JPH10272883A - ノック式塗布具 - Google Patents
ノック式塗布具Info
- Publication number
- JPH10272883A JPH10272883A JP9096495A JP9649597A JPH10272883A JP H10272883 A JPH10272883 A JP H10272883A JP 9096495 A JP9096495 A JP 9096495A JP 9649597 A JP9649597 A JP 9649597A JP H10272883 A JPH10272883 A JP H10272883A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- application
- coating
- application body
- knock
- tip
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Granted
Links
- 239000007788 liquid Substances 0.000 claims abstract description 49
- 239000011248 coating agent Substances 0.000 abstract description 59
- 238000000576 coating method Methods 0.000 abstract description 59
- 239000000835 fiber Substances 0.000 description 8
- 230000004308 accommodation Effects 0.000 description 5
- 239000000853 adhesive Substances 0.000 description 4
- 230000001070 adhesive effect Effects 0.000 description 4
- 229920002972 Acrylic fiber Polymers 0.000 description 3
- 238000000034 method Methods 0.000 description 3
- 229920001778 nylon Polymers 0.000 description 3
- 229920000297 Rayon Polymers 0.000 description 2
- 239000002537 cosmetic Substances 0.000 description 2
- 239000000463 material Substances 0.000 description 2
- 239000003973 paint Substances 0.000 description 2
- 239000002964 rayon Substances 0.000 description 2
- 239000000126 substance Substances 0.000 description 2
- 229920002994 synthetic fiber Polymers 0.000 description 2
- 239000012209 synthetic fiber Substances 0.000 description 2
- 229920003002 synthetic resin Polymers 0.000 description 2
- 239000000057 synthetic resin Substances 0.000 description 2
- 239000004677 Nylon Substances 0.000 description 1
- 241000282887 Suidae Species 0.000 description 1
- 239000000919 ceramic Substances 0.000 description 1
- 238000010276 construction Methods 0.000 description 1
- 210000005069 ears Anatomy 0.000 description 1
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 1
- 229920000728 polyester Polymers 0.000 description 1
- 229920001225 polyester resin Polymers 0.000 description 1
- 239000004645 polyester resin Substances 0.000 description 1
- -1 polyethylene terephthalate Polymers 0.000 description 1
- 229920000139 polyethylene terephthalate Polymers 0.000 description 1
- 239000005020 polyethylene terephthalate Substances 0.000 description 1
