JPH10282222A - トランスポンダ試験器 - Google Patents
トランスポンダ試験器Info
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- JPH10282222A JPH10282222A JP9093583A JP9358397A JPH10282222A JP H10282222 A JPH10282222 A JP H10282222A JP 9093583 A JP9093583 A JP 9093583A JP 9358397 A JP9358397 A JP 9358397A JP H10282222 A JPH10282222 A JP H10282222A
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Landscapes
- Testing Electric Properties And Detecting Electric Faults (AREA)
- Radar Systems Or Details Thereof (AREA)
- Measurement Of Velocity Or Position Using Acoustic Or Ultrasonic Waves (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 トランスポンダの試験を、実際に質問信号を
送出するインタロゲータ/コマンダを設置した場所で確
認することができ、効率良く試験を実施することができ
るトランスポンダ試験器を提供する。 【解決手段】 トランスポンダ4を離れた場所に設置し
たインタロゲータ/コマンダ1で試験を実施するトラン
スポンダ試験器において、送信器の出力に接続されると
ともに、前記トランスポンダ4の近くに配置されるスピ
ーカ3と、このスピーカ3より空中において前記トラン
スポンダ4に質問信号を送出し、このトランスポンダ4
の応答信号を前記スピーカ3で再び受信し、処理する手
段と、この受信された信号に基づいて駆動される発光ダ
イオード13とを設ける。
送出するインタロゲータ/コマンダを設置した場所で確
認することができ、効率良く試験を実施することができ
るトランスポンダ試験器を提供する。 【解決手段】 トランスポンダ4を離れた場所に設置し
たインタロゲータ/コマンダ1で試験を実施するトラン
スポンダ試験器において、送信器の出力に接続されると
ともに、前記トランスポンダ4の近くに配置されるスピ
ーカ3と、このスピーカ3より空中において前記トラン
スポンダ4に質問信号を送出し、このトランスポンダ4
の応答信号を前記スピーカ3で再び受信し、処理する手
段と、この受信された信号に基づいて駆動される発光ダ
イオード13とを設ける。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、音波を用いて水中
の物体の位置を測定する音響測位装置に用いるトランス
ポンダの試験器に関するものである。
の物体の位置を測定する音響測位装置に用いるトランス
ポンダの試験器に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、このような分野の技術としては、
文献名:『海洋音響(基礎と応用)』海洋音響研究会編
209〜213頁に記載されるものがあった。図3は
かかる従来のトランスポンダの試験方法の説明図であ
る。この図に示すように、101は通称インタロゲータ
/コマンダと呼ばれている質問信号及びコマンド信号を
送出する送信器である。102はケーブル、103はス
ピーカ、104は試験すべきトランスポンダ、105は
試験者である。
文献名:『海洋音響(基礎と応用)』海洋音響研究会編
209〜213頁に記載されるものがあった。図3は
かかる従来のトランスポンダの試験方法の説明図であ
る。この図に示すように、101は通称インタロゲータ
/コマンダと呼ばれている質問信号及びコマンド信号を
送出する送信器である。102はケーブル、103はス
ピーカ、104は試験すべきトランスポンダ、105は
試験者である。
【0003】ここで、トランスポンダとは、船上のイン
タロゲータ/コマンダからの質問信号を受けて一定時間
後、応答信号を送出したり、コマンド信号により各種の
