JPH10266953A - 斜板式圧縮機 - Google Patents
斜板式圧縮機Info
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- JPH10266953A JPH10266953A JP9091455A JP9145597A JPH10266953A JP H10266953 A JPH10266953 A JP H10266953A JP 9091455 A JP9091455 A JP 9091455A JP 9145597 A JP9145597 A JP 9145597A JP H10266953 A JPH10266953 A JP H10266953A
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- Japan
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- retainer
- swash plate
- shim
- shaft
- sliding
- Prior art date
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Classifications
-
- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F04—POSITIVE - DISPLACEMENT MACHINES FOR LIQUIDS; PUMPS FOR LIQUIDS OR ELASTIC FLUIDS
- F04B—POSITIVE-DISPLACEMENT MACHINES FOR LIQUIDS; PUMPS
- F04B27/00—Multi-cylinder pumps specially adapted for elastic fluids and characterised by number or arrangement of cylinders
- F04B27/08—Multi-cylinder pumps specially adapted for elastic fluids and characterised by number or arrangement of cylinders having cylinders coaxial with, or parallel or inclined to, main shaft axis
- F04B27/0873—Component parts, e.g. sealings; Manufacturing or assembly thereof
- F04B27/0878—Pistons
- F04B27/0882—Pistons piston shoe retaining means
-
- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F05—INDEXING SCHEMES RELATING TO ENGINES OR PUMPS IN VARIOUS SUBCLASSES OF CLASSES F01-F04
- F05C—INDEXING SCHEME RELATING TO MATERIALS, MATERIAL PROPERTIES OR MATERIAL CHARACTERISTICS FOR MACHINES, ENGINES OR PUMPS OTHER THAN NON-POSITIVE-DISPLACEMENT MACHINES OR ENGINES
- F05C2201/00—Metals
- F05C2201/04—Heavy metals
- F05C2201/0433—Iron group; Ferrous alloys, e.g. steel
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- Engineering & Computer Science (AREA)
- Manufacturing & Machinery (AREA)
- Mechanical Engineering (AREA)
- General Engineering & Computer Science (AREA)
- Compressors, Vaccum Pumps And Other Relevant Systems (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 リテーナとリテーナ押えとの摺動面の摩耗を
抑え、騒音の発生を防止する。 【解決手段】 シャフト5に固定され、シャフト5と一
体に回転するスラストフランジと、シャフト5にこのシ
ャフト5と直交する仮想面に対して傾けて取り付けら
れ、スラストフランジの回転につれて一体に回転する斜
板10と、シャフト5の回転につれて斜板10の摺動面
10aを相対的に回転する複数のシュー50と、斜板1
0に相対回転可能に取り付けられ、複数のシュー50を
