JPH10268729A - 画像形成装置のクリーニング装置 - Google Patents
画像形成装置のクリーニング装置Info
- Publication number
- JPH10268729A JPH10268729A JP9095334A JP9533497A JPH10268729A JP H10268729 A JPH10268729 A JP H10268729A JP 9095334 A JP9095334 A JP 9095334A JP 9533497 A JP9533497 A JP 9533497A JP H10268729 A JPH10268729 A JP H10268729A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- roller
- cleaning
- developer
- image forming
- bias
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
- 238000004140 cleaning Methods 0.000 title claims abstract description 67
- 238000000034 method Methods 0.000 claims abstract description 7
- 238000007790 scraping Methods 0.000 claims abstract description 5
- 230000003068 static effect Effects 0.000 claims description 10
- 230000008030 elimination Effects 0.000 claims description 9
- 238000003379 elimination reaction Methods 0.000 claims description 9
- 239000006260 foam Substances 0.000 abstract description 16
- 239000007788 liquid Substances 0.000 abstract description 14
- 230000000694 effects Effects 0.000 abstract description 5
- 239000002184 metal Substances 0.000 abstract description 3
- 108091008695 photoreceptors Proteins 0.000 abstract 2
- 230000008595 infiltration Effects 0.000 abstract 1
- 238000001764 infiltration Methods 0.000 abstract 1
- 239000011358 absorbing material Substances 0.000 description 2
- 238000010586 diagram Methods 0.000 description 2
- 238000005299 abrasion Methods 0.000 description 1
- 230000002411 adverse Effects 0.000 description 1
- 239000003086 colorant Substances 0.000 description 1
- 239000004020 conductor Substances 0.000 description 1
- 230000007423 decrease Effects 0.000 description 1
- 230000007547 defect Effects 0.000 description 1
- 238000007599 discharging Methods 0.000 description 1
- 238000006386 neutralization reaction Methods 0.000 description 1
- 239000010802 sludge Substances 0.000 description 1
Landscapes
- Discharging, Photosensitive Material Shape In Electrophotography (AREA)
- Cleaning In Electrography (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 湿式電子写真プロセスを用いる画像形成装置
のクリーニング装置で、現像剤が現像タンク内に混入す
ることを防ぎ、感光体等の像担持体表面のクリーニング
状態を良好にすることを可能とする。 【解決手段】 感光体ドラム1の回転方向においてフォ
