JPH10268936A - 床清掃ロボットの制御方法 - Google Patents
床清掃ロボットの制御方法Info
- Publication number
- JPH10268936A JPH10268936A JP9092971A JP9297197A JPH10268936A JP H10268936 A JPH10268936 A JP H10268936A JP 9092971 A JP9092971 A JP 9092971A JP 9297197 A JP9297197 A JP 9297197A JP H10268936 A JPH10268936 A JP H10268936A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- speed
- cleaning
- setting
- traveling
- area
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Withdrawn
Links
- 238000004140 cleaning Methods 0.000 title claims abstract description 116
- 238000000034 method Methods 0.000 title claims description 31
- 230000007704 transition Effects 0.000 claims description 39
- 238000012545 processing Methods 0.000 description 10
- 238000010586 diagram Methods 0.000 description 7
- 238000011109 contamination Methods 0.000 description 5
- 102100036848 C-C motif chemokine 20 Human genes 0.000 description 2
- 238000001514 detection method Methods 0.000 description 2
- 101000713099 Homo sapiens C-C motif chemokine 20 Proteins 0.000 description 1
- 101000760620 Homo sapiens Cell adhesion molecule 1 Proteins 0.000 description 1
- 101001139126 Homo sapiens Krueppel-like factor 6 Proteins 0.000 description 1
- 101000710013 Homo sapiens Reversion-inducing cysteine-rich protein with Kazal motifs Proteins 0.000 description 1
- 101000661807 Homo sapiens Suppressor of tumorigenicity 14 protein Proteins 0.000 description 1
- 239000003599 detergent Substances 0.000 description 1
- 238000005259 measurement Methods 0.000 description 1
- 238000013508 migration Methods 0.000 description 1
- 230000005012 migration Effects 0.000 description 1
- 230000002035 prolonged effect Effects 0.000 description 1
- 238000012546 transfer Methods 0.000 description 1
Landscapes
- Control Of Position, Course, Altitude, Or Attitude Of Moving Bodies (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 複数の領域を連続して清掃走行する場合、各
領域の汚れに応じた清掃走行を行ない、清掃の品質向上
を図る。 【解決手段】 床清掃ロボットの操作パネル部13は複
数の領域を順に連続して清掃可能とするために次の領域
への移行を設定する左折スイッチおよび右折スイッチを
複数個有し、かつ前記複数の領域での走行速度を設定す
る低速スイッチおよび高速スイッチを有している。主制
御部16は左折スイッチあるいは右折スイッチによる操
作にしたがって左折あるいは右折の移行設定を行なう一
方、低速スイッチおよび高速スイッチによる操作にした
がってその設定移行先領域における走行速度を低速ある
いは高速に設定を行なう。当該本体のスタートに先だっ
て低速スイッチあるいは高速スイッチを操作すると、主
制御部16はその操作にしたがって複数の領域の最初の
清掃領域における走行速度を低速あるいは高速に設定す
る。
領域の汚れに応じた清掃走行を行ない、清掃の品質向上
を図る。 【解決手段】 床清掃ロボットの操作パネル部13は複
数の領域を順に連続して清掃可能とするために次の領域
への移行を設定する左折スイッチおよび右折スイッチを
複数個有し、かつ前記複数の領域での走行速度を設定す
る低速スイッチおよび高速スイッチを有している。主制
御部16は左折スイッチあるいは右折スイッチによる操
作にしたがって左折あるいは右折の移行設定を行なう一
方、低速スイッチおよび高速スイッチによる操作にした
がってその設定移行先領域における走行速度を低速ある
いは高速に設定を行なう。当該本体のスタートに先だっ
て低速スイッチあるいは高速スイッチを操作すると、主
制御部16はその操作にしたがって複数の領域の最初の
清掃領域における走行速度を低速あるいは高速に設定す
る。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、所定場所(複数
の領域(通路))の床面を自動的に清掃する床清掃ロボ
ットの走行制御技術に係り、特に詳しくは各領域の汚れ
に応じた走行速度を設定し、清掃の品質向上、清掃効率
の向上を図るようにした床清掃ロボットの制御方法に関
するものである。
の領域(通路))の床面を自動的に清掃する床清掃ロボ
ットの走行制御技術に係り、特に詳しくは各領域の汚れ
に応じた走行速度を設定し、清掃の品質向上、清掃効率
