JPH10276650A - 貯液タンク及び液体散布機 - Google Patents
貯液タンク及び液体散布機Info
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Abstract
つ作業者に液体がかかることが回避でき、作業性と安全
性が向上した、各種液体散布用の貯液タンク及び該貯液
タンクを配した液体散布機を提供する。 【解決手段】背負い可能でかつ上部に蓋体で開閉可能な
液体供給口を有する貯液タンクに於いて、上記液体供給
口が背負い側が高く背負い側の反対側が低くなるように
傾斜している、背負い面中央部に上下に亘って凹所が形
成されている、または上記液体供給口が背負い側が高く
背負い側の反対側が低くなるように傾斜しかつ背負い面
中央部に上下に亘って凹所が形成されている、貯液タン
ク及びこれら貯液タンクを配した液体散布機である。
Description
つ安全性の高い液体散布用の貯液タンク及び該貯液タン
クを配設した液体散布機に関するものである。
行われている。農場、田畑、或いは家庭菜園に於ける
水、農薬、肥料等の散布、道路等の水撒き、街路樹への
散水、害虫駆除のための薬剤散布、等々である。これら
の作業は、機械で大がかりに行う場合もあれば、じょう
ろのような家庭用器具で行う場合もあれば、薬剤等の液
体が入ったタンクを背負うようなタイプの液体散布機で
行う場合もある。
背負って散布作業を行うときに使用する、作業性に優
れ、かつ安全性の高い背負いタイプの貯液タンク及び該
貯液タンクを備えた液体散布機を提供するものである。
いて、貯液タンク(3)の供給口(1)は、図1に示し
たように貯液タンク(3)上部に地面に対して水平方向
に設けられている。そして、該供給口(1)にはねじ込
み式のタンク蓋(2)が設けられ、該貯液タンク内部を
密閉できるようになっている。該タンク蓋(2)には空
気流通孔(4)が設けられている。該貯液タンク(3)
に液体を供給する場合には、貯液タンク蓋(2)をはず
し、バケツ等(21)であらかじめ調製した液体を供給
口(1)から給液する(図3)。また、貯液タンク
(3)の背負い側は、平面状になっており、背当て
(5)が貯液タンクと架台(6)に亘って固定されてい
る(図1、図2)。
に対して水平になっているので、液体の供給を受けるに
は適切でなく、バケツ等から液体を供給する場合に困難
を伴う(図3)。即ち、タンクに液体を入れにくく、か
つ液体がこぼれやすいのである。そして、供給口から液
体を供給する際こぼれた液体は、背負い側に流下してく
ることが多い。この場合、こぼれた液体を導く通路がな
いため、該こぼれた液体は、貯液タンクの表面に亘って
流下することになる。当然、背負い側全面及び背当て表
面を流下していくことになる。従って、液体を供給した
貯液タンクを背負う前に、こぼれた液体を拭き去る必要
があり、またたとえ拭き去ったとしても、作業者の背中
に、液体の種類によっては傷害をもたらす原因ともなっ
ている。
をとった場合、該貯液タンクの供給口は作業者の頭側が
低く傾くことになる(図4)。タンク蓋には空気流通孔
(ブリーザ)が付いておりこの空気流通孔からタンク内
の液体が、特に液体が満タンのときには、作業中の揺動
等によりしぶきとなって外部に出てくることがある。タ
ンクの供給口が、作業中の姿勢によっては作業者の頭側
が低く傾くことにより、タンク内の液体は作業者に直接
掛かることがある。使用する液体の種類によっては、例
えば各種薬剤、危険物である場合は、液体しぶきが掛か
ることによる傷害は無視できない場合がある。
した事情に鑑みたものであり、液体が供給しやすく、し
かも供給口から漏れた液体が作業者の背中に直接掛から
ないような構造を持つ、貯液タンク及び該貯液タンクを
備えた液体散布機を提供することにある。
可能とされかつ上部にタンク蓋で開閉可能な液体供給口
を有する貯液タンクに於いて、上記液体供給口が背負い
側が高く背負い側の反対側が低くなるように傾斜してな
る貯液タンクであり、背負い可能とされかつ上部にタン
ク蓋で開閉可能な液体供給口を有する貯液タンクに於い
て、背負い面中央に上下に亘って凹所が形成されてなる
貯液タンクであり、背負い可能とされかつ上部にタンク
蓋で開閉可能な液体供給口を有する貯液タンクに於い
て、上記液体供給口が背負い側が高く背負い側の反対側
が低くなるように傾斜し、かつ背負い面中央に上下に亘
って凹所が形成されてなる貯液タンクである。
成することができる。また、背負い可能とされかつ上部
にタンク蓋で開閉可能な液体供給口を有する貯液タンク
で背負い面中央に上下に亘って凹所が形成されてなる貯
