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JPH10248232A - モータの構造 - Google Patents

モータの構造

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Publication number
JPH10248232A
JPH10248232A JP6746597A JP6746597A JPH10248232A JP H10248232 A JPH10248232 A JP H10248232A JP 6746597 A JP6746597 A JP 6746597A JP 6746597 A JP6746597 A JP 6746597A JP H10248232 A JPH10248232 A JP H10248232A
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JP
Japan
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pole
motor
rotor
correction
magnet
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JP6746597A
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English (en)
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JP3749340B2 (ja
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Yuzuru Suzuki
譲 鈴木
Sakae Fujitani
栄 藤谷
Youji Hino
陽至 日野
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Minebea Co Ltd
Original Assignee
Minebea Co Ltd
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Publication date
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  • Iron Core Of Rotating Electric Machines (AREA)
  • Permanent Field Magnets Of Synchronous Machinery (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 短時間でしかも低価格で低振動・低騒音・高
回転精度で滑らかな動きをする制御性の良い、高品質の
モータを提供しようとすること。 【解決手段】 マグネットワイヤーを巻回して構成した
コイル8を有するステータステータアッセイ5の極歯1
3と微小間隔を隔てて回転自在に対向する、永久磁石か
らなる界磁用磁石4の磁極11の一部に、発生する高調
波と逆相の補正極20を設け、低振動・低騒音・高回転
精度で滑らかな動作の制御性の良いモータを、短時間で
しかも低コストで構成する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、永久磁石型の界磁
磁石を持つモータの回転を滑らかにして、低振動・低騒
音並びに回転精度の高精度化を計ったモータの構造に関
する。
【0002】
【従来の技術】近年各種OA機器の高精度化に伴いスピ
ンドルモータを始めとして各種モータの低振動・低騒音
並びに回転精度の高精度化が強く求められている。そこ
で、この対策として、電気的に対応する方法もあるが、
コスト的に高価になる割にはその効果が少ないことか
ら、コスト的に有利と見られる、機械的な構造の見直し
がなされるようになった。そのうちのひとつとして、特
開平8−298766号公報に開示されているものを挙
げることができる。この公開公報に開示されている技術
は、N極とS極とを交互に着磁した円筒状のロータと、
これと小さな間隙を介して対峙し、ロータ軸と平行方向
に複数個設けた固定磁極となる極歯の基部側の幅を先端
側の幅よりも大きくしたものである。そして、ロータ磁
極の境界部分が極歯の前面を通過する際、ロータ磁極と
極歯とが徐々に接近・離反するように構成して、低振動
・低騒音並びに回転精度の高精度化を計ったモータを得
ることができるというものである。この他、前記と同様
極歯の先端側と基部側の幅を異ならせたステッピングモ
ータの構造は、たとえば、特開平8−98498号公
報、特開平8−223901号公報にも開示されてい
る。
