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JPH10233609A - 移動通信携帯機機構およびその動作方法 - Google Patents

移動通信携帯機機構およびその動作方法

Info

Publication number
JPH10233609A
JPH10233609A JP9353735A JP35373597A JPH10233609A JP H10233609 A JPH10233609 A JP H10233609A JP 9353735 A JP9353735 A JP 9353735A JP 35373597 A JP35373597 A JP 35373597A JP H10233609 A JPH10233609 A JP H10233609A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
antenna
antenna module
portable device
portable equipment
mobile communication
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP9353735A
Other languages
English (en)
Inventor
Martin Stevens Smith
スティーヴンズ スミス マーティン
Dean Kitchener
キッチナー ディーン
Michael Kurtz
カーツ マイケル
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Nortel Networks Ltd
Original Assignee
Northern Telecom Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Northern Telecom Ltd filed Critical Northern Telecom Ltd
Publication of JPH10233609A publication Critical patent/JPH10233609A/ja
Pending legal-status Critical Current

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    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04BTRANSMISSION
    • H04B1/00Details of transmission systems, not covered by a single one of groups H04B3/00 - H04B13/00; Details of transmission systems not characterised by the medium used for transmission
    • H04B1/38Transceivers, i.e. devices in which transmitter and receiver form a structural unit and in which at least one part is used for functions of transmitting and receiving
    • H04B1/3827Portable transceivers
    • H04B1/3833Hand-held transceivers
    • HELECTRICITY
    • H01ELECTRIC ELEMENTS
    • H01QANTENNAS, i.e. RADIO AERIALS
    • H01Q1/00Details of, or arrangements associated with, antennas
    • H01Q1/12Supports; Mounting means
    • H01Q1/22Supports; Mounting means by structural association with other equipment or articles
    • H01Q1/24Supports; Mounting means by structural association with other equipment or articles with receiving set
    • HELECTRICITY
    • H01ELECTRIC ELEMENTS
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 移動通信携帯機アンテナから発せられる出力
は、携帯機と基地局または通信衛星との距離を増大させ