液タンクに於いて、上記凹所が、上方に向かって末広状
に広がる様にすることができ、上記背負い面には背当て
クッションを配設することができ、上記貯液タンクは、
送液装置を付設することができる。
負い側の反対側が低くなるように傾斜した貯液タンクを
配してなる液体散布機であり、背負い面中央に上下に亘
って凹所が形成されてなる貯液タンクを配してなる液体
散布機であり、上記液体供給口が背負い側が高く背負い
側の反対側が低くなるように傾斜し、かつ背負い面中央
に上下に亘って凹所が形成されてなる貯液タンクを配し
てなる液体散布機である。
い側が高く背負い側の反対側が低くなるように傾斜して
いるので、該タンクに液体を供給する作業が容易にな
り、液体がこぼれにくくなる特徴を有する。従って、薬
液などの液体が、タンク表面を伝って流下することが激
減し、作業者の安全も同時に高まるものである。
中央に上下に亘って凹所が形成されているので、例え液
体供給時或いは作業時に液がこぼれても、この凹所を伝
って液が流下していくので、薬液などの液体が作業者に
直接掛かることが、激減するのである。貯液タンクの供
給口に傾斜を設け、更に背負い面中央に凹所を設けたも
のは、本発明の効果は相乗効果的に発揮されるのであ
る。
ける凹所は、上方に向かって末広状に広げた形状にする
ことができる。このように、凹所に末広状の形状をとら
せることにより、より効果的にこぼれた液を集めて該凹
所を伝わらせて下方に流下させることができる。
けるタンク蓋に、空気流通孔を形成することができる。
これは、液体の散布をスムースに行うためのものであ
る。また、背負い面には背当てクッションを配設するこ
とができる。これは、作業者の、作業中の苦痛を緩和す
るのに役立つものである。そして、液体の散布作業を容
易に進行させるために上記貯液タンクに、送液装置を付
設してもよい。
体散布機を提供するものである。液体散布機は、基本的
には、上記液体供給口が背負い側が高く背負い側の反対
側が低くなるように傾斜した貯液タンク、背負い面中央
に上下に亘って凹所が形成されてなる貯液タンク、また
は、上記液体供給口が背負い側が高く背負い側の反対側
が低くなるように傾斜し、かつ背負い面中央に上下に亘
って凹所が形成されてなる貯液タンクを配している。
を送液するためのポンプ、該ポンプを駆動するためのエ
ンジン、貯液タンク、ポンプ、エンジンを乗せる架台、
背当て、及び背負うための背負いバンドから構成され
る。中心は、言うまでもなく貯液タンクである。これら
以外の付属品が設けられても何ら差し支えはない。
を参照しつつ説明する。図5ないし図8に、本発明の実
施形態に係る貯液タンクを含む液体散布機を示す。図5
は、本発明の実施形態に係る貯液タンクを含む液体散布
機の側面図であり、図6は、図5に示す貯液タンクを含
む液体散布機の背面図であり、図7は、図5に示す貯液
タンクに液体を供給するときの状態を示す図であり、図
8は、作業時に於ける貯液タンクを含む液体散布機の使
用状態を示す図である。
係る貯液タンクを含む液体散布機は、その供給口11は
背負い側を高くして地面に対して傾斜している。そし
て、貯液タンク13と架台16の背負い側には上下に凹
部通路19(図6)が設けられている。該凹部通路19
は、上に向かって末広状に広がっていて、供給口11か
ら漏れた液体をむかい受ける形状になっている。貯液タ
ンク13には、タンク蓋12が設けられ、貯液タンク内
を密閉することができる。タンク蓋は、ねじ込み式でも
留め金式でもよい。タンク蓋12には空気流通孔が設け
られる。
等にあらかじめ調製しておいた液体を供給口11から供
給する。この際、供給口11から背負い側に漏れた液体
は、貯液タンク、架台上に形成された凹部通路19を伝
って下方に流下する。薬液等は、エンジンで駆動された
ポンプから給出されノズル23を介して必要な場所に散
布される。
ク13、エンジン17、ポンプ18、背当て15、架台
16、ノズル23及び背負いバンド15からなってい
る。使用時には、背負いバンド15で背負い、ポンプ1
8から供給される液体を歩きながらノズル23で散布す
る。
その上部の供給口が地面に対して作業者の頭側が高くな
るように傾斜している構造をとっており、更に漏れた液
体を導く通路が設けた、各種液体散布用の貯液タンクで
ある。従って、貯液タンクへの給液が容易となり、更に
こぼれた液体が通路を伝って流下するので、作業者に液
体が掛かることが回避できる。作業性と安全性が向上し
た、各種液体散布用の貯液タンク及び該貯液タンクを配
した液体散布機を提供するものである。
況を示す図である。
る。
液体散布機例の側面図である。
