JPH10228803A - 車両の前照灯装置 - Google Patents
車両の前照灯装置Info
- Publication number
- JPH10228803A JPH10228803A JP35325896A JP35325896A JPH10228803A JP H10228803 A JPH10228803 A JP H10228803A JP 35325896 A JP35325896 A JP 35325896A JP 35325896 A JP35325896 A JP 35325896A JP H10228803 A JPH10228803 A JP H10228803A
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- JP
- Japan
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- light
- vehicle
- emitting elements
- light emitting
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- Lighting Device Outwards From Vehicle And Optical Signal (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】対向車にとって眩しくなく、かつ、消費電力の
少ない前照灯を得ることを目的とするものである。 【構成】発光面を凸レンズとした発光素子30の複数個
を略同方向へ向けて整列させ、それらによって三原色を
含む数種の光を発光する発光素子の群を形成したもの
で、発光素子30が発する三原色の光色と適当な光量と
によって白色、あるいは昼光色の円形の光束を投射する
前照灯を得んとするものである。
少ない前照灯を得ることを目的とするものである。 【構成】発光面を凸レンズとした発光素子30の複数個
を略同方向へ向けて整列させ、それらによって三原色を
含む数種の光を発光する発光素子の群を形成したもの
で、発光素子30が発する三原色の光色と適当な光量と
によって白色、あるいは昼光色の円形の光束を投射する
前照灯を得んとするものである。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は自転車や自動二輪車、
あるいは自動車など、車両に設けられる前照灯に関する
もので、特に、前照灯の光源として白熱電球に代え一群
の発光素子によって構成したものに関する。
あるいは自動車など、車両に設けられる前照灯に関する
もので、特に、前照灯の光源として白熱電球に代え一群
の発光素子によって構成したものに関する。
【0002】
【従来の技術】一般に、車両の前照灯は白熱電球が使用
され、その消費電力が大きかった。また、最近の自動二
輪車のように被視認性を増すため昼夜を問わず点灯する
ようなものでは、短い期間で寿命が尽きた。他方、消費
電力が少なく寿命の長い光源として発光素子(LED)
が知られている。従来の発光素子は前照灯用として好適
な白色、あるいは昼光色を発するものがないばかりか、
赤、黄、緑など三原色を発光するものも開発されている
が、光量が少かった。そのため発光素子は直射光を利用
する表示用、あるいはフォトカップラとして多用されて
いるものゝ、反射光を利用する前照灯には使用できる状
態になかった。最近、発光素子に光量の多い高輝度形、
あるいは超高輝度形として赤色が開発され、ごく最近、
青色、緑色が開発され三原色が揃うことゝなり、当然の
ことながら、それらの組み合わせにより白色あるいは昼
光色を得ることが可能と考えられた。なお、市販の発光
素子30は図3で示すように、透明な合成樹脂によって
円胴形に作られ、その一端に2本あるいは3本の導線3
1が導出され、他端は発光面として略半球形の凸レンズ
32に構成してある。
され、その消費電力が大きかった。また、最近の自動二
輪車のように被視認性を増すため昼夜を問わず点灯する
ようなものでは、短い期間で寿命が尽きた。他方、消費
電力が少なく寿命の長い光源として発光素子(LED)
が知られている。従来の発光素子は前照灯用として好適
な白色、あるいは昼光色を発するものがないばかりか、
赤、黄、緑など三原色を発光するものも開発されている
