JPH10223916A - 光検出器及び受光モジュール - Google Patents
光検出器及び受光モジュールInfo
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- JPH10223916A JPH10223916A JP9041701A JP4170197A JPH10223916A JP H10223916 A JPH10223916 A JP H10223916A JP 9041701 A JP9041701 A JP 9041701A JP 4170197 A JP4170197 A JP 4170197A JP H10223916 A JPH10223916 A JP H10223916A
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 光検出器及び受光モジュールにおいて、受光
レンズの軸外収差の影響を低減して、良好な結像を得る
と共に、受光視野を広くする。 【解決手段】 受光素子4と、検出対象物2からの反射
光を集光するための受光レンズ(集光素子)3と、前記
受光レンズ3と受光素子4の間に配置されたファイバフ
ェイスプレート(光ファイバ束)11とを備えた光検出
器10において、前記ファイバフェイスプレート11の
受光レンズ3と対向する側の端面を、前記受光レンズ4
によって生成される検出対象物2の結像面の湾曲に一致
させた曲面形状に成形し、前記ファイバフェイスプレー
ト11の受光素子4側の端面を受光素子4の表面に取り
付ける。
レンズの軸外収差の影響を低減して、良好な結像を得る
と共に、受光視野を広くする。 【解決手段】 受光素子4と、検出対象物2からの反射
光を集光するための受光レンズ(集光素子)3と、前記
受光レンズ3と受光素子4の間に配置されたファイバフ
ェイスプレート(光ファイバ束)11とを備えた光検出
器10において、前記ファイバフェイスプレート11の
受光レンズ3と対向する側の端面を、前記受光レンズ4
によって生成される検出対象物2の結像面の湾曲に一致
させた曲面形状に成形し、前記ファイバフェイスプレー
ト11の受光素子4側の端面を受光素子4の表面に取り
付ける。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は光検出器及び受光モ
ジュールに関する。特に、アクティブ光電センサやパッ
シブ光電センサに用いられ、ファイバフェイスプレート
等の光ファイバ束を備えた光検出器及び受光モジュール
に関する。
ジュールに関する。特に、アクティブ光電センサやパッ
シブ光電センサに用いられ、ファイバフェイスプレート
等の光ファイバ束を備えた光検出器及び受光モジュール
に関する。
【0002】
【従来の技術】(第1の従来例)図1は従来例による光
検出器1を示す図である。この光検出器1にあっては、
検出対象物2からの反射光を受光レンズ(両凸レンズ)
3によって結像し、平な受光面4aを有する受光素子4
によって受光するようになっている。
検出器1を示す図である。この光検出器1にあっては、
検出対象物2からの反射光を受光レンズ(両凸レンズ)
3によって結像し、平な受光面4aを有する受光素子4
によって受光するようになっている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記従
来例による光検出器1にあっては、受光レンズ3の軸外
収差の影響で、結像面5が湾曲しているので、平な受光
面4aに結像面5を一致させることができず、受光面4
aに像を結像させることができない。また、受光面4a
の周縁の像がボケて有効となる受光面積が小さくなり、
その分受光視野が狭くなっている。受光レンズ3の収差
を小さくするには、受光レンズ系を組みレンズとしなけ
ればならない。ところが、組みレンズは設計が困難で高
価となってしまう。
来例による光検出器1にあっては、受光レンズ3の軸外
収差の影響で、結像面5が湾曲しているので、平な受光
面4aに結像面5を一致させることができず、受光面4
aに像を結像させることができない。また、受光面4a
の周縁の像がボケて有効となる受光面積が小さくなり、
その分受光視野が狭くなっている。受光レンズ3の収差
を小さくするには、受光レンズ系を組みレンズとしなけ
ればならない。ところが、組みレンズは設計が困難で高
価となってしまう。
【0004】ところで、一般に、受光面4aの大きな受
光素子4は雑音が大きく高価であることから、受光面4
aの小さい受光素子4を用いることが望ましい。また、
受光視野を広げるには、長焦点レンズに比べて結像面積
の小さい短焦点の受光レンズ3を用いることが好まし
い。ところが、短焦点のレンズは設計が困難で高価であ
ることから、コストパフォーマンスを優先して、長焦点
の受光レンズ3が用いられている。このように、光検出
器1を安価に製作しようとすれば、長焦点の受光レンズ
3による広範囲に広がった像を小さな受光面4aで受光
することになるので、受光視野が十分に広くとれないと
いう問題があった。
光素子4は雑音が大きく高価であることから、受光面4
aの小さい受光素子4を用いることが望ましい。また、
受光視野を広げるには、長焦点レンズに比べて結像面積
の小さい短焦点の受光レンズ3を用いることが好まし
