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JPH10266893A - 自己補剛型外部構造を有するゲートを備えたターボファンエンジンの推力反転装置 - Google Patents

自己補剛型外部構造を有するゲートを備えたターボファンエンジンの推力反転装置

Info

Publication number
JPH10266893A
JPH10266893A JP10063197A JP6319798A JPH10266893A JP H10266893 A JPH10266893 A JP H10266893A JP 10063197 A JP10063197 A JP 10063197A JP 6319798 A JP6319798 A JP 6319798A JP H10266893 A JPH10266893 A JP H10266893A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
gate
turbofan engine
reversing device
thrust
thrust reversing
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP10063197A
Other languages
English (en)
Inventor
Patrick Gonidec
パトリツク・ゴニデツク
Pascal Gerard Rouyer
パスカル・ジエラール・ルイエ
Guy Bernard Vauchel
ギ・ベルナール・ボシエル
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Safran Transmission Systems SAS
Safran Nacelles SAS
Original Assignee
Hispano Suiza Aerostructures
Hispano Suiza SA
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Hispano Suiza Aerostructures, Hispano Suiza SA filed Critical Hispano Suiza Aerostructures
Publication of JPH10266893A publication Critical patent/JPH10266893A/ja
Pending legal-status Critical Current

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Classifications

    • F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F02—COMBUSTION ENGINES; HOT-GAS OR COMBUSTION-PRODUCT ENGINE PLANTS
    • F02K—JET-PROPULSION PLANTS
    • F02K1/00—Plants characterised by the form or arrangement of the jet pipe or nozzle; Jet pipes or nozzles peculiar thereto
    • F02K1/54—Nozzles having means for reversing jet thrust
    • F02K1/64—Reversing fan flow
    • F02K1/70—Reversing fan flow using thrust reverser flaps or doors mounted on the fan housing

Landscapes

  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Chemical & Material Sciences (AREA)
  • Combustion & Propulsion (AREA)
  • Mechanical Engineering (AREA)
  • General Engineering & Computer Science (AREA)
  • Structures Of Non-Positive Displacement Pumps (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 内部構造が環状チャネルの中を循環する流の
圧力に起因する変形を最小限に抑える、反転装置のゲー
トの外部構造を提供する。 【解決手段】 ターボファンエンジンの推力反転装置
は、直接噴射において、ブロワの流のダクト（１５）の
外壁の中に組込まれ、推力の反転を行いながら流の偏向
障害物を構成する軸回転ゲート（７）を備えている。ゲ
ート（７）は、外部構造を形成するパネル（２３）と、
局所的な構造の連結ゾーン（２５）によって接続された
内部構造（２２）とで構成され、外部構造（２３）及び
内部構造（２２）の残りの部分は独立している。閉鎖位
置におけるゲート（７）の保持用ラッチ（２２）は、前
記構造ゾーン（２５）の中に設置される。