が、光量が少かった。そのため発光素子は直射光を利用
する表示用、あるいはフォトカップラとして多用されて
いるものゝ、反射光を利用する前照灯には使用できる状
態になかった。最近、発光素子に光量の多い高輝度形、
あるいは超高輝度形として赤色が開発され、ごく最近、
青色、緑色が開発され三原色が揃うことゝなり、当然の
ことながら、それらの組み合わせにより白色あるいは昼
光色を得ることが可能と考えられた。なお、市販の発光
素子30は図3で示すように、透明な合成樹脂によって
円胴形に作られ、その一端に2本あるいは3本の導線3
1が導出され、他端は発光面として略半球形の凸レンズ
32に構成してある。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、従来の
発光素子には光を物品に投射して照明しようとする思想
がないため、発光面には凸レンズが備えられているもの
ゝ、その焦点距離が揃っていない上に焦点深度が浅く、
三原色をなす数種の発光素子を比較的小さい灯器に支持
して前照灯に構成したとき、光束を円形にすることが困
難であった。すなわち、発光素子を前照灯の光源として
使用しようとすれば、少なくとも三原色を発光する複数
の発光素子を組み合わせて所定の色光を形成する必要が
あり、さらに、発光素子に備えられた凸レンズの焦点を
前照灯から路面までの所定の距離を隔てた位置で概ね円
形の受光面が形成されるよう設定する必要がある。
発光素子には光を物品に投射して照明しようとする思想
がないため、発光面には凸レンズが備えられているもの
ゝ、その焦点距離が揃っていない上に焦点深度が浅く、
三原色をなす数種の発光素子を比較的小さい灯器に支持
して前照灯に構成したとき、光束を円形にすることが困
難であった。すなわち、発光素子を前照灯の光源として
使用しようとすれば、少なくとも三原色を発光する複数
の発光素子を組み合わせて所定の色光を形成する必要が
あり、さらに、発光素子に備えられた凸レンズの焦点を
前照灯から路面までの所定の距離を隔てた位置で概ね円
形の受光面が形成されるよう設定する必要がある。
【0004】
【課題を解決するための手段】本願発明は上記課題を解
消した車両の前照灯を得んとするものである。すなわ
ち、発光面を凸レンズとした発光素子の複数個を略同方
向へ向けて整列させ、それらによって三原色をなす数種
の光を発光する発光素子の群を形成したものである。こ
ゝで、前記複数個の発光素子の凸レンズは大略同一の焦
点距離に設定されることが好ましい。発光面を凸レンズ
とした発光素子の複数個を支持枠に支持し、それら発光
素子のレンズを支持枠から露出させ、その光軸を大略一
点に集合させて構成し、その焦点距離を大略一致させて
構成した車両用の灯火である。発光面を凸レンズとした
発光素子の複数個を車両の長手部材に、その長手方向に
沿わせて取り付け、前記凸レンズの光軸を大略一点に集
合させて構成される車両用の灯火である。こゝで、前記
車両は二輪車であり、その長手部材は二輪車の長手部材
である。
消した車両の前照灯を得んとするものである。すなわ
ち、発光面を凸レンズとした発光素子の複数個を略同方
向へ向けて整列させ、それらによって三原色をなす数種
の光を発光する発光素子の群を形成したものである。こ
ゝで、前記複数個の発光素子の凸レンズは大略同一の焦
点距離に設定されることが好ましい。発光面を凸レンズ
とした発光素子の複数個を支持枠に支持し、それら発光
素子のレンズを支持枠から露出させ、その光軸を大略一
点に集合させて構成し、その焦点距離を大略一致させて
構成した車両用の灯火である。発光面を凸レンズとした
発光素子の複数個を車両の長手部材に、その長手方向に
沿わせて取り付け、前記凸レンズの光軸を大略一点に集
合させて構成される車両用の灯火である。こゝで、前記
車両は二輪車であり、その長手部材は二輪車の長手部材
である。
【0005】
【作用】発光素子の群から発せられる光は凸レンズから
なる発光面から拡大しつゝ受光面上に略同大で略同芯の
円形に投射される。また、数種の色光が混合して所要の
色光となる。また、各発光素子から発せられる光色は
青、緑、赤の三原色、あるいは赤と緑の混合色たる黄色
と青との三原色を含む二色など三原色を含み、所定の受
光面に重ねて投射されて白色あるいは昼光色となり、そ