【0003】この他、ステータの極歯形状を変えたり、
極歯の曲率を変えたり、極歯に溝を設けたりする技術も
試みられている。しかし、これらの方法では、その形状
を決めるには数回の試作が必要となることと、その都度
金型の変更を必要とする為に時間と多額の費用がかかる
結果となっていた。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】本発明はこのような問
題に鑑みなされたもので、短時間でしかも低価格で低振
動・低騒音・高回転精度で滑らかな動きをする制御性の
良い、高品質のモータを提供しようとするものである。
【0005】
【課題を解決するための手段】上述の本願発明の目的を
達成するための手段として、基本的にN極、S極が進行
方向に交互に着磁された永久磁石からなる界磁用の磁極
を有するロータと、前記永久磁石と間隔を保持して対向
し、コイルに流れる電流によりロータの進行方向に隣接
して配置された少なくとも1相分のステータ極歯にN極
とS極を発生するステータとを具備するモータにおい
て、前記ロータとステータの相対的移動により生じる誘
導起電力に含まれる高調波を打ち消す補正極用磁石を前
記ロータの磁極に設けたことを特徴とするモータの構造
を有する。
【0006】上記課題を解決するための手段を更に説明
すると、例えばPM型ステッピングモータの動きは、コ
イルの通電によりステータの極歯がN極とS極に励磁さ
れ、これに対応してロータとなる多極着磁された界磁用
磁石の磁極が吸引あるいは反発を起こし軸を中心として
回転するもので、その出力は、磁極の全周積分されたも
のとなる。そのため従来構造のように、ステータの極歯
と界磁用磁石の磁極の関係が、周方向ですべてが一致し
ていると、磁気的結合が最良となり出力は最大値が得ら
れ易いが、動きは急峻なステップ状となり振動的になっ
てしまう。
【0007】そこで、この動きを解析する為に、ロータ
を回すことによって発生する誘導起電力(B−EMF)
波形をFFT(高速フーリエ交換)してみると、基本波
に対して高調波成分(第2次、3次、4次、5次等)が
比較的大きな割合で存在していることが判る。このこと
から、これらの高調波成分を抑えることが出来れば、誘
導起電力波形は基本波形が多く含まれた高調波成分の少
ない正弦波となり、滑らかな動きになることは、誰でも
容易に推測できる。しかし、これをどのように達成する
かが最大の問題であり、最も工夫を要する部分である。
本発明では、この高調波を打消す為に界磁磁石の磁極に
着目し、まず、基本となる主界磁磁極だけを持つロータ
を、対応するステータに入れてモータを組み、ロータを
回転させ、誘導起電力波形を測定し、それをFFTし高
調波の次数と基本波に対する含有率を調べる。
【0008】次に、誘導起電力波形に於いて波形を歪ま
せている高調波が界磁磁石の磁極間隔に比例して生じる
ことを利用して、該高調波の次数に相当する磁極間隔と
なる補正極を該高調波の含有率に合わせた極数だけ、該
高調波の位相と180°の位相差となるように、基本波
との位相を調整して、基本となる主界磁磁極の一部分に
施すようにしたものである。即ち、動きの悪い(回転精
度の低い)モータが有り、このモータの誘導起電力をF
FTした結果、3次高調波だけが大きく出ていたとす
る。この場合の対処方法としては、補正極の磁極間隔N
を主界磁磁極間隔Pの1/3として、該3次高調波の位
相と逆相(180度位相)になるように着磁を行う。次
に、その結果をFFTし補正極の効果を確認する。この
時補正極の効果が不足であれば必要な量だけ補正極を増
やすか、更に強く着磁出来る着磁条件に変えて、再度着
磁を行い効果が十分であることを確認する。
【0009】尚、補正極は界磁磁石にバランスよく配す
るのが重要なことは当然であり、改めて説明の必要の無
いものである。又、原理は上記説明と同じなので詳細説
明は割愛するが、この応用として磁極数は変えないで磁
極幅を適宜変えて調整する方法も有効である。このよう
にすることにより、先にも述べたが誘導起電力波形を歪
ませている高調波をキャンセルすることが出来る為、歪
みの少ない誘導起電力波形が得られ、結果として、ステ
ータ等の金型の修正を行うことなく短時間で、低振動・
低騒音・高回転精度で滑らかな動きの、制御性の良いモ
ータを構成することが出来る。
【0010】
【発明の実施の形態】以下、本発明の一実施の形態を図
を用いて説明する。図1は本発明に係わるPM型ステッ
ピングモータの構成図で、1と15はステンレス鋼板を
打抜いて造られたフランジ、2は含油合金からなる軸
受、5はステータアッセイを示す。ステータアッセイ5
は、軟磁性材の鋼板を立体的にドーナツ状に折曲げ、そ
の内周に極歯13を持つステータヨーク9と10をもっ
て、マグネットワイヤーをボビン6に巻回して構成した