ームローラ17の手前側に、導電性のバイアスローラ3
0を設け、その表面を金属あるいはゴム製のブレード3
1でクリーニングする。ブレード31の当接部分には、
クリーニング液及びフォームローラ17から絞られた液
体をスクレーパ20を介して供給して洗浄し、掻き取り
効果を安定させる。感光体ドラム1の回転方向において
バイアスローラ30の手前側に除電ランプ32を設け、
感光体ドラム1の表面電位を除電し、バイアスローラ3
0に印加するバイアスを低く抑える。
のクリーニング装置で、現像剤が現像タンク内に混入す
ることを防ぎ、感光体等の像担持体表面のクリーニング
状態を良好にすることを可能とする。 【解決手段】 感光体ドラム1の回転方向においてフォ
ームローラ17の手前側に、導電性のバイアスローラ3
0を設け、その表面を金属あるいはゴム製のブレード3
1でクリーニングする。ブレード31の当接部分には、
クリーニング液及びフォームローラ17から絞られた液
体をスクレーパ20を介して供給して洗浄し、掻き取り
効果を安定させる。感光体ドラム1の回転方向において
バイアスローラ30の手前側に除電ランプ32を設け、
感光体ドラム1の表面電位を除電し、バイアスローラ3
0に印加するバイアスを低く抑える。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、転写ベルトに転写
紙を静電的に吸着させて搬送して、湿式電子写真プロセ
スを用いて像担持体からトナー像を転写して画像を形成
するカラー複写機、デジタルカラー複写機、カラーレー
ザープリンター等の画像形成装置のクリーニング装置に
関する。
紙を静電的に吸着させて搬送して、湿式電子写真プロセ
スを用いて像担持体からトナー像を転写して画像を形成
するカラー複写機、デジタルカラー複写機、カラーレー
ザープリンター等の画像形成装置のクリーニング装置に
関する。
【0002】
【従来の技術及び発明が解決しようとする課題】液体現
像液を用いて感光体ドラム等の像担持体に形成した画像
を転写紙に転写して画像を得る画像形成装置において
は、感光体ドラム表面をクリーニングするクリーニング
ユニットとして、従来は、現像液を回収するためのスポ
ンジなどの吸液材よりなるクリーニングローラと、この
クリーニングローラを絞るための絞りローラ、さらにク
リーニングブレードからなるものを用いている。
像液を用いて感光体ドラム等の像担持体に形成した画像
を転写紙に転写して画像を得る画像形成装置において
は、感光体ドラム表面をクリーニングするクリーニング
ユニットとして、従来は、現像液を回収するためのスポ
ンジなどの吸液材よりなるクリーニングローラと、この
クリーニングローラを絞るための絞りローラ、さらにク
リーニングブレードからなるものを用いている。
【0003】ところで、フルカラー複写機のように多色
トナーを用いる場合には、クリーニング性能の要求品質
がモノクロ複写機の要求品質に比べ、高レベルのものが
要求される。つまり、クリーニング不良が生じた場合、
混色という問題につながるためである。従って、クリー
ニング装置において確実に現像剤を回収することが課題
となっている。本発明者等の知るところでは、クリーニ
ング性能の向上と高寿命化という目的で、クリーニング
ブレード先端の現像剤(トナー)を、クリーニングする
方法が提案されている。また、液体現像液を用いた画像
形成装置のうち、転写ベルトを用いてフルカラー画像を
提供する装置も提案されており、そのクリーニング装置
についても種々提案されている。
トナーを用いる場合には、クリーニング性能の要求品質
がモノクロ複写機の要求品質に比べ、高レベルのものが
要求される。つまり、クリーニング不良が生じた場合、
混色という問題につながるためである。従って、クリー
ニング装置において確実に現像剤を回収することが課題
となっている。本発明者等の知るところでは、クリーニ
ング性能の向上と高寿命化という目的で、クリーニング
ブレード先端の現像剤(トナー)を、クリーニングする
方法が提案されている。また、液体現像液を用いた画像
形成装置のうち、転写ベルトを用いてフルカラー画像を
提供する装置も提案されており、そのクリーニング装置
についても種々提案されている。
【0004】図5は、湿式電子写真プロセスを用いる一
般的な画像形成装置の要部の概略断面図である。図中1
は感光体ドラム、2は搬送ベルト、3は転写バイアスロ
ーラ、4はクリーニングユニット、5は除電ランプ、6
は帯電チャージャ、7は露光、8は現像装置で、現像装
置8内には多段の現像ローラ10、11、12がある。
転写紙は給紙部13から供給され、画像を転写された
後、定着部14、排紙ローラ対15を経て排紙トレー1
6へと排出される。
般的な画像形成装置の要部の概略断面図である。図中1
は感光体ドラム、2は搬送ベルト、3は転写バイアスロ
ーラ、4はクリーニングユニット、5は除電ランプ、6
は帯電チャージャ、7は露光、8は現像装置で、現像装
置8内には多段の現像ローラ10、11、12がある。
