JPH10277889A - 工具刃先位置計測装置 - Google Patents
工具刃先位置計測装置Info
- Publication number
- JPH10277889A JPH10277889A JP1844598A JP1844598A JPH10277889A JP H10277889 A JPH10277889 A JP H10277889A JP 1844598 A JP1844598 A JP 1844598A JP 1844598 A JP1844598 A JP 1844598A JP H10277889 A JPH10277889 A JP H10277889A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- sensor
- edge
- tool
- arm
- displacement
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Granted
Links
Landscapes
- Machine Tool Sensing Apparatuses (AREA)
- Length Measuring Devices With Unspecified Measuring Means (AREA)
Abstract
置変位の計測・補正を、加工物を試験切削することなく
おこなう機能を有する工具刃先位置計測装置を提供す
る。 【解決手段】 NC旋盤の主軸台1の前端1aに、L形
のアーム2が旋回可能に枢支されている。アーム2の先
端部には刃先センサ4が取り付けられ、刃先センサ4上
には工具刃先当接面4a、4b、4c、4dが形成され
ている。また、アーム2が収納された状態において刃先
センサ4の近傍に位置するように、刃先センサの位置変
位を計測する変位センサ5が主軸台1の前端1aに取り
付けられている。刃先センサ及び変位センサはイメージ
センサ5とすることができる。
Description
刃先位置計測装置に関するものである。
先位置計測装置の概略構成を示したものである。従来の
数値制御旋盤における工具刃先位置の補正は、主軸台1
01の前端面101aに90°旋回可能に枢支され収納
位置から主軸の前面に向って旋回した計測位置に位置決
めされるアーム102及びこのアーム102上に設けら
れた刃先センサ103を用いて行われる。すなわち、計
測位置にある刃先センサ103に工具刃先104を移動
させて接触させ、工具刃先104の位置を計測し、予め
設定した正規位置との差異を求め、補正するという方法
が採られていた。この構成では、主軸台の熱変位によっ
て主軸中心105とアームの取付部との相対位置が変化
すると共にアーム自身も熱変位によって伸縮し、その双
方により主軸中心105と刃先センサ103との相対位
置が変化し、刃先位置計測の計測精度が低下するという
問題があった。そのため、この従来構成による工具刃先
位置計測装置の場合、機械の加工基準位置に対する刃先
センサ103の位置補正を頻繁に行う必要があった。そ
の位置補正方法は、基準とする工具刃先によって加工物
を試験切削し、その加工径をマイクロメータなどにより
計測した値と、基準とする工具刃先を刃先センサ103
で位置計測した値との差を求めるという方法である。
有するこのような問題点に鑑みなされたものであり、そ
の目的とするところは、主軸中心に対する刃先センサの
相対位置変位の計測・補正を、加工物を試験切削するこ
となく行う機能を有する工具刃先位置計測装置を提供し
ようとするものである。
に本発明に係る工具刃先位置計測装置は、以下の特徴を
有する。主軸台前端に旋回可能に枢支され収納位置と計
測位置の両者に位置決めされるアームと、このアーム上
に設けられた刃先センサとを含み、前記刃先センサによ
って工具刃先位置を計測する工具刃先位置計測装置にお
いて、前記主軸台側と刃先センサ側のいずれか一方に変
位センサがそして他方に基準面が設けられ、前記刃先セ
ンサが収納位置にあるときの前記変位センサと基準面と
の相対位置を刃先センサ位置補正値として測定できるこ
とを特徴とする。また、刃先センサは、収納位置におい
て主軸台の基準面との相対位置を測定できる間隙測定用
変位センサから成ることを特徴とする。更に、変位セン
サは、アームの旋回軸の傾きを測定できることを特徴と
する。さらに、本発明において、前記刃先センサ及び変
位センサはアーム上に設けられた単一のセンサで構成さ
れ、このイメージセンサが計測位置においては工具刃先
の位置を計測し、また収納位置においては基準面との相
対位置変位を計測することを特徴とする。さらに、本発
明においては、工具刃先の形状を検出する工具刃先形状
演算装置を備えて、イメージセンサによって工具刃先形
状を検出するとともに、これをもとに工具刃先の形状を
演算することができることを特徴とする。
刃先位置計測装置によれば、アームを収納した状態で、
変位センサにより刃先センサの位置変位を計測すること
により、アームを主軸の前面近傍に位置決めした状態で
の刃先センサと主軸中心との相対位置変位を演算し刃先
センサの位置補正を行うことができる。そして、本発明
によれば、前記刃先センサと変位センサを単一のイメー
ジセンサとすることにより、構成を簡単にすることがで
きる。
