスプレー装置、液晶のライトバルブ
性を用いた液晶応用装置等にも適用可能である。
【0118】また、ナビゲーションシステム等のGPS
(グローバルポジショニングシステム)等の、音声認識
等のCPUの動作速度が速くかつ低消費電力が要求され
る電子機器に適用可能である。更に、一つのドライブI
Cに複数の表示データRAMを内蔵した構成でも良い。
加えて、ドライブICに1個ずつ複数の制御手段を設け
た構成でも良い。この場合、図18に示すように、複数
の制御手段20−1・・20−nの各々にRAM18−
1・・18−nを配設しても、図19に示すように、1
つのRAM18´で兼用しても良い。しかも、これらR
AMは外付に限らず、システム内に内蔵する構成でも良
い。尚、図18、図19のいずれの場合でも信号線ドラ
イブIC(40−1・・40−n)はn個、走査線ドラ
イブIC(50−1・・50−m)はm個、表示部60
´はn×mマトリックスにて形成される。
【0119】また、本例のドライブICを、MPU10
よりリード・モディファイ・ライトコマンドが入力され
ることで、メモリセルよりビットライン/BLより反転
データを読み出し、この反転データをビットラインBL
を介して元のメモリセルに書き込む、リード・モディフ
ァイ・ライト動作を可能とする構成としても良い。この
機能により、MPU10でのデータ処理を行わなくて
も、特定領域B内のデータを反転して、液晶パネル上に
て特定エリアのみを反転表示することができる。
【0120】さらに、LCD制御回路内に、各フィール
ドの表示期間とブランク期間とを認識し、ロウアドレス
制御回路及びデコード回路を制御する表示制御部と、表
示制御部から出力されるフィールドカウント信号をカウ
ントするフィールドカウンタと、液晶駆動の極性の反転
を制御する反転制御回路とを有してもよい。この場合、
デューティー比やブランク期間の長さを示すデータは、
データ取込用クロックに同期して表示制御部内のレジス
タに取込まれる。表示制御部は、ブランク期間に表示オ
フ信号をデコード回路に供給し、強制的に全信号線を基
準電圧VC に固定する。この時、信号線ドライバには、
走査線駆動電圧を強制的に固定する制御信号が入力さ
れ、全走査線も基準電圧VCに固定される。ブランク期
間では、液晶には電圧が印加されない。フィールド期間
終了時は、フィールドカウンタが出力回数を計数する。
この表示制御部に、各フィールドでの表示期間終了を検
出する第1の検出手段、ブランク期間終了を検出する第
2の検出手段を構成しても良い。また、表示期間やブラ
ンク期間の長さは、MPU10がレジスタやレジスタに
設定するデータの値を適宜変えることで、自由に増減で
きる構成としても良い。これにより、周囲温度に依存し
て液晶の閾値が変化した場合、閾値に合致するよう液晶
印加電圧を変化でき、表示コントラストを制御できる。
【0121】また、制御手段20内に、MPU10から
間欠動作指示情報を直接受領した時又はMPU10との
通信とシステムバスを監視し、VRAM内の表示データ
の更新があった時、間欠動作開始制御信号を作成する図
示しないスタンバイ回路(表示データ更新検出回路)を
含む構成としても良い。この場合、スタンバイ回路は、
システムバスインターフェース回路と、転送指示フラグ
が立つラインフラグレジスタと、転送指示フラグが立っ
た走査線のアドレスと行アドレスとの一致/不一致を判
定し一致信号を生成する比較回路と、一致信号とラッチ
パルスLPとから間欠動作開始制御信号を生成する同期
調整回路とを有することが好ましい。
【0122】さらに、表示データが不変の時は、不必要
な発振動作しない構成としても良い。消費電力の削減に
寄与できる。また、高周波発振回路を間欠動作させる制
御手段を設け、VRAMの表示データの変更があった時
のみ走査ライン毎の表示データを表示データRAMへ転
送できるようにしても良い。
【0123】また、均等分散型nライン同時選択駆動方
式に限らず、複数ラインを同時に選択する場合、部分的
に電圧平均化法の駆動方式にも適用できる。更に、RA
M及び内蔵RAMは、表示パネルの画素に1対1に対応
するセルを持たせても、表示パネル画素のうち現在駆動
されている画素の前後に関係する一部分又は複数画面分
のセルを持ち、間欠的に表示データを制御手段からドラ
イバに送る方式や、表示パネルの画素に対して圧縮され
た表示データを用いる方式でも良い。
【0124】
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明を適用した液晶表示装置を含むブロック
図である。
【図2】図1に示す制御手段の構成を示すブロック図で
ある。
【図3】図1に示す信号線ドライバの構成を示すブロッ
ク図である。
【図4】同図(A)は、ドライバ内のRAMを構成的に
示した概略説明図、同図(B)は、MPU側から見た、
メモリ空間上のアドレスを示す概略図である。
【図5】同図(A)は、図1の液晶表示パネルの表示空
間アドレスを示す概略説明図、同図(B)は、図1に示
す信号線ドライブIC内のRAMの画素アドレスを示す
概略説明図である。
【図6】図2に示す表示データRAM及びその周辺回路
を示す回路図である。
【図7】図2に示すRAMの構造の概略を示す概略図で
ある。
【図8】図2の回路動作を説明するためのタイミングチ
ャートである。
【図9】同図(A)(B)は、図2の回路動作を説明す
るためのタイミングチャートである。
【図10】図3の回路動作を説明するためのタイミング
チャートである。
【図11】本発明が適用される電子機器のブロック図で
ある。
【図12】本発明が適用されるパーソナルコンピュータ
の外観図である。