動作をトランスポンダ内で実行するものであり、一例と
しては、トランスポンダに付けた重りを切り離し、自身
を沈上させたりする機能を有する応答器である。
タロゲータ/コマンダからの質問信号を受けて一定時間
後、応答信号を送出したり、コマンド信号により各種の
動作をトランスポンダ内で実行するものであり、一例と
しては、トランスポンダに付けた重りを切り離し、自身
を沈上させたりする機能を有する応答器である。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、トラン
スポンダは、深い海底で動作させるために、海底に設置
する前に、予め動作するかどうかを船上で確認する必要
がある。通常、インタロゲータ/コマンダはブリッジ付
近の室内に設置され、試験すべきトランスポンダは水面
に近い甲板上に設置し、試験が実施される。
スポンダは、深い海底で動作させるために、海底に設置
する前に、予め動作するかどうかを船上で確認する必要
がある。通常、インタロゲータ/コマンダはブリッジ付
近の室内に設置され、試験すべきトランスポンダは水面
に近い甲板上に設置し、試験が実施される。
【0005】まず、インタロゲータ/コマンダ101に
操作者105がトリガを入力する。この場合、通常はパ
ネル面に取り付けられたテスト用インタロゲート発信ボ
タンスイッチが押される。これにより、インタロゲータ
/コマンダ101は質問信号を送出する。この信号は、
ケーブル102により甲板上まで伝送され、本来、超音
波の送波器の代わりにスピーカ103により、空中に超
音波の質問信号が送出される。これにより、トランスポ
ンダ104が動作し、動作が正常であれば、一定時間
後、応答信号がトランスポンダ104から送出されるは
ずである。これを試験者105が聴音し、応答信号が聴
音できれば正常と判定する。
操作者105がトリガを入力する。この場合、通常はパ
ネル面に取り付けられたテスト用インタロゲート発信ボ
タンスイッチが押される。これにより、インタロゲータ
/コマンダ101は質問信号を送出する。この信号は、
ケーブル102により甲板上まで伝送され、本来、超音
波の送波器の代わりにスピーカ103により、空中に超
音波の質問信号が送出される。これにより、トランスポ
ンダ104が動作し、動作が正常であれば、一定時間
後、応答信号がトランスポンダ104から送出されるは
ずである。これを試験者105が聴音し、応答信号が聴
音できれば正常と判定する。
【0006】この方法では、室内でインタロゲータ/コ
マンダ101を操作する者と、甲板上で聴音により判定
する者との間に何らかの通信手段がないと、結果に対
し、次の作業が実施できず、極めて能率の悪い試験作業
となるという欠点があった。本発明は、上記問題点を除
去し、トランスポンダの試験を、実際に質問信号を送出
するインタロゲータ/コマンダを設置した場所で確認す
ることができ、効率良く試験を実施することができるト
ランスポンダ試験器を提供することを目的とする。
マンダ101を操作する者と、甲板上で聴音により判定
する者との間に何らかの通信手段がないと、結果に対
し、次の作業が実施できず、極めて能率の悪い試験作業
となるという欠点があった。本発明は、上記問題点を除
去し、トランスポンダの試験を、実際に質問信号を送出
するインタロゲータ/コマンダを設置した場所で確認す
ることができ、効率良く試験を実施することができるト
ランスポンダ試験器を提供することを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明は、上記目的を達
成するために、 〔1〕トランスポンダを離れた場所に設置したインタロ
ゲータ/コマンダで試験を実施するトランスポンダ試験
器において、送信器の出力に接続されるとともに、前記
トランスポンダの近くに配置されるスピーカと、このス
ピーカより空中において前記トランスポンダに質問信号
を送出し、このトランスポンダの応答信号を前記スピー
カで再び受信し、処理する手段と、この受信された信号
に基づいて駆動される報知装置とを設けるようにしたも
のである。
成するために、 〔1〕トランスポンダを離れた場所に設置したインタロ
ゲータ/コマンダで試験を実施するトランスポンダ試験
器において、送信器の出力に接続されるとともに、前記
トランスポンダの近くに配置されるスピーカと、このス