い。ところが、短焦点のレンズは設計が困難で高価であ
ることから、コストパフォーマンスを優先して、長焦点
の受光レンズ3が用いられている。このように、光検出
器1を安価に製作しようとすれば、長焦点の受光レンズ
3による広範囲に広がった像を小さな受光面4aで受光
することになるので、受光視野が十分に広くとれないと
いう問題があった。
【0005】本発明は叙上の従来例の欠点に鑑みてなさ
れたものであり、その目的とするところは、光検出器及
び受光モジュールにおいて、受光レンズの軸外収差の影
響を低減して、受光視野を広くすることにある。
れたものであり、その目的とするところは、光検出器及
び受光モジュールにおいて、受光レンズの軸外収差の影
響を低減して、受光視野を広くすることにある。
【0006】
【発明の開示】請求項1に記載の光検出器は、受光素子
と、検出対象物からの反射光を集光するための集光素子
と、前記集光素子と受光素子の間に配置された光ファイ
バ束とを備え、前記光ファイバ束の集光素子と対向する
側の端面は、前記集光素子によって生成される検出対象
物の結像面の湾曲に応じた曲面に形成され、前記光ファ
イバ束の受光素子側の端面は受光素子の表面に取り付け
られていることを特徴としている。ここで、集光素子と
は、例えば、1又は2以上の凸レンズ、凹レンズ、凸面
鏡、凹面鏡等である。
と、検出対象物からの反射光を集光するための集光素子
と、前記集光素子と受光素子の間に配置された光ファイ
バ束とを備え、前記光ファイバ束の集光素子と対向する
側の端面は、前記集光素子によって生成される検出対象
物の結像面の湾曲に応じた曲面に形成され、前記光ファ
イバ束の受光素子側の端面は受光素子の表面に取り付け
られていることを特徴としている。ここで、集光素子と
は、例えば、1又は2以上の凸レンズ、凹レンズ、凸面
鏡、凹面鏡等である。
【0007】請求項1に記載の光検出器にあっては、光
ファイバ束の集光素子側の端面が、集光素子によって生
成される検出対象物の結像面の湾曲に応じた曲面に形成
されているから、検出対象物の像が収差によって湾曲し
ている場合であっても、光ファイバ束の集光素子側の端
面に、検出対象物の像を結像させることができる。さら
に、光ファイバ束の受光素子側の端面が受光素子の表面
に取り付けられているので、集光素子側の端面に結像さ
れた光が、光ファイバ束の光ファイバ内を伝送し、受光
素子に光結合する。このとき、受光素子の表面に結合す
る光は、光軸外においても、ボケることなくシャープな
像となる。
ファイバ束の集光素子側の端面が、集光素子によって生
成される検出対象物の結像面の湾曲に応じた曲面に形成
されているから、検出対象物の像が収差によって湾曲し
ている場合であっても、光ファイバ束の集光素子側の端
面に、検出対象物の像を結像させることができる。さら
に、光ファイバ束の受光素子側の端面が受光素子の表面
に取り付けられているので、集光素子側の端面に結像さ
れた光が、光ファイバ束の光ファイバ内を伝送し、受光
素子に光結合する。このとき、受光素子の表面に結合す
る光は、光軸外においても、ボケることなくシャープな
像となる。
【0008】しかして、湾曲した像を光ファイバ束によ
り平面的な像に変換した後、受光素子により受光させる
ことができる。そして、集光素子の軸外収差の影響が低
減されるため、受光素子の全表面において良好な受光像
を得て受光視野を最大限に確保することが可能になると
共に、安価なコストで結像性の良好な光検出器を製作す
ることができる。また、受光素子上に光スポットを結像
させる場合、結像位置に拘らず、ボケの少ない均一なス
ポット径を得ることができるので、受光素子にPSD
(位置検出素子)やCCD(charge coupled devic
e)を用いる場合、測定精度が向上するといった優れた
特徴がある。
り平面的な像に変換した後、受光素子により受光させる
ことができる。そして、集光素子の軸外収差の影響が低
減されるため、受光素子の全表面において良好な受光像
を得て受光視野を最大限に確保することが可能になると
共に、安価なコストで結像性の良好な光検出器を製作す
ることができる。また、受光素子上に光スポットを結像
させる場合、結像位置に拘らず、ボケの少ない均一なス
ポット径を得ることができるので、受光素子にPSD
(位置検出素子)やCCD(charge coupled devic
e)を用いる場合、測定精度が向上するといった優れた
特徴がある。
【0009】請求項2に記載の実施態様は、請求項1記
載の光検出器において、前記光ファイバ束は、集光素子
側で束径が比較的太く、受光素子側で束径が比較的細く
なっていることを特徴としている。
載の光検出器において、前記光ファイバ束は、集光素子
側で束径が比較的太く、受光素子側で束径が比較的細く
なっていることを特徴としている。
【0010】請求項2に記載の光検出器にあっては、光
ファイバ束が集光素子側で太くなっているので同一の受
光面積の受光素子を用いて大きな受光視野を得ることが
できると共に、受光視野を広くするために高価な短焦点
の集光素子を必要としないから、安価なコストで受光視
野の広い光検出器を製作することができる。
ファイバ束が集光素子側で太くなっているので同一の受
光面積の受光素子を用いて大きな受光視野を得ることが
できると共に、受光視野を広くするために高価な短焦点