の向上を図るようにした床清掃ロボットの制御方法に関
するものである。
【0002】
【従来の技術】この床清掃ロボットは、例えば所定場所
(建物)の複数通路の床面を清掃しながら往復走行する
ため、図7に示すように、本体1の前面に前方の壁面等
を検知する超音波センサ2を配置し、その両側面に両側
壁等を検知する超音波センサ(検知手段)3を配置して
いる。
(建物)の複数通路の床面を清掃しながら往復走行する
ため、図7に示すように、本体1の前面に前方の壁面等
を検知する超音波センサ2を配置し、その両側面に両側
壁等を検知する超音波センサ(検知手段)3を配置して
いる。
【0003】本体1を走行させるために左右車輪の駆動
用モータ4,5にはロータリーエンコーダ(検知手段)
6,7が付いており、このロータリーエンコーダ6,7
を用いて少なくとも走行距離を検知する。なお、図示し
ないが、本体1は床を清掃する手段として散水装置、吸
引装置、ブラシやスクイジィ等を備えている。
用モータ4,5にはロータリーエンコーダ(検知手段)
6,7が付いており、このロータリーエンコーダ6,7
を用いて少なくとも走行距離を検知する。なお、図示し
ないが、本体1は床を清掃する手段として散水装置、吸
引装置、ブラシやスクイジィ等を備えている。
【0004】また、図8に示す場所(複数の通路等)を
清掃する場合、各通路の床面の清掃を指示する必要があ
る。そのために、図9に示すように、運転モード切替ス
イッチ部8、場所のコース設定スイッチ部9および自動
清掃の内容設定スイッチ部10を有する操作パネル部1
1を本体1の所定位置に備えている。
清掃する場合、各通路の床面の清掃を指示する必要があ
る。そのために、図9に示すように、運転モード切替ス
イッチ部8、場所のコース設定スイッチ部9および自動
清掃の内容設定スイッチ部10を有する操作パネル部1
1を本体1の所定位置に備えている。
【0005】簡単に説明すると、運転モード設定部8は
自動清掃スイッチ8aおよび手動清掃スイッチ8bを有
し、自動的に清掃を行ない、また手動によって清掃を行
うことができる。
自動清掃スイッチ8aおよび手動清掃スイッチ8bを有
し、自動的に清掃を行ない、また手動によって清掃を行
うことができる。
【0006】場所のコース設定部9は、例えば建物の一
通路のみを清掃する場合に設定するスイッチ9a、建物
の複数通路を連続して清掃する場合に通路から通路への
移行を設定する左折スイッチ9b11ないし9b15お
よび右折スイッチ9b21ないし9b25を有し、複数
(5つ)の通路を連続して清掃可能とする。
通路のみを清掃する場合に設定するスイッチ9a、建物
の複数通路を連続して清掃する場合に通路から通路への
移行を設定する左折スイッチ9b11ないし9b15お
よび右折スイッチ9b21ないし9b25を有し、複数
(5つ)の通路を連続して清掃可能とする。
【0007】自動清掃の内容設定部10は、既に記憶し
ている走行パターンにしたがって所定場所の自動清掃を
再現するためのスイッチ10a、所定場所を清掃しなが
ら走行パターンを記憶するスイッチ10b、所定場所の
清掃のみとし、記憶しないためのスイッチ10cと、前
記記憶時に当該場所に番号を付し、再現時に当該場所を
番号で読み出し可能とするためのスイッチ10dとを有
している。
ている走行パターンにしたがって所定場所の自動清掃を
再現するためのスイッチ10a、所定場所を清掃しなが
ら走行パターンを記憶するスイッチ10b、所定場所の
清掃のみとし、記憶しないためのスイッチ10cと、前
記記憶時に当該場所に番号を付し、再現時に当該場所を
番号で読み出し可能とするためのスイッチ10dとを有
している。
【0008】なお、運転モード設定部8は、自動清掃ス
イッチ8aの操作により点灯するランプ(LED)8
c、手動清掃スイッチ8bの操作により点灯するランプ
(LED)8dを備えている。場所のコース設定部9は
1通路のみを設定するスイッチ9a、左折スイッチ9b
11ないし9b15および右折スイッチ9b21ないし
9b25の操作により点灯するランプ(LED)9c,
9dを備えている。自動清掃の内容設定部10は、各ス
イッチ10a,10b,10cの操作による点灯するラ
ンプ(LED)10e,10f,10g、所定場所の記
憶番号を表示する記憶番号表示器(セグメント表示器)
10hを備えている。
イッチ8aの操作により点灯するランプ(LED)8
c、手動清掃スイッチ8bの操作により点灯するランプ
(LED)8dを備えている。場所のコース設定部9は
1通路のみを設定するスイッチ9a、左折スイッチ9b
11ないし9b15および右折スイッチ9b21ないし
9b25の操作により点灯するランプ(LED)9c,
9dを備えている。自動清掃の内容設定部10は、各ス
イッチ10a,10b,10cの操作による点灯するラ
ンプ(LED)10e,10f,10g、所定場所の記
憶番号を表示する記憶番号表示器(セグメント表示器)
10hを備えている。
【0009】例えば、図8に示す複数通路(例えば第1
ないし第3の通路)を清掃する場合、第1の通路から第
3の通路までのコースを場所のコース設定部9で設定す
る。この場合、第1の通路から第2の通路への移行が左
へ曲がる必要があるために左折スイッチ9b11をオン
とし、第2の通路から第3の通路への移行が右に曲がる
必要があるために右折スイッチ9b22をオンとする。
なお、左折スイッチ9b11、右折スイッチ9b22に
対応しているランプ9dが点灯する。
ないし第3の通路)を清掃する場合、第1の通路から第
3の通路までのコースを場所のコース設定部9で設定す
る。この場合、第1の通路から第2の通路への移行が左
へ曲がる必要があるために左折スイッチ9b11をオン
とし、第2の通路から第3の通路への移行が右に曲がる
必要があるために右折スイッチ9b22をオンとする。
なお、左折スイッチ9b11、右折スイッチ9b22に
対応しているランプ9dが点灯する。
【0010】また、運転モード設定部8の自動清掃スイ
ッチ8aをオンとする一方、自動清掃の内容設定部10
で今回の清掃走行パターンを記憶するか、記憶せずに清
掃走行するかを選択する。なお、既に記憶されている走
行パターンにしたがって自動清掃する場合には、場所の
コース設定部9を操作せずに、自動清掃スイッチ8aを
オンとし、かつ場所選択スイッチ10dで登録されてい
る場所の番号を指定する。
ッチ8aをオンとする一方、自動清掃の内容設定部10
で今回の清掃走行パターンを記憶するか、記憶せずに清
掃走行するかを選択する。なお、既に記憶されている走
行パターンにしたがって自動清掃する場合には、場所の