転写紙は給紙部13から供給され、画像を転写された
後、定着部14、排紙ローラ対15を経て排紙トレー1
6へと排出される。
【0005】クリーニングユニット4の内部には、クリ
ーニングの際に現像液を回収するためのスポンジなどの
吸液材よりなるフォームローラ17と、フォームローラ
17を絞るための絞りローラ18、及びクリーニングブ
レード19が設けられている。フォームローラ17は、
クリーニングの際に感光体ドラム1上の未転写トナーを
ほぐしながら現像液を回収するために感光体1に押し付
けられており、感光体ドラム1と対向する面で順方向に
プラスの線速差をもって回転駆動される。フォームロー
ラ17によりほぐされたトナーは、クリーニングブレー
ド19の先端により完全に掻き取られ、掻き取られたト
ナーはフォームローラ17に吸い取られる。
ーニングの際に現像液を回収するためのスポンジなどの
吸液材よりなるフォームローラ17と、フォームローラ
17を絞るための絞りローラ18、及びクリーニングブ
レード19が設けられている。フォームローラ17は、
クリーニングの際に感光体ドラム1上の未転写トナーを
ほぐしながら現像液を回収するために感光体1に押し付
けられており、感光体ドラム1と対向する面で順方向に
プラスの線速差をもって回転駆動される。フォームロー
ラ17によりほぐされたトナーは、クリーニングブレー
ド19の先端により完全に掻き取られ、掻き取られたト
ナーはフォームローラ17に吸い取られる。
【0006】吸い取られたトナーとクリーニング液は、
絞りローラ18によりフォームローラ17より絞り出さ
れ、スクレーパ20を介して排液口21より図示せぬク
リーニング液タンクに戻される。なお、感光体ドラム1
上に転写残トナーが多い場合や、ジャム発生後の未転写
トナー等をクリーニングすると、フォームローラ17に
ヘドロ状にトナーが堆積してしまうため、クリーニング
液を供給した方が好ましく、クリーニング液には現像部
の現像液を使用したり、専用液を使用したりしている。
絞りローラ18によりフォームローラ17より絞り出さ
れ、スクレーパ20を介して排液口21より図示せぬク
リーニング液タンクに戻される。なお、感光体ドラム1
上に転写残トナーが多い場合や、ジャム発生後の未転写
トナー等をクリーニングすると、フォームローラ17に
ヘドロ状にトナーが堆積してしまうため、クリーニング
液を供給した方が好ましく、クリーニング液には現像部
の現像液を使用したり、専用液を使用したりしている。
【0007】またクリーニング終了後は、フォームロー
ラ17及びクリーニングブレード19の永久変形を防ぐ
ため、これらを感光体ドラム1から退避させるのが好ま
しく、図示せぬがそのための待避機構が一般的に設けら
れる。
ラ17及びクリーニングブレード19の永久変形を防ぐ
ため、これらを感光体ドラム1から退避させるのが好ま
しく、図示せぬがそのための待避機構が一般的に設けら
れる。
【0008】即ち、クリーニング終了後のクリーニング
ブレード19の先端には、トナーが付着しており、この
トナーは、時間の経過とともにクリーニングブレード1
9の先端に乾燥固着し、次からのクリーニング時に縦ス
ジなどのクリーニング不良の原因となる。カラーの画像
形成装置では、ハーフトーンの画像を形成することが多
く、4色の色重ねを行うような場合では、このような縦
スジは大きな問題となる。そこで一般的には、前述のよ
うにフォームローラ17とクリーニングブレード19を
感光体ドラム1から離間する時、クリーニングブレード
19とフォームローラ17とが接触することによりクリ
ーニングブレード19の先端をクリーニングできるよう
にしてある。
ブレード19の先端には、トナーが付着しており、この
トナーは、時間の経過とともにクリーニングブレード1
9の先端に乾燥固着し、次からのクリーニング時に縦ス
ジなどのクリーニング不良の原因となる。カラーの画像
形成装置では、ハーフトーンの画像を形成することが多
く、4色の色重ねを行うような場合では、このような縦
スジは大きな問題となる。そこで一般的には、前述のよ
うにフォームローラ17とクリーニングブレード19を
感光体ドラム1から離間する時、クリーニングブレード
19とフォームローラ17とが接触することによりクリ
ーニングブレード19の先端をクリーニングできるよう
にしてある。
【0009】しかしながら従来の装置では、フォームロ
ーラ17が汚れて感光体ドラム1上のトナーの回収能力
が低下すると、クリーニングブレード19に到達するト
ナーの量が増え、上述のようにクリーニングをしてもク
リーニングブレード19の端部からトナーが回り込み、
現像タンク内に混入し、混色の原因になってしまうとい
う不具合が生じるものとなっている。
ーラ17が汚れて感光体ドラム1上のトナーの回収能力
が低下すると、クリーニングブレード19に到達するト
ナーの量が増え、上述のようにクリーニングをしてもク
リーニングブレード19の端部からトナーが回り込み、
