JPH10233247A - ケーブル接続具 - Google Patents
ケーブル接続具Info
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- JPH10233247A JPH10233247A JP3175397A JP3175397A JPH10233247A JP H10233247 A JPH10233247 A JP H10233247A JP 3175397 A JP3175397 A JP 3175397A JP 3175397 A JP3175397 A JP 3175397A JP H10233247 A JPH10233247 A JP H10233247A
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Landscapes
- Cable Accessories (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 防水性能・耐荷重性能・耐薬品性に優れてい
るとともに、ケーブル接続部への装着作業が簡単で、か
つ屋外等の現場での装着作業も可能なケーブル接続具を
提供する。 【解決手段】 上下に2分割された上下一対の部材2,
3からなる透明樹脂製のケースで、その分割位置に、接
続を行うケーブルCの引き出し口4,5,6が加工さ
れ、かつ、上部ケース2の上面に樹脂注入用と空気抜き
用の少なくとも2個の貫通穴21,22が加工されたケ
ース1を用い、このケース1内にケーブルCの接続部J
を収容した状態で、上部ケース2の貫通穴21を通じて
ケース1内に耐熱性熱硬化樹脂Rを流し込み、その樹脂
Rの硬化により当該樹脂Rとケース1とを一体化してケ
ーブルCの接続部Jを保護する。
るとともに、ケーブル接続部への装着作業が簡単で、か
つ屋外等の現場での装着作業も可能なケーブル接続具を
提供する。 【解決手段】 上下に2分割された上下一対の部材2,
3からなる透明樹脂製のケースで、その分割位置に、接
続を行うケーブルCの引き出し口4,5,6が加工さ
れ、かつ、上部ケース2の上面に樹脂注入用と空気抜き
用の少なくとも2個の貫通穴21,22が加工されたケ
ース1を用い、このケース1内にケーブルCの接続部J
を収容した状態で、上部ケース2の貫通穴21を通じて
ケース1内に耐熱性熱硬化樹脂Rを流し込み、その樹脂
Rの硬化により当該樹脂Rとケース1とを一体化してケ
ーブルCの接続部Jを保護する。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、ケーブルを電気的
に接続した接続部に用いられるケーブル接続具に関し、
さらに詳しくは、トンネル内や地下道の配線溝などの湿
度の高い場所に敷設されるケーブル、あるいは道路の凍
結防止・融雪等を目的として使用されるロードヒーティ
ング用ケーブルなどの地下埋設ケーブルの接続部の保護
に適したケーブル接続具に関する。
に接続した接続部に用いられるケーブル接続具に関し、
さらに詳しくは、トンネル内や地下道の配線溝などの湿
度の高い場所に敷設されるケーブル、あるいは道路の凍
結防止・融雪等を目的として使用されるロードヒーティ
ング用ケーブルなどの地下埋設ケーブルの接続部の保護
に適したケーブル接続具に関する。
【0002】
【従来の技術】湿度の高い場所でケーブルを接続する場
合、その接続部の絶縁に加えて、接続部の防水性能が重
要な点となる。また、ロードヒーティング用ケーブルな
ど、電線管を使用することなく地中に直に埋設されるケ
ーブルにおいては、絶縁・防水保護に加えて、接続部に
作用する外力に対する保護も重要な点となる。
合、その接続部の絶縁に加えて、接続部の防水性能が重
要な点となる。また、ロードヒーティング用ケーブルな
ど、電線管を使用することなく地中に直に埋設されるケ
ーブルにおいては、絶縁・防水保護に加えて、接続部に
作用する外力に対する保護も重要な点となる。
【0003】例えばロードヒーティング用ケーブルで
は、道路下に埋設されることから、ケーブルの接続部
(電源線との接続部等)を、道路を走る車の重量は勿論
のこと、道路の建設時には20トンクラスのロードロー