コース設定部9を操作せずに、自動清掃スイッチ8aを
オンとし、かつ場所選択スイッチ10dで登録されてい
る場所の番号を指定する。
【0011】そして、図示しないスタートスイッチをオ
ンにすると、前述したように、本体1を走行させるとと
もに、清掃手段を所定に制御し、また各超音波センサ
2,3によって本体1の周囲を監視する。
ンにすると、前述したように、本体1を走行させるとと
もに、清掃手段を所定に制御し、また各超音波センサ
2,3によって本体1の周囲を監視する。
【0012】前方の壁面を検知した場合、それまでの走
行距離を算出し、本体1を反転して再び初列同様に走行
を開始する。走行距離が初列時と同じになったら、本体
1を反転して再び走行を開始する。
行距離を算出し、本体1を反転して再び初列同様に走行
を開始する。走行距離が初列時と同じになったら、本体
1を反転して再び走行を開始する。
【0013】前記往復走行により、第1の通路の床面清
掃が終了すると、図8の波線矢印に示すように、前方の
壁面手前で本体1を停止し、第2の通路への移行処理
(90度回転等の処理)を行なう。
掃が終了すると、図8の波線矢印に示すように、前方の
壁面手前で本体1を停止し、第2の通路への移行処理
(90度回転等の処理)を行なう。
【0014】しかる後、前述同様に、本体1を走行しな
がら床面を清掃し、第2の通路の床面清掃が終了する
と、前方の壁面手前で本体1を停止し、第3の通路へ移
行処理を行う。この移行処理後、前述同様に本体1を往
復走行しながら床面を清掃し、第3の通路の床面清掃が
終了すると、本体1を停止する。
がら床面を清掃し、第2の通路の床面清掃が終了する
と、前方の壁面手前で本体1を停止し、第3の通路へ移
行処理を行う。この移行処理後、前述同様に本体1を往
復走行しながら床面を清掃し、第3の通路の床面清掃が
終了すると、本体1を停止する。
【0015】なお、記憶走行の場合は、前記コースの設
定を記憶するだけでなく、通路の幅や長さも記憶し、こ
れら情報を走行パターンとし、かつ場所選択スイッチ1
0dで選択された番号を付してその走行パターンを登録
する。また、再現走行の場合には、その場所選択スイッ
チ10で選択された番号の走行パターンにしたがって本
体1を走行し、かつ清掃手段を制御する。
定を記憶するだけでなく、通路の幅や長さも記憶し、こ
れら情報を走行パターンとし、かつ場所選択スイッチ1
0dで選択された番号を付してその走行パターンを登録
する。また、再現走行の場合には、その場所選択スイッ
チ10で選択された番号の走行パターンにしたがって本
体1を走行し、かつ清掃手段を制御する。
【0016】このようにして、所定場所の複数領域(通
路)を人手を煩わせることなく、自動的に各通路を順に
清掃することができ、また、設定したコースにしたがっ
て清掃走行し、あるいはそのコースを清掃しながら走行
パターンを記憶し、もしくは既に記憶した走行パターン
にしたがって清掃走行することができ、清掃目的に適用
して選択することができる。
路)を人手を煩わせることなく、自動的に各通路を順に
清掃することができ、また、設定したコースにしたがっ
て清掃走行し、あるいはそのコースを清掃しながら走行
パターンを記憶し、もしくは既に記憶した走行パターン
にしたがって清掃走行することができ、清掃目的に適用
して選択することができる。
【0017】
【発明が解決しようとする課題】ところで、前記床清掃
ロボットによる清掃に際して、所定場所(複数の領域の
各領域)の汚れ具合が異なる場合が多々あり、極めて汚
れている領域では時間をかけて丁寧に清掃する必要があ
る。
ロボットによる清掃に際して、所定場所(複数の領域の
各領域)の汚れ具合が異なる場合が多々あり、極めて汚
れている領域では時間をかけて丁寧に清掃する必要があ
る。
【0018】そこで、清掃走行を高速、低速の2段階に
分けて行えるようにすると、図8に示す第1ないし第3
の通路の汚れ具合が同程度であればよいが、例えば第1
および第3の通路がそれほど汚れていないが、第2の通
路が極めて汚れている場合(同図参照)、第2の通路の
汚れに合わせて清掃走行を低速に設定することになる。
分けて行えるようにすると、図8に示す第1ないし第3
の通路の汚れ具合が同程度であればよいが、例えば第1
および第3の通路がそれほど汚れていないが、第2の通
路が極めて汚れている場合(同図参照)、第2の通路の
汚れに合わせて清掃走行を低速に設定することになる。
【0019】その結果、所定場所(第1ないし第3の通
路)の清掃に時間がかかり、効率的でないばかりか、そ
れほど汚れていない第1および第3の通路を必要以上に
清掃することになり、つまり、洗剤等を多く使用するこ
とになり不経済である。
路)の清掃に時間がかかり、効率的でないばかりか、そ
れほど汚れていない第1および第3の通路を必要以上に
清掃することになり、つまり、洗剤等を多く使用するこ
とになり不経済である。
【0020】この発明は、前記課題に鑑みなされたもの
であり、その目的は所定場所の複数の領域(複数の通
路)の清掃走行時に各領域の汚れに応じた清掃走行を行
うことができ、清掃の品質向上、清掃効率の向上を図る
ことができ、また経済性に優れた床清掃ロボットの制御
方法を提供することにある。
であり、その目的は所定場所の複数の領域(複数の通
路)の清掃走行時に各領域の汚れに応じた清掃走行を行
うことができ、清掃の品質向上、清掃効率の向上を図る
ことができ、また経済性に優れた床清掃ロボットの制御
方法を提供することにある。
【0021】
【課題を解決するための手段】前記目的を達成するため
に、この発明は、所定領域を床面を清掃しながら往復走
行した後に他の領域へ移行し、複数の領域を順に連続し
て清掃可能とする床清掃ロボットの制御方法であって、
前記移行を設定する手段と前記領域における走行速度を
設定する手段とを有し、前記移行を設定した後同設定移
行先領域の走行速度を設定し、各領域毎に走行速度を設
定可能としたことを特徴としている。
に、この発明は、所定領域を床面を清掃しながら往復走
行した後に他の領域へ移行し、複数の領域を順に連続し
て清掃可能とする床清掃ロボットの制御方法であって、
前記移行を設定する手段と前記領域における走行速度を
設定する手段とを有し、前記移行を設定した後同設定移
行先領域の走行速度を設定し、各領域毎に走行速度を設
定可能としたことを特徴としている。
【0022】この発明の床清掃ロボットの制御方法は、
当該本体を左折あるいは右折するための移行を設定し、
かつ複数回の移行を設定する手段と、少なくとも低速あ
るいは高速の走行速度を設定する手段とを有し、前記左
折あるいは右折の移行設定後に同設定移行先領域の走行