た液体散布機の背面図である。
況を示す図である。
る。
Claims (10)
- 【請求項1】背負い可能とされかつ上部にタンク蓋で開
閉可能な液体供給口を有する貯液タンクに於いて、上記
液体供給口が背負い側が高く背負い側の反対側が低くな
るように傾斜していることを特徴とする、貯液タンク。 - 【請求項2】背負い可能とされかつ上部にタンク蓋で開
閉可能な液体供給口を有する貯液タンクに於いて、背負
い面中央部に上下に亘って凹所が形成されてなることを
特徴とする、貯液タンク。 - 【請求項3】背負い可能とされかつ上部にタンク蓋で開
閉可能な液体供給口を有する貯液タンクに於いて、上記
液体供給口が背負い側が高く背負い側の反対側が低くな
るように傾斜し、かつ背負い面中央に上下に亘って凹所
が形成されてなることを特徴とする、貯液タンク。 - 【請求項4】上記タンク蓋に、空気流通孔が形成されて
なることを特徴とする、請求項1から3のいずれかに記
載の貯液タンク。 - 【請求項5】上記凹所が、上方に向かって末広状に広が
っていることを特徴とする、請求項2から4のいずれか
に記載の貯液タンク。 - 【請求項6】上記背負い面には背当てクッションが配設
されてなることを特徴とする、請求項1から5のいずれ
かに記載の貯液タンク。 - 【請求項7】上記貯液タンクは、送液装置を付設してな
ることを特徴とする、請求項1から6のいずれかいずれ
かに記載の貯液タンク。 - 【請求項8】上記液体供給口が背負い側が高く背負い側
の反対側が低くなるように傾斜した貯液タンクを配して
なることを特徴とする、液体散布機。 - 【請求項9】背負い面中央に上下に亘って凹所が形成さ
れてなる貯液タンクを配してなることを特徴とする、液
体散布機。 - 【請求項10】上記液体供給口が背負い側が高く背負い
側の反対側が低くなるように傾斜し、かつ背負い面中央
に上下に亘って凹所が形成されてなる貯液タンクを配し
てなることを特徴とする、液体散布機。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP10103597A JP3433443B2 (ja) | 1997-04-03 | 1997-04-03 | 貯液タンク及び液体散布機 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP10103597A JP3433443B2 (ja) | 1997-04-03 | 1997-04-03 | 貯液タンク及び液体散布機 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH10276650A true JPH10276650A (ja) | 1998-10-20 |
JP3433443B2 JP3433443B2 (ja) | 2003-08-04 |
Family
ID=14289920
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP10103597A Expired - Fee Related JP3433443B2 (ja) | 1997-04-03 | 1997-04-03 | 貯液タンク及び液体散布機 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3433443B2 (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2002018333A (ja) * | 2000-07-10 | 2002-01-22 | New Delta Ind Co | 背負式防除機 |
-
1997
- 1997-04-03 JP JP10103597A patent/JP3433443B2/ja not_active Expired - Fee Related
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2002018333A (ja) * | 2000-07-10 | 2002-01-22 | New Delta Ind Co | 背負式防除機 |
JP4540190B2 (ja) * | 2000-07-10 | 2010-09-08 | ニューデルタ工業株式会社 | 背負式防除機 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP3433443B2 (ja) | 2003-08-04 |
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