現像タンク内に混入し、混色の原因になってしまうとい
う不具合が生じるものとなっている。
【0010】そこで本発明は、現像剤が現像タンク内に
混入することを防ぎ、かつ像担持体表面のクリーニング
状態を良好にすることができる画像形成装置のクリーニ
ング装置を提供することを目的とする。
混入することを防ぎ、かつ像担持体表面のクリーニング
状態を良好にすることができる画像形成装置のクリーニ
ング装置を提供することを目的とする。
【0011】
【課題を解決するための手段】本発明の画像形成装置の
クリーニング装置のうち請求項1に係るものは、像担持
体上に湿式の現像剤を用いてトナー像を形成し、記録紙
に上記トナー像を転写した後、上記像担持体の表面に残
留する現像剤を除去する画像形成装置のクリーニング装
置であって、上記像担持体上の現像剤を回収するクリー
ニングローラと、上記像担持体上の現像剤を掻き取るブ
レードと、上記像担持体上の現像剤を回収する導電性ロ
ーラと、該導電性ローラの表面に当接して現像材を掻き
取るブレードと、上記導電性ローラにバイアスを印加す
るクリーニングバイアス印加手段とを備えることを特徴
とする。
クリーニング装置のうち請求項1に係るものは、像担持
体上に湿式の現像剤を用いてトナー像を形成し、記録紙
に上記トナー像を転写した後、上記像担持体の表面に残
留する現像剤を除去する画像形成装置のクリーニング装
置であって、上記像担持体上の現像剤を回収するクリー
ニングローラと、上記像担持体上の現像剤を掻き取るブ
レードと、上記像担持体上の現像剤を回収する導電性ロ
ーラと、該導電性ローラの表面に当接して現像材を掻き
取るブレードと、上記導電性ローラにバイアスを印加す
るクリーニングバイアス印加手段とを備えることを特徴
とする。
【0012】同請求項2に係るものは、上記導電性ロー
ラの上記像担持体の回転方向手前に除電ランプを備える
ことを特徴とする。
ラの上記像担持体の回転方向手前に除電ランプを備える
ことを特徴とする。
【0013】同請求項3に係るものは、上記導電性ロー
ラの上記像担持体の回転方向手前に除電チャージャを備
えることを特徴とする。
ラの上記像担持体の回転方向手前に除電チャージャを備
えることを特徴とする。
【0014】
【発明の実施の形態】以下本発明に係る画像形成装置の
クリーニング装置の実施の形態を図面を参照して説明す
る。なお以下では従来と共通する部分には共通する符号
を付すに止め、重複する説明は省略する。
クリーニング装置の実施の形態を図面を参照して説明す
る。なお以下では従来と共通する部分には共通する符号
を付すに止め、重複する説明は省略する。
【0015】図1は本発明に係る画像形成装置のクリー
ニング装置の一実施形態を示す拡大断面図、図2は同ブ
ロック図、図3及び図4は同動作のタイミングチャート
である。タイミングチャートは、重複する部分が多いた
め、請求項1から3まで共通で書いてある。
ニング装置の一実施形態を示す拡大断面図、図2は同ブ
ロック図、図3及び図4は同動作のタイミングチャート
である。タイミングチャートは、重複する部分が多いた
め、請求項1から3まで共通で書いてある。
【0016】図1は、本発明のクリーニング装置に係る
部分を分かりやすくするために、図5の画像形成装置の
うち1つの感光体ドラム1の周りの部分を抜き出して拡
大した図である。既述のように、フォームローラ17
は、感光体ドラム1上の未転写トナーを回収する目的で
設けられているが、フォームローラ17が汚れて感光体
ドラム1上のトナーの回収能力が低下してしまうと、そ
の結果、クリーニングブレード19に到達するトナーの
量が増え、クリーニングブレード19の端部からトナー
が回り込み、現像タンク内に混入し、混色の原因になっ
てしまう。
部分を分かりやすくするために、図5の画像形成装置の
うち1つの感光体ドラム1の周りの部分を抜き出して拡
大した図である。既述のように、フォームローラ17
は、感光体ドラム1上の未転写トナーを回収する目的で
設けられているが、フォームローラ17が汚れて感光体
ドラム1上のトナーの回収能力が低下してしまうと、そ
の結果、クリーニングブレード19に到達するトナーの
量が増え、クリーニングブレード19の端部からトナー
が回り込み、現像タンク内に混入し、混色の原因になっ
てしまう。
【0017】そこで本実施形態装置では、感光体ドラム
1の回転方向(図中矢印で示す)においてフォームロー
ラ17の手前側に、金属などの導電性材料からなるバイ
アスローラ30を設け、回転に伴ってバイアスローラ3
0の表面をクリーニングするように金属あるいはゴム製
のブレード31をバイアスローラ30に当接させてい
る。このブレード31の当接部分には、クリーニング液
及びフォームローラ17から絞られた液体をスクレーパ
20を介して供給して洗浄し、掻き取り効果を安定させ
ている。
1の回転方向(図中矢印で示す)においてフォームロー
ラ17の手前側に、金属などの導電性材料からなるバイ
アスローラ30を設け、回転に伴ってバイアスローラ3