ピーカより空中において前記トランスポンダに質問信号
を送出し、このトランスポンダの応答信号を前記スピー
カで再び受信し、処理する手段と、この受信された信号
に基づいて駆動される報知装置とを設けるようにしたも
のである。
【0008】〔2〕上記〔1〕記載のトランスポンダ試
験器において、前記トランスポンダからの応答信号が質
問信号の出力時に出力されないように、ワンショットマ
ルチバイブレータで一定時間出力を防止する回路を設け
るようにしたものである。 〔3〕トランスポンダを離れた場所に設置したインタロ
ゲータ/コマンダで試験を実施するトランスポンダ試験
器において、送信器の出力に接続されるとともに、前記
トランスポンダの近くに配置されるスピーカと、このス
ピーカより空中において前記トランスポンダに質問信号
を送出し、このトランスポンダの応答信号を前記スピー
カで再び受信し、処理する手段と、前記トランスポンダ
の近くに装備可能な手元スイッチと、この手元スイッチ
からの信号と前記処理された信号との論理積をとるAN
D回路とを備え、このAND回路からの出力信号により
駆動される報知装置とを設けるようにしたものである。
験器において、前記トランスポンダからの応答信号が質
問信号の出力時に出力されないように、ワンショットマ
ルチバイブレータで一定時間出力を防止する回路を設け
るようにしたものである。 〔3〕トランスポンダを離れた場所に設置したインタロ
ゲータ/コマンダで試験を実施するトランスポンダ試験
器において、送信器の出力に接続されるとともに、前記
トランスポンダの近くに配置されるスピーカと、このス
ピーカより空中において前記トランスポンダに質問信号
を送出し、このトランスポンダの応答信号を前記スピー
カで再び受信し、処理する手段と、前記トランスポンダ
の近くに装備可能な手元スイッチと、この手元スイッチ
からの信号と前記処理された信号との論理積をとるAN
D回路とを備え、このAND回路からの出力信号により
駆動される報知装置とを設けるようにしたものである。
【0009】〔4〕上記〔1〕又は〔3〕記載のトラン
スポンダ試験器において、前記報知装置は、発光ダイオ
ードである。
スポンダ試験器において、前記報知装置は、発光ダイオ
ードである。
【0010】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態につい
て図面を参照して詳細に説明する。図1は本発明の第1
実施例を示すトランスポンダ試験器の回路図である。こ
こで、1はインタロゲータ/コマンダ、2はケーブル、
3はスピーカ、4はトランスポンダ、5は送受信切替用
保護抵抗、6,7,18,19は保護用ダイオード、8
は増幅器、9はカップリングコンデンサー、10は検波
器、11は検波用コンデンサー、12はインバータ、1
3は発光ダイオード、14は抵抗、15はワンショット
マルチバイブレータ、16はインバータ、17はダイオ
ードである。
て図面を参照して詳細に説明する。図1は本発明の第1
実施例を示すトランスポンダ試験器の回路図である。こ
こで、1はインタロゲータ/コマンダ、2はケーブル、
3はスピーカ、4はトランスポンダ、5は送受信切替用
保護抵抗、6,7,18,19は保護用ダイオード、8
は増幅器、9はカップリングコンデンサー、10は検波
器、11は検波用コンデンサー、12はインバータ、1
3は発光ダイオード、14は抵抗、15はワンショット
マルチバイブレータ、16はインバータ、17はダイオ
ードである。
【0011】そこで、まず、トリガ信号をインタロゲー
タ/コマンダ1とワンショットマルチバイブレータ15
に入力する。この場合、パネルに取り付けた試験用発信
スイッチ(図示なし)を押すことにより、トリガ信号を
起動する。すると、インタロゲータ/コマンダ1は、質
問信号を送出し、ケーブル2を経て、スピーカ3に供給
され、空中に質問信号を送出する。
タ/コマンダ1とワンショットマルチバイブレータ15
に入力する。この場合、パネルに取り付けた試験用発信
スイッチ(図示なし)を押すことにより、トリガ信号を
起動する。すると、インタロゲータ/コマンダ1は、質
問信号を送出し、ケーブル2を経て、スピーカ3に供給
され、空中に質問信号を送出する。
【0012】そこで、トランスポンダ4は質問信号を受
け、正常に作動している場合には、一定時間後、応答信