支持するリテーナ53と、斜板10に固定され、リテー
ナ53を摺動可能に支持するリテーナ押え55とを備え
た斜板式圧縮機において、リテーナ53とリテーナ押え
55との間に、リテーナ53とリテーナ押え55とに対
してそれぞれ相対摺動可能に摺動板70を設ける。
抑え、騒音の発生を防止する。 【解決手段】 シャフト5に固定され、シャフト5と一
体に回転するスラストフランジと、シャフト5にこのシ
ャフト5と直交する仮想面に対して傾けて取り付けら
れ、スラストフランジの回転につれて一体に回転する斜
板10と、シャフト5の回転につれて斜板10の摺動面
10aを相対的に回転する複数のシュー50と、斜板1
0に相対回転可能に取り付けられ、複数のシュー50を
支持するリテーナ53と、斜板10に固定され、リテー
ナ53を摺動可能に支持するリテーナ押え55とを備え
た斜板式圧縮機において、リテーナ53とリテーナ押え
55との間に、リテーナ53とリテーナ押え55とに対
してそれぞれ相対摺動可能に摺動板70を設ける。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は斜板式圧縮機に関
し、特にシューを保持するリテーナの摩耗を抑えること
ができる斜板式圧縮機に関する。
し、特にシューを保持するリテーナの摩耗を抑えること
ができる斜板式圧縮機に関する。
【0002】
【従来の技術】従来の可変容量型斜板式圧縮機は、シャ
フトに固定され、シャフトと一体に回転するスラストフ
ランジと、シャフトにこのシャフトと直交する仮想面に
対して傾けて取り付けられ、スラストフランジの回転に
つれて一体に回転する斜板と、シャフトの回転につれて
斜板の摺動面上を相対的に回転する複数のシューと、斜
板に相対回転可能に取り付けられ、複数のシューを支持
するリテーナと、斜板に固定され、リテーナを相対摺動
可能に支持するリテーナ押えとを備えている。
フトに固定され、シャフトと一体に回転するスラストフ
ランジと、シャフトにこのシャフトと直交する仮想面に
対して傾けて取り付けられ、スラストフランジの回転に
つれて一体に回転する斜板と、シャフトの回転につれて
斜板の摺動面上を相対的に回転する複数のシューと、斜
板に相対回転可能に取り付けられ、複数のシューを支持
するリテーナと、斜板に固定され、リテーナを相対摺動
可能に支持するリテーナ押えとを備えている。
【0003】エンジンの駆動力がシャフトに伝達される
と、シャフトの回転力はスラストフランジからリンク機
構を介して斜板に伝達され、斜板が回転する。
と、シャフトの回転力はスラストフランジからリンク機
構を介して斜板に伝達され、斜板が回転する。
【0004】斜板の回転によりシューが斜板の摺動面上
を相対回転し、斜板からの回転力はピストンの直線往復
運動に変換される。
を相対回転し、斜板からの回転力はピストンの直線往復
運動に変換される。
【0005】ピストンがシリンダボア内で往復運動する
と、シリンダボア内の圧縮室の容積が変化し、その容積
変化によって冷媒ガスの吸入、圧縮及び吐出が順次行わ
れる。
と、シリンダボア内の圧縮室の容積が変化し、その容積
変化によって冷媒ガスの吸入、圧縮及び吐出が順次行わ
れる。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】ところで、ピストンが
上死点から下死点に移動する場合、ピストンはリテーナ
によって引っ張られ、リテーナはリテーナ押えに押し付
けられる。
上死点から下死点に移動する場合、ピストンはリテーナ
によって引っ張られ、リテーナはリテーナ押えに押し付
けられる。
【0007】この場合、リテーナ押えは斜板と一体に回
転するが、リテーナは斜板と一体に回転せず、リテーナ
押えに対して相対摺動する。
転するが、リテーナは斜板と一体に回転せず、リテーナ
押えに対して相対摺動する。
【0008】したがって、リテーナ押えを鉄系材料で形
成し、リテーナをアルミニウム系材料で形成した場合、
リテーナの摺動面が摩耗し、リテーナとリテーナ押えと
の間に隙間が形成され、ピストンの往復運動時に騒音が
発生してしまうという問題がある。
成し、リテーナをアルミニウム系材料で形成した場合、
リテーナの摺動面が摩耗し、リテーナとリテーナ押えと
の間に隙間が形成され、ピストンの往復運動時に騒音が
発生してしまうという問題がある。
【0009】この発明はこのような事情に鑑みてなされ
たもので、その課題はリテーナの摺動面の摩耗を抑え、
騒音の発生を防止できる斜板式圧縮機を提供することで
ある。
たもので、その課題はリテーナの摺動面の摩耗を抑え、
騒音の発生を防止できる斜板式圧縮機を提供することで
ある。
【0010】
【課題を解決するための手段】前述の課題を解決するた
め請求項1の斜板式圧縮機は、回転軸に固定され、前記
回転軸と一体に回転する回転部材と、前記回転軸に前記
回転軸と直交する仮想面に対して傾けて取り付けられ、
前記回転部材の回転につれて一体に回転する斜板と、前
記回転軸の回転につれて前記斜板の摺動面を相対的に回
