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JPH10268715A - 画像形成装置 - Google Patents

画像形成装置

Info

Publication number
JPH10268715A
JPH10268715A JP9069651A JP6965197A JPH10268715A JP H10268715 A JPH10268715 A JP H10268715A JP 9069651 A JP9069651 A JP 9069651A JP 6965197 A JP6965197 A JP 6965197A JP H10268715 A JPH10268715 A JP H10268715A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
door
image forming
open
detecting
opening
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP9069651A
Other languages
English (en)
Inventor
Minoru Nakamura
実 仲村
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Minolta Co Ltd
Original Assignee
Minolta Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Minolta Co Ltd filed Critical Minolta Co Ltd
Priority to JP9069651A priority Critical patent/JPH10268715A/ja
Publication of JPH10268715A publication Critical patent/JPH10268715A/ja
Pending legal-status Critical Current

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  • Control Or Security For Electrophotography (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 扉の開閉状態を誤って検出した場合であって
も、適切な処理を行う画像形成装置を提供する。 【解決手段】 本発明の画像形成装置では、所定の搬送
路により供給される用紙上に画像を形成する画像形成装
置において、扉の開放に伴い駆動回路への電力供給を停
止する電源オフ手段と、駆動回路の通電状態を検出する
通電検出手段と、扉の開閉状態を検出する扉開閉検出手
段と、異常を知らせる警告手段と、扉開閉検出手段が扉
の閉を検出した場合であって通電検出手段が通電を検出
しない場合には、画像形成処理を禁止すると共に、警告
手段を動作させる制御部を備える。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、装置内部のメンテ
ナンスを行うための扉を備える複写機やプリンタ等の画
像形成装置に関する。
【0002】
【従来の技術】複写機やプリンタ等の画像形成装置は、
紙詰まりやトナー切れ等のトラブル発生時に、内部のメ
ンテナンスを行うためのドアパネルや引き出しユニット
など(以下、これらを総称して扉という)を備えてい
る。これらの画像形成装置では、扉を開いた場合に開放
状態となるスイッチが設けられている。これらのスイッ
チは、電源と駆動回路の間に直列接続されており、扉が
1つでも開いている場合には、駆動回路等の負荷への電
力の供給を遮断して画像形成動作が行われるのを禁止す
るように構成されている。このような構成からなる画像
形成装置では、例えば半開きになっている扉が1つでも
あると画像形成動作を行うことができない。扉の数が多
い場合、半開きになっている扉を見つけるには、手間を
要する。そこで、これに対処するため、各扉に上記スイ
ッチと連動する別のスイッチを設け、完全に閉ざされて
いない扉を検出し、検出した扉の箇所を表示部に表示す
る装置が提案されている(例えば、特開昭57−151
959号公報に記載の装置)。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】上記するように、何れ
か1つの扉を開くことで、内部の負荷への電力の供給を
遮断するスイッチの他に、当該スイッチと連動して、扉
の開閉を検出する別のスイッチを備える画像形成装置で
は、当該別のスイッチの異常により以下のような問題が
