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JPH10247548A - 電子制御ユニットの防水コネクタ - Google Patents

電子制御ユニットの防水コネクタ

Info

Publication number
JPH10247548A
JPH10247548A JP5058897A JP5058897A JPH10247548A JP H10247548 A JPH10247548 A JP H10247548A JP 5058897 A JP5058897 A JP 5058897A JP 5058897 A JP5058897 A JP 5058897A JP H10247548 A JPH10247548 A JP H10247548A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
male connector
electronic control
control unit
fitting hole
seal ring
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Withdrawn
Application number
JP5058897A
Other languages
English (en)
Inventor
Noritomo Okamura
憲知 岡村
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Sumitomo Wiring Systems Ltd
Sumitomo Electric Industries Ltd
Harness Sogo Gijutsu Kenkyusho KK
Original Assignee
Sumitomo Wiring Systems Ltd
Sumitomo Electric Industries Ltd
Harness Sogo Gijutsu Kenkyusho KK
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Sumitomo Wiring Systems Ltd, Sumitomo Electric Industries Ltd, Harness Sogo Gijutsu Kenkyusho KK filed Critical Sumitomo Wiring Systems Ltd
Priority to JP5058897A priority Critical patent/JPH10247548A/ja
Publication of JPH10247548A publication Critical patent/JPH10247548A/ja
Withdrawn legal-status Critical Current

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  • Connector Housings Or Holding Contact Members (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 雄コネクタが大型化した場合でも、ねじ本数
を増加することなくシール性が確保できる電子制御ユニ
ットの防水コネクタを提供する。 【解決手段】 電子制御ユニットとワイヤーハーネスと
を接続する防水コネクタであって、上記電子制御ユニッ
トは、嵌合穴12bを有する箱状のケース12を備える
一方、雄コネクタ11の後部の外周壁11cにシールリ
ング13を取り付けて、この雄コネクタ11の後部を上
記嵌合穴12bに嵌合させながらシールリング13を嵌
合穴12bの内周壁12dに密着させる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、自動車のエンジン
ルーム内に搭載されているABS(アンチロックブレー
キシステム)やEFI(エレクトロニックフューエルイ
ンジョクション)等と一体化するのに最適な電子制御ユ
ニットの防水コネクタに関する。
【0002】
【従来の技術】近年、自動車においては、その高性能化
に伴って電子制御ユニットの種類が増加している一方
で、これらの電子制御ユニットを配置している車室内の
スペースも広く確保したいという要望がある。
【0003】従来では、車室内の各電子制御ユニットと
エンジンルーム内のABS等とをワイヤーハーネスで接
続しているが、ワイヤーハーネスの配線数も著しく増加
して、配索作業が困難になってきている。
【0004】上記のような諸事情から、各電子制御ユニ
ットを車室内ではなく、エンジンルーム内のABS等と
一体化して配置し、車室内のスペースを広く確保すると
同時に、ワイヤーハーネスの配索作業を簡素化する提案
がなされている(特開平6−239217号公報参
照)。
【0005】上記電子制御ユニットをエンジンルーム内
に配置する場合には、車室内に配置する場合と比較し
て、防水性、耐熱性、耐振性等の対策が重要となる。
【0006】この対策の1つとしての防水性について
は、図5に示すように、雄コネクタ1を嵌合する嵌合穴
2aを形成した箱状のケース2を設けて、上記雄コネク
タ1を内方からケース2の嵌合穴2aに嵌合させ、雄コ
ネクタ1の後部の外向きフランジ部1aの上面に形成し
た凹溝1bのシールリング3を、ケース2の嵌合穴2a
の内向きフランジ部2bの下面に突き当てて密着させる
と共に、ケース2のフランジ部2bから複数本のねじ4
で雄コネクタ1のフランジ部1aをねじ止めして、ケー
ス2に雄コネクタ1を固定するようにしたものが考えら
れる。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記先
行技術では、雄コネクタ1のフランジ部1aのシールリ
ング3を、ケース2の嵌合穴2aのフランジ部2bの下
面に突き当てて密着させる構成であるから、雄コネクタ
1が大型化した場合、シールリング3によるシール性を
確保するためにねじ4の本数が増加し(本先行技術では
6本)、これに伴って雄コネクタ1の外形状が大きくな
るという問題がある。
【0008】本発明は、上記問題を解決するためになさ
れたもので、雄コネクタが大型化した場合でも、ねじ本
数を増加することなくシール性が確保できる電子制御ユ
ニットの防水コネクタを提供することを課題とするもの
である。
【0009】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
に、本発明は、電子制御ユニットとワイヤーハーネスと
を接続する防水コネクタであって、上記電子制御ユニッ
トは、嵌合穴を有する箱状のケースを備える一方、雄コ
ネクタの後部の外周壁にシールリングを取り付けて、こ
の雄コネクタの後部を上記嵌合穴に嵌合させながらシー
ルリングを嵌合穴の内周壁に密着させることを特徴とす
る電子制御ユニットの防水コネクタを提供するものであ
る。
【0010】本発明によれば、雄コネクタの後部の外周
壁のシールリングをケースの内周壁に密着させるシール
構造であるから、ねじの本数でシール性を確保する必要
がなくなり、雄コネクタが大型化した場合でもねじの本
数を増加しなくても良いので、雄コネクタの外形状が大
きくならなくなる。
【0011】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を図面
を参照して詳細に説明する。
【0012】図1〜図3に示すように、電子制御ユニッ
トは、下面に開口12aを有し、側面に、雄コネクタ1
1を内方から嵌合する嵌合穴12bを形成した箱状のケ
ース12を備えている。
【0013】上記開口12aは、シールリング(具体的
に図示せず。)を介してカバー17で閉塞され、このカ
バー17は、ねじ用孔17aから挿入する4本のねじ2
0でケース12に固定されている。
【0014】上記カバー17の内面にはプリント配線が
接着され、このプリント配線から延長したフレキシブル
な延長プリント配線は、雄コネクタ11にインサートモ
ールドされて雄コネクタ11の後端面に2本のねじ2
1,21で固定された補助板22から突出する雄端子1
5の後端部15aに半田付けで接続する。
【0015】なお、補助板22を2本のねじ21,21
で固定する場合には、図2に示したように、幅方向の中
心線a上ではなく、中心線aに対して上下方向に僅かに
オフセットさせると、補助板22がねじれに対して強く
なり、雄端子15の後端部15aの半田付け部分にクラ
ックが発生しにくくなる。
【0016】上記雄コネクタ11の後部には、外向きの
フランジ部11aが設けられると共に、上記ケース12
の嵌合穴12bには、雄コネクタ11のフランジ部11
aを嵌合方向から当て止める内向きフランジ部12cが
設けられている。
【0017】上記雄コネクタ11のフランジ部11aの
外周壁11cにはシールリング13の内面が嵌め込んで
取り付けられ、このシールリング13の外面は、上記ケ
ース12の嵌合穴12bの内周壁12dに密着される。
このシールリング13は、図4に詳細に示すように、長
さ方向に波状の凹凸を形成した摺動タイプのものが好ま
しい。
【0018】上記雄コネクタ11のフランジ部11aを
ケース12のフランジ部12cからねじ止めするねじ1
4は、図5の先行技術の6本から4本に減少させてい
る。
【0019】上記のように構成した防水コネクタは、雄
コネクタ11のフランジ部11aにシールリング13を
取り付けた状態で、ケース12の開口12aから嵌合穴
12bに雄コネクタ11を先端側から嵌合して、フラン
ジ部11aを嵌合穴12bに嵌合させると、フランジ部
11aのシールリング13が嵌合穴12bの内周壁12
cに摺動しながら密着するようになる。
【0020】その後、シールリングを介してケース12
の開口12aをカバー17で閉塞してねじ等で固定する
と共に、ケース12のフランジ部12aから4本のねじ
14で雄コネクタ11のフランジ部11aをねじ止めし
て、ケース12に雄コネクタ11を固定する。
【0021】上記防水コネクタにおいては、雄コネクタ
11のフランジ部11aのシールリング13がケース1
2の嵌合穴12bの内周壁12cに密着するから、従来
のようにねじ14の本数でシール性を確保する必要がな
くなり、ケース12に雄コネクタ11を固定するだけの
本数(本例では4本)で良く、雄コネクタが大型化した
場合でもねじの本数を増加しなくても良くなるので、雄
コネクタの外形状が大きくならなくなる。
【0022】
【発明の効果】以上の説明からも明らかなように、本発
明の防水コネクタは、雄コネクタの後部の外周壁のシー
ルリングをケースの内周壁に密着させるシール構造であ
るから、ねじの本数でシール性を確保する必要がなくな
り、雄コネクタが大型化した場合でもねじの本数を増加
しなくても良いので、雄コネクタの外形状が大きくなら
なくなる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の防水コネクタであり、(A)は正面
図、(B)は(A)のA−A線断面図、(C)は(A)
のB−B線断面図である。
【図2】 防水コネクタの分解斜視図である。
【図3】 防水コネクタの斜視図である。
【図4】 シールリングの拡大断面図である。
【図5】 先行技術の防水コネクタであり、(A)は正
面図、(B)は(A)のA−A線断面図、(C)は
(A)のB−B線断面図である。
【符号の説明】
11 雄コネクタ 11a フランジ部 11c 外周壁 12 ケース 12a 開口 12b 嵌合穴 12c フランジ部 12d 内周壁 13 シールリング 14 ねじ