転する複数のシューと、前記斜板に相対回転可能に取り
付けられ、前記複数のシューを支持するリテーナと、前
記斜板に固定され、前記リテーナを摺動可能に支持する
リテーナ押えとを備えた斜板式圧縮機において、前記リ
テーナと前記リテーナ押えとの間に、前記リテーナと前
記リテーナ押えとに対してそれぞれ相対摺動可能に摺動
板が設けられていることを特徴とする。
め請求項1の斜板式圧縮機は、回転軸に固定され、前記
回転軸と一体に回転する回転部材と、前記回転軸に前記
回転軸と直交する仮想面に対して傾けて取り付けられ、
前記回転部材の回転につれて一体に回転する斜板と、前
記回転軸の回転につれて前記斜板の摺動面を相対的に回
転する複数のシューと、前記斜板に相対回転可能に取り
付けられ、前記複数のシューを支持するリテーナと、前
記斜板に固定され、前記リテーナを摺動可能に支持する
リテーナ押えとを備えた斜板式圧縮機において、前記リ
テーナと前記リテーナ押えとの間に、前記リテーナと前
記リテーナ押えとに対してそれぞれ相対摺動可能に摺動
板が設けられていることを特徴とする。
【0011】リテーナとリテーナ押えとの間に、リテー
ナとリテーナ押えとに対してそれぞれ相対摺動可能に摺
動板を設けたので、リテーナとリテーナ押えとの間の摺
動速度が低下し、リテーナの摩耗が抑制される。
ナとリテーナ押えとに対してそれぞれ相対摺動可能に摺
動板を設けたので、リテーナとリテーナ押えとの間の摺
動速度が低下し、リテーナの摩耗が抑制される。
【0012】請求項2の斜板式圧縮機は、請求項1に記
載の斜板式圧縮機において、前記リテーナ又は前記リテ
ーナ押えの少なくとも一方に前記摺動板を収容する凹部
が形成されていることを特徴とする。
載の斜板式圧縮機において、前記リテーナ又は前記リテ
ーナ押えの少なくとも一方に前記摺動板を収容する凹部
が形成されていることを特徴とする。
【0013】リテーナ又はリテーナ押えの少なくとも一
方に形成された凹部に摺動板を収容するので、摺動板装
着時のリテーナとの芯合わせが不要となる。
方に形成された凹部に摺動板を収容するので、摺動板装
着時のリテーナとの芯合わせが不要となる。
【0014】請求項3の斜板式圧縮機は、請求項1又は
2に記載の斜板式圧縮機において、前記摺動板は打抜き
により製造されることを特徴とする。
2に記載の斜板式圧縮機において、前記摺動板は打抜き
により製造されることを特徴とする。
【0015】摺動板を打抜きにより製造するので、軽く
て薄い摺動板を安価に提供することができる。
て薄い摺動板を安価に提供することができる。
【0016】
【発明の実施の形態】以下、この発明の実施の形態を図
面に基づいて説明する。
面に基づいて説明する。
【0017】図2はこの発明の一実施形態に係る可変容
量型斜板式圧縮機の全体を示す縦断面図、図1はその部
分拡大図である。
量型斜板式圧縮機の全体を示す縦断面図、図1はその部
分拡大図である。
【0018】この可変容量型斜板式圧縮機のシリンダブ
ロック1の一端面にはバルブプレート2を介してリヤヘ
ッド3が、他端面にはフロントヘッド4がそれぞれ固定
されている。シリンダブロック1には、シャフト5(回
転軸)を中心にして周方向に所定間隔おきに複数のシリ
ンダボア6が配設されている。これらのシリンダボア6
内にはそれぞれピストン7が摺動可能に収容されてい
る。
ロック1の一端面にはバルブプレート2を介してリヤヘ
ッド3が、他端面にはフロントヘッド4がそれぞれ固定
されている。シリンダブロック1には、シャフト5(回
転軸)を中心にして周方向に所定間隔おきに複数のシリ
ンダボア6が配設されている。これらのシリンダボア6
内にはそれぞれピストン7が摺動可能に収容されてい
る。
【0019】前記フロントヘッド4内にはクランク室8
が形成され、このクランク室8内にはシャフト5の回転
につれて回転する斜板10が収容されている。この斜板
10の摺動面10aには、コネクティングロッド11の
球体状の一端部11aを相対転動可能に支持するシュー
50が、リテーナ53で保持されている。斜板10のボ
ス部10bには相対回転可能にリテーナ53が装着され
ている。リテーナ53は、斜板10のボス部10bに固
定されたリテーナ押え55によって相対摺動可能に支持
されている。リテーナ53とリテーナ押え55との間に
は後述するシム(摺動板)70が介在している。また、
コネクティングロッド11の他端部11bはピストン7
に固定されている。
が形成され、このクランク室8内にはシャフト5の回転
につれて回転する斜板10が収容されている。この斜板
10の摺動面10aには、コネクティングロッド11の
球体状の一端部11aを相対転動可能に支持するシュー
50が、リテーナ53で保持されている。斜板10のボ
ス部10bには相対回転可能にリテーナ53が装着され
ている。リテーナ53は、斜板10のボス部10bに固
定されたリテーナ押え55によって相対摺動可能に支持
されている。リテーナ53とリテーナ押え55との間に
は後述するシム(摺動板)70が介在している。また、