図面を参照して説明する。図1には、本発明の実施形態
1に係る工具刃先位置計測装置の概略構成が示されてい
る。NC旋盤の主軸台1の前端面1aに、L形のアーム
2が90°旋回可能に枢支されている。アーム2の先端
部には接触型センサから成る刃先センサ4が取り付けら
れ、刃先センサ4上には工具刃先当接面4a、4b、4
c、4dが形成されている。前記刃先センサ4は、工具
6の刃先6aがいずれかの工具刃先当接面4aあるいは
4bと接触したときに電気的な接触検知信号を後述する
工具刃先位置演算部12へ出力するセンサからなり、こ
のようなセンサとしては3次元測定機などに用いられる
接触プローブが好適である。図示した工具刃先当接面4
a、4b、4c、4dは工具6の取付位置によって任意
に選択され、図1に示した実施形態においては刃先6a
のX軸及びZ軸の位置を検出するために、当接面4aと
4bが用いられる。また、アーム2が収納された位置に
おいて刃先センサ4の近傍に位置するように、刃先セン
サの位置変位を計測する変位センサ5が主軸台1の前端
面1aに取り付けられている。この変位センサ5は、後
述する位置計測方法から明らかなように、静電型間隙測
定器からなり、その測定面に被測定部が近接したときの
両者の間隙量によって両者間の静電容量が変化すること
により間隙量を計測することができる。
装置の計測制御部について説明する。基準とする工具6
の刃先6aを刃先センサ4の工具刃先当接面4a(X軸
用)、4b(Z軸用)に当接すべく前記工具6が取り付
けられた刃物台7をZ軸方向およびX軸方向に位置決め
するサーボモータ8および9と、サーボモータ8および
9を制御し駆動するサーボプロセッサ10およびアンプ
11と、アーム2が収納された位置において変位センサ
5から出力される刃先センサ4の位置変位計測信号から
アーム2を計測位置に位置決めした状態での刃先センサ
4と主軸中心14との相対位置変位を推定演算し位置補
正を行う刃先センサ位置補正値演算部13と、前記工具
6の刃先6aが刃先センサ4上の工具刃先当接面4a、
4bに接触した計測信号とそのときのサーボプロセッサ
10からのX軸方向およびZ軸方向の現在位置情報と刃
先センサ位置補正値演算部13から得られる刃先センサ
位置補正値から工具刃先位置を演算する工具刃先位置演
算部12とにより構成される。図2は、本発明の実施形
態1に係る工具刃先位置計測装置を側面から見た概略構
成図である。図2において、刃先センサ4の基台には導
電体からなる近接片4eが設けられており、その一方の
面4fが変位センサ5の測定面と近接する基準面を構成
している。従って、アーム2が図2の実線のように収納
位置に位置決めされた状態で、前記近接片4eの基準面
4fは変位センサ5の測定面に近接し、両者間の間隙が
静電容量値に変換され、変位センサ5によって測定され
る。この結果、刃先センサ4と主軸中心との相対位置変
化が測定されることとなる。
計測装置で工具6の刃先6aの位置計測をおこなうとき
の計測方法について説明する。図3は、本実施形態1に
おける工具刃先位置計測装置で工具6の刃先6aの位置
計測をおこなうときの流れを示すフローチャートであ
る。まず、アームが収納された位置で、変位センサ5に
より刃先センサ4の位置変位を計測する(S1)。次
に、変位センサ5の刃先センサ4の位置変位情報から、
刃先センサ4の位置補正値を刃先センサ位置補正値演算
部13により演算する(S2)。次に、アーム2を工具
刃先位置の計測を行う計測位置に位置決めする(S
3)。次に、工具6の刃先6aを刃先センサ4の工具刃
先当接面4a及び4bに当接させる(S4)。次に、刃
先が工具刃先当接面4a、4bに当接したときのサーボ
プロセッサ10のそれぞれのX軸方向およびZ軸方向の
指令値と、刃先センサ4の位置補正値から、工具刃先位
置演算部12が工具刃先位置を演算することにより工具
刃先計測を終了する(S5)。
である。実施形態1(図1及び図2)は、刃先センサ4
の位置変位を変位センサ5で計測するものであるが、図
4の実施形態2では、アーム2が収納された位置におい
て、主軸台1の前端1aに取り付けられた基準面40の
位置変位を、刃先センサ4で計測することにより、刃先
センサ4と主軸中心14との相対位置変位を計測しよう
とするものである。実施形態2における刃先センサ4は
実施形態1のセンサと異なり、刃先センサと変位センサ
の両機能を兼用するセンサから構成されることを特徴と
する。すなわち、この刃先センサ4はそれ自体実施形態
1で説明した変位センサ5と同様の静電型間隙測定器か
らなり、計測位置において、それぞれの近接面4a、4
b、4c、4dに工具6の刃先6aが近接したときの位
置を正確に測定して工具刃先位置演算部12に出力する
ことができ、また収納位置においては、近接面4aと基
準面40との間隙を刃先センサ位置補正値演算部13に
出力することができる。従って、この実施形態2によれ
ば、単一の刃先センサ4によって工具刃先計測値及びセ
ンサ位置補正値の両者を得ることができる。
である。実施形態1(図1及び図2)は、刃先センサ4
の位置変位を変位センサ5で計測するものであるが、図
5の実施形態3では、アーム2が収納された位置におい
て、刃先センサ4近傍に設けた基準面50の位置変位
を、主軸台1の前端1aに取り付けられた変位センサ5