るため、増加傾向にある。これらの携帯機は、使用中
に、体に無線周波数電流を励起させ、体は、現実に携帯
機の放出器の一部を形成する。公衆の恐れは、このよう
な携帯機の、特に、繰り返し長期に渡る使用により起き
る。 【解決手段】 本発明は、この問題に着目して、マイ
ク、イヤーピース、無線電話機、および、アンテナを備
え、アンテナが携帯機から取り外しでき、これにより使
用者が経験する放射効果を低減する移動通信携帯機機構
を提供する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、無線周波数信号
を、移動電話基地局または衛星局に対して送信し、ま
た、それらから受信するアンテナに結合される無線送信
機および受信機を含む移動無線通信デバイスに関する。
【0002】
【従来の技術】上記デバイスは、音声信号を送信機に入
力するマイク、および、受信機で受信された信号を出力
するスピーカを含んでいる。移動電話基地局は、地方中
に位置し、セルの中に配設され、各基地局はその基地局
がカバーする領域内の移動無線と通信する。地上局と軌
道衛星は、二者択一的に用いることができる。
【0003】携帯機のアンテナからの出力電力は、携帯
機と、携帯機が固定式公衆電話通信ネットワークや他の
携帯機との接続に用いる基地局または通信衛星との距離
を広げるため、増大する傾向にある。結局、しかしなが
ら、携帯移動局の比較的低い送信出力レベルのため、ま
た、移動体上の送信機の出力が国毎の基準に応じて変わ
る国家規格に合わせるために非常に低く限定されるた
め、多くのシステムがアップリンクするレンジは限定さ
れる。
【0004】これらの通信デバイスは、しばしば、格納
のためにデバイスが折り畳まれる待機形状、および、理
想的性能のためにアンテナが延ばされる通信動作形状を
有する。例えば、利用者は、シャツやジャケットへの格
納を可能とするため、待機形状では無線電話が十分に小
さいことを好む。使用中は、携帯機のイヤホンは使用者
の耳のそばに位置され、アンテナは頭の脇に伸びる。マ
イクを使用者の口の近くに位置させながらスピーカを使
用者の耳の脇に位置させるため、また、アンテナを利用
者の体から離すため、デバイスは十分に長いことが望ま
しい。とりわけ、使用者の体は無線周波数の受信を妨げ
得る接地平面となるため、アンテナは、使用者の体から
離れることが望ましい。最近では、携帯機アンテナの、
概して体に対する、特に脳に対する接近に関する関心が
高まっている。これらの恐れは、老人性痴呆症、がん、
および、ぜんそく等の問題が移動携帯機の使用に関連す
ると指摘するオーストラリア、アメリカ、および、スウ
ェーデンの科学者により行われた調査から導かれた。一
方では、携帯機は、使用中に、体の中に無線周波数電流
を励起させ、体は現実には携帯機の放射器の一部を構成
し、公衆の恐れは、そのような携帯機の使用、特に、繰
り返し長期にわたる使用により起きると指摘する相容れ
ない報告がなされている。典型的な携帯機の出力は、平
均出力が0.25W程度であり、使用者は、そのうちの
0.1Wより僅かに少ない程度にさらされる。安全限界
は、アメリカ国家標準協会(ANSI)等にように、体
の特定吸収率(SAR)の用語で表される。
【0005】現在、多数の製造業者は、携帯機の内部に
配設される印刷アンテナを有する携帯機を生産してい
る。これによれば、設置平面の近くに配置されるアンテ
ナのために(設置平面も寄生的な放射はするであろう
が)、使用者に直接向かう放射量を減少させることがで
きる一方、指向性を補償するために、また、よく知られ
ていない長期的効果で、使用者の手が信号を弱める傾向
にあるため、放射出力を増加させることが必要である。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】携帯電話携帯機の使用
者の照射に関する問題の一つの解決が、EP-A-588に、Al
catel Italiaの名前で示されている。移動電話携帯機の
設計は、非対称の放射パターンを提供するアンテナを有
している。使用において、放射は、使用者の頭から離れ
る方向に向けられる。スクリーン式鞭形アンテナまたは
スクリーン式水平ダイポールアンテナは、設計に好適で
あるとして上げられる2つのタイプのアンテナである。
携帯機の性能は、それにもかからず、携帯機が、基地局
との間に、保証され得ない視覚的な直進性のラインを有
するべきために貧弱である。同様の問題は、例えば、パ
ッチアンテナおよび衛星通信においても発生する。基地
局との一時的な接続の損失は、必ずしも接続切れは発生
させないが、会話の質を劣化させ得る。
【0007】他の解決が、EP-A-652645(Philips)におい
て提案されている。ここでは、第1の1/4波長アンテ
ナと、第2の、好ましくは寄生的アンテナを、通常の使
用において通常頭に向かう方向に、互いに1/10から
