JPH10233521A - 太陽電池モジュール、及びそれを用いた太陽電池一体型建材、太陽光発電装置 - Google Patents
太陽電池モジュール、及びそれを用いた太陽電池一体型建材、太陽光発電装置Info
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- JPH10233521A JPH10233521A JP9035121A JP3512197A JPH10233521A JP H10233521 A JPH10233521 A JP H10233521A JP 9035121 A JP9035121 A JP 9035121A JP 3512197 A JP3512197 A JP 3512197A JP H10233521 A JPH10233521 A JP H10233521A
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- H10F19/00—Integrated devices, or assemblies of multiple devices, comprising at least one photovoltaic cell covered by group H10F10/00, e.g. photovoltaic modules
- H10F19/80—Encapsulations or containers for integrated devices, or assemblies of multiple devices, having photovoltaic cells
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- H—ELECTRICITY
- H10—SEMICONDUCTOR DEVICES; ELECTRIC SOLID-STATE DEVICES NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
- H10F—INORGANIC SEMICONDUCTOR DEVICES SENSITIVE TO INFRARED RADIATION, LIGHT, ELECTROMAGNETIC RADIATION OF SHORTER WAVELENGTH OR CORPUSCULAR RADIATION
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- H10F77/10—Semiconductor bodies
- H10F77/16—Material structures, e.g. crystalline structures, film structures or crystal plane orientations
- H10F77/162—Non-monocrystalline materials, e.g. semiconductor particles embedded in insulating materials
-
- H—ELECTRICITY
- H10—SEMICONDUCTOR DEVICES; ELECTRIC SOLID-STATE DEVICES NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
- H10F—INORGANIC SEMICONDUCTOR DEVICES SENSITIVE TO INFRARED RADIATION, LIGHT, ELECTROMAGNETIC RADIATION OF SHORTER WAVELENGTH OR CORPUSCULAR RADIATION
- H10F77/00—Constructional details of devices covered by this subclass
- H10F77/30—Coatings
- H10F77/306—Coatings for devices having potential barriers
- H10F77/311—Coatings for devices having potential barriers for photovoltaic cells
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- H—ELECTRICITY
- H02—GENERATION; CONVERSION OR DISTRIBUTION OF ELECTRIC POWER
- H02S—GENERATION OF ELECTRIC POWER BY CONVERSION OF INFRARED RADIATION, VISIBLE LIGHT OR ULTRAVIOLET LIGHT, e.g. USING PHOTOVOLTAIC [PV] MODULES
- H02S20/00—Supporting structures for PV modules
- H02S20/20—Supporting structures directly fixed to an immovable object
- H02S20/22—Supporting structures directly fixed to an immovable object specially adapted for buildings
- H02S20/23—Supporting structures directly fixed to an immovable object specially adapted for buildings specially adapted for roof structures
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- Y—GENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
- Y02—TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
- Y02B—CLIMATE CHANGE MITIGATION TECHNOLOGIES RELATED TO BUILDINGS, e.g. HOUSING, HOUSE APPLIANCES OR RELATED END-USER APPLICATIONS
- Y02B10/00—Integration of renewable energy sources in buildings
- Y02B10/10—Photovoltaic [PV]
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- Y—GENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
- Y02—TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
- Y02E—REDUCTION OF GREENHOUSE GAS [GHG] EMISSIONS, RELATED TO ENERGY GENERATION, TRANSMISSION OR DISTRIBUTION
- Y02E10/00—Energy generation through renewable energy sources
- Y02E10/50—Photovoltaic [PV] energy
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- Architecture (AREA)
- Civil Engineering (AREA)
- Structural Engineering (AREA)
- Photovoltaic Devices (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 本発明は太陽電池モジュールの端部からの被
覆材の剥離を防ぐことを目的とする。更に、支持体とし
て鋼板を用いた場合に切断面からの錆を防ぐ。さらに従
来の剥離防止のための保護部材を用いるよりも簡単な工
程で剥離を防ぐ。 【解決手段】 支持体と保護フィルムとの間に太陽電池
素子が封止材によって封止されている太陽電池モジュー
ルの、該保護フィルムが該支持体の切断面を被覆してい
ることを特徴とする太陽電池モジュールとする。
覆材の剥離を防ぐことを目的とする。更に、支持体とし
て鋼板を用いた場合に切断面からの錆を防ぐ。さらに従
来の剥離防止のための保護部材を用いるよりも簡単な工
程で剥離を防ぐ。 【解決手段】 支持体と保護フィルムとの間に太陽電池
素子が封止材によって封止されている太陽電池モジュー
ルの、該保護フィルムが該支持体の切断面を被覆してい
ることを特徴とする太陽電池モジュールとする。
Description
【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は支持体と保護フィル
ムとの間に太陽電池素子が封止材によって封止されてい
る太陽電池モジュール及びそれを用いた太陽電池一体型
建材、太陽光発電装置に関する。
ムとの間に太陽電池素子が封止材によって封止されてい
る太陽電池モジュール及びそれを用いた太陽電池一体型
建材、太陽光発電装置に関する。
【0002】
【従来の技術】図6に従来の太陽電池モジュールの一例
を示す。太陽電池素子602を鋼板などの支持体601
上に樹脂603で封止し、表面を保護フィルム604で
被覆した太陽電池モジュールが知られている。
を示す。太陽電池素子602を鋼板などの支持体601
上に樹脂603で封止し、表面を保護フィルム604で
被覆した太陽電池モジュールが知られている。
【0003】このような構成の太陽電池モジュールの支
持体の断面部は外部にむき出しの状態であるために、接
着界面や鋼板の端部が水分等にさらされる。それにより
接着界面が剥離したり、鋼板の断面部に錆を生じるとい
う問題があった。
持体の断面部は外部にむき出しの状態であるために、接
着界面や鋼板の端部が水分等にさらされる。それにより
接着界面が剥離したり、鋼板の断面部に錆を生じるとい
う問題があった。
【0004】また、支持体として表面を塗装した鋼板を
用いた場合、断面部の錆は鋼板の塗膜の剥がれを誘発す
る場合もある。塗膜と被覆材の接着力が強固であって
も、鋼板の塗膜の剥がれが生じてしまうと被覆材は剥れ
てしまう問題があった。
用いた場合、断面部の錆は鋼板の塗膜の剥がれを誘発す
る場合もある。塗膜と被覆材の接着力が強固であって
も、鋼板の塗膜の剥がれが生じてしまうと被覆材は剥れ
てしまう問題があった。
【0005】被覆材の一部が剥離すると剥離は広がって
いく場合もある。例えば、図6に示すような太陽電池モ
ジュールを屋根材として用いた場合、屋根の軒側に剥離
を生じた場合には、風等の力によって剥離が進行する場
合がある。一方、棟側に剥離を生じた場合には、雨水等
により剥離が進行する場合がある。
いく場合もある。例えば、図6に示すような太陽電池モ
ジュールを屋根材として用いた場合、屋根の軒側に剥離
を生じた場合には、風等の力によって剥離が進行する場
合がある。一方、棟側に剥離を生じた場合には、雨水等
により剥離が進行する場合がある。
【0006】このような端部の剥離、錆を防ぐために支
持体の断面部に保護部材を取り付けることが特開昭61−
133674などに記載されている。図7のように、太陽電池
モジュール705の端部に接着剤707を塗布して保護
部材706を設け、更に接着剤707で枠体708を設
けるものである。この方法では、被覆材の剥離の抑制効
果は大きく、剥離の進行を抑える効果も大きい。しかし
この方法には、接着剤の塗布、枠体及び/又は保護部材
のはめ込み、接着剤の硬化という工程が必要であるため
生産性が劣っている。
持体の断面部に保護部材を取り付けることが特開昭61−
133674などに記載されている。図7のように、太陽電池
モジュール705の端部に接着剤707を塗布して保護
部材706を設け、更に接着剤707で枠体708を設
けるものである。この方法では、被覆材の剥離の抑制効
果は大きく、剥離の進行を抑える効果も大きい。しかし
この方法には、接着剤の塗布、枠体及び/又は保護部材
のはめ込み、接着剤の硬化という工程が必要であるため
生産性が劣っている。
【0007】さらに、支持体として鋼板を用いた場合、
接着剤の選定や塗布方法を適切に選択しないと鋼板端部
の錆を防ぐことはできない。また、太陽電池モジュール
端部と剥離防止部材の接着に用いる接着剤は、耐候性、
柔軟性等が求められる。それらの要求を満たすものとし
て、シリコーン樹脂、エポキシ樹脂の接着材があげられ
るがいずれも高価である。さらにその硬化には、熱等を
かけることができず、短時間での硬化はできない。その
ため、端部保護部材はめ込み後の搬送、保管には十分な
注意が必要となる。
接着剤の選定や塗布方法を適切に選択しないと鋼板端部
の錆を防ぐことはできない。また、太陽電池モジュール
端部と剥離防止部材の接着に用いる接着剤は、耐候性、
柔軟性等が求められる。それらの要求を満たすものとし
て、シリコーン樹脂、エポキシ樹脂の接着材があげられ
るがいずれも高価である。さらにその硬化には、熱等を
かけることができず、短時間での硬化はできない。その
ため、端部保護部材はめ込み後の搬送、保管には十分な
注意が必要となる。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】本発明は太陽電池モジ
ュールの端部からの被覆材の剥離を防ぐことを目的とす
る。更に、支持体として鋼板を用いた場合に支持体の断
面部からの錆を防ぐ。さらに従来の剥離防止のための保
護部材を用いるよりも簡単な工程で剥離を防ぐ。
ュールの端部からの被覆材の剥離を防ぐことを目的とす
る。更に、支持体として鋼板を用いた場合に支持体の断
面部からの錆を防ぐ。さらに従来の剥離防止のための保
護部材を用いるよりも簡単な工程で剥離を防ぐ。
【0009】
【課題を解決するための手段】支持体と保護フィルムと
の間に太陽電池素子が封止材によって封止されている太
陽電池モジュールの、該保護フィルムが該支持体の断面
部を被覆していることを特徴とする太陽電池モジュール
とする。
の間に太陽電池素子が封止材によって封止されている太
陽電池モジュールの、該保護フィルムが該支持体の断面
部を被覆していることを特徴とする太陽電池モジュール
とする。
【0010】
【発明の実施の形態】図1に本発明の太陽電池モジュー
ルの概略構成図を示す。支持体101上に絶縁体105を
介して太陽電池素子102が封止材樹脂103で封止さ
れており、表面がフィルム104で被覆されている。保
護フィルム104および封止材103は支持体101の
裏面にまで回り込み、支持体の断面部を覆っている。
ルの概略構成図を示す。支持体101上に絶縁体105を
介して太陽電池素子102が封止材樹脂103で封止さ
れており、表面がフィルム104で被覆されている。保
護フィルム104および封止材103は支持体101の
裏面にまで回り込み、支持体の断面部を覆っている。
【0011】かかる構成により、 (1)太陽電池モジュール端部からの剥離を防止でき
る。 (2)さらに太陽電池モジュールの支持体の断面部の錆
を防止できる。 (3)剥離防止部材等をなくすことが可能である。また
被覆工程時に端部を覆う構成とすることで、 (4)端部剥離防止部材をつける工程をなくして太陽電
池モジュールの生産性を高める。
る。 (2)さらに太陽電池モジュールの支持体の断面部の錆
を防止できる。 (3)剥離防止部材等をなくすことが可能である。また
被覆工程時に端部を覆う構成とすることで、 (4)端部剥離防止部材をつける工程をなくして太陽電
池モジュールの生産性を高める。
【0012】(保護フィルム)保護フィルムは、熱や光、
水分に対して安定である(耐候性に優れている)ことが
重要である。また保護フィルムは、汚れによる太陽電池
素子の効率の低下を防ぐように汚れにくいことが望まし
い。この目的の為に、保護フィルムは撥水性を有するで
あることが望ましい。
水分に対して安定である(耐候性に優れている)ことが
重要である。また保護フィルムは、汚れによる太陽電池
素子の効率の低下を防ぐように汚れにくいことが望まし
い。この目的の為に、保護フィルムは撥水性を有するで
あることが望ましい。
【0013】その撥水性は、好ましくは水の接触角が5
0度以上であり、より好ましくは70度以上である。保
護フィルムは、フッ素樹脂、または、シリコ−ン樹脂で
構成する。
0度以上であり、より好ましくは70度以上である。保
護フィルムは、フッ素樹脂、または、シリコ−ン樹脂で
構成する。
【0014】さらに保護フィルムは、裏側に折り曲げる
ことのできるものであることが好ましい。
ことのできるものであることが好ましい。
【0015】好ましい態様においては、保護フィルム
は、フッ素樹脂で構成される。そうしたフッ素樹脂とし
ては、テトラフルオロエチレン-ヘキサフルオロプロピ
レン共重合体、テトラフルオロエチレン-パーフルオロ
アルキルビニルエーテル共重合体、ポリクロロトリフル
オロエチレン、ポリフッ化ビニリデン、ポリフッ化ビニ
ル、エチレン-テトラフルオロエチレン共重合体、エチ
レン-クロロトリフルオロエチレン共重合体が挙げられ
る。これらの樹脂で構成される最保護フィルムは、その
封止材との接着強度を確保するについて、コロナ放電処
理、オゾン処理、または、プライマーのコーティングを
行なうことが好ましい。
は、フッ素樹脂で構成される。そうしたフッ素樹脂とし
ては、テトラフルオロエチレン-ヘキサフルオロプロピ
レン共重合体、テトラフルオロエチレン-パーフルオロ
アルキルビニルエーテル共重合体、ポリクロロトリフル
オロエチレン、ポリフッ化ビニリデン、ポリフッ化ビニ
ル、エチレン-テトラフルオロエチレン共重合体、エチ
レン-クロロトリフルオロエチレン共重合体が挙げられ
る。これらの樹脂で構成される最保護フィルムは、その
封止材との接着強度を確保するについて、コロナ放電処
理、オゾン処理、または、プライマーのコーティングを
行なうことが好ましい。
【0016】(封止材)太陽電池素子を外部からの応力等
から保護し、且つ太陽電池素子の光電変換に必要な光線
を十分に透過させる機能を奏するものであることが必要
である。封止材に用いられる樹脂としては、透明性、耐
候性、接着性に優れていることが必要である。また太陽
電池素子表面の凹凸を充填するために、太陽電池モジュ
ールの製造工程において、流動性を有することが必要で
ある。例えば加熱、加圧の被覆工程であれば、熱可塑性
樹脂が挙げられる。具体的な材料としては、エチレン酢
酸ビニル共重合体(EVA)、ポリビニルブチラール、シ
リコーン樹脂、アクリル樹脂等が挙げられる。
から保護し、且つ太陽電池素子の光電変換に必要な光線
を十分に透過させる機能を奏するものであることが必要
である。封止材に用いられる樹脂としては、透明性、耐
候性、接着性に優れていることが必要である。また太陽
電池素子表面の凹凸を充填するために、太陽電池モジュ
ールの製造工程において、流動性を有することが必要で
ある。例えば加熱、加圧の被覆工程であれば、熱可塑性
樹脂が挙げられる。具体的な材料としては、エチレン酢
酸ビニル共重合体(EVA)、ポリビニルブチラール、シ
リコーン樹脂、アクリル樹脂等が挙げられる。
【0017】封止材の接着強度が不充分である場合に
は、シランカップリング剤、チタネートカップリング剤
を併用することによりその接着強度の増大をはかること
ができる。また封止材を構成する上述した接着性の樹脂
に紫外線吸収剤を配合して封止材に所望の紫外線遮蔽機
能を持たせるようにすることが望ましい。この場合に使
用する紫外線吸収剤としては、有機系紫外線吸収剤、無
機系紫外線吸収剤が挙げられる。封止材には、機械的強
度を向上させるために、補強をすることが好ましい。具
体的な材料としては、被覆時にガラス繊維不織布、有機
繊維からなる不織布を被覆形成時に封入することや、封
止材の樹脂にあらかじめガラスの短繊維、ガラスビーズ
等のフィラーを混合することが好ましい。
は、シランカップリング剤、チタネートカップリング剤
を併用することによりその接着強度の増大をはかること
ができる。また封止材を構成する上述した接着性の樹脂
に紫外線吸収剤を配合して封止材に所望の紫外線遮蔽機
能を持たせるようにすることが望ましい。この場合に使
用する紫外線吸収剤としては、有機系紫外線吸収剤、無
機系紫外線吸収剤が挙げられる。封止材には、機械的強
度を向上させるために、補強をすることが好ましい。具
体的な材料としては、被覆時にガラス繊維不織布、有機
繊維からなる不織布を被覆形成時に封入することや、封
止材の樹脂にあらかじめガラスの短繊維、ガラスビーズ
等のフィラーを混合することが好ましい。
【0018】(支持体)本発明に使用される支持体は鋼
板、ガラス繊維強化プラスチック、硬質プラスチック、
材木等が挙げられる。建材一体型の場合には、折り曲げ
加工する事により剛性の改善を図ると同時に取り付け部
材であるチャンネルに嵌め込む構造が好適に用いられ
る。これらの加工には鋼板、ステンレス鋼板が適してい
る。これらの材料は高温の火炎でも溶融あるいは変形し
にくく、屋根材としても好適に使用されている。この様
な用途には、防錆性、耐候性に優れている事が好まし
い。上記特性の為に、耐候性に優れた塗料の塗布が一般
に行なわれている。
板、ガラス繊維強化プラスチック、硬質プラスチック、
材木等が挙げられる。建材一体型の場合には、折り曲げ
加工する事により剛性の改善を図ると同時に取り付け部
材であるチャンネルに嵌め込む構造が好適に用いられ
る。これらの加工には鋼板、ステンレス鋼板が適してい
る。これらの材料は高温の火炎でも溶融あるいは変形し
にくく、屋根材としても好適に使用されている。この様
な用途には、防錆性、耐候性に優れている事が好まし
い。上記特性の為に、耐候性に優れた塗料の塗布が一般
に行なわれている。
【0019】(モジュールの端部構造)図8に示すよう
に、保護フィルム804及び封止材803は支持体80
1よりも大きなものとする。それらを積層し、支持体8
01からはみ出した保護フィルム、封止材を折り曲げ
て、支持体の裏へまわす。この後に加熱加圧することに
より、封止材が軟化し太陽電池素子802を封止すると
同時に、支持体の端部は保護フィルムと封止材によって
覆われた構造となる。ここで支持体の断面部とは、鋼板
であればその切断面を指す。プラスチックのような成形
品であれば、その辺(エッジ)を指す。
に、保護フィルム804及び封止材803は支持体80
1よりも大きなものとする。それらを積層し、支持体8
01からはみ出した保護フィルム、封止材を折り曲げ
て、支持体の裏へまわす。この後に加熱加圧することに
より、封止材が軟化し太陽電池素子802を封止すると
同時に、支持体の端部は保護フィルムと封止材によって
覆われた構造となる。ここで支持体の断面部とは、鋼板
であればその切断面を指す。プラスチックのような成形
品であれば、その辺(エッジ)を指す。
【0020】(太陽電池素子)図2は太陽電池素子の一例
である。201は導電性基板、202は裏面反射層、2
03は半導体光活性層、204は透明導電層、205は
集電電極である。
である。201は導電性基板、202は裏面反射層、2
03は半導体光活性層、204は透明導電層、205は
集電電極である。
【0021】導電性基板201は太陽電池素子の基体に
なると同時に、下部電極の役割も果たす。材料として
は、シリコン、タンタル、モリブデン、タングステン、
ステンレス、アルミニウム、銅、チタン、カーボンシー
ト、鉛メッキ鋼板、導電層が形成してある樹脂フィルム
やセラミックスなどがある。
なると同時に、下部電極の役割も果たす。材料として
は、シリコン、タンタル、モリブデン、タングステン、
ステンレス、アルミニウム、銅、チタン、カーボンシー
ト、鉛メッキ鋼板、導電層が形成してある樹脂フィルム
やセラミックスなどがある。
【0022】上記導電性基板201上には裏面反射層2
02として、金属層、あるいは金属酸化物層、あるいは
金属層と金属酸化物層を形成しても良い。金属層には、
例えば、Ti,Cr,Mo,W,Al,Ag,Ni,な
どが用いられ、金属酸化物層には、例えば、ZnO,T
iO2,SnO2などが用いられる。上記金属層及び金属
酸化物層の形成方法としては、抵抗加熱蒸着法、電子ビ
ーム蒸着法、スパッタリング法などがある。
02として、金属層、あるいは金属酸化物層、あるいは
金属層と金属酸化物層を形成しても良い。金属層には、
例えば、Ti,Cr,Mo,W,Al,Ag,Ni,な
どが用いられ、金属酸化物層には、例えば、ZnO,T
iO2,SnO2などが用いられる。上記金属層及び金属
酸化物層の形成方法としては、抵抗加熱蒸着法、電子ビ
ーム蒸着法、スパッタリング法などがある。
【0023】半導体光活性層203は光電変換を行う部
分で、具体的な材料としては、pn接合型多結晶シリコ
ン、pin接合型アモルファスシリコン、あるいはCu
InSe2,CuInS2,GaAs,CdS/Cu2
S,CdS/CdTe,CdS/InP,CdTe/C
u2Teをはじめとする化合物半導体などが挙げられ
る。上記半導体光活性層の形成方法としては、多結晶シ
リコンの場合は溶融シリコンのシート化か非晶質シリコ
ンの熱処理、アモルファスシリコンの場合はシランガス
などを原料とするプラズマCVD、化合物半導体の場合
はイオンプレーティング、イオンビームデポジション、
真空蒸着法、スパッタ法、電析法などがある。
分で、具体的な材料としては、pn接合型多結晶シリコ
ン、pin接合型アモルファスシリコン、あるいはCu
InSe2,CuInS2,GaAs,CdS/Cu2
S,CdS/CdTe,CdS/InP,CdTe/C
u2Teをはじめとする化合物半導体などが挙げられ
る。上記半導体光活性層の形成方法としては、多結晶シ
リコンの場合は溶融シリコンのシート化か非晶質シリコ
ンの熱処理、アモルファスシリコンの場合はシランガス
などを原料とするプラズマCVD、化合物半導体の場合
はイオンプレーティング、イオンビームデポジション、
真空蒸着法、スパッタ法、電析法などがある。
【0024】透明導電層204は太陽電池素子の上部電
極の役目を果たしている。用いる材料としては、例え
ば、In2O3,SnO2,In2O3−SnO2(IT
O),ZnO,TiO2,Cd2SnO4,高濃度不純物
ドープした結晶性半導体層などがある。形成方法として
は抵抗加熱蒸着、スパッタ法、スプレー法、CVD法、
不純物拡散法などがある。
極の役目を果たしている。用いる材料としては、例え
ば、In2O3,SnO2,In2O3−SnO2(IT
O),ZnO,TiO2,Cd2SnO4,高濃度不純物
ドープした結晶性半導体層などがある。形成方法として
は抵抗加熱蒸着、スパッタ法、スプレー法、CVD法、
不純物拡散法などがある。
【0025】透明導電層の上には電流を効率よく集電す
るために、格子状の集電電極205(グリッド)を設け
てもよい。集電電極205の具体的な材料としては、例
えば、微粉末状の銀、金、銅、ニッケル、カーボンなど
をバインダーポリマーに分散した導電性ペーストなどが
挙げられる。バインダーポリマーとしてはポリエステ
ル、エポキシ、アクリル、アルキド、ポリビニルアセテ
ート、ゴム、ウレタン、フェノールなどの樹脂が挙げら
れる。導電性ペーストの他に集電電極205の形成方法
としては、マスクパターンを用いたスパッタリング、抵
抗加熱、CVD法や、全面に金属膜を蒸着した後で不必
要な部分をエッチングで取り除きパターニングする方
法、光CVDにより直接グリッド電極パターンを形成す
る方法、グリッド電極パターンのネガパターンのマスク
を形成した後にメッキする方法などが挙げられる。
るために、格子状の集電電極205(グリッド)を設け
てもよい。集電電極205の具体的な材料としては、例
えば、微粉末状の銀、金、銅、ニッケル、カーボンなど
をバインダーポリマーに分散した導電性ペーストなどが
挙げられる。バインダーポリマーとしてはポリエステ
ル、エポキシ、アクリル、アルキド、ポリビニルアセテ
ート、ゴム、ウレタン、フェノールなどの樹脂が挙げら
れる。導電性ペーストの他に集電電極205の形成方法
としては、マスクパターンを用いたスパッタリング、抵
抗加熱、CVD法や、全面に金属膜を蒸着した後で不必
要な部分をエッチングで取り除きパターニングする方
法、光CVDにより直接グリッド電極パターンを形成す
る方法、グリッド電極パターンのネガパターンのマスク
を形成した後にメッキする方法などが挙げられる。
【0026】最後に起電力を取り出すために出力端子2
06を導電性基体と集電電極に取り付ける。導電性基体
へは銅タブ等の金属体ををスポット溶接や半田で接合す
る方法が取られ、集電電極へは金属体を導電性接着剤や
半田207によって電気的に接続する方法が取られる。
なお集電電極に取り付ける際、出力端子が導電性基板や
半導体層と接触して短絡するのを防ぐために絶縁体208
を設けることが望ましい。
06を導電性基体と集電電極に取り付ける。導電性基体
へは銅タブ等の金属体ををスポット溶接や半田で接合す
る方法が取られ、集電電極へは金属体を導電性接着剤や
半田207によって電気的に接続する方法が取られる。
なお集電電極に取り付ける際、出力端子が導電性基板や
半導体層と接触して短絡するのを防ぐために絶縁体208
を設けることが望ましい。
【0027】上記の手法で作成した太陽電池素子は、所
望する電圧あるいは電流に応じて直列か並列に接続され
る。また、絶縁化した基板上に太陽電池素子を集積化し
て所望の電圧あるいは電流を得ることもできる。
望する電圧あるいは電流に応じて直列か並列に接続され
る。また、絶縁化した基板上に太陽電池素子を集積化し
て所望の電圧あるいは電流を得ることもできる。
【0028】(絶縁体)絶縁体は、太陽電池素子と外部
との絶縁をより確実にする機能を持つ。絶縁体として要
求される他の特性は、電気絶縁性、機械的強度、湿潤時
の絶縁性、耐熱性である。
との絶縁をより確実にする機能を持つ。絶縁体として要
求される他の特性は、電気絶縁性、機械的強度、湿潤時
の絶縁性、耐熱性である。
【0029】絶縁体が太陽電池素子との接着強度が低い
場合には絶縁体との界面に接着剤を使用することができ
る。構造的には接着剤、絶縁体、接着剤が予め一体に積
層されたものであることにより、より作業性を高めるこ
とができる。
場合には絶縁体との界面に接着剤を使用することができ
る。構造的には接着剤、絶縁体、接着剤が予め一体に積
層されたものであることにより、より作業性を高めるこ
とができる。
【0030】本発明に使用される接着剤は、熱的な特性
としては高温で溶融し、更に高温で架橋が伴う事が望ま
しい。しかし、モジュールの温度が80℃程度しか昇温し
ない用途では架橋はそれ程重要ではない。封止材と同様
な材料であることが好ましい。
としては高温で溶融し、更に高温で架橋が伴う事が望ま
しい。しかし、モジュールの温度が80℃程度しか昇温し
ない用途では架橋はそれ程重要ではない。封止材と同様
な材料であることが好ましい。
【0031】絶縁体は、一般的には2軸延伸のポリエチ
レンテレフタレート(PET)、ナイロン、ガラス繊維、
プラスチック繊維の不織布が挙げられる。
レンテレフタレート(PET)、ナイロン、ガラス繊維、
プラスチック繊維の不織布が挙げられる。
【0032】本発明の太陽電池モジュールは支持体に鋼
板を用いて折り曲げ加工することにより、建材一体型太
陽電池として好適に用いることができる。図10に屋根材
形状の例を示す。(a)は瓦棒型、(b)は横葺型であ
る。また、インバーターと共に用いられて太陽光発電装
置を構成する。
板を用いて折り曲げ加工することにより、建材一体型太
陽電池として好適に用いることができる。図10に屋根材
形状の例を示す。(a)は瓦棒型、(b)は横葺型であ
る。また、インバーターと共に用いられて太陽光発電装
置を構成する。
【0033】
(実施例1)図3に示すように、保護フィルム301、封止
材302、ガラス繊維不織布303、太陽電池素子304、絶縁
体305、支持体306をまず用意し、支持板上にこれらを
積層することにより作成した。
材302、ガラス繊維不織布303、太陽電池素子304、絶縁
体305、支持体306をまず用意し、支持板上にこれらを
積層することにより作成した。
【0034】(支持体)支持体306としてガルバナイズド
鋼板(大同鋼板製、耐摩カラーGL、0.4mm厚)を用意し
た。
鋼板(大同鋼板製、耐摩カラーGL、0.4mm厚)を用意し
た。
【0035】(封止材の作成)封止材302としてエチレン
酢酸ビニル(酢酸ビニル33重量%、メルトフローレイト3
0)100重量部と架橋剤として2,5-ジメチル-2,5-ビス(t-
ブチルパーオキシ)ヘキサンを1.5重量部、UV吸収
剤として2−ヒドロキシ−4−nーオクトキシベンゾフ
ェノンを0.3重量部、酸化防止剤としてトリス(モノ
−ノニルフェニル)フォスファイトを0.2重量部、光
安定化剤として(2,2,6,6−テトラメチル−4−
ピペリジル)セバケートを0.1重量部を混合し、Tダ
イと押し出し機を用いて、460μmの厚みのシートを用意
した。かかる封止材シートは加熱することにより軟化す
る。
酢酸ビニル(酢酸ビニル33重量%、メルトフローレイト3
0)100重量部と架橋剤として2,5-ジメチル-2,5-ビス(t-
ブチルパーオキシ)ヘキサンを1.5重量部、UV吸収
剤として2−ヒドロキシ−4−nーオクトキシベンゾフ
ェノンを0.3重量部、酸化防止剤としてトリス(モノ
−ノニルフェニル)フォスファイトを0.2重量部、光
安定化剤として(2,2,6,6−テトラメチル−4−
ピペリジル)セバケートを0.1重量部を混合し、Tダ
イと押し出し機を用いて、460μmの厚みのシートを用意
した。かかる封止材シートは加熱することにより軟化す
る。
【0036】(絶縁体)絶縁体305として、両面コロナ処
理された2軸延伸のポリエチレンテレフタレートフィル
ム(帝人製、テトロンS、厚み50μm)の両面に封止材と同
じ樹脂を各面に200μm積層したものを用意した。
理された2軸延伸のポリエチレンテレフタレートフィル
ム(帝人製、テトロンS、厚み50μm)の両面に封止材と同
じ樹脂を各面に200μm積層したものを用意した。
【0037】(太陽電池素子)太陽電池素子304として
は、図9に示す構成のものを次のようにして作成した。
即ち、まず洗浄した帯状のステンレス基板901を用意
し、該基板上に、スパッタ法で裏面反射層902として
Al層(膜厚5000Å)とZnO層(膜厚5000
Å)を順次形成した。ついで、プラズマCVD法によ
り、SiH4とPH3とH2の混合ガスを用いてn型ア
モルファスシリコン層を、SiH4とH2の混合ガスを
用いてi型アモルファスシリコン層を、そしてSiH4
とBF3とH2の混合ガスを用いてp型微結晶μc−S
i層を形成する方法で、n層膜厚150Å/i層膜厚4
000Å/p層膜厚100Å/n層膜厚100Å/i層
膜厚800Å/p層膜厚100Åの層構成のタンデム型
アモルファスシリコン光電変換半導体層903を形成し
た。次に、透明導電層904として、In2O3薄膜
(膜厚700Å)を、O2雰囲気下でInを抵抗加熱法
で蒸着する事によって形成した。かくして得られたもの
を切断し、その後、スクリーン印刷により、エッチング
し、30cm×9cmサイズの複数の素子を得た。得ら
れた複数個の素子の中から13個を選び、それぞれについ
て、集電用のグリッド電極905を、銀ペースト( 商
品番号:#5007,デュポン社製)を用いてスクリー
ン印刷により形成し、集電電極どうしをワイヤーバスバ
ー406(半田メッキ銅線 直径400μm)を銀ペースト907
( 商品番号:#220,アミコン製)を用い接着し、
接続した。さらに銅タブ908(厚さ100μm)をスポッ
ト溶接によりステンレス基板に取り付け、太陽電池素子
を得た。かくして太陽電池素子304を用意した。
は、図9に示す構成のものを次のようにして作成した。
即ち、まず洗浄した帯状のステンレス基板901を用意
し、該基板上に、スパッタ法で裏面反射層902として
Al層(膜厚5000Å)とZnO層(膜厚5000
Å)を順次形成した。ついで、プラズマCVD法によ
り、SiH4とPH3とH2の混合ガスを用いてn型ア
モルファスシリコン層を、SiH4とH2の混合ガスを
用いてi型アモルファスシリコン層を、そしてSiH4
とBF3とH2の混合ガスを用いてp型微結晶μc−S
i層を形成する方法で、n層膜厚150Å/i層膜厚4
000Å/p層膜厚100Å/n層膜厚100Å/i層
膜厚800Å/p層膜厚100Åの層構成のタンデム型
アモルファスシリコン光電変換半導体層903を形成し
た。次に、透明導電層904として、In2O3薄膜
(膜厚700Å)を、O2雰囲気下でInを抵抗加熱法
で蒸着する事によって形成した。かくして得られたもの
を切断し、その後、スクリーン印刷により、エッチング
し、30cm×9cmサイズの複数の素子を得た。得ら
れた複数個の素子の中から13個を選び、それぞれについ
て、集電用のグリッド電極905を、銀ペースト( 商
品番号:#5007,デュポン社製)を用いてスクリー
ン印刷により形成し、集電電極どうしをワイヤーバスバ
ー406(半田メッキ銅線 直径400μm)を銀ペースト907
( 商品番号:#220,アミコン製)を用い接着し、
接続した。さらに銅タブ908(厚さ100μm)をスポッ
ト溶接によりステンレス基板に取り付け、太陽電池素子
を得た。かくして太陽電池素子304を用意した。
【0038】(保護フィルム)保護フィルム301として無
延伸のエチレン-テトラフルオロエチレンフィルム(デュ
ポン製、テフゼル、厚さ50μm)を用意した。封止材302
のとの接着面には、あらかじめコロナ放電処理を施し
た。
延伸のエチレン-テトラフルオロエチレンフィルム(デュ
ポン製、テフゼル、厚さ50μm)を用意した。封止材302
のとの接着面には、あらかじめコロナ放電処理を施し
た。
【0039】(ガラス不織布)ガラス不織布303としてガ
ラス繊維不織布(本州製紙製、グラスパーGMC-00-040、
線径10μm、坪量40g/m2)を、用意した。
ラス繊維不織布(本州製紙製、グラスパーGMC-00-040、
線径10μm、坪量40g/m2)を、用意した。
【0040】(被覆工程)上述の被覆材を図5に示す真空
ラミネート装置で加熱圧着する。アルミ板510(厚み
10mm)上には汚れ防止としてPFAフィルム(デュポン
製、テフロンPFA、厚み50μm)が敷かれている。支持体
506、絶縁体505、太陽電池素子504、ガラス不
織布503、封止材シート502、保護フィルム501
を積層した。封止材および保護フィルムはあらかじめ折
り目を入れておき、その端部を支持体とPFAの間に挟み
込んだ。該積層体の上に耐熱性シリコンゴムのシート5
11(厚み3mm)を載せた。
ラミネート装置で加熱圧着する。アルミ板510(厚み
10mm)上には汚れ防止としてPFAフィルム(デュポン
製、テフロンPFA、厚み50μm)が敷かれている。支持体
506、絶縁体505、太陽電池素子504、ガラス不
織布503、封止材シート502、保護フィルム501
を積層した。封止材および保護フィルムはあらかじめ折
り目を入れておき、その端部を支持体とPFAの間に挟み
込んだ。該積層体の上に耐熱性シリコンゴムのシート5
11(厚み3mm)を載せた。
【0041】ついでシール材としてOリング512を用
い、真空ポンプで該積層体の内部を10mmHgになる
ように減圧した。十分に減圧された後、真空びきを続け
ながら150℃の熱風乾燥炉に投入し、100分後に取りだ
した。これにより充填材シートが軟化し、太陽電池素子
304を封止する。その後真空びきを続けながら室温まで
冷却した。このようにして複数個の、図3に示すような
太陽電池素子モジュ−ルを得た。
い、真空ポンプで該積層体の内部を10mmHgになる
ように減圧した。十分に減圧された後、真空びきを続け
ながら150℃の熱風乾燥炉に投入し、100分後に取りだ
した。これにより充填材シートが軟化し、太陽電池素子
304を封止する。その後真空びきを続けながら室温まで
冷却した。このようにして複数個の、図3に示すような
太陽電池素子モジュ−ルを得た。
【0042】得られた太陽電池素子モジュールを以下の
手法で評価した。
手法で評価した。
【0043】(温度、湿度変化に対する耐久性)太陽電
池素子モジュ−ルについて、−40℃/1時間、85℃
/85%RH/4時間の温湿度サイクル試験を200サ
イクル繰り返した後、当該太陽電池素子モジュ−ルの外
観を目視により評価した。評価結果は、以下の評価基準
で表1に示す。即ち、 ◎:外観の変化の全くないもの ○:外観の変化が多少あり、モジュールのエッジ部分に
錆が観察できるもの ×:被覆材が端部から剥離を生じたもの
池素子モジュ−ルについて、−40℃/1時間、85℃
/85%RH/4時間の温湿度サイクル試験を200サ
イクル繰り返した後、当該太陽電池素子モジュ−ルの外
観を目視により評価した。評価結果は、以下の評価基準
