JPH10250985A - 多目的クレーン - Google Patents
多目的クレーンInfo
- Publication number
- JPH10250985A JPH10250985A JP5909797A JP5909797A JPH10250985A JP H10250985 A JPH10250985 A JP H10250985A JP 5909797 A JP5909797 A JP 5909797A JP 5909797 A JP5909797 A JP 5909797A JP H10250985 A JPH10250985 A JP H10250985A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- girder
- hopper
- leg
- cargo
- conveyor
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
- 239000003245 coal Substances 0.000 description 1
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 1
- 238000011144 upstream manufacturing Methods 0.000 description 1
Landscapes
- Ship Loading And Unloading (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 コンテナ荷役に加えて散積貨物の陸揚げ作業
を効率よく行える多目的クレーンを提供する。 【解決手段】 岸壁1上を移動する脚部3と、脚部3の
頂部に設けられたガーダ4と、ガーダ4の先端部に枢支
されて傾動し得るブーム5と、ガーダ4及びブーム5に
沿って横行するトロリ6と、トロリ6に昇降可能に吊り
下げられ且つグラブバケット10等を装着し得るヘッド
ブロック7と、脚部3の内方から陸側へ延びるビーム1
6と、ビーム16に沿って移動するホッパ14と、ホッ
パ14の直下から脚部3の陸側へ延び且つホッパ14と
一体的に移動するコンベヤ15とを備え、グラブバケッ
ト10から放出される散積貨物9を、ホッパ14を介し
てコンベヤ15へ切り出し、コンベヤ15によって岸壁
1の陸側へ連続的に移送する。
を効率よく行える多目的クレーンを提供する。 【解決手段】 岸壁1上を移動する脚部3と、脚部3の
頂部に設けられたガーダ4と、ガーダ4の先端部に枢支
されて傾動し得るブーム5と、ガーダ4及びブーム5に
沿って横行するトロリ6と、トロリ6に昇降可能に吊り
下げられ且つグラブバケット10等を装着し得るヘッド
ブロック7と、脚部3の内方から陸側へ延びるビーム1
6と、ビーム16に沿って移動するホッパ14と、ホッ
パ14の直下から脚部3の陸側へ延び且つホッパ14と
一体的に移動するコンベヤ15とを備え、グラブバケッ
ト10から放出される散積貨物9を、ホッパ14を介し
てコンベヤ15へ切り出し、コンベヤ15によって岸壁
1の陸側へ連続的に移送する。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、橋形クレーン(コ
ンテナ用クレーン)の脚部にホッパ及びコンベヤを移動
自在に設けた多目的クレーンに関するものである。
ンテナ用クレーン)の脚部にホッパ及びコンベヤを移動
自在に設けた多目的クレーンに関するものである。
【0002】
【従来の技術】図3から図5は従来の橋形クレーン(コ
ンテナ用クレーン)の一例を示すもので、この橋形クレ
ーン(コンテナ用クレーン)は、岸壁1に敷設されたレ
ール2に沿って走行する脚部3と、基端寄り部分が陸側
へ大きく張り出すように脚部3の頂部に水平に設けられ
たガーダ4と、該ガーダ4の先端部に枢支され且つガー
ダ4に水平に連なって海側へ突出する荷役位置とガーダ
4に対して起立した休止位置との間を傾動し得るブーム
5と、該ブーム5が荷役位置に設定されている状態にお
いてガーダ4及びブーム5に沿って横行するトロリ6
と、該トロリ6に昇降可能に吊り下げられたヘッドブロ
ック7とを有しており、該ヘッドブロック7には、コン
テナ11を係止可能なスプレッダ8、あるいは石炭、鉱
石等の散積貨物9を掴み取るグラブバケット10が装着
