JPH10241014A - 自動取引装置 - Google Patents
自動取引装置Info
- Publication number
- JPH10241014A JPH10241014A JP3953397A JP3953397A JPH10241014A JP H10241014 A JPH10241014 A JP H10241014A JP 3953397 A JP3953397 A JP 3953397A JP 3953397 A JP3953397 A JP 3953397A JP H10241014 A JPH10241014 A JP H10241014A
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- JP
- Japan
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- unit
- money
- bill
- handling
- coin
- Prior art date
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- 238000010586 diagram Methods 0.000 description 10
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 2
- 230000007812 deficiency Effects 0.000 description 1
- 239000004973 liquid crystal related substance Substances 0.000 description 1
- 239000004065 semiconductor Substances 0.000 description 1
Landscapes
- Inspection Of Paper Currency And Valuable Securities (AREA)
- Financial Or Insurance-Related Operations Such As Payment And Settlement (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 自動取引装置内にある貨幣について、営業店
側が装填したものか、あるいは顧客が入金したものかと
いうことを特定することは困難であり、セキュリティ面
で満足できるものではなかった。 【解決手段】 顧客に情報を表示するとともに顧客の入
力操作を受け入れる表示・操作部1と、貨幣を取り扱う
貨幣取扱部4とからなる自動取引装置において、貨幣を
認識する貨幣認識部5を、貨幣取扱部4に設け、受け入
れた貨幣に管理番号を付与し、該管理番号と、その貨幣
の入出金に関する入出金識別子と、その貨幣の位置を示
す位置情報とを記録する制御部6を設けたことを特徴と
する。また、貨幣の通し番号を読み取り、各通し番号を
各管理番号に対応させて記録することを特徴としてい
る。
側が装填したものか、あるいは顧客が入金したものかと
いうことを特定することは困難であり、セキュリティ面
で満足できるものではなかった。 【解決手段】 顧客に情報を表示するとともに顧客の入
力操作を受け入れる表示・操作部1と、貨幣を取り扱う
貨幣取扱部4とからなる自動取引装置において、貨幣を
認識する貨幣認識部5を、貨幣取扱部4に設け、受け入
れた貨幣に管理番号を付与し、該管理番号と、その貨幣
の入出金に関する入出金識別子と、その貨幣の位置を示
す位置情報とを記録する制御部6を設けたことを特徴と
する。また、貨幣の通し番号を読み取り、各通し番号を
各管理番号に対応させて記録することを特徴としてい
る。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は自動取引装置に係
り、特に、入金貨幣のトレーサビリティ能力を有する自
動取引装置に関する。
り、特に、入金貨幣のトレーサビリティ能力を有する自
動取引装置に関する。
【0002】
【従来の技術】例えば、金融機関等で使用されている従
来の自動取引装置では、取引に使用された貨幣に関する
情報として、その金種、枚数、金額程度の情報をロギン
グデータとして記録しておくにすぎなかった。図5は従
来のロギングデータ構造例を示す説明図である。この図
では、自動取引装置が、取引に使用された貨幣に関し、
各取引名および口座番号について、金種および該金種の
枚数をロギングデータとして記録した例を示している。
来の自動取引装置では、取引に使用された貨幣に関する
情報として、その金種、枚数、金額程度の情報をロギン
グデータとして記録しておくにすぎなかった。図5は従
来のロギングデータ構造例を示す説明図である。この図
では、自動取引装置が、取引に使用された貨幣に関し、