1で計測することにより、刃先センサ4と主軸中心14
との相対位置変位を計測しようとするものである。従っ
て、本発明においては、刃先センサ位置補正を行うため
の基準面は主軸台側あるいは刃先センサ側のいずれに設
けられてもよく、また刃先センサ側においても基準面は
刃先センサ4自体あるいはこれを保持しているアーム2
に設けることも可能であることが理解される。
した図で、図5における基準面50と変位センサ51の
位置関係を入れ替えた構成例である。アーム2が収納さ
れた位置において、主軸台1の前端1aに取り付けられ
た基準面61の位置変位を、工具刃先位置計測センサ4
近傍に設けた変位センサ60で計測することにより、工
具刃先位置計測センサ4と主軸中心14との相対位置変
位を計測しようとするものである。
であり、アームの熱変位がなく、アームの取付部のみが
主軸台の熱変位によりX、Z軸と直行方向の軸回りにΔ
θだけ傾いた場合を示している。すなわち、図7におい
て、アーム2の旋回軸2aが熱変位によって図示した如
くΔθだけ傾くと、アーム2及び刃先センサ4が同様に
XZ平面上でΔθだけ傾いた状態を示している。そし
て、アーム2が収納された位置においては、前述した旋
回軸2aの傾きによって、刃先センサ4の上面すなわち
基準面71が鎖線で示すように正常な位置からL3だけ
離れることとなる。したがって、アーム2が収納された
位置において、主軸台1の前端1aに取り付けられた変
位センサ70で、基準面71の位置変位L3を計測する
ことにより、図中のX、Z軸と直行方向の軸回りのアー
ム2の傾き量Δθを演算し、刃先センサ4と主軸中心1
4との相対位置変位L4を演算により求め、補正しよう
とするものである。また、本発明の各実施形態で変位セ
ンサを取り付けた位置は、主軸台の前端面でX軸方向に
熱変位しない位置として説明したが、この位置以外の複
数の点に変位センサを取り付け、それぞれの点での変位
から刃先センサと主軸中心との相対位置変位を求めるこ
とも可能である。
の熱変位による主軸中心とアームの取付部との相対距離
変化とアームの熱変位による刃先センサと主軸中心との
相対距離変化との双方による、主軸中心と刃先センサ4
との相対位置変化を計測し補正するものについて説明し
たが、アームが熱変位しない材質であれば、主軸台の熱
変位による主軸中心とアームの取付部との相対距離変化
のみを計測し補正すればよい。そのような場合は、主軸
中心をとおりX軸に直角な平面上に取付けた変位センサ
と、熱変位しない材質で一方がアーム取付部に固定され
もう一方が前述の変位センサ近傍に位置するようなバー
とで計測し補正する方法も考えられる。また、本発明の
実施形態では、静電型間隙測定器からなる変位センサを
用いているが、渦電流型間隙測定器や、レーザ距離測定
器等、他の方式による変位センサを用いる方法も考えら
れる。もちろん、差動トランス等、接触式の変位センサ
を用いることも可能である。また、本願においては、X
軸方向の変位を測定する様に変位センサを取り付けた
が、他軸方向の変位も測定する様に変位センサを取り付
けることで、他軸方向の刃先センサと主軸中心との相対
位置変位を求めることが可能となり、より正確な補正を
行うことが出来る。
変位センサはそれぞれ別個のセンサとして構成されてい
るが、本発明において、刃先センサと変位センサを単一
のイメージセンサで構成することも可能であり、以下の
図8から図11においてこのような本発明の更に他の実
施形態を説明する。以下本発明の第6実施形態について
図面を参照して説明する。図8には、本発明の実施形態
6に係る工具刃先位置計測装置の概略構成が示されてい
る。NC旋盤の主軸台1前端面に、L形のアーム2が旋
回可能に枢支されている。アーム2の先端部には工具刃
先位置を計測するイメージセンサ3が取り付けられてい
る。また、アーム2が収納された状態においてイメージ
センサ3の計測領域に位置するように、基準面30が主
軸台1前端面に設けられている。
測装置の制御について説明する。基準とする工具6の刃
先6aをイメージセンサ3の工具刃先計測位置に位置決
めすべく、前記工具6が取り付けられた刃物台7はX軸
方向およびZ軸方向に位置決めするサーボモータ8およ
び9と、サーボモータ8および9を制御し駆動するサー
ボプロセッサ10およびアンプ11、アーム2が収納さ
れた状態において、イメージセンサ3から出力されるイ
メージセンサ3の位置変位計測信号から、イメージセン
サ位置補正値演算部15によりアーム2を主軸台1の前
面近傍に位置決めした状態でのイメージセンサ3と主軸
中心14との相対位置変位が推定演算され位置補正が行
われる。そして、前記工具6の刃先6aがイメージセン
サ3の工具刃先計測位置に位置決めされたときサーボプ
ロセッサ10からのX軸方向およびZ軸方向の現在位置
情報とイメージセンサ位置補正値演算部15から得られ
るイメージセンサ位置補正値とから工具刃先位置演算部
12により工具刃先位置が演算される。図9は、本発明
の実施形態6に係る工具刃先位置計測装置を側面から見
た概略構成図である。次に、本実施形態における工具刃
先位置計測装置で工具6の刃先6aの位置計測をおこな
うときの計測方法について説明する。図10は、本実施
形態6における工具刃先位置計測装置で工具6の刃先6
aの位置計測をおこなうときの流れを示すフローチャー