ラーが使用されるので、その重量に耐え得る構造とする
必要がある。
は、道路下に埋設されることから、ケーブルの接続部
(電源線との接続部等)を、道路を走る車の重量は勿論
のこと、道路の建設時には20トンクラスのロードロー
ラーが使用されるので、その重量に耐え得る構造とする
必要がある。
【0004】そして、以上のような用途で使用されるケ
ーブルの接続部には、従来、熱収縮チューブが用いられ
ている。
ーブルの接続部には、従来、熱収縮チューブが用いられ
ている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】ところで、熱収縮チュ
ーブは、ケーブルの心線を接続する前に、接続を行うケ
ーブルの一方をチューブに通しておき、心線の接続が完
了した後に接続部に熱収縮チューブを被せ、この状態で
チューブに熱を加えてケーブル外被にチューブを密着さ
せるという手順で装着するため、装着作業に多くの工数
を要する。
ーブは、ケーブルの心線を接続する前に、接続を行うケ
ーブルの一方をチューブに通しておき、心線の接続が完
了した後に接続部に熱収縮チューブを被せ、この状態で
チューブに熱を加えてケーブル外被にチューブを密着さ
せるという手順で装着するため、装着作業に多くの工数
を要する。
【0006】また、装着作業を行う場所の環境により仕
上がり状態が影響されるという問題がある。すなわち、
屋外などで風が施工チューブに当たる場所で装着作業を
行うと、チューブ全体を均一に加熱することが難しくな
り、チューブの密着不良つまり防水不良が発生する。従
って、屋内で装着作業を行う必要があり、しかもチュー
ブを加熱する熱源が必要なことから、加熱設備を備えた
工場での作業が必須となる。
上がり状態が影響されるという問題がある。すなわち、
屋外などで風が施工チューブに当たる場所で装着作業を
行うと、チューブ全体を均一に加熱することが難しくな
り、チューブの密着不良つまり防水不良が発生する。従
って、屋内で装着作業を行う必要があり、しかもチュー
ブを加熱する熱源が必要なことから、加熱設備を備えた
工場での作業が必須となる。
【0007】さらに、チューブの加熱の仕方・加熱時間
などが作業者によって個人差があるため、仕上がり状態
にどうしてもばらつきができるという問題があり、この
ため、従来では、より高い信頼性を確保するため、熱収
縮チューブを装着した後に、そのチューブを更にテープ
等で被覆して防水保護を確実にするという施工を行って
おり、このことが作業工数を更に多くする要因となって
いる。
などが作業者によって個人差があるため、仕上がり状態
にどうしてもばらつきができるという問題があり、この
ため、従来では、より高い信頼性を確保するため、熱収
縮チューブを装着した後に、そのチューブを更にテープ
等で被覆して防水保護を確実にするという施工を行って
おり、このことが作業工数を更に多くする要因となって
いる。
【0008】さらにまた、ケーブルの敷設現場において
ケーブルの接続が必要となる場合があるが、熱収縮チュ
ーブでは、上記したように熱源設備のある工場(屋内)
で施工を行う必要があることから、それに対応できない
という問題もある。
ケーブルの接続が必要となる場合があるが、熱収縮チュ
ーブでは、上記したように熱源設備のある工場(屋内)
で施工を行う必要があることから、それに対応できない
という問題もある。
【0009】ここで、ロードヒーティング用ケーブルの
接続具については、上記したように道路下に敷設される
ので耐荷重性能に加えて、道路施工時において高温(ア
スファルトの熱;180度程度)に耐え得る性能にも優
れていることが要求される。
接続具については、上記したように道路下に敷設される
ので耐荷重性能に加えて、道路施工時において高温(ア
スファルトの熱;180度程度)に耐え得る性能にも優
れていることが要求される。
【0010】また、ロードヒーティング用ケーブルのメ
ンテナンスは、車線規制が必要でしかも道路表面のアス
ファルト舗装を剥がして行う必要があって、簡単に実行
することができないことから、車両通過による衝撃等に
よってケーブル接続部に断線が生じる虞れが全くない、
耐荷重性能の高い頑丈なケーブル接続具が要求されてき