され得るようになっている。
ンテナ用クレーン)の一例を示すもので、この橋形クレ
ーン(コンテナ用クレーン)は、岸壁1に敷設されたレ
ール2に沿って走行する脚部3と、基端寄り部分が陸側
へ大きく張り出すように脚部3の頂部に水平に設けられ
たガーダ4と、該ガーダ4の先端部に枢支され且つガー
ダ4に水平に連なって海側へ突出する荷役位置とガーダ
4に対して起立した休止位置との間を傾動し得るブーム
5と、該ブーム5が荷役位置に設定されている状態にお
いてガーダ4及びブーム5に沿って横行するトロリ6
と、該トロリ6に昇降可能に吊り下げられたヘッドブロ
ック7とを有しており、該ヘッドブロック7には、コン
テナ11を係止可能なスプレッダ8、あるいは石炭、鉱
石等の散積貨物9を掴み取るグラブバケット10が装着
され得るようになっている。
【0003】上述した橋形クレーン(コンテナ用クレー
ン)によって、コンテナ11の荷役を行う際には、図4
に示すように、ヘッドブロック7にスプレッダ8を装着
し、ブーム5をガーダ4に水平に連なる荷役位置に設定
したうえ、ガーダ4及びブーム5に対するトロリ6の横
行動作、トロリ6に対するヘッドブロック7の昇降動
作、コンテナ11に対するスプレッダ8の係止動作並び
に係止解除動作の組み合わせによって、接岸中のコンテ
ナ用船舶(図示せず)からのコンテナ11の陸揚げ作業
や、岸壁1から船舶へのコンテナ11の積み込み作業を
行う。
ン)によって、コンテナ11の荷役を行う際には、図4
に示すように、ヘッドブロック7にスプレッダ8を装着
し、ブーム5をガーダ4に水平に連なる荷役位置に設定
したうえ、ガーダ4及びブーム5に対するトロリ6の横
行動作、トロリ6に対するヘッドブロック7の昇降動
作、コンテナ11に対するスプレッダ8の係止動作並び
に係止解除動作の組み合わせによって、接岸中のコンテ
ナ用船舶(図示せず)からのコンテナ11の陸揚げ作業
や、岸壁1から船舶へのコンテナ11の積み込み作業を
行う。
【0004】また、散積貨物9の荷役を行う際には、図
5に示すように、ヘッドブロック7にグラブバケット1
0を装着し、散積貨物9を一時的に貯留し且つ該散積貨
物9をトラック12の荷台へ切り出し得る移動式ホッパ
13を、脚部3の海側脚3aと陸側脚3bとの間に位置
するように岸壁1に配置し、ブーム5をガーダ4に水平
に連なる荷役位置に設定したうえ、ガーダ4及びブーム
5に対するトロリ6の横行動作、トロリ6に対するヘッ
ドブロック7の昇降動作、散積貨物9に対するグラブバ
ケット10の掴み取り動作並びに掴み取り解除動作の組
み合わせによって、接岸中の散積貨物用船舶21からの
散積貨物9の陸揚げ作業を行う。
5に示すように、ヘッドブロック7にグラブバケット1
0を装着し、散積貨物9を一時的に貯留し且つ該散積貨
物9をトラック12の荷台へ切り出し得る移動式ホッパ
13を、脚部3の海側脚3aと陸側脚3bとの間に位置
するように岸壁1に配置し、ブーム5をガーダ4に水平
に連なる荷役位置に設定したうえ、ガーダ4及びブーム
5に対するトロリ6の横行動作、トロリ6に対するヘッ
ドブロック7の昇降動作、散積貨物9に対するグラブバ
ケット10の掴み取り動作並びに掴み取り解除動作の組
み合わせによって、接岸中の散積貨物用船舶21からの
散積貨物9の陸揚げ作業を行う。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】ところが、図3から図
5に示す橋形クレーン(コンテナ用クレーン)では、脚
部3の寸法によって移動式ホッパ13の形状が制限され
るため、該移動式ホッパ13の散積貨物貯留容量をあま
り大きくすることができず(グラブバケットの掴み容量
の約3倍程度)、散積貨物用船舶21からトラック12
への散積貨物9の積み替えサイクルが長い。
5に示す橋形クレーン(コンテナ用クレーン)では、脚
部3の寸法によって移動式ホッパ13の形状が制限され
るため、該移動式ホッパ13の散積貨物貯留容量をあま
り大きくすることができず(グラブバケットの掴み容量
の約3倍程度)、散積貨物用船舶21からトラック12
への散積貨物9の積み替えサイクルが長い。
【0006】また、散積貨物用船舶21の船倉口に対し
て橋形クレーン(コンテナ用クレーン)を移動する場
合、該橋形クレーン(コンテナ用クレーン)に追従して
移動式ホッパ13の位置替えを行う必要がある。