トである。まず、アームが収納された状態で、イメージ
センサにより基準面とイメージセンサとの相対位置変位
を計測する(S1)。次に、相対位置変位計測情報か
ら、イメージセンサの位置補正値を演算する(S2)。
次に、アームを工具刃先位置の計測を行う位置に位置決
めする(S3)。次に、工具の刃先をイメージセンサの
工具刃先計測位置に位置決めする(S4)。次に、刃先
を工具刃先計測位置に位置決めしたときのX軸方向およ
びZ軸方向の指令値と、イメージセンサの位置補正値か
ら、工具刃先位置を演算することにより工具刃先計測を
終了する(S5)。図11は、本発明における実施形態
7を説明した図である。実施形態6(図8及び図9)
は、イメージセンサ3を用いて工具刃先位置を計測する
ものであるが、図11では、実施形態6に加えて、工具
刃先の形状を検出する工具刃先形状演算部16をさらに
備え、工具刃先の形状をも計測しようとするものであ
る。
によって主軸中心14とアーム2の取付部との相対距離
L1が変化すると共にアームの熱変位によって刃先セン
サ4と主軸中心14との相対距離L2が変化すると、そ
の双方により主軸中心14と刃先センサ4との相対位置
が変化する。しかしながら本発明によれば、主軸中心1
4と刃先センサ4との相対位置変化を計測し、補正する
という機能を有する工具刃先位置計測装置が提供でき
る。その結果、本発明によれば、主軸中心14に対する
刃先センサ4の位置変位の計測・補正を、加工物を試験
切削することなく行うことが可能である。また、図9に
示されるように、主軸台の熱変位によって主軸中心14
とアーム2の取付部との相対距離L1が変化すると共に
アーム2の熱変位によってイメージセンサ3と主軸中心
14との相対距離L2が変化すると、その双方により主
軸中心14とイメージセンサ3との相対位置が変化す
る。しかしながら本発明によれば、基準面30とイメー
ジセンサ3との相対位置変化を計測し、その計測値から
主軸中心14とイメージセンサ3との相対位置変化を演
算・補正するという機能を有する工具刃先位置計測装置
が提供できる。その結果、本発明によれば、主軸中心1
4に対するイメージセンサ3の位置変位の計測・補正
を、加工物を試験切削することなく行うことが可能であ
る。更に本発明の工具刃先位置計測装置では、工具刃先
形状の計測によって、工具摩耗や欠損、構成刃先、切粉
の巻付き等を監視することが可能となる。
の概略構成を示す図である。
を側面から見た概略構成図である。
ーチャート図である。
装置の概略構成を示す図である。
装置の概略構成を示す図である。
装置の概略構成を示す図である。
装置の概略構成を示す図である。
装置の概略構成を示す図である。
装置を側面から見た概略構成図である。
ローチャート図である。
測装置の概略構成を示す図である。
示す図である。
先センサ、5 変位センサ、6 工具、7 刃物台、1
2 工具刃先位置演算部、13 刃先センサ位置補正値
演算部、14 工具刃先形状演算部、15 イメージセ
ンサ位置補正値演算部、16 工具刃先形状演算部、3
0、40、61 基準面。
Claims (5)
- 【請求項1】 主軸台前端に旋回可能に枢支され収納位
置と計測位置の両者に位置決めされるアームと、このア
ーム上に設けられた刃先センサとを含み、前記刃先セン
サによって工具刃先位置を計測する工具刃先位置計測装
置において、 前記主軸台側と刃先センサ側のいずれか一方に変位セン
サがそして他方に基準面が設けられ、前記刃先センサが
収納位置にあるときの前記変位センサと基準面との相対
位置を刃先センサ位置補正値として測定できることを特
徴とする工具刃先位置計測装置。 - 【請求項2】 主軸台前端に旋回可能に枢支され収納位
置と計測位置の両者に位置決めされるアームと、このア
ーム上に設けられた刃先センサとを含み、前記刃先セン
サによって工具刃先位置を計測する工具刃先位置計測装
置において、 前記主軸台には基準面が設けられ、前記刃先センサは、
収納位置において主軸台の基準面との相対位置を測定で
きる間隙測定用変位センサから成ることを特徴とする工
具刃先位置計測装置。 - 【請求項3】 請求項1又は2のいずれかに記載の装置
において、 変位センサは、アーム旋回軸の傾きを測定できることを
特徴とする工具刃先位置計測装置。 - 【請求項4】 請求項1記載の装置において、 前記刃先センサ及び変位センサは単一のイメージセンサ
からなり、 アームが計測位置に位置決めされた状態で刃先位置を計
測し、またアームが収納位置に位置決めされた状態で基
準面との相対位置を測定することを特徴とする工具刃先
位置計測装置。 - 【請求項5】 請求項4記載の装置において、工具刃先
の形状を検出する工具刃先形状演算回路を備えることを
特徴とする工具刃先位置計測装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP01844598A JP3629132B2 (ja) | 1997-01-31 | 1998-01-30 | 工具刃先位置計測装置 |
Applications Claiming Priority (3)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1807797 | 1997-01-31 | ||