で表1に示す。即ち、 ◎:外観の変化の全くないもの ○:外観の変化が多少あり、モジュールのエッジ部分に
錆が観察できるもの ×:被覆材が端部から剥離を生じたもの
【0044】(高温高湿試験)太陽電池モジュールについ
て、85℃/85%RH/1000時間の高温高湿度にさら
した。太陽電池モジュールの外観上の変化を評価した。
評価結果は、以下の評価基準で表1に示す。即ち、 ◎:外観の変化の全くないもの ○:外観の変化が多少あり、モジュールのエッジ部分に
錆が観察できるもの ×:被覆材が端部から剥離を生じたもの
て、85℃/85%RH/1000時間の高温高湿度にさら
した。太陽電池モジュールの外観上の変化を評価した。
評価結果は、以下の評価基準で表1に示す。即ち、 ◎:外観の変化の全くないもの ○:外観の変化が多少あり、モジュールのエッジ部分に
錆が観察できるもの ×:被覆材が端部から剥離を生じたもの
【0045】(塩水噴霧試験)JASO M609に規
定されている塩水噴霧試験を行った。
定されている塩水噴霧試験を行った。
【0046】試験のサイクルは塩水噴霧2時間、乾燥4時
間、湿潤2時間が1サイクルである。
間、湿潤2時間が1サイクルである。
【0047】塩水噴霧は温度35℃、塩水の濃度は5±
0.5%である。乾燥は60±1℃、相対湿度20−30%で
ある。湿潤は温度50±1℃、相対湿度95%以上である。
太陽電池モジュールの外観上の変化を評価した。評価結
果は、以下の評価基準で表1に示す。即ち、 ◎:外観の変化の全くないもの ○:外観の変化が多少あり、モジュールのエッジ部分に
錆が観察できるもの ×:被覆材が端部から剥離を生じたもの
0.5%である。乾燥は60±1℃、相対湿度20−30%で
ある。湿潤は温度50±1℃、相対湿度95%以上である。
太陽電池モジュールの外観上の変化を評価した。評価結
果は、以下の評価基準で表1に示す。即ち、 ◎:外観の変化の全くないもの ○:外観の変化が多少あり、モジュールのエッジ部分に
錆が観察できるもの ×:被覆材が端部から剥離を生じたもの
【0048】(1モジュールを作成するのに要した時
間)1モジュールを作成するのに要した時間を測定し
た。評価結果は1モジュールを作成するのに要した時間
を分で示した。
間)1モジュールを作成するのに要した時間を測定し
た。評価結果は1モジュールを作成するのに要した時間
を分で示した。
【0049】(実施例2)実施例1においてエチレン-テト
ラフルオロエチレン共重合体フィルム(ETFE50μm)をア
クリル樹脂フィルム(PMMA50μm)に変更した以外は
実施例1に従った。評価結果を表1に示す。
ラフルオロエチレン共重合体フィルム(ETFE50μm)をア
クリル樹脂フィルム(PMMA50μm)に変更した以外は
実施例1に従った。評価結果を表1に示す。
【0050】(実施例3)実施例2において支持体をガル
バナイズド鋼板からFRP(2mm)に変更した以外は
実施例2に従った。塩水噴霧試験以外の評価結果を表1
に示す。
バナイズド鋼板からFRP(2mm)に変更した以外は
実施例2に従った。塩水噴霧試験以外の評価結果を表1
に示す。
【0051】(実施例4)図4に示すように、ガラス40
1、封止材シート402、太陽電池素子403、封止材
シート404、裏面フィルム405をまず用意し、支持
板上にこれらを積層し、加熱圧着することにより作成し
た。
1、封止材シート402、太陽電池素子403、封止材
シート404、裏面フィルム405をまず用意し、支持
板上にこれらを積層し、加熱圧着することにより作成し
た。
【0052】(ガラス)ガラス401として、白板ガラス
(3.3mm)を用意した。
(3.3mm)を用意した。
【0053】(封止材シート)封止材シートは実施例1
にしたがった。
にしたがった。
【0054】(太陽電池素子)太陽電池素子は実施例1
にしたがった。
にしたがった。
【0055】(裏面フィルム)裏面フィルムとしてPV
Fを両面にコーティングしたアルミシート(120μm)
を用意した。
Fを両面にコーティングしたアルミシート(120μm)
を用意した。
【0056】(被覆工程)アルミ板501(厚み10mm)上
に汚れ防止としてPFAフィルム(デュポン製、テフロンPF
A、厚み50μm)を敷いて、かくして用意したガラス40
1、封止材シート402、太陽電池素子403、封止材
シート404、裏面フィルム405を積層した。封止材
および裏面フィルムはあらかじめ折り目を入れておき、
その端部を支持体とPFAの間に挟み込んだ。該積層体の
上に耐熱性シリコンゴムのシート502(厚み3mm)を
載せた。ついでシール材としてOリング503を用い、真
空ポンプで該積層体の内部を10mmHgになるように
減圧した。十分に減圧された後、真空びきを続けながら
150℃の熱風乾燥炉に投入し、100分後に取りだした。
その後真空びきを続けながら室温まで冷却した。このよ
うにして複数個の太陽電池素子モジュ−ルを得た。塩水
噴霧試験以外の評価結果を表1に示す。
に汚れ防止としてPFAフィルム(デュポン製、テフロンPF
A、厚み50μm)を敷いて、かくして用意したガラス40
1、封止材シート402、太陽電池素子403、封止材
シート404、裏面フィルム405を積層した。封止材
および裏面フィルムはあらかじめ折り目を入れておき、
その端部を支持体とPFAの間に挟み込んだ。該積層体の
上に耐熱性シリコンゴムのシート502(厚み3mm)を
載せた。ついでシール材としてOリング503を用い、真
空ポンプで該積層体の内部を10mmHgになるように
減圧した。十分に減圧された後、真空びきを続けながら
150℃の熱風乾燥炉に投入し、100分後に取りだした。
その後真空びきを続けながら室温まで冷却した。このよ
うにして複数個の太陽電池素子モジュ−ルを得た。塩水
噴霧試験以外の評価結果を表1に示す。
【0057】(比較例1)実施例1において保護フィルム、
封止材を支持体と同じ大きさにし、支持体の裏側にまわ
さない以外は実施例1に従った。評価結果を表1に示す。
封止材を支持体と同じ大きさにし、支持体の裏側にまわ
さない以外は実施例1に従った。評価結果を表1に示す。
【0058】(比較例2)比較例1において太陽電池モジュ
ール端部に剥離防止部材を取り付けた以外は比較例1に
したがった。すなわち、太陽電池モジュールの端部にシ
リコーンシーラント(ダウコーニング社製、739RT
V)を塗布し、U字型の塗装鋼板をはめ込んだ。評価結
果を表1に示す。
ール端部に剥離防止部材を取り付けた以外は比較例1に
したがった。すなわち、太陽電池モジュールの端部にシ
リコーンシーラント(ダウコーニング社製、739RT
V)を塗布し、U字型の塗装鋼板をはめ込んだ。評価結
果を表1に示す。
【0059】
【表1】
【0060】
【発明の効果】本発明によれば、太陽電池モジュール端
部の被覆材の剥離、鋼板を用いた際の鋼板の錆を防ぎ、
より信頼性の高い太陽電池モジュールを提供できる。