コイル8を挟持して構成される。19はロータアッセイ
を示し、3は回転中心となるシャフト、4はステータヨ
ーク9と10の極歯13と対向して外周に複数の磁極1
1を持つ界磁用磁石、17は界磁磁石4とシャフト3を
締結保持するスリーブを示す。
【0011】図2はステータアッセイ5の構成を示す断
面図である。ステータアッセイ5を構成するステータヨ
ーク9は、背の低い円筒状の側壁を持った皿状の軟磁性
鉄板の中央に穴をあけ、その中央の穴の縁部から側壁と
同方向に複数個の極歯13を突出させており、下面側が
開いた断面四角形のドーナツ型をしている。またステー
タヨーク10は、中央に穴を設けた軟磁性鉄板からなる
円板の中央穴周縁から複数個の極歯13を突出させた構
成を持つ。ステータヨーク9の極歯13と側壁間に形成
された断面4角形の空間には、マグネットワイヤーをボ
ビン6に巻回したコイル8を納めた後、ステータヨーク
9の開口面にステータヨーク10を嵌合させ、これらを
嵌合させたときこれらの極歯13同士が等間隔で噛み合
うように構成する。このように構成された2個のステー
タアッセイ5を背中合わせに重ね、高分子材料を用いた
モールド成形等の手法により一体化構成する。なお図1
において、7はコイル8から引き出された端子である。
【0012】図3は上記ステータアッセイ5を用いたP
M型ステッピングモータの縦断面図である。図3におい
て、ロータアッセイ19は、回転中心となるシャフト3
を基準としてこれにスリーブ17を圧入固定し、その外
周に接着剤を塗布し界磁用磁石4を同軸となるように挿
入し接着固定している。このように構成されたロータア
ッセイ19は、界磁用磁石4の外周に所定の着磁を施し
て磁極11を構成し、磁極11がステータアッセイ5の
極歯13と微小間隔を開けて対向するように、含油合金
からなる軸受2、16をカメシ固定したフランジ1、1
5をシャフト3に挿入し、ステータアッセイ5の極歯1
3と同軸となるように位置決めされている。尚、フラン
ジ1、15はプラズマ溶接等によりステータアッセイ5
に固定されている。
【0013】図4は、本発明のロータアッセイ19の構
造を示す斜視図である。本発明のロータアッセイは、3
次高調波を抑制するための補正極20を、界磁用磁石4
に主界磁の磁極11の磁極間隔Pの1/3を補正極間隔
として、主界磁の磁極11の2極分を界磁用磁石4のバ
ランスが損なわない様180度対向させて、該3次高調
波の位相と逆相(180度位相)となる位置に構成して
いる。図5は、本発明にかかるモータのロータアッセイ
19を構成する界磁用磁石4の表面磁束密度波形(着磁
パターン)を示す波形図であり、図6は、本発明にかか
る20ステップ(10極着磁)構成のモータのロータを
300rpmにて回転せしめた時にコイル8に発生する
誘導起電力波形を示す波形図である。通常20ステップ
モータの界磁用磁石4の磁極11は、N極,S極各5個
の10個となり、そのピッチPはステータアッセイ5の
極歯13のピッチP(図2参照)と同一としている。
【0014】図7は、従来例のロータアッセイを示す斜
視図である。なお、本発明と同一部分には同一符号を付
してある。図8は、図7に示す従来例のロータアッセイ
を構成する界磁用磁石の表面磁束密度波形(着磁パター
ン)を示す波形図であり、図9は、従来例の20ステッ
プ(10極着磁)構成のモータのロータを300rpm
にて回転せしめた時にコイルに発生する誘導起電力波形
を示す波形図である。図8及び図9から分かるように、
このモータ(ロータ)での誘導起電力波形は3次の高調
波が基本波(1次)に重畳し歪みを生じている。これに
対して本発明の実施形態のモータでは、図5から明らか
なように、この高調波(1次)に対する高調波の割合分
を補正極20として界磁磁石に加える。この為、誘導起
電力として新たに逆相の3次高調波が所定量発生し、誘
導起電力波形は、前述の従来例の波形に新たに発生した
高調波が重畳し、これら高調波同士が互いに打ち消しあ
って歪みの少ない波形、即ち正弦波形に近づいている。
この為、モータとして動作させると、振動が少なく、回
転精度の高い、滑らかな回転動作を得ることが出来る。
【0015】図10は、図6,図9に示す誘導起電力波
形をFFT(高速フーリエ変換)したグラフ図であり、
その(a)は従来例のそれを、(b)は本発明のそれを
示す。これらから明らかなように本発明の実施の形態で
は従来例と比較して高調波成分が少ないことが良く判
る。また、図11は、本発明の実施の形態におけるステ
ップに対する変位量(角度)の関係を表わしたグラフ図
である。尚、同図では1部メモリを拡大して示してあ
る。図11より明らかなように、従来例に比べ本発明の
実施の形態は、ステップに対する変位量の変動が少なく
直線性が優れており、滑らかな動きであることが分か
る。
【0016】図12は、あるモータを300rpmの回