て橋形クレーン(コンテナ用クレーン)を移動する場
合、該橋形クレーン(コンテナ用クレーン)に追従して
移動式ホッパ13の位置替えを行う必要がある。
【0007】本発明は上述した実情に鑑みてなしたもの
で、コンテナ荷役に加えて散積貨物の陸揚げ作業を効率
よく行える多目的クレーンを提供することを目的として
いる。
で、コンテナ荷役に加えて散積貨物の陸揚げ作業を効率
よく行える多目的クレーンを提供することを目的として
いる。
【0008】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するた
め、本発明の多目的クレーンでは、岸壁に沿って移動可
能な脚部と、該脚部の頂部に略水平に設けられたガーダ
と、該ガーダの先端部に枢支され且つガーダに水平に連
なる荷役位置とガーダに対して起立した休止位置との間
を傾動し得るブームと、該ブームが荷役位置に設定され
ている状態においてガーダ及びブームに沿って横行する
トロリと、該トロリに昇降可能に吊り下げられ且つコン
テナ荷役具あるいは散積貨物荷役具が装着され得るヘッ
ドブロックと、脚部の上下方向中間部から陸側へ略水平
に延びるビームと、脚部内方に位置し且つビームに沿っ
て移動可能な散積貨物一時貯留用のホッパと、該ホッパ
の直下から脚部の陸側へ延び且つビームに沿ってホッパ
と一体的に移動可能なコンベヤとを備えている。
め、本発明の多目的クレーンでは、岸壁に沿って移動可
能な脚部と、該脚部の頂部に略水平に設けられたガーダ
と、該ガーダの先端部に枢支され且つガーダに水平に連
なる荷役位置とガーダに対して起立した休止位置との間
を傾動し得るブームと、該ブームが荷役位置に設定され
ている状態においてガーダ及びブームに沿って横行する
トロリと、該トロリに昇降可能に吊り下げられ且つコン
テナ荷役具あるいは散積貨物荷役具が装着され得るヘッ
ドブロックと、脚部の上下方向中間部から陸側へ略水平
に延びるビームと、脚部内方に位置し且つビームに沿っ
て移動可能な散積貨物一時貯留用のホッパと、該ホッパ
の直下から脚部の陸側へ延び且つビームに沿ってホッパ
と一体的に移動可能なコンベヤとを備えている。
【0009】本発明の多目的クレーンにおいては、散積
貨物荷役具から放出される散積貨物を、脚部の内方のホ
ッパに一時的に貯留し、該ホッパから切り出される散積
貨物を、ホッパの直下から陸側へ延びるコンベヤにより
連続的に移送する。
貨物荷役具から放出される散積貨物を、脚部の内方のホ
ッパに一時的に貯留し、該ホッパから切り出される散積
貨物を、ホッパの直下から陸側へ延びるコンベヤにより
連続的に移送する。
【0010】コンベヤによって移送される散積貨物を岸
壁の陸側に積上げて貯留する際に、ホッパ及びコンベヤ
をビームに沿って適宜移動させて、岸壁の陸側に積み上
げられる散積貨物の底面積を大きくし、該散積貨物の貯
留量の増大を図る。
壁の陸側に積上げて貯留する際に、ホッパ及びコンベヤ
をビームに沿って適宜移動させて、岸壁の陸側に積み上
げられる散積貨物の底面積を大きくし、該散積貨物の貯
留量の増大を図る。
【0011】また、コンテナの荷役を行う際には、ホッ
パ及びコンベヤをビームに沿って陸側へ移動させ、脚部
の内方の海側寄りにスプレッダに係止されたコンテナが
昇降するための空間を確保する。
パ及びコンベヤをビームに沿って陸側へ移動させ、脚部
の内方の海側寄りにスプレッダに係止されたコンテナが
昇降するための空間を確保する。
【0012】
【発明の実施の形態】以下、本発明を実施する形態の一
例を、図示例と共に説明する。
例を、図示例と共に説明する。
【0013】図1及び図2は本発明の多目的クレーンの
実施の形態の一例を示すものであり、図3と同一の符号
を付した部分は同一物を表している。
実施の形態の一例を示すものであり、図3と同一の符号
を付した部分は同一物を表している。
【0014】図1及び図2に示す多目的クレーンは、図
3から図5に示す橋形クレーン(コンテナ用クレーン)
の構成に加えて、左右一対のビーム16と、該ビーム1
6に沿って移動するホッパフレーム18と、散積貨物一
時貯留用のホッパ14と、散積貨物搬送用のコンベヤ1
5とを備えている。
3から図5に示す橋形クレーン(コンテナ用クレーン)
の構成に加えて、左右一対のビーム16と、該ビーム1
6に沿って移動するホッパフレーム18と、散積貨物一