- 239000011148 porous material Substances 0.000 description 1
- 238000003825 pressing Methods 0.000 description 1
- 229920002803 thermoplastic polyurethane Polymers 0.000 description 1
- 238000003466 welding Methods 0.000 description 1
Landscapes
- Pens And Brushes (AREA)
- Coating Apparatus (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 高粘度の塗布液を用いても短時間で塗布液が
塗布体先端まで到達するノック色塗布具を提供するこ
と。 【解決手段】 内部に塗布液収容部を形成した軸筒の先
端開口部に塗布体を配置し、この塗布体と前記収容部と
の間に弁機構を配置してなるノック式塗布具おいて、前
記塗布体の外側に塗布体収容管を摺動自在に配し、この
塗布体収容管を前記弁機構に連動するようなしたことを
特徴とするノック式塗布具。
塗布体先端まで到達するノック色塗布具を提供するこ
と。 【解決手段】 内部に塗布液収容部を形成した軸筒の先
端開口部に塗布体を配置し、この塗布体と前記収容部と
の間に弁機構を配置してなるノック式塗布具おいて、前
記塗布体の外側に塗布体収容管を摺動自在に配し、この
塗布体収容管を前記弁機構に連動するようなしたことを
特徴とするノック式塗布具。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、墨液、絵の具、イ
ンキなどの筆記液、アイライナー、リップカラーなどの
化粧液、筆跡修正液、接着剤といった塗布液を内蔵した
ノック式塗布具に関する。
ンキなどの筆記液、アイライナー、リップカラーなどの
化粧液、筆跡修正液、接着剤といった塗布液を内蔵した
ノック式塗布具に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、内部に塗布液収容部を形成した軸
筒の先端開口部にペン先などの塗布体を固定し、この塗
布体と前記塗布液収容部との間に弁機構を配置してなる
塗布具が知られている。この塗布具は、ノック部を押圧
して軸筒内に配置した可動部材を移動することにより弁
機構を開放して、塗布液をその収容部より塗布体側に吐
出させ筆記可能とするものである。
筒の先端開口部にペン先などの塗布体を固定し、この塗
布体と前記塗布液収容部との間に弁機構を配置してなる
塗布具が知られている。この塗布具は、ノック部を押圧
して軸筒内に配置した可動部材を移動することにより弁
機構を開放して、塗布液をその収容部より塗布体側に吐
出させ筆記可能とするものである。
【0003】上記のような塗布具において、塗布液とし
て、粘度が数ミリPa・S程度のものを用いた場合、塗
布液収容部より吐出された塗布液は、塗布体先端まで容
易に浸透していく。しかし、塗布液として、絵の具など
の液状描画材、インキなどの筆記液、アイライナー、リ
ップカラーなどの化粧液、筆跡修正液、接着剤といった
粘度が20〜1000ミリPa・S程度の高粘度のもの
を使用した場合、塗布液の流動性が低いため、塗布液収
容部より吐出された塗布液が、塗布体先端まで浸透する
のに時間がかかるという問題が発生する。この問題を解
決し、高粘度の塗布液を用いた場合でも、塗布液が塗布
体先端まで短時間で到達する塗布具についても提案され
ている。例えば、実開平1−122886号公報には、
ノック操作に連動して前後動する筒体を筆穂後端から筆
穂内に挿入してなる塗布具が記載されている。この塗布
具は、ノック時、弁機構が解放するとともに、前記筒体
が筆穂内を前方に移動し、この筒体内を自由な状態で移
動する塗布液が、筆穂先端近傍に位置する筒体の開口部
より吐出するので、塗布液が塗布体先端まで短時間で到
達する。
て、粘度が数ミリPa・S程度のものを用いた場合、塗
布液収容部より吐出された塗布液は、塗布体先端まで容
易に浸透していく。しかし、塗布液として、絵の具など
の液状描画材、インキなどの筆記液、アイライナー、リ
ップカラーなどの化粧液、筆跡修正液、接着剤といった
粘度が20〜1000ミリPa・S程度の高粘度のもの
を使用した場合、塗布液の流動性が低いため、塗布液収
容部より吐出された塗布液が、塗布体先端まで浸透する
のに時間がかかるという問題が発生する。この問題を解
決し、高粘度の塗布液を用いた場合でも、塗布液が塗布
体先端まで短時間で到達する塗布具についても提案され
ている。例えば、実開平1−122886号公報には、
ノック操作に連動して前後動する筒体を筆穂後端から筆
穂内に挿入してなる塗布具が記載されている。この塗布
具は、ノック時、弁機構が解放するとともに、前記筒体
が筆穂内を前方に移動し、この筒体内を自由な状態で移
動する塗布液が、筆穂先端近傍に位置する筒体の開口部
より吐出するので、塗布液が塗布体先端まで短時間で到