速度を低速あるいは高速に設定可能とし、各領域毎に走
行速度を設定するようにしたことを特徴としている。
当該本体を左折あるいは右折するための移行を設定し、
かつ複数回の移行を設定する手段と、少なくとも低速あ
るいは高速の走行速度を設定する手段とを有し、前記左
折あるいは右折の移行設定後に同設定移行先領域の走行
速度を低速あるいは高速に設定可能とし、各領域毎に走
行速度を設定するようにしたことを特徴としている。
【0023】この発明の床清掃ロボットの制御方法は、
当該本体を左折あるいは右折するための移行を設定し、
かつ複数回の移行を設定する手段と、少なくとも低速あ
るいは高速の走行速度を設定する手段とを有し、前記左
折あるいは右折の移行設定後に同設定移行先領域の走行
速度を低速あるいは高速に設定可能とし、各領域毎に走
行速度を設定する一方、前記複数の領域の最初の清掃領
域における走行速度については当該本体のスタート時に
設定するようにしたことを特徴としている。
当該本体を左折あるいは右折するための移行を設定し、
かつ複数回の移行を設定する手段と、少なくとも低速あ
るいは高速の走行速度を設定する手段とを有し、前記左
折あるいは右折の移行設定後に同設定移行先領域の走行
速度を低速あるいは高速に設定可能とし、各領域毎に走
行速度を設定する一方、前記複数の領域の最初の清掃領
域における走行速度については当該本体のスタート時に
設定するようにしたことを特徴としている。
【0024】
【発明の実施の形態】以下、この発明の実施の形態を図
1ないし図6を参照して詳細に説明する。なお、図中、
図7および図9と同一部分および相当部分には同一符号
を付して重複説明を省略する。また、この発明の床清掃
ロボットの本体は図7を参照されたい。
1ないし図6を参照して詳細に説明する。なお、図中、
図7および図9と同一部分および相当部分には同一符号
を付して重複説明を省略する。また、この発明の床清掃
ロボットの本体は図7を参照されたい。
【0025】図1および図2において、この床清掃ロボ
ットの制御装置は、図9に示すスイッチやランプ(LE
D)の他に、本体1を高速走行あるいは低速走行に設定
するための速度設定スイッチ部12を有する操作パネル
部13と、各超音波センサ2,3の超音波センサ部14
による検出信号により、所定地区(所定領域;通路)の
前方壁面や両側壁面までの距離等を測定する副制御部
(CPUボード)15と、操作パネル部13の操作、副
制御部15の測定結果およびロータリーエンコーダ6,
7からのエンコーダパルス等をもとにして走行(速度を
含む)、停止および反転(移行を含む)等の制御指示を
出す一方、本体1の走行路を記憶し、かつ操作パネル部
13のランプや記憶番号表示器等の表示制御を行なう主
制御部(CPUボード)16、この主制御部16からの
制御指示にしたがって駆動用モータ4,5の駆動信号を
出力する駆動輪制御回路17と、この駆動信号により駆
動用モータ4,5を駆動する駆動回路18とを備えてい
る。
ットの制御装置は、図9に示すスイッチやランプ(LE
D)の他に、本体1を高速走行あるいは低速走行に設定
するための速度設定スイッチ部12を有する操作パネル
部13と、各超音波センサ2,3の超音波センサ部14
による検出信号により、所定地区(所定領域;通路)の
前方壁面や両側壁面までの距離等を測定する副制御部
(CPUボード)15と、操作パネル部13の操作、副
制御部15の測定結果およびロータリーエンコーダ6,
7からのエンコーダパルス等をもとにして走行(速度を
含む)、停止および反転(移行を含む)等の制御指示を
出す一方、本体1の走行路を記憶し、かつ操作パネル部
13のランプや記憶番号表示器等の表示制御を行なう主
制御部(CPUボード)16、この主制御部16からの
制御指示にしたがって駆動用モータ4,5の駆動信号を
出力する駆動輪制御回路17と、この駆動信号により駆
動用モータ4,5を駆動する駆動回路18とを備えてい
る。
【0026】速度設定部12は高速スイッチ12aおよ
び低速スイッチ12bと、高速スイッチ12aの操作に
より点灯するランプ(LED)12cおよび低速スイッ
チ12bの操作により点灯するランプ(LED)12d
とを有しており、各ランプ12c,12dは主制御部1
6の制御によって点灯する。
び低速スイッチ12bと、高速スイッチ12aの操作に
より点灯するランプ(LED)12cおよび低速スイッ
チ12bの操作により点灯するランプ(LED)12d
とを有しており、各ランプ12c,12dは主制御部1
6の制御によって点灯する。
【0027】主制御部16は、場所のコース設定部9の
移行設定操作の後に速度設定部12を操作すると、その
移行設定先の領域の走行速度を設定する。また、主制御
部16は清掃手段(散水装置、吸引装置、ブラシおよび
スクイジィ等)を所定に制御する。
移行設定操作の後に速度設定部12を操作すると、その
移行設定先の領域の走行速度を設定する。また、主制御
部16は清掃手段(散水装置、吸引装置、ブラシおよび
スクイジィ等)を所定に制御する。
【0028】次に、前記構成の床清掃ロボットに適用さ
れる制御方法の作用を図3の清掃走行図および図4ない
し図6のフローチャート図を参照して説明する。なお、
図3は図8に示す清掃走行路図に対応している。
れる制御方法の作用を図3の清掃走行図および図4ない
し図6のフローチャート図を参照して説明する。なお、
図3は図8に示す清掃走行路図に対応している。
【0029】まず、図3に示す各領域(例えば第1ない
し第3の通路)について、第1の通路および第3の通路
がそれほど汚れていないが、第2の通路が極端に汚れて
いるために、第1および第3の通路における走行速度を
高速とし、第2の通路における走行速度を低速にするも
のとする。
し第3の通路)について、第1の通路および第3の通路
がそれほど汚れていないが、第2の通路が極端に汚れて
いるために、第1および第3の通路における走行速度を
高速とし、第2の通路における走行速度を低速にするも
のとする。
【0030】この場合、第1ないし第3の通路を順に連
続して清掃走行とするために、場所のコース設定部9を
操作することになる。すると、主制御部16は左折スイ
ッチ9b11がオンされたか否かを判断する(ステップ
ST1)。第1の通路から第2の通路へ移行させるため
には本体1を左に曲げる必要があるために、左折スイッ
チ9b11をオンにすると、ステップST1からST2
に進み、1回目の移行を左折に設定する。その逆の場合
には、右折スイッチ9b21をオンにすることになるた
め、ステップST3からST4に進み、1回目の移行を
右折に設定する。