発生する。例えば、実際には全ての扉が閉ざされている
にもかかわらず、上記別のスイッチの異常により、正確
に閉塞していない扉が誤検出される場合がある。この場
合、内部の負荷へ電力の供給がされているにもかかわら
ず、画像形成動作の表示を行うことができなくなってし
まう。また、実際には、1以上の扉が開いているにもか
かわらず、全ての扉が閉ざされていると誤って検出され
る場合がある。この場合、内部の負荷への電力の供給が
なされていないにもかかわらず、画像形成動作の指示が
実行されるが、いつまでも画像の読み取りが開始され
ず、これに対して誤ったトラブル処理を行ってしまう。
【0004】本発明の目的は、扉の開閉状態を誤って検
出した場合であっても、適切な処理を実行する画像形成
装置を提供することである。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本発明の画像形成装置は、所定の搬送路により供給
される用紙上に画像を形成する画像形成装置において、
扉の開放に伴い駆動回路への電力供給を停止する電源オ
フ手段と、駆動回路の通電状態を検出する通電検出手段
と、扉の開閉状態を検出する扉開閉検出手段と、異常を
知らせる警告手段と、扉開閉検出手段が扉の閉を検出し
た場合であって通電検出手段が通電を検出しない場合に
は、画像形成処理を禁止すると共に、警告手段を動作さ
せる制御部を備えることを特徴とする。また、上記構成
の画像形成装置において、制御部は、扉開閉検出手段が
扉の開を検出したのに通電検出手段が通電を検出した場
合には、警告手段を動作させて、装置を待機状態にする
ことが好ましい。上記何れかの構成の画像形成装置にお
いて、制御部は、扉開閉検出手段が扉の開を検出した扉
が用紙の搬送に関与しない箇所の扉であって、通電検出
手段が通電を検出した場合には、警告手段を動作させる
が、画像形成処理の実行は可能とすることが好ましい。
また、上記何れかの構成の画像形成装置において、制御
部は、扉開閉検出手段が画像形成処理の途中で通紙が行
われている箇所の扉の開を検出したにもかかわらず、電
源検出手段が通電を検出している場合には、警告手段を
動作させ、それまでに供給した全ての用紙についての画
像形成処理の終了後は、新規の画像形成処理の実行を禁
止することが好ましい。
【0006】
【発明の実施の形態】以下、添付の図面を用いて、本発
明の画像形成装置の実施形態である複写機について説明
する。図1は、電子写真方式を採用する複写機の構成断
面である。電子写真方式による画像形成部の構成及び動
作については周知であるのでここでの詳細な説明は省略
する。原稿台ガラス1上に下向きに載置された原稿の画
像データは、露光ランプ、ロッドレンズアレイ及びCC
Dセンサを備えるスキャナ2が矢印a方向に移動するこ
とで、読み取られる。スイッチSW8は、スキャナ2が
ホーム位置にある場合にオンされる。光学系3は、スキ
ャナ2により読み取られた原稿の画像データに基づい
て、所定の電位に一様に帯電された感光体ドラム4の表
面を露光走査して、その表面に静電潜像を形成する。感
光体ドラム4の表面に形成された静電潜像は、現像装置
5によりトナー現像される。適切な用紙が給紙カセット
群6より搬送路7へと搬送され、タイミングローラ8に
より感光体ドラム4上に現像されたトナー像との位置合
わせが行われた後に、転写部に搬送される。転写部で
は、転写チャージャ9により用紙上にトナー像の転写が
行われる。転写後の用紙は定着ローラ対10において熱
定着処理が施された後に、排紙トレイ11に排出され
る。なお、両面コピーを行う場合には、熱定着処理後の
用紙は用紙反転ユニット12へと導かれ、所定の給紙カ
セットに収納される。図2は、上記構成の複写機におい
て、紙詰まりなどにより装置のメンテナンスを行うため
に設けられている扉を示す図である。前扉13は、用紙
がタイミングローラ8から定着ローラ対10との間に詰
まった場合に、当該用紙を取り除く際に開く扉である。
この前扉13の開放に伴い、前扉スイッチSW2が開放
される。縦搬送扉14は、給紙カセット群6より供給さ
れる所定の用紙が搬送路7において詰まった場合に開く
扉である。この縦搬送扉14の開放に伴い、縦搬送スイ
ッチSW3が開放される。反転扉15は、用紙が用紙反
転ユニット12内において詰まった場合に開く扉であ
る。反転扉15の開放に伴い、スイッチSW4が開放さ
れる。各スイッチSW2,SW3,SW4は、電源と内
部駆動回路との間に直列に接続されており(図3を参
照)、何れか1つのスイッチが開放されても内部の負荷
への電力の供給が停止するような構成になっている。ま
た、各扉には、その開閉状態を表示するための検出スイ
ッチSW5,SW6,SW7が設けられている。これら
のスイッチSW5,SW6,SW7は、次に図3を用い
