JPH10281235A - 動力伝達装置 - Google Patents
動力伝達装置Info
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- JPH10281235A JPH10281235A JP8514297A JP8514297A JPH10281235A JP H10281235 A JPH10281235 A JP H10281235A JP 8514297 A JP8514297 A JP 8514297A JP 8514297 A JP8514297 A JP 8514297A JP H10281235 A JPH10281235 A JP H10281235A
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Abstract
発生を低減できるとともに、ウォームとウォームホイー
ル間の確実な噛合を容易かつ低コストで確保できる動力
伝達装置を提供する。 【解決手段】 ギヤケース1のウォーム軸収容部1C
を、中心軸が電動モータ15の出力軸14からウォーム
ホイール2側に偏心した断面長円形とし、このウォーム
軸収容部1C内周面に同心に形成した円形溝20にOリ
ング状の弾性部材18、19を設け、この弾性部材1
8、19によりウォーム軸4をウォームホイール2側に
付勢した。また、ウォーム4Eまたはウォームホイール
2の歯面2Aにクラウニング加工を施した。
Description
ステアリング装置において、電動モータ等の駆動源から
の動力伝達に用いられる動力伝達装置の改良に関する。
ば、電動モータの出力軸に連係するウォームと、このウ
ォームが噛合するウォームホイールとを備えた動力伝達
装置が設けられ、この動力伝達装置を介して、電動モー
タからの回転力を減速および増力して、操舵力に付与す
るようになっている。
ば特開平8−207792号公報等に提案がなされてい
る。
公報の動力伝達装置を示す。図示されるように、ハウジ
ング102内の動力伝達装置は、本体ハウジング103
側に収容されたウォームホイール105と、この本体ハ
ウジングに連設されたウォームハウジング104側に収
容され、ウォームホイール105の外周上に軸心を略直
交させているウォーム軸106とを備えている。
イール側に連係する舵輪軸107の外周に装着される一
方、ウォーム軸106は電動モータ108の出力軸11
4に連係し、電動モータ108からのアシスト力が、ウ
ォーム軸106とウォームホイール105を介して舵輪
軸107に付与される。なお、電動モータ108は、ウ
ォームハウジング104のウォーム軸106基端側(図
の上方)に形成された大径部109に固設されている。
6の先端側に形成された軸受ブッシュ110は、ウォー
ムハウジング104の嵌合穴111に回転自在に嵌合す
る一方、基端側は玉軸受112により軸支される。すな
わち、ウォーム軸106は断面略L字型のリング120
の内周に貫通し、このリング120の内周は延長部11
3のスプライン根元に形成された溝にかしめられ、玉軸
受112の内輪は、このリング120とのウォーム軸1
06の拡径部119との間で押さえ付けられて固定され
ている。一方、玉軸受112の外輪は、ウォームハウジ
ング104の突起部118と、ウォームハウジング10
4にネジ溝122にねじ込まれた断面略L字型の固定部
材121との間に保持される。
ラインが形成された延長部113となっており、この延
長部113がスリーブ115を介してモータ108の出
力軸114と連結されている。スリーブ115の両端に
は止め輪116が設けられ、スリーブ115の軸方向の
移動を拘束している。
ようなものも用いられる。
ーム軸204はハウジング201内に収容されている。
203と噛み合うウォーム軸204は、噛合部(ウォー
ム)の両端を軸受205、209を介してハウジング2
01に支持される。すなわち、ウォーム軸204の噛合
部の両側には拡径部214、215が形成され、軸受2
09はハウジング201に取り付けられた止め輪210
と拡径部215との間に保持され、軸受205は、プレ