各取引名および口座番号について、金種および該金種の
枚数をロギングデータとして記録した例を示している。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】前述の従来技術では、
自動取引装置内にある貨幣、例えばある紙幣1枚につい
て、営業店側が装填したものか、あるいは顧客が入金し
たものかということを特定することは困難であった。し
かしながら、営業店側が装填した貨幣と顧客が装填した
貨幣を区別するために、入金貨幣を出金貨幣と分別して
収納することとすると、入金貨幣を出金のために循環さ
せて利用することができなくなるため、資金効率が悪く
なるという問題が発生する。また、このように入金貨幣
と出金貨幣を分別しても、ある貨幣が誰の入金によるも
のかということ等を特定することはやはり不可能であ
る。
自動取引装置内にある貨幣、例えばある紙幣1枚につい
て、営業店側が装填したものか、あるいは顧客が入金し
たものかということを特定することは困難であった。し
かしながら、営業店側が装填した貨幣と顧客が装填した
貨幣を区別するために、入金貨幣を出金貨幣と分別して
収納することとすると、入金貨幣を出金のために循環さ
せて利用することができなくなるため、資金効率が悪く
なるという問題が発生する。また、このように入金貨幣
と出金貨幣を分別しても、ある貨幣が誰の入金によるも
のかということ等を特定することはやはり不可能であ
る。
【0004】そのため、精巧に偽造された紙幣等が、自
動取引装置内から発見あるいは出金された場合、いつ、
誰によって入金あるいは装填されたのかということを特
定できず、セキュリティの面で満足できるものではなか
った。
動取引装置内から発見あるいは出金された場合、いつ、
誰によって入金あるいは装填されたのかということを特
定できず、セキュリティの面で満足できるものではなか
った。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明は、顧客に情報を
表示するとともに顧客の入力操作を受け入れる表示・操
作部と、貨幣を取り扱う貨幣取扱部とからなる自動取引
装置において、貨幣を認識する貨幣認識部を、貨幣取扱
部に設け、受け入れた貨幣に管理番号を付与し、この管
理番号と、その貨幣の入出金に関する入出金識別子と、
その貨幣の位置を示す位置情報とを記録する制御部を設
けたことを特徴とする。
表示するとともに顧客の入力操作を受け入れる表示・操
作部と、貨幣を取り扱う貨幣取扱部とからなる自動取引
装置において、貨幣を認識する貨幣認識部を、貨幣取扱
部に設け、受け入れた貨幣に管理番号を付与し、この管
理番号と、その貨幣の入出金に関する入出金識別子と、
その貨幣の位置を示す位置情報とを記録する制御部を設
けたことを特徴とする。
【0006】また、貨幣の通し番号を読み取り、各通し
番号を各管理番号に対応させて記録することを特徴とし
ている。
番号を各管理番号に対応させて記録することを特徴とし
ている。
【0007】
【発明の実施の形態】以下に図を用いて本発明の実施の
形態について説明する。 〔第1の実施の形態〕図1は本実施の形態を示すブロッ
ク図である。この図において、1は表示・操作部であ
り、例えば液晶ディスプレイやCRTその他の表示装置
と、その表示画面上に設けたタッチパネルまたは表示画
面近傍に設けたキーボード等からなり、顧客に情報を表
示するとともに顧客の入力操作を受け入れる。
形態について説明する。 〔第1の実施の形態〕図1は本実施の形態を示すブロッ
ク図である。この図において、1は表示・操作部であ
り、例えば液晶ディスプレイやCRTその他の表示装置
と、その表示画面上に設けたタッチパネルまたは表示画
面近傍に設けたキーボード等からなり、顧客に情報を表
示するとともに顧客の入力操作を受け入れる。
【0008】2はカード取扱部であり、顧客の各種カー
ドを受け入れ、該カードの磁気ストライプ等の情報記憶
部に対して情報の読み書きを行う。3は通帳取扱部であ
り、顧客の通帳に印刷を行うとともに該通帳の磁気スト
ライプ等の情報記憶部に対して情報の読み書きを行う。
4は貨幣取扱部を示し、紙幣を取り扱う紙幣取扱部4a
と硬貨を取り扱う硬貨取扱部4bとからなっている。貨
幣取扱部4は図示しない金庫を有し、係員は運用開始前
等必要に応じてその金庫に貨幣を装填する。運用中に顧
客が入金した貨幣は、その金庫に格納されて循環・再利
用されるか、あるいは回収される。
ドを受け入れ、該カードの磁気ストライプ等の情報記憶
部に対して情報の読み書きを行う。3は通帳取扱部であ
り、顧客の通帳に印刷を行うとともに該通帳の磁気スト
ライプ等の情報記憶部に対して情報の読み書きを行う。
4は貨幣取扱部を示し、紙幣を取り扱う紙幣取扱部4a
と硬貨を取り扱う硬貨取扱部4bとからなっている。貨
幣取扱部4は図示しない金庫を有し、係員は運用開始前