Description

【発明の詳細な説明】
【０００１】
【発明の属する技術分野】本発明は、ターボファンエン
ジンの推力反転装置に関するものである。
【０００２】
【従来の技術】ターボファンエンジンは、ブロワの後方
にダクトを備え、その目的は冷流とよばれる二次流を一
定方向に導くことであり、このダクトは、ブロワの後方
にあるいわゆるエンジン構造を取り囲む内壁と、上流部
分がブロワを取り囲むエンジンケースと連続している外
壁とで構成されている。この外壁は、たとえば混合流ま
たは合流型ナセルの場合には、熱流と呼ばれる一次流の
噴射の後方において、二次流と一次流を同時にその下流
部分に導くことができるが、そうでない場合、つまり分
離流型と呼ばれるナセルの場合には、外壁は二次流のみ
を導く。
【０００３】壁面はまた、エンジンの外側、すなわちブ
ロワを取り囲むケースの外側と上記ダクトの外壁の外側
を流線型にすることができる。これは、推進装置の抵抗
を最小限に抑える目的をもっている。このことは特に、
航空機の外側にはめ込まれた推進装置について、とりわ
け、これらの推進装置が翼の下または胴体の後方に連結
されている場合にあてはまる。
【０００４】ここではナセルの外壁で構成されている集
合体を外側カウリングと呼ぶことにする。
【０００５】添付の図面の図１は、図２の概略透視図に
示すように、ターボファンエンジンに適用されるこのタ
イプの推力反転装置の従来の実施の形態を示している。
【０００６】反転装置は、可動部分２を形成し、直接噴
射運転時には、非作動位置において、外側カウリングの
一部を構成するゲート７と、ゲートの上流においては上
流部分１によって、ゲートの下流においては下流部分３
によって、ゲート７の間では、外側カウリングの下流部
分３を外側カウリングの上流部分４につなぐ結合部分１
８を介してこの外側カウリングを形成する固定構造で構
成されている。ゲート７は、外側カウリングの周囲に取
り付けられ、これらのゲートの両側に位置する連結部分
１８上の側壁の中間ゾーンの中で軸回転するように取り
付けられ、これらの側壁は上流及び下流壁面とともに、
ゲート７の外側部分９をつなぎ、ナセルの外壁の一部を
構成し、ゲート７の内側部分１１では、ダクトの外壁の
一部を構成する壁面を構成している。
【０００７】固定構造の上流部分１は、たとえばジャッ
キ８によって構成されているゲート７の移動制御手段に
対してサポートの役割を果たす前部フレーム６を備えて
いる。
【０００８】作動位置においてはピボット１７の下流に
位置するゲートの部分が、多かれ少なかれダクト１５を
全面的に塞ぎ、ゲートの上流部分は、二次流をダクトの
軸に対して放射状に導くことができるよう、外側カウリ
ングの中に通路を形成することができるように、ゲート
７が傾動する。ゲート７の上流部分は、エンジンの運転
を損なうことなくこの流を通すことができなければなら
ない通路の寸法上の理由から、外側カウリングの外部に
突出している。ゲートの回転角度は、流を通すことがで
き、この流の推力を抑え、さらに上流に向かって偏向し
ている流の成分を発生させることによって逆推力を発生
し始めることができるように調整される。
【０００９】従来の実施例は、たとえばＦＲ １ ４８
２ ５３８、ＦＲ−Ａ −２ ０３０ ０３４またはＵ
Ｓ ３６０５４１１に示されている。
【００１０】さらに、ジャッキによってある位置から他
の位置へゲートを制御する方法はそれ自体よく知られて
いるが、たとえばＦＲ １ ４８２ ５３８に記されて
いるように、その上流部分においては、外側カウリング
の上流固定構造に固定され、その下流部分においては、
上流部分の中に位置する一点においてゲートに固定され
ているようなジャッキが、ゲートごとに一つずつ存在す
る非常に簡単な方法にも注目することができる。
【００１１】上述のタイプの推力反転装置においては、
ゲートは常に単体で形成され、すなわち外部構造は、構
造的に内部構造に連結している。気密性は、これら二つ
の構造の連結用側壁によって実現される。
【００１２】
【発明が解決しようとする課題】一般に直面する問題
は、ほとんどの飛行のケースにおいて、空気力学上の負
荷に起因している。環状チャネル１５の中を循環する流
の圧力は、ほぼ常にナセルの外側の周囲圧力より大き
い。このことは、結果的に、選択されたゲートの製造テ
クノロジーにしたがって、形状の変形をもたらすゲート
の構造自体に応力を発生させる。
【００１３】これらの変形は、ラインにおける偏差と、
固定構造と外部ゲートとの間で、求められている空気力
学的性能を損なう段差を形成する。
【００１４】本発明の目的の一つは、従来の解決策のこ
れらの欠点を解消し、反対に、内部構造が環状チャネル
の中を循環する流の圧力に起因する変形を受ける時に、
反転装置のゲートの外部構造の変形を最小限に抑える、
さらにはなくすことにある。
【００１５】
【課題を解決するための手段】これらの目的は、本発明
によれば、ゲートが、局所的な構造の連結ゾーンによっ
てつながった内部構造とパネルで形成された外部構造と
で構成されており、前記外部構造の残りの部分が、内部
構造から独立し、閉鎖された位置におけるゲートの保持
ラッチが、前記構造ゾーンに設置され、ゲートの縁の気
密性ジョイントが内部構造に連動していることを特徴と
するターボファンエンジンの推力反転装置によって達成
される。
【００１６】これらの装置は、内部構造が、環状チャネ