続して清掃走行とするために、場所のコース設定部9を
操作することになる。すると、主制御部16は左折スイ
ッチ9b11がオンされたか否かを判断する(ステップ
ST1)。第1の通路から第2の通路へ移行させるため
には本体1を左に曲げる必要があるために、左折スイッ
チ9b11をオンにすると、ステップST1からST2
に進み、1回目の移行を左折に設定する。その逆の場合
には、右折スイッチ9b21をオンにすることになるた
め、ステップST3からST4に進み、1回目の移行を
右折に設定する。
【0031】1回目の移行設定操作後、速度設定部12
によって高速に設定されたか否かを判断する(ステップ
ST5)。なお、この判断は前記移行設定の判断から所
定時間内とすればよい。
によって高速に設定されたか否かを判断する(ステップ
ST5)。なお、この判断は前記移行設定の判断から所
定時間内とすればよい。
【0032】前述したように、第2の通路では低速走行
に決めていることから、前記所定時間内に低速スイッチ
12bをオンにすると、ステップST5からST6に進
み、第2の通路における走行速度を低速に設定し、しか
る後操作パネル部13の表示を高速に戻し(ステップS
T8)、例えばランプ12dを消灯し、ランプ12cを
点灯するとともに、現設定速度を高速とする。
に決めていることから、前記所定時間内に低速スイッチ
12bをオンにすると、ステップST5からST6に進
み、第2の通路における走行速度を低速に設定し、しか
る後操作パネル部13の表示を高速に戻し(ステップS
T8)、例えばランプ12dを消灯し、ランプ12cを
点灯するとともに、現設定速度を高速とする。
【0033】なお、所定時間内に高速スイッチ12aを
オンにすると、ステップST6からST7に進み、第2
の通路における走行速度を高速に設定する。また、第1
の通路における走行速度については、後述する本体1の
清掃走行運転に際して設定する。
オンにすると、ステップST6からST7に進み、第2
の通路における走行速度を高速に設定する。また、第1
の通路における走行速度については、後述する本体1の
清掃走行運転に際して設定する。
【0034】続いて、2回目の移行設定、速度設定を行
なうことになり、前述同様に左折スイッチ9b12が前
の速度設定の判断から所定時間内にオンされたか否かを
判断する(ステップST9)。
なうことになり、前述同様に左折スイッチ9b12が前
の速度設定の判断から所定時間内にオンされたか否かを
判断する(ステップST9)。
【0035】第2の通路から第3の通路へ移行させるた
めには本体1を左に曲げる必要があることから、所定時
間内に右折スイッチ9b22をオンすると、ステップS
T11からST12へ進み、2回目の移行を右折に設定
する。その逆の場合には、左折スイッチ9b12がオン
にされることから、ステップST9からST10に進
み、2回目の移行を左折に設定する。
めには本体1を左に曲げる必要があることから、所定時
間内に右折スイッチ9b22をオンすると、ステップS
T11からST12へ進み、2回目の移行を右折に設定
する。その逆の場合には、左折スイッチ9b12がオン
にされることから、ステップST9からST10に進
み、2回目の移行を左折に設定する。
【0036】2回目の移行設定操作後、速度設定部12
によって高速に設定されているか否かを前記移行設定か
ら所定時間内に判断する(ステップST12)。前述し
たように、第3の通路では高速走行に決めていることか
ら、所定時間内に低速スイッチ12bをオンにすること
はないが、ステップST8において、高速設定に戻って
いるため、ステップST13からST14に進み、第3
の通路における走行速度を高速に設定する。
によって高速に設定されているか否かを前記移行設定か
ら所定時間内に判断する(ステップST12)。前述し
たように、第3の通路では高速走行に決めていることか
ら、所定時間内に低速スイッチ12bをオンにすること
はないが、ステップST8において、高速設定に戻って
いるため、ステップST13からST14に進み、第3
の通路における走行速度を高速に設定する。
【0037】なお、所定時間内に低速スイッチ12aを
オンすると、ステップST13からST15に進み、第
3の通路における走行速度を低速に設定し、しかる後操
作パネル部13の表示を高速に戻し(ステップST1
6)、例えばランプ12dを消灯し、ランプ12cを点
灯するとともに、現設定速度を高速とする。
オンすると、ステップST13からST15に進み、第
3の通路における走行速度を低速に設定し、しかる後操
作パネル部13の表示を高速に戻し(ステップST1
6)、例えばランプ12dを消灯し、ランプ12cを点
灯するとともに、現設定速度を高速とする。
【0038】以下、ステップST17からST24に示
す処理を前述同様に繰り返してn回目(例えば5回目)
までの移行設定、速度設定を行なうと、この処理を終了
する。なお、第1の通路(領域)のみを清掃走行する場
合、移行設定の左折スイッチ9b11ないし9b15お
よび右折スイッチ9b21ないし9b25のいずれもオ
ンとならないために、当該処理が終了する。
す処理を前述同様に繰り返してn回目(例えば5回目)
までの移行設定、速度設定を行なうと、この処理を終了
する。なお、第1の通路(領域)のみを清掃走行する場
合、移行設定の左折スイッチ9b11ないし9b15お
よび右折スイッチ9b21ないし9b25のいずれもオ
ンとならないために、当該処理が終了する。
【0039】前記処理後、操作パネル部13のスタート
スイッチ(図示せず)をオンにして本体1をスタートす
ることになるが、このスタートスイッチの操作に先だっ
て第1の通路における走行速度を設定する。
スイッチ(図示せず)をオンにして本体1をスタートす
ることになるが、このスタートスイッチの操作に先だっ
て第1の通路における走行速度を設定する。
【0040】この場合、前述したように、第1の通路に
おける走行速度が高速であるため、例えば低速に設定さ
れている場合には高速スイッチ12aをオンにする。な
お、運転モード設定部8の自動清掃スイッチ8aをオン
にし、自動清掃の内容設定部10のスイッチ10cをオ
ンにし、つまり図3に示す第1から第3の通路を自動的
に清掃走行し、かつ当該清掃走行パターンを記憶しない
ものとする。
おける走行速度が高速であるため、例えば低速に設定さ
れている場合には高速スイッチ12aをオンにする。な
お、運転モード設定部8の自動清掃スイッチ8aをオン
にし、自動清掃の内容設定部10のスイッチ10cをオ
ンにし、つまり図3に示す第1から第3の通路を自動的
に清掃走行し、かつ当該清掃走行パターンを記憶しない