達する。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記実
開平1−122886号公報に記載された塗布具の場
合、筒体先端を塗布体先端に近づけると塗布体に割れが
生じ、その割れから塗布液が過剰に吐出するため、ボタ
落ちの原因となったり、均一な塗布面が得られないとい
った問題が発生するおそれがある。また、上記塗布具に
おいて、塗布体を筆穂の代わりに繊維芯や成形体となし
た場合、筒体先端を塗布体先端に近づけるためには、筒
体が摺動する穴を塗布体先端近傍まで形成する必要があ
り、塗布体の耐圧強度が低くなって破損しやすくなると
いう問題がある。更に、使用後、塗布体内に残留した塗
布液が、経時的に固化物や粘稠化物を生じて流通路をふ
さぐため、筒体先端を塗布体先端に近づけても、塗布液
が短時間で塗布体先端まで浸透しないしないおそれがあ
る。以上の理由から、筒体を、塗布体内部の先端近傍ま
で摺動させることは困難であり、従って、短時間で塗布
液が塗布体先端まで到達するための方法としては効果が
不十分である。本発明は、高粘度の塗布液を用いても短
時間で塗布液が塗布体先端まで到達するノック色塗布具
を提供することを課題とする。
開平1−122886号公報に記載された塗布具の場
合、筒体先端を塗布体先端に近づけると塗布体に割れが
生じ、その割れから塗布液が過剰に吐出するため、ボタ
落ちの原因となったり、均一な塗布面が得られないとい
った問題が発生するおそれがある。また、上記塗布具に
おいて、塗布体を筆穂の代わりに繊維芯や成形体となし
た場合、筒体先端を塗布体先端に近づけるためには、筒
体が摺動する穴を塗布体先端近傍まで形成する必要があ
り、塗布体の耐圧強度が低くなって破損しやすくなると
いう問題がある。更に、使用後、塗布体内に残留した塗
布液が、経時的に固化物や粘稠化物を生じて流通路をふ
さぐため、筒体先端を塗布体先端に近づけても、塗布液
が短時間で塗布体先端まで浸透しないしないおそれがあ
る。以上の理由から、筒体を、塗布体内部の先端近傍ま
で摺動させることは困難であり、従って、短時間で塗布
液が塗布体先端まで到達するための方法としては効果が
不十分である。本発明は、高粘度の塗布液を用いても短
時間で塗布液が塗布体先端まで到達するノック色塗布具
を提供することを課題とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明は、内部に塗布液
収容部を形成した軸筒の先端開口部に塗布体を配置し、
この塗布体と前記収容部との間に弁機構を配置してなる
ノック式塗布具おいて、前記塗布体の外側に塗布体収容
管を摺動自在に配し、この塗布体収容管を前記弁機構に
連動するようなしたことを特徴とするノック式塗布具を
要旨とする。
収容部を形成した軸筒の先端開口部に塗布体を配置し、
この塗布体と前記収容部との間に弁機構を配置してなる
ノック式塗布具おいて、前記塗布体の外側に塗布体収容
管を摺動自在に配し、この塗布体収容管を前記弁機構に
連動するようなしたことを特徴とするノック式塗布具を
要旨とする。
【0006】
【作用】本発明に係るノック式塗布具は、ノックによ
り、弁体が前進して弁機構が開放され、塗布液収容部か
ら塗布体側へと塗布液が供給される。その際、弁体とと
もに、塗布体の外側に摺動自在に配置された略筒状の塗
布体収容管が塗布体先端近傍まで前進する。そして、塗
布体側に供給された塗布液は、前進した塗布体収容管内
壁と塗布体表面との間の塗布液流路を伝わって塗布体先
端近傍まで誘導されるので、短時間で塗布体先端まで到
達することができる。
り、弁体が前進して弁機構が開放され、塗布液収容部か
ら塗布体側へと塗布液が供給される。その際、弁体とと
もに、塗布体の外側に摺動自在に配置された略筒状の塗
布体収容管が塗布体先端近傍まで前進する。そして、塗
布体側に供給された塗布液は、前進した塗布体収容管内
壁と塗布体表面との間の塗布液流路を伝わって塗布体先
端近傍まで誘導されるので、短時間で塗布体先端まで到
達することができる。
【0007】
【実施例】以下、本発明を、添付図面を参照して詳細に
説明する。図1乃至図3に本発明の実施例1を示す。図
1は実施例1の非ノック時の縦断面図であり、図2は図
1のA−A線横断面図であり、図3は、実施例1のノッ
ク時の要部縦断面図である。参照符号1は、内部に塗布
液収容部2を形成した後軸である。この後軸1は、その
先端開口部に鍔部3aが当接するまで挿入固定された前
軸3とで軸筒を形成している。
説明する。図1乃至図3に本発明の実施例1を示す。図
1は実施例1の非ノック時の縦断面図であり、図2は図
1のA−A線横断面図であり、図3は、実施例1のノッ
ク時の要部縦断面図である。参照符号1は、内部に塗布
液収容部2を形成した後軸である。この後軸1は、その
先端開口部に鍔部3aが当接するまで挿入固定された前
軸3とで軸筒を形成している。
【0008】前軸3と前記塗布液収容部2との間には、
弁機構を配置している。この弁機構は、座部4aを形成
してなる蓋体4と、前記座部4aに弾発的に当接する弁
部5aを形成している弁体5とよりなっている。蓋体4
は、筒状部4bと、この筒状部4bの内壁に内方に向か
って形成された周状突起部4cとよりなり、この周状突
起部4cの前方側端面に前記座部5aが形成されてい