ート206と拡径部214との間に保持される。プレー
ト206はハウジング201端部からボルト207に押
圧され、ウォーム軸204のガタが防止されている。ボ
ルト207はナット208でハウジング201に固定さ
れている。
ン211が形成され、電動モータ213の出力軸に形成
された雌型スプライン212と係合しており、電動モー
タ213からのアシスト力がウォーム軸204、ウォー
ムホイール203を介して出力軸202に伝達される。
うな従来の動力伝達装置では、いずれもウォーム軸10
6または204の組み付けのために、ウォームとウォー
ムホイールとの間に歯車間の遊び(バックラッシュ)を
設ける必要があり、このバックラッシュは、動力伝達装
置の作動時においては、ウォームとウォームホイール間
の歯打ち音の発生原因となる。特に、経時劣化でウォー
ムとウォームホイールの歯が摩耗すると、この歯打ち音
は大きくなってしまう。
ォームホイール105または203間の距離は固定であ
るので、ウォームとウォームホイール間の噛合状態は、
部品精度によって決定され、正常で滑らかな作動を確保
するには、高い部品精度が要求されることになり、これ
はコスト高の原因となってしまう。
れたもので、ウォームとウォームホイール間の歯打ち音
の発生を低減できるとともに、ウォームとウォームホイ
ール間の確実な噛合を容易かつ低コストで確保できる動
力伝達装置を提供することを目的とする。
らの駆動力が入力されるウォーム軸と、このウォーム軸
外周のウォームと噛合するウォームホイールと、このウ
ォームホイールを外周に備えた出力軸と、前記ウォーム
軸およびウォームホイールを収容するとともに前記駆動
源が装着されるケースとを備えた動力伝達装置におい
て、前記ウォーム軸を前記駆動源の出力軸と略同軸上に
連係させる一方、前記ケースに中心軸が前記駆動源の出
力軸に対してウォームホイール側に偏心した断面略長円
形のウォーム軸収容部を形成し、このウォーム軸収容部
内に前記ウォーム軸を軸方向の動きが拘束されるように
回転自在に支持するとともに、前記ウォーム軸と前記収
容部内周との間に弾性部材を設け、この弾性部材が前記
ウォーム軸の中心軸が前記ウォーム軸収容部の中心軸と
一致させる方向に前記ウォーム軸を付勢するようにし
た。
にウォーム軸収容部と同心の円形溝を形成するととも
に、前記弾性部材としてこの円形溝に収容されるリング
状部材を備え、このリング状部材によりウォーム軸を支
持する軸受を付勢する。
されるウォーム軸と、このウォーム軸外周のウォームと
噛合するウォームホイールと、このウォームホイールを
外周に備えた出力軸と、前記ウォーム軸およびウォーム
ホイールを収容するとともに前記駆動源が装着されるケ
ースとを備えた動力伝達装置において、前記ウォームホ
イールと前記出力軸との間に弾性部材を介装するととも
に、前記出力軸の中心軸を前記ウォームホイールの中心
軸よりも前記ウォーム軸側に偏心させ、前記弾性部材が
ウォームホイールをウォーム軸側に付勢するようにし
た。
状部材を備えた。
ムホイールの歯に膨らみを持たせるクラウニング加工を
施した。
ーム軸外周のウォームおよびウォームホイールを介し
て、回転速度が減速され、また回転トルクが増力され
て、出力軸へと伝達される。この場合、ウォーム軸はウ
ォーム軸収容部内で軸方向に拘束される一方で、軸と直
角方向には、駆動源の出力軸に対してウォーム軸収容部
が偏心していることにより、弾性部材によってウォーム
ホイール側に押し付けられるので、ウォームとウォーム
ホイールとは、バックラッシュがゼロの状態まで確実に
噛合する。したがって、本発明では、ことさら部品精度
を高めなくとも、動力伝達装置の正常で滑らかな作動が
保証され、バックラッシュが原因の歯打ち音が低減でき
るとともに、製造コストの削減が図れる。
であるので、ウォーム軸収容部内周の円形溝に容易に装
着でき、組み立て作業が容易となる。
性部材を介してウォーム軸側に押し付けられるので、部
品精度をことさら高めなくとも、ウォームとウォームホ
イールとはバックラッシュがゼロの状態で確実に噛合
し、歯打ち音の低減および製造コストの削減が図れる。
であるので、出力軸外周とウォームホイール内周との間