コネクティングロッド11の他端部11bはピストン7
に固定されている。
【0020】シュー50は、コネクティングロッド11
の球体状の一端部11aの先端面を相対転動可能に支持
する第1の支持部材51と、コネクティングロッド11
の一端部11aの後端面を相対転動可能に支持する第2
の支持部材52とで構成されている。
の球体状の一端部11aの先端面を相対転動可能に支持
する第1の支持部材51と、コネクティングロッド11
の一端部11aの後端面を相対転動可能に支持する第2
の支持部材52とで構成されている。
【0021】前記リヤヘッド3内には、吐出室12と、
この吐出室12の周囲に位置する吸入室13とが形成さ
れている。
この吐出室12の周囲に位置する吸入室13とが形成さ
れている。
【0022】前記バルブプレート2には、シリンダボア
6の圧縮室と吐出室12とを連通させる吐出ポート16
と、シリンダボア6の圧縮室と吸入室13とを連通させ
る吸入ポート15とが、それぞれ周方向に所定間隔おき
に設けられている。吐出ポート16は吐出弁17により
開閉され、吐出弁17はバルブプレート2のリヤヘッド
側端面に弁押さえ18とともにボルト19、ナット20
により固定されている。
6の圧縮室と吐出室12とを連通させる吐出ポート16
と、シリンダボア6の圧縮室と吸入室13とを連通させ
る吸入ポート15とが、それぞれ周方向に所定間隔おき
に設けられている。吐出ポート16は吐出弁17により
開閉され、吐出弁17はバルブプレート2のリヤヘッド
側端面に弁押さえ18とともにボルト19、ナット20
により固定されている。
【0023】また、吸入ポート15は吸入弁21により
開閉され、吸入弁21はバルブプレート2のフロント側
端面に配設されている。ボルト19には、吐出室12の
高圧の冷媒ガスをラジアル軸受24、スラスト軸受25
へ導くガイド孔19aが設けられている。
開閉され、吸入弁21はバルブプレート2のフロント側
端面に配設されている。ボルト19には、吐出室12の
高圧の冷媒ガスをラジアル軸受24、スラスト軸受25
へ導くガイド孔19aが設けられている。
【0024】ラジアル軸受24及びスラスト軸受25は
シャフト5のリヤ側端部を支持し、ラジアル軸受26は
シャフト5のフロント側端部を回転可能に支持してい
る。
シャフト5のリヤ側端部を支持し、ラジアル軸受26は
シャフト5のフロント側端部を回転可能に支持してい
る。
【0025】また、吸入室13とクランク室8との間に
は連通路31が設けられ、この連通路31の途中には圧
力調整弁32が設けられ、この圧力調整弁32により吸
入室13内とクランク室8内との圧力調整が行なわれ
る。
は連通路31が設けられ、この連通路31の途中には圧
力調整弁32が設けられ、この圧力調整弁32により吸
入室13内とクランク室8内との圧力調整が行なわれ
る。
【0026】シャフト5のフロント側端部にはシャフト
5の回転を斜板10に伝達するためのスラストフランジ
(回転部材)40が固定され、このスラストフランジ4
0はスラスト軸受33を介してフロントヘッド4の内壁
面に回転可能に支持されている。スラストフランジ40
と斜板10とはリンク機構41を介して連結され、斜板
10はシャフト5と直角な仮想面に対して傾斜可能であ
る。
5の回転を斜板10に伝達するためのスラストフランジ
(回転部材)40が固定され、このスラストフランジ4
0はスラスト軸受33を介してフロントヘッド4の内壁
面に回転可能に支持されている。スラストフランジ40
と斜板10とはリンク機構41を介して連結され、斜板
10はシャフト5と直角な仮想面に対して傾斜可能であ
る。
【0027】リンク機構41は、斜板10のフロント面
10cに設けられたブラケット10eと、このブラケッ
ト10eに設けられた直線的なガイド溝10fと、スラ
ストフランジ40の斜板側端面40aに螺着されたロッ
ド43とで構成されている。ガイド溝10fの長手軸は
斜板10のフロント面10cに対して所定角度傾いてい
る。ロッド3の球体状の先端部43aはガイド溝10f
に相対摺動可能に嵌合している。
10cに設けられたブラケット10eと、このブラケッ
ト10eに設けられた直線的なガイド溝10fと、スラ
ストフランジ40の斜板側端面40aに螺着されたロッ
ド43とで構成されている。ガイド溝10fの長手軸は
斜板10のフロント面10cに対して所定角度傾いてい
る。ロッド3の球体状の先端部43aはガイド溝10f
に相対摺動可能に嵌合している。
【0028】斜板10の中心孔60にはシャフト5が貫
通し、斜板10はシャフト5と直交する仮想面に対して
傾斜した状態で軸方向に摺動可能に取り付けられてい
る。斜板10とスラストフランジ40との間には巻バネ
44が装着され、巻バネ44により斜板10がシリンダ
ブロック1側へ付勢されている。また、シャフト5には
ストッパ45が固定され、ストッパ45と斜板10との
間には巻ばね47が装着され、この巻ばね47により斜
板10がスラストフランジ40側へ付勢されている。
通し、斜板10はシャフト5と直交する仮想面に対して