転数で回転させた際の振動のレベルを比較した比較図で
ある。この図から明らかなように、本発明は従来例と比
較して振動が少ないことが分かる。
【0017】図13は、本発明の他の実施の形態を示す
斜視図である。この実施の形態では、高調波対策用の補
正極21を界磁磁石の外周端面側に設けたものである。
なお、補正極21は第2次高調波を減衰させるためのも
のである。図14は更に他の実施の形態を示し、高調波
対策の補正極用磁石23を界磁磁石4と切り離し別の所
に設けたものである。なお、補正極用磁石24、25は
第2次高調波と第3次高調波を減衰させるための複合型
の実施の形態である。
【0018】更に本発明のもう1つ他の実施の形態とし
て、基本となる主界磁用磁極の磁極幅を変えたものにつ
いて説明する。図15に示すように、磁極幅を2ケ所、
従来品の磁極幅Wの1/3の幅に狭く又は、両サイドの
着磁幅を1/3づつ広げて従来例の4/3倍するかして
補正極22を形成する。そして、図7,図8,図9に示
す従来例で発生している3次高調波と逆相(180度位
相)の位置に設ける。図16にこの実施の形態のロータ
アッセイ19を構成する界磁用磁石4の表面磁束密度波
形(着磁パターン)を示す波形図であり、図17は、ロ
ータアッセイ19を回転せしめた時、コイル8に発生す
る誘導起電力波形を示す波形図である。図17から明ら
かなように、誘導起電力波形は正弦波に近づき、モータ
は振動が少なく、回転精度がよくなり、滑らかな動きと
なる。その結果をFFT(高速フーリエ変換)すると、
問題の第3次高調波は図18の(b)に示す通り、
(a)に示す従来例のモータの1/3以下となっている
ことが判る。
【0019】以上、本発明を上述のように詳細に説明し
たが、本発明の主旨の範囲内で種々の変形や応用が可能
である。すなわち、上述のように、高調波対策用の補正
極は、補正極の磁束がコイルと鎖交する位置に配されれ
ば、必ずしも界磁磁石に組込まなくても所望の効果は得
られるし、又、補正極の数を必ずしも多くしなくても、
それに相当する補正極の磁極幅を採ることで、所望の効
果は得られる。また、当然ながら、本発明の骨子は、ス
テッピングモータ以外のモータにも十分適用できるもの
であり、また、特開平8−223901号公報に記載さ
れているようなリニア型ステッピングモータにも適用で
きる。そしてこれらはすべて本発明の範囲に含まれるこ
とは明白である。そしてこれらの変形や応用を本発明の
範囲から排除するものではない。
【0020】
【発明の効果】以上、詳細に説明したように、本発明に
よれば、その手順は基本的な構成をまず造りそれを回し
て誘導起電力波形を発生させ、更にこれをFFTして基
本波に対する高調波の次数と夫々の比率を求め、その次
数と比率に合せて補正極の仕様を決め、即ち、補正極と
しての磁極間隔と磁極の数を決めるか、磁極幅と磁極の
数を決めて、界磁マグネットの着磁を行えばよく、低振
動・低騒音・高回転精度で滑らかな動作の制御性の良い
モータを、短時間でしかも低コストで構成することが出
来る。又、本発明は、既存品の改良にも適用出来、既存
品の特性改良をコストをかけずに短時間で簡単に行うこ
とが出来る。
【図面の簡単な説明】
【図1】図1は、本発明に係わるPM型ステッピングモ
ータの構成図である。
【図2】図2は、本発明に係わるステータアッセイの構
成を示す断面図である。
【図3】図3は、本発明に係わるステータアッセイを用
いたPM型ステッピングモータの縦断面図である。
【図4】図4は、本発明のロータアッセイの構造を示す
斜視図である。
【図5】図5は、本発明の界磁用磁石の表面磁束密度波
形を示す波形図である。
【図6】図6は、本発明のモータのコイルに発生する誘
導起電力波形を示す波形図である。
【図7】図7は、従来例のロータアッセイを示す斜視図
である。
【図8】図8は、図7に示す従来例のロータアッセイを
構成する界磁用磁石の表面磁束密度波形(着磁パター
ン)を示す波形図である。
【図9】図9は、従来例のモータを回転せしめた時にコ
イルに発生する誘導起電力波形を示す波形図である。
【図10】図10は、図6,図9に示す誘導起電力波形
を高速フーリエ変換した結果を示すグラフ図である。
【図11】図11は、本発明の実施の形態におけるステ
ップに対する変位量(角度)の関係を表わしたグラフ図
である。
【図12】図12は、ある周波数でモータを300rp
mの回転数で回転させた際の振動のレベルを比較した比
較図である。
【図13】図13は、本発明の他の実施の形態を示す斜
視図である。
【図14】図14は、本発明のもう1つ他の実施形態の
斜視図である。
【図15】図15は、本発明の更にもう1つ他の実施の
形態を示す斜視図である。。
【図16】図16は、図15に示すモータのコイルに発
生する表面磁束密度波形を示す波形図である。