等必要に応じてその金庫に貨幣を装填する。運用中に顧
客が入金した貨幣は、その金庫に格納されて循環・再利
用されるか、あるいは回収される。
【0009】5は貨幣認識装置であり、貨幣取扱部4に
設けたものである。この貨幣認識装置5には、紙幣の認
識を行う紙幣認識装置5aと、硬貨の認識を行う硬貨認
識装置5bとがある。紙幣取扱部4aには紙幣認識装置
5aを配置し、硬貨取扱部4bには硬貨認識装置5bを
配置してある。6は制御部であり、前記各部を制御し、
図示しない通信制御装置等を介してセンタ・システムで
あるホストコンピュータとオンライン接続し、顧客やオ
ペレータの入力操作およびホストコンピュータとの通信
に基づき、各種取引を行い、必要に応じて顧客が入金し
た貨幣を貨幣取扱部4に搬送して格納させたり、その貨
幣取扱部4から貨幣を取り出して搬送し、顧客に支払う
等の処理を実行させるように制御する。
設けたものである。この貨幣認識装置5には、紙幣の認
識を行う紙幣認識装置5aと、硬貨の認識を行う硬貨認
識装置5bとがある。紙幣取扱部4aには紙幣認識装置
5aを配置し、硬貨取扱部4bには硬貨認識装置5bを
配置してある。6は制御部であり、前記各部を制御し、
図示しない通信制御装置等を介してセンタ・システムで
あるホストコンピュータとオンライン接続し、顧客やオ
ペレータの入力操作およびホストコンピュータとの通信
に基づき、各種取引を行い、必要に応じて顧客が入金し
た貨幣を貨幣取扱部4に搬送して格納させたり、その貨
幣取扱部4から貨幣を取り出して搬送し、顧客に支払う
等の処理を実行させるように制御する。
【0010】また、制御部6は、取引に用いられた貨幣
の1枚1枚についての情報を、後述するようなロギング
データとして記録する。これは制御部6の図示しない記
憶手段に記憶するかあるいは併設された図示しない外部
記憶手段に記憶させておくこととすればよい。本発明
は、前記構成の自動取引装置の制御部6が図示しない補
助記憶装置および記憶装置等に記憶されたプログラムを
実行することにより実現するものであり、そのプログラ
ムは、磁気テープもしくはディスク、光学式記憶手段ま
たは半導体メモリその他の各種記憶媒体に記憶させて提
供されることとしてもよい。
の1枚1枚についての情報を、後述するようなロギング
データとして記録する。これは制御部6の図示しない記
憶手段に記憶するかあるいは併設された図示しない外部
記憶手段に記憶させておくこととすればよい。本発明
は、前記構成の自動取引装置の制御部6が図示しない補
助記憶装置および記憶装置等に記憶されたプログラムを
実行することにより実現するものであり、そのプログラ
ムは、磁気テープもしくはディスク、光学式記憶手段ま
たは半導体メモリその他の各種記憶媒体に記憶させて提
供されることとしてもよい。
【0011】図2は本実施の形態のロギングデータ構造
例を示す説明図である。この図に示すように、現金装填
時や現金入金時の現金計数時において、計数した貨幣す
なわち紙幣・硬貨1枚毎にユニークな管理番号を付与
し、該管理番号毎に、その貨幣を取り扱った係員または
顧客についての情報である入出金識別子(入出金者名/
口座番号)を対応させて記録し、さらに、その貨幣がど
の金庫にあるのかあるいは出金されたものか等、当該貨
幣の位置および状態を表す位置情報をも対応させて記録
する。
例を示す説明図である。この図に示すように、現金装填
時や現金入金時の現金計数時において、計数した貨幣す
なわち紙幣・硬貨1枚毎にユニークな管理番号を付与
し、該管理番号毎に、その貨幣を取り扱った係員または
顧客についての情報である入出金識別子(入出金者名/
口座番号)を対応させて記録し、さらに、その貨幣がど
の金庫にあるのかあるいは出金されたものか等、当該貨
幣の位置および状態を表す位置情報をも対応させて記録
する。
【0012】管理番号は、入金された貨幣の金種別にふ
られる。この図の例では、千券については、1枚目のa
00023456から4枚目のa00023459とふ
られ、五千券については、1枚目のb00000876
から2枚目のb00000877とふられる。さらに、
万券については、1枚目のc00684791から25
枚目のc00684815とふられる。
られる。この図の例では、千券については、1枚目のa
00023456から4枚目のa00023459とふ
られ、五千券については、1枚目のb00000876
から2枚目のb00000877とふられる。さらに、
万券については、1枚目のc00684791から25
枚目のc00684815とふられる。
【0013】これが出金時においては、先に入金された
千券a00023459からa00023445までが
出金されている。(管理番号が千券a00023459
からa00023445と15枚分進んでいるが、これ
は、千券10枚の出金以前に、また4枚の入金以前に、
11枚の出金があったためである。)さらに、万券にお
いて、先に入金された万券c00684815からc0
0684814までが出金されていることがわかる。
千券a00023459からa00023445までが
出金されている。(管理番号が千券a00023459
からa00023445と15枚分進んでいるが、これ
は、千券10枚の出金以前に、また4枚の入金以前に、
11枚の出金があったためである。)さらに、万券にお
いて、先に入金された万券c00684815からc0
0684814までが出金されていることがわかる。
【0014】また、入金者、出金者の口座番号を貨幣1
枚毎に記録している。すなわち、前記のユニークな管理
番号毎に記録してある。さらに、貨幣の最終的位置およ
び状態を示す位置情報を記録する。千券はA金庫に収納
されたことを示し、五千券はRJ金庫に収納されたこと
を示し、万券はB金庫に収納されたことを示している。
続いての支払いでは出金リジェクトされず、全て出金さ
れたことを示している。
枚毎に記録している。すなわち、前記のユニークな管理
番号毎に記録してある。さらに、貨幣の最終的位置およ
び状態を示す位置情報を記録する。千券はA金庫に収納
されたことを示し、五千券はRJ金庫に収納されたこと
を示し、万券はB金庫に収納されたことを示している。
続いての支払いでは出金リジェクトされず、全て出金さ
れたことを示している。
【0015】このように、貨幣にユニークな管理番号を
付与し、付与後は各貨幣が移動したり出金処理されたり
する毎に、最終位置あるいは状態を記録し、問題が発生
した場合、その貨幣の履歴や入金の経緯や入金者を特定
することが可能となる。精査不一致や顧客からの現金不
一致クレームにおいて、どの貨幣が足りないのか、どの
貨幣が余っているのかということを、確定させることが
できる。
付与し、付与後は各貨幣が移動したり出金処理されたり
する毎に、最終位置あるいは状態を記録し、問題が発生
した場合、その貨幣の履歴や入金の経緯や入金者を特定
することが可能となる。精査不一致や顧客からの現金不
一致クレームにおいて、どの貨幣が足りないのか、どの
貨幣が余っているのかということを、確定させることが
できる。
【0016】さらに、自動取引装置内のどこで足りなく
なったのか、どこで余るようになったのか、ということ
を確定させることができる。そして、誰に対しての支払
・貨幣回収の際に足りなくなったのか、誰からの入金・
補充または取り忘れ等による余り紙幣なのかということ
を、確実に知ることができる。
なったのか、どこで余るようになったのか、ということ
を確定させることができる。そして、誰に対しての支払
・貨幣回収の際に足りなくなったのか、誰からの入金・
補充または取り忘れ等による余り紙幣なのかということ
を、確実に知ることができる。
【0017】なお、前記説明では、貨幣の一例として紙
幣の取扱を中心に説明したが、硬貨の取扱も同様に行う
ものである。 〔第2の実施の形態〕本実施の形態は、第1の実施の形
態の構成において、通し番号認識部、個別硬貨認識部お
よび通し番号記憶部を設けたことを特徴としている。
幣の取扱を中心に説明したが、硬貨の取扱も同様に行う
ものである。 〔第2の実施の形態〕本実施の形態は、第1の実施の形
態の構成において、通し番号認識部、個別硬貨認識部お
よび通し番号記憶部を設けたことを特徴としている。
【0018】図3は本実施の形態のブロック図であり、
この図において、1は表示・操作部、2はカード取扱
部、3は通帳取扱部をそれぞれ示している。10は本実
施の形態の貨幣取扱部であり、紙幣を取り扱う紙幣取扱
部10aと硬貨を取り扱う硬貨取扱部10bとがある。
11aは通し番号認識部であり、紙幣取扱部10aに配
置されている。全ての紙幣には必ずユニークな通し番号
が印刷されているが、通し番号認識部11aはその通し
番号を読み取って認識することができる。
この図において、1は表示・操作部、2はカード取扱
部、3は通帳取扱部をそれぞれ示している。10は本実
施の形態の貨幣取扱部であり、紙幣を取り扱う紙幣取扱
部10aと硬貨を取り扱う硬貨取扱部10bとがある。
11aは通し番号認識部であり、紙幣取扱部10aに配
置されている。全ての紙幣には必ずユニークな通し番号
が印刷されているが、通し番号認識部11aはその通し
番号を読み取って認識することができる。
【0019】11bは個別硬貨認識部であり、硬貨取扱
部11bに配置され、各硬貨をユニークに識別して個別
硬貨情報を抽出する。12は本実施の形態の制御部であ
り、前記各部を制御する。13は通し番号記憶部であ
り、制御部12に設けてあり、偽造紙幣等の通し番号を
記憶させておくためのものである。
部11bに配置され、各硬貨をユニークに識別して個別
硬貨情報を抽出する。12は本実施の形態の制御部であ
り、前記各部を制御する。13は通し番号記憶部であ