号を送出する。この応答信号はスピーカ3により受信さ
れ、電気信号に変換される。この場合、スピーカ3は応
答信号を受信するためのマイクロフォンとして動作す
る。送受信切替用保護抵抗5、保護用ダイオード6,
7,18,19で送受信切替回路を構成する。すなわ
ち、まず、インタロゲータ/コマンダ1から質問信号が
送出される時は、出力レベルは比較的高電圧であるた
め、保護用ダイオード18,19は導通状態となり、出
力はスピーカ3につながる。また、保護用ダイオード
6,7は導通状態となるため、受信側を保護する。
け、正常に作動している場合には、一定時間後、応答信
号を送出する。この応答信号はスピーカ3により受信さ
れ、電気信号に変換される。この場合、スピーカ3は応
答信号を受信するためのマイクロフォンとして動作す
る。送受信切替用保護抵抗5、保護用ダイオード6,
7,18,19で送受信切替回路を構成する。すなわ
ち、まず、インタロゲータ/コマンダ1から質問信号が
送出される時は、出力レベルは比較的高電圧であるた
め、保護用ダイオード18,19は導通状態となり、出
力はスピーカ3につながる。また、保護用ダイオード
6,7は導通状態となるため、受信側を保護する。
【0013】一方、スピーカ3で受信する時は、出力は
比較的低レベルの信号であるため、保護用ダイオード1
8,19は非導通となり、インタロゲータ/コマンダ1
とは切り離される。保護用ダイオード6,7も非導通と
なり、増幅器8に入力される。一定レベルまで増幅され
た信号は、カップリングコンデンサー9、検波器10を
通り検波され、検波用コンデンサー11で平滑される。
出力が一定レベル以上であれば、インバータ12が反転
出力を出力し、出力を0Vとし、電源につながった抵抗
14及び発光ダイオード13に電流を流し、発光ダイオ
ード13が点灯する。
比較的低レベルの信号であるため、保護用ダイオード1
8,19は非導通となり、インタロゲータ/コマンダ1
とは切り離される。保護用ダイオード6,7も非導通と
なり、増幅器8に入力される。一定レベルまで増幅され
た信号は、カップリングコンデンサー9、検波器10を
通り検波され、検波用コンデンサー11で平滑される。
出力が一定レベル以上であれば、インバータ12が反転
出力を出力し、出力を0Vとし、電源につながった抵抗
14及び発光ダイオード13に電流を流し、発光ダイオ
ード13が点灯する。
【0014】ワンショットマルチバイブレータ15は、
トリガ信号入力と同時に動作を開始し、質問信号を送出
する期間動作し、インバータ16で電源に接続された抵
抗14及びダイオード17に電流を流し、この間に発光
ダイオード13に電流が流れるのを防止する。これによ
り、質問信号の出力時に、発光ダイオード13が点灯す
るのを防止し、発光ダイオード13は、トランスポンダ
4の応答信号のみで点灯するように動作する。
トリガ信号入力と同時に動作を開始し、質問信号を送出
する期間動作し、インバータ16で電源に接続された抵
抗14及びダイオード17に電流を流し、この間に発光
ダイオード13に電流が流れるのを防止する。これによ
り、質問信号の出力時に、発光ダイオード13が点灯す
るのを防止し、発光ダイオード13は、トランスポンダ
4の応答信号のみで点灯するように動作する。
【0015】トランスポンダ4は質問信号を受信して一
定時間後に再び送信されるため、この一定時間を含め
て、インタロゲータ/コマンダ1にトリガが入力され、
再び、トランスポンダ4が応答する迄の間、ワンショッ
トマルチバイブレータ15を動作させて、この間に質問
信号によって発光ダイオード13が点灯するのを防ぎ、
トランスポンダ4の応答信号によってのみ、発光ダイオ
ード13が点灯するようにしたものである。
定時間後に再び送信されるため、この一定時間を含め
て、インタロゲータ/コマンダ1にトリガが入力され、
再び、トランスポンダ4が応答する迄の間、ワンショッ
トマルチバイブレータ15を動作させて、この間に質問
信号によって発光ダイオード13が点灯するのを防ぎ、
トランスポンダ4の応答信号によってのみ、発光ダイオ
ード13が点灯するようにしたものである。
【0016】ここにおいて、トランスポンダ4は本来水
中で動作させるものであるので、スピーカ3を用いて空
中で同様の動作をさせるため、スピーカ3とトランスポ