て説明する演算部100に備えられる中央演算処理装置
(以下、CPUという)150のポートPA0,PA
1,PA2にそれぞれ入力されている。
【0007】本複写機では、負荷への通電を遮断するス
イッチと、扉の開閉検出スイッチに重み付けを行い、そ
れぞれのスイッチの状態によりトラブルを回避できるよ
うにした装置を提供する。図3は、本複写機の回路図で
ある。本回路は、扉の開閉に連動して負荷への通電を断
続する第1スイッチ群(SW2,SW3,SW4)と、
扉の開閉を検出する第2スイッチ群(SW5,SW6,
SW7)と、負荷への通電を検出する通電検出回路18
0を設けることを特徴とする。回路の1次側には24V
の電源が接続される。電源と、スキャナ200及びその
他の負荷201との間に設けられるスイッチSW2,S
W3,SW4は、メインスイッチSW1と共に、互いに
直列に接続されている。各スイッチSW2,SW3,S
W4は、該当する扉の開放に伴いオフするように構成さ
れている。電源検出回路180は、抵抗181及びツェ
ナーダイオード182を直列に接続したものを、スキャ
ナ200及びその他の装置内部の負荷201に並列に接
続したものである。また、抵抗181及びツェナーダイ
オード182の接続ポイントPから出力される電源検出
信号は、インバータ105を介して、CPU150のP
A3ポートに入力する。定電圧ダイオードとして用いる
ツェナーダイオード182は、ツェナー電圧が5Vに設
定されており、各スイッチ(SW2,SW3,SW4)
が全てオンであれば、電源検出回路180には24Vが
印加され、ツェナーダイオード182によりインバータ
105には5Vが入力される。CPU150のポートP
A3には、インバータ105より反転された0Vの電源
検出信号が入力される。各スイッチ(SW2,SW3,
SW4)の何れか1つでもオフの場合には、電源検出回
路180には電圧が印加されないので、電源検出信号に
より、インバータ105の入力は0Vになる。CPU1
50のポートPA3には、インバータ105により反転
された5Vの信号が入力される。演算部100が備える
CPU150には、パワーユニット101により5Vに
降圧された電圧が供給される。CPU150のポートP
A0,ポートPA1,ポートPA2には、各扉番号1
3,14,15の開閉検出用のスイッチSW5,SW
6,SW7からの信号が入力される。各開閉検出用のス
イッチには、各々抵抗102、103、104が直列に
接続されている。この他、CPU150のポートPB0
には電源信号が入力され、ポートPB2には、スイッチ
SW8から送られてくるスキャナホーム信号がそれぞれ
入力される。出力ポートPD0〜PD4には、それぞ
れ、電源オフ信号、スキャナ200に入力されるスキャ
ン信号、前扉13が開放されていることを表示する信
号、縦搬送扉14が開放されていることを表示する信
号、及び、操作パネル上に備えられる表示部300に扉
スイッチの異常を表示させる信号が出力される。
【0008】図4は、本複写機のCPU150の実行す
る制御処理のメインルーチンのフローチャートである。
装置の電源投入に応じて、内部レジスタやメモリの初期
設定を行うと共に、各扉開閉フラグ及び電源検出フラグ
の値を全て1にセットし、更に表示部300の枚数表示
を1にセットするなどの複写機各部の初期設定を実行す
る(ステップS1)。続いて、メインルーチンの処理時
間を規定する内部タイマをセットする(ステップS
2)。これにより、以下の処理ステップS3〜S11が
規定時間間隔で実行される。まず、扉開閉フラグ及び電
源検出フラグの値に基づいて、各扉の開閉検出用のスイ
ッチの異常を検出する電源オフ処理サブルーチンを実行
する(ステップS3)。次に、操作パネルの表示部30
0に表示するデータの作成処理を行うと共に、図示しな
い操作パネルからのキー入力の内容に応じて所定の設定
処理を実行する(ステップS4)。次に、紙詰まり、ト
ナー切れ等のトラブルの発生、又は、扉の開放により電
源がオフされているか否かを判断する(ステップS
5)。ここで、何らかのトラブルが発生しているか、又
は、扉が開いているために電源がオフの状態である場合
には(ステップS5でYES)、直ちにステップS11
へと進む。一方、何等トラブルが発生しておらず、かつ
電源がオンの場合(ステップS5でNO)、以下のステ
ップS6〜S10を順に実行する。まず、キー入力に対
応して、画像形成動作における帯電、現像、転写、イレ
ースなどのシーケンス制御(ステップS6)、感光体ド
ラム4上に形成された像とのレジストレーション等を行
うための用紙搬送制御(ステップS7)、及び、原稿を
走査して感光体ドラム4を露光するための光学制御が行
われる(ステップS8)。紙詰まりやトナー切れ等のト