る。この蓋体4は、後軸1の内壁に圧入固定され、後軸
1内部に形成された塗布液収容部2の蓋体となってい
る。弁体5は、前方筒状部5bと後方棒状部5cとが形
成されており、この前方筒状部5bと後方棒状部5cと
の間に弁部5aが形成されている。そして、弁体5の前
方筒状部5bと弁部5aとは、前記蓋体4の、筒状部4
b内に摺動自在に配置され、かつ、弁体5は、コイルバ
ネなどの弾発部材6によって後方に付勢されている。
弁機構を配置している。この弁機構は、座部4aを形成
してなる蓋体4と、前記座部4aに弾発的に当接する弁
部5aを形成している弁体5とよりなっている。蓋体4
は、筒状部4bと、この筒状部4bの内壁に内方に向か
って形成された周状突起部4cとよりなり、この周状突
起部4cの前方側端面に前記座部5aが形成されてい
る。この蓋体4は、後軸1の内壁に圧入固定され、後軸
1内部に形成された塗布液収容部2の蓋体となってい
る。弁体5は、前方筒状部5bと後方棒状部5cとが形
成されており、この前方筒状部5bと後方棒状部5cと
の間に弁部5aが形成されている。そして、弁体5の前
方筒状部5bと弁部5aとは、前記蓋体4の、筒状部4
b内に摺動自在に配置され、かつ、弁体5は、コイルバ
ネなどの弾発部材6によって後方に付勢されている。
【0009】前記弁体5の前方には、外壁の一部に切欠
部7aを設けた筒状の塗布体収容管7が、前記前軸3内
に、摺動自在に配置されている。この塗布体収容管7
は、後端部が前記弁体の前方筒状部5bの外側に圧入す
る形で、弁体5と連接している。ただし、弁体5と塗布
体収容管7との連接は、上記のような圧入に限定される
ものではなく、螺合、嵌合、接着といった他の適宜手段
によっても可能である。また、前記切欠部7aの形状及
び形成数は、材質や塗布液の種類などにより、任意に設
定できる。
部7aを設けた筒状の塗布体収容管7が、前記前軸3内
に、摺動自在に配置されている。この塗布体収容管7
は、後端部が前記弁体の前方筒状部5bの外側に圧入す
る形で、弁体5と連接している。ただし、弁体5と塗布
体収容管7との連接は、上記のような圧入に限定される
ものではなく、螺合、嵌合、接着といった他の適宜手段
によっても可能である。また、前記切欠部7aの形状及
び形成数は、材質や塗布液の種類などにより、任意に設
定できる。
【0010】前記塗布体収容管7の内部には、馬、豚な
どの天然繊維、ナイロン、ポリエチレンテレフタレー
ト、アクリル系繊維などの合成樹脂製繊維、あるいは前
記天然筆毛と合成樹脂製筆毛とを混ぜたものなどの繊維
を多数、長手方向に収束し、片方の端面を熱溶着や接着
などの方法で固着した筆穂状の塗布体8を、非固着端面
を前方にして配置している。
どの天然繊維、ナイロン、ポリエチレンテレフタレー
ト、アクリル系繊維などの合成樹脂製繊維、あるいは前
記天然筆毛と合成樹脂製筆毛とを混ぜたものなどの繊維
を多数、長手方向に収束し、片方の端面を熱溶着や接着
などの方法で固着した筆穂状の塗布体8を、非固着端面
を前方にして配置している。
【0011】この塗布体8の後端部には、有底筒状部9
aと、有底筒状部9aの外壁部に放射状に形成された突
起部9bとからなる塗布体把持部材9が、圧入により連
接してある。この塗布体把持部材9は、突起部9bを、
前記塗布体収容管7の切欠部7aから突出し、かつ、塗
布体収容管7が前記弁体5に連動して摺動する際、妨げ
にならない位置にあり、突起部9bの端面を前記前軸3
の内壁に当接している。
aと、有底筒状部9aの外壁部に放射状に形成された突
起部9bとからなる塗布体把持部材9が、圧入により連
接してある。この塗布体把持部材9は、突起部9bを、
前記塗布体収容管7の切欠部7aから突出し、かつ、塗
布体収容管7が前記弁体5に連動して摺動する際、妨げ
にならない位置にあり、突起部9bの端面を前記前軸3
の内壁に当接している。
【0012】前記弁体5の後方棒状部5は、前記軸筒1
内に設けた塗布液収容部2内に配置した筒状部材10の
前方部に挿入固定されている。この筒状部材10は、そ
の後方部を、後軸1内の塗布液収容部2後端に形成した
蛇腹状可動部11内に挿入している。この蛇腹状可動部
11にはノック冠12が被冠されノック部を構成してい
る。ただし、ノック部は、従来公知の方法を採用できる
ものであり、実施例に示す構造に限定されるものではな
い。
内に設けた塗布液収容部2内に配置した筒状部材10の
前方部に挿入固定されている。この筒状部材10は、そ
の後方部を、後軸1内の塗布液収容部2後端に形成した
蛇腹状可動部11内に挿入している。この蛇腹状可動部
11にはノック冠12が被冠されノック部を構成してい
る。ただし、ノック部は、従来公知の方法を採用できる
ものであり、実施例に示す構造に限定されるものではな
い。
【0013】次に、本実施例の塗布具を使用する場合に
ついて説明する。ノック冠を押圧すると、蛇腹状可動部
が収縮し、筒状部材が前方に移動する。この筒状部材の
移動に伴って、弁体が、弾発部材の弾発力に抗して前方
に移動するので、弁が開放し、塗布液収容部内の塗布液
が塗布体側に吐出する。塗布体側に吐出した塗布液は塗
布体収容管の切欠部を通って、塗布体収容管内部に入