の集光素子を必要としないから、安価なコストで受光視
野の広い光検出器を製作することができる。
【0011】請求項3に記載の実施態様は、請求項1記
載の光検出器において、前記光ファイバ束を構成する光
ファイバが屈曲されていることを特徴としている。
載の光検出器において、前記光ファイバ束を構成する光
ファイバが屈曲されていることを特徴としている。
【0012】請求項3に記載の光検出器にあっては、光
ファイバを屈曲することによって光ファイバ束の形状を
自由に変更できるので、集光素子と受光素子の配置に対
する制約がなくなってフレキシビリティが向上する。さ
らに、光検出器を各種機器内の小さなスペースに組み込
むことが可能になり、アセンブリ性の向上によって各種
機器の小型化に寄与する。
ファイバを屈曲することによって光ファイバ束の形状を
自由に変更できるので、集光素子と受光素子の配置に対
する制約がなくなってフレキシビリティが向上する。さ
らに、光検出器を各種機器内の小さなスペースに組み込
むことが可能になり、アセンブリ性の向上によって各種
機器の小型化に寄与する。
【0013】請求項4に記載の実施態様は、請求項1記
載の光検出器において、前記光ファイバ束の光ファイバ
密度を光ファイバ束の中心部で粗く、外縁部で密にして
いることを特徴としている。
載の光検出器において、前記光ファイバ束の光ファイバ
密度を光ファイバ束の中心部で粗く、外縁部で密にして
いることを特徴としている。
【0014】請求項4に記載の光検出器にあっては、光
ファイバ束の光ファイバ密度が中心部で粗く外縁部で密
となっているから、集光素子により集光される光の光量
が光軸近辺ほど大きく光軸から外れるほど小さくなるこ
とによって、受光素子の受光面における光強度が不均一
となることを防止できる。
ファイバ束の光ファイバ密度が中心部で粗く外縁部で密
となっているから、集光素子により集光される光の光量
が光軸近辺ほど大きく光軸から外れるほど小さくなるこ
とによって、受光素子の受光面における光強度が不均一
となることを防止できる。
【0015】請求項5に記載の受光モジュールは、検出
対象物からの反射光を集光するための集光素子と、前記
集光素子に端面を対向配置された光ファイバ束とからな
り、前記光ファイバ束の集光素子と対向する側の端面
は、前記集光素子によって生成される検出対象物の結像
面の湾曲に応じた曲面に形成されていることを特徴とし
ている。
対象物からの反射光を集光するための集光素子と、前記
集光素子に端面を対向配置された光ファイバ束とからな
り、前記光ファイバ束の集光素子と対向する側の端面
は、前記集光素子によって生成される検出対象物の結像
面の湾曲に応じた曲面に形成されていることを特徴とし
ている。
【0016】請求項5に記載の受光モジュールにあって
は、光ファイバ束の集光素子側の端面が、集光素子によ
って生成される検出対象物の結像面の湾曲に応じた曲面
に形成されているから、集光素子の軸外収差の影響によ
って湾曲した像を、光ファイバ束の集光素子側の端面に
結像させ、湾曲した像を光ファイバの他方端面で平な像
に変換できるといった利点がある。
は、光ファイバ束の集光素子側の端面が、集光素子によ
って生成される検出対象物の結像面の湾曲に応じた曲面
に形成されているから、集光素子の軸外収差の影響によ
って湾曲した像を、光ファイバ束の集光素子側の端面に
結像させ、湾曲した像を光ファイバの他方端面で平な像
に変換できるといった利点がある。
【0017】
(第1の実施形態)図2は本発明の一実施形態によるア
クティブ光電センサ12の構成を示すブロック図であ
り、図3は同上のアクティブ光電センサ12に用いられ
る光検出器10を示す図である。
クティブ光電センサ12の構成を示すブロック図であ
り、図3は同上のアクティブ光電センサ12に用いられ
る光検出器10を示す図である。
【0018】光検出器10は、PSDやCCD等の受光
素子4と、検出対象物2からの反射光を集光するための
受光レンズ(集光素子)3と、前記受光レンズ3と受光
素子4の間に配置されたファイバフェイスプレート(光
ファイバ束)11とを備え、前記ファイバフェイスプレ
ート11の受光レンズ3と対向する側の端面は、前記受
光レンズ3によって生成される検出対象物2の結像面5
の湾曲に応じた曲面形状に成形され、前記ファイバフェ
イスプレート11の受光素子4側の端面は受光素子4の
表面に取り付けられている。
素子4と、検出対象物2からの反射光を集光するための
受光レンズ(集光素子)3と、前記受光レンズ3と受光
素子4の間に配置されたファイバフェイスプレート(光
ファイバ束)11とを備え、前記ファイバフェイスプレ
ート11の受光レンズ3と対向する側の端面は、前記受
光レンズ3によって生成される検出対象物2の結像面5
の湾曲に応じた曲面形状に成形され、前記ファイバフェ
イスプレート11の受光素子4側の端面は受光素子4の
表面に取り付けられている。
【0019】アクティブ光電センサ12は、投光回路1
4によって発光駆動される発光ダイオード等の発光素子
15と、発光素子15から出射される光ビームをコリメ
ート光に変換する投光レンズ16と、検出対象物2から
の反射光を受光する光検出器10と、光検出器10の受
光素子4から受光信号を取り出す受光回路17と、受光
信号に応じて検出対象物2までの距離を算出する演算制