ラブル検出やトナー濃度制御等のその他の制御を行う
(ステップS9)。この後、各扉の開閉状態、及び、内
部装置への通電の有無をチェックして扉開閉フラグ及び
電源検出フラグの値を設定する処理サブルーチン(後
述)を行う(ステップS10)。その後、内部タイマの
時計が終了したかを判断し(ステップS11)、セット
した内部タイマの終了を待って(ステップS11でYE
S)、ステップS2に戻る。なお、扉開閉チェック処理
(ステップS10)は、上記内部タイマをスタートさせ
た後、電源オフ処理の前(上記ステップS2とステップ
S3の間)に実行してもよい。この場合、電源投入後、
直ちに各扉の開閉状態及び通電状態のチェックが行わ
れ、この結果に基づいて、より適切な電源オフ処理(ス
テップS3)を実行することができる。
【0009】図5は、電源オフ処理(図4、ステップS
3)のフローチャートである。ここでは、扉の開閉状態
を示すフラグをチェックすることで、扉開閉スイッチの
異常を調べ、異常がある場合には、警告手段である表示
部300にスイッチの異常を示す警告を表示したり、コ
ピーの禁止等の適切な処理を行う。まず、各扉の開閉フ
ラグが全て1かどうかを判断する(ステップS51)。
ここで、各扉の開閉フラグが全て1の場合(ステップS
51でYES)、全ての扉が閉まっていると判断して、
電源オフ信号の値を1にセットして、電源と装置内部の
負荷との接続を維持する(ステップS52)。次に電源
検出フラグが1にセットされているか否かを判断する
(ステップS53)。ここで、電源検出フラグが1にセ
ットされている場合(ステップS53でYES)、即
ち、正常に電源より装置内部の各負荷へ電力が供給され
ている場合、そのままリターンする。また、電源検出フ
ラグが1にセットされていない場合には(ステップS5
3でNO)、実際には、1以上の扉が開いており、電源
と装置内部の各負荷との接続が断たれていると判断し
て、表示部300に、扉の開閉検出用のスイッチSW5
〜SW7の何れかの異常を知らせる表示を行うと共に、
電源オフ信号の値を0にセットして、電源と装置内部の
負荷との接続を切断する(ステップS54)。一方、全
ての扉の開閉フラグの値が1ではない場合、即ち、1以
上の扉の開放が検出された場合(ステップS51でN
O)、電源検出フラグが1にセットされているか否かを
判断する(ステップS55)。ここで、電源検出フラグ
が1にセットされている場合には(ステップS55でY
ES)、実際には全ての扉が閉じており、電源と装置内
部の各負荷とは接続されていると判断して、電源オフ信
号の値を1にセットして、電源を装置内部の負荷との接
続を維持する(ステップS56)。そして、表示部30
0に扉の開閉を調べるスイッチの異常を知らせる表示を
行うと共に、コピー禁止フラグを1にセットする(ステ
ップS57)。このコピー禁止フラグが1にセットされ
ている場合、図4に示すメインルーチンのステップS6
でNOへ進み、画像形成処理を無効にする。なお、電源
検出フラグが0にセットされている場合には(ステップ
S55でNO)、扉の開閉を検出するスイッチは正常に
機能していると判断して、電源オフ信号の値を0にセッ
トした後に(ステップS58)、リターンする。
【0010】図6及び図7は、上記図5に示した電源オ
フ処理の変形例のフローチャートである。まず、全ての
扉開閉フラグの値が1にセットされている場合には(ス
テップS71でYES)、全ての扉が閉じていると判断
して、電源OF信号の値を1にセットする、即ち電源と
装置内部の負荷との接続を維持する(ステップS7
2)。次に電源検出フラグの値を調べる(ステップS7
3)。ここで、電源検出フラグが1にセットされている
場合(ステップS73でYES)、即ち、正常に電源よ
り装置内部の各負荷への電力が供給されている場合、そ
のままリターンする。また、電源検出フラグが1にセッ
トされていない場合(ステップS73でNO)、実際に
は、1以上の扉が開いており、電源を装置内部の各負荷
との接続が断たれていると判断して、表示部300に扉
の開閉を調べるスイッチの異常を知らせる表示を行うと
共に、電源オフ信号の値を0にセットする(ステップS
74)。一方、全ての扉の開閉フラグの値が1ではない
場合、即ち、1以上の扉の開放が検出された場合(ステ
ップS71でNO)、電源検出フラグが1にセットされ
ているか否かを判断する(ステップS75)。ここで、
電源検出フラグが0にセットされている場合には(ステ
ップS75でNO)、電源オフ信号の値を0にセットす
る(ステップS76)。また、電源検出フラグが1にセ
ットされている場合には(ステップS75でYES)、
実際には、全ての扉が閉じており、電源と装置内部の負
荷とは接続されていると判断して、以下のステップS7