傾斜した状態で軸方向に摺動可能に取り付けられてい
る。斜板10とスラストフランジ40との間には巻バネ
44が装着され、巻バネ44により斜板10がシリンダ
ブロック1側へ付勢されている。また、シャフト5には
ストッパ45が固定され、ストッパ45と斜板10との
間には巻ばね47が装着され、この巻ばね47により斜
板10がスラストフランジ40側へ付勢されている。
【0029】図3は図1のIII −III 線矢視図、図4は
リテーナとシムとを示す斜視図である。
リテーナとシムとを示す斜視図である。
【0030】シム70はリテーナ押え55の外径とほぼ
同じ外径を有するドーナツ状をしている。このシム70
は鋼板(鉄系材料)を打ち抜いて形成される。
同じ外径を有するドーナツ状をしている。このシム70
は鋼板(鉄系材料)を打ち抜いて形成される。
【0031】リテーナ53はアルミニウム系材料で形成
され、シム70より大きい直径を有する。リテーナ53
は斜板10のボス部10bが挿入される中央孔53aが
設けられた環状部53bと、環状部53bの外周に周方
向に沿って設けられ、シュー50の支持部材52の凸部
52aをピストン側へ逃がすための複数の孔61とから
なる(図1参照)。なお、リテーナ押えは鉄系材料で形
成される。
され、シム70より大きい直径を有する。リテーナ53
は斜板10のボス部10bが挿入される中央孔53aが
設けられた環状部53bと、環状部53bの外周に周方
向に沿って設けられ、シュー50の支持部材52の凸部
52aをピストン側へ逃がすための複数の孔61とから
なる(図1参照)。なお、リテーナ押えは鉄系材料で形
成される。
【0032】リテーナ53のピストン側端面53cには
シム70を収容する環状の凹部71が形成されている。
この凹部71はシム70の外径とほぼ同じ内径を有する
とともに、シム70の厚さとほぼ同じ深さを有する。
シム70を収容する環状の凹部71が形成されている。
この凹部71はシム70の外径とほぼ同じ内径を有する
とともに、シム70の厚さとほぼ同じ深さを有する。
【0033】次に、この可変容量型斜板式圧縮機の作動
を説明する。
を説明する。
【0034】図示しない車載エンジンの回転動力がシャ
フト5に伝達されると、シャフト5の回転力はスラスト
フランジ40、ヒンジ機構41を経て斜板10に伝達さ
れ、斜板10が回転する。
フト5に伝達されると、シャフト5の回転力はスラスト
フランジ40、ヒンジ機構41を経て斜板10に伝達さ
れ、斜板10が回転する。
【0035】斜板10の回転によりシュー50が斜板1
0の摺動面10a上を相対回転するので、斜板10から
の回転力はピストン7の直線往復運動に変換される。ピ
ストン7はシリンダボア6内を往復移動し、その結果シ
リンダボア6内の圧縮室の容積が変化し、この容積変化
によって冷媒ガスの吸入、圧縮及び吐出が順次行なわ
れ、斜板10の傾斜角度に応じた容量の高圧冷媒ガスが
吐出される。吸入行程では、吸入弁21が開き、吸入室
13からシリンダボア6内の圧縮室へ低圧の冷媒ガスが
吸入され、吐出行程では、吐出弁17が開き、圧縮室か
ら吐出室12へ高圧の冷媒ガスが吐出される。
0の摺動面10a上を相対回転するので、斜板10から
の回転力はピストン7の直線往復運動に変換される。ピ
ストン7はシリンダボア6内を往復移動し、その結果シ
リンダボア6内の圧縮室の容積が変化し、この容積変化
によって冷媒ガスの吸入、圧縮及び吐出が順次行なわ
れ、斜板10の傾斜角度に応じた容量の高圧冷媒ガスが
吐出される。吸入行程では、吸入弁21が開き、吸入室
13からシリンダボア6内の圧縮室へ低圧の冷媒ガスが
吸入され、吐出行程では、吐出弁17が開き、圧縮室か
ら吐出室12へ高圧の冷媒ガスが吐出される。
【0036】熱負荷が小さくなり圧力調整弁32が連通
路31を閉じ、クランク室8内の圧力が増加すると斜板
10がシャフト5上を摺動し、その斜板10の傾斜角度
が小さくなり、その結果ピストン7のストローク量が小
さくなって吐出容量が減少する。このときリンク機構4
1のロッド43の先端部43aはガイド溝10fを相対
摺動し、ガイド溝10fの一端部に至る。
路31を閉じ、クランク室8内の圧力が増加すると斜板
10がシャフト5上を摺動し、その斜板10の傾斜角度
が小さくなり、その結果ピストン7のストローク量が小
さくなって吐出容量が減少する。このときリンク機構4
1のロッド43の先端部43aはガイド溝10fを相対
摺動し、ガイド溝10fの一端部に至る。
【0037】これに対し、熱負荷が大きくなり圧力調整
弁32が連通路31を開き、クランク室8内の圧力が減
少すると斜板10がシャフト5上を摺動し、その斜板1
0の傾斜角度が大きくなり、その結果ピストン7のスト
ローク量が大きくなって吐出容量が増加する。このとき
リンク機構41のロッド43の先端部43aはガイド溝
10fを相対摺動し、ガイド溝10fの他端部に至る。
弁32が連通路31を開き、クランク室8内の圧力が減
少すると斜板10がシャフト5上を摺動し、その斜板1
0の傾斜角度が大きくなり、その結果ピストン7のスト
