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JPH10255101A - 紙幣処理装置 - Google Patents

紙幣処理装置

Info

Publication number
JPH10255101A
JPH10255101A JP9055867A JP5586797A JPH10255101A JP H10255101 A JPH10255101 A JP H10255101A JP 9055867 A JP9055867 A JP 9055867A JP 5586797 A JP5586797 A JP 5586797A JP H10255101 A JPH10255101 A JP H10255101A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
bill
pattern
yen
banknote
discharged
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP9055867A
Other languages
English (en)
Inventor
Yoshifumi Goto
祥文 後藤
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Nippon Signal Co Ltd
Original Assignee
Nippon Signal Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Nippon Signal Co Ltd filed Critical Nippon Signal Co Ltd
Priority to JP9055867A priority Critical patent/JPH10255101A/ja
Publication of JPH10255101A publication Critical patent/JPH10255101A/ja
Pending legal-status Critical Current

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Abstract

(57)【要約】 【課題】 釣り札カセットに収納されるべき紙幣以外の
種類の紙幣が混入している場合、釣り札として排出すべ
き紙幣と異なっているときは、回収ボックスに該紙幣を
簡単な構成でもって回収するようにする。 【解決手段】 千円、5千円、1万円の各収納装置(16,
18,20)の釣り札用排出口には発光器(32)と受光器(34)か
らなる光センサー(30)が設けられている。この光センサ
ー(30)からの出力信号に基づいて排出される釣り札のパ
ターンとROM(48)に格納されている紙幣パターンとを
制御装置(40)は比較判定し、釣り札として排出すべきで
ない紙幣であると判定したときは、該紙幣を回収ボック
ス(35)に回収するようにする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、自動券売機ある
いは自動精算機における紙幣を処理する紙幣処理装置に
関し、特に釣札機能を有する紙幣処理装置の改良に関す
るものである。
【0002】
【従来の技術】千円札、五千円札および一万円札などの
高額紙幣を取扱うことのできる自動券売機においては、
釣銭として千円札や五千円札などが釣札として利用客側
に排出される。この場合、例えば釣札として三千円を排
出するときは、千円札を3枚排出する必要があり、千円
札を一枚づつ検知器で検出して計数した後に排出するよ
うになっている。しかし、静電気などの影響などにより
千円札が複数枚同時に紙幣収納部(金庫)から排出され
ることがあり、これを防止するために紙幣収納部から排
出される紙幣が1枚か2枚以上であるかを検知するため
の2枚出し検知回路を用いて検出するようにしている。
【0003】そして、2枚出し検知回路により紙幣が2
枚以上であると検出した場合は、その複数枚の紙幣は、
利用客に釣銭として返却することなく、リジェクト(回
収)ボックスに回収される。回収ボックスは1つである
ため、該回収ボックス内には千円札、五千円札および一
万円札が混在する。
【0004】このように回収ボックスに混在している紙
幣を種分けするのは、人手により行い、千円札は千円ボ
ックスに、五千円札は五千円ボックスに、一万円札は一
万円ボックスにそれぞれ種分けして、自動券売機におい
て釣札として不足した場合、若しくは翌日の券売開始ま
でに釣札として自動券売機にセットするようになってい
る。
【0005】しかし、回収ボックスからの紙幣の種分け
は、人手により行うものであり、千円ボックスに五千円
札あるいは一万円札が混入することがあり、要は、特定
種類の紙幣ボックスに他種類の紙幣が混入することがあ
る。このように他種類の紙幣が混入した特定のボックス
を自動券売機の釣札用としてセットすると、千円の釣札
を排出するのに五千円札あるいは一万円札を釣札として
利用客に誤排出してしまうこととなり都合が悪い。これ
は、従来の釣札機構として紙幣の種類を検出する機構を
設けていなかったことに基づくものである。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】本発明は上記点に着目
してなされたものであって、簡単な構成で、特に従来の
複数枚検知器を利用して釣札として排出すべき紙幣と異
なっている場合は、回収ボックスに該紙幣を回収するよ
うにした紙幣処理装置を提供することを目的とするもの
である。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
本発明は、千円収納装置(16)と、5千円収納装置(18)
と、1万円収納装置(20)とを備え、これら収納装置(16,
18,20)から釣り札を排出するようにした紙幣処理装置(1
0)であって、前記各収納装置(16,18,20)に設けられ、収
納されている紙幣を排出するためローラから成る排出機
構(24,26,28)の下流側にそれぞれ設けられた光センサー
(30)と; 各紙幣の電気的パターンが格納されているR
OM(48)と; 前記光センサー(30)の出力信号に基づい
て得られた排出紙幣のパターンと、前記ROM(48)に格
納された紙幣パターンとを比較し、排出すべき紙幣であ
るどうか判定した後、排出すべき紙幣でない場合は回収
ボックス(35)に紙幣を回収するよう制御する制御装置(4