ルの中を循環する流の圧力に起因する変形を受けるとき
にゲートの外部構造の変形を最小限に抑え、さらにはな
くすことを可能にする。
【００１７】添付の図面を参照にして、以下に本発明の
実施形態を説明することで、本発明の他の特性及び利点
がより明らかになるだろう。
【００１８】
【発明の実施の形態】本発明は、他の面より大きい面で
圧力を受けることができ、アセンブリの構造的変形を引
き起こす、連節されたあるいは連節されていないナセル
の可動アセンブリ全体に適用される。
【００１９】図３及び４は、推力反転装置のゲート７に
適用される本発明の実施形態を示している。ゲート７の
内部構造２２が気密材５を支えている。この配置は、内
部構造２２の環状チャネル１５の中を循環する流によっ
て発生する合力全体から外側パネル２３を隔離すること
を目的とする。
【００２０】外側パネル２３は、自己補剛型又は自己補
強型（auto raidie）の一般的構造を有し、両構造の間
で局所的な構造の連結ゾーン２５によって内部構造２２
につながっている。ゲート７の閉鎖位置における保持用
ラッチ２７は、ゾーン２５の領域に設置される。このこ
とから、このゾーン２５は、ラッチ２７による固定構造
１上に保持されることによって、直接噴射位置において
ラインの変形を防ぐことができる。外部構造２３の残り
の部分は、内部構造２２から独立しており、前記外部構
造はまた、反転装置の固定構造１に対するラインの変形
を受けずにすむ。
【００２１】このゾーン２５は、添付の図面に示されて
いるようにゲート７の軸の中に置くことができるが、ま
た必要に応じてゲートの軸のどちらかの側にずらすこと
もできる。
【００２２】外部構造２３は、ゲート７の外側表面全体
または上流表面の一部を形成することができ、この場
合、下流部分は、内部構造２２に結合される。構造２３
の外側表面は、ナセルの空気力学的表面の一部を形成す
る。
【００２３】図５は、連結用構造ゾーン２５が、ゲート
７の構造の上流部分にしか関係していないことを示して
いる。
【００２４】本発明の第二の実施形態は、図６から８に
定義されている。この実施形態は、複数のラッチの使用
のために、環状チャネル１５の中を循環する流の圧力に
起因するゲート７の内部構造２２の変形２６に適合した
構成を提案している。
【００２５】この場合、ラッチゾーン２７におけるゲー
トの二つのエレメント間の二つの剛性構造２５の適用
は、外部構造２３において内部構造２２と同等の変形２
６を引き起こす。
【００２６】この問題の解決策は、内部構造２２の変形
を外部構造２３に対して独立させる接合エレメント２８
で形成された連結部である。この連結部２８は、ボール
継手型及び／または弾性システムあるいは当業者に知ら
れている他の何らかの原理によって形成することができ
る。ラッチはまた、変形の管理の必要性によって、内部
構造２２と同時に外部構造２３に連結することができ
る。同様に、この連結部２８は、ゲート７の長さ全体ま
たは一部に関わらせることができる。
【００２７】図９は、図３から５までに定義された本発
明をゲート３０の内側パネルに適用した実施形態を示し
ている。この場合、剛性構造２２が気密材５を支持して
いる。したがって、この構造的内部構造２２は、環状チ
ャネル１５の中を循環する圧力に起因する構造的変形を
受ける。このコンセプトにおいて、図３から５に定義さ
れた内部構造２２上の外部構造２３の連結のためにすで
に定義したすべてのテクノロジーを、全面的に移し替え
ることができる。
【００２８】この適用が、環状チャネル１５の外側ライ
ンに対するゲート７の内側表面の変形を防ぐ。
【００２９】ゲート７の内側部分３０における本発明の
使用は、外部構造２３と関連させて行なうこともできる
し、それだけで使用することもできる点に注意して欲し
い。
【００３０】求められている性能に応じたコンセプトま
たは他のコンセプトは、同一反転装置の一つまたは複数
のゲート７に対して無差別に適用することができる。
【図面の簡単な説明】
【図１】従来タイプの閉鎖位置にある軸回転型ゲート付
きの推力反転装置の連結されたターボファンエンジンの
回転軸を通る平面による概略縦断面図である。
【図２】ゲートが閉鎖され、取り付けられた位置におけ
る図１のタイプの推力反転装置を備えたナセルの概略透
視図である。
【図３】本発明の実施形態の直接噴射位置における推力
反転装置を表わす図１と同様の図である。
【図４】図３に定義された原理を表わすIV−IVによる断
面図である。
【図５】直接噴射位置における本発明の他の実施形態を
表わす図１及び３と同様の図である。
【図６】直接噴射位置における本発明の他の実施形態を
表わす図１、３、５と同様の図である。
【図７】図６に定義された本発明の実施形態を表わすVI
I−VIIによる断面図である。
【図８】図７のＡの部分拡大図である。
【図９】直接噴射位置における本発明の他の形態を表わ
す図４及び６と同様の図である。
【符号の説明】
５ 気密材 ７ 軸回転型ゲート ８ 制御手段 １５ ダクト ２２ 内部構造 ２３ パネル ２５ 連結ゾーン ２６ 変形 ２７ 保持ラッチ ２８ エレメント ３０ 内部パネル
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 ギ・ベルナール・ボシエル フランス国、76610・ル・アーブル、リ ユ・ピエール・マンデス・フランス・316