時貯留用のホッパ14と、散積貨物搬送用のコンベヤ1
5とを備えている。
【0015】ビーム16は、脚部3の高さ方向の中間部
位に取り付けられ、脚部3の海側脚3aから陸側脚3b
を越えて該陸側脚3bの外方へ略水平に延びており、ビ
ーム16の上面には、該ビーム16の全長にわたって延
びるレール17が敷設されている。
位に取り付けられ、脚部3の海側脚3aから陸側脚3b
を越えて該陸側脚3bの外方へ略水平に延びており、ビ
ーム16の上面には、該ビーム16の全長にわたって延
びるレール17が敷設されている。
【0016】ホッパフレーム18は、4隅に前記のレー
ル17上を転動し得る車輪19を有し且つ一部の車輪1
9を駆動し得る駆動装置(図示せず)を備えており、ホ
ッパフレーム18の海側端近傍部分には、ホッパ14が
搭載されている。
ル17上を転動し得る車輪19を有し且つ一部の車輪1
9を駆動し得る駆動装置(図示せず)を備えており、ホ
ッパフレーム18の海側端近傍部分には、ホッパ14が
搭載されている。
【0017】ホッパ14は、上部がグラブバケット10
の開きに適応した大きさに開口し且つ下部に散積貨物9
を放出するための切出口20を有しており、前記のホッ
パフレーム18ともに、脚部3の内方において、海側脚
3aと陸側脚3bとの間を移動するようになっている。
の開きに適応した大きさに開口し且つ下部に散積貨物9
を放出するための切出口20を有しており、前記のホッ
パフレーム18ともに、脚部3の内方において、海側脚
3aと陸側脚3bとの間を移動するようになっている。
【0018】コンベヤ15は、搬送方向上流端がホッパ
14の切出口20の直下に位置し且つ搬送方向下流端が
脚部3の陸側脚3bの外方に位置するように、前記のホ
ッパフレーム18に支持されている。
14の切出口20の直下に位置し且つ搬送方向下流端が
脚部3の陸側脚3bの外方に位置するように、前記のホ
ッパフレーム18に支持されている。
【0019】図1及び図2に示す多目的クレーンによっ
て、コンテナ11(図4参照)の荷役を行う際には、ホ
ッパフレーム18をビーム16に沿って陸側脚3b側へ
移動させて、ホッパ14及びコンベヤ15を陸側脚3b
の近傍に停止させることにより、海側脚3a近傍の脚部
3の内方にコンテナ11が昇降するための空間を確保す
る。
て、コンテナ11(図4参照)の荷役を行う際には、ホ
ッパフレーム18をビーム16に沿って陸側脚3b側へ
移動させて、ホッパ14及びコンベヤ15を陸側脚3b
の近傍に停止させることにより、海側脚3a近傍の脚部
3の内方にコンテナ11が昇降するための空間を確保す
る。
【0020】その後、図4に示す従来の橋形クレーンと
同様に、ヘッドブロック7にスプレッダ8(図4参照)
を装着し、ブーム5をガーダ4に水平に連なる荷役位置
に設定したうえ、ガーダ4及びブーム5に対するトロリ
6の横行動作、トロリ6に対するヘッドブロック7の昇
降動作、コンテナ11に対するスプレッダ8の係止動作
並びに係止解除動作の組み合わせによって、接岸中のコ
ンテナ用船舶(図示せず)からのコンテナ11の陸揚げ
作業や、岸壁1からコンテナ用船舶へのコンテナ11の
積み込み作業を行う。
同様に、ヘッドブロック7にスプレッダ8(図4参照)
を装着し、ブーム5をガーダ4に水平に連なる荷役位置
に設定したうえ、ガーダ4及びブーム5に対するトロリ
6の横行動作、トロリ6に対するヘッドブロック7の昇
降動作、コンテナ11に対するスプレッダ8の係止動作
並びに係止解除動作の組み合わせによって、接岸中のコ
ンテナ用船舶(図示せず)からのコンテナ11の陸揚げ
作業や、岸壁1からコンテナ用船舶へのコンテナ11の
積み込み作業を行う。
【0021】また、散積貨物9の荷役を行う際には、ホ
ッパフレーム18をビーム16に沿って海側脚3a側へ
移動させて、ホッパ14及びコンベヤ15を脚部3内方
の所定位置に停止させる。
ッパフレーム18をビーム16に沿って海側脚3a側へ
移動させて、ホッパ14及びコンベヤ15を脚部3内方
の所定位置に停止させる。
【0022】その後、図5に示す従来の橋形クレーンと
同様に、ヘッドブロック7にグラブバケット10を装着
し、ブーム5をガーダ4に水平に連なる荷役位置に設定
したうえ、ガーダ4及びブーム5に対するトロリ6の横
行動作、トロリ6に対するヘッドブロック7の昇降動
作、散積貨物9に対するグラブバケット10の掴み取り