ている。
ンテナンスは、車線規制が必要でしかも道路表面のアス
ファルト舗装を剥がして行う必要があって、簡単に実行
することができないことから、車両通過による衝撃等に
よってケーブル接続部に断線が生じる虞れが全くない、
耐荷重性能の高い頑丈なケーブル接続具が要求されてき
ている。
【0011】本発明はそのような実情に鑑みてなされた
もので、防水性能・耐荷重性能・耐熱性能・耐薬品性に
優れているとともに、ケーブル接続部への装着作業が簡
単で、かつ屋外等の現場での装着作業も可能なケーブル
接続具の提供を目的とする。
もので、防水性能・耐荷重性能・耐熱性能・耐薬品性に
優れているとともに、ケーブル接続部への装着作業が簡
単で、かつ屋外等の現場での装着作業も可能なケーブル
接続具の提供を目的とする。
【0012】
【課題を解決するための手段】上記の目的を達成するた
め、本発明のケーブル接続具は、図1〜図6に例示する
ように、上下に2分割された上下一対の部材2,3から
なる透明樹脂製のケースで、その分割位置Lに、接続を
行うケーブルCの引き出し口4,5,6が加工され、か
つ、上部ケース2の上面に樹脂注入用と空気抜き用の少
なくとも2個の貫通穴21,22が加工されたケース1
と、このケース1内に充填される耐熱性熱硬化樹脂Rか
らなり、ケース1を分割してケーブルCの接続部Jを当
該ケース1内に配置し、このケース1の上下を合わせた
状態で、上部ケース2の貫通穴21を通じてケース1内
に耐熱性熱硬化樹脂Rを流し込み、その樹脂Rの硬化に
より当該樹脂Rとケース1とを一体化してケーブルCの
接続部Jを保護するように構成されていることによって
特徴づけられる。
め、本発明のケーブル接続具は、図1〜図6に例示する
ように、上下に2分割された上下一対の部材2,3から
なる透明樹脂製のケースで、その分割位置Lに、接続を
行うケーブルCの引き出し口4,5,6が加工され、か
つ、上部ケース2の上面に樹脂注入用と空気抜き用の少
なくとも2個の貫通穴21,22が加工されたケース1
と、このケース1内に充填される耐熱性熱硬化樹脂Rか
らなり、ケース1を分割してケーブルCの接続部Jを当
該ケース1内に配置し、このケース1の上下を合わせた
状態で、上部ケース2の貫通穴21を通じてケース1内
に耐熱性熱硬化樹脂Rを流し込み、その樹脂Rの硬化に
より当該樹脂Rとケース1とを一体化してケーブルCの
接続部Jを保護するように構成されていることによって
特徴づけられる。
【0013】以上の構造の本発明のケーブル接続具によ
れば、ケーブルCの接続部Jをケース1内に収容した状
態で、熱硬化性樹脂Rをケース1内に流し込むだけで、
熱源等の設備や樹脂圧入等の特殊な器具(工具)を使用
することなく、簡単な作業でケーブルに装着することが
できる。しかも、ケース1が透明であるので樹脂Rのケ
ース1への充填状態、例えば空隙や気泡の存在の有無を
目視で確認することができる。これにより防水不良等の
施工ミスを無くすことができる結果、常に安定した信頼
性の高い防水性能を得ることができる。
れば、ケーブルCの接続部Jをケース1内に収容した状
態で、熱硬化性樹脂Rをケース1内に流し込むだけで、
熱源等の設備や樹脂圧入等の特殊な器具(工具)を使用
することなく、簡単な作業でケーブルに装着することが
できる。しかも、ケース1が透明であるので樹脂Rのケ
ース1への充填状態、例えば空隙や気泡の存在の有無を
目視で確認することができる。これにより防水不良等の
施工ミスを無くすことができる結果、常に安定した信頼
性の高い防水性能を得ることができる。
【0014】また、ケース1内に流し込んだ樹脂Rが硬
化した状態で、その樹脂Rとケース1とが一体化される
ので、従来使用されている熱収縮チューブに比して、耐
荷重性能が飛躍的に向上する。さらに、耐熱性樹脂Rを
ケース1内に充填するので、例えば道路下に埋設する場
合に、アスファルトの施工時における熱が接続具に加わ
っても、その熱による影響(ヒートサイクル)に耐える
ことができる。
化した状態で、その樹脂Rとケース1とが一体化される
ので、従来使用されている熱収縮チューブに比して、耐
荷重性能が飛躍的に向上する。さらに、耐熱性樹脂Rを
ケース1内に充填するので、例えば道路下に埋設する場