の発光量は各発光素子から発せられる光が重ね合わされ
て大きな光量となる。多数の発光素子は支持枠に支持さ
れて一群を形成する。それら発光素子の凸レンズは支持
枠から露出しているので、光の偏向量は発光素子自体の
凸レンズによって設定される。そして、それら多数の発
光素子から出る光は大略一点に集合せられ大きな光量と
なる。発光素子は、二輪車、例えば自転車の操向ハンド
ルや前フォークなど、細長い長手部材に、その長手方向
に沿って取り付けられるから、それが発光すると、第三
者によって二輪車の車体の形状が視認される。他方、そ
れら発光素子の光軸は大略一点に集合させてあるから、
路面には同芯で同大の円形の投光面が形成される。
なる発光面から拡大しつゝ受光面上に略同大で略同芯の
円形に投射される。また、数種の色光が混合して所要の
色光となる。また、各発光素子から発せられる光色は
青、緑、赤の三原色、あるいは赤と緑の混合色たる黄色
と青との三原色を含む二色など三原色を含み、所定の受
光面に重ねて投射されて白色あるいは昼光色となり、そ
の発光量は各発光素子から発せられる光が重ね合わされ
て大きな光量となる。多数の発光素子は支持枠に支持さ
れて一群を形成する。それら発光素子の凸レンズは支持
枠から露出しているので、光の偏向量は発光素子自体の
凸レンズによって設定される。そして、それら多数の発
光素子から出る光は大略一点に集合せられ大きな光量と
なる。発光素子は、二輪車、例えば自転車の操向ハンド
ルや前フォークなど、細長い長手部材に、その長手方向
に沿って取り付けられるから、それが発光すると、第三
者によって二輪車の車体の形状が視認される。他方、そ
れら発光素子の光軸は大略一点に集合させてあるから、
路面には同芯で同大の円形の投光面が形成される。
【0006】
【実施例】以下、本願発明を図示の実施例によって説明
する。図7、図8は本願発明の実施のため使用される電
動支援自転車10を示す。電動支援自転車10は近年販
売された自転車の一種で登坂時にのみ電動機によって補
助駆動されるものである。図中、11は前記自転車10
の前輪、12は後輪である。自転車10の車体フレーム
13は後輪12によって直接に、また、前フォーク14
を介して前輪11によって支持されている。15は前フ
ォーク14の上端部に取り付けられた操向ハンドル、1
6は前フォーク14の脚部に取り付けられた前照灯であ
る。17は前フォーク14に支持された荷物キャリヤ、
18は足踏みして自転車を駆動するペダルである。19
は車体フレーム13に支持されたバッテリケースであ
り、そこに収容されたバッテリ(図示してない)は自転
車10の登坂時に後輪12を駆動すると共に、前照灯1
6を点灯するのに用いられる。なお、上記自転車10自
体の構成は市販品と大差はない。
する。図7、図8は本願発明の実施のため使用される電
動支援自転車10を示す。電動支援自転車10は近年販
売された自転車の一種で登坂時にのみ電動機によって補
助駆動されるものである。図中、11は前記自転車10
の前輪、12は後輪である。自転車10の車体フレーム
13は後輪12によって直接に、また、前フォーク14
を介して前輪11によって支持されている。15は前フ
ォーク14の上端部に取り付けられた操向ハンドル、1
6は前フォーク14の脚部に取り付けられた前照灯であ
る。17は前フォーク14に支持された荷物キャリヤ、
18は足踏みして自転車を駆動するペダルである。19
は車体フレーム13に支持されたバッテリケースであ
り、そこに収容されたバッテリ(図示してない)は自転
車10の登坂時に後輪12を駆動すると共に、前照灯1
6を点灯するのに用いられる。なお、上記自転車10自
体の構成は市販品と大差はない。
【0007】図1、図2は前記自転車10に取り付けら
れる本発明の前照灯20を示す。前照灯20は前記従来
の前照灯16に代えて前フォーク14に取り付けられ、
あるいは荷物キャリヤ17の前面に取り付けられる。前
照灯20は発光面を凸レンズとした発光素子30の多数
を略同方向へ向けて整列させて構成されている。発光素
子30はアクリル系の透明な合成樹脂によって円胴形に
作られており、図3で示すように、その一端に2本ある
いは3本の導線31が導出され、他端には発光面として
略半球形の凸レンズ32が形成してある。破線で示した
33は発光素子30の要部をなす電極である。また、こ