ローク量が大きくなって吐出容量が増加する。このとき
リンク機構41のロッド43の先端部43aはガイド溝
10fを相対摺動し、ガイド溝10fの他端部に至る。
【0038】ピストン7の直線往復運動中、斜板10に
はピストン7からの圧縮反力とピストン7を引っ張る引
張り反力が常に作用する。
はピストン7からの圧縮反力とピストン7を引っ張る引
張り反力が常に作用する。
【0039】ピストン7が図2に示す上死点から下死点
に移動するとき、ピストン7はリテーナ53によってフ
ロントヘッド4側へ引っ張られ、リテーナ53の凹部7
1に収容されたシム70がリテーナ押え55に押し付け
られる。
に移動するとき、ピストン7はリテーナ53によってフ
ロントヘッド4側へ引っ張られ、リテーナ53の凹部7
1に収容されたシム70がリテーナ押え55に押し付け
られる。
【0040】このとき、シム70は斜板10と一体に回
転するリテーナ押え55に対して摺動(回転)する。
転するリテーナ押え55に対して摺動(回転)する。
【0041】その結果、シム70はシャフト5の回転速
度より遅い速度で摺動する。
度より遅い速度で摺動する。
【0042】一方、リテーナ53はシャフト5の回転に
つれて斜板と一体に回転せず、シム70との間で摺動す
る。
つれて斜板と一体に回転せず、シム70との間で摺動す
る。
【0043】すなわち、シム70はリテーナ53とリテ
ーナ押え55とに対してそれぞれ摺動し、リテーナ53
に対するリテーナ押え55の摺動速度を相対的に低下さ
せる。
ーナ押え55とに対してそれぞれ摺動し、リテーナ53
に対するリテーナ押え55の摺動速度を相対的に低下さ
せる。
【0044】この実施形態によれば、以下〜の効果
を奏する。 前述のようにリテーナ53に対するリテーナ押え55
の摺動速度が低下するので、リテーナ53の摩耗を抑制
でき、その結果ピストンの直線往復運動時、リテーナ5
3とリテーナ押え55との衝突等により発生する騒音を
抑えることができる。
を奏する。 前述のようにリテーナ53に対するリテーナ押え55
の摺動速度が低下するので、リテーナ53の摩耗を抑制
でき、その結果ピストンの直線往復運動時、リテーナ5
3とリテーナ押え55との衝突等により発生する騒音を
抑えることができる。
【0045】リテーナ53に形成された凹部71にシム
70を収容するので、シム70の装着時のリテーナ53
との芯合わせが不要となる。 リテーナ53に対するリテーナ押え55の摺動速度を
スラストベアリングを用いて相対的に低下させることも
できるが、シム70は鋼板を打ち抜いて形成されるの
で、スラストベアリングよりも軽くて薄く、しかも安価
である。したがって、スラストベアリングを用いた場合
と較べ、圧縮機を小型・軽量にすることができる。
70を収容するので、シム70の装着時のリテーナ53
との芯合わせが不要となる。 リテーナ53に対するリテーナ押え55の摺動速度を
スラストベアリングを用いて相対的に低下させることも
できるが、シム70は鋼板を打ち抜いて形成されるの
で、スラストベアリングよりも軽くて薄く、しかも安価
である。したがって、スラストベアリングを用いた場合
と較べ、圧縮機を小型・軽量にすることができる。
【0046】また、表面精度の良い鋼板を使用してシム
70を製造することによって、シム70の表面加工を省
略でき、シム70の製造コストをより低減できる。 例えば予め同じ厚さのシュー50を用いて個々のシュ
ーギャップ(シュー50の第1の支持部材51の底面5
1aと斜板10の摺動面10aとの隙間)を同じにして
おき、厚さの異なる複数のシム70の中から最適のシム
70を選択してシューギャップを調整するようにすれ
ば、従来ピストンの数だけ行っていたシューギャップの
調整を1箇所で行なうことができるので、組立工数を削
減することができ、組立にかかるコストを低減できる。
70を製造することによって、シム70の表面加工を省
略でき、シム70の製造コストをより低減できる。 例えば予め同じ厚さのシュー50を用いて個々のシュ
ーギャップ(シュー50の第1の支持部材51の底面5
1aと斜板10の摺動面10aとの隙間)を同じにして
おき、厚さの異なる複数のシム70の中から最適のシム
70を選択してシューギャップを調整するようにすれ
ば、従来ピストンの数だけ行っていたシューギャップの
調整を1箇所で行なうことができるので、組立工数を削
減することができ、組立にかかるコストを低減できる。
【0047】このとき、厚さの異なる複数のリテーナ5
3を用意することも考えられるが、リテーナ53はシム
70に比し高価な部品であるので、シム70でシューギ
ャップの調整をする方が、組立にかかるコストをより低
減できる。
3を用意することも考えられるが、リテーナ53はシム
70に比し高価な部品であるので、シム70でシューギ
ャップの調整をする方が、組立にかかるコストをより低
減できる。
【0048】なお、上述の実施形態では凹部71をリテ
ーナ53に形成した場合について述べたが、これに代
え、凹部71をリテーナ押え55に形成してもよいし、