【図13】本発明が適用されるページャの分解斜視図で
ある。
【図14】外付回路を備えた液晶表示装置の一例を示す
概略説明図である。
【図15】本発明が適用される携帯電話機の斜視図であ
る。
【図16】本発明が適用される携帯用情報端末のブロッ
ク図である。
【図17】本発明が適用される携帯用情報端末の斜視図
である。
【図18】本発明に係る液晶表示装置の他の実施の形態
を示すブロック図である。
【図19】本発明に係る液晶表示装置の他の実施の形態
を示すブロック図である。
【図20】従来のRAMを模式的に示す概略説明図であ
る。
【図21】同図(A)、(B)は、従来のRAM内蔵ド
ライバへ表示データを転送するタイミングを示したタイ
ミングチャートであり、同図(C)は、従来のRAMポ
ートを時分割駆動で使用する場合を説明するためのブロ
ック図である。
【符号の説明】
10 MPU 11 システムメモリ 12 VRAM 13 補助記憶装置 14 ROM 18 RAM(第1の記憶手段) 20 制御手段 21 低周波発振手段 22 高周波発振手段 23 信号生成手段 24 制御部 25 選択手段 27 フラグレジスタ 28 割込手段 40、50 駆動手段 60 表示部 100 表示データRAM(第2の記憶手段)

Claims (8)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 マイクロプロセッサユニットとの間で表
    示データが入出力され、表示部に表示データを表示制御
    する表示制御回路であって、 前記マイクロプロセッサユニット側からの前記表示デー
    タがリードライトされる第1の記憶手段と、 前記第1の記憶手段よりリードされた前記表示データが
    ライトされ、ライトされた前記表示データが前記表示部
    へ向けてリードされる第2の記憶手段と、 前記第2の記憶手段のリードライト制御及び前記表示デ
    ータを前記表示部に表示駆動制御する駆動手段と、 前記マイクロプロセッサユニットからのコマンドに基づ
    いて、前記マイクロプロセッサユニット側からの前記表
    示データを前記第1の記憶手段へ向けてリード制御し、
    前記第1の記憶手段の表示データを前記第2の記憶手段
    へ向けてライト制御する制御手段と、 を有し、 前記制御手段は、前記マイクロプロセッサユニットから
    前記第1の記憶手段へのアクセスが、所定の時期に要求
    される第1の期間に、前記第1の記憶手段に前記表示デ
    ータをライトする第1のモードと、所定の時期に前記ア
    クセスが要求されなかった時であって前記第1の記憶手
    段内の前記表示データがリードされる第2の期間中に、
    前記第1の記憶手段から前記第2の記憶手段への前記表
    示データの転送を行う第2のモードと、のいずれかのモ
    ードに切換選択する選択手段を有することを特徴とする
    表示制御回路。
  2. 【請求項2】 請求項1において、 前記制御手段の前記第2のモードは、前記マイクロプロ
    セッサユニットから出力されて前記表示データの転送を
    開始させる転送開始命令に基づいて開始されることを特
    徴とする表示制御回路。
  3. 【請求項3】 請求項2において、 前記制御手段は、 前記転送開始命令を受領するフラグレジスタと、 前記転送開始命令による前記フラグレジスタに基づい
    て、前記第1の記憶手段のアドレスを指定するアドレス
    指定信号を出力し、前記選択手段を前記第2のモードに
    設定して、前記第1の記憶手段より前記表示データをリ
    ードしてデータ転送する転送制御手段と、 を有することを特徴とする表示制御回路。
  4. 【請求項4】 請求項2又は請求項3において、 前記制御手段は、前記表示部への表示走査を一フレーム
    毎に開始せしめるフレームスタート信号を生成する信号
    生成手段を有し、 前記第2のモードは、前記転送開始命令及び前記フレー
    ムスタート信号に基づいて開始されることを特徴とする
    表示制御回路。
  5. 【請求項5】 請求項4において、 前記制御手段は、前記第1のモードがn(nは1以上の
    整数)フレーム期間を要する場合、前記転送開始命令を
    出力させる割込信号を、前記マイクロプロセッサユニッ
    トに向けて生成出力する割込信号出力手段を有すること
    を特徴とする表示制御回路。
  6. 【請求項6】 請求項5において、 前記割込信号出力手段の前記割込信号は、前記フレーム
    スタート信号に基づいて出力されることを特徴とする表
    示制御回路。
  7. 【請求項7】 マイクロプロセッサユニットと、 請求項1〜請求項6のいずれかに記載の表示制御回路
    と、 前記表示制御回路によって表示駆動される表示部と、 前記マイクロプロセッサユニットと前記表示制御回路と
    の間を接続するデータバスに接続されて、前記マイクロ
    プロセッサユニットを動作させるプログラム命令が格納
    される第3の記憶手段と、 を有し、 前記マイクロプロセッサユニットにて、前記第1の記憶
    手段及び前記第3の記憶手段に対して共通の複数ビット
    のアドレスが指定され、 前記アドレスの最上位ビット又は最下位ビットの少なく
    とも一方のビットにより前記第3の記憶手段のアドレス
    指定がなされることを特徴とする画像表示装置。
  8. 【請求項8】 請求項7に記載の画像表示装置を有する
    ことを特徴とする電子機器。
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