の実施例で使用する発光素子30の凸レンズ32は材質
はもちろん、焦点距離と焦点深度を概ね一定に統一して
ある。なお、凸レンズ32の焦点距離は前照灯16に必
要な照明域を得るため路面との距離より短小に設定され
ており、光束が先方へ行くに従って拡大する特性が与え
られている。このような形状を有する発光素子30は赤
色R、青色B、および緑色Gの三原色を含む色光を発光
する。こゝで、発光素子30は必ずしも赤色、青色、お
よび緑色の三原色を発光するものゝ組み合わせには限ら
ず、赤色と緑色との合成色である黄色と青色との組み合
わせでもよいことは勿論である。このように、発光素子
30はそれら三原色を適宜に組み合わせて結合し、所要
の色光と光量とを得ることのできる発光素子30の群を
構成する。
れる本発明の前照灯20を示す。前照灯20は前記従来
の前照灯16に代えて前フォーク14に取り付けられ、
あるいは荷物キャリヤ17の前面に取り付けられる。前
照灯20は発光面を凸レンズとした発光素子30の多数
を略同方向へ向けて整列させて構成されている。発光素
子30はアクリル系の透明な合成樹脂によって円胴形に
作られており、図3で示すように、その一端に2本ある
いは3本の導線31が導出され、他端には発光面として
略半球形の凸レンズ32が形成してある。破線で示した
33は発光素子30の要部をなす電極である。また、こ
の実施例で使用する発光素子30の凸レンズ32は材質
はもちろん、焦点距離と焦点深度を概ね一定に統一して
ある。なお、凸レンズ32の焦点距離は前照灯16に必
要な照明域を得るため路面との距離より短小に設定され
ており、光束が先方へ行くに従って拡大する特性が与え
られている。このような形状を有する発光素子30は赤
色R、青色B、および緑色Gの三原色を含む色光を発光
する。こゝで、発光素子30は必ずしも赤色、青色、お
よび緑色の三原色を発光するものゝ組み合わせには限ら
ず、赤色と緑色との合成色である黄色と青色との組み合
わせでもよいことは勿論である。このように、発光素子
30はそれら三原色を適宜に組み合わせて結合し、所要
の色光と光量とを得ることのできる発光素子30の群を
構成する。
【0008】各発光素子30を結合して群とする構成を
図示の実施例で説明すれば、図2で示すように、発光素
子30は導線31の部分で電子基板34にハンダ付けさ
れ、さらに、凸レンズ32の部分を除いて前記基板34
と共に合成樹脂のケース35によって固定され、一群を
なしている。36は前記ケース35を自転車10に取り
付けるための取付け孔である。かくて、発光素子30は
凸レンズ32の部分が支持枠たるケース35から露出
し、それらの光軸は図3で示すように、一点Fを指向さ
せてある。前記したように、各凸レンズ32の焦点距離
と焦点深度を概ね一定させてあるから、そこから発せら
れる光Lは図4で示すように、受光板の上に同芯で同大
の円形に投射され、かつ、数種の光が重ね合わされて昼
光色、あるいは白色の光となる。前照灯20をなす発光
素子30は前記三原色をなす赤R、青B、および赤Rの
3種は図5で示すように、各色毎に直列接続し、それを
電源19に並列接続し、あるいは図6で示すように、各
色を混ぜて直列結合した上、それらを電源19に並列接
続してある。21は点灯スイッチである。なお、これら
の図において発光素子30を交流電源に接続したものを
示したが、電源としてバッテリを使用するときは電流の
方向をバッテリの極性に合わせることが必要なことは当
然のことである。
図示の実施例で説明すれば、図2で示すように、発光素
子30は導線31の部分で電子基板34にハンダ付けさ
れ、さらに、凸レンズ32の部分を除いて前記基板34
と共に合成樹脂のケース35によって固定され、一群を
なしている。36は前記ケース35を自転車10に取り
付けるための取付け孔である。かくて、発光素子30は
凸レンズ32の部分が支持枠たるケース35から露出
し、それらの光軸は図3で示すように、一点Fを指向さ
せてある。前記したように、各凸レンズ32の焦点距離
と焦点深度を概ね一定させてあるから、そこから発せら
れる光Lは図4で示すように、受光板の上に同芯で同大
の円形に投射され、かつ、数種の光が重ね合わされて昼
光色、あるいは白色の光となる。前照灯20をなす発光
素子30は前記三原色をなす赤R、青B、および赤Rの
3種は図5で示すように、各色毎に直列接続し、それを