に容易に装着でき、組み立て作業が容易となる。
ホイールの歯に膨らみを持たせるクラウニング加工がな
されているので、ウォームとウォームホイールをバック
ラッシュがゼロの状態で噛合させたとしても、ウォーム
軸の倒れや、ウォームおよびウォームホイールの偏摩耗
による噛み合い不良は、クラウニング加工部分で吸収す
ることができ、動力伝達装置の正常で滑らかな作動は阻
害されることはない。
明の実施の形態について説明する。
ームホイール2およびウォーム軸4を備え、これらを収
容するギヤケース1は、ステアリングギヤボックスの図
示されないハウジング本体にボルト17で装着されてい
る。外周にウォームホイール2が圧入される出力軸3
は、このハウジング本体に支持され、また、ハウジング
本体内では、出力軸3に形成されたピニオンが図示され
ないラック軸のラックに噛合し、このラック軸が車輪等
の被操舵側に連係している。
に開口部1Aが開口し、この開口部1Aから連続して、
ウォーム軸4を収容する筒状のウォーム軸収容部1Cが
形成される。このウォーム軸収容部1Cは、ウォーム軸
4の先端4B側に、閉鎖された底面1Bを備えている。
央部の側方には、ウォームホイール収容部1Dが形成さ
れる。ウォームホイール3は、このウォームホイール収
容部1D内に収容され、その歯面2Aを、ウォーム軸収
容部1C側に覗かせて、ウォーム軸4の略中央の外周に
形成されたウォーム4Eと噛合させている。
ォームホイール2の歯面2Aは、歯スジの方向に適度な
膨らみが設けられ、噛み合ったときに歯スジ端部の両側
に適度な隙間が生じるようになっている。このように、
ウォーム4E、歯面2Aにいわゆるクラウニング処理を
施すことで、ウォーム軸4の倒れや、ウォーム4Eおよ
び歯面2Aの偏摩耗によるウォーム4Eと歯面2A間の
噛み合い不良が、吸収できるようになっている。
が突出する。また、開口部1A上には、駆動源である電
動モータ15が、合わせ面をOリング13でシールされ
ながらボルト16により装着され、電動モータ15の出
力軸14が、開口部1A側に延び出している。この電動
モータ15の出力軸14には円筒形のジョイント12が
圧入されており、このジョイント12内周の雌型のスプ
ライン10が、ウォーム軸基端4A側の外周の雄型のス
プライン11と噛合する。これにより、電動モータ15
の回転力が、ウォーム軸4およびウォームホイール2を
介して、出力軸3に付与されるようになっている。
基端4A側(開口部1A側)に、径が拡大された段差部
4Cが、また、先端4B側(底面1B側)に、同じく径
が拡大された段差部4Dが、それぞれ形成される。ウォ
ーム軸4の基端4A側を回動自在に支持する軸受5は、
この段差部4Cと、ウォーム軸収容部1C内周に装着さ
れた止め輪7との間に保持される。一方、ウォーム軸4
の先端4B側を軸支する軸受6は、段差部4Dと、凹部
1Cの底面1B側に設けられたプレート8との間に保持
される。
が切り欠かれ、この段部8Aと底面1Bとの間に弾性部
材9が介装される。この弾性部材9により、ギヤケース
1、止め輪7、ウォーム軸4、軸受5、6、およびプレ
ート8の寸法公差により生じる隙間xが吸収される。こ
の結果、ウォーム軸4は、軸受5、6を介して止め輪7
とプレート8の間に安定的に保持され、軸方向のがたつ
きが防止されるようになっている。
収容部1Cおよび軸受5の断面)を示す。
の内周面23は、電動モータ15の出力軸14の中心軸
に対して、所定量e1だけウォームホイール収容部1D
側に偏心した長円形となっている。さらに、この長円形
の内周面23の軸受5の設置面には円形の溝20が形成
され、この円形溝20の中心は長円形の内周面23の中
心と一致している。この円形溝20には、Oリング状の
弾性部材18が設けられ、ウォーム軸4を支持する軸受
5は、この弾性部材18により、ウォーム軸4の中心軸
が軸受5の収容部の中心軸と一致する方向に、弾性的に
付勢されている。なお、弾性部材18、19をOリング
状とすることにより、ギヤケース1への組み付けが容易
となる。
部1Cおよび軸受6の断面)は図示しないが、これは図
2と全く同様に構成され、電動モータ15の出力軸14