7〜S91の処理を実行する。このステップS77〜S
91では、誤検出している扉のスイッチを特定し、特定
した扉の種類に応じた処理を行う。前扉開閉フラグだけ
が0にセットされているか否かを判断し(ステップS7
7)、0にセットされている場合には(ステップS77
でYES)、電源オフ信号の値を1にセットする(ステ
ップS78)。そして、表示部300に扉スイッチの異
常表示を行って(ステップS79)、リターンする。前
扉開閉フラグ及び反転扉開閉フラグだけが0にセットさ
れている場合には(ステップS77でNO、ステップS
80でYES)、両面モードが設定されているか否かを
判断する(ステップS81)。ここで、両面モードが設
定されている場合には(ステップS81でYES)、両
面モードをキャンセルし、表示部300に扉スイッチの
異常表示を行った後に(ステップS82)、リターンす
る。両面モードがセットされていない場合には(ステッ
プS81でNO)、用紙反転ユニット12内に用紙が搬
送されてくることはないため、特にコピーの禁止を行う
ことなく、表示部300に扉スイッチの異常の表示を行
うだけで(ステップS83)、リターンする。このよう
に、実際のコピー動作に何等影響しない箇所の扉の開閉
検出用のスイッチが異常を示しても、コピーを禁止しな
いようにすることで、コピー処理の効率化を図ることが
できる。また、上記ステップS80でNOの場合、図7
に示すように、縦搬送扉開閉フラグが0か否かを判断す
る(ステップS84)。ここで、縦搬送扉開閉フラグが
0の場合(ステップS84でYES)、縦搬送路7を用
紙が搬送中であるか否かを判断する(ステップS8
5)。ここで、用紙が縦搬送路7を搬送中の場合(ステ
ップS85でYES)、給紙カセットからの用紙の供給
を停止すると共に、表示部300にスイッチ異常表示を
行う(ステップS86)。用紙の搬送を行っていない場
合であって(ステップS85でNO)、コピー中フラグ
が1にセットされていない場合には(ステップS87で
NO)、表示部300に扉スイッチの異常を表示すると
共に、コピーを禁止して(ステップS88)、リターン
する。なお、コピー中フラグは、コピー実行中であるこ
とを意味するフラグであり、後に説明するステップS9
1においてセットされる。上記ステップS86において
給紙を停止した後、又は、ステップS87において、コ
ピー中フラグがセットされている場合には(ステップS
87でYES)、引き続き、給紙した用紙が全てコピー
されたか否かを判断する(ステップS89)。ここで供
給された全ての用紙のコピー動作が終了した場合には
(ステップS89でYES)、表示部300に扉スイッ
チの異常を表示すると共に、コピーを禁止した後に(ス
テップS90)、リターンする。また、供給した全ての
用紙についてのコピーが未だ終了していない場合には
(ステップS89でNO)、コピー中フラグを1にセッ
トする。
【0011】図8は、扉開閉チェック処理(図4、ステ
ップS10)のフローチャートである。ここでは、各扉
の開閉状態と、装置内部の各負荷への通電状態を調べ
る。まず、SW5がオンか否かを判断し(ステップS2
0)、前扉13の開閉検出用スイッチSW5がオンの場
合には(ステップS20でYES)、前扉13が閉じて
いると判断して、前扉開閉フラグを1にセットする(ス
テップS21)。スイッチSW5がオフの場合には(ス
テップS20でNO)、前扉13が開放されていると判
断して、前扉開閉フラグを0にリセットする(ステップ
S22)。次に、縦搬送扉14の開閉検出用のスイッチ
SW6がオンか否かを判断し(ステップS23)、スイ
ッチSW6がオンの場合には(ステップS23でYE
S)、縦搬送扉14が閉じていると判断して、縦搬送扉
開閉フラグを1にセットする(ステップS24)。スイ
ッチSW6がオフの場合には(ステップS23でN
O)、縦搬送扉14が開放されていると判断して、縦搬
送扉開閉フラグを0にリセットする(ステップS2
5)。反転扉15の開閉検出用のスイッチSW7がオン
か否かを判断し(ステップS26)、スイッチSW7が
オンの場合には(ステップS26でYES)、反転扉1
5が閉じていると判断して、反転扉開閉フラグを1にセ
ットする(ステップS27)。スイッチSW7がオフの
場合には(ステップS26でNO)、反転扉15が開放
されていると判断して、反転扉開閉フラグを0にリセッ
トする(ステップS28)。次に、電源検出回路180
より出力される検出信号の値を判断する(ステップS2
9)。ここでポートPA3に0Vの電源検出信号が入力
されている場合(ステップS29でYES)、通電状態
であると判断して、電源検出フラグを1にセットする
(ステップS30)。一方、5Vの電源検出信号が入力