御回路18とから構成されている。
4によって発光駆動される発光ダイオード等の発光素子
15と、発光素子15から出射される光ビームをコリメ
ート光に変換する投光レンズ16と、検出対象物2から
の反射光を受光する光検出器10と、光検出器10の受
光素子4から受光信号を取り出す受光回路17と、受光
信号に応じて検出対象物2までの距離を算出する演算制
御回路18とから構成されている。
【0020】アクティブ光電センサ12が検出動作を開
始すると、投光回路14の制御を受けて発光素子15が
発光し、その光は、投光レンズ16によってコリメート
され検出対象物2の検知方向に向けて照射される。検出
対象物2上で反射された反射光は、受光レンズ3によっ
てファイバフェイスプレート11の受光レンズ3側の端
面に結像され、受光素子4の受光面4a上に光結合す
る。さらに、受光回路17によって受光信号を得て、演
算制御回路18によって、以下の式に基づき検出対象物
2までの距離Lを求めるようになっている。 L=d・f/x d:基線長(投受光光軸間距離) f:受光レンズ3の焦点距離 x:受光軸3aと受光スポットとの距離
始すると、投光回路14の制御を受けて発光素子15が
発光し、その光は、投光レンズ16によってコリメート
され検出対象物2の検知方向に向けて照射される。検出
対象物2上で反射された反射光は、受光レンズ3によっ
てファイバフェイスプレート11の受光レンズ3側の端
面に結像され、受光素子4の受光面4a上に光結合す
る。さらに、受光回路17によって受光信号を得て、演
算制御回路18によって、以下の式に基づき検出対象物
2までの距離Lを求めるようになっている。 L=d・f/x d:基線長(投受光光軸間距離) f:受光レンズ3の焦点距離 x:受光軸3aと受光スポットとの距離
【0021】受光レンズ3は、両凸型の一枚レンズとさ
れている。軸外収差を小さくするには組みレンズを用い
るとよいが、組みレンズは設計が複雑で高価となるの
で、収差の大きい安価な受光レンズ3が用いられてい
る。この受光レンズ3の収差により、結像面5が湾曲し
ている。アクティブ光電センサ12の受光素子4にはP
SDやCCDが用いられているので、軸外収差の影響で
集光スポットが広がり、受光素子4の受光像がボケる
と、十分な測定精度が得られない。
れている。軸外収差を小さくするには組みレンズを用い
るとよいが、組みレンズは設計が複雑で高価となるの
で、収差の大きい安価な受光レンズ3が用いられてい
る。この受光レンズ3の収差により、結像面5が湾曲し
ている。アクティブ光電センサ12の受光素子4にはP
SDやCCDが用いられているので、軸外収差の影響で
集光スポットが広がり、受光素子4の受光像がボケる
と、十分な測定精度が得られない。
【0022】ファイバフェイスプレート11は、束ねら
れた多数の光ファイバ11aを、光ファイバ11aより
も屈折率が小さい樹脂バインダもしくは黒色の遮光性樹
脂バインダ等によってモールドしたものである。ファイ
バフェイスプレート11の受光レンズ3側の端面は、光
入射面となっており、受光素子4側の端面は光出射面と
なっている。
れた多数の光ファイバ11aを、光ファイバ11aより
も屈折率が小さい樹脂バインダもしくは黒色の遮光性樹
脂バインダ等によってモールドしたものである。ファイ
バフェイスプレート11の受光レンズ3側の端面は、光
入射面となっており、受光素子4側の端面は光出射面と
なっている。
【0023】光ファイバ11aは、全て同一径とされ、
ファイバフェイスプレート11の断面において隙間なく
一様に束ねられている。また、光入射面は、研磨加工等
によって検出対象物2の結像面5の湾曲に応じた曲面形
状に加工され、結像面5に合わせて配置されている。こ
れによって、ファイバフェイスプレート11の光入射面
上には検出対象物2の像がボケることなく結像される。
また、ファイバフェイスプレート11の受光素子4側の
端面(光出射面)が受光面4aに取り付けられているの
で、光入射面上に結像された検出対象物2のシャープな
像が受光面4aに光結合される。さらに、ファイバフェ
イスプレート11の任意の断面どうしは、光ファイバ1
1aの配置関係が相似になっており、光入射面の像が崩
れずに光出射面に伝達されるようになっている。
ファイバフェイスプレート11の断面において隙間なく
一様に束ねられている。また、光入射面は、研磨加工等
によって検出対象物2の結像面5の湾曲に応じた曲面形
状に加工され、結像面5に合わせて配置されている。こ
れによって、ファイバフェイスプレート11の光入射面
上には検出対象物2の像がボケることなく結像される。
また、ファイバフェイスプレート11の受光素子4側の
端面(光出射面)が受光面4aに取り付けられているの
で、光入射面上に結像された検出対象物2のシャープな
像が受光面4aに光結合される。さらに、ファイバフェ
イスプレート11の任意の断面どうしは、光ファイバ1
1aの配置関係が相似になっており、光入射面の像が崩
れずに光出射面に伝達されるようになっている。
【0024】しかして、ファイバフェイスプレート11
の光入射面に、検出対象物2の像が結像されると、結像
された光は、光ファイバ11a内を伝送し、受光面4a
に光結合する。このとき、受光面4aに入射する光はボ
ケることなくシャープな像となっている。