【図17】図17は、図15に示すモータのコイルに発
生する誘導起電力波形を示す波形図である。
【図18】図18は、図16,図17に示す誘導起電力
波形を高速フーリエ変換した結果を示すグラフ図であ
る。
【符号の説明】
1・・・・・フランジ 2・・・・・軸受 3・・・・・シャフト 4・・・・・界磁用磁石 5・・・・・ステータアッセイ 6・・・・・ボビン 7・・・・・端子 8・・・・・コイル 9・・・・・ステータヨーク 10・・・・・ステータヨーク 11・・・・・磁極 13・・・・・極歯 15・・・・・フランジ 16・・・・・軸受 17・・・・・スリーブ 19・・・・・ロータアッセイ 20・・・・・補正極 21・・・・・補正極 22・・・・・補正極 23・・・・・補正極用磁石 24・・・・・補正極用磁石 25・・・・・補正極用磁石

Claims (10)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】N極、S極が進行方向に交互に着磁された
    永久磁石からなる界磁用の磁極を有するロータと、前記
    永久磁石と間隔を保持して対向し、コイルに流れる電流
    によりロータの進行方向に隣接して配置された少なくと
    も1相分のステータ極歯にN極とS極を発生するステー
    タとを具備するモータにおいて、 前記ロータとステータの相対的移動により生じる誘導起
    電力に含まれる高調波を打ち消す補正極用磁石を前記ロ
    ータの磁極に設けたことを特徴とするモータの構造。
  2. 【請求項2】前記モータは、ロータとステータとが相対
    的に回転移動するモータであることを特徴とする請求項
    1に記載のモータの構造。
  3. 【請求項3】前記モータは、リニア型モータであること
    を特徴とする請求項1に記載のモータの構造。
  4. 【請求項4】前記モータはPM型ステッピングモータで
    あることを特徴とする請求項1に記載のモータの構造。
  5. 【請求項5】永久磁石からなる界磁用の磁極の一部にこ
    れと一体に、補正極用磁石を形成してなる請求項1に記
    載のモータの構造。
  6. 【請求項6】該補正極を、界磁磁石の回転によって発生
    する誘導起電力に含まれる、高調波の位相と逆相となる
    ように配したことを特徴とする請求項1に記載のモータ
    の構造。
  7. 【請求項7】補正極間隔Nは、該主界磁の磁極の間隔を
    Pとした時、N=P/n(nは2以上10以下の整数で
    該高調波の次数)とし、基本波に対する高調波の含有率
    に準じて、補正極の磁束量並びに補正極の極数を調整す
    ることを特徴とする請求項1に記載のモータの構造。
  8. 【請求項8】該補正極を、3次高調波成分のみの除去用
    の補正極としたことを特徴とする請求項8に記載のモー
    タの構造。
  9. 【請求項9】基本となる主界磁の磁極の磁極面積を、界
    磁磁石の磁極面積の1/2以上としたことを特徴とする
    請求項1に記載のモータの構造。
  10. 【請求項10】補正極を持つ磁石を、界磁磁石とは別に
    ステータコイルと補正極を持つ磁束が鎖交する位置に設
    けたことを特徴とする第1項並びに第2項記載のロータ
    構造。
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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US6486576B1 (en) 1999-09-30 2002-11-26 Sanyo Denki Co., Ltd. Permanent magnet type stepping motor
US7095149B2 (en) * 2004-05-26 2006-08-22 Mitsumi Electric Co., Ltd. Magnetization pattern of rotor magnet for stepping motor

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US6486576B1 (en) 1999-09-30 2002-11-26 Sanyo Denki Co., Ltd. Permanent magnet type stepping motor
US7095149B2 (en) * 2004-05-26 2006-08-22 Mitsumi Electric Co., Ltd. Magnetization pattern of rotor magnet for stepping motor

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