リテーナ53とリテーナ押え55との両方に形成しても
よい。
ーナ53に形成した場合について述べたが、これに代
え、凹部71をリテーナ押え55に形成してもよいし、
リテーナ53とリテーナ押え55との両方に形成しても
よい。
【0049】また、リテーナ53に凹部71を形成せず
に、リテーナ53とリテーナ押え55との間にシム70
を挟み込ませるようにしてもよい。この場合、シム70
はリテーナ53との芯合わせを行ってリテーナ53とリ
テーナ押え55との間に挟み込まれる。
に、リテーナ53とリテーナ押え55との間にシム70
を挟み込ませるようにしてもよい。この場合、シム70
はリテーナ53との芯合わせを行ってリテーナ53とリ
テーナ押え55との間に挟み込まれる。
【0050】更に、上述の実施形態では可変容量型斜板
式圧縮機に本願発明を適用した場合について述べたが、
固定容量型斜板式圧縮機にも本願発明を適用することが
できる。
式圧縮機に本願発明を適用した場合について述べたが、
固定容量型斜板式圧縮機にも本願発明を適用することが
できる。
【0051】
【発明の効果】以上説明したように請求項1に記載の発
明の斜板式圧縮機によれば、リテーナ押えに対するリテ
ーナの摺動速度が低下するので、リテーナの摩耗を抑制
でき、その結果騒音の発生を抑えることができる。
明の斜板式圧縮機によれば、リテーナ押えに対するリテ
ーナの摺動速度が低下するので、リテーナの摩耗を抑制
でき、その結果騒音の発生を抑えることができる。
【0052】請求項2に記載の発明の斜板式圧縮機によ
れば、リテーナ又はリテーナ押えの少なくとも一方に形
成された凹部に摺動板を収容するので、摺動板装着時の
リテーナとの芯合わせが不要となる。
れば、リテーナ又はリテーナ押えの少なくとも一方に形
成された凹部に摺動板を収容するので、摺動板装着時の
リテーナとの芯合わせが不要となる。
【0053】請求項3に記載の発明の斜板式圧縮機によ
れば、摺動板を打抜きにより製造するので、摺動板を安
価に提供することができ、多くの費用をかけずにリテー
ナの摩耗の抑制を達成できる。
れば、摺動板を打抜きにより製造するので、摺動板を安
価に提供することができ、多くの費用をかけずにリテー
ナの摩耗の抑制を達成できる。
【図1】図1はこの発明の一実施形態に係る可変容量型
斜板式圧縮機の部分拡大図である。
斜板式圧縮機の部分拡大図である。
【図2】図2はこの発明の一実施形態に係る可変容量型
斜板式圧縮機の全体を示す縦断面図である。
斜板式圧縮機の全体を示す縦断面図である。
【図3】図3は図1のIII −III 線矢視図である。
【図4】図4はリテーナとシムとを示す斜視図である。
【符号の説明】 5 シャフト(回転軸) 10 斜板 10a 摺動面 40 スラストフランジ(回転部材) 50 シュー 53 リテーナ 55 リテーナ押え 70 摺動板 71 凹部
Claims (3)
- 【請求項1】 回転軸に固定され、前記回転軸と一体に
回転する回転部材と、 前記回転軸に前記回転軸と直交する仮想面に対して傾け
て取り付けられ、前記回転部材の回転につれて一体に回
転する斜板と、 前記回転軸の回転につれて前記斜板の摺動面を相対的に
回転する複数のシューと、 前記斜板に相対回転可能に取り付けられ、前記複数のシ
ューを支持するリテーナと、 前記斜板に固定され、前記リテーナを摺動可能に支持す
るリテーナ押えとを備えた斜板式圧縮機において、 前記リテーナと前記リテーナ押えとの間に、前記リテー
ナと前記リテーナ押えとに対してそれぞれ相対摺動可能
に摺動板が設けられていることを特徴とする斜板式圧縮
機。 - 【請求項2】 前記リテーナ又は前記リテーナ押えの少
なくとも一方に前記摺動板を収容する凹部が形成されて
いることを特徴とする請求項1に記載の斜板式圧縮機。 - 【請求項3】 前記摺動板は打抜きにより製造されるこ
とを特徴とする請求項1又は2に記載の斜板式圧縮機。
Priority Applications (3)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP9091455A JPH10266953A (ja) | 1997-03-25 | 1997-03-25 | 斜板式圧縮機 |
US09/042,925 US5950520A (en) | 1997-03-25 | 1998-03-17 | Swash plate compressor |
EP98302180A EP0867616A3 (en) | 1997-03-25 | 1998-03-24 | Swash plate compressor |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP9091455A JPH10266953A (ja) | 1997-03-25 | 1997-03-25 | 斜板式圧縮機 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH10266953A true JPH10266953A (ja) | 1998-10-06 |