1/20波長だけ離して配設することで、使用者の頭に
隣接する領域に出力放射のない自由空間を形成してい
る。EP-A-652645 は、使用者の頭の異なる絶縁性が出力
放射のない点の配列に与える影響が述べていない。その
ような出力放射のない点は、使用者の頭の外で容易に回
折され得る。
【0008】取り外し可能なアンテナの使用を含む多数
の解決はあるが、これらは、種々の理由により不適当で
ある。これらの一つであるDE4330436(Alcatel)は、携帯
機と光電子的に接続されたモジュールの中に取り外し可
能なアンテナを有する携帯機を利用している。そのアン
テナモジュールは、使用者の頭から離れて配置すること
ができる。しかし、光電子的接続を完成させるためには
そのモジュールが追加の回路を必要する。また、接続を
維持するために、携帯機とアンテナモジュールとの間に
視覚的直線性の線が維持されなければならないため運転
者の動作が妨げられる。
【0009】取り外し可能なアンテナによる他の2つの
解決がDE29508792(Brandl)とDE4239784(Reinecker)とに
開示されている。それらにおいて、アンテナは、アンテ
ナが携帯機によって使用者の頭から離れたところに支持
されるような機械的結合機構の使用により、携帯機から
伸ばされる。使用中に、これらの機構は不便であり、扱
い難く、突き出したアンテナは、例えば他の人を傷つけ
る可能性のある、少なくとも使用者の動作を制限する潜
在的に危険な突起となる。
【0010】本発明の目的は、使用者への照射を最小と
しつつアンテナのアップリンク性能を改善する改善通信
携帯機アンテナ機構を提供すること、少なくとも公衆に
有用な選択を提供することである。
【0011】
【課題を解決するための手段】本発明によれば、ケーブ
ル接続により携帯機に接続される取り外し可能なアンテ
ナモジュールを備え、アンテナモジュールが前記携帯機
と独立に自身で支持される移動通信携帯機機構が提供さ
れる。用いることのできるアンテナ要素は、種々の形状
を採ることができる。印刷回路板基板のような絶縁性マ
ウントを用いる印刷アンテナは、便利であり、また、し
ばしば安価である。周波数領域やバンド幅により、ダイ
ポールアンテナや交差溝パッチアンテナは、多くの移動
電話や衛星物用機器に好適である。
【0012】アンテナ要素は、携帯機に、同軸ケーブ
ル、2線式ケーブル、または、光ファイバケーブルによ
り接続することができる。アンテナは、一般的フック形
状外形のような形状に成形することができ、それによ
り、使用中は、中空支持または直立要素のような対象物
の周囲に掛けられる。加えて、または、二者択一的に、
少なくとも1つの軸に沿った平坦な表面を有することが
でき、それにより、アンテナは、テーブルの上などのよ
うな平らな水平面に置くことができる。好ましくは、ア
ンテナは、滑らかな表面を容易につかむことができるよ
うにゴム等の取っ手器具を有している。他の実施例にお
いては、マイクや耳部材が携帯機機構に内蔵されてい
る。
【0013】本発明の他の観点によれば、ケーブル接続
により携帯機に接続される取り外し可能なアンテナモジ
ュールを備え、アンテナモジュールが前記携帯機と独立
に自身で支持される移動通信携帯機機構の動作方法が提
供される。上記の方法は、受信モードにおいて、無線周
波数信号をアンテナモジュールで受信し、また、その無
線周波数信号をアンテナモジュールから携帯機に送信
し、送信モードにおいて、無線周波数信号を携帯機から
アンテナモジュールに送信し、また、前記信号を放射す
るステップを有する。
【0014】使用中に、アンテナは、中空要素、直立要
素、または、平坦面に置かれることができ、それによ
り、アンテナは、携帯機および使用者の頭から取り外さ
れ、それにより、使用者によって経験される照射効果
は、実質的に減少される。
【0015】
【発明の実施の形態】図1を参照すると、使用者に用い
られている携帯機が示されている。アンテナ要素は、テ
ーブルの上等に置かれている。携帯機は、ワイヤにより
アンテナに結合されている。従来より、ワイヤは、携帯
機が待機モードにある場合は、携帯機またはスプール内
のアンテナ部材の内部に維持される。アンテナを体か
ら、また、特に使用者の頭から離れて位置させることに
より、使用者の体は放射効果から悪害を受けにくくな
る。また、衛星通信の場合は、アンテナは、アンテナを
上方に向かせる水平表面上のように、衛星に関してより
望ましい位置とすることができる。待機モードにおい
て、または、必要であれば、分離可能アンテナを用いる
ことが不便または不利な場合に動作の通常モードにおい
て用いることができるモノポールアンテナを携帯機が搭
載していることを見ることができる。
【0016】図2は、第1の外形を、プラスチックモー
ルドハウジングと、衛星通信に好適であると認められて
いるような一般的平面アンテナとを備えるアンテナ部材