の光入射面に、検出対象物2の像が結像されると、結像
された光は、光ファイバ11a内を伝送し、受光面4a
に光結合する。このとき、受光面4aに入射する光はボ
ケることなくシャープな像となっている。
【0025】従って、受光レンズ3の軸外収差の影響を
低減して結像性の良好な光検出器10を得ることができ
る。また、光軸外の像がボケないのでその分有効な受光
視野が広がると共に、安価なコストで結像性の良好な光
検出器10を製作することができる。
低減して結像性の良好な光検出器10を得ることができ
る。また、光軸外の像がボケないのでその分有効な受光
視野が広がると共に、安価なコストで結像性の良好な光
検出器10を製作することができる。
【0026】さらに、ファイバフェイスプレート11に
より受光レンズ3の軸外収差の影響が低減されるので、
光軸外における受光面4aの集光スポットのボケが低減
し、受光像のコントラストが高まる。従って、光検出器
10をアクティブ光電センサ12に搭載し、検出対象物
2上の光軸3a外の点からの反射光をPSDやCCD等
の受光素子4に結像する場合、三角測距の原理に基づく
位置検出の測定精度が向上するといった優れた特徴があ
る。
より受光レンズ3の軸外収差の影響が低減されるので、
光軸外における受光面4aの集光スポットのボケが低減
し、受光像のコントラストが高まる。従って、光検出器
10をアクティブ光電センサ12に搭載し、検出対象物
2上の光軸3a外の点からの反射光をPSDやCCD等
の受光素子4に結像する場合、三角測距の原理に基づく
位置検出の測定精度が向上するといった優れた特徴があ
る。
【0027】(第2の実施形態)図4は本発明の別な実
施形態によるパッシブ光電センサ13の構成を示すブロ
ック図である。パッシブ光電センサ13は、受光素子4
にPSDやCCD等が用いられた光検出器10を2つ備
えており、検出対象物2からの反射光を2つの光検出器
10で同時に受光し、各受光回路17において各受光レ
ンズ3の光軸3aと受光面4aに結像した像の重心との
距離(x1,x2)の情報を得て、比較演算回路19によ
って検出対象物2までの距離Lを求めるようになってい
る。この場合の距離Lの算出は、以下の式によって行な
う。 L=f・d/(x1+x2) d:基線長(受光光軸間距離) f:受光レンズ3の焦点距離 x1,x2:受光軸3aと受光像の光重心との距離
施形態によるパッシブ光電センサ13の構成を示すブロ
ック図である。パッシブ光電センサ13は、受光素子4
にPSDやCCD等が用いられた光検出器10を2つ備
えており、検出対象物2からの反射光を2つの光検出器
10で同時に受光し、各受光回路17において各受光レ
ンズ3の光軸3aと受光面4aに結像した像の重心との
距離(x1,x2)の情報を得て、比較演算回路19によ
って検出対象物2までの距離Lを求めるようになってい
る。この場合の距離Lの算出は、以下の式によって行な
う。 L=f・d/(x1+x2) d:基線長(受光光軸間距離) f:受光レンズ3の焦点距離 x1,x2:受光軸3aと受光像の光重心との距離
【0028】図5はファイバフェイスプレート11の光
入射面が光軸3aに対し非対称となる例を示す図であ
る。光検出器10は、検出対象物2が受光レンズ3に対
して傾いているとき、結像面5が光軸3aに対して非対
称となる。従って、この場合、ファイバフェイスプレー
ト11の光入射面も結像面5に合わせて、光軸3aに対
し非対称に加工しなければならない。
入射面が光軸3aに対し非対称となる例を示す図であ
る。光検出器10は、検出対象物2が受光レンズ3に対
して傾いているとき、結像面5が光軸3aに対して非対
称となる。従って、この場合、ファイバフェイスプレー
ト11の光入射面も結像面5に合わせて、光軸3aに対
し非対称に加工しなければならない。
【0029】先に出願した特願平8−99049号に開
示されているように、受光素子4としてCCDを用い、
CCD上の像のコントラストにより対象物の像のエッジ
を抽出し、パターン認識や測距等を行なう場合、軸外収
差の影響でCCD上の像がボケると、コントラストが低
下し、測定精度が低下する。しかしながら、本実施形態
のパッシブ光電センサ13では、ファイバフェイスプレ
ート11の光入射面が結像面5に合わせて加工され、フ
ァイバフェイスプレート11の光出射面がCCD上に取
り付けられているので、CCD上の受光像がボケること
なくシャープな像となる。従って、パッシブ光電センサ
13の検出精度が向上し、誤測距を防止することができ
る。
示されているように、受光素子4としてCCDを用い、
CCD上の像のコントラストにより対象物の像のエッジ
を抽出し、パターン認識や測距等を行なう場合、軸外収
差の影響でCCD上の像がボケると、コントラストが低
下し、測定精度が低下する。しかしながら、本実施形態
のパッシブ光電センサ13では、ファイバフェイスプレ
ート11の光入射面が結像面5に合わせて加工され、フ
ァイバフェイスプレート11の光出射面がCCD上に取
り付けられているので、CCD上の受光像がボケること
なくシャープな像となる。従って、パッシブ光電センサ
13の検出精度が向上し、誤測距を防止することができ
る。
【0030】(第3の実施形態)図6は本発明の別な実
施形態による光検出器20を示す図である。この光検出
器20にあっては、ファイバフェイスプレート21は、
受光レンズ3側で束径が比較的太く、受光素子4側で束
径が比較的細くなっている。これによって、ファイバフ
ェイスプレート21の外形がテーパ形状となっている。
施形態による光検出器20を示す図である。この光検出
器20にあっては、ファイバフェイスプレート21は、
受光レンズ3側で束径が比較的太く、受光素子4側で束
径が比較的細くなっている。これによって、ファイバフ
ェイスプレート21の外形がテーパ形状となっている。
【0031】ファイバフェイスプレート21の受光素子
4側の断面は、各光ファイバ21aが隙間なく一様に束
ねられており、ファイバフェイスプレート21の受光レ
ンズ3側の断面は、各光ファイバ21aが一定の隙間を
もって一様に束ねられている。このように、ファイバフ
ェイスプレート21の外形を、受光レンズ3側で束径が
比較的太く受光素子4側で比較的細いテーパ状にするこ
とで、ファイバフェイスプレート21の光入射面上の像
を縮小して受光素子4の受光面4a上に伝達することが
できる。
4側の断面は、各光ファイバ21aが隙間なく一様に束
ねられており、ファイバフェイスプレート21の受光レ
ンズ3側の断面は、各光ファイバ21aが一定の隙間を
もって一様に束ねられている。このように、ファイバフ
ェイスプレート21の外形を、受光レンズ3側で束径が
比較的太く受光素子4側で比較的細いテーパ状にするこ
とで、ファイバフェイスプレート21の光入射面上の像
を縮小して受光素子4の受光面4a上に伝達することが
できる。
【0032】ところで、受光面4aの大きな受光素子4
ほど一般に雑音が大きくなり、コストも高くなるため、
より受光面4aの小さい受光素子4を用いることが好ま
しいが、光検出器20にファイバフェイスプレート21
を用いるならば、より受光面4aの小さな受光素子4を
用いることができる。
ほど一般に雑音が大きくなり、コストも高くなるため、
より受光面4aの小さい受光素子4を用いることが好ま
しいが、光検出器20にファイバフェイスプレート21
を用いるならば、より受光面4aの小さな受光素子4を
用いることができる。
【0033】一方、受光面4aの大きさが同じであると
すれば、ファイバフェイスプレート21の受光レンズ3
側の端面が見かけ上の受光面となっているので、受光面
積が広がり、それに伴って受光視野も広がる。なお、受
光面4aの大きさを変えずに受光視野を大きくするため
には、受光レンズ3を短焦点のレンズにしてもよいが、
このようなレンズは像の歪みが大きくなるために設計が
困難でコストが高くなり、しかも、軸外収差の影響を取
り除くことができない。
すれば、ファイバフェイスプレート21の受光レンズ3
側の端面が見かけ上の受光面となっているので、受光面
積が広がり、それに伴って受光視野も広がる。なお、受
光面4aの大きさを変えずに受光視野を大きくするため
には、受光レンズ3を短焦点のレンズにしてもよいが、
このようなレンズは像の歪みが大きくなるために設計が
困難でコストが高くなり、しかも、軸外収差の影響を取
り除くことができない。
【0034】このように、ファイバフェイスプレート2
1の外形がテーパ形状とされ、ファイバフェイスプレー
ト21の径が受光素子4側で細くなっているので、小さ
な受光面4aの受光素子4を用いて大きな受光視野を得
ることができる。あるいは、受光視野を広くするために
高価な短焦点の受光レンズ3を必要としないから、安価
なコストで受光視野の広い光検出器20を製作すること
ができるといった長所がある。
1の外形がテーパ形状とされ、ファイバフェイスプレー
ト21の径が受光素子4側で細くなっているので、小さ
な受光面4aの受光素子4を用いて大きな受光視野を得
ることができる。あるいは、受光視野を広くするために
高価な短焦点の受光レンズ3を必要としないから、安価
なコストで受光視野の広い光検出器20を製作すること
ができるといった長所がある。
【0035】(第4の実施形態)図7は本発明のさらに
別な実施形態による光検出器30を示す図である。この
光検出器30にあっては、ファイバフェイスプレート3
1が、光検出器30が組み込まれる機器の内装スペース
に合わせて屈曲されている。
別な実施形態による光検出器30を示す図である。この
光検出器30にあっては、ファイバフェイスプレート3
1が、光検出器30が組み込まれる機器の内装スペース
に合わせて屈曲されている。
【0036】ファイバフェイスプレート31を構成する
光ファイバ31aが内装スペースに合わせて屈曲されて
いるので、受光レンズ3と受光素子4の配置に対する制
約が緩和されてファイバフェイスプレート31のフレキ
シビリティが向上し、光検出器30を薄型化できる。さ
らに、光検出器30を各種機器内の小さなスペースに組
み込むことが可能になり、アセンブリ性の向上によって
各種機器の小型化に寄与することができるといった利点
がある。
光ファイバ31aが内装スペースに合わせて屈曲されて
いるので、受光レンズ3と受光素子4の配置に対する制
約が緩和されてファイバフェイスプレート31のフレキ
シビリティが向上し、光検出器30を薄型化できる。さ
らに、光検出器30を各種機器内の小さなスペースに組
み込むことが可能になり、アセンブリ性の向上によって
各種機器の小型化に寄与することができるといった利点
がある。