Claims (9)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項１】 ターボファンエンジンの推力反転装置で
    あって、直接噴射運転時の閉鎖位置においては、ターボ
    ファンエンジンのブロワの後方において流のダクト（１
    ５）の外壁の中に組み込まれることができ、推力の反転
    運転時には、流の偏向障害物を構成することができるよ
    うに、各々が移動を制御する手段（８）の作用の下に回
    転することができる回転型ゲート（７）を備えており、
    該ゲート（７）が、局所的な構造の連結ゾーン（２５）
    によって連結された、内部構造（２２）とパネル（２
    ３）で形成された外部構造とで構成され、前記外部構造
    （２３）の残りの部分が内部構造（２２）から独立し、
    閉鎖位置におけるゲート（７）の保持ラッチ（２７）が
    前記構造ゾーン（２５）の中に設置され、ゲート（７）
    の縁の気密性ジョイント（５）が内部構造（２２）に連
    動していることを特徴とするターボファンエンジンの推
    力反転装置。
  2. 【請求項２】 前記構造ゾーン（２５）が、ゲート
    （７）の縦軸の中に配置されていることを特徴とする請
    求項１に記載のターボファンエンジンの推力反転装置。
  3. 【請求項３】 前記構造ゾーン（２５）が、ゲート
    （７）の縦軸に対してずれた位置に配置されていること
    を特徴とする請求項１に記載のターボファンエンジンの
    推力反転装置。
  4. 【請求項４】 局所的な構造の連結ゾーン（２５）によ
    る外側パネル（２３）と内部構造（２２）との間の連結
    部が、ゲート（７）の長さ全体にわたって形成されるこ
    とを特徴とする請求項１から３のいずれか一項に記載の
    ターボファンエンジンの推力反転装置。
  5. 【請求項５】 局所的な構造の連結ゾーン（２５）によ
    る外側パネル（２３）と内部構造（２２）との間の連結
    部が、ゲート（７）の長さの一部分につくられることを
    特徴とする請求項１から３のいずれか一項に記載のター
    ボファンエンジンの推力反転装置。
  6. 【請求項６】 前記構造ゾーン（２５）が、各々一つの
    ラッチに連結され、各々接合エレメント（２８）を有す
    る、分離した二つの連結部を有することを特徴とする請
    求項１に記載のターボファンエンジンの推力反転装置。
  7. 【請求項７】 前記接合エレメント（２８）がボール継
    手型であることを特徴とする請求項６に記載のターボフ
    ァンエンジンの推力反転装置。
  8. 【請求項８】 前記接合エレメント（２８）が弾性であ
    ることを特徴とする請求項６に記載のターボファンエン
    ジンの推力反転装置。
  9. 【請求項９】 前記内部構造（２２）が、直接噴射にお
    ける放射状の内側表面が、流のダクト（１５）の壁面の
    空気力学的ラインの中にとどまっているゲートの内部パ
    ネル（３０）を支えることを特徴とする請求項１に記載
    のターボファンエンジンの推力反転装置。
JP10063197A 1997-03-13 1998-03-13 自己補剛型外部構造を有するゲートを備えたターボファンエンジンの推力反転装置 Pending JPH10266893A (ja)

Applications Claiming Priority (2)

Application Number Priority Date Filing Date Title
FR9702983A FR2760789B1 (fr) 1997-03-13 1997-03-13 Inverseur de poussee de turboreacteur a portes a structure externe autoraidie
FR9702983 1997-03-13

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH10266893A true JPH10266893A (ja) 1998-10-06

Family

ID=9504694

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JP10063197A Pending JPH10266893A (ja) 1997-03-13 1998-03-13 自己補剛型外部構造を有するゲートを備えたターボファンエンジンの推力反転装置

Country Status (7)

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US (1) US6026638A (ja)
EP (1) EP0864739A1 (ja)
JP (1) JPH10266893A (ja)
AU (1) AU734292B2 (ja)
CA (1) CA2231942A1 (ja)
FR (1) FR2760789B1 (ja)
WO (1) WO1998040617A1 (ja)

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