の中心軸から偏心したウォーム軸収容部1Cの長円形の
内周面には、同心の円形溝が形成される。ウォーム軸4
を先端4B側で支持する軸受6は、この円形溝に収容さ
れた弾性部材19により、中心軸が軸受6の収容部の中
心軸と一致する方向に、弾性的に付勢されている。
力はジョイント12を介してウォーム軸4に伝達され、
さらに、このウォーム軸4外周のウォーム4Eに噛合す
るウォームホイール2を介して、回転速度が減速され、
また回転トルクが増力されて、出力軸3へと伝達され
る。
差部4C、4Dにおいて、軸受5、6を介して、プレー
ト8下方の弾性部材9により、止め輪7側に押圧されな
がら保持されるので、軸方向には、がたつくことなく所
定の位置に保持される。
は、弾性部材18、19により軸受5、6を介してウォ
ームホイール2側に押し付けられるので、ウォーム4E
とウォームホイール2の歯面2Aとは、バックラッシュ
がゼロの状態まで確実に噛合する。したがって、本発明
では、ことさら部品精度を高めなくとも、ウォーム4E
とウォームホイール2の歯面2Aとはバックラッシュが
ない状態で噛合し、動力伝達装置の正常で滑らかな作動
が保証され、バックラッシュが原因の歯打ち音が低減で
きるとともに、製造コストの削減が図れる。
ウォームホイール2の歯面2Aにはクラウニング処理が
施されているので、このようにバックラッシュをゼロと
したとしても、ウォーム軸4の倒れや、ウォーム4Eお
よび歯面2Aの偏摩耗によるウォーム4Eと歯面2A間
の噛み合い不良は、このクラウニング部分により吸収す
ることができ、動力伝達装置の正常で滑らかな作動が阻
害されることはない。
示す。
1、図2に示した実施の形態と共通するものであるの
で、以下、図1、図2に示した実施の形態との相違点を
中心に説明する。
は、ウォーム軸収容部1Cは断面円形に形成され、この
円の中心と電動モータ15の出力軸14の軸心が一致し
ている。これにより、ウォーム軸4はギヤケース1内に
軸と直角な方向に拘束されて支持されるようになってい
る。
イール2は、出力軸3の外周の段部25と止め輪26に
よって、出力軸3の軸方向に拘束される一方、ウォーム
ホイール2の内周の雌型のインボリュートギヤ28と、
出力軸3外周の雄型のインボリュートギヤ29との噛合
により出力軸3と一体に回転する。
3との間には、例えばOリング状の弾性部材27が介装
される。この場合、ウォームホイール2の中心軸はウォ
ーム軸4に対して所定の位置に配置されるが、出力軸3
の中心軸は、このウォームホイール2の中心軸に対し
て、偏心量e2だけウォーム軸4側に寄った位置に配置
されている。これにより、ウォームホイール2は、弾性
部材27を介してウォーム軸4側に押し付けられ、部品
精度をことさら高めなくとも、ウォーム4Eとウォーム
ホイール2の歯面2Aとはバックラッシュがゼロの状態
で噛合するようになっており、歯打ち音の低減および製
造コストの削減が図れる。なお、ウォーム軸4の組み付
けは、弾性部材27の変形により行うことができ、不都
合が生じることはない。
力は、ウォーム軸外周のウォームおよびウォームホイー
ルを介して、回転速度が減速され、また回転トルクが増
力されて、出力軸へと伝達される。この場合、ウォーム
軸はウォーム軸収容部内で軸方向に拘束される一方で、
軸と直角方向には、駆動源の出力軸に対してウォーム軸
収容部が偏心していることにより、弾性部材によってウ
ォームホイール側に押し付けられるので、ウォームとウ
ォームホイールとは、バックラッシュがゼロの状態まで
確実に噛合する。したがって、本発明では、ことさら部
品精度を高めなくとも、動力伝達装置の正常で滑らかな
作動が保証され、バックラッシュが原因の歯打ち音が低
減できるとともに、製造コストの削減が図れる。
部材であるので、ウォーム軸収容部内周の円形溝に容易
に装着でき、組み立て作業が容易となる。
は、弾性部材を介してウォーム軸側に押し付けられるの
で、部品精度をことさら高めなくとも、ウォームとウォ
ームホイールとはバックラッシュがゼロの状態で確実に
噛合し、歯打ち音の低減および製造コストの削減が図れ
る。