【0037】(第5の実施形態)図8は本発明のさらに
別な実施形態による光検出器に用いられるファイバフェ
イスプレート40を示す平面図である。このファイバフ
ェイスプレート40にあっては、ファイバフェイスプレ
ート40の光ファイバ密度が、その中心部で粗く、外縁
部で密になっている。但し、本実施形態によるファイバ
フェイスプレート40は、受光素子4がCCD等のよう
に複数の画素に分割された受光面を有するものであっ
て、1画素に複数の光ファイバ40aの出射光が結合さ
れる場合に有効となる。なお、図8中、42は光ファイ
バ40aをモールドしている遮光性樹脂である。
別な実施形態による光検出器に用いられるファイバフェ
イスプレート40を示す平面図である。このファイバフ
ェイスプレート40にあっては、ファイバフェイスプレ
ート40の光ファイバ密度が、その中心部で粗く、外縁
部で密になっている。但し、本実施形態によるファイバ
フェイスプレート40は、受光素子4がCCD等のよう
に複数の画素に分割された受光面を有するものであっ
て、1画素に複数の光ファイバ40aの出射光が結合さ
れる場合に有効となる。なお、図8中、42は光ファイ
バ40aをモールドしている遮光性樹脂である。
【0038】受光レンズ3によって集光される光は光軸
3a近辺ほど光量が大きく、光軸3aから外れるほど小
さくなっているため、ファイバフェイスプレート40の
光ファイバ40aの分布密度を中心ほど粗く、外縁に近
いほど密にすることによって、受光面4a上では光量を
均一に受光させることができる。これによって、像の重
心の偏りを軽減でき、測距精度が向上するようになって
いる。
3a近辺ほど光量が大きく、光軸3aから外れるほど小
さくなっているため、ファイバフェイスプレート40の
光ファイバ40aの分布密度を中心ほど粗く、外縁に近
いほど密にすることによって、受光面4a上では光量を
均一に受光させることができる。これによって、像の重
心の偏りを軽減でき、測距精度が向上するようになって
いる。
【0039】なお、本発明は上記実施形態に限定される
ものではなく、本発明の範囲内で変更できることはいう
までもない。例えば、図9は外形がテーパ形状となって
いるファイバフェイスプレート41を示す底面図であ
る。このように、外形がテーパ形状となっているファイ
バフェイスプレート41において、光ファイバ41aの
密度分布を中心ほど粗く、外縁に近いほど密にしてもよ
い。
ものではなく、本発明の範囲内で変更できることはいう
までもない。例えば、図9は外形がテーパ形状となって
いるファイバフェイスプレート41を示す底面図であ
る。このように、外形がテーパ形状となっているファイ
バフェイスプレート41において、光ファイバ41aの
密度分布を中心ほど粗く、外縁に近いほど密にしてもよ
い。
【0040】あるいは、ファイバフェイスプレートにお
ける各光ファイバの受光レンズ側の端面を光ファイバの
長さ方向に対して垂直な端面とし、この端面を湾曲した
結像面に沿って配置してもよい。この場合、光ファイバ
は、ファイバフェイスプレートの外縁に近いもの程、そ
の端面が光軸に対してより大きく傾けられており、結像
面の接平面内に端面が重なるように配置されている。従
って、ファイバフェイスプレートの光入射面は、ほぼ結
像面の湾曲に応じた曲面形状となり、ほぼ結像面に合わ
せて配置されている。これによって、ファイバフェイス
プレートの光入射面上には検出対象物の像がボケること
なく結像される。さらに、ファイバフェイスプレートの
光出射面が受光面に取り付けられているので、シャープ
な像が受光面に光結合される。
ける各光ファイバの受光レンズ側の端面を光ファイバの
長さ方向に対して垂直な端面とし、この端面を湾曲した
結像面に沿って配置してもよい。この場合、光ファイバ
は、ファイバフェイスプレートの外縁に近いもの程、そ
の端面が光軸に対してより大きく傾けられており、結像
面の接平面内に端面が重なるように配置されている。従
って、ファイバフェイスプレートの光入射面は、ほぼ結
像面の湾曲に応じた曲面形状となり、ほぼ結像面に合わ
せて配置されている。これによって、ファイバフェイス
プレートの光入射面上には検出対象物の像がボケること
なく結像される。さらに、ファイバフェイスプレートの
光出射面が受光面に取り付けられているので、シャープ
な像が受光面に光結合される。
【図1】図1は従来例による光検出器を示す図である。
【図2】本発明の一実施形態によるアクティブ光電セン
サの構成を示すブロック図である。
サの構成を示すブロック図である。
【図3】同上のアクティブ光電センサに用いられる光検
出器を示す図である。
出器を示す図である。
【図4】本発明の別な実施形態によるパッシブ光電セン
サの構成を示すブロック図である。
サの構成を示すブロック図である。
【図5】ファイバフェイスプレートの光入射面が光軸に
対し非対称となる例を示す図である。
対し非対称となる例を示す図である。
【図6】本発明のさらに別な実施形態による光検出器を
示す図である。
示す図である。
【図7】本発明のさらに別な実施形態による光検出器を
示す図である。
示す図である。
【図8】本発明のさらに別な実施形態による光検出器に
用いられるファイバフェイスプレートを示す平面図であ
る。
用いられるファイバフェイスプレートを示す平面図であ
る。