り、塗布体収容管内壁と、塗布体との間の塗布液流通路
を通り、塗布体の前方部に供給される。しかも、このと
き、塗布体収容管は、弁体の移動と連動して前方に移動
している(図3参照)ので、塗布液は、塗布体の先端近
傍に吐出されることになる。
ついて説明する。ノック冠を押圧すると、蛇腹状可動部
が収縮し、筒状部材が前方に移動する。この筒状部材の
移動に伴って、弁体が、弾発部材の弾発力に抗して前方
に移動するので、弁が開放し、塗布液収容部内の塗布液
が塗布体側に吐出する。塗布体側に吐出した塗布液は塗
布体収容管の切欠部を通って、塗布体収容管内部に入
り、塗布体収容管内壁と、塗布体との間の塗布液流通路
を通り、塗布体の前方部に供給される。しかも、このと
き、塗布体収容管は、弁体の移動と連動して前方に移動
している(図3参照)ので、塗布液は、塗布体の先端近
傍に吐出されることになる。
【0014】図4は、本発明の第2実施例を示すもの
で、第1実施例における筆穂状の塗布体の代わりに、ア
クリル繊維、ポリエステル繊維、ナイロン繊維、レーヨ
ン繊維などの合成繊維を束ね、接着剤などで固めて成型
した塗布体81を用い、筆穂状の塗布体後端に配置した
塗布体把持部材の代わりに、円筒状の塗布体把持部材9
1を塗布体81の中間部に配置し、後方に切欠部を形成
した塗布体収容管の代わりに、前方部に切欠部71aを
形成した塗布体収容管71を用いた以外は実施例と同様
である。
で、第1実施例における筆穂状の塗布体の代わりに、ア
クリル繊維、ポリエステル繊維、ナイロン繊維、レーヨ
ン繊維などの合成繊維を束ね、接着剤などで固めて成型
した塗布体81を用い、筆穂状の塗布体後端に配置した
塗布体把持部材の代わりに、円筒状の塗布体把持部材9
1を塗布体81の中間部に配置し、後方に切欠部を形成
した塗布体収容管の代わりに、前方部に切欠部71aを
形成した塗布体収容管71を用いた以外は実施例と同様
である。
【0015】図5は、本発明の第3実施例を示すもの
で、第1実施例における筆穂状の塗布体の代わりに、前
方がウレタン系樹脂、ポリエステル系樹脂、セラミック
などの連続気孔を有する弾性体で、後方がアクリル繊
維、ナイロン繊維、レーヨン繊維などの合成繊維を束
ね、接着剤などで固めて成型した中継芯よりなる塗布体
82を用い、後方に切欠部を形成した塗布体収容管の代
わりに、中間部に切欠部72aを形成した塗布体収容管
72を用いた以外は実施例と同様である。
で、第1実施例における筆穂状の塗布体の代わりに、前
方がウレタン系樹脂、ポリエステル系樹脂、セラミック
などの連続気孔を有する弾性体で、後方がアクリル繊
維、ナイロン繊維、レーヨン繊維などの合成繊維を束
ね、接着剤などで固めて成型した中継芯よりなる塗布体
82を用い、後方に切欠部を形成した塗布体収容管の代
わりに、中間部に切欠部72aを形成した塗布体収容管
72を用いた以外は実施例と同様である。
【0016】
【発明の効果】本発明は、上記構成となしたので、高粘
度の塗布液を用いても短時間で塗布液が塗布体先端まで
到達し、使用に際して、きわめて有用なものである。
度の塗布液を用いても短時間で塗布液が塗布体先端まで
到達し、使用に際して、きわめて有用なものである。
【図1】第1実施例の非ノック時の縦断面図。
【図2】図1のA−A線横断面図。
【図3】第1実施例のノック時の要部縦断面図。
【図4】第2実施例のノック時の要部縦断面図。
【図5】第3実施例のノック時の要部縦断面図。
1 後軸 2 塗布液収容室 3 前軸 4 蓋体 5 弁体 6 弾発部材 7 塗布体収容管 71 塗布体収容管 72 塗布体収容管 8 塗布体 81 塗布体 82 塗布体
Claims (1)
- 【請求項1】 内部に塗布液収容部を形成した軸筒の先
端開口部に塗布体を配置し、この塗布体と前記収容部と
の間に弁機構を配置してなるノック式塗布具おいて、前
記塗布体の外側に塗布体収容管を摺動自在に配し、この
塗布体収容管を前記弁機構に連動するようなしたことを
特徴とするノック式塗布具。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP09649597A JP3355991B2 (ja) | 1997-03-31 | 1997-03-31 | ノック式塗布具 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP09649597A JP3355991B2 (ja) | 1997-03-31 | 1997-03-31 | ノック式塗布具 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH10272883A true JPH10272883A (ja) | 1998-10-13 |
JP3355991B2 JP3355991B2 (ja) | 2002-12-09 |
Family
ID=14166681
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP09649597A Expired - Fee Related JP3355991B2 (ja) | 1997-03-31 | 1997-03-31 | ノック式塗布具 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3355991B2 (ja) |
Cited By (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2000176355A (ja) * | 1998-12-15 | 2000-06-27 | Kao Corp | 塗布用キャップ |
US7467907B2 (en) | 2003-08-19 | 2008-12-23 | Sanford, L.P. | Valve mechanisms for paint or ink brush with integrated reservoir |
US7481593B2 (en) | 2003-08-19 | 2009-01-27 | Sanford, L.P. | Combination hydrophobic/hydrophilic filters/reservoirs for controlling fluid flow |
JP2010207301A (ja) * | 2009-03-09 | 2010-09-24 | Tokiwa Corp | 化粧用塗布具 |
-
1997
- 1997-03-31 JP JP09649597A patent/JP3355991B2/ja not_active Expired - Fee Related
Cited By (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2000176355A (ja) * | 1998-12-15 | 2000-06-27 | Kao Corp | 塗布用キャップ |
US7467907B2 (en) | 2003-08-19 | 2008-12-23 | Sanford, L.P. | Valve mechanisms for paint or ink brush with integrated reservoir |
US7481593B2 (en) | 2003-08-19 | 2009-01-27 | Sanford, L.P. | Combination hydrophobic/hydrophilic filters/reservoirs for controlling fluid flow |
JP2010207301A (ja) * | 2009-03-09 | 2010-09-24 | Tokiwa Corp | 化粧用塗布具 |
US8858109B2 (en) | 2009-03-09 | 2014-10-14 | Chongqing Jiatong University | Cosmetics applicators |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP3355991B2 (ja) | 2002-12-09 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
US6641320B1 (en) | Applicator tip for liquid applicator device | |
JP6710829B2 (ja) | 液状化粧料容器 | |
JP6739710B2 (ja) | 液状化粧料容器 | |
JP6868377B2 (ja) | 液状化粧料容器 | |
JP3312316B2 (ja) | ノック式塗布具 | |
JP3355991B2 (ja) | ノック式塗布具 | |
JP3719765B2 (ja) | 筆記具、化粧具等の液体塗布具の尾端ノック構造 | |
JPH10235273A (ja) | 吐出容器 | |
JP3570075B2 (ja) | 塗布具 | |
US5707164A (en) | Liquid applicator and a clicking mechanism at the tail end of the same | |
JP2005131943A (ja) | 顔料インキ用ペン先及び筆記具 | |
CN210407504U (zh) | 一种液体眼线笔 | |
JP2003312185A (ja) | 塗布具 | |
JP3719760B2 (ja) | 筆記具、化粧具等の液体塗布具の尾端ノック構造 | |
JP2512055Y2 (ja) | 筆穂固定構造 | |
JP3852184B2 (ja) | ノック式塗布具 | |
JP3569035B2 (ja) | 筆記具、化粧具等の液体塗布具の尾端ノック構造 | |
JP7469907B2 (ja) | 塗布具 | |
JPH0659091U (ja) | 塗布具 | |
JP2604419Y2 (ja) | 塗布具 | |
JP2593681Y2 (ja) | マ−カ− | |
JPH0728941Y2 (ja) | 後端ノック式塗布具 | |
JP4471416B2 (ja) | ノック式塗布具 | |
JP2001171292A (ja) | 液剤塗布器 | |
JP3733664B2 (ja) | 塗布具 |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |