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JPH10225900A - 断裁機 - Google Patents

断裁機

Info

Publication number
JPH10225900A
JPH10225900A JP4292497A JP4292497A JPH10225900A JP H10225900 A JPH10225900 A JP H10225900A JP 4292497 A JP4292497 A JP 4292497A JP 4292497 A JP4292497 A JP 4292497A JP H10225900 A JPH10225900 A JP H10225900A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
knife
cutting
electric energy
thickness
unit
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP4292497A
Other languages
English (en)
Inventor
Akira Okabe
岡部  明
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Fujifilm Business Innovation Corp
Original Assignee
Fuji Xerox Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Fuji Xerox Co Ltd filed Critical Fuji Xerox Co Ltd
Priority to JP4292497A priority Critical patent/JPH10225900A/ja
Publication of JPH10225900A publication Critical patent/JPH10225900A/ja
Pending legal-status Critical Current

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  • Nonmetal Cutting Devices (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 被断裁物の厚みにかかわらず、断裁時のナイ
フに作用する断裁抵抗に基づいてナイフ刃先の状態を正
確に認識できるようにした断裁機を提供する。 【解決手段】 被断裁物である冊子10が搬送される冊
子搬送路8と、冊子搬送路8上に設けられて冊子10を
位置決めするゲート1と、冊子10の先端部をゲート1
に突き当てる搬送ロール7と、ナイフ2を上下方向に駆
動するモータ3と、モータ3の消費電力を測定する計測
機4と、冊子10を構成する用紙の枚数nに関する情報
を受け取って記憶する記憶部6と、記憶部6に記憶され
た用紙枚数nと前記計測機4によって計測されたモータ
3の消費電力Pとに基づいてナイフ2の刃先の状態を判
定する判定部5とを設けた。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、冊子等の被断裁物
を断裁する断裁機に係り、特に、ナイフ刃先の状態を正
確かつ速やかに認識できるようにした断裁機に関する。
さらに具体的にいえば、ナイフ刃先が摩耗しているか否
か、あるいは刃こぼれしているか否かを正確かつ速やか
に認識できるようにした断裁機に関する。
【0002】
【従来の技術】冊子等の被断裁物を断裁する断裁機とし
て種々のものが提案されてきたが、この種の断裁機で
は、断裁時のナイフが受ける抵抗(以下、断裁抵抗と表
現する)が過大であるとナイフの刃先が急速に摩耗ある
いは破損等してナイフの寿命を縮めてしまう。このた
め、ナイフの取替え時期は正確かつ速やかに認識する必
要があり、従来は刃先に指を当てるなどして人為的に確
認していた。
【0003】しかしながら、このような確認方法は危険
であるのみならず、ナイフの切れ味を定量的に認識する
ことができないので正確な認識が難しく、取替え時期を
見逃してしまうと断裁不良が多発してしまうという問題
があった。
【0004】このような問題点を解決するために、例え
ば実開昭62−159298号公報では、断裁時のナイ
フに作用する断裁抵抗を検出するための付加検出器を設
け、この検出値に基づいてナイフの取替え時期を認識で
きるようにした断裁機が提案されている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】断裁時のナイフに作用
する断裁抵抗は、ナイフ刃先の状態(切れ味や刃こぼれ
の有無等)のみならず被断裁物の厚みによっても異な
る。しかしながら、上記した従来技術では被断裁物の厚
みが考慮されていなかったため、被断裁物の厚みが一定
ではないとナイフの切れ味を正確に認識することができ
ないという問題があった。例えば、極端な例ではある
が、ナイフに刃こぼれがあって断裁抵抗が上昇しても、
被断裁物が薄いために断裁抵抗が絶対値として小さけれ
ば刃こぼれを検出できないという問題があった。
【0006】本発明の目的は、上記した従来技術の問題
点を解決し、被断裁物の厚みにかかわらず、断裁時のナ
イフに作用する断裁抵抗に基づいてナイフ刃先の状態を
正確に認識できるようにした断裁機を提供することにあ
る。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記した目的を達成する
ために、本発明の断裁機は、電気エネルギを供給されて
断裁用のナイフを駆動する駆動手段と、被断裁物の厚み
を代表する情報を提供する厚み情報出力手段と、前記駆
動手段で消費される電気エネルギを計測する計測手段
と、前記出力された厚み情報と前記計測された電気エネ
ルギとに基づいてナイフの刃先の状態を判定する判定手
段とを具備した点に特徴がある。
【0008】上記した構成によれば、断裁抵抗を代表す
るモータの消費電力に基づいてナイフ刃先の状態の判断
する際に冊子厚が考慮されるので、断裁しようとする冊
子の厚みにかかわらず、ナイフ刃先の状態を断裁抵抗に
基づいて正確に認識できるようになる。
【0009】
【発明の実施の形態】以下、図面を参照して本発明を詳
細に説明する。図1は、本発明の断裁機が適用される冊
子編集システムの構成を示した図であり、上位装置から
転送される画情報を記録用紙にプリントするプリンタ5
0と、プリンタ50から順次排出される記録用紙を積み
重ねて二つ折りにし、更にホッチキス等で固定して冊子
状に加工する冊子作成機60と、冊子の不要部分を切り
落とす断裁機70とによって構成されている。
【0010】図2は、本発明の第1実施形態である前記
断裁機70の構成を示した側面図(制御系の主要部のブ
ロック図を含む)であり、被断裁物である冊子10が搬
送される冊子搬送路8と、冊子搬送路8上に設けられて
冊子10を位置決めするゲート1と、冊子10の先端部
をゲート1に突き当てる搬送ロール7と、ナイフ2を上
下方向に駆動するモータ3と、モータ3の消費電力を測
定する計測機4と、冊子10の厚み情報として用紙枚数
nを前記プリンタ50から受け取って記憶する記憶部6
と、記憶部6に記憶された用紙枚数nと前記計測機4に
よって計測されたモータ3の消費電力Pとに基づいてナ
イフ2の刃先の状態を判定する判定部5とによって構成
されている。
【0011】このような構成の断裁機において、切断さ
れる端面と反対側の端面を先頭にして搬送路8上を搬送
されてきた冊子10は、予め冊子10の切断位置に合わ
せて設けられたゲート1に突き当たった状態で停止す
る。搬送ロール7は、冊子10がゲート1に突き当たっ
て位置決めされた時点で停止する。冊子10が位置決め
されるとモータ3が付勢されて断裁が開始されるが、こ
のときのモータ3の消費電力Pは計測機4で計測され
る。この消費電力Pは、例えばモータ3の界磁コイルに
流れる電流と端子電圧とに基づいて計測することができ
る。
【0012】ここで、冊子10の厚みtと、この冊子1
0を断裁する際にモータ3で消費される電力Pとの関係
は、図3に実線で示したような比例関係にある。両者の
比例関係はナイフ2の切れ味が悪くなるにしたがって図
中矢印方向へ徐々にシフトし、例えば破線で示した比例
関係にまで至るとナイフ2を取替える必要がある。そこ
で、判定部5は、記憶部6に記憶された用紙枚数nに基
づいて冊子厚t(n)を求め、この冊子を断裁する際の
消費電力Pが、前記破線の比例関係で与えられる基準電
力Pref を越えていれば、ナイフ2の取替えを促すメッ
セージ信号S1を出力する。
【0013】図4は、前記判定部5の構成の一例を示し
たブロック図である。冊子厚演算部53は、前記記憶部