電源19に並列接続し、あるいは図6で示すように、各
色を混ぜて直列結合した上、それらを電源19に並列接
続してある。21は点灯スイッチである。なお、これら
の図において発光素子30を交流電源に接続したものを
示したが、電源としてバッテリを使用するときは電流の
方向をバッテリの極性に合わせることが必要なことは当
然のことである。
【0009】図9、図10は前照灯20の他の態様を示
す。こゝで発光素子30は図10で示すように、二輪車
10の前面をなす前フォーク14、操向ハンドル15な
どの長手部材の前面に取り付けられた支持枠たる枠体3
7に、前面の凸レンズ32を露出させた状態で支持され
る。これら発光素子30の光軸は図3で示すように、路
面の一点に集中させてある。かくて、前照灯20は発光
部が広く分散されるから、路面を照射する明るさを減じ
ることなく、対向車に与える眩しさを減じることができ
る。また、長手部材14、15に取り付けられた発光素
子30は、対向車の大きさや形状を運転者に視認させる
から事故が起こり難くなる。
す。こゝで発光素子30は図10で示すように、二輪車
10の前面をなす前フォーク14、操向ハンドル15な
どの長手部材の前面に取り付けられた支持枠たる枠体3
7に、前面の凸レンズ32を露出させた状態で支持され
る。これら発光素子30の光軸は図3で示すように、路
面の一点に集中させてある。かくて、前照灯20は発光
部が広く分散されるから、路面を照射する明るさを減じ
ることなく、対向車に与える眩しさを減じることができ
る。また、長手部材14、15に取り付けられた発光素
子30は、対向車の大きさや形状を運転者に視認させる
から事故が起こり難くなる。
【0010】
【発明の効果】以上のように、請求項1の発明によれ
ば、三原色をなす発光素子30の種類と数とを適宜に組
み合わせることにより、前照灯に必要な光色が得られ、
かつ、前方からは数種の色を同時に発光させるから、そ
の配置によって発光時の前照灯を美麗に構成することが
できる。請求項2の発明によれば、多数の発光素子から
発せられる光は所定の受光面上に同芯かつ同大の照明と
して投射され、所定の光色と光量、および照明域とを得
ることができる。請求項3の発明によれば、前照灯は支
持枠に支持された発光素子によって構成される。また、
発光素子は凸レンズが支持枠から露出しているから従来
の前照灯における前面レンズを必要としない。請求項
4、請求項5の発明によれば、発光素子30は車両の長
手部材の長手方向に沿って配置されるから、発光素子3
0が発光すれば長手部材の形と大きさが前方より視認で
き、対向車の運転者にその車両の大きさを視認させるこ
とができる。二輪車の場合は長手部材として操向ハンド
ルと前フォークとは車両を認識させるのに好適な形状を
している。
ば、三原色をなす発光素子30の種類と数とを適宜に組
み合わせることにより、前照灯に必要な光色が得られ、
かつ、前方からは数種の色を同時に発光させるから、そ
の配置によって発光時の前照灯を美麗に構成することが
できる。請求項2の発明によれば、多数の発光素子から
発せられる光は所定の受光面上に同芯かつ同大の照明と
して投射され、所定の光色と光量、および照明域とを得
ることができる。請求項3の発明によれば、前照灯は支
持枠に支持された発光素子によって構成される。また、
発光素子は凸レンズが支持枠から露出しているから従来
の前照灯における前面レンズを必要としない。請求項
4、請求項5の発明によれば、発光素子30は車両の長
手部材の長手方向に沿って配置されるから、発光素子3
0が発光すれば長手部材の形と大きさが前方より視認で
き、対向車の運転者にその車両の大きさを視認させるこ
とができる。二輪車の場合は長手部材として操向ハンド
ルと前フォークとは車両を認識させるのに好適な形状を
している。
【図1】この発明の一実施例を示すもので、前照灯20
の正面図である。
の正面図である。
【図2】そのII−II断面図である。
【図3】その要部の拡大断面図である。
【図4】受光面上に投射された色光を表す正面図であ
る。
る。
【図5】点灯回路を示す回路図である。
【図6】点灯回路の他の例を示す回路図である。
【図7】電動支援自転車の側面図である。
【図8】その正面図である。
【図9】操向ハンドルの正面図である。
【図10】そのX−X断面である。