0)と;を備えて成る紙幣処理装置とした。
【0008】前記制御装置(40)としては、光センサー(3
0)の出力信号に基づいて排出紙幣のパターンを認識する
パターン認識手段(42)と、該パターン認識手段(42)の紙
幣パターンとROM(48)に格納されている紙幣パターン
とを比較する比較手段(44)と、排出紙幣が排出すべき紙
幣であるかどうか判定する判定手段(46)とが備えられて
いる。
【0009】
【発明の実施の形態】以下、本発明の好ましい実施の形
態について、添付図面に基づいて詳細に説明する。
【0010】図1は、自動券売機または自動精算機など
における紙幣処理装置(10)を示し、紙幣の流れを示した
概略図である。挿入口(12)に挿入された紙幣は、紙幣鑑
別機(14)により紙幣の真偽を識別された後、千円収納装
置(16)、5千円収納装置(18)または1万円収納装置(20)
にそれぞれ振分けられて収納される。釣り札受取り口(2
2)には、取消しボタンの操作により挿入された紙幣が返
却される他、高額紙幣を挿入した場合の釣り札が排出さ
れる。
【0011】前記各収納装置(16,18,20)には、釣り札と
して排出するためローラからなる排出機構(24,26,28)
が設けられている。この各排出機構(24,26,28)の下流側
には、釣り札として排出される紙幣が適切であるか、す
なわち、複数枚同時に排出されていないかどうか、また
は排出すべき紙幣であるかどうかを検出するために光セ
ンサー(30)が設けられている。該光センサー(30)は、発
光器(32)と受光器(34)とから成っている。受光器(34)
は、受光した光を電気信号に変換する光電素子からなっ
ている。
【0012】各収納装置(16,18,20)から排出される紙幣
が、2枚以上重なっている場合、または排出すべき紙幣
でない場合を検出したときは、後述するリジェクト回路
により該排出紙幣は釣り札として受取り口(22)に出さず
に、回収ボックス(35)に回収される。
【0013】図2は本発明の電気的機能ブロック図であ
る。図2において、光センサー(30)で検出された電気信
号は、増幅器(36)で増幅された後にA/Dコンバータ(3
8)によりアナログ信号からデジタル信号に変換される。
図3〜図5は、前記光センサー(30)を紙幣が通過するこ
とによって得られた各種紙幣の電圧波形である。各電圧
波形は、各種紙幣の絵模様によって透過光量が異なるこ
とにより電圧波形が異なる各種紙幣のパターンを示して
いる。図3の(a)は、千円札一枚の電圧波形であり、
中央の電圧が高くなっているのは透かし模様によるもの
である。図3の(b)は千円札2枚が重なった場合の電
圧パターン図である。紙幣2枚により透過する光の量が
少なくなり全体的に電圧レベルが低くなっている。従っ
て、排出されてきた千円札が一枚か2枚重なったものか
は、このパターンの違いにより判断する。図4は、5千
円札一枚の電圧パターンであり、図5は1万円札一枚の
電圧パターンである。なお、紙幣の種類を判断するの
は、千円札から1万円札にいくにつれて5mmづつ長く
なっていることにより、すなわち、各紙幣は長さが異な
ることによりこの長さを検出することにより紙幣の種類
を判別するようにしてもよいことは勿論のことである。
【0014】図2に戻って説明すると、A/Dコンバー
タ(38)により変換されたデジタル信号は、制御装置(40)
に入力され信号処理される。該制御装置(40)は、認識回
路(42)と、比較回路(44)と、判定回路(46)とを備えてい
る。この制御装置(40)はCPUで構成される。
【0015】符号(48)はROMであって、該ROM(48)
には、図3〜図5に示した紙幣のパターンのデータが格
納されている。すなわち、千円札、5千円札、1万円札
の各パターンデータが記録され、排出紙幣信号に基づき
前記比較回路(44)に読み込まれる。
【0016】前記認識回路(42)は、前記光センサー(30)
を通過した紙幣のパターン認識を行うものであって、光
センサー(30)のアナログ出力信号をA/Dコンバータ(3
8)によりサンプリングされデジタル信号に変換された信
号に基づきパターンを認識する。
【0017】前記比較回路(44)は、前記ROM(48)から
のパターンデータと、前記認識回路(42)からの紙幣パタ
ーンデータとを比較する。
【0018】前記判定回路(46)は、比較回路(44)により
比較された比較信号が、図1に示す各収納装置(16,18,2
0)から排出すべき信号であるかどうかを判定する。各収
納装置(16,18,20)から排出され前記光センサー(30)を通
過した紙幣が釣り札として排出する紙幣であると判断し
た場合は、図1に示す釣り札受取り口(22)に排出するよ
う排出回路(50)に出力する。また、各収納装置(16,18,2
0)から排出され前記光センサー(30)を通過した紙幣が釣
り札として排出すべきでない紙幣であると判断した場合
は、光センサー(30)を通過した紙幣を図1に示す回収ボ
ックス(35)に回収するようリジェクト回路(52)に判定回
路(46)は出力する。
【0019】このように本発明は、各収納装置(16,18,2
0)に収納されるべき紙幣以外の紙幣が混入している場
合、光センサー(30)等を用いて釣り札として排出すべき
でない紙幣を検出することにより、このような紙幣を回
収ボックス(35)に回収するようにしている。
【0020】
【発明の効果】以上説明したように本発明によれば、釣
り札カセットに収納されるべき紙幣以外の種類の紙幣が
混入している場合、この紙幣を確実に検出して回収ボッ
クスに回収するようにしたので、簡単な構成でもって、
間違った紙幣を利用客に釣り札として排出することがな
い。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の紙幣処理装置の概略を示した図であ
る。
【図2】本発明において紙幣の種類を検出する電気的ブ
ロック図である。
【図3】千円札の電気的パターンを示した図であり、
(a)は千円札一枚のパターン図であり、(b)は千円
札が2枚重なった場合のパターン図である。
【図4】5千円札の電気的パターンを示した図である。
【図5】1万円札の電気的パターンを示した図である。
【符号の説明】
10 紙幣処理装置 16 千円収納装置 18 5千円収納装置 20 1万円収納装置 24,26,28 排出機構 30 光センサー 36 回収ボックス 40 制御装置 42 認識回路 44 比較回路 46 判定回路 48 ROM