動作並びに掴み取り解除動作の組み合わせによって、接
岸中の散積貨物用船舶21からホッパ14への散積貨物
9の陸揚げ作業を行う。
同様に、ヘッドブロック7にグラブバケット10を装着
し、ブーム5をガーダ4に水平に連なる荷役位置に設定
したうえ、ガーダ4及びブーム5に対するトロリ6の横
行動作、トロリ6に対するヘッドブロック7の昇降動
作、散積貨物9に対するグラブバケット10の掴み取り
動作並びに掴み取り解除動作の組み合わせによって、接
岸中の散積貨物用船舶21からホッパ14への散積貨物
9の陸揚げ作業を行う。
【0023】ホッパ14に投入された散積貨物9は、切
出口20からコンベヤ15へ放出され、該コンベヤ15
によって脚部3の陸側外方まで移送され、岸壁1の上面
に積み上げられる。
出口20からコンベヤ15へ放出され、該コンベヤ15
によって脚部3の陸側外方まで移送され、岸壁1の上面
に積み上げられる。
【0024】このとき、ホッパフレーム18を所定の速
度で適宜の範囲内を往復移動させると、コンベヤ15の
搬送方向下流端が多目的クレーンの前後方向へ移動し、
コンベヤ15の搬送方向下流端から放出される散積貨物
9が、岸壁1の上面に台形状に積み上げられ、散積貨物
9の貯留量の増大を図ることが可能となる。
度で適宜の範囲内を往復移動させると、コンベヤ15の
搬送方向下流端が多目的クレーンの前後方向へ移動し、
コンベヤ15の搬送方向下流端から放出される散積貨物
9が、岸壁1の上面に台形状に積み上げられ、散積貨物
9の貯留量の増大を図ることが可能となる。
【0025】山積みされた散積貨物9は、別途ショベル
カー(図示せず)等によってトラック12への積込みを
行うことができる。
カー(図示せず)等によってトラック12への積込みを
行うことができる。
【0026】また、散積貨物用船舶21の船倉口に対し
て多目的クレーンを移動する場合、ホッパ14及びコン
ベヤ15も脚部3とともに移動するので、図3に示す従
来の橋形クレーンにおける移動式ホッパ13(図3及び
図5参照)の位置替えに相当する作業がなくなり、よっ
て、図1及び図2に示す多目的クレーンにおいては、コ
ンテナ荷役に加えて散積貨物の陸揚げ作業を効率よく行
える。
て多目的クレーンを移動する場合、ホッパ14及びコン
ベヤ15も脚部3とともに移動するので、図3に示す従
来の橋形クレーンにおける移動式ホッパ13(図3及び
図5参照)の位置替えに相当する作業がなくなり、よっ
て、図1及び図2に示す多目的クレーンにおいては、コ
ンテナ荷役に加えて散積貨物の陸揚げ作業を効率よく行
える。
【0027】なお、本発明の多目的クレーンは上述した
形態にのみ限定されるものではなく、本発明の要旨を逸
脱しない範囲内において種々変更を加え得ることは勿論
である。
形態にのみ限定されるものではなく、本発明の要旨を逸
脱しない範囲内において種々変更を加え得ることは勿論
である。
【0028】
【発明の効果】以上述べたように、本発明の多目的クレ
ーンによれば、下記のような種々の優れた効果を奏し得
る。
ーンによれば、下記のような種々の優れた効果を奏し得
る。
【0029】(1)脚部内方にクレーンの前後方向へ移
動可能なホッパ及びコンベヤを設け、これらホッパ及び
コンベヤが脚部と一体的に移動するように構成したの
で、大量の散積貨物を連続的に荷揚げすることが可能と
なり、散積貨物の陸上げ作業を効率よく行える。
動可能なホッパ及びコンベヤを設け、これらホッパ及び
コンベヤが脚部と一体的に移動するように構成したの
で、大量の散積貨物を連続的に荷揚げすることが可能と
なり、散積貨物の陸上げ作業を効率よく行える。
【0030】(2)コンベヤによって移送される散積貨
物を岸壁の陸側に積上げて貯留する際に、ホッパ及びコ
ンベヤをビームに沿って適宜移動させると、岸壁の陸側
に積み上げられる散積貨物の底面積が大きくなり、該散
積貨物の貯留量を増大させることができる。
物を岸壁の陸側に積上げて貯留する際に、ホッパ及びコ
ンベヤをビームに沿って適宜移動させると、岸壁の陸側
に積み上げられる散積貨物の底面積が大きくなり、該散
積貨物の貯留量を増大させることができる。
【0031】(3)ホッパ及びコンベヤを脚部内方の一
側へ移動させると、脚部の内方にスプレッダに係止され
たコンテナが昇降するための空間が確保されるので、通
常の橋形クレーンと同様にコンテナの荷役を行うことが
できる。