JP9-18077 | 1997-01-31 | ||
JP01844598A JP3629132B2 (ja) | 1997-01-31 | 1998-01-30 | 工具刃先位置計測装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH10277889A true JPH10277889A (ja) | 1998-10-20 |
JP3629132B2 JP3629132B2 (ja) | 2005-03-16 |
Family
ID=26354695
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP01844598A Expired - Fee Related JP3629132B2 (ja) | 1997-01-31 | 1998-01-30 | 工具刃先位置計測装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3629132B2 (ja) |
Cited By (6)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US6568884B2 (en) | 2000-08-16 | 2003-05-27 | Klingelnberg Sohne Gmbh | Cutter head adjustment device |
JP2010133944A (ja) * | 2008-10-29 | 2010-06-17 | Gleason Asia Co Ltd | カッターブレード検査装置 |
WO2011052442A1 (ja) * | 2009-11-02 | 2011-05-05 | 村田機械株式会社 | 工作機械 |
WO2013150653A1 (ja) * | 2012-04-06 | 2013-10-10 | 株式会社牧野フライス製作所 | 工具の測定方法および測定機能を有する工作機械 |
US9658610B2 (en) | 2011-11-16 | 2017-05-23 | Murata Machinery, Ltd. | Displacement and position measurement in machine tool |
JP2019188482A (ja) * | 2018-04-18 | 2019-10-31 | 共立精機株式会社 | ツールプリセッタにおけるツール形状の測定装置及び測定方法 |
-
1998
- 1998-01-30 JP JP01844598A patent/JP3629132B2/ja not_active Expired - Fee Related
Cited By (10)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US6568884B2 (en) | 2000-08-16 | 2003-05-27 | Klingelnberg Sohne Gmbh | Cutter head adjustment device |
JP2010133944A (ja) * | 2008-10-29 | 2010-06-17 | Gleason Asia Co Ltd | カッターブレード検査装置 |
WO2011052442A1 (ja) * | 2009-11-02 | 2011-05-05 | 村田機械株式会社 | 工作機械 |
JP2011093069A (ja) * | 2009-11-02 | 2011-05-12 | Murata Machinery Ltd | 工作機械 |
US8631727B2 (en) | 2009-11-02 | 2014-01-21 | Murata Machinery, Ltd. | Machine tool |
US9658610B2 (en) | 2011-11-16 | 2017-05-23 | Murata Machinery, Ltd. | Displacement and position measurement in machine tool |
WO2013150653A1 (ja) * | 2012-04-06 | 2013-10-10 | 株式会社牧野フライス製作所 | 工具の測定方法および測定機能を有する工作機械 |
JP5791788B2 (ja) * | 2012-04-06 | 2015-10-07 | 株式会社牧野フライス製作所 | 工具の測定方法および測定機能を有する工作機械 |
US9694460B2 (en) | 2012-04-06 | 2017-07-04 | Makino Milling Machine Co., Ltd. | Tool measuring method and machine tools provided with measuring functions |
JP2019188482A (ja) * | 2018-04-18 | 2019-10-31 | 共立精機株式会社 | ツールプリセッタにおけるツール形状の測定装置及び測定方法 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP3629132B2 (ja) | 2005-03-16 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