合に、アスファルトの施工時における熱が接続具に加わ
っても、その熱による影響(ヒートサイクル)に耐える
ことができる。
【0015】ここで、本発明のケーブル接続具を、ロー
ドヒーティング用ケーブル等のように道路下に埋設する
ケーブルの接続部に用いる場合、図2〜図6に例示する
ように、ケース1をコンパクトな偏平形状としておくこ
とが好ましく、このような偏平形状を採用すると、偏平
方向(横方向)の強度が強くなって接続具全体の耐荷重
性が向上するとともに、道路下への埋設の際の問題点す
なわち接続具の形状寸法(特に高さ寸法)が大きいと道
路自体の表面強度が落ちる、という問題を解消すること
ができる。
ドヒーティング用ケーブル等のように道路下に埋設する
ケーブルの接続部に用いる場合、図2〜図6に例示する
ように、ケース1をコンパクトな偏平形状としておくこ
とが好ましく、このような偏平形状を採用すると、偏平
方向(横方向)の強度が強くなって接続具全体の耐荷重
性が向上するとともに、道路下への埋設の際の問題点す
なわち接続具の形状寸法(特に高さ寸法)が大きいと道
路自体の表面強度が落ちる、という問題を解消すること
ができる。
【0016】なお、本発明のケーブル接続具において、
ケーブルの引き出し口を、図1〜図4に例示するよう
に、ケース外方に向かってゆくに従って径が縮小するテ
ーパ形状に加工しておいてもよく、この場合、テーパ加
工部を適宜にカット(テーパ中心と直交方向)すること
により、引き出し口4,5,6の内径を、接続を行うケ
ーブル等の外径に合わせることが可能になる、という効
果を達成できる。
ケーブルの引き出し口を、図1〜図4に例示するよう
に、ケース外方に向かってゆくに従って径が縮小するテ
ーパ形状に加工しておいてもよく、この場合、テーパ加
工部を適宜にカット(テーパ中心と直交方向)すること
により、引き出し口4,5,6の内径を、接続を行うケ
ーブル等の外径に合わせることが可能になる、という効
果を達成できる。
【0017】
【発明の実施の形態】本発明のケーブル接続具の実施の
形態を、以下、図面に基づいて説明する。図1は本発明
の実施の形態の一例を示す縦断面図である。なお、図1
は図3にのケース1をA−A線で切断して示す断面図で
ある。
形態を、以下、図面に基づいて説明する。図1は本発明
の実施の形態の一例を示す縦断面図である。なお、図1
は図3にのケース1をA−A線で切断して示す断面図で
ある。
【0018】この例のケーブル接続具は、電源線Eとロ
ードヒーティング用ケーブルCの分岐接続に用いられる
もので、透明樹脂(例えばナイロン6)製のケース1
と、このケース1内に充填されるエポキシ樹脂(黒色)
Rによって構成されている。
ードヒーティング用ケーブルCの分岐接続に用いられる
もので、透明樹脂(例えばナイロン6)製のケース1
と、このケース1内に充填されるエポキシ樹脂(黒色)
Rによって構成されている。
【0019】ケース1は、図2〜図6に示すように上部
ケース2と下部ケース3からなり、全体として偏平形状
(高さ20mm程度)に成形加工された製品で、その上
下の分割位置Lに、電源線Eとロードヒーティング用ケ
ーブルC(図1参照)の3つの引き出し口4,5,6が
加工されている。
ケース2と下部ケース3からなり、全体として偏平形状
(高さ20mm程度)に成形加工された製品で、その上
下の分割位置Lに、電源線Eとロードヒーティング用ケ
ーブルC(図1参照)の3つの引き出し口4,5,6が
加工されている。
【0020】また、上部ケース2の上面には、樹脂注入
用の貫通穴21及び空気抜き用の貫通穴22が加工され
ている。この各貫通穴21,22はともに直径がφ13
mmで、その上部側に高さ2mmのボス21a,22a
が一体形成されている。
用の貫通穴21及び空気抜き用の貫通穴22が加工され
ている。この各貫通穴21,22はともに直径がφ13
mmで、その上部側に高さ2mmのボス21a,22a
が一体形成されている。
【0021】なお、各貫通穴21,22にボス21a,
22aを設けているのは、エポキシ樹脂Rをケース1内
に充填した後、硬化させたときにエポキシ樹脂Rの収縮
により、各貫通穴21,22においてひけが生じて、こ