側へ移動させると、脚部の内方にスプレッダに係止され
たコンテナが昇降するための空間が確保されるので、通
常の橋形クレーンと同様にコンテナの荷役を行うことが
できる。
【図1】本発明の多目的クレーンの実施の形態の一例を
示す側面図である。
示す側面図である。
【図2】図1におけるホッパ及びコンベヤの側面図であ
る。
る。
【図3】従来の橋形クレーン(コンテナ用クレーン)の
一例の側面図である。
一例の側面図である。
【図4】図3におけるヘッドブロックにスプレッダを装
着した場合の正面図である。
着した場合の正面図である。
【図5】図3におけるヘッドブロックにグラブバケット
を装着した場合の正面図である。
を装着した場合の正面図である。
1 岸壁 3 脚部 4 ガーダ 5 ブーム 6 トロリー 7 ヘッドブロック 8 スプレッダ(コンテナ荷役具) 10 グラブバケット(散積貨物荷役具)
Claims (1)
- 【請求項1】 岸壁に沿って移動可能な脚部と、該脚部
の頂部に略水平に設けられたガーダと、該ガーダの先端
部に枢支され且つガーダに水平に連なる荷役位置とガー
ダに対して起立した休止位置との間を傾動し得るブーム
と、該ブームが荷役位置に設定されている状態において
ガーダ及びブームに沿って横行するトロリと、該トロリ
に昇降可能に吊り下げられ且つコンテナ荷役具あるいは
散積貨物荷役具が装着され得るヘッドブロックと、脚部
の上下方向中間部から陸側へ略水平に延びるビームと、
脚部内方に位置し且つビームに沿って移動可能な散積貨
物一時貯留用のホッパと、該ホッパの直下から脚部の陸
側へ延び且つビームに沿ってホッパと一体的に移動可能
なコンベヤとを備えたことを特徴とする多目的クレー
ン。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP5909797A JPH10250985A (ja) | 1997-03-13 | 1997-03-13 | 多目的クレーン |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP5909797A JPH10250985A (ja) | 1997-03-13 | 1997-03-13 | 多目的クレーン |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH10250985A true JPH10250985A (ja) | 1998-09-22 |
Family
ID=13103499
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP5909797A Pending JPH10250985A (ja) | 1997-03-13 | 1997-03-13 | 多目的クレーン |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH10250985A (ja) |
Cited By (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
KR20170121287A (ko) | 2015-03-04 | 2017-11-01 | 시바카이 가부시키가이샤 | 하역방법 |
KR20170125930A (ko) | 2015-03-04 | 2017-11-15 | 시바카이 가부시키가이샤 | 하역장치 |
WO2018047215A1 (ja) | 2016-09-12 | 2018-03-15 | 芝海株式会社 | コンテナ船、およびコンテナの荷役方法 |
CN117262767A (zh) * | 2023-10-09 | 2023-12-22 | 江苏淮阴发电有限责任公司 | 远程控制桥式起重机的煤场结构 |
-
1997
- 1997-03-13 JP JP5909797A patent/JPH10250985A/ja active Pending
Cited By (9)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
KR20170121287A (ko) | 2015-03-04 | 2017-11-01 | 시바카이 가부시키가이샤 | 하역방법 |
KR20170125930A (ko) | 2015-03-04 | 2017-11-15 | 시바카이 가부시키가이샤 | 하역장치 |