ものとする。
【0041】すると、図6に示すように、主制御部16
は走行速度が高速に設定されているか否かを判断する
(ステップST30)。高速になっているときには第1
の通路における走行速度を高速に設定し(ステップST
31)、低速になっているときには第1の通路における
走行速度を低速に設定する(ステップST32)。
は走行速度が高速に設定されているか否かを判断する
(ステップST30)。高速になっているときには第1
の通路における走行速度を高速に設定し(ステップST
31)、低速になっているときには第1の通路における
走行速度を低速に設定する(ステップST32)。
【0042】続いて、スタートスイッチがオンであるか
否かを判断し(ステップST33)、スタートスイッチ
がオンになると、清掃運転処理を実行し(ステップST
34)、第1の通路を高速で往復走行しながら床を清掃
する。なお、この清掃運転処理については、従来例でも
説明していることからその説明を省略する。
否かを判断し(ステップST33)、スタートスイッチ
がオンになると、清掃運転処理を実行し(ステップST
34)、第1の通路を高速で往復走行しながら床を清掃
する。なお、この清掃運転処理については、従来例でも
説明していることからその説明を省略する。
【0043】前記清掃運転が終了すると、n(正の整
数;例えば5)を1とし(ステップST35)、n回目
(1回目)の移行設定の有無を判断する(ステップST
36)。1回目の移行設定が左折であることから、本体
1を第1の通路から第2の通路へ移行する処理を実行す
る(ステップST37)。この移行処理についても、従
来例で説明していることからその説明を省略する。
数;例えば5)を1とし(ステップST35)、n回目
(1回目)の移行設定の有無を判断する(ステップST
36)。1回目の移行設定が左折であることから、本体
1を第1の通路から第2の通路へ移行する処理を実行す
る(ステップST37)。この移行処理についても、従
来例で説明していることからその説明を省略する。
【0044】前記移行処理が終了すると、n+1(第
2)の通路設定速度が高速であるか否かを判断する(ス
テップST38)。第2の通路が極端に汚れているため
に低速に設定していることから、第2の通路での走行速
度を低速とする(ステップST40)。なお、第2の通
路がそれほど汚れていないために高速に設定してある
と、第2の通路での走行速度を高速とする(ステップS
T39)。
2)の通路設定速度が高速であるか否かを判断する(ス
テップST38)。第2の通路が極端に汚れているため
に低速に設定していることから、第2の通路での走行速
度を低速とする(ステップST40)。なお、第2の通
路がそれほど汚れていないために高速に設定してある
と、第2の通路での走行速度を高速とする(ステップS
T39)。
【0045】続いて、清掃運転処理を実行し(ステップ
ST41)、第2の通路を低速で往復走行しながら床を
清掃する。この清掃運転処理はステップST34と同じ
処理であるが、本体1の速度が低速度であることから、
長い時間清掃が行われ、つまり丁寧な清掃が行われるた
め、極端な汚れもきれいに清掃することができる。
ST41)、第2の通路を低速で往復走行しながら床を
清掃する。この清掃運転処理はステップST34と同じ
処理であるが、本体1の速度が低速度であることから、
長い時間清掃が行われ、つまり丁寧な清掃が行われるた
め、極端な汚れもきれいに清掃することができる。
【0046】前記第2の通路における清掃運転が終了す
ると、n=n+1(=2)とし(ステップST42)、
ステップST36に戻り、2回目の移行設定の有無を判
断する。第3の通路まで清掃を行うように設定している
ことから、第2の通路から第3の通路への移行処理を実
行する(ステップST37)。
ると、n=n+1(=2)とし(ステップST42)、
ステップST36に戻り、2回目の移行設定の有無を判
断する。第3の通路まで清掃を行うように設定している
ことから、第2の通路から第3の通路への移行処理を実
行する(ステップST37)。
【0047】以下、前述同様に、本体1を第3の通路へ
移行し、第3の通路を高速で往復走行しながら床を清掃
する(ステップST38,ST39,ST41)。しか
る後、n=n+1(=3)とし(ステップST42)、
ステップST36に戻り、3回目の移行設定の有無を判
断する。この場合、2回目までしか移行設定が行われて
いないために、終了となる。
移行し、第3の通路を高速で往復走行しながら床を清掃
する(ステップST38,ST39,ST41)。しか
る後、n=n+1(=3)とし(ステップST42)、
ステップST36に戻り、3回目の移行設定の有無を判
断する。この場合、2回目までしか移行設定が行われて
いないために、終了となる。
【0048】このように、複数の領域(通路)を連続し
て清掃する際、各領域における走行速度を任意に設定す
ることができ、各領域の汚れ具合に合わせた速度を設定
すれば、清掃のバラツキがなくなり、つまり清掃の品質
の向上が図れ、また、それほど汚れていない領域におけ
る清掃の時間が長くなることもなく(清掃効率の低下も
なく)、経済性の面でも有用である。
て清掃する際、各領域における走行速度を任意に設定す
ることができ、各領域の汚れ具合に合わせた速度を設定
すれば、清掃のバラツキがなくなり、つまり清掃の品質
の向上が図れ、また、それほど汚れていない領域におけ
る清掃の時間が長くなることもなく(清掃効率の低下も
なく)、経済性の面でも有用である。
【0049】また、各領域における走行速度の設定を操
作パネル部12に設けられている左折スイッチ9b11
ないし9b15、右折スイッチ9b21ないし9b25
と高速スイッチ12a、低速スイッチ12bとの組み合
わせで実現しており、新たなスイッチ等を設けずともよ
いことから、コストアップにもならない。
作パネル部12に設けられている左折スイッチ9b11
ないし9b15、右折スイッチ9b21ないし9b25
と高速スイッチ12a、低速スイッチ12bとの組み合
わせで実現しており、新たなスイッチ等を設けずともよ
いことから、コストアップにもならない。
【0050】なお、前述した実施の形態では、第1ない
し第3の通路の走行パターンを記憶しない場合について
説明したが、記憶するモードの場合にも適用することが
できる。この場合、第1ないし第3の通路における走行
速度を走行パターンとともに記憶するようにしてもよ
い。
し第3の通路の走行パターンを記憶しない場合について
説明したが、記憶するモードの場合にも適用することが
できる。この場合、第1ないし第3の通路における走行