と共に詳細に示す。典型的に、5cm×5cmの平面的大き
さの印刷アンテナ要素は、国際海事通信機構の個人通信
において優れた受信特性を示す。アンテナ部材は、アン
テナを携帯機のボディに強固に固定するための携帯機と
の結合のための弾力性偏向把持のためのリリースボタン
と共に表される。しかしながら、例えばアンテナ部材ま
たは携帯機の一方または他方の何れかの対抗クリップ係
合手段等、択一的保持手段が用いられることが望ましい
ことがある。特に図5を参照すると、携帯機は、用いら
れるアンテナに関わりなく、常に携帯機と共に搬送され
る分離アンテナのために異なるマウントを用いる携帯機
と、全体として同じ外形を維持する。図3および図4
は、それぞれ、収納状態の、および、使用状態の平面ア
ンテナ部材を伴う携帯機の平面図を示す。この実施例に
おいて、アンテナ部材は、アンテナワイヤを巻くための
スプールを備えている。
【0017】図5は、一般的フック形状要素を備えるア
ンテナ部材を伴う第2形状をより詳細に示す。この形状
は、1つの側に平面を有しているため平面上、または、
例えば、筒状要素の近傍、または、オフィスのパーテシ
ョン等の直立部材の端の上部への配置に同様に適してい
る。ゴム処理された表面は、アンテナが滑らかな表面ら
容易に脱落しない点で優れている。フックは、フックの
2本のアームについて、および/または、アンテナを通
る平面について、非対象とすることができる。理想的に
は、アンテナを携帯機に接続するワイヤを巻き入れるた
めのスプールデバイスは、アンテナそれ自身よりもむし
ろ携帯機に関連する受け部材上に保持される。二者択一
的に、ワイヤは、待機モードにおいてアンテナ要素の周
囲で巻かれることとしてもよい。このタイプの外形は、
明らかに、ダイポール/モノポールアンテナ応用機器に
より適している。しかし、フック機構は、要求される場
合に、平面アンテナに関連付けることができる。典型的
には、ダイポールアンテナ要素は、PCS周波数での作
動時には、ほんの8cmであることを必要とする。アンテ
ナ要素は、弾力性偏向把持により、または、アンテナ部
材の本来の弾性により保持され得る。ここでも、しかし
ながら、択一的保持手段が用いられることが望ましいこ
とがある。図6および図7は、それぞれ、収納状態およ
び使用状態のアンテナ部材を伴う携帯機の平面図を示
す。
【0018】ここで図8(A)および8(B)を参照す
ると、860MHzでの動作に好適な図示の寸法の、本
発明の実施例に内蔵されるのに好適なタイプの第1のア
ンテナが表されている。構造の全長は波長の半分に対応
している。構造は、第1表面上のマイクロストリップ線
路および第2表面上のダイポールアームと共に、標準プ
リント基板に、本実施例の場合は1.6mm厚のFR4に
印刷されている。ダイポールアームは、マイクロストリ
ップ線路からダイポールアームへの経由通過の必要がな
い場合は、分離した側面に配設することができる。送給
ケーブルを結合するための入力コネクタは、図8(B)
(基板の第1表面を示す)に示されており、ダイポール
の電流密度の最も低い領域に対応するダイポールアーム
の一つの端部に配置されている。これは、送給ケーブル
をダイポールから隔離する助けとなる。マイクロストリ
ップ線路は、(構造の中心である)ダイポール送給点と
結合するように配置されている。これによりコネクタで
50Ω線を備えることができるが、これを超えて、アン
テナへの理想出力結合のためにインピーダンス整合部分
を含ませることができる。
【0019】第2ダイポールアームと送給線路とは、ほ
ぼ4の絶縁係数を有するFR4のようなグラスファイバ
プリント回路基板材料の反対の面に印刷される。この比
較的高い絶縁係数は、マイクロストリップ送給線路を小
さく維持できることを意味し、また、これは、それらか
らの全ての放射を最小化する助けとなる。4分の1波長
ダイポールは、良く知られた技術によりその絶縁物に印
刷される。4分の1波長ダイポールは、厳密な長方形で
はなく、インピーダンス整合を改善し、バンド幅を広げ
るため、三角形状化された側面を有している。
【0020】ダイポールと送給線路を単一の基板に印刷
することの他の利益は、アンテナが単一部分で構成され
ることである。これは、組み付けまたは機械的公差の問
題が減少し、また、従って、アンテナの他のマルチバン
ドタイプに対して相対的に製造コストが低下することを
意味する。そのアンテナは、本発明に従って作られた保
護プラスチックカバーに容易に内蔵され得る。
【0021】理想的には、ダイポールの入力インピーダ
ンスは、それがマイクロ波の送信線で最も一般的なイン
ピーダンスであるため、50オームであるべきである。
従って、50Ω同軸ケーブルは、使用者の端末への結合
を得るためにアンテナコネクタに接続されるものとして
最も適切である。実際には、アンテナの入力インピーダ
ンスは50Ωに比して高いことが知られており、そのた