JP4229698B2 (ja) | 工具の刃先位置の測定方法及び装置、ワークの加工方法、並びに工作機械 | |
JP5235284B2 (ja) | 測定方法及び工作機械 | |
JP4653824B2 (ja) | 機上計測装置にて計測対象物の形状を計測する工作機械システム | |
JP4840144B2 (ja) | 位置決め装置及び位置決め方法 | |
US20150160049A1 (en) | Geometric error identification method of multi-axis machine tool and multi-axis machine tool | |
JP5444590B2 (ja) | ワーク基準点機上検出方法及びその方法を用いた加工装置 | |
JP2000198047A (ja) | 工作機械 | |
JPH09253979A (ja) | 刃先位置計測装置 | |
JP4799472B2 (ja) | 工具の刃先位置の測定方法及び装置、ワークの加工方法並びに工作機械 | |
JP3629132B2 (ja) | 工具刃先位置計測装置 | |
JP3660920B2 (ja) | 工作機械および加工方法 | |
JP2002022433A (ja) | ワーク形状測定センサおよびワーク形状測定装置 | |
US7191535B2 (en) | On-machine automatic inspection of workpiece features using a lathe rotary table | |
JPH09220685A (ja) | レーザ加工機における被加工材の測定方法 | |
JPH081405A (ja) | ロストモーション検出方法及び装置 | |
JPH08124880A (ja) | ダイシング装置の切削位置補正方法及びその装置 | |
JP3604473B2 (ja) | 工作機械 | |
JP2003136370A (ja) | Nc工作機械 | |
JP2000263302A (ja) | 数値制御工作機械の工具刃先位置計測装置 | |
JP3057218B2 (ja) | 工具刃先検出装置 | |
JP2004243426A (ja) | 工具寸法の測定方法 | |
JPH01289606A (ja) | 非接触オンライン計測装置およびこの装置を用いて切削する方法 | |
JP3781236B2 (ja) | 研削盤及び砥石研削面の位置測定方法 | |
JP2007054930A (ja) | 工具の位置決め方法及び装置 | |
JPS60177848A (ja) | 数値制御工作機における原点補正方法 |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Effective date: 20040210 Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 |
|
A521 | Written amendment |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20040412 |
|
RD04 | Notification of resignation of power of attorney |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A7424 Effective date: 20040412 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Effective date: 20040914 Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 |
|
A521 | Written amendment |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20041111 |
|
TRDD | Decision of grant or rejection written | ||
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Effective date: 20041207 Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 |
|
A61 | First payment of annual fees (during grant procedure) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61 Effective date: 20041210 |
|
R150 | Certificate of patent (=grant) or registration of utility model |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150 |
|
LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |