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JPH10271885A - スイッチド・リラクタンスモータの異常運転抑制方法 - Google Patents

スイッチド・リラクタンスモータの異常運転抑制方法

Info

Publication number
JPH10271885A
JPH10271885A JP9087609A JP8760997A JPH10271885A JP H10271885 A JPH10271885 A JP H10271885A JP 9087609 A JP9087609 A JP 9087609A JP 8760997 A JP8760997 A JP 8760997A JP H10271885 A JPH10271885 A JP H10271885A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
current
reluctance motor
switched reluctance
motor
stator coil
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Withdrawn
Application number
JP9087609A
Other languages
English (en)
Inventor
Hideyuki Amami
秀行 雨海
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Nippon Electric Industry Co Ltd
Original Assignee
Nippon Electric Industry Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Nippon Electric Industry Co Ltd filed Critical Nippon Electric Industry Co Ltd
Priority to JP9087609A priority Critical patent/JPH10271885A/ja
Publication of JPH10271885A publication Critical patent/JPH10271885A/ja
Withdrawn legal-status Critical Current

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  • Control Of Electric Motors In General (AREA)

Abstract

(57)【要約】 (修正有) 【課題】 SRモータの異常運転(発電モードによるト
ラブル)を抑制する。 【解決手段】 SRモータ7のステータコイルの電流流
入側及び流出側に設けたスイッチ素子(1,2)及び
(3〜6),及び転流ダイオード(8,9)及び(10
〜13)より成る2つ及び4つの駆動回路とを直流電源
20の+側と−側に並列接続してスイッチング回路を構
成し、スイッチ素子3〜6をSRモータ7の運転モード
に対応させてオン・オフ制御すると共に、スイッチ素子
1と2をPWM制御して駆動電流を制御するSRモータ
の運転制御方法において、転流ダイオード9とスイッチ
素子3との間に電流検出センサ21を設け、SRモータ
の運転モードが発電モードとなった時に発生する循環電
流を検出し、コンパレータ14において過電流設定信号
と比較することによって過電流を検出し、スイッチ16
によりスイッチ素子3〜6を一括してオフさせるように
した。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、スイッチド・リラ
クタンスモータ(以下SRモータという)の運転制御方
法、特に異常運転の抑制方法に関する。
【0002】
【従来の技術】SRモータは夫々のステータポールを順
次励磁し、その漏れ磁束によりロータポールを順次吸収
してその吸引トルクによってロータを回転させるモータ
であり、ステータポールへの励磁電流はスイッチング回
路から所定のタイミングによって順次供給される。
【0003】図3は従来技術によるSRモータの運転制
御回路の構成を示すブロック図である。この例における
SRモータ107は4つのステータコイルを備えてお
り、ステータコイルの電流流入側には、スイッチ素子1
01と転流ダイオード108より成る駆動回路と、スイ
ッチ素子102と転流ダイオード109より成る駆動回
路が並列接続してある。また、ステータコイルの電流流
出側には、転流ダイオード110とスイッチ素子10
3、転流ダイオード111とスイッチ素子104、転流
ダイオード112とスイッチ素子105、転流ダイオー
ド113とスイッチ素子106より成る4つの駆動回路
が並列接続してある。上述した6つの駆動回路の両端に
は直流電源120が並列接続してあり、電流検出センサ
121が直流電源120のマイナス側端子と駆動回路を
構成する転流ダイオード108との間に直列に挿入して
ある。
【0004】SRモータ107の駆動電流は電流検出セ
ンサ121によって検出されてコンパレータ122に入
力し、電流リミッタ123を介して入力する制御電流指
令値と比較される。コンパレータ122からの出力信号
はPWM信号回路124に入力してPWM信号を生成
し、AND回路125もしくは126を介してステータ
コイルの電流流入側に設けてある駆動回路におけるスイ
ッチ素子101もしくは102をオン・オフ制御する。
即ち、通常の力行モードにおいては、電流流入側に設け
てある駆動回路におけるスイッチ素子をPWM制御し、
電流リミッタ123によって制御電流指令値にリミッタ
をかけ、設定された電流値以上には電流が増加しないよ
うにしている。
【0005】また、SRモータ107のロータ軸に設け
てあるポールセンサ(図示せず)やデコード・ロジック
回路(図示せず)を介して入力するコイルのオン用ポジ
ション信号130は、4つのスイッチ素子103〜10
6をポールのタイミングに対応して順次にオン・オフ制
御する。PWM制御回路124からのPWM信号とコイ
ルのオン用ポジション信号130とは、OR回路127
と128、およびAND回路125と126において論
理演算され、AND回路125もしくは126からの出
力信号によってスイッチ素子101と102はポールの
タイミングに合わせて電流制御のためにPWMチョッパ
を行う。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】ステータポールを励磁
するタイミングが力行領域でなく発電領域においてスイ
ッチ素子をオンしてしまった時には、ステータコイルの
電流流入側のスイッチ素子101もしくは102をオフ
としても、電流流出側のスイッチ素子がオンしていると
ステータコイルによる発電電流は転流ダイオード108
もしくは109を介して循環し、大きな循環電流が流れ
るようになる。しかし乍ら、図3から明らかなように、
従来技術においては電流検出センサ121は直流電源1
20のマイナス側端子と転流ダイオード108との間に
設けられていたので循環電流の検出は不可能であり、ま
た、ポールセンサ等のポジションセンサのずれや誤動作
を起こすことを想定した保護は、考慮されていなかっ
た。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明は、上述した従来
技術の欠点を解消するためになされたものであって、発
電モードによる循環電流を検出できるように、電流検出
センサをステータコイルの電流流入側の駆動回路と電流
流出側の駆動回路との間に挿入した。また、電流検出セ
ンサからの検出信号と過電流設定信号とを比較すること
によって過電流を検出し、電流流出側スイッチ素子を一
括してオフとする。なお、ステータコイル電流流入側端
子と電流流入側の駆動回路との間に絶縁方式電流検出セ
ンサを設ける方法もある。
【0008】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施例を、図1と
図2によって説明する。図1は、本発明による第1の実
施例を示すブロック図であり、SRモータ7を構成する
ステータコイルの電流流入側にはスイッチ素子1と転流
ダイオード8より成る駆動回路、およびスイッチ素子2
と転流ダイオード9より成る駆動回路が接続してあり、
夫々の駆動回路の両端は直流電源20の両端に並列接続
してある。また、ステータコイルの電流流出側は転流ダ
イオード10とスイッチ素子3、転流ダイオード11と
スイッチ素子4、転流ダイオード12とスイッチ素子
5、転流ダイオード13とスイッチ素子6より成る4つ
の駆動回路が設けてあり、夫々の駆動回路の両端は直流
電源20の両端に並列接続してある。また、転流ダイオ
ード9のアノード側とスイッチ素子3との間には電流検
出センサ21が挿入してある。
【0009】電流検出センサ21によって検出されたS
Rモータ7の駆動電流はコンパレータ14と22に入力
する。通常の力行モードにおいては、制御電流指令値は
電流リミッタ23を介してコンパレータ22に入力し、
電流検出センサ21からの検出信号と比較され、PWM
信号回路24に入力してPWM信号を生成し、AND回
路25もしくは26からスイッチ素子1もしくは2を制
御するPWM信号を出力する。即ち、通常のPWM制御
時は制御電流にリミットをかけ、設定された電流値に制
御している。
【0010】SRモータ7の運転モードが発電モードに
なった状態において電流流出側のスイッチ素子がオンし
ていると、電流流入側のスイッチ素子をオフとしても、
ステータコイルによる発電電流は転流ダイオード8もし
くは9、電流検出センサ21、電流流出側のオンしてい
るスイッチ素子を介して循環するようになる。循環電流
は電流検出センサ21によって検出され、コンパレータ
14と22に入力する。コンパレータ14に入力した電
流検出センサ21からの検出信号が予め設定してある過
電流設定信号より大きいと、信号保持回路15を介して
過電流時開放信号によってスイッチ16を開放させる。
スイッチ16の開放によってコイルのオン用ポジション
信号17は一括してオフとなるので、電流流出側のスイ
ッチ素子3〜6もオフとなる。また、AND回路25と
26から出力されるゲート信号もオフとなるので、電流
流入側のスイッチ素子1と2も同様にオフとなる。
【0011】図2は、本発明による第2の実施例を示す
ブロック図であって、スイッチ素子1と転流ダイオード
8の接続点とステータコイルの電流流出側端子の間、お
よびスイッチ素子2と転流ダイオード9の接続点とステ
ータコイルの電流流入側端子との間に絶縁方式電流セン
サ18を設けたものである。SRモータ7が発電モード
の時に発生する循環電流は、ステータコイル、絶縁方式
電流検知センサ18、転流ダイオード8もしくは9,オ
ンとなっている電流流出側のスイッチ素子を循環するの
で、絶縁方式電流検知センサ18によって検出すること
ができる。
【0012】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によるスイ
ッチド・リラクタンスモータの異常運転制御方法では、
ステータコイルの電流流入側に設けた駆動回路における
転流ダイオードと、電流流出側に設けた駆動回路におけ
るスイッチ素子との間に電流検出センサを設けてあるの
で、ポールセンサ等のポジションのずれや誤動作によっ
て発生する運転モードの異常に伴う循環電流を検出で
き、過電流が検出されたときはスイッチ素子を一括して
オフとさせることができる。電流検出センサは抵抗によ
る電圧降下を利用して電流検出を行うものであるから安
価であり、かつ、確実に過電流保護を行うことができる
ので、その他の一般的な保護と合わせシステムの信頼性
を向上させることが可能である。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明による第1の実施例を示すブロック図。
【図2】本発明による第2の実施例を示すブロック図。
【図3】従来技術によるSRモータの運転制御回路の構
成を示すブロック図。
【符号の説明】
1〜6 スイッチ素子 8〜13 転流ダイオード 7 SRモータ 14,22 コンパレータ 15 信号保持回路 16 スイッチ 20 直流電源 21 電流検出センサ 23 電流リミッタ 24 PWM信号回路 25,26 AND回路 27,28 OR回路

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ステータコイルの電流流入側と電流流出
    側とに夫々並列接続して設けたスイッチ素子と転流ダイ
    オードより成る複数の駆動回路の両端を、直流電源のプ
    ラス側とマイナス側に夫々並列接続してスイッチド・リ
    ラクタンスモータを駆動するスイッチング回路を構成
    し、前記電流流出側に設けた駆動回路におけるスイッチ
    素子をスイッチド・リラクタンスモータの運転モードに
    対応したタイミングによってオン・オフ制御すると共
    に、前記電流流入側に設けた駆動回路におけるスイッチ
    素子をPWM制御することによってスイッチド・リラク
    タンスモータの駆動電流を制御するスイッチド・リラク
    タンスモータの運転制御方法において、 前記電流流入側に設けた駆動回路における転流ダイオー
    ド(9)と、前記電流流出側に設けた駆動回路における
    スイッチ素子(3)との間を電流検出センサを介して接
    続し、スイッチド・リラクタンスモータの運転モードが
    発電モードとなったときに発生するステータコイルとス
    イッチング回路との間の循環電流を電流検出センサによ
    って検出し、循環電流が設定値より大きくなったことが
    検出されたときは、スイッチ素子を一括してオフとする
    ようにしたことを特徴とするスイッチド・リラクタンス
    モータの異常運転抑制方法。
  2. 【請求項2】 ステータコイルの電流流入側に設けた複
    数の駆動回路におけるスイッチ素子と転流ダイオードと
    の接続点と、ステータコイルの電流流入側端子との間に
    絶縁方式電流センサを設け、スイッチド・リラクタンス
    モータが発電モードとなったときに発生する循環電流を
    絶縁方式電流センサによって検出するようにしたことを
    特徴とする請求項1に記載のスイッチド・リラクタンス
    モータの異常運転抑制方法。
JP9087609A 1997-03-21 1997-03-21 スイッチド・リラクタンスモータの異常運転抑制方法 Withdrawn JPH10271885A (ja)

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Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR100429639B1 (ko) * 2001-12-27 2004-05-03 주식회사 엘지이아이 스위치드 릴럭턴스 모터의 구동회로
KR100445656B1 (ko) * 2002-01-18 2004-08-21 주식회사 엘지이아이 저가형 전류 제한 회로를 포함한 스위치드 릴럭턴스모터의 구동 회로
KR20160019784A (ko) 2014-08-12 2016-02-22 삼성전기주식회사 모터의 구동장치 및 그 제어방법
CN114924189A (zh) * 2022-07-20 2022-08-19 山东翔讯科技有限公司 一种开关磁阻电机异响识别系统

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KR20160019784A (ko) 2014-08-12 2016-02-22 삼성전기주식회사 모터의 구동장치 및 그 제어방법
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Legal Events

Date Code Title Description
A300 Withdrawal of application because of no request for examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A300

Effective date: 20040601