め、何らかのインピーダンス整合が要求される。これ
は、整合ネットワークが、構造の一体部分としてマイク
ロストリップ送給線路に組み込まれ得るという問題とな
る必要はない。図8中には、4分の1波長マイクロスト
リップインピーダンス変換器が用いられていたことが見
られる。半波長は、自由空間のそれではなく、自由空間
のために比して短いマイクロストリップ線のそれである
ことが指摘できる。より複雑な整合ネットワークが実施
でき、マイクロストリップの端部は、並列コイルまたは
コンデンサを追加するために用いることができる。より
便利な場合は一団の要素を用いることができる。
【0022】不平衡送信線送給がアンテナに用いられて
いる事実に関わらず、送給点には、平衡不平衡変成器が
要求されない。これは、電流が送給領域に流入するため
の通路が2つだけであり、これらの通路がダイポールア
ームで構成されていることに起因する。マイクロ設置平
面と下部ダイポールアームとが一致しているため、これ
は真実である。送給線が構造の一体部分でない場合のた
めに、一般には第3の電流通路がある。同軸ケーブルが
二本のダイポールアームに直接結合されているため、内
側導体からの電流は一のダイポールアームに沿って流れ
るが、外側導体ケーブルの内側表面からの電流は、ダイ
ポールアームと、ケーブルの外側表面の双方に流れる。
これにより、ダイポールに非対称な電流分配が生じ、ケ
ーブルの外側表面の電流は放射し、放射パターンに乱れ
を生じさせる。これが、第3の通路に沿って電流が流れ
るのを防ぐべく、設計に絞りを組み込まなければならな
い理由である。電流設計において、第3の通路は存在せ
ず、また、構造は本質的に均衡している。本発明におい
ては、コネクタがダイポール上の電流密度の低い場所に
位置しており、そのため、ケーブルの外側表面に重大な
電流が励起されないため、ケーブル結合点に絞りが要求
されない。
【0023】図9には、図8に示す発明の特定実施例の
反射損失を示す。これによれば、ほぼ730MHzから
1GHzまでの、>10dBの反射ロスを見ることがで
きる。また、図10には、860MHzにおける方位放
射パターンを示す。これは、半波長ダイポールに匹敵す
る出力ゲインを伴っており、明らかに全方向性である。
【0024】図11(A)は、テーパ領域が重なり合っ
た本発明に従って作られたダイポールアンテナを示す。
図11(B)は、三角形状化されたテーパ部分を有する
アンテナを示す。図12は、アンテナ構造の保護と、そ
の配置のためのユーザフレンドリ手段の供給のためのア
ンテナハウジングのための、一つの可能な外包の詳細を
示す。外包は、細いスクリュ状結合手段や、両面粘着テ
ープ等により壁に取り付けることができ、基礎に結合さ
せて弾力性偏向スナップ結合手段により維持することが
でき、或いは、カーテンや他の構造に掛けることができ
る。位置決めおよび固定のための他の手段も可能であ
る。
【0025】衛星信号/通信に好適なアンテナも用いる
ことができる。従来よりマイクロストリップパッチアン
テナが用いられている。このようなアンテナの例は、出
願人のUS4,783,661 特許に説明されている。このような
アンテナは、2つの異なる周波数で動作させるための寸
法とされた第1および第2の複合パッチアンテナ構造を
備える2重バンド環状分裂機構を備えている。各アンテ
ナ構造は、絶縁材料により接地平面から分離された第1
構造の区画を伴う伝導材料の類似する区画と、絶縁材料
により第1構造の区画から分離された第2構造の区画と
で構成される。第2構造の区画のそれぞれは、第1構造
の対応する区画の上に横たわり、また、それぞれ、第1
構造の対応する区画の寸法λm(1)/4に比して小さな寸法
λm(2)/4を有している。送給手段は、2つの区画構造の
放射端が重複アンテナ構造を形成するように、区画のそ
れぞれのために、区画の平面にさらされた双方の構造の
区分を備えている。
【0026】図13および14を参照すると、それぞ
れ、接地平面10上に載せられた2つの交差溝アンテナ
を備える二重アンテナの、平面図および断面図が示され
ている。第1交差溝アンテナは、効果的全長λm(1)/4を
有し、それらの放射端が交差溝構造を形成するように順
に配設された4つの区画11a〜11dのセットで形成
されている。従来より、区画11a〜11dは、他の面
に接地平面銅箔10を有する絶縁材料のシート12の表
面に設けられた銅箔である。第1アンテナには、4つの
銅箔区画14a〜14dの第2のセットを有する第2絶
縁シート13が載せられている。銅箔区画14a〜14
dのそれぞれは、効果的全長λm(2)/4を有しており、λ
m(1)/4はλm(2)/4に比して大である。区画の双方のセッ
トは、短絡ピン15a〜15dの共通セットにより接地
平面10に短絡されている。第1セットの区画には、そ
れぞれ、外側導体が接地平面に接続される同軸供給線1
6a〜16dに接続されている。第2セットの区画に