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 電子制御ユニットとワイヤーハーネスと
    を接続する防水コネクタであって、 上記電子制御ユニットは、嵌合穴を有する箱状のケース
    を備える一方、雄コネクタの後部の外周壁にシールリン
    グを取り付けて、この雄コネクタの後部を上記嵌合穴に
    嵌合させながらシールリングを嵌合穴の内周壁に密着さ
    せることを特徴とする電子制御ユニットの防水コネク
    タ。
JP5058897A 1997-03-05 1997-03-05 電子制御ユニットの防水コネクタ Withdrawn JPH10247548A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP5058897A JPH10247548A (ja) 1997-03-05 1997-03-05 電子制御ユニットの防水コネクタ

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP5058897A JPH10247548A (ja) 1997-03-05 1997-03-05 電子制御ユニットの防水コネクタ

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH10247548A true JPH10247548A (ja) 1998-09-14

Family

ID=12863145

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP5058897A Withdrawn JPH10247548A (ja) 1997-03-05 1997-03-05 電子制御ユニットの防水コネクタ

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH10247548A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2007192720A (ja) * 2006-01-20 2007-08-02 Honda Motor Co Ltd 制御パネル装置

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2007192720A (ja) * 2006-01-20 2007-08-02 Honda Motor Co Ltd 制御パネル装置

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Legal Events

Date Code Title Description
A300 Withdrawal of application because of no request for examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A300

Effective date: 20040511