部材であるので、出力軸外周とウォームホイール内周と
の間に容易に装着でき、組み立て作業が容易となる。
ームホイールの歯に膨らみを持たせるクラウニング加工
がなされているので、ウォームとウォームホイールをバ
ックラッシュがゼロの状態で噛合させたとしても、ウォ
ーム軸の倒れや、ウォームおよびウォームホイールの偏
摩耗による噛み合い不良は、クラウニング加工部分で吸
収することができ、動力伝達装置の正常で滑らかな作動
は阻害されることはない。
Claims (5)
- 【請求項1】駆動源からの駆動力が入力されるウォーム
軸と、 このウォーム軸外周のウォームと噛合するウォームホイ
ールと、 このウォームホイールを外周に備えた出力軸と、 前記ウォーム軸およびウォームホイールを収容するとと
もに前記駆動源が装着されるケースと、 を備えた動力伝達装置において、 前記ウォーム軸を前記駆動源の出力軸と略同軸上に連係
させる一方、 前記ケースに中心軸が前記駆動源の出力軸に対してウォ
ームホイール側に偏心した断面略長円形のウォーム軸収
容部を形成し、 このウォーム軸収容部内に前記ウォーム軸を軸方向の動
きが拘束されるように回転自在に支持するとともに、 前記ウォーム軸と前記収容部内周との間に弾性部材を設
け、 この弾性部材が前記ウォーム軸の中心軸が前記ウォーム
軸収容部の中心軸と一致させる方向に前記ウォーム軸を
付勢するようにしたことを特徴とする動力伝達装置。 - 【請求項2】前記ウォーム軸収容部内周にウォーム軸収
容部と同心の円形溝を形成するとともに、前記弾性部材
としてこの円形溝に収容されるリング状部材を備え、こ
のリング状部材によりウォーム軸を支持する軸受を付勢
することを特徴とする請求項1に記載の動力伝達装置。 - 【請求項3】駆動源からの駆動力が入力されるウォーム
軸と、 このウォーム軸外周のウォームと噛合するウォームホイ
ールと、 このウォームホイールを外周に備えた出力軸と、 前記ウォーム軸およびウォームホイールを収容するとと
もに前記駆動源が装着されるケースと、 を備えた動力伝達装置において、 前記ウォームホイールと前記出力軸との間に弾性部材を
介装するとともに、 前記出力軸の中心軸を前記ウォームホイールの中心軸よ
りも前記ウォーム軸側に偏心させ、前記弾性部材がウォ
ームホイールをウォーム軸側に付勢するようにしたこと
を特徴とする動力伝達装置。 - 【請求項4】前記弾性部材としてリング状部材を備えた
ことを特徴とする請求項3に記載の動力伝達装置。 - 【請求項5】前記ウォームまたはウォームホイールの歯
に膨らみを持たせるクラウニング加工を施したことを特
徴とする請求項1から請求項4のいずれか一つに記載の
動力伝達装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP8514297A JP3909908B2 (ja) | 1997-04-03 | 1997-04-03 | 動力伝達装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP8514297A JP3909908B2 (ja) | 1997-04-03 | 1997-04-03 | 動力伝達装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH10281235A true JPH10281235A (ja) | 1998-10-23 |
JP3909908B2 JP3909908B2 (ja) | 2007-04-25 |
Family
ID=13850421
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP8514297A Expired - Fee Related JP3909908B2 (ja) | 1997-04-03 | 1997-04-03 | 動力伝達装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3909908B2 (ja) |
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