は、それぞれ、外側導体が接地平面を貫通して接地平面
と第1セットの区画との双方に接続される同軸供給線1
7a〜17dに接続されている。重なり合う区画の各ペ
アの放射端が、上部区画が下部の区画からの放射を妨げ
ないように配列されていることが認められる。
【0027】周波数f2がf1に比して高く(波長λm
(2)およびλm(1)に対応して)、周波数f1とf2との
間にほぼ30%の差を伴う図示の例では、お互いの関係
で、および、交差溝の中心との関係で放射端を適当に配
置しつつ、図示される一連の金属ピンおよび連続的金属
帯の何れかを用いることで、共通短絡平面を用いること
ができる。他の周波数分割では、分割短絡平面が好まし
いことがある。関連する相対的区画長を(ほぼλm(1)/
ε1 1/2およびλm(2)/ε2 1/2と等しく)変更するため
に、二者択一的に、異なる絶縁係数を有するマイクロス
トリップ基板を用いることができる。
【0028】アンテナの横方向寸法は、λm(1)(大きい
側の波長)とマイクロストリップ基板のεr (相対誘電
率)により管理される。構造の一辺の適当なサイズは、
ほぼλm(1)/2εr 1/2 である。正確なサイズは、区画の
ために選ばれた幅と、溝の幅(すなわち、隣接する区画
の端の間の間隔)により決定される。アンテナの厚さ
は、2つの周波数f1およびf2のバンド幅に関連して
いる。区画に直接接続される単純送給プローブを伴う非
常に薄い基板(高さが区画の寸法に比して十分に低い)
は、非常に僅かなパーセントのバンド幅を含む。より厚
い基板は、ほぼ5%〜10%、または、広バンド技術が
用いられる場合にはより大きなバンド幅を提供する。
【0029】衛星通信周波数では、アンテナのサイズ
は、5〜10cm2 程度小さく、そのため、そのようなア
ンテナは、図1乃至7に示すアンテナ機構の内部に容易
に配設することができる。アンテナは、種々の手段で携
帯機に取り付けることができる。最も簡単で最も安価な
のは同軸ケーブル結合である。これは、二本ワイヤに比
べて捩じりや曲げの点で相対的に劣る不利益を有する。
典型的には、PCSやGSMのような移動電話ネットワ
ークの動作の周波数では、二本ワイヤは放射を発し、そ
のため、受け入れることができない。それにも関わら
ず、周波数変換器にはアンテナと一緒に位置することが
要求されるが、ケーブルは中間周波数で動作することが
できる。中間周波数は、それが携帯機の仕組みで用いら
れる典型的な周波数と同じになるように選択され、その
ため、そのような追加の回路は要求されない。二者択一
的に、ケーブルは、軽量の光ファイバケーブルとするこ
とができ、また、携帯機とアンテナとの通信は光学的と
することができるが、このような仕組みにおいては、携
帯機とアンテナとの双方を関連付けるために光学検出器
および送信機が必要になるという不利益が生ずる。
【図面の簡単な説明】
【図1】図1は、使用における本発明の実施例を示す。
【図2】第1実施例の斜視図を示す。
【図3】第1実施例の平面図を示す。
【図4】分離したアンテナを備える第1実施例の平面図
である。
【図5】第2実施例の斜視図を示す。
【図6】第2実施例の平面図を示す。
【図7】分離したアンテナを備える第2実施例の平面図
である。
【図8】図8(A)および(B)は、本発明における使
用に適したダイポールアンテナの平面図を示す。
【図9】図8に示すアンテナの反射減衰量の点を示す。
【図10】図8に示すアンテナの方位放射パターンの点
を示す。
【図11】図11(A)および(B)は、本発明に従っ
て作られたダイポールアンテナの平面図を示す。
【図12】図8に示すダイポールアンテナの外包を示
す。
【図13】クロススロットアンテナの平面図を示す。
【図14】図13に示すアンテナの断面図を示す。
【符号の説明】
10 接地平面 11a〜11d,14a〜14d 区画
─────────────────────────────────────────────────────
【手続補正書】
【提出日】平成10年4月7日
【手続補正1】
【補正対象書類名】図面
【補正対象項目名】全図
【補正方法】変更
【補正内容】
【図1】
【図2】
【図3】
【図4】
【図5】
【図6】
【図7】
【図8】
【図11】
【図9】
【図10】
【図12】
【図13】
【図14】
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 マーティン スティーヴンズ スミス イギリス国,エセックス シーエム1 4 エックスキュー,チェルムズフォード,チ ュズルウィット・ドライヴ 8 (72)発明者 ディーン キッチナー イギリス国,エセックス シーエム15 9 ディーエックス,ブレントウッド,オンガ ー・ロード 250 (72)発明者 マイケル カーツ カナダ国,オンタリオ ケイ1エヌ 5エ ヌ7,オタワ,マレ・ストリート 159, 302号