6に記憶された用紙枚数nと予め登録された用紙厚に基
づいて当該冊子10の厚みt(n)を演算する。関数関
係記憶部51には、前記図3に関して説明した冊子厚t
と消費電力Pとの関係に基づいて、ナイフ刃先が摩耗し
て切れ味が低下したり、あるいは刃こぼれや刃欠けが生
じたと判断できる消費電力の基準値Pref が冊子厚tの
関数としてデータテーブル形式で記憶されている。基準
電力抽出部52は、前記冊子厚演算部53によって演算
された冊子厚t(n)をパラメータとして関数関係記憶
部51を検索し、この冊子厚t(n)に対応した基準消
費電力Pref(n)を抽出する。比較部54は、前記計測機
4によって計測された実際の消費電力Pと前記基準消費
電力Pref(n)とを比較し、消費電力Pが前記基準消費電
力Pref(n)を越えるとナイフの交換を促すメッセージ信
号S1を出力する。
【0014】本実施形態によれば、ナイフ刃先の状態の
判断材料となるモータの消費電力Pに関する基準値Pre
f が冊子厚tごとに定められているので、断裁しようと
する冊子の厚みにかかわらず、ナイフの断裁抵抗に基づ
いてナイフ刃先の状態を正確に認識できるようになる。
【0015】ところで、上記した本発明の第1実施形態
では、冊子厚tがその記録用紙の枚数nに基づいて一義
的に定まるものとして説明したが、冊子厚tは枚数nの
みならず各用紙の厚みによっても変化する。したがっ
て、異なった厚みの用紙が使用されると冊子厚tを正確
に求めることができず、その結果、モータでの消費電力
に基づいて認識されたナイフ刃先の状態が実際の状態と
は異なってしまう場合がある。そこで、次に説明する本
発明の第2実施形態では、冊子を構成する用紙の厚みに
かかわらずナイフ刃先の状態を正確に認識できるように
している。
【0016】図5は、本発明の第2実施形態である断裁
機の構成を示した図であり、前記と同一の符号は同一ま
たは同等部分を表している。本実施形態では、冊子10
の厚みtを測定するセンサ9を設け、判定部5aでは、
図6に示したように、基準電力抽出部52が冊子厚の実
測値tに基づいて関数関係記憶部51を検索するように
した。本実施形態によれば、冊子10を構成する用紙の
厚みにかかわらず、断裁抵抗に基づいてナイフ刃先の状
態を正確に認識できるようになる。
【0017】一方、ナイフ刃先が摩耗して切れ味が低下
しても、断裁中にモータがロックしてしまう程でなけれ
ば、これが被断裁物に与える影響は少なく、切断面が多
少けばだつ程度である。しかしながら、刃こぼれや欠け
が生じると切断面が汚くなってしまうため、刃こぼれ等
は確実かつ速やかに検出する必要がある。そこで、次に
説明する本発明の第3実施形態では、刃こぼれや欠けを
直ちに検出できるようにしている。
【0018】図7は、本発明の第3実施形態である断裁
機の構成を示した図であり、前記と同一の符号は同一ま
たは同等部分を表している。本実施形態では、計測機4
によって計測された今回のモータ3の消費電力と前回の
それとを比較し、両者の差が予定値以上になると刃こぼ
れ等が生じた旨のメッセージ信号S2を出力する刃こぼ
れ等検出部12を設けた点に特徴がある。本実施形態に
よれば、ナイフの刃こぼれや欠けを確実かつ速やかに検
出できるようになる。
【0019】
【発明の効果】上記したように、本発明によれば、ナイ
フ刃先の状態の判断材料となるモータの消費電力Pに関
する基準値Pref が冊子厚tごとに定められているの
で、断裁しようとする冊子の厚みにかかわらず、ナイフ
の断裁抵抗に基づいてナイフ刃先の状態を正確に認識で
きるようになる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の断裁機が適用される冊子編集システ
ムの構成を示した図である。
【図2】 本発明の第1実施形態の構成を示した図であ
る。
【図3】 冊子厚tとモータでの消費電力Pとの関係を
示した図である。
【図4】 図2の判定部5の構成の一例を示したブロッ
ク図である。
【図5】 本発明の第2実施形態の構成を示した図であ
る。
【図6】 図5の判定部5aの構成の一例を示したブロ
ック図である。
【図7】 本発明の第3実施形態の構成を示した図であ
る。
【符号の説明】
1…ゲート、2…ナイフ、3…モータ、4…計測機、
5、5a…判定部、6…記憶部、7…搬送ロール、8…
冊子搬送路、9…センサ、10…冊子、70…断裁機