ンダ4との距離は水中に相当する距離だけ試験は実施で
きず、スピーカ3とトランスポンダ4の距離は近づけて
使用しなければならない。以上のように、第1実施例に
よれば、試験者は別の室に設置されたトランスポンダ4
の応答信号を、発光ダイオード13が点灯することによ
り自室で確認することができ、トランスポンダ4の動作
が良好に作動したことを確認することができ、次の試験
を効率的に実施することができる。
中で動作させるものであるので、スピーカ3を用いて空
中で同様の動作をさせるため、スピーカ3とトランスポ
ンダ4との距離は水中に相当する距離だけ試験は実施で
きず、スピーカ3とトランスポンダ4の距離は近づけて
使用しなければならない。以上のように、第1実施例に
よれば、試験者は別の室に設置されたトランスポンダ4
の応答信号を、発光ダイオード13が点灯することによ
り自室で確認することができ、トランスポンダ4の動作
が良好に作動したことを確認することができ、次の試験
を効率的に実施することができる。
【0017】このように、遠方の甲板上で実施されるト
ランスポンダ4の試験を、実際に質問信号を送出するイ
ンタロゲータ/コマンダ1を設置した場所で確認するこ
とができるために、別途連絡用通信手段を設ける必要も
なく、また、確認のために甲板上まで移動することなく
確認でき、効率良く試験が実施できるという効果を生ず
る。
ランスポンダ4の試験を、実際に質問信号を送出するイ
ンタロゲータ/コマンダ1を設置した場所で確認するこ
とができるために、別途連絡用通信手段を設ける必要も
なく、また、確認のために甲板上まで移動することなく
確認でき、効率良く試験が実施できるという効果を生ず
る。
【0018】次に、本発明の第2実施例について説明す
る。図2は本発明の第2実施例を示すトランスポンダ試
験器の回路図である。この図において、21はインタロ
ゲータ/コマンダ、22はケーブル、23はスピーカ、
24はトランスポンダ、25は手元スイッチ、26はケ
ーブル、27は一端を電源に接続した抵抗、28,34
はインバータ、31,32はワンショットマルチバイブ
レータ、33はANDゲート、35は発光ダイオード、
36は抵抗である。
る。図2は本発明の第2実施例を示すトランスポンダ試
験器の回路図である。この図において、21はインタロ
ゲータ/コマンダ、22はケーブル、23はスピーカ、
24はトランスポンダ、25は手元スイッチ、26はケ
ーブル、27は一端を電源に接続した抵抗、28,34
はインバータ、31,32はワンショットマルチバイブ
レータ、33はANDゲート、35は発光ダイオード、
36は抵抗である。
【0019】以下、本発明の第2実施例のトランスポン
ダ試験器の動作について説明する。まず、インタロゲー
タ/コマンド21にトリガを入力する。通常は、パネル
面に取り付けられた試験用発信プッシュスイッチ(図示
なし)を押すことによりトリガ入力が行われ、インタロ
ゲータ/コマンダ21から質問信号が送出される。これ
はケーブル22を経てスピーカ23へ供給され、空中に
超音波信号が送出される。
ダ試験器の動作について説明する。まず、インタロゲー
タ/コマンド21にトリガを入力する。通常は、パネル
面に取り付けられた試験用発信プッシュスイッチ(図示
なし)を押すことによりトリガ入力が行われ、インタロ
ゲータ/コマンダ21から質問信号が送出される。これ
はケーブル22を経てスピーカ23へ供給され、空中に
超音波信号が送出される。
【0020】トランスポンダ24が正常に動作している
場合は、一定時間後に応答信号を送出する。トランスポ
ンダ24の近くにいる試験者は、応答信号を聴音により
確認すると、手元スイッチ25を押す。これにより、イ
ンバータ28の入力レベルはLowになり、出力はHi
ghレベルになる。一方、インタロゲータ/コマンダ2
1にトリガが入力されると同時に、ワンショットマルチ
バイブレータ31がトリガされ、トランスポンダ24の
一定の応答時間後にワンショットマルチバイブレータ3
2がトリガされる。よって、応答時間経過後に手元スイ
ッチ25が押されると、ANDゲート33にはAND論
理が成立し、インバータ34にHighレベルが入力さ
れ、出力はLowレベルになり、抵抗36及び発光ダイ
オート35を経て電流が流れる。
場合は、一定時間後に応答信号を送出する。トランスポ
ンダ24の近くにいる試験者は、応答信号を聴音により