EP3842367A2 (en) | 2015-03-04 | 2021-06-30 | Shibakai Co., Ltd. | Cargo handling method |
US11142411B2 (en) | 2015-03-04 | 2021-10-12 | Shibakai Co., Ltd. | Cargo handling method |
US11401118B2 (en) | 2015-03-04 | 2022-08-02 | Shibakai Co., Ltd. | Cargo handling method |
WO2018047215A1 (ja) | 2016-09-12 | 2018-03-15 | 芝海株式会社 | コンテナ船、およびコンテナの荷役方法 |
KR20180053270A (ko) | 2016-09-12 | 2018-05-21 | 시바카이 가부시키가이샤 | 컨테이너선, 및 컨테이너의 하역방법 |
US10407137B2 (en) | 2016-09-12 | 2019-09-10 | Shibakai Co., Ltd. | Container ship and container handling method |
CN117262767A (zh) * | 2023-10-09 | 2023-12-22 | 江苏淮阴发电有限责任公司 | 远程控制桥式起重机的煤场结构 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
US5538382A (en) | Variable level lifting platform for a cargo container handling crane | |
US1522707A (en) | Freight-handling system | |
JP6216094B2 (ja) | 荷役方法 | |
RU2093447C1 (ru) | Устройство для перегрузки штучных грузов в форме транспортных упаковок | |
US5603598A (en) | Guide chute for cargo container handling cranes | |
JPH10250985A (ja) | 多目的クレーン | |
US3486641A (en) | Bulk loader,unloader,and cargo container handling crane and method | |
WO2016139698A1 (ja) | 貨物コンテナ | |
JP2991156B2 (ja) | クレーンを用いた荷役装置 | |
JPH10324426A (ja) | バラ物の船積み方法及びその装置 | |
JP2896042B2 (ja) | 舶用荷役ランプ装置 | |
US11401118B2 (en) | Cargo handling method | |
JPH09175781A (ja) | コンテナクレーン | |
JPS58167326A (ja) | 堆積ばら荷のためのバケツトホイ−ル付搬出装置 | |
CN100430266C (zh) | 处理废物的方法、废物处理料斗及废物处理车 | |
EP0827934B1 (en) | A guide chute for cargo container handling cranes | |
US6371718B1 (en) | Materials handling device | |
NL2020597B1 (nl) | Inklapbaar werkplatform en werkwijze voor het in- of uitklappen daarvan | |
JPH06247562A (ja) | 高速船用荷役設備 | |
JPH07101557A (ja) | 船舶荷役装置 | |
WO2016139700A1 (ja) | 艀 | |
JPH10310369A (ja) | クレーンを用いた荷役装置 | |
WO2016139699A1 (ja) | 貨物コンテナ用台車 | |
JPH07101556A (ja) | 船舶荷役装置 | |
JPH10272981A (ja) | 荷役車両 |