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 被断裁物を断裁するナイフと、 電気エネルギを供給されて前記ナイフを駆動する駆動手
    段と、 被断裁物の厚みを代表する情報を提供する厚み情報出力
    手段と、 前記駆動手段で消費される電気エネルギを計測する計測
    手段と、 前記出力された厚み情報と前記計測された電気エネルギ
    とに基づいてナイフの刃先の状態を判定する判定手段と
    を具備したことを特徴とする断裁機。
  2. 【請求項2】 前記判定手段は、 ナイフの刃先が予定の状態にある場合の、前記被断裁物
    の厚みと前記駆動手段で消費される電気エネルギとの関
    数関係を記憶した記憶手段と、 前記出力された厚み情報に対応した電気エネルギを前記
    記憶手段から抽出する抽出手段と、 前記抽出された電気エネルギと前記計測された電気エネ
    ルギとを比較する比較手段とによって構成され、 前記刃先の状態は、前記比較手段による比較結果に基づ
    いて判定されることを特徴とする請求項1に記載の断裁
    機。
  3. 【請求項3】 前記予定の状態は、ナイフの切れ味が落
    ちたと認められる状態、刃先に刃こぼれが生じたと認め
    られる状態、および刃欠けが生じたと認められる状態の
    いずれかであることを特徴とする請求項2に記載の断裁
    機。
  4. 【請求項4】 前記厚み情報出力手段は、別途入力され
    る厚み情報を記憶する記憶手段であることを特徴とする
    請求項1または2に記載の断裁機。
  5. 【請求項5】 前記厚み情報出力手段は、被断裁物の厚
    みを検出して検出結果に応じた信号を出力するセンサで
    あることを特徴とする請求項1または2に記載の断裁
    機。
  6. 【請求項6】 被断裁物を断裁するナイフと、 電気エネルギを供給されて前記ナイフを駆動する駆動手
    段と、 前記駆動手段で消費される電気エネルギを計測する計測
    手段と、 前記計測手段によって今回の断裁時に計測された電気エ
    ネルギと前回の断裁時に計測された電気エネルギとを比
    較してナイフ刃先の状態を判定する判定手段とを具備し
    たことを特徴とする断裁機。
JP4292497A 1997-02-12 1997-02-12 断裁機 Pending JPH10225900A (ja)

Priority Applications (1)

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JP4292497A JPH10225900A (ja) 1997-02-12 1997-02-12 断裁機

Applications Claiming Priority (1)

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JP4292497A JPH10225900A (ja) 1997-02-12 1997-02-12 断裁機

Publications (1)

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JPH10225900A true JPH10225900A (ja) 1998-08-25

Family

ID=12649580

Family Applications (1)

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JP4292497A Pending JPH10225900A (ja) 1997-02-12 1997-02-12 断裁機

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JP (1) JPH10225900A (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2005028314A1 (ja) * 2003-09-24 2005-03-31 Tetra Laval Holdings & Finance S.A. 包装充填装置及び包材切断装置
JP2019503873A (ja) * 2015-12-18 2019-02-14 テトラ ラバル ホールディングス アンド ファイナンス エス エイ 充填機用切断ナイフ監視システム

Cited By (3)

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US7484341B2 (en) 2003-09-24 2009-02-03 Tetra Laval Holdings & Finance S.A. Packaging and filling apparatus and packaging material cutting device
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