【図9】側面がテーパ形状となっているファイバフェイ
スプレートを示す底面図である。
スプレートを示す底面図である。
3 受光レンズ(集光素子) 4 受光素子 5 結像面 11,21,31,40,41 ファイバフェイスプレ
ート(光ファイバ束) 11a,21a,31a,40a,41a 光ファイバ
ート(光ファイバ束) 11a,21a,31a,40a,41a 光ファイバ
Claims (5)
- 【請求項1】 受光素子と、検出対象物からの反射光を
集光するための集光素子と、前記集光素子と受光素子の
間に配置された光ファイバ束とを備え、 前記光ファイバ束の集光素子と対向する側の端面は、前
記集光素子によって生成される検出対象物の結像面の湾
曲に応じた曲面に形成され、 前記光ファイバ束の受光素子側の端面は受光素子の表面
に取り付けられていることを特徴とする光検出器。 - 【請求項2】 前記光ファイバ束は、集光素子側で束径
が比較的太く、受光素子側で束径が比較的細くなってい
ることを特徴とする、請求項1に記載の光検出器。 - 【請求項3】 前記光ファイバ束を構成する光ファイバ
が屈曲されていることを特徴とする、請求項1に記載の
光検出器。 - 【請求項4】 前記光ファイバ束の光ファイバ密度を光
ファイバ束の中心部で粗く、外縁部で密にしていること
を特徴とする、請求項1に記載の光検出器。 - 【請求項5】 検出対象物からの反射光を集光するため
の集光素子と、前記集光素子に端面を対向配置された光
ファイバ束とからなり、 前記光ファイバ束の集光素子と対向する側の端面は、前
記集光素子によって生成される検出対象物の結像面の湾
曲に応じた曲面に形成されていることを特徴とする受光
モジュール。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP9041701A JPH10223916A (ja) | 1997-02-10 | 1997-02-10 | 光検出器及び受光モジュール |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP9041701A JPH10223916A (ja) | 1997-02-10 | 1997-02-10 | 光検出器及び受光モジュール |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH10223916A true JPH10223916A (ja) | 1998-08-21 |
Family
ID=12615738
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP9041701A Pending JPH10223916A (ja) | 1997-02-10 | 1997-02-10 | 光検出器及び受光モジュール |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH10223916A (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2009545108A (ja) * | 2006-07-21 | 2009-12-17 | オスラム ゲゼルシャフト ミット ベシュレンクテル ハフツング | 電子安定器を制御するための受光器を備える照明システム |
JP6368894B1 (ja) * | 2017-07-04 | 2018-08-01 | 雫石 誠 | 光電変換素子及び光学測定装置 |
-
1997
- 1997-02-10 JP JP9041701A patent/JPH10223916A/ja active Pending
Cited By (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2009545108A (ja) * | 2006-07-21 | 2009-12-17 | オスラム ゲゼルシャフト ミット ベシュレンクテル ハフツング | 電子安定器を制御するための受光器を備える照明システム |
JP6368894B1 (ja) * | 2017-07-04 | 2018-08-01 | 雫石 誠 | 光電変換素子及び光学測定装置 |
WO2019008842A1 (ja) * | 2017-07-04 | 2019-01-10 | 雫石 誠 | 光電変換素子及び光学測定装置 |
JP2019016769A (ja) * | 2017-07-04 | 2019-01-31 | 雫石 誠 | 光電変換素子及び光学測定装置 |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A977 | Report on retrieval |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 Effective date: 20041104 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20041109 |
|
A02 | Decision of refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02 Effective date: 20050308 |