確認すると、手元スイッチ25を押す。これにより、イ
ンバータ28の入力レベルはLowになり、出力はHi
ghレベルになる。一方、インタロゲータ/コマンダ2
1にトリガが入力されると同時に、ワンショットマルチ
バイブレータ31がトリガされ、トランスポンダ24の
一定の応答時間後にワンショットマルチバイブレータ3
2がトリガされる。よって、応答時間経過後に手元スイ
ッチ25が押されると、ANDゲート33にはAND論
理が成立し、インバータ34にHighレベルが入力さ
れ、出力はLowレベルになり、抵抗36及び発光ダイ
オート35を経て電流が流れる。
【0021】通常、質問信号は、パルス幅10ms前後
を用い、周波数は10〜30kHzを使用するため、直
接質問信号及び応答信号の周波数は、人間の耳では聴音
することはできないが、エンベロープの10msのパル
ス波は50Hzである。よって、トランスポンダ24の
近くにいるもう1人の試験者が応答信号を聴音し、手元
スイッチ25を押すと、発光ダイオード35が点灯し、
別室のインタロゲータ/コマンダ21の近くにいる試験
者にトランスポンダ24が正常に動作したことを知らせ
ることができる。トリガ入力がない時にスイッチ25を
押しても、ANDゲート33はAND論理が成立せず、
出力はLowレベルであるため、インバータ34の出力
はHighレベルであり、発光ダイオード35には電流
は流れず、点灯しない。
を用い、周波数は10〜30kHzを使用するため、直
接質問信号及び応答信号の周波数は、人間の耳では聴音
することはできないが、エンベロープの10msのパル
ス波は50Hzである。よって、トランスポンダ24の
近くにいるもう1人の試験者が応答信号を聴音し、手元
スイッチ25を押すと、発光ダイオード35が点灯し、
別室のインタロゲータ/コマンダ21の近くにいる試験
者にトランスポンダ24が正常に動作したことを知らせ
ることができる。トリガ入力がない時にスイッチ25を
押しても、ANDゲート33はAND論理が成立せず、
出力はLowレベルであるため、インバータ34の出力
はHighレベルであり、発光ダイオード35には電流
は流れず、点灯しない。
【0022】このように、質問信号送出に合わせてトラ
ンスポンダの動作状態を別室で確認することができ、次
の試験を効率良く実施することができる。また、試験を
実施しない時にスイッチを押しても、発光ダイオードが
点灯しないために、試験に対する応答が確実に確認でき
る。第1及び第2実施例としては、発光ダイオードによ
る点灯により、質問信号に対するトランスポンダの応答
が正常であることを伝達したが、ランプでも効果は同様
に生ずる。また、ブザーを鳴動させることによっても、
同様の作用効果を奏することができる。
ンスポンダの動作状態を別室で確認することができ、次
の試験を効率良く実施することができる。また、試験を
実施しない時にスイッチを押しても、発光ダイオードが
点灯しないために、試験に対する応答が確実に確認でき
る。第1及び第2実施例としては、発光ダイオードによ
る点灯により、質問信号に対するトランスポンダの応答
が正常であることを伝達したが、ランプでも効果は同様
に生ずる。また、ブザーを鳴動させることによっても、
同様の作用効果を奏することができる。
【0023】また、第1実施例では、送信と受信の切替
回路は抵抗とダイオードによる回路を示したが、他のコ
イル又はトランスとダイオードを用いた送受信切替回路
を用いるようにしても、同様の作用効果を奏することが
できる。本発明では、検波回路はコンデンサーと検波器
とによる構成を示したが、トランス、コイル及びダイオ
ード等による構成にしても同様の効果は生ずる。
回路は抵抗とダイオードによる回路を示したが、他のコ
イル又はトランスとダイオードを用いた送受信切替回路
を用いるようにしても、同様の作用効果を奏することが
できる。本発明では、検波回路はコンデンサーと検波器
とによる構成を示したが、トランス、コイル及びダイオ
ード等による構成にしても同様の効果は生ずる。
【0024】また、ここではワンショットマルチバイブ
レータを用いて質問信号と応答信号を分離したが、通常
トランスポンダは質問信号と応答信号とは周波数が異な
るために、検波回路の前に2つの信号を分離するフィル
ターを用いてマルチバイブレータを省略することも可能