速度を走行パターンとともに記憶するようにしてもよ
い。
【0051】
【発明の効果】以上説明したように、この発明の床清掃
ロボットの制御方法のうち請求項1の発明によると、複
数の領域を連続して清掃走行する際、予め各領域毎に走
行速度を設定することから、各領域の汚れ具合に合わせ
た速度を設定すれば、清掃のバラツキがなくなり、つま
り清掃の品質の向上が図れ、かつ、それほど汚れていな
い領域における清掃を早く済ませることができ(清掃効
率の向上が図れ)、経済性の面でも有用であるという効
果がある。
ロボットの制御方法のうち請求項1の発明によると、複
数の領域を連続して清掃走行する際、予め各領域毎に走
行速度を設定することから、各領域の汚れ具合に合わせ
た速度を設定すれば、清掃のバラツキがなくなり、つま
り清掃の品質の向上が図れ、かつ、それほど汚れていな
い領域における清掃を早く済ませることができ(清掃効
率の向上が図れ)、経済性の面でも有用であるという効
果がある。
【0052】請求項2の発明によると、床清掃ロボット
の操作パネルには複数の領域を連続して清掃走行するた
めに他の領域へ移行(左折あるいは右折)を設定する手
段(スイッチ)および複数領域における走行速度(低速
あるいは高速)を設定する手段(スイッチ)が設けられ
ており、左折あるいは右折の移行設定後に同設定移行先
領域における走行速度を低速あるいは高速に設定し、各
領域毎に走行速度を設定するようにしたので、新たな手
段を設ける必要もなく、コストアップにならずに済み、
また各領域の汚れ具合に応じた走行速度で清掃を行うこ
とができ、つまり清掃の品質の向上が図れ、かつ、それ
ほど汚れていない領域における清掃を早く済ませること
ができ(清掃効率の向上が図れ)、経済性の面でも有用
であるという効果がある。
の操作パネルには複数の領域を連続して清掃走行するた
めに他の領域へ移行(左折あるいは右折)を設定する手
段(スイッチ)および複数領域における走行速度(低速
あるいは高速)を設定する手段(スイッチ)が設けられ
ており、左折あるいは右折の移行設定後に同設定移行先
領域における走行速度を低速あるいは高速に設定し、各
領域毎に走行速度を設定するようにしたので、新たな手
段を設ける必要もなく、コストアップにならずに済み、
また各領域の汚れ具合に応じた走行速度で清掃を行うこ
とができ、つまり清掃の品質の向上が図れ、かつ、それ
ほど汚れていない領域における清掃を早く済ませること
ができ(清掃効率の向上が図れ)、経済性の面でも有用
であるという効果がある。
【0053】請求項3の発明によると、請求項2に加
え、複数の領域の最初の清掃領域における走行速度につ
いては当該本体のスタート時に設定するようにしたの
で、複数の領域についてすべて速度を設定することがで
き、より清掃の品質の向上が図れ、かつ、それほど汚れ
ていない領域における清掃を早く済ませることができ
(清掃効率の向上が図れ)、経済性の面でもより有用で
あるという効果がある。
え、複数の領域の最初の清掃領域における走行速度につ
いては当該本体のスタート時に設定するようにしたの
で、複数の領域についてすべて速度を設定することがで
き、より清掃の品質の向上が図れ、かつ、それほど汚れ
ていない領域における清掃を早く済ませることができ
(清掃効率の向上が図れ)、経済性の面でもより有用で
あるという効果がある。
【図1】この発明の一実施の形態を示す床清掃ロボット
の制御装置の概略的ブロック線図。
の制御装置の概略的ブロック線図。
【図2】図1に示す制御装置の操作パネル部を説明する
ための概略的配置図。
ための概略的配置図。
【図3】図1に示す制御装置の動作を説明するための概
略的清掃走行図。
略的清掃走行図。
【図4】図1に示す制御装置の動作を説明するための概
略的フローチャート図。
略的フローチャート図。
【図5】図1に示す制御装置の動作を説明するための概
略的フローチャート図。
略的フローチャート図。
【図6】図1に示す制御装置の動作を説明するための概
略的フローチャート図。
略的フローチャート図。
【図7】従来の床清掃ロボットの概略的正面図。
【図8】図7に示す制御装置の動作を説明するための概
略的走行路図。
略的走行路図。
【図9】図7に示す床清掃ロボットの操作パネル部を説
明するための概略的配置図。
明するための概略的配置図。
1 本体(床清掃ロボットの) 9 場所のコース設定部 9b11,9b12,9b13,9b14,9b15
左折スイッチ 9b21,9b22,9b23,9b24,9b25
右折スイッチ 11,13 操作パネル部 12 速度設定部 12a 高速スイッチ 12b 低速スイッチ 16 主制御部(CPUボード)
左折スイッチ 9b21,9b22,9b23,9b24,9b25
右折スイッチ 11,13 操作パネル部 12 速度設定部 12a 高速スイッチ 12b 低速スイッチ 16 主制御部(CPUボード)
Claims (3)
- 【請求項1】 所定領域を床面を清掃しながら往復走行
した後に他の領域へ移行し、複数の領域を順に連続して
清掃可能とする床清掃ロボットの制御方法であって、前
記移行を設定する手段と前記領域における走行速度を設
定する手段とを有し、前記移行を設定した後同設定移行
先領域の走行速度を設定し、各領域毎に走行速度を設定
可能としたことを特徴とする床清掃ロボットの制御方
法。 - 【請求項2】 所定領域の床面を清掃しながら往復走行
した後に他の領域へ移行し、複数の領域を順に連続して
清掃可能とする床清掃ロボットの制御方法であって、当
該本体を左折あるいは右折するための移行を設定し、か
つ複数回の移行を設定する手段と、少なくとも低速ある
いは高速の走行速度を設定する手段とを有し、前記左折
あるいは右折の移行設定後に同設定移行先領域の走行速
度を低速あるいは高速に設定可能とし、各領域毎に走行
速度を設定するようにしたことを特徴とする床清掃ロボ
ットの制御方法。 - 【請求項3】 所定領域の床面を清掃しながら往復走行
した後に他の領域へ移行し、複数の領域を順に連続して
清掃可能とする床清掃ロボットの制御方法であって、当
該本体を左折あるいは右折するための移行を設定し、か
つ複数回の移行を設定する手段と、少なくとも低速ある
いは高速の走行速度を設定する手段とを有し、前記左折
あるいは右折の移行設定後に同設定移行先領域の走行速
度を低速あるいは高速に設定可能とし、各領域毎に走行
速度を設定する一方、前記複数の領域の最初の清掃領域
における走行速度については当該本体のスタート時に設
定するようにしたことを特徴とする床清掃ロボットの制