の部分の強度がこれ以外の部分よりも小さくなることを
避けるためで、このようなボス21a,22aを設けて
おくことで、このボス部分でひけによる影響を回避でき
る(図1参照)。
22aを設けているのは、エポキシ樹脂Rをケース1内
に充填した後、硬化させたときにエポキシ樹脂Rの収縮
により、各貫通穴21,22においてひけが生じて、こ
の部分の強度がこれ以外の部分よりも小さくなることを
避けるためで、このようなボス21a,22aを設けて
おくことで、このボス部分でひけによる影響を回避でき
る(図1参照)。
【0022】また、以上の構造のケース1において、上
部ケース2と下部ケース3との合わせ部は、凹凸の嵌め
合い構造(図示せず)となっており、その両者の連結
(一体化)と分解を簡単に行うことができる。
部ケース2と下部ケース3との合わせ部は、凹凸の嵌め
合い構造(図示せず)となっており、その両者の連結
(一体化)と分解を簡単に行うことができる。
【0023】さらに、電源線EとケーブルCの引き出し
口4,5,6はテーパ形状に加工されており、このテー
パ部を適宜にカット(テーパ中心と直交方向)すること
により、各引き出し口4,5,6の内径を、接続を行う
ケーブル等の外径に合わせることができる。
口4,5,6はテーパ形状に加工されており、このテー
パ部を適宜にカット(テーパ中心と直交方向)すること
により、各引き出し口4,5,6の内径を、接続を行う
ケーブル等の外径に合わせることができる。
【0024】一方、この例のケーブル接続具において、
ケース1内に充填するエポキシ樹脂Rは、二液タイプで
低粘度のものを使用する。これは、一液タイプのもので
は空気中の水分に反応して硬化するため、ケース1内の
隅部まで十分に流し込むことができなくなる点、また高
粘度のものではケース1内に流し難く作業性が悪くなる
点を考慮したもので、これらの条件に合った樹脂として
は、例えば住友スリーエム株式会社製;スコッチキャッ
トNO.4レジンが挙げられる。
ケース1内に充填するエポキシ樹脂Rは、二液タイプで
低粘度のものを使用する。これは、一液タイプのもので
は空気中の水分に反応して硬化するため、ケース1内の
隅部まで十分に流し込むことができなくなる点、また高
粘度のものではケース1内に流し難く作業性が悪くなる
点を考慮したもので、これらの条件に合った樹脂として
は、例えば住友スリーエム株式会社製;スコッチキャッ
トNO.4レジンが挙げられる。
【0025】次に、ケーブル接続具の装着手順の例を説
明する。まず、上部ケース2と下部ケース3を分解した
状態で、下部ケース3の中央部に、電源線Eとロードヒ
ーティング用ケーブルCとの接続部Jを配置し、その電
源線Eと2本のケーブルCをそれぞれ引き出し口4,
5,6を通じて外部に引き出した状態で上部ケース2を
被せる。この後、引き出し口4,5,6にEPTゴムテ
ープT等によるテーピングを行って(図1参照)、電源
線E・ケーブルCと引き出し口4,5,6との隙間をカ
バーしておく。
明する。まず、上部ケース2と下部ケース3を分解した
状態で、下部ケース3の中央部に、電源線Eとロードヒ
ーティング用ケーブルCとの接続部Jを配置し、その電
源線Eと2本のケーブルCをそれぞれ引き出し口4,
5,6を通じて外部に引き出した状態で上部ケース2を
被せる。この後、引き出し口4,5,6にEPTゴムテ
ープT等によるテーピングを行って(図1参照)、電源
線E・ケーブルCと引き出し口4,5,6との隙間をカ
バーしておく。
【0026】次いで、樹脂注入用の貫通穴21に漏斗D
を差し込み(図2参照)、この漏斗Dを通じてケース1
内にエポキシ樹脂Rを流し込む。このとき、ケース1が
透明体であるので、エポキシ樹脂Rの充填状態の良否、
例えば空隙や気泡の有無を目視で簡単に確認することが
できる。
を差し込み(図2参照)、この漏斗Dを通じてケース1
内にエポキシ樹脂Rを流し込む。このとき、ケース1が
透明体であるので、エポキシ樹脂Rの充填状態の良否、
例えば空隙や気泡の有無を目視で簡単に確認することが
できる。
【0027】そして、流し込んだ樹脂Rがケース1の内
部全体に行き渡り、その樹脂上面が空気抜き用の貫通穴
22のボス22aの上端位置に達した時点でエポキシ樹
脂Rの充填を止め、この後、15分程度(樹脂硬化時
間)放置してエポキシ樹脂Rを硬化させ、その硬化によ
り樹脂Rとケース1とを一体化する。これで装着作業が
完了する。
部全体に行き渡り、その樹脂上面が空気抜き用の貫通穴
22のボス22aの上端位置に達した時点でエポキシ樹
脂Rの充填を止め、この後、15分程度(樹脂硬化時
間)放置してエポキシ樹脂Rを硬化させ、その硬化によ
り樹脂Rとケース1とを一体化する。これで装着作業が
完了する。
【0028】以上のように、本発明のケーブル接続具
は、熱源等の設備や樹脂圧入ガンなどを使用せずに簡単
に装着することができるので、例えばケーブル施工現場
においてケーブル接続を行う必要がある場合でも、これ
に対応することができる。
は、熱源等の設備や樹脂圧入ガンなどを使用せずに簡単
に装着することができるので、例えばケーブル施工現場
においてケーブル接続を行う必要がある場合でも、これ
に対応することができる。
【0029】また、樹脂注入に特殊な工具を必要とせ
ず、ケースの上方から貫通穴を通じてケース内部に自然
落下により樹脂を流し込むだけたよいので、その樹脂注
入作業をロボット等により自動化をはかることも可能に
なる。
ず、ケースの上方から貫通穴を通じてケース内部に自然
落下により樹脂を流し込むだけたよいので、その樹脂注
入作業をロボット等により自動化をはかることも可能に
なる。
【0030】ここで、以上のようにして装着を行ったケ
ーブル接続具の耐荷重性能の試験を行ったところ耐荷重
値は1860Kgfであった。一方、このケーブル接続
具を道路下に埋設したときに、ロードローラーによりケ
ーブル接続具に加わる荷重は計算により1cmあたりM
AX100Kgであり、接続具の製品長さが8cmであ
るとすると、作用荷重は800Kgfとなることから、
本発明の実施の形態のケーブル接続具は2倍以上の性能
をもつことが確認できた。
ーブル接続具の耐荷重性能の試験を行ったところ耐荷重
値は1860Kgfであった。一方、このケーブル接続
具を道路下に埋設したときに、ロードローラーによりケ
ーブル接続具に加わる荷重は計算により1cmあたりM
AX100Kgであり、接続具の製品長さが8cmであ
るとすると、作用荷重は800Kgfとなることから、
本発明の実施の形態のケーブル接続具は2倍以上の性能
をもつことが確認できた。
【0031】また、防水性能を試験したところIP68
(試験方法;IEC529による保護構造)という優れ
た性能が得られることが確認できた。図7及び図8は、
本発明のケーブル接続具に用いるケースの他の構成例を
示す図である。この例が先の図3に示した構造のものと
相違するところはケーブルの引き出し口の構造にある。
(試験方法;IEC529による保護構造)という優れ
た性能が得られることが確認できた。図7及び図8は、
本発明のケーブル接続具に用いるケースの他の構成例を
示す図である。この例が先の図3に示した構造のものと
相違するところはケーブルの引き出し口の構造にある。
【0032】すなわち、図3の例ではロードヒーティン
グ用ケーブルCの各引き出し口5,6が、ケース1の中
心軸に対して外方に15度程度開いた形状となっている
のに対し、図7,図8の例では、ケーブルCの引き出し
口105,106がケース101の中心軸に対して平行
となる形状に加工して、ロードヒーティング用ケーブル
Cを電源線Eと平行な方向に引き出す構造としたところ
が相違する。
グ用ケーブルCの各引き出し口5,6が、ケース1の中
心軸に対して外方に15度程度開いた形状となっている
のに対し、図7,図8の例では、ケーブルCの引き出し
口105,106がケース101の中心軸に対して平行
となる形状に加工して、ロードヒーティング用ケーブル
Cを電源線Eと平行な方向に引き出す構造としたところ
が相違する。
【0033】なお、以上の実施の形態では、電源線Eと
ロードヒーティング用ケーブル(2本)Cの分岐接続を
行う際に使用するケーブル接続具の例を示したが、本発
明はこれに限られることなく、2本をケーブルを1対1
で接続する場合、あるいは複数本のケーブル同士を接続
する場合のケーブル接続具にも適用可能である。
ロードヒーティング用ケーブル(2本)Cの分岐接続を
行う際に使用するケーブル接続具の例を示したが、本発
明はこれに限られることなく、2本をケーブルを1対1
で接続する場合、あるいは複数本のケーブル同士を接続
する場合のケーブル接続具にも適用可能である。
【0034】また、以上の実施の形態では、上部ケース
に設ける貫通穴(樹脂注入用,空気抜き用)を2つとし
ているが、本発明はこれに限られることなく、3つ以上
であってもよい。
に設ける貫通穴(樹脂注入用,空気抜き用)を2つとし
ているが、本発明はこれに限られることなく、3つ以上
であってもよい。
【0035】さらに、本発明は、ロードヒーティング用
ケーブル等の地下埋設ケーブルの接続部のほか、トンネ
ル内や地下道の配線溝などの湿度の高い場所に敷設され
るケーブルの接続部など、防水性能・耐荷重性能・耐熱
性能が要求される場所のケーブル接続具にも適用可能で
ある。
ケーブル等の地下埋設ケーブルの接続部のほか、トンネ
ル内や地下道の配線溝などの湿度の高い場所に敷設され
るケーブルの接続部など、防水性能・耐荷重性能・耐熱
性能が要求される場所のケーブル接続具にも適用可能で
ある。
【0036】ここで、本発明のケーブル接続具に用いる
ケースの材質としては、ナイロン6のほか、例えばポリ
カーボネート、アクリルまたはAS(アクリロニトリル
−スチレン共重合体)など、耐熱性・耐薬品性などに優
れた透明樹脂であれば特に限定されない。
ケースの材質としては、ナイロン6のほか、例えばポリ
カーボネート、アクリルまたはAS(アクリロニトリル
−スチレン共重合体)など、耐熱性・耐薬品性などに優
れた透明樹脂であれば特に限定されない。
【0037】また、本発明のケーブル接続具に用いる樹
脂としては、上記したように低粘度で耐熱性のあるもの
で、ケースに充填した際に、周りの材質(ケース;ナイ
ロン6等、ケーブル外被;塩化ビニル等、ケーブル接続
部;圧着端子の銅等)を侵さない耐熱性熱硬化樹脂であ
れば、エポキシ樹脂以外のものを用いてもよい。
脂としては、上記したように低粘度で耐熱性のあるもの
で、ケースに充填した際に、周りの材質(ケース;ナイ
ロン6等、ケーブル外被;塩化ビニル等、ケーブル接続
部;圧着端子の銅等)を侵さない耐熱性熱硬化樹脂であ
れば、エポキシ樹脂以外のものを用いてもよい。
【0038】
【発明の効果】以上説明したように、本発明のケーブル
接続具によれば、ケーブルの接続部をケース内に収容し
た状態で、耐熱性熱硬化樹脂をケース内に流し込むだけ
で、熱源等の設備や樹脂圧入等の特殊な器具(工具)を
使用することなく、簡単な作業でケーブルの接続部に装
着することができる。また、施工場所の環境に左右され
ず特殊な設備等も必要ないことからケーブル敷設現場で
の装着も可能である。
接続具によれば、ケーブルの接続部をケース内に収容し
た状態で、耐熱性熱硬化樹脂をケース内に流し込むだけ
で、熱源等の設備や樹脂圧入等の特殊な器具(工具)を
使用することなく、簡単な作業でケーブルの接続部に装
着することができる。また、施工場所の環境に左右され
ず特殊な設備等も必要ないことからケーブル敷設現場で
の装着も可能である。
【0039】しかも、ケースと充填樹脂とを一体化して
ケーブル接続部を保護するので、耐荷重性能が高く、例
えば道路下に埋設するケーブルの接続部に作用する荷重
にも十分に耐えることができる。
ケーブル接続部を保護するので、耐荷重性能が高く、例
えば道路下に埋設するケーブルの接続部に作用する荷重
にも十分に耐えることができる。
【図1】本発明のケーブル接続具の実施の形態の一例を
示す縦断面図
示す縦断面図
【図2】その実施の形態に用いるケース1の構造を示す
斜視図
斜視図
【図3】同じくケース1の構造を示す平面図
【図4】同じくケース1の構造を示す側面図
【図5】図4のX矢視図
【図6】図4のY矢視図
【図7】本発明の実施の形態に用いるケースの他の例を
示す平面図
示す平面図
【図8】図7のZ矢視図
1 ケース(透明) 2 上部ケース 21 貫通穴(樹脂注入用) 22 貫通穴(空気抜き用) 21a,22a ボス 3 下部ケース 4,5,6 引き出し口 L 分割位置 R エポキシ樹脂(耐熱性熱硬化樹脂) E 電源線 C ロードヒーティング用ケーブル J 接続部
Claims (3)
- 【請求項1】 ケーブルの接続部に用いられるケーブル
接続具であって、上下に2分割された上下一対の部材か
らなる透明樹脂製のケースで、その分割位置に接続を行
うケーブルの引き出し口が加工され、かつ、上部ケース
の上面に樹脂注入用と空気抜き用の少なくとも2個の貫
通穴が加工されたケースと、このケース内に充填される
耐熱性熱硬化樹脂からなり、上記ケースを分割してケー
ブルの接続部を当該ケース内に配置し、このケースの上
下を合わせた状態で、上部ケースの貫通穴を通じてケー
ス内に耐熱性熱硬化樹脂を流し込み、その樹脂の硬化に
より当該樹脂とケースとを一体化してケーブルの接続部
を保護するように構成されていることを特徴とするケー
ブル接続具。 - 【請求項2】 請求項1に記載のケーブル接続具におい
て、上記ケースが偏平形状に加工され、当該ケーブル接
続具が地下埋設ケーブルの接続部の保護に使用されるこ
とを特徴するケーブル接続具。 - 【請求項3】 請求項1または2に記載のケーブル接続
具において、ケーブルの引き出し口が、ケース外方に向
かってゆくに従って径が縮小するテーパ形状に加工され
ていることを特徴とするケーブル接続具。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP3175397A JPH10233247A (ja) | 1997-02-17 | 1997-02-17 | ケーブル接続具 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP3175397A JPH10233247A (ja) | 1997-02-17 | 1997-02-17 | ケーブル接続具 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH10233247A true JPH10233247A (ja) | 1998-09-02 |
Family
ID=12339789
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP3175397A Pending JPH10233247A (ja) | 1997-02-17 | 1997-02-17 | ケーブル接続具 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH10233247A (ja) |
Cited By (8)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
EP0893844A2 (de) * | 1997-06-23 | 1999-01-27 | DaimlerChrysler Aerospace Airbus Gesellschaft mit beschränkter Haftung | Heizleiter-Verbindungssystem |
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WO2011137949A1 (de) * | 2010-05-04 | 2011-11-10 | Brose Fahrzeugteile GmbH & Co. Kommanditgesellschaft Würzburg | Elektrischer baugruppenanschluss eines kraftfahrzeugs |
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JP2020205727A (ja) * | 2019-06-19 | 2020-12-24 | 矢崎エナジーシステム株式会社 | ジョイントボックス |
-
1997
- 1997-02-17 JP JP3175397A patent/JPH10233247A/ja active Pending
Cited By (12)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
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