り、制御部12に設けてあり、偽造紙幣等の通し番号を
記憶させておくためのものである。
【0020】前記構成により、本実施の形態では、第1
の実施の形態と同様に、入金された紙幣の金種別に管理
番号をふり、さらにこれに加えて、通し番号認識部11
aが読み取った通し番号をロギングデータの1項目とし
て記録する。入出金識別子および位置情報については第
1の実施の形態と同様に付与する。図4は本実施の形態
のロギングデータ構造例を示す説明図である。この図に
おいて、千券については、1枚目のa00023456
から4枚目のa00023459とふられ、五千券につ
いては、1枚目のb00000876から2枚目のb0
0000877とふられる。万券については、1枚目の
c00684791から25枚目のc00684815
とふられる。
の実施の形態と同様に、入金された紙幣の金種別に管理
番号をふり、さらにこれに加えて、通し番号認識部11
aが読み取った通し番号をロギングデータの1項目とし
て記録する。入出金識別子および位置情報については第
1の実施の形態と同様に付与する。図4は本実施の形態
のロギングデータ構造例を示す説明図である。この図に
おいて、千券については、1枚目のa00023456
から4枚目のa00023459とふられ、五千券につ
いては、1枚目のb00000876から2枚目のb0
0000877とふられる。万券については、1枚目の
c00684791から25枚目のc00684815
とふられる。
【0021】さらに、各紙幣に対応させて、読み取った
通し番号をそれぞれ記録する。例えば管理番号a000
23456については、その通し番号XJ386195
Kを対応させて記録することになる。このとき、通し番
号記憶部13に登録された偽造紙幣の通し番号と、自動
取引装置で取り扱う各紙幣の通し番号を比較することに
より、真贋券のチェックを行うとともに偽造紙幣が入金
されたか否かを監視し、偽造紙幣が入金された場合には
アラームを上げる。
通し番号をそれぞれ記録する。例えば管理番号a000
23456については、その通し番号XJ386195
Kを対応させて記録することになる。このとき、通し番
号記憶部13に登録された偽造紙幣の通し番号と、自動
取引装置で取り扱う各紙幣の通し番号を比較することに
より、真贋券のチェックを行うとともに偽造紙幣が入金
されたか否かを監視し、偽造紙幣が入金された場合には
アラームを上げる。
【0022】前述のように、どの紙幣がどのような状態
にあるかということを管理することに加え、どの通し番
号の貨幣がどのように入金・出金されたかを正確に把握
して管理することが可能となり、特に、偽造紙幣に対す
るセキュリテイが向上する。
にあるかということを管理することに加え、どの通し番
号の貨幣がどのように入金・出金されたかを正確に把握
して管理することが可能となり、特に、偽造紙幣に対す
るセキュリテイが向上する。
【0023】
【発明の効果】以上詳細に説明したように、貨幣認識部
を設けたことにより、受け入れた全貨幣の履歴および現
状を正確に把握できるようになり、現金の過不足発生や
その他現金事故の原因が明確になり、セキュリティが向
上する効果を有する。また、全貨幣のロギングデータを
記録するため、入金紙幣と出金紙幣を分けて収納するこ
となく、貨幣管理が可能となるので、資金効率の向上と
セキュリティの向上を同時に実現させることが可能とな
る効果を有する。
を設けたことにより、受け入れた全貨幣の履歴および現
状を正確に把握できるようになり、現金の過不足発生や
その他現金事故の原因が明確になり、セキュリティが向
上する効果を有する。また、全貨幣のロギングデータを
記録するため、入金紙幣と出金紙幣を分けて収納するこ
となく、貨幣管理が可能となるので、資金効率の向上と
セキュリティの向上を同時に実現させることが可能とな
る効果を有する。
【0024】さらに、通し番号の管理を行うことによ
り、偽造紙幣に対するセキュリティが向上する効果を有
する。
り、偽造紙幣に対するセキュリティが向上する効果を有
する。
【図1】第1の実施の形態を示すブロック図
【図2】第1の実施の形態のロギングデータ構造例を示
す説明図
す説明図
【図3】第2の実施の形態を示すブロック図
【図4】第2の実施の形態のロギングデータ構造例を示
す説明図
す説明図
【図5】従来のロギングデータ構造例を示す説明図
1 表示・操作部 4 貨幣取扱部 4a 紙幣取扱部 4b 硬貨取扱部 5 貨幣認識部 5a 紙幣認識部 5b 硬貨認識部 6 制御部 10 貨幣取扱部 10a 紙幣取扱部 10b 硬貨取扱部 11a 通し番号認識部 11b 個別硬貨認識部 12 制御部 13 通し番号記憶部
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 FI G07D 7/00 G06F 15/30 D 310
Claims (5)
- 【請求項1】 顧客に情報を表示するとともに顧客の入
力操作を受け入れる表示・操作部と、貨幣を取り扱う貨
幣取扱部とからなる自動取引装置において、 貨幣を認識する貨幣認識部を、貨幣取扱部に設け、 受け入れた貨幣に管理番号を付与し、該管理番号と、そ
の貨幣の入出金に関する入出金識別子と、その貨幣の位
置を示す位置情報とを記録する制御部を設けたことを特
徴とする自動取引装置。 - 【請求項2】 請求項1において、貨幣取扱部を、紙幣
取扱部と硬貨取扱部とからなるものとし、 貨幣認識部を、前記紙幣取扱部に配置した紙幣認識部
と、前記硬貨取扱部に配置した硬貨認識部とからなるも
のとしたことを特徴とする自動取引装置。 - 【請求項3】 顧客に情報を表示するとともに顧客の入
力操作を受け入れる表示・操作部と、紙幣を取り扱う紙
幣取扱部と、硬貨を取り扱う硬貨取扱部とからなる自動
取引装置において、 紙幣の通し番号を読み取る通し番号認識部を設け、 受け入れた紙幣に管理番号を付与し、その紙幣の通し番
号を読み取り、前記の管理番号と、通し番号と、その紙
幣の入出金に関する入出金識別子と、その紙幣の位置を
示す位置情報とを記録する制御部を設けたことを特徴と
する自動取引装置。 - 【請求項4】 請求項3において、指定した通し番号を
記憶しておく通し番号記憶部を設け、 受け入れた貨幣の通し番号が、前記指定した通し番号と
一致する場合、アラームを発するように制御する制御部
を設けたことを特徴とする自動取引装置。 - 【請求項5】 請求項3または請求項4において、受け
入れた硬貨を個別に識別する個別硬貨認識部を設け、 受け入れた硬貨に管理番号を付与し、その硬貨を個別に
識別して個別硬貨情報を抽出し、前記の管理番号と、個
別硬貨情報と、通し番号と、その硬貨の入出金に関する
入出金識別子と、その硬貨の位置を示す位置情報とを記
録する制御部を設けたことを特徴とする自動取引装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP3953397A JPH10241014A (ja) | 1997-02-24 | 1997-02-24 | 自動取引装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP3953397A JPH10241014A (ja) | 1997-02-24 | 1997-02-24 | 自動取引装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH10241014A true JPH10241014A (ja) | 1998-09-11 |
Family
ID=12555694
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP3953397A Pending JPH10241014A (ja) | 1997-02-24 | 1997-02-24 | 自動取引装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH10241014A (ja) |
Cited By (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH11328493A (ja) * | 1998-05-12 | 1999-11-30 | Omron Corp | 紙葉類データ管理装置及び紙葉類データ管理システム |
JP2003175254A (ja) * | 2001-12-12 | 2003-06-24 | Takasago Electric Ind Co Ltd | 遊技場の有価物管理システム |
JP2006072702A (ja) * | 2004-09-02 | 2006-03-16 | Hitachi Omron Terminal Solutions Corp | 紙葉類取扱装置 |
JP2008538639A (ja) * | 2005-04-21 | 2008-10-30 | パラスケヴァコス・セオドア・ジー | インテリジェント通貨検証システム及び方法 |
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1997
- 1997-02-24 JP JP3953397A patent/JPH10241014A/ja active Pending
Cited By (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH11328493A (ja) * | 1998-05-12 | 1999-11-30 | Omron Corp | 紙葉類データ管理装置及び紙葉類データ管理システム |
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