されている場合(ステップS29でNO)、装置内部の
負荷への通電が切断されていると判断して、電源検出フ
ラグを0にリセットする(ステップS31)。この後に
リターンする。
【0012】
【発明の効果】本発明の画像形成装置は、扉開閉検出手
段による検出結果のほかに、駆動回路への通電状態を検
出することで、上記扉検出手段による扉の開閉の誤検出
を判断することができる。即ち、扉開閉検出手段の異常
により、実際には全ての扉が綴じているのに、誤って装
置を待機状態にしてしまうことや、逆に、1以上の扉が
開いているのに、画像形成処理の実行を許可するような
事態を回避することができる。また、更に、好ましい構
成の画像形成装置では、開かれている扉が用紙の搬送に
関与しない箇所である場合には、引き続き画像形成処理
の実行を許可することで、不必要に画像形成処理の実行
が滞ることを防止することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の複写機の断面図である。
【図2】 本複写機の各扉に備えるスイッチを示す図で
ある。
【図3】 本複写機の回路図である。
【図4】 CPUの実行するメインルーチンのフローチ
ャートである。
【図5】 電源オフ処理のフローチャートである。
【図6】 電源オフ処理の変形例のフローチャートであ
る。
【図7】 電源オフ処理の変形例のフローチャートであ
る。
【図8】 扉開閉チェック処理のフローチャートであ
る。
【符号の説明】
4…感光体ドラム 7…縦搬送路 12…用紙反転ユニット 13…前扉 14…縦搬送扉 15…反転扉 SW1…メインスイッチ SW2,SW3,SW4…スイッチ SW5,SW6,SW7…扉開閉検出用スイッチ

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 所定の搬送路により供給される用紙上に
    画像を形成する画像形成装置において、 扉の開放に伴い駆動回路への電力供給を停止する電源オ
    フ手段と、 駆動回路の通電状態を検出する通電検出手段と、 扉の開閉状態を検出する扉開閉検出手段と、 異常を知らせる警告手段と、 扉開閉検出手段が扉の閉を検出した場合であって通電検
    出手段が通電を検出しない場合には、画像形成処理を禁
    止すると共に、警告手段を動作させる制御部を備えるこ
    とを特徴とする画像形成装置。
  2. 【請求項2】 請求項1に記載された画像形成装置にお
    いて、 制御部は、扉開閉検出手段が扉の開を検出したのに通電
    検出手段が通電を検出した場合には、警告手段を動作さ
    せて、装置を待機状態にすることを特徴とする画像形成
    装置。
  3. 【請求項3】 請求項1又は請求項2に記載された画像
    形成装置において、 制御部は、扉開閉検出手段が扉の開を検出した扉が用紙
    の搬送に関与しない箇所の扉であって、通電検出手段が
    通電を検出した場合には、警告手段を動作させるが、画
    像形成処理の実行は可能とすることを特徴とする画像形
    成装置。
  4. 【請求項4】 請求項1乃至請求項3に記載された画像
    形成装置の内の何れか1つであって、 制御部は、扉開閉検出手段が画像形成処理の途中で通紙
    が行われている箇所の扉の開を検出したにもかかわら
    ず、電源検出手段が通電を検出している場合には、警告
    手段を動作させ、それまでに供給した全ての用紙につい
    ての画像形成処理の終了後は、新規の画像形成処理の実
    行を禁止することを特徴とする画像形成装置。
JP9069651A 1997-03-24 1997-03-24 画像形成装置 Pending JPH10268715A (ja)

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US9052667B2 (en) 2012-06-28 2015-06-09 Canon Kabushiki Kaisha Image forming apparatus having an interlock switch
JP2021124600A (ja) * 2020-02-05 2021-08-30 キヤノン株式会社 画像形成装置

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US9052667B2 (en) 2012-06-28 2015-06-09 Canon Kabushiki Kaisha Image forming apparatus having an interlock switch
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