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 千円収納装置(16)と、5千円収納装置(1
    8)と、1万円収納装置(20)とを備え、これら収納装置(1
    6,18,20)から釣り札を排出するようにした紙幣処理装置
    (10)であって、 前記各収納装置(16,18,20)に設けられ、収納されている
    紙幣を排出するためローラから成る排出機構(24,26,28)
    の下流側にそれぞれ設けられた光センサー(30)と;各紙
    幣の電気的パターンが格納されているROM(48)と;前
    記光センサー(30)の出力信号に基づいて得られた排出紙
    幣のパターンと、前記ROM(48)に格納された紙幣パタ
    ーンとを比較し、排出すべき紙幣であるどうか判定した
    後、排出すべき紙幣でない場合は回収ボックス(35)に紙
    幣を回収するよう制御する制御装置(40)と;を備えてい
    ることを特徴とする紙幣処理装置。
  2. 【請求項2】 前記制御装置(40)は、前記光センサー(3
    0)の出力信号に基づいて排出紙幣のパターンを認識する
    パターン認識手段(42)と、該パターン認識手段(42)の紙
    幣パターンと前記ROM(48)に格納されている紙幣パタ
    ーンとを比較する比較手段(44)と、排出紙幣が排出すべ
    き紙幣であるかどうか判定する判定手段(46)とを備えて
    いることを特徴とする請求項1に記載の紙幣処理装置。
JP9055867A 1997-03-11 1997-03-11 紙幣処理装置 Pending JPH10255101A (ja)

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JP9055867A JPH10255101A (ja) 1997-03-11 1997-03-11 紙幣処理装置

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JP9055867A JPH10255101A (ja) 1997-03-11 1997-03-11 紙幣処理装置

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JPH10255101A true JPH10255101A (ja) 1998-09-25

Family

ID=13011039

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JP9055867A Pending JPH10255101A (ja) 1997-03-11 1997-03-11 紙幣処理装置

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Legal Events

Date Code Title Description
A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 20040319