部の被覆材の剥離、鋼板を用いた際の鋼板の錆を防ぎ、
より信頼性の高い太陽電池モジュールを提供できる。
【0061】さらに本発明の製造方法により、太陽電池
モジュール端部の被覆材の剥離、鋼板を用いた際の鋼板
の錆を防いだモジュールの生産性を高めることが可能と
なる。
モジュール端部の被覆材の剥離、鋼板を用いた際の鋼板
の錆を防いだモジュールの生産性を高めることが可能と
なる。
【図1】本発明の太陽電池モジュール
【図2】本発明の太陽電池モジュールに使用可能な太陽
電池素子の一例
電池素子の一例
【図3】実施例1、2、3における太陽電池モジュール
【図4】実施例4における太陽電池素子
【図5】ラミネーション装置の概略構成図
【図6】従来の太陽電池モジュール
【図7】従来の太陽電池モジュールと端部剥離防止部材
の概略構成図
の概略構成図
【図8】本発明の太陽電池モジュールの製造方法の概略
構成図
構成図
【図9】実施例1における太陽電池素子
【図10】建材一体型太陽電池の形状の例
101 支持体 102 太陽電池素子 103 封止材 104 保護フィルム 105 絶縁体 303 ガラス繊維 401 ガラス 510 アルミ板 511 ゴムシート 512 Oリング 706 保護部材 707 接着剤 708 枠体
フロントページの続き (72)発明者 木曽 盛夫 東京都大田区下丸子3丁目30番2号キヤノ ン株式会社内
Claims (13)
- 【請求項1】 支持体と保護フィルムとの間に太陽電池
素子が封止材によって封止されている太陽電池モジュー
ルの、該保護フィルムが該支持体の断面部を被覆してい
ることを特徴とする太陽電池モジュール。 - 【請求項2】 前記封止材が前記支持体断面部を被覆し
ていることを特徴とする請求項1記載の太陽電池モジュ
ール。 - 【請求項3】 前記保護フィルムはフッ素樹脂、シリコ
ーン樹脂、又は樹脂を積層した金属フィルムであること
を特徴とする請求項1記載の太陽電池モジュール。 - 【請求項4】 前記封止材は少なくともEVA、ポリビ
ニルブチラール、シリコーン樹脂、又はアクリル樹脂か
ら選ばれる一種であることを特徴とする請求項1記載の
太陽電池モジュール。 - 【請求項5】 前記支持体は金属板、ガラス繊維強化プ
ラスチック、硬質プラスチック、材木、又はガラスから
選ばれる一種であることを特徴とする請求項1記載の太
陽電池モジュール。 - 【請求項6】 前記支持体と前記太陽電池素子との間に
絶縁体を有することを特徴とする請求項1記載の太陽電
池モジュール。 - 【請求項7】 前記絶縁体はPET、ナイロン、ガラス
繊維、プラスチック繊維から選ばれる一種であることを
特徴とする請求項6記載の太陽電池モジュール。 - 【請求項8】 前記太陽電池素子は非単結晶シリコン半
導体であることを特徴とする請求項1記載の太陽電池モ
ジュール。 - 【請求項9】 支持体と保護フィルムとで、少なくとも
太陽電池素子及び封止材を挟持し、前記保護フィルムを
前記支持体の断面部を経て折り返して、該支持体の少な
くとも一部を被覆し、加熱圧着することを特徴とする太
陽電池モジュールの製造方法。 - 【請求項10】 前記支持体を折り曲げる工程を更に有
することを特徴とする請求項9記載の太陽電池モジュー
ルの製造方法。 - 【請求項11】 支持体と保護フィルムとの間に太陽電
池素子が封止材によって封止されている太陽電池一体型
建材の、該保護フィルムが該支持体の断面部を被覆して
いることを特徴とする太陽電池一体型建材。 - 【請求項12】 前記支持体の一部が折り曲げられてい
ることを特徴とする請求項11記載の太陽電池一体型建
材。 - 【請求項13】 支持体と保護フィルムとの間に太陽電
池素子が封止材によって封止されている太陽電池モジュ
ールの、該保護フィルムが該支持体の断面部を被覆して
いることを特徴とする太陽電池モジュールと、該太陽電
池モジュールの出力を制御するインバーターとを有する
ことを特徴とする太陽光発電装置。
Priority Applications (6)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP9035121A JPH10233521A (ja) | 1997-02-19 | 1997-02-19 | 太陽電池モジュール、及びそれを用いた太陽電池一体型建材、太陽光発電装置 |
US09/024,863 US6034323A (en) | 1997-02-19 | 1998-02-17 | Solar cell module |
EP98102817A EP0860886A3 (en) | 1997-02-19 | 1998-02-18 | Solar cell module |
AU55368/98A AU747454B2 (en) | 1997-02-19 | 1998-02-18 | Solar cell module |
KR1019980005170A KR19980071511A (ko) | 1997-02-19 | 1998-02-19 | 태양 전지 모듈 |
CN98107701A CN1195201A (zh) | 1997-02-19 | 1998-02-19 | 太阳能电池组件 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP9035121A JPH10233521A (ja) | 1997-02-19 | 1997-02-19 | 太陽電池モジュール、及びそれを用いた太陽電池一体型建材、太陽光発電装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH10233521A true JPH10233521A (ja) | 1998-09-02 |
Family
ID=12433110
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP9035121A Pending JPH10233521A (ja) | 1997-02-19 | 1997-02-19 | 太陽電池モジュール、及びそれを用いた太陽電池一体型建材、太陽光発電装置 |
Country Status (6)
Country | Link |
---|---|
US (1) | US6034323A (ja) |
EP (1) | EP0860886A3 (ja) |
JP (1) | JPH10233521A (ja) |
KR (1) | KR19980071511A (ja) |
CN (1) | CN1195201A (ja) |
AU (1) | AU747454B2 (ja) |
Cited By (8)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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