御方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP9092971A JPH10268936A (ja) | 1997-03-27 | 1997-03-27 | 床清掃ロボットの制御方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP9092971A JPH10268936A (ja) | 1997-03-27 | 1997-03-27 | 床清掃ロボットの制御方法 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH10268936A true JPH10268936A (ja) | 1998-10-09 |
Family
ID=14069302
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP9092971A Withdrawn JPH10268936A (ja) | 1997-03-27 | 1997-03-27 | 床清掃ロボットの制御方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH10268936A (ja) |
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO2019142227A1 (ja) * | 2018-01-16 | 2019-07-25 | 株式会社ソニー・インタラクティブエンタテインメント | 移動体および移動体制御方法 |
US11648672B2 (en) | 2018-01-16 | 2023-05-16 | Sony Interactive Entertainment Inc. | Information processing device and image generation method |
US11780084B2 (en) | 2018-01-16 | 2023-10-10 | Sony Interactive Entertainment Inc. | Robotic device, control method for robotic device, and program |
-
1997
- 1997-03-27 JP JP9092971A patent/JPH10268936A/ja not_active Withdrawn
Cited By (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO2019142227A1 (ja) * | 2018-01-16 | 2019-07-25 | 株式会社ソニー・インタラクティブエンタテインメント | 移動体および移動体制御方法 |
JPWO2019142227A1 (ja) * | 2018-01-16 | 2021-01-14 | 株式会社ソニー・インタラクティブエンタテインメント | 移動体および移動体制御方法 |
US11648672B2 (en) | 2018-01-16 | 2023-05-16 | Sony Interactive Entertainment Inc. | Information processing device and image generation method |
US11733705B2 (en) | 2018-01-16 | 2023-08-22 | Sony Interactive Entertainment Inc. | Moving body and moving body control method |
US11780084B2 (en) | 2018-01-16 | 2023-10-10 | Sony Interactive Entertainment Inc. | Robotic device, control method for robotic device, and program |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
JP2002078650A (ja) | 自走式掃除機 | |
JPH04333902A (ja) | 清掃機の自動走行清掃方式 | |
JPH09160644A (ja) | 床清掃ロボットの制御方法 | |
JPH10214114A (ja) | ロボットの自律走行方法および自律走行ロボットの制御装置 | |
JPS62154008A (ja) | 自走ロボツトの走行制御方法 | |
JP2000093360A (ja) | 水泳プ―ルの掃除の作業方法及びそのための掃除機 | |
JPH10268936A (ja) | 床清掃ロボットの制御方法 | |
JPH10262882A (ja) | 床清掃ロボットの制御方法 | |
JPH10234634A (ja) | 床清掃ロボットの制御方法 | |
JP2859007B2 (ja) | 洗車機 | |
JPH10240344A (ja) | 床清掃ロボットの制御方法 | |
JPH09198135A (ja) | 床清掃ロボットの制御方法 | |
JPH09269825A (ja) | 床清掃ロボット | |
JPH09266871A (ja) | 清掃ロボットの制御方法 | |
JP2004243202A (ja) | 自走機器およびそのプログラム | |
JP3277980B2 (ja) | 無人走行車の制御方法 | |
JP2744632B2 (ja) | 自走掃除機の制御方法 | |
JP3572896B2 (ja) | 洗車設備 | |
JPH05324062A (ja) | 清掃ロボット | |
JPH10260728A (ja) | 床清掃ロボットの制御方法 | |
JPH09160645A (ja) | 床清掃ロボットの制御方法 | |
JP2003131737A5 (ja) | ||
KR20060010139A (ko) | 청소기 주행 시스템 | |
JPH06149364A (ja) | 無人走行車の制御装置 | |
JPH09114524A (ja) | 床清掃ロボット |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A300 | Application deemed to be withdrawn because no request for examination was validly filed |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A300 Effective date: 20040601 |