10・・・・電動支援自転車 11・・・・
前輪 12・・・・後輪 13・・・・
車体フレーム 14・・・・前フォーク 15・・・・
操向ハンドル 16・・・・前照灯 17・・・・
荷物キャリヤ 18・・・・足踏みペダル 19・・・・
バッテリケース 20・・・・前照灯 21・・・・
点灯スイッチ 30・・・・発光素子 31・・・・
導線 32・・・・凸レンズ 33・・・
・電極 34・・・・電子基板 35・・・・
ケース(支持枠) 36・・・・取付け孔 37・・・・
枠体(支持枠)
前輪 12・・・・後輪 13・・・・
車体フレーム 14・・・・前フォーク 15・・・・
操向ハンドル 16・・・・前照灯 17・・・・
荷物キャリヤ 18・・・・足踏みペダル 19・・・・
バッテリケース 20・・・・前照灯 21・・・・
点灯スイッチ 30・・・・発光素子 31・・・・
導線 32・・・・凸レンズ 33・・・
・電極 34・・・・電子基板 35・・・・
ケース(支持枠) 36・・・・取付け孔 37・・・・
枠体(支持枠)
Claims (5)
- 【請求項1】発光面を凸レンズとした発光素子の複数個
を略同方向へ向けて整列させ、それらによって三原色を
なす数種の光を発光する発光素子の群を形成してなる車
両の前照灯装置。 - 【請求項2】請求項1において、前記複数個の発光素子
の凸レンズは大略同一の焦点距離に設定されている車両
の前照灯装置。 - 【請求項3】発光面を凸レンズとした発光素子の複数個
を支持枠に支持し、それら発光素子のレンズを支持枠か
ら露出させ、その光軸を大略一点に集合させて構成し、
その焦点距離を大略一致させて構成した灯火を含む車両
の前照灯装置。 - 【請求項4】発光面を凸レンズとした発光素子の複数個
を車両の長手部材に、その長手方向に沿わせて取り付
け、前記凸レンズの光軸を大略一点に集合させて構成さ
れる灯火を備えた車両の前照灯装置。 - 【請求項5】請求項4において、前記車両は二輪車であ
り、その長手部材は二輪車の長手部材である車両の前照
灯装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP35325896A JPH10228803A (ja) | 1996-12-16 | 1996-12-16 | 車両の前照灯装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP35325896A JPH10228803A (ja) | 1996-12-16 | 1996-12-16 | 車両の前照灯装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH10228803A true JPH10228803A (ja) | 1998-08-25 |
Family
ID=18429620
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP35325896A Pending JPH10228803A (ja) | 1996-12-16 | 1996-12-16 | 車両の前照灯装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH10228803A (ja) |
Cited By (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2003072618A (ja) * | 2001-09-03 | 2003-03-12 | Honda Motor Co Ltd | 車両用led灯火装置 |
EP1388461A2 (en) | 2002-08-07 | 2004-02-11 | Denso Corporation | Lighting device for a vehicle and method for controlling light distribution of the lighting device |
JP2005329737A (ja) * | 2004-05-18 | 2005-12-02 | Ichinomiya Denki:Kk | 自転車用ランプ、及び自転車照明システム |
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