であり、このような構成にしても上記実施例と同様の作
用効果を奏することができる。
レータを用いて質問信号と応答信号を分離したが、通常
トランスポンダは質問信号と応答信号とは周波数が異な
るために、検波回路の前に2つの信号を分離するフィル
ターを用いてマルチバイブレータを省略することも可能
であり、このような構成にしても上記実施例と同様の作
用効果を奏することができる。
【0025】なお、本発明は上記実施例に限定されるも
のではなく、本発明の趣旨に基づいて種々の変形が可能
であり、これらを本発明の範囲から排除するものではな
い。
のではなく、本発明の趣旨に基づいて種々の変形が可能
であり、これらを本発明の範囲から排除するものではな
い。
【0026】
【発明の効果】以上、詳細に説明したように、本発明に
よれば、以下のような効果を奏することができる。 (A)遠方の甲板上で実施されるトランスポンダの試験
を、実際に質問信号を送出するインタロゲータ/コマン
ダを設置した場所で確認することができるために、別途
連絡用通信手段を設ける必要もなく、また、確認のため
に甲板上まで移動することなく確認でき、効率良く試験
を実施することができる。
よれば、以下のような効果を奏することができる。 (A)遠方の甲板上で実施されるトランスポンダの試験
を、実際に質問信号を送出するインタロゲータ/コマン
ダを設置した場所で確認することができるために、別途
連絡用通信手段を設ける必要もなく、また、確認のため
に甲板上まで移動することなく確認でき、効率良く試験
を実施することができる。
【0027】(B)試験者は別室に設置されたトランス
ポンダの応答信号により、報知装置を点灯させ、自室で
確認することができ、トランスポンダの動作が良好に作
動したことが確認でき、次の試験を効率的に実施するこ
とができる。 (C)質問信号送出に合わせてトランスポンダの動作状
態を別室で確認することができ、次の試験を効率良く実
施できる。
ポンダの応答信号により、報知装置を点灯させ、自室で
確認することができ、トランスポンダの動作が良好に作
動したことが確認でき、次の試験を効率的に実施するこ
とができる。 (C)質問信号送出に合わせてトランスポンダの動作状
態を別室で確認することができ、次の試験を効率良く実
施できる。
【0028】また、試験を実施しない時に、手元スイッ
チを押しても発光ダイオードが点灯しないために、試験
に対する応答を確実に確認することができる。
チを押しても発光ダイオードが点灯しないために、試験
に対する応答を確実に確認することができる。
【図1】本発明の第1実施例を示すトランスポンダ試験
器の回路図である。
器の回路図である。
【図2】本発明の第2実施例を示すトランスポンダ試験
器の回路図である。
器の回路図である。
【図3】従来のトランスポンダの試験方法の説明図であ
る。
る。
1,21 インタロゲータ/コマンダ 2,22,26 ケーブル 3,23 スピーカ 4,24,34 トランスポンダ 5 送受信切替用保護抵抗 6,7,18,19 保護用ダイオード 〔5,6,7,18,19〕 送受信切替回路 8 増幅器 9 カップリングコンデンサー 10 検波器 11 検波用コンデンサー 12,16,28,34 インバータ 13,35 発光ダイオード 14,27,36 抵抗 15,31,32 ワンショットマルチバイブレータ 17 ダイオード 25 手元スイッチ 33 ANDゲート
Claims (4)
- 【請求項1】 トランスポンダを離れた場所に設置した
インタロゲータ/コマンダで試験を実施するトランスポ
ンダ試験器において、(a)送信器の出力に接続される
とともに、前記トランスポンダの近くに配置されるスピ
ーカと、(b)該スピーカより空中において前記トラン
スポンダに質問信号を送出し、該トランスポンダの応答
信号を前記スピーカで再び受信し、処理する手段と、
(c)該受信された信号に基づいて駆動される報知装置
とを具備することを特徴とするトランスポンダ試験器。 - 【請求項2】 請求項1記載のトランスポンダ試験器に
おいて、前記トランスポンダからの応答信号が質問信号
の出力時に出力されないように、ワンショットマルチバ
イブレータで一定時間出力を防止する回路を具備するこ
とを特徴とするトランスポンダ試験器。 - 【請求項3】 トランスポンダを離れた場所に設置した