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ケーブル結合により携帯機に結合される
    取り外し可能なアンテナモジュールを備え、前記アンテ
    ナモージュールは、前記携帯機と独立に自身で保持され
    ることを特徴とする移動通信携帯機機構。
  2. 【請求項2】 印刷アンテナと、 ダイポールアンテナと、 交差溝パッチアンテナと、 のうち1つを有することを特徴とする請求項1記載の移
    動通信携帯機機構。
  3. 【請求項3】 同軸ケーブルと、 光ファイバケーブルと、 並列ワイヤ機構と、 のうち1つを有することを特徴とする請求項1記載の移
    動通信携帯機機構。
  4. 【請求項4】 アンテナモジュールは、一般的フック状
    形状であることを特徴とする請求項1記載の移動通信携
    帯機機構。
  5. 【請求項5】 アンテナモジュールは、少なくとも1つ
    の軸に沿う平坦表面を有することを特徴とする請求項1
    記載の移動通信携帯機機構。
  6. 【請求項6】 前記平坦表面は、ゴム処理された接触表
    面を有することを特徴とする請求項5記載の移動通信携
    帯機機構。
  7. 【請求項7】 ケーブル結合により携帯機に結合される
    取り外し可能なアンテナモジュールを備え、前記アンテ
    ナモージュールは、前記携帯機と独立に自身で保持され
    る移動通信携帯機機構を動作させる方法であって、 受信モードにおいて、 無線周波数信号をアンテナモジュールで受信し、また、
    その無線周波数信号をアンテナモジュールから携帯機に
    送信し、 送信モードにおいて、 無線周波数信号を携帯機からアンテナモジュールに送信
    し、また、前記信号を放射するステップを有することを
    特徴とする移動通信携帯機機構の動作方法。
JP9353735A 1996-12-23 1997-12-22 移動通信携帯機機構およびその動作方法 Pending JPH10233609A (ja)

Applications Claiming Priority (2)

Application Number Priority Date Filing Date Title
GBGB9626763.8A GB9626763D0 (en) 1996-12-23 1996-12-23 Mobile communications handsets
GB9626763:8 1996-12-23

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH10233609A true JPH10233609A (ja) 1998-09-02

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ID=10804946

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP9353735A Pending JPH10233609A (ja) 1996-12-23 1997-12-22 移動通信携帯機機構およびその動作方法

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EP (1) EP0851596A1 (ja)
JP (1) JPH10233609A (ja)
CA (1) CA2225086A1 (ja)
GB (1) GB9626763D0 (ja)

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Also Published As

Publication number Publication date
EP0851596A1 (en) 1998-07-01
CA2225086A1 (en) 1998-06-23
GB9626763D0 (en) 1997-02-12

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