0の表面をクリーニングするように金属あるいはゴム製
のブレード31をバイアスローラ30に当接させてい
る。このブレード31の当接部分には、クリーニング液
及びフォームローラ17から絞られた液体をスクレーパ
20を介して供給して洗浄し、掻き取り効果を安定させ
ている。
【0018】またバイアスローラ30には、感光体ドラ
ム1上の未転写トナーを引きつけるのに十分なバイアス
を印加する。具体的には、感光体ドラム1の表面電位よ
りも大きな値のバイアスを印加するため、600〜16
00Vの高電圧を印加しなければならない。そこで、感
光体ドラム1の回転方向においてバイアスローラ30の
手前側に除電ランプ32を設け、感光体ドラム1の表面
電位を除電し、バイアスローラ30に印加するバイアス
を数百V程度、具体的には100〜500V程度の電圧
としている。除電ランプに代えて除電チャージャを用い
てもよい。
ム1上の未転写トナーを引きつけるのに十分なバイアス
を印加する。具体的には、感光体ドラム1の表面電位よ
りも大きな値のバイアスを印加するため、600〜16
00Vの高電圧を印加しなければならない。そこで、感
光体ドラム1の回転方向においてバイアスローラ30の
手前側に除電ランプ32を設け、感光体ドラム1の表面
電位を除電し、バイアスローラ30に印加するバイアス
を数百V程度、具体的には100〜500V程度の電圧
としている。除電ランプに代えて除電チャージャを用い
てもよい。
【0019】使用する除電ランプ32は、未転写トナー
が感光体ドラム1表面にあることを考慮して、850n
m程度の波長のLEDを使用することが望ましい。除電
チャージを用いる場合は、その極性をメインチャージャ
と逆極性とし、高圧電源により除電する。
が感光体ドラム1表面にあることを考慮して、850n
m程度の波長のLEDを使用することが望ましい。除電
チャージを用いる場合は、その極性をメインチャージャ
と逆極性とし、高圧電源により除電する。
【0020】また、装置の電源投入時に、ブレード31
がバイアスローラ30表面に固着している可能性もある
ため、給液された液が当接面に達してから、バイアスロ
ーラ30を回転させる。即ち図3に示すように、現像液
ポンプがオン(タイミングt1)となってしばらくして
から、フォームローラ17の駆動モータとともにバイア
スローラ30の駆動モータをオンとする(タイミングt
2)。なおバイアスローラ30へのクリーニングバイア
スの印加タイミングは、白スジ発生の原因となるような
感光体ドラム1への悪影響を与えてしまわないように、
感光体ドラム1が回転しかつ除電ランプ5がオンとなっ
ている状態でなければならない。またバイアスローラ3
0の回転停止のタイミングは、当接するブレード31の
磨耗を防ぐために、当接部に給液が止まる(図4のタイ
ミングt4)より前にオフとなるように制御する(図4
のタイミングt3)。なお図3、4中において、Mtは
モータ、MCはマグネットクラッチを意味する。
がバイアスローラ30表面に固着している可能性もある
ため、給液された液が当接面に達してから、バイアスロ
ーラ30を回転させる。即ち図3に示すように、現像液
ポンプがオン(タイミングt1)となってしばらくして
から、フォームローラ17の駆動モータとともにバイア
スローラ30の駆動モータをオンとする(タイミングt
2)。なおバイアスローラ30へのクリーニングバイア
スの印加タイミングは、白スジ発生の原因となるような
感光体ドラム1への悪影響を与えてしまわないように、
感光体ドラム1が回転しかつ除電ランプ5がオンとなっ
ている状態でなければならない。またバイアスローラ3
0の回転停止のタイミングは、当接するブレード31の
磨耗を防ぐために、当接部に給液が止まる(図4のタイ
ミングt4)より前にオフとなるように制御する(図4
のタイミングt3)。なお図3、4中において、Mtは
モータ、MCはマグネットクラッチを意味する。
【0021】
【発明の効果】請求項1の画像形成装置のクリーニング
装置は以上説明してきたように、像担持体上の未転写ト
ナーをバイアスを掛けた導電性ローラにより回収するこ
とにより、像担持体上の現像剤を回収するクリーニング
ローラの未転写トナーの回収に掛かる負荷を軽減させる
ことができ、このためクリーニング性能が向上する。ま
たトナーが現像ユニット内に混入することを防止できる
ため、混色の防止ができ、良好な画質のカラー印字装置
を提供することができる。
装置は以上説明してきたように、像担持体上の未転写ト
ナーをバイアスを掛けた導電性ローラにより回収するこ
とにより、像担持体上の現像剤を回収するクリーニング
ローラの未転写トナーの回収に掛かる負荷を軽減させる
ことができ、このためクリーニング性能が向上する。ま
たトナーが現像ユニット内に混入することを防止できる
ため、混色の防止ができ、良好な画質のカラー印字装置
を提供することができる。
【0022】請求項2の画像形成装置のクリーニング装