インタロゲータ/コマンダで試験を実施するトランスポ
ンダ試験器において、(a)送信器の出力に接続される
とともに、前記トランスポンダの近くに配置されるスピ
ーカと、(b)該スピーカより空中において前記トラン
スポンダに質問信号を送出し、該トランスポンダの応答
信号を前記スピーカで再び受信し、処理する手段と、
(c)前記トランスポンダの近くに装備可能な手元スイ
ッチと、(d)該手元スイッチからの信号と前記処理さ
れた信号との論理積をとるAND回路とを備え、(e)
該AND回路からの出力信号により駆動される報知装置
とを具備することを特徴とするトランスポンダ試験器。 - 【請求項4】 請求項1又は3記載のトランスポンダ試
験器において、前記報知装置は、発光ダイオードである
ことを特徴とするトランスポンダ試験器。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP9093583A JPH10282222A (ja) | 1997-04-11 | 1997-04-11 | トランスポンダ試験器 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP9093583A JPH10282222A (ja) | 1997-04-11 | 1997-04-11 | トランスポンダ試験器 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH10282222A true JPH10282222A (ja) | 1998-10-23 |
Family
ID=14086310
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP9093583A Withdrawn JPH10282222A (ja) | 1997-04-11 | 1997-04-11 | トランスポンダ試験器 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH10282222A (ja) |
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
KR101135456B1 (ko) | 2011-01-31 | 2012-04-13 | 국방과학연구소 | 수동 소나의 센서 신호 모의 장치 |
KR101452853B1 (ko) * | 2013-11-28 | 2014-10-22 | 한국해양과학기술원 | 트랜스듀서를 이용한 수중청음기 배열위치 보정장치 |
KR101540171B1 (ko) * | 2014-01-27 | 2015-07-28 | 한국해양과학기술원 | 수중청음기 배열위치 확인장치의 제작방법 |
-
1997
- 1997-04-11 JP JP9093583A patent/JPH10282222A/ja not_active Withdrawn
Cited By (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
KR101135456B1 (ko) | 2011-01-31 | 2012-04-13 | 국방과학연구소 | 수동 소나의 센서 신호 모의 장치 |
KR101452853B1 (ko) * | 2013-11-28 | 2014-10-22 | 한국해양과학기술원 | 트랜스듀서를 이용한 수중청음기 배열위치 보정장치 |
KR101540171B1 (ko) * | 2014-01-27 | 2015-07-28 | 한국해양과학기술원 | 수중청음기 배열위치 확인장치의 제작방법 |
WO2015111940A1 (ko) * | 2014-01-27 | 2015-07-30 | 한국해양과학기술원 | 수중청음기의 배열위치 보정방법 |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A300 | Withdrawal of application because of no request for examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A300 Effective date: 20040706 |