Family
ID=14026851
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP9091455A Withdrawn JPH10266953A (ja) | 1997-03-25 | 1997-03-25 | 斜板式圧縮機 |
Country Status (3)
Country | Link |
---|---|
US (1) | US5950520A (ja) |
EP (1) | EP0867616A3 (ja) |
JP (1) | JPH10266953A (ja) |
Families Citing this family (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US6352017B1 (en) * | 1999-01-21 | 2002-03-05 | Samjoo Machinery Co., Ltd. | Hydraulic pump |
EP1167760B1 (en) * | 2000-06-19 | 2008-10-15 | Kabushiki Kaisha Toyota Jidoshokki | Swash plate type compressor |
WO2003040560A1 (en) * | 2001-11-07 | 2003-05-15 | The Torrington Company | Mounting clip for thrust bearing |
US9863408B2 (en) * | 2015-01-16 | 2018-01-09 | Hamilton Sundstrand Corporation | Slipper retainer for hydraulic unit |
Family Cites Families (8)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS6287678A (ja) * | 1985-10-11 | 1987-04-22 | Sanden Corp | 斜板式可変容量圧縮機 |
JPH0329586Y2 (ja) * | 1985-11-08 | 1991-06-24 | ||
US4848101A (en) * | 1986-03-19 | 1989-07-18 | Diesel Kiki Co., Ltd. | Method and system for controlling capacity of variable capacity wobble plate compressor |
JPH0633769B2 (ja) * | 1988-04-20 | 1994-05-02 | 本田技研工業株式会社 | 可変容量式圧縮機における始動時の容量設定装置 |
JPH0338461Y2 (ja) * | 1988-12-09 | 1991-08-14 | ||
JP2715544B2 (ja) * | 1989-05-10 | 1998-02-18 | 株式会社豊田自動織機製作所 | 揺動斜板式可変容量圧縮機の容量検出装置 |
JP3026518B2 (ja) * | 1991-07-03 | 2000-03-27 | サンデン株式会社 | 容量可変型揺動板式圧縮機 |
IT1262843B (it) * | 1993-12-10 | 1996-07-04 | Annovi & Reverberi | Pompa alternativa pluricilindrica a stantuffi assiali. |
-
1997
- 1997-03-25 JP JP9091455A patent/JPH10266953A/ja not_active Withdrawn
-
1998
- 1998-03-17 US US09/042,925 patent/US5950520A/en not_active Expired - Fee Related
- 1998-03-24 EP EP98302180A patent/EP0867616A3/en not_active Withdrawn
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
US5950520A (en) | 1999-09-14 |
EP0867616A3 (en) | 1999-12-08 |
EP0867616A2 (en) | 1998-09-30 |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A300 | Application deemed to be withdrawn because no request for examination was validly filed |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A300 Effective date: 20040601 |