置は以上説明してきたように、導電性ローラの像担持体
の回転方向手前に除電ランプを備えるようにしたので、
上記請求項1の装置と共通の効果に加え、導電性ローラ
に印加するバイアスの設定値を低く抑えられ、これによ
り低消費電力につながるという効果がある。
置は以上説明してきたように、導電性ローラの像担持体
の回転方向手前に除電ランプを備えるようにしたので、
上記請求項1の装置と共通の効果に加え、導電性ローラ
に印加するバイアスの設定値を低く抑えられ、これによ
り低消費電力につながるという効果がある。
【0023】請求項3の画像形成装置のクリーニング装
置は以上説明してきたように、導電性ローラの像担持体
の回転方向手前に除電チャージャを備えるようにしたの
で、上記請求項1の装置と共通の効果に加え、導電性ロ
ーラに印加するバイアスの設定値を低く抑えられ、これ
により低消費電力につながるという効果がある。
置は以上説明してきたように、導電性ローラの像担持体
の回転方向手前に除電チャージャを備えるようにしたの
で、上記請求項1の装置と共通の効果に加え、導電性ロ
ーラに印加するバイアスの設定値を低く抑えられ、これ
により低消費電力につながるという効果がある。
【図1】本発明の一実施形態を示す拡大断面図である。
【図2】同ブロック図である。
【図3】同タイムチャート図である。
【図4】同タイムチャート図である。
【図5】湿式電子写真プロセスを用いる一般的な画像形
成装置の要部の概略断面図である。
成装置の要部の概略断面図である。
1 感光体ドラム 4 クリーニングユニット 17 フォームローラ 19 クリーニングブレード 20 スクレーパ 21 排液口 30 バイアスローラ 31 ブレード 32 除電ランプ
Claims (3)
- 【請求項1】 像担持体上に湿式の現像剤を用いてトナ
ー像を形成し、記録紙に上記トナー像を転写した後、上
記像担持体の表面に残留する現像剤を除去する画像形成
装置のクリーニング装置であって、上記像担持体上の現
像剤を回収するクリーニングローラと、上記像担持体上
の現像剤を掻き取るブレードと、上記像担持体上の現像
剤を回収する導電性ローラと、該導電性ローラの表面に
当接して現像材を掻き取るブレードと、上記導電性ロー
ラにバイアスを印加するクリーニングバイアス印加手段
とを備えることを特徴とする画像形成装置のクリーニン
グ装置。 - 【請求項2】 上記導電性ローラの上記像担持体の回転
方向手前に除電ランプを備えることを特徴とする請求項
1の画像形成装置のクリーニング装置。 - 【請求項3】 上記導電性ローラの上記像担持体の回転
方向手前に除電チャージャを備えることを特徴とする請
求項1の画像形成装置のクリーニング装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP9095334A JPH10268729A (ja) | 1997-03-27 | 1997-03-27 | 画像形成装置のクリーニング装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP9095334A JPH10268729A (ja) | 1997-03-27 | 1997-03-27 | 画像形成装置のクリーニング装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH10268729A true JPH10268729A (ja) | 1998-10-09 |
Family
ID=14134825
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP9095334A Pending JPH10268729A (ja) | 1997-03-27 | 1997-03-27 | 画像形成装置のクリーニング装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH10268729A (ja) |
Cited By (7)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
KR100476958B1 (ko) * | 2002-09-13 | 2005-03-16 | 삼성전자주식회사 | 습식 화상형성장치의 전사밸트 클리닝장치 |
KR100561456B1 (ko) * | 1998-12-18 | 2006-03-16 | 삼성전자주식회사 | 습식 인쇄기의 현상액 크리닝방법 |
KR100547101B1 (ko) * | 1998-12-17 | 2006-05-25 | 삼성전자주식회사 | 습식 인쇄기용 크리닝장치 |
JP2008209661A (ja) * | 2007-02-26 | 2008-09-11 | Mitsubishi Heavy Ind Ltd | 現像装置及び電子写真装置 |
JP2009116304A (ja) * | 2007-10-17 | 2009-05-28 | Seiko Epson Corp | キャリア液除去装置及び画像形成装置 |
JP2009169323A (ja) * | 2008-01-21 | 2009-07-30 | Seiko Epson Corp | 画像形成装置及び画像形成装置の制御方法 |
CN102193479A (zh) * | 2011-06-21 | 2011-09-21 | 珠海天威飞马打印耗材有限公司 | 处理盒 |
-
1997
- 1997-03-27 JP JP9095334A patent/JPH10268729A/ja active Pending
Cited By (7)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
KR100547101B1 (ko) * | 1998-12-17 | 2006-05-25 | 삼성전자주식회사 | 습식 인쇄기용 크리닝장치 |
KR100561456B1 (ko) * | 1998-12-18 | 2006-03-16 | 삼성전자주식회사 | 습식 인쇄기의 현상액 크리닝방법 |
KR100476958B1 (ko) * | 2002-09-13 | 2005-03-16 | 삼성전자주식회사 | 습식 화상형성장치의 전사밸트 클리닝장치 |
JP2008209661A (ja) * | 2007-02-26 | 2008-09-11 | Mitsubishi Heavy Ind Ltd | 現像装置及び電子写真装置 |
JP2009116304A (ja) * | 2007-10-17 | 2009-05-28 | Seiko Epson Corp | キャリア液除去装置及び画像形成装置 |
JP2009169323A (ja) * | 2008-01-21 | 2009-07-30 | Seiko Epson Corp | 画像形成装置及び画像形成装置の制御方法 |
CN102193479A (zh) * | 2011-06-21 | 2011-09-21 | 珠海天威飞马打印耗材有限公司 | 处理盒 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
US5893012A (en) | Apparatus and method for removal of back-plated developer | |
JPH10268729A (ja) | 画像形成装置のクリーニング装置 | |
JP2003345212A (ja) | 画像形成装置 | |
JPH10111629A (ja) | 画像形成装置 | |
JPH10274885A (ja) | 液体現像装置 | |
JP4438453B2 (ja) | 転写搬送装置 | |
JP3434412B2 (ja) | 画像形成装置 | |
JP2001042728A (ja) | 画像形成装置 | |
JPH06314030A (ja) | 画像形成方法及び装置 | |
JP2001042719A (ja) | 画像形成装置 | |
JPH0643818Y2 (ja) | 現像装置 | |
JP2980654B2 (ja) | 潜像担持体のクリーニング兼フィルミング除去装置 | |
JPH02304583A (ja) | 画像形成装置 | |
JPH11265136A (ja) | クリーニング装置 | |
JPH09244507A (ja) | 画像形成装置 | |
JP2002174954A (ja) | 画像形成装置 | |
JPH1145039A (ja) | 画像形成装置 | |
JP2001051511A (ja) | 液体現像器及び記録装置 | |
JP3937762B2 (ja) | 画像形成装置 | |
JPH03136068A (ja) | 画像形成装置 | |
KR100449985B1 (ko) | 전사벨트 크리닝장치를 구비한 습식 전자사진방식 프린터 | |
JPH05313512A (ja) | 画像形成装置 | |
JPH05289587A (ja) | 湿式画像形成装置 | |
JP2022112415A (ja) | 画像形成装置 | |
JP2000187396A (ja) | 画像形成装置 |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A977 | Report on retrieval |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 Effective date: 20050128 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20051025 |
|
A02 